JPH09195881A - 燃料噴射装置 - Google Patents
燃料噴射装置Info
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- JPH09195881A JPH09195881A JP298096A JP298096A JPH09195881A JP H09195881 A JPH09195881 A JP H09195881A JP 298096 A JP298096 A JP 298096A JP 298096 A JP298096 A JP 298096A JP H09195881 A JPH09195881 A JP H09195881A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御ピストンの動きに対して圧力制御室の容
積変化を小さくし、燃料流量が追随できるようにした燃
料噴射装置を提供する。 【解決手段】 制御室81の圧力が高圧から低圧になる
と、制御ピストン22がリフトし、ノズルニードルがリ
フトし、噴孔から燃料を噴射する。制御室81が低圧の
状態から電磁弁によりアウタバルブ54が弁座32aに
着座すると、高圧燃料が燃料通孔54b、油圧室88、
オリフィス孔10を経て制御室81に徐々に導入される
と、制御室81の高圧燃料の一部はオリフィス孔84を
通して油溜室82に導入されるので、油溜室82の圧力
は徐々に上昇する。これにより、可動オリフィス83が
緩衝材となり、制御室81の圧力が緩慢に上昇し、制御
室圧力の急上昇、急降下及び圧力脈動がなくなるので、
制御ピストン22及びノスルニードルの後戻り的な挙動
を回避し、噴射期間中の安定した燃料噴射量を確保する
ことができる。
積変化を小さくし、燃料流量が追随できるようにした燃
料噴射装置を提供する。 【解決手段】 制御室81の圧力が高圧から低圧になる
と、制御ピストン22がリフトし、ノズルニードルがリ
フトし、噴孔から燃料を噴射する。制御室81が低圧の
状態から電磁弁によりアウタバルブ54が弁座32aに
着座すると、高圧燃料が燃料通孔54b、油圧室88、
オリフィス孔10を経て制御室81に徐々に導入される
と、制御室81の高圧燃料の一部はオリフィス孔84を
通して油溜室82に導入されるので、油溜室82の圧力
は徐々に上昇する。これにより、可動オリフィス83が
緩衝材となり、制御室81の圧力が緩慢に上昇し、制御
室圧力の急上昇、急降下及び圧力脈動がなくなるので、
制御ピストン22及びノスルニードルの後戻り的な挙動
を回避し、噴射期間中の安定した燃料噴射量を確保する
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コモンレールに蓄
圧された高圧燃料が供給され、ディーゼルエンジンに噴
射する蓄圧式の燃料噴射装置に関する。
圧された高圧燃料が供給され、ディーゼルエンジンに噴
射する蓄圧式の燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コモンレールと呼ばれる一種
のサージタンクに高圧燃料を蓄圧し、この蓄圧した高圧
燃料をディーゼルエンジンへ噴射する燃料噴射装置が公
知である。この蓄圧式の燃料噴射装置では、初期噴射率
を低くするための手段として、油圧ピストンの背圧を制
御する制御室に可動弁体を配する構成のものがある。こ
の可動弁体には、制御室から流出する燃料の流量を押さ
えるためのオリフィスが設けられている。また、可動弁
体は、制御室内でスプリングによって制御室に連通する
連通路を閉塞する方向へ押圧されている。
のサージタンクに高圧燃料を蓄圧し、この蓄圧した高圧
燃料をディーゼルエンジンへ噴射する燃料噴射装置が公
知である。この蓄圧式の燃料噴射装置では、初期噴射率
を低くするための手段として、油圧ピストンの背圧を制
御する制御室に可動弁体を配する構成のものがある。こ
の可動弁体には、制御室から流出する燃料の流量を押さ
えるためのオリフィスが設けられている。また、可動弁
体は、制御室内でスプリングによって制御室に連通する
連通路を閉塞する方向へ押圧されている。
【0003】したがって、燃料噴射開始時には、制御室
の燃料は可動弁体のオリフィスを通って連通路より排出
されることから、制御室より流出する燃料の流出流量が
抑えられる。その結果、油圧ピストンにより駆動される
ニードルがゆっくりと上昇するため、初期噴射率が低く
なる。また、燃料噴射終了時には、連通路を介して高圧
燃料が制御室へ導入されるが、このとき、可動弁体は、
流入する高圧燃料の圧力がスプリングの付勢力を上回る
ため、制御室内で押し下げられて連通路を開口する。こ
の結果、高圧燃料が瞬時に制御室へ導入されることによ
り、油圧ピストンとともにニードルが一気に下降して燃
料噴射が終了する。
の燃料は可動弁体のオリフィスを通って連通路より排出
されることから、制御室より流出する燃料の流出流量が
抑えられる。その結果、油圧ピストンにより駆動される
ニードルがゆっくりと上昇するため、初期噴射率が低く
なる。また、燃料噴射終了時には、連通路を介して高圧
燃料が制御室へ導入されるが、このとき、可動弁体は、
流入する高圧燃料の圧力がスプリングの付勢力を上回る
ため、制御室内で押し下げられて連通路を開口する。こ
の結果、高圧燃料が瞬時に制御室へ導入されることによ
り、油圧ピストンとともにニードルが一気に下降して燃
料噴射が終了する。
【0004】噴射終了後は、制御室に高圧燃料が充満
し、制御室の内部圧力が連通路の内圧と等しくなること
により、可動弁体がスプリングの付勢力によって再び連
通路を閉塞する初期位置に復帰する。
し、制御室の内部圧力が連通路の内圧と等しくなること
により、可動弁体がスプリングの付勢力によって再び連
通路を閉塞する初期位置に復帰する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本出願人
は、この蓄圧式の燃料噴射装置において、制御室の圧力
が高圧側から低圧側に切替わるとき、可動弁体の挙動に
よっては制御室の圧力を不安定にするため、可動弁体を
なくし制御室に連通する燃料排出経路の途中に通路断面
積を小さくした固定オリフィスを設けた燃料噴射装置を
提案している。この固定オリフィスを設けた蓄圧式燃料
噴射装置においては、オリフィス流量と制御室の容積と
の組合わせにより、制御室の圧力が不安定になる傾向が
ある。例えば、油圧ピストンの動きに伴う制御室の容積
変化にオリフィス流量が追従できないため、制御室の圧
力が不安定になるという現象が発生することがある。
は、この蓄圧式の燃料噴射装置において、制御室の圧力
が高圧側から低圧側に切替わるとき、可動弁体の挙動に
よっては制御室の圧力を不安定にするため、可動弁体を
なくし制御室に連通する燃料排出経路の途中に通路断面
積を小さくした固定オリフィスを設けた燃料噴射装置を
提案している。この固定オリフィスを設けた蓄圧式燃料
噴射装置においては、オリフィス流量と制御室の容積と
の組合わせにより、制御室の圧力が不安定になる傾向が
ある。例えば、油圧ピストンの動きに伴う制御室の容積
変化にオリフィス流量が追従できないため、制御室の圧
力が不安定になるという現象が発生することがある。
【0006】この現象を図6に示す従来例と図7に示す
噴射特性に基づいて詳述する。制御ピストン22は、イ
ンジェクタボディ13の制御圧力室64の圧力により制
御ピストン22をニードル閉弁方向に作用する力と、制
御ピストン22の図示しない下方側の燃料溜りの圧力に
よりニードル開弁方向に制御ピストン22を押す力と図
示しないスプリング力によりニードル閉弁方向に作用す
る力との和とがバランスした位置にある。また、バルブ
ボディ32に当接するアウタバルブ54は、図6に示す
位置にあるとき、弁座32aに当接することにより燃料
通孔54bから油圧室88に高圧の燃料が供給されてい
る。アウタバルブ54がバルブボディ32から離座する
と、油圧室88が低圧通路63と連通し油圧室88が低
圧となる。制御圧力室64は、固定オリフィス9のオリ
フィス孔10を経由して油圧室88と連通している。
噴射特性に基づいて詳述する。制御ピストン22は、イ
ンジェクタボディ13の制御圧力室64の圧力により制
御ピストン22をニードル閉弁方向に作用する力と、制
御ピストン22の図示しない下方側の燃料溜りの圧力に
よりニードル開弁方向に制御ピストン22を押す力と図
示しないスプリング力によりニードル閉弁方向に作用す
る力との和とがバランスした位置にある。また、バルブ
ボディ32に当接するアウタバルブ54は、図6に示す
位置にあるとき、弁座32aに当接することにより燃料
通孔54bから油圧室88に高圧の燃料が供給されてい
る。アウタバルブ54がバルブボディ32から離座する
と、油圧室88が低圧通路63と連通し油圧室88が低
圧となる。制御圧力室64は、固定オリフィス9のオリ
フィス孔10を経由して油圧室88と連通している。
【0007】そして、この固定オリフィス9を備えた燃
料噴射装置では、制御ピストン22の上下動に伴う制御
圧力室64の容積変化にオリフィス孔10の流量が追従
できないため、制御圧力室64の圧力が不安定になるこ
とがある。このため、制御ピストン22の挙動が不安定
となり、例えば図8に示すように、アウタバルブ54が
バルブボディ32の弁座32aに着座している状態か
ら、離座している状態に移行するとき、低圧通路63か
ら油圧室88の高圧燃料が導出され、アウタバルブ54
がバルブボディ32の弁座32aから離座している状態
から着座する状態に移行するとき、燃料通孔54bから
油圧室88に高圧の燃料が導入されるが、このとき、油
圧室88にオリフィス孔10を経由して連通する圧力制
御室64の圧力が不安定になりやすい。このような圧力
制御室64の不安定な圧力挙動は、ニードルリフト量の
不安定な挙動を誘発する。
料噴射装置では、制御ピストン22の上下動に伴う制御
圧力室64の容積変化にオリフィス孔10の流量が追従
できないため、制御圧力室64の圧力が不安定になるこ
とがある。このため、制御ピストン22の挙動が不安定
となり、例えば図8に示すように、アウタバルブ54が
バルブボディ32の弁座32aに着座している状態か
ら、離座している状態に移行するとき、低圧通路63か
ら油圧室88の高圧燃料が導出され、アウタバルブ54
がバルブボディ32の弁座32aから離座している状態
から着座する状態に移行するとき、燃料通孔54bから
油圧室88に高圧の燃料が導入されるが、このとき、油
圧室88にオリフィス孔10を経由して連通する圧力制
御室64の圧力が不安定になりやすい。このような圧力
制御室64の不安定な圧力挙動は、ニードルリフト量の
不安定な挙動を誘発する。
【0008】本発明は、このような観点からなされたも
ので、制御ピストンの動きに対して圧力制御室の容積変
化を小さくし、燃料流量が追随できるようにした燃料噴
射装置を提供することを目的とする。本発明の他の目的
は、制御ピストンの位置を決めるのに大きく寄与する制
御室の圧力変化を噴射毎に安定にするようにした内燃機
関用燃料噴射装置を提供することにある。
ので、制御ピストンの動きに対して圧力制御室の容積変
化を小さくし、燃料流量が追随できるようにした燃料噴
射装置を提供することを目的とする。本発明の他の目的
は、制御ピストンの位置を決めるのに大きく寄与する制
御室の圧力変化を噴射毎に安定にするようにした内燃機
関用燃料噴射装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の内燃機関用燃料
噴射装置は、請求項1に記載の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の内燃機関用燃料噴射装置によると、制
御室に高圧燃料が流入および流入するとき制御室の圧力
脈動を抑制する制御室容積可変手段を備えるため、簡単
な手段により噴射期間中における制御室圧力の急変化を
防止し、弁部材の後戻り的な挙動を回避し、噴射毎の噴
射量を安定にすることができる。
噴射装置は、請求項1に記載の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の内燃機関用燃料噴射装置によると、制
御室に高圧燃料が流入および流入するとき制御室の圧力
脈動を抑制する制御室容積可変手段を備えるため、簡単
な手段により噴射期間中における制御室圧力の急変化を
防止し、弁部材の後戻り的な挙動を回避し、噴射毎の噴
射量を安定にすることができる。
【0010】請求項2に記載の内燃機関用燃料噴射装置
によると、電磁弁と制御室とを結ぶ通路に設けられる固
定オリフィスと、一方の端面が制御室の一部を区画し他
方の端面が弁部材の反噴射側端面とともに油溜室の一部
を区画する可動オリフィスと、制御室の圧力上昇時に制
御室の容積急増大を抑制する弾性体とを有するため、固
定オリフィスと可動オリフィスと弾性体との有機的な機
械的挙動により、制御室に高圧燃料が導入または導出さ
れるときの制御室の圧力の急上昇、急降下及び圧力脈動
がなくなるので、弁部材の後戻り的な挙動を回避し、噴
射期間中の安定した燃料噴射量を確保することができ
る。
によると、電磁弁と制御室とを結ぶ通路に設けられる固
定オリフィスと、一方の端面が制御室の一部を区画し他
方の端面が弁部材の反噴射側端面とともに油溜室の一部
を区画する可動オリフィスと、制御室の圧力上昇時に制
御室の容積急増大を抑制する弾性体とを有するため、固
定オリフィスと可動オリフィスと弾性体との有機的な機
械的挙動により、制御室に高圧燃料が導入または導出さ
れるときの制御室の圧力の急上昇、急降下及び圧力脈動
がなくなるので、弁部材の後戻り的な挙動を回避し、噴
射期間中の安定した燃料噴射量を確保することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。 (第1実施例)多気筒内燃機関の各気筒ごとに取り付け
られるインジェクタに本発明を適用した内燃機関用燃料
噴射装置の第1の実施例を図1〜図3に示す。
づいて説明する。 (第1実施例)多気筒内燃機関の各気筒ごとに取り付け
られるインジェクタに本発明を適用した内燃機関用燃料
噴射装置の第1の実施例を図1〜図3に示す。
【0012】図1に示すように、インジェクタ1の下端
部に設けられた噴射ノズル2のノズルボディ11には噴
孔3を開閉するノズルニードル20が往復移動可能に収
容されている。ノズルボディ11およびインジェクタボ
ディ13はディスタンスピース12を挟んでリテーニン
グナット14により結合されている。ノズルニードル2
0の反噴射側にはプレッシャピン21、およびこのプレ
ッシャピン21と反噴射側で接触あるいは連結する制御
ピストン22が配設されている。プレッシャピン21は
圧縮コイルスプリング23内に貫挿されており、圧縮コ
イルスプリング23はプレッシャピン21を図1の下方
に付勢している。制御ピストン22の反噴射側には制御
室81が設けられている。ノズルニードル20、プレッ
シャピン21および制御ピストン22は後述する燃料供
給通路61と噴孔3とを断続する噴射側弁部材を構成し
ている。
部に設けられた噴射ノズル2のノズルボディ11には噴
孔3を開閉するノズルニードル20が往復移動可能に収
容されている。ノズルボディ11およびインジェクタボ
ディ13はディスタンスピース12を挟んでリテーニン
グナット14により結合されている。ノズルニードル2
0の反噴射側にはプレッシャピン21、およびこのプレ
ッシャピン21と反噴射側で接触あるいは連結する制御
ピストン22が配設されている。プレッシャピン21は
圧縮コイルスプリング23内に貫挿されており、圧縮コ
イルスプリング23はプレッシャピン21を図1の下方
に付勢している。制御ピストン22の反噴射側には制御
室81が設けられている。ノズルニードル20、プレッ
シャピン21および制御ピストン22は後述する燃料供
給通路61と噴孔3とを断続する噴射側弁部材を構成し
ている。
【0013】燃料インレット70内に収容された燃料フ
ィルタ71を通して高圧燃料が図示しないコモンレール
から燃料供給通路61に供給される。インジェクタ1内
の余剰燃料は燃料アウトレット72からインジェクタ外
部に排出される。電磁弁50の電磁コイル部51および
バルブボディ32は、リテーニングナット17によりイ
ンジェクタボディ13と連結されている。バルブボディ
32内にはアウタバルブ54が往復移動可能に収容され
ており、このアウタバルブ54にインナバルブ55が収
容されている。アウタバルブ54はアーマチャ56に連
結されており、スプリング30によりアーマチャ56が
図1の下方に付勢されることによりアウタバルブ54は
バルブボディ32の内壁に形成された弁座32aに着座
している。
ィルタ71を通して高圧燃料が図示しないコモンレール
から燃料供給通路61に供給される。インジェクタ1内
の余剰燃料は燃料アウトレット72からインジェクタ外
部に排出される。電磁弁50の電磁コイル部51および
バルブボディ32は、リテーニングナット17によりイ
ンジェクタボディ13と連結されている。バルブボディ
32内にはアウタバルブ54が往復移動可能に収容され
ており、このアウタバルブ54にインナバルブ55が収
容されている。アウタバルブ54はアーマチャ56に連
結されており、スプリング30によりアーマチャ56が
図1の下方に付勢されることによりアウタバルブ54は
バルブボディ32の内壁に形成された弁座32aに着座
している。
【0014】電磁コイル部51への通電オフ時、アウタ
バルブ54はスプリング30の付勢力により弁座32a
に着座しており、アウタバルブ54の内壁に形成された
弁座54aとインナバルブ55との間にはクリアランス
が形成されている。このため、燃料供給通路61に供給
される高圧燃料はアウタバルブ54を軸方向に貫通して
形成される燃料通孔54bを経て油圧室88に供給され
る。電磁コイル部51への通電オフ時、制御室81に高
圧燃料が供給されていると、ノズルニードル20が圧縮
コイルスプリング23から噴孔3近傍の弁座2aに向け
て受ける付勢力と制御室81内の燃料圧力から弁座2a
に向けて受ける力との和はノズルニードル20の周囲の
燃料圧力によりリフト方向に受ける力よりも大きくなる
ので、ノズルニードル20は弁座2aに着座して閉弁状
態にある。
バルブ54はスプリング30の付勢力により弁座32a
に着座しており、アウタバルブ54の内壁に形成された
弁座54aとインナバルブ55との間にはクリアランス
が形成されている。このため、燃料供給通路61に供給
される高圧燃料はアウタバルブ54を軸方向に貫通して
形成される燃料通孔54bを経て油圧室88に供給され
る。電磁コイル部51への通電オフ時、制御室81に高
圧燃料が供給されていると、ノズルニードル20が圧縮
コイルスプリング23から噴孔3近傍の弁座2aに向け
て受ける付勢力と制御室81内の燃料圧力から弁座2a
に向けて受ける力との和はノズルニードル20の周囲の
燃料圧力によりリフト方向に受ける力よりも大きくなる
ので、ノズルニードル20は弁座2aに着座して閉弁状
態にある。
【0015】電磁コイル部51への通電オン時、アウタ
バルブ54がリフトし制御室81内の高圧燃料が低圧通
路63から排出され、制御室81内の燃料圧力が低下す
るとノズルニードル20は弁座2aから離座しリフトす
る。次に、制御室81の近傍の構造を図1に基づいて詳
述する。ここで、特許請求範囲に記載の圧力安定手段と
容積可変手段は、図1に示す固定オリフィス9、可動オ
リフィス83、制御室81、油溜室82、第1圧縮コイ
ルスプリング85、第2圧縮コイルスプリング86等か
ら構成されている。
バルブ54がリフトし制御室81内の高圧燃料が低圧通
路63から排出され、制御室81内の燃料圧力が低下す
るとノズルニードル20は弁座2aから離座しリフトす
る。次に、制御室81の近傍の構造を図1に基づいて詳
述する。ここで、特許請求範囲に記載の圧力安定手段と
容積可変手段は、図1に示す固定オリフィス9、可動オ
リフィス83、制御室81、油溜室82、第1圧縮コイ
ルスプリング85、第2圧縮コイルスプリング86等か
ら構成されている。
【0016】図1に示すように、バルブボディ32とイ
ンジェクタボディ13との間には固定オリフィス9が介
装されている。固定オリフィス9には、軸方向に板厚を
貫通するオリフィス孔10が形成されている。このオリ
フィス孔10の図1で上側は油圧室88に連通し、下側
は制御室81に連通している。可動オリフィス83は、
制御ピストン22の上端に形成される円筒状内壁面22
aに軸方向に摺動可能に収容されている。可動オリフィ
ス83の下面と制御ピストン22との間には油溜室82
が形成されている。また、可動オリフィス83と固定オ
リフィス9との間には、制御室81がインジェクタボデ
ィ13の内壁により区画形成されている。可動オリフィ
ス83には、制御室81と油溜室82とを常時連通する
オリフィス孔84が形成されている。
ンジェクタボディ13との間には固定オリフィス9が介
装されている。固定オリフィス9には、軸方向に板厚を
貫通するオリフィス孔10が形成されている。このオリ
フィス孔10の図1で上側は油圧室88に連通し、下側
は制御室81に連通している。可動オリフィス83は、
制御ピストン22の上端に形成される円筒状内壁面22
aに軸方向に摺動可能に収容されている。可動オリフィ
ス83の下面と制御ピストン22との間には油溜室82
が形成されている。また、可動オリフィス83と固定オ
リフィス9との間には、制御室81がインジェクタボデ
ィ13の内壁により区画形成されている。可動オリフィ
ス83には、制御室81と油溜室82とを常時連通する
オリフィス孔84が形成されている。
【0017】第1圧縮コイルスプリング85の一端は固
定オリフィス9に当接し、他端は可動オリフィス83の
上面に当接している。また、第2圧縮コイルスプリング
86の一端は可動オリフィス83の下面に当接し、他端
は制御ピストン22の上面に当接している。第2圧縮コ
イルスプリング86の付勢力は、可動オリフィス83が
制御室81と油溜室82との圧力差により挙動する範囲
において常時可動オリフィス83が制御ピストン22に
衝突しない程度の付勢力に設定されている。また、第1
圧縮コイルスプリング85も同様に、固定オリフィス9
と可動オリフィス83とが衝突しない程度の付勢力に設
定されている。
定オリフィス9に当接し、他端は可動オリフィス83の
上面に当接している。また、第2圧縮コイルスプリング
86の一端は可動オリフィス83の下面に当接し、他端
は制御ピストン22の上面に当接している。第2圧縮コ
イルスプリング86の付勢力は、可動オリフィス83が
制御室81と油溜室82との圧力差により挙動する範囲
において常時可動オリフィス83が制御ピストン22に
衝突しない程度の付勢力に設定されている。また、第1
圧縮コイルスプリング85も同様に、固定オリフィス9
と可動オリフィス83とが衝突しない程度の付勢力に設
定されている。
【0018】電磁弁50が励磁されると、バルブボディ
32の弁座32aからアウタバルブ54がリフトし、油
圧室88と低圧通路63とが連通し、油圧室88内の高
圧燃料が低圧通路63へ排出される。これにともない、
制御室81内の高圧燃料がオリフィス孔10を通して油
圧室88を経て低圧通路63へ排出され、制御室81内
の圧力が徐々に低下していく。このとき、油溜室82内
の高圧燃料もオリフィス孔84を通して制御室81内へ
流入する。制御室81の圧力が一定値まで低下すると、
制御ピストン22の上昇とともにノズルニードル20が
上昇する。この時、制御ピストン22の上昇速度が速く
なり、制御室81からオリフィス孔10を通して油圧室
88へ流出する流量が制御室81の容積変化に追従でき
なくなると、制御室81の圧力よりも油溜室82の圧力
が相対的に低くなるため、可動オリフィス83を押し下
げ、制御室81の容積変化を小さくする。従って、固定
オリフィス9のオリフィス孔10を通して制御室81か
ら流出する高圧燃料の流出流量が制御室81の容積変化
に追従することができるので、制御室81の安定した圧
力挙動が得られる。つまり、図7に示すようなニードル
20のリフト量が大きくなるとき不安定な挙動は発生し
ない。従って、図3に示すように安定した制御ピストン
22の動きが確保できる。これにより燃料噴射量のばら
つきが小さく、安定した燃料噴射量を確保できるという
効果がある。
32の弁座32aからアウタバルブ54がリフトし、油
圧室88と低圧通路63とが連通し、油圧室88内の高
圧燃料が低圧通路63へ排出される。これにともない、
制御室81内の高圧燃料がオリフィス孔10を通して油
圧室88を経て低圧通路63へ排出され、制御室81内
の圧力が徐々に低下していく。このとき、油溜室82内
の高圧燃料もオリフィス孔84を通して制御室81内へ
流入する。制御室81の圧力が一定値まで低下すると、
制御ピストン22の上昇とともにノズルニードル20が
上昇する。この時、制御ピストン22の上昇速度が速く
なり、制御室81からオリフィス孔10を通して油圧室
88へ流出する流量が制御室81の容積変化に追従でき
なくなると、制御室81の圧力よりも油溜室82の圧力
が相対的に低くなるため、可動オリフィス83を押し下
げ、制御室81の容積変化を小さくする。従って、固定
オリフィス9のオリフィス孔10を通して制御室81か
ら流出する高圧燃料の流出流量が制御室81の容積変化
に追従することができるので、制御室81の安定した圧
力挙動が得られる。つまり、図7に示すようなニードル
20のリフト量が大きくなるとき不安定な挙動は発生し
ない。従って、図3に示すように安定した制御ピストン
22の動きが確保できる。これにより燃料噴射量のばら
つきが小さく、安定した燃料噴射量を確保できるという
効果がある。
【0019】電磁弁50が消磁されると、燃料供給通路
61、高圧通路62を経て燃料通孔54bから油圧室8
8内に高圧燃料が導入され、オリフィス孔10を通して
制御室81内に高圧燃料が流入し、制御室81の圧力が
上昇する。そして、制御室81の圧力上昇初期時、制御
室81の圧力上昇により制御ピストン22が押し下げら
れる。このとき、油圧室88からオリフィス孔10を通
して制御室81に流入する高圧燃料の一部はオリフィス
孔84を通して油溜室82に流入する。このとき制御ピ
ストン22の降下測度が速くなり、油圧室88からオリ
フィス孔10を通して制御室81に流入する流量が制御
室81の容積変化に追従できなくなると制御室81の圧
力よりも油溜室82の圧力は相対的に高くなるため、可
動オリフィス83を押し上げ、制御室81の容積変化を
小さくする。したがって、固定オリフィス9のオリフィ
ス孔10を通して制御室81に流入する高圧燃料の流入
流量が制御室81の容積変化に追従することができるの
で、制御室81の安定した圧力上昇が得られる。つま
り、図8に示すような制御室81の圧力急上昇後の圧力
急降下現象は発生しない。したがって、図3に示すよう
に安定した制御ピストン22の動きが確保できるので、
制御ピストン22の動きが安定し、制御ピストン22の
速やかな降下によるシャープカットを実現することがで
きる。これにより、燃料噴射量のばらつきが小さく、安
定した燃料噴射量を確保できるという効果がある。
61、高圧通路62を経て燃料通孔54bから油圧室8
8内に高圧燃料が導入され、オリフィス孔10を通して
制御室81内に高圧燃料が流入し、制御室81の圧力が
上昇する。そして、制御室81の圧力上昇初期時、制御
室81の圧力上昇により制御ピストン22が押し下げら
れる。このとき、油圧室88からオリフィス孔10を通
して制御室81に流入する高圧燃料の一部はオリフィス
孔84を通して油溜室82に流入する。このとき制御ピ
ストン22の降下測度が速くなり、油圧室88からオリ
フィス孔10を通して制御室81に流入する流量が制御
室81の容積変化に追従できなくなると制御室81の圧
力よりも油溜室82の圧力は相対的に高くなるため、可
動オリフィス83を押し上げ、制御室81の容積変化を
小さくする。したがって、固定オリフィス9のオリフィ
ス孔10を通して制御室81に流入する高圧燃料の流入
流量が制御室81の容積変化に追従することができるの
で、制御室81の安定した圧力上昇が得られる。つま
り、図8に示すような制御室81の圧力急上昇後の圧力
急降下現象は発生しない。したがって、図3に示すよう
に安定した制御ピストン22の動きが確保できるので、
制御ピストン22の動きが安定し、制御ピストン22の
速やかな降下によるシャープカットを実現することがで
きる。これにより、燃料噴射量のばらつきが小さく、安
定した燃料噴射量を確保できるという効果がある。
【0020】図3に示す第1実施例の噴射特性では、制
御室81の圧力が最低値から次第に上昇するとき、制御
室81の圧力変化が図3に示すように階段状あるいは、
なめらかとなり、その過渡状態において圧力低下等の不
安定部が発生しない。このような制御室の圧力挙動によ
り、ニードルリフト量が大きくなるとき、なめらかにノ
ズルニードルが上昇し、噴射量のばらつきが小さくな
り、ニードルリフト量が小さくなるとき、速やかにノズ
ルニードルを弁座に着座させ、シャープカットによる燃
料の安定化を図ることができる。
御室81の圧力が最低値から次第に上昇するとき、制御
室81の圧力変化が図3に示すように階段状あるいは、
なめらかとなり、その過渡状態において圧力低下等の不
安定部が発生しない。このような制御室の圧力挙動によ
り、ニードルリフト量が大きくなるとき、なめらかにノ
ズルニードルが上昇し、噴射量のばらつきが小さくな
り、ニードルリフト量が小さくなるとき、速やかにノズ
ルニードルを弁座に着座させ、シャープカットによる燃
料の安定化を図ることができる。
【0021】(第2実施例)本発明の第2実施例を図4
に示す。図4に示す第2実施例では、可動オリフィス8
3が制御ピストン22の端面に当接するときの衝撃を和
らげるために当接する部分に弾性体88を設けている。
この弾性体88は、可動オリフィス83のフランジ下端
部に円環状に挿入されている。制御室81には圧縮コイ
ルスプリングは存在しないし、油溜室82にも圧縮コイ
ルスプリングは存在しない。可動オリフィス83は、制
御室81の圧力と油溜室82の圧力との差圧により上下
動する。
に示す。図4に示す第2実施例では、可動オリフィス8
3が制御ピストン22の端面に当接するときの衝撃を和
らげるために当接する部分に弾性体88を設けている。
この弾性体88は、可動オリフィス83のフランジ下端
部に円環状に挿入されている。制御室81には圧縮コイ
ルスプリングは存在しないし、油溜室82にも圧縮コイ
ルスプリングは存在しない。可動オリフィス83は、制
御室81の圧力と油溜室82の圧力との差圧により上下
動する。
【0022】この第2実施例においては、実施例1の可
動オリフィス83の上下動による効果に加え、弾性体8
8が設けられていることから油溜室82の圧力に比べ制
御室81の圧力が急上昇したとき、可動オリフィス83
が制御ピストン22に衝突するときの衝撃を弾性体88
が緩和するので、衝撃による可動オリフィス83のはね
返り、およびそれに伴う制御ピストン22の不斉挙動が
抑えられ、制御室81の圧力上昇時には速やかに低圧か
ら高圧に移行し、ニードルリフトが最大リフト量から弁
閉状態のリフト量ゼロに至る過程でニードルが逆方向に
移動するような現象はない。したがって、燃料カットが
適正に行われる。
動オリフィス83の上下動による効果に加え、弾性体8
8が設けられていることから油溜室82の圧力に比べ制
御室81の圧力が急上昇したとき、可動オリフィス83
が制御ピストン22に衝突するときの衝撃を弾性体88
が緩和するので、衝撃による可動オリフィス83のはね
返り、およびそれに伴う制御ピストン22の不斉挙動が
抑えられ、制御室81の圧力上昇時には速やかに低圧か
ら高圧に移行し、ニードルリフトが最大リフト量から弁
閉状態のリフト量ゼロに至る過程でニードルが逆方向に
移動するような現象はない。したがって、燃料カットが
適正に行われる。
【0023】(第3実施例)本発明の第3実施例を図5
に示す。図5に示す第3実施例は、前記図4に示す第2
実施例の制御室81に圧縮コイルスプリング85を設け
た例である。圧縮コイルスプリング85の一端は、固定
オリフィス9に当接し、他端は可動オリフィス83に当
接する。
に示す。図5に示す第3実施例は、前記図4に示す第2
実施例の制御室81に圧縮コイルスプリング85を設け
た例である。圧縮コイルスプリング85の一端は、固定
オリフィス9に当接し、他端は可動オリフィス83に当
接する。
【0024】この第3実施例では、電磁弁50を励磁す
るとき、アウタバルブ54がリフトし、油圧室88と低
圧通路63を連通することにより油圧室88の高圧燃料
を低圧側に流出する。この燃料の流出とともに制御室8
1の圧力はオリフィス孔10を通して次第に降下する
が、圧縮コイルスプリング85が可動オリフィス83を
制御ピストン22側に付勢しているため、制御ピストン
22の上昇速度が抑えられ、ニードルリフト量がゆっく
りと大きくなるので、初期噴射率を抑えることができる
という効果がある。
るとき、アウタバルブ54がリフトし、油圧室88と低
圧通路63を連通することにより油圧室88の高圧燃料
を低圧側に流出する。この燃料の流出とともに制御室8
1の圧力はオリフィス孔10を通して次第に降下する
が、圧縮コイルスプリング85が可動オリフィス83を
制御ピストン22側に付勢しているため、制御ピストン
22の上昇速度が抑えられ、ニードルリフト量がゆっく
りと大きくなるので、初期噴射率を抑えることができる
という効果がある。
【0025】この第3実施例においても、弾性体88が
設けられていることにより可動オリフィス83と制御ピ
ストン22との当接時にその衝撃は緩和されている。し
たがって、ノズルニードル20の着座時、ノズルニード
ルが一旦逆方向にリフトするような現象が防止される。
したがって、燃料カットを適正に行え、噴射量を安定に
することができる。
設けられていることにより可動オリフィス83と制御ピ
ストン22との当接時にその衝撃は緩和されている。し
たがって、ノズルニードル20の着座時、ノズルニード
ルが一旦逆方向にリフトするような現象が防止される。
したがって、燃料カットを適正に行え、噴射量を安定に
することができる。
【0026】以上説明したように、上記実施例において
は、油溜室82と可動オリフィス83を設けることによ
り制御室81の容積変化量を相対的に小さくし、燃料の
導出と導入に伴う制御室81の圧力変化を安定にするこ
とができる。したがって、制御室に高圧燃料が導出およ
び導入される場合、ノズルニードルの閉弁状態から開弁
状態および開弁状態から閉弁状態への移行時に速やかに
ノズルニードルを上昇および下降させ、噴射量を安定に
することができる。
は、油溜室82と可動オリフィス83を設けることによ
り制御室81の容積変化量を相対的に小さくし、燃料の
導出と導入に伴う制御室81の圧力変化を安定にするこ
とができる。したがって、制御室に高圧燃料が導出およ
び導入される場合、ノズルニードルの閉弁状態から開弁
状態および開弁状態から閉弁状態への移行時に速やかに
ノズルニードルを上昇および下降させ、噴射量を安定に
することができる。
【0027】本説明は、3方弁方式を例に挙げて行って
いるが、本発明は制御室の圧力制御による他の噴射装
置、例えば2方弁方式にも適用できる。
いるが、本発明は制御室の圧力制御による他の噴射装
置、例えば2方弁方式にも適用できる。
【図1】本発明の第1実施例の主要部を示すもので、図
2に示すI部分の拡大図である。
2に示すI部分の拡大図である。
【図2】本発明の第1実施例のインジェクタの断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の第1実施例の燃料噴射特性を示すタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
【図4】本発明の第2実施例の主要部を示すもので、図
1に対応する図である。
1に対応する図である。
【図5】本発明の第3実施例の主要部を示すもので、図
1に対応する図である。
1に対応する図である。
【図6】従来例の主要部を示す断面図である。
【図7】従来例の燃料噴射特性を示すタイムチャートで
ある。
ある。
1 インジェクタ 2 噴射ノズル 9 固定オリフィス 10 オリフィス孔 13 インジェクタボディ(弁本体) 20 ノズルニードル(弁部材) 22 制御ピストン(弁部材) 32 バルブボディ(弁本体) 50 電磁弁 81 制御室 82 油溜室(圧力安定手段、制御室容積可変手
段) 83 可動オリフィス 84 オリフィス孔 85 第1圧縮コイルスプリング(弾性体) 86 第2圧縮コイルスプリング(弾性体) 88 弾性体
段) 83 可動オリフィス 84 オリフィス孔 85 第1圧縮コイルスプリング(弾性体) 86 第2圧縮コイルスプリング(弾性体) 88 弾性体
Claims (2)
- 【請求項1】 往復動可能な弁部材と、 この弁部材を収容する収容孔、この収容孔と外部とを連
通する噴孔、および前記弁部材を摺動可能に案内する摺
動部、前記弁部材が当接することにより弁閉状態にする
弁座を有する弁本体と、 内部圧力が増大すると前記弁部材を前記弁座に当接する
方向に押す制御室と、 前記制御室の圧力を高圧と低圧に切換え可能な電磁弁
と、 前記制御室の圧力変化を緩和する圧力安定手段とを備
え、前記圧力安定手段は、前記制御室に高圧燃料が流入
および流出するとき前記制御室の圧力脈動を抑制する制
御室容積可変手段を備えたことを特徴とする燃料噴射装
置。 - 【請求項2】 前記制御室容積可変手段は、前記電磁弁
と前記制御室とを結ぶ通路に設けられる固定オリフィス
と、一方の端面が前記制御室の一部を区画し他方の端面
が前記弁部材の反噴射側端面とともに油溜室の一部を区
画する可動オリフィスと、前記可動オリフィスと前記弁
部材の反噴射側端面との間に設けられ、前記制御室の圧
力上昇時に前記制御室の容積急増大を抑制する弾性体と
を有することを特徴とする請求項1記載の燃料噴射装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP298096A JPH09195881A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP298096A JPH09195881A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 燃料噴射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09195881A true JPH09195881A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11544530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP298096A Pending JPH09195881A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 燃料噴射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09195881A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115288901A (zh) * | 2022-09-01 | 2022-11-04 | 哈尔滨工程大学 | 一种可变回油速率的多模式喷射电控喷油器 |
| CN116085159A (zh) * | 2023-03-31 | 2023-05-09 | 哈尔滨工程大学 | 一种基于多级自调压力耗散实现稳定喷射的共轨喷油器 |
-
1996
- 1996-01-11 JP JP298096A patent/JPH09195881A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115288901A (zh) * | 2022-09-01 | 2022-11-04 | 哈尔滨工程大学 | 一种可变回油速率的多模式喷射电控喷油器 |
| CN115288901B (zh) * | 2022-09-01 | 2023-12-12 | 哈尔滨工程大学 | 一种可变回油速率的多模式喷射电控喷油器 |
| CN116085159A (zh) * | 2023-03-31 | 2023-05-09 | 哈尔滨工程大学 | 一种基于多级自调压力耗散实现稳定喷射的共轨喷油器 |
| CN116085159B (zh) * | 2023-03-31 | 2023-07-21 | 哈尔滨工程大学 | 一种基于多级自调压力耗散实现稳定喷射的共轨喷油器 |
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