JPH09198719A - 情報記録媒体及びその製造方法 - Google Patents
情報記録媒体及びその製造方法Info
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- JPH09198719A JPH09198719A JP8026005A JP2600596A JPH09198719A JP H09198719 A JPH09198719 A JP H09198719A JP 8026005 A JP8026005 A JP 8026005A JP 2600596 A JP2600596 A JP 2600596A JP H09198719 A JPH09198719 A JP H09198719A
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- pits
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 欠陥ピットを有するディスクの欠陥ピットを
修復して良品に転化させ、廃棄物を減らすこと、及びそ
の不法複製の防止。 【解決手段】 基板1に形成された欠陥ピット3に水溶
性透明樹脂6を充填して欠陥ピット3を修復し、その上
に光反射層7及び保護層8を形成して製品として完成さ
せる。
修復して良品に転化させ、廃棄物を減らすこと、及びそ
の不法複製の防止。 【解決手段】 基板1に形成された欠陥ピット3に水溶
性透明樹脂6を充填して欠陥ピット3を修復し、その上
に光反射層7及び保護層8を形成して製品として完成さ
せる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体及び
その製造方法に関し、例えば、光ディスクの欠陥部の修
復及び光ディスクの複製を防止する構造及びその製造方
法に関するものである。
その製造方法に関し、例えば、光ディスクの欠陥部の修
復及び光ディスクの複製を防止する構造及びその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは、レーザービームを用いて
情報の読み出し、或いは書き込み、消去を行うことがで
きる記録媒体として知られている。これは、1980年代の
コンパクトディスクを皮切りに、ディジタル化しかつ非
接触の高密度記録媒体として広く普及している媒体であ
り、音楽用としてだけではなく、コンピューターやゲー
ムなどあらゆる分野における情報記録媒体として、その
生産量は年々増加の傾向にある。
情報の読み出し、或いは書き込み、消去を行うことがで
きる記録媒体として知られている。これは、1980年代の
コンパクトディスクを皮切りに、ディジタル化しかつ非
接触の高密度記録媒体として広く普及している媒体であ
り、音楽用としてだけではなく、コンピューターやゲー
ムなどあらゆる分野における情報記録媒体として、その
生産量は年々増加の傾向にある。
【0003】そして、このような需要の増加に伴い、更
に高密度化が要求されるようになり、1ビット当たりの
記録単位面積は増々小さくなっている。しかし、これに
もかかわらず僅かな欠陥も許されない難しい技術が要求
されるため、必然的に不良品の量も増加している。
に高密度化が要求されるようになり、1ビット当たりの
記録単位面積は増々小さくなっている。しかし、これに
もかかわらず僅かな欠陥も許されない難しい技術が要求
されるため、必然的に不良品の量も増加している。
【0004】しかし、これらの不良品は、アルミニウム
やアルミニウム合金などの光反射層を蒸着する前の製造
段階で判明したものは、粉砕して、使用可能な材料は再
度使用することもできるが、上記した以後の製造段階又
は完成後に不良品であることが判明したものは、廃棄さ
れるか又は別の用途、例えば、トレーなどに加工して用
いられている。
やアルミニウム合金などの光反射層を蒸着する前の製造
段階で判明したものは、粉砕して、使用可能な材料は再
度使用することもできるが、上記した以後の製造段階又
は完成後に不良品であることが判明したものは、廃棄さ
れるか又は別の用途、例えば、トレーなどに加工して用
いられている。
【0005】このように、不良品については資源の有効
活用のため再利用の努力がなされてはいるが、廃棄され
ているものが多いのが実情である。従って、生産量の増
加及び高密度化に伴う不良品の増加に比例して廃棄され
る量も増加しており、このような実態は資源保護上から
大きな社会問題であり、早急な対策がこれからの最大の
課題である。
活用のため再利用の努力がなされてはいるが、廃棄され
ているものが多いのが実情である。従って、生産量の増
加及び高密度化に伴う不良品の増加に比例して廃棄され
る量も増加しており、このような実態は資源保護上から
大きな社会問題であり、早急な対策がこれからの最大の
課題である。
【0006】また、一方では、不法に複製される、いわ
ゆる海賊版の流通も後を断たず、有効な防止対策が切望
されている。
ゆる海賊版の流通も後を断たず、有効な防止対策が切望
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な実情に鑑みてなされたものであって、不良品として廃
棄処分される量を減らし、しかも信頼性の高い光ディス
ク等の情報記録媒体を提供することを目的とするもので
ある。
な実情に鑑みてなされたものであって、不良品として廃
棄処分される量を減らし、しかも信頼性の高い光ディス
ク等の情報記録媒体を提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、不良品を良品に転
換する方法に着目し、この方法が複製防止にも活用でき
るとの結論を得て、本発明に到達したものである。
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、不良品を良品に転
換する方法に着目し、この方法が複製防止にも活用でき
るとの結論を得て、本発明に到達したものである。
【0009】即ち、本発明の情報記録媒体は、情報が記
録された第1のピットと、この第1のピットとは別の第
2のピットとを有し、前記第2のピットに水溶性材料が
充填されていることを特徴とする情報記録媒体に係るも
のである。
録された第1のピットと、この第1のピットとは別の第
2のピットとを有し、前記第2のピットに水溶性材料が
充填されていることを特徴とする情報記録媒体に係るも
のである。
【0010】そして、本発明は、情報が記録された第1
のピットと、この第1のピットとは別の第2のピットと
を形成する工程と、前記第2のピットに水溶性材料を充
填する工程とを有する、情報記録媒体の製造方法にも係
るものである。
のピットと、この第1のピットとは別の第2のピットと
を形成する工程と、前記第2のピットに水溶性材料を充
填する工程とを有する、情報記録媒体の製造方法にも係
るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に基づく情報記録媒体にお
いては、上記の第2のピットに充填された水溶性材料が
水溶性透明樹脂であって、その分子量が 1,000〜100,00
0 の水溶性樹脂であることが望ましい。
いては、上記の第2のピットに充填された水溶性材料が
水溶性透明樹脂であって、その分子量が 1,000〜100,00
0 の水溶性樹脂であることが望ましい。
【0012】また、上記の基板面に第1のピット及び第
2のピットが形成され、これらのピットを含む面上に光
反射層及び保護層が順次積層されていることが望まし
い。
2のピットが形成され、これらのピットを含む面上に光
反射層及び保護層が順次積層されていることが望まし
い。
【0013】また、上記の第2のピットへの水溶性材料
の充填が、欠陥ピットの修復、及びピットの複製防止を
目的としてなされていることが望ましい。
の充填が、欠陥ピットの修復、及びピットの複製防止を
目的としてなされていることが望ましい。
【0014】これにより、この情報記録媒体は、光反射
層及び保護層を基板から除去する際に、第2のピットに
充填された水溶性材料も除去されるように構成すること
ができる。
層及び保護層を基板から除去する際に、第2のピットに
充填された水溶性材料も除去されるように構成すること
ができる。
【0015】従って、上記のようにして水溶性材料の除
去後に、再び第1のピット及び第2のピットを含む面上
に光反射層及び保護層を順次積層されるようになる。
去後に、再び第1のピット及び第2のピットを含む面上
に光反射層及び保護層を順次積層されるようになる。
【0016】また、上記した情報記録媒体は、光反射層
がアルミニウム又はアルミニウム合金からなり、保護層
が紫外線硬化樹脂からなっていることが望ましい。
がアルミニウム又はアルミニウム合金からなり、保護層
が紫外線硬化樹脂からなっていることが望ましい。
【0017】また、上記の情報記録媒体は、基板、光反
射層又は半透明層及び保護層の組み合わせからなる単一
体、又はこの単一体の複数個の一体化物によって構成さ
れていてもよい。
射層又は半透明層及び保護層の組み合わせからなる単一
体、又はこの単一体の複数個の一体化物によって構成さ
れていてもよい。
【0018】また、この製造方法における水溶性材料と
して、水溶性透明樹脂を用い、その分子量が 1,000〜10
0,000 の水溶性透明樹脂を用いることが望ましい。
して、水溶性透明樹脂を用い、その分子量が 1,000〜10
0,000 の水溶性透明樹脂を用いることが望ましい。
【0019】また、上記の製造方法は、基板上に光反射
層及び保護層が順次積層されている情報記録媒体を製造
するに際し、前記基板に形成した第2のピットを検出す
る工程と、前記第2のピットに分子量が 1,000〜100,00
0 の水溶性透明樹脂を充填する工程と、前記光反射層を
形成する工程と、前記保護層を形成する工程とを有して
いることが望ましい。
層及び保護層が順次積層されている情報記録媒体を製造
するに際し、前記基板に形成した第2のピットを検出す
る工程と、前記第2のピットに分子量が 1,000〜100,00
0 の水溶性透明樹脂を充填する工程と、前記光反射層を
形成する工程と、前記保護層を形成する工程とを有して
いることが望ましい。
【0020】そして、この場合、第1のピットに対応し
た凹凸を有するスタンパーの凹凸面に溶融した基板材料
を流し込む工程と、前記基板材料の流し込みによる凹凸
の転写時に発生した第2のピットに水溶性材料を充填す
る工程と、前記基板の転写面に光反射層を形成する工程
と、この反射層上に保護層を形成する工程とを有してい
ることが望ましい。
た凹凸を有するスタンパーの凹凸面に溶融した基板材料
を流し込む工程と、前記基板材料の流し込みによる凹凸
の転写時に発生した第2のピットに水溶性材料を充填す
る工程と、前記基板の転写面に光反射層を形成する工程
と、この反射層上に保護層を形成する工程とを有してい
ることが望ましい。
【0021】更に、第2のピットに水溶性材料を充填し
てピットを修復し、また、第2のピットに水溶性材料を
充填してピットの複製を防止するようにすることが望ま
しい。
てピットを修復し、また、第2のピットに水溶性材料を
充填してピットの複製を防止するようにすることが望ま
しい。
【0022】上記のように構成することにより、上記の
情報記録媒体は、水溶性材料の充填が不完全な場合は、
充填した水溶性材料と共に光反射層及び保護層を除去
し、しかる後に水溶性材料の充填を繰り返すことができ
る。
情報記録媒体は、水溶性材料の充填が不完全な場合は、
充填した水溶性材料と共に光反射層及び保護層を除去
し、しかる後に水溶性材料の充填を繰り返すことができ
る。
【0023】更に、上記の製造方法では、スタンパーの
凹凸面にポリカーボネートを流し込んで射出成形してポ
リカーボネート基板にピットを形成する工程と、前記ピ
ットのうち欠陥ピットや再生禁止ピットとなる第2のピ
ットに水溶性材料を充填する工程と、スパッタ或いは蒸
着によりアルミニウム又はアルミニウム合金を 300〜80
0Å蒸着して光反射層を形成する工程と、アクリル酸ベ
ースの紫外線硬化樹脂を塗布し、紫外線を照射して5〜
12μmの膜厚で保護層を形成する工程とを有することが
望ましい。
凹凸面にポリカーボネートを流し込んで射出成形してポ
リカーボネート基板にピットを形成する工程と、前記ピ
ットのうち欠陥ピットや再生禁止ピットとなる第2のピ
ットに水溶性材料を充填する工程と、スパッタ或いは蒸
着によりアルミニウム又はアルミニウム合金を 300〜80
0Å蒸着して光反射層を形成する工程と、アクリル酸ベ
ースの紫外線硬化樹脂を塗布し、紫外線を照射して5〜
12μmの膜厚で保護層を形成する工程とを有することが
望ましい。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0025】CD(コンパクトディスク)からなる光デ
ィスク(以降、ディスクと称することがある。)の作製
プロセスは、原盤工程及び複製工程の二つに大別され
る。そして、図1が原盤工程、図2が複製工程を示す図
であり、図3は上記した原盤工程及び複製工程のほか
に、更に記録する情報を予め作成し、編集する準備工程
を含めた光ディスク作製の一連のフロー図である。
ィスク(以降、ディスクと称することがある。)の作製
プロセスは、原盤工程及び複製工程の二つに大別され
る。そして、図1が原盤工程、図2が複製工程を示す図
であり、図3は上記した原盤工程及び複製工程のほか
に、更に記録する情報を予め作成し、編集する準備工程
を含めた光ディスク作製の一連のフロー図である。
【0026】原盤の作製に際しては、まず図3に示すよ
うにプリマスタリング12と称する準備工程において、デ
ィスクに記録するものの編集内容をプログラミング13に
よって指示し、この編集方針に沿ってこれらが収録され
ているソフトウエア14から情報を記録してマスターテー
プ15を作製する。
うにプリマスタリング12と称する準備工程において、デ
ィスクに記録するものの編集内容をプログラミング13に
よって指示し、この編集方針に沿ってこれらが収録され
ているソフトウエア14から情報を記録してマスターテー
プ15を作製する。
【0027】次いで、原盤工程であるマスタリング16の
工程が開始される。この工程においては、図1(a)及
び図1(b)に示すように、まず、磨かれたガラス原板
(ガラスマスター)40を用意(図3における符号17に該
当する)し、この表面に感光材料であるフォトレジスト
41をスピンコート法等で一様に塗布する。なお、図1は
図4のA−A線断面に対応する光ディスク9の一部分を
示す(以下、同様の各図は全て同じである)。
工程が開始される。この工程においては、図1(a)及
び図1(b)に示すように、まず、磨かれたガラス原板
(ガラスマスター)40を用意(図3における符号17に該
当する)し、この表面に感光材料であるフォトレジスト
41をスピンコート法等で一様に塗布する。なお、図1は
図4のA−A線断面に対応する光ディスク9の一部分を
示す(以下、同様の各図は全て同じである)。
【0028】次いで、図3のプリマスタリング12の段階
で作製したマスターテープ15を図3のように再生18しな
がら、レーザービームによる露光によって情報のレーザ
ー記録(カッティング)19を行い、これにより得られた
マスターディスクを現像液に浸して現像20する。このカ
ッティングには、カッティングシステムが使用され、図
1(c)の状態が形成される。
で作製したマスターテープ15を図3のように再生18しな
がら、レーザービームによる露光によって情報のレーザ
ー記録(カッティング)19を行い、これにより得られた
マスターディスクを現像液に浸して現像20する。このカ
ッティングには、カッティングシステムが使用され、図
1(c)の状態が形成される。
【0029】即ち、図1(b)のように、フォトレジス
ト41が塗布されたガラス原板40をカッティングシステム
(図示省略)において、フォーマッタで制御されるスピ
ンドルモータで回転させながら、He−Cdレーザーか
らのカッティングビームをEOM(電気光学変調器)、
ビームスプリッタ、AOM(音響光学変調器)、ミラー
(又はビームスプリッタ)、更には対物レンズからなる
集光レンズを経てガラス原板40上に導く。
ト41が塗布されたガラス原板40をカッティングシステム
(図示省略)において、フォーマッタで制御されるスピ
ンドルモータで回転させながら、He−Cdレーザーか
らのカッティングビームをEOM(電気光学変調器)、
ビームスプリッタ、AOM(音響光学変調器)、ミラー
(又はビームスプリッタ)、更には対物レンズからなる
集光レンズを経てガラス原板40上に導く。
【0030】この場合、He−Cdレーザーからのカッ
ティングビームをEOM及びAOMで変調し、変調され
たビーム4A、4Bを図1(c)のようにフォトレジス
ト41に選択的に照射、露光する。そして、上記したよう
に現像処理にて、ビーム4A、4Bの照射部分41a、41
bのみをエッチング除去する。これにより、図3のマス
ターディスク21が完成する。このように、露光部分のみ
を除去すること(フォトレジスト41はポジ型)としたの
は、エッチング量をコントロールしてピット(又は後述
するグルーブ)の深さを決め易いからである。
ティングビームをEOM及びAOMで変調し、変調され
たビーム4A、4Bを図1(c)のようにフォトレジス
ト41に選択的に照射、露光する。そして、上記したよう
に現像処理にて、ビーム4A、4Bの照射部分41a、41
bのみをエッチング除去する。これにより、図3のマス
ターディスク21が完成する。このように、露光部分のみ
を除去すること(フォトレジスト41はポジ型)としたの
は、エッチング量をコントロールしてピット(又は後述
するグルーブ)の深さを決め易いからである。
【0031】ここで、除去された部分41aが例えばピッ
トに、41bが例えばプリグルーブに対応している。この
ピットのカッティングに用いる変調レーザー光4Aは、
図3のプログラミング13について上記したように、マイ
クロコンピュータからなるフォーマッタによって上記し
たように予めプログラムされた周期で変調されたもので
ある。
トに、41bが例えばプリグルーブに対応している。この
ピットのカッティングに用いる変調レーザー光4Aは、
図3のプログラミング13について上記したように、マイ
クロコンピュータからなるフォーマッタによって上記し
たように予めプログラムされた周期で変調されたもので
ある。
【0032】そして、このカッティング時に、レーザー
ビーム4Aと同一光路上に、He−Neレーザーからの
サーボ用ビームをミラー、更にはレンズを介してガラス
原板40上に導き、このガラス原板40からの反射ビームを
逆方向へ戻し、ビームスプリッタを経てフォトディテク
タ上に入射させる。そして、このフォトディティクタに
よる検出結果に基づいて、フォーカスサーボ等を行って
いる。
ビーム4Aと同一光路上に、He−Neレーザーからの
サーボ用ビームをミラー、更にはレンズを介してガラス
原板40上に導き、このガラス原板40からの反射ビームを
逆方向へ戻し、ビームスプリッタを経てフォトディテク
タ上に入射させる。そして、このフォトディティクタに
よる検出結果に基づいて、フォーカスサーボ等を行って
いる。
【0033】次いで、図3のニッケル電鋳22の前に、図
1(d)のように全面に無電解めっき又はスパッタ法に
よって金属膜42を被着する。この金属膜42は、レジスト
41及びその除去部分41a、41bによる表面凹凸形状に追
随した凹凸形状を呈している。
1(d)のように全面に無電解めっき又はスパッタ法に
よって金属膜42を被着する。この金属膜42は、レジスト
41及びその除去部分41a、41bによる表面凹凸形状に追
随した凹凸形状を呈している。
【0034】次いで、図1(e)のように、全面に電気
めっきをかけ、例えばニッケルめっき層43を被着する。
そして、このめっき層43を剥離して図1(f)のような
スタンパー44を作製する。このスタンパー44は、その凹
凸面には、グルーブとなる凸部51とランドとなる凹部52
とピットとなる凸部50とがそれぞれ形成されたものであ
る。このようにして、図3におけるニッケルスタンパー
工程23で、図1(f)のようなスタンパー44が作製さ
れ、マスタリング(原盤工程)16が終了する。
めっきをかけ、例えばニッケルめっき層43を被着する。
そして、このめっき層43を剥離して図1(f)のような
スタンパー44を作製する。このスタンパー44は、その凹
凸面には、グルーブとなる凸部51とランドとなる凹部52
とピットとなる凸部50とがそれぞれ形成されたものであ
る。このようにして、図3におけるニッケルスタンパー
工程23で、図1(f)のようなスタンパー44が作製さ
れ、マスタリング(原盤工程)16が終了する。
【0035】このようなスタンパー(原盤)44によって
基板1は複製されるが、例えば5.25インチや 3.5インチ
のISOフォーマットとして、各ピットによる信号を記
録するCD(コンパクトディスク)用、MD(ミニディ
スク)用の如き場合には、1セクタ内にプリフォーマッ
ト部(アドレス部)、ミラーマーク部(フランジ部)、
データエリア部、更にはバッファ部を設けることがあ
る。
基板1は複製されるが、例えば5.25インチや 3.5インチ
のISOフォーマットとして、各ピットによる信号を記
録するCD(コンパクトディスク)用、MD(ミニディ
スク)用の如き場合には、1セクタ内にプリフォーマッ
ト部(アドレス部)、ミラーマーク部(フランジ部)、
データエリア部、更にはバッファ部を設けることがあ
る。
【0036】このようにして作製したスタンパー44に、
基板材料として溶融したポリカーボネートを射出成形し
て、図1(g)に示すように基板1が形成される。しか
し、図示の如く、基板1の記録面には、スタンパー44の
凸部50によって転写されたピット2を多数形成する。こ
の場合、射出成形時に、溶融した材料の気泡等により、
不規則に欠陥ピット3が発生することがある。
基板材料として溶融したポリカーボネートを射出成形し
て、図1(g)に示すように基板1が形成される。しか
し、図示の如く、基板1の記録面には、スタンパー44の
凸部50によって転写されたピット2を多数形成する。こ
の場合、射出成形時に、溶融した材料の気泡等により、
不規則に欠陥ピット3が発生することがある。
【0037】このような欠陥ピット3は、発見されない
場合は後述する複製工程において、正常なピット2と共
にこの上に光反射層が形成され、更に保護層が被せられ
光ディスクとして完成するが、この欠陥ピット3は異常
情報を発する。
場合は後述する複製工程において、正常なピット2と共
にこの上に光反射層が形成され、更に保護層が被せられ
光ディスクとして完成するが、この欠陥ピット3は異常
情報を発する。
【0038】従って、上記のような欠陥ピット3が形成
された光ディスクは、例えばプレイヤーで再生する場
合、欠陥ピット3から出る異常情報によりプレイヤーは
直ちに停止するか或いはノイズを発生する。全てのプレ
イヤーには、こうした異常信号を感知する機能が具備さ
れている。従って、このように欠陥ピット3が形成され
た光ディスクは製品の検査段階で選別され、製品として
市場に出荷されることもなく、これまでは前述したよう
に不良品として処分される場合が多かった。
された光ディスクは、例えばプレイヤーで再生する場
合、欠陥ピット3から出る異常情報によりプレイヤーは
直ちに停止するか或いはノイズを発生する。全てのプレ
イヤーには、こうした異常信号を感知する機能が具備さ
れている。従って、このように欠陥ピット3が形成され
た光ディスクは製品の検査段階で選別され、製品として
市場に出荷されることもなく、これまでは前述したよう
に不良品として処分される場合が多かった。
【0039】前述したように、生産量の増加及び高密度
化に伴って不良品の発生も増加しているが、これら不良
品の中には、修復することによって製品として再生可能
なものが多い。本実施例は、本発明に基づいて、このよ
うな再生可能なものは修復して製品として利用すること
により、不良品として処分する量を減らすための効果的
な手段を提起するものである。この修復の方法は、次の
ように複製工程で行っている。
化に伴って不良品の発生も増加しているが、これら不良
品の中には、修復することによって製品として再生可能
なものが多い。本実施例は、本発明に基づいて、このよ
うな再生可能なものは修復して製品として利用すること
により、不良品として処分する量を減らすための効果的
な手段を提起するものである。この修復の方法は、次の
ように複製工程で行っている。
【0040】図2は、上記した図1の原盤工程で作製し
たスタンパー44により複製された基板1に対して所要の
加工を施す複製工程を示したものである。まず、図3の
複製工程24において、上記したように射出成形25により
大量の基板1が複製される。
たスタンパー44により複製された基板1に対して所要の
加工を施す複製工程を示したものである。まず、図3の
複製工程24において、上記したように射出成形25により
大量の基板1が複製される。
【0041】このようにして作製された図2(a)の基
板1に対して、予め検出された欠陥ピット3部分のみを
露出させて、図2(b)のように、欠陥ピット3以外の
面をマスク5により遮蔽する。このマスク5の穴5aの
サイズは欠陥ピット3の開口部よりも小さくしてあり、
直径 0.2〜0.4 μm程度になっている。
板1に対して、予め検出された欠陥ピット3部分のみを
露出させて、図2(b)のように、欠陥ピット3以外の
面をマスク5により遮蔽する。このマスク5の穴5aの
サイズは欠陥ピット3の開口部よりも小さくしてあり、
直径 0.2〜0.4 μm程度になっている。
【0042】次いで、図2(c)のように、上記したマ
スク5の上から全面に水溶性透明樹脂6を塗布する。そ
して、この水溶性透明樹脂6は分子量 1,000〜100,000
のものが好適である。従って、欠陥ピット3にも水溶性
透明樹脂6が充填され、このマスク5を剥離すれば、図
2(d)のように、欠陥ピット3は修復される。
スク5の上から全面に水溶性透明樹脂6を塗布する。そ
して、この水溶性透明樹脂6は分子量 1,000〜100,000
のものが好適である。従って、欠陥ピット3にも水溶性
透明樹脂6が充填され、このマスク5を剥離すれば、図
2(d)のように、欠陥ピット3は修復される。
【0043】更に、塗布する樹脂としては、光反射や複
屈折を起こさない透明な樹脂でなければならず、また、
基板樹脂の再利用、後述する複写防止のために水溶性ま
たはアルコール(例えば低級アルコール)溶解性の樹脂
であることが必要である。この場合、水とアルコールと
の混合溶媒に樹脂を溶解させた溶液を用いると、塗布時
に表面張力が低下し、上記したマスク5の穴5aのサイ
ズと相俟って、ピット3に充填された樹脂6の面が平坦
となる。
屈折を起こさない透明な樹脂でなければならず、また、
基板樹脂の再利用、後述する複写防止のために水溶性ま
たはアルコール(例えば低級アルコール)溶解性の樹脂
であることが必要である。この場合、水とアルコールと
の混合溶媒に樹脂を溶解させた溶液を用いると、塗布時
に表面張力が低下し、上記したマスク5の穴5aのサイ
ズと相俟って、ピット3に充填された樹脂6の面が平坦
となる。
【0044】上記のような、水溶性の透明ポリマー6の
例としては、ポリエチレングリコール、セルロース、グ
ルコース、糖類、澱粉、トラガカントゴム、ポリビニル
アルコール及びその塩化合物、ポリビニル硫酸カリウ
ム、p−スチレンスルホン酸及びその塩化合物、ポリア
クリル酸及びその塩化合物及びポリ塩化N,N,N−ト
リメチルアミノエチルアクリレート等の極性基を持つポ
リマーなどがあり、一般的な電解質はこの中に含まれ
る。
例としては、ポリエチレングリコール、セルロース、グ
ルコース、糖類、澱粉、トラガカントゴム、ポリビニル
アルコール及びその塩化合物、ポリビニル硫酸カリウ
ム、p−スチレンスルホン酸及びその塩化合物、ポリア
クリル酸及びその塩化合物及びポリ塩化N,N,N−ト
リメチルアミノエチルアクリレート等の極性基を持つポ
リマーなどがあり、一般的な電解質はこの中に含まれ
る。
【0045】これらのポリマーは混合しても使用可能で
あるが、望ましくは金属塩の樹脂が良く、また分子量
は、固体状であれば小さいほど、水溶液に溶け易いので
よい。この方法の利点は、欠陥ピットの修復に用いる水
溶性ポリマーの量も極めて少量でよく、また方法も簡単
である。
あるが、望ましくは金属塩の樹脂が良く、また分子量
は、固体状であれば小さいほど、水溶液に溶け易いので
よい。この方法の利点は、欠陥ピットの修復に用いる水
溶性ポリマーの量も極めて少量でよく、また方法も簡単
である。
【0046】上記において、欠陥ピット3を水溶性樹脂
6で充填した後、図2(e)のように、基板1の上面に
スパッタリング法又は蒸着法により、アルミニウム又は
アルミニウム合金を 300〜800 Å蒸着して光反射層7を
形成する。この光反射層7は充填された水溶性透明樹脂
6によって欠陥ピット3が既になくなっていて、この樹
脂6の部分は基板1の一部分となり、しかも透明である
ため、再生時の読み取り動作には何ら支障はない。
6で充填した後、図2(e)のように、基板1の上面に
スパッタリング法又は蒸着法により、アルミニウム又は
アルミニウム合金を 300〜800 Å蒸着して光反射層7を
形成する。この光反射層7は充填された水溶性透明樹脂
6によって欠陥ピット3が既になくなっていて、この樹
脂6の部分は基板1の一部分となり、しかも透明である
ため、再生時の読み取り動作には何ら支障はない。
【0047】次いで、図2(f)のように、上記した光
反射層7の上にアクリル酸ベースの紫外線硬化樹脂を塗
布し、これに紫外線を照射して5〜12μmの厚みで保護
層8を形成する。この場合、アクリル酸ベースとして
は、例えば、2−EAH(2−エチルヘキシルアクリレ
ート)、BDDA(1,4−ブタンジオールジアクリレ
ート)、Vicure 10(ベンゾイルイソブチルエーテル)
の3成分の共重合体であってよい。
反射層7の上にアクリル酸ベースの紫外線硬化樹脂を塗
布し、これに紫外線を照射して5〜12μmの厚みで保護
層8を形成する。この場合、アクリル酸ベースとして
は、例えば、2−EAH(2−エチルヘキシルアクリレ
ート)、BDDA(1,4−ブタンジオールジアクリレ
ート)、Vicure 10(ベンゾイルイソブチルエーテル)
の3成分の共重合体であってよい。
【0048】上記した図2(e)及び図2(f)の工程
が、図3における複製工程24のアルミニウムスパッタリ
ング26及び保護膜塗布27の工程であり、このようにし
て、製品全体の厚さtが規格の 1.2mmのコンパクトディ
スク又はミニディスクが完成する。これにより、従来は
不良品として廃棄処分していたものは廃棄することなく
製品に使用させることができる。
が、図3における複製工程24のアルミニウムスパッタリ
ング26及び保護膜塗布27の工程であり、このようにし
て、製品全体の厚さtが規格の 1.2mmのコンパクトディ
スク又はミニディスクが完成する。これにより、従来は
不良品として廃棄処分していたものは廃棄することなく
製品に使用させることができる。
【0049】なお、上記のようにして、欠陥ピット3を
水溶性透明樹脂6で埋め込んで修復しても、埋め込み量
が不十分である等、その修復が不完全である場合は、再
度やり直しができる。
水溶性透明樹脂6で埋め込んで修復しても、埋め込み量
が不十分である等、その修復が不完全である場合は、再
度やり直しができる。
【0050】即ち、このような場合には、そのディスク
をアルカリ性(特にpH13以上、例えばpH14)のアル
カリ溶液、又は酸性(特にpH2以下、例えば 1.0)の
溶液の中へ浸漬して、超音波照射することにより、光反
射層7(例えばアルミニウム)を溶解させ、基板1から
剥離させ、これに伴って、欠陥ピット3に埋め込んだ水
溶性透明樹脂6も同時に除去される。ここで使用可能な
アルカリ溶液は例えばNaOH水溶液、酸性溶液は例え
ばHCl水溶液がある。
をアルカリ性(特にpH13以上、例えばpH14)のアル
カリ溶液、又は酸性(特にpH2以下、例えば 1.0)の
溶液の中へ浸漬して、超音波照射することにより、光反
射層7(例えばアルミニウム)を溶解させ、基板1から
剥離させ、これに伴って、欠陥ピット3に埋め込んだ水
溶性透明樹脂6も同時に除去される。ここで使用可能な
アルカリ溶液は例えばNaOH水溶液、酸性溶液は例え
ばHCl水溶液がある。
【0051】これによって、基板1は図2(a)の状
態、即ち、スタンパー44により複製された直後の状態に
戻るので、上記した図2(a)〜図2(f)の工程を再
び行えば、欠陥ピット3を完全に樹脂6で埋めることが
できる。
態、即ち、スタンパー44により複製された直後の状態に
戻るので、上記した図2(a)〜図2(f)の工程を再
び行えば、欠陥ピット3を完全に樹脂6で埋めることが
できる。
【0052】欠陥ピット3の発生の原因は、前述したよ
うに、基板1の射出成形時の基板材料である溶融された
ポリカーボネート内の気泡のほかにも、例えば、上記し
たカッティング工程において数μmの大きさの異物が付
着していた場合もその原因となる。そして、このような
欠陥の発生場所は通常は不規則的であるが、これらの欠
陥箇所は光学顕微鏡等で検出すれば、上記した修復を確
実に行うことができる。
うに、基板1の射出成形時の基板材料である溶融された
ポリカーボネート内の気泡のほかにも、例えば、上記し
たカッティング工程において数μmの大きさの異物が付
着していた場合もその原因となる。そして、このような
欠陥の発生場所は通常は不規則的であるが、これらの欠
陥箇所は光学顕微鏡等で検出すれば、上記した修復を確
実に行うことができる。
【0053】図4は、光ディスク9に転写されたピット
2と同じトラック上に欠陥ピット3が発生している場合
を誇張して示した図である。そして、このような欠陥ピ
ット3は1ケ所だけではなく、数ケ所に発生することも
あるが、たとえ1ケ所にあっても、そのままではその光
ディスクは不良品となるため、本発明に基づく欠陥修復
のもつ意義は大きい。
2と同じトラック上に欠陥ピット3が発生している場合
を誇張して示した図である。そして、このような欠陥ピ
ット3は1ケ所だけではなく、数ケ所に発生することも
あるが、たとえ1ケ所にあっても、そのままではその光
ディスクは不良品となるため、本発明に基づく欠陥修復
のもつ意義は大きい。
【0054】上記した光ディスクは基板1、光反射層7
及び保護層8の組み合わせからなるいわゆる1層式の光
ディスクであるが、記録容量の増大化に伴い、上記した
1層式を貼り合わせ又は積み重ねたいわゆる2層式化の
傾向がある。しかし、2層式の場合も1層式と同様に、
欠陥ピットは同じ原因で発生する。
及び保護層8の組み合わせからなるいわゆる1層式の光
ディスクであるが、記録容量の増大化に伴い、上記した
1層式を貼り合わせ又は積み重ねたいわゆる2層式化の
傾向がある。しかし、2層式の場合も1層式と同様に、
欠陥ピットは同じ原因で発生する。
【0055】図5は、2層式光ディスクの一例を示す製
造工程である。この光ディスクの場合も、製造プロセス
は前記したものと光反射層7の形成過程は同じである。
従って、スタンパーによる複製工程の要点につい説明す
る。
造工程である。この光ディスクの場合も、製造プロセス
は前記したものと光反射層7の形成過程は同じである。
従って、スタンパーによる複製工程の要点につい説明す
る。
【0056】即ち、図5(a)のように、A面Aを有す
る基板1を第1のスタンパー44により射出成形し、次い
で、図5(b)のように、B面Bを有する基板1を第2
のスタンパー44Aにより射出成形する。そして、いずれ
にも欠陥ピット3が発生したとする。
る基板1を第1のスタンパー44により射出成形し、次い
で、図5(b)のように、B面Bを有する基板1を第2
のスタンパー44Aにより射出成形する。そして、いずれ
にも欠陥ピット3が発生したとする。
【0057】次いで、図5(c)及び図5(d)のよう
に、欠陥ピット3に前記と同様に水溶性透明樹脂6を充
填後に、アルミニウムを用いて光反射層7、7’が形成
される。これにより、欠陥ピット3は修復される。
に、欠陥ピット3に前記と同様に水溶性透明樹脂6を充
填後に、アルミニウムを用いて光反射層7、7’が形成
される。これにより、欠陥ピット3は修復される。
【0058】上記のようにして形成した基板1のA面A
とB面Bとを向かい合わせて全体の厚さを 1.2mmに一体
化し、図示のように間の空間には紫外線硬化樹脂からな
る保護層8を介在させる。
とB面Bとを向かい合わせて全体の厚さを 1.2mmに一体
化し、図示のように間の空間には紫外線硬化樹脂からな
る保護層8を介在させる。
【0059】この場合、基板1には半透明の誘電体材料
の光反射層7’又はアルミニウムの光反射層7が使用さ
れる。従って、A面Aのある基板1に半透明の光反射層
7’が形成された場合は、A面A側からの片側の読み取
り用となり、またアルミニウムの光反射層7が形成され
る場合は、両面からの読み取り用となる。
の光反射層7’又はアルミニウムの光反射層7が使用さ
れる。従って、A面Aのある基板1に半透明の光反射層
7’が形成された場合は、A面A側からの片側の読み取
り用となり、またアルミニウムの光反射層7が形成され
る場合は、両面からの読み取り用となる。
【0060】また、図6は2層式光ディスクの他の例を
示す製造工程である。この光ディスクの場合も製造のプ
ロセスは同じであるので要点について説明する。
示す製造工程である。この光ディスクの場合も製造のプ
ロセスは同じであるので要点について説明する。
【0061】この2層式光ディスクも図5の場合と同様
に、A面A及びB面Bのある基板1、1が図6(a)及
び図6(b)のようにして作製される。そして、それぞ
れの基板1、1に欠陥ピット3が形成されたとすれば、
欠陥ピット3を水溶性透明樹脂6で埋めた後に、図6
(c)及び図6(d)のようにアルミニウムを使用して
光反射層7を形成する。
に、A面A及びB面Bのある基板1、1が図6(a)及
び図6(b)のようにして作製される。そして、それぞ
れの基板1、1に欠陥ピット3が形成されたとすれば、
欠陥ピット3を水溶性透明樹脂6で埋めた後に、図6
(c)及び図6(d)のようにアルミニウムを使用して
光反射層7を形成する。
【0062】更に、光反射層7の上にそれぞれに紫外線
硬化樹脂を塗布して保護層8を形成した後、図6(e)
のように背中合わせ状態で全体の厚さtが 1.2mmになる
ようにして、接着剤を用いて接着したものである。従っ
て、この場合は両面からの読み取り用となっている。
硬化樹脂を塗布して保護層8を形成した後、図6(e)
のように背中合わせ状態で全体の厚さtが 1.2mmになる
ようにして、接着剤を用いて接着したものである。従っ
て、この場合は両面からの読み取り用となっている。
【0063】図7は、更に他の2層式光ディスクの例を
示す製造工程である。この光ディスクは、前記した図2
の場合と同様の製造プロセスを経ながら作製される。即
ち、図7(a)〜図7(c)までは、半透明の光反射層
7’が形成される以外は図2の場合と同じであり、図7
(c)が図2(f)の状態である。そして、これにより
A面Aが完成する。
示す製造工程である。この光ディスクは、前記した図2
の場合と同様の製造プロセスを経ながら作製される。即
ち、図7(a)〜図7(c)までは、半透明の光反射層
7’が形成される以外は図2の場合と同じであり、図7
(c)が図2(f)の状態である。そして、これにより
A面Aが完成する。
【0064】そしてこの場合は、図7(d)のように、
保護層8’の上から第2のスタンパー44Aにより保護層
8’に情報が転写され、これによりB面Bのある基板1
にピット2が形成される。しかし、この場合は、ピット
は射出成形により形成するものではないので、図示のよ
うに欠陥ピットは通常生じない。
保護層8’の上から第2のスタンパー44Aにより保護層
8’に情報が転写され、これによりB面Bのある基板1
にピット2が形成される。しかし、この場合は、ピット
は射出成形により形成するものではないので、図示のよ
うに欠陥ピットは通常生じない。
【0065】上記のように形成されたB面Bのある基板
1のピット上には、図7(e)のようにアルミニウムを
使用した光反射層7が形成され、更にその上に図7
(f)のように、紫外線硬化樹脂で保護層8が形成され
て全体の厚さtを 1.2mmにして完成する。従って、この
2層式光ディスクはA面A側からの読み取り用である。
1のピット上には、図7(e)のようにアルミニウムを
使用した光反射層7が形成され、更にその上に図7
(f)のように、紫外線硬化樹脂で保護層8が形成され
て全体の厚さtを 1.2mmにして完成する。従って、この
2層式光ディスクはA面A側からの読み取り用である。
【0066】本発明に基づく欠陥ピットの修復方法は、
上記した1層式又は2層式に限らず、これ以上の多層式
でも適用可能である。
上記した1層式又は2層式に限らず、これ以上の多層式
でも適用可能である。
【0067】このように、欠陥ピット3が水溶性透明樹
脂の充填により修復されることにより、それぞれの2層
式光ディスクにおいても欠陥ピットは修復され、異常信
号を発することはない。そして、勿論、このような2層
式の場合も修復が不完全な場合は前記したのと同じくア
ルカリ溶液又は酸性溶液に浸けて超音波照射し、アルミ
ニウム層7又は半透明反射層7’及び保護層8を除去
し、再度修復をやり直すことができる。
脂の充填により修復されることにより、それぞれの2層
式光ディスクにおいても欠陥ピットは修復され、異常信
号を発することはない。そして、勿論、このような2層
式の場合も修復が不完全な場合は前記したのと同じくア
ルカリ溶液又は酸性溶液に浸けて超音波照射し、アルミ
ニウム層7又は半透明反射層7’及び保護層8を除去
し、再度修復をやり直すことができる。
【0068】光ディスクでは、情報はディスク面上に例
えば幅1μm以下、トラックピッチは例えば約2μm程
度のピットの配列で記録されている。そして、情報の記
録再生には、直径約1〜2μmに絞り込まれたレーザー
光束が用いられる。図8は、記録再生用の光学系の基本
構成を示したものである。
えば幅1μm以下、トラックピッチは例えば約2μm程
度のピットの配列で記録されている。そして、情報の記
録再生には、直径約1〜2μmに絞り込まれたレーザー
光束が用いられる。図8は、記録再生用の光学系の基本
構成を示したものである。
【0069】即ち、レーザー31から出射されたレーザー
光束L1 はレンズ32によって拡大光束L2 になり、追従
ミラー34を経て絞り込みレンズ33によって縮小されなが
ら光ディスク28上の情報記録面に微小スポットL3 とし
て絞り込まれて入射する。そして、情報記録面からの反
射光は、入射時と同じ光路を戻り、ビームスプリッター
35によって光検出器36へ導かれる。
光束L1 はレンズ32によって拡大光束L2 になり、追従
ミラー34を経て絞り込みレンズ33によって縮小されなが
ら光ディスク28上の情報記録面に微小スポットL3 とし
て絞り込まれて入射する。そして、情報記録面からの反
射光は、入射時と同じ光路を戻り、ビームスプリッター
35によって光検出器36へ導かれる。
【0070】情報再生時には、レーザー31は連続発振し
光ディスク28の情報記録面上のピットの有無による反射
光の強度変化を光検出器36で捕らえて信号を再生する。
光ディスク28の情報記録面上のピットの有無による反射
光の強度変化を光検出器36で捕らえて信号を再生する。
【0071】情報の記録再生時には、光ディスク28上の
情報記録面はディスク基板の反りやうねり等により、回
転に応じて上下に振動するので、これをフォーカスサー
ボ機構で制御して対物レンズ33を矢印37のように振動さ
せている。また、ディスク上の情報トラックは、ディス
クの偏心や歪み等によって半径方向に移動するので、ト
ラッキングサーボをミラー38のように行う。
情報記録面はディスク基板の反りやうねり等により、回
転に応じて上下に振動するので、これをフォーカスサー
ボ機構で制御して対物レンズ33を矢印37のように振動さ
せている。また、ディスク上の情報トラックは、ディス
クの偏心や歪み等によって半径方向に移動するので、ト
ラッキングサーボをミラー38のように行う。
【0072】図8は、1層式光ディスクを例として説明
したが、これが2層式の場合には、レンズ33がA面及び
B面のある各基板の情報記録面にレーザースポットL3
の焦点を合わせるように上下動する。そして、このよう
な情報再生用としてのレーザー31は、He−Neレーザ
ー、半導体レーザー等が通常は用いられている。
したが、これが2層式の場合には、レンズ33がA面及び
B面のある各基板の情報記録面にレーザースポットL3
の焦点を合わせるように上下動する。そして、このよう
な情報再生用としてのレーザー31は、He−Neレーザ
ー、半導体レーザー等が通常は用いられている。
【0073】上記のような情報記録媒体の読み取り機構
によっても、前述した修復ピットは、異常信号として捕
足されることはない。従って、いわゆる海賊版と称され
る不法複製を防止することができる。これについて、以
下に説明する。
によっても、前述した修復ピットは、異常信号として捕
足されることはない。従って、いわゆる海賊版と称され
る不法複製を防止することができる。これについて、以
下に説明する。
【0074】図9〜図12は、前述した光ディスクが不正
に複製される過程を要点的に示したものである。この場
合、不正な複製を行うためには、上記した光ディスクに
対しその光反射層及び保護層を剥離し、基板の凹凸面
(信号記録面)を復元することになる。こうした剥離の
ためには、例えばEP公開No. 601719A1に示されたア
ルカリ水溶液を用い、これにディスクを浸漬することに
より、基板から光反射層を剥離することが考えられる。
に複製される過程を要点的に示したものである。この場
合、不正な複製を行うためには、上記した光ディスクに
対しその光反射層及び保護層を剥離し、基板の凹凸面
(信号記録面)を復元することになる。こうした剥離の
ためには、例えばEP公開No. 601719A1に示されたア
ルカリ水溶液を用い、これにディスクを浸漬することに
より、基板から光反射層を剥離することが考えられる。
【0075】従って、複製の過程では、まず、例えば図
9に示すように、pH14の水酸化ナトリウム(NaO
H)水溶液30を入れた容器29の中へ光ディスク28を浸漬
させる。この結果、図10のように構成されている(即
ち、欠陥ピット3が水溶性樹脂6で充填されている)光
ディスクにおいて、図11のように、光反射層7の溶解、
更には保護層8の剥離が生じ、これと同時に欠陥ピット
3に充填してある水溶性透明樹脂6もアルカリ水溶液に
溶出して除去され、元の欠陥ピット3が露出する。
9に示すように、pH14の水酸化ナトリウム(NaO
H)水溶液30を入れた容器29の中へ光ディスク28を浸漬
させる。この結果、図10のように構成されている(即
ち、欠陥ピット3が水溶性樹脂6で充填されている)光
ディスクにおいて、図11のように、光反射層7の溶解、
更には保護層8の剥離が生じ、これと同時に欠陥ピット
3に充填してある水溶性透明樹脂6もアルカリ水溶液に
溶出して除去され、元の欠陥ピット3が露出する。
【0076】しかし、欠陥ピット3の存在については、
この光ディスクの製造者以外には認識されていないの
で、不正な複製者は通常の複製工程に則り、図11の基板
の凹凸面上に無電解めっき及び電気めっきを施してスタ
ンパーを作り、これを用いて基板を複製し、或いは図11
の基板1をそのまま用い、図12のように光反射層7及び
保護層8を形成して、光ディスク複製を完了する筈であ
る。しかし、このように複製された光ディスクは、欠陥
ピット3が正常なピット2と共にそのまま不可避的に複
製されることになる。
この光ディスクの製造者以外には認識されていないの
で、不正な複製者は通常の複製工程に則り、図11の基板
の凹凸面上に無電解めっき及び電気めっきを施してスタ
ンパーを作り、これを用いて基板を複製し、或いは図11
の基板1をそのまま用い、図12のように光反射層7及び
保護層8を形成して、光ディスク複製を完了する筈であ
る。しかし、このように複製された光ディスクは、欠陥
ピット3が正常なピット2と共にそのまま不可避的に複
製されることになる。
【0077】従って、図4に示した状態は勿論、例えば
図13のように、故意に欠陥ピットに相当する疑似ピット
10を特定の場所(例えばカテゴリーコードの領域)に設
けておき、その欠陥ピットにも水溶性透明樹脂を充填し
ておけば、上記の要領により不正に複製された場合で
も、欠陥ピットの存在によってディスク再生時に自動的
にプレイヤーが停止するようにしておく。即ち、欠陥ピ
ットが再生禁止ピットとして機能するから、製品として
全く通用しないことになり、不法なディスク複製品の作
製又は流出の禁止を促す作用をする。
図13のように、故意に欠陥ピットに相当する疑似ピット
10を特定の場所(例えばカテゴリーコードの領域)に設
けておき、その欠陥ピットにも水溶性透明樹脂を充填し
ておけば、上記の要領により不正に複製された場合で
も、欠陥ピットの存在によってディスク再生時に自動的
にプレイヤーが停止するようにしておく。即ち、欠陥ピ
ットが再生禁止ピットとして機能するから、製品として
全く通用しないことになり、不法なディスク複製品の作
製又は流出の禁止を促す作用をする。
【0078】勿論、この場合にも、欠陥ピット3はサブ
ミクロンサイズの疑似ピットであり、製造者以外には疑
似ピットであることを知るすべはない。従って、このよ
うな疑似ピットは図示の如く、ディスクの外周又は内周
側のカテゴリーコードの領域に設けることにより、これ
を複製してプレイヤーにかけた場合に直ちにプレイヤー
が感知することになるので効果的である。こうした再生
禁止ピットの数は僅かでよく、使用する水溶性樹脂も少
なくてよい。
ミクロンサイズの疑似ピットであり、製造者以外には疑
似ピットであることを知るすべはない。従って、このよ
うな疑似ピットは図示の如く、ディスクの外周又は内周
側のカテゴリーコードの領域に設けることにより、これ
を複製してプレイヤーにかけた場合に直ちにプレイヤー
が感知することになるので効果的である。こうした再生
禁止ピットの数は僅かでよく、使用する水溶性樹脂も少
なくてよい。
【0079】以上の本実施例の効果を実証するために、
市販のコンパクトディスクを用いて実施した各種の試験
結果及びその評価を以下に説明する。
市販のコンパクトディスクを用いて実施した各種の試験
結果及びその評価を以下に説明する。
【0080】<例1>市販の音楽CDをCDプレイヤー
で再生し、オリジナル信号とした。このCDをNaOH
を含むpH14のアルカリ水溶液に浸け、超音波照射して
アルミニウム光反射層と保護膜を除去した。
で再生し、オリジナル信号とした。このCDをNaOH
を含むpH14のアルカリ水溶液に浸け、超音波照射して
アルミニウム光反射層と保護膜を除去した。
【0081】光反射層と保護膜を除去したディスク基板
の信号ピット4つに、 0.3μmの孔が4つ開いたマスク
をディスクのピットと一致するように合わせて覆った。
重合度 500のポリビニルアルコール1重量部を、水10重
量部に対しメタノール30重量部を混合した溶媒に溶かし
た溶液をドクターブレードで塗布コートして、ドライヤ
の熱風で乾燥した。その後、マスクを剥がし、更に30
℃、真空中で10時間乾燥させたものにアルミニウム光反
射膜を蒸着してその上にスピンコート法で紫外線硬化樹
脂を一様に塗布し、紫外線を照射して硬化させ、ディス
クを作成した。このディスクをCDプレイヤーで再生
し、出力を評価した。
の信号ピット4つに、 0.3μmの孔が4つ開いたマスク
をディスクのピットと一致するように合わせて覆った。
重合度 500のポリビニルアルコール1重量部を、水10重
量部に対しメタノール30重量部を混合した溶媒に溶かし
た溶液をドクターブレードで塗布コートして、ドライヤ
の熱風で乾燥した。その後、マスクを剥がし、更に30
℃、真空中で10時間乾燥させたものにアルミニウム光反
射膜を蒸着してその上にスピンコート法で紫外線硬化樹
脂を一様に塗布し、紫外線を照射して硬化させ、ディス
クを作成した。このディスクをCDプレイヤーで再生
し、出力を評価した。
【0082】更に、このディスクを上記したpH14のア
ルカリ水溶液に浸け、超音波照射してアルミニウム光反
射層と保護膜を除去した。この際、ピットに埋め込まれ
た水溶性樹脂も除去された。このディスクにアルミニウ
ム光反射膜を蒸着して、その上にスピンコート法で紫外
線硬化樹脂を一様に塗布し、紫外線を照射して硬化さ
せ、前記した不法複製と同様にしてディスクを作成し、
再度その出力を評価した。
ルカリ水溶液に浸け、超音波照射してアルミニウム光反
射層と保護膜を除去した。この際、ピットに埋め込まれ
た水溶性樹脂も除去された。このディスクにアルミニウ
ム光反射膜を蒸着して、その上にスピンコート法で紫外
線硬化樹脂を一様に塗布し、紫外線を照射して硬化さ
せ、前記した不法複製と同様にしてディスクを作成し、
再度その出力を評価した。
【0083】<例2>塗布する樹脂を重合度 1,800〜2,
500 のポリビニルアルコールに代えた他はすべて例1と
同じである。
500 のポリビニルアルコールに代えた他はすべて例1と
同じである。
【0084】<例3>塗布する樹脂を重量平均分子量1
2,000のヒドロキシプロピルセルロースに代えた他はす
べて例1と同じである。
2,000のヒドロキシプロピルセルロースに代えた他はす
べて例1と同じである。
【0085】<例4>塗布する樹脂を重量平均分子量 1
53,000のヒドロキシプロピルセルロースに代えた他はす
べて例1と同じである。
53,000のヒドロキシプロピルセルロースに代えた他はす
べて例1と同じである。
【0086】<例5>塗布する樹脂を重量平均分子量 8
65,000のヒドロキシプロピルセルロースに代えた他はす
べて例1と同じである。
65,000のヒドロキシプロピルセルロースに代えた他はす
べて例1と同じである。
【0087】<例6>塗布する樹脂を重量平均分子量8
9,000のソジウムカルボキシキシメチルセルロースに代
えた他はすべて例1と同じである。
9,000のソジウムカルボキシキシメチルセルロースに代
えた他はすべて例1と同じである。
【0088】<例7>塗布する樹脂を重量平均分子量 1
94のポリエチレングリコールに代えた他はすべて例1と
同じである。
94のポリエチレングリコールに代えた他はすべて例1と
同じである。
【0089】<例8>塗布する樹脂を重量平均分子量
1,030のポリエチレングリコールに代えた他はすべて例
1と同じである。
1,030のポリエチレングリコールに代えた他はすべて例
1と同じである。
【0090】<例9>塗布する樹脂を重量平均分子量2
3,000のポリエチレングリコールに代えた他はすべて例
1と同じである。
3,000のポリエチレングリコールに代えた他はすべて例
1と同じである。
【0091】<例10>塗布する樹脂を重量平均分子量
1,800のポリスチレンスルホン酸ナトリウムに代えた他
はすべて例1と同じである。
1,800のポリスチレンスルホン酸ナトリウムに代えた他
はすべて例1と同じである。
【0092】<例11>塗布する樹脂を重量平均分子量 1
00,000のポリスチレンスルホン酸ナトリウムに代えた他
はすべて例1と同じである。
00,000のポリスチレンスルホン酸ナトリウムに代えた他
はすべて例1と同じである。
【0093】<例12>塗布する樹脂を重量平均分子量
1,132,000のポリスチレンスルホン酸ナトリウムに代え
た他はすべて例1と同じである。
1,132,000のポリスチレンスルホン酸ナトリウムに代え
た他はすべて例1と同じである。
【0094】<例13>塗布する樹脂を重量平均分子量1
8,000のポリビニル硫酸カリウムに代えた他はすべて例
1と同じである。
8,000のポリビニル硫酸カリウムに代えた他はすべて例
1と同じである。
【0095】<例14>塗布する樹脂を重量平均分子量 2
30,000のポリビニル硫酸カリウムに代えた他はすべて例
1と同じである。
30,000のポリビニル硫酸カリウムに代えた他はすべて例
1と同じである。
【0096】<例15>塗布する樹脂を重量平均分子量
2,100のポリアクリル酸ナトリウムに代えた他はすべて
例1と同じである。
2,100のポリアクリル酸ナトリウムに代えた他はすべて
例1と同じである。
【0097】<例16>塗布する樹脂を重量平均分子量 2
25,000のポリアクリル酸カリウムに代えた他はすべて例
1と同じである。
25,000のポリアクリル酸カリウムに代えた他はすべて例
1と同じである。
【0098】<例17>塗布する樹脂を重量平均分子量
1,800のポリビニルアルコールナトリウム塩に代えた他
はすべて例1と同じである。
1,800のポリビニルアルコールナトリウム塩に代えた他
はすべて例1と同じである。
【0099】<例18>塗布する樹脂を重量平均分子量 1
45,000のポリビニルアルコールナトリウム塩に代えた他
はすべて例1と同じである。
45,000のポリビニルアルコールナトリウム塩に代えた他
はすべて例1と同じである。
【0100】<例19>塗布する樹脂を重量平均分子量1
7,000のポリビニルアルコールと重量平均分子量17,000
のポリビニルアルコールナトリウム塩の5対5混合物に
代えた他はすべて例1と同じである。
7,000のポリビニルアルコールと重量平均分子量17,000
のポリビニルアルコールナトリウム塩の5対5混合物に
代えた他はすべて例1と同じである。
【0101】<例20>塗布する樹脂を重量平均分子量1
7,000のポリビニルアルコールと重量平均分子量17,000
のポリビニルアルコールナトリウム塩の3対7混合物に
代えた他はすべて例1と同じである。
7,000のポリビニルアルコールと重量平均分子量17,000
のポリビニルアルコールナトリウム塩の3対7混合物に
代えた他はすべて例1と同じである。
【0102】<例21>塗布する樹脂を重量平均分子量1
3,000のポリ塩化N,N,N−トリメチルアミノエチル
アクリレートに代えた他はすべて例1と同じである。
3,000のポリ塩化N,N,N−トリメチルアミノエチル
アクリレートに代えた他はすべて例1と同じである。
【0103】<例22>塗布する樹脂を重量平均分子量 2
30,000のポリ塩化N,N,N−トリメチルアミノエチル
アクリレートに代えた他はすべて例1と同じである。
30,000のポリ塩化N,N,N−トリメチルアミノエチル
アクリレートに代えた他はすべて例1と同じである。
【0104】<例23>塗布する樹脂を重量平均分子量1
7,000のポリビニルアルコールナトリウムと重量平均分
子量13,000のポリ塩化N,N,N−トリメチルアミノエ
チルアクリレートの5対5混合物に代えた他はすべて例
1と同じである。
7,000のポリビニルアルコールナトリウムと重量平均分
子量13,000のポリ塩化N,N,N−トリメチルアミノエ
チルアクリレートの5対5混合物に代えた他はすべて例
1と同じである。
【0105】<例24>塗布する樹脂を重量平均分子量1
0,000のポリスチレンスルホン酸ナトリウムと重量平均
分子量13,000のポリ塩化N,N,N−トリメチルアミノ
エチルアクリレートの5対5混合物に代えた他はすべて
例1と同じである。
0,000のポリスチレンスルホン酸ナトリウムと重量平均
分子量13,000のポリ塩化N,N,N−トリメチルアミノ
エチルアクリレートの5対5混合物に代えた他はすべて
例1と同じである。
【0106】<例25>pH14のアルカリ水溶液に代えて
pH1の塩酸(HCl水溶液)を用いた以外は例1と同
様に処理した。
pH1の塩酸(HCl水溶液)を用いた以外は例1と同
様に処理した。
【0107】<例26>塗布する樹脂を重合度 1,800〜2,
500 のポリビニルアルコールに代えた他はすべて例25と
同じである。
500 のポリビニルアルコールに代えた他はすべて例25と
同じである。
【0108】<例27>塗布する樹脂を重量平均分子量1
2,000のヒドロキシプロピルセルロースに代えた他はす
べて例25と同じである。
2,000のヒドロキシプロピルセルロースに代えた他はす
べて例25と同じである。
【0109】<例28>塗布する樹脂を重量平均分子量 1
53,000のヒドロキシプロピルセルロースに代えた他はす
べて例25と同じである。
53,000のヒドロキシプロピルセルロースに代えた他はす
べて例25と同じである。
【0110】<例29>塗布する樹脂を重量平均分子量 8
65,000のヒドロキシプロピルセルロースに代えた他はす
べて例25と同じである。
65,000のヒドロキシプロピルセルロースに代えた他はす
べて例25と同じである。
【0111】<例30>塗布する樹脂を重量平均分子量8
9,000のソジウムカルボキシキシメチルセルロースに代
えた他はすべて例25と同じである。
9,000のソジウムカルボキシキシメチルセルロースに代
えた他はすべて例25と同じである。
【0112】<例31>塗布する樹脂を重量平均分子量 1
94のポリエチレングリコールに代えた他はすべて例25と
同じである。
94のポリエチレングリコールに代えた他はすべて例25と
同じである。
【0113】<例32>塗布する樹脂を重量平均分子量
1,030のポリエチレングリコールに代えた他はすべて例2
5と同じである。
1,030のポリエチレングリコールに代えた他はすべて例2
5と同じである。
【0114】<例33>塗布する樹脂を重量平均分子量2
3,000のポリエチレングリコールに代えた他はすべて例2
5と同じである。
3,000のポリエチレングリコールに代えた他はすべて例2
5と同じである。
【0115】<例34>塗布する樹脂を重量平均分子量
1,800のポリスチレンスルホン酸ナトリウムに代えた他
はすべて例25と同じである。
1,800のポリスチレンスルホン酸ナトリウムに代えた他
はすべて例25と同じである。
【0116】<例35>塗布する樹脂を重量平均分子量 1
00,000のポリスチレンスルホン酸ナトリウムに代えた他
はすべて例25と同じである。
00,000のポリスチレンスルホン酸ナトリウムに代えた他
はすべて例25と同じである。
【0117】<例36>塗布する樹脂を重量平均分子量
1,132,000のポリスチレンスルホン酸ナトリウムに代え
た他はすべて例25と同じである。
1,132,000のポリスチレンスルホン酸ナトリウムに代え
た他はすべて例25と同じである。
【0118】<例37>塗布する樹脂を重量平均分子量1
8,000のポリビニル硫酸カリウムに代えた他はすべて例2
5と同じである。
8,000のポリビニル硫酸カリウムに代えた他はすべて例2
5と同じである。
【0119】<例38>塗布する樹脂を重量平均分子量 2
30,000のポリビニル硫酸カリウムに代えた他はすべて例
25と同じである。
30,000のポリビニル硫酸カリウムに代えた他はすべて例
25と同じである。
【0120】<例39>塗布する樹脂を重量平均分子量
2,100のポリアクリル酸ナトリウムに代えた他はすべて
例25と同じである。
2,100のポリアクリル酸ナトリウムに代えた他はすべて
例25と同じである。
【0121】<例40>塗布する樹脂を重量平均分子量 2
25,000のポリアクリル酸カリウムに代えた他はすべて例
25と同じである。
25,000のポリアクリル酸カリウムに代えた他はすべて例
25と同じである。
【0122】<例41>塗布する樹脂を重量平均分子量
1,800のポリビニルアルコールナトリウム塩に代えた他
はすべて例25と同じである。
1,800のポリビニルアルコールナトリウム塩に代えた他
はすべて例25と同じである。
【0123】<例42>塗布する樹脂を重量平均分子量 1
45,000のポリビニルアルコールナトリウム塩に代えた他
はすべて例25と同じである。
45,000のポリビニルアルコールナトリウム塩に代えた他
はすべて例25と同じである。
【0124】<例43>塗布する樹脂を重量平均分子量1
7,000のポリビニルアルコールと重量平均分子量17,000
のポリビニルアルコールナトリウム塩の5対5混合物に
代えた他はすべて例25と同じである。
7,000のポリビニルアルコールと重量平均分子量17,000
のポリビニルアルコールナトリウム塩の5対5混合物に
代えた他はすべて例25と同じである。
【0125】<例44>塗布する樹脂を重量平均分子量1
7,000のポリビニルアルコールと重量平均分子量17,000
のポリビニルアルコールナトリウム塩の3対7混合物に
代えた他はすべて例25と同じである。
7,000のポリビニルアルコールと重量平均分子量17,000
のポリビニルアルコールナトリウム塩の3対7混合物に
代えた他はすべて例25と同じである。
【0126】<例45>塗布する樹脂を重量平均分子量1
3,000のポリ塩化N,N,N−トリメチルアミノエチル
アクリレートに代えた他はすべて例25と同じである。
3,000のポリ塩化N,N,N−トリメチルアミノエチル
アクリレートに代えた他はすべて例25と同じである。
【0127】<例46>塗布する樹脂を重量平均分子量 2
30,000のポリ塩化N,N,N−トリメチルアミノエチル
アクリレートに代えた他はすべて例25と同じである。
30,000のポリ塩化N,N,N−トリメチルアミノエチル
アクリレートに代えた他はすべて例25と同じである。
【0128】<例47>塗布する樹脂を重量平均分子量1
7,000のポリビニルアルコールナトリウムと重量平均分
子量13,000のポリ塩化N,N,N−トリメチルアミノエ
チルアクリレートの5対5混合物に代えた他はすべて例
25と同じである。
7,000のポリビニルアルコールナトリウムと重量平均分
子量13,000のポリ塩化N,N,N−トリメチルアミノエ
チルアクリレートの5対5混合物に代えた他はすべて例
25と同じである。
【0129】<例48>塗布する樹脂を重量平均分子量1
0,000のポリスチレンスルホン酸ナトリウムと重量平均
分子量13,000のポリ塩化N,N,N−トリメチルアミノ
エチルアクリレートの5対5混合物に代えた他はすべて
例25と同じである。
0,000のポリスチレンスルホン酸ナトリウムと重量平均
分子量13,000のポリ塩化N,N,N−トリメチルアミノ
エチルアクリレートの5対5混合物に代えた他はすべて
例25と同じである。
【0130】上記した各例の結果を下記の表1〜表6に
まとめて示し、それぞれの出力を評価した。各表におけ
る評価の記号は、○:完全に元の信号が読み取れる、
△:一部が読み取れない、×:読み取れない、を表した
ものである。
まとめて示し、それぞれの出力を評価した。各表におけ
る評価の記号は、○:完全に元の信号が読み取れる、
△:一部が読み取れない、×:読み取れない、を表した
ものである。
【0131】
【0132】
【0133】
【0134】
【0135】
【0136】
【0137】以上の各試験の結果から、欠陥ピットの充
填に用いる水溶性樹脂が、確実かつ容易にアルカリ水溶
液(実際には水)に溶けると共に、無色透明のものであ
れば(例1〜22、例25〜46)、欠陥ピットの修復効果が
良好である上に、再処理した場合には信号の再生が不可
能となり、不法な複製等を防止できることが明らかであ
る。
填に用いる水溶性樹脂が、確実かつ容易にアルカリ水溶
液(実際には水)に溶けると共に、無色透明のものであ
れば(例1〜22、例25〜46)、欠陥ピットの修復効果が
良好である上に、再処理した場合には信号の再生が不可
能となり、不法な複製等を防止できることが明らかであ
る。
【0138】即ち、例1〜22及び例25〜46のように、本
実施例によれば、欠陥ピットに水溶性樹脂が充填される
ことにより、不良品を良品に転化できるため、歩留りが
向上し、不良品として処分する必要がなくなる。
実施例によれば、欠陥ピットに水溶性樹脂が充填される
ことにより、不良品を良品に転化できるため、歩留りが
向上し、不良品として処分する必要がなくなる。
【0139】また、充填材料として水溶性樹脂が用いら
れているので、アルカリ水溶液に浸漬することにより、
光反射層のアルミニウムや保護層と共に充填した水溶性
樹脂も容易に剥離されるから、水溶性樹脂の充填が不完
全な場合は再度やり直すことができ、また、修復場所が
隠されているのでこの方法を利用して不正な複製を防止
することもできる。更に、方法が簡単であり、これによ
り製造工程の増加に伴う工数の増加があっても、歩留り
の向上により生産効率は上昇する。
れているので、アルカリ水溶液に浸漬することにより、
光反射層のアルミニウムや保護層と共に充填した水溶性
樹脂も容易に剥離されるから、水溶性樹脂の充填が不完
全な場合は再度やり直すことができ、また、修復場所が
隠されているのでこの方法を利用して不正な複製を防止
することもできる。更に、方法が簡単であり、これによ
り製造工程の増加に伴う工数の増加があっても、歩留り
の向上により生産効率は上昇する。
【0140】以上、本発明を実施例について説明した
が、上述した実施例は、本発明の技術的思想に基づいて
種々変形が可能である。
が、上述した実施例は、本発明の技術的思想に基づいて
種々変形が可能である。
【0141】例えば、上述した水溶性樹脂の種類やその
溶媒は様々に変化させてよい。また上述した光反射層除
去用の薬剤はアルカリ水溶液以外にもそのメタノール、
エタノール、プロパノール等、低級アルコール水溶液で
あってよく、アルカリもNaOH以外であってよい。ま
た、アルカリの場合は処理速度が早いが、HCl、H2
SO4 等の酸溶液も効果がある。
溶媒は様々に変化させてよい。また上述した光反射層除
去用の薬剤はアルカリ水溶液以外にもそのメタノール、
エタノール、プロパノール等、低級アルコール水溶液で
あってよく、アルカリもNaOH以外であってよい。ま
た、アルカリの場合は処理速度が早いが、HCl、H2
SO4 等の酸溶液も効果がある。
【0142】また、上述の信号ピットと欠陥ピットは、
同時に形成されるが、これらは別々の時点で形成される
こともある。
同時に形成されるが、これらは別々の時点で形成される
こともある。
【0143】コンパクトディスクやミニディスクのよう
な光ディスク以外にも、例えば、光を使わない情報記録
媒体などにも、本発明を適用することが可能である。
な光ディスク以外にも、例えば、光を使わない情報記録
媒体などにも、本発明を適用することが可能である。
【0144】
【発明の作用効果】本発明は、情報が記録された第1の
ピットと、この第1のピットとは別の第2のピットとを
有し、前記第2のピットに水溶性材料が充填されている
ので、これにより、第2のピットが欠陥ピットであって
もこれが修復され、そのまま良品な製品に転化され、不
良品として処分する必要がなくなり、歩留りが向上す
る。また、修復が不完全な場合には、充填の材料が水溶
性であるため、アルカリ水溶液等に浸漬させることによ
り容易に溶解して除去され、再び修復することができ
る。
ピットと、この第1のピットとは別の第2のピットとを
有し、前記第2のピットに水溶性材料が充填されている
ので、これにより、第2のピットが欠陥ピットであって
もこれが修復され、そのまま良品な製品に転化され、不
良品として処分する必要がなくなり、歩留りが向上す
る。また、修復が不完全な場合には、充填の材料が水溶
性であるため、アルカリ水溶液等に浸漬させることによ
り容易に溶解して除去され、再び修復することができ
る。
【0145】また、これにより、第2ピットが例えば複
製防止のために意図的に疑似ピットとして設けられる
と、これを水溶性材料で修復しておけば、その溶解、除
去により疑似ピットが現れるため、これが再生禁止ピッ
トとして機能し、媒体の複製を防ぐことができる。
製防止のために意図的に疑似ピットとして設けられる
と、これを水溶性材料で修復しておけば、その溶解、除
去により疑似ピットが現れるため、これが再生禁止ピッ
トとして機能し、媒体の複製を防ぐことができる。
【図1】本発明の実施例による光ディスクの作製工程の
一部分を示す概略断面図である。
一部分を示す概略断面図である。
【図2】同光ディスクの複製工程(欠陥修復を含む。)
を示す概略断面図である。
を示す概略断面図である。
【図3】同光ディスク作製工程を示すフロー図である。
【図4】同光ディスクの情報記録面を一部拡大して示し
た平面図である。
た平面図である。
【図5】同2層式光ディスクの複製工程における一部分
を示す概略断面図である。
を示す概略断面図である。
【図6】同他の2層式光ディスクの複製工程における一
部分を示す概略断面図である。
部分を示す概略断面図である。
【図7】同更に他の2層式光ディスクの複製工程におけ
る一部分を示す概略断面図である。
る一部分を示す概略断面図である。
【図8】光ディスクの情報再生機構を示す概略図であ
る。
る。
【図9】光ディスクをアルカリ水溶液に浸漬した状態を
示す図である。
示す図である。
【図10】同光ディスクの要部を示す断面図である。
【図11】図10の状態から光反射層及び保護層と共に、ピ
ットに充填した水溶性樹脂が除去された状態の基板を示
す断面図である。
ットに充填した水溶性樹脂が除去された状態の基板を示
す断面図である。
【図12】図11の状態の基板に光反射層及び保護層を形成
して複製した状態を示す断面図である。
して複製した状態を示す断面図である。
【図13】同光ディスクに疑似ピットの設置場所を一部拡
大して示す平面図である。
大して示す平面図である。
1・・・PC基板 2・・・ピット 3・・・欠陥ピット 4A、4B・・・レーザー光 5・・・マスク 6・・・水溶性透明樹脂 7・・・Al反射膜 7’・・・半透明膜 8・・・保護膜 9・・・光ディスク 10・・・疑似ピット 12・・・プリマスタリング(準備工程) 13・・・ソフトウエア準備 14・・・マスターテープ編集 15・・・プログラミング 16・・・原盤工程 18・・・マスターテープ再生 19・・・レーザー記録(カッティング) 20・・・マスターディスク 22・・・ニッケルめっき 23・・・ニッケルスタンパー 24・・・複製工程 25・・・射出成形 26・・・アルミニウムスパッタリング 27・・・保護膜塗布 28・・・完成したCD又はMD 28a・・・記録情報面 29・・・容器 30・・・アルカリ水溶液 31・・・レーザー 32・・・レンズ 33・・・絞り込みレンズ 40・・・ガラス原板 41・・・フォトレジスト 42・・・金属膜 43・・・めっき層 44・・・スタンパー 50・・・ピット 51・・・グルーブ
Claims (20)
- 【請求項1】 情報が記録された第1のピットと、この
第1のピットとは別の第2のピットとを有し、前記第2
のピットに水溶性材料が充填されていることを特徴とす
る情報記録媒体。 - 【請求項2】 第2のピットに充填された水溶性材料が
水溶性透明樹脂からなっている、請求項1に記載した情
報記録媒体。 - 【請求項3】 水溶性材料が分子量 1,000〜100,000 の
水溶性樹脂である、請求項2に記載した情報記録媒体。 - 【請求項4】 基板面に第1のピット及び第2のピット
が形成され、これらのピットを含む面上に光反射層及び
保護層が順次積層されている、請求項1に記載した情報
記録媒体。 - 【請求項5】 第2のピットへの水溶性材料の充填が、
欠陥ピットの修復を目的としてなされている、請求項1
に記載した情報記録媒体。 - 【請求項6】 第2のピットへの水溶性材料の充填が、
ピットの複製防止を目的としてなされている、請求項1
に記載した情報記録媒体。 - 【請求項7】 光反射層及び保護層を基板から除去する
際に、第2のピットに充填された水溶性材料も除去され
るように構成した、請求項4に記載した情報記録媒体。 - 【請求項8】 水溶性材料の除去後に、第1のピット及
び第2のピットを含む面上に光反射層及び保護層が順次
積層される、請求項7に記載した情報記録媒体。 - 【請求項9】 光反射層がアルミニウム又はアルミニウ
ム合金からなっている、請求項4に記載した情報記録媒
体。 - 【請求項10】 保護層が紫外線硬化樹脂からなってい
る、請求項4に記載した情報記録媒体。 - 【請求項11】 基板、光反射層又は半透明層及び保護層
の組み合わせからなる単一体、又はこの単一体の複数個
の一体化物によって構成されている、請求項1に記載し
た情報記録媒体。 - 【請求項12】 情報が記録された第1のピットと、この
第1のピットとは別の第2のピットとを形成する工程
と、 前記第2のピットに水溶性材料を充填する工程とを有す
る、情報記録媒体の製造方法。 - 【請求項13】 水溶性材料として、水溶性透明樹脂を用
いる、請求項12に記載した方法。 - 【請求項14】 分子量が 1,000〜100,000 の水溶性透明
樹脂を用いる、請求項13に記載した方法。 - 【請求項15】 基板上に光反射層及び保護層が順次積層
されている情報記録媒体を製造するに際し、 前記基板に形成した第2のピットを検出する工程と、 前記第2のピットに分子量が 1,000〜100,000 の水溶性
透明樹脂を充填する工程と、 前記光反射層を形成する工程と、 前記保護層を形成する工程とを有する、請求項12に記載
した方法。 - 【請求項16】 第1のピットに対応した凹凸を有するス
タンパーの凹凸面に溶融した基板材料を流し込む工程
と、 前記基板材料の流し込みによる凹凸の転写時に発生した
第2のピットに水溶性材料を充填する工程と、 前記基板の転写面に光反射層を形成する工程と、 この反射層上に保護層を形成する工程とを有する、請求
項12に記載した方法。 - 【請求項17】 第2のピットに水溶性材料を充填してピ
ットを修復する、請求項15に記載した方法。 - 【請求項18】 第2のピットに水溶性材料を充填してピ
ットの複製を防止する、請求項12に記載した方法。 - 【請求項19】 水溶性材料の充填が不完全な場合は、充
填した水溶性材料と共に光反射層及び保護層を除去し、
しかる後に水溶性材料の充填を繰り返す、請求項12又は
15に記載した方法。 - 【請求項20】 スタンパーの凹凸面にポリカーボネート
を流し込んで射出成形してポリカーボネート基板にピッ
トを形成する工程と、 前記ピットのうち欠陥ピットや再生禁止ピットとなる第
2のピットに水溶性材料を充填する工程と、 スパッタ或いは蒸着によりアルミニウム又はアルミニウ
ム合金を 300〜800Å蒸着して光反射層を形成する工程
と、 アクリル酸ベースの紫外線硬化樹脂を塗布し、紫外線を
照射して5〜12μmの膜厚で保護層を形成する工程とを
有する、請求項16に記載した方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8026005A JPH09198719A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 情報記録媒体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8026005A JPH09198719A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 情報記録媒体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09198719A true JPH09198719A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=12181591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8026005A Pending JPH09198719A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 情報記録媒体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09198719A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013084036A (ja) * | 2011-10-06 | 2013-05-09 | Dainippon Printing Co Ltd | データ処理システム及び微細構造物製造システム、並びにデータ処理方法及び微細構造物製造方法 |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP8026005A patent/JPH09198719A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013084036A (ja) * | 2011-10-06 | 2013-05-09 | Dainippon Printing Co Ltd | データ処理システム及び微細構造物製造システム、並びにデータ処理方法及び微細構造物製造方法 |
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