JPH09196685A - 角速度センサ - Google Patents
角速度センサInfo
- Publication number
- JPH09196685A JPH09196685A JP8024674A JP2467496A JPH09196685A JP H09196685 A JPH09196685 A JP H09196685A JP 8024674 A JP8024674 A JP 8024674A JP 2467496 A JP2467496 A JP 2467496A JP H09196685 A JPH09196685 A JP H09196685A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric element
- angular velocity
- vibrating body
- velocity sensor
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Gyroscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2軸の角速度の検出ができる小型軽量で検出
感度、検出精度ともに高い角速度センサを得る。 【解決手段】 板状の振動体、および該振動体の片面若
しくは両面に圧電素子を貼付し、該圧電素子には少なく
とも励振用電極と検出用電極を形成し、重錘体を設け、
ノード部を支持する支持部材を有し、該圧電素子の外形
を振動体の外形より小さくする。
感度、検出精度ともに高い角速度センサを得る。 【解決手段】 板状の振動体、および該振動体の片面若
しくは両面に圧電素子を貼付し、該圧電素子には少なく
とも励振用電極と検出用電極を形成し、重錘体を設け、
ノード部を支持する支持部材を有し、該圧電素子の外形
を振動体の外形より小さくする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電振動型角速度セ
ンサに関するものである。
ンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】姿勢制御、位置制御が可能な角速度セン
サは、ビデオカメラの手ぶれ防止や、自動車のナビゲー
ションに使うことを目的に小型化、高性能化の開発が行
われている。角速度センサにもいろいろあるが、サイズ
やコストの面では圧電振動型の角速度センサが有利であ
り、音叉型、音片型(四角柱)、円柱型、三角柱型等が
製品化されている。
サは、ビデオカメラの手ぶれ防止や、自動車のナビゲー
ションに使うことを目的に小型化、高性能化の開発が行
われている。角速度センサにもいろいろあるが、サイズ
やコストの面では圧電振動型の角速度センサが有利であ
り、音叉型、音片型(四角柱)、円柱型、三角柱型等が
製品化されている。
【0003】図1は音片型圧電振動角速度センサを説明
するための構造図である。圧電振動型角速度センサの原
理は、振動している振動子の中心軸(Z軸)回りに、回
転角速度(ω0)が加わると、もとの振動方向(X軸)
に対し、直角方向(Y軸)に回転角速度に比例したコリ
オリ力(Fc)が生じる力学現象を利用したもので、駆
動用圧電セラミックスを用いてX軸に振動を与え、Y軸
に設けた検出用圧電セラミックスによってコリオリ力を
電圧として検出するものである。コリオリ力は一般に次
式により求められる。 Fc=2m×v×ω0 mは質
量、vは速度 、ω0は角速度である。
するための構造図である。圧電振動型角速度センサの原
理は、振動している振動子の中心軸(Z軸)回りに、回
転角速度(ω0)が加わると、もとの振動方向(X軸)
に対し、直角方向(Y軸)に回転角速度に比例したコリ
オリ力(Fc)が生じる力学現象を利用したもので、駆
動用圧電セラミックスを用いてX軸に振動を与え、Y軸
に設けた検出用圧電セラミックスによってコリオリ力を
電圧として検出するものである。コリオリ力は一般に次
式により求められる。 Fc=2m×v×ω0 mは質
量、vは速度 、ω0は角速度である。
【0004】振動周波数が同じであればX軸の振幅が大
きいほどY軸変位は大きく、検出電圧(感度)を高める
にはX軸の振幅が大きく、Y軸の検出効率を高めた共振
型振動角速度センサが有利である。音片型振動角速度セ
ンサは共振型であり、感度は高くできるが、駆動辺と検
出辺の振動姿勢を崩さず、共振周波数を正確に調整する
ことが難しく、しかも駆動辺と検出辺の共振特性の不一
致やズレによる顕著な特性変化や高機械的品質係数(Q
m)がゆえに応答速度が遅いなど問題も多い。
きいほどY軸変位は大きく、検出電圧(感度)を高める
にはX軸の振幅が大きく、Y軸の検出効率を高めた共振
型振動角速度センサが有利である。音片型振動角速度セ
ンサは共振型であり、感度は高くできるが、駆動辺と検
出辺の振動姿勢を崩さず、共振周波数を正確に調整する
ことが難しく、しかも駆動辺と検出辺の共振特性の不一
致やズレによる顕著な特性変化や高機械的品質係数(Q
m)がゆえに応答速度が遅いなど問題も多い。
【0005】一つの角速度センサーで2軸回りの角速度
を検出できるものが望まれていた。(以下、2軸回りの
角速度を検出できる角速度センサを2軸角速度センサと
呼ぶ。)この要望に応えるものとして、振動体の表面に
圧電素子(以下、圧電効果を示す材料を総称して圧電素
子という。)を貼付して角速度により圧電素子が変形す
ることで変化する電荷の量を測定して角速度を検出する
センサが開発された。図2はその角速度センサを斜め上
から見た分解斜視図である。図3は同じ角速度センサを
斜め下から見た分解斜視図である。振動体1の上面に
は、下面に電極6を設け上面に4つの励振電極を兼ねる
検出電極5を設けた圧電素子2が貼付されている。振動
体1の下面には、上面に電極7を設け下面に帰還電極8
を設けた圧電素子3が貼付されている。帰還電極8の下
面には重錘体9が貼付されセンサ部が構成されている。
センサ部は円筒状支持部材10によりベンディング振動
のノード部を固定されている。
を検出できるものが望まれていた。(以下、2軸回りの
角速度を検出できる角速度センサを2軸角速度センサと
呼ぶ。)この要望に応えるものとして、振動体の表面に
圧電素子(以下、圧電効果を示す材料を総称して圧電素
子という。)を貼付して角速度により圧電素子が変形す
ることで変化する電荷の量を測定して角速度を検出する
センサが開発された。図2はその角速度センサを斜め上
から見た分解斜視図である。図3は同じ角速度センサを
斜め下から見た分解斜視図である。振動体1の上面に
は、下面に電極6を設け上面に4つの励振電極を兼ねる
検出電極5を設けた圧電素子2が貼付されている。振動
体1の下面には、上面に電極7を設け下面に帰還電極8
を設けた圧電素子3が貼付されている。帰還電極8の下
面には重錘体9が貼付されセンサ部が構成されている。
センサ部は円筒状支持部材10によりベンディング振動
のノード部を固定されている。
【0006】電極6と振動体1は電気的に接続されて接
着されているので、振動体1と励振電極を兼ねる検出電
極5に交流をかけると圧電素子2が振動し振動体1も一
緒に振動する。4つの励振用電極を兼ねる検出電極5は
円筒状支持部材10の内径より内側に設けてある。円筒
状支持部材10は図の如く2ヵ所をL字型をしたワイヤ
ー11で固定し、ワイヤー11の他端を基板に固定する
ものである。
着されているので、振動体1と励振電極を兼ねる検出電
極5に交流をかけると圧電素子2が振動し振動体1も一
緒に振動する。4つの励振用電極を兼ねる検出電極5は
円筒状支持部材10の内径より内側に設けてある。円筒
状支持部材10は図の如く2ヵ所をL字型をしたワイヤ
ー11で固定し、ワイヤー11の他端を基板に固定する
ものである。
【0007】角速度センサに角速度が作用するとコリオ
リ力により重錘体9が移動することでセンサ部が変形し
検出電極5に電荷が発生する。4つの検出電極5に発生
する電荷の量により角速度の方向と強さが検出できる。
リ力により重錘体9が移動することでセンサ部が変形し
検出電極5に電荷が発生する。4つの検出電極5に発生
する電荷の量により角速度の方向と強さが検出できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】共振型角速度センサの
場合、検出感度を上げるためには、駆動(励振)モード
と検出モードの振動周波数を、たとえば重錘体にレーザ
光を照射しトリミングする方法で近くするとよい。その
前提として、機械的品質係数(Qm)はある程度高く設
定する必要がある。機械的品質係数(Qm)が高すぎる
と応答速度が遅くなるという問題もあるが、ある程度高
い場合は振動姿態が安定し検出感度は上がる。逆に、機
械的品質係数(Qm)が低ければ駆動モードはもちろ
ん、検出モードにおいても共振の強さが小さくなり、圧
電素子に十分な変形を与えることができない。従って、
検出電極より得られる発生電荷が少なくなり、検出感度
は低下することになる。また振動体、圧電素子単体で比
較をすると、振動体の方が機械的品質係数(Qm)が高
いため、圧電素子は振動体より小さい方がセンサ部とし
ての機械的品質係数(Qm)が上がる。
場合、検出感度を上げるためには、駆動(励振)モード
と検出モードの振動周波数を、たとえば重錘体にレーザ
光を照射しトリミングする方法で近くするとよい。その
前提として、機械的品質係数(Qm)はある程度高く設
定する必要がある。機械的品質係数(Qm)が高すぎる
と応答速度が遅くなるという問題もあるが、ある程度高
い場合は振動姿態が安定し検出感度は上がる。逆に、機
械的品質係数(Qm)が低ければ駆動モードはもちろ
ん、検出モードにおいても共振の強さが小さくなり、圧
電素子に十分な変形を与えることができない。従って、
検出電極より得られる発生電荷が少なくなり、検出感度
は低下することになる。また振動体、圧電素子単体で比
較をすると、振動体の方が機械的品質係数(Qm)が高
いため、圧電素子は振動体より小さい方がセンサ部とし
ての機械的品質係数(Qm)が上がる。
【0009】検出精度を上げるためには振動姿態を安定
化させるとともに、励振周波数を安定化させるとよい。
特に温度変化に対して振動体、圧電素子の弾性率が変化
し(温度変化に対する弾性率変化の比率を、弾性率の温
度係数という)、励振周波数が不安定になりやすい。安
定化させるためには、振動体と圧電素子を合わせた弾性
率の温度係数を0に近づければよい。一般的に圧電素子
(PZT)の弾性率の温度係数はマイナスである。この
ため振動体にエリンバ材のような恒弾性金属材料を使用
し、熱処理により弾性率の温度係数をプラスに設定し
て、振動体と圧電素子を組み合わせた弾性率の温度係数
を0に近づけている。しかしながら振動体と圧電素子は
接着剤で接着されているため、振動体と圧電素子の弾性
率の温度係数を設定しても、接着剤の介在により励振周
波数が不安定になりやすい。できるだけ接着剤の占める
部分は小さいことが望ましい。
化させるとともに、励振周波数を安定化させるとよい。
特に温度変化に対して振動体、圧電素子の弾性率が変化
し(温度変化に対する弾性率変化の比率を、弾性率の温
度係数という)、励振周波数が不安定になりやすい。安
定化させるためには、振動体と圧電素子を合わせた弾性
率の温度係数を0に近づければよい。一般的に圧電素子
(PZT)の弾性率の温度係数はマイナスである。この
ため振動体にエリンバ材のような恒弾性金属材料を使用
し、熱処理により弾性率の温度係数をプラスに設定し
て、振動体と圧電素子を組み合わせた弾性率の温度係数
を0に近づけている。しかしながら振動体と圧電素子は
接着剤で接着されているため、振動体と圧電素子の弾性
率の温度係数を設定しても、接着剤の介在により励振周
波数が不安定になりやすい。できるだけ接着剤の占める
部分は小さいことが望ましい。
【0010】振動体と圧電素子の接着層は圧電素子の貼
付面全体にわたり均一になっていることが望ましい。た
とえば接着層にボイド(接着が回り込まないで空間が生
じている部分)が存在すると、励振周波数が不安定とな
る。また検出時には変形により生じる応力分布が不均一
となるため発生電荷も不均一となり角速度センサ個体間
のバラツキが大きくなる。そのためには接着剤を塗布し
て圧電素子全面を加圧しながら硬化させる。塗布量は接
着剤が圧電素子より少しはみ出す程度である。ところが
振動体の外周よりはみ出して接着剤が硬化した場合は、
組立において都合が悪い。センサ部は振動体あるいは圧
電素子の外形を基準にして組み立てられるため、はみ出
した接着剤により各部材間の相互位置関係を所定の位置
に決めることができない。組立精度が悪いと工程内にお
ける調整時間が増え、性能面、製造コスト面ともに不利
になる。さらにコスト面において部品単価を下げるため
に、各部材は加工しやすい形状が望ましい。
付面全体にわたり均一になっていることが望ましい。た
とえば接着層にボイド(接着が回り込まないで空間が生
じている部分)が存在すると、励振周波数が不安定とな
る。また検出時には変形により生じる応力分布が不均一
となるため発生電荷も不均一となり角速度センサ個体間
のバラツキが大きくなる。そのためには接着剤を塗布し
て圧電素子全面を加圧しながら硬化させる。塗布量は接
着剤が圧電素子より少しはみ出す程度である。ところが
振動体の外周よりはみ出して接着剤が硬化した場合は、
組立において都合が悪い。センサ部は振動体あるいは圧
電素子の外形を基準にして組み立てられるため、はみ出
した接着剤により各部材間の相互位置関係を所定の位置
に決めることができない。組立精度が悪いと工程内にお
ける調整時間が増え、性能面、製造コスト面ともに不利
になる。さらにコスト面において部品単価を下げるため
に、各部材は加工しやすい形状が望ましい。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の角速度セ
ンサの課題を解決するためのものであり、小型、軽量で
検出感度、検出精度の高い角速度センサを提供する。
ンサの課題を解決するためのものであり、小型、軽量で
検出感度、検出精度の高い角速度センサを提供する。
【0012】板状の振動体、および該振動体の片面若し
くは両面に板状の圧電素子を貼付し、該圧電素子には少
なくとも励振用電極と検出用電極を形成し、重錘体を設
け、ノード部を支持部材で支持する。支持部材は円筒形
状が好ましい。円筒形状の加工は簡単であり、安価に製
造できる。前記圧電素子の外形は前記振動体の外形より
小さく、かつ、前記圧電素子は前記振動体の外周からは
み出さないように貼付する。好ましくは圧電素子をベン
ディング振動のノード部より内側に貼付する。前記振動
体はベンディングしやすくなり、前記圧電素子と前記振
動体との間に介在する接着剤の量(面積)が少なくなる
ため、温度変化に対する励振周波数の変化が小さくなり
励振周波数が安定し検出精度が向上する。また振動体よ
り接着剤がはみ出さず、組立精度が向上する。
くは両面に板状の圧電素子を貼付し、該圧電素子には少
なくとも励振用電極と検出用電極を形成し、重錘体を設
け、ノード部を支持部材で支持する。支持部材は円筒形
状が好ましい。円筒形状の加工は簡単であり、安価に製
造できる。前記圧電素子の外形は前記振動体の外形より
小さく、かつ、前記圧電素子は前記振動体の外周からは
み出さないように貼付する。好ましくは圧電素子をベン
ディング振動のノード部より内側に貼付する。前記振動
体はベンディングしやすくなり、前記圧電素子と前記振
動体との間に介在する接着剤の量(面積)が少なくなる
ため、温度変化に対する励振周波数の変化が小さくなり
励振周波数が安定し検出精度が向上する。また振動体よ
り接着剤がはみ出さず、組立精度が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を図面に基き詳細に説明す
る。図4は本発明の実施例で一部断面をとった上面図で
ある。図5は本発明の実施例で断面図である。円板状の
振動体21の上面には、下面に電極26を設け上面に4
つの励振電極を兼ねる検出電極25を設けた円板状の圧
電素子22が圧電素子22の面上中心と振動体21の面
上中心とが一致するように貼付されている。振動体21
の下面には、上面に電極27を設け下面に帰還電極28
を設けた円板状の圧電素子23が圧電素子23の面上中
心と振動体21の面上中心が一致するように貼付されて
いる。帰還電極28の下面には重錘体29が、重錘体2
9の中心軸が圧電素子23の面上中心を通るように貼付
されセンサ部が構成されている。円筒状支持部材30
は、前記センサ部のベンディング振動のノード部24上
に固定される。円筒支持部材は部分的であってもノード
部を支持していればよい。変形例として図6に示すよう
な開口部に凹部を設けたものであっても良い。圧電素子
22、圧電素子23の直径はノード部24の直径より小
さくなるように設定されている。このため、はみ出した
接着剤33は振動体21の外周部分までは到らない。
る。図4は本発明の実施例で一部断面をとった上面図で
ある。図5は本発明の実施例で断面図である。円板状の
振動体21の上面には、下面に電極26を設け上面に4
つの励振電極を兼ねる検出電極25を設けた円板状の圧
電素子22が圧電素子22の面上中心と振動体21の面
上中心とが一致するように貼付されている。振動体21
の下面には、上面に電極27を設け下面に帰還電極28
を設けた円板状の圧電素子23が圧電素子23の面上中
心と振動体21の面上中心が一致するように貼付されて
いる。帰還電極28の下面には重錘体29が、重錘体2
9の中心軸が圧電素子23の面上中心を通るように貼付
されセンサ部が構成されている。円筒状支持部材30
は、前記センサ部のベンディング振動のノード部24上
に固定される。円筒支持部材は部分的であってもノード
部を支持していればよい。変形例として図6に示すよう
な開口部に凹部を設けたものであっても良い。圧電素子
22、圧電素子23の直径はノード部24の直径より小
さくなるように設定されている。このため、はみ出した
接着剤33は振動体21の外周部分までは到らない。
【0014】電極26と振動体21は電気的に接続され
て接着されているので、振動体と励振電極を兼ねる検出
電極25に交流をかけると圧電素子22が振動し振動体
21も一緒に振動する。円筒状支持部材30は2ヵ所を
ワイヤー31で固定し、ワイヤーの他端を基板32に固
定するものである。
て接着されているので、振動体と励振電極を兼ねる検出
電極25に交流をかけると圧電素子22が振動し振動体
21も一緒に振動する。円筒状支持部材30は2ヵ所を
ワイヤー31で固定し、ワイヤーの他端を基板32に固
定するものである。
【0015】角速度センサに角速度が作用するとコリオ
リ力により重錘体29が移動することでセンサ部が変形
し検出電極に電荷が発生する。4つの検出電極25に発
生する電荷の量により角速度の方向と強さが検出でき
る。実施例は圧電素子2枚を用いた例であるが、電極配
置を工夫することで1枚であってもかまわない。むしろ
接着剤の介在している部分が少ないので温度変化に対し
ては、圧電素子1枚の方が有利である。
リ力により重錘体29が移動することでセンサ部が変形
し検出電極に電荷が発生する。4つの検出電極25に発
生する電荷の量により角速度の方向と強さが検出でき
る。実施例は圧電素子2枚を用いた例であるが、電極配
置を工夫することで1枚であってもかまわない。むしろ
接着剤の介在している部分が少ないので温度変化に対し
ては、圧電素子1枚の方が有利である。
【0016】振動体21は恒弾性材料としてエリンバ材
を用い、圧電素子22、23はPZTを用いた。振動体
21と圧電素子22、23はエポキシ系の接着剤を用い
て接着した。圧電素子22、23の平面上に蒸着により
Ag−Cr、あるいはNi−Cr等の合金の薄膜にて電
極を形成した。電極形成は、スパッタ、スクリーン印刷
などの方法を用いても、もちろんかまわない。重錘体2
9はSUS303を、円筒支持部材30はバネ性のある
金属材料(たとえばリン青銅)、ワイヤー31はタング
ステンを用いた。材質は所定の機能を満たすものであれ
ば、これに限定されるものではない。また組立における
固定方法 は接着、溶接等でよい。
を用い、圧電素子22、23はPZTを用いた。振動体
21と圧電素子22、23はエポキシ系の接着剤を用い
て接着した。圧電素子22、23の平面上に蒸着により
Ag−Cr、あるいはNi−Cr等の合金の薄膜にて電
極を形成した。電極形成は、スパッタ、スクリーン印刷
などの方法を用いても、もちろんかまわない。重錘体2
9はSUS303を、円筒支持部材30はバネ性のある
金属材料(たとえばリン青銅)、ワイヤー31はタング
ステンを用いた。材質は所定の機能を満たすものであれ
ば、これに限定されるものではない。また組立における
固定方法 は接着、溶接等でよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は前記のような構成にすることで
次のような効果が生じる。 1 圧電素子の外形を振動体の外形より小さくすること
で、機械的品質係数(Qm)が上がり、検出感度が高く
なる。 2 圧電素子の外形を振動体の外形より小さくすること
で、温度変化に対して励振周波数が安定し、検出精度が
高くなる。 3 圧電素子の外形を振動体の外形より小さくすること
で、圧電素子を振動体に貼付する際、接着剤が振動体よ
りはみ出さず、振動体の外形を基準として精度よく組立
ができる。 4 圧電素子を小さくでき製品自体の重量を小さくでき
る。 5 圧電素子を小さくでき部品コストが下がる。 6 円筒支持部材としたことで部品加工が容易となり、
製造コストが下がる。
次のような効果が生じる。 1 圧電素子の外形を振動体の外形より小さくすること
で、機械的品質係数(Qm)が上がり、検出感度が高く
なる。 2 圧電素子の外形を振動体の外形より小さくすること
で、温度変化に対して励振周波数が安定し、検出精度が
高くなる。 3 圧電素子の外形を振動体の外形より小さくすること
で、圧電素子を振動体に貼付する際、接着剤が振動体よ
りはみ出さず、振動体の外形を基準として精度よく組立
ができる。 4 圧電素子を小さくでき製品自体の重量を小さくでき
る。 5 圧電素子を小さくでき部品コストが下がる。 6 円筒支持部材としたことで部品加工が容易となり、
製造コストが下がる。
【図1】音片型圧電振動角速度センサを説明するための
構造図。
構造図。
【図2】本発明に係る角速度センサの従来例を斜め上か
ら見た分解斜視図。
ら見た分解斜視図。
【図3】本発明に係る角速度センサを従来例を斜め下か
ら見た分解斜視図。
ら見た分解斜視図。
【図4】本発明に係る角速度センサの実施例で一部断面
をとった上面図。
をとった上面図。
【図5】本発明に係る角速度センサの実施例で断面図。
【図6】本発明に係る角速度センサの変形例で斜め上か
ら見た斜視図。
ら見た斜視図。
1 振動体 2 圧電素子 3 圧電素子 5 励振電極を兼ねる検出電極 6 電極 7 電極 8 帰還電極 9 重錘体 10 円筒状支持部材 11 ワイヤ 21 振動体 22 圧電素子 23 圧電素子 24 ノード部 25 励振電極を兼ねる検出電極 26 電極 27 電極 28 帰還電極 29 重錘体 30 円筒状支持部材 31 ワイヤ 32 基板 33 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 並木 智雄 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4107番 地5 ミヨタ株式会社内 (72)発明者 畠山 稔 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4107番 地5 ミヨタ株式会社内 (72)発明者 重田 利靖 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4107番 地5 ミヨタ株式会社内 (72)発明者 奥野 正敏 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4107番 地5 ミヨタ株式会社内 (72)発明者 岡田 和廣 埼玉県上尾市菅谷4丁目73番地
Claims (3)
- 【請求項1】 板状の振動体、および該振動体の片面若
しくは両面に板状の圧電素子を貼付し、該圧電素子には
少なくとも励振用電極と検出用電極を形成し、重錘体を
設け、ノード部を支持する支持部材を有する角速度セン
サにおいて、該圧電素子の外形は該振動体の外形より小
さく、かつ、該圧電素子は該振動体の外周からはみ出さ
ないように貼付されることを特徴とする角速度センサ。 - 【請求項2】 支持部材は円筒形状であることを特徴と
する請求項1記載の角速度センサ。 - 【請求項3】 板状の圧電素子はセンサ部のベンディン
グ振動のノード部の内側に貼付されることを特徴とする
請求項1、または請求項2記載の角速度センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8024674A JPH09196685A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 角速度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8024674A JPH09196685A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 角速度センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09196685A true JPH09196685A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=12144694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8024674A Pending JPH09196685A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 角速度センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09196685A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008281586A (ja) * | 2008-08-29 | 2008-11-20 | Seiko Epson Corp | 振動子の支持機構及び振動子ユニット |
-
1996
- 1996-01-18 JP JP8024674A patent/JPH09196685A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008281586A (ja) * | 2008-08-29 | 2008-11-20 | Seiko Epson Corp | 振動子の支持機構及び振動子ユニット |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5912528A (en) | Vibrating gyroscope | |
| JPH09196685A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH09166445A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH10300477A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH0989569A (ja) | 振動ジャイロ | |
| JPH08247770A (ja) | 振動ジャイロ | |
| JPH0968543A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH10160481A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH10148533A (ja) | 角速度センサの駆動回路及び角速度センサ | |
| JPH09287956A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH10160480A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH09113281A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH09325033A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH08201067A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH08327653A (ja) | 加速度センサ | |
| JPH08178667A (ja) | 半導体角速度センサ | |
| JPH08327369A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH08327370A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH08304078A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH02228518A (ja) | 振動子の支持構造 | |
| JPH09222434A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH1068626A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH08271265A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH05209753A (ja) | 振動型レートジャイロセンサ | |
| JP3293486B2 (ja) | 振動ジャイロ |