JPH09197799A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH09197799A
JPH09197799A JP733596A JP733596A JPH09197799A JP H09197799 A JPH09197799 A JP H09197799A JP 733596 A JP733596 A JP 733596A JP 733596 A JP733596 A JP 733596A JP H09197799 A JPH09197799 A JP H09197799A
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JP
Japan
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developer
image
coating layer
conductive
developing device
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JP733596A
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English (en)
Inventor
Kenji Nakatogawa
健司 中戸川
Shigeo Ota
茂雄 太田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ゴースト等の画質欠陥のない良好な画像
を形成することが可能であり、しかも各環境下において
も優れた画像濃度環境安定性を有する現像装置を提供す
る。 【解決手段】 本発明の現像装置3は、円筒状支持体4
aの外周面を被覆するコート層4bに現像剤6を担持し
て、像保持体1上に形成された静電潜像2が現像される
現像領域Aに現像剤6を搬送する現像剤担持体4を備え
ている。上記コート層4bは導電性微粒子であるチタン
酸カリウム系導電性ウィスカーおよびカーボンブラック
を含有する導電性樹脂層からなる。チタン酸カリウム系
導電性ウィスカーは、化学式 K2O・nTiO2-x(式
中、nは1〜4の整数であり、xは0〜1の範囲にある
数値を示す。ここで、xが0以外のときは、ウィスカー
に炭素原子等がドープまたは添加されていることを意味
する。)で表され、コート層4bの構成成分である結着
樹脂に対して5〜50重量%含有することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機,
プリンター,ファクシミリ,これらの複合OA機器等の
画像形成装置における現像装置に関する。詳しくは、電
子写真感光体、静電記録誘電体等の像保持体上に形成さ
れた静電潜像を可視化するための現像剤担持体表面が導
電性樹脂層からなる現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を採用した画像形成装置に
おいて、像保持体に形成された静電潜像を現像する方法
として、使用する現像剤の種類等に応じて各種の方法が
従来から知られている。それらのうち、現像剤担持体上
に担持された現像剤を感光体に接触させてまたは非接触
的に感光体へ飛翔させて現像する方法があり、現像剤を
搬送する現像剤担持体の表面についても種々の樹脂層が
提案されている。例えば、特開昭63−311367号
公報には、階調性および細線・網点階調再現性を向上さ
せるために、体積固有抵抗率(1×106〜1×1013
Ω・cm)と厚さとが所定の関係にある外層を設けた現像
剤担持体が開示されている。また、特開平4−1668
64号公報には、現像装置の立ち上がり時における現像
剤のブロードな電荷量分布による初期画像濃度の低下を
防止するために、表面に正帯電性樹脂粒子を含有する複
合材料の薄層を形成し、現像剤として負極帯電性磁性ト
ナーを使用する現像剤担持体が開示されている。そし
て、特開平4−246676号公報には、同一画像パタ
ーンを繰り返しプリントした場合、用紙の送り方向に沿
って用紙の一部の濃度が薄くなるというフェーディング
現象を防止するために、樹脂およびグラファトを含有し
た被膜層を研磨加工して、その凹凸の平均間隔Smおよ
び中心線平均粗さRaを特定の範囲に限定した現像剤担
持体が開示されている。
【0003】しかしながら、従来の現像剤担持体はいず
れも下記のような問題点がある。すなわち、特開昭63
−311367号公報に記載の現像剤担持体では、一般
に外層の抵抗が高い。そのため、現像の際に現像剤が感
光体に移行した外層部分に電荷が残留して、この部分で
の電荷量が他の部分より多くなり、新たに担持された現
像剤が外層に強く吸着されて感光体へ移行し難くなる。
その結果、新たに現像されたトナー像のうち先に現像さ
れたトナー像に相当する部分の濃度が薄くなる、いわゆ
る現像ゴーストが生じて画質が低下する。特開平4−1
66864号公報に記載の現像剤担持体では、正帯電性
樹脂粒子の分散により薄層の抵抗が不均一になり、バイ
アスリークや現像ゴーストが発生しやすくなる。特開平
4−246676号公報に記載の現像剤担持体では、表
面被膜層を研磨加工するので被膜層表面が平滑になって
いる。そのため、現像剤の搬送量が減少したり現像剤の
帯電が不充分となり、画像濃度が低下する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、表面に樹
脂層を被覆した従来の現像剤担持体では、摩擦帯電によ
り付与される現像剤の電荷量の過不足や樹脂層の抵抗の
不均一によって、現像ゴーストが発生するという問題点
があった。また、導電性樹脂層を表面に設けた従来の現
像剤担持体においては、高温高湿および低温低湿下で画
像濃度が低下するという問題点があった。そこで、本発
明は、上述の問題点を解決しようとするものであって、
樹脂層が適切な電気抵抗を有することにより、現像ゴー
ストの発生を回避し、良好な画像を形成することが可能
な現像装置を提供することにある。さらに、本発明にお
いては、高温高湿および低温低湿の環境下においても良
好な画像を形成することができる環境安定性を有し、繰
り返し使用を行っても現像剤の固着等のフィルミングを
発生しない耐久性に優れた現像装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、表面が導
電性樹脂層からなる現像剤担持体を備えた現像装置にお
いて、導電性微粒子による画質の向上および現像剤担持
体の耐久性の向上を目指して鋭意研究・検討を重ねてき
たところ、導電性樹脂層に分散される導電性微粒子とし
て、従来電磁波シール材として利用されていたチタン酸
カリウム系導電性ウィスカーをカーボンブラックと併用
することによって上記目的が達成されることを見い出し
て、本発明をなし得たものである。すなわち、本発明の
現像装置は、円筒状支持体の外周面を被覆するコート層
に現像剤を担持して、像保持体上に形成された静電潜像
が現像される現像領域に現像剤を搬送する現像剤担持体
を備え、上記コート層が導電性微粒子を含有する導電性
樹脂層からなり、導電性微粒子としてチタン酸カリウム
系導電性ウィスカーおよびカーボンブラックを用いるこ
とを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
なお、本発明の要素には、本発明の理解を容易にするた
めに、後述の実施例の要素と対応する符号を括弧内に付
記するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
本発明の現像装置(3)における現像剤担持体(4)は、円
筒状支持体(4a)の外周面に現像剤(6)を担持するコー
ト層(4b)が被覆されている。コート層(4b)は、結着
樹脂中に導電性微粒子が分散した導電性樹脂層からな
る。支持体(4a)としては、例えばアルミニウム,ステ
ンレス鋼等の非磁性で導電性の円筒部材が用いられる。
上記コート層(4b)を構成する結着樹脂としては、フェ
ノール樹脂,メラミン樹脂,尿素樹脂,アルキド樹脂,
エポキシ樹脂,ポリアミド,ポリイミド,ポリエステ
ル,ポリウレタン,ポリカーボネート,ポリフェニレン
オキサイド,ポリエーテルスルホン,スチレン系樹脂,
フッ素系樹脂,アクリル系樹脂,シリコーン樹脂等が用
いられる。特に、フェノール樹脂,ポリアミド,ポリエ
ステル,ポリウレタン,ポリカーボネート,ポリフェニ
レンオキサイド,ポリエーテルスルホン,スチレン系樹
脂のような機械的強度に優れている樹脂、あるいはフッ
素系樹脂,シリコーン樹脂のような離型性に優れている
樹脂が好ましく用いられる。
【0007】コート層に分散する導電性微粒子として
は、チタン酸カリウム系導電性ウィスカーおよびカーボ
ンブラックが用いられる。この他、グラファイト、アル
ミニウム,ステンレス鋼等の各種導電性金属または合
金、酸化錫,酸化インジウム,酸化チタン,酸化錫−酸
化インジウム固溶体等の各種導電性金属酸化物などを用
いることができる。本発明におけるチタン酸カリウム系
導電性ウィスカーは、下記の化学式で表され、そのいず
れか一方を単独であるいは両者を混合して用いることが
できる。 K2O・nTiO2-x/C K2O・nTiO2-x/SnO2・Sb25 (式中、nは1〜4の整数であり、xは0〜1の範囲に
ある数値を示す。ここで、xが0のときは、上記化学式
で表される K2O・nTiO2はカーボンブラックまたは
酸化錫と酸化アンチモンの複塩で被覆されており、xが
0以外のときは、K2O・nTiO2-x に炭素原子または
酸化錫と酸化アンチモンもしくはその複塩がドープない
し添加されていることを意味する。) 上記チタン酸カリウム系導電性ウィスカーの物性を挙げ
ると、一般に、黒色または白灰色の針状晶で、平均繊維
長10〜20μm,平均繊維径0.3〜0.6μm,真比
重3.3〜3.6,モース硬度4である。
【0008】チタン酸カリウム系導電性ウィスカーは、
コート層を補強する作用があり、上記導電性ウィスカー
を混入したコート層は耐摩耗性に優れているので、現像
剤担持体を長期にわたって繰り返し使用してもコート層
の強度が低下するようなことない。また、導電性ウィス
カーを所定の含有量でコート層に分散させることによ
り、コート層の表面粗さが適切な範囲に収まるので、現
像剤に適切な摩擦帯電量を付与することができる。しか
も、長期間繰り返し使用しても、現像剤等がコート層上
に固着してフィルミングが発生することない。したがっ
て、コート層上に担持される現像剤を安定に付着,搬
送,帯電させることができる。カーボンブラックは、現
像剤の過剰帯電を防止するためにコート層に分散させる
もので、過剰の電荷を流出する作用がある。コート層の
表面潤滑性をより一層高めるために、上記の導電性微粒
子と共にグラファイトを配合することが好ましい。すな
わち、グラファイトの潤滑性によりコート層表面への現
像剤等の固着をより一層防止することができる。
【0009】コート層中には、前記結着樹脂に対してチ
タン酸カリウム系導電性ウィスカーを5〜50重量%お
よびカーボンブラックを10〜40重量%含有させるこ
とが好ましい。チタン酸カリウム系導電性ウィスカーの
含有量が5重量%未満であると、上記導電性ウィスカー
の添加効果が小さく、現像剤を適正な電荷に保つことが
できなくなり、形成される画像に現像ゴーストが発生し
やすくなる。一方、含有量が50重量%を越えると、現
像剤担持体表面に形成されるコート層が脆くなり、その
機械的強度が低下してしまう。また、カーボンブラック
の含有量が10重量%未満であると、コート層の体積固
有抵抗率が適正値より高くなる。そのため、現像剤の過
剰帯電電荷を逃すことができなくなり、形成される画像
に現像ゴーストが発生する。一方、含有量が40重量%
を越えると、コート層を形成する際の造膜性が損なわれ
るだけでなく、現像剤の帯電量が不足して画像濃度の低
下に繋がる。その好ましい含有量は15〜30重量%で
ある。導電性微粒子としてグラファイトを用いる場合
は、結着樹脂に対して20重量%以下とすることが好ま
しい。
【0010】コート層の膜厚は、10〜40μmの範囲
にあることが好ましく、特に15〜30μmの範囲がよ
り好ましい。膜厚が10μmより薄いと、前記導電性微
粒子がコート層表面から露出する度合が多くなり、現像
剤担持体の表面が必要以上に粗くなる。一方、40μm
より厚いと、硬化の際に塗布液が円筒状支持体上から垂
れて、均一な膜厚を形成することが困難となる。また、
コート層の体積固有抵抗率は、2.0×10-2〜1.0Ω
cmの範囲にあることが好ましく、特に3.0×10-2
0.80Ωcmの範囲がより好ましい。体積固有抵抗率が
2.0×10-2Ωcm未満であると、現像剤の帯電量が少
なく画像濃度が低下する。一方、体積固有抵抗率が1.
0Ωcmを越えると、現像剤の帯電量が現像ゴーストの発
生しやすいレベルまで多くなってしまう。コート層の表
面粗さRa(算術平均粗さ:JIS B 0601)につ
いては、0.8〜2.5μmの範囲、さらに1.0〜2.2
μmの範囲にあることが好適である。表面粗さRaが
0.8μm未満の場合は、コート層表面が平滑にすぎて
現像剤の搬送量が少なく、画像濃度が低下する。一方、
上記Raが2.5μmを越える場合は、現像剤の搬送量
が多くなりすぎて現像剤の帯電量が低くなり、結果的に
画像濃度が低下する。
【0011】前記コート層は次のようにして形成するこ
とができる。まず、結着樹脂、導電性微粒子および希釈
剤(溶剤)等を混合し、更にサンドミル等で固形分を均
一に分散して塗布液を調製する。この際、希釈剤の混合
割合を調節して塗布液の粘度、造膜性を調節する。次い
で、円筒状支持体を回転させながら、その表面に塗布液
をエアスプレー等によりコーティングした後、130〜
250℃で結着樹脂を硬化させる。希釈剤としては、ヘ
キサン,ベンゼン,トルエン,キシレン等の炭化水素
類、アセトン,メチルエチルケトン,シクロヘキサノン
等のケトン類、メタノール,エタノール,イソプロパノ
ール,ブタノール等のアルコール類、ジブチルエーテ
ル,テトラヒドロフラン,プロピレングリコールモノメ
チルエーテル等のエーテル類、酢酸エチル,酢酸ブチ
ル,酪酸エチル等のエステル類などが挙げられる。これ
らの希釈剤および前記結着樹脂は、単独でもあるいは2
種以上混合して用いてもよい。このようにして形成され
たコート層には、少なくともチタン酸カリウム系導電性
ウィスカーおよびカーボンブラックの各微粒子が分散し
た状態にあり、コート層表面はかかる導電性微粒子の一
部が露出した微細な凹凸状を呈している。本発明の現像
装置において使用される現像剤は、キャリアを用いない
磁性一成分または非磁性一成分現像剤であってもよく、
あるいはキャリアを用いる二成分現像剤であってもよ
い。
【0012】(発明の作用)本発明の現像装置(3)は、
現像剤担持体(4)表面のコート層(4b)中に導電性微粒
子であるチタン酸カリウム系導電性ウィスカーおよびカ
ーボンブラックを含有させたものである。これらの導電
性微粒子のうち、チタン酸カリウム系導電性ウィスカー
はコート層(4b)への耐摩耗性の付与およびコート層
(4b)の表面粗さを適切な範囲に確保する作用があり、
一方、カーボンブラックは担持体(4)上の現像剤(6)の
過剰帯電を防止する作用がある。そのため、本発明の現
像装置(3)によれば、静電潜像(2)が形成された像保持
体(1)上の現像領域(A)近傍に現像剤(6)が搬送され
際、現像剤担持体(4)のコート層(4b)上に適切な量の
現像剤(6)が付着・担持される。また、コート層(4
b)上に担持された現像剤(6)が摩擦帯電される時に
は、現像剤(6)に付与される帯電量が適切な値に調整さ
れるので、画像濃度を高くすることができる。しかも、
現像ゴーストやフィルミングを発生させることなく、現
像剤(6)を長期にわたって安定に搬送,帯電させること
ができる。また、本発明の現像装置(3)においては、画
像濃度の環境安定性に優れているので、高温高湿および
低温低湿下においても画像濃度を高く保つことができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
する。図1において、像保持体(感光体)1は、負帯電
系の有機感光層を有する光導電性ドラムであって、帯電
手段(図示せず)により一様に帯電させた後、像光を照
射することによって生じる電位差により静電潜像2が形
成される。静電潜像2が形成された時の表面電位は、例
えば画像部で−600V、画像形成時に白表示部となる
背景部で−120Vである。現像装置3は、上記像保持
体1に対向して配置された現像剤担持体4を備えてい
る。現像装置3の容器5は、担持体4上に担持される磁
性一成分現像剤6を貯留するものであり、担持体4を収
容すると共に、像保持体1に対向して開口する部分で担
持体4表面を一部露出して、担持体4と像保持体1とが
近接するように配置されている。
【0014】現像剤担持体4は、その回転により、表面
に付着した現像剤6を像保持体1と近接した現像領域A
に搬送する。現像領域Aにおける担持体4と像保持体1
との最小間隙は、200μm程度となるように設定され
ている。担持体4の内部には、複数の磁石が周面に沿っ
て配列され、回転しないように固定されたマグネットロ
ール7が設けられている。複数の磁石はS極とN極とを
周面に沿って配列した磁気パターンを形成しており、こ
の磁気パターンに従って、現像剤6を担持体4の表面に
吸着することができるようになっている。現像剤担持体
4は、外径20mmおよび肉厚0.7mmの円筒状アル
ミニウム製支持体4aと、その周面上に形成されたコー
ト層4bとから構成されている。このコート層4b中に
はチタン酸カリウム系導電性ウィスカーおよび導電性の
カーボンブラック微粒子が分散している。コート層4b
は、結着樹脂および希釈剤中にチタン酸カリウム系導電
性ウィスカーおよびカーボンブラック微粒子を分散させ
た後記の塗布液を支持体4a上に塗布することによって
形成された膜厚20μmの塗膜からなる。
【0015】現像剤規制部材8は、現像剤担持体4表面
に当接する弾性部材8aとこの弾性部材8aを接着した
板バネ8bとからなり、板バネ8bの他端は現像装置3
本体に固定支持されている。担持体4に対する弾性部材
8aの当接部は、前記現像領域Aに関して担持体4の回
転方向上流側に位置する。弾性部材8aは幅15mm、
厚さ1.00mm、ゴム硬度50゜のシリコーンゴムか
らなり、板バネ8bは厚さ0.1mmのステンレス鋼か
らなる。現像剤担持体4の支持体4aには、直列に接続
した高圧交流電源9および直流電源10によってバイア
ス電圧である直流重畳交流電圧が印加され、像保持体1
の導電性支持体(図示せず)と支持体4aの間の現像領
域Aで交番電界が発生するようになっている。
【0016】本実施例の現像装置の作用は次のようなも
のである。現像装置3を作動させると、容器5内の現像
剤6は、回転する現像剤担持体4の表面に付着し、現像
剤規制部材8の弾性部材8aおよび表面に微細な凹凸を
有するコート層4bにより摺擦される。特に、チタン酸
カリウム系導電性ウィスカーの一部がコート層4b表面
に露出しているため、担持体4が適切な表面粗さに調整
されている。これにより、静電潜像2を現像するに充分
な現像剤6の層厚を担持体4上に形成することができ
る。と同時に、カーボンブラックがコート層4b中に分
散しているため、現像剤6に均一かつ充分な摩擦帯電電
荷を付与することができる。薄層化された現像剤6は、
担持体4の回転に伴って現像領域Aに搬送され、担持体
4と像保持体1との間隙に発生する交番電界内で、帯電
された現像剤6粒子が飛翔して往復運動する。また、こ
の往復運動によって、現像剤6の粒子同士が衝突し現像
剤6全体がクラウド状となる。この現像剤6のクラウド
が、バイアス電圧の直流成分によって、像保持体1の静
電潜像2部分に引き寄せられて現像が終了する。
【0017】実施例1 コート層(4b)の形成法を下記に示す。 結着樹脂 フェノール樹脂 100重量部 導電性微粒子 カーボンブラックで被覆された チタン酸カリウム系導電性ウィスカー 10重量部 カーボンブラック 15重量部 希釈剤 プロピレングリコールモノメチルエーテル 100重量部 イソプロパノール 150重量部 上記組成物中の導電性微粒子をサンドミルで分散し、得
られた塗布液をアルミニウム製支持体(4a)上にスプレ
ーして塗布した後、熱乾燥炉において160℃で30分
間加熱硬化してコート層(4b)を形成した。このコート
層(4b)の体積固有抵抗率は0.18Ωcmであり、表面
粗さRaは1.0μmであった。上記支持体(4a)の内
部に前記マグネットロール(7)を固定し、このようにし
て作製された現像剤担持体(4)を図1に示す現像装置
(3)に装着して、本実施例の現像装置(3)とした。
【0018】以下、チタン酸カリウム系導電性ウィスカ
ーの使用量を代えた以外は、実施例1と同様にして実施
例2,3および比較例の現像装置(3)を作製した。各実
施例および比較例には、上記導電性ウィスカーの使用量
と、コート層(4b)の体積固有抵抗率および表面粗さR
aを示す。 実施例2 チタン酸カリウム系導電性ウィスカーの使用量を30重
量部とした。形成されたコート層の体積固有抵抗率は
0.11Ωcmであり、表面粗さRaは1.5μmであっ
た。 実施例3 チタン酸カリウム系導電性ウィスカーの使用量を45重
量部とした。形成されたコート層の体積固有抵抗率は
8.2×10-2Ωcmであり、表面粗さRaは1.8μm
であった。 比較例 前記組成物中にチタン酸カリウム系導電性ウィスカーを
添加しなかった(導電性ウィスカーの使用量は0重量
部)。形成されたコート層の体積固有抵抗率は2.1Ω
cmであり、表面粗さRaは0.5μmであった。
【0019】(プリントテスト)実施例1〜3および比
較例で作製した現像装置(3)をレーザプリンター(FX
4109改造機:富士ゼロックス社製)に組み込み、現
像装置(3)内に平均粒径が7〜9μmの負帯電性磁性一
成分現像剤(6)を充填して、常温常湿(25℃,RH5
0%)、低温低湿(10℃,RH10%)および高温高
湿(30℃,RH85%)の3環境下でプリントテスト
を行った。なお、プリントサンプルにおいて、画像濃度
は濃度計(Model404A:X−Rite社製)で
測定し、現像ゴーストは目視によって評価した。画像濃
度および現像ゴーストの評価基準は下記の通りである。
その結果を表1に示す。 画像濃度および現像ゴーストの評価基準 ◎ 濃度1.50以上 画質欠陥がほとんど見られない ○ 濃度1.40以上1.50未満 画質欠陥が僅かに見られる △ 濃度1.30以上1.40未満 若干画質欠陥が見られるが、実用上問題はない × 濃度1.30未満 はっきりと画質欠陥が見られる
【0020】
【表1】
【0021】各実施例の現像装置では、コート層中のチ
タン酸カリウム系導電性ウィスカーの含有量が増加する
に従って、各環境における帯電量の変化が小さくなる。
そのため、各環境において、画像濃度および現像ゴース
トとも実用上問題のない結果が得られた。一方、コート
層中にチタン酸カリウム系導電性ウィスカーを添加しな
かった比較例の現像装置では、各環境における帯電量の
変化が大きい。そして、常温常湿および高温高湿下にお
いては、実用上問題のないレベルであるものの現像ゴー
ストが若干発生し、低温低湿下においては、現像ゴース
トの発生による画質欠陥が明瞭に認められた。このよう
に、コート層中の上記導電性ウィスカーの含有量が増加
するほど、良好な画像が得られ、特に低温低湿環境下で
の現像ゴーストによる画質欠陥が発生しなくなる。
【0022】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、現像剤担持体上の現像剤を薄層化する現像剤規
制部材に代えて、現像剤担持体表面と微小間隙を有する
強磁性ブレードを配置することができる。また、前記実
施例では、現像剤として磁性一成分現像剤を使用した
が、非磁性一成分現像剤を使用する場合は、例えばマグ
ネットロール(7)により現像剤規制部材(8)を吸引する
公知の現像方式を採用することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明の現像装置は、現像剤担持体表面
のコート層中にカーボンブラック微粒子と共にチタン酸
カリウム系導電性ウィスカーを含有させたことにより、
コート層は適切な表面粗さが得られるため、現像剤に適
正な帯電量を均一に付与することができる。その結果、
現像ゴーストによる画質欠陥の発生を効果的に防止する
ことができ、しかも各環境下における画像濃度を高く保
つことができるという優れた画像濃度環境安定性を有し
ている。したがって、画像濃度の環境安定性に優れ、か
つ現像ゴースト等の画質欠陥の発生しない良好な画像を
形成することができる。また、チタン酸カリウム系導電
性ウィスカーはコート層に優れた耐摩耗性を付与するこ
とができる。そのため、現像剤担持体を繰り返し使用し
ても現像剤の固着等のフィルミングを発生するようなこ
とがなく、現像剤担持体は耐久性に優れたものとなり、
現像剤を長期にわたって安定に搬送,帯電させることが
できる。さらに、チタン酸カリウム系導電性ウィスカー
を結着樹脂に対して5〜50重量%含有するコート層を
現像剤担持体表面に形成した現像装置によれば、特に画
像濃度の環境安定性に優れ、かつ現像ゴーストの発生が
なく、均一で濃度ムラのない高画質の画像を形成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例として示す現像装置の説明
図である。
【符号の説明】
A…現像領域、1…像保持体、3…現像装置、4…現像
剤担持体、4a…支持体、4b…コート層、6…現像
剤。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状支持体の外周面を被覆するコート
    層に現像剤を担持して、像保持体上に形成された静電潜
    像が現像される現像領域に現像剤を搬送する現像剤担持
    体を備え、上記コート層が導電性微粒子を含有する導電
    性樹脂層からなり、導電性微粒子としてチタン酸カリウ
    ム系導電性ウィスカーおよびカーボンブラックを用いる
    ことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記チタン酸カリウム系導電性ウィスカ
    ーをコート層の構成成分である結着樹脂に対して5〜5
    0重量%含有する請求項1記載の現像装置。
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