JPH09194443A - 4,6−ジアミノレゾルシノールの製造方法 - Google Patents
4,6−ジアミノレゾルシノールの製造方法Info
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- JPH09194443A JPH09194443A JP8002932A JP293296A JPH09194443A JP H09194443 A JPH09194443 A JP H09194443A JP 8002932 A JP8002932 A JP 8002932A JP 293296 A JP293296 A JP 293296A JP H09194443 A JPH09194443 A JP H09194443A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 可溶性金属触媒を用いて、4,6-ビス(アリー
ルアゾ)レゾルシノールから4,6-ジアミノレゾルシノー
ルを工業的有利に製造する。 【解決手段】 4,6-ビス(アリールアゾ)レゾルシノー
ルを、溶媒中、可溶性金属触媒の存在下に水素化分解反
応させて、4,6-ジアミノレゾルシノールを製造するにあ
たり、予め水素と接触させた4,6-ビス(アリールアゾ)
レゾルシノールと溶媒の混合物と、可溶性金属触媒を混
合した後、水素化分解反応させることを特徴とする、4,
6-ジアミノレゾルシノールの製造方法。
ルアゾ)レゾルシノールから4,6-ジアミノレゾルシノー
ルを工業的有利に製造する。 【解決手段】 4,6-ビス(アリールアゾ)レゾルシノー
ルを、溶媒中、可溶性金属触媒の存在下に水素化分解反
応させて、4,6-ジアミノレゾルシノールを製造するにあ
たり、予め水素と接触させた4,6-ビス(アリールアゾ)
レゾルシノールと溶媒の混合物と、可溶性金属触媒を混
合した後、水素化分解反応させることを特徴とする、4,
6-ジアミノレゾルシノールの製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、4,6-ジアミノレゾ
ルシノールの製造方法に関し、詳しくは4,6-ビス(アリ
ールアゾ)レゾルシノールを、溶媒中、可溶性金属触媒
の存在下に水素化分解反応させることによる、4,6-ジア
ミノレゾルシノールの製造方法に関するものである。
ルシノールの製造方法に関し、詳しくは4,6-ビス(アリ
ールアゾ)レゾルシノールを、溶媒中、可溶性金属触媒
の存在下に水素化分解反応させることによる、4,6-ジア
ミノレゾルシノールの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】4,6-ジアミノレゾルシノールは、耐熱
性、耐薬品性に優れた特性を有するポリベンゾビスオキ
サゾール等の原料として有用である(例えば特表昭 61-
501452号公報(=WO 85/04178)、特開平 2-229143 号公
報)。また、その製造方法として、本発明者等は、例え
ば4,6-ビス(アリールアゾ)レゾルシノールを、溶媒
中、パラジウム−炭素等の非可溶性触媒、酢酸パラジウ
ム等の可溶性触媒などの金属触媒の存在下に水素を導入
して水素化分解反応させる方法を提案している( 特開平
7-242604 号公報)
性、耐薬品性に優れた特性を有するポリベンゾビスオキ
サゾール等の原料として有用である(例えば特表昭 61-
501452号公報(=WO 85/04178)、特開平 2-229143 号公
報)。また、その製造方法として、本発明者等は、例え
ば4,6-ビス(アリールアゾ)レゾルシノールを、溶媒
中、パラジウム−炭素等の非可溶性触媒、酢酸パラジウ
ム等の可溶性触媒などの金属触媒の存在下に水素を導入
して水素化分解反応させる方法を提案している( 特開平
7-242604 号公報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、触媒と
して、酢酸パラジウム等の可溶性金属触媒を用いた場合
は、パラジウム−炭素等の非可溶性金属触媒を用いた場
合に比し、目的物の収率が低いという難点があった。本
発明者等は、かかる難点を解決すべく、鋭意検討を重ね
た結果、予め水素と接触させた原料4,6-ビス(アリール
アゾ)レゾルシノールと溶媒との混合物に、触媒を混合
することにより、目的物の収率が著しく向上することを
見出し、本発明を完成した。
して、酢酸パラジウム等の可溶性金属触媒を用いた場合
は、パラジウム−炭素等の非可溶性金属触媒を用いた場
合に比し、目的物の収率が低いという難点があった。本
発明者等は、かかる難点を解決すべく、鋭意検討を重ね
た結果、予め水素と接触させた原料4,6-ビス(アリール
アゾ)レゾルシノールと溶媒との混合物に、触媒を混合
することにより、目的物の収率が著しく向上することを
見出し、本発明を完成した。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、4,6-
ビス(アリールアゾ)レゾルシノールを、溶媒中、可溶
性金属触媒の存在下に水素化分解反応させて、4,6-ジア
ミノレゾルシノールを製造するにあたり、予め水素と接
触させた4,6-ビス(アリールアゾ)レゾルシノールと溶
媒の混合物と、可溶性金属触媒を混合した後、水素化分
解反応させることを特徴とする、4,6-ジアミノレゾルシ
ノールの工業的に優れた製造方法を提供するものであ
る。
ビス(アリールアゾ)レゾルシノールを、溶媒中、可溶
性金属触媒の存在下に水素化分解反応させて、4,6-ジア
ミノレゾルシノールを製造するにあたり、予め水素と接
触させた4,6-ビス(アリールアゾ)レゾルシノールと溶
媒の混合物と、可溶性金属触媒を混合した後、水素化分
解反応させることを特徴とする、4,6-ジアミノレゾルシ
ノールの工業的に優れた製造方法を提供するものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の原料である4,6-ビス(アリールアゾ)レ
ゾルシノールにおける、アリールとしては、例えばフェ
ニル、置換基を有するフェニル、ナフチル、置換基を有
するナフチル等が挙げられる。ここで、置換基を有する
フェニル、置換基を有するナフチルにおける置換基とし
ては、例えば、低級アルキル基、低級アルコキシ基、無
置換のまたは置換されたフェニル基、無置換のまたは置
換されたフェノキシ基、ヒドロキシル基、無置換のまた
は置換されたアミノ基、カルボキシル基、スルホン酸
基、ハロゲン原子などが挙げられる。
する。本発明の原料である4,6-ビス(アリールアゾ)レ
ゾルシノールにおける、アリールとしては、例えばフェ
ニル、置換基を有するフェニル、ナフチル、置換基を有
するナフチル等が挙げられる。ここで、置換基を有する
フェニル、置換基を有するナフチルにおける置換基とし
ては、例えば、低級アルキル基、低級アルコキシ基、無
置換のまたは置換されたフェニル基、無置換のまたは置
換されたフェノキシ基、ヒドロキシル基、無置換のまた
は置換されたアミノ基、カルボキシル基、スルホン酸
基、ハロゲン原子などが挙げられる。
【0006】低級アルキル基の具体例は、メチル、エチ
ル、n-プロピル、i-プロピル、n-ブチル、sec-ブチル、
i-ブチル、t-ブチルなどであり、低級アルコキシ基の具
体例は、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、i-プロポ
キシ、n-ブトキシ、sec-ブトキシ、i-ブトキシ、t-ブト
キシなどである。フェニルまたはナフチルの置換基であ
るフェニル基およびフェノキシ基にさらに置換してもよ
い基としては、例えば、上記と同様の低級アルキル基、
上記と同様の低級アルコキシ基、ハロゲン原子などが挙
げられる。フェニルまたはナフチルの置換基であるアミ
ノ基は、無置換であっても、モノ- またはジ- 置換であ
っても良く、アミノ基に置換していても良い基として
は、例えば上記と同様の低級アルキル基が挙げられる。
フェニルまたはナフチルは、以上説明したようないずれ
かの置換基1個によってあるいは同種または異種の置換
基2個以上によって置換されていてもよい。
ル、n-プロピル、i-プロピル、n-ブチル、sec-ブチル、
i-ブチル、t-ブチルなどであり、低級アルコキシ基の具
体例は、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、i-プロポ
キシ、n-ブトキシ、sec-ブトキシ、i-ブトキシ、t-ブト
キシなどである。フェニルまたはナフチルの置換基であ
るフェニル基およびフェノキシ基にさらに置換してもよ
い基としては、例えば、上記と同様の低級アルキル基、
上記と同様の低級アルコキシ基、ハロゲン原子などが挙
げられる。フェニルまたはナフチルの置換基であるアミ
ノ基は、無置換であっても、モノ- またはジ- 置換であ
っても良く、アミノ基に置換していても良い基として
は、例えば上記と同様の低級アルキル基が挙げられる。
フェニルまたはナフチルは、以上説明したようないずれ
かの置換基1個によってあるいは同種または異種の置換
基2個以上によって置換されていてもよい。
【0007】アリールのなかでも、無置換のフェニルも
しくはナフチルまたは、低級アルキル基、低級アルコキ
シ基、フェノキシ基、ヒドロキシル基、アミノ基、N-置
換アミノ基、N,N-ジ−置換アミノ基のような電子供与性
基で置換されたフェニルもしくはナフチルが好ましい。
さらに好ましいアリールとしては、フェニルおよびp-メ
トキシフェニルが挙げられ、とりわけp-メトキシフェニ
ルであるものが好ましく使用される。
しくはナフチルまたは、低級アルキル基、低級アルコキ
シ基、フェノキシ基、ヒドロキシル基、アミノ基、N-置
換アミノ基、N,N-ジ−置換アミノ基のような電子供与性
基で置換されたフェニルもしくはナフチルが好ましい。
さらに好ましいアリールとしては、フェニルおよびp-メ
トキシフェニルが挙げられ、とりわけp-メトキシフェニ
ルであるものが好ましく使用される。
【0008】4,6-ビス(アリールアゾ)レゾルシノール
の代表例としては、例えば次のようなものが挙げられ
る。4,6-ビス(フェニルアゾ)レゾルシノール、4,6-ビ
ス(α−ナフチルアゾ)レゾルシノール、4,6-ビス(β
−ナフチルアゾ)レゾルシノール、4,6-ビス (2-、3-ま
たは4-メチルフェニルアゾ)レゾルシノール、4,6-ビス
(2-、3-または4-メトキシフェニルアゾ) レゾルシノー
ル、4,6-ビス (2-、3-または4-ビフェニルイルアゾ)レ
ゾルシノール、4,6-ビス (2-、3-または4-フェノキシフ
ェニルアゾ)レゾルシノール、4,6-ビス(2-、3-または
4-ヒドロキシフェニルアゾ)レゾルシノール、4,6-ビス
(2-、3-または4-アミノフェニルアゾ)レゾルシノー
ル、4,6-ビス[(2-、3-または4-(N,N- ジメチルアミノ)
フェニルアゾ] レゾルシノール、4,6-ビス (2-、3-また
は4-カルボキシフェニルアゾ)レゾルシノール、4,6-ビ
ス (2-、3-または4-スルホフェニルアゾ)レゾルシノー
ル、4,6-ビス (2-、3-、4-、5-、5-、7-または8-スルホ
-1- ナフチルアゾ)レゾルシノール、4,6-ビス (1-、3
-、4-、5-、6-、7-または8-スルホ-2- ナフチルアゾ)
レゾルシノールなど。
の代表例としては、例えば次のようなものが挙げられ
る。4,6-ビス(フェニルアゾ)レゾルシノール、4,6-ビ
ス(α−ナフチルアゾ)レゾルシノール、4,6-ビス(β
−ナフチルアゾ)レゾルシノール、4,6-ビス (2-、3-ま
たは4-メチルフェニルアゾ)レゾルシノール、4,6-ビス
(2-、3-または4-メトキシフェニルアゾ) レゾルシノー
ル、4,6-ビス (2-、3-または4-ビフェニルイルアゾ)レ
ゾルシノール、4,6-ビス (2-、3-または4-フェノキシフ
ェニルアゾ)レゾルシノール、4,6-ビス(2-、3-または
4-ヒドロキシフェニルアゾ)レゾルシノール、4,6-ビス
(2-、3-または4-アミノフェニルアゾ)レゾルシノー
ル、4,6-ビス[(2-、3-または4-(N,N- ジメチルアミノ)
フェニルアゾ] レゾルシノール、4,6-ビス (2-、3-また
は4-カルボキシフェニルアゾ)レゾルシノール、4,6-ビ
ス (2-、3-または4-スルホフェニルアゾ)レゾルシノー
ル、4,6-ビス (2-、3-、4-、5-、5-、7-または8-スルホ
-1- ナフチルアゾ)レゾルシノール、4,6-ビス (1-、3
-、4-、5-、6-、7-または8-スルホ-2- ナフチルアゾ)
レゾルシノールなど。
【0009】4,6-ビス(アリールアゾ)レゾルシノール
は、公知の方法、例えば特開平 7-242604 号公報に記載
の方法に準拠して、対応するアリールアミンとレゾルシ
ノールから製造し得る。
は、公知の方法、例えば特開平 7-242604 号公報に記載
の方法に準拠して、対応するアリールアミンとレゾルシ
ノールから製造し得る。
【0010】
【0011】(式中、Xはアリールを表す。)
【0012】本発明は、予め水素と接触させた4,6-ビス
(アリールアゾ)レゾルシノールと溶媒の混合物と、可
溶性金属触媒を混合することを特徴とするものである
が、溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、n-
プロパノール、i-プロパノール等の低級アルコールが通
常使用される。 低級アルコールは含水品であっても使
用し得る。溶媒の使用量は、4,6-ビス(アリールアゾ)
レゾルシノールに対して、通常1〜50重量倍程度、好ま
しくは2〜20重量倍程度である。
(アリールアゾ)レゾルシノールと溶媒の混合物と、可
溶性金属触媒を混合することを特徴とするものである
が、溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、n-
プロパノール、i-プロパノール等の低級アルコールが通
常使用される。 低級アルコールは含水品であっても使
用し得る。溶媒の使用量は、4,6-ビス(アリールアゾ)
レゾルシノールに対して、通常1〜50重量倍程度、好ま
しくは2〜20重量倍程度である。
【0013】4,6-ビス(アリールアゾ)レゾルシノール
と溶媒の混合物と、水素との接触は、例えば攪拌等によ
って充分混合することにより実施される。水素は、混合
物中に導入しても良いし、反応器の気相部に導入しても
良い。また接触は、常圧下、加圧下いずれで実施しても
良い。その温度も特に限定はないが、室温下で通常実施
される。
と溶媒の混合物と、水素との接触は、例えば攪拌等によ
って充分混合することにより実施される。水素は、混合
物中に導入しても良いし、反応器の気相部に導入しても
良い。また接触は、常圧下、加圧下いずれで実施しても
良い。その温度も特に限定はないが、室温下で通常実施
される。
【0014】予め水素と接触させた混合物と、可溶性金
属触媒との混合は、系を窒素等の不活性ガスで系を置換
した後、通常実施される。可溶性金属触媒としては、例
えば酢酸パラジウム、プロピオン酸パラジウム、ジクロ
ロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ジ−μ
−クロロビス(η−アリル)パラジウム、ジクロロ(η
−1,5-シクロオクタジエン)パラジウム、ジクロロ(η
-2,5- ノルボルナジエン)パラジウム、ジクロロビス
(アセトニトリル)パラジウム、ジクロロビス(ベンゾ
ニトリル)パラジウム、ジクロロビス(N,N-ジメチルホ
ルムアミド)パラジウム、ビス(アセチルアセトナト)
パラジウム、ビス(ジメチルグリオキシマト)パラジウ
ム等の有機パラジウム錯体が挙げられる。なかでも酢酸
パラジウムが好ましく用いられる。かかる触媒の使用量
は、4,6-ビス(アリールアゾ)レゾルシノールに対し
て、金属換算で、通常0.005 〜10重量%程度、好ましく
は0.01〜5重量%程度である。
属触媒との混合は、系を窒素等の不活性ガスで系を置換
した後、通常実施される。可溶性金属触媒としては、例
えば酢酸パラジウム、プロピオン酸パラジウム、ジクロ
ロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ジ−μ
−クロロビス(η−アリル)パラジウム、ジクロロ(η
−1,5-シクロオクタジエン)パラジウム、ジクロロ(η
-2,5- ノルボルナジエン)パラジウム、ジクロロビス
(アセトニトリル)パラジウム、ジクロロビス(ベンゾ
ニトリル)パラジウム、ジクロロビス(N,N-ジメチルホ
ルムアミド)パラジウム、ビス(アセチルアセトナト)
パラジウム、ビス(ジメチルグリオキシマト)パラジウ
ム等の有機パラジウム錯体が挙げられる。なかでも酢酸
パラジウムが好ましく用いられる。かかる触媒の使用量
は、4,6-ビス(アリールアゾ)レゾルシノールに対し
て、金属換算で、通常0.005 〜10重量%程度、好ましく
は0.01〜5重量%程度である。
【0015】4,6-ビス(アリールアゾ)レゾルシノール
を水素化分解反応させるに当たっては、系に水素を導入
することにより実施される。水素は、混合物中に導入し
ても良いし、反応器の気相部に導入しても良い。水素化
分解反応は、通常−30〜100 ℃℃、好ましくは10〜70℃
で実施される。水素圧は1〜100kg/cm2 ・G 程度、好ま
しくは1〜20kg/cm2・G 程度である。
を水素化分解反応させるに当たっては、系に水素を導入
することにより実施される。水素は、混合物中に導入し
ても良いし、反応器の気相部に導入しても良い。水素化
分解反応は、通常−30〜100 ℃℃、好ましくは10〜70℃
で実施される。水素圧は1〜100kg/cm2 ・G 程度、好ま
しくは1〜20kg/cm2・G 程度である。
【0016】かくして、目的とする2,6-ジアミノレゾル
シノールが生成するするが、目的物は、例えば以下の方
法に反応マスから取り出すことができる。目的物が溶媒
に全部又は一部溶けている場合は、例えば反応液を濃
縮、冷却し、必要に応じてそこへ水素化分解に用いた溶
媒と異なる溶媒を加えて、目的物を結晶化させ、次いで
固液分離により、液体側に可溶性金属触媒とアリールア
ミンを、固体側に目的物を得ることができる。また目的
物が溶媒に不溶の場合は、固液分離により、液体側に可
溶性金属触媒とアリールアミンを、固体側に目的物を得
ることができる。これらの操作は、目的物が酸化されや
すいため、無酸素雰囲気下で行うことが望ましく、ある
いは、塩化スズのような還元剤の存在下で、これらの操
作を行ってもよい。
シノールが生成するするが、目的物は、例えば以下の方
法に反応マスから取り出すことができる。目的物が溶媒
に全部又は一部溶けている場合は、例えば反応液を濃
縮、冷却し、必要に応じてそこへ水素化分解に用いた溶
媒と異なる溶媒を加えて、目的物を結晶化させ、次いで
固液分離により、液体側に可溶性金属触媒とアリールア
ミンを、固体側に目的物を得ることができる。また目的
物が溶媒に不溶の場合は、固液分離により、液体側に可
溶性金属触媒とアリールアミンを、固体側に目的物を得
ることができる。これらの操作は、目的物が酸化されや
すいため、無酸素雰囲気下で行うことが望ましく、ある
いは、塩化スズのような還元剤の存在下で、これらの操
作を行ってもよい。
【0017】得られた目的物は、必要に応じて鉱酸を加
えて鉱酸塩にしたあと、再結晶により、さらに精製する
ことができる。再結晶溶媒としては、水;塩酸、硫酸水
溶液、燐酸水溶液のような鉱酸水溶液;メタノール、エ
タノールのようなアルコール系溶媒;アセトンのような
ケトン系溶媒;N,N-ジメチルホルムアミドのような非プ
ロトン性極性溶媒などが挙げられ、これらをそれぞれ単
独で、または2種以上を組み合わせて用いることができ
る。好ましくは、水または塩酸が用いられる。再結晶
は、温度降下による晶析および、鉱酸の添加による酸析
のいずれでも行うことができ、またこれらを組み合わせ
ることもできる。
えて鉱酸塩にしたあと、再結晶により、さらに精製する
ことができる。再結晶溶媒としては、水;塩酸、硫酸水
溶液、燐酸水溶液のような鉱酸水溶液;メタノール、エ
タノールのようなアルコール系溶媒;アセトンのような
ケトン系溶媒;N,N-ジメチルホルムアミドのような非プ
ロトン性極性溶媒などが挙げられ、これらをそれぞれ単
独で、または2種以上を組み合わせて用いることができ
る。好ましくは、水または塩酸が用いられる。再結晶
は、温度降下による晶析および、鉱酸の添加による酸析
のいずれでも行うことができ、またこれらを組み合わせ
ることもできる。
【0018】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらによって限定されるもの
ではない。例中にある%は、特にことわらないかぎり重
量基準である。
に説明するが、本発明はこれらによって限定されるもの
ではない。例中にある%は、特にことわらないかぎり重
量基準である。
【0019】実施例1 オートクレーブに、純度92.3%の4,6-(p- メトキシフェ
ニルアゾ) レゾルシノール 41gとメタノール227gを入
れ、窒素置換後、水素圧3kg/cm2・G に保ちながら25℃
で1時間攪拌することにより水素処理を実施した。次い
で常圧に戻し再度窒素置換した後、これに酢酸パラジウ
ム0.04g を加えて、再度水素圧3kg/cm2・G に保ちなが
ら40℃で攪拌を続けた。水素の吸収が停止したところ
で、25℃まで冷却して常圧に戻し、窒素置換した。次い
で窒素雰囲気下、反応マスを濾過することにより、粗4,
6-ジアミノレゾルシノールを固体として12g ( 含量61
%) を得た(理論収量の53%)。濾液を高速液体クロマ
トグラフィーで分析した結果、濾液中におけるp-アニシ
ジン回収率は98%、4,6-レゾルシノールは理論収量の24
%であった。窒素雰囲気下、得られた粗4,6-ジアミノレ
ゾルシノールと脱気した水227gと塩化第一スズ1gを混合
して0℃まで冷却した後、これに35%塩酸21g を加え
て、4,6-ジアミノレゾルシノールを塩酸塩として水に溶
解させた。 次いで、更に35%塩酸125g加えて結晶を析
出させ、結晶を濾過、乾燥することにより、4,6-ジアミ
ノレゾルシノール2塩酸塩(含量92%)9.1gを得た。
ニルアゾ) レゾルシノール 41gとメタノール227gを入
れ、窒素置換後、水素圧3kg/cm2・G に保ちながら25℃
で1時間攪拌することにより水素処理を実施した。次い
で常圧に戻し再度窒素置換した後、これに酢酸パラジウ
ム0.04g を加えて、再度水素圧3kg/cm2・G に保ちなが
ら40℃で攪拌を続けた。水素の吸収が停止したところ
で、25℃まで冷却して常圧に戻し、窒素置換した。次い
で窒素雰囲気下、反応マスを濾過することにより、粗4,
6-ジアミノレゾルシノールを固体として12g ( 含量61
%) を得た(理論収量の53%)。濾液を高速液体クロマ
トグラフィーで分析した結果、濾液中におけるp-アニシ
ジン回収率は98%、4,6-レゾルシノールは理論収量の24
%であった。窒素雰囲気下、得られた粗4,6-ジアミノレ
ゾルシノールと脱気した水227gと塩化第一スズ1gを混合
して0℃まで冷却した後、これに35%塩酸21g を加え
て、4,6-ジアミノレゾルシノールを塩酸塩として水に溶
解させた。 次いで、更に35%塩酸125g加えて結晶を析
出させ、結晶を濾過、乾燥することにより、4,6-ジアミ
ノレゾルシノール2塩酸塩(含量92%)9.1gを得た。
【0020】比較例1 実施例1において、オートクレーブに、4,6-(p- メトキ
シフェニルアゾ) レゾルシノールとメタノール入れて窒
素置換、水素と接触、再度窒素置換した後に酢酸パラジ
ウムを加える代わりに、4,6-(p- メトキシフェニルア
ゾ) レゾルシノールとメタノールと酢酸パラジウムを加
えて窒素置換する以外は、実施例1に準拠して反応を実
施した。水素の吸収が停止したところで、25℃まで冷却
して常圧に戻し、窒素置換した。反応マスを高速液体ク
ロマトグラフィーで分析したところ、4,6-ジアミノレゾ
ルシノールの収率は約10%であった。
シフェニルアゾ) レゾルシノールとメタノール入れて窒
素置換、水素と接触、再度窒素置換した後に酢酸パラジ
ウムを加える代わりに、4,6-(p- メトキシフェニルア
ゾ) レゾルシノールとメタノールと酢酸パラジウムを加
えて窒素置換する以外は、実施例1に準拠して反応を実
施した。水素の吸収が停止したところで、25℃まで冷却
して常圧に戻し、窒素置換した。反応マスを高速液体ク
ロマトグラフィーで分析したところ、4,6-ジアミノレゾ
ルシノールの収率は約10%であった。
【0021】参考例1 実施例1において、酢酸パラジウムの代わりに5%パラ
ジウム−炭素(52 %含水品)0.88gを用い、オートクレー
ブに、4,6-(p- メトキシフェニルアゾ) レゾルシノール
とメタノール入れて窒素置換、水素と接触、再度窒素置
換した後に酢酸パラジウムを加える代わりに、4,6-(p-
メトキシフェニルアゾ) レゾルシノールとメタノールと
5%パラジウム−炭素を加えて窒素置換する以外は、実
施例1に準拠して反応を実施した。水素の吸収が停止し
たところで、25℃まで冷却して常圧に戻し、窒素置換し
た。次いで窒素雰囲気下、反応マスを濾過することによ
り、粗4,6-ジアミノレゾルシノールを固体として11g (
含量58%) を得た(理論収量の46%)。濾液を高速液体
クロマトグラフィーで分析した結果、濾液中におけるp-
アニシジン回収率は93%、4,6-レゾルシノールは理論収
量の33%であった。得られた粗4,6-ジアミノレゾルシノ
ールを実施例1に準拠して塩酸で処理することにより、
4,6-ジアミノレゾルシノール2塩酸塩(含量100 %)8.
9gを得た。
ジウム−炭素(52 %含水品)0.88gを用い、オートクレー
ブに、4,6-(p- メトキシフェニルアゾ) レゾルシノール
とメタノール入れて窒素置換、水素と接触、再度窒素置
換した後に酢酸パラジウムを加える代わりに、4,6-(p-
メトキシフェニルアゾ) レゾルシノールとメタノールと
5%パラジウム−炭素を加えて窒素置換する以外は、実
施例1に準拠して反応を実施した。水素の吸収が停止し
たところで、25℃まで冷却して常圧に戻し、窒素置換し
た。次いで窒素雰囲気下、反応マスを濾過することによ
り、粗4,6-ジアミノレゾルシノールを固体として11g (
含量58%) を得た(理論収量の46%)。濾液を高速液体
クロマトグラフィーで分析した結果、濾液中におけるp-
アニシジン回収率は93%、4,6-レゾルシノールは理論収
量の33%であった。得られた粗4,6-ジアミノレゾルシノ
ールを実施例1に準拠して塩酸で処理することにより、
4,6-ジアミノレゾルシノール2塩酸塩(含量100 %)8.
9gを得た。
Claims (4)
- 【請求項1】4,6-ビス(アリールアゾ)レゾルシノール
を、溶媒中、可溶性金属触媒の存在下に水素化分解反応
させて、4,6-ジアミノレゾルシノールを製造するにあた
り、予め水素と接触させた4,6-ビス(アリールアゾ)レ
ゾルシノールと溶媒の混合物と、可溶性金属触媒を混合
した後、水素化分解反応させることを特徴とする、4,6-
ジアミノレゾルシノールの製造方法。 - 【請求項2】溶媒が、低級アルコールである請求項1に
記載の製造方法。 - 【請求項3】4,6-ビス(アリールアゾ)レゾルシノール
が、4,6-(p- メトキシフェニルアゾ) レゾルシノールま
たは4,6-( フェニルアゾ) レゾルシノールである請求項
1〜2に記載の製造方法。 - 【請求項4】可溶性金属触媒が、酢酸パラジウムである
請求項1〜3に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8002932A JPH09194443A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 4,6−ジアミノレゾルシノールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8002932A JPH09194443A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 4,6−ジアミノレゾルシノールの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09194443A true JPH09194443A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11543130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8002932A Pending JPH09194443A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 4,6−ジアミノレゾルシノールの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09194443A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999037601A1 (en) * | 1998-01-27 | 1999-07-29 | Nissan Chemical Industries, Ltd. | Process for producing 4,6-diaminoresorcinol or its salts |
-
1996
- 1996-01-11 JP JP8002932A patent/JPH09194443A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999037601A1 (en) * | 1998-01-27 | 1999-07-29 | Nissan Chemical Industries, Ltd. | Process for producing 4,6-diaminoresorcinol or its salts |
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