JPH09192847A - 電気抵抗溶接機における部品供給管の磁気遮蔽装置 - Google Patents
電気抵抗溶接機における部品供給管の磁気遮蔽装置Info
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- JPH09192847A JPH09192847A JP3864396A JP3864396A JPH09192847A JP H09192847 A JPH09192847 A JP H09192847A JP 3864396 A JP3864396 A JP 3864396A JP 3864396 A JP3864396 A JP 3864396A JP H09192847 A JPH09192847 A JP H09192847A
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- supply pipe
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気抵抗溶接機の溶接電流用の電線の近傍に
部品供給装置の部品供給管が配置されていると、電線か
らの通電時の磁界によって、部品供給管内の部品移動に
支障が生じるという問題がある。 【解決手段】 電線9とその近傍にある部品供給管27
との間に磁気遮蔽部材32、34を介在させたものであ
る。
部品供給装置の部品供給管が配置されていると、電線か
らの通電時の磁界によって、部品供給管内の部品移動に
支障が生じるという問題がある。 【解決手段】 電線9とその近傍にある部品供給管27
との間に磁気遮蔽部材32、34を介在させたものであ
る。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、プロジェクショ
ン溶接やスポット溶接等の電気抵抗溶接機に組合わされ
ている部品供給装置を正常に作動させるような分野に属
するもので、とくに、部品供給装置の部品供給管に対す
る磁気的影響を除去するような分野に属している。
ン溶接やスポット溶接等の電気抵抗溶接機に組合わされ
ている部品供給装置を正常に作動させるような分野に属
するもので、とくに、部品供給装置の部品供給管に対す
る磁気的影響を除去するような分野に属している。
【0002】
【従来の技術】図1、図3および図4は、本願発明の実
施例であるが、この図を流用して従来の技術を説明する
と、ここにおける電気抵抗溶接機1はプロジェクション
溶接を行うものであり、本体2にエアシリンダ3が固定
され、そのピストンロッド4に通電基部材5が結合され
ており、それに可動電極6が固定されている。また、静
止側の通電基部材7が本体2に固定され、それに固定電
極8が取り付けられ、両電極6、8は同一軸線上に配置
されている。通電基部材5、7にはそれぞれ溶接電流用
の電線9、10が図示のごとく外部に露出した状態で結
線され、電線9は変圧器(図示していない)に電線10
はアース側に接続されている。以上のような溶接機はき
わめて一般的に使用されているものである。
施例であるが、この図を流用して従来の技術を説明する
と、ここにおける電気抵抗溶接機1はプロジェクション
溶接を行うものであり、本体2にエアシリンダ3が固定
され、そのピストンロッド4に通電基部材5が結合され
ており、それに可動電極6が固定されている。また、静
止側の通電基部材7が本体2に固定され、それに固定電
極8が取り付けられ、両電極6、8は同一軸線上に配置
されている。通電基部材5、7にはそれぞれ溶接電流用
の電線9、10が図示のごとく外部に露出した状態で結
線され、電線9は変圧器(図示していない)に電線10
はアース側に接続されている。以上のような溶接機はき
わめて一般的に使用されているものである。
【0003】上記の電気抵抗溶接機1に組合わされる部
品供給装置11について説明する。ここで対象とされて
いる部品は、図3に示されている鉄製のプロジェクショ
ンボルト12であり、軸部13、フランジ14、フラン
ジ14の下面に形成された溶着用の突起15から構成さ
れている。水平方向に配置されたエアシリンダ16のピ
ストンロッド17に部品の保持部材18が固定され、エ
アシリンダ16は一対のエアシリンダ19、20で上下
方向に昇降できるように支持されているもので各々のピ
ストンロッド21、22の上端にエアシリンダ16が固
定されている。なお、符号23はエアシリンダ19、2
0や後述の支柱24がしっかりと固定される静止部材
で、たとえば、部品供給装置11を支持する基台のよう
なものがそれに該当している。
品供給装置11について説明する。ここで対象とされて
いる部品は、図3に示されている鉄製のプロジェクショ
ンボルト12であり、軸部13、フランジ14、フラン
ジ14の下面に形成された溶着用の突起15から構成さ
れている。水平方向に配置されたエアシリンダ16のピ
ストンロッド17に部品の保持部材18が固定され、エ
アシリンダ16は一対のエアシリンダ19、20で上下
方向に昇降できるように支持されているもので各々のピ
ストンロッド21、22の上端にエアシリンダ16が固
定されている。なお、符号23はエアシリンダ19、2
0や後述の支柱24がしっかりと固定される静止部材
で、たとえば、部品供給装置11を支持する基台のよう
なものがそれに該当している。
【0004】支柱24にブラケット25が溶接され、そ
の端部に金属製の端管26が取り付けられている。塩化
ビニールやポリプロピレンのような柔軟性のある合成樹
脂で作られた部品供給管27が端管26に図3のごとく
差し込まれて、接続がなされている。この部品供給管2
7は、パーツフィーダ(図示していない)から伸びてき
ているのである。エアシリンダ16が最も後退している
ときに、保持部材18が端管26の真下に位置するよう
に両者の相対位置が設定されていて、保持部材18には
軸部13を受け入れるスリット溝28が形成され、それ
は図3や図4から明らかなように左側が開放されてい
る。
の端部に金属製の端管26が取り付けられている。塩化
ビニールやポリプロピレンのような柔軟性のある合成樹
脂で作られた部品供給管27が端管26に図3のごとく
差し込まれて、接続がなされている。この部品供給管2
7は、パーツフィーダ(図示していない)から伸びてき
ているのである。エアシリンダ16が最も後退している
ときに、保持部材18が端管26の真下に位置するよう
に両者の相対位置が設定されていて、保持部材18には
軸部13を受け入れるスリット溝28が形成され、それ
は図3や図4から明らかなように左側が開放されてい
る。
【0005】部品供給管27は電線9の近傍に配置され
ている。後程、問題点の項で述べるが、電線9の近傍と
いうのは、電線9に通電されたときに電線9の周囲に生
じる磁界の範囲内に入っていることを意味している。な
お、図3には固定電極8上に相手方部品である鋼板29
が載置されており、固定電極8の中央部には軸部13の
受入孔30が明けられていて、鋼板29に明けた通孔3
1と受入孔30が合致させてある。
ている。後程、問題点の項で述べるが、電線9の近傍と
いうのは、電線9に通電されたときに電線9の周囲に生
じる磁界の範囲内に入っていることを意味している。な
お、図3には固定電極8上に相手方部品である鋼板29
が載置されており、固定電極8の中央部には軸部13の
受入孔30が明けられていて、鋼板29に明けた通孔3
1と受入孔30が合致させてある。
【0006】以上の従来技術の作動を説明すると、部品
供給管27内を通ってきたボルト12はその軸部13が
待機している保持部材18のスリット28内に入り込ん
で図3のような状態で保持される。ついで、エアシリン
ダ16の作動で保持部材18が左方へ前進し、軸部13
が通孔31と同軸になった箇所で、この前進が停止す
る。そして、こんどはエアシリンダ19、20の作動で
エアシリンダ16全体が下降すると、軸部13の一部が
通孔31、受入孔30内に進入し、その状態から保持部
材18が後退させられると、ボルト12はその位置の残
留して受入孔30内に落下して完全に入り込み、保持部
材18は次のボルト12の到来に備えるのである。その
後、エアシリンダ3の作動で可動電極6が下降させら
れ、さらに電線9に溶接電流が流されると、突起15が
鋼板29に溶着されて溶接が完了するのである。
供給管27内を通ってきたボルト12はその軸部13が
待機している保持部材18のスリット28内に入り込ん
で図3のような状態で保持される。ついで、エアシリン
ダ16の作動で保持部材18が左方へ前進し、軸部13
が通孔31と同軸になった箇所で、この前進が停止す
る。そして、こんどはエアシリンダ19、20の作動で
エアシリンダ16全体が下降すると、軸部13の一部が
通孔31、受入孔30内に進入し、その状態から保持部
材18が後退させられると、ボルト12はその位置の残
留して受入孔30内に落下して完全に入り込み、保持部
材18は次のボルト12の到来に備えるのである。その
後、エアシリンダ3の作動で可動電極6が下降させら
れ、さらに電線9に溶接電流が流されると、突起15が
鋼板29に溶着されて溶接が完了するのである。
【0007】
【発明が解決しようとする問題点】以上に述べた従来技
術においては、非磁性材料で作られた部品供給管27と
電線9とが接近した位置関係にあるので、電線9に通電
される時期と電線9の近傍の部品供給管27内をボルト
12が通過する時期とが一致した場合には、ボルト12
が電線9の磁界内に入るために、ボルト12は電線9側
の部品供給管27の内面に吸引されることになる。した
がって、ボルト12の移動速度が低下して、ボルト12
が保持部材18上に移載される時期が遅れて、部品供給
装置11の作動サイクルに合致しないという現象が発生
し、正常な作動サイクルが部品供給装置や電気抵抗溶接
機において得られないこととなるのである。また、ボル
ト12が部品供給管27の内面に著しく強く吸引される
と、ボルト12がそこで一旦停止してしまったりして、
前述と同様に正常な作動サイクルに支障を来すという問
題が生じる。さらに、部品供給管27の内面がボルト1
2の強い擦れによって、異常磨耗を起こすという問題が
ある。
術においては、非磁性材料で作られた部品供給管27と
電線9とが接近した位置関係にあるので、電線9に通電
される時期と電線9の近傍の部品供給管27内をボルト
12が通過する時期とが一致した場合には、ボルト12
が電線9の磁界内に入るために、ボルト12は電線9側
の部品供給管27の内面に吸引されることになる。した
がって、ボルト12の移動速度が低下して、ボルト12
が保持部材18上に移載される時期が遅れて、部品供給
装置11の作動サイクルに合致しないという現象が発生
し、正常な作動サイクルが部品供給装置や電気抵抗溶接
機において得られないこととなるのである。また、ボル
ト12が部品供給管27の内面に著しく強く吸引される
と、ボルト12がそこで一旦停止してしまったりして、
前述と同様に正常な作動サイクルに支障を来すという問
題が生じる。さらに、部品供給管27の内面がボルト1
2の強い擦れによって、異常磨耗を起こすという問題が
ある。
【0008】
【問題を解決するための手段とその作用】本発明は、異
常に述べた問題点を解決するために提供されたもので、
請求項1は、溶接電流用の電線が外部に露出している電
気抵抗溶接機に非磁性材料で作られた部品供給管を有す
る部品供給装置が設置されているものにおいて、部品供
給管が電線の近傍に配置されている部位において、電線
と部品供給管との間に磁性材料で作られた磁気遮蔽部材
が配置されていることを特徴とするもので、電線の周囲
に発生する通電時の磁界は、その磁力線が磁気遮蔽部材
を通過するために、部品供給管内の部品にまで及ぶこと
がなく、したがって、部品に対する吸引力が発生しない
のである。請求項2は、請求項1において、磁気遮蔽部
材が部品供給管の電線側を覆う形状とされていることを
特徴とするもので、上述の覆った形状により部品に対す
る磁気的な影響が発生しないようにしている。請求項3
は、請求項1において、磁気遮蔽部材が磁性材料製の線
材をコイル状に形成したパイプとされており、その内部
に部品供給管が通されていることを特徴とするもので、
このようなパイプの中に部品供給管を設置することによ
って、部品に及ぼうとする磁力線を完全に遮蔽するので
ある。
常に述べた問題点を解決するために提供されたもので、
請求項1は、溶接電流用の電線が外部に露出している電
気抵抗溶接機に非磁性材料で作られた部品供給管を有す
る部品供給装置が設置されているものにおいて、部品供
給管が電線の近傍に配置されている部位において、電線
と部品供給管との間に磁性材料で作られた磁気遮蔽部材
が配置されていることを特徴とするもので、電線の周囲
に発生する通電時の磁界は、その磁力線が磁気遮蔽部材
を通過するために、部品供給管内の部品にまで及ぶこと
がなく、したがって、部品に対する吸引力が発生しない
のである。請求項2は、請求項1において、磁気遮蔽部
材が部品供給管の電線側を覆う形状とされていることを
特徴とするもので、上述の覆った形状により部品に対す
る磁気的な影響が発生しないようにしている。請求項3
は、請求項1において、磁気遮蔽部材が磁性材料製の線
材をコイル状に形成したパイプとされており、その内部
に部品供給管が通されていることを特徴とするもので、
このようなパイプの中に部品供給管を設置することによ
って、部品に及ぼうとする磁力線を完全に遮蔽するので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、発明の実施の形態を図示
の実施例にしたがって説明する。図1、図3および図4
については、これらの図が本願発明の実施例ではある
が、従来技術の説明に流用して、前述のとおり大半の構
成や作動の説明を完了しているので、ここでは磁気遮蔽
手段についてだけ、説明を行うことにする。支柱24
は、図1の右側から見ると、門型の形状でちょうどエア
シリンダ16を跨いだような形態になっている。磁気遮
蔽部材32は、図2の断面図から明らかなように断面が
コ字型の長尺な部材であり、磁性体である鋼板材料を用
いて作られている。この部材32はブラケット33、3
3を介して支柱24の上部にしっかりと固定(たとえば
溶接)されている。このコ字型の内側に部品供給管27
が配置されていて、電線9の近傍における磁気遮蔽がな
されている。図5の場合は、磁気遮蔽部材32が「く」
字型断面のものである。また、図6の場合は、同部材3
2が円弧型断面のものである。図7のものは、磁性材料
製の線材をコイル状にしてパイプ34を形成し、その内
側に部品供給管27を通した例である。線材35は鉄製
でその周囲にアルミニウム製の被覆36が施してあり、
図8からも明らかなようにパイプ34は部品供給管27
の屈曲に順応させて屈曲変形が自由にできる。なお、図
示していないがこのパイプ34の内側にゴムのコーティ
ングを付着させておくことによって、パイプとしての強
度を高めることが可能である。
の実施例にしたがって説明する。図1、図3および図4
については、これらの図が本願発明の実施例ではある
が、従来技術の説明に流用して、前述のとおり大半の構
成や作動の説明を完了しているので、ここでは磁気遮蔽
手段についてだけ、説明を行うことにする。支柱24
は、図1の右側から見ると、門型の形状でちょうどエア
シリンダ16を跨いだような形態になっている。磁気遮
蔽部材32は、図2の断面図から明らかなように断面が
コ字型の長尺な部材であり、磁性体である鋼板材料を用
いて作られている。この部材32はブラケット33、3
3を介して支柱24の上部にしっかりと固定(たとえば
溶接)されている。このコ字型の内側に部品供給管27
が配置されていて、電線9の近傍における磁気遮蔽がな
されている。図5の場合は、磁気遮蔽部材32が「く」
字型断面のものである。また、図6の場合は、同部材3
2が円弧型断面のものである。図7のものは、磁性材料
製の線材をコイル状にしてパイプ34を形成し、その内
側に部品供給管27を通した例である。線材35は鉄製
でその周囲にアルミニウム製の被覆36が施してあり、
図8からも明らかなようにパイプ34は部品供給管27
の屈曲に順応させて屈曲変形が自由にできる。なお、図
示していないがこのパイプ34の内側にゴムのコーティ
ングを付着させておくことによって、パイプとしての強
度を高めることが可能である。
【0010】以上の実施例においては、エアシリンダに
接続されるべき空気ホースの図示を省略してある。ま
た、図1の装置全体の作動を行わせるための電磁式空気
制御弁やそのための電気制御回路などは、通常の制御機
器によって簡単に実施できるので、これの説明も省略し
てある。
接続されるべき空気ホースの図示を省略してある。ま
た、図1の装置全体の作動を行わせるための電磁式空気
制御弁やそのための電気制御回路などは、通常の制御機
器によって簡単に実施できるので、これの説明も省略し
てある。
【0011】
【効果】本発明によれば、溶接電流用の電線が外部に露
出している電気抵抗溶接機に部品供給管を有する部品供
給装置が組合わされたものにおいて、電線の近傍に位置
している部品供給管と電線との間に磁気遮蔽部材を設置
したものであるから、通電時に電線の周囲に発生する磁
界から部品供給管内の部品を遮る、すなわち、電線の周
囲に発生する磁力線が磁性体で作られた磁気遮蔽部材を
通過するので、部品へは磁力線が到達しないのである。
したがって、前述の問題点の項で述べた作動サイクルの
異常現象や部品供給管の異常磨耗などを確実に回避でき
る。さらに電気抵抗溶接機と部品供給装置との相対位置
を最適にしようとしても、電線の近傍に部品供給管が位
置してしまうために、この最適化が実現できず、仕方な
く部品供給装置の供給ストロークを長く設定するような
サイクルタイムの長期化を余儀無くされていたが、本発
明によれば、そのような不利な方法を完全に避けて、両
装置の相対位置を容易に最適化することが可能である。
そして、部品供給管は部品の移動に最も適した配管姿勢
が要求されるのであるが、本発明においては、電線から
の磁気的影響を避けることができるので、部品移送を本
位にした最適な配管姿勢が実現する。図2、図5および
図6に示されているごとく、磁気遮蔽部材は電線側の部
品供給管を覆うような形態で設置されているから、電線
からの磁力線を確実に遮蔽することが実現する。さら
に、磁気遮蔽部材が磁性材料製の線材をコイル状に巻い
てパイプを形成しその中に部品供給管を通したものであ
るから、部品供給管が電線に著しく接近した状態であっ
ても、完全に磁気遮蔽をすることができ、万一、部品供
給管の左右から磁気的な影響を受ける場合であっても、
パイプであることによって、部品に対する悪影響を確実
に防止できる。そして、パイプの構造が前述の通りであ
るから、パイプは部品供給管の湾曲形状に自由に順応さ
せることができ、部品供給管の設置作業においても好都
合である。重要な効果としてパイプであれば、占有空間
が最小限で済むために、スペース的にも非常に有利であ
る。
出している電気抵抗溶接機に部品供給管を有する部品供
給装置が組合わされたものにおいて、電線の近傍に位置
している部品供給管と電線との間に磁気遮蔽部材を設置
したものであるから、通電時に電線の周囲に発生する磁
界から部品供給管内の部品を遮る、すなわち、電線の周
囲に発生する磁力線が磁性体で作られた磁気遮蔽部材を
通過するので、部品へは磁力線が到達しないのである。
したがって、前述の問題点の項で述べた作動サイクルの
異常現象や部品供給管の異常磨耗などを確実に回避でき
る。さらに電気抵抗溶接機と部品供給装置との相対位置
を最適にしようとしても、電線の近傍に部品供給管が位
置してしまうために、この最適化が実現できず、仕方な
く部品供給装置の供給ストロークを長く設定するような
サイクルタイムの長期化を余儀無くされていたが、本発
明によれば、そのような不利な方法を完全に避けて、両
装置の相対位置を容易に最適化することが可能である。
そして、部品供給管は部品の移動に最も適した配管姿勢
が要求されるのであるが、本発明においては、電線から
の磁気的影響を避けることができるので、部品移送を本
位にした最適な配管姿勢が実現する。図2、図5および
図6に示されているごとく、磁気遮蔽部材は電線側の部
品供給管を覆うような形態で設置されているから、電線
からの磁力線を確実に遮蔽することが実現する。さら
に、磁気遮蔽部材が磁性材料製の線材をコイル状に巻い
てパイプを形成しその中に部品供給管を通したものであ
るから、部品供給管が電線に著しく接近した状態であっ
ても、完全に磁気遮蔽をすることができ、万一、部品供
給管の左右から磁気的な影響を受ける場合であっても、
パイプであることによって、部品に対する悪影響を確実
に防止できる。そして、パイプの構造が前述の通りであ
るから、パイプは部品供給管の湾曲形状に自由に順応さ
せることができ、部品供給管の設置作業においても好都
合である。重要な効果としてパイプであれば、占有空間
が最小限で済むために、スペース的にも非常に有利であ
る。
【図1】本発明の実施例を示す外観側面図である。
【図2】図1の(2)−(2)断面図である。
【図3】部品供給装置と固定電極との位置関係を示す縦
断側面図である。
断側面図である。
【図4】保持部材の平面図である。
【図5】他の実施例の横断平面図である。
【図6】他の実施例の横断平面図である。
【図7】他の実施例の横断平面図である。
【図8】一部を破断したパイプの側面図である。
【符号の説明】 9 電線 1 電気抵抗溶接機 27 部品供給管 11 部品供給装置 32、34 磁気遮蔽部材 35 線材 34 パイプ
Claims (3)
- 【請求項1】 溶接電流用の電線が外部に露出している
電気抵抗溶接機に非磁性材料で作られた部品供給管を有
する部品供給装置が設置されているものにおいて、部品
供給管が電線の近傍に配置されている部位において、電
線と部品供給管との間に磁性材料で作られた磁気遮蔽部
材が配置されていることを特徴とする電気抵抗溶接機に
おける部品供給管の磁気遮蔽装置。 - 【請求項2】 請求項1において、磁気遮蔽部材が部品
供給管の電線側を覆う形状とされていることを特徴とす
る電気抵抗溶接機における部品供給管の磁気遮蔽装置。 - 【請求項3】 請求項1において、磁気遮蔽部材が磁性
材料製の線材をコイル状に形成したパイプとされてお
り、その内部に部品供給管が通されていることを特徴と
する電気抵抗溶接機における部品供給管の磁気遮蔽装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3864396A JP2903146B2 (ja) | 1996-01-20 | 1996-01-20 | 電気抵抗溶接機における部品供給管の磁気遮蔽装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3864396A JP2903146B2 (ja) | 1996-01-20 | 1996-01-20 | 電気抵抗溶接機における部品供給管の磁気遮蔽装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09192847A true JPH09192847A (ja) | 1997-07-29 |
| JP2903146B2 JP2903146B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=12530938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3864396A Expired - Lifetime JP2903146B2 (ja) | 1996-01-20 | 1996-01-20 | 電気抵抗溶接機における部品供給管の磁気遮蔽装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2903146B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007113965A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Denso Corp | 電流センサ |
-
1996
- 1996-01-20 JP JP3864396A patent/JP2903146B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007113965A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Denso Corp | 電流センサ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2903146B2 (ja) | 1999-06-07 |
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Legal Events
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