JPH09196012A - ストップ部材を有する往復作動機 - Google Patents

ストップ部材を有する往復作動機

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JPH09196012A
JPH09196012A JP2335096A JP2335096A JPH09196012A JP H09196012 A JPH09196012 A JP H09196012A JP 2335096 A JP2335096 A JP 2335096A JP 2335096 A JP2335096 A JP 2335096A JP H09196012 A JPH09196012 A JP H09196012A
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JP2335096A
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Mitsuo Noda
光雄 野田
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Howa Machinery Ltd
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Howa Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライド体のストロークを大きく採れるスト
ップ部材を有する往復作動機を得る。 【解決手段】 ガイドレール10に沿ってロッドレスシ
リンダユニット30により往復するスライド体18が、
ストローク端で、ベース側に設けたショックアブソーバ
80と衝接するとき、スライド体18の裏面に設けたス
トッパ72の、スライド体18の長手端面18aより軸
方向内側に位置する衝接面73で衝接するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スライド体の移
動端を規制するストップ部材を備えた往復作動機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記のような往復作動機として、シリン
ダバレルにガイドレ−ルを直接、または、一体に、ある
いは、ベースを介して一体に設け、そのガイドレールに
沿ってスライドテーブルを往復直線案内し、シリンダバ
レルに設けたスリットから、バレル内部のピストンの一
部を外部へ突出させて前記スライドテーブルと接続し、
スリットはシールバンドで密封するようにし、そのガイ
ドレールにアブソーバホルダを軸方向位置を調節自在に
設け、そのアブソーバホルダにショックアブソーバを設
けて成るもの(特開平63−190909号、実公平6
−47125号、実開昭63−106907号)、ベー
スに、マグネットによる磁気結合力により、あるいはシ
リンダチューブ内部のピストンの動きを、ピストンに連
結したワイヤで外部へ取りだすようにしたロッドレスシ
リンダとそのロッドレスシリンダに沿ってガイドレール
を設け、ガイドレールに案内されるスライドテーブルと
こうしたロッドレスシリンダの外部スライド体とを接続
し、ベース前後に設けたエンドプレート又は、ガイドレ
ールに移動自在に設けた保持板にショックアブソーバを
軸方向位置調整可能に設けたもの(実開平4−1335
50号、実開昭61−141030号)が公知である。
また、ロッドレスシリンダのシリンダチューブが円弧状
に形成され、そのシリンダチューブに沿って、設けたガ
イドレールにスライドテーブルが円弧案内され、ガイド
レールには、スライドテーブルのストローク端を定める
ストッパがガイドレールに沿って移動自在に設けてある
ものがある(実開平4−117201号)。これらの技
術では、スライドテーブルが移動端にいたると、ショッ
クアブソーバ、あるいはストッパにスライドテーブルの
移動方向端面が衝接するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した技
術において、特に直線往復作動機では、ショックアブソ
ーバが衝接する衝接面がスライドテーブルの移動方向端
面に設けてあるので、往復作動機の全長は、スライドテ
ーブルの移動方向長さ、スライドテーブルの最大ストロ
ーク、及び、前後の2つのショックアブソーバ(ストッ
プ部材)の全長の和となる。このような構成のストップ
部材付きの往復作動機では、例えば前記実開平4−13
3550号や、特開昭63−190909号にみられる
ように、スライドテーブルを最大ストロークで使用する
場合には、ショックアブソーバの後端部が軸方向外側に
大きく突出し、その結果、往復作動機の取付けがスペー
ス的に確保できず、困難となる問題があった。この発明
の課題は、ストップ部材を有する往復作動機、ことに直
線作動機をコンパクト化することにある。この課題は、
また、同じサイズであれば、ストロークを大きくできる
直線作動機を得ることにある、とも言い替えることがで
きる。また、前記円弧状往復動装置でも、スライドテー
ブルの端面がストッパに当接しているので、スライドテ
ーブルの最大ストロークは、スライドテーブルの長さ、
ストッパの長さを、円弧軌跡の円周長さから差し引いた
ものとなり、それ以上のストロークを必要とするとき
は、円弧半径を大きくする格別の工夫が必要であり、構
造が複雑となるなどの問題がある。この発明の課題は、
このような円弧状往復作動機において、同一円弧半径で
も、ストロークを大きくできる往復動作動機を提供する
ことでもある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題の解決のため、
本願では、スライド体がストップ部材と衝接するとき
に、ストップ部材がスライド体の移動方向において、ス
ライド体と重なった状態で、スライド体に設けた衝接面
と衝接するようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】本願の好適な実施の形態として、
駆動機構によりスライド体を往復移動させるようにし、
そのスライド体の移動端において、スライド体と衝接す
るストップ部材を備えて成る往復作動機において、スラ
イド体には、その往復移動方向端面より内側に、ストッ
プ部材との衝接面を設けた。
【0006】スライド体は、スライド体本体とストッパ
とを備え、ストッパの移動方向端面が衝接面に形成さ
れ、その衝接面が、スライド体本体の移動方向端面より
内側になるようにストッパをスライド体本体に固着され
る。こうした構成によれば、ストローク端において、ス
ライド体とストップ部材とがスライド体の移動方向で重
なり、ストロークを大きくとることができる。
【0007】ストップ部材をショックアブソーバとし、
スライド体の移動方向に位置調整可能に設けることで、
停止時のスライド体のショックを和らげ、しかも、スラ
イド体のストローク変更を容易にする。ストップ部材は
単にスライド体のストロークを規制するストッパ部材で
あってもよい。
【0008】往復作動機は、スライド体本体としてのス
ライドテーブルがガイドレールに直線案内されており、
そのスライドテーブルと駆動機構の駆動体とが接続され
ている直線作動機であっても、また、スライドテーブル
が円弧状に案内移動される曲線作動機であってもよく、
また、直線作動機は、長手方向のスリットを有するシリ
ンダバレルの外面にガイドレールが形成してあり、シリ
ンダバレルの内側のピストンの一部がスリットから外側
に露出して駆動体を成し、その駆動体とスライドテーブ
ルに連結され、前記スリットはシールバンドで塞がれて
いるロッドレスシリンダであっても、また、シリンダチ
ューブ内側の内部移動体と外部移動体(駆動体)とが磁
気結合されているマグネット式のロッドレスシリンダで
あっても、更に、別々のガイドレールとロッドレスシリ
ンダを並設する形式のものであってもよい。
【0009】
【実施例】図1,2,3において、ベース1は底壁1a
とその側端から上方へ立ち上げた側壁1bとから成る断
面L字に形成されている。底壁1aの上面には、長手全
長にわたって、ガイドレール取付け用の浅い溝2が設け
てある。溝2の底部上面には、ベース全長にわたってT
字溝3が設けてある。溝2の、側壁1bと幅方向反対側
には、ストップ部材取付ホルダ75の取付け用のT字溝
4がベース1全長に設けてある。ベース1の、側壁1b
の無い側の側面1cの近くは上方に突出した突出部5と
なっており、この突出部5には、ベース1全長にわたっ
て流体通路となる貫通孔6が設けてある。底壁1aの下
面には、左右に2条の直線作動機の取付け用のT溝7,
7がこれも、ベース1全長に渡って設けてある。ベース
1は例えば、アルミニウム合金の押出形材で構成されて
いる。
【0010】ベース1の前記溝2には、ベース1全長よ
り僅かに短い長さのガイドレール10が配設され、ガイ
ドレール10に設けた長手方向複数のねじ孔11に、取
付けボルト12を通し、前記T字溝3に嵌入したT溝ナ
ット13に螺合して、ガイドレール10をベース1に一
体固着している。ガイドレール10は幅方向左右に長手
全長に渡ってくぼんだ案内溝14(ここでは半円形:V
字型等もある)を有し、この案内溝14と案内子15の
ボール溝16との間には、多数のボール17が転動自在
に介在され、案内子15が長手方向に直線転動案内され
ている。ガイドレール10にはこうした案内子15が2
つ案内されている。これら2つの案内子15は、スライ
ドテーブル(スライド体本体)18の下面に連結してあ
る。案内子15の数は、前記に限定されない。
【0011】ベース1の軸線方向前後端面には、夫々矩
形の接続プレート20,21がボルト22により固着し
てある。接続プレート20,21は、ベース1の側壁1
bの無い側の側面1cより,さらに側方に伸びた形状を
成し、その高さは、ロッドレスシリンダユニット30の
シリンダバレル31を横向きにしたときのバレルの高さ
(スリットの幅方向におけるバレル厚さH)とほぼ一致
しており、ベース1の側面1cの側方に、ロッドレスシ
リンダユニット30を収容する収容空間Cが形成される
ようになっている。接続プレート20,21間には、ガ
イドレール10に沿ってロッドレスシリンダユニット
(駆動機構)30が配設される。
【0012】ロッドレスシリンダユニット30におい
て、シリンダバレル31は略矩形断面で、長手方向全長
にわたってスリット32を有している。シリンダバレル
31の両端は端部嵌合部材33で塞がれている。図6に
右側のものを示すが、1対の端部嵌合部材33は、バレ
ル31のシリンダ孔34に嵌合する嵌合軸部33aと、
軸方向位置決めのための薄いつば部33bと、軸方向外
側に向く接続プレート20,21との嵌合部33cと、
ピストン40で区画される左右のシリンダ室S1,S2
に開口する連通路33dを備えている。端部嵌合部材3
3は、その嵌合軸部33aが先端に装着されたシール部
材(Oリング)25によりシリンダ孔34を塞ぐように
シリンダ孔34に嵌合されているのみで、バレル31に
は固着されない。図4に示すように、つば部33bと嵌
合軸部33aは、スリットと対応する一部分が切り欠か
れてインナシールバンドの挿通平面(挿通部)33eに
なっており、インナシールバンドを組み付けるときに、
インナーシールバンドを容易に長手方向に動かすことが
できるようになっている。端部嵌合部材33の嵌合軸部
33aには、前記挿通平面33eの幅方向中心に軸方向
にアウタシールバンド固定用の2つのねじ孔35が設け
てある。ねじ孔35より長手内側には、インナシールバ
ンド50の両端外側にワッシャ36を固定するためのリ
ベット37の頭部が嵌まり込む溝38が、挿通平面33
eの幅方向中心に形成してある。このワッシャ36は、
図5に示すように、スリット32にきっちり嵌まり込ん
で、インナシールバンド50がスリット32に対して幅
方向にずれないように機能する。こうしたワッシャ36
は、他の形式のシールバンド、例えばスリット32に弾
性的に嵌まり込むようなリップを有する形状の弾性シー
ルバンドの場合は必要がない。
【0013】シリンダ孔34には内部移動体としてのピ
ストン40が軸方向移動自在に嵌装されている。ピスト
ン40の軸方向両端には、ピストンパッキン41が取り
付けてあり、ピストン40によりシリンダ孔34が左右
のシリンダ室S1,S2に区画されている。ピストン4
0の一部がスリット32から外部へ突出したヨーク42
となっており、このヨーク42に孔42aとピン42b
とを介してマウント43が連結されて、外部移動体(駆
動体)44を構成する。マウント43の前後にエンドプ
レート45が固着され、エンドプレート45にはスクレ
ーパ46が取り付けられ、スクレーパ46は、外部移動
体44の全周を取り囲むスクレーパ取付用のOリング4
7で保持されている。スリット32を内側から塞ぐイン
ナシールバンド50と、スリット32を外側から塞ぐア
ウタシールバンド51が、ヨーク42の上側と下側の案
内面に案内されて外部移動体44を貫通している。イン
ナシールバンド50,アウタシールバンド51はステン
レスクロム鋼などの磁性金属材料から成る薄い可撓製シ
ールバンドであり、スリット32の外面縁部に設けたマ
グネットストリップ52により吸着されるようになって
いる。このインナ、アウタシールバンド50,51は、
他の形式の可撓性シールバンド、例えば、ウレタンゴ
ム、ナイロン、クロム鋼とゴムなどの材料から成り、イ
ンナ、アウタシールバンドが互いに弾性的に係脱して、
あるいは、夫々がスリット32に弾性的に係脱してスリ
ット32を塞ぐような形式のものであってもよい。
【0014】図5,6に示すように、インナシールバン
ド50とアウタシールバンド51の両端が、前記一対の
端部嵌合部材33に連結されている。アウタシールバン
ド51の端部は、スリット32の端部において、アウタ
シールバンド51の外面に取付プレート53を当て付
け、その取付プレート53の外側から固定ねじ54をス
リット32を通して前記端部嵌合部材33の嵌合軸部3
2aのねじ孔35に螺合して、バレル31との間で挾持
固定されている。インナシールバンド50の端部は、イ
ンナシールバンド50のリベット37を端部嵌合部材3
3の溝38内に位置させた状態、すなわち、ワッシャ3
6をスリット32の端部に位置させた状態で、バレル3
1に固定された取付プレート53に止めねじ55を螺合
して、その止めねじ55をスリット32内を通過させ、
止めねじ55の先端と嵌合軸部33aの挿通平面33e
との間で挾持している。止めねじ55は、先端内側に尖
先部55aを有する形状であり、押しつけ固定するとき
に、その尖先部55aがインナシールバンド50に食い
込むので、極めて強力に固定できる。
【0015】図6に示すようにロッドレスシリンダユニ
ット30の一対の端部嵌合部材33のつば部33bの外
側端面33f間の寸法(ロッドレスシリンダユニット3
0の取付け寸法L1)は、組み付け容易のために、接続
プレート20,21間の内法寸法(取付け寸法L2)よ
り僅かに小さく設定してある。そして、スリット32が
ガイドレール10に向くようにロッドレスシリンダユニ
ット30を横向きとして、両端部嵌合部材33の嵌合部
33cが、接続プレート20,21に設けた嵌合孔60
にシール部材(Oリング)61を介して嵌合されてい
る。一方の接続プレート(右側)21には、対向する端
部嵌合部材33の前記つば部33bと対向する位置に、
押しねじ62が設けてあり、この押しねじ62で一方の
端部嵌合部材33のつば部33bを軸方向に押し付け,
バレル31ごと左側の接続プレート20に左側の端部嵌
合部材33のつば部33bが押しつけられ、その状態で
は、押しねじ62に押されているつば部33bの軸方向
外側端面33fと、右側の接続プレート21の内面との
間には僅かな隙間tができている。この状態で、左右の
接続プレート21,22とシリンダバレル31の長手端
面とを固定ねじ63で固着してある。左側の接続プレー
ト20には、前記貫通孔6の左端部と対向する位置、及
び、左側の端部嵌合部材33の連通路33dと対向する
位置に、夫々圧流体の給排ポート23a,23bが設け
られている。右側の接続プレート21には、貫通孔6の
右端部と連通するともに、右側の端部嵌合部材33の連
通路33dに連通する給排通路24が設けてあり、一方
の(左側の)接続プレート20からのみの集中配管がで
きるようになっている。もちろん、左右の接続プレート
20,21の夫々に、左右のシリンダ室S1,S2に対
応した給排ポートを設けてもよい。
【0016】スライドテーブル18は、幅方向の側壁1
b寄り位置で案内子15と連結されている。スライドテ
ーブル18は案内子15との連結部分からロッドレスシ
リンダユニット30の外部移動体44上方まで幅方向に
オーバハングしていて、シリンダバレル31とは上下に
重なっていない。外部移動体44と重なっている部分に
は、外部移動体44の軸方向前後を挟む位置に、脚70
がベース方向に突設してある。前後一対の脚70の間に
外部移動体44が挟まれており、外部移動体44のエン
ドプレート45と脚70との間には、ゴムダンパ(緩衝
部材)71が介在してあって外部移動体44の移動がス
ライドテーブル18に伝えられるようになっている。ス
ライドテーブル18の下面には、案内子15と脚70の
間に、長手長さを、スライドテーブル18の長手長さよ
り短くしたストッパ72が固着してある。ストッパ72
の軸方向端面は、後述のショックアブソーバとの衝接面
73,73になっており、図示から明らかなように、ス
ライドテーブル18の端面18aより衝接面73,73
が長手方向内側に入り込んでいる。
【0017】次に接続プレート20,21の内側位置に
おいては、図4に示すように、前記ガイドレール10の
端部に、ストップ部材取付ホルダ75の基部に設けた凹
溝(嵌合溝)76が嵌合され、その先端部77がロッド
レスシリンダユニット30に向けて幅方向に突出され、
前記T溝4を利用して、T溝ナット78とそれに螺合す
る締め付けボルト79により、軸方向移動自在に固着し
てある。凹溝76の左右面は、ガイドレール10の左右
の周面(垂直面)10a,10a(案内溝14と関係の
ないガイドレールの幅方向面部分)にほぼ密着してい
る。図2に示すように、T溝ナット78は、締め付けボ
ルト79との結合部78aより、長手方向内側に延設部
78bを有した形状をなしている。ストップ部材取付用
ホルダ75の先端は2つ割になっていて、ショックアブ
ソーバ80の外周に形成してあるねじ部81が螺合され
て、ガイドレール10から側方に偏移した位置でショッ
クアブソーバ80自体がホルダ75に軸方向に位置調整
可能になっており、所定の軸方向位置でショックアブソ
ーバ80をホルダ75に固定ねじ82で固定するように
なっている。このショックアブソーバ80は、前記スラ
イドテーブル18のストッパ72と軸方向に対向してお
り、接続プレート20,21の軸方向外側端面より、軸
方向内側に位置している。このショックアブソーバ80
は、直線作動機の使用形態によっては使用しないことも
ある。尚、85は接続プレート20,21を上下に貫通
する取付孔、86は側壁1bに設けられた、スイッチな
どの付帯部材の取付け用溝である。
【0018】このように、ガイドレール10はベース1
に固着し、ベース1の端部(ここでは端面)にベース側
方に伸びる接続プレート20,21を固着し、その接続
プレート20,21間においてベース1の側方に、ベー
ス底壁1aとロッドレスシリンダユニット30とを高さ
方向を重ねてスリット32をガイドレール10に向けて
横向きに配置したので、ガイドレール10はベース1と
一体であるから剛性が高く維持され、従って、接続プレ
ート20,21の取付孔85を利用して機械装置に取り
付ける場合であっても、全くベースのないものに比べ
て、スライドテーブル18の案内が円滑に保たれてその
使用態様が多様化する上に、スリット32が横向きで、
そのスリット32の外側に配置される外部移動体44が
横向きとなるので、厚みの薄い直線作動機となり、上下
方向の間隔が狭い設置個所にも適用できる。
【0019】給排ポート23a,23bから圧流体(圧
縮空気)を給排すると、ピストン40が一方のストロー
ク端から他方のストローク端に向けて移動し、これによ
り、外部移動体44がスライドテーブル18を移動さ
せ、スライドテーブル18がガイドレール10に案内さ
れた状態で正確に直進移動する。スライドテーブル18
がストローク端にくると、ストッパ72の衝接面73が
ショックアブソーバ80に衝接し、スライドテーブル1
8は停止ショックを和らげられて停止する。例えば図1
の右側のショックアブソーバ80では、衝接時には、軸
方向力が作用してそのホルダ75の基部には、その軸方
向力により水平方向において時計回りのモーメントがか
かるが、ホルダ75の基部の嵌合溝76がベース1に堅
固に固着されている長手寸法の長いガイドレール10の
左右面10a,10aに嵌め込まれているので、そのモ
ーメントをガイドレール10の左右面10a,10bを
介して実質的にベース1全体で受けることができ、締め
付けねじ79のみによる締め付けだけでは弛みやすいス
トップ部材取付ホルダ75を、長期にわたって弛むこと
なく所定の位置に保持できるうえに、モーメントを受け
るガイドレール10の左右の垂直面10a,10aが、
案内溝14と無関係な面なので、このような構成として
も、案内子15の案内に悪影響を及ぼすことがない。
又、同様にして前記軸方向力により、ストップ部材取付
ホルダ75に,ホルダ75をベース1から浮き上がらせ
る方向のモーメントも生じるが、T溝ナット78に延設
部78bがあるので、そのモーメントを延設部78bで
確実に受け止め、その方向のモーメントによる締め付け
ボルト79の弛みも防止される。
【0020】ストローク端においては、ショックアブソ
ーバ80の突出部がスライドテーブル18の下にもぐり
込んで衝接面73と衝接するので、従来、衝接面がスラ
イドテーブル18の端面にあったものに比べて、同じス
トロークとするなら、この構成のほうが、スライドテー
ブル18と衝接時に重合する長さ分が、直線作動機の全
長を短くし、全体をコンパクトにでき、また、直線作動
機の全長を同じとすれば、この構成によれば、ストロー
クを長くできる。
【0021】次に使用上の都合で、前記構成からショッ
クアブソーバ80を外した場合を考えると、ロッドレス
シリンダユニット30は、そのピストン40が両方の端
部嵌合部材33に当接するストロークエンド間で往復移
動することになる。すると、ストロークエンドでは、必
ず端部嵌合部材33にピストン推力が作用し、端部嵌合
部材33は軸方向外向きの力を受ける。端部嵌合部材3
3は、シリンダ孔34に嵌合してあるだけであるから、
特に、押しねじ62を設けた側では、アウタシールバン
ド51を止めている固定ねじ54による摩擦保持がある
とはいえ、到底その推力に打ち勝つほどの保持力がな
く、シールバンド50,51を引っ張って軸方向外側に
向けて隙間t分だけ移動しようとするが、その推力は、
押しねじ62を介して接続プレート21で受けられるの
で、結果としてシールバンド50,51にそのような推
力による過大に張力を発生することが防止でき、シール
バンド50,51の変形、破損を防止し得る。また、シ
ョックアブソーバ80を外さない場合でも圧流体を供給
することにより、対応した端部嵌合部材33が流体圧に
より軸方向の推力を受けるが、ショックアブソーバ80
を外したときと同様に、押しねじ62の作用で、その推
力を接続プレート21で受けることができ、バンド5
0,51にその推力による張力発生を防止できる。
【0022】本願構成は、勿論他の直線作動機、例え
ば、前述の特開昭63−190909号のように、シリ
ンダバレルに直接、または、一体的に長手方向に沿う左
右一対のガイドレールが形成されており、これらのガイ
ドレールにまたがって、スライドテーブルが直線摺動、
あるいは、カムフォロアにより直線案内され、そのスラ
イドテーブルとバレル内部のピストンと接続された外部
移動体(駆動体)とが接続された直線作動機にも適用さ
れる。
【0023】尚、本実施例では直線往復作動機で説明し
たが、本願構成を採用してこのようにストロークを長く
できる効果は、従来技術として説明した前述の円弧状の
往復作動機においても、全く同じである。すなわち、円
弧半径を同じとしたときには、ストップ部材がスライド
テーブル18と重合する分は、余分にストロークできる
ことになる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、スライ
ド体のストローク端において、スライド体とストップ部
材とが、スライド体の移動方向において、重なるように
したので、往復作動機のサイズを同じとすれば、そのサ
イズを大きくすることなく、ストロークを重ねた分だけ
大きくでき、また、ストロークを同じとすれば、往復作
動機の大きさをコンパクトにできる。
【0025】ストッパをスライド体と別に設けるもので
は、スライド体が繰返しのストップ部材との衝接で摩耗
したときには、これのみを交換すれば良く、安価であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願構造の直線作動機の斜視図である。
【図2】直線作動機の平面図である。
【図3】図2のIII−III断面拡大図である。
【図4】図2のIV−IV断面拡大図である。
【図5】図4のV−V視図(縮小図)である。
【図6】バンド取付部の詳細図である。
【符号の説明】
1 ベース 10 ガイドレール 18 スライドテーブル 20,21 接続プレート 30 ロッドレスシリンダユニット(駆動機構) 31 シリンダバレル 32 スリット 33 端部嵌合部材 33a 嵌合軸部 40 ピストン 44 外部移動体(駆動体) 50 インナシールバンド 51 アウタシールバンド 73 衝接面 75 ストップ部材取付ホルダ 80 ショックアブソーバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動機構によりスライド体を往復移動さ
    せるようにし、そのスライド体の移動端において、スラ
    イド体と衝接するストップ部材を備えて成る往復作動機
    において、スライド体にはその往復移動方向端面より内
    側に、ストップ部材との衝接面を設けたことを特徴とす
    るストップ部材を有する往復作動機。
  2. 【請求項2】 スライド体は、スライド体本体とストッ
    パとを備え、ストッパの移動方向端面が衝接面に形成さ
    れ、その衝接面が、スライド体本体の移動方向端面より
    内側になるようにストッパをスライド体本体に固着した
    ことを特徴とする請求項1記載のストップ部材を有する
    往復動機構。
  3. 【請求項3】 ストップ部材はショックアブソーバであ
    って、スライド体の移動方向に位置調整可能に設けてあ
    ることを特徴とする請求項1または2記載のストップ部
    材を有する往復動機構。
  4. 【請求項4】 往復作動機はスライドテーブルが直線的
    に往復動する直線作動機であり、この直線作動機はガイ
    ドレールにスライドテーブルが直線案内されており、そ
    のスライドテーブルと駆動機構の駆動体とが接続されて
    いることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載
    のストップ部材を有する往復作動機。
JP2335096A 1996-01-16 1996-01-16 ストップ部材を有する往復作動機 Pending JPH09196012A (ja)

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