JPH09195582A - 制振装置 - Google Patents

制振装置

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JPH09195582A
JPH09195582A JP846296A JP846296A JPH09195582A JP H09195582 A JPH09195582 A JP H09195582A JP 846296 A JP846296 A JP 846296A JP 846296 A JP846296 A JP 846296A JP H09195582 A JPH09195582 A JP H09195582A
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sensor
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floor
vibration
vibration state
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Application number
JP846296A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Suzuki
哲夫 鈴木
Mitsuru Kageyama
満 蔭山
Takahide Kobayashi
隆英 小林
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Obayashi Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Obayashi Corp
Tokico Ltd
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Publication date
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は各階に設けられた振動状態検出セン
サの異常の有無を検査する際、各階毎に複数のセンサを
設けなければならないといった問題を解決するものであ
る。 【解決手段】 制振装置1は、ビル2の屋上に設置され
た動吸振器3が制御回路4からの制御信号により制振動
作してビル2の水平方向の振動を制振する。ビル2の奇
数階には各階の変位を検出する振動状態検出センサ14
(141 〜145)が設けられ、昇降箱23には検査用
センサ26が設置されている。従って、検査用センサ2
6は、エレベータ22の昇降箱23が昇降移動すると共
にビル2の各階に移動することができる。制御装置4の
センサ出力比較器30は、振動状態検出用センサ14か
らの出力と検査用センサ26からの出力とが一致した場
合には「センサ異常なし」と判断し、振動状態検出用セ
ンサ14からの出力と検査用センサ26からの出力とが
一致しない場合には「センサ異常」と判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は制振装置に係り、特
に構造物の振動状態を検出するセンサからの出力に基づ
いて付加質量を駆動させて構造物の振動を制振する構成
とした制振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばビル等の構造物においては地震あ
るいは風圧等による振動を制振するための制振装置が設
けられている。この種の制振装置では、主にビルの質量
に応じた所定の重量を有する付加質量を、ビルの振動状
態に応じて変位させる動吸振器を動作させてビルで発生
した振動を制振するようになっている。そのため、ビル
の各階には、変位センサ、速度センサ又は加速度センサ
等の振動状態を検出するセンサが設置されている。
【0003】従来の制振装置としては、例えば付加質量
をリニアベアリング等により摺動自在に支持するととも
に、付加質量に螺合するボールネジ等の伝達機構をモー
タ等により駆動し、付加質量が水平方向に往復動される
よう構成された動吸振器を有する装置がある。そして、
動吸振器はビルの各階毎の変位又は速度などの振動状態
を検出するセンサからの出力値の大きさに応じた制御量
を演算する制御装置からの駆動信号によりモータを駆動
制御され、付加質量を移動させるようになっている。
【0004】そのため、センサからの出力値に基づいて
制振制御を行うため、センサの検出精度が重要である。
よって、従来の制振装置においては、センサに異常があ
るかどうかをチェックしている。従来のセンサ検査方法
としては、例えばセンサから出力された信号レベルが
予め設定された範囲内に入っているか否かを判定する方
法と、各階にセンサを2個ずつ設けて2個のセンサ出
力を比較して一致しない場合、いずれかのセンサに異常
があると判断する方法とがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のセ
ンサ検査方法では、センサの断線や極端なセンサ信号の
異常を判定することができるが、わずかなセンサ異常や
正常な範囲内で信号の正負が反転しているような異常を
検出することが難しかった。
【0006】また、上記のセンサ検査方法では、わず
かなセンサ異常を判定することができる反面、複雑な振
動をする中高層ビル用の制振装置のように構造物の複数
階の揺れを検出する場合には、センサを複数箇所に設置
する必要があるので、比較するためのセンサを取り付け
るとセンサの設置数が大幅に増加して制振装置の設備費
が高価になると共に、メンテナンス時の点検箇所が増大
して点検時間及び点検のための手間が余計にかかるとい
った問題がある。
【0007】そこで、本発明は上記課題を解決した制振
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項1
の発明によれば、構造物の各階に振動状態を検出する振
動状態検出用センサを設け、各階毎の振動状態に応じた
各階の振動状態検出用センサからの出力値に基づいて駆
動信号を生成し、該駆動信号によりアクチュエータを駆
動して付加質量を移動させ、該構造物の振動を制振する
制振装置において、前記構造物の各階間を昇降移動する
昇降手段と、該昇降手段に設けられた検査用センサと、
前記検査用センサの停止階を検出する停止階検出手段
と、該停止階検出手段により前記検査用センサの停止階
が検出されたとき、当該停止階に設けられた振動状態検
出用センサの出力と前記検査用センサの出力とを比較す
る比較手段と、該比較手段の比較結果により各階に設置
された振動状態検出用センサの出力と前記検査用センサ
の出力とが一致したときセンサ正常と判定し、各階に設
置された振動状態検出用センサの出力と前記検査用セン
サの出力とが不一致のときセンサ異常と判定する判定手
段と、を備えてなることを特徴とするものである。
【0009】従って、請求項1の発明によれば、検査用
センサを各階へ昇降可能に設け、検査用センサの停止階
に設けられた振動状態検出用センサの出力と検査用セン
サの出力とを比較することにより各階に設置された振動
状態検出用センサの出力と検査用センサの出力とが一致
したときセンサ正常と判定し、各階に設置されたセンサ
の出力と検査用センサの出力とが不一致のときセンサ異
常と判定することができる。そのため、わずかなセンサ
異常を検出することができると共に、センサ設置数を減
らすことができるので設備費を安価に抑えられ、且つメ
ンテナンス作業にかかる手間を軽減することができる。
【0010】また、請求項2の発明によれば、前記昇降
手段がエレベータであることを特徴とするものである。
従って、請求項2の発明によれば、エレベータに検査用
センサを設けることができるので、特別な昇降手段を設
ける必要がなく、構成の簡略化を図れると共にエレベー
タの昇降移動により検査用センサを自動的に検査するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例について説明する。尚、図1は本発明になる制振装置
の一実施例の概略構成図である。制振装置1は、大略、
構造物としてのビル2の屋上に設置された動吸振器3が
制御回路4からの制御信号により制振動作してビル2の
水平方向の振動を制振する。
【0012】図2は動吸振器3の正面図であり、図3は
動吸振器3の縦断面図である。動吸振器3は、ビル2の
屋上に設置された基台5上に付加質量6がX方向に摺動
する構成であり、付加質量6はビル2の総質量に対し約
0.5%程度の質量を有し、例えば5〜10t程度の重
量を有する。そのため、付加質量6は基台5上のリニア
ベアリング7により摺動自在を支持されている。
【0013】また、基台5上にはアクチュエータとして
のACサーボモータ(以下「モータ」と言う)8、電磁
ブレーキ9が設けられており、モータ8の出力軸8aは
カップリング10を介して軸受11,12に軸承された
ボールねじ13に結合されている。ボールねじ13は付
加質量6に螺合して貫通している。従って、モータ8に
よりボールねじ13が回転駆動されると、付加質量6は
基台5の凹部5a内を移動する。
【0014】風圧又は地震発生によりビル2が振動する
と、制御回路4は後述するように振動の大きさに応じた
制御量を演算して動吸振器3のモータ8へ駆動信号を出
力する。モータ8は駆動信号の供給によりボールねじ1
3を回転させ、付加質量6をX方向(振動方向)に移動
させる。このとき、発生する付加質量6の慣性力の反作
用によりビル2の振動が制振される。
【0015】尚、電磁ブレーキ9は制振モード時オフ状
態であり、電源をオフにされた停止モード時にボールね
じ13を回転不可状態に制動する。ここで、再び図1に
戻って説明する。ビル2の例えば奇数階の各階及び屋上
には、地震あるいは風圧による振動状態を変位、速度、
あるいは加速度として検出する振動状態検出用センサ1
4(14 1 〜145 )が設置されている。
【0016】また、動吸振器3には付加質量6の変位、
速度及び加速度を検出するセンサ15が設けられてい
る。各センサ14(141 〜145 )及びセンサ15か
らの各検出信号は増幅器161 〜165 ,17により増
幅される。各センサ14(141 〜145 )及びセンサ
15のセンサ信号は、増幅器16 1 〜165 ,17によ
り増幅されてA/D変換器18に出力される。
【0017】19は演算装置で、上記A/D変換器18
を介してセンサ14(141 〜14 5 )からの検出信号
及びセンサ15からの検出信号がデジタル信号に変換さ
れて入力されると、このセンサ信号に基づいて動吸振器
3への制御量を演算する。演算装置19の演算結果は、
D/A変換器20によりアナログ信号に変換されてモー
タ8のドライブ回路21に供給され、ドライブ回路21
は演算装置19で演算された制御量に応じた駆動信号を
動吸振器3のモータ8に出力する。
【0018】また、ビル2には、各階を昇降移動するエ
レベータ(昇降手段)22が設けられている。このエレ
ベータ22は、ビル2の内部に形成された昇降通路2a
内を移動する昇降箱23と、昇降箱23を吊り下げるワ
イヤ24を巻き取るウインチ25とよりなる。昇降箱2
3は、各階で人が乗降できるように指定された各階へ向
かって昇降移動するように制御されている。
【0019】さらに、昇降箱23には、上記振動状態検
出用センサ14(141 〜145 )と同様に振動状態を
検出する検査用センサ26が設置されている。従って、
検査用センサ26は、エレベータ22の昇降箱23が昇
降移動すると共にビル2の各階に移動することができ
る。また、昇降箱23は、昇降通路2a内に設けられた
レール(図示せず)にガイドされており、水平方向にが
たつきの無い状態で昇降移動できるように設けられてい
る。そのため、検査用センサ26は、昇降箱23が停止
した階で静止状態に保持されるため、その階で生じた振
動を正確に検出することができる。
【0020】また、ウインチ25は、モータ(図示せ
ず)の駆動によりワイヤ24を巻き取ることができる。
昇降箱23はウインチ25のワイヤ巻き取り動作により
上昇し、ウインチ25のワイヤ繰り出し動作により下降
する。そして、ウインチ25には、昇降箱23の停止階
を検出する停止階検出センサ27が設けられている。
【0021】この停止階検出センサ27としては、例え
ばロータリエンコーダ等が使用されている。停止階検出
センサ27から出力された信号は、停止階演算部28に
供給され、停止階演算部28では、ロータリエンコーダ
の回転方向から昇降箱23の移動方向を判別することが
でき、停止階検出センサ27から出力されたパルス数を
カウントすることにより昇降箱23の移動階数を求める
ことができる。
【0022】29はセンサ出力選択回路で、振動状態検
出用センサ14(141 〜145 )の中から停止階演算
部28により演算された昇降箱23の停止階に設置され
た振動状態検出用センサを選択し、当該停止階のセンサ
信号をセンサ出力比較器30に出力する。
【0023】また、昇降箱23に設けられた検査用セン
サ26から出力されたセンサ信号は、増幅器31で増幅
されてセンサ出力比較器30に供給される。そのため、
センサ出力比較器30では、昇降箱23の停止階に設置
された振動状態検出用センサ14からの出力と検査用セ
ンサ26からの出力とを比較する。
【0024】本実施例では、センサ出力比較器30にお
いて、振動状態検出用センサ14(141 〜145 )か
らのアナログ信号と検査用センサ26からのアナログ信
号とを比較し、その比較結果を演算装置19に出力する
ように構成されている。センサ出力比較器30は、振動
状態検出用センサ14からの出力と検査用センサ26か
らの出力とが一致した場合には「センサ異常なし」と判
断し、振動状態検出用センサ14からの出力と検査用セ
ンサ26からの出力とが一致しない場合には「センサ異
常」と判断する。
【0025】そして、「センサ異常」と判断したとき
は、演算装置19に当該振動状態検出用センサ14が異
常であることを知らせる信号を出力すると共に、表示器
32に「センサ異常」を表示させ、且つ警報機33から
警報(アラーム)を発生させて管理室(図示せず)に知
らせることができる。また、振動状態検出用センサ14
からの出力と検査用センサ26からの出力とを比較する
ため、わずかなセンサ異常や正常な範囲内で信号の正負
が反転しているような異常を検出することができる。
【0026】また、センサ出力比較器30では、上記の
ようなアナログ信号を比較する場合に限らず、デジタル
信号を比較するようにしても良い。その場合、センサ1
4(141 〜145 )からの検出信号及びセンサ15か
らの検出信号がA/D変換器18でデジタル信号に変換
されてセンサ出力選択回路29に出力されるように構成
すると共に、増幅器31から出力された検査用センサ2
6からのアナログ信号を別のA/D変換器によりデジタ
ル信号に変換させてセンサ出力比較器30に供給するよ
うに構成する。そして、センサ出力比較器30では、A
/D変換器18でデジタル信号に変換された振動状態検
出用センサ14(141 〜145 )からの信号と、別の
A/D変換器によりデジタル信号に変換された検査用セ
ンサ26からの信号とを比較し、その比較結果を演算装
置19に出力する。
【0027】次に、制御装置4が実行するセンサ異常判
定処理につき図4のフローチャートを参照して説明す
る。尚、図4のセンサ異常判定処理は、所定時間毎(例
えば1秒毎)に繰り返し実行される。制御装置4は、ス
テップS1(以下「ステップ」を省略する)において、
停止階検出センサ27からの出力によりエレベータ22
の昇降箱23が停止しているか否かを判定する。このS
1で、エレベータ22の昇降箱23が停止しているとき
は、S2以降の処理を実行し、エレベータ22の昇降箱
23が昇降動作中であるときは今回の処理を終了させ
る。
【0028】従って、S1で、エレベータ22の昇降箱
23が停止しているときは、S2に進み、センサカウン
タiをi=1とする。そして、S3でセンサカウンタi
がセンサ数(本実施例では、センサ数=5)以下である
か否かを判定する。S3において、センサカウンタiが
センサ数以下であるときは、次のS4に進み、振動状態
検出用センサ14の設置階であるか否かを判定する。し
かし、S3において、センサカウンタiがセンサ数以上
であるときは、全ての振動状態検出用センサ14(14
1 〜145 )を検査したため、今回の処理を終了する。
【0029】また、S4において、現在エレベータ22
の昇降箱23が停止している階に振動状態検出用センサ
14が設置されているときは、S5に進み、昇降箱23
が停止している階の振動状態検出用センサ14に異常が
ないかどうかをチェックする。
【0030】また、S4において、現在エレベータ22
の昇降箱23が停止している階に振動状態検出用センサ
14が設置されていないときは、センサチェックを行え
ないので今回の処理を終了する。図5は上記S5の処理
の内容を説明するためのフローチャートである。
【0031】図5のS6では、昇降箱23の停止階に設
置された振動状態検出用センサ14からの出力と検査用
センサ26からの出力とを比較して一致するか否かを判
定する。このS6において、昇降箱23の停止階に設置
された振動状態検出用センサ14からの出力と検査用セ
ンサ26からの出力とが一致したときは、S7に進み、
現在昇降箱23が停止している階の振動状態検出用セン
サ14が正常であると判定すると共に表示器32に「セ
ンサi正常」を表示する。
【0032】ところが、S6において、昇降箱23の停
止階に設置された振動状態検出用センサ14からの出力
と検査用センサ26からの出力とが一致しないときは、
S8に進み、現在昇降箱23が停止している階の振動状
態検出用センサ14が異常であると判定すると共に、表
示器32に「センサi異常」を表示し、且つ警報機33
より警報を発して管理室等に報知する。
【0033】このように、エレベータ22の昇降箱23
に検査用センサ26を設けて各階の振動状態検出用セン
サ14(141 〜145 )の異常の有無を検査すること
ができるので、検査用センサ26を各階に設ける必要が
なく、その分センサ数を減らして設備費を安価に抑えら
れるとともに、メンテナンス時の点検作業にかかる手間
を削減することができる。
【0034】また、本実施例では、エレベータ22を利
用して検査用センサ26を各階へ昇降移動させることが
できるので、検査用センサ26を移動させるために特別
な昇降手段を設ける必要がないばかりか、検査用センサ
26を昇降制御する必要もない。
【0035】図6は上記S5の処理の変形例のフローチ
ャートである。図6のS11では、昇降箱23の停止階
に設置された振動状態検出用センサ14からの出力と検
査用センサ26からの出力とを比較して一致するか否か
を判定する。このS11において、昇降箱23の停止階
に設置された振動状態検出用センサ14からの出力と検
査用センサ26からの出力とが一致したときは、S12
に進み、現在昇降箱23が停止している階の振動状態検
出用センサ14が正常であると判定する。
【0036】ところが、S11において、昇降箱23の
停止階に設置された振動状態検出用センサ14からの出
力と検査用センサ26からの出力とが一致しないとき
は、S13に進み、現在昇降箱23が停止している階の
振動状態検出用センサ14を異常の疑いがあると判定す
る。
【0037】上記S12又はS13の処理が実行される
と、S14に進み、全ての振動状態検出用センサ14
(141 〜145 )をチェックしたか否かを確認する。
このS14において、全ての振動状態検出用センサ14
(141 〜145 )がチェック済みでないときは、今回
の処理を終了させる。
【0038】しかし、S14において、全ての振動状態
検出用センサ14(141 〜145)がチェック済みで
あるときは、S15に進み、全ての振動状態検出用セン
サ14(141 〜145 )が仮に異常であると判定され
た否かをチェックする。すなわち、全ての振動状態検出
用センサ14(141 〜145 )が仮に異常であると判
定された場合、その可能性が極めて少なく検査用センサ
26が異常である可能性が高いため、S16に進み、全
ての振動状態検出用センサ14(141 〜14 5 )が正
常と判定する。そして、S17では検査用センサ26が
異常であると判定する。
【0039】しかしながら、上記S15において、全て
の振動状態検出用センサ14(14 1 〜145 )が仮に
異常であると判定されていないときは、すなわち上記S
12で正常であると判定された振動状態検出用センサ1
4があるときは、S18に進み、センサカウンタiをi
=1とする。そして、S19でセンサカウンタiがセン
サ数(本実施例では、センサ数=5)以下であるか否か
を判定する。
【0040】S19において、センサカウンタiがセン
サ数以下であるときは、次のS20に進み、昇降箱23
が停止している階の振動状態検出用センサ14が異常の
疑いがあるか否かを判定する。このS20において、昇
降箱23が停止している階の振動状態検出用センサ14
が異常の疑いがある場合には、S21に進み、この停止
階の振動状態検出用センサ14を異常であると判定する
と共に、表示器32に「センサi異常」を表示し、且つ
警報機33より警報を発して管理室等に報知する。そし
て、上記S19に戻る。
【0041】しかし、S19において、センサカウンタ
iがセンサ数以上であるときは、全ての振動状態検出用
センサ14(141 〜145 )を検査したため、今回の
処理を終了する。また、S20において、停止階の振動
状態検出用センサ14に異常の疑いがないときは、上記
S19に戻る。従って、全ての振動状態検出用センサ1
4(14 1 〜145 )をチェックするまでS19〜S2
1の処理を繰り返す。
【0042】従って、検査用センサ26に異常があった
場合、全ての振動状態検出用センサ14(141 〜14
5 )が異常の疑いがあると判定されるため、その場合に
は振動状態検出用センサ14(141 〜145 )に異常
があるのではなく、検査用センサ26に異常があるもの
と判断することができる。
【0043】尚、上記S15で全ての振動状態検出用セ
ンサ14(141 〜145 )が異常の疑いがあると判定
された場合に検査用センサ26に異常があると判定した
が、これに限らず、例えば2個の振動状態検出用センサ
14が同時に異常となったときは検査用センサ26に異
常があるものと判断するようにしても良い。
【0044】また、上記実施例では、エレベータ22の
昇降箱23に検査用センサ26を設けたが、これに限ら
ず、例えば貨物用エレベータに検査用センサ26を設け
るようにしても良いし、あるいはエレベータ以外の他の
昇降機構が設けられている場合には他の昇降機構(例え
ば、構造物の各階の窓を掃除するための昇降装置等)を
使用するようにしても良い。
【0045】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
検査用センサを各階へ昇降可能に設け、検査用センサの
停止階に設けられた振動状態検出用センサの出力と検査
用センサの出力とを比較することにより各階に設置され
た振動状態検出用センサの出力と検査用センサの出力と
が一致したときセンサ正常と判定し、各階に設置された
センサの出力と検査用センサの出力とが不一致のときセ
ンサ異常と判定することができる。そのため、わずかな
センサ異常を検出することができると共に、センサ設置
数を減らすことができるので設備費を安価に抑えられ、
且つメンテナンス作業にかかる手間を軽減することがで
きる。
【0046】また、請求項2の発明によれば、エレベー
タに検査用センサを設けることができるので、特別な昇
降手段を設ける必要がなく、構成の簡略化を図れると共
にエレベータの昇降移動により検査用センサを自動的に
検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる制振装置の一実施例の概略構成図
である。
【図2】動吸振器の正面図である。
【図3】動吸振器の縦断面図である。
【図4】制御装置が実行するセンサ異常判定処理のメイ
ンフローチャートである。
【図5】図4のセンサチェックの処理S5をさらに説明
するためのフローチャートである。
【図6】センサ異常判定処理の変形例のフローチャート
である。
【符号の説明】
1 制振装置 2 ビル 3 動吸振器 4 制御装置 6 付加質量 8 ACサーボモータ 14(141 〜145 ) 振動状態検出センサ 19 演算回路 22 エレベータ 23 昇降箱 26 検査用センサ 27 停止階検出センサ 28 停止階演算部 29 センサ出力選択回路 30 センサ出力比較器 32 表示器 33 警報機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 隆英 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造物の各階に振動状態を検出する振動
    状態検出用センサを設け、各階毎の振動状態に応じた各
    階の振動状態検出用センサからの出力値に基づいて駆動
    信号を生成し、該駆動信号によりアクチュエータを駆動
    して付加質量を移動させ、該構造物の振動を制振する制
    振装置において、 前記構造物の各階間を昇降移動する昇降手段と、 該昇降手段に設けられた検査用センサと、 前記検査用センサの停止階を検出する停止階検出手段
    と、 該停止階検出手段により前記検査用センサの停止階が検
    出されたとき、当該停止階に設けられた振動状態検出用
    センサの出力と前記検査用センサの出力とを比較する比
    較手段と、 該比較手段の比較結果により各階に設置された振動状態
    検出用センサの出力と前記検査用センサの出力とが一致
    したときセンサ正常と判定し、各階に設置された振動状
    態検出用センサの出力と前記検査用センサの出力とが不
    一致のときセンサ異常と判定する判定手段と、 を備えてなることを特徴とする制振装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降手段は、エレベータであること
    を特徴とする請求項1の制振装置。
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