JPH09197221A - 光ファイバ圧送用ユニット及びその製法 - Google Patents
光ファイバ圧送用ユニット及びその製法Info
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- JPH09197221A JPH09197221A JP8009608A JP960896A JPH09197221A JP H09197221 A JPH09197221 A JP H09197221A JP 8009608 A JP8009608 A JP 8009608A JP 960896 A JP960896 A JP 960896A JP H09197221 A JPH09197221 A JP H09197221A
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- Japan
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- optical fiber
- coating layer
- feeding unit
- curable resin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポーラスな構造を有して、圧送特性に優れた
光ファイバ圧送用ユニットおよび生産性、経済性に優れ
た製法を提供すること。 【解決手段】 複数本の光ファイバ素線を被覆層で一体
化してなる光ファイバ圧送用ユニットであって、最外被
覆層が気泡を含む紫外線硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂で
構成されいいるとともに、気泡の体積比率が、最外被覆
層中、10%以上である、光ファイバ圧送用ユニットで
ある。最外被覆層の厚みが、100〜500μmである
ことが好ましい。硬化性樹脂液を機械的に攪拌して、硬
化性樹脂液中に泡を含ませ、該泡を含む硬化性樹脂液を
塗布することにより、最外被覆層を形成させる製法であ
る。
光ファイバ圧送用ユニットおよび生産性、経済性に優れ
た製法を提供すること。 【解決手段】 複数本の光ファイバ素線を被覆層で一体
化してなる光ファイバ圧送用ユニットであって、最外被
覆層が気泡を含む紫外線硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂で
構成されいいるとともに、気泡の体積比率が、最外被覆
層中、10%以上である、光ファイバ圧送用ユニットで
ある。最外被覆層の厚みが、100〜500μmである
ことが好ましい。硬化性樹脂液を機械的に攪拌して、硬
化性樹脂液中に泡を含ませ、該泡を含む硬化性樹脂液を
塗布することにより、最外被覆層を形成させる製法であ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバを圧送
によりパイプ内に通線する方法に用いられる光ファイバ
圧送用ユニット及びその製法に関するものである。
によりパイプ内に通線する方法に用いられる光ファイバ
圧送用ユニット及びその製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に、光ファイバ圧送用ユニットの圧
送の説明図を示す。従来より光ファイバを布設する方法
として、予め、内部に中空のパイプ11を有するケーブ
ルを布設しておき、必要に応じてこのパイプ11内に光
ファイバを通線する方法が行われている。また光ファイ
バは、これを取扱い易くするために、数心ずつまとめた
構造の光ファイバ圧送用ユニット12として用いられて
いる。そして、この光ファイバ圧送用ユニット12をパ
イプ11内に通線して布設する1つの方法として、図2
に示すように、パイプ11内を加圧して一方向の空気流
を生じさせ、この空気流によって光ファイバ圧送用ユニ
ット12を圧送する方法が行われている。また、このよ
うな光ファイバ圧送用ユニット12の圧送方法は光ファ
イバの布設だけでなく、補修の際にも用いることができ
るものである。
送の説明図を示す。従来より光ファイバを布設する方法
として、予め、内部に中空のパイプ11を有するケーブ
ルを布設しておき、必要に応じてこのパイプ11内に光
ファイバを通線する方法が行われている。また光ファイ
バは、これを取扱い易くするために、数心ずつまとめた
構造の光ファイバ圧送用ユニット12として用いられて
いる。そして、この光ファイバ圧送用ユニット12をパ
イプ11内に通線して布設する1つの方法として、図2
に示すように、パイプ11内を加圧して一方向の空気流
を生じさせ、この空気流によって光ファイバ圧送用ユニ
ット12を圧送する方法が行われている。また、このよ
うな光ファイバ圧送用ユニット12の圧送方法は光ファ
イバの布設だけでなく、補修の際にも用いることができ
るものである。
【0003】光ファイバ圧送用ユニット12は、複数本
の光ファイバ素線を被覆層にて一体化したものである。
該被覆層の最外被覆層は、光ファイバ圧送用ユニット1
2の軽量化を図るとともに、パイプ内壁との摩擦力の低
減或いは空気流による推進力を大きくする等を考慮し
て、ポーラス(多孔性の)構造であって、一般に、発泡
ポリエチレンを用いて形成されている。
の光ファイバ素線を被覆層にて一体化したものである。
該被覆層の最外被覆層は、光ファイバ圧送用ユニット1
2の軽量化を図るとともに、パイプ内壁との摩擦力の低
減或いは空気流による推進力を大きくする等を考慮し
て、ポーラス(多孔性の)構造であって、一般に、発泡
ポリエチレンを用いて形成されている。
【0004】一方、光ファイバが圧送されるパイプ(以
下、圧送用パイプという)11は一般に外径8mm、内径
6mmのパイプが用いられている。このものは一般にポリ
エチレンを用いて形成され、好ましくは高密度ポリエチ
レンが用いられている。また、安全上、パイプに大きな
内圧がかかるのを避けるため、圧送のために行う圧送用
パイプ11内の加圧は、好ましくは10kg/cm2以下に
設定される。
下、圧送用パイプという)11は一般に外径8mm、内径
6mmのパイプが用いられている。このものは一般にポリ
エチレンを用いて形成され、好ましくは高密度ポリエチ
レンが用いられている。また、安全上、パイプに大きな
内圧がかかるのを避けるため、圧送のために行う圧送用
パイプ11内の加圧は、好ましくは10kg/cm2以下に
設定される。
【0005】このような光ファイバの圧送において、光
ファイバ圧送用ユニット12に作用する推進力は圧送用
パイプ11内の空気の流量、光ファイバ圧送用ユニット
12の重量、その表面積に比例することが知られてい
る。則ち、光ファイバ圧送用ユニット12が軽量であ
り、その表面積が大きいほど、光ファイバ圧送用ユニッ
ト12を圧送し易い。
ファイバ圧送用ユニット12に作用する推進力は圧送用
パイプ11内の空気の流量、光ファイバ圧送用ユニット
12の重量、その表面積に比例することが知られてい
る。則ち、光ファイバ圧送用ユニット12が軽量であ
り、その表面積が大きいほど、光ファイバ圧送用ユニッ
ト12を圧送し易い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発泡ポ
リエチレンなどの発泡性の熱可塑性樹脂を用いて、最外
被覆層をポーラスにする方法の場合、被覆速度が遅く生
産性が低い上に、熱可塑性樹脂用の押出機のような大型
設備を必要として経済性に劣る欠点があった。
リエチレンなどの発泡性の熱可塑性樹脂を用いて、最外
被覆層をポーラスにする方法の場合、被覆速度が遅く生
産性が低い上に、熱可塑性樹脂用の押出機のような大型
設備を必要として経済性に劣る欠点があった。
【0007】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、ポーラスな構造を有して、圧送特性に優れた光ファ
イバ圧送用ユニットおよび生産性、経済性に優れた製法
を提供することを課題とする。
で、ポーラスな構造を有して、圧送特性に優れた光ファ
イバ圧送用ユニットおよび生産性、経済性に優れた製法
を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバ圧送
用ユニットは、複数本の光ファイバ素線を被覆層で一体
化してなる光ファイバ圧送用ユニットであって、最外被
覆層が気泡を含む紫外線硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂で
構成されいいるとともに、気泡の体積比率が10%以上
であることを特徴とする。
用ユニットは、複数本の光ファイバ素線を被覆層で一体
化してなる光ファイバ圧送用ユニットであって、最外被
覆層が気泡を含む紫外線硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂で
構成されいいるとともに、気泡の体積比率が10%以上
であることを特徴とする。
【0009】前記の最外被覆層の厚みは、100〜50
0μmであることが好ましい。
0μmであることが好ましい。
【0010】本発明の光ファイバ圧送用ユニットの製法
は、複数本の光ファイバ素線を被覆層で一体化してなる
光ファイバ圧送用ユニットの製法であって、硬化性樹脂
液を機械的に攪拌して、硬化性樹脂液中に泡を含ませ、
該泡を含む硬化性樹脂液を塗布することにより、前記被
覆層の最外被覆層を形成させることを特徴とする。
は、複数本の光ファイバ素線を被覆層で一体化してなる
光ファイバ圧送用ユニットの製法であって、硬化性樹脂
液を機械的に攪拌して、硬化性樹脂液中に泡を含ませ、
該泡を含む硬化性樹脂液を塗布することにより、前記被
覆層の最外被覆層を形成させることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の光ファイバ圧送
用ユニットの例を示す断面図である。図1に示すよう
に、本発明の光ファイバ圧送用ユニット12は、複数本
の光ファイバ素線13を被覆層14、15で一体化して
なる光ファイバ圧送用ユニットであって、最外被覆層1
5が気泡15aを含む紫外線硬化性樹脂等の光硬化性樹
脂又は気泡15aを含む熱硬化性樹脂で構成されいいる
とともに、気泡15aの最外被覆層15における体積比
率が10%以上であるものである。
用ユニットの例を示す断面図である。図1に示すよう
に、本発明の光ファイバ圧送用ユニット12は、複数本
の光ファイバ素線13を被覆層14、15で一体化して
なる光ファイバ圧送用ユニットであって、最外被覆層1
5が気泡15aを含む紫外線硬化性樹脂等の光硬化性樹
脂又は気泡15aを含む熱硬化性樹脂で構成されいいる
とともに、気泡15aの最外被覆層15における体積比
率が10%以上であるものである。
【0012】紫外線硬化性樹脂とは、紫外線により重合
された重合体であり、熱硬化性樹脂樹脂とは、熱により
重合された重合体であって、いずれも化学的に架橋され
て、網目構造を有している重合体である。このような硬
化性樹脂は、2以上の官能基を有する多官能性モノマー
を含む硬化性樹脂液を、重合することにより得られる。
官能基とは、不飽和基等である。多官能性モノマーの例
は、エステルアクリレート、ウレタンアクリレート、エ
ポキシアクリレート等であって、これらはエチレン性の
不飽和基を2以上有している。
された重合体であり、熱硬化性樹脂樹脂とは、熱により
重合された重合体であって、いずれも化学的に架橋され
て、網目構造を有している重合体である。このような硬
化性樹脂は、2以上の官能基を有する多官能性モノマー
を含む硬化性樹脂液を、重合することにより得られる。
官能基とは、不飽和基等である。多官能性モノマーの例
は、エステルアクリレート、ウレタンアクリレート、エ
ポキシアクリレート等であって、これらはエチレン性の
不飽和基を2以上有している。
【0013】気泡15aの体積比率は、10%以上、好
ましくは、10%〜60%、更に好ましくは、20〜5
0%である。このように多量な気泡15aが含まれる
と、軽量であるとともに、光ファイバ圧送用ユニット1
2の表面に凹凸15bが多数存在して表面が粗となり、
該ユニット12の表面積が大きくなる。従って、圧送用
空気による推進力が大となるので、光ファイバ圧送用ユ
ニット12を圧送し易い。光ファイバ圧送用ユニット1
2の表面は、表面粗さRa(μm)で、20〜50μm
であることが好ましい。なお、表面粗さRa(μm)と
は、JIS B0601 に規定されている、中心線平
均粗さRa(μm)である。
ましくは、10%〜60%、更に好ましくは、20〜5
0%である。このように多量な気泡15aが含まれる
と、軽量であるとともに、光ファイバ圧送用ユニット1
2の表面に凹凸15bが多数存在して表面が粗となり、
該ユニット12の表面積が大きくなる。従って、圧送用
空気による推進力が大となるので、光ファイバ圧送用ユ
ニット12を圧送し易い。光ファイバ圧送用ユニット1
2の表面は、表面粗さRa(μm)で、20〜50μm
であることが好ましい。なお、表面粗さRa(μm)と
は、JIS B0601 に規定されている、中心線平
均粗さRa(μm)である。
【0014】最外被覆層15の好ましい厚みは、100
〜500μmである。このように厚みが薄いと、塗布さ
れた硬化性樹脂液の硬化に要する時間が極めて短かいの
で、塗布された硬化性樹脂液中の泡が消失しない。
〜500μmである。このように厚みが薄いと、塗布さ
れた硬化性樹脂液の硬化に要する時間が極めて短かいの
で、塗布された硬化性樹脂液中の泡が消失しない。
【0015】一次被覆層14は、ポリアミド樹脂、或い
は紫外線硬化性樹脂により構成できが、紫外線硬化性樹
脂が好ましい。本発明において光ファイバ圧送用ユニッ
ト12の構造は特に限定されず、必要に応じて、一次被
覆層14の他に、二次被覆層、三次被覆層…を更に形成
してもよい。
は紫外線硬化性樹脂により構成できが、紫外線硬化性樹
脂が好ましい。本発明において光ファイバ圧送用ユニッ
ト12の構造は特に限定されず、必要に応じて、一次被
覆層14の他に、二次被覆層、三次被覆層…を更に形成
してもよい。
【0016】図3は、本発明の光ファイバ圧送用ユニッ
トの製法の例を示す説明図である。図3に示すように、
本発明の、光ファイバ圧送用ユニットの製法は、複数本
の光ファイバ素線13を被覆層14、15で一体化して
なる光ファイバ圧送用ユニットの製法であって、硬化性
樹脂液19を機械的に攪拌して、硬化性樹脂液19中に
泡20を含ませ、該泡20を含む硬化性樹脂液19を塗
布することにより、前記被覆層の最外被覆層15を形成
させる方法である。
トの製法の例を示す説明図である。図3に示すように、
本発明の、光ファイバ圧送用ユニットの製法は、複数本
の光ファイバ素線13を被覆層14、15で一体化して
なる光ファイバ圧送用ユニットの製法であって、硬化性
樹脂液19を機械的に攪拌して、硬化性樹脂液19中に
泡20を含ませ、該泡20を含む硬化性樹脂液19を塗
布することにより、前記被覆層の最外被覆層15を形成
させる方法である。
【0017】このような光ファイバ圧送用ユニット12
は、例えば、以下のようにして製造することができる。
まず、従来と同様の手法にて複数本の光ファイバ素線1
3を一次被覆層14で一体化した一次被覆線材12’を
準備する。次いで、一次被覆線材12’の外周に最外被
覆層15となる被覆層を次のようにして形成する。
は、例えば、以下のようにして製造することができる。
まず、従来と同様の手法にて複数本の光ファイバ素線1
3を一次被覆層14で一体化した一次被覆線材12’を
準備する。次いで、一次被覆線材12’の外周に最外被
覆層15となる被覆層を次のようにして形成する。
【0018】図3に示すように、紫外線硬化性又は熱硬
化性の硬化性樹脂液19を攪拌棒などにより激しく機械
的に攪拌して、硬化性樹脂液19中に空気などの泡を含
ませる。硬化性樹脂液の粘度が、25〜50゜Cの温度
範囲で、1000〜10000センチポイズ(cps)
であると、硬化性樹脂液19中に空気などの泡を含ませ
易く、且つ一次被覆線材12’の外周に塗布し易く、ま
た、塗布した硬化性樹脂液中の泡が消失しにくい。
化性の硬化性樹脂液19を攪拌棒などにより激しく機械
的に攪拌して、硬化性樹脂液19中に空気などの泡を含
ませる。硬化性樹脂液の粘度が、25〜50゜Cの温度
範囲で、1000〜10000センチポイズ(cps)
であると、硬化性樹脂液19中に空気などの泡を含ませ
易く、且つ一次被覆線材12’の外周に塗布し易く、ま
た、塗布した硬化性樹脂液中の泡が消失しにくい。
【0019】硬化性樹脂液19を機械的に絶えず攪拌し
ながら、一次被覆線材12’の外周に、泡を含む硬化性
樹脂液19を塗布することができる。しかしながら、硬
化性樹脂液19を機械的に絶えず攪拌することは必ずし
も必要ではない。硬化性樹脂液19の粘度が、25〜5
0゜Cで、1000〜10000センチポイズであれ
ば、泡を一度発生させた後に攪拌を停止しても、硬化性
樹脂液19を塗布して数千mの光ファイバ圧送用ユニッ
ト12を製造できる。
ながら、一次被覆線材12’の外周に、泡を含む硬化性
樹脂液19を塗布することができる。しかしながら、硬
化性樹脂液19を機械的に絶えず攪拌することは必ずし
も必要ではない。硬化性樹脂液19の粘度が、25〜5
0゜Cで、1000〜10000センチポイズであれ
ば、泡を一度発生させた後に攪拌を停止しても、硬化性
樹脂液19を塗布して数千mの光ファイバ圧送用ユニッ
ト12を製造できる。
【0020】次いで、泡を含む硬化性樹脂液19を、コ
ーティング用ダイス21に供給して、走行してきた一次
被覆線材12’の外周に、該ダイス21により被覆し、
更に紫外線照射装置等の硬化装置22中を走行させて、
塗布された硬化性樹脂液19を硬化させて光ファイバ圧
送用ユニット12を得、ダンサー23等を用いて、巻取
部24に巻き取る。
ーティング用ダイス21に供給して、走行してきた一次
被覆線材12’の外周に、該ダイス21により被覆し、
更に紫外線照射装置等の硬化装置22中を走行させて、
塗布された硬化性樹脂液19を硬化させて光ファイバ圧
送用ユニット12を得、ダンサー23等を用いて、巻取
部24に巻き取る。
【0021】紫外線硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂を与え
る硬化性樹脂液19は、多官能性モノマーを含んでいる
ので、紫外線照射又は加熱により短時間でゲル化して流
動性を失って硬化する。特に、紫外線硬化性樹脂液は、
紫外線照射時間が数秒で硬化するから、被覆速度を非常
に大きく、例えば200m/minとすることが可能で
ある。
る硬化性樹脂液19は、多官能性モノマーを含んでいる
ので、紫外線照射又は加熱により短時間でゲル化して流
動性を失って硬化する。特に、紫外線硬化性樹脂液は、
紫外線照射時間が数秒で硬化するから、被覆速度を非常
に大きく、例えば200m/minとすることが可能で
ある。
【0022】
【実施例】以下、本発明を詳しく説明する。 (実施例)次のようにして、図1に示す光ファイバ圧送
用ユニット12を製造した。室温(25゜C)で700
0cpsの粘度を有する紫外線硬化性樹脂液19を、攪
拌棒を用いて激しくかき混ぜることにより、空気を泡と
して多量に含む紫外線硬化性樹脂液19を室温にて準備
した。一方、外径が0.125mmの光ファイバ素線13
を7本用意し、これらを厚さ125mmのナイロン被覆層
14で一体化した。このナイロン被覆層14の外周に、
前記の泡をそのまま含む紫外線硬化性樹脂液19を、コ
ーティング用ダイス21に供給して、図3に示すよう
に、前記ダイス21により、厚み200μmに、室温に
て塗布し、更に紫外線照射装置22中を走行せしめて、
被覆された紫外線硬化性樹脂液19を硬化させて光ファ
イバ圧送用ユニット12を得、ダンサー23を介して、
巻取部24に、200m/minの巻取速度で巻き取っ
た。
用ユニット12を製造した。室温(25゜C)で700
0cpsの粘度を有する紫外線硬化性樹脂液19を、攪
拌棒を用いて激しくかき混ぜることにより、空気を泡と
して多量に含む紫外線硬化性樹脂液19を室温にて準備
した。一方、外径が0.125mmの光ファイバ素線13
を7本用意し、これらを厚さ125mmのナイロン被覆層
14で一体化した。このナイロン被覆層14の外周に、
前記の泡をそのまま含む紫外線硬化性樹脂液19を、コ
ーティング用ダイス21に供給して、図3に示すよう
に、前記ダイス21により、厚み200μmに、室温に
て塗布し、更に紫外線照射装置22中を走行せしめて、
被覆された紫外線硬化性樹脂液19を硬化させて光ファ
イバ圧送用ユニット12を得、ダンサー23を介して、
巻取部24に、200m/minの巻取速度で巻き取っ
た。
【0023】得られた光ファイバ圧送用ユニット12の
最外被覆層15は紫外線硬化性樹脂で構成され、顕微鏡
観察によると、気泡15aを多数含み、気泡15aの、
最外被覆層15中の体積分率は30%であり、表面に凹
凸15bを多数有していた。
最外被覆層15は紫外線硬化性樹脂で構成され、顕微鏡
観察によると、気泡15aを多数含み、気泡15aの、
最外被覆層15中の体積分率は30%であり、表面に凹
凸15bを多数有していた。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ファイ
バ圧送用ユニットは、最外被覆層が多孔質であるので、
軽量である。また、該ユニットは、表面に凹凸を多数有
して表面積が大きいので、良好な圧送特性を有する。更
に、本発明の光ファイバ圧送用ユニットの製法によれ
ば、被覆速度が非常に大きい。また、コーティングダイ
ス、硬化装置は小型の設備であるので、本発明の製法
は、経済性に優れている。
バ圧送用ユニットは、最外被覆層が多孔質であるので、
軽量である。また、該ユニットは、表面に凹凸を多数有
して表面積が大きいので、良好な圧送特性を有する。更
に、本発明の光ファイバ圧送用ユニットの製法によれ
ば、被覆速度が非常に大きい。また、コーティングダイ
ス、硬化装置は小型の設備であるので、本発明の製法
は、経済性に優れている。
【図1】 本発明の光ファイバ圧送用ユニットの例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】 光ファイバ圧送用ユニットの圧送の説明図で
ある。
ある。
【図3】 本発明の光ファイバ圧送用ユニットの製造工
程の例を示す図である。
程の例を示す図である。
11・・圧送用パイプ、12・・光ファイバ圧送用ユニ
ット、12’・・一次被覆線材、13・・光ファイバ素
線、14・・一次被覆層、15・・最外被覆層、15a
・・気泡、15b・・凹凸、19・・硬化性樹脂液、2
0・・泡、21・・コーティングダイス、22・・硬化
装置、23・・ダンサー、24・・巻取部
ット、12’・・一次被覆線材、13・・光ファイバ素
線、14・・一次被覆層、15・・最外被覆層、15a
・・気泡、15b・・凹凸、19・・硬化性樹脂液、2
0・・泡、21・・コーティングダイス、22・・硬化
装置、23・・ダンサー、24・・巻取部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 真治 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 複数本の光ファイバ素線を被覆層で一体
化してなる光ファイバ圧送用ユニットであって、最外被
覆層が気泡を含む紫外線硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂で
構成されいいるとともに、気泡の体積比率が10%以上
であることを特徴とする光ファイバ圧送用ユニット。 - 【請求項2】 最外被覆層の厚みが、100〜500μ
mであることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ
圧送用ユニット。 - 【請求項3】 複数本の光ファイバ素線を被覆層で一体
化してなる光ファイバ圧送用ユニットの製法であって、
硬化性樹脂液を機械的に攪拌して、硬化性樹脂液中に泡
を含ませ、該泡を含む硬化性樹脂液を塗布することによ
り、前記被覆層の最外被覆層を形成させることを特徴と
する光ファイバ圧送用ユニットの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8009608A JPH09197221A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 光ファイバ圧送用ユニット及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8009608A JPH09197221A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 光ファイバ圧送用ユニット及びその製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09197221A true JPH09197221A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11725021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8009608A Pending JPH09197221A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 光ファイバ圧送用ユニット及びその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09197221A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6160940A (en) * | 1997-06-05 | 2000-12-12 | Corning Cable Systems Llc | Fiber optic cable for installation in a cable passageway and methods and an apparatus for producing the same |
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| WO2021039576A1 (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | 住友電気工業株式会社 | 電気絶縁ケーブル、センサ一体型ハーネス |
-
1996
- 1996-01-23 JP JP8009608A patent/JPH09197221A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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