JPH09199022A - 陰極線管の製造装置及び陰極線管の製造方法 - Google Patents
陰極線管の製造装置及び陰極線管の製造方法Info
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- JPH09199022A JPH09199022A JP603096A JP603096A JPH09199022A JP H09199022 A JPH09199022 A JP H09199022A JP 603096 A JP603096 A JP 603096A JP 603096 A JP603096 A JP 603096A JP H09199022 A JPH09199022 A JP H09199022A
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- tube body
- cathode ray
- phosphor
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- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】陰極線管の生産効率の向上を図ると共に、高輝
度の陰極線管を製造することを目的とする。 【解決手段】 回転軸15により回転駆動されるターン
テーブル11と、ターンテーブル11に回動自在に支持
され、内部に蛍光体8が含有された溶液が注入されるチ
ューブ体4を支持する支持部材18と、支持部材18を
回動自在に駆動制御し、チューブ体18内に注入された
溶液をこのチューブ体18を傾斜させることにより排出
させる溶液排出駆動手段とを備え、溶液排出駆動手段
は、チューブ体14の支持された支持部材を傾斜させる
傾斜速度を可変させる。
度の陰極線管を製造することを目的とする。 【解決手段】 回転軸15により回転駆動されるターン
テーブル11と、ターンテーブル11に回動自在に支持
され、内部に蛍光体8が含有された溶液が注入されるチ
ューブ体4を支持する支持部材18と、支持部材18を
回動自在に駆動制御し、チューブ体18内に注入された
溶液をこのチューブ体18を傾斜させることにより排出
させる溶液排出駆動手段とを備え、溶液排出駆動手段
は、チューブ体14の支持された支持部材を傾斜させる
傾斜速度を可変させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内面に蛍光体が塗
布されて蛍光面が形成され、この蛍光面に電子ビームが
当てられることにより発光される陰極線管(cathode-ra
y tube)の製造装置及び陰極線管の製造方法に関する。
布されて蛍光面が形成され、この蛍光面に電子ビームが
当てられることにより発光される陰極線管(cathode-ra
y tube)の製造装置及び陰極線管の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機は、陰極線管を構成
するチューブ体のスクリーン面に蛍光体が塗布されて、
このスクリーン面に電子ビームが当てられることによっ
て蛍光体が発光されて、画像が投影される。したがっ
て、陰極線管は、より高画質な映像を投影するために、
一般に高輝度なものが要求される。
するチューブ体のスクリーン面に蛍光体が塗布されて、
このスクリーン面に電子ビームが当てられることによっ
て蛍光体が発光されて、画像が投影される。したがっ
て、陰極線管は、より高画質な映像を投影するために、
一般に高輝度なものが要求される。
【0003】この点、従来、陰極線管は、チューブ体内
に溶液が注入される溶液注入工程と、蛍光体をチューブ
体内に湿着される蛍光体湿着工程と、溶液を排出する溶
液排出工程とを経ることにより製造される。
に溶液が注入される溶液注入工程と、蛍光体をチューブ
体内に湿着される蛍光体湿着工程と、溶液を排出する溶
液排出工程とを経ることにより製造される。
【0004】先ず、第一の工程として、チューブ体内に
蛍光体が含有された溶液が注入される溶液注入工程が行
われる。この際、使用される溶液は、重量濃度が0.0
5重量%乃至0.07重量%の酢酸バリウム又は硝酸バ
リウムと、SiO2の重量濃度が0.7重量%乃至0.
9重量%の水ガラス水溶液(SiO2+KSi、Si
O2)と、一つのチューブ体当たり0.5g乃至1.5
gの蛍光体とにより構成され、一つのチューブ体当たり
300ml乃至500ml用いられる。
蛍光体が含有された溶液が注入される溶液注入工程が行
われる。この際、使用される溶液は、重量濃度が0.0
5重量%乃至0.07重量%の酢酸バリウム又は硝酸バ
リウムと、SiO2の重量濃度が0.7重量%乃至0.
9重量%の水ガラス水溶液(SiO2+KSi、Si
O2)と、一つのチューブ体当たり0.5g乃至1.5
gの蛍光体とにより構成され、一つのチューブ体当たり
300ml乃至500ml用いられる。
【0005】次に、第2の工程として、チューブ体内に
溶液が注入された状態で10分乃至20分の間放置する
ことにより蛍光体をチューブ体のスクリーン面の内面に
沈殿させて湿着させる蛍光体湿着工程が行われる。
溶液が注入された状態で10分乃至20分の間放置する
ことにより蛍光体をチューブ体のスクリーン面の内面に
沈殿させて湿着させる蛍光体湿着工程が行われる。
【0006】そして、第3の工程として、第2の蛍光体
湿着工程を経た後、チューブ体内に注入されている溶液
をチューブ体を傾斜させることにより排出する溶液排出
工程が行われる。この溶液排出工程におけるチューブ体
の傾斜速度は、チューブ体内のスクリーン面の内面に湿
着した蛍光体にチューブ体の傾斜速度を大とし過ぎるこ
とに伴い溶液の液面の移動速度が大となり過ぎ塗布ムラ
が発生しない程度で行われる。すなわち、陰極線管は、
図6の示すように、チューブ体の傾斜開始からチュー
ブ体の傾斜終了までの時間を約140秒で傾斜速度を約
1.17度/秒で行った場合には、図7に示すように、
スクリーン面の内面に蛍光体の塗布ムラが発生する。
湿着工程を経た後、チューブ体内に注入されている溶液
をチューブ体を傾斜させることにより排出する溶液排出
工程が行われる。この溶液排出工程におけるチューブ体
の傾斜速度は、チューブ体内のスクリーン面の内面に湿
着した蛍光体にチューブ体の傾斜速度を大とし過ぎるこ
とに伴い溶液の液面の移動速度が大となり過ぎ塗布ムラ
が発生しない程度で行われる。すなわち、陰極線管は、
図6の示すように、チューブ体の傾斜開始からチュー
ブ体の傾斜終了までの時間を約140秒で傾斜速度を約
1.17度/秒で行った場合には、図7に示すように、
スクリーン面の内面に蛍光体の塗布ムラが発生する。
【0007】そのため、この溶液排出工程は、スクリー
ン面の内面に蛍光体の塗布ムラが発生しないように、一
般的には、図6のに示すように、チューブ体の傾斜開
始からチューブ体の傾斜終了までの時間を一定の傾斜速
度で約250秒程度かけて、傾斜速度が約0.6度/秒
で行われる。
ン面の内面に蛍光体の塗布ムラが発生しないように、一
般的には、図6のに示すように、チューブ体の傾斜開
始からチューブ体の傾斜終了までの時間を一定の傾斜速
度で約250秒程度かけて、傾斜速度が約0.6度/秒
で行われる。
【0008】また、陰極線管の製造方法は、上述した陰
極線管の製造方法の他に、溶液排出工程の必要とされる
時間の短縮する方法として、溶液のSiO2の重量濃度
を上げる方法が考えられている。
極線管の製造方法の他に、溶液排出工程の必要とされる
時間の短縮する方法として、溶液のSiO2の重量濃度
を上げる方法が考えられている。
【0009】すなわち、このような方法によれば、上述
した溶液のSiO2の重量濃度を0.7重量%乃至0.
9重量%以上とすることにより、例えば図6の示すよ
うに、チューブ体の傾斜開始からチューブ体の傾斜終了
までの時間を約140秒で傾斜速度を約1.17度/秒
で行った場合においても塗布ムラの発生を防止すること
ができる。
した溶液のSiO2の重量濃度を0.7重量%乃至0.
9重量%以上とすることにより、例えば図6の示すよ
うに、チューブ体の傾斜開始からチューブ体の傾斜終了
までの時間を約140秒で傾斜速度を約1.17度/秒
で行った場合においても塗布ムラの発生を防止すること
ができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、陰極線
管の製造は、上述した第1の陰極線管の製造方法である
溶液排出工程において、図6のに示すように、チュー
ブ体の傾斜開始からチューブ体の傾斜終了までの時間を
一定の傾斜速度で約250秒程度かけて、傾斜速度が約
0.6度/秒で行った場合よりも、さらに生産性を向上
させる必要性が生じてきた。
管の製造は、上述した第1の陰極線管の製造方法である
溶液排出工程において、図6のに示すように、チュー
ブ体の傾斜開始からチューブ体の傾斜終了までの時間を
一定の傾斜速度で約250秒程度かけて、傾斜速度が約
0.6度/秒で行った場合よりも、さらに生産性を向上
させる必要性が生じてきた。
【0011】このような問題点を解決する手段として、
上述した第2番目の陰極線管の製造方法である溶液の構
成要素である水ガラス水溶液の濃度或いは電解質水溶液
の重量濃度を上げる方法が考えられている。
上述した第2番目の陰極線管の製造方法である溶液の構
成要素である水ガラス水溶液の濃度或いは電解質水溶液
の重量濃度を上げる方法が考えられている。
【0012】しかしながら、陰極線管は、溶液の重量濃
度を上げた場合、輝度の劣化を招くことになる。すなわ
ち、溶液の重量濃度を上げる方法により陰極線管を製造
した場合には、図8に示すように、SiO2の重量濃度
を上げるにつれて輝度の劣化が激しくなる。そのため、
このような方法では、高輝度の陰極線管を製造すること
ができず、高画質な映像を投影するテレビジョン受像機
を製造することが困難となる。
度を上げた場合、輝度の劣化を招くことになる。すなわ
ち、溶液の重量濃度を上げる方法により陰極線管を製造
した場合には、図8に示すように、SiO2の重量濃度
を上げるにつれて輝度の劣化が激しくなる。そのため、
このような方法では、高輝度の陰極線管を製造すること
ができず、高画質な映像を投影するテレビジョン受像機
を製造することが困難となる。
【0013】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するために、溶液排出工程の時間を短縮し、生産効率の
向上を図ると共に、高輝度の陰極線管を製造する陰極線
管の製造装置及び陰極線管の製造方法を提供することを
目的として提案されたものである。
するために、溶液排出工程の時間を短縮し、生産効率の
向上を図ると共に、高輝度の陰極線管を製造する陰極線
管の製造装置及び陰極線管の製造方法を提供することを
目的として提案されたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る陰極線管の
製造装置は、上述のような課題を解決すべく、スクリー
ン面の内面に蛍光体が塗布されて蛍光面が形成され、蛍
光面に電子ビームが当てられることにより発光される陰
極線管の製造装置において、内部に蛍光体が含有された
溶液が注入されるチューブ体を支持する支持部材と、支
持部材を回転自在に駆動制御し、チューブ体内に注入さ
れた溶液をチューブ体を傾斜させることにより排出させ
る溶液排出駆動手段とを備えて構成される。そして、溶
液排出駆動手段は、チューブ体の支持された支持部材を
傾斜させる傾斜速度を可変させる。
製造装置は、上述のような課題を解決すべく、スクリー
ン面の内面に蛍光体が塗布されて蛍光面が形成され、蛍
光面に電子ビームが当てられることにより発光される陰
極線管の製造装置において、内部に蛍光体が含有された
溶液が注入されるチューブ体を支持する支持部材と、支
持部材を回転自在に駆動制御し、チューブ体内に注入さ
れた溶液をチューブ体を傾斜させることにより排出させ
る溶液排出駆動手段とを備えて構成される。そして、溶
液排出駆動手段は、チューブ体の支持された支持部材を
傾斜させる傾斜速度を可変させる。
【0015】以上のように構成された陰極線管の製造装
置は、支持部材により支持されたチューブ体内に溶液を
注入させる。チューブ体は、溶液に含有された蛍光体が
チューブ体内のスクリーン面の内面に沈殿し湿着する
と、溶液排出駆動手段により支持部材が所定の傾斜速度
で傾斜されると共に、チューブ体が傾斜される。この
際、溶液排出駆動手段は、チューブ体内に注入された溶
液の液面がチューブ体内の有効な蛍光面となるべきスク
リーン面の内面を移動する状態において、支持部材の傾
斜速度を所定の傾斜速度より遅くさせるように制御す
る。したがって、スクリーン面の内面に湿着された蛍光
体は、溶液の液面の移動速度についても遅くなるように
制御され、蛍光体のスクリーン面の内面への塗布ムラを
発生させることなく塗布される。
置は、支持部材により支持されたチューブ体内に溶液を
注入させる。チューブ体は、溶液に含有された蛍光体が
チューブ体内のスクリーン面の内面に沈殿し湿着する
と、溶液排出駆動手段により支持部材が所定の傾斜速度
で傾斜されると共に、チューブ体が傾斜される。この
際、溶液排出駆動手段は、チューブ体内に注入された溶
液の液面がチューブ体内の有効な蛍光面となるべきスク
リーン面の内面を移動する状態において、支持部材の傾
斜速度を所定の傾斜速度より遅くさせるように制御す
る。したがって、スクリーン面の内面に湿着された蛍光
体は、溶液の液面の移動速度についても遅くなるように
制御され、蛍光体のスクリーン面の内面への塗布ムラを
発生させることなく塗布される。
【0016】本発明に係る陰極線管の製造方法は、上述
のような課題を解決すべく、スクリーン面の内面に蛍光
体が塗布されて蛍光面が形成され、蛍光面に電子ビーム
が当てられることにより発光される陰極線管の製造方法
において、内部に蛍光体が含有された溶液が注入される
チューブ体を支持する支持部材と、支持部材を回転自在
に駆動制御し、チューブ体内に注入された溶液をチュー
ブ体を傾斜させることにより排出させる溶液排出駆動手
段とを備え、溶液排出駆動手段は、チューブ体の支持さ
れた支持部材を傾斜させる傾斜速度を可変させる陰極線
管の製造装置が用いられる。そして、陰極線管は、チュ
ーブ体内に溶液が注入される第1の溶液注入工程と、チ
ューブ体内に溶液が注入された状態で蛍光体をチューブ
体のスクリーン面の内面に沈殿させて湿着させる第2の
蛍光体湿着工程と、溶液排出駆動手段によりチューブ体
の支持された支持部材を所定の傾斜速度で傾斜させる際
に、溶液の液面がチューブ体内の有効な蛍光面となるべ
きスクリーン面の内面を移動する状態において、所定の
傾斜速度より傾斜速度を遅くさせ、チューブ体内の溶液
を排出させる第3の溶液排出工程とを経て製造される。
のような課題を解決すべく、スクリーン面の内面に蛍光
体が塗布されて蛍光面が形成され、蛍光面に電子ビーム
が当てられることにより発光される陰極線管の製造方法
において、内部に蛍光体が含有された溶液が注入される
チューブ体を支持する支持部材と、支持部材を回転自在
に駆動制御し、チューブ体内に注入された溶液をチュー
ブ体を傾斜させることにより排出させる溶液排出駆動手
段とを備え、溶液排出駆動手段は、チューブ体の支持さ
れた支持部材を傾斜させる傾斜速度を可変させる陰極線
管の製造装置が用いられる。そして、陰極線管は、チュ
ーブ体内に溶液が注入される第1の溶液注入工程と、チ
ューブ体内に溶液が注入された状態で蛍光体をチューブ
体のスクリーン面の内面に沈殿させて湿着させる第2の
蛍光体湿着工程と、溶液排出駆動手段によりチューブ体
の支持された支持部材を所定の傾斜速度で傾斜させる際
に、溶液の液面がチューブ体内の有効な蛍光面となるべ
きスクリーン面の内面を移動する状態において、所定の
傾斜速度より傾斜速度を遅くさせ、チューブ体内の溶液
を排出させる第3の溶液排出工程とを経て製造される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る陰極線管の製
造装置及び製造方法について、図面を参照しながら詳細
に説明する。
造装置及び製造方法について、図面を参照しながら詳細
に説明する。
【0018】実施の形態である陰極線管1の製造装置1
0は、例えば図1に示すように、モノクローム方式の陰
極線管1を連続して製造する。この陰極線管1の製造装
置10により製造される陰極線管1は、筒状のネック部
2と、このネック部2から張り出し形成された底面にス
クリーン面5が形成されるファンネル部3とを有し、内
部が密閉されて真空の状態とされたチューブ体4を有す
る。また、このチューブ体4には、ネック部2内に配設
され、スクリーン面5へと電子ビーム9を出射させる電
子銃6と、ネック部2の外方の両側に電子銃6より出射
された電子を偏向させるための偏向コイル7とが配設さ
れている。
0は、例えば図1に示すように、モノクローム方式の陰
極線管1を連続して製造する。この陰極線管1の製造装
置10により製造される陰極線管1は、筒状のネック部
2と、このネック部2から張り出し形成された底面にス
クリーン面5が形成されるファンネル部3とを有し、内
部が密閉されて真空の状態とされたチューブ体4を有す
る。また、このチューブ体4には、ネック部2内に配設
され、スクリーン面5へと電子ビーム9を出射させる電
子銃6と、ネック部2の外方の両側に電子銃6より出射
された電子を偏向させるための偏向コイル7とが配設さ
れている。
【0019】チューブ体4は、全体としてフラスコ状に
形成され、上述の通り筒状のネック部2と、このネック
部2から張り出し形成されたファンネル部3とから構成
される。そして、ファンネル部3には、その底面部にス
クリーン面5が形成される。スクリーン面5には、内面
に蛍光体8が塗布されている。
形成され、上述の通り筒状のネック部2と、このネック
部2から張り出し形成されたファンネル部3とから構成
される。そして、ファンネル部3には、その底面部にス
クリーン面5が形成される。スクリーン面5には、内面
に蛍光体8が塗布されている。
【0020】このように構成される陰極線管1は、テレ
ビジョン受像機に電源が投入されると、色信号入力回路
より出力された色信号が電子銃6に入力される。電子銃
6は、電子ビーム9をスクリーン面5へと出射させる。
そして、電子銃6より出射された電子ビーム9は、偏向
コイル7の磁界により偏向され、スクリーン面5に塗布
された蛍光体8に当たり、この蛍光体8を光らせ、スク
リーン面5に映像を投影される。
ビジョン受像機に電源が投入されると、色信号入力回路
より出力された色信号が電子銃6に入力される。電子銃
6は、電子ビーム9をスクリーン面5へと出射させる。
そして、電子銃6より出射された電子ビーム9は、偏向
コイル7の磁界により偏向され、スクリーン面5に塗布
された蛍光体8に当たり、この蛍光体8を光らせ、スク
リーン面5に映像を投影される。
【0021】そして、このように構成されるモノクロー
ム方式の陰極線管1は、ターンテーブル11を用いた次
のような陰極線管1の製造装置10によって連続して製
造される。すなわち、陰極線管1の製造装置10は、例
えば図2及び図3に示すように、回転軸15により回転
駆動されるターンテーブル11と、ターンテーブル11
に回転自在に支持され、内部に蛍光体8が含有された溶
液が注入されるチューブ体4を支持する支持部材18
と、支持部材18を回転自在に駆動制御し、チューブ体
4内に注入された溶液をこのチューブ体4を傾斜させる
ことにより排出させる溶液排出駆動機構から構成され
る。
ム方式の陰極線管1は、ターンテーブル11を用いた次
のような陰極線管1の製造装置10によって連続して製
造される。すなわち、陰極線管1の製造装置10は、例
えば図2及び図3に示すように、回転軸15により回転
駆動されるターンテーブル11と、ターンテーブル11
に回転自在に支持され、内部に蛍光体8が含有された溶
液が注入されるチューブ体4を支持する支持部材18
と、支持部材18を回転自在に駆動制御し、チューブ体
4内に注入された溶液をこのチューブ体4を傾斜させる
ことにより排出させる溶液排出駆動機構から構成され
る。
【0022】ターンテーブル11は、円盤状を呈して形
成されており、この周縁部には、切欠き凹部12が切り
欠き形成されている。そして、ターンテーブル11に
は、切欠き凹部12の両側面部に一対の支持基台13が
取り付けられている。この支持基台13は、後述する支
持部材18を回転自在に支持する。
成されており、この周縁部には、切欠き凹部12が切り
欠き形成されている。そして、ターンテーブル11に
は、切欠き凹部12の両側面部に一対の支持基台13が
取り付けられている。この支持基台13は、後述する支
持部材18を回転自在に支持する。
【0023】また、ターンテーブル11は、中心部にタ
ーンテーブル11の下側に位置される回転駆動部14か
らターンテーブル11に駆動伝達する回転軸15と一体
に取り付けられている。したがって、回転軸15は、回
転駆動部14により回転駆動されることにより、ターン
テーブル11を図2に示すa方向に回転動作させる。
ーンテーブル11の下側に位置される回転駆動部14か
らターンテーブル11に駆動伝達する回転軸15と一体
に取り付けられている。したがって、回転軸15は、回
転駆動部14により回転駆動されることにより、ターン
テーブル11を図2に示すa方向に回転動作させる。
【0024】支持部材18は、ターンテーブル11の切
欠き凹部12に配され、上述した支持基台13により回
転自在に支持されている。また、この支持部材18は、
チューブ体4の配置面19が少なくとも1つ以上のチュ
ーブ体4が取り外し可能な状態で固定されるように形成
されている。すなわち、この支持部材18には、チュー
ブ体4がスクリーン面5を下側として、ネック部2が上
側に配置されることから、配置面19がスクリーン面5
より略々大とされるように形成されている。なお、本実
施の形態で示す支持部材18には、図2に示すように、
チューブ体4が2つ横方向に配置されている。したがっ
て、支持部材18は、配置面19が2面分のスクリーン
面5より略々大とされるように形成されている。
欠き凹部12に配され、上述した支持基台13により回
転自在に支持されている。また、この支持部材18は、
チューブ体4の配置面19が少なくとも1つ以上のチュ
ーブ体4が取り外し可能な状態で固定されるように形成
されている。すなわち、この支持部材18には、チュー
ブ体4がスクリーン面5を下側として、ネック部2が上
側に配置されることから、配置面19がスクリーン面5
より略々大とされるように形成されている。なお、本実
施の形態で示す支持部材18には、図2に示すように、
チューブ体4が2つ横方向に配置されている。したがっ
て、支持部材18は、配置面19が2面分のスクリーン
面5より略々大とされるように形成されている。
【0025】また、この支持部材18には、両側面部に
それぞれ支軸20が取り付けられている。そして、この
支軸20は、ターンテーブル11側の支持基台13に軸
支されることにより、支持部材18を回転自在に支持す
る。
それぞれ支軸20が取り付けられている。そして、この
支軸20は、ターンテーブル11側の支持基台13に軸
支されることにより、支持部材18を回転自在に支持す
る。
【0026】このように構成される支持部材18は、例
えば配置面19に配置されたチューブ体4を真空パット
を用いて真空吸着することにより取り外し可能な状態で
固定している。
えば配置面19に配置されたチューブ体4を真空パット
を用いて真空吸着することにより取り外し可能な状態で
固定している。
【0027】また、溶液排出駆動機構は、ターンテーブ
ル11の下側に配置され、全体としてリング状を呈して
形成され、内周縁24に凹凸が設けられたカム部材23
と、このカム部材23の内周縁24の方向に付勢されて
スライド動作するスライド部材29と、このスライド部
材29と上記支持部材18の下側の面と接続させ、支持
部材18を引っ張っているトーションバー30と、上記
支持部材18の回転軸15側の側面と回転軸15とを接
続し、回転軸15方向に支持部材18を引っ張っている
引張りバネ31とにより構成されている。
ル11の下側に配置され、全体としてリング状を呈して
形成され、内周縁24に凹凸が設けられたカム部材23
と、このカム部材23の内周縁24の方向に付勢されて
スライド動作するスライド部材29と、このスライド部
材29と上記支持部材18の下側の面と接続させ、支持
部材18を引っ張っているトーションバー30と、上記
支持部材18の回転軸15側の側面と回転軸15とを接
続し、回転軸15方向に支持部材18を引っ張っている
引張りバネ31とにより構成されている。
【0028】カム部材23は、例えば図4に示すよう
に、全体として略円形のリング状を呈して形成され、タ
ーンテーブル11の下側に固定されている。このカム部
材23には、内周縁24に凸部25がチューブ体4内に
注入された溶液を排出する溶液排出工程が行われる部位
に形成されている。この凸部25を形成する凸面26
は、それぞれ図4中A点乃至G点で傾斜角が異なるよう
に形成されている。この凸面26は、具体的には、例え
ば図6に示すの折れ線のA’’点乃至F’’点のチュ
ーブ体の傾斜角と同じくするように形成されている。そ
して、凸面26のC点とD点の間の傾斜角は、他のA点
乃至C点及びD点乃至F点よりも小とされるように形成
されている。そして、支持部材18の傾斜速度は、各点
間の長さ寸法と傾斜角とにより決定される。
に、全体として略円形のリング状を呈して形成され、タ
ーンテーブル11の下側に固定されている。このカム部
材23には、内周縁24に凸部25がチューブ体4内に
注入された溶液を排出する溶液排出工程が行われる部位
に形成されている。この凸部25を形成する凸面26
は、それぞれ図4中A点乃至G点で傾斜角が異なるよう
に形成されている。この凸面26は、具体的には、例え
ば図6に示すの折れ線のA’’点乃至F’’点のチュ
ーブ体の傾斜角と同じくするように形成されている。そ
して、凸面26のC点とD点の間の傾斜角は、他のA点
乃至C点及びD点乃至F点よりも小とされるように形成
されている。そして、支持部材18の傾斜速度は、各点
間の長さ寸法と傾斜角とにより決定される。
【0029】スライド部材29は、全体として矩形形状
を呈して形成され、ターンテーブル11の下側であっ
て、上記支持部材18の対応する部位に支持部材18と
同数、スライド自在に配設されている。このスライド部
材29は、図示しないスライド部材29の付勢手段によ
りカム部材23の内周縁24側に付勢された状態で図3
に示すように、e方向、f方向にスライド動作をするよ
うに配設されている。また、このスライド部材29は、
図示しないが上述したターンテーブル11の回転駆動部
14より駆動伝達されるように構成され、ターンテーブ
ル11の回転動作と同じくして回転駆動される。
を呈して形成され、ターンテーブル11の下側であっ
て、上記支持部材18の対応する部位に支持部材18と
同数、スライド自在に配設されている。このスライド部
材29は、図示しないスライド部材29の付勢手段によ
りカム部材23の内周縁24側に付勢された状態で図3
に示すように、e方向、f方向にスライド動作をするよ
うに配設されている。また、このスライド部材29は、
図示しないが上述したターンテーブル11の回転駆動部
14より駆動伝達されるように構成され、ターンテーブ
ル11の回転動作と同じくして回転駆動される。
【0030】また、このスライド部材29は、この上面
からトーションバー30により上記支持部材18の底面
に接続されている。このトーションバー30は、支持部
材18を図3に示すc方向に付勢されており、スライド
部材29のスライド動作が支持部材18に伝達されるよ
うに構成されている。
からトーションバー30により上記支持部材18の底面
に接続されている。このトーションバー30は、支持部
材18を図3に示すc方向に付勢されており、スライド
部材29のスライド動作が支持部材18に伝達されるよ
うに構成されている。
【0031】引張りバネ31は、コイルスプリングによ
り構成されており、支持部材18の回転軸15側の側面
と回転軸15とを接続している。この引張りバネ31
は、一方の端部が支持部材18の図示しない掛止部に掛
け止められ、他方の端部が回転軸15に設けられた掛止
部に掛け止められている。そして、引張りバネ31は、
支持部材18を回転軸15方向、すなわち図2に示すb
方向に付勢している。
り構成されており、支持部材18の回転軸15側の側面
と回転軸15とを接続している。この引張りバネ31
は、一方の端部が支持部材18の図示しない掛止部に掛
け止められ、他方の端部が回転軸15に設けられた掛止
部に掛け止められている。そして、引張りバネ31は、
支持部材18を回転軸15方向、すなわち図2に示すb
方向に付勢している。
【0032】したがって、支持部材18は、上記トーシ
ョンバー30と引張りバネ31とにより、それぞれ図2
に示すb方向及び図3に示すc方向に付勢され、支持部
材18のチューブ体4の配置面19が水平となるように
保持されている。
ョンバー30と引張りバネ31とにより、それぞれ図2
に示すb方向及び図3に示すc方向に付勢され、支持部
材18のチューブ体4の配置面19が水平となるように
保持されている。
【0033】そして、このように構成される陰極線管1
の製造装置10は、回転軸15によりターンテーブル1
1が回転駆動されると、これと同時にスライド部材29
も回転駆動される。スライド部材29は、カム部材23
の内周縁24側に沿って移動される。
の製造装置10は、回転軸15によりターンテーブル1
1が回転駆動されると、これと同時にスライド部材29
も回転駆動される。スライド部材29は、カム部材23
の内周縁24側に沿って移動される。
【0034】そして、スライド部材29は、カム部材2
3の凸部25が形成されない面に沿って移動する際に
は、トーションバー30と引張りバネ31により支持部
材18の配置面19が水平に保持された状態で移動され
る。この際、支持部材18に配置されたチューブ体4に
は、内部に蛍光体8が含有された溶液が注入される。
3の凸部25が形成されない面に沿って移動する際に
は、トーションバー30と引張りバネ31により支持部
材18の配置面19が水平に保持された状態で移動され
る。この際、支持部材18に配置されたチューブ体4に
は、内部に蛍光体8が含有された溶液が注入される。
【0035】そして、スライド部材29は、カム部材2
3の内周縁24に形成される凸部25の凸面26に沿っ
て移動する。この際、カム部材23の内周縁24に付勢
されているスライド部材29は、凸部25に押圧されて
中心方向、すなわち図3に示すf方向にスライド動作さ
れる。チューブ体4が配置された支持部材18は、スラ
イド部材29が中心方向にスライド動作されると、スラ
イド部材29と支持部材18を接続するトーションバー
30により引っ張られて、図2に示すc方向に傾斜され
る。そして、支持部材18に配置されたチューブ体4
は、上述した凸面26の傾斜角に合わせて傾斜速度及び
傾斜角が規制される。そして、支持部材18は、チュー
ブ体4を傾斜させ、内部に注入されている溶液を排出さ
せる。
3の内周縁24に形成される凸部25の凸面26に沿っ
て移動する。この際、カム部材23の内周縁24に付勢
されているスライド部材29は、凸部25に押圧されて
中心方向、すなわち図3に示すf方向にスライド動作さ
れる。チューブ体4が配置された支持部材18は、スラ
イド部材29が中心方向にスライド動作されると、スラ
イド部材29と支持部材18を接続するトーションバー
30により引っ張られて、図2に示すc方向に傾斜され
る。そして、支持部材18に配置されたチューブ体4
は、上述した凸面26の傾斜角に合わせて傾斜速度及び
傾斜角が規制される。そして、支持部材18は、チュー
ブ体4を傾斜させ、内部に注入されている溶液を排出さ
せる。
【0036】スライド部材29は、凸部25の凸面26
を通過し、再び凸部25が形成されない内周縁24に移
動されると、図3中e方向に移動され、支持部材18
は、再び水平な状態に保持される。
を通過し、再び凸部25が形成されない内周縁24に移
動されると、図3中e方向に移動され、支持部材18
は、再び水平な状態に保持される。
【0037】以上のような陰極線管1の製造装置10
は、具体的には、先ず、チューブ体4内に溶液が注入さ
れる第1の溶液注入工程と、次に、チューブ体4内に溶
液が注入された状態で蛍光体8をチューブ体4のスクリ
ーン面5の内面に沈殿させて湿着させる第2の蛍光体湿
着工程と、次に、溶液排出駆動機構によりチューブ体4
の支持された支持部材18を所定の傾斜速度で傾斜させ
る際に、溶液の液面がこのチューブ体4内の有効な蛍光
面となるべきスクリーン面5を移動する状態の時、所定
の傾斜速度より傾斜速度を遅くさせ、このチューブ体4
内の溶液を排出させる第3の溶液排出工程とを経て陰極
線管1を製造する。
は、具体的には、先ず、チューブ体4内に溶液が注入さ
れる第1の溶液注入工程と、次に、チューブ体4内に溶
液が注入された状態で蛍光体8をチューブ体4のスクリ
ーン面5の内面に沈殿させて湿着させる第2の蛍光体湿
着工程と、次に、溶液排出駆動機構によりチューブ体4
の支持された支持部材18を所定の傾斜速度で傾斜させ
る際に、溶液の液面がこのチューブ体4内の有効な蛍光
面となるべきスクリーン面5を移動する状態の時、所定
の傾斜速度より傾斜速度を遅くさせ、このチューブ体4
内の溶液を排出させる第3の溶液排出工程とを経て陰極
線管1を製造する。
【0038】チューブ体4内に溶液が注入される第1の
溶液注入工程においては、詳細は省略するチューブ体配
置機構により支持部材18の配置面19に配置されたチ
ューブ体4内に蛍光体8が含有された溶液が注入され
る。この際、使用される溶液は、重量濃度が0.05重
量%乃至0.07重量%の酢酸バリウム又は硝酸バリウ
ムと、SiO2の重量濃度が0.7重量%乃至0.9重
量%の水ガラス水溶液(SiO2+KSi、SiO2)
と、一つのチューブ体当たり0.5g乃至1.5gの蛍
光体とにより構成され、一つのチューブ体当たり300
ml乃至500ml用いられる。
溶液注入工程においては、詳細は省略するチューブ体配
置機構により支持部材18の配置面19に配置されたチ
ューブ体4内に蛍光体8が含有された溶液が注入され
る。この際、使用される溶液は、重量濃度が0.05重
量%乃至0.07重量%の酢酸バリウム又は硝酸バリウ
ムと、SiO2の重量濃度が0.7重量%乃至0.9重
量%の水ガラス水溶液(SiO2+KSi、SiO2)
と、一つのチューブ体当たり0.5g乃至1.5gの蛍
光体とにより構成され、一つのチューブ体当たり300
ml乃至500ml用いられる。
【0039】一方、ターンテーブル11の下側に配設さ
れるスライド部材29は、カム部材23の凸面26が形
成されない内周縁24に押圧された状態で位置してい
る。そして、この際、支持部材18は、トーションバー
30と引張りバネ31とにより、互いに図3に示すc方
向及びd方向に付勢された状態で、支持部材18の配置
面19が水平となるように保持されている。
れるスライド部材29は、カム部材23の凸面26が形
成されない内周縁24に押圧された状態で位置してい
る。そして、この際、支持部材18は、トーションバー
30と引張りバネ31とにより、互いに図3に示すc方
向及びd方向に付勢された状態で、支持部材18の配置
面19が水平となるように保持されている。
【0040】次に、チューブ体4内に溶液が注入された
状態で蛍光体8をチューブ体4のスクリーン面5に沈殿
させて湿着させる第2の蛍光体湿着工程においては、1
0分乃至20分の間、チューブ体4は、支持部材18が
水平に保持された状態で放置される。すなわち、この間
にチューブ体4内に注入された溶液は、チューブ体4の
底面であるスクリーン面5の内面に溶液内に注入された
蛍光体8が沈殿されて、スクリーン面5の内面に湿着が
行われる。この第2の工程である蛍光体湿着工程におい
ても、ターンテーブル11は、図2に示すa方向に回転
し、スライド部材29についても、第1の溶液注入工程
と同様に、カム部材23の凸面26が形成されない内周
縁24に沿って移動している。したがって、支持部材1
8は、配置面19が水平となるように保持されている。
状態で蛍光体8をチューブ体4のスクリーン面5に沈殿
させて湿着させる第2の蛍光体湿着工程においては、1
0分乃至20分の間、チューブ体4は、支持部材18が
水平に保持された状態で放置される。すなわち、この間
にチューブ体4内に注入された溶液は、チューブ体4の
底面であるスクリーン面5の内面に溶液内に注入された
蛍光体8が沈殿されて、スクリーン面5の内面に湿着が
行われる。この第2の工程である蛍光体湿着工程におい
ても、ターンテーブル11は、図2に示すa方向に回転
し、スライド部材29についても、第1の溶液注入工程
と同様に、カム部材23の凸面26が形成されない内周
縁24に沿って移動している。したがって、支持部材1
8は、配置面19が水平となるように保持されている。
【0041】次に、陰極線管1の製造装置10では、溶
液排出駆動機構によりチューブ体4の支持された支持部
材18を所定の傾斜速度で傾斜させる際に、溶液の液面
がこのチューブ体4内の有効な蛍光面となるべきスクリ
ーン面5を移動する状態の時、所定の傾斜速度より傾斜
速度を遅くさせ、このチューブ体4内の溶液を排出させ
る第3の溶液排出工程が行われる。
液排出駆動機構によりチューブ体4の支持された支持部
材18を所定の傾斜速度で傾斜させる際に、溶液の液面
がこのチューブ体4内の有効な蛍光面となるべきスクリ
ーン面5を移動する状態の時、所定の傾斜速度より傾斜
速度を遅くさせ、このチューブ体4内の溶液を排出させ
る第3の溶液排出工程が行われる。
【0042】溶液排出工程において、ターンテーブル1
1は、回転軸15により図2に示すa方向に回転駆動さ
れて、溶液排出工程が行われる場所まで回転されて移動
される。この際、スライド部材29は、ターンテーブル
11の回転と同様に、図2に示すa方向に移動されて、
図4に示すA点に移動される。したがって、チューブ体
4は、このA点に移動されるまでは図5に示すA’の状
態にある。また、チューブ体4は、図6に示すA’’に
示すように、傾斜角が0度とされている。
1は、回転軸15により図2に示すa方向に回転駆動さ
れて、溶液排出工程が行われる場所まで回転されて移動
される。この際、スライド部材29は、ターンテーブル
11の回転と同様に、図2に示すa方向に移動されて、
図4に示すA点に移動される。したがって、チューブ体
4は、このA点に移動されるまでは図5に示すA’の状
態にある。また、チューブ体4は、図6に示すA’’に
示すように、傾斜角が0度とされている。
【0043】次に、スライド部材29は、図4に示すB
点に移動されると、図3に示すf方向である回転軸15
方向にスライド動作される。スライド部材29は、カム
部材23の凸面26により中心方向に押圧されることか
ら、支持部材18とスライド部材29とを接続するトー
ションバー30を介して図3に示すc方向に回転動作さ
れる。チューブ体4は、スライド部材29がA点からB
点に移動されると、図5に示すB’の状態とされる。す
なわち、チューブ体4は、図6に示すB’’点に示すよ
うに、約30度程度傾斜される。そして、スライド部材
29のA点からB点までの移動は、約15秒程度で行わ
れ、傾斜速度が約2度/秒程度とされる。
点に移動されると、図3に示すf方向である回転軸15
方向にスライド動作される。スライド部材29は、カム
部材23の凸面26により中心方向に押圧されることか
ら、支持部材18とスライド部材29とを接続するトー
ションバー30を介して図3に示すc方向に回転動作さ
れる。チューブ体4は、スライド部材29がA点からB
点に移動されると、図5に示すB’の状態とされる。す
なわち、チューブ体4は、図6に示すB’’点に示すよ
うに、約30度程度傾斜される。そして、スライド部材
29のA点からB点までの移動は、約15秒程度で行わ
れ、傾斜速度が約2度/秒程度とされる。
【0044】次に、スライド部材29は、図4に示すC
点に移動されると、図3に示すf方向である中心方向に
更にスライド動作される。支持部材18は、スライド部
材29がカム部材23の凸面26により中心方向に押圧
され、スライド動作されることから、支持部材18とス
ライド部材29とを接続するトーションバー30を介し
て図2に示すb方向に更に回転される。すなわち、チュ
ーブ体4は、スライド部材29が図4に示すB点からC
点に移動されると、図5に示すC’の状態とされる。す
なわち、チューブ体4は、図6に示すC’’点に示すよ
うに、B’’点よりも更に約45度程度傾斜され、全体
として約75度程度傾斜される。そして、スライド部材
29のB点からC点までの移動は、約35秒程度で行わ
れ、傾斜速度が約1.2度/秒程度とされる。この際、
チューブ体4内の溶液の液面は、図5のC’に示すよう
に、チューブ体4のスクリーン面5となる内面にさしか
かった状態にある。
点に移動されると、図3に示すf方向である中心方向に
更にスライド動作される。支持部材18は、スライド部
材29がカム部材23の凸面26により中心方向に押圧
され、スライド動作されることから、支持部材18とス
ライド部材29とを接続するトーションバー30を介し
て図2に示すb方向に更に回転される。すなわち、チュ
ーブ体4は、スライド部材29が図4に示すB点からC
点に移動されると、図5に示すC’の状態とされる。す
なわち、チューブ体4は、図6に示すC’’点に示すよ
うに、B’’点よりも更に約45度程度傾斜され、全体
として約75度程度傾斜される。そして、スライド部材
29のB点からC点までの移動は、約35秒程度で行わ
れ、傾斜速度が約1.2度/秒程度とされる。この際、
チューブ体4内の溶液の液面は、図5のC’に示すよう
に、チューブ体4のスクリーン面5となる内面にさしか
かった状態にある。
【0045】次に、スライド部材29は、図4に示すD
点に移動されると、図3に示すf方向である中心方向に
更にスライド動作される。支持部材18は、スライド部
材29がカム部材23の凸面26により中心方向に押圧
されることから、支持部材18とスライド部材29とを
接続するトーションバー30を介して図2に示すb方向
に更に回転される。すなわち、チューブ体4は、スライ
ド部材29が図4に示すC点からD点に移動されると、
図5に示すD’の状態とされる。すなわち、チューブ体
4は、図6に示すD’’点に示すように、C’’点より
も更に約25度程度傾斜され、全体として約100度程
度傾斜される。そして、スライド部材29のC点からD
点までの移動は、約45秒程度で行われ、傾斜速度が約
0.6度/秒程度とされる。この際、チューブ体4内の
溶液の液面は、図5のD’に示すように、チューブ体4
のスクリーン面5となる内面に通過する状態にある。
点に移動されると、図3に示すf方向である中心方向に
更にスライド動作される。支持部材18は、スライド部
材29がカム部材23の凸面26により中心方向に押圧
されることから、支持部材18とスライド部材29とを
接続するトーションバー30を介して図2に示すb方向
に更に回転される。すなわち、チューブ体4は、スライ
ド部材29が図4に示すC点からD点に移動されると、
図5に示すD’の状態とされる。すなわち、チューブ体
4は、図6に示すD’’点に示すように、C’’点より
も更に約25度程度傾斜され、全体として約100度程
度傾斜される。そして、スライド部材29のC点からD
点までの移動は、約45秒程度で行われ、傾斜速度が約
0.6度/秒程度とされる。この際、チューブ体4内の
溶液の液面は、図5のD’に示すように、チューブ体4
のスクリーン面5となる内面に通過する状態にある。
【0046】このようにチューブ体4は、チューブ体4
内の溶液を排出する際のスクリーン面5となる内面を通
過する状態において、傾斜速度が図4に示すA点乃至C
点の間の傾斜速度よりC点乃至D点の間の傾斜速度が遅
くされる。したがって、チューブ体4内でスクリーン面
5の内面に沈殿された蛍光体8は、図7に示すように、
傾斜速度が0.7度/秒以下である場合には、チューブ
体4内の溶液の移動速度も遅くされ、塗布ムラの発生を
防止することができる。
内の溶液を排出する際のスクリーン面5となる内面を通
過する状態において、傾斜速度が図4に示すA点乃至C
点の間の傾斜速度よりC点乃至D点の間の傾斜速度が遅
くされる。したがって、チューブ体4内でスクリーン面
5の内面に沈殿された蛍光体8は、図7に示すように、
傾斜速度が0.7度/秒以下である場合には、チューブ
体4内の溶液の移動速度も遅くされ、塗布ムラの発生を
防止することができる。
【0047】次に、スライド部材29は、図4に示すE
点に移動されると、図3に示すf方向である中心方向に
更にスライド動作される。支持部材18は、スライド部
材29がカム部材23の凸面26により中心方向に押圧
されることから、支持部材18とスライド部材29とを
接続するトーションバー30を介して図2中b方向に更
に回転される。すなわち、チューブ体4は、スライド部
材29が図4に示すD点からE点に移動されると、図5
に示すE’の状態とされる。すなわち、チューブ体4
は、図6に示すE’’点に示すように、D’’点よりも
更に約20度程度傾斜され、全体として約120度程度
傾斜される。そして、スライド部材29のD点からE点
までの移動は、約15秒程度で行われ、傾斜速度が約
1.3度/秒程度とされる。
点に移動されると、図3に示すf方向である中心方向に
更にスライド動作される。支持部材18は、スライド部
材29がカム部材23の凸面26により中心方向に押圧
されることから、支持部材18とスライド部材29とを
接続するトーションバー30を介して図2中b方向に更
に回転される。すなわち、チューブ体4は、スライド部
材29が図4に示すD点からE点に移動されると、図5
に示すE’の状態とされる。すなわち、チューブ体4
は、図6に示すE’’点に示すように、D’’点よりも
更に約20度程度傾斜され、全体として約120度程度
傾斜される。そして、スライド部材29のD点からE点
までの移動は、約15秒程度で行われ、傾斜速度が約
1.3度/秒程度とされる。
【0048】次に、スライド部材29は、図4に示すF
点に移動されると、図3に示すf方向である中心方向に
更にスライド動作される。支持部材18は、スライド部
材29がカム部材23の凸面26により中心方向に押圧
されることから、支持部材18とスライド部材29とを
接続するトーションバー30を介して図2中b方向に更
に回転される。すなわち、チューブ体4は、スライド部
材29が図4に示すE点からF点に移動されると、図5
に示すF’の状態とされる。すなわち、チューブ体4
は、図6に示すF’’点に示すように、E’’点よりも
更に約20度程度傾斜され、全体として約140度程度
傾斜される。そして、スライド部材29のE点からF点
までの移動は、約10秒程度で行われ、傾斜速度が約
2.0度/秒程度とされる。そして、スライド部材29
は、回転軸15方向に更にスライド動作され、図4に示
すF点に移動された状態において、チューブ体4内の溶
液がすべて排出される。
点に移動されると、図3に示すf方向である中心方向に
更にスライド動作される。支持部材18は、スライド部
材29がカム部材23の凸面26により中心方向に押圧
されることから、支持部材18とスライド部材29とを
接続するトーションバー30を介して図2中b方向に更
に回転される。すなわち、チューブ体4は、スライド部
材29が図4に示すE点からF点に移動されると、図5
に示すF’の状態とされる。すなわち、チューブ体4
は、図6に示すF’’点に示すように、E’’点よりも
更に約20度程度傾斜され、全体として約140度程度
傾斜される。そして、スライド部材29のE点からF点
までの移動は、約10秒程度で行われ、傾斜速度が約
2.0度/秒程度とされる。そして、スライド部材29
は、回転軸15方向に更にスライド動作され、図4に示
すF点に移動された状態において、チューブ体4内の溶
液がすべて排出される。
【0049】そして、スライド部材29は、図4に示す
G点に移動されると、図3に示すe方向であるカム部材
23の外方向に更にスライド動作される。スライド部材
29は、カム部材23の凸面26の移動を終了し、再び
カム部材23の凸部25の形成されない内周縁24に移
動される。そして、支持部材18は、再度、配置面19
が水平とされた状態となり、チューブ体4を水平な状
態、すなわち上述した図4に示すA点の状態とされる。
G点に移動されると、図3に示すe方向であるカム部材
23の外方向に更にスライド動作される。スライド部材
29は、カム部材23の凸面26の移動を終了し、再び
カム部材23の凸部25の形成されない内周縁24に移
動される。そして、支持部材18は、再度、配置面19
が水平とされた状態となり、チューブ体4を水平な状
態、すなわち上述した図4に示すA点の状態とされる。
【0050】なお、チューブ体4の傾斜角及び傾斜速度
は、図5中C’点乃至D’点の間の傾斜速度が0.7度
/秒以下とされれば良く、その他の図5中A’乃至C’
及びD’乃至F’までのチューブ体4の傾斜角及び傾斜
速度は、上述の数値に限定されるものではない。
は、図5中C’点乃至D’点の間の傾斜速度が0.7度
/秒以下とされれば良く、その他の図5中A’乃至C’
及びD’乃至F’までのチューブ体4の傾斜角及び傾斜
速度は、上述の数値に限定されるものではない。
【0051】以上のように陰極線管1の製造装置10
は、チューブ体4のスクリーン面5の内面に蛍光体8を
湿着させた状態で、詳細は省略するチューブ体取外し機
構により、チューブ体4が支持部材18から取り外させ
る。そして、スクリーン面5の内面に蛍光体8が湿着さ
れたチューブ体4は、蛍光体8の乾燥された後、中間
膜、メタルバックが塗布又は蒸着された後、中間膜が燃
焼される。チューブ体4は、中間膜が燃焼された後、上
述した電子銃6等の部材が取り付けられ、内部が真空と
される状態で密封される。
は、チューブ体4のスクリーン面5の内面に蛍光体8を
湿着させた状態で、詳細は省略するチューブ体取外し機
構により、チューブ体4が支持部材18から取り外させ
る。そして、スクリーン面5の内面に蛍光体8が湿着さ
れたチューブ体4は、蛍光体8の乾燥された後、中間
膜、メタルバックが塗布又は蒸着された後、中間膜が燃
焼される。チューブ体4は、中間膜が燃焼された後、上
述した電子銃6等の部材が取り付けられ、内部が真空と
される状態で密封される。
【0052】このような陰極線管1の製造装置10によ
れば、チューブ体4は、チューブ体4内の溶液を排出す
る際のスクリーン面5となる内面を通過する状態におい
て、傾斜速度が図5に示すA点乃至C点の間の傾斜速度
よりC点乃至D点の間の傾斜速度が遅くされる。したが
って、チューブ体4内でスクリーン面5の内面に沈殿さ
れた蛍光体8は、図7に示すように、傾斜速度が0.7
度/秒以下である場合には、チューブ体4内の溶液の移
動速度も遅くされ、塗布ムラの発生を防止することがで
きる。一方、図4に示すC点からD点以外にスライド部
材29が位置する場合には、傾斜速度が大とされること
から、第3の溶液排出工程が終了するのに、約140秒
で行われ、従来よりも陰極線管1の製造に要する時間の
短縮化が図られ、陰極線管1の生産効率の向上を図るこ
とができる。
れば、チューブ体4は、チューブ体4内の溶液を排出す
る際のスクリーン面5となる内面を通過する状態におい
て、傾斜速度が図5に示すA点乃至C点の間の傾斜速度
よりC点乃至D点の間の傾斜速度が遅くされる。したが
って、チューブ体4内でスクリーン面5の内面に沈殿さ
れた蛍光体8は、図7に示すように、傾斜速度が0.7
度/秒以下である場合には、チューブ体4内の溶液の移
動速度も遅くされ、塗布ムラの発生を防止することがで
きる。一方、図4に示すC点からD点以外にスライド部
材29が位置する場合には、傾斜速度が大とされること
から、第3の溶液排出工程が終了するのに、約140秒
で行われ、従来よりも陰極線管1の製造に要する時間の
短縮化が図られ、陰極線管1の生産効率の向上を図るこ
とができる。
【0053】また、このような陰極線管1の製造装置1
0によれば、生産効率の向上を図りつつ、従来のように
溶液のSiO2の濃度を上げる必要もなく、高輝度の陰
極線管1を製造することができる。
0によれば、生産効率の向上を図りつつ、従来のように
溶液のSiO2の濃度を上げる必要もなく、高輝度の陰
極線管1を製造することができる。
【0054】なお、以上詳細に説明した陰極線管1の製
造装置10は、溶液排出駆動機構としてカム部材23、
トーションバー30、引張りバネ31及びスライド部材
29を用いて説明したが、上記溶液排出駆動機構は、例
えばエアシリンダ等により支持部材18の傾斜速度を制
御しても良いのは勿論である。
造装置10は、溶液排出駆動機構としてカム部材23、
トーションバー30、引張りバネ31及びスライド部材
29を用いて説明したが、上記溶液排出駆動機構は、例
えばエアシリンダ等により支持部材18の傾斜速度を制
御しても良いのは勿論である。
【0055】また、カラー方式の陰極線管を製造する場
合には、R(red)、G(green)及びB(bl
ue)の蛍光体を上述した製造方法でスクリーン面の内
面に塗布すればよい。
合には、R(red)、G(green)及びB(bl
ue)の蛍光体を上述した製造方法でスクリーン面の内
面に塗布すればよい。
【0056】
【発明の効果】本発明に係る陰極線管の製造装置によれ
ば、溶液排出駆動手段により、チューブ体内に注入され
た溶液を所定の傾斜速度で支持部材を傾斜させて排出す
る際に、溶液がチューブ体内の有効な蛍光面となるべき
スクリーン面の内面を通過する状態において、支持部材
の傾斜速度を所定の傾斜速度より遅くさせるように可変
できることから、塗布ムラを発生させることなく、陰極
線管の製造に要する時間の短縮し、高輝度の陰極線管の
生産効率の向上を図ることができる。
ば、溶液排出駆動手段により、チューブ体内に注入され
た溶液を所定の傾斜速度で支持部材を傾斜させて排出す
る際に、溶液がチューブ体内の有効な蛍光面となるべき
スクリーン面の内面を通過する状態において、支持部材
の傾斜速度を所定の傾斜速度より遅くさせるように可変
できることから、塗布ムラを発生させることなく、陰極
線管の製造に要する時間の短縮し、高輝度の陰極線管の
生産効率の向上を図ることができる。
【図1】本発明に係る陰極線管の製造装置により製造さ
れた陰極線管の縦断面図である。
れた陰極線管の縦断面図である。
【図2】同陰極線管の製造装置の上面図である。
【図3】同陰極線管の製造装置の要部側面図である。
【図4】同陰極線管の製造装置のカム部材にスライド部
材が押圧された状態を示す上面図である。
材が押圧された状態を示す上面図である。
【図5】同陰極線管の製造装置の溶液排出手段における
チューブ体の傾きの状態を示す工程図である。
チューブ体の傾きの状態を示す工程図である。
【図6】同陰極線管の製造装置のチューブ体の傾斜角と
溶液の排水時間との関係を示す図である。
溶液の排水時間との関係を示す図である。
【図7】チューブ体の傾斜速度と蛍光体の塗布ムラとの
関係を示す図である。
関係を示す図である。
【図8】溶液のSiO2の濃度と輝度劣化との関係を示
す図である。
す図である。
1 陰極線管 4 チューブ体 5 スクリーン面 6 電子銃 8 蛍光体 9 電子ビーム 10 製造装置 11 ターンテーブル 14 回転駆動部 15 回転軸 18 支持部材 23 カム部材 24 内周縁 29 スライド部材 30 トーションバー 31 引張りバネ
Claims (5)
- 【請求項1】 スクリーン面の内面に蛍光体が塗布され
て蛍光面が形成され、蛍光面に電子ビームが当てられる
ことにより発光される陰極線管の製造装置において、 内部に蛍光体が含有された溶液が注入されるチューブ体
を支持する支持部材と、 支持部材を回転自在に駆動制御し、チューブ体内に注入
された溶液をチューブ体を傾斜させることにより排出さ
せる溶液排出駆動手段とを備え、 溶液排出駆動手段は、チューブ体の支持された支持部材
を傾斜させる傾斜速度を可変させることを特徴とする陰
極線管の製造装置。 - 【請求項2】 溶液排出駆動手段は、チューブ体内に注
入された溶液を所定の傾斜速度で支持部材を傾斜させて
排出する際に、溶液の液面がチューブ体内の有効な蛍光
面となるべきスクリーン面の内面を移動する状態におい
て、支持部材の傾斜速度を所定の傾斜速度より遅くさせ
ることを特徴とする請求項1に記載の陰極線管の製造装
置。 - 【請求項3】 溶液は、重量濃度が0.05重量%乃至
0.07重量%の酢酸バリウム又は硝酸バリウムと、S
iO2の重量濃度が0.7重量%乃至0.9重量%の水
ガラス水溶液(SiO2+KSi、SiO2)と、一つの
チューブ体当たり0.5g乃至1.5gの蛍光体とによ
り構成され、 溶液排出駆動手段は、チューブ体内に注入された溶液の
液面がチューブ体内の有効な蛍光面となるべきスクリー
ン面の内面を移動する状態において、支持部材の傾斜速
度を0.7度/秒以下とさせることを特徴とする請求項
2に記載の陰極線管の製造装置。 - 【請求項4】 スクリーン面の内面に蛍光体が塗布され
て蛍光面が形成され、蛍光面に電子ビームが当てられる
ことにより発光される陰極線管の製造方法において、 内部に蛍光体が含有された溶液が注入されるチューブ体
を支持する支持部材と、支持部材を回転自在に駆動制御
し、チューブ体内に注入された溶液をチューブ体を傾斜
させることにより排出させる溶液排出駆動手段とを備
え、溶液排出駆動手段は、チューブ体の支持された支持
部材を傾斜させる傾斜速度を可変させる陰極線管の製造
装置を用いて、 チューブ体内に溶液が注入される第1の溶液注入工程
と、 チューブ体内に溶液が注入された状態で蛍光体をチュー
ブ体のスクリーン面の内面に沈殿させて湿着させる第2
の蛍光体湿着工程と、 溶液排出駆動手段によりチューブ体の支持された支持部
材を所定の傾斜速度で傾斜させる際に、溶液の液面がチ
ューブ体内の有効な蛍光面となるべきスクリーン面の内
面を移動する状態において、所定の傾斜速度より傾斜速
度を遅くさせ、チューブ体内の溶液を排出させる第3の
溶液排出工程と、 を有することを特徴とする陰極線管の製造方法。 - 【請求項5】 溶液は、重量濃度が0.05重量%乃至
0.07重量%の酢酸バリウム又は硝酸バリウムと、S
iO2の重量濃度が0.7重量%乃至0.9重量%の水
ガラス水溶液(SiO2+KSi、SiO2)と、一つの
チューブ体当たり0.5g乃至1.5gの蛍光体とによ
り構成され、 第3の溶液排出工程は、溶液の液面がチューブ体内の有
効な蛍光面となるべきスクリーン面の内面を移動する状
態において、支持部材の傾斜速度が0.7度/秒以下と
されることを特徴とする請求項4に記載の陰極線管の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP603096A JPH09199022A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 陰極線管の製造装置及び陰極線管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP603096A JPH09199022A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 陰極線管の製造装置及び陰極線管の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09199022A true JPH09199022A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11627275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP603096A Withdrawn JPH09199022A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 陰極線管の製造装置及び陰極線管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09199022A (ja) |
-
1996
- 1996-01-17 JP JP603096A patent/JPH09199022A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |