JPH09195396A - 縦張外壁板の接合水切金具 - Google Patents
縦張外壁板の接合水切金具Info
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- JPH09195396A JPH09195396A JP1050196A JP1050196A JPH09195396A JP H09195396 A JPH09195396 A JP H09195396A JP 1050196 A JP1050196 A JP 1050196A JP 1050196 A JP1050196 A JP 1050196A JP H09195396 A JPH09195396 A JP H09195396A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 縦張外壁板の上下接合部の施工性と防水性を
向上する。 【解決手段】 接合水切金具31の化粧面部32の裏面
側に弾性変形可能な断面L字形の当接片部36を形成す
る。施工時には、当接片部36を外壁板26の上端面に
載せることで、接合水切金具31の水平レベルが簡単且
つ正確に確保され、従来のような取付位置のマーキング
が不要となる。また、化粧面部32の裏面側で当接片部
36が外壁板26の上端面に当接してこれをシールした
状態になるので、化粧面部32と外壁板26との間の隙
間から風によって吹き上げられる雨水の浸入が当接片部
36で防がれる。施工後に、柱材23が荷重により圧縮
変形して外壁板26間の隙間寸法が小さくなれば、それ
に応じて当接片部36が上方に弾性変形し、外壁板26
の上下接合部に大きな圧縮応力が作用することが防が
れ、壁面が屋外側に膨れ出す現象が発生することがな
い。
向上する。 【解決手段】 接合水切金具31の化粧面部32の裏面
側に弾性変形可能な断面L字形の当接片部36を形成す
る。施工時には、当接片部36を外壁板26の上端面に
載せることで、接合水切金具31の水平レベルが簡単且
つ正確に確保され、従来のような取付位置のマーキング
が不要となる。また、化粧面部32の裏面側で当接片部
36が外壁板26の上端面に当接してこれをシールした
状態になるので、化粧面部32と外壁板26との間の隙
間から風によって吹き上げられる雨水の浸入が当接片部
36で防がれる。施工後に、柱材23が荷重により圧縮
変形して外壁板26間の隙間寸法が小さくなれば、それ
に応じて当接片部36が上方に弾性変形し、外壁板26
の上下接合部に大きな圧縮応力が作用することが防が
れ、壁面が屋外側に膨れ出す現象が発生することがな
い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下に隣接する縦
張外壁板の隙間をカバーするように装着される縦張外壁
板の接合水切金具に関するものである。
張外壁板の隙間をカバーするように装着される縦張外壁
板の接合水切金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、窯業系の外壁板の施工方法に
は、縦長の外壁板を壁面に張り付ける縦張施工と、横長
の外壁板を壁面に張り付ける横張施工の2通りがある
が、壁面の模様は、タイル調、レンガ調等、横長のブロ
ック模様が多いため、近年は、横長のブロック模様を違
和感無く施工できる横張施工が採用されることが多くな
っている。
は、縦長の外壁板を壁面に張り付ける縦張施工と、横長
の外壁板を壁面に張り付ける横張施工の2通りがある
が、壁面の模様は、タイル調、レンガ調等、横長のブロ
ック模様が多いため、近年は、横長のブロック模様を違
和感無く施工できる横張施工が採用されることが多くな
っている。
【0003】しかし、この横張施工では、外壁板の左右
の接合目地にコーキングを充填して防水対策を行うた
め、コーキングの劣化や外壁板の経年的な収縮変形によ
り接合目地のシール性が低下し、雨水の侵入を招く可能
性がある。しかも、この横張施工では、外壁板の上下の
接合を雌雄の実部の嵌合で行っているため、外壁板を張
り付けた柱材が建物自体や住宅機器類等の荷重により圧
縮変形した場合に、外壁板の上下接合部に作用する圧縮
応力を緩和することが困難であり、その圧縮応力が大き
くなると、壁面が屋外側に膨れ出す現象が発生する。
の接合目地にコーキングを充填して防水対策を行うた
め、コーキングの劣化や外壁板の経年的な収縮変形によ
り接合目地のシール性が低下し、雨水の侵入を招く可能
性がある。しかも、この横張施工では、外壁板の上下の
接合を雌雄の実部の嵌合で行っているため、外壁板を張
り付けた柱材が建物自体や住宅機器類等の荷重により圧
縮変形した場合に、外壁板の上下接合部に作用する圧縮
応力を緩和することが困難であり、その圧縮応力が大き
くなると、壁面が屋外側に膨れ出す現象が発生する。
【0004】このような事情から、最近では、縦張施工
が見直されている。この縦張施工では、外壁板の左右の
接合を雌雄の実部の嵌合で行い、外壁板の上下の接合を
接合水切金具を用いて行うようになっている。従来の上
下接合構造は、実開昭56−148411号公報(図9
参照)に示すように、下方の外壁板11の施工後に、接
合水切金具12を下方の外壁板11の上端部前面に宛が
って、該接合水切金具12を釘13で横胴縁14に打ち
付け、この後、上方の外壁板15を接合水切金具12に
宛がって取り付けるようになっている。この構成では、
上下の外壁板15,11の間に隙間をあけることで、施
工後に柱材が荷重により圧縮変形した場合でも、上下の
外壁板15,11間の隙間寸法が小さくなるだけである
ので、上下の外壁板15,11間に圧縮応力が全く作用
せず、壁面が屋外側に膨れ出す現象が発生することはな
い。
が見直されている。この縦張施工では、外壁板の左右の
接合を雌雄の実部の嵌合で行い、外壁板の上下の接合を
接合水切金具を用いて行うようになっている。従来の上
下接合構造は、実開昭56−148411号公報(図9
参照)に示すように、下方の外壁板11の施工後に、接
合水切金具12を下方の外壁板11の上端部前面に宛が
って、該接合水切金具12を釘13で横胴縁14に打ち
付け、この後、上方の外壁板15を接合水切金具12に
宛がって取り付けるようになっている。この構成では、
上下の外壁板15,11の間に隙間をあけることで、施
工後に柱材が荷重により圧縮変形した場合でも、上下の
外壁板15,11間の隙間寸法が小さくなるだけである
ので、上下の外壁板15,11間に圧縮応力が全く作用
せず、壁面が屋外側に膨れ出す現象が発生することはな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の上下接合構造では、次の2つの欠点がある。 (1)接合水切金具12の取付が面倒である。即ち、接
合水切金具12の水平レベルを確保するために、予め取
付位置のマーキングが必要となり、このマーキングを基
準にして接合水切金具12を位置合わせを行いながら、
接合水切金具12を取り付けなければならない。
来の上下接合構造では、次の2つの欠点がある。 (1)接合水切金具12の取付が面倒である。即ち、接
合水切金具12の水平レベルを確保するために、予め取
付位置のマーキングが必要となり、このマーキングを基
準にして接合水切金具12を位置合わせを行いながら、
接合水切金具12を取り付けなければならない。
【0006】(2)防水対策が不十分である。即ち、外
壁板15の表面には凹凸模様が形成されているため、接
合水切金具12と外壁板15の表面との間に隙間ができ
てしまい、この隙間から風によって吹き上げられた雨水
が浸入する。また、外壁板15の左右の接合目地が溝状
になっているため、この接合目地と接合水切金具12と
の間にも隙間ができてしまい、この隙間から風によって
吹き上げられた雨水が浸入する。
壁板15の表面には凹凸模様が形成されているため、接
合水切金具12と外壁板15の表面との間に隙間ができ
てしまい、この隙間から風によって吹き上げられた雨水
が浸入する。また、外壁板15の左右の接合目地が溝状
になっているため、この接合目地と接合水切金具12と
の間にも隙間ができてしまい、この隙間から風によって
吹き上げられた雨水が浸入する。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、接合水切金具を簡単
に取り付けることができて、施工性を向上できると共
に、防水性も向上することができる縦張外壁板の接合水
切金具を提供することにある。
たものであり、従ってその目的は、接合水切金具を簡単
に取り付けることができて、施工性を向上できると共
に、防水性も向上することができる縦張外壁板の接合水
切金具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の縦張外壁板の接合水切金具は、下方の外壁
板の上端部前面をカバーする化粧面部と、上方の外壁板
の裏面側で下地材に固定される取付片部と、上方の外壁
板の下端面を受ける板受け部と、前記板受け部又は前記
取付片部の下端と前記化粧面部の上端との間をつなぐ前
下がりの斜面部と、前記化粧面部の裏面側に突出して下
方の外壁板の上端面に当接する弾性変形可能な当接片部
とを有する構成となっている。
に、本発明の縦張外壁板の接合水切金具は、下方の外壁
板の上端部前面をカバーする化粧面部と、上方の外壁板
の裏面側で下地材に固定される取付片部と、上方の外壁
板の下端面を受ける板受け部と、前記板受け部又は前記
取付片部の下端と前記化粧面部の上端との間をつなぐ前
下がりの斜面部と、前記化粧面部の裏面側に突出して下
方の外壁板の上端面に当接する弾性変形可能な当接片部
とを有する構成となっている。
【0009】この接合水切金具は、化粧面部の裏面側で
弾性変形可能な当接片部が下方の外壁板の上端面に当接
してこれをシールした状態になるので、この当接片部に
よって雨水の浸入を防ぐことができる。また、施工時に
は、当接片部を下方の外壁板の上端面に載せることで、
接合水切金具の水平レベルが簡単且つ正確に確保され、
従来のような取付位置のマーキングが不要となる。施工
後に、柱材が荷重により圧縮変形して上下の外壁板間の
隙間寸法が小さくなれば、それに応じて当接片部が外壁
板の上端面で押し上げられて上方に弾性変形し、それに
よって外壁板の上下接合部に大きな圧縮応力が作用する
ことが防がれ、壁面が屋外側に膨れ出す現象が発生する
ことはない。
弾性変形可能な当接片部が下方の外壁板の上端面に当接
してこれをシールした状態になるので、この当接片部に
よって雨水の浸入を防ぐことができる。また、施工時に
は、当接片部を下方の外壁板の上端面に載せることで、
接合水切金具の水平レベルが簡単且つ正確に確保され、
従来のような取付位置のマーキングが不要となる。施工
後に、柱材が荷重により圧縮変形して上下の外壁板間の
隙間寸法が小さくなれば、それに応じて当接片部が外壁
板の上端面で押し上げられて上方に弾性変形し、それに
よって外壁板の上下接合部に大きな圧縮応力が作用する
ことが防がれ、壁面が屋外側に膨れ出す現象が発生する
ことはない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図1乃至図6に基づいて説明する。まず、図3及び図4
に基づいて壁面全体の構造を説明する。コンクリート基
礎21上に土台22を介して柱材23と間柱材(図示せ
ず)が立設されている。柱材23と間柱材には、防水シ
ート24が張り付けられ、その上から下地材として横胴
縁25が釘打ちされている。そして、この横胴縁25に
対して、縦長の外壁板26が縦張施工により張り付けら
れている。各外壁板26の表面には凹凸模様が形成され
ている。
図1乃至図6に基づいて説明する。まず、図3及び図4
に基づいて壁面全体の構造を説明する。コンクリート基
礎21上に土台22を介して柱材23と間柱材(図示せ
ず)が立設されている。柱材23と間柱材には、防水シ
ート24が張り付けられ、その上から下地材として横胴
縁25が釘打ちされている。そして、この横胴縁25に
対して、縦長の外壁板26が縦張施工により張り付けら
れている。各外壁板26の表面には凹凸模様が形成され
ている。
【0011】外壁板26の取付は、図5に示すように、
留付金具27を用いる金具施工又は釘28で横胴縁25
に打ち付ける釘打施工のいずれかを採用すれば良い。各
外壁板26の左右接合構造は、左右端部に形成された雌
雄の実部29,30を嵌合し、留付金具27又は釘28
で固定したものである。
留付金具27を用いる金具施工又は釘28で横胴縁25
に打ち付ける釘打施工のいずれかを採用すれば良い。各
外壁板26の左右接合構造は、左右端部に形成された雌
雄の実部29,30を嵌合し、留付金具27又は釘28
で固定したものである。
【0012】外壁板26の縦方向の長さは、建物の1階
分の高さに相当する2.7m〜3.0mであり、従って
二階建以上の高さの壁面では、1階の壁面を施工した
後、2階の壁面を施工する。この際、1階の外壁板26
と2階の外壁板26との間の隙間をカバーするように接
合水切金具31を装着する。
分の高さに相当する2.7m〜3.0mであり、従って
二階建以上の高さの壁面では、1階の壁面を施工した
後、2階の壁面を施工する。この際、1階の外壁板26
と2階の外壁板26との間の隙間をカバーするように接
合水切金具31を装着する。
【0013】以下、外壁板26の上下接合構造を図1及
び図2に基づいて説明する。外壁板26の上下接合部に
は、例えば5mm〜8mm程度の隙間があけられてい
る。この隙間をカバーする接合水切金具31は、例えば
アルミニウム等の金属の押出し成形により形成され、下
方の外壁板26の上端部前面をカバーする化粧面部32
と、上方の外壁板26の裏面側で横胴縁25に宛がわれ
てビス38又は釘で固定される取付片部33と、上方の
外壁板26の下端面を受ける板受け部34と、取付片部
34の下端と化粧面部32の上端との間をつなぐ前下が
りの斜面部35と、化粧面部32の裏面側に突出して下
方の外壁板26の上端面に当接する弾性変形可能な断面
L字形の当接片部36とが一体成形されている。板受け
部34と当接片部36との間隔によって外壁板26の上
下接合部の隙間寸法が決まる。図2に示すように、取付
片部33には、ビス38を挿通するための固定ビス孔3
7が形成されている。
び図2に基づいて説明する。外壁板26の上下接合部に
は、例えば5mm〜8mm程度の隙間があけられてい
る。この隙間をカバーする接合水切金具31は、例えば
アルミニウム等の金属の押出し成形により形成され、下
方の外壁板26の上端部前面をカバーする化粧面部32
と、上方の外壁板26の裏面側で横胴縁25に宛がわれ
てビス38又は釘で固定される取付片部33と、上方の
外壁板26の下端面を受ける板受け部34と、取付片部
34の下端と化粧面部32の上端との間をつなぐ前下が
りの斜面部35と、化粧面部32の裏面側に突出して下
方の外壁板26の上端面に当接する弾性変形可能な断面
L字形の当接片部36とが一体成形されている。板受け
部34と当接片部36との間隔によって外壁板26の上
下接合部の隙間寸法が決まる。図2に示すように、取付
片部33には、ビス38を挿通するための固定ビス孔3
7が形成されている。
【0014】外壁板26の施工手順は、まず、図3に示
すように、土台22部分の横胴縁25に水平に接合水切
金具31をビス止めする(土台水切りとしても図2の接
合水切金具31を用いれば良い)。この後、建物の1階
部分の壁面に外壁板26を縦張施工法(図5参照)で留
付金具27又は釘28を用いて横胴縁25に取り付け
る。この際、外壁板26の下端を接合水切金具31の板
受け部34に載せることで、外壁板26の高さ位置の位
置決めを正確に且つ簡単に行うことができる。
すように、土台22部分の横胴縁25に水平に接合水切
金具31をビス止めする(土台水切りとしても図2の接
合水切金具31を用いれば良い)。この後、建物の1階
部分の壁面に外壁板26を縦張施工法(図5参照)で留
付金具27又は釘28を用いて横胴縁25に取り付け
る。この際、外壁板26の下端を接合水切金具31の板
受け部34に載せることで、外壁板26の高さ位置の位
置決めを正確に且つ簡単に行うことができる。
【0015】このようにして建物の1階部分の壁面に外
壁板26を縦張した後、次のようにして1階と2階の壁
面の接合部分に接合水切金具31を取り付ける。まず、
図1に示すように、接合水切金具31の当接片部36を
外壁板26の上端面に載置し、この状態で、化粧面部3
2を外壁板26の上端部前面に宛がうと共に、取付片部
34を横胴縁25に宛がった状態にする。この際、当接
片部36を外壁板26の上端面に載置することで、接合
水切金具31の水平レベルを簡単且つ正確に確保するこ
とができ、従来のような取付位置のマーキングが不要と
なる。
壁板26を縦張した後、次のようにして1階と2階の壁
面の接合部分に接合水切金具31を取り付ける。まず、
図1に示すように、接合水切金具31の当接片部36を
外壁板26の上端面に載置し、この状態で、化粧面部3
2を外壁板26の上端部前面に宛がうと共に、取付片部
34を横胴縁25に宛がった状態にする。この際、当接
片部36を外壁板26の上端面に載置することで、接合
水切金具31の水平レベルを簡単且つ正確に確保するこ
とができ、従来のような取付位置のマーキングが不要と
なる。
【0016】そして、取付片部34を横胴縁25に宛が
った状態で、ビス38又は釘を取付片部34の固定ビス
孔37に挿通して横胴縁25に固定する。この後、建物
の2階部分の壁面に外壁板26を縦張施工法で留付金具
27又は釘28を用いて横胴縁25に取り付ける。この
際、外壁板26の下端を接合水切金具31の板受け部3
4に載せることで、外壁板26の高さ位置の位置決めを
正確且つ簡単に行うことができる。3階以上の壁面につ
いても、接合水切金具31を用いて同様の方法で外壁板
26を縦張施工すれば良い。
った状態で、ビス38又は釘を取付片部34の固定ビス
孔37に挿通して横胴縁25に固定する。この後、建物
の2階部分の壁面に外壁板26を縦張施工法で留付金具
27又は釘28を用いて横胴縁25に取り付ける。この
際、外壁板26の下端を接合水切金具31の板受け部3
4に載せることで、外壁板26の高さ位置の位置決めを
正確且つ簡単に行うことができる。3階以上の壁面につ
いても、接合水切金具31を用いて同様の方法で外壁板
26を縦張施工すれば良い。
【0017】以上説明した外壁板26の上下接合構造で
は、接合水切金具31の当接片部36を外壁板26の上
端面に載置することで、接合水切金具31の水平レベル
を簡単且つ正確に確保することができ、従来のような取
付位置のマーキングが不要となり、接合水切金具31の
取付を極めて簡単に行うことができて、施工性を向上で
きる。
は、接合水切金具31の当接片部36を外壁板26の上
端面に載置することで、接合水切金具31の水平レベル
を簡単且つ正確に確保することができ、従来のような取
付位置のマーキングが不要となり、接合水切金具31の
取付を極めて簡単に行うことができて、施工性を向上で
きる。
【0018】しかも、接合水切金具31の弾性変形可能
な当接片部36が外壁板26の上端面に当接すること
で、化粧面部32の裏側で当接片部36が外壁板26の
上端面との間の隙間をシールした状態となる。これによ
り、化粧面部32と外壁板26の表面凹凸模様との間の
隙間や化粧面部32と外壁板26の左右接合目地との間
の隙間(図5参照)から風によって吹き上げられる雨水
の浸入を当接片部36で阻止することができ、防水性向
上、耐久性向上の要求を満たすことができる。
な当接片部36が外壁板26の上端面に当接すること
で、化粧面部32の裏側で当接片部36が外壁板26の
上端面との間の隙間をシールした状態となる。これによ
り、化粧面部32と外壁板26の表面凹凸模様との間の
隙間や化粧面部32と外壁板26の左右接合目地との間
の隙間(図5参照)から風によって吹き上げられる雨水
の浸入を当接片部36で阻止することができ、防水性向
上、耐久性向上の要求を満たすことができる。
【0019】また、外壁板26の上端面に当接する当接
片部36は弾性変形可能であるので、施工後に柱材23
が建物等の荷重により圧縮変形して上下の外壁板26間
の隙間寸法が小さくなれば、それに応じて当接片部36
が外壁板26の上端面で押し上げられるように上方に弾
性変形する。この当接片部36の弾性変形により、外壁
板26の上下接合部に大きな圧縮応力が作用することが
防がれ、壁面が屋外側に膨れ出す現象が発生することは
ない。
片部36は弾性変形可能であるので、施工後に柱材23
が建物等の荷重により圧縮変形して上下の外壁板26間
の隙間寸法が小さくなれば、それに応じて当接片部36
が外壁板26の上端面で押し上げられるように上方に弾
性変形する。この当接片部36の弾性変形により、外壁
板26の上下接合部に大きな圧縮応力が作用することが
防がれ、壁面が屋外側に膨れ出す現象が発生することは
ない。
【0020】また、図6に示す第2の実施形態では、外
観意匠性を向上させるため、外壁板26の上下接合部に
設けられた接合水切金具31の上方において、横長の化
粧幕板39を外壁板26の下端部前面に宛がい、釘40
で打ち付け固定している。
観意匠性を向上させるため、外壁板26の上下接合部に
設けられた接合水切金具31の上方において、横長の化
粧幕板39を外壁板26の下端部前面に宛がい、釘40
で打ち付け固定している。
【0021】以上説明した第1及び第2の実施形態で
は、図7(a)に示すように、接合水切金具31は金属
の押出し成形品で、当接片部36を断面L字形に形成し
たが、図7(b)に示す接合水切金具41のように、金
属の押出し成形品で、当接片部42を下り傾斜する斜面
状に形成し、この当接片部42の先端を外壁板26の上
端面に当接させるようにしても良い。
は、図7(a)に示すように、接合水切金具31は金属
の押出し成形品で、当接片部36を断面L字形に形成し
たが、図7(b)に示す接合水切金具41のように、金
属の押出し成形品で、当接片部42を下り傾斜する斜面
状に形成し、この当接片部42の先端を外壁板26の上
端面に当接させるようにしても良い。
【0022】また、本発明は、接合水切金具を金属の押
出し成形で一体成形したものに限定されず、接合水切金
具を金属板の折曲加工で形成するようにしても良く、折
曲加工の場合には、例えば図8(a)〜(d)に示す形
状に折曲加工すれば良い。図8において、(a)と
(b)の接合水切金具43,44は、当接片部47が断
面L字形に折曲加工され、(c)と(d)の接合水切金
具45,46は、当接片部48が下り傾斜する斜面状に
形成されている。また、(a)と(c)の接合水切金具
43,45は、取付片部49の下部に板受け部50が水
平方向に折り返されて形成され、(b)と(d)の接合
水切金具44,46は、板受け部51が階段状に折曲形
成されている。各接合水切金具43〜46は、いずれ
も、取付片部49の上端部が外壁板側(図示左側)に曲
成され、且つ、取付片部49の中間部に外壁板側に突出
するビード部52が形成され、また、取付片部49又は
板受け部51と化粧面部53との間に前下がりの斜面部
54,55が形成されている。尚、各接合水切金具43
〜46の化粧面部53は、当接片部47,48を形成す
るために下端で折り返して二重となっている。
出し成形で一体成形したものに限定されず、接合水切金
具を金属板の折曲加工で形成するようにしても良く、折
曲加工の場合には、例えば図8(a)〜(d)に示す形
状に折曲加工すれば良い。図8において、(a)と
(b)の接合水切金具43,44は、当接片部47が断
面L字形に折曲加工され、(c)と(d)の接合水切金
具45,46は、当接片部48が下り傾斜する斜面状に
形成されている。また、(a)と(c)の接合水切金具
43,45は、取付片部49の下部に板受け部50が水
平方向に折り返されて形成され、(b)と(d)の接合
水切金具44,46は、板受け部51が階段状に折曲形
成されている。各接合水切金具43〜46は、いずれ
も、取付片部49の上端部が外壁板側(図示左側)に曲
成され、且つ、取付片部49の中間部に外壁板側に突出
するビード部52が形成され、また、取付片部49又は
板受け部51と化粧面部53との間に前下がりの斜面部
54,55が形成されている。尚、各接合水切金具43
〜46の化粧面部53は、当接片部47,48を形成す
るために下端で折り返して二重となっている。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の縦張外壁板の接合水切金具によれば、化粧面部の裏面
側に突出する弾性変形可能な当接片部を設けたので、こ
の当接片部を外壁板の上端面に載せることで、接合水切
金具の水平レベルを簡単に且つ正確に確保することがで
きて、施工性を向上できると共に、化粧面部の裏面側で
当接片部によって雨水の浸入を防ぐことができて、防水
性も向上できる。しかも、柱材の圧縮変形に応じて当接
片部が弾性変形することで、外壁板の上下接合部に大き
な圧縮応力が作用することを防止でき、壁面が屋外側に
膨れ出す現象も回避できる。
の縦張外壁板の接合水切金具によれば、化粧面部の裏面
側に突出する弾性変形可能な当接片部を設けたので、こ
の当接片部を外壁板の上端面に載せることで、接合水切
金具の水平レベルを簡単に且つ正確に確保することがで
きて、施工性を向上できると共に、化粧面部の裏面側で
当接片部によって雨水の浸入を防ぐことができて、防水
性も向上できる。しかも、柱材の圧縮変形に応じて当接
片部が弾性変形することで、外壁板の上下接合部に大き
な圧縮応力が作用することを防止でき、壁面が屋外側に
膨れ出す現象も回避できる。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す縦張外壁板の上
下接合構造の縦断側面図
下接合構造の縦断側面図
【図2】接合水切金具の部分斜視図
【図3】縦張外壁構造を示す縦断側面図
【図4】縦張外壁構造を示す斜視図
【図5】縦張外壁板の左右接合構造の横断側面図
【図6】本発明の第2の実施形態を示す縦張外壁板の上
下接合構造の縦断側面図
下接合構造の縦断側面図
【図7】(a)、(b)は接合水切金具を金属の押出し
成形で形成する場合の異なる形状を示す側面図
成形で形成する場合の異なる形状を示す側面図
【図8】(a)〜(d)は接合水切金具を金属板の折曲
加工で形成する場合の異なる形状を示す側面図
加工で形成する場合の異なる形状を示す側面図
【図9】従来の縦張外壁板の上下接合構造を示す縦断側
面図
面図
23…柱材、25…横胴縁(下地材)、26…外壁板、
27…留付金具、29…雌実部、30…雄実部、31…
接合水切金具、32…化粧面部、33…取付片部、34
…板受け部、35…斜面部、36…当接片部、39…化
粧幕板、41…接合水切金具、42…当接片部、43〜
46…接合水切金具、47,48…当接片部、49…取
付片部、50,51…板受け部、53…化粧面部、5
4,55…斜面部。
27…留付金具、29…雌実部、30…雄実部、31…
接合水切金具、32…化粧面部、33…取付片部、34
…板受け部、35…斜面部、36…当接片部、39…化
粧幕板、41…接合水切金具、42…当接片部、43〜
46…接合水切金具、47,48…当接片部、49…取
付片部、50,51…板受け部、53…化粧面部、5
4,55…斜面部。
Claims (1)
- 【請求項1】 上下に隣接する縦張外壁板の隙間をカバ
ーするように装着される接合水切金具であって、 下方の外壁板の上端部前面をカバーする化粧面部と、 上方の外壁板の裏面側で下地材に固定される取付片部
と、 上方の外壁板の下端面を受ける板受け部と、 前記板受け部又は前記取付片部の下端と前記化粧面部の
上端との間をつなぐ前下がりの斜面部と、 前記化粧面部の裏面側に突出して下方の外壁板の上端面
に当接する弾性変形可能な当接片部とを有することを特
徴とする縦張外壁板の接合水切金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1050196A JPH09195396A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 縦張外壁板の接合水切金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1050196A JPH09195396A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 縦張外壁板の接合水切金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09195396A true JPH09195396A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11751957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1050196A Pending JPH09195396A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 縦張外壁板の接合水切金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09195396A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6505448B2 (en) | 2000-09-20 | 2003-01-14 | Nichiha Corporation | External wall structure |
| JP2006348682A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Asahi Tostem Gaiso Kk | 水切部材及び建物通気構造 |
| CN1318714C (zh) * | 2003-02-21 | 2007-05-30 | 日吉华株式会社 | 纵铺直接铺设外壁施工构造以及所使用的起始五金件 |
| JP2008156902A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Asahi Kasei Construction Materials Co Ltd | 壁の目地構造 |
| KR101285838B1 (ko) * | 2011-07-25 | 2013-07-12 | 최인석 | 건축용 외장패널 조립체 |
-
1996
- 1996-01-25 JP JP1050196A patent/JPH09195396A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6505448B2 (en) | 2000-09-20 | 2003-01-14 | Nichiha Corporation | External wall structure |
| CN1318714C (zh) * | 2003-02-21 | 2007-05-30 | 日吉华株式会社 | 纵铺直接铺设外壁施工构造以及所使用的起始五金件 |
| JP2006348682A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Asahi Tostem Gaiso Kk | 水切部材及び建物通気構造 |
| JP2008156902A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Asahi Kasei Construction Materials Co Ltd | 壁の目地構造 |
| KR101285838B1 (ko) * | 2011-07-25 | 2013-07-12 | 최인석 | 건축용 외장패널 조립체 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040519 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040623 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040913 |