JPH09193453A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09193453A
JPH09193453A JP8006866A JP686696A JPH09193453A JP H09193453 A JPH09193453 A JP H09193453A JP 8006866 A JP8006866 A JP 8006866A JP 686696 A JP686696 A JP 686696A JP H09193453 A JPH09193453 A JP H09193453A
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JP8006866A
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English (en)
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Atsushi Hakamata
厚 袴田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主走査方向及び副走査方向の何れの方向につ
いても高画質で画像を再現する。 【解決手段】 基準濃度Doで3画素幅の垂直線画像群
を形成し濃度Dv1を検出し、水平線画像群を形成し濃
度Dh1を検出する(100〜110)。濃度Dv1と
濃度Dh1とが一致するまで水平線画像形成の電流値を
増減し、一致したとき記憶する(112〜120)。同
様に、基準濃度Doで3.5画素幅の垂直線画像群を形
成し濃度Dv2を検出し、水平線画像群を形成し濃度D
h2を検出する(122〜128)。濃度Dv2と濃度
Dh2とが一致するまで水平線画像形成の電流値を増減
し、一致したとき記憶する(130〜138)。従っ
て、副走査方向の端部のレーザ光強度を切り換えること
により、主走査方向の画像幅と副走査方向の画像幅のバ
ランスを保つことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置にか
かり、特に、光ビームを走査することによって画像を形
成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ・ビーム・プリンター、デジタル
複写機、ファクシミリ等の画像形成装置では、気体レー
ザや半導体レーザ等から射出されるレーザ光等の光ビー
ムを、回転多面鏡(ポリゴンミラー)により所定方向に
偏向して主走査すると共に、その回転多面鏡により反射
された光ビームを感光体等の結像面上において、所定方
向と直交する方向に感光体等を移動させたりガルバノミ
ラー等の素子により偏向したりして副走査する。ポリゴ
ンミラーで偏向された光ビームを等速度直線運動の状態
でかつ集光させる光学系としてはfθレンズ等で構成さ
れた光学系が主に用いられている。
【0003】従って、光ビームは、ポリゴンミラーの回
転によって所定方向に主走査(偏向)され、fθレンズ
によって走査速度補正された後に、感光体を露光する。
感光体は、例えば円筒状に形成され、ステップ駆動回転
または等速度回転される。感光体の回転によって、感光
体の露光部は主走査方向と略直交する方向に走査される
ことになるので、感光体の回転は副走査に対応する。こ
れらの主走査及び副走査を行うことで、感光体を2次元
的に露光できる。これらの主走査及び副走査に同期して
光ビームをオンオフすれば、感光体上に画像を形成(露
光)できる。
【0004】このように、光ビームを主走査及び副走査
して画像を形成する画像形成装置では、主走査方向は1
主走査中の光ビームのオンオフ制御をすることによって
解像度や階調性を向上させることができる。
【0005】例えば、主走査方向に一定速度で走査する
光ビームに対して光ビームの点滅時間を制御する、所謂
パルス幅変調することによって画像を形成する画像形成
装置が知られている(特開昭62−233979号公報
参照)。この画像形成装置では、高い階調性を維持する
ため、最小パルス幅及び最大パルス幅を装置の画像処理
特性に応じて決定し、入力されたデジタル画像信号のパ
ルス幅を調整している。従って、主走査方向について画
像の位置設定をすることができる。
【0006】しかしながら、この技術ではパルス幅変調
において調整可能なパルス幅の信号は画素サイズに応じ
て定められる所定周期で制限される。また、パルス幅変
調は、主走査方向についての画像形成に反映されるが、
副走査方向についての画像形成に適用することができな
い。すなわち、副走査方向については感光体をステップ
駆動や等速度回転させることによる主走査毎の間欠的露
光となるので、副走査方向の解像度を向上させることが
できない。この副走査方向の解像度を向上させるために
は、感光体を微小な移動量でステップ駆動させることや
感光体を低速度で移動させることで可能であるが、画像
形成時間の増大を招き、実用的ではない。
【0007】この問題点を解決するものとして、隣り合
う光ビームの一部が重複するように、光ビームを走査露
光し、その光ビームの強度を変更(強度変調)して副走
査方向の画像幅を制御する技術が知られている(特開平
6−91929号公報参照)。この技術では、副走査方
向端部の光ビームの強度を設定することによって、副走
査方向の画像端部位置を制御し、形成される画像の遷移
を高い空間位置設定精度で空間的に位置設定している。
【0008】これらの画像形成装置を用いれば、形成さ
れる画像は主走査方向及び副走査方向の両方向共に所望
の位置精度で設定し、高画質の画像を再現できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置のように、形成する画像について主走査方
向の位置設定を光ビームのオンオフ制御によって実現す
るものでは、主走査方向及び副走査方向が同一幅である
画像を形成しようとしても、光ビームの走査速度の変動
や画像を顕在化するための現像処理等の条件によって、
形成される画像が異なる幅で形成される。
【0010】また、光ビームの強度を変更(強度変調)
して副走査方向の画像幅を制御する画像形成装置では、
経時変動によって光ビームのビーム径、走査ピッチ、感
光体の感度、光ビームの強度(光量)、及び現像処理時
の現像電位等の特性が変動し光ビームの強度を変更した
ときの強度変化に対する副走査方向の画像幅の変化量が
変動する。
【0011】従って、従来の画像形成装置では、主走査
方向及び副走査方向が同一幅である画像を形成しようと
しても、形成される画像は主走査方向及び副走査方向の
何れの画像幅も変動し得るので、得られる画像の品質が
低下する。
【0012】本発明は、上記事実を考慮して、主走査方
向及び副走査方向の何れの方向についても高画質で画像
を再現することができる画像形成装置を得ることが目的
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、光ビームを射出する光ビー
ム射出手段と、前記光ビームを所定の主走査方向に走査
露光しかつ当該主走査方向と交差する副走査方向に走査
露光すると共に、当該副走査方向に走査するときの走査
間隔より大きい所定ビーム径の光ビームを当該副走査方
向の隣接する光ビームの一部が重なり合うように感光体
上に集光させる走査集光手段と、前記光ビームの射出時
間を変更する射出時間変更手段と、前記光ビームの強度
を変更する強度変更手段と、前記主走査方向の露光部と
未露光部との境界を形成させるときの前記感光体上の主
走査方向の所定位置の光ビームの射出時間の制御による
境界の位置の変化量と、前記主走査方向の境界に対応す
る副走査方向の露光部と未露光部との境界を形成させる
ときの前記感光体上の副走査方向の所定位置の光ビーム
の強度の制御による境界の位置の変化量と、が略一致す
るように前記射出時間変更手段及び強度変更手段を制御
する制御手段と、を備えている。
【0014】前記制御手段は、請求項2に記載したよう
に、前記主走査方向の画像幅と副走査方向の画像幅が略
一致する画像が前記感光体上に形成されるように、前記
境界に対応する光ビームの強度を設定することができ
る。
【0015】なお、請求項3に記載したように、前記副
走査方向に所定長さでかつ一定幅の線分を複数形成した
第1領域と、前記主走査方向に所定長さでかつ一定幅の
線分を複数形成した第2領域との各々の領域の平均濃度
を予め検知し、検知した各平均濃度が略一致するよう
に、前記境界に対応する光ビームの強度を設定すること
ができる。
【0016】本発明の画像形成装置によれば、感光体上
の主走査方向の所定位置の光ビームの射出時間の制御に
よって形成される、主走査方向の露光部と未露光部との
境界の位置の変化量は、光ビームの強度の制御によって
形成される、主走査方向の境界に対応する副走査方向の
境界の位置の変化量と、略一致するように制御する。こ
のように、主走査方向及び副走査方向の各々の露光部と
未露光部との境界では、制御による境界の位置の変化量
が一致する。従って、主走査方向及び副走査方向の何れ
の方向についても略一致する変化量で境界を形成するこ
とができるので、主走査方向及び副走査方向の両方向共
に略同様に位置設定することができ、得られる画像の品
質が向上する。
【0017】なお、請求項2に記載したように、制御手
段は、主走査方向の画像幅と副走査方向の画像幅が略一
致する画像が感光体上に形成されるように、境界に対応
する光ビームの強度を設定できる。従って、主走査方向
の画像幅と副走査方向の画像幅が略一致した画像は感光
体上に常時略一致した画像幅で形成される。このように
することによって、主走査方向及び副走査方向の何れの
画像幅が変動し得ないので、得られる画像の品質が向上
する。
【0018】また、請求項3に記載したように、前記副
走査方向に所定長さでかつ一定幅の線分を複数形成した
第1領域と、前記主走査方向に所定長さでかつ一定幅の
線分を複数形成した第2領域との各々の領域の平均濃度
を予め検知する。各々の平均濃度は主走査方向と副走査
方向についての画像の傾向を表すことになる。従って、
この検知した各平均濃度が略一致するように、境界に対
応する光ビームの強度を設定することによって、主走査
方向及び副走査方向の何れの画像幅が変動しない、良好
な画像を形成することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。
【0020】図1には本実施の形態にかかる画像形成装
置であるレーザプリンタの露光部を構成する光走査装置
40の概略構成を示した。本実施の形態の光走査装置4
0は、レーザ光源42を備えており、レーザ光源42の
射出側にはコリメータレンズ44及びポリゴンミラー4
6が順に配設されている。このレーザー光源42はマイ
クロコンピュータを含んで構成された制御装置58(詳
細は後述)に接続されている。なお、ポリゴンミラー4
6は、制御装置58によって所定方向(図1の矢印B方
向)等速度回転される。従って、レーザ光源42より出
射されたレーザビームは、コリメータレンズ44によっ
てコリメートされ、ポリゴンミラー46の回転によって
感光体上で所定方向(図1の矢印M方向)に主走査(偏
向)される。
【0021】ポリゴンミラー46の反射側には、入射さ
れたレーザビームを等走査速度に補正するためのfθレ
ンズ48が設けられており、fθレンズ48の下流側に
は反射ミラー56が設けられている。この反射ミラー5
6の反射側には円筒状の感光体54が設けられている。
従って、ポリゴンミラー46により主走査されたレーザ
ビームはfθレンズ48によって走査速度補正された後
に、反射ミラー56を介して感光体54を露光する。こ
の感光体54上には、レーザビームの上記主走査による
直線状の走査線が形成される。
【0022】この感光体54は、制御装置58によって
所定方向(図1の矢印A方向)にステップ駆動回転また
は等速度回転される。従って、感光体54上では、感光
体54の回転によりレーザビームは主走査されたときの
主走査方向と略直交する方向に走査され、副走査され
る。
【0023】なお、感光体54上での主走査方向の画像
信号書き込みタイミング信号(SOS)を検出するため
に、感光体領域外のレーザビーム走査領域にピックアッ
プミラー50及びセンサ52から構成される位置検出セ
ンサが設けられている。
【0024】また、感光体54上に記録された情報(画
像)は図示しない現像手段で可視化され、図示しない転
写、定着手段で紙等の複写材料上に可視画像が形成され
る。感光体54としては電子写真方式の感光材料の他
に、銀塩写真方式の感光フィルムを用いてもよいが、感
光特性はハイガンマ特性を示すものが望ましい。
【0025】さらに、本実施形態の画像形成装置は、感
光体54の一方の側縁部(図1では紙面左方の)から画
像の濃度を検出するための濃度センサ64が設けられて
いる(詳細は後述)。
【0026】図2に示すように、制御装置58は、マイ
クロコンピュータを含んで構成されたレーザ駆動装置6
6を備えている。このレーザ駆動装置66は、後述する
基準濃度Doや校正用データを記憶すると共に画像デー
タ(1画像分の全画素データ)を記憶するためのメモリ
68に接続されている。このメモリ68には、後述する
基準濃度Doや校正用データが予め記憶される。また、
このメモリ68には、図示しないホストコンピュータ等
の画像データ出力装置から供給される1画像分の全ての
画素データ(画像データ)が記憶される。
【0027】レーザ駆動装置66は、画素データに応じ
たパルス幅の信号を生成するパルス幅変調と共に、画素
データに応じた光強度の信号を生成する光強度変調をす
る機能を有しており(詳細後述)、レーザ光源42に接
続されている。このレーザ駆動装置66から出力された
信号に応じたパルス幅及び光強度によってレーザ光源4
2が駆動される。
【0028】このレーザ駆動装置66には、感光体の濃
度を検出するための濃度センサ64が接続されている。
なお、この濃度センサ64は、潜像電位を検出するため
の電位検出器でもよい。この場合、検出した潜像電位の
値から顕在化される画像の濃度値に変換してこの変換値
を濃度値として用いる。また、濃度センサ64で検出す
る濃度値は微少領域の平均濃度値を用いてもよく、予め
定めた所定領域を単位とした平均濃度値でもよい。
【0029】また、レーザ駆動装置66には、同期検出
器70を介してセンサ52が接続されている。この同期
検出器70から出力される同期信号に同期してメモリ6
8からレーザ駆動装置66に画像データを送信する。
【0030】図3に示すように、レーザ駆動装置66
は、パルス信号処理器10を備えている。このパルス信
号処理器10は、入力された画像データIDに応じてレ
ーザ光源42をオンオフ制御するためのパルス信号を生
成する回路である。パルス信号処理器10の第1の入力
端10Jは、画像データIDが入力されるようにメモリ
68に接続されている。また、第2の入力端10Kは、
同期信号が入力されるようにセンサ70に接続されてい
る。
【0031】パルス信号処理器10は、図示は省略した
が、デジタルアナログ変換器、三角形波形のスクリーン
信号を生成する生成器、及び入力信号とスクリーン信号
とを比較する比較器等を備えており、入力されたデジタ
ルの画像データIDを画素毎に、1画素について予め定
めた時間の間について画像データIDの階調(濃度)に
応じたアナログ信号に順次変換し、これをスクリーン信
号と比較して、スクリーン信号がアナログ信号より大き
いとき、ハイレベルとなるパルス信号PWを出力する。
このパルス信号PWが入力されるように、パルス信号P
Wを出力する出力端10Qはスイッチ回路38の制御端
38Gに接続されている。なお、スイッチ回路38はハ
イレベルのパルス信号PWが入力されたときに導通状態
となる。
【0032】また、パルス信号処理器10は、後述する
スイッチ32、34、36を作動させるための信号S
1,S2,S3を出力するセレクタ10Aを備えてい
る。なお、詳細は後述するが、主走査方向の画像幅及び
副走査方向の画像幅を校正するときにセレクタ10Aか
ら信号S1,S2,S3の何れかを出力させるために、
パルス信号器10の制御端10Gには、セレクタ信号S
Eが入力されるように濃度処理器12が接続されてい
る。
【0033】この濃度処理器12は、マイクロコンピュ
ータ(図示省略)を含んで構成され、後述するように、
主走査方向及び副走査方向の画像幅を略一致させるた
め、その画像端部の濃度に応じた電流をレーザ光源42
へ出力するための処理を行う回路である。
【0034】この濃度処理器12の入力端及び出力端は
図示を省略したマイクロコンピュータの入出力装置に接
続されている。濃度処理器12の第1の入力端12Jは
基準濃度Doが入力されるようにメモリ68に接続さ
れ、第2の入力端12Kは同期信号が入力されるように
センサ70に接続され、第3の入力端12Mは検出した
濃度Dxが入力されるように濃度センサ64に接続され
ている。
【0035】また、濃度処理器12の第1の出力端12
Qは比較器14の基準端14Sに接続され、第2の出力
端12Pは比較器14の比較端14Cに接続されてい
る。濃度処理器12は入力された基準濃度Doを出力信
号D1として出力すると共に、濃度センサ64からの濃
度Dxを出力信号D2として出力する。比較器14は基
準端14S及び比較端14Cに入力された信号を比較
し、基準端14Sに入力された信号に対する比較端14
Cに入力された信号の差分値を比較結果として出力す
る。この比較器14の出力端14Qはアップダウンカウ
ンタ16の入力端16Jに接続されている。
【0036】アップダウンカウンタ16は、入力された
比較結果の符号及び値に応じてカウント値を比較結果の
値まで上昇または下降させるカウンタ回路である。すな
わち、D1>D2の場合にはアップダウンカウンタ16
はカウント値を上昇させて比較結果の値で停止する。一
方、D1<D2の場合には下降させる。アップダウンカ
ウンタ16のアップ側出力端16U及びダウン側出力端
16Dは、入力されたデジタル信号をアナログ信号に変
換するためのDA変換器18、20、22の各々の入力
側に等価に接続されている。従って、DA変換器18、
20、22の各々にはアップダウンカウンタ16から出
力される同一の値であるデジタル信号が入力される。
【0037】これらのDA変換器18、20、22の各
々の制御端18G、20G、22Gは濃度処理器12の
制御出力端Fに独立して接続されている。濃度処理器1
2の制御出力端Fからは、対応するDA変換器18、2
0、22の制御端へラッチ信号R1,R2,R3を出力
する。上記DA変換器18、20、22の各々は、図示
を省略したラッチ回路を備えており、各図示しないラッ
チ回路には濃度処理器12から制御端18G、20G、
22Gにラッチ信号R1,R2,R3が入力されたとき
の(アップダウンカウンタ16から出力された)値がラ
ッチされる。
【0038】DA変換器18の出力端18Qは、出力電
流値が可変の電源26の制御端26Gに接続されてお
り、電源26はDA18から出力されたアナログ値に応
じた電流値Ic1の電流を出力する。同様に、DA変換
器20の出力端20Qは、電源28の制御端28Gに接
続され、電源28はDA20から出力されたアナログ値
に応じた電流値Ic2の電流を出力し、DA変換器22
の出力端22Qは、電源30の制御端30Gに接続さ
れ、電源30はDA22から出力されたアナログ値に応
じた電流値Ic3の電流を出力する。
【0039】電源26の出力端26Qはスイッチ32を
介してスイッチ回路38の入力端38Jに接続されてい
る。同様に、電源28の出力端28Qはスイッチ34を
介してスイッチ回路38の入力端38Jに接続され、電
源30の出力端30Qはスイッチ36を介してスイッチ
回路38の入力端38Jに接続されている。これらのス
イッチ32、34、36の各々は、パルス信号処理器1
0のセレクタ10Aから出力される信号S1,S2,S
3によって作動(導通)する。
【0040】従って、これらスイッチ回路32、34、
36の各々の出力側が共通に接続され、スイッチ38の
入力端38Jに接続され、このスイッチ38の出力側
は、レーザ光源42に接続されているので、セレクタ信
号(S1,S2,S3の何れか)に対応する電源26、
28、30の何かの電源から出力される電流が、パルス
信号処理器10から出力されるパルス信号PWのパルス
幅によりスイッチ38で切り換えられて、レーザ光源に
供給される。
【0041】なお、上記の電源は上記のように3つに限
定されるものではなく、2つ、3つまたは5つ以上あっ
てもよい。
【0042】ここで、主走査方向の画像幅の制御及び副
走査方向の画像幅の制御について説明する。
【0043】まず、レーザ光の点滅時間を変化させるこ
とによって、主走査方向の画像幅を制御する場合を説明
する。図4には、主走査方向について3種類のパルス幅
による点灯時間でレーザ光源42を駆動すると共に、同
一の点灯時間で4回副走査したときに形成されるテキス
ト画像の一部イメージ図を示した。
【0044】図4(A)に示すように、所定の強度のレ
ーザ光を時間ta点灯する主走査を行い、同一の点灯時
間で4回の副走査を行った場合には、1回の主走査で感
光体を露光するレーザー光は各々実線80a1で示したガ
ウシアン形状になり、実線80axで示すレーザ光の位置
まで感光体54を連続して露光する。従って、それらが
合成された強度の破線82で示す光エネルギーのレーザ
光が露光される。
【0045】このとき、露光エネルギーが現像閾値Io
を超えた部分が現像により顕在化されるものと仮定する
と、図4(A)の下欄に示すように、4回の副走査によ
るレーザ光によって現像後に顕在化する画像は、主走査
方向について、実線80a1で示す形状のレーザ光により
形成される端部Pa1から実線80axで示す形状のレーザ
光により形成される端部Paxまでの長さLaの範囲を含
む斜線部になる。また、図4(B)に示すように、所定
の強度のレーザ光を時間tb点灯する主走査を行い、同
一の点灯時間で4回の副走査を行った場合には、各々実
線80b1で示したガウシアン形状のレーザ光から実線8
bxで示すレーザ光により主走査方向に連続して感光体
54が露光される。この場合、図4(B)の下欄に示す
ように、現像後に顕在化する画像は、実線80b1で示す
形状のレーザ光により形成される端部Pb1から実線80
bxで示す形状のレーザ光により形成される端部Pbxまで
の長さLbの範囲を含む斜線部になる。
【0046】同様に、図4(C)に示すように、所定の
強度のレーザ光を時間tc点灯する主走査を行い、同一
の点灯時間で4回の副走査を行った場合には、各々実線
80 c1で示したガウシアン形状のレーザ光から実線80
cxで示すレーザ光により主走査方向に連続して感光体5
4が露光される。この場合、図4(C)の下欄に示すよ
うに、現像後に顕在化する画像は、実線80c1で示す形
状のレーザ光により形成される端部Pc1から実線80cx
で示す形状のレーザ光により形成される端部P cxまでの
長さLcの範囲を含む斜線部になる。
【0047】このように、レーザ光源を点灯するための
パルス幅を変化させることによって、その画像の主走査
方向の端部位置を変化させることができる。このように
してレーザ光のパルス幅を変更することによって画像の
端部(エッジ位置)、すなわち主走査方向の画像幅を制
御できる。
【0048】このとき、感光体を露光するレーザ光は所
定のビーム径を有しているので、主走査方向に所定画像
幅を得るために感光体上で換算される走査時間のパルス
幅でレーザ光源を点灯した場合、ビーム径による露光部
分が大きめになり、画像幅が若干長くなる。すなわち、
主走査方向に所定画像幅となる副走査方向の線画像は太
くなる。
【0049】次に、副走査方向の端部を露光するレーザ
光の強度を変化させること(強度変調)によって、副走
査方向の画像幅を制御する場合を説明する。図5には、
3回の主走査を走査ピッチPTで副走査したときに形成
される画像の一部イメージ図を示した。
【0050】図5(1)に示すように、副走査方向が同
一の3つのレーザ光は、各々同一の強度(図5(2)に
示す電流値Ic1による強度Ia)の場合に各々実線8
1、802 、803 で示したガウシアン形状になり、
感光体54にはそれらが合成された強度の破線82で示
す光エネルギーのレーザ光が露光される。このとき、露
光エネルギーが現像閾値Ioを超えた部分が現像により
顕在化されるものと仮定し、時間t1 だけ露光すると、
3番目のレーザ光(図5の紙面の右側の実線803 で示
したガウシアン形状のレーザ光)により現像後に顕在化
する画像は、副走査方向について、2番目のレーザ光に
より形成される端部P1 から3番目のレーザ光により形
成される端部Paまでの長さL1 の範囲を含む斜線部に
なる(図5(3)参照)。
【0051】この3番目のレーザ光の強度を強度Iaか
ら、強度Ib、Ic、Idと順に減少させると、合成露
光エネルギーが現像閾値Ioを越える端部(図5の右側
端部)の位置は変化(図5(1)では右から左へと移
動)する。従って、時間t2 を強度Ibで露光すると、
3番目のレーザ光により現像後に顕在化する画像は端部
1 から端部Pbまでの長さL2 の範囲を含む斜線部と
なり、時間t3 を強度Icで露光すると、3番目のレー
ザ光により現像後に顕在化する画像は端部P1 から端部
Pcまでの長さL3 の範囲を含む斜線部となり、時間t
3 以降を強度Idで露光すると、3番目のレーザ光によ
り現像後に顕在化する画像は端部P1 から端部Pdまで
の長さL4 の範囲を含む斜線部となる(図5(3)参
照)。このように、段階的にレーザ光の強度を下げてい
くと形成される画像の右端部は段階的に変化するので、
光強度を変化させることによって、そのテキスト画像の
端部位置を右から左へと変化させることができる。この
ようにしてレーザ光の強度を変更することによって画像
の端部(エッジ位置)、すなわち副走査方向の端部位置
を制御できる。
【0052】なお、上記3番目のレーザ光について、レ
ーザ光の強度と端部位置との関係をビーム径と走査ピッ
チを変化させたときの計算結果を図6に示した。図中、
点線は副走査方向のビーム径と走査ピッチとの比率が
1.0のときの結果を示した。この比率は半値全幅で表
されたレーザ光のビーム径を走査ピッチで除算した値で
ある。同様に、実線は比率が1.36のときの結果を示
し、1点鎖線は比率が2.0のときの結果を示した。
【0053】このように、比率が変わると副走査方向の
端部のレーザ光の強度と端部位置との関係が変化する。
従って、走査ピッチの範囲内で画像端部を形成しようと
すると、上記の比率に応じて形成される端部位置が変動
する。例えば、解像度が800dpi(ドット/イン
チ)のとき走査ピッチPTは約0.032mmであり、
レーザ光のビーム径が半値全幅0.064mmである場
合、比率は2.0(図6の一点鎖線で示す特性)であ
る。この場合、走査ピッチの中央位置0.016(=
0.032/2)mmに端部位置を位置決めしようとす
ると、レーザ光の強度のピークは、約0.4となる。ま
た、走査ピッチPTが0.044mmのとき(比率1.
36、図6の実線で示す特性)レーザ光の強度のピーク
は約0.53となり、走査ピッチPTが0.032mm
のとき(比率1.0、図6の点線で示す特性)レーザ光
の強度のピークは0.68となる。従って、走査ピッチ
PTの中央部に画像端部を位置決めしようとした場合、
ビーム径の違いに応じて画像端部を露光するレーザ光の
強度を各々異なる数値に定める必要がある。従って、副
走査方向に画像が連続するように感光体上でレーザ光が
隣接させるため、解像度から定まる走査ピッチPTに相
当するレーザ光のビーム径を定めると、副走査方向に所
定画像幅を得るために端部のレーザ光の強度を変更した
場合、端部位置が短くなり、画像幅が短くなる。すなわ
ち、副走査方向に所定画像幅となる主走査方向の線画像
は細くなる。
【0054】また、図6からも理解されるように、この
比率を高くすることにより線形特性に近づき、副走査方
向のビーム径と走査ピッチとの比率を選択することによ
って、レーザ光の強度と副走査方向の位置との関係をリ
ニアに設定することができる。
【0055】図7には、主走査方向の画像幅及び副走査
方向の画像幅の各画像幅を段階的に調整したときの、画
像の隅部分である縦横5×5画素で形成される画像を示
した。すなわち、主走査方向の端部の画素(図7の領域
Ar1内の画素)は点灯時間(パルス幅)を調整して画
像を形成し、副走査方向の端部の画素(図7の領域Ar
2内の画素)はレーザ光の強度を調整して画像を形成す
る。これらパルス幅及び強度の調整は、各画素に重みを
付して行われる。すなわち、図7の例では、領域Ar
1,Ar2に含まれない各画素の重みは1とされ、主走
査方向の端部で領域Ar1内の画素90A,90B,9
0C,90D,90Eの各画素には1、0.75、0.
5、0.25、0の重みが順に付され、副走査方向の端
部で領域Ar2内の画素90F,90G,90H,90
I,90Eの各画素には1、0.75、0.5、0.2
5、0の重みが順に付される。領域Ar1,Ar2に含
まれる画素の内、画素90Eのみが主走査方向及び副走
査方向についての重みが付されるが、それ以外の画素は
主走査方向及び副走査方向の何れか一方についての重み
が付される。
【0056】この領域Ar1内の各画素には重みに略比
例した点灯時間(パルス幅)で、領域Ar2内の各画素
には重みに略比例したレーザ光の強度で感光体を露光す
る。これによって、各方向について重みに略比例した略
1/4づつ画像幅が減少する画像が形成されるはずであ
る。パルス幅変調による、主走査方向の端部での領域A
r1では、レーザ光のビーム径による膨らみが多少生じ
るものの(図4参照)、各重みに略比例した端部の位置
が再現される。ところが、副走査方向の端部(図7の紙
面上で下端部)では図6に示す特性によって画素の重み
に対して不均等な位置に再現される。従って、主走査方
向と副走査方向の画像幅のバランスがくずれ、画質の低
下を招く。
【0057】ここで、本発明者は、レーザ光の強度と端
部位置との関係を上記比率が一定(1.36)であると
きに、現像閾値を変化させた場合の実験を行い、図8に
示す特性を得た。図中、実線は現像閾値が0.14のと
きの結果を示し、1点鎖線は現像閾値が0.5のときの
結果を示し、点線は現像閾値が0.75のときの結果を
示し、2点鎖線は現像閾値が1.0のときの結果を示
し、3点鎖線は現像閾値が1.15のときの結果を示し
た。この結果から理解されるように、現像閾値が大きく
なるにしたがって、顕在化する画像部分が徐々に少なく
なるので、端部位置は短くなる。従って、経時変動や温
度変動等の現像条件が変化すると端部位置が変動するこ
とが理解される。
【0058】以上の点を考慮し、主走査方向及び副走査
方向の画像幅のバランスを保ち高画質を得るための、本
実施の形態の画像形成装置の作動を説明する。なお、以
下の説明では、主走査方向の所定位置でレーザ光源が点
灯するように主走査すると共に副走査したときに形成さ
れる副走査方向に延びた画像を、垂直線画像といい、連
続的にレーザ光源が点灯するように主走査すると共に所
定走査ピッチ回数だけ副走査したときに形成される主走
査方向に延びた画像を、水平線画像という。
【0059】本実施の形態は、感光体54上に形成され
た所定パターンによる複数の水平線画像からなる水平線
画像群(図10(A)下欄参照)と複数の垂直線画像か
らなる垂直線画像群(図10(A)上欄参照)の、各々
の領域の濃度が等しくなるよう水平線画像の端部を形成
するレーザ光の強度を補正することによって、主走査方
向及び副走査方向の画像幅のバランスを維持させるもの
である。
【0060】まず、画像形成装置の電源を投入すると、
レーザ駆動装置66の濃度処理器12において図9に示
す画像幅補正ルーチンが実行され、ステップ100にお
いて、感光体54を全面露光することによって一面が同
一濃度となるベタ画像を形成する。
【0061】このステップ100では、濃度処理器12
は、基準濃度Doを読み取り、基準濃度Doを出力信号
D1として出力すると共に、DA変換器18のみをラッ
チ信号R1で活性化させる。これにより、DA変換器1
8からのアナログ信号に応じた電流Ic1が電源26か
ら出力される。このとき、パルス信号処理器10から信
号S1のみが出力されるようにセレクタ信号SEをパル
ス信号処理器10へ出力する。これによって、スイッチ
32が連続導通状態(オン状態)とされ、電源26から
出力される電流でレーザ光源38が連続点灯状態(全面
書き込み)になる。このようにして形成されたベタ画像
の濃度は濃度センサ64で検出され、濃度処理器12は
この濃度Dxを出力信号D2として出力する。これによ
り、比較器14において基準濃度Doと検出した濃度D
xとが比較され、検出した濃度Dxが基準濃度Doと等
しくなるまでアップダウンカウンタ16の出力を増減さ
せ、以上の処理を繰り返し実行する。
【0062】次のステップ102では、ステップ100
でベタ画像について基準濃度Doと検出した濃度Dxと
が一致したときのレーザ光源の駆動電流である電源26
の電流値Ic1を保持させるため、ラッチ信号R1を出
力する。例えば、DA変換器を不活性化させるためラッ
チ信号を切り換え、この切り換え時点の値をラッチさせ
る。これによって、DA変換器18には、基準濃度Do
でベタ画像を形成させるために電源26から電流値Ic
1の電流を出力させるためのデジタル値がラッチされ
る。
【0063】次のステップ104では、図10(A)の
パターン92に示すように、主走査について3画素連続
点灯(斜線部)しかつ3画素連続消灯(白抜部)するこ
とを繰り返すことを副走査毎に同様に行って垂直線画像
群を形成する。この場合、レーザ光源42は電源26か
ら出力される電流Ic1で駆動する。次に、ステップ1
06において、形成された垂直線画像群の濃度を濃度セ
ンサ64で検出する。この垂直線画像群の濃度は、感光
体の所定回転時間内で得られる平均濃度であり、この平
均濃度を垂直線画像群の濃度Dv1として図示しない記
憶装置に記憶する。次のステップ108では、図10
(A)のパターン94に示すように、3回連続する副走
査94A,94B,94Cで主走査方向に連続点灯させ
かつ次の3回連続する副走査94D,94E,95Fで
連続消灯させることを繰り返すことを副走査方向に繰り
返し行って水平線画像群を形成する。この場合、レーザ
光源42は電源26から出力される電流Ic1で駆動す
る。なお、副走査94Dは水平線画像群の画像幅調整用
として機能し、レーザ光源42は電源28から出力され
る電流Ic2で駆動するように切り換えられる。次に、
ステップ110において、形成された水平線画像群の濃
度(平均濃度)を濃度センサ64で検出し、この平均濃
度を水平線画像群の濃度Dh1として記憶する。
【0064】次に、ステップ112で、図示しない記憶
装置から濃度Dv1,Dh1を読み取って、Dv1=D
h1か否かを判断し、否定判断のときは、濃淡により水
平直線群の画像幅の長短を判断するため、ステップ11
4でDh1<Dv1か否かを判断する。Dh1<Dv1
の場合には水平線画像群の画像幅を増加させるため、ス
テップ118で電源28から出力される電流Ic2増加
させ、Dh1>Dv1の場合には水平線画像群の画像幅
を減少させるため、ステップ116で電源28から出力
される電流Ic2減少させる。この場合には、濃度処理
器12は、垂直線画像濃度を出力信号D1として出力す
ると共に、濃度センサ64で検出した濃度を出力信号D
2として出力し、DA変換器20のみをラッチ信号R2
で活性化させる。これにより、DA変換器20からのア
ナログ信号に応じた電流Ic2が電源28から出力され
る。このとき、副走査94Dに相当する副走査を行うと
きにパルス信号処理器10から信号S2のみが出力され
るようにセレクタ信号SEをパルス信号処理器10へ出
力する。これによって、副走査94Dに相当する副走査
を行うときにのみスイッチ34が導通状態とされ、レー
ザ光の強度が変更されて画像が形成される。このように
して形成されたベタ画像の濃度は濃度センサ64で検出
され、比較器14において垂直線画像濃度と検出した水
平線画像濃度Dxとが比較され、検出した水平線画像濃
度Dxが垂直線画像濃度と等しくなるまでアップダウン
カウンタ16の出力を増減させ、以上の処理を繰り返し
実行する。
【0065】一方、ステップ112で肯定判断のとき
は、濃度が一致し水平線画像群と垂直画像線群との画像
幅が一致しているので、次のステップ120で電源28
の電流値Ic2を保持させるため、ラッチ信号R2を出
力する。これによって、DA変換器20には、一致した
画像幅の水平線画像群と垂直画像線群とを形成させるた
めに電源28から電流値Ic2の電流を出力させるため
のデジタル値がラッチされる。
【0066】以上の処理によって、主走査方向に形成す
べき複数画素による画像幅に対応する、副走査方向の画
像幅を得るための副走査方向端部の強度を設定すること
ができる。以下の処理は、予め定めた走査ピッチの間に
画像端部を位置決めするときに、主走査方向の画像幅と
副走査方向の画像幅とを略一致させるための処理であ
る。
【0067】ステップ122では、3.5画素分の垂直
線画像を形成するため、図10(B)のパターン96に
示すように、1主走査について3画素分の走査時間96
A,96B,96Cは連続点灯させると共に、隣接する
1画素分の走査時間96Dは0.5画素分に相当するパ
ルス幅変調させかつ2画素分の走査時間96E,96F
は連続消灯させることを主走査方向に繰り返したのち副
走査毎に同様に行って3.5画素幅の垂直線画像群を形
成する。この場合、レーザ光源42は電源26から出力
される電流Ic1で駆動させる。次に、ステップ124
において、形成された垂直線画像群の濃度(平均濃度)
を濃度センサ64で検出し、この平均濃度を垂直線画像
群の濃度Dv2として図示しない記憶装置に記憶する。
次のステップ126では、図10(B)のパターン98
に示すように、3回連続する副走査98A,98B,9
8Cで主走査方向に連続点灯させかつ次の3回連続する
副走査98D,98E,98Fで連続消灯させることを
繰り返すことを副走査方向に繰り返し行って水平線画像
群を形成する。この場合、レーザ光源42は電源26か
ら出力される電流Ic1で駆動する。なお、上記と同様
に、副走査98Dは水平線画像群の画像幅調整用として
機能し、レーザ光源42は電源30から出力される電流
Ic3で駆動するように切り換えられる。次に、ステッ
プ128において、形成された水平線画像群の濃度(平
均濃度)を濃度センサ64で検出し、この平均濃度を水
平線画像群の濃度Dh2として記憶する。次に、ステッ
プ130で、図示しない記憶装置から濃度Dv2,Dh
2を読み取って、Dv2=Dh2か否かを判断し、否定
判断のときは、濃淡により水平直線群の画像幅の長短を
判断するため、ステップ114でDh2<Dv2か否か
を判断する。Dh2<Dv2の場合には水平線画像群の
画像幅を増加させるため、ステップ136で電源30か
ら出力される電流Ic3増加させ、Dh2>Dv2の場
合には水平線画像群の画像幅を減少させるため、ステッ
プ134で電源30から出力される電流Ic3減少させ
る。この場合には、濃度処理器12は、垂直線画像濃度
を出力信号D1として出力すると共に、濃度センサ64
で検出した濃度を出力信号D2として出力し、DA変換
器22のみをラッチ信号R3で活性化させる。これによ
り、DA変換器22からのアナログ信号に応じた電流I
c3が電源30から出力される。このとき、副走査98
Dに相当する副走査を行うときにパルス信号処理器10
から信号S3のみが出力されるようにセレクタ信号SE
をパルス信号処理器10へ出力する。これによって、副
走査98Dに相当する副走査を行うときにのみスイッチ
36が導通状態とされ、レーザ光の強度が変更されて画
像が形成される。このようにして形成されたベタ画像の
濃度は濃度センサ64で検出され、比較器14において
垂直線画像濃度と検出した水平線画像濃度Dxとが比較
され、検出した水平線画像濃度Dxが垂直線画像濃度と
等しくなるまでアップダウンカウンタ16の出力を増減
させ、以上の処理を繰り返し実行する。
【0068】一方、ステップ130で肯定判断のとき
は、濃度が一致し水平線画像群と垂直画像線群との画像
幅が一致しているので、次のステップ138で電源30
の電流値Ic3を保持させるため、ラッチ信号R3を出
力する。これによって、DA変換器22には、3.5画
像幅の水平線画像群と垂直画像線群とを形成させるため
に電源30から電流値Ic3の電流を出力させるための
デジタル値がラッチされる。
【0069】以上の処理によって、主走査方向に形成す
べき3.5画像幅に対応する、副走査方向の3.5画像
幅を得るための副走査方向端部の強度を設定することが
できる。従って、主走査方向に形成すべき所定の画像幅
に対応して副走査方向端部の強度を設定することができ
る。
【0070】従って、副走査方向の端部に対応するレー
ザ光の強度を上記設定した電流による強度に切り換える
ことによって、主走査方向の画像幅と副走査方向の画像
幅のバランスを保つことが可能となる。
【0071】このように、本実施の形態の画像形成装置
によれば、垂直線画像の濃度と水平線画像の濃度とを検
出し、各々の濃度が一致するように副走査方向の端部の
レーザ光の強度を変更することによって、垂直線画像の
画像幅と水平線画像の画像幅とを一致させることができ
るので、主走査方向及び副走査方向の両方向に同一の画
像幅の画像を形成する場合に主走査方向の画像幅と副走
査方向の画像幅のバランスを保つことが可能となる。従
って、主走査方向と副走査方向の画像端部の変動を一致
させて再現させることができ、高画質の画像を得ること
ができる。
【0072】また、主走査方向と副走査方向の画像幅の
変動差が解消されるので、構造的や設計的に予め定まる
走査ピッチよりも高い精度で画像幅を制御でき、より高
画質な画像を得ることができる。
【0073】さらに、形成された垂直線画像の濃度と水
平線画像の濃度とを検出し、各々の濃度が一致するよう
に副走査方向の端部のレーザ光の強度を変更することに
よって、垂直線画像の画像幅と水平線画像の画像幅とを
一致させているので、現像閾値が変動した場合であって
も、この変動した現像閾値に応じて画像幅を制御でき、
現像条件に拘わらず、より高画質な画像を得ることがで
きる。
【0074】なお、本実施の形態では、垂直線画像の画
像幅を基準として水平線画像の画像幅を調整するように
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、水平
線画像の画像幅を基準として垂直線画像の画像幅を調整
するようにしてもよい。また、予め定めた画像幅を基準
として水平線画像の画像幅及び垂直線画像の画像幅を調
整するようにしてもよい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、主
走査方向の露光部と未露光部との境界を形成させるとき
の感光体上の主走査方向の所定位置の光ビームの射出時
間の制御による境界の位置の変化量と、主走査方向の境
界に対応する副走査方向の露光部と未露光部との境界を
形成させるときの感光体上の副走査方向の所定位置の光
ビームの強度の制御による境界の位置の変化量と、が略
一致するように射出時間及び強度を制御するので、主走
査方向の画像端部と副走査方向の画像端部のバラツキを
抑制することができ、高画質な画像を得ることができ
る、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】制御装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】レーザ駆動装置の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図4】パルス幅変調による主走査方向の画像幅再現の
現象を説明するための説明図である。
【図5】副走査方向端部のレーザ光を強度変調したとき
の副走査方向の画像幅再現の現象を説明するための説明
図である。
【図6】レーザ光の強度と副走査方向の端部位置との関
係を示す線図である。
【図7】画像幅を調整する処理を説明するための縦横5
×5画素で形成される一部画像を示すイメージ図であ
る。
【図8】現像閾値を変動させた時のレーザ光の強度と画
像端部の位置との関係を示す線図である。
【図9】レーザ駆動装置における画像幅補正ルーチンの
流れを示すフローチャートである。
【図10】画像形成装置により形成された垂直線画像と
水平線画像を示す線図であり、(A)は3画素の画像幅
を示し、(B)は3.5画素の画像幅を示す。
【符号の説明】
40 光走査装置 42 レーザ光源 58 制御装置 66 レーザ駆動装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを射出する光ビーム射出手段
    と、 前記光ビームを所定の主走査方向に走査露光しかつ当該
    主走査方向と交差する副走査方向に走査露光すると共
    に、当該副走査方向に走査するときの走査間隔より大き
    い所定ビーム径の光ビームを当該副走査方向の隣接する
    光ビームの一部が重なり合うように感光体上に集光させ
    る走査集光手段と、 前記光ビームの射出時間を変更する射出時間変更手段
    と、 前記光ビームの強度を変更する強度変更手段と、 前記主走査方向の露光部と未露光部との境界を形成させ
    るときの前記感光体上の主走査方向の所定位置の光ビー
    ムの射出時間の制御による境界の位置の変化量と、前記
    主走査方向の境界に対応する副走査方向の露光部と未露
    光部との境界を形成させるときの前記感光体上の副走査
    方向の所定位置の光ビームの強度の制御による境界の位
    置の変化量と、が略一致するように前記射出時間変更手
    段及び強度変更手段を制御する制御手段と、 を備えた画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記主走査方向の画像
    幅と副走査方向の画像幅が略一致する画像が前記感光体
    上に形成されるように、前記境界に対応する光ビームの
    強度を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記副走査方向に所定長さでかつ一定幅
    の線分を複数形成した第1領域と、前記主走査方向に所
    定長さでかつ一定幅の線分を複数形成した第2領域との
    各々の領域の平均濃度を予め検知し、検知した各平均濃
    度が略一致するように、前記境界に対応する光ビームの
    強度を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014102357A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Ricoh Co Ltd 静電潜像評価方法、静電潜像評価装置および画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014102357A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Ricoh Co Ltd 静電潜像評価方法、静電潜像評価装置および画像形成装置

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