JPH0919623A - 湿式排ガス脱硫方法および装置 - Google Patents
湿式排ガス脱硫方法および装置Info
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- JPH0919623A JPH0919623A JP7171687A JP17168795A JPH0919623A JP H0919623 A JPH0919623 A JP H0919623A JP 7171687 A JP7171687 A JP 7171687A JP 17168795 A JP17168795 A JP 17168795A JP H0919623 A JPH0919623 A JP H0919623A
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- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ボイラ等の燃焼装置の排ガス中の硫黄酸化物
を低減する湿式排ガス脱硫方法及び装置を提供する。 【解決手段】 給炭量、石炭性状、排ガス流量、入口お
よび出口SO2 濃度、入口ばいじん濃度、吸収剤スラリ
補給量、吸収塔からの吸収液抜出量、酸化用空気流量、
循環タンク内吸収液保有量、吸収液の循環流量または循
環ポンプ運転台数、吸収液pH値に基づき、吸収液中の
CaCO3 濃度17、CaCO3 ・1/2H2 O濃度1
8、CaSO4 ・2H2 O濃度19、不純物濃度20、
CaF2 濃度21を算出して石膏純度23を算出し、こ
の純度からCaCO3 濃度上限値を算出し、CaCO3
濃度上限値と、排ガス流量と、入口、出口のSO2 濃度
と、吸収液pH値と、循環ポンプ運転台数とに基づき吸
収液pH目標値27、吸収剤スラリ補給量目標値28、
ポンプ運転台数目標値29を求めて目標値に基づき吸収
剤スラリ補給流量、ポンプ運転台数を適切に調整する。
を低減する湿式排ガス脱硫方法及び装置を提供する。 【解決手段】 給炭量、石炭性状、排ガス流量、入口お
よび出口SO2 濃度、入口ばいじん濃度、吸収剤スラリ
補給量、吸収塔からの吸収液抜出量、酸化用空気流量、
循環タンク内吸収液保有量、吸収液の循環流量または循
環ポンプ運転台数、吸収液pH値に基づき、吸収液中の
CaCO3 濃度17、CaCO3 ・1/2H2 O濃度1
8、CaSO4 ・2H2 O濃度19、不純物濃度20、
CaF2 濃度21を算出して石膏純度23を算出し、こ
の純度からCaCO3 濃度上限値を算出し、CaCO3
濃度上限値と、排ガス流量と、入口、出口のSO2 濃度
と、吸収液pH値と、循環ポンプ運転台数とに基づき吸
収液pH目標値27、吸収剤スラリ補給量目標値28、
ポンプ運転台数目標値29を求めて目標値に基づき吸収
剤スラリ補給流量、ポンプ運転台数を適切に調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿式排ガス脱硫方
法および装置に係り、特にボイラ等の燃焼装置の排ガス
中に含まれる硫黄酸化物を低減する湿式排ガス脱硫方法
および装置に関する。
法および装置に係り、特にボイラ等の燃焼装置の排ガス
中に含まれる硫黄酸化物を低減する湿式排ガス脱硫方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】排ガス脱硫装置の概略系統を図5に示
す。ボイラ等の排ガスは入口煙道51により脱硫装置内
に導かれ、除じん部循環ポンプ52により供給される循
環液との気液接触により飽和温度まで排ガスを冷却する
とともに、排ガス中に含まれるばいじんを除去した後、
吸収部循環ポンプ53から供給された石灰石等の吸収剤
を含んだ吸収剤スラリ54との気液接触により、排ガス
中の硫黄酸化物、HF、HCl が、吸収剤スラリ液中に
吸収され、排ガスから除去された後、出口煙道57に排
出される。
す。ボイラ等の排ガスは入口煙道51により脱硫装置内
に導かれ、除じん部循環ポンプ52により供給される循
環液との気液接触により飽和温度まで排ガスを冷却する
とともに、排ガス中に含まれるばいじんを除去した後、
吸収部循環ポンプ53から供給された石灰石等の吸収剤
を含んだ吸収剤スラリ54との気液接触により、排ガス
中の硫黄酸化物、HF、HCl が、吸収剤スラリ液中に
吸収され、排ガスから除去された後、出口煙道57に排
出される。
【0003】吸収塔には、排ガス中に含まれる硫黄酸化
物、HF、HCl を吸収するのに必要な石灰石をスラリ
化した吸収剤スラリ54が、吸収塔内吸収液pH値に基
づき、流量制御されて供給される。また、排ガス中の硫
黄酸化物を吸収して生成した亜硫酸カルシウムを、酸化
させて石膏とするために酸化用空気58が吸収塔循環タ
ンクに供給される一方、吸収塔抜出ポンプ55により抜
き出された吸収剤スラリは、石膏分離機56に供給さ
れ、石膏は分離して回収される。
物、HF、HCl を吸収するのに必要な石灰石をスラリ
化した吸収剤スラリ54が、吸収塔内吸収液pH値に基
づき、流量制御されて供給される。また、排ガス中の硫
黄酸化物を吸収して生成した亜硫酸カルシウムを、酸化
させて石膏とするために酸化用空気58が吸収塔循環タ
ンクに供給される一方、吸収塔抜出ポンプ55により抜
き出された吸収剤スラリは、石膏分離機56に供給さ
れ、石膏は分離して回収される。
【0004】以上のような系統において、脱硫装置出口
SO2 濃度を規定値以内に維持するために、排ガス脱硫
装置への流入ガス条件、すなわち処理ガス量、SO2 濃
度、HF濃度、HCl 濃度、ばいじん濃度等により吸収
塔循環ポンプ運転台数および吸収塔への吸収剤スラリ補
給流量が制御される。従来の吸収塔に補給される吸収剤
スラリ流量制御系統図を図3に、吸収塔循環ポンプ制御
系統図を図4に示し、以下これらについて説明する。
SO2 濃度を規定値以内に維持するために、排ガス脱硫
装置への流入ガス条件、すなわち処理ガス量、SO2 濃
度、HF濃度、HCl 濃度、ばいじん濃度等により吸収
塔循環ポンプ運転台数および吸収塔への吸収剤スラリ補
給流量が制御される。従来の吸収塔に補給される吸収剤
スラリ流量制御系統図を図3に、吸収塔循環ポンプ制御
系統図を図4に示し、以下これらについて説明する。
【0005】吸収剤スラリ流量制御方法は吸収塔内吸収
液pH値を設定値に維持するのに必要な吸収剤スラリの
供給量を制御する方法で、この方法は、図3に示すよう
に排ガス流量信号1と脱硫装置入口SO2 濃度信号2を
乗算器32に入力して総SO 2 量33を演算し、この値
に基づき関数発生器35により吸収剤過剰率設定値37
を演算する。吸収液pH(検出)信号12と、前記総S
O2 量に基づき関数発生器34で演算した吸収液pH設
定値36との偏差を引算器38で演算し、関数発生器3
9により、吸収液pH偏差に対する過剰率補正量40を
演算し、加算器41によりpH偏差に対する過剰率補正
量40と関数発生器35で演算した吸収剤過剰率設定値
37を加算し、総吸収剤過剰率42を算出し、総吸収剤
過剰率42と総SO2 量33を乗算器43により掛け合
わすことで吸収剤スラリ流量要求量を算出し調節してい
る。
液pH値を設定値に維持するのに必要な吸収剤スラリの
供給量を制御する方法で、この方法は、図3に示すよう
に排ガス流量信号1と脱硫装置入口SO2 濃度信号2を
乗算器32に入力して総SO 2 量33を演算し、この値
に基づき関数発生器35により吸収剤過剰率設定値37
を演算する。吸収液pH(検出)信号12と、前記総S
O2 量に基づき関数発生器34で演算した吸収液pH設
定値36との偏差を引算器38で演算し、関数発生器3
9により、吸収液pH偏差に対する過剰率補正量40を
演算し、加算器41によりpH偏差に対する過剰率補正
量40と関数発生器35で演算した吸収剤過剰率設定値
37を加算し、総吸収剤過剰率42を算出し、総吸収剤
過剰率42と総SO2 量33を乗算器43により掛け合
わすことで吸収剤スラリ流量要求量を算出し調節してい
る。
【0006】次に吸収塔循環ポンプの制御方式について
図4により説明する。吸収塔循環ポンプは脱硫装置出口
SO2 濃度が規定値以内になるよう運転台数を制御する
が、その制御方式は、排ガス流量信号1、脱硫装置入口
SO2 濃度信号2、吸収液pH信号12、吸収塔循環ポ
ンプ運転台数信号11、脱硫装置出口SO2 濃度信号3
を吸収塔循環ポンプ台数演算器47により必要台数信号
48を算出し、脱硫装置出口SO2 濃度が規定値以内に
なるように調節している。
図4により説明する。吸収塔循環ポンプは脱硫装置出口
SO2 濃度が規定値以内になるよう運転台数を制御する
が、その制御方式は、排ガス流量信号1、脱硫装置入口
SO2 濃度信号2、吸収液pH信号12、吸収塔循環ポ
ンプ運転台数信号11、脱硫装置出口SO2 濃度信号3
を吸収塔循環ポンプ台数演算器47により必要台数信号
48を算出し、脱硫装置出口SO2 濃度が規定値以内に
なるように調節している。
【0007】上記で述べた従来技術では吸収塔への吸収
剤スラリの供給により吸収塔吸収液pHを維持し、その
状態に関係なく吸収塔循環ポンプ運転台数を変化させる
ことにより脱硫装置出口SO2 濃度を規定値以内に維持
するように制御しているため、脱硫装置に流入する硫黄
酸化物(SO2)が少ないときは吸収塔循環ポンプ最低必
要運転台数にて運転しても必要以上に硫黄酸化物を除去
する場合があり、また、吸収塔循環ポンプ運転台数切り
替わりの境目(運転台数を減台すると所定の硫黄酸化物
濃度を維持できない状態)においては、過剰にSO2 を
処理するため吸収塔循環ポンプ運転動力または吸収剤で
ある石灰石を過剰消費するという問題があった。
剤スラリの供給により吸収塔吸収液pHを維持し、その
状態に関係なく吸収塔循環ポンプ運転台数を変化させる
ことにより脱硫装置出口SO2 濃度を規定値以内に維持
するように制御しているため、脱硫装置に流入する硫黄
酸化物(SO2)が少ないときは吸収塔循環ポンプ最低必
要運転台数にて運転しても必要以上に硫黄酸化物を除去
する場合があり、また、吸収塔循環ポンプ運転台数切り
替わりの境目(運転台数を減台すると所定の硫黄酸化物
濃度を維持できない状態)においては、過剰にSO2 を
処理するため吸収塔循環ポンプ運転動力または吸収剤で
ある石灰石を過剰消費するという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の欠点は吸収
塔循環ポンプ台数調節のみで脱硫装置出口のSO2 濃度
を規定値以内に維持することを目的とし制御しているた
め、必要以上の電力消費または吸収剤である石灰石等、
ユーティリティを過剰消費するという問題があった。
塔循環ポンプ台数調節のみで脱硫装置出口のSO2 濃度
を規定値以内に維持することを目的とし制御しているた
め、必要以上の電力消費または吸収剤である石灰石等、
ユーティリティを過剰消費するという問題があった。
【0009】本発明の目的は現在の運転状態から吸収塔
循環ポンプの運転台数、吸収塔の吸収液pH設定値、吸
収塔へ補給する吸収剤スラリ流量の最適状態量を計算
し、制御し、または運転操作ガイダンスを行なうことに
ある。
循環ポンプの運転台数、吸収塔の吸収液pH設定値、吸
収塔へ補給する吸収剤スラリ流量の最適状態量を計算
し、制御し、または運転操作ガイダンスを行なうことに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願で特許請求する発明は以下のとおりである。 (1)燃焼装置からの排ガスを脱硫装置の吸収部に導
き、循環ポンプから供給される石灰石スラリ吸収液との
気液接触により排ガス中の硫黄酸化物を吸収除去する湿
式排ガス脱硫方法において、前記燃焼装置への石炭供給
量と石炭中のフッ素、塩素の各成分についての石炭性状
と排ガス流量とに基づき排ガス中のHCl 濃度、HF濃
度を算出する工程と、該算出された両濃度、排ガス流
量、脱硫装置の入口および出口SO2 濃度、入口ばいじ
ん量、脱硫装置への吸収剤スラリ補給量、脱硫装置から
の吸収液スラリの抜出量、吸収液の循環タンク内保有
量、脱硫装置で噴霧される吸収液循環流量、吸収液のp
H値に基づき吸収液中のCaCO3、CaSO3 ・1/2
H2 O、CaSO4 ・2H2 O、不純物の各濃度を算出
する工程と、前記工程で算出された各濃度に基づき固形
物中の石膏純度を算出する工程と、この算出された石膏
純度に基づき石膏純度を規定値に維持できるCaCO 3
濃度上限値を算出する工程と、出口SO2 濃度検出値を
あらかじめ定めた出口SO2 濃度規定値と比較し、低い
か、高いかによって吸収液循環ポンプ運転台数を1台追
加、または削減した場合の出口排ガスSO2 濃度を算出
する工程と、この算出値が規定値に収まらない場合は、
規定値に収まるように、かつ吸収液中のCaCO3 濃度
が前記CaCO3 濃度上限値をこえない範囲で脱硫装置
への吸収剤スラリ補給量を調整するとともに、前記循環
ポンプの運転台数を前記増加または削減した台数に調整
する工程とを有することを特徴とする湿式排ガス脱硫方
法。
本願で特許請求する発明は以下のとおりである。 (1)燃焼装置からの排ガスを脱硫装置の吸収部に導
き、循環ポンプから供給される石灰石スラリ吸収液との
気液接触により排ガス中の硫黄酸化物を吸収除去する湿
式排ガス脱硫方法において、前記燃焼装置への石炭供給
量と石炭中のフッ素、塩素の各成分についての石炭性状
と排ガス流量とに基づき排ガス中のHCl 濃度、HF濃
度を算出する工程と、該算出された両濃度、排ガス流
量、脱硫装置の入口および出口SO2 濃度、入口ばいじ
ん量、脱硫装置への吸収剤スラリ補給量、脱硫装置から
の吸収液スラリの抜出量、吸収液の循環タンク内保有
量、脱硫装置で噴霧される吸収液循環流量、吸収液のp
H値に基づき吸収液中のCaCO3、CaSO3 ・1/2
H2 O、CaSO4 ・2H2 O、不純物の各濃度を算出
する工程と、前記工程で算出された各濃度に基づき固形
物中の石膏純度を算出する工程と、この算出された石膏
純度に基づき石膏純度を規定値に維持できるCaCO 3
濃度上限値を算出する工程と、出口SO2 濃度検出値を
あらかじめ定めた出口SO2 濃度規定値と比較し、低い
か、高いかによって吸収液循環ポンプ運転台数を1台追
加、または削減した場合の出口排ガスSO2 濃度を算出
する工程と、この算出値が規定値に収まらない場合は、
規定値に収まるように、かつ吸収液中のCaCO3 濃度
が前記CaCO3 濃度上限値をこえない範囲で脱硫装置
への吸収剤スラリ補給量を調整するとともに、前記循環
ポンプの運転台数を前記増加または削減した台数に調整
する工程とを有することを特徴とする湿式排ガス脱硫方
法。
【0011】(2)燃焼装置からの排ガスを脱硫装置の
吸収部で、循環ポンプから供給される石灰石スラリ吸収
液との気液接触により排ガス中の硫黄酸化物を吸収除去
する湿式排ガス脱硫装置において、前記燃焼装置への燃
料供給量と燃料中のフッ素、塩素各成分についての燃料
性状と排ガス流量に基づき排ガス中のHCl 濃度、HF
濃度を算出する排ガス性状演算器と、前記演算器で算出
された両濃度、排ガス流量、脱硫装置入口および出口の
SO2 濃度と入口ばいじん量、脱硫装置への吸収剤スラ
リ補給量、脱硫装置からの吸収液抜出量、吸収液の脱硫
装置タンク内保有量、循環ポンプ運転台数または吸収液
循環流量、吸収液のpH値に基づき吸収液中のCaCO
3 、CaSO3 ・1/2 H2 O、CaSO4 ・2H2 O、
CaF2 の各濃度を算出する液性状演算器と、算出され
た上記各濃度に基づき液内固形物中の石膏純度を算出す
る石膏純度演算器と、この石膏純度に基づきこの石膏純
度を規定値に維持できるCaCO3 濃度上限値を算出す
る石膏純度制限演算器と、算出された上記CaCO3 濃
度上限値、排ガス流量、脱硫装置入口、出口SO2 濃
度、循環ポンプ運転台数または吸収液循環流量、吸収液
pH値に基づき吸収液pH目標値、脱硫装置への吸収剤
スラリ補給量目標値、循環ポンプ運転台数または吸収液
循環流量の目標値を算出する最適量演算器と、上記これ
ら目標値に基づき脱硫装置への吸収剤スラリ補給量と、
循環ポンプ運転台数または吸収液循環流量を制御する手
段とを備えたことを特徴とする湿式排ガス脱硫装置。
吸収部で、循環ポンプから供給される石灰石スラリ吸収
液との気液接触により排ガス中の硫黄酸化物を吸収除去
する湿式排ガス脱硫装置において、前記燃焼装置への燃
料供給量と燃料中のフッ素、塩素各成分についての燃料
性状と排ガス流量に基づき排ガス中のHCl 濃度、HF
濃度を算出する排ガス性状演算器と、前記演算器で算出
された両濃度、排ガス流量、脱硫装置入口および出口の
SO2 濃度と入口ばいじん量、脱硫装置への吸収剤スラ
リ補給量、脱硫装置からの吸収液抜出量、吸収液の脱硫
装置タンク内保有量、循環ポンプ運転台数または吸収液
循環流量、吸収液のpH値に基づき吸収液中のCaCO
3 、CaSO3 ・1/2 H2 O、CaSO4 ・2H2 O、
CaF2 の各濃度を算出する液性状演算器と、算出され
た上記各濃度に基づき液内固形物中の石膏純度を算出す
る石膏純度演算器と、この石膏純度に基づきこの石膏純
度を規定値に維持できるCaCO3 濃度上限値を算出す
る石膏純度制限演算器と、算出された上記CaCO3 濃
度上限値、排ガス流量、脱硫装置入口、出口SO2 濃
度、循環ポンプ運転台数または吸収液循環流量、吸収液
pH値に基づき吸収液pH目標値、脱硫装置への吸収剤
スラリ補給量目標値、循環ポンプ運転台数または吸収液
循環流量の目標値を算出する最適量演算器と、上記これ
ら目標値に基づき脱硫装置への吸収剤スラリ補給量と、
循環ポンプ運転台数または吸収液循環流量を制御する手
段とを備えたことを特徴とする湿式排ガス脱硫装置。
【0012】(3)燃焼装置からの排ガスを脱硫装置の
吸収部に導き、循環ポンプから供給される石灰石スラリ
吸収液との気液接触により排ガス中の硫黄酸化物を吸収
除去する湿式排ガス脱硫方法において、前記燃焼装置へ
の石炭供給量、石炭中のフッ素と塩素の成分の割合、排
ガス流量に基づき排ガス中のHCl 濃度とHF濃度を算
出する工程と、排ガス流量、入口SO2 濃度、出口SO
2 濃度、前記HCl 濃度、HF濃度とに基づきCaCO
3 反応量を算出する工程と、排ガス流量、入口および出
口SO2 濃度、吸収液の循環流量とpH値、吸収塔への
酸化用空気供給量とに基づきCaSO3 ・1/2 H2 O反
応量を算出する工程と、吸収液の循環流量とpH値、吸
収塔への酸化用空気の供給量とに基づきCaSO4 ・2
H2 O生成量を算出する工程と、排ガス流量と排ガス入
口ばいじん濃度に基づき不純物生成量を算出する工程
と、排ガス流量と前記HF濃度に基づきCaF2 生成量
を算出する工程と、循環タンク内の吸収液保有量、石灰
石スラリ補給流量、吸収塔からの吸収液の抜出量および
前記CaCO3 反応量、CaSO3 ・1/2 H2 O生成
量、CaSO4 ・2H2 O生成量、不純物生成量、Ca
F2 生成量とに基づき吸収液中のCaCO3 濃度、Ca
SO3 ・1/2 H2 O濃度、CaSO4 ・2H2 O濃度、
不純物濃度、CaF2 濃度を算出する工程と、上記工程
で算出した吸収液中の各濃度に基づき吸収液固形物中の
石膏純度を算出する工程と、上記石膏純度と石膏純度規
定値に基づきCaCO3 濃度上限値を算出する工程と、
CaCO3 濃度上限値、循環ポンプ運転台数、排ガス出
口SO2 濃度と該濃度の規定値、吸収液pH値に基づき
吸収液pH目標値、吸収剤スラリ(補給)流量目標値、
吸収塔循環ポンプ運転台数目標値を算出する工程と、上
記各目標値に基づき吸収塔への吸収剤スラリ補給流量と
吸収塔循環ポンプとを制御することを特徴とする湿式排
ガス脱硫方法。
吸収部に導き、循環ポンプから供給される石灰石スラリ
吸収液との気液接触により排ガス中の硫黄酸化物を吸収
除去する湿式排ガス脱硫方法において、前記燃焼装置へ
の石炭供給量、石炭中のフッ素と塩素の成分の割合、排
ガス流量に基づき排ガス中のHCl 濃度とHF濃度を算
出する工程と、排ガス流量、入口SO2 濃度、出口SO
2 濃度、前記HCl 濃度、HF濃度とに基づきCaCO
3 反応量を算出する工程と、排ガス流量、入口および出
口SO2 濃度、吸収液の循環流量とpH値、吸収塔への
酸化用空気供給量とに基づきCaSO3 ・1/2 H2 O反
応量を算出する工程と、吸収液の循環流量とpH値、吸
収塔への酸化用空気の供給量とに基づきCaSO4 ・2
H2 O生成量を算出する工程と、排ガス流量と排ガス入
口ばいじん濃度に基づき不純物生成量を算出する工程
と、排ガス流量と前記HF濃度に基づきCaF2 生成量
を算出する工程と、循環タンク内の吸収液保有量、石灰
石スラリ補給流量、吸収塔からの吸収液の抜出量および
前記CaCO3 反応量、CaSO3 ・1/2 H2 O生成
量、CaSO4 ・2H2 O生成量、不純物生成量、Ca
F2 生成量とに基づき吸収液中のCaCO3 濃度、Ca
SO3 ・1/2 H2 O濃度、CaSO4 ・2H2 O濃度、
不純物濃度、CaF2 濃度を算出する工程と、上記工程
で算出した吸収液中の各濃度に基づき吸収液固形物中の
石膏純度を算出する工程と、上記石膏純度と石膏純度規
定値に基づきCaCO3 濃度上限値を算出する工程と、
CaCO3 濃度上限値、循環ポンプ運転台数、排ガス出
口SO2 濃度と該濃度の規定値、吸収液pH値に基づき
吸収液pH目標値、吸収剤スラリ(補給)流量目標値、
吸収塔循環ポンプ運転台数目標値を算出する工程と、上
記各目標値に基づき吸収塔への吸収剤スラリ補給流量と
吸収塔循環ポンプとを制御することを特徴とする湿式排
ガス脱硫方法。
【0013】図6に吸収塔循環流量と脱硫装置出口排ガ
スSO2 濃度の相関関係、図7に吸収液pHと脱硫装置
出口排ガスSO2 濃度の相関関係を示す。図6、7でわ
かるように、吸収塔循環流量(ポンプ運転台数)および
吸収液pHが変化すると脱硫装置出口SO2 濃度は大き
く変化する。
スSO2 濃度の相関関係、図7に吸収液pHと脱硫装置
出口排ガスSO2 濃度の相関関係を示す。図6、7でわ
かるように、吸収塔循環流量(ポンプ運転台数)および
吸収液pHが変化すると脱硫装置出口SO2 濃度は大き
く変化する。
【0014】本発明の制御方法は脱硫装置出口SO2 濃
度を規定値に制御するために図6、7の相関から脱硫装
置出口SO2 濃度を維持する運転状態を以下のケースか
ら算出する。 吸収塔循環ポンプ台数(吸収塔循環流量)を増加させ
たときの吸収液pH目標値、 吸収塔循環ポンプ台数(吸収塔循環流量)を減少させ
たときの吸収液pH目標値、 現状の運転台数での吸収液pH目標値。
度を規定値に制御するために図6、7の相関から脱硫装
置出口SO2 濃度を維持する運転状態を以下のケースか
ら算出する。 吸収塔循環ポンプ台数(吸収塔循環流量)を増加させ
たときの吸収液pH目標値、 吸収塔循環ポンプ台数(吸収塔循環流量)を減少させ
たときの吸収液pH目標値、 現状の運転台数での吸収液pH目標値。
【0015】上記のケースから吸収液pHを目標値とす
るための石灰石使用量と石膏純度と吸収塔循環ポンプ運
転消費動力とを比較し、低減効果の大きいケースを選択
し、制御指令を出力する。それによって脱硫装置出口S
O2 濃度は、ユーティリティの最適消費状態において規
定値に維持され、かつユーティリティの低減が図れるよ
うになる。
るための石灰石使用量と石膏純度と吸収塔循環ポンプ運
転消費動力とを比較し、低減効果の大きいケースを選択
し、制御指令を出力する。それによって脱硫装置出口S
O2 濃度は、ユーティリティの最適消費状態において規
定値に維持され、かつユーティリティの低減が図れるよ
うになる。
【0016】
【実施例】本発明の湿式排ガス脱硫装置の制御方法の具
体的実施例を図1に示す。給炭量信号4と石炭性状信号
5(Cl(塩素)、F(フッ素))と排ガス流量信号1
を排ガス性状演算器13にて(1)、(2)式よりHC
l 濃度14、HF濃度15を算出する。
体的実施例を図1に示す。給炭量信号4と石炭性状信号
5(Cl(塩素)、F(フッ素))と排ガス流量信号1
を排ガス性状演算器13にて(1)、(2)式よりHC
l 濃度14、HF濃度15を算出する。
【0017】 HF濃度=給炭量×F(石炭性状信号(%))/100×22.4/19×1 06 /処理ガス流量 ・・・(1) HCl 濃度=給炭量×Cl (石炭性状信号(%))/100×22.4/35 .5×106 /処理ガス流量 ・・・(2) ここで、22.4:理想気体の標準体積 19 :F分子量 35.5:Cl 分子量 排ガス流量信号1と脱硫装置入口SO2 濃度信号2と脱
硫装置出口SO2 濃度信号3と脱硫装置入口ばいじん濃
度信号6と吸収剤スラリ(補給)流量信号7と吸収塔抜
出流量信号8と酸化用空気流量信号9と吸収塔(液面)
レベル信号10と吸収塔循環ポンプ運転台数信号11
(または、吸収液循環量)と吸収液pH信号12と排ガ
ス性状演算器13にて算出したHCl 濃度14とHF濃
度15を用いて液性状演算器16により、以下の式
(3)〜(15)により、吸収液中のCaCO3 濃度1
7とCaSO3 ・1/2 H2 O濃度18とCaSO4 ・2
H2 O濃度19と不純物濃度20とCaF2 濃度21を
算出する。なお、吸収塔レベル信号は吸収塔の吸収液循
環タンク内の吸収液保有量を算出するために使用する。
硫装置出口SO2 濃度信号3と脱硫装置入口ばいじん濃
度信号6と吸収剤スラリ(補給)流量信号7と吸収塔抜
出流量信号8と酸化用空気流量信号9と吸収塔(液面)
レベル信号10と吸収塔循環ポンプ運転台数信号11
(または、吸収液循環量)と吸収液pH信号12と排ガ
ス性状演算器13にて算出したHCl 濃度14とHF濃
度15を用いて液性状演算器16により、以下の式
(3)〜(15)により、吸収液中のCaCO3 濃度1
7とCaSO3 ・1/2 H2 O濃度18とCaSO4 ・2
H2 O濃度19と不純物濃度20とCaF2 濃度21を
算出する。なお、吸収塔レベル信号は吸収塔の吸収液循
環タンク内の吸収液保有量を算出するために使用する。
【0018】 自然酸化割合=f(吸収液pH) ・・・(3) (自然酸化とは排ガス中に含まれているO2 (酸素)に
より酸化することで、その割合は図8の相関により求め
ることができる。) 自然酸化量=自然酸化割合×吸収塔循環流量/(3600(秒)×吸収液比重 (1.06)) ・・・(4) 酸化速度=酸化空気流量×酸素濃度(0.21)/3600(秒)×10-3/ 22.4×空気利用率(30)/100× mol換算(2) ・・・(5) 反応にて生成される量は下記(6)〜(10)式により
計算される。なお、下記(6)式のR1 は排ガス中のS
O2 、HF、HCl にて吸収されるCaCO3の反応量
を示しており、排ガス中のSO2 、HF、HCl 濃度に
よりCaCO3が消化されることがわかる。このため本
発明の排ガス性状演算器13にて従来測定していない排
ガス性状を前記(1)、(2)式に基づき計算すること
によりR 1 の算出が可能となる。
より酸化することで、その割合は図8の相関により求め
ることができる。) 自然酸化量=自然酸化割合×吸収塔循環流量/(3600(秒)×吸収液比重 (1.06)) ・・・(4) 酸化速度=酸化空気流量×酸素濃度(0.21)/3600(秒)×10-3/ 22.4×空気利用率(30)/100× mol換算(2) ・・・(5) 反応にて生成される量は下記(6)〜(10)式により
計算される。なお、下記(6)式のR1 は排ガス中のS
O2 、HF、HCl にて吸収されるCaCO3の反応量
を示しており、排ガス中のSO2 、HF、HCl 濃度に
よりCaCO3が消化されることがわかる。このため本
発明の排ガス性状演算器13にて従来測定していない排
ガス性状を前記(1)、(2)式に基づき計算すること
によりR 1 の算出が可能となる。
【0019】式(6)〜(10)で計算する反応量R1
〜R5 は反応により消化、生成される諸量を計算してお
り−(負)は消化される量を示している。 R1 =−(処理ガス流量×入口SO2 濃度×10-6/22.4×CaCO3 分 子量(100)×10-3×脱硫率/3600(秒)) −(処理ガス流量×(HF濃度+HCl 濃度)×10-6/22.4×C aCO3 分子量(100)/2×10-3/3600(秒)) ・・・(6) R2 =−(処理ガス流量×入口SO2 濃度×10-6/22.4×CaSO3 ・ 1/2 H2 O分子量(129)×10-3×脱硫率/3600(秒)) −(自然酸化量×CaSO3 ・1/2 H2 O分子量(129)×10-3) −(酸化速度×CaSO3 ・1/2 H2 O分子量(129)×10-3) ・・・(7) R3 =(自然酸化量×CaSO4 ・2H2 O分子量(172)×10-3) +(酸化速度×CaSO4 ・2H2 O分子量(172)×10-3) ・・・(8) R4 =処理ガス流量/3600(秒)×ばいじん濃度×10-6 ・・・(9) R5 =処理ガス流量/3600(秒)×HF濃度×10-6/22.4×F分子 量(19)/2 ・・・(10)
〜R5 は反応により消化、生成される諸量を計算してお
り−(負)は消化される量を示している。 R1 =−(処理ガス流量×入口SO2 濃度×10-6/22.4×CaCO3 分 子量(100)×10-3×脱硫率/3600(秒)) −(処理ガス流量×(HF濃度+HCl 濃度)×10-6/22.4×C aCO3 分子量(100)/2×10-3/3600(秒)) ・・・(6) R2 =−(処理ガス流量×入口SO2 濃度×10-6/22.4×CaSO3 ・ 1/2 H2 O分子量(129)×10-3×脱硫率/3600(秒)) −(自然酸化量×CaSO3 ・1/2 H2 O分子量(129)×10-3) −(酸化速度×CaSO3 ・1/2 H2 O分子量(129)×10-3) ・・・(7) R3 =(自然酸化量×CaSO4 ・2H2 O分子量(172)×10-3) +(酸化速度×CaSO4 ・2H2 O分子量(172)×10-3) ・・・(8) R4 =処理ガス流量/3600(秒)×ばいじん濃度×10-6 ・・・(9) R5 =処理ガス流量/3600(秒)×HF濃度×10-6/22.4×F分子 量(19)/2 ・・・(10)
【0020】
【数1】
【0021】ここで、 C1 :CaCO3 濃度 R1 :CaCO3 反応量 C2 :CaSO3 ・1/2 H2 O濃度 R2 :CaSO3 ・1/2 H2 O反応量 C3 :CaSO4 ・2H2 O濃度 R3 :CaSO4 ・2H2 O反応量 C4 :不純物濃度 R4 :不純物反応量 C5 :CaF2 濃度 R5 :CaF2 反応量 G:吸収塔抜出流量 Gs :吸収剤スラリ(補給)流量 t:計算周期 K1 :0.196(固形分20%の吸収剤スラリ中の石灰石分) K4 :0.004(固形分20%の吸収剤スラリ中の不純物分) V :タンク保有量(吸収塔レベル×タンク断面積) なお、式(11)〜(15)中のC1 、C2 、C3 、C
4 、C5 の前回計算値については、計算の初回は分析値
等を用いる。
4 、C5 の前回計算値については、計算の初回は分析値
等を用いる。
【0022】液性状演算器16にて算出した吸収液の上
記各液性状17から21により式(16)を用いて石膏
純度演算器22にて石膏純度23を算出し、算出した石
膏純度23を用いて石膏純度制限演算器24にて石膏純
度を規定値に維持できるCaCO3 濃度上限値25を式
(17)にて算出する。 固形物=CaCO3 濃度+CaSO3 ・1/2 H2 O濃度
+CaSO4 ・2H2 O濃度+不純物濃度+CaF2 濃
度
記各液性状17から21により式(16)を用いて石膏
純度演算器22にて石膏純度23を算出し、算出した石
膏純度23を用いて石膏純度制限演算器24にて石膏純
度を規定値に維持できるCaCO3 濃度上限値25を式
(17)にて算出する。 固形物=CaCO3 濃度+CaSO3 ・1/2 H2 O濃度
+CaSO4 ・2H2 O濃度+不純物濃度+CaF2 濃
度
【0023】
【数2】
【0024】K=CaSO3 ・1/2 H2 O濃度+CaS
O4 ・2H2 O濃度+不純物濃度+CaF2 濃度
O4 ・2H2 O濃度+不純物濃度+CaF2 濃度
【0025】
【数3】
【0026】排ガス流量信号1と脱硫装置入口SO2 濃
度信号2と脱硫装置出口SO2 濃度信号3と吸収液pH
信号12と吸収塔循環ポンプ運転台数信号13と石膏純
度制限演算器24にて算出したCaCO3 濃度上限値2
5から、それぞれ下記を最適制御演算器26にて算出す
る。 (1)出口SO2 が規定値より低い場合 循環ポンプ運転動力節減のため稼動中の複数台の循環ポ
ンプのうち1台を停止した場合の出口SO2 濃度を算出
する。図6を使って、現在の吸収塔循環流量がポンプ1
台停止した際の循環流量に減少したときの出口SO2 濃
度を求める。
度信号2と脱硫装置出口SO2 濃度信号3と吸収液pH
信号12と吸収塔循環ポンプ運転台数信号13と石膏純
度制限演算器24にて算出したCaCO3 濃度上限値2
5から、それぞれ下記を最適制御演算器26にて算出す
る。 (1)出口SO2 が規定値より低い場合 循環ポンプ運転動力節減のため稼動中の複数台の循環ポ
ンプのうち1台を停止した場合の出口SO2 濃度を算出
する。図6を使って、現在の吸収塔循環流量がポンプ1
台停止した際の循環流量に減少したときの出口SO2 濃
度を求める。
【0027】このとき出口SO2 濃度が規定値を維持で
きない場合は、図7に基づき、維持するための吸収液p
Hを算出し、このpH値にするための吸収塔へ補給する
吸収剤スラリ流量目標値をあらかじめ吸収塔について求
めておいた図9を使って算出し、これに基づき(11)
式により吸収塔下部循環タンク内吸収液中のCaCO 3
濃度を算出し、CaCO3 濃度上限値25とこのCaC
O3 濃度を比較し、CaCO3 濃度が上限値25以下、
すなわち上限値を維持できる場合は、上記吸収液pH
値、吸収剤スラリ補給流量、ポンプ運転台数をそれぞれ
目標値として、吸収液pH目標値27、吸収剤スラリ流
量目標値28、吸収塔循環ポンプ運転台数目標値29を
出力する。
きない場合は、図7に基づき、維持するための吸収液p
Hを算出し、このpH値にするための吸収塔へ補給する
吸収剤スラリ流量目標値をあらかじめ吸収塔について求
めておいた図9を使って算出し、これに基づき(11)
式により吸収塔下部循環タンク内吸収液中のCaCO 3
濃度を算出し、CaCO3 濃度上限値25とこのCaC
O3 濃度を比較し、CaCO3 濃度が上限値25以下、
すなわち上限値を維持できる場合は、上記吸収液pH
値、吸収剤スラリ補給流量、ポンプ運転台数をそれぞれ
目標値として、吸収液pH目標値27、吸収剤スラリ流
量目標値28、吸収塔循環ポンプ運転台数目標値29を
出力する。
【0028】CaCO3 濃度上限値25を維持できない
場合は、循環ポンプ運転台数を減少することなく、図7
により、出口SO2 濃度を規定値とするための吸収液p
H値を求め、前記と同様にして吸収液pH目標値27と
吸収剤スラリ流量目標値28を出力する。 (2)出口SO2 が規定値より高い場合 吸収部でのスプレイ吸収液量を増すため、追加運転循環
ポンプ1台を起動した場合の出口SO2 濃度を算出す
る。出口SO2 濃度が規定値より下がり過ぎた場合は、
出口SO2 濃度を規定値とするためのpH値を図7より
求め、これに基づき吸収剤スラリ補給流量目標値28を
求め、(11)式により吸収塔循環タンク内CaCO3
濃度を算出し、これがCaCO3 濃度上限値25を維持
できるように前記(1)と同様にして調整する(ケース
1)。
場合は、循環ポンプ運転台数を減少することなく、図7
により、出口SO2 濃度を規定値とするための吸収液p
H値を求め、前記と同様にして吸収液pH目標値27と
吸収剤スラリ流量目標値28を出力する。 (2)出口SO2 が規定値より高い場合 吸収部でのスプレイ吸収液量を増すため、追加運転循環
ポンプ1台を起動した場合の出口SO2 濃度を算出す
る。出口SO2 濃度が規定値より下がり過ぎた場合は、
出口SO2 濃度を規定値とするためのpH値を図7より
求め、これに基づき吸収剤スラリ補給流量目標値28を
求め、(11)式により吸収塔循環タンク内CaCO3
濃度を算出し、これがCaCO3 濃度上限値25を維持
できるように前記(1)と同様にして調整する(ケース
1)。
【0029】また、出口SO2 濃度差が大きくない場合
は、循環ポンプを追加起動させずに、出口SO2 濃度を
規定値とするための吸収液pH値を算出し、このpH値
とするための補給吸収剤スラリ流量と、その場合の吸収
塔タンク内吸収液中のCaCO3 濃度を求め、CaCO
3 濃度上限値25と比較し、CaCO3 濃度上限値を維
持できる場合は、そのときの吸収液pH値27、吸収剤
スラリ流量28を目標値として出力する(ケース2)。
維持できない場合は、再度前記ケース1を選択し、同様
にして吸収液pH目標値27と吸収剤スラリ流量目標値
28と吸収塔循環ポンプ運転台数目標値29を出力す
る。
は、循環ポンプを追加起動させずに、出口SO2 濃度を
規定値とするための吸収液pH値を算出し、このpH値
とするための補給吸収剤スラリ流量と、その場合の吸収
塔タンク内吸収液中のCaCO3 濃度を求め、CaCO
3 濃度上限値25と比較し、CaCO3 濃度上限値を維
持できる場合は、そのときの吸収液pH値27、吸収剤
スラリ流量28を目標値として出力する(ケース2)。
維持できない場合は、再度前記ケース1を選択し、同様
にして吸収液pH目標値27と吸収剤スラリ流量目標値
28と吸収塔循環ポンプ運転台数目標値29を出力す
る。
【0030】CaCO3 濃度を上限値に維持する場合
は、ケース1とケース2のユーティリティコストを比較
し、ユーティリティ低減効果の大きい方を選択して出力
する。これにより安定した脱硫性能を得られるとともに
ユーティリティの低減を図ることができる。なお、吸収
塔内に被処理排ガスを導入し、これに吸収液をスプレイ
するため、複数台の循環ポンプにより吸収液をスプレイ
ノズルに供給しているが、微細なスプレイ液滴を確保す
るため、吸収液循環流量の調整はポンプ運転台数の増減
により行なっている。ポンプ回転数による調節や流量制
御弁の開度による調節は、スプレイノズルへの供給圧力
が低下し、微細な液滴が確保できない。
は、ケース1とケース2のユーティリティコストを比較
し、ユーティリティ低減効果の大きい方を選択して出力
する。これにより安定した脱硫性能を得られるとともに
ユーティリティの低減を図ることができる。なお、吸収
塔内に被処理排ガスを導入し、これに吸収液をスプレイ
するため、複数台の循環ポンプにより吸収液をスプレイ
ノズルに供給しているが、微細なスプレイ液滴を確保す
るため、吸収液循環流量の調整はポンプ運転台数の増減
により行なっている。ポンプ回転数による調節や流量制
御弁の開度による調節は、スプレイノズルへの供給圧力
が低下し、微細な液滴が確保できない。
【0031】また、上記実施例においては循環ポンプの
運転台数の減少を、吸収剤補給量の調整に優先させてい
るが、これはポンプ運転に要するコストが吸収剤に要す
るコストよりも一般に割高であることによる。図2に本
発明の実施例に係わる吸収剤スラリ(補給)流量制御系
統図を示す。湿式排ガス脱硫装置は吸収塔循環ポンプ運
転台数、吸収液pHおよび石灰石スラリ流量を制御する
ことにより脱硫装置出口SO2 濃度および石膏純度等、
脱硫性能を維持することができる。本発明では、上記の
最適値を決定し、制御することで吸収塔循環ポンプ運転
消費動力および石灰石等のユーティリティの低減ができ
る。
運転台数の減少を、吸収剤補給量の調整に優先させてい
るが、これはポンプ運転に要するコストが吸収剤に要す
るコストよりも一般に割高であることによる。図2に本
発明の実施例に係わる吸収剤スラリ(補給)流量制御系
統図を示す。湿式排ガス脱硫装置は吸収塔循環ポンプ運
転台数、吸収液pHおよび石灰石スラリ流量を制御する
ことにより脱硫装置出口SO2 濃度および石膏純度等、
脱硫性能を維持することができる。本発明では、上記の
最適値を決定し、制御することで吸収塔循環ポンプ運転
消費動力および石灰石等のユーティリティの低減ができ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、ボイラ燃料の変化に伴
なう排ガス性状の変化およびボイラなど燃焼装置の負荷
変化等いかなる運転状態においてもユーティリティが低
減でき安定した脱硫装置の運転が可能である。
なう排ガス性状の変化およびボイラなど燃焼装置の負荷
変化等いかなる運転状態においてもユーティリティが低
減でき安定した脱硫装置の運転が可能である。
【図1】本発明の実施例に係わる制御系統図。
【図2】本発明の実施例に係わる吸収剤スラリ流量制御
系統図。
系統図。
【図3】従来技術の吸収剤スラリ流量制御系統図。
【図4】従来技術の吸収塔循環ポンプ制御系統図。
【図5】湿式排ガス脱硫装置の概略系統図。
【図6】吸収塔の吸収液循環流量と出口排ガスSO2 濃
度の関係図。
度の関係図。
【図7】吸収塔でスプレイする吸収液のpH値と出口排
ガスSO2 濃度の関係図。
ガスSO2 濃度の関係図。
【図8】吸収塔において排ガス中に含まれているO
2 (酸素)により吸収液スラリ中に含まれているCaC
O3 ・1/2 H2 Oが酸化される割合と吸収液pH値の関
係図。
2 (酸素)により吸収液スラリ中に含まれているCaC
O3 ・1/2 H2 Oが酸化される割合と吸収液pH値の関
係図。
【図9】吸収剤スラリ補給量と吸収塔下部タレフ内吸収
液pH値との関係を示す図。
液pH値との関係を示す図。
【符号の説明】 1…排ガス流量信号、2…入口SO2 濃度信号、3…出
口SO2 濃度信号、4…給炭量信号、5…石炭性状信
号、6…入口ばいじん濃度信号、7…吸収剤スラリ流量
信号、8…吸収塔抜出流量信号、9…酸化用空気流量信
号、10…吸収塔レベル信号、11…吸収塔循環ポンプ
運転台数信号、12…吸収液pH信号、13…排ガス性
状演算器、14…HCl 濃度、15…HF濃度、16…
液性状演算器、17…CaCO3 濃度、18…CaSO
3 ・1/2 H2 O濃度、19…CaSO4 ・2H2 O濃
度、20…不純物濃度、21…CaF2 濃度、22…石
膏純度演算器、23…石膏純度、24…石膏純度制限演
算器、25…CaCO3 濃度演算器、26…最適量演算
器、27…吸収液pH目標値、28…吸収剤スラリ(補
給)量目標値、29…吸収塔循環ポンプ運転台数(循環
流量)目標値、30…制御装置、31…最適量演算装
置、33…総SO2 量、36…吸収液pH目標値、37
…吸収剤過剰率設定値、40…過剰率補正量、42… T
otal吸収剤過剰率、44…吸収剤スラリ流量調整弁、5
1…煙道、53…吸収塔循環ポンプ、54…(補給)吸
収剤スラリ、55…吸収塔抜出ポンプ、56…石膏分離
機。
口SO2 濃度信号、4…給炭量信号、5…石炭性状信
号、6…入口ばいじん濃度信号、7…吸収剤スラリ流量
信号、8…吸収塔抜出流量信号、9…酸化用空気流量信
号、10…吸収塔レベル信号、11…吸収塔循環ポンプ
運転台数信号、12…吸収液pH信号、13…排ガス性
状演算器、14…HCl 濃度、15…HF濃度、16…
液性状演算器、17…CaCO3 濃度、18…CaSO
3 ・1/2 H2 O濃度、19…CaSO4 ・2H2 O濃
度、20…不純物濃度、21…CaF2 濃度、22…石
膏純度演算器、23…石膏純度、24…石膏純度制限演
算器、25…CaCO3 濃度演算器、26…最適量演算
器、27…吸収液pH目標値、28…吸収剤スラリ(補
給)量目標値、29…吸収塔循環ポンプ運転台数(循環
流量)目標値、30…制御装置、31…最適量演算装
置、33…総SO2 量、36…吸収液pH目標値、37
…吸収剤過剰率設定値、40…過剰率補正量、42… T
otal吸収剤過剰率、44…吸収剤スラリ流量調整弁、5
1…煙道、53…吸収塔循環ポンプ、54…(補給)吸
収剤スラリ、55…吸収塔抜出ポンプ、56…石膏分離
機。
Claims (3)
- 【請求項1】 燃焼装置からの排ガスを脱硫装置の吸収
部に導き、循環ポンプから供給される石灰石スラリ吸収
液との気液接触により排ガス中の硫黄酸化物を吸収除去
する湿式排ガス脱硫方法において、前記燃焼装置への石
炭供給量と石炭中のフッ素、塩素の各成分についての石
炭性状と排ガス流量とに基づき排ガス中のHCl 濃度、
HF濃度を算出する工程と、該算出された両濃度、排ガ
ス流量、脱硫装置の入口および出口SO2 濃度、入口ば
いじん量、脱硫装置への吸収剤スラリ補給量、脱硫装置
からの吸収液スラリの抜出量、吸収液の循環タンク内保
有量、脱硫装置で噴霧される吸収液循環流量、吸収液の
pH値に基づき吸収液中のCaCO3 、CaSO3 ・1/
2 H2 O、CaSO4 ・2H2 O、不純物の各濃度を算
出する工程と、前記工程で算出された各濃度に基づき固
形物中の石膏純度を算出する工程と、この算出された石
膏純度に基づき石膏純度を規定値に維持できるCaCO
3 濃度上限値を算出する工程と、出口SO2 濃度検出値
をあらかじめ定めた出口SO2 濃度規定値と比較し、低
いか、高いかによって吸収液循環ポンプ運転台数を1台
追加、または削減した場合の出口排ガスSO2 濃度を算
出する工程と、この算出値が規定値に収まらない場合
は、規定値に収まるように、かつ吸収液中のCaCO3
濃度が前記CaCO3 濃度上限値をこえない範囲で脱硫
装置への吸収剤スラリ補給量を調整するとともに、前記
循環ポンプの運転台数を前記増加または削減した台数に
調整する工程とを有することを特徴とする湿式排ガス脱
硫方法。 - 【請求項2】 燃焼装置からの排ガスを脱硫装置の吸収
部で、循環ポンプから供給される石灰石スラリ吸収液と
の気液接触により排ガス中の硫黄酸化物を吸収除去する
湿式排ガス脱硫装置において、前記燃焼装置への燃料供
給量と燃料中のフッ素、塩素各成分についての燃料性状
と排ガス流量に基づき排ガス中のHCl 濃度、HF濃度
を算出する排ガス性状演算器と、前記演算器で算出され
た両濃度、排ガス流量、脱硫装置入口および出口のSO
2 濃度と入口ばいじん量、脱硫装置への吸収剤スラリ補
給量、脱硫装置からの吸収液抜出量、吸収液の脱硫装置
タンク内保有量、循環ポンプ運転台数または吸収液循環
流量、吸収液のpH値に基づき吸収液中のCaCO3 、
CaSO3 ・1/2 H2 O、CaSO4 ・2H2 O、Ca
F2 の各濃度を算出する液性状演算器と、算出された上
記各濃度に基づき液内固形物中の石膏純度を算出する石
膏純度演算器と、この石膏純度に基づきこの石膏純度を
規定値に維持できるCaCO3 濃度上限値を算出する石
膏純度制限演算器と、算出された上記CaCO3 濃度上
限値、排ガス流量、脱硫装置入口、出口SO2 濃度、循
環ポンプ運転台数または吸収液循環流量、吸収液pH値
に基づき吸収液pH目標値、脱硫装置への吸収剤スラリ
補給量目標値、循環ポンプ運転台数または吸収液循環流
量の目標値を算出する最適量演算器と、上記これら目標
値に基づき脱硫装置への吸収剤スラリ補給量と、循環ポ
ンプ運転台数または吸収液循環流量を制御する手段とを
備えたことを特徴とする湿式排ガス脱硫装置。 - 【請求項3】 燃焼装置からの排ガスを脱硫装置の吸収
部に導き、循環ポンプから供給される石灰石スラリ吸収
液との気液接触により排ガス中の硫黄酸化物を吸収除去
する湿式排ガス脱硫方法において、前記燃焼装置への石
炭供給量、石炭中のフッ素と塩素の成分の割合、排ガス
流量に基づき排ガス中のHCl 濃度とHF濃度を算出す
る工程と、排ガス流量、入口SO2 濃度、出口SO2 濃
度、前記HCl 濃度、HF濃度とに基づきCaCO3 反
応量を算出する工程と、排ガス流量、入口および出口S
O2 濃度、吸収液の循環流量とpH値、吸収塔への酸化
用空気供給量とに基づきCaSO3 ・1/2 H2 O反応量
を算出する工程と、吸収液の循環流量とpH値、吸収塔
への酸化用空気の供給量とに基づきCaSO4 ・2H2
O生成量を算出する工程と、排ガス流量と排ガス入口ば
いじん濃度に基づき不純物生成量を算出する工程と、排
ガス流量と前記HF濃度に基づきCaF2生成量を算出
する工程と、循環タンク内の吸収液保有量、石灰石スラ
リ補給流量、吸収塔からの吸収液の抜出量および前記C
aCO3 反応量、CaSO3 ・1/2H2 O生成量、Ca
SO4 ・2H2 O生成量、不純物生成量、CaF2 生成
量とに基づき吸収液中のCaCO3 濃度、CaSO3 ・
1/2 H2 O濃度、CaSO4・2H2 O濃度、不純物濃
度、CaF2 濃度を算出する工程と、上記工程で算出し
た吸収液中の各濃度に基づき吸収液固形物中の石膏純度
を算出する工程と、上記石膏純度と石膏純度規定値に基
づきCaCO3 濃度上限値を算出する工程と、CaCO
3 濃度上限値、循環ポンプ運転台数、排ガス出口SO2
濃度と該濃度の規定値、吸収液pH値に基づき吸収液p
H目標値、吸収剤スラリ(補給)流量目標値、吸収塔循
環ポンプ運転台数目標値を算出する工程と、上記各目標
値に基づき吸収塔への吸収剤スラリ補給流量と吸収塔循
環ポンプとを制御することを特徴とする湿式排ガス脱硫
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7171687A JPH0919623A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 湿式排ガス脱硫方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7171687A JPH0919623A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 湿式排ガス脱硫方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0919623A true JPH0919623A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15927837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7171687A Pending JPH0919623A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 湿式排ガス脱硫方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0919623A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017002537A1 (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-05 | 富士電機株式会社 | 排ガス処理装置 |
| CN108361688A (zh) * | 2018-02-11 | 2018-08-03 | 邯郸学院 | 循环流化床锅炉炉内脱硫的控制方法、系统及终端设备 |
| CN109276990A (zh) * | 2018-09-19 | 2019-01-29 | 厦门邑通软件科技有限公司 | 一种循环泵降耗智能管理系统 |
| CN112530530A (zh) * | 2020-08-26 | 2021-03-19 | 北京国电龙源环保工程有限公司 | 一种基于Matlab软件计算石灰石浆液密度最优值算法模型的方法 |
| CN113593653A (zh) * | 2021-07-05 | 2021-11-02 | 国能龙源环保有限公司 | 一种湿法脱硫装置整体经济效益最优控制方法 |
| CN114862074A (zh) * | 2022-07-11 | 2022-08-05 | 大唐环境产业集团股份有限公司 | 一种脱硫系统浆液循环泵运行组合优化方法 |
| CN114895555A (zh) * | 2022-04-20 | 2022-08-12 | 江苏南通发电有限公司 | 一种燃煤机组炉煤全息录入环保系统优化方法 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP7171687A patent/JPH0919623A/ja active Pending
Cited By (10)
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| WO2017002537A1 (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-05 | 富士電機株式会社 | 排ガス処理装置 |
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| CN113593653A (zh) * | 2021-07-05 | 2021-11-02 | 国能龙源环保有限公司 | 一种湿法脱硫装置整体经济效益最优控制方法 |
| CN113593653B (zh) * | 2021-07-05 | 2023-10-20 | 国能龙源环保有限公司 | 一种湿法脱硫装置整体经济效益最优控制方法 |
| CN114895555A (zh) * | 2022-04-20 | 2022-08-12 | 江苏南通发电有限公司 | 一种燃煤机组炉煤全息录入环保系统优化方法 |
| CN114895555B (zh) * | 2022-04-20 | 2023-11-03 | 江苏南通发电有限公司 | 一种燃煤机组炉煤全息录入环保系统优化方法 |
| CN114862074A (zh) * | 2022-07-11 | 2022-08-05 | 大唐环境产业集团股份有限公司 | 一种脱硫系统浆液循环泵运行组合优化方法 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040930 |
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