JPH09197873A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JPH09197873A JPH09197873A JP374996A JP374996A JPH09197873A JP H09197873 A JPH09197873 A JP H09197873A JP 374996 A JP374996 A JP 374996A JP 374996 A JP374996 A JP 374996A JP H09197873 A JPH09197873 A JP H09197873A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating roller
- fixing device
- heating
- roller
- power receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 未定着画像を保持した記録材に該画像を加熱
定着させる定着装置であって、通電部を介して通電する
ことで発熱する抵抗発熱体を有する加熱ローラを備えた
定着装置であって、通電部の給電部材と受電部材との摺
動接触により発生する摩耗粉、通紙領域で発生するトナ
ー粉や紙粉、加熱ローラ軸受けのオイル等の、その発生
部位から他所への回り込み移動を防止又は十分抑制し
て、定着装置の作動不良及び定着画像の画質の低下を防
止できる簡単な構成の定着装置を提供する。 【解決手段】 加熱ローラ1の外周面両端部に設けた受
電部材11及び給電部材12により構成される通電部E
と、加熱ローラ1を回転可能に支持する軸受け40との
間において、加熱ローラ1の外周面に加熱ローラ1の外
周の全周に亘るごみ移動抑制溝101を形成する。
定着させる定着装置であって、通電部を介して通電する
ことで発熱する抵抗発熱体を有する加熱ローラを備えた
定着装置であって、通電部の給電部材と受電部材との摺
動接触により発生する摩耗粉、通紙領域で発生するトナ
ー粉や紙粉、加熱ローラ軸受けのオイル等の、その発生
部位から他所への回り込み移動を防止又は十分抑制し
て、定着装置の作動不良及び定着画像の画質の低下を防
止できる簡単な構成の定着装置を提供する。 【解決手段】 加熱ローラ1の外周面両端部に設けた受
電部材11及び給電部材12により構成される通電部E
と、加熱ローラ1を回転可能に支持する軸受け40との
間において、加熱ローラ1の外周面に加熱ローラ1の外
周の全周に亘るごみ移動抑制溝101を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式の複写
機、プリンタ等の画像形成装置においてトナー像等の未
定着画像を保持した記録材に該画像を加熱して定着させ
る定着装置に関する。
機、プリンタ等の画像形成装置においてトナー像等の未
定着画像を保持した記録材に該画像を加熱して定着させ
る定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式のプリンタ、複写機等の画
像形成装置における定着装置は、一般的には、加熱ロー
ラを備えており、トナー像等の未定着画像を保持した記
録材を該加熱ローラとバックアップ部材(一般的には加
圧ローラや加圧ベルト)との間に挟着しつつ通過させる
ことで該未定着画像を記録材上に加熱、加圧して定着さ
せる。
像形成装置における定着装置は、一般的には、加熱ロー
ラを備えており、トナー像等の未定着画像を保持した記
録材を該加熱ローラとバックアップ部材(一般的には加
圧ローラや加圧ベルト)との間に挟着しつつ通過させる
ことで該未定着画像を記録材上に加熱、加圧して定着さ
せる。
【0003】かかる加熱ローラにはこれまでハロゲンラ
ンプヒータ等の発熱ヒータを内蔵して、該ヒータからの
輻射熱でローラを加熱するものが多用されてきた。しか
しハロゲンランプヒータ等の内蔵発熱ヒータを熱源とす
る加熱ローラによると、該ヒータの通電開始時から加熱
ローラ表面が所定定着温度に達するまでの昇温速度が遅
く、そのため画像形成装置の電源スイッチをオンしてか
ら定着装置が所定温度に到達するまでの予熱時間(いわ
ゆるウォーミングアップ時間)が長くなり、それだけ装
置が使い難くなっていた。
ンプヒータ等の発熱ヒータを内蔵して、該ヒータからの
輻射熱でローラを加熱するものが多用されてきた。しか
しハロゲンランプヒータ等の内蔵発熱ヒータを熱源とす
る加熱ローラによると、該ヒータの通電開始時から加熱
ローラ表面が所定定着温度に達するまでの昇温速度が遅
く、そのため画像形成装置の電源スイッチをオンしてか
ら定着装置が所定温度に到達するまでの予熱時間(いわ
ゆるウォーミングアップ時間)が長くなり、それだけ装
置が使い難くなっていた。
【0004】そこで所定温度に到達するまでの昇温時間
が短く済む加熱ローラとして、例えば特開昭59−18
9381号公報に開示されているような、通電により発
熱する物質よりなる抵抗発熱体を芯ローラとともに回転
するように該芯ローラに形成した加熱ローラが提案され
ている。このタイプの加熱ローラは電気・熱変換効率が
良く、該抵抗発熱体への通電開始後速やかに加熱ローラ
表面温度を所定温度まで上昇させることができ、これに
より定着装置の予熱時間を短縮することができる。
が短く済む加熱ローラとして、例えば特開昭59−18
9381号公報に開示されているような、通電により発
熱する物質よりなる抵抗発熱体を芯ローラとともに回転
するように該芯ローラに形成した加熱ローラが提案され
ている。このタイプの加熱ローラは電気・熱変換効率が
良く、該抵抗発熱体への通電開始後速やかに加熱ローラ
表面温度を所定温度まで上昇させることができ、これに
より定着装置の予熱時間を短縮することができる。
【0005】このような加熱ローラを採用する定着装置
では、抵抗発熱体に通電するために、一般的には、抵抗
発熱体に電気的に接続形成され、抵抗発熱体と共に回転
する円形リング形状の受電部材及び該受電部材に接触せ
しめられる給電部材を介して該抵抗発熱体へ通電できる
にようにした通電部が採用される。このような通電部を
有する加熱ローラでは、該通電部の給電部材と受電部材
との摺動接触により発生する摩耗粉が、加熱ローラにお
けるトナー像等の未定着画像を保持した記録材が通され
る部分(以下、通紙領域という。)に回り込み、定着画
像の画質を低下させたり、加熱ローラを回転可能に支持
する軸受けに回り込み、加熱ローラの回転不良を発生さ
せたりする。
では、抵抗発熱体に通電するために、一般的には、抵抗
発熱体に電気的に接続形成され、抵抗発熱体と共に回転
する円形リング形状の受電部材及び該受電部材に接触せ
しめられる給電部材を介して該抵抗発熱体へ通電できる
にようにした通電部が採用される。このような通電部を
有する加熱ローラでは、該通電部の給電部材と受電部材
との摺動接触により発生する摩耗粉が、加熱ローラにお
けるトナー像等の未定着画像を保持した記録材が通され
る部分(以下、通紙領域という。)に回り込み、定着画
像の画質を低下させたり、加熱ローラを回転可能に支持
する軸受けに回り込み、加熱ローラの回転不良を発生さ
せたりする。
【0006】また、通紙領域で発生するトナー粉や紙粉
が、軸受けに回り込み加熱ローラの回転不良を発生させ
たり、通電部の給電部材と受電部材との摺動接触面に入
り込み、給電・受電部材間の電気抵抗値を変動させた
り、接触不良等を発生させたりして通電部による安定し
た抵抗発熱体への電圧印加ができないという問題も発生
している。
が、軸受けに回り込み加熱ローラの回転不良を発生させ
たり、通電部の給電部材と受電部材との摺動接触面に入
り込み、給電・受電部材間の電気抵抗値を変動させた
り、接触不良等を発生させたりして通電部による安定し
た抵抗発熱体への電圧印加ができないという問題も発生
している。
【0007】さらに、通常、軸受け部には回転性能を向
上させるために潤滑用のオイルが入っており、このオイ
ルが通紙領域に回り込み定着画像の画質を低下させた
り、通電部の給電部材と受電部材との摺動接触面に入り
込み、給電・受電部材間の電気抵抗値を変動させたり、
接触不良等を発生させたりして通電部による安定した抵
抗発熱体への電圧印加ができないという問題も発生して
いる。
上させるために潤滑用のオイルが入っており、このオイ
ルが通紙領域に回り込み定着画像の画質を低下させた
り、通電部の給電部材と受電部材との摺動接触面に入り
込み、給電・受電部材間の電気抵抗値を変動させたり、
接触不良等を発生させたりして通電部による安定した抵
抗発熱体への電圧印加ができないという問題も発生して
いる。
【0008】前述のようにトナー粉、紙粉、オイル等が
給電部材と受電部材との摺動接触面に入り込むと、図4
に例示するように抵抗発熱体の両端電圧が低下する。図
4は抵抗発熱体へ接続されている電源電圧を一定に保っ
て、抵抗発熱体の両端電圧を測定したものである。これ
により、時間の経過とともにオイル等の介入によって通
電部の抵抗値が増え、通電部での電圧降下が大きくな
り、抵抗発熱体の両端電圧がそれだけ低下しているのが
わかる。このように抵抗発熱体の両端電圧が低下する
と、抵抗発熱体の発熱量も低下するので、加熱ローラの
昇温速度も遅くなる。
給電部材と受電部材との摺動接触面に入り込むと、図4
に例示するように抵抗発熱体の両端電圧が低下する。図
4は抵抗発熱体へ接続されている電源電圧を一定に保っ
て、抵抗発熱体の両端電圧を測定したものである。これ
により、時間の経過とともにオイル等の介入によって通
電部の抵抗値が増え、通電部での電圧降下が大きくな
り、抵抗発熱体の両端電圧がそれだけ低下しているのが
わかる。このように抵抗発熱体の両端電圧が低下する
と、抵抗発熱体の発熱量も低下するので、加熱ローラの
昇温速度も遅くなる。
【0009】そこで、このような問題を解決するため
に、実公平6−3399号公報においては給電部の全
面をカバー部材で覆い、カバー部材と加熱ローラとの間
にスポンジ状部材からなる清掃部材を配置した定着装置
が提案されている。また、実開昭60−150570
号公報においては加熱ローラに設けられた導電部を導電
性リングで覆い、該導電性リングに設けられた溝に嵌合
する給電部材により通電する定着装置が提案されてい
る。また、特公平4−73797号公報において開示
されているように、加熱ローラを回転可能に支持するた
めの軸受け内部に通電部を収納することも考えられる。
に、実公平6−3399号公報においては給電部の全
面をカバー部材で覆い、カバー部材と加熱ローラとの間
にスポンジ状部材からなる清掃部材を配置した定着装置
が提案されている。また、実開昭60−150570
号公報においては加熱ローラに設けられた導電部を導電
性リングで覆い、該導電性リングに設けられた溝に嵌合
する給電部材により通電する定着装置が提案されてい
る。また、特公平4−73797号公報において開示
されているように、加熱ローラを回転可能に支持するた
めの軸受け内部に通電部を収納することも考えられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公平
6−3399号公報の教える定着装置では、構造、構成
が複雑でコストアップになるとともに、清掃部材が加熱
ローラ外周面に設けられた抵抗発熱層に摺動接触してお
り、抵抗発熱層を傷つけるばかりでなく、清掃部材は使
用を重ねるうちに摩耗し、その結果通紙領域のトナー粉
等が通電部へ、清掃部材摩耗粉が通紙領域に回り込む可
能性がある。
6−3399号公報の教える定着装置では、構造、構成
が複雑でコストアップになるとともに、清掃部材が加熱
ローラ外周面に設けられた抵抗発熱層に摺動接触してお
り、抵抗発熱層を傷つけるばかりでなく、清掃部材は使
用を重ねるうちに摩耗し、その結果通紙領域のトナー粉
等が通電部へ、清掃部材摩耗粉が通紙領域に回り込む可
能性がある。
【0011】また、実開昭60−150570号公報の
教える定着装置では、通紙領域のトナー粉等が通電部へ
回り込むことや、通電部の摩耗粉が通紙領域へ回り込む
ことは防止できるものの、構成が複雑となりコストアッ
プとなる。また、導電性リングの溝内に給電部材を嵌合
配置する構成のため、それだけ組み立て、分解等に手間
を要する。
教える定着装置では、通紙領域のトナー粉等が通電部へ
回り込むことや、通電部の摩耗粉が通紙領域へ回り込む
ことは防止できるものの、構成が複雑となりコストアッ
プとなる。また、導電性リングの溝内に給電部材を嵌合
配置する構成のため、それだけ組み立て、分解等に手間
を要する。
【0012】また、特公平4−73797号公報の教え
る定着装置では、トナー粉や紙粉が軸受けや通電部の摺
動接触面に回り込むことを防止できないし、また、軸受
けのオイルが軸受け内部に収納された通電部の摺動接触
面に回り込むことを防止できない。さらに、通電部の摩
耗粉が軸受けに回り込むことも防止できない。そこで本
発明は、未定着画像を保持した記録材に該画像を加熱定
着させる定着装置であって、芯ローラ及び該芯ローラの
外周面に沿って該芯ローラとともに回転可能なように形
成されて通電により発熱する抵抗発熱体を有する加熱ロ
ーラを備えており、該加熱ローラの両端部に設けられ、
該抵抗発熱体に電気的に接続され、該抵抗発熱体ととも
に回転する一対の受電部材及び該受電部材に相対的に摺
動接触する一対の給電部材を介して該抵抗発熱体へ通電
できるにように構成した定着装置であって、 イ)給電部材と受電部材との摺動接触により発生する摩
耗粉の加熱ローラにおけるトナー像等の未定着画像を保
持した記録材が通される部分(通紙領域)への回り込
み、 ロ)該摩耗粉の加熱ローラ軸受けへの回り込み、 ハ)通紙領域で発生するトナー粉や紙粉の通電部への回
り込み、 ニ)該トナー粉や紙粉の加熱ローラ軸受けへの回り込
み、 ホ)加熱ローラ軸受けのオイルの通電部への回り込み、 ヘ)該オイルの通紙領域への回り込み、 のうち1又は2以上を防止又は十分抑制して、定着装置
の作動不良及び定着画像の画質の低下を防止できる簡単
な構成の定着装置を提供することを課題とする。
る定着装置では、トナー粉や紙粉が軸受けや通電部の摺
動接触面に回り込むことを防止できないし、また、軸受
けのオイルが軸受け内部に収納された通電部の摺動接触
面に回り込むことを防止できない。さらに、通電部の摩
耗粉が軸受けに回り込むことも防止できない。そこで本
発明は、未定着画像を保持した記録材に該画像を加熱定
着させる定着装置であって、芯ローラ及び該芯ローラの
外周面に沿って該芯ローラとともに回転可能なように形
成されて通電により発熱する抵抗発熱体を有する加熱ロ
ーラを備えており、該加熱ローラの両端部に設けられ、
該抵抗発熱体に電気的に接続され、該抵抗発熱体ととも
に回転する一対の受電部材及び該受電部材に相対的に摺
動接触する一対の給電部材を介して該抵抗発熱体へ通電
できるにように構成した定着装置であって、 イ)給電部材と受電部材との摺動接触により発生する摩
耗粉の加熱ローラにおけるトナー像等の未定着画像を保
持した記録材が通される部分(通紙領域)への回り込
み、 ロ)該摩耗粉の加熱ローラ軸受けへの回り込み、 ハ)通紙領域で発生するトナー粉や紙粉の通電部への回
り込み、 ニ)該トナー粉や紙粉の加熱ローラ軸受けへの回り込
み、 ホ)加熱ローラ軸受けのオイルの通電部への回り込み、 ヘ)該オイルの通紙領域への回り込み、 のうち1又は2以上を防止又は十分抑制して、定着装置
の作動不良及び定着画像の画質の低下を防止できる簡単
な構成の定着装置を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、以下に示す二つのタイプの定着装置を提供
する。一つ目のタイプの定着装置として、未定着画像を
保持した記録材に該画像を加熱定着させる定着装置であ
って、芯ローラ及び該芯ローラの外周面に沿って該芯ロ
ーラとともに回転可能なように形成されて通電により発
熱する抵抗発熱体を有する加熱ローラを備えており、該
加熱ローラの両端部に設けられ、該抵抗発熱体に電気的
に接続され、該抵抗発熱体とともに回転する一対の受電
部材及び該受電部材に相対的に摺動接触する一対の給電
部材を介して該抵抗発熱体へ通電できるにように構成し
た定着装置において、前記加熱ローラの外周面には前記
各受電部材の近傍に、それぞれ少なくとも一つの、該加
熱ローラの外周の全周に亘るごみ移動抑制溝が設けられ
ていることを特徴とする定着装置を提供する。
に本発明は、以下に示す二つのタイプの定着装置を提供
する。一つ目のタイプの定着装置として、未定着画像を
保持した記録材に該画像を加熱定着させる定着装置であ
って、芯ローラ及び該芯ローラの外周面に沿って該芯ロ
ーラとともに回転可能なように形成されて通電により発
熱する抵抗発熱体を有する加熱ローラを備えており、該
加熱ローラの両端部に設けられ、該抵抗発熱体に電気的
に接続され、該抵抗発熱体とともに回転する一対の受電
部材及び該受電部材に相対的に摺動接触する一対の給電
部材を介して該抵抗発熱体へ通電できるにように構成し
た定着装置において、前記加熱ローラの外周面には前記
各受電部材の近傍に、それぞれ少なくとも一つの、該加
熱ローラの外周の全周に亘るごみ移動抑制溝が設けられ
ていることを特徴とする定着装置を提供する。
【0014】前記「ごみ移動抑制溝」における「ごみ」
は、前記給電部材と前記受電部材との摺動接触により発
生する摩耗粉、前記加熱ローラにおける前記記録材が通
される領域(以下、「通紙領域」という。)で発生する
トナー粉や紙粉、前記加熱ローラを回転可能に支持する
ための軸受け部の潤滑用オイル等のうち1又は2以上を
指している。
は、前記給電部材と前記受電部材との摺動接触により発
生する摩耗粉、前記加熱ローラにおける前記記録材が通
される領域(以下、「通紙領域」という。)で発生する
トナー粉や紙粉、前記加熱ローラを回転可能に支持する
ための軸受け部の潤滑用オイル等のうち1又は2以上を
指している。
【0015】前記ごみ移動抑制溝は、前記各受電部材の
近傍に、それぞれ少なくとも1つ設けられ、その態様と
しては次のものを例示できる。なお、以下に例示する該
溝の位置は、前記加熱ローラの回転中心線方向の位置関
係によるものである。 前記受電部材と通紙領域との間(受電部材が前記加
熱ローラを回転可能に支持する加熱ローラ軸受けより通
紙領域側に位置している場合) 前記受電部材と加熱ローラ軸受けとの間(受電部材
が加熱ローラ軸受けより通紙領域側にある場合又は加熱
ローラ軸受けが受電部材より通紙領域側にある場合) 加熱ローラ軸受けと通紙領域の間(加熱ローラ軸受
けが受電部材より通紙領域側に位置している場合) 上記〜のうち、1つの位置だけに前記溝は設けられ
ていてもよく、複数の位置を組み合わせて前記溝を形成
することもでき、求められる定着装置の性能等に応じて
適宜選択することができる。
近傍に、それぞれ少なくとも1つ設けられ、その態様と
しては次のものを例示できる。なお、以下に例示する該
溝の位置は、前記加熱ローラの回転中心線方向の位置関
係によるものである。 前記受電部材と通紙領域との間(受電部材が前記加
熱ローラを回転可能に支持する加熱ローラ軸受けより通
紙領域側に位置している場合) 前記受電部材と加熱ローラ軸受けとの間(受電部材
が加熱ローラ軸受けより通紙領域側にある場合又は加熱
ローラ軸受けが受電部材より通紙領域側にある場合) 加熱ローラ軸受けと通紙領域の間(加熱ローラ軸受
けが受電部材より通紙領域側に位置している場合) 上記〜のうち、1つの位置だけに前記溝は設けられ
ていてもよく、複数の位置を組み合わせて前記溝を形成
することもでき、求められる定着装置の性能等に応じて
適宜選択することができる。
【0016】上記の位置に前記溝を設けると、給電部
材と受電部材との摺動接触により発生する摩耗粉の通紙
領域への回り込み、及び通紙領域で発生するトナー粉や
紙粉の通電部への回り込み、ひいてはそれより外側に位
置する加熱ローラ軸受けへの回り込み、並びに加熱ロー
ラ軸受けオイルの通紙領域への回り込みに対し防止効果
又は十分な抑制効果がある。
材と受電部材との摺動接触により発生する摩耗粉の通紙
領域への回り込み、及び通紙領域で発生するトナー粉や
紙粉の通電部への回り込み、ひいてはそれより外側に位
置する加熱ローラ軸受けへの回り込み、並びに加熱ロー
ラ軸受けオイルの通紙領域への回り込みに対し防止効果
又は十分な抑制効果がある。
【0017】上記の位置に前記溝を設けると、受電部
材が加熱ローラ軸受けより通紙領域側にあるときは、通
電部で発生する摩耗粉の加熱ローラ軸受けへの回り込
み、及び加熱ローラ軸受けのオイルの通電部への回り込
み、ひいては通紙領域への回り込みに対し防止効果又は
十分な抑制効果があり、加熱ローラ軸受けが受電部材よ
り通紙領域側にあるときは、加熱ローラ軸受けのオイル
の通電部への回り込み、及び通電部の摩耗粉の加熱ロー
ラ軸受けへの回り込み、ひいては通紙領域への回り込み
に対し防止効果又は十分な抑制効果がある。
材が加熱ローラ軸受けより通紙領域側にあるときは、通
電部で発生する摩耗粉の加熱ローラ軸受けへの回り込
み、及び加熱ローラ軸受けのオイルの通電部への回り込
み、ひいては通紙領域への回り込みに対し防止効果又は
十分な抑制効果があり、加熱ローラ軸受けが受電部材よ
り通紙領域側にあるときは、加熱ローラ軸受けのオイル
の通電部への回り込み、及び通電部の摩耗粉の加熱ロー
ラ軸受けへの回り込み、ひいては通紙領域への回り込み
に対し防止効果又は十分な抑制効果がある。
【0018】上記の位置に前記溝を設けると、通紙領
域のトナー粉や紙粉の加熱ローラ軸受けへの回り込み、
ひいては通電部への回り込み、及び加熱ローラ軸受けの
オイルや通電部の摩耗粉の通紙領域への回り込みに対し
防止効果又は十分な抑制効果がある。前記ごみ移動抑制
溝は、前記加熱ローラ回転中心線方向の幅が1.0〔m
m〕以上、且つ、深さが0.4〔mm〕以上程度が望ま
しい。より好ましくは、該溝幅を1.0〔mm〕以上、
且つ、該溝深さを0.6〔mm〕以上にすることが望ま
しい。
域のトナー粉や紙粉の加熱ローラ軸受けへの回り込み、
ひいては通電部への回り込み、及び加熱ローラ軸受けの
オイルや通電部の摩耗粉の通紙領域への回り込みに対し
防止効果又は十分な抑制効果がある。前記ごみ移動抑制
溝は、前記加熱ローラ回転中心線方向の幅が1.0〔m
m〕以上、且つ、深さが0.4〔mm〕以上程度が望ま
しい。より好ましくは、該溝幅を1.0〔mm〕以上、
且つ、該溝深さを0.6〔mm〕以上にすることが望ま
しい。
【0019】なお、溝幅、溝深さの上限については、加
熱ローラの構造、製作等の点で支障のない範囲内にあれ
ばよい。この定着装置によると、前記ごみ移動抑制溝に
より、前記ごみの加熱ローラ回転中心線方向の移動が防
止又は十分抑制されて、該ごみを原因とする定着装置の
作動不良及び定着画像の画質の低下を防止することがで
きる。
熱ローラの構造、製作等の点で支障のない範囲内にあれ
ばよい。この定着装置によると、前記ごみ移動抑制溝に
より、前記ごみの加熱ローラ回転中心線方向の移動が防
止又は十分抑制されて、該ごみを原因とする定着装置の
作動不良及び定着画像の画質の低下を防止することがで
きる。
【0020】また、前記課題を解決するための本発明に
係る二つ目のタイプの定着装置は、未定着画像を保持し
た記録材に該画像を加熱定着させる定着装置であって、
芯ローラ及び該芯ローラの外周面に沿って該芯ローラと
ともに回転可能なように形成されて通電により発熱する
抵抗発熱体を有する加熱ローラを備えており、該加熱ロ
ーラの両端部に設けられ、該抵抗発熱体に電気的に接続
され、該抵抗発熱体とともに回転する一対のリング状受
電部材及び該受電部材に相対的に摺動接触する一対の給
電部材を介して該抵抗発熱体へ通電できるにように構成
した定着装置において、前記各受電部材の外周円は、前
記加熱ローラにおける前記記録材が通される領域の外周
円よりもその半径が6〔mm〕以上大きいことを特徴と
する定着装置である。
係る二つ目のタイプの定着装置は、未定着画像を保持し
た記録材に該画像を加熱定着させる定着装置であって、
芯ローラ及び該芯ローラの外周面に沿って該芯ローラと
ともに回転可能なように形成されて通電により発熱する
抵抗発熱体を有する加熱ローラを備えており、該加熱ロ
ーラの両端部に設けられ、該抵抗発熱体に電気的に接続
され、該抵抗発熱体とともに回転する一対のリング状受
電部材及び該受電部材に相対的に摺動接触する一対の給
電部材を介して該抵抗発熱体へ通電できるにように構成
した定着装置において、前記各受電部材の外周円は、前
記加熱ローラにおける前記記録材が通される領域の外周
円よりもその半径が6〔mm〕以上大きいことを特徴と
する定着装置である。
【0021】加熱ローラにおける記録材が通される領域
(通紙領域)には、一般的には記録材が加熱ローラと該
加熱ローラに対向するバックアップ部材(一般的には、
加圧ローラや加圧ベルト)との間に挟持されつつ通過す
るときに、加熱される未定着画像が該加熱ローラから剥
がれやすくするために、離型性のある離型層で被覆され
ている。したがって、一般的には前記加熱ローラにおけ
る通紙領域の外周円は、該離型層の外周円となる。いず
れにしても、前記加熱ローラにおける通紙領域の外周円
とは、該加熱ローラの通紙領域における半径方向の最も
外側の外周円を指す。
(通紙領域)には、一般的には記録材が加熱ローラと該
加熱ローラに対向するバックアップ部材(一般的には、
加圧ローラや加圧ベルト)との間に挟持されつつ通過す
るときに、加熱される未定着画像が該加熱ローラから剥
がれやすくするために、離型性のある離型層で被覆され
ている。したがって、一般的には前記加熱ローラにおけ
る通紙領域の外周円は、該離型層の外周円となる。いず
れにしても、前記加熱ローラにおける通紙領域の外周円
とは、該加熱ローラの通紙領域における半径方向の最も
外側の外周円を指す。
【0022】この定着装置によると、前記各受電部材の
外周円と前記加熱ローラの通紙領域の外周円との半径の
差により、受電部材が加熱ローラ軸受けより通紙領域側
にあるときは、給電部材と受電部材との摺動接触により
発生する摩耗粉の通紙領域及び加熱ローラ軸受けへの回
り込み、及び通紙領域で発生するトナー粉や紙粉の通電
部への回り込み、ひいては加熱ローラ軸受けへの回り込
み、並びに加熱ローラ軸受けオイルの通電部への回り込
み、ひいては通紙領域への回り込みに対し防止効果又は
十分な抑制効果がある。
外周円と前記加熱ローラの通紙領域の外周円との半径の
差により、受電部材が加熱ローラ軸受けより通紙領域側
にあるときは、給電部材と受電部材との摺動接触により
発生する摩耗粉の通紙領域及び加熱ローラ軸受けへの回
り込み、及び通紙領域で発生するトナー粉や紙粉の通電
部への回り込み、ひいては加熱ローラ軸受けへの回り込
み、並びに加熱ローラ軸受けオイルの通電部への回り込
み、ひいては通紙領域への回り込みに対し防止効果又は
十分な抑制効果がある。
【0023】また、加熱ローラ軸受けが受電部材より通
紙領域側にある場合は、加熱ローラ軸受けオイルの通電
部への回り込み、及び通紙領域のトナー粉、紙粉等の通
電部への回り込み、並びに通電部で発生する摩耗粉の加
熱ローラ軸受けへの回り込み、ひいては通紙領域への回
り込みに対し防止効果又は十分な抑制効果がある。該半
径の差は6〔mm〕以上あればよいが、好ましくは8
〔mm〕以上、より好ましくは10〔mm〕以上であ
る。なお、上限値については、加熱ローラや通電部の構
造、製作、分解組立等に支障のない範囲内であればよ
い。
紙領域側にある場合は、加熱ローラ軸受けオイルの通電
部への回り込み、及び通紙領域のトナー粉、紙粉等の通
電部への回り込み、並びに通電部で発生する摩耗粉の加
熱ローラ軸受けへの回り込み、ひいては通紙領域への回
り込みに対し防止効果又は十分な抑制効果がある。該半
径の差は6〔mm〕以上あればよいが、好ましくは8
〔mm〕以上、より好ましくは10〔mm〕以上であ
る。なお、上限値については、加熱ローラや通電部の構
造、製作、分解組立等に支障のない範囲内であればよ
い。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1に示す定着装置は、未定着画
像であるトナー像を保持する記録材である記録紙上に、
該トナー像を加熱定着させる定着装置であり、図1は該
装置の概略断面図である。
を参照して説明する。図1に示す定着装置は、未定着画
像であるトナー像を保持する記録材である記録紙上に、
該トナー像を加熱定着させる定着装置であり、図1は該
装置の概略断面図である。
【0025】この定着装置は、加熱ローラ1及びこれに
図示しない押圧手段にて押圧される加圧ローラ2を有す
る。加熱ローラ1は、後述する芯ローラ160の両端部
(軸受け取付け端部)に嵌装された軸受け40を含む加
熱ローラ取付け部4によって、定着装置のハウジング3
に対して回転可能に支持されている。加圧ローラ2も図
示しない支持手段により回転可能に支持され、加熱ロー
ラ1と共に、図示しない駆動手段により回転駆動され
る。
図示しない押圧手段にて押圧される加圧ローラ2を有す
る。加熱ローラ1は、後述する芯ローラ160の両端部
(軸受け取付け端部)に嵌装された軸受け40を含む加
熱ローラ取付け部4によって、定着装置のハウジング3
に対して回転可能に支持されている。加圧ローラ2も図
示しない支持手段により回転可能に支持され、加熱ロー
ラ1と共に、図示しない駆動手段により回転駆動され
る。
【0026】加熱ローラ1は、空芯円筒状のアルミニウ
ム製芯ローラ160を有し、芯ローラ160の両端部外
周面の加熱ローラ取付け部4の外側部分には、芯ローラ
160外周の全周に亘る溝100、100が形成してあ
る。溝100、100が形成された芯ローラ160の外
周面には、電気絶縁層15、層状の抵抗発熱体13及び
離型層14がこの順に芯ローラ160に沿って形成され
ている。電気絶縁層15及び抵抗発熱体層13は芯ロー
ラ160の幅(芯ローラ160の回転中心線方向の長
さ)にわたって芯ローラの端から端まで形成され、離型
層14は芯ローラ160の両端部にそれぞれ設けられた
後述する受電部材11の一方のものの内側端面から他方
のものの内側端面にわたって形成されている。そして結
果的に、加熱ローラ1の外周面には加熱ローラ1の外周
の全周に亘るごみ移動抑制溝101、101が形成され
ている。各溝101は、幅W1=1.5〔mm〕、深さ
D1=0.8〔mm〕に形成されている。
ム製芯ローラ160を有し、芯ローラ160の両端部外
周面の加熱ローラ取付け部4の外側部分には、芯ローラ
160外周の全周に亘る溝100、100が形成してあ
る。溝100、100が形成された芯ローラ160の外
周面には、電気絶縁層15、層状の抵抗発熱体13及び
離型層14がこの順に芯ローラ160に沿って形成され
ている。電気絶縁層15及び抵抗発熱体層13は芯ロー
ラ160の幅(芯ローラ160の回転中心線方向の長
さ)にわたって芯ローラの端から端まで形成され、離型
層14は芯ローラ160の両端部にそれぞれ設けられた
後述する受電部材11の一方のものの内側端面から他方
のものの内側端面にわたって形成されている。そして結
果的に、加熱ローラ1の外周面には加熱ローラ1の外周
の全周に亘るごみ移動抑制溝101、101が形成され
ている。各溝101は、幅W1=1.5〔mm〕、深さ
D1=0.8〔mm〕に形成されている。
【0027】離型層14は、記録紙が前記加熱ローラ1
と該加熱ローラ1に対向する加圧ローラ2との間に挟持
されつつ通過するときに、加熱されるトナー像が加熱ロ
ーラ1から剥がれやすくするために形成してあり、該記
録紙の最大幅以上の幅をもち通紙領域P全体にわたって
いる。この離型層14は、離型性のある耐熱性樹脂のポ
リテトラフルオロエチレン(PTFE)で形成されてい
る。
と該加熱ローラ1に対向する加圧ローラ2との間に挟持
されつつ通過するときに、加熱されるトナー像が加熱ロ
ーラ1から剥がれやすくするために形成してあり、該記
録紙の最大幅以上の幅をもち通紙領域P全体にわたって
いる。この離型層14は、離型性のある耐熱性樹脂のポ
リテトラフルオロエチレン(PTFE)で形成されてい
る。
【0028】抵抗発熱体層13は、チタン酸バリウム系
セラミックにより形成されており、通電により自らジュ
ール発熱をする。電気絶縁層15は、抵抗発熱体層13
と芯ローラ160との電気絶縁性を保つため、両者の間
に形成されており、耐熱絶縁性樹脂のポリイミドからな
る。抵抗発熱体層13、離型層14及び電気絶縁層15
は芯ローラ160と一体的に回転する。
セラミックにより形成されており、通電により自らジュ
ール発熱をする。電気絶縁層15は、抵抗発熱体層13
と芯ローラ160との電気絶縁性を保つため、両者の間
に形成されており、耐熱絶縁性樹脂のポリイミドからな
る。抵抗発熱体層13、離型層14及び電気絶縁層15
は芯ローラ160と一体的に回転する。
【0029】各ごみ移動抑制溝101の外側で抵抗発熱
体層13の外周部分には、導電性の銅合金製リング状受
電部材11、11が設けられ、抵抗発熱体層13に固定
されている。受電部材11、11も芯ローラ160と一
体的に回転する。受電部材11、11の外周面には、一
対の導電性のカーボン製給電部材12、12が接触配置
されている。これら各受電部材11及び各給電部材12
により通電部Eが構成されている。各給電部材12は図
示しない押圧手段によってそれぞれ受電部材11に向け
押圧されており、受電部材11が芯ローラ160と一体
的に回転しても、両者の接触面で電気的な接続が保たれ
るようになっている。給電部材12、12は、図示しな
い電源に接続されており、該電源により抵抗発熱体層1
3に電圧が印加できる。
体層13の外周部分には、導電性の銅合金製リング状受
電部材11、11が設けられ、抵抗発熱体層13に固定
されている。受電部材11、11も芯ローラ160と一
体的に回転する。受電部材11、11の外周面には、一
対の導電性のカーボン製給電部材12、12が接触配置
されている。これら各受電部材11及び各給電部材12
により通電部Eが構成されている。各給電部材12は図
示しない押圧手段によってそれぞれ受電部材11に向け
押圧されており、受電部材11が芯ローラ160と一体
的に回転しても、両者の接触面で電気的な接続が保たれ
るようになっている。給電部材12、12は、図示しな
い電源に接続されており、該電源により抵抗発熱体層1
3に電圧が印加できる。
【0030】この定着装置によると、図示しない電源に
より給電部材12、12及び受電部材11、11を介し
て抵抗発熱体層13に電圧が印加され、抵抗発熱体層1
3が自らジュール発熱して加熱ローラ1全体を昇温させ
る。なお、図示しないが、加熱ローラ1の温度を検出す
る温度検出手段及び該温度検出手段により検出される温
度に基づいて該電源の電圧印加を制御する制御手段によ
り、加熱ローラ1は所定の定着温度に保たれる。そし
て、未定着トナー像を保持した記録紙が定着温度にある
加熱ローラ1と加圧ローラ2との間に通され、その間に
トナー像が記録紙上に加熱、加圧下に定着される。
より給電部材12、12及び受電部材11、11を介し
て抵抗発熱体層13に電圧が印加され、抵抗発熱体層1
3が自らジュール発熱して加熱ローラ1全体を昇温させ
る。なお、図示しないが、加熱ローラ1の温度を検出す
る温度検出手段及び該温度検出手段により検出される温
度に基づいて該電源の電圧印加を制御する制御手段によ
り、加熱ローラ1は所定の定着温度に保たれる。そし
て、未定着トナー像を保持した記録紙が定着温度にある
加熱ローラ1と加圧ローラ2との間に通され、その間に
トナー像が記録紙上に加熱、加圧下に定着される。
【0031】この定着装置によると、ごみ移動抑制溝1
01、101を形成するといった簡単な構成で、給電部
材12と受電部材11との摺動接触により発生する摩耗
粉の加熱ローラ軸受け40への回り込み、ひいては通紙
領域Pへの回り込み、及び通紙領域Pで発生するトナー
粉や紙粉の通電部Eへの回り込み、並びに加熱ローラ軸
受け40のオイルの通電部Eへの回り込みを防止又は十
分抑制して、定着装置の作動不良及び定着画像の画質の
低下を防止できる。
01、101を形成するといった簡単な構成で、給電部
材12と受電部材11との摺動接触により発生する摩耗
粉の加熱ローラ軸受け40への回り込み、ひいては通紙
領域Pへの回り込み、及び通紙領域Pで発生するトナー
粉や紙粉の通電部Eへの回り込み、並びに加熱ローラ軸
受け40のオイルの通電部Eへの回り込みを防止又は十
分抑制して、定着装置の作動不良及び定着画像の画質の
低下を防止できる。
【0032】なお、溝101、101それぞれの幅W1
及び深さD1は、実験により電源電圧を一定に保った状
態で抵抗発熱体層13に電圧印加したときに、抵抗発熱
体層13の両端電圧が低下(ごみの影響により低下)し
ない幅W及び深さDの組み合わせの中から選択したもの
である。この実験は、図1に示すタイプの定着装置(但
し、加熱ローラ1の直径:20〔mm〕)を採用し、電
源電圧を一定に保ち、加熱ローラの回転数を100〔r
pm〕に設定して1000時間連続運転して、抵抗発熱
体層13の両端電圧を測定したものであり、その結果を
表1に示す。表1中、例えば40%とあるのは抵抗発熱
体層13の両端電圧が電源電圧の40%低下したこと、
すなわち、抵抗発熱体層13の両端電圧は電源電圧の6
0%であることを示す。
及び深さD1は、実験により電源電圧を一定に保った状
態で抵抗発熱体層13に電圧印加したときに、抵抗発熱
体層13の両端電圧が低下(ごみの影響により低下)し
ない幅W及び深さDの組み合わせの中から選択したもの
である。この実験は、図1に示すタイプの定着装置(但
し、加熱ローラ1の直径:20〔mm〕)を採用し、電
源電圧を一定に保ち、加熱ローラの回転数を100〔r
pm〕に設定して1000時間連続運転して、抵抗発熱
体層13の両端電圧を測定したものであり、その結果を
表1に示す。表1中、例えば40%とあるのは抵抗発熱
体層13の両端電圧が電源電圧の40%低下したこと、
すなわち、抵抗発熱体層13の両端電圧は電源電圧の6
0%であることを示す。
【0033】 (表1) 溝幅W〔mm〕 0.5 1.0 1.5 2.0 溝深さD〔mm〕 0.2 50% 40% 40% 10% 0.4 40% 20% 20% 10% 0.6 10% 0% 0% 0% 0.8 10% 0% 0% 0% 1.0 10% 0% 0% 0% 抵抗発熱体層の両端電圧の電圧低下20%以下を許容範
囲として、表1から、溝深さDが0.4〔mm〕以上、
且つ、溝幅Wが1.0〔mm〕以上のときに溝によりト
ナー粉、紙粉、オイル等の通電部への回り込みを十分抑
制できることがわかる。また、溝深さ=0.6〔mm〕
以上、且つ、溝幅W=1.0〔mm〕以上が一層好まし
いことがわかる。よってここでは前記のとおり溝深さD
1=0.8〔mm〕、溝幅W1=1.5〔mm〕を採用
している。
囲として、表1から、溝深さDが0.4〔mm〕以上、
且つ、溝幅Wが1.0〔mm〕以上のときに溝によりト
ナー粉、紙粉、オイル等の通電部への回り込みを十分抑
制できることがわかる。また、溝深さ=0.6〔mm〕
以上、且つ、溝幅W=1.0〔mm〕以上が一層好まし
いことがわかる。よってここでは前記のとおり溝深さD
1=0.8〔mm〕、溝幅W1=1.5〔mm〕を採用
している。
【0034】以上の実験値は実験条件が変われば若干変
わる可能性があるが、概ね一般的な値と考えられる。次
に、本発明の他の実施形態である定着装置を図2を参照
して説明する。図2に示す定着装置も、図1に示す定着
装置と同様にトナー像を保持する記録紙上に、該トナー
像を加熱定着させる定着装置であり、図2は該装置の概
略断面図である。なお、図1に示す定着装置の部品と実
質上同じ構造、作用の部品には図1と同じ参照符号を付
してある。
わる可能性があるが、概ね一般的な値と考えられる。次
に、本発明の他の実施形態である定着装置を図2を参照
して説明する。図2に示す定着装置も、図1に示す定着
装置と同様にトナー像を保持する記録紙上に、該トナー
像を加熱定着させる定着装置であり、図2は該装置の概
略断面図である。なお、図1に示す定着装置の部品と実
質上同じ構造、作用の部品には図1と同じ参照符号を付
してある。
【0035】この定着装置も、加熱ローラ1及びこれに
図示しない押圧手段にて押圧される加圧ローラ2を有す
る。加熱ローラ1は、図1に示す定着装置と同様に加熱
ローラ取付け部4によって定着装置のハウジング3に対
して回転可能に支持されており、この装置では加熱ロー
ラ取付け部4による支持位置は、受電部材11、通紙領
域Pに対して加熱ローラ1の中心線方向の最も外側であ
る。加圧ローラ2も図示しない支持手段により回転可能
に支持され、加熱ローラ1と共に、図示しない駆動手段
により回転駆動される。
図示しない押圧手段にて押圧される加圧ローラ2を有す
る。加熱ローラ1は、図1に示す定着装置と同様に加熱
ローラ取付け部4によって定着装置のハウジング3に対
して回転可能に支持されており、この装置では加熱ロー
ラ取付け部4による支持位置は、受電部材11、通紙領
域Pに対して加熱ローラ1の中心線方向の最も外側であ
る。加圧ローラ2も図示しない支持手段により回転可能
に支持され、加熱ローラ1と共に、図示しない駆動手段
により回転駆動される。
【0036】加熱ローラ1は、空芯円筒状の芯ローラ1
61を有し、芯ローラ161の両端外周面を支持する加
熱ローラ取付け部4の内側には、芯ローラ161外周の
全周に亘る溝102、102が形成してあり、さらにそ
の内側に芯ローラ161外周の全周に亘る溝103、1
03が形成してある。溝102、103が形成された芯
ローラ161の外周面には、電気絶縁層15、層状の抵
抗発熱体13及び離型層14がこの順に芯ローラ161
に沿って形成されている。電気絶縁層15は芯ローラ1
61の端から端まで形成されている。離型層14は各隣
合う溝102、103間に設けられた後述する受電部材
11、11のうち一方のものの内側端面から他方のもの
の内側端面までにわたって形成されており、抵抗発熱体
層13は一方の受電部材11の外側端から他方の受電部
材11の外側端まで形成されている。そして結果的に、
加熱ローラ1の外周面には加熱ローラ1の外周の全周に
亘るごみ移動抑制溝104、104が形成され、さらに
それぞれの内側に加熱ローラ1の外周の全周に亘るごみ
移動抑制溝105、105が形成されている。溝10
4、104のそれぞれの幅W4は1.5〔mm〕で、深
さD4は0.8〔mm〕であり、また、溝105、10
5の幅W5は1.5〔mm〕で、深さD5は0.8〔m
m〕である。
61を有し、芯ローラ161の両端外周面を支持する加
熱ローラ取付け部4の内側には、芯ローラ161外周の
全周に亘る溝102、102が形成してあり、さらにそ
の内側に芯ローラ161外周の全周に亘る溝103、1
03が形成してある。溝102、103が形成された芯
ローラ161の外周面には、電気絶縁層15、層状の抵
抗発熱体13及び離型層14がこの順に芯ローラ161
に沿って形成されている。電気絶縁層15は芯ローラ1
61の端から端まで形成されている。離型層14は各隣
合う溝102、103間に設けられた後述する受電部材
11、11のうち一方のものの内側端面から他方のもの
の内側端面までにわたって形成されており、抵抗発熱体
層13は一方の受電部材11の外側端から他方の受電部
材11の外側端まで形成されている。そして結果的に、
加熱ローラ1の外周面には加熱ローラ1の外周の全周に
亘るごみ移動抑制溝104、104が形成され、さらに
それぞれの内側に加熱ローラ1の外周の全周に亘るごみ
移動抑制溝105、105が形成されている。溝10
4、104のそれぞれの幅W4は1.5〔mm〕で、深
さD4は0.8〔mm〕であり、また、溝105、10
5の幅W5は1.5〔mm〕で、深さD5は0.8〔m
m〕である。
【0037】加熱ローラの溝105の外側、且つ、溝1
04の内側で抵抗発熱体層13の外周部分には、図1に
示す定着装置と同様に受電部材11、11及び給電部材
12、12が配置され、これらにより図示しない電源か
ら抵抗発熱体層13に電圧が印加できる。この定着装置
においても、各受電部材11及び各給電部材12により
通電部Eが構成されている。
04の内側で抵抗発熱体層13の外周部分には、図1に
示す定着装置と同様に受電部材11、11及び給電部材
12、12が配置され、これらにより図示しない電源か
ら抵抗発熱体層13に電圧が印加できる。この定着装置
においても、各受電部材11及び各給電部材12により
通電部Eが構成されている。
【0038】なお、この定着装置の各部品の材質は図1
に示す定着装置の各部品の材質と同じものである。この
定着装置によると、溝104、105を形成するといっ
た簡単な構成で、通電部Eで発生する摩耗粉の通紙領域
P、及び加熱ローラ軸受け40への回り込み、トナー粉
や紙粉の通電部E及び加熱ローラ軸受け40への回り込
み、加熱ローラ軸受け40のオイルの通電部E及び通紙
領域Pへの回り込みが防止又は十分抑制されて、定着装
置の作動不良及び定着画像の画質の低下を防止すること
ができる。
に示す定着装置の各部品の材質と同じものである。この
定着装置によると、溝104、105を形成するといっ
た簡単な構成で、通電部Eで発生する摩耗粉の通紙領域
P、及び加熱ローラ軸受け40への回り込み、トナー粉
や紙粉の通電部E及び加熱ローラ軸受け40への回り込
み、加熱ローラ軸受け40のオイルの通電部E及び通紙
領域Pへの回り込みが防止又は十分抑制されて、定着装
置の作動不良及び定着画像の画質の低下を防止すること
ができる。
【0039】なお、図1及び図2に示す定着装置の加熱
ローラ1に設けられた溝の幅、深さは上述の値に限定さ
れるものではなく、表1に示すようなトナー粉、紙粉、
摩耗粉、オイル等の通電部Eの摺動接触面、軸受け、通
紙領域への回り込みを防止することができる溝の幅、深
さの組み合わせから、適宜選択することができる。次
に、本発明のさらに他の実施形態を図3を参照して説明
する。
ローラ1に設けられた溝の幅、深さは上述の値に限定さ
れるものではなく、表1に示すようなトナー粉、紙粉、
摩耗粉、オイル等の通電部Eの摺動接触面、軸受け、通
紙領域への回り込みを防止することができる溝の幅、深
さの組み合わせから、適宜選択することができる。次
に、本発明のさらに他の実施形態を図3を参照して説明
する。
【0040】図3に示す定着装置も、トナー像を保持す
る記録紙上に、該トナー像を加熱定着させる定着装置で
あり、図3は該装置の概略断面図である。なお、図1に
示す定着装置の部品と実質上同じ構造、作用の部品には
図1と同じ参照符号を付してある。この定着装置も、加
熱ローラ1及びこれに図示しない押圧手段にて押圧され
る加圧ローラ2を有する。
る記録紙上に、該トナー像を加熱定着させる定着装置で
あり、図3は該装置の概略断面図である。なお、図1に
示す定着装置の部品と実質上同じ構造、作用の部品には
図1と同じ参照符号を付してある。この定着装置も、加
熱ローラ1及びこれに図示しない押圧手段にて押圧され
る加圧ローラ2を有する。
【0041】加熱ローラ1は、図2に示す装置の場合と
同様にして、後述する通電部Eより外側において、図示
しない支持手段により回転可能に支持されており、両ロ
ーラは共に図示しない駆動手段により回転駆動される。
加熱ローラ1は、空芯円筒状の芯ローラ162を有す
る。芯ローラ162の外周面には、電気絶縁層15、層
状の抵抗発熱体13及び離型層14がこの順に芯ローラ
162に沿って形成されている。電気絶縁層15は芯ロ
ーラ162端から端まで形成されている。抵抗発熱体層
13は後述する一対の受電部材11、11のうち一方の
ものの外側端から他方のものの外側端までにわたり形成
され、離型層14は一方の受電部材11の内側端面から
他方の受電部材11の内側端面までにわたり形成されて
いる。抵抗発熱体層13、離型層14及び電気絶縁層1
5は芯ローラ162と一体的に回転する。
同様にして、後述する通電部Eより外側において、図示
しない支持手段により回転可能に支持されており、両ロ
ーラは共に図示しない駆動手段により回転駆動される。
加熱ローラ1は、空芯円筒状の芯ローラ162を有す
る。芯ローラ162の外周面には、電気絶縁層15、層
状の抵抗発熱体13及び離型層14がこの順に芯ローラ
162に沿って形成されている。電気絶縁層15は芯ロ
ーラ162端から端まで形成されている。抵抗発熱体層
13は後述する一対の受電部材11、11のうち一方の
ものの外側端から他方のものの外側端までにわたり形成
され、離型層14は一方の受電部材11の内側端面から
他方の受電部材11の内側端面までにわたり形成されて
いる。抵抗発熱体層13、離型層14及び電気絶縁層1
5は芯ローラ162と一体的に回転する。
【0042】抵抗発熱体層13の外周部分には、既に若
干触れた一対のリング状受電部材11、11が設けら
れ、抵抗発熱体層13に固定されている。これら受電部
材11、11の外周円の半径は、加熱ローラ1の通紙領
域Pの外周円の半径より、すなわち、離型層14が形成
されている部分の加熱ローラ1の外周円の半径よりh=
10〔mm〕以上大きくなっている。受電部材11、1
1も芯ローラ162と一体的に回転する。
干触れた一対のリング状受電部材11、11が設けら
れ、抵抗発熱体層13に固定されている。これら受電部
材11、11の外周円の半径は、加熱ローラ1の通紙領
域Pの外周円の半径より、すなわち、離型層14が形成
されている部分の加熱ローラ1の外周円の半径よりh=
10〔mm〕以上大きくなっている。受電部材11、1
1も芯ローラ162と一体的に回転する。
【0043】受電部材11、11の外周面には、一対の
給電部材12、12がそれぞれ接触配置されており、図
1の定着装置と同様に図示しない電源により抵抗発熱体
層13に電圧が印加できる。この定着装置においても、
各受電部材11及び各給電部材12により通電部Eが構
成されている。なお、各受電部材11の外周円の半径と
加熱ローラ1の通紙領域における外周円の半径との差h
は、実験により電源電圧を一定に保った状態で抵抗発熱
体層13に電圧を印加したときに、該抵抗発熱体層13
の両端電圧が低下(ごみの影響により低下)しない該差
hの中から選択したものである。この実験は、図3に示
すタイプの定着装置を採用し、電源電圧を一定に保ち、
加熱ローラ1の直径と該差hを変えて、また、加熱ロー
ラ1の回転数を100〔rpm〕に設定してそれぞれに
つき1000時間連続運転して、抵抗発熱体層13の両
端電圧を測定したものである。その結果を表2に示す。
表2中、例えば20%とあるのは抵抗発熱体層13の両
端電圧が電源電圧の20%低下したこと、すなわち、抵
抗発熱体層13の両端電圧は電源電圧の80%であるこ
とを示す。 (表2) 加熱ローラの直径〔mm〕 20 40 60 半径の差h〔mm〕 2 20% 20% 20% 4 20% 10% 10% 6 0% 10% 0% 8 0% 0% 0% 10 0% 0% 0% 12 0% 0% 0% 表2から、該差hが6〔mm〕程度以上のときに該差h
によりトナー粉、紙粉、オイル等の通電部Eへの回り込
みが防止又は十分抑制できることがわかる。また、差h
は、より十分なごみ移動抑制効果のためにより好ましく
は8〔mm〕以上、さらに好ましくは10〔mm〕以上
である。
給電部材12、12がそれぞれ接触配置されており、図
1の定着装置と同様に図示しない電源により抵抗発熱体
層13に電圧が印加できる。この定着装置においても、
各受電部材11及び各給電部材12により通電部Eが構
成されている。なお、各受電部材11の外周円の半径と
加熱ローラ1の通紙領域における外周円の半径との差h
は、実験により電源電圧を一定に保った状態で抵抗発熱
体層13に電圧を印加したときに、該抵抗発熱体層13
の両端電圧が低下(ごみの影響により低下)しない該差
hの中から選択したものである。この実験は、図3に示
すタイプの定着装置を採用し、電源電圧を一定に保ち、
加熱ローラ1の直径と該差hを変えて、また、加熱ロー
ラ1の回転数を100〔rpm〕に設定してそれぞれに
つき1000時間連続運転して、抵抗発熱体層13の両
端電圧を測定したものである。その結果を表2に示す。
表2中、例えば20%とあるのは抵抗発熱体層13の両
端電圧が電源電圧の20%低下したこと、すなわち、抵
抗発熱体層13の両端電圧は電源電圧の80%であるこ
とを示す。 (表2) 加熱ローラの直径〔mm〕 20 40 60 半径の差h〔mm〕 2 20% 20% 20% 4 20% 10% 10% 6 0% 10% 0% 8 0% 0% 0% 10 0% 0% 0% 12 0% 0% 0% 表2から、該差hが6〔mm〕程度以上のときに該差h
によりトナー粉、紙粉、オイル等の通電部Eへの回り込
みが防止又は十分抑制できることがわかる。また、差h
は、より十分なごみ移動抑制効果のためにより好ましく
は8〔mm〕以上、さらに好ましくは10〔mm〕以上
である。
【0044】このように図3に示す定着装置によると、
受電部材11、11の外周円の半径を加熱ローラ1の通
紙領域の外周円の半径より10〔mm〕大きくするだけ
といった簡単な構成で、給電部材12と受電部材11と
の摺動接触により発生する摩耗粉の通紙領域Pへの回り
込みや通紙領域Pで発生するトナー粉や紙粉の通電部E
への回り込み、ひいてはその外側の図示しない加熱ロー
ラ軸受けへの回り込み、さらには、該加熱ローラ軸受け
のオイルの通電部Eへの回り込み、ひいては通紙領域P
への回り込みを防止又は十分に抑制することができる。
受電部材11、11の外周円の半径を加熱ローラ1の通
紙領域の外周円の半径より10〔mm〕大きくするだけ
といった簡単な構成で、給電部材12と受電部材11と
の摺動接触により発生する摩耗粉の通紙領域Pへの回り
込みや通紙領域Pで発生するトナー粉や紙粉の通電部E
への回り込み、ひいてはその外側の図示しない加熱ロー
ラ軸受けへの回り込み、さらには、該加熱ローラ軸受け
のオイルの通電部Eへの回り込み、ひいては通紙領域P
への回り込みを防止又は十分に抑制することができる。
【0045】なお、各受電部材11、11の外周円の半
径と加熱ローラ1の通紙領域Pの外周円の半径との差は
前述の値10〔mm〕に限定されるものではなく、各受
電部材11の外周円の半径の方が6〔mm〕以上大きい
ものであれば、表2に示すようにトナー粉、紙粉等の通
電部Eへの回り込みや摩耗粉の通紙領域Pへの回り込み
の防止効果又は十分な抑制効果のある値から、加熱ロー
ラの直径、求められる定着装置の性能等を考慮して適宜
選択することができる。
径と加熱ローラ1の通紙領域Pの外周円の半径との差は
前述の値10〔mm〕に限定されるものではなく、各受
電部材11の外周円の半径の方が6〔mm〕以上大きい
ものであれば、表2に示すようにトナー粉、紙粉等の通
電部Eへの回り込みや摩耗粉の通紙領域Pへの回り込み
の防止効果又は十分な抑制効果のある値から、加熱ロー
ラの直径、求められる定着装置の性能等を考慮して適宜
選択することができる。
【0046】なお、前記各実施形態で示した定着装置の
各部の材質は、前記のものに限定されるものではない。
各部の材質は、前記のものに限定されるものではない。
【0047】
【発明の効果】本発明によると、未定着画像を保持した
記録材に該画像を加熱定着させる定着装置であって、芯
ローラ及び該芯ローラの外周面に沿って該芯ローラとと
もに回転可能なように形成されて通電により発熱する抵
抗発熱体を有する加熱ローラを備えており、該加熱ロー
ラの両端部に設けられ、該抵抗発熱体に電気的に接続さ
れ、該抵抗発熱体とともに回転する一対の受電部材及び
該受電部材に相対的に摺動接触する一対の給電部材を介
して該抵抗発熱体へ通電できるにように構成した定着装
置であって、 イ)給電部材と受電部材との摺動接触により発生する摩
耗粉の加熱ローラにおけるトナー像等の未定着画像を保
持した記録材が通される部分(通紙領域)への回り込
み、 ロ)該摩耗粉の加熱ローラ軸受けへの回り込み、 ハ)通紙領域で発生するトナー粉や紙粉の通電部への回
り込み、 ニ)該トナー粉や紙粉の加熱ローラ軸受けへの回り込
み、 ホ)加熱ローラ軸受けのオイルの通電部への回り込み、 ヘ)該オイルの通紙領域への回り込み、 のうち1又は2以上を防止又は十分抑制して、定着装置
の作動不良及び定着画像の画質の低下を防止できる簡単
な構成の定着装置を提供することができる。
記録材に該画像を加熱定着させる定着装置であって、芯
ローラ及び該芯ローラの外周面に沿って該芯ローラとと
もに回転可能なように形成されて通電により発熱する抵
抗発熱体を有する加熱ローラを備えており、該加熱ロー
ラの両端部に設けられ、該抵抗発熱体に電気的に接続さ
れ、該抵抗発熱体とともに回転する一対の受電部材及び
該受電部材に相対的に摺動接触する一対の給電部材を介
して該抵抗発熱体へ通電できるにように構成した定着装
置であって、 イ)給電部材と受電部材との摺動接触により発生する摩
耗粉の加熱ローラにおけるトナー像等の未定着画像を保
持した記録材が通される部分(通紙領域)への回り込
み、 ロ)該摩耗粉の加熱ローラ軸受けへの回り込み、 ハ)通紙領域で発生するトナー粉や紙粉の通電部への回
り込み、 ニ)該トナー粉や紙粉の加熱ローラ軸受けへの回り込
み、 ホ)加熱ローラ軸受けのオイルの通電部への回り込み、 ヘ)該オイルの通紙領域への回り込み、 のうち1又は2以上を防止又は十分抑制して、定着装置
の作動不良及び定着画像の画質の低下を防止できる簡単
な構成の定着装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施形態である定着装置の概略断面
図である。
図である。
【図2】本発明の他の実施形態である定着装置の概略断
面図である。
面図である。
【図3】本発明のさらに他の実施形態である定着装置の
一部の概略断面図である。
一部の概略断面図である。
【図4】加熱ローラ軸受けのオイル等の受電部材と給電
部材との摺動接触面への介入による抵抗発熱体に印加さ
れる電圧への影響を示す図である。
部材との摺動接触面への介入による抵抗発熱体に印加さ
れる電圧への影響を示す図である。
1 加熱ローラ 100、102、103 芯ローラに形成された溝 101、104、105 加熱ローラに設けられたごみ
移動抑制溝 11 受電部材 12 給電部材 13 抵抗発熱体層 14 離型層 15 電気絶縁層 160、161、162 芯ローラ 2 加圧ローラ 3 定着装置のハウジング 4 加熱ローラ1の取り付け部 40 加熱ローラ軸受け
移動抑制溝 11 受電部材 12 給電部材 13 抵抗発熱体層 14 離型層 15 電気絶縁層 160、161、162 芯ローラ 2 加圧ローラ 3 定着装置のハウジング 4 加熱ローラ1の取り付け部 40 加熱ローラ軸受け
Claims (2)
- 【請求項1】 未定着画像を保持した記録材に該画像を
加熱定着させる定着装置であって、芯ローラ及び該芯ロ
ーラの外周面に沿って該芯ローラとともに回転可能なよ
うに形成されて通電により発熱する抵抗発熱体を有する
加熱ローラを備えており、該加熱ローラの両端部に設け
られ、該抵抗発熱体に電気的に接続され、該抵抗発熱体
とともに回転する一対の受電部材及び該受電部材に相対
的に摺動接触する一対の給電部材を介して該抵抗発熱体
へ通電できるにように構成した定着装置において、前記
加熱ローラの外周面には前記各受電部材の近傍に、それ
ぞれ少なくとも一つの、該加熱ローラの外周の全周に亘
るごみ移動抑制溝が設けられていることを特徴とする定
着装置。 - 【請求項2】 未定着画像を保持した記録材に該画像を
加熱定着させる定着装置であって、芯ローラ及び該芯ロ
ーラの外周面に沿って該芯ローラとともに回転可能なよ
うに形成されて通電により発熱する抵抗発熱体を有する
加熱ローラを備えており、該加熱ローラの両端部に設け
られ、該抵抗発熱体に電気的に接続され、該抵抗発熱体
とともに回転する一対のリング状受電部材及び該受電部
材に相対的に摺動接触する一対の給電部材を介して該抵
抗発熱体へ通電できるにように構成した定着装置におい
て、前記各受電部材の外周円は、前記加熱ローラにおけ
る前記記録材が通される領域の外周円よりもその半径が
6〔mm〕以上大きいことを特徴とする定着装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP374996A JPH09197873A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 定着装置 |
| US08/735,539 US5722025A (en) | 1995-10-24 | 1996-10-23 | Fixing device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP374996A JPH09197873A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09197873A true JPH09197873A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11565854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP374996A Withdrawn JPH09197873A (ja) | 1995-10-24 | 1996-01-12 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09197873A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006209024A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Kyocera Mita Corp | 定着装置 |
| JP2011253055A (ja) * | 2010-06-02 | 2011-12-15 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 定着装置及び画像形成装置 |
| CN103676571A (zh) * | 2012-08-31 | 2014-03-26 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 旋转体支撑装置及具备该装置的定影装置和图像形成装置 |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP374996A patent/JPH09197873A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006209024A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Kyocera Mita Corp | 定着装置 |
| JP2011253055A (ja) * | 2010-06-02 | 2011-12-15 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 定着装置及び画像形成装置 |
| CN103676571A (zh) * | 2012-08-31 | 2014-03-26 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 旋转体支撑装置及具备该装置的定影装置和图像形成装置 |
| CN103676571B (zh) * | 2012-08-31 | 2016-05-18 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 旋转体支撑装置及具备该装置的定影装置和图像形成装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |