JPH09193397A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH09193397A
JPH09193397A JP8023353A JP2335396A JPH09193397A JP H09193397 A JPH09193397 A JP H09193397A JP 8023353 A JP8023353 A JP 8023353A JP 2335396 A JP2335396 A JP 2335396A JP H09193397 A JPH09193397 A JP H09193397A
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Motohito Hino
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルの目詰まりによる印字不良の検査と、
インクの供給不足による印字不良の検査とを短時間で完
了する。 【解決手段】 印字ヘッドに供給されたインクを印字ヘ
ッドのノズルから記録媒体に吹き付けて印字するインク
ジェット記録装置である。印字不良を検査する際に、ノ
ズルの目詰まりによる印字不良と、上記インクの供給不
足による印字不良とを検出可能とするように、マーキン
グ15cからなる検査部分15aと、インク量調整部分
15bとを有したチェックパターン15を印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙にインクを吹
き付けて印字するインクジェット記録装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等の通信装置やパーソ
ナルコンピュータ等の情報処理装置には、通常、文字や
図形からなるデータを視覚情報として記録するように、
これらのデータを用紙に印字可能な記録装置が接続され
ている。この記録装置には、インパクト方式や感熱方
式、インクジェット方式等の各種の印字方式が採用され
ているが、近年においては、静粛性に優れていると共に
各種材質の用紙に印字可能なインクジェット方式を採用
したインクジェット記録装置が多用されるようになって
いる。
【0003】上記のインクジェット記録装置は、例えば
64チャンネル分のノズルが副走査方向に配列された印
字ヘッドと用紙とを対向配置し、印字ヘッドを主走査し
ながら、ノズルからインクを噴射させて用紙に吹き付け
ることにより1バンド分の印字を行った後、この用紙を
1バンド幅副走査するという印字処理を繰り返すことに
より用紙の全面に印字するようになっている。従って、
このような動作により印字するインクジェット記録装置
は、用紙に吹き付けられたインクが吹き付け部分以外を
汚さないように、インクに対して速乾性が要求される一
方、高精細の印字出力となるように、ノズルに対して小
口径化が要求されるため、ノズルがインクの凝固により
目詰まりして印字不良が生じ易いものになっている。
【0004】そこで、従来のインクジェット記録装置に
おいては、図8に示すように、印字ヘッドを主走査しな
がらノズルを複数チャンネル毎に順次選択して印字させ
ることによって、各ノズルに対応する直線状のマーキン
グ51a…を副走査方向に等間隔に有したチェックパタ
ーン51を印字し、このチェックパターン51のマーキ
ング51a…をオペレータや光学センサ等により読み取
らせてノズルの目詰まりを検出させるようになってい
る。
【0005】
【発明を解決しようとする課題】ところで、実際の印字
においては、インクがインクカートリッジからメッシュ
フィルタおよびインク流路を経て印字ヘッドに供給され
る際に、インクカートリッジの背圧やメッシュフィルタ
およびインク流路の流動抵抗等がインク供給の阻害要因
として存在するため、インクの使用量が増大すると、イ
ンクの供給量が使用量に追いつかずに印字不良が生じる
ことがある。
【0006】従って、このようなインクの供給不足によ
る印字不良に対しても、チェックパターン51を用いて
検査できることが望ましいが、上記従来の構成では、チ
ェックパターン51の印字に要する単位時間当たりのイ
ンクの使用量(印字デューティ)が実際の印字における
使用量よりも少ないため、上記の印字不良を検出するこ
とはできない。
【0007】そこで、図9に示すように、目詰まりによ
る印字不良用のチェックパターン51に加えて、インク
の供給不足による印字不良用のフルベタ印字のチェック
パターン52を別のバンドに印字すれば、図10に示す
ように、インクの供給不足による印字不良を検出するこ
とが可能になる。
【0008】ところが、この場合には、2バンド分のチ
ェックパターン51・52を印字することが必要となる
ため、印字不良の検査に長時間を要することになるとい
う問題がある。さらに、チェックパターン52中に印字
不良が生じても、印字不良を生じたノズルのチャンネル
を特定することができないという問題もある。
【0009】よって、本発明は、ノズルの目詰まりによ
る印字不良の検査と、インクの供給不足による印字不良
の検査とを短時間で完了することができるインクジェッ
ト記録装置を提供し、さらに、印字不良を生じたノズル
のチャンネルを特定することもできるインクジェット記
録装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、印字ヘッドに供給されたインク
を該印字ヘッドのノズルから記録媒体に吹き付けて印字
するインクジェット記録装置であって、印字不良を検査
する際に、上記ノズルの目詰まりによる印字不良と、上
記インクの供給不足による印字不良とを検出可能なチェ
ックパターンを印字することを特徴としている。これに
より、ノズルの目詰まりによる印字不良と、インクの供
給不足による印字不良とを検出可能なチェックパターン
を印字することによって、これらの印字不良を同時に検
査することができるため、印字不良の検査を短時間で完
了させることができる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載のインク
ジェット記録装置であって、上記チェックパターンは、
上記記録媒体の印字状態を基に、上記ノズルの目詰まり
および上記インクの供給不足の少なくとも一方を検出さ
せる検査部分と、該チェックパターンの総面積に対する
印字面積の割合を、通常の印字時における総面積に対す
る印字面積の割合に対応させる印字面積調整部分とから
なることを特徴としている。これにより、印字面積調整
部分によりチェックパターンの印字面積を任意に設定す
ることができるため、様々な印字形態にチェックパター
ンを対応させることができる。
【0012】請求項3の発明は、請求項2記載のインク
ジェット記録装置であって、上記印字面積調整部分は、
上記チェックパターンの総面積に対する印字面積の割合
を15%以上に設定していることを特徴としている。こ
れにより、印字面積の割合が15%以上になると、イン
クの供給不足による印字不良が顕著になるため、チェッ
クパターンによる印字不良の検査がより有効となる。
【0013】請求項4の発明は、請求項1記載のインク
ジェット記録装置であって、上記チェックパターンは、
上記記録媒体の印字状態を基に、上記ノズルの目詰まり
および上記インクの供給不足の少なくとも一方を検出さ
せる検査部分と、該チェックパターンの単位面積当たり
のインク量を、通常の印字時における単位面積当たりの
インク量に対応させるインク量調整部分とからなること
を特徴としている。これにより、インク量調整部分によ
りチェックパターンのインク量を任意に設定することが
できるため、様々な形態の印字にチェックパターンを対
応させることができる。
【0014】請求項5の発明は、請求項4記載のインク
ジェット記録装置であって、上記インク量調整部分は、
単位面積当たりのインク量をフルベタ印字時の15%以
上に設定していることを特徴としている。これにより、
インク量がフルベタ印字時の15%以上になると、イン
クの供給不足による印字不良が顕著になるため、チェッ
クパターンによる印字不良の検査がより有効となる。
【0015】請求項6の発明は、請求項2または4記載
のインクジェット記録装置であって、上記検査部分は、
順次選択されたチャンネルのノズルからインクを噴射さ
せて形成されたマーキングからなっていることを特徴と
している。これにより、マーキングの欠落を検出するこ
とによって、ノズルの目詰まりおよびインクの供給不足
の少なくとも一方の原因により印字不良を生じたノズル
のチャンネルを特定することができる。
【0016】請求項7の発明は、請求項6記載のインク
ジェット記録装置であって、上記マーキングは、副走査
方向に等間隔に複数個単位で形成されていることを特徴
としている。これにより、複数個のマーキングを副走査
方向に形成することによって、検査部分を短くすること
ができる。
【0017】請求項8の発明は、請求項6記載のインク
ジェット記録装置であって、上記マーキングは、副走査
方向に1個単位で階段状に形成されていることを特徴と
している。これにより、欠落したマーキングの段数を読
み取ることによりチャンネルを容易に特定することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図7に基づいて以下に説明する。本実施の形態に係るイ
ンクジェット記録装置は、図2に示すように、メイン基
板1を有している。メイン基板1には、印字処理や、目
詰まりを解消するパージ処理、チェックパターンを作成
するチェックパターン作成処理等の各種の処理ルーチン
を記憶したROM部2と、印字データを記憶するプリン
トバッファ等の記憶領域が形成されたRAM部3と、上
記の各種の処理ルーチンを実行するCPU部4とが設け
られており、CPU部4は、チェックパターン作成処理
ルーチンを実行したときに、目詰まりによる印字不良と
インクの供給不足による印字不良とを同時に検出可能な
図1(a)・(b)のチェックパターン15を印字する
ようになっている。
【0019】即ち、CPU部4は、図1(a)・(b)
に示すように、検査部分15aとインク量調整部分15
bとを主走査方向に交互に形成したチェックパターン1
5を印字するようになっている。検査部分15aは、複
数チャンネル毎に順次選択されたノズルからインクを噴
出させて形成されたマーキング15c…からなってお
り、ノズルの目詰まりおよびインクの供給不足のうち少
なくとも一方の原因により印字不良を生じたノズルのチ
ャンネルをマーキング15cの欠落により特定させるよ
うになっている。一方、インク量調整部分15bは、全
ノズルからインクを噴出させてフルベタ印字を行うこと
によって、検査部分15aの印字中におけるインクの消
費量を通常の印字時におけるインクの消費量に対応させ
るように印字デューティを調整するようになっている。
【0020】尚、印字デューティとは、チェックパター
ンの総面積に対するインクで被覆された部分の面積(印
字面積)の割合、或いはフルベタ印字時のインク量に対
する単位面積当たりのインク量の割合のことであり、こ
の印字デューティは、インクの供給不足による印字不良
をチェックパターン15に顕著に出現させるように、1
5%以上に設定されていることが望ましい。また、検査
部分15aとインク量調整部分15bとは、インク量調
整部分15bにおいて必要とされるインク供給量の影響
を検査部分15aにおいても生じさせ、検査部分15a
にインクの供給不足による印字不良を出現させるよう
に、数10msの間隔となるように設定されていること
が望ましい。
【0021】また、図2に示すように、CPU部4に
は、I/O部5を介してデューティ変更スイッチ6や図
示しないチェックパターン印字ボタン、パージボタン等
が接続されており、デューティ変更スイッチ6は、後述
のチェックパターンの印字デューティを変更可能に設定
するようになっている。また、チェックパターン印字ボ
タンは、チェックパターン作成信号を出力してチェック
パターン作成処理を実行させることによって、図1
(a)・(b)のチェックパターン15を印字させるよ
うになっている。また、パージボタンは、パージ信号を
出力してパージ処理を実行させることによって、ノズル
からインクを強制的に排出させて目詰まりを解消させる
ようになっている。
【0022】さらに、CPU部4には、キャリッジ基板
7に設けられた印字ヘッド駆動回路8や図示しないCR
モータ駆動回路等も接続されている。CRモータ駆動回
路は、図3のCRモータ22を正回転および逆回転させ
るようになっている。一方、印字ヘッド駆動回路8は、
電気接点部41bを介して電気接点部41aおよび印字
ヘッド10を備えた印字ヘッド機構21に接続されてい
る。印字ヘッド機構21は、図3に示すように、用紙2
5に対してインクの噴射方向が所定の角度となるように
キャリッジ23に固設されている。キャリッジ23は、
主走査方向Xに横設されたガイド軸24およびガイド板
27により移動自在に支持されていると共に、CRモー
タ22により駆動される走査ベルト26に接続されてお
り、走査ベルト26を駆動するCRモータ22は、ガイ
ド軸24に沿ってキャリッジ23を主走査方向Xに往復
移動させることによって、印字ヘッド機構21を用紙2
5との距離を一定に保持させながら主走査するようにな
っている。
【0023】また、印字ヘッド機構21は、図4および
図5に示すように、カートリッジ保持部材31と、カー
トリッジ保持部材31に設けられたインク供給部材37
と、カートリッジ保持部材31に着脱可能に設けられた
インクカートリッジ30とを有している。インク供給部
材37の前部には、上述の印字ヘッド10が保持されて
おり、印字ヘッド10は、副走査方向に例えば64チャ
ンネル分のノズルを有したノズル部材39と、駆動電圧
により変位する圧電素子を備え、この圧電素子の変位に
より各ノズルからインクを噴出させるアクチュエータ部
材38とを有している。そして、アクチュエータ部材3
8は、駆動電圧信号線40を介して電気接点部41aに
接続されており、電気接点部41aは、カートリッジ保
持部材31がキャリッジ23に装着されたときに、キャ
リッジ23に設けられたキャリッジ基板7上の電気接点
部41bに当接し、図2の印字ヘッド駆動回路8からの
駆動電圧をアクチュエータ部材38に印加するようにな
っている。
【0024】一方、カートリッジ保持部材31に装着さ
れるインクカートリッジ30は、中空状に形成されてい
る。インクカートリッジ30の内部には、インクを含む
ように連続気泡を有したフォーム35(多孔質部材)が
装填されている。また、印字ヘッド10側となるインク
カートリッジ30の前側壁には、インク供給口30aが
形成されており、インク供給口30aには、上述のイン
ク供給部材37がシール部材42を介して液密状態で嵌
合されている。そして、インク供給部材37には、印字
ヘッド10とインクカートリッジ30内とを連通させる
インク誘導路37aが形成されており、インク誘導路3
7aは、フォーム35に含まれたインクを印字ヘッド1
0の全チャンネルに供給するようになっている。また、
インクカートリッジ30の背面壁には、大気連通孔30
bが形成されており、大気連通孔30bは、印字ヘッド
10による印字によりインクが消費されたときに、消費
量に相当する体積分の空気をインクカートリッジ30内
に送り込むようになっている。
【0025】上記の構成において、図6のノズルチェッ
クのフローチャートに基づいてインクジェット記録装置
の動作を説明する。チェックパターン印字ボタンが押圧
されると、図2に示すように、チェックパターン印字信
号がI/O部5を介してCPU部4に出力されることに
なる(S1)。チェックパターン印字信号を受信したC
PU部4は、ROM部2に格納されたチェックパターン
作成処理ルーチンを実行することなり、デューティ変更
スイッチ6により設定された印字デューティを読み取っ
た後、この印字デューティに対応するチェックパターン
15を印字するように、RAM部3に形成されたプリン
トバッファとなる印字データ記憶領域に印字データを書
き込むことになる。
【0026】この後、図3に示すように、用紙25が図
示しない紙送り装置により副走査方向Yに搬送され、所
定位置に到達して停止された後、印字ヘッド機構21が
CRモータ22および走査ベルト26により主走査され
ることになる。そして、図2に示すように、RAM部3
の印字データが印字ヘッド駆動回路8に出力され、主走
査される印字ヘッド10に対して駆動電圧が所定のタイ
ミングで印加されることによって、図1(a)・(b)
に示すように、全ノズルからインクを噴出してベタ印字
としたインク量調整部分15bと、ノズルを複数チャン
ネル毎に順次選択してマーキング15c…を形成した検
査部分15aとを交互に有した1バンド分のチェックパ
ターン15が印字されることになる(S2)。
【0027】チェックパターン15が印字されると、オ
ペレータや光学センサによりチェックパターン15中に
ドット抜け(マーキング15cの欠落)があるか否かが
判定されることになる(S3)。この際、図1(a)の
チェックパターン15のようにドット抜けがない場合に
は(S3,NO)、目詰まりによる印字不良およびイン
クの供給不足により印字不良が発生していないとして通
常の印字モードに復帰されることになる(S4)。一
方、図1(b)のチェックパターン15のようにドット
抜けがある場合には(S3,YES)、印字不良を生じ
ているノズルのチャンネルが検査部分15aから特定さ
れた後、S1の実行直前にパージ処理が行われた否かが
判定されることになる(S5)。そして、パージ処理が
行われていた場合には(S5,YES)、インク切れで
あると判断され、図4のインクカートリッジ30が交換
されることになる(S6)。
【0028】一方、パージ処理が行われていない場合に
は(S5,NO)、図2に示すように、パージボタンが
押圧され、パージ信号がI/O部5を介してCPU部4
に出力されることになる(S7)。パージ信号を受信し
たCPU部4は、ROM部2に格納されたパージ処理ル
ーチンを実行することなり、印字ヘッド10を図示しな
いパージ処理位置に移動させ、印字ヘッド10からイン
クを強制的に排出させることになる(S8)。この後、
再度、S1から実施され、チェックパターン印字ボタン
の押圧(S1)およびチェックパターン15の印字(S
2)が行われた後、チェックパターン15にドット抜け
(マーキング15cの欠落)がない場合には(S3,N
O)、パージ処理により目詰まりが解消したとして通常
の印字モードに復帰され(S4)、ドット抜けがある場
合には(S3,YES)、S5においてパージ処理済み
であると判定され(S5,YES)、インクカートリッ
ジ30が交換されることになる(S6)。
【0029】尚、本実施の形態におけるチェックパター
ン15は、図1(a)・(b)に示すように、検査部分
15aとインク量調整部分15bとを交互に形成したも
のからなっているが、これに限定されることはない。即
ち、チェックパターン15は、図7(a)・(b)に示
すように、検査部分15aとインク量調整部分15bと
を並列的に主走査方向に形成したものであっても良く、
この場合には、チェックパターン15の全範囲において
正確にインク量を設定することが可能になる。また、本
実施の形態におけるチェックパターン15は図1(a)
・(b)に示すように、マーキング15c…を副走査方
向に複数個単位で形成したものからなっているが、これ
に限定されることもなく、図7(a)・(b)に示すよ
うに、副走査方向に1個単位でマーキング15cを階段
状に形成したものからなっていても良い。そして、この
場合には、図7(b)の欠落したマーキング15cの位
置A(チャンネル)を段数の読み取りから容易に特定す
ることが可能になる。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明は、印字ヘッドに供給さ
れたインクを該印字ヘッドのノズルから記録媒体に吹き
付けて印字するインクジェット記録装置であって、印字
不良を検査する際に、上記ノズルの目詰まりによる印字
不良と、上記インクの供給不足による印字不良とを検出
可能なチェックパターンを印字する構成である。これに
より、ノズルの目詰まりによる印字不良と、インクの供
給不足による印字不良とを検出可能なチェックパターン
を印字することによって、これらの印字不良を同時に検
査することができるため、印字不良の検査を短時間で完
了させることができるという効果を奏する。
【0031】請求項2の発明は、請求項1記載のインク
ジェット記録装置であって、上記チェックパターンは、
上記記録媒体の印字状態を基に、上記ノズルの目詰まり
および上記インクの供給不足の少なくとも一方を検出さ
せる検査部分と、該チェックパターンの総面積に対する
印字面積の割合を、通常の印字時における総面積に対す
る印字面積の割合に対応させる印字面積調整部分とから
なる構成である。これにより、印字面積調整部分により
チェックパターンの印字面積を任意に設定することがで
きるため、様々な印字形態にチェックパターンを対応さ
せることができるという効果を奏する。
【0032】請求項3の発明は、請求項2記載のインク
ジェット記録装置であって、上記印字面積調整部分は、
上記チェックパターンの総面積に対する印字面積の割合
を15%以上に設定している構成である。これにより、
印字面積の割合が15%以上になると、インクの供給不
足による印字不良が顕著になるため、チェックパターン
による印字不良の検査がより有効となるという効果を奏
する。
【0033】請求項4の発明は、請求項1記載のインク
ジェット記録装置であって、上記チェックパターンは、
上記記録媒体の印字状態を基に、上記ノズルの目詰まり
および上記インクの供給不足の少なくとも一方を検出さ
せる検査部分と、該チェックパターンの単位面積当たり
のインク量を、通常の印字時における単位面積当たりの
インク量に対応させるインク量調整部分とからなる構成
である。これにより、インク量調整部分によりチェック
パターンのインク量を任意に設定することができるた
め、様々な形態の印字にチェックパターンを対応させる
ことができるという効果を奏する。
【0034】請求項5の発明は、請求項4記載のインク
ジェット記録装置であって、上記インク量調整部分は、
単位面積当たりのインク量をフルベタ印字時の15%以
上に設定している構成である。これにより、インク量が
フルベタ印字時の15%以上になると、インクの供給不
足による印字不良が顕著になるため、チェックパターン
による印字不良の検査がより有効となるという効果を奏
する。
【0035】請求項6の発明は、請求項2または4記載
のインクジェット記録装置であって、上記検査部分は、
順次選択されたチャンネルのノズルからインクを噴射さ
せて形成されたマーキングからなっている構成である。
これにより、マーキングの欠落を検出することによっ
て、ノズルの目詰まりおよびインクの供給不足の少なく
とも一方の原因により印字不良を生じたノズルのチャン
ネルを特定することができるという効果を奏する。
【0036】請求項7の発明は、請求項6記載のインク
ジェット記録装置であって、上記マーキングは、副走査
方向に等間隔に複数個単位で形成されている構成であ
る。これにより、複数個のマーキングを副走査方向に形
成することによって、検査部分を短くすることができる
という効果を奏する。
【0037】請求項8の発明は、請求項6記載のインク
ジェット記録装置であって、上記マーキングは、副走査
方向に1個単位で階段状に形成されている構成である。
これにより、欠落したマーキングの段数を読み取ること
によりチャンネルを容易に特定することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】チェックパターンの状態を示す説明図であり、
(a)は印字不良を生じていない状態を示す図、(b)
は印字不良を生じた状態を示す図である。
【図2】インクジェット記録装置の制御系のブロック図
である。
【図3】インクジェット記録装置の要部斜視図である。
【図4】インクカートリッジが装着される状態を示す説
明図である。
【図5】印字ヘッド機構の断面図である。
【図6】ノズルチェックのフローチャートである。
【図7】チェックパターンの状態を示す説明図であり、
(a)は印字不良を生じていない状態を示す図、(b)
は印字不良を生じた状態を示す図である。
【図8】従来のチェックパターンの状態を示す説明図で
ある。
【図9】従来のチェックパターンの状態を示す説明図で
ある。
【図10】従来のチェックパターンの状態を示す説明図
である。
【符号の説明】
6 デューティ変更スイッチ 7 キャリッジ基板 8 印字ヘッド駆動回路 10 印字ヘッド 15 チェックパターン 15a 検査部分 15b インク量調整部分 15c マーキング 21 印字ヘッド機構 22 CRモータ 23 キャリッジ 24 ガイド軸 25 用紙 26 走査ベルト 27 ガイド板 30 インクカートリッジ 30a インク供給口 31 カートリッジ保持部材 35 フォーム 37 インク供給部材 38 アクチュエータ部材 39 シール部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドに供給されたインクを該印字
    ヘッドのノズルから記録媒体に吹き付けて印字するイン
    クジェット記録装置であって、 印字不良を検査する際に、上記ノズルの目詰まりによる
    印字不良と、上記インクの供給不足による印字不良とを
    検出可能なチェックパターンを印字することを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 上記チェックパターンは、 上記記録媒体の印字状態を基に、上記ノズルの目詰まり
    および上記インクの供給不足の少なくとも一方を検出さ
    せる検査部分と、 該チェックパターンの総面積に対する印字面積の割合
    を、通常の印字時における総面積に対する印字面積の割
    合に対応させる印字面積調整部分とからなることを特徴
    とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 上記印字面積調整部分は、 上記チェックパターンの総面積に対する印字面積の割合
    を15%以上に設定していることを特徴とする請求項2
    記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 上記チェックパターンは、 上記記録媒体の印字状態を基に、上記ノズルの目詰まり
    および上記インクの供給不足の少なくとも一方を検出さ
    せる検査部分と、 該チェックパターンの単位面積当たりのインク量を、通
    常の印字時における単位面積当たりのインク量に対応さ
    せるインク量調整部分とからなることを特徴とする請求
    項1記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 上記インク量調整部分は、 単位面積当たりのインク量をフルベタ印字時の15%以
    上に設定していることを特徴とする請求項4記載のイン
    クジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 上記検査部分は、 順次選択されたチャンネルのノズルからインクを噴射さ
    せて形成されたマーキングからなっていることを特徴と
    する請求項2または4記載のインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 上記マーキングは、副走査方向に等間隔
    に複数個単位で形成されていることを特徴とする請求項
    6記載のインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 上記マーキングは、副走査方向に1個単
    位で階段状に形成されていることを特徴とする請求項6
    記載のインクジェット記録装置。
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