JPH09193220A - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JPH09193220A
JPH09193220A JP595196A JP595196A JPH09193220A JP H09193220 A JPH09193220 A JP H09193220A JP 595196 A JP595196 A JP 595196A JP 595196 A JP595196 A JP 595196A JP H09193220 A JPH09193220 A JP H09193220A
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JP
Japan
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fixed
mold
ball screw
movable
molding machine
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JP595196A
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English (en)
Inventor
Masahiro Katsusawa
正弘 勝沢
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、型開閉速度が低下することな
く高い圧接力で型締め動作をすることが出来る射出成形
機の提供。 【解決手段】 基台23上に所定の間隔をおいて固定さ
れた一対の固定盤24、25と、これらの固定盤24、
25間に一方の固定盤24に対して接離自在に対向配置
された可動盤26と、一方の固定盤24に固定された固
定型27と、この固定型27に対向して前記可動盤26
に固定された可動型28と、前記可動盤26を一方の固
定盤24に対して接離させて固定型27と可動型28と
の間を開閉する型開閉駆動手段29と、可動型28を固
体型27へ向けて押圧し可動型28を固定型27へ密着
させる型締め機構30とを有する射出成形機22であっ
て、型開閉駆動手段29にエアシリンダ33、34を用
いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂製品を成形加
工する射出成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は特開昭61−106221号公報
に記載の射出成形機を示す。同図において、この射出成
形機1は、四隅を4本のタイバー2、2(図には、その
うちの2本が示されている)で連結された固定盤3と、
静止盤4との間に、第1、第2の回転部材5、6と、第
1、第2のスライド部材7、8と、可動盤9が配置され
ている。固定盤3には固定型10が固定され、この固定
型10に対して接離する可動型11が前記可動盤9に固
定されている。
【0003】第1の回転部材5は、静止盤4から可動盤
9側に向けて突設された円柱部12に回転自在に支持さ
れると共に、外周に形成された歯車部13に、歯車14
が噛み合っている。この歯車14は、モータ15の駆動
軸に固定されている。また、第1の回転部材5には、可
動盤9側に向けて長手円柱部16が突設されている。こ
の長手円柱部16の外周には、ボールネジが形成されて
いる。そして、このボールネジには、第1のスライド部
材7が噛み合っている。この第1のスライド部材7の外
周に第2の回転部材6が回転自在に支持されている。
【0004】第2の回転部材6は、外周側に歯車部17
が形成されると共に、可動盤9側に向けて長手円筒部1
8が形成されている。長手円筒部18は、第2のスライ
ド部材8に回転自在に支持されている。また、この歯車
部17には、歯車19が噛み合っている。この歯車19
は、モータ20の駆動軸に固定されている。モータ20
は第2のスライド部材8に固定されている。さらに、長
手円筒部18の外周には、ボールネジが形成されてい
る。このボールネジには、円筒部21が噛み合ってい
る。円筒部21は、可動盤9に一体に形成されている。
【0005】そして、モータ15の回転駆動により、第
1の回転部材5が回転すると、長手円筒部16のボール
ネジに噛み合っている第1のスライド部材7が固定盤3
側へ移動する。第1のスライド部材7が固定盤3側へ移
動すると第2の回転部材6が固定盤3側へ移動し、可動
盤9が固定盤3側へ移動する。これにより、可動型11
が固定型10に当接して、型が閉じられる。
【0006】可動型11が固定型10に当接すると、今
度はモータ20が回転駆動する。モータ20が回転駆動
すると、第2の回転部材6が回転し、長手円筒部18の
ボールネジに噛み合っている円筒部21が固定盤3側へ
移動し、可動型11が固定型10に密着・当接する。こ
れにより、型締め動作がなされる。
【0007】このような射出成形機1では、可動型11
が固定型10に当接するまで、あるいは、成形後に固定
型10から可動型11を離間する型開閉動作は素早く行
う必要がある。このため、上記射出成形機1では、長手
円柱部16の外周に設けたボールネジは、ねじ山のピッ
チが長く設定されて、第1のスライド部材7が素早く固
定盤3側へ移動することが出来るようになっている。
【0008】一方、可動型11と固定型10とを当接さ
せた後の型締め力は、可動型11と固定型10との間に
射出される射出樹脂圧力に対抗して十分な圧接力で締め
付ける機能が要求される。このため、上記射出成形機1
では、長手円筒部18の外周に設けたボールネジは、ね
じ山のピッチが短く設定されて、高いトルクが出せるよ
うになっている。
【0009】そして、可動型11と固定型10の型開閉
動作のときは、モータ15の駆動により素早く開閉し、
可動型11と固定型10の型締め動作のときはモータ2
0の駆動により高トルクを発生させて高い圧接力で可動
型11と固定型10とを密着・当接させている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記射
出成形機1では、複数個のモータ15、20と、ボール
ネジを用いているため、部品点数が多く、構造も複雑で
ある。また、モータ15、20の動作を制御するための
制御機構も必要となり、製造コストが高くつくという問
題がある。
【0011】そこで、特開平1−326225号で、一
つのモータと、一対のボールネジ、ナットを用いて、型
開閉動作及び型締め動作を行わせた射出成形機が提案さ
れている。
【0012】ところが、この射出成形機では、ボールネ
ジのねじ山のピッチを長くして型開閉速度を上げると、
型締の際の必要な圧接力が得られず、逆にボールねじの
ねじ山のピッチを短くして型締めの際の圧接力を上げる
と、型開閉速度が遅くなる。このため、一対のボールネ
ジ、ナットだけで、型開閉速度が速く、かつ型締の際に
高い圧接力を得るということが出来ず、どちらかを犠牲
にしていた。また、ボールネジのねじ山のピッチを短く
して高い圧接力を得るようにすると、型開閉速度が低下
するので成形サイクルが長くなり製造コストが高くつい
てしまう。
【0013】そこで、本発明は、構造が簡単で、型開閉
速度が低下することなく高い圧接力で型締め動作をする
ことが出来る射出成形機の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、基台上に所定の間隔をおいて固
定された一対の固定盤と、これらの固定盤間に一方の固
定盤に対して接離自在に対向配置された可動盤と、一方
の固定盤に固定された固定型と、この固定型に対向して
前記可動盤に固定された可動型と、前記可動盤を一方の
固定盤側に対して接離させて固定型と可動型との間を開
閉する型開閉駆動手段と、可動型を固体型へ向けて押圧
し可動型を固定型へ密着させる型締め機構とを有する射
出成形機であって、前記型開閉駆動手段にエアシリンダ
を用いたことを特徴とする。
【0015】この射出成形機では、エアーシリンダを作
動させることにより、可動盤を一方の固定盤側へ移動さ
せて、可動型と固定型との間を閉鎖する。次に、型締め
機構により可動型を固体型へ向けて押圧し可動型を固定
型へ密着させる。この状態で、可動型と固定型との間
に、例えば溶融した樹脂を圧入して樹脂製品を成形す
る。樹脂成形品を成形した後には、型締め機構の作動を
解除し、エアシリンダを作動させて、可動盤を一方の固
定盤から離間させることで可動型と固定型との間を開放
し、成形した樹脂製品を取り出す。
【0016】この樹脂成形機では、可動型を固定型に対
して接離させる型開閉駆動手段としてエアシリンダを用
いたので、モータとボールネジ、ナットを用いた機構と
比較して構造が簡単になる。また、型開閉駆動手段とし
てエアシリンダを用いたことにより、高速で型開閉動作
を行うことが可能となる。さらに、型開閉動作に高価な
ボールネジ、ナットを使用しないので安価になる。ま
た、型開閉速度を高くしても、可動型と固定型との圧接
力が低下することがない。
【0017】請求項2の発明は、エアシリンダが前記他
方の固定盤と可動盤との間に配置されていることを特徴
とする。
【0018】この射出成形機は、エアーシリンダが、固
定盤と可動盤との間に配置されていることにより、固定
盤と可動盤とで囲まれる空間の外側に突出物がなくなる
ので、成形機の小型化が可能となる。
【0019】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載の射出成形機であって、前記エアシリンダが、前記
基台上に上下に一対設けられていることを特徴とする。
【0020】この射出成形機では、エアシリンダが上下
に一対設けられているので、可動盤が一方の固定盤に対
して安定して接離する。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載の射出成形機であって、前記型締め機構が、他
方の固定盤に回転自在に支持されたボールネジナット
と、このボールネジナットに螺合してボールネジナット
の回転により軸方向に移動するボールネジシャフトと、
前記ボールネジナットを回転駆動するモータと、他方の
固定盤側へ向けて可動盤に突設されると共に、可動盤が
他方の固定盤側に位置した型開放時に前記ボールネジシ
ャフトの端部が収容され可動盤が一方の固定盤側に位置
した型閉鎖時に前記ボールネジシャフトの端部が抜き出
るストッパ筒と、ストッパ筒の他方の固定盤側の開口部
に設けられて可動盤の型開放時に開口部を開放し可動盤
の型閉鎖時に開口部を閉鎖してボールネジシャフトの先
端部が当接するシャッタとからなることを特徴とする。
【0022】この射出成形機は、可動型が固定型から離
れた型開放状態のとき、ボールネジシャフトの端部がス
トッパ筒内に収容され、型閉止状態のとき、ボールネジ
シャフトの端部がストッパ筒から抜き出ると共に、シャ
ッタがストッパ筒の開口部を閉鎖しボールネジシャフト
の端部が当接するので、一対の固定盤間の長さを短くす
ることが出来、射出成形機の小型化が可能となる。
【0023】請求項5の発明は、請求項4記載の射出成
形機であって、前記ボールネジシャフトの先端部が挿入
されてボールネジシャフトの先端部とシャッタとの間に
配置される内筒と、他側の固定盤から可動盤側へ向けて
突設されると共に、前記内筒の外周を支持してボールネ
ジシャフトの先端部側を支持するスライド外筒とを有す
ることを特徴とする。
【0024】この射出成形機は、ボールネジシャフトの
先端部は、内筒を介してスライド外筒に支持される。
【0025】請求項6記載の発明は、請求項3又は請求
項4記載の射出成形機であって、前記シャッタが、前記
ストッパ筒の前記開口部の周囲に設けられた案内支持枠
と、この案内支持枠に開口部の前面側と開口部の前面側
から退避した位置との間をスライド自在に支持されて開
口部の半分ずつを閉止可能な一対のスライド蓋と、この
スライド蓋を駆動するエアシリンダとからなることを特
徴とする。
【0026】この射出成形機は、ストッパ筒の開口部を
一対のスライド蓋で開閉することにより、ボールネジシ
ャフトの先端部がスライド蓋に当接し、ストッパ筒を介
して可動盤を固定盤側へ押圧して型締め動作が行われ
る。この場合、一対のスライド蓋で開口部を開閉するの
で、開口部を素早く開閉することが可能となる。
【0027】請求項7記載の発明は、請求項4乃至請求
項6記載の射出成形機であって、前記モータと前記ボー
ルネジナットとの間に、モータの回転駆動力をボールネ
ジナットに伝達する変速手段を有することを特徴とす
る。
【0028】この射出成形機では、モータの回転を変速
しながらボールネジナットに伝達するので、小型のモー
タで高いトルクを発生させることが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る射出成形機の
実施の形態について図面を用いて説明する。図1は射出
成形機22の構成を示す断面図であり、図2は、図1に
示す射出成形機22の左側面図である。
【0030】図1に示すように、射出成形機22は、基
台23上に所定の間隔をおいて固定された固定盤24、
25と、これらの固定盤24、25間に配置された可動
盤26と、一方の固定盤25に固定された固定型27
と、この固定型27に対向して可動盤26に固定された
可動型28と、可動盤26を一方の固定盤24側へ移動
させて可動型28を固定型27に当接させると共に、可
動盤26を固定盤24から離間させる型開閉駆動手段2
9と、可動型28を固定型27へ向けて押圧し可動型2
8を固定型27へ密着させる型締め機構30とを有して
いる。
【0031】固定盤24、25は、基台23上に所定の
間隔をあけてボルト31により固定され、四隅が四本の
タイバー32、32(但し、図では2本のタイバーのみ
図示)で連結固定されている。これらのタイバー32、
32は、可動盤26を貫通しており、これによって可動
盤26が一方の固定盤24に対して接離自在となってい
る。この可動盤26と他方の固定盤25との間に型開閉
駆動手段29が配置されている。
【0032】型開閉駆動手段29は、一対のエアシリン
ダ33、34からなる。このエアシリンダ33、34は
同構成で、固定盤25と可動盤26との間に、上下にそ
れぞれ配置されている。エアシリンダ33、34は、シ
リンダ35と、このシリンダ35に挿抜されるロッド3
6とからなり、シリンダ35の後端部が他方の固定盤2
5に固定され、シリンダ35内に挿抜されるロッド36
の先端部が可動盤26に連結されている。そして、シリ
ンダ35内にロッド36が挿入された状態では、可動盤
26が固定盤25から離れて固定盤24側に位置し、可
動型28と固定型27とが離間し、型開放状態となる。
また、シリンダ35内からロッド36が突出すると、可
動盤26が他方の固定盤25側へ位置し、可動型28と
固定型27とが当接、あるいは近接して型閉鎖状態とな
る。
【0033】これらのエアシリンダ33、35のシリン
ダ35内には、図示しない圧縮空気供給手段によって圧
縮空気が供給される。この圧縮空気の圧力を変化させる
ことにより、シリンダ35内から突出する際のロッドの
突出速度及びシリンダ35内に挿入する際のロッドの挿
入速度を変化させることが出来る。
【0034】また、可動盤26と他方の固定盤25との
間の基台23上には、ショックアブソーバ67が固定さ
れている。このショックアブソーバ67は可動盤26と
当接することにより可動盤26の型開放位置を設定する
と共に、エアシリンダ33、35の作動により可動盤2
6が他方の固定盤25側に移動して停止するときの衝撃
を緩衝する。
【0035】型締め機構30は、他方の固定盤25に回
転自在に支持されたボールネジナット37と、このボー
ルネジナット37に螺合して、ボールネジナット37の
回転により軸方向へ移動するボールネジシャフト38
と、ボールネジナット37を回転駆動するモータ39
と、他方の固定盤25側へ向けて可動盤26に突設され
たストッパ筒40と、このストッパ筒40の他方の固定
盤25側の開口部41に設けられたシャッタ42とから
なる。
【0036】また、型締め機構30は、ボールネジシャ
フト38の先端部38aが挿入されてボールネジシャフ
ト38の先端部38aとシャッタ42との間に配置され
る内筒43と、他側の固定盤25から可動盤26側へ向
けて突設されると共に、内筒43の外周を支持してボー
ルネジシャフト38の先端部38a側を支持するスライ
ド外筒44とを有している。
【0037】ボールネジナット37は、スリーブ45に
一体に組み付けられている。このスリーブ45は、ベア
リング46、46を介して、支持孔47の内壁に回転自
在に支持されている。支持孔47は、固定盤25に表裏
を貫通して設けられている。また、固定盤25の外側に
は、ボールネジナット37とモータ39との間に設けら
れて、モータ39の回転駆動力をボールネジナット37
に伝達する変速手段66が設けられている。
【0038】変速手段66は、大径の歯車48、51
と、小型の歯車49、52とからなる。図1及び図2に
示すように、ボールネジナット37が組み付けられたス
リーブ45には、他方の固定盤25の外側に歯車48が
一体に固定されている。この歯車48には、歯車48よ
り小径の歯車49が噛み合っている。小径の歯車49
は、他方の固定盤25から外側に向けて突設されると共
に回転自在に支持された回転軸50に固定されている。
【0039】この回転軸50には、歯車49より大径で
歯車48より小径の歯車51が固定されている。この歯
車51には、小径の歯車52が噛み合っている。小径の
歯車52は、他方の固定盤25に回転自在に支持された
回転軸53に固定されている。回転軸53には、プーリ
54が固定されており、このプーリ54とモータ39の
駆動軸39aに固定されたプーリ64との間に無端ベル
ト55が巻き掛けられている。モータ39は、基台23
の下面側に固定されている。
【0040】そして、モータ39の回転駆動力が、無端
ベルト55を介して回転軸53に伝達され、歯車52、
51、49、48を介してスリーブ45に伝達されて、
ボールネジナット37が回転する。ボールネジナット3
7が回転すると、ボールネジナット37に螺合している
ボールネジシャフト38が軸方向に移動する。この場
合、モータ39の回転方向によりボールネジシャフト3
8は、図1において左右方向、すなわち固定盤24に対
して接離する方向に移動する。
【0041】ボールネジシャフト38の可動盤26側の
端部には、段部56が形成されており、先端部が小径に
形成されている。この段部56には、内筒43の内壁に
形成された段部57が当接している。
【0042】内筒43は、他方の固定盤25に固定され
たスライド外筒44内に挿入されている。また、内筒4
3とスライド外筒44の内壁との間には、スライドキー
59が設けられており、スライド外筒44に対する内筒
43の回転が規制されている。従って、ボールネジシャ
フト38が回転しても、この回転により内筒43が連れ
回りすることがない。また、スライド外筒44は、内筒
43を支持することで、ボールネジシャフト38の端部
を支持している。
【0043】一方、可動盤26に設けられたストッパ筒
40の固定盤25側の開口部41にシャッタ42が配置
されている。このシャッタ42は、図3に示すように、
ストッパ筒40の開口部41の周囲に設けられた矩形状
の案内支持枠60と、この案内支持枠60に開口部41
の前面側と開口部41の前面側から退避した位置との間
でスライド自在に支持されて開口部41の半分ずつを閉
鎖可能な一対のスライド蓋61、62と、このスライド
蓋61、62を駆動する一対のエアシリンダ63、63
とからなる。また、スライド蓋61、62には互いの合
わせ面に弧状の切欠61a、62aがそれぞれ形成され
ている。この切欠61a、62aの内径は、ボールネジ
シャフト38の外径より若干大径で、内筒43の外径よ
り小さく形成されている。また、ストッパ筒40の内径
はスライド筒44の外径より大きく設定されて、ストッ
パ筒40内にスライド筒44の端部が収容可能となって
いる。
【0044】そして、可動盤26が他方の固定盤25側
に位置した型開放状態のとき、図4(a)に示すよう
に、シャッタ42は開放状態となり、スライド筒44の
端部がストッパ筒40内に挿入される。また、可動盤2
6が一方の固定盤24側に位置した型閉鎖状態のとき、
図4(b)に示すように、シャッタ42は閉鎖状態とな
り、内筒43の端面43aがスライド蓋61、62の切
欠61a、62aの周囲に当接する。
【0045】この状態で、モータ39の駆動力でボール
ネジシャフト38が内筒43をスライド蓋61、61側
へ押圧することにより、ストッパ筒40が押圧される。
ストッパ筒40が押圧されると、可動盤26が一方の固
定盤24側へ押圧されることにより、可動型28が固定
型27に所定の押圧力で密着当接し、型締め動作がなさ
れる。
【0046】スライド筒44の奥方であって、可動盤2
6には、ボールネジシャフト38の先端部38aに対向
してエジェクト機構65が形成されている。このエジェ
クト機構65は可動型28側へ突出可能な押し出しピン
65aと、この押し出しピン65aのストッパ筒40側
に一体に形成された当接板65bからなり、ボールネジ
シャフト38の先端部38aの端面が当接することによ
り、押し出しピン65aが可動型28内に突出して、可
動型28内の樹脂成形品を押し出すようになっている。
【0047】次に本形態の射出成形機22の動作につい
て説明する。
【0048】図5に示す定位置状態では、可動盤26が
他方の固定盤25側に位置し、ショックアブソーバ67
に当接して可動型28が固定型27から離間している。
また、この状態では、エアシリンダ33、34のロッド
36はシリンダ35内に挿入されている。さらに、シャ
ッタ42のスライド蓋61、62は開放されて、ストッ
パ筒40内にスライド筒44の端部が挿入されている。
【0049】この状態から、エアシリンダ33、34を
作動させ、シリンダ35内からロッド36を突出させ
る。ロッド36をシリンダ35から突出させると、図6
に示すように可動盤26が一方の固定盤24側に移動し
て、可動型28が固定型27に当接して型閉鎖状態とな
る。この状態では、図7に示すように、スライド筒44
の端部はストッパ筒40内から抜き出ている。そして、
シャッタ42のエアシリンダ63を作動させて、スライ
ド蓋61、62によりストッパ筒40の開口部41を閉
鎖する。
【0050】次にモータ39を駆動してボールネジナッ
ト37を回転させることにより、ボールネジシャフト3
8を可動盤26側へ移動させる。ボールネジシャフト3
8が可動盤26側へ移動すると、内筒43が可動盤26
側へ移動して、内筒43の端面43aがスライド蓋6
1、62の切欠61a、62aの周囲に当接する。内筒
43の端面43aがスライド蓋61、62に当接した後
に、さらにモータ39の駆動によりボールネジシャフト
38を介して内筒43の端面43aをスライド蓋61、
62に向けて押圧すると、可動盤26が固定盤24側へ
押圧され、可動型28が固定型27側へ圧接されて型締
め動作がなされる。
【0051】そして、この状態から、固定型27と可動
型28との間に溶融した樹脂を図示しない樹脂供給装置
により圧入する。このときの樹脂圧より可動型28と固
定型27との型締め力は大きく設定されている。固定型
27と可動型28との間に溶融樹脂が供給された後に
は、モータ39を逆転させて、可動型28の固定型27
への圧接状態を解除し、型締め動作を解除する。次に、
エアシリンダ63を作動させてスライド蓋61、62を
移動させ、スリッパ筒40の開口部41を開放する。
【0052】この状態から、エアシリンダ33、34を
作動させて、可動盤26を他方の固定盤25側へ移動さ
せ、可動盤26を固定盤24から離間させることにより
型開放状態にする。これと同時に、図8に示すように、
モータ39を駆動させてボールネジシャフト38を可動
盤26側に移動させ、エジェクト機構65を作動させ
て、押し出しピン65aにより可動型28に形成された
製品を、可動型28から押し出す。
【0053】可動盤26が定位置状態まで移動すると、
スライド外筒44の端部は、内筒43、ボールネジシャ
フト38の先端部38aと共にストッパ筒40内に挿入
される。これと共に、モータ39を逆回転させてボール
ネジシャフト38を逆方向、すなわち他方の固定盤25
側へ移動させて、エジェクト機構65の作動を停止す
る。これにより、図5に示す初期の状態に戻る。以上の
サイクルを繰り返し動作することにより、連続して樹脂
製品が成形される。
【0054】本形態の射出成形機22では、可動盤26
を固定盤24側に移動させて型閉鎖動作を行う場合、エ
アシリンダ33、34を用いているためボールネジナッ
ト、ボールネジシャフトを用いた場合より製造コストを
低減することが出来る。
【0055】また、型開閉手段としてエアシリンダ3
3、34を用いたことにより、構造が簡単になり、その
作動を容易に制御することが出来る。また、一対のエア
シリンダ33、34としたことにより、可動盤26を固
定盤24に対して安定して接離させることが出来る。さ
らに、エアシリンダ33、34を固定盤25と可動盤2
6との間に配置したことにより、固定盤25と可動盤2
6とで囲まれる空間の外側に突出物がなくなるので、射
出成形機22の小型化を図ることが出来る。
【0056】また、エアシリンダ33、34を用いるこ
とにより、可動盤26を固定盤24側に移動させる場
合、素早く移動させることが可能となり、型開閉時間を
短縮することが可能となり、成形サイクルを短くするこ
とが出来るので、樹脂製品を成形する際の製造コストの
低減を図ることが出来る。
【0057】また、本形態の射出成形機22は、型開閉
動作の駆動をエアシリンダ33、34で行っているた
め、型締め動作を行うボールネジナット37とボールネ
ジシャフト38のねじ山のピッチを長くする必要がな
く、短く設定することが出来るので高い圧接力が得られ
る。
【0058】また、本形態では、型締め動作のみモータ
39と、ボールネジナット37とボールネジシャフト3
8とを用い、型開閉動作をエアシリンダ33、34を用
いているので、制御も簡単になり、メンテナンスが容易
になる。
【0059】さらに、モータ39の回転駆動力を変速手
段66を介してボールネジナット37に伝達しているの
で、小型のモータで高いトルクを発生させることが出来
る。従って、これによっても射出成形機の小型化を図る
ことが可能となる。
【0060】なお、上記形態では、型締め機構30とし
て、ボールネジシャフト38、ボールネジナット37、
モータ39を用いたが、他の形態の型締め機構を用いて
も良い。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、可動型を固定型に対して接離させる型開閉動作が
エアシリンダを用いたので、モータとボールネジ、ナッ
トを用いた機構と比較して構造が簡単になり低コストで
の製造が可能となる。また、型開閉駆動手段としてエア
シリンダを用いたことにより高速で型開閉動作を行うこ
とが出来る。また、型開閉速度を高くしても、圧接力が
低下することなく高い圧接力で型締動作をこなうことが
出来る。
【0062】請求項2の発明によれば、エアーシリンダ
が、固定盤と可動盤との間に配置されていることによ
り、固定盤と可動盤とで囲まれる空間の外側に突出物が
なくなるので、成形機の小型化が可能となる。
【0063】請求項3の発明によれば、エアシリンダが
上下に一対設けられているので、可動盤が一方の固定盤
に対して安定して接離することが出来る。
【0064】請求項4の発明によれば、可動型が固定型
から離れた型開放状態のとき、ボールネジシャフトの端
部がストッパ筒内に収容され、型閉止状態のとき、ボー
ルネジシャフトの端部がストッパ筒から抜き出ると共
に、シャッタがストッパ筒の開口部を閉鎖しボールネジ
シャフトの端部が当接するので、一対の固定盤間を短く
することが出来、射出成形機の小型化が可能となる。
【0065】請求項5の発明によれば、ボールネジシャ
フトの先端部は、内筒を介してスライド外筒に支持され
るため、型締め動作時に、可動盤を一方の固定盤側へ確
実に押圧することが出来る。
【0066】請求項6の発明によれば、一対のスライド
蓋が同時に作動することにより、ストッパ筒の開口部を
素早く開閉することが出来る。
【0067】請求項7の発明によれば、モータの回転を
変速しながらボールネジナットに伝達するので、小型の
モータで高いトルクを発生させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形機の実施の形態を示す断
面図である。
【図2】射出成形機のモータとボールネジシャフトとの
関係を示し図1の矢印P方向から見た正面図である。
【図3】ボールネジシャフトの先端部とシャッタ、及び
ストッパ筒との関係を示す一部を破断した斜視図であ
る。
【図4】シャッタの作動を示し、(a)はストッパ筒の
開口部を開放した状態を示す正面図、(b)はストッパ
筒の開口部を閉鎖した状態を示す正面図である。
【図5】型開放状態を示す一部を破断した側面図であ
る。
【図6】型閉鎖状態を示す側面図である。
【図7】型締め機構を作動させた状態を示す一部を破断
した側面図である。
【図8】型開放動作とエジェクタ機構とを作動させた状
態を示す側面図である。
【図9】従来の射出成形機を示す断面図である。
【符号の説明】
22 射出成形機 23 基台 24、25 固定盤 26 可動盤 27 固定型 28 可動型 29 型開閉駆動手段 30 型締め機構 33、34 エアシリンダ 37 ボールネジナット 38 ボールネジシャフト 38a 先端部 39 モータ 40 ストッパ軸 41 開口部 42 シャッタ 43 内筒 44 スライド外筒 61、62 スライド蓋

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上に所定の間隔をおいて固定された
    一対の固定盤と、これらの固定盤間に一方の固定盤に対
    して接離自在に対向配置された可動盤と、一方の固定盤
    に固定された固定型と、この固定型に対向して前記可動
    盤に固定された可動型と、前記可動盤を一方の固定盤に
    対して接離させて固定型と可動型との間を開閉する型開
    閉駆動手段と、可動型を固体型へ向けて押圧し可動型を
    固定型へ密着させる型締め機構とを有する射出成形機で
    あって、前記型開閉駆動手段にエアシリンダを用いたこ
    とを特徴とする射出成形機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の射出成形機であって、前
    記エアシリンダが前記他方の固定盤と可動盤との間に配
    置されていることを特徴とする射出成形機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の射出成形機
    であって、前記エアシリンダが、前記基台上に上下に一
    対設けられていることを特徴とする射出成形機。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
    記載の射出成形機であって、前記型締め機構が、他方の
    固定盤に回転自在に支持されたボールネジナットと、こ
    のボールネジナットに螺合してボールネジナットの回転
    により軸方向に移動するボールネジシャフトと、前記ボ
    ールネジナットを回転駆動するモータと、他方の固定盤
    側へ向けて可動盤に突設されると共に、可動盤が他方の
    固定盤側に位置した型開放時に前記ボールネジシャフト
    の端部が収容され可動盤が一方の固定盤側に位置した型
    閉鎖時に前記ボールネジシャフトの端部が抜き出るスト
    ッパ筒と、ストッパ筒の他方の固定盤側の開口部に設け
    られて可動盤の型開放時に開口部を開放し可動盤の型閉
    鎖時に開口部を閉鎖してボールネジシャフトの先端部が
    当接するシャッタとからなることを特徴とする射出成形
    機。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の射出成形機であって、前
    記ボールネジシャフトの先端部が挿入されてボールネジ
    シャフトの先端部とシャッタとの間に配置される内筒
    と、他側の固定盤から可動盤側へ向けて突設されると共
    に、前記内筒の外周を支持してボールネジシャフトの先
    端部側を支持するスライド外筒とを有することを特徴と
    する射出成形機。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5記載の射出成形機
    であって、前記シャッタが、前記ストッパ筒の前記開口
    部の周囲に設けられた案内支持枠と、この案内支持枠に
    開口部の前面側と開口部の前面側から退避した位置との
    間をスライド自在に支持されて開口部の半分ずつを閉止
    可能な一対のスライド蓋と、このスライド蓋を駆動する
    エアシリンダとからなることを特徴とする射出成形機。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至請求項6記載の射出成形機
    であって、前記モータと前記ボールネジナットとの間
    に、モータの回転駆動力をボールネジナットに伝達する
    変速手段を有することを特徴とする射出成形機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020062824A (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 東洋機械金属株式会社 射出成形機および射出成形方法
CN117681371A (zh) * 2023-12-13 2024-03-12 无锡安森源通讯科技有限公司 一种精密塑料构件注塑成型系统及其注塑成型方法

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