JPH09194618A - 自己剥離性シリコーン発泡体を調製するための便宜的な方法 - Google Patents

自己剥離性シリコーン発泡体を調製するための便宜的な方法

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JPH09194618A
JPH09194618A JP9008760A JP876097A JPH09194618A JP H09194618 A JPH09194618 A JP H09194618A JP 9008760 A JP9008760 A JP 9008760A JP 876097 A JP876097 A JP 876097A JP H09194618 A JPH09194618 A JP H09194618A
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    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
    • C08J9/02Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by the reacting monomers or modifying agents during the preparation or modification of macromolecules
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己剥離性シリコーン発泡体の調製方法を提
供する。 【解決手段】 シロキサンポリマー、オルガノハイドロ
ジェンシロキサン、白金触媒、ポリオール、及び任意に
1価アルコールを発泡させ、硬化させ、次いで高められ
た温度で後硬化させる。更に、後硬化温度を高めること
により、及び/又は後硬化時間を減らすことにより硬化
されたシリコーン発泡体を調製するサイクル時間を減ら
す方法を開示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自己剥離性シリコ
ーン発泡体を製造するためのサイクル時間を減らす方法
に関する。更に詳しくは、これらの方法は、シリコーン
発泡体組成物中にポリオールを使用し、後硬化温度を増
し、後硬化時間を減らすことによって、シリコーン発泡
体組成物サイクル時間を減らす。本発明はまた、自己剥
離性シリコーン発泡体の製造方法を提供する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】米国特
許No.4590222は、ポリジオルガノシロキサン、
樹脂状コポリマー、白金触媒、オルガノハイドロジェン
シロキサン、ヒドロキシ末端ポリジオルガノシロキサ
ン、充填材及び有機アルコールを含むシリコーン発泡体
組成物を教えている。
【0003】EP−A公開0661337 A1は、フ
ェノール含有ポリオルガノシロキサン、ポリオルガノハ
イドロジェンシロキサン、白金触媒、及び1価又は多価
のアルコールを含む発泡性組成物を記載している。
【0004】米国特許No.4871781は、ポリオル
ガノシロキサン、ポリオルガノハイドロジェンシロキサ
ン、白金触媒及び飽和多価アルコールを含む発泡性組成
物を記載している。
【0005】米国特許No.5358975は、ポリオル
ガノシロキサン、オルガノハイドロジェンシロキサン、
白金触媒、α,β−ジオールオルガノハイドロジェンシ
ロキサン樹脂状コポリマーを含む発泡性組成物を特許請
求している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、意外に
も、ポリオールを含む発泡性組成物をプラスチック基材
上で硬化し、次いでこの硬化した発泡体を高められた温
度で後硬化させるさせることによって硬化したシリコー
ン発泡体の製造のサイクル時間が減ることを見いだし
た。後硬化温度が高められると、後硬化時間は効果的に
減少する。高められた温度で後硬化され、ポリオールを
含まなかった発泡性組成物は、プラスチック基材に接着
する。
【0007】本発明は、1分子あたり平均少なくとも2
個のアルケニル基を含む液体ポリオルガノシロキサン、
1分子あたり少なくとも3個のケイ素に結合した水素原
子を含むオルガノハイドロジェンシロキサン、ポリオー
ル、及び白金触媒を含む発泡体形成性組成物を混合する
ステップ;この組成物をプラスチック基材に適用するス
テップ;この組成物を発泡させ硬化させるステップ;そ
して、この硬化した発泡体の圧縮永久歪みを減らすに充
分な時間及び充分な温度で後硬化させるステップを含む
自己剥離性シリコーン発泡体を製造する方法を紹介す
る。
【0008】本発明はまた、1分子あたり平均少なくと
も2個のアルケニル基を含む液体ポリオルガノシロキサ
ン、オルガノハイドロジェンシロキサン、ポリオール、
及び白金触媒を含む組成物を混合し;この組成物をプラ
スチック基材に適用し;この組成物を発泡させ、硬化さ
せ;そしてこの発泡体を少なくとも100℃で、12時
間又はそれ未満で後硬化させることにより、硬化シリコ
ーン発泡体を製造するサイクル時間を減らす。
【0009】本発明は、次のステップ(I)〜(V)を
含む自己剥離性シリコーン発泡体の製造方法である: (I)次の(A)〜(D)を含む発泡体形成性組成物を
混合し: (A)1分子あたり平均少なくとも2個のアルケニル基
を含む液体ポリオルガノシロキサン; (B)1分子あたり少なくとも3個のケイ素に結合した
水素原子を有するオルガノハイドロジェンシロキサン
(但し、ケイ素原子1個あたり前記水素原子は1個より
多くは存在しない); (C)ポリオール;及び (D)白金触媒; (II)前記組成物をプラスチックの基材に適用し; (III)前記組成物が発泡体を形成するようにさせ; (IV)前記発泡体を硬化させ;そして (V)前記硬化した発泡体の圧縮永久歪みを減らすに充
分な時間及び充分な温度で前記硬化した発泡体を後硬化
させる。
【0010】成分Aは、液体ポリオルガノシロキサンで
ある。適当なポリオルガノシロキサンは、1分子あたり
少なくとも2個のアルケニル基を含み、25℃で0.1
〜100Pa・sの粘度を示す。好ましいアルケニル基
はビニル、アリル及びヘキセニルを含む。ビニル基が最
も好ましい。このポリオルガノシロキサンにおける反復
単位の少なくとも90%は、一般式式R1 2 SiO
(ここに、R1 及びR2は、個別に、炭素原子数1〜1
0を含む置換されていない又は置換された炭化水素基か
ら選ばれる)で示されるジオルガノシロキサン単位であ
る。この硬化性ポリオルガノシロキサンを特徴付けるア
ルケニル基は、好ましくは、分子の末端に位置するが、
1又はそれ以上は、非末端シロキサン単位に結合してい
てもよい。
【0011】好ましいポリオルガノシロキサンにおいて
は、各ケイ素原子に結合した少なくとも1個の炭化水素
基はメチル基であり、残っているものがあるとすれば、
それらはフェニル、3,3,3−トリフルオロプロピ
ル、アルキル又はアルケニルである。より好ましいポリ
オルガノシロキサンにおいては、ケイ素に結合した炭化
水素基の全数の少なくとも80%はメチルであり、残り
の炭化水素基はアルキル又はアルケニルである。このポ
リオルガノシロキサンは、例えば異なった粘度、有機置
換基又はアルケニル含量を有する2又はそれ以上のオル
ガノシロキサンポリマーであってもよい。
【0012】成分Bは、オルガノハイドロジェンシロキ
サンで、本発明発泡体形成性組成物における硬化剤とし
て機能する。このオルガノハイドロジェンシロキサン中
のケイ素に結合した水素原子は、成分Aのポリオルガノ
シロキサンのアルケニル基と反応して、本発明の発泡体
形成性組成物を硬化させる。成分Bの量及び水素含量に
依存して、オルガノハイドロジェンシロキサン中のケイ
素に結合した水素原子は、本発明の発泡のための水素ガ
スを発生するのにも使用される。成分Bとして使用され
るオルガノハイドロジェンシロキサンは、1分子あたり
平均少なくとも3個のケイ素に結合した水素原子を含
む。ケイ素原子上の残りの原子価は、炭素原子数1〜6
のアルキル基、及びフェニル基から選ばれる有機基で満
たされている。好ましいアルキル基はメチル、エチル及
びヘキシルを含む。最も好ましいのはメチル基である。
【0013】成分Bのオルガノハイドロジェンシロキサ
ンは、線状又は分岐状の構造を持つことができ、ホモポ
リマー、コポリマー、2もしくはそれ以上の異なったホ
モポリマーの混合物、2もしくはそれ以上の異なったコ
ポリマー、又はこれらのポリマーの混合物であってもよ
い。成分Bとしての使用に適したポリマーは、ポリメチ
ルハイドロジェンシロキサン、トリメチルシロキシ末端
ポリメチルハイドロジェンシロキサン、ジメチルシロキ
サン単位、メチルハイドロジェンシロキサン単位及びト
リメチルシロキサン単位を有するコポリマー、並びにジ
メチルシロキサン単位、メチルハイドロジェンシロキサ
ン単位及びジメチルハイドロジェンシロキサン単位を有
するコポリマーである。好ましいオルガノハイドロジェ
ンシロキサンは、線状構造を有し、25℃で0.01〜
10Pa・sの粘度を示し、ジアルキルシロキサン単位
及びアルキルハイドロジェンシロキサン単位及びトリア
ルキルシロキシ末端単位を有し、ここにアルキル基は、
炭素原子数1〜4であり、ここにそれらは最も好ましく
はメチルである。
【0014】使用される成分Bの部分は、硬化の間に望
みの程度の架橋を提供し、この混合物を発泡させるに必
要な量を作りだすのに充分なものである。一般に、成分
Bの割合は、成分A100重量部あたり、5〜40重量
部の範囲内にある。本発明発泡体形成性組成物中におけ
るオルガノハイドロジェンシロキサン(成分B)及びポ
リオルガノシロキサン(成分A)の相対的濃度は、ケイ
素に結合した水素原子対アルケニル基のモル比と同等で
あり、これは3.5:1〜7.5:1の範囲に亘る。
【0015】成分Cはポリオールである。それは炭素原
子数3〜12の有機アルコールであり、1分子あたり平
均少なくとも2個のヒドロキシル基を含む。前記ポリオ
ールの主鎖を作り上げている炭素鎖は、直鎖でも、分岐
鎖でもよく、又ヒドロキシル基が直接には結合していな
い芳香環を持っていてもよい。好ましいポリオールはジ
オールである。代表的なジオールは、1,4−ブタンジ
オール、1,5−ペンタンジオール及び1,7−ヘプタ
ンジオールである。発泡過程のための必要な量の水素及
び/又は後硬化した発泡体における望みの度合いの剥離
性を得るために、充分なポリオールが使用される。一般
に、成分A及びBの合計重量100部あたり、0.1〜
10部の成分Cが使用される。成分Cの好ましい量は、
成分A及びBの合計重量100部あたり、0.2〜5重
量部である。
【0016】成分Dは、白金触媒である。本発明の発泡
体形成性組成物中の成分Dとして使用され得る白金触媒
は、SiH基とケイ素に結合したアルケニル基との反応
を促進するのに有効な公知のいずれかの形態のものであ
る。そのような触媒は、SiH基と有機アルコール中の
≡COH基の間の反応を促進して、発泡過程のための水
素を提供するのに有効である。適当な形態の白金は、塩
化白金酸、白金化合物、並びに白金化合物と不飽和有機
化合物との又はエチレン性不飽和基を含みケイ素に結合
した基を有するシロキサンとの錯体を含む。適当な白金
触媒の追加の例としては、ハロゲン化第一白金又は塩化
白金酸とジビニルジシロキサンとの錯体、並びに塩化白
金酸、ジビニルテトラメチルジシロキサン及びテトラメ
チルジシロキサンの反応によって形成される錯体であ
る。適当な白金触媒は、米国特許No.3419593に
記載されており、これは一般にそのような触媒の調製を
教えている。
【0017】白金触媒の量は、成分A及びBの合計重量
の100万部あたり白金金属5〜250重量部を与える
量である。
【0018】成分Eは、一価アルコールである。それは
1〜12個の炭素原子及び1個のヒドロキシ基を含む有
機アルコールである。このアルコールの主鎖を作り上げ
ている炭素鎖は、直鎖であっても分岐であってもよく、
ヒドロキシル基が直接には結合されていない芳香環を持
っていてもよい。成分Eは、一価アルコールは1分子あ
たり平均して1個より多くのヒドロキシル基を含むこと
ができないという点で成分Cのポリオールとは異なる。
成分Eは、成分A,B,C及びDを含む発泡体形成性組
成物から調製される発泡体の密度を減らす任意成分であ
る。本発明発泡体の密度を減らすために必要な成分Eの
量は、発泡体形成性組成物の組成及び使用される一価ア
ルコールに依存して変化する。使用される一価アルコー
ルの例としては、メタノール、エタノール、n−プロパ
ノール、イソプロパノール、n−ブタノール、2−ブタ
ノール、t−ブタノール、n−オクタノール及びベンジ
ルアルコールがある。必要な成分Eの量は、一般に、成
分A及びBの合計100部あたり成分E0.1〜10部
である。好ましい一価アルコールは、ベンジルアルコー
ルである。
【0019】成分A,B,C,D及び任意にEに加え
て、本発明の発泡体形成性組成物は、本発明硬化性組成
物及び/又は本発明硬化発泡体の性質を変形するため
に、種々の成分を含むことができる。
【0020】これらの任意成分としては、微細に分割さ
れた補強性及び非補強性鉱物充填材、例えば石英及び炭
酸カルシウム;金属酸化物、例えばアルミナ、水和アル
ミナ、酸化第2鉄及び二酸化チタン;顔料、例えばカー
ボンブラック及び酸化亜鉛;有機顔料及び染料;酸化防
止剤;熱安定剤;チキソトロープ剤;発泡安定剤;紫外
線安定剤;難燃剤;並びに本発明発泡体形成性組成物の
作業時間を増すための環状メチルビニルシロキサンのよ
うな触媒抑制剤があるが、これらに限られない。好まし
い具体例において、本発明発泡体形成性組成物は補強性
充填材も含む。
【0021】好ましい有機成分は、トリオルガノシロキ
シ単位及びSiO4/2 単位を含む樹脂状オルガノシロキ
サンコポリマーである。このタイプのコポリマーのトリ
オルガノシロキシ単位は、式R3 SiO1/2 で示され、
ここにR3 は一価の非置換の又は置換された炭化水素基
を表す。好ましいコポリマーにおいては、R3 で示され
る炭化水素基は、炭素原子数1〜6個のアルキル基であ
る。このコポリマーにおいて、SiO4/2 単位に対する
トリオルガノシロキシ単位のモル比は一般に0.5〜
1.6である。このコポリマーは、(A)硬化性アルケ
ニル置換ポリオルガノシロキサン及び(B)オルガノハ
イドロジェンシロキサンの合計重量の30%以下を構成
してもよい。このコポリマーにおけるケイ素原子の少な
くとも一部は、置換基として、エチレン性不飽和炭化水
素基、例えばビニルを含んでいる。
【0022】本発明の方法は、成分A〜D及びもしあれ
ば何らかの任意の成分を相互に混合することにより、発
泡体形成性組成物を調製することにより実施される。こ
れら成分が均一に混合される限り、混合の方法は問わな
い。混合は、例えば、静的混合装置又は動的混合装置を
使用して、相互に行われる。成分A〜D及びもしあれば
何らかの任意の成分を均一に混合した後は、この発泡体
形成性組成物をプラスチック基材に適用する。適用の方
法は特に限定されず、例えば流し込み、スプレー、及び
小出し(dispensing)を含む。適用方法は手
動でも、自動的小出し装置によってもよい。次いでこの
発泡性組成物を、プラスチック基材上で発泡させ、硬化
させる。この基材は、どんなタイプのプラスチックであ
ってもよいが、好ましくはプラスチックフィルムであ
る。好ましいプラスチックフィルムは、ポリエステルフ
ィルムである。
【0023】この発泡体形成性組成物は、混合を開始し
てちょっと後に通常の周囲温度で発泡を開始する。もし
望むならば、発泡体形成性組成物中に抑制剤を添加する
ことにより、発泡及び硬化の開始を遅らせることができ
る。本発明の好ましい具体例においては、硬化ステップ
は高められた温度で完了する。少なくとも40℃の温度
が好ましい。この硬化させた発泡体は、この最終発泡体
の物性を改善するために、後硬化させる。本発明におい
て、この後硬化は少なくとも100℃の温度で完了す
る。好ましくは、この後硬化温度は、少なくとも120
℃であり、最も好ましくは後硬化温度が少なくとも14
0℃である。ポリオールを含まない発泡体形成性組成物
は、この発泡体を100℃又はそれ以上の温度で後硬化
させると、プラスチック基材へ接着するであろう。10
0℃又はそれ以上で後硬化させた後、本発明発泡体形成
性組成物は容易にプラスチック基材から容易に分離でき
る。
【0024】本発明は、硬化シリコーン発泡体製造のた
めのサイクル時間を減らす方法をも提供し、これは次の
ステップを含む: (I)次の(A)〜(D)を含む発泡体形成性組成物を
混合し: (A)1分子あたり平均少なくとも2個のアルケニル基
を含む液体ポリオルガノシロキサン; (B)1分子あたり少なくとも3個のケイ素に結合した
水素原子を有するオルガノハイドロジェンシロキサン
(但し、ケイ素原子1個あたり前記水素原子は1個より
多くは存在しない); (C)ポリオール;及び (D)白金触媒; (II)前記組成物をプラスチックの基材に適用し; (III)前記組成物が発泡体を形成するようにさせ; (IV)前記発泡体を硬化させ;そして (V)前記硬化した発泡体の圧縮永久歪みの減少を得る
に充分な時間及び温度で前記硬化した発泡体を後硬化さ
せ、ここに前記後硬化時間は12時間に等しいか又はそ
れ以下であり、前記後硬化温度は少なくとも100℃で
あり、圧縮永久歪みは5%又はそれ以下である。
【0025】サイクル時間を減らす本発明方法において
使用される発泡体形成性組成物は、この組成物を混合
し、これをプラスチック基材へ適用し、この組成物を発
泡させ、そしてこの発泡体を硬化する諸ステップとして
上に述べたようなものである。硬化シリコーン発泡体を
調製するためのサイクル時間を減らす我々の方法は、後
硬化ステップが少なくとも100℃の温度で完了するこ
とを必要とする。この方法は後硬化時間が12時間又は
それ以下であり、そのように後硬化した発泡体の圧縮永
久歪みは、5%以下であることをも必要とする。
【0026】好ましい具体例において、後硬化温度は少
なくとも120℃であり、後硬化時間は6時間又はそれ
以下である。一層好ましい具体例において、後硬化温度
は少なくとも140℃であり、後硬化時間は2時間又は
それ以下である。
【0027】本発明方法を用いて調製される発泡体は低
い圧縮永久歪みを有する。圧縮永久歪みは、発泡体が圧
縮力に長く曝された後その弾性を保持している能力の尺
度である。低い圧縮永久歪みを有する発泡体は、それら
の弾性をよりよく保持している。発泡体の圧縮永久歪み
は、この発泡体が後硬化された時間及び温度と共に変化
する。高い温度で及び/又は長い時間後硬化した発泡体
は、一般に低い圧縮永久歪みを持つ。
【0028】先行技術の発泡体が、長期間又は高い温度
でプラスチック基材と接触して硬化され又は後硬化され
ると、発泡体はそのプラスチック基材に接着する傾向が
あり、その程度は、発泡体をプラスチック基材から取り
除くとき、発泡体を損傷し及び/又は高価になったりす
る。本発明における発泡体形成性組成物が高い温度で後
硬化するとき、本発明発泡体は、発泡体を損傷せずにプ
ラスチック基材から取り除くことが困難になったり、高
価になったりする程度に、プラスチック基材に接着する
ことはない。本発明の好ましい具体例において、このプ
ラスチック基材はプラスチックフィルムである。
【0029】本発明はまた、硬化シリコーン発泡体製造
のためのサイクル時間を減らす方法を提供し、これは次
のステップを含む: (I)次の(A)〜(D)を含む発泡体形成性組成物を
混合し: (A)1分子あたり平均少なくとも2個のアルケニル基
を含む液体ポリオルガノシロキサン; (B)1分子あたり少なくとも3個のケイ素に結合した
水素原子を有するオルガノハイドロジェンシロキサン
(但し、ケイ素原子1個あたり前記水素原子は1個より
多くは存在しない); (C)ポリオール;及び (D)白金触媒; (II)前記組成物をプラスチックの基材に適用し; (III)前記組成物が発泡体を形成するようにさせ; (IV)前記発泡体を硬化させ; (V)前記硬化した発泡体の圧縮永久歪みの減少を得る
に充分な時間及び温度で前記硬化した発泡体を後硬化さ
せ、ここに前記後硬化時間は12時間に等しいか又はそ
れ以下であり、前記後硬化温度は少なくとも100℃で
あり、圧縮永久歪みは10%又はそれ以下であり;そし
て (VI)後硬化させた発泡体を前記プラスチック基材から
分離する。
【0030】サイクル時間を減らす本発明方法において
使用される発泡体形成性組成物は、上に記載したような
ものであり、この方法は、前記組成物を混合し、これを
プラスチック基材に適用し、この組成物を発泡させ、こ
の発泡体を硬化させ、そしてこの発泡体を高められた温
度で後硬化させる諸ステップを含む。本発明方法の発泡
体形成性組成物は、圧縮永久歪みが10%又はそれ以下
である。本発明方法は、後硬化した発泡体がプラスチッ
ク基材から取り除かれるステップを含んでいてもよい。
この好ましいプラスチック基材は、プラスチックフィル
ムである。好ましいプラスチックフィルム基材はポリエ
ステルフィルムである。本発明方法に従うと、後硬化し
た発泡体は容易にプラスチック基材から分離される。こ
の分離は手で行うこともできるし、また自動装置で行う
こともできる。本発明方法は、本発明発泡体はプラスチ
ック基材に接着せず、この発泡体を損傷することなくプ
ラスチック基材から容易に取り除けるという事実によっ
て特徴付けられる。本発明の好ましい具体例において、
発泡体は、以下に記載する180°剥離試験に従って試
験すると、100%の接着破壊を示す。
【0031】
【実施例】以下の例は、本発明の発泡体形成性組成物の
好ましい具体例を記述し、特許請求の範囲に定義された
本発明をより充分に例証する。例における全ての部及び
%は重量基準であり、全ての粘度は25℃で測定した。
【0032】例1〜5及び比較例のシリコーン発泡体は
以下の方法に従って調製した。各例のA部は、A部の諸
成分を“HOBART”ミキサー中で低速度で5分間混
合することにより調製した。“HOBART”は、Ho
bart Corporation of Troy,
OHの登録商標(米国での)である。各例の各々のB部
は、473mL(16オンス)容器中のB部の諸成分の全
てを組み合わせることによって調製した。次いで、この
容器を塗料振とう機上で360秒サイクルの間(for
a 360 second cycle)振とうし
た。A部の10部及びB部の1部を混合カップに入れ、
先の平たい木製の舌圧子を用いて、60秒攪拌し、発泡
体形成性組成物を作った。この組成物を、フィルムの長
さ方向に走る2つの1mmのシム(0.040インチ)を
有するポリエステルフィルムのシート上に注いだ。この
ポリエステルフィルムのシートは幅が40.6cmで、長
さが0.08cmで、厚さ0.08cm(16インチ×20
インチ×0.003インチ)であった。第1のシートと
同じ寸法の第2のポリエステルフィルムのシートを、前
記組成物の上に置いて複合体を形成した。第2のフィル
ムのシートの長さを横切って直径7.6cm(3インチ)
のステンレススチール管を押すか又は引くことにより、
この組成物を広げた。この複合体の端を、シムを適所に
置いて大きなバインダーで止めた。この発泡体形成性組
成物は、A部とB部の混合を始めるやいなや、発泡体を
形成し始めた。この複合体を54℃に予備加熱されてい
た熱対流炉に4分入れることにより、この発泡体を硬化
させた。硬化した発泡体は、表1に詳細に設定された条
件の下で後硬化した。
【0033】比較例及び実施例1〜5の発泡体の自己剥
離性はASTM D 903(下に注記したことを除
く)に従って測定したもので、これは180°剥離試験
として知られているものである。これらの結果は表1に
も報告する。この試験用のサンプルは、後硬化の前に上
記の複合体から幅2.5cm×長さ7.6cm(1インチ×
3インチ)に切って調製した。次いで、この切ったサン
プルを150℃で1時間後硬化した。剥離速度は毎分
5.1cm(2インチ)であった。良好な自己剥離性を有
する発泡体は、剥離試験の間に接着破壊を示し、より好
ましくは、100%の接着破壊を示す。接着破壊は発泡
体がポリエステルフィルムから少なくとも部分的にきれ
いに剥離するものと定義できる。100%の接着破壊
は、発泡体の裂けが全くなくポリエステルフィルムから
発泡体がきれいに剥離すると定義される。凝集破壊は、
ポリエステルフィルムに発泡体が接着し、剥離試験の間
に裂けが起こるものと定義される。
【0034】比較例及び実施例1〜5の引き裂き強度は
ASTM D 624(下に注記したことを除く)に従
って測定し、表1に報告する。この試験用のサンプルは
毎分50.8cm(20インチ)の速度で引っ張った。こ
の発泡体の引き裂き強度は、発泡体を190℃で10分
後硬化させた後、測定した。その結果は、1インチあた
りの重量ポンド(ppi)として報告する。
【0035】比較例及び実施例1〜5で調製した発泡体
の密度はASTM D 3574に従って測定したもの
で、これらの結果は表2に報告する。密度は立方フィー
トあたりポンド(pcf)で報告する。この発泡体の密
度は発泡体を190℃で10分後硬化した後測定した。
【0036】比較例及び実施例1〜5の発泡体の50%
圧縮永久歪みはASTM D 395,方法B(下に注
記したことを除く)に従って測定したもので、これらの
結果は表2に報告する。この試験に使用される発泡体サ
ンプルは、54℃で4分硬化させた。次いで、この発泡
体を表2に詳細に記した条件に従って後硬化した。本発
明方法は、サイクル時間の減少をもたらし、これは後硬
化時間を減らし、後硬化温度を上げる、例えば100℃
で12時間から150℃で1時間にすることによって達
成される。
【0037】(比較例) A部 27wt%のシリカを有し、粘度が約48,000mP
a・s(cps)のジメチルビニルシロキシ末端ポリジ
メチルシロキサン73重量部,5μm のシリカ22.7
重量部,ベンジルアルコール4重量部,六塩化白金酸と
白金含量を0.6wt%にするに充分な量の液体ジメチ
ルビニルシロキシ末端ポリジメチルシロキサンで希釈し
ていたsym−テトラメチルジビニルジシロキサンとの
反応生成物0.3重量部。
【0038】B部 等重量部の(1)ケイ素に結合した水素原子1.6%を
含むトリメチルシロキシ末端オルガノハイドロジェンシ
ロキサン並びに(2)本質的に(CH3 3 SiO1/2
単位とSiO2 単位からなり、(CH3 3 SiO1/2
単位:SiO2単位のモル比が0.75であるオルガノ
シロキサンコポリマーを含む混合物71.3重量部(こ
の樹脂は米国特許No.4332518に記載されたよう
にして調製され、1.7wt%のヒドロキシ基を有す
る),1分子あたり平均5個のメチルハイドロジェンシ
ロキサン単位及び3個のジメチルシロキサン単位を含
み、ケイ素に結合した水素原子含量が0.8wt%のト
リメチルシロキシ末端ポリジオルガノシロキサン24重
量部,粘度が約48,000mPa・s(cps)で、
27wt%のシリカを有するジメチルビニルシロキシ末
端ポリジメチルシロキサン4.7重量部。
【0039】(実施例1) A部 27wt%のシリカを有し、粘度が約48,000mP
a・s(cps)のジメチルビニルシロキシ末端ポリジ
メチルシロキサン73重量部,粘度が約45,000m
Pa・s(cps)のジメチルビニルシロキシ末端ポリ
ジメチルシロキサン2.33重量部,5μm のシリカ2
2.7重量部,1,4−ブタンジオール1.67重量
部,六塩化白金酸と白金含量を0.6wt%にするに充
分な量の液体ジメチルビニルシロキシ末端ポリジメチル
シロキサンで希釈していたsym−テトラメチルジビニ
ルジシロキサンとの反応生成物0.3重量部。
【0040】B部 等重量部の(1)ケイ素に結合した水素原子1.6%を
含むトリメチルシロキシ末端オルガノハイドロジェンシ
ロキサン並びに(2)本質的に(CH3 3 SiO1/2
単位とSiO2 単位からなり、(CH3 3 SiO1/2
単位:SiO2単位のモル比が0.75であるオルガノ
シロキサンコポリマーを含む混合物71.3重量部(こ
の樹脂は米国特許No.4332518に記載されたよう
にして調製され、1.7wt%のヒドロキシ基を有す
る),1分子あたり平均5個のメチルハイドロジェンシ
ロキサン単位及び3個のジメチルシロキサン単位を含
み、ケイ素に結合した水素原子含量が0.8wt%のト
リメチルシロキシ末端ポリジオルガノシロキサン24重
量部,粘度が約48,000mPa・s(cps)で、
27wt%のシリカを有するジメチルビニルシロキシ末
端ポリジメチルシロキサン4.7重量部。
【0041】(実施例2) A部 27wt%のシリカを有し、粘度が約48,000mP
a・s(cps)のジメチルビニルシロキシ末端ポリジ
メチルシロキサン73重量部,粘度が約45,000m
Pa・s(cps)のジメチルビニルシロキシ末端ポリ
ジメチルシロキサン0.23重量部,5μm のシリカ2
2.7重量部,ベンジルアルコール3.6重量部,1,
4−ブタンジオール0.17重量部,六塩化白金酸と白
金含量を0.6wt%にするに充分な量の液体ジメチル
ビニルシロキシ末端ポリジメチルシロキサンで希釈して
いたsym−テトラメチルジビニルジシロキサンとの反
応生成物0.3重量部。
【0042】B部 等重量部の(1)ケイ素に結合した水素原子1.6%を
含むトリメチルシロキシ末端オルガノハイドロジェンシ
ロキサン並びに(2)本質的に(CH3 3 SiO1/2
単位とSiO2 単位からなり、(CH3 3 SiO1/2
単位:SiO2単位のモル比が0.75であるオルガノ
シロキサンコポリマーを含む混合物71.3重量部(こ
の樹脂は米国特許No.4332518に記載されたよう
にして調製され、1.7wt%のヒドロキシ基を有す
る),1分子あたり平均5個のメチルハイドロジェンシ
ロキサン単位及び3個のジメチルシロキサン単位を含
み、ケイ素に結合した水素原子含量が0.8wt%のト
リメチルシロキシ末端ポリジオルガノシロキサン24重
量部,粘度が約48,000mPa・s(cps)で、
27wt%のシリカを有するジメチルビニルシロキシ末
端ポリジメチルシロキサン4.7重量部。
【0043】(実施例3) A部 粘度が約10,500mPa・s(cps)のジメチル
ビニルシロキシ末端ポリジメチルシロキサン75.05
重量部,5μm のシリカ22.7重量部,1,4−ブタ
ンジオール1.95重量部,六塩化白金酸と白金含量を
0.6wt%にするに充分な量の液体ジメチルビニルシ
ロキシ末端ポリジメチルシロキサンで希釈していたsy
m−テトラメチルジビニルジシロキサンとの反応生成物
0.3重量部。
【0044】B部 平均重合度40のトリメチルシロキシ末端ポリメチルハ
イドロジェンシロキサン29重量部,1分子あたり平均
5個のメチルハイドロジェンシロキサン単位及び3個の
ジメチルシロキサン単位を含み、ケイ素に結合した水素
原子含量が0.8wt%のトリメチルシロキシ末端ポリ
ジオルガノシロキサン19重量部,粘度が約10,50
0mPa・s(cps)のジメチルビニルシロキシ末端
ポリジメチルシロキサン52重量部。
【0045】(実施例4) A部 27wt%のシリカを有し、粘度が約48,000mP
a・s(cps)のジメチルビニルシロキシ末端ポリジ
メチルシロキサン73重量部,粘度が約45,000m
Pa・s(cps)のジメチルビニルシロキシ末端ポリ
ジメチルシロキサン2.07重量部,5μm のシリカ2
2.7重量部,1,5−ペンタンジオール1.93重量
部,六塩化白金酸と白金含量を0.6wt%にするに充
分な量の液体ジメチルビニルシロキシ末端ポリジメチル
シロキサンで希釈していたsym−テトラメチルジビニ
ルジシロキサンとの反応生成物0.3重量部。
【0046】B部 等重量部の(1)ケイ素に結合した水素原子1.6%を
含むトリメチルシロキシ末端オルガノハイドロジェンシ
ロキサン並びに(2)本質的に(CH3 3 SiO1/2
単位とSiO2 単位からなり、(CH3 3 SiO1/2
単位:SiO2単位のモル比が0.75であるオルガノ
シロキサンコポリマーを含む混合物71.3重量部(こ
の樹脂は米国特許No.4332518に記載されたよう
にして調製され、1.7wt%のヒドロキシ基を有す
る),1分子あたり平均5個のメチルハイドロジェンシ
ロキサン単位及び3個のジメチルシロキサン単位を含
み、ケイ素に結合した水素原子含量が0.8wt%のト
リメチルシロキシ末端ポリジオルガノシロキサン24重
量部,粘度が約48,000mPa・s(cps)で、
27wt%のシリカを有するジメチルビニルシロキシ末
端ポリジメチルシロキサン4.7重量部。
【0047】(実施例5) A部 27wt%のシリカを有し、粘度が約48,000mP
a・s(cps)のジメチルビニルシロキシ末端ポリジ
メチルシロキサン73重量部,粘度が約45,000m
Pa・s(cps)のジメチルビニルシロキシ末端ジメ
チルシロキサン1.53重量部,5μm のシリカ22.
7重量部,1,7−ヘプタンジオール2.47重量部,
六塩化白金酸と白金含量を0.6wt%にするに充分な
量の液体ジメチルビニルシロキシ末端ポリジメチルシロ
キサンで希釈していたsym−テトラメチルジビニルジ
シロキサンとの反応生成物0.3重量部。
【0048】B部 等重量部の(1)ケイ素に結合した水素原子1.6%を
含むトリメチルシロキシ末端オルガノハイドロジェンシ
ロキサン並びに(2)本質的に(CH3 3 SiO1/2
単位とSiO2 単位からなり、(CH3 3 SiO1/2
単位:SiO2単位のモル比が0.75であるオルガノ
シロキサンコポリマーを含む混合物71.3重量部(こ
の樹脂は米国特許No.4332518に記載されたよう
にして調製され、1.7wt%のヒドロキシ基を有す
る),1分子あたり平均5個のメチルハイドロジェンシ
ロキサン単位及び3個のジメチルシロキサン単位を含
み、ケイ素に結合した水素原子含量が0.8wt%のト
リメチルシロキシ末端ポリジオルガノシロキサン24重
量部,粘度が約48,000mPa・s(cps)で、
27wt%のシリカを有するジメチルビニルシロキシ末
端ポリジメチルシロキサン4.7重量部。
【0049】 〔表1〕 引裂強度 接着 密 度 ダ イ C (剥離力) 接着破壊 例 (g/cm3)(pcf) (kN/m)(ppi) 後硬化条件 (N/m) (lb/in) モード 比較例 0.19 12.1 0.88 5.0 150 ℃,1hr 239.9 1.37 凝集 実施例1 0.24 15.1 1.35 7.7 150 ℃,1hr 43.8 0.25 接着 実施例2 0.20 15.1 1.03 5.9 150 ℃,1hr 169.9 0.97 接着/凝集 実施例3 0.34 20.9 0.39 2.2 150 ℃,1hr 0.0 0.00* 接着 実施例4 0.30 18.7 1.84 10.5 150 ℃,1hr 50.8 0.29 接着 実施例5 0.28 17.5 1.52 8.7 150 ℃,1hr 29.8 0.17 接着 *)例3の発泡体の剥離性は、ASTM D 903の試験方法に従って試験 するにはポリエステルフィルムは充分長く接着しなかった程度であった。
【0050】 〔表2〕 接着 50% (剥離力) 接着破壊 圧縮永久歪み 例 後硬化条件 (kN/m) (lb/in) モード 100 ℃, 22時間 比較例 100 ℃,12hr 0.18 1.05 凝集 2.5 % 比較例 150 ℃, 1hr 0.24 1.37 凝集 6.6 % 実施例1 150 ℃, 1hr 0.04 0.25 接着 1.8 % 実施例2 100 ℃,12hr 0.06 0.36 接着 実施例2 150 ℃, 1hr 0.17 0.97 接着/凝集 2.8 % 実施例3 150 ℃, 1hr 0.0 0.00* 接着 2.4 % *)例3の発泡体の剥離性は、ASTM D 903の試験方法に従って試験 するにはポリエステルフィルムは充分長く接着しなかった程度であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム ロザー ニコルソン アメリカ合衆国,ミシガン 48642,ミッ ドランド,ワイルド パイン コート 4511 (72)発明者 ローレンス ジョセフ ラプソン アメリカ合衆国,ミシガン 48708,ベイ シティ,フィフス アベニュ 915

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次のステップ(I)〜(V)を含む自己
    剥離性シリコーン発泡体の製造方法: (I)次の(A)〜(D)を含む発泡体形成性組成物を
    混合し: (A)1分子あたり平均少なくとも2個のアルケニル基
    を含む液体ポリオルガノシロキサン; (B)1分子あたり少なくとも3個のケイ素に結合した
    水素原子を有するオルガノハイドロジェンシロキサン
    (但し、ケイ素原子1個あたり前記水素原子は1個より
    多くは存在しない); (C)ポリオール;及び (D)白金触媒; (II)前記組成物をプラスチックの基材に適用し; (III)前記組成物が発泡体を形成するようにさせ; (IV)前記発泡体を少なくとも25℃で硬化させ;そし
    て (V)前記硬化した発泡体の圧縮永久歪みを減らすに充
    分な時間及び少なくとも100℃で前記硬化した発泡体
    を後硬化させる。
  2. 【請求項2】 請求項1のステップを含み、更に12時
    間以下の硬化時間を用い、圧縮永久歪みを10%以下に
    する、硬化シリコーン発泡体を製造するサイクル時間を
    減らす方法。
  3. 【請求項3】 前記発泡体形成組成物が更に、(E)1
    官能性アルコールを含む、請求項1又は2の方法。
  4. 【請求項4】 前記ポリオールが、1,4−ブタンジオ
    ール、1,5−ペンタンジオール及び1,7−ヘプタン
    ジオールからなる群から選ばれるジオールである、請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記プラスチック基材がプラスチックフ
    ィルムである請求項1〜4のいずれか1項に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 前記プラスチックフィルムがポリエステ
    ルフィルムである請求項5の方法。
  7. 【請求項7】 前記発泡体形成性組成物が更に(F)樹
    脂状コポリマーを含む請求項1〜6のいずれか1項に記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 更に、ステップ(VI)後硬化した発泡体
    をプラスチック基材から分離すること、を含む請求項1
    〜7のいずれか1項に記載の方法。
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