JPH0919649A - 噴霧発生装置の吹き出し部材及びその表面処理方法 - Google Patents
噴霧発生装置の吹き出し部材及びその表面処理方法Info
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- JPH0919649A JPH0919649A JP18319296A JP18319296A JPH0919649A JP H0919649 A JPH0919649 A JP H0919649A JP 18319296 A JP18319296 A JP 18319296A JP 18319296 A JP18319296 A JP 18319296A JP H0919649 A JPH0919649 A JP H0919649A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 合成樹脂で形成される吹き出し部材の表面に
水滴が生じることを低減して均一な噴霧粒子で噴霧する
ことができるようにする。 【解決手段】 合成樹脂材で形成される吹き出し部材B
の表面に、合成樹脂素材よりも多くの親水基を形成す
る。この親水基によって吹き出し部材Bの表面に蒸気の
粒子が水滴化せずに濡れ広がらせるようにすることがで
きる。
水滴が生じることを低減して均一な噴霧粒子で噴霧する
ことができるようにする。 【解決手段】 合成樹脂材で形成される吹き出し部材B
の表面に、合成樹脂素材よりも多くの親水基を形成す
る。この親水基によって吹き出し部材Bの表面に蒸気の
粒子が水滴化せずに濡れ広がらせるようにすることがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、喉や鼻等の呼吸器
系に生じた炎症などの治療に用いられる吸入器や、洋服
地の起毛を復活させるミストを供給する噴霧器など、噴
霧発生装置の吹き出し部材及びその表面処理方法に関す
るものである。
系に生じた炎症などの治療に用いられる吸入器や、洋服
地の起毛を復活させるミストを供給する噴霧器など、噴
霧発生装置の吹き出し部材及びその表面処理方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図11及び図12は噴霧発生装置の一種
である吸入器Aを示すものであり、吸入器Aは蒸気発生
ユニット1と吸入液タンク2とを備えて形成され、蒸気
発生ユニット1から蒸気管3を通して供給される蒸気
と、吸入液タンク2から吸い上げ管4を通して吸い上げ
られる薬液等の吸入液とを混合して、カバー5の吹き出
し口6から吹き出させて吸入液を噴霧させるようにした
ものである。この吸入器Aにあって、吹き出し部材Bを
構成するカバー5の吹き出し口6や、蒸気管3の噴霧ノ
ズル7、吸い上げ管4の吸い上げノズル8などは合成樹
脂を材料として形成したものを用いるのが一般的であ
る。
である吸入器Aを示すものであり、吸入器Aは蒸気発生
ユニット1と吸入液タンク2とを備えて形成され、蒸気
発生ユニット1から蒸気管3を通して供給される蒸気
と、吸入液タンク2から吸い上げ管4を通して吸い上げ
られる薬液等の吸入液とを混合して、カバー5の吹き出
し口6から吹き出させて吸入液を噴霧させるようにした
ものである。この吸入器Aにあって、吹き出し部材Bを
構成するカバー5の吹き出し口6や、蒸気管3の噴霧ノ
ズル7、吸い上げ管4の吸い上げノズル8などは合成樹
脂を材料として形成したものを用いるのが一般的であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今日工業製品用の部品
材料として多用される汎用合成樹脂は撥水性を有するも
のが多い。従って吸入器Aの吹き出し部材Bとして表面
が撥水性を有する合成樹脂で成形したものを使用した場
合、高温の蒸気が吹き出し部材Bの表面で凝縮すると高
温の水滴として吹き出し部材Bの表面に付着することに
なる。この高温の水滴9は図13に示すように特に吹き
出し口6の噴霧カイド10の内面に発生し易い。そして
この高温の水滴9は、あるものは吸入液タンク2へと重
力作用で落下するが、あるものは噴出圧によって吹き出
し口6から湯玉となって飛散することになる。しかしこ
のように高温の水滴9が湯玉となって飛散して吸入器A
を使用する人の口中に入ると、使用者が火傷を負う危険
があって安全性に問題があり、また水滴9が飛ばされる
際に大きな音が発生するために使用者に心理的な不安を
与えるという問題もあり、さらには水滴によって不均一
な粒径になった蒸気が使用者の口中に入ることになって
使用者に不快感を及ぼすという問題もあった。加えて、
水滴9が肥大化して吹き出し口6から垂れ落ちて周囲を
汚したり、吸入器A自体が水滴9の残渣で汚されるとい
う問題もあった。
材料として多用される汎用合成樹脂は撥水性を有するも
のが多い。従って吸入器Aの吹き出し部材Bとして表面
が撥水性を有する合成樹脂で成形したものを使用した場
合、高温の蒸気が吹き出し部材Bの表面で凝縮すると高
温の水滴として吹き出し部材Bの表面に付着することに
なる。この高温の水滴9は図13に示すように特に吹き
出し口6の噴霧カイド10の内面に発生し易い。そして
この高温の水滴9は、あるものは吸入液タンク2へと重
力作用で落下するが、あるものは噴出圧によって吹き出
し口6から湯玉となって飛散することになる。しかしこ
のように高温の水滴9が湯玉となって飛散して吸入器A
を使用する人の口中に入ると、使用者が火傷を負う危険
があって安全性に問題があり、また水滴9が飛ばされる
際に大きな音が発生するために使用者に心理的な不安を
与えるという問題もあり、さらには水滴によって不均一
な粒径になった蒸気が使用者の口中に入ることになって
使用者に不快感を及ぼすという問題もあった。加えて、
水滴9が肥大化して吹き出し口6から垂れ落ちて周囲を
汚したり、吸入器A自体が水滴9の残渣で汚されるとい
う問題もあった。
【0004】上記では噴霧発生装置の一種である吸入器
Aについて説明したが、洋服地の起毛を復活させるよう
ミストを供給する噴霧器にあっても、同様にして水滴が
発生してミストの一部に水滴が混在すると、洋服地の起
毛性にばらつきが生じる等の問題が起こるものである。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、合成樹
脂で形成される吹き出し部材の表面に水滴が生じること
を低減して均一な噴霧粒子で噴霧することができる噴霧
発生装置の吹き出し部材及びその表面処理方法を提供す
ることを目的とするものである。
Aについて説明したが、洋服地の起毛を復活させるよう
ミストを供給する噴霧器にあっても、同様にして水滴が
発生してミストの一部に水滴が混在すると、洋服地の起
毛性にばらつきが生じる等の問題が起こるものである。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、合成樹
脂で形成される吹き出し部材の表面に水滴が生じること
を低減して均一な噴霧粒子で噴霧することができる噴霧
発生装置の吹き出し部材及びその表面処理方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る噴霧発生装
置の吹き出し部材は、合成樹脂材で形成され、合成樹脂
素材よりも多くの親水基が表面に形成されて成ることを
特徴とするものである。また本発明に係る噴霧発生装置
の吹き出し部材の表面処理方法は、噴霧発生装置の合成
樹脂材で形成される吹き出し部材を電離気体で処理し
て、表面に素材よりも多くの親水基を形成することを特
徴とするものであり、電離気体処理の際の電離気体中の
電気的に中性な粒子の反応で親水基が形成されるように
することができる。
置の吹き出し部材は、合成樹脂材で形成され、合成樹脂
素材よりも多くの親水基が表面に形成されて成ることを
特徴とするものである。また本発明に係る噴霧発生装置
の吹き出し部材の表面処理方法は、噴霧発生装置の合成
樹脂材で形成される吹き出し部材を電離気体で処理し
て、表面に素材よりも多くの親水基を形成することを特
徴とするものであり、電離気体処理の際の電離気体中の
電気的に中性な粒子の反応で親水基が形成されるように
することができる。
【0006】また電離気体による処理は、グロー放電
や、コロナ放電や、イオンビーム照射でおこなうことが
できる。
や、コロナ放電や、イオンビーム照射でおこなうことが
できる。
【0007】
【作用】合成樹脂材で形成される吹き出し部材の表面
に、合成樹脂素材よりも多くの親水基を形成することに
よって、蒸気が水滴化せずに濡れ広がらせるようにする
ことができ、水滴が生じることを防ぐことができる。ま
た、グロー放電や、コロナ放電や、イオンビーム照射し
て電離気体で合成樹脂の吹き出し部材の表面を処理する
ことによって、吹き出し部材の表面に親水基を形成させ
て水滴が生じない表面に処理することができる。
に、合成樹脂素材よりも多くの親水基を形成することに
よって、蒸気が水滴化せずに濡れ広がらせるようにする
ことができ、水滴が生じることを防ぐことができる。ま
た、グロー放電や、コロナ放電や、イオンビーム照射し
て電離気体で合成樹脂の吹き出し部材の表面を処理する
ことによって、吹き出し部材の表面に親水基を形成させ
て水滴が生じない表面に処理することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 (実施の形態1)本実施の形態は請求項3に対応するも
のであり、図2に示すように試料処理室29内の試料固
定台にアクリロニトリルスチレン(AS)樹脂等で成形
した吹き出し部材Bをセットし、試料処理室29内を
0.001Torr以下に減圧した。この後に試料処理
室29の上部に設けられたプラズマ発生室30にガス導
入口30aから酸素ガスを導入し、0.1Torrの一
定圧力下で放電用高周波電源31によって入力100
W、高周波13.56MHzの条件でプラズマ発生室3
0内をグロー放電させ、発生する電離気体(プラズマ)
中の電気的に中性な粒子(中性な活性種を含む)のみを
試料処理室29内に導入して、吹き出し部材Bの表面を
数秒〜数分間処理した。
する。 (実施の形態1)本実施の形態は請求項3に対応するも
のであり、図2に示すように試料処理室29内の試料固
定台にアクリロニトリルスチレン(AS)樹脂等で成形
した吹き出し部材Bをセットし、試料処理室29内を
0.001Torr以下に減圧した。この後に試料処理
室29の上部に設けられたプラズマ発生室30にガス導
入口30aから酸素ガスを導入し、0.1Torrの一
定圧力下で放電用高周波電源31によって入力100
W、高周波13.56MHzの条件でプラズマ発生室3
0内をグロー放電させ、発生する電離気体(プラズマ)
中の電気的に中性な粒子(中性な活性種を含む)のみを
試料処理室29内に導入して、吹き出し部材Bの表面を
数秒〜数分間処理した。
【0009】このように酸素ガス雰囲気下でグロー放電
処理して発生させた電離気体中の電気的に中性な粒子の
みを試料処理室29内に導入して吹き出し部材Bの表面
を処理して表面を改質した後、吹き出し部材Bの表面の
水の濡れ性の変化を表面接触角測定装置を用いて測定し
たところ、図3(a)の接触角θ1 から図3(b)の接
触各角θ2 へのように小さくなっており、水に対する著
しい濡れの向上がみられた。さらに吹き出し部材Bの表
面をX線光電子分光分析にて分析したところ、図4の炭
素原子の1s軌道から出た光電子を検出したC1sスペ
クトル図にみられるように、処理する前の吹き出し部材
B(図4に未処理サンプルとして示す)に比べて処理し
た後の吹き出し部材B(図4に処理サンプルとして示
す)では、濡れ性向上の原因の一つとなるカルボニル基
等の酸素原子を有する親水基が多く存在することが認め
られた。従って、上記の処理をおこなうことによって吹
き出し部材Bの表面に合成樹脂素材よりも多くの親水基
を形成することができ、このために水に対する濡れを著
しく向上できるものと考えられる。また電気的に中性の
粒子は加速されることがないのでエネルギーが大きくな
ることがなく、表面に形状変化を与えることなく親水基
を形成することができるものであり、このような電離気
体中の電気的に中性な粒子のみで処理をした吹き出し部
材Bの表面を走査電子顕微鏡で見たところ、未処理の吹
き出し部材Bと殆ど変化はなく、表面にダメージ等が発
生することなく処理されていることが観察された。
処理して発生させた電離気体中の電気的に中性な粒子の
みを試料処理室29内に導入して吹き出し部材Bの表面
を処理して表面を改質した後、吹き出し部材Bの表面の
水の濡れ性の変化を表面接触角測定装置を用いて測定し
たところ、図3(a)の接触角θ1 から図3(b)の接
触各角θ2 へのように小さくなっており、水に対する著
しい濡れの向上がみられた。さらに吹き出し部材Bの表
面をX線光電子分光分析にて分析したところ、図4の炭
素原子の1s軌道から出た光電子を検出したC1sスペ
クトル図にみられるように、処理する前の吹き出し部材
B(図4に未処理サンプルとして示す)に比べて処理し
た後の吹き出し部材B(図4に処理サンプルとして示
す)では、濡れ性向上の原因の一つとなるカルボニル基
等の酸素原子を有する親水基が多く存在することが認め
られた。従って、上記の処理をおこなうことによって吹
き出し部材Bの表面に合成樹脂素材よりも多くの親水基
を形成することができ、このために水に対する濡れを著
しく向上できるものと考えられる。また電気的に中性の
粒子は加速されることがないのでエネルギーが大きくな
ることがなく、表面に形状変化を与えることなく親水基
を形成することができるものであり、このような電離気
体中の電気的に中性な粒子のみで処理をした吹き出し部
材Bの表面を走査電子顕微鏡で見たところ、未処理の吹
き出し部材Bと殆ど変化はなく、表面にダメージ等が発
生することなく処理されていることが観察された。
【0010】吹き出し部材Bとしてカバー5の吹き出し
口6を用いるにあたって、この吹き出し口6を上記のよ
うにグロー放電による電離気体で処理し、これを吸入器
Aに装着して蒸気を発生させたところ、噴射される蒸気
は図1に符号15で示すように吹き出し口6の噴霧ガイ
ド10の表面に水滴化せずに濡れ広がり、水滴の飛散や
水滴による汚れの発生が皆無であった。また吹き出し部
材Bとして蒸気発生ユニット1や吸入液タンク2を用い
て同様にして成形したところ、水に対する著しい濡れ性
の向上がみられ、水滴残渣による表面の汚れを防止する
ことができた。さらに、変性ポリフェニレンオキサイド
樹脂(PPO)で形成される噴霧ノズル7は蒸気の通路
が極めて細い管状であるために表面コーティングして濡
れ性の向上を図ることは不可能であるが、同様にしてグ
ロー放電処理による電離気体で処理したところ、細い通
路内も表面処理できるために水に対する著しい濡れ性の
向上がみられた。
口6を用いるにあたって、この吹き出し口6を上記のよ
うにグロー放電による電離気体で処理し、これを吸入器
Aに装着して蒸気を発生させたところ、噴射される蒸気
は図1に符号15で示すように吹き出し口6の噴霧ガイ
ド10の表面に水滴化せずに濡れ広がり、水滴の飛散や
水滴による汚れの発生が皆無であった。また吹き出し部
材Bとして蒸気発生ユニット1や吸入液タンク2を用い
て同様にして成形したところ、水に対する著しい濡れ性
の向上がみられ、水滴残渣による表面の汚れを防止する
ことができた。さらに、変性ポリフェニレンオキサイド
樹脂(PPO)で形成される噴霧ノズル7は蒸気の通路
が極めて細い管状であるために表面コーティングして濡
れ性の向上を図ることは不可能であるが、同様にしてグ
ロー放電処理による電離気体で処理したところ、細い通
路内も表面処理できるために水に対する著しい濡れ性の
向上がみられた。
【0011】(実施の形態2)本実施の形態は請求項4
及び請求項5に対応するものであり、図5に示すように
反応器12内にアクリロニトリルスチレン樹脂などの樹
脂成形品で形成された吹き出し部材Bを入れて電極13
a,13b間にセットし、反応器12内を0.01To
rrに減圧した。この後に反応器12内にガス導入口1
4から酸素ガスを導入した。このように酸素ガス雰囲気
にして0.1Torrの一定圧力下で入力100W、高
周波13.56MHzの条件でグロー放電させ、発生す
る電離気体(プラズマ)で吹き出し部材Bの表面を数秒
〜数分間処理した。
及び請求項5に対応するものであり、図5に示すように
反応器12内にアクリロニトリルスチレン樹脂などの樹
脂成形品で形成された吹き出し部材Bを入れて電極13
a,13b間にセットし、反応器12内を0.01To
rrに減圧した。この後に反応器12内にガス導入口1
4から酸素ガスを導入した。このように酸素ガス雰囲気
にして0.1Torrの一定圧力下で入力100W、高
周波13.56MHzの条件でグロー放電させ、発生す
る電離気体(プラズマ)で吹き出し部材Bの表面を数秒
〜数分間処理した。
【0012】このように酸素ガス雰囲気下でグロー放電
処理して電離気体で吹き出し部材Bの表面を処理するこ
とによって表面を改質した後、吹き出し部材Bの表面の
水の濡れ性の変化を表面接触角測定装置を用いて測定し
たところ、接触角は前記図3の場合と同様に小さくなっ
ており、水に対する濡れの著しい向上がみられた。また
このようにグロー放電処理した後の吹き出し部材Bの表
面を走査電子顕微鏡で見たところ、グロー放電処理によ
る電離気体の作用で極微小な凹条溝27aによる極微小
凹凸条27が図6のように生成されていることが観察さ
れた。さらに吹き出し部材Bの表面をX線光電子分光分
析による分析をしたところ、上記実施の形態1の場合と
同様に濡れ性向上の原因の一つとなるカルボニル基等の
酸素原子を有する親水基が処理をする前よりも表面に多
く存在することが認められた。このように極微小凹凸条
27の生成や親水基の存在によって水に対して濡れを著
しく向上させることができるものと考えられる。
処理して電離気体で吹き出し部材Bの表面を処理するこ
とによって表面を改質した後、吹き出し部材Bの表面の
水の濡れ性の変化を表面接触角測定装置を用いて測定し
たところ、接触角は前記図3の場合と同様に小さくなっ
ており、水に対する濡れの著しい向上がみられた。また
このようにグロー放電処理した後の吹き出し部材Bの表
面を走査電子顕微鏡で見たところ、グロー放電処理によ
る電離気体の作用で極微小な凹条溝27aによる極微小
凹凸条27が図6のように生成されていることが観察さ
れた。さらに吹き出し部材Bの表面をX線光電子分光分
析による分析をしたところ、上記実施の形態1の場合と
同様に濡れ性向上の原因の一つとなるカルボニル基等の
酸素原子を有する親水基が処理をする前よりも表面に多
く存在することが認められた。このように極微小凹凸条
27の生成や親水基の存在によって水に対して濡れを著
しく向上させることができるものと考えられる。
【0013】吹き出し部材Bとしてカバー5の吹き出し
口6を用いるにあたって、この吹き出し口6を上記のよ
うにグロー放電処理による電離気体で処理し、これを吸
入器Aに装着して蒸気を発生させたところ、実施の形態
1の場合と同様に噴射される蒸気は吹き出し口6の噴霧
ガイド10の表面に水滴化せずに濡れ広がり、水滴の飛
散や水滴による汚れの発生が皆無になった。また吹き出
し部材Bとして蒸気発生ユニット1や吸入液タンク2を
用いて同様にしてグロー放電処理による電離気体で処理
したところ、水に対する著しい濡れ性の向上がみられ、
水滴残渣による表面の汚れを防止することができた。さ
らに蒸気管3や吸い上げ管4を同様にしてグロー放電処
理による電離気体で処理したところ、水に対する著しい
濡れ性の向上がみられ、管の途中に発生する水滴によっ
て液輸送の妨げを防止することができ、効率良く蒸気を
発生させることができた。また、変性ポリフェニレンオ
キサイド樹脂(PPO)で形成される噴霧ノズル7は蒸
気の通路が極めて細い管状であるために表面コーティン
グして濡れ性の向上を図ることは不可能であるが、同様
にしてグロー放電処理による電離気体で処理したとこ
ろ、細い通路内も表面処理できるために水に対する著し
い濡れ性の向上がみられた。
口6を用いるにあたって、この吹き出し口6を上記のよ
うにグロー放電処理による電離気体で処理し、これを吸
入器Aに装着して蒸気を発生させたところ、実施の形態
1の場合と同様に噴射される蒸気は吹き出し口6の噴霧
ガイド10の表面に水滴化せずに濡れ広がり、水滴の飛
散や水滴による汚れの発生が皆無になった。また吹き出
し部材Bとして蒸気発生ユニット1や吸入液タンク2を
用いて同様にしてグロー放電処理による電離気体で処理
したところ、水に対する著しい濡れ性の向上がみられ、
水滴残渣による表面の汚れを防止することができた。さ
らに蒸気管3や吸い上げ管4を同様にしてグロー放電処
理による電離気体で処理したところ、水に対する著しい
濡れ性の向上がみられ、管の途中に発生する水滴によっ
て液輸送の妨げを防止することができ、効率良く蒸気を
発生させることができた。また、変性ポリフェニレンオ
キサイド樹脂(PPO)で形成される噴霧ノズル7は蒸
気の通路が極めて細い管状であるために表面コーティン
グして濡れ性の向上を図ることは不可能であるが、同様
にしてグロー放電処理による電離気体で処理したとこ
ろ、細い通路内も表面処理できるために水に対する著し
い濡れ性の向上がみられた。
【0014】(実施の形態3)本実施の形態は、上記実
施の形態2のように酸素ガス雰囲気中でグロー放電して
電離気体(プラズマ)で吹き出し部材Bの表面を処理す
るにあたって、図7に示すように吹き出し部材Bの先端
に電離気体よりもマイナスの電位を可変に持たせるよう
に可変バイアス電源32に接続した電極33を設け、1
00Vの負の電圧を電極33に印加し、電離気体空間中
の正電荷を持った粒子の吹き出し部材Bに衝突させるエ
ネルギーを変化させるようにしたものである。この実施
の形態にあっても、実施の形態2と同様の効果を得るこ
とができると共に、可変バイアス電圧によりグロー放電
処理による電離気体処理の効果を吹き出し部材Bの部位
によって変えることが可能になり、特に水に対する濡れ
性を向上させたい吹き出し部材Bの先端部分の効率的な
処理が可能となった。
施の形態2のように酸素ガス雰囲気中でグロー放電して
電離気体(プラズマ)で吹き出し部材Bの表面を処理す
るにあたって、図7に示すように吹き出し部材Bの先端
に電離気体よりもマイナスの電位を可変に持たせるよう
に可変バイアス電源32に接続した電極33を設け、1
00Vの負の電圧を電極33に印加し、電離気体空間中
の正電荷を持った粒子の吹き出し部材Bに衝突させるエ
ネルギーを変化させるようにしたものである。この実施
の形態にあっても、実施の形態2と同様の効果を得るこ
とができると共に、可変バイアス電圧によりグロー放電
処理による電離気体処理の効果を吹き出し部材Bの部位
によって変えることが可能になり、特に水に対する濡れ
性を向上させたい吹き出し部材Bの先端部分の効率的な
処理が可能となった。
【0015】(実施の形態4)本実施の形態は、実施の
形態2のようにグロー放電処理して電離気体で吹き出し
部材Bの表面を処理するにあたって、反応器12内にア
ルゴンガスを導入して、入力200W、高周波13.5
6MHzの条件でグロー放電をおこない、吹き出し部材
Bの表面の付着した有機汚染物を物理的衝撃効果で除去
した後、続いて酸素ガスを反応器12に導入して、実施
の形態2と同様にしてグロー放電処理するようにしたも
のである。この実施の形態でも上記実施の形態2と同様
の効果を得ることができると共に、吹き出し部材Bの表
面を清浄にすることができる。
形態2のようにグロー放電処理して電離気体で吹き出し
部材Bの表面を処理するにあたって、反応器12内にア
ルゴンガスを導入して、入力200W、高周波13.5
6MHzの条件でグロー放電をおこない、吹き出し部材
Bの表面の付着した有機汚染物を物理的衝撃効果で除去
した後、続いて酸素ガスを反応器12に導入して、実施
の形態2と同様にしてグロー放電処理するようにしたも
のである。この実施の形態でも上記実施の形態2と同様
の効果を得ることができると共に、吹き出し部材Bの表
面を清浄にすることができる。
【0016】(実施の形態5)本実施の形態は請求項6
に対応するものであり、図8に示すように下の電極16
aの上に誘電体17を配置し、誘電体17上にアクリロ
ニトリルスチレン樹脂等で成形した吹き出し部材Bがセ
ットしてある。上の電極16bは吹き出し口6等で形成
される吹き出し部材Bの凹形状に沿った形に形成して吹
き出し部材B内に差し込むようにしてある。そして大気
圧下で数秒〜数分間、入力500Wの条件でコロナ放電
させ、発生する電離気体(プラズマ)で吹き出し部材B
の表面を数秒〜数分間処理する。
に対応するものであり、図8に示すように下の電極16
aの上に誘電体17を配置し、誘電体17上にアクリロ
ニトリルスチレン樹脂等で成形した吹き出し部材Bがセ
ットしてある。上の電極16bは吹き出し口6等で形成
される吹き出し部材Bの凹形状に沿った形に形成して吹
き出し部材B内に差し込むようにしてある。そして大気
圧下で数秒〜数分間、入力500Wの条件でコロナ放電
させ、発生する電離気体(プラズマ)で吹き出し部材B
の表面を数秒〜数分間処理する。
【0017】このようにコロナ放電処理して電離気体で
吹き出し部材Bの表面を処理することによって表面を改
質した後、吹き出し部材Bの表面の水の濡れ性の変化を
表面接触角測定装置を用いて測定したところ、接触角は
図3の場合と同様に小さくなっており、水に対する濡れ
の著しい向上がみられた。またこのようにコロナ放電処
理した後の吹き出し部材Bの表面を走査電子顕微鏡で見
たところ、コロナ放電処理による電離気体の作用で極微
小な凹条溝27aによる極微小凹凸条27が生成されて
いることが観察された。さらに吹き出し部材Bの表面を
X線光電子分光分析による分析をしたところ、上記実施
の形態1の場合と同様に濡れ性向上の原因の一つとなる
カルボニル基等の酸素原子を有する親水基が処理をする
前よりも表面に多く存在することが認められた。
吹き出し部材Bの表面を処理することによって表面を改
質した後、吹き出し部材Bの表面の水の濡れ性の変化を
表面接触角測定装置を用いて測定したところ、接触角は
図3の場合と同様に小さくなっており、水に対する濡れ
の著しい向上がみられた。またこのようにコロナ放電処
理した後の吹き出し部材Bの表面を走査電子顕微鏡で見
たところ、コロナ放電処理による電離気体の作用で極微
小な凹条溝27aによる極微小凹凸条27が生成されて
いることが観察された。さらに吹き出し部材Bの表面を
X線光電子分光分析による分析をしたところ、上記実施
の形態1の場合と同様に濡れ性向上の原因の一つとなる
カルボニル基等の酸素原子を有する親水基が処理をする
前よりも表面に多く存在することが認められた。
【0018】吹き出し部材Bとしてカバー5の吹き出し
口6を用いて上記のコロナ放電処理による電離気体で処
理し、これを吸入器Aに装着して蒸気を発生させたとこ
ろ、実施の形態1と同様に噴射される蒸気は吹き出し口
6の噴霧ガイド10の表面に水滴化せずに濡れ広がり、
水滴の飛散や水滴による汚れの発生が皆無であった。ま
た吹き出し部材Bとして蒸気発生ユニット1や吸入液タ
ンク2を用いて同様にしてコロナ放電処理による電離気
体で処理したところ、水に対する著しい濡れ性の向上が
みられ、水滴残渣による表面の汚れを防止することがで
きた。
口6を用いて上記のコロナ放電処理による電離気体で処
理し、これを吸入器Aに装着して蒸気を発生させたとこ
ろ、実施の形態1と同様に噴射される蒸気は吹き出し口
6の噴霧ガイド10の表面に水滴化せずに濡れ広がり、
水滴の飛散や水滴による汚れの発生が皆無であった。ま
た吹き出し部材Bとして蒸気発生ユニット1や吸入液タ
ンク2を用いて同様にしてコロナ放電処理による電離気
体で処理したところ、水に対する著しい濡れ性の向上が
みられ、水滴残渣による表面の汚れを防止することがで
きた。
【0019】(実施の形態6)本実施の形態は請求項7
に対応するものであり、図9に示すように真空容器18
内の試料固定台にアクリロニトリルスチレン樹脂等で成
形した吹き出し部材Bをセットし、真空容器18内を1
×10-3Torr以下に減圧し、真空容器18に設けた
カウフマン型イオン銃19にて加速電圧400V、加速
電流80mAの条件で真上から酸素イオンビームを数秒
〜数分間吹き出し部材Bの表面に照射し、酸素イオンビ
ームの照射によって発生する電離気体を作用させた。
に対応するものであり、図9に示すように真空容器18
内の試料固定台にアクリロニトリルスチレン樹脂等で成
形した吹き出し部材Bをセットし、真空容器18内を1
×10-3Torr以下に減圧し、真空容器18に設けた
カウフマン型イオン銃19にて加速電圧400V、加速
電流80mAの条件で真上から酸素イオンビームを数秒
〜数分間吹き出し部材Bの表面に照射し、酸素イオンビ
ームの照射によって発生する電離気体を作用させた。
【0020】このようにイオンビーム照射による電離気
体で吹き出し部材Bの表面を処理することによって表面
を改質した後、吹き出し部材Bの表面の水の濡れ性の変
化を表面接触角測定装置を用いて測定したところ、接触
角は図3の場合と同様に小さくなっており、水に対する
濡れの著しい向上がみられた。またこのようにイオンビ
ーム照射した後の吹き出し部材Bの表面を走査電子顕微
鏡で見たところ、イオンビーム照射による電離気体の作
用で極微小な凹条溝27aによる極微小凹凸条27が生
成されていることが観察された。さらに吹き出し部材B
の表面をX線光電子分光分析による分析をしたところ、
上記実施の形態1の場合と同様に濡れ性向上の原因の一
つとなるカルボニル基等の酸素原子を有する親水基が処
理をする前よりも表面に多く存在することが認められ
た。
体で吹き出し部材Bの表面を処理することによって表面
を改質した後、吹き出し部材Bの表面の水の濡れ性の変
化を表面接触角測定装置を用いて測定したところ、接触
角は図3の場合と同様に小さくなっており、水に対する
濡れの著しい向上がみられた。またこのようにイオンビ
ーム照射した後の吹き出し部材Bの表面を走査電子顕微
鏡で見たところ、イオンビーム照射による電離気体の作
用で極微小な凹条溝27aによる極微小凹凸条27が生
成されていることが観察された。さらに吹き出し部材B
の表面をX線光電子分光分析による分析をしたところ、
上記実施の形態1の場合と同様に濡れ性向上の原因の一
つとなるカルボニル基等の酸素原子を有する親水基が処
理をする前よりも表面に多く存在することが認められ
た。
【0021】吹き出し部材Bとしてカバー5の吹き出し
口6を用いて上記のイオンビーム照射をおこない、これ
を吸入器Aに装着して蒸気を発生させたところ、実施の
形態1と同様に噴射される蒸気は吹き出し口6の噴霧ガ
イド10の表面に水滴化せずに濡れ広がり、水滴の飛散
や水滴による汚れの発生は皆無であった。また吹き出し
部材Bとして蒸気発生ユニット1や吸入液タンク2を用
いて同様にしてイオンビーム照射による電離気体で処理
したところ、水に対する著しい濡れ性の向上がみられ、
水滴残渣による表面の汚れを防止することができた。
口6を用いて上記のイオンビーム照射をおこない、これ
を吸入器Aに装着して蒸気を発生させたところ、実施の
形態1と同様に噴射される蒸気は吹き出し口6の噴霧ガ
イド10の表面に水滴化せずに濡れ広がり、水滴の飛散
や水滴による汚れの発生は皆無であった。また吹き出し
部材Bとして蒸気発生ユニット1や吸入液タンク2を用
いて同様にしてイオンビーム照射による電離気体で処理
したところ、水に対する著しい濡れ性の向上がみられ、
水滴残渣による表面の汚れを防止することができた。
【0022】(実施の形態7)本実施の形態は、実施の
形態6のようにイオンビーム照射するにあたって、吹き
出し部材Bに図10のようにマスク21をして、吹き出
し部材Bの蒸気やミストが通過する通路となる内面のみ
にイオンビームが照射され、吹き出し部材Bの外面には
イオンビームが照射されないようにしたものである。吹
き出し部材Bとしてカバー5の吹き出し口6を用いてこ
のイオンビーム照射をおこない、これを吸入器Aに装着
して蒸気を発生させたところ、吹き出し口6の内面のみ
が水滴化せずに濡れ広がり、上記各実施の形態と同様の
効果が得られ、また外面はイオンビーム照射がされてい
ないために水切れが良く、水濡れによる使用者の不快感
がなくなった。
形態6のようにイオンビーム照射するにあたって、吹き
出し部材Bに図10のようにマスク21をして、吹き出
し部材Bの蒸気やミストが通過する通路となる内面のみ
にイオンビームが照射され、吹き出し部材Bの外面には
イオンビームが照射されないようにしたものである。吹
き出し部材Bとしてカバー5の吹き出し口6を用いてこ
のイオンビーム照射をおこない、これを吸入器Aに装着
して蒸気を発生させたところ、吹き出し口6の内面のみ
が水滴化せずに濡れ広がり、上記各実施の形態と同様の
効果が得られ、また外面はイオンビーム照射がされてい
ないために水切れが良く、水濡れによる使用者の不快感
がなくなった。
【0023】(実施の形態8)本実施の形態は、実施の
形態6のようにイオンビーム照射して電離気体で吹き出
し部材Bの表面を処理するにあたって、真空容器18内
に吹き出し部材Bをセットして加速電圧1kV、加速電
流160mAの条件でアルゴンイオンビームを照射して
表面に付着した有機汚染物を除去した後、実施の形態6
と同じ条件で酸素イオンビームを照射して処理するよう
にしたものである。この実施の形態でも上記実施の形態
6と同様の効果を得ることができると共に、吹き出し部
材Bの表面をアルゴンイオンビームの物理的衝撃効果に
よって清浄にすることができる。
形態6のようにイオンビーム照射して電離気体で吹き出
し部材Bの表面を処理するにあたって、真空容器18内
に吹き出し部材Bをセットして加速電圧1kV、加速電
流160mAの条件でアルゴンイオンビームを照射して
表面に付着した有機汚染物を除去した後、実施の形態6
と同じ条件で酸素イオンビームを照射して処理するよう
にしたものである。この実施の形態でも上記実施の形態
6と同様の効果を得ることができると共に、吹き出し部
材Bの表面をアルゴンイオンビームの物理的衝撃効果に
よって清浄にすることができる。
【0024】
【発明の効果】上記のように本発明は、合成樹脂材で形
成される吹き出し部材の表面に親水基を形成したので、
蒸気の粒子が水滴化せずに濡れ広がらせるようにするこ
とができるものであり、水滴が生じることを防いで均一
な粒子を噴霧することができるものである。
成される吹き出し部材の表面に親水基を形成したので、
蒸気の粒子が水滴化せずに濡れ広がらせるようにするこ
とができるものであり、水滴が生じることを防いで均一
な粒子を噴霧することができるものである。
【0025】またグロー放電や、コロナ放電や、イオン
ビーム照射して電離気体で合成樹脂の吹き出し部材の表
面を処理するようにしたので、吹き出し部材の表面に親
水基を形成させて水滴が生じない表面に処理することが
できるものであり、しかも表面に異なる材料を成膜する
ような必要なく表面処理をおこなうことができるもので
あって、膜の剥離による表面改質効果の寿命低下や、剥
離した膜が吸入器の場合に使用者の口中に入ったりする
というような問題はないものである。
ビーム照射して電離気体で合成樹脂の吹き出し部材の表
面を処理するようにしたので、吹き出し部材の表面に親
水基を形成させて水滴が生じない表面に処理することが
できるものであり、しかも表面に異なる材料を成膜する
ような必要なく表面処理をおこなうことができるもので
あって、膜の剥離による表面改質効果の寿命低下や、剥
離した膜が吸入器の場合に使用者の口中に入ったりする
というような問題はないものである。
【0026】また電離気体中の電気的に中性な粒子の反
応で親水基を形成するようにすれば、電気的に中性の粒
子は加速されることがなくエネルギーが大きくなること
もなく、吹き出し部材の表面に形状変化を与えることな
く親水基を形成することができるものである。
応で親水基を形成するようにすれば、電気的に中性の粒
子は加速されることがなくエネルギーが大きくなること
もなく、吹き出し部材の表面に形状変化を与えることな
く親水基を形成することができるものである。
【図1】本発明によって処理された噴霧発生装置の吹き
出し部材の断面図である。
出し部材の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1の概略断面図である。
【図3】水滴の接触角の状態を示すものであり、
(a),(b)はそれぞれ拡大した断面図である。
(a),(b)はそれぞれ拡大した断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1におけるX線光電子分光
分析のC1sスペクトル図である。
分析のC1sスペクトル図である。
【図5】本発明の実施の形態2の概略図である。
【図6】吹き出し部材の表面の一部を拡大した斜視図で
ある。
ある。
【図7】本発明の実施の形態3の概略図である。
【図8】本発明の実施の形態5の概略図である。
【図9】本発明の実施の形態6の概略図である。
【図10】本発明の実施の形態7の概略図である。
【図11】吸入器の断面図である。
【図12】吸入器の分解斜視図である。
【図13】従来例の断面図である。
B 吹き出し部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡里 義衛 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 合成樹脂材で形成され、合成樹脂素材よ
りも多くの親水基が表面に形成されて成ることを特徴と
する噴霧発生装置の吹き出し部材。 - 【請求項2】 噴霧発生装置の合成樹脂材で形成される
吹き出し部材を電離気体で処理して、表面に素材よりも
多くの親水基を形成することを特徴とする噴霧発生装置
の吹き出し部材の表面処理方法。 - 【請求項3】 表面の親水基が電離気体処理の際の電離
気体中の電気的に中性な粒子の反応で形成されるように
したことを特徴とする請求項2に記載の噴霧発生装置の
吹き出し部材の表面処理方法。 - 【請求項4】 電離気体による処理がグロー放電処理で
あることを特徴とする請求項2に記載の噴霧発生装置の
吹き出し部材の表面処理方法。 - 【請求項5】 酸素ガス雰囲気中でグロー放電による処
理をおこなうことを特徴とする請求項4に記載の噴霧発
生装置の吹き出し部材の表面処理方法。 - 【請求項6】 電離気体による処理がコロナ放電処理で
あることを特徴とする請求項2に記載の噴霧発生装置の
吹き出し部材の表面処理方法。 - 【請求項7】 電離気体による処理がイオンビーム照射
処理であることを特徴とする請求項2に記載の噴霧発生
装置の吹き出し部材の表面処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18319296A JPH0919649A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 噴霧発生装置の吹き出し部材及びその表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18319296A JPH0919649A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 噴霧発生装置の吹き出し部材及びその表面処理方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4028619A Division JP2907408B2 (ja) | 1991-11-26 | 1992-02-15 | 噴霧発生装置の吹き出し部材の表面処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0919649A true JPH0919649A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=16131392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18319296A Pending JPH0919649A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 噴霧発生装置の吹き出し部材及びその表面処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0919649A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013520267A (ja) * | 2010-02-26 | 2013-06-06 | ポータル メディカル リミテッド | 薬剤ディスペンサー装置の製造方法 |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP18319296A patent/JPH0919649A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013520267A (ja) * | 2010-02-26 | 2013-06-06 | ポータル メディカル リミテッド | 薬剤ディスペンサー装置の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981222 |