JPH0636098Y2 - 縦張り型外装パネルの水切り材 - Google Patents

縦張り型外装パネルの水切り材

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JPH0636098Y2
JPH0636098Y2 JP1987008067U JP806787U JPH0636098Y2 JP H0636098 Y2 JPH0636098 Y2 JP H0636098Y2 JP 1987008067 U JP1987008067 U JP 1987008067U JP 806787 U JP806787 U JP 806787U JP H0636098 Y2 JPH0636098 Y2 JP H0636098Y2
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piece
exterior panel
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front hanging
ridge
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正茂 平手
義旺 臼井
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Yodogawa Steel Works Ltd
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Yodogawa Steel Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、家屋に外壁としての縦張り型の外装パネルを
取り付ける際に用いられる水切り材に関する。
例えば、2階建て家屋のように壁面が長尺な場合は、下
段の外装パネルを取り付けたのち、その上に水切り材を
載せて釘打ちし、次に該水切り材の上部に上段の外装パ
ネルを取り付ける。本考案はこのような縦張り型の外装
パネルを縦に継ぐ際に、そのジョイント部に介装される
水切り材を対象とする。
〔従来の技術〕
第3図はこの種の水切り材に関する従来技術を示す(実
公昭55-44110号公報)。これでは段付きの受け片10の後
端から取付片11を垂直状に立ち上げ連設し、該受け片10
の前端に前面板12aを左右幅方向にわたって上向きに突
設する。受け片10には水抜き孔14を貫通状に設ける。そ
して受け片10からは該水抜き孔14の後方部分より前垂れ
片16aが下向きに連設されている。
これによれば外装パネルBを下から上へと家屋側の例え
ば横胴縁5に取り付けて行く際に、水切り材Aを前記取
付片11を介して該横胴縁5に釘17などで止め付け、上段
の外装パネルBの下端を取付片11と前面板12aとの間に
嵌合して受け片10で受け止める。このとき上段の外装パ
ネルBの下端の切口が不揃いになるのを前面板12aで覆
い隠す。外装パネルBと前面板12aとの間に雨水が侵入
したときは、前記水抜き孔14を介して受け片10の外側下
方に排出する。同時に、前垂れ片16aの下端部分で下段
の外装パネルBの上端部分を覆うことにより化粧効果を
高めるとともに、該前垂れ片16aで上下の外装パネルB
・B間に雨水が侵入するのを防止するものとなってい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記の従来例では前垂れ片16aにこれ単独で (a)水抜き孔14からの雨水を受けて前方外側に垂れ流
す機能と、 (b)上下の外装パネルB・B間の内側に雨水が侵入す
るのを防止する機能と、 (c)下段の外装パネルBの上端部外表面を覆う機能
と、 (d)下段の外装パネルBと水切り材Aとの間から内部
に雨水が侵入するのを防止する機能と、 をそれぞれ付与するものとなっている。
そのため、水切り材Aは押出成形品として上記の機能を
満足するよう対処してはいるが、前垂れ片16aの上端を
受け片10の水抜き孔14よりも後方部分につながねばなら
ないために、上下の外装パネルB・B間において前垂れ
片16aの前面側に凹みPが生じるのを避けられないな
ど、上下の外装パネルB・B間における本来の化粧効果
が犠牲になっている。
また、前記凹みPに塵埃がたまって外観上見苦しい。更
には外部からの雨水が剥き出しの水抜き孔14を介して受
け片10の内部に下方から吹き込み、毛細管現象も手伝っ
て取付片11をはい上がって家屋の内側にまで回り込むお
それを残していた。
しかも上記(d)の機能、すなわち下段の外装パネルB
と水切り材Aの前垂れ片16aとの間の雨水の侵入防止機
能になお不安を残している。この前垂れ片16aを下段の
外装パネルBの外側表面に左右幅方向にわたって確実に
接触させることは、およそ不可能だからである。
そこで本考案の目的は、上記の(a)〜(d)の機能を
更に有効に発揮させることのできる縦張り型外装パネル
の水切り材を得るにある。
本考案の他の目的は、上下の外装パネル間における化粧
効果を所望通りに高めることのできる水切り材を得るに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の水切り材は、図示するごとく、前下がりに傾斜
する受け片10の後端から取付片11を垂直状に立ち上げ連
設してあること、 該受け片10の傾斜下端からは凸条12を左右幅方向にわた
って上向きに突設してあること、 該凸条12からは外側の前垂れ片13を下向きに連出してあ
ること、 前記受け片10の傾斜下端の近くからは内側の前垂れ片16
を下向きに連出してあること、 前記凸条12には前記受け片10と交わる下端部に水抜き孔
14を貫通状に形成してあること、 外側の前垂れ片13の下端が、内側の前垂れ片16の下端よ
りも下方に長く延びていること、 前記受け片10で上段の外装パネルBを受け止めた状態に
おいて、前記凸条12が該外装パネルBの前面側に近接し
て位置するとともに、該凸条12が該外装パネルBの下端
よりも高く突出していること、 前記受け片10が上下の外装パネルB・B間に位置して、
内側の前垂れ片16が下段の外装パネル(B)の外側前面
に接当する状態にあることを要件とする。
〔作用〕
凸条12は受け片10上に受け止めた上段の外装パネルBの
下端の前面外側を左右幅方向にわたって覆い隠し、該外
装パネルBの下端が丸見えになるのを防止するととも
に、外側に膨出変形したりするのを接当規制する。
外装パネルBの外表面と凸条12との間に侵入した雨水は
受け片10の内面に至るが、この雨水は受け片10は傾斜し
ているので、前方の下端側に流れて水抜き孔14より下方
に排出されることになり、受け片10の後端に取付片11が
立ち上げ連設されていることと相まって家屋側に雨水が
侵入することはない。水抜き孔14から排出された雨水は
下段の外装パネルBの前方外側に流れ出る。内側の前垂
れ片16は水抜き孔14から出た雨水が上下の外装パネルB
・B間に侵入するのを防止する。
受け片10は上下の外装パネルB・B間を斜めに走ってお
り、該受け片10と内側の前垂れ片16とで両外装パネルB
・B間の内部に雨水が侵入するのを防止する。
外側の前垂れ片13は、上下の外装パネルB・B間の最外
側に位置し、受け片10、水抜き孔14および内側の前垂れ
片16をも覆い隠して主に化粧的機能を果たす。
内側の前垂れ片16を下段の外装パネルBの前面外側に接
当させたのは、該前垂れ片16で下方から吹き込んで来る
雨水が下段の外装パネルBの上端にまで至るのを防止す
るためである。外側の前垂れ片13は内側の前垂れ片16よ
りも下方に長く延びているので、雨水が下方から吹き込
んで上下の外装パネルB・B間の内側に侵入するのを二
段構えで防止する。
〔考案の効果〕
かかる本考案の水切り材Aによれば、下段の外装パネル
Bの上端部は外側の前垂れ片13で、上段の外装パネルB
は凸条12でそれぞれ前面外側を覆い隠せるようにしたの
で、これら外装パネルB・Bの上端部や下端部の不揃い
などが同時に外側から見えないようにすることができ
る。
外側の前垂れ片13は最外側にあって形状的にも自由に設
定できるので、上下の外装パネルB・B間を覆う化粧効
果を有効に高めることができる。
凸条12の内側に侵入して来た雨水は、受け片10が前下が
りに傾斜しているので、受け片10上を前方の傾斜下端側
へと流れて水抜き孔14より下段の外装パネルBの前方外
側へ効率良く排出されて行く。従って、受け片10が傾斜
していること、および取付片11が垂直状に立設されてい
ることが相まって雨水が取付片11を越えて家屋側に侵入
することを確実に防止できる。
水抜き孔14は前面側に前記前垂れ片13が存在するので、
該水抜き孔14が外側から見えないだけでなく、該水抜き
孔14を介して凸条12の内側に雨水が侵入してくることも
よく防止できる。
しかも、下方からの雨水は、第1に下段の外装パネルB
の外側前面に接触する内側の前垂れ片16で、第2に外側
の前垂れ片13でそれぞれ二段構えで吹き込みが防止され
ているので、上下の外装パネルB・B間においてこれの
内部に雨水が侵入するのを確実に防止できる。
〔実施例〕
第1図および第2図は本考案に係る水切り材Aの実施例
を示している。
第2図において、縦長の外装パネルBは着色亜鉛鉄板か
らなる主面板1の内面に石膏ボードなどの裏打材2を裏
打ちしてあり、左右の両端に主面板1を曲成してなるフ
ランジ3・4を有し、家屋の外装として左右並設状態で
取り付けられる。具体的には各外装パネルBを一方のフ
ランジ4を介して家屋側の横胴縁5などに釘打し、この
フランジ4に別の外装パネルBの他方のフランジ3を嵌
め込んで継ぎ合わせ、順次同じ要領で多数の外装パネル
Bを左右方向に連結して行く。
こうして下段の外装パネルBを家屋に取り付けたのち、
その上方に本案水切り材Aを載せた状態で止め付け、そ
の上方に上段の外装パネルBを下段のそれと同じ要領で
取り付ける。
本案水切り材Aはアルミニウム合金の押出型材で左右横
長に形成されており、前下がりに傾斜する受け片10と、
この受け片10の後端から垂直に立ち上げ連設した取付片
11と、受け片10の傾斜下端(前端)から上向きに突設さ
れた凸条12と、この凸条12の前方から下向きに連出され
た外側の前垂れ片13とを有する。凸条12は縦断側面視で
コ字形を呈しており、外側の前垂れ片13は該凸条12の前
端より下方に向けて垂直状に延びている。
前記凸条12には受け片10と交わる下端部に水抜き手段と
して外装パネルBの横幅寸法よりも小さい間隔で水抜き
孔14を貫通状に形成してある。この間隔は適宜定めれば
よいが、上記横幅寸法以内に定めるのが好ましい。
受け片10の傾斜下端近くからは内側の前垂れ片16を下向
きに連出してある。
かくして、外側の前垂れ片13が内側の前垂れ片16の外方
に所定の間隔を有して位置しており、外側の前垂れ片13
の下端が内側の前垂れ片16の下端よりも下方に長く延び
ている。
外壁施工に際しては、前述の要領で下段の外装パネルB
を家屋に取り付けたのち、本案水切り材Aを下段の外装
パネルB上に乗り掛かる状態で家屋側の胴縁5などに取
付片11を介して釘打ちで止め付ける。符号17はその釘を
示す。この状態において、前記受け片10の傾斜下端近く
が下段の外装パネルBの上面前端に接当し、内側の前垂
れ片16の下端部も該パネルBの主面板1の外側前面に接
当する状態にある。
次に、上段の外装パネルBの下端部を水切り材Aの取付
片11と凸条12との間に上方から挟み込む状態で嵌合し、
受け片10上に該パネルBの下端面を受け止めた状態にお
いて該パネルBを前述の要領で家屋に取り付ける。
ここで注目すべきは、外壁施工後に水切り材Aの凸条12
が外装パネルBの前記嵌合を許す必要最小限の融通間隙
を以て該パネルBの前面外側に位置し、かつ該凸条12の
上端が該パネルBの下端よりも上位にある点である。従
って、受け片10上の外装パネルBの下端縁に不揃いなど
の不具合が生じていても、凸条12で隠されて前方外側か
らは見えない。外装パネルBの主面板1の下端縁は前記
融通間隙の存在する分だけ極めて僅かに外方へ膨出変形
するが、それ以上の変形は前記凸条12で確実に接当規制
される。
下方から吹き上がる雨水は凸条12で遮られる。外装パネ
ルBの前面と該凸条12との間に生じる間隙は実際のとこ
ろ0〜2mm程度であって、該凸条12が外装パネルBの主
面板1に接当した状態にあり、該凸条12の内側に雨水が
侵入し難い。それでもなお、凸条12を越えてこれの内側
に侵入した雨水は、凸条12の受け片10と交わる下端部に
明けた水抜き孔14を介して前方外側に流出し、ついで内
側の前垂れ片16を伝い流れて下段の外装パネルBの外側
に排出される。水抜き孔14の外方は外側の前垂れ片13で
カバーされているので、該水抜き孔14を介して雨水が凸
条12の内側に吹き込んで来ることはない。
また、外側の前垂れ片13の下端は内側の前垂れ片16の下
端よりも長く下方に延びているから、下段の外装パネル
Bと内側の前垂れ片16との間に雨水が下方から吹き込ん
で上下の外装パネルB・B間の内部に侵入するのを封ず
る。
〔別実施態様例〕
図示例の全容は以上の通りであるが、本考案は上記の実
施例に限定されるものではない。
例えば、上段の外装パネルBの下端は水切り材Aの受け
片10上に僅かに浮き離れた状態で位置していてもよい。
この点に関して、前記凸条12の内面側に受け片10につな
がる段付面を設け、この段付面に外装パネルBの下面前
端部が受け止め支持されるようにしてもよい。
外装パネルBの主面板1は内面に裏打材2が有るものに
限られない。外装パネルBどうしを左右方向に継ぎ合わ
せる手段も図示例のものに限定されないことは言うまで
もない。
水切り材Aは取付片11を介して、及び外装パネルBはフ
ランジを介してそれぞれ鉄製胴縁にタッピングビス止
め、またはねじ止めしてもよい。
水切り材Aに前述の水抜き孔14を設けたうえで、外装パ
ネルBと前記凸条12との間に念のためにコーキング材を
充填しておくこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る水切り材の実施例を
示しており、第1図は施工状態での縦断側面図、第2図
はその横断平面図である。 第3図は従来例を示す縦断側面図である。 A……水切り材、 B……外装パネル、 10……受け片、 11……取付片、 12……凸条、 13……外側の前垂れ片、 14……水抜き孔、 16……内側の前垂れ片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前下がりに傾斜する受け片(10)の後端か
    らは取付片(11)を垂直状に立ち上げ連設してあり、 該受け片(10)の傾斜下端からは凸条(12)を左右幅方
    向にわたって上向きに突設してあり、 該凸条(12)からは外側の前垂れ片(13)を下向きに連
    出してあり、 前記受け片(10)の傾斜下端の近くからは内側の前垂れ
    片(16)を下向きに連出してあり、 前記凸条(12)には前記受け片(10)と交わる下端部に
    水抜き孔(14)を貫通状に形成してあり、 外側の前垂れ片(13)の下端が、内側の前垂れ片(16)
    の下端よりも下方に長く延びており、 前記受け片(10)で上段の外装パネル(B)を受け止め
    た状態において、前記凸条(12)が該外装パネル(B)
    の前面側に近接して位置するとともに、該凸条(12)が
    該外装パネル(B)の下端よりも高く突出しており、 前記受け片(10)が上下の外装パネル(B・B)間に位
    置して、内側の前垂れ片(16)が下段の外装パネル
    (B)の外側前面に接当する状態にあることを特徴とす
    る縦張り型外装パネルの水切り材。
JP1987008067U 1987-01-21 1987-01-21 縦張り型外装パネルの水切り材 Expired - Lifetime JPH0636098Y2 (ja)

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JPS63116606U (ja) 1988-07-27

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