JPH09199697A - 電気的にプログラム可能なメモリセル装置及びその製造方法 - Google Patents
電気的にプログラム可能なメモリセル装置及びその製造方法Info
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- JPH09199697A JPH09199697A JP9010090A JP1009097A JPH09199697A JP H09199697 A JPH09199697 A JP H09199697A JP 9010090 A JP9010090 A JP 9010090A JP 1009097 A JP1009097 A JP 1009097A JP H09199697 A JPH09199697 A JP H09199697A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B43/00—EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators
- H10B43/30—EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by the memory core region
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B69/00—Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices
Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
- Non-Volatile Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高いメモリ密度が得られしかも僅かな製造工
程と高い歩止まりで製造可能である半導体をベースとし
た電気的にプログラム可能なメモリセル装置を提供す
る。 【解決手段】 電気的にプログラム可能なメモリセル装
置は、トラップを持つゲート誘電体を備えたMOSトラ
ンジスタをそれぞれ含みそして平行に延びる行に配置さ
れた多数の個々のメモリセルを含む。隣接する行は縦溝
5の底部と隣接する縦溝5間とにそれぞれ交互に延び、
互いに絶縁される。メモリセル装置は2F2 のメモリセ
ル当たりの必要面積を持つ自己整合工程によって製造さ
れる(Fは最小パターンサイズ)。
程と高い歩止まりで製造可能である半導体をベースとし
た電気的にプログラム可能なメモリセル装置を提供す
る。 【解決手段】 電気的にプログラム可能なメモリセル装
置は、トラップを持つゲート誘電体を備えたMOSトラ
ンジスタをそれぞれ含みそして平行に延びる行に配置さ
れた多数の個々のメモリセルを含む。隣接する行は縦溝
5の底部と隣接する縦溝5間とにそれぞれ交互に延び、
互いに絶縁される。メモリセル装置は2F2 のメモリセ
ル当たりの必要面積を持つ自己整合工程によって製造さ
れる(Fは最小パターンサイズ)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的にプログラ
ム可能なメモリセル装置及びその製造方法に関する。
ム可能なメモリセル装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの電子システムにおいてはデータを
固定的に書込むメモリが必要である。この種のメモリは
なかんずく固定記憶装置、読出し専用メモリ、又はリー
ド・オンリー・メモリと称されている。
固定的に書込むメモリが必要である。この種のメモリは
なかんずく固定記憶装置、読出し専用メモリ、又はリー
ド・オンリー・メモリと称されている。
【0003】極めて大容量のデータのために読出し専用
メモリとしてアルミニウムで被覆されたプラスチックデ
ィスクが使用されている。このプラスチックディスクは
被覆膜内に論理値“0”、“1”を表す2種類の点状ピ
ットを有する。このピットの配置に情報がディジタル的
に記憶される。この種のディスクはコンパクトディスク
と称され、音楽をディジタル的に記憶するために加工さ
れる。
メモリとしてアルミニウムで被覆されたプラスチックデ
ィスクが使用されている。このプラスチックディスクは
被覆膜内に論理値“0”、“1”を表す2種類の点状ピ
ットを有する。このピットの配置に情報がディジタル的
に記憶される。この種のディスクはコンパクトディスク
と称され、音楽をディジタル的に記憶するために加工さ
れる。
【0004】コンパクトディスクに記憶されたデータを
読出すために、ディスクを機械的に回転させる読出し装
置が使用されている。点状ピットはレーザダイオード及
びホトセルによって走査される。標準的な走査速度は2
×40kHzである。コンパクトディスクには5ギガビ
ットの情報を記憶することができる。
読出すために、ディスクを機械的に回転させる読出し装
置が使用されている。点状ピットはレーザダイオード及
びホトセルによって走査される。標準的な走査速度は2
×40kHzである。コンパクトディスクには5ギガビ
ットの情報を記憶することができる。
【0005】読出し装置は、機械的摩耗を受けるととも
に比較的大きな容積を必要とししかも緩慢なデータアク
セスしかできない可動部を有している。さらに読出し装
置は震動に敏感であり、それゆえ移動式システムには使
用を制限されていた。
に比較的大きな容積を必要とししかも緩慢なデータアク
セスしかできない可動部を有している。さらに読出し装
置は震動に敏感であり、それゆえ移動式システムには使
用を制限されていた。
【0006】小容量のデータを記憶するために半導体を
ベースとした固定記憶装置が公知である。この固定記憶
装置はMOSトランジスタを使用したプレーナ形シリコ
ン集積回路としてしばしば形成されている。MOSトラ
ンジスタはワード線に接続されたゲート電極を介してそ
の都度選択される。MOSトランジスタの入力端は基準
線に接続され、出力端はビット線に接続される。読出し
時に電流がトランジスタを通って流れるか否かが評価さ
れる。これは記憶された情報に当てはまる。技術的には
情報の記憶は一般に、MOSトランジスタがチャネル領
域への種々異なった注入により異なった閾値電圧を有す
ることによって行われる。
ベースとした固定記憶装置が公知である。この固定記憶
装置はMOSトランジスタを使用したプレーナ形シリコ
ン集積回路としてしばしば形成されている。MOSトラ
ンジスタはワード線に接続されたゲート電極を介してそ
の都度選択される。MOSトランジスタの入力端は基準
線に接続され、出力端はビット線に接続される。読出し
時に電流がトランジスタを通って流れるか否かが評価さ
れる。これは記憶された情報に当てはまる。技術的には
情報の記憶は一般に、MOSトランジスタがチャネル領
域への種々異なった注入により異なった閾値電圧を有す
ることによって行われる。
【0007】半導体をベースとしたこの種のメモリは記
憶された情報への選択自由なアクセスを可能にする。情
報の読出しに必要な電力は機械的回転機構を持つ読出し
装置の場合より明らかに小さい。情報の読出しに機械的
回転機構を必要としないので、機械的摩耗及び震動に対
する過敏性を心配する必要がなくなる。それゆえ半導体
をベースとした固定記憶装置は移動式システムにも使用
することができる。
憶された情報への選択自由なアクセスを可能にする。情
報の読出しに必要な電力は機械的回転機構を持つ読出し
装置の場合より明らかに小さい。情報の読出しに機械的
回転機構を必要としないので、機械的摩耗及び震動に対
する過敏性を心配する必要がなくなる。それゆえ半導体
をベースとした固定記憶装置は移動式システムにも使用
することができる。
【0008】上述のシリコンメモリはプレーナ構成を有
している。それゆえメモリセル当たり約6〜8F2 の最
小面積を必要とする。この場合Fはその時々の技術で製
造可能な最小パターンサイズである。それゆえプレーナ
形シリコンメモリは、1μm技術では1μm2 当たり
0.14ビットのメモリ密度に制限される。
している。それゆえメモリセル当たり約6〜8F2 の最
小面積を必要とする。この場合Fはその時々の技術で製
造可能な最小パターンサイズである。それゆえプレーナ
形シリコンメモリは、1μm技術では1μm2 当たり
0.14ビットのメモリ密度に制限される。
【0009】プレーナ形シリコンメモリにおいてはMO
Sトランジスタを行状に配置することによってメモリ密
度を高めることが知られている。各行ではMOSトラン
ジスタは直列に接続されている。MOSトランジスタは
NAND構成となるように行状に駆動されることによっ
て読出される。このために1行当たり2個の端子が必要
であり、これらの端子間には行内に配置されたMOSト
ランジスタが直列に接続される。隣接するMOSトラン
ジスタの相互に接続されたソース・ドレイン領域はその
場合ドープされた連続領域として実現される。これによ
ってメモリセル当たりの必要面積は理論上4F2 (Fは
その時々の技術で製造可能な最小パターンサイズ)に減
少させることができる。このようなメモリセル装置は例
えば川越( H.Kawagoe )及び辻(N.Tsuji)著「アイ・イ
ー・イー・イー・ジャーナル・オブ・ソリッド・ステイ
ト・サーキッツ(IEEE J.Solid−Stat
eCircuits)」(第SV−11号、第360
頁、1976年)により公知である。
Sトランジスタを行状に配置することによってメモリ密
度を高めることが知られている。各行ではMOSトラン
ジスタは直列に接続されている。MOSトランジスタは
NAND構成となるように行状に駆動されることによっ
て読出される。このために1行当たり2個の端子が必要
であり、これらの端子間には行内に配置されたMOSト
ランジスタが直列に接続される。隣接するMOSトラン
ジスタの相互に接続されたソース・ドレイン領域はその
場合ドープされた連続領域として実現される。これによ
ってメモリセル当たりの必要面積は理論上4F2 (Fは
その時々の技術で製造可能な最小パターンサイズ)に減
少させることができる。このようなメモリセル装置は例
えば川越( H.Kawagoe )及び辻(N.Tsuji)著「アイ・イ
ー・イー・イー・ジャーナル・オブ・ソリッド・ステイ
ト・サーキッツ(IEEE J.Solid−Stat
eCircuits)」(第SV−11号、第360
頁、1976年)により公知である。
【0010】上述のメモリセル装置のプログラミングは
製造時に行われる。しかしながら多くの用途のために、
データを電気的プログラミングによって書込むことので
きるメモリが必要とされている。電気的にプログラム可
能なメモリセル装置では、情報の記憶は、大抵の場合、
MOSトランジスタのゲートとチャネル領域との間に電
荷を与えることのできるフローティングゲートが設けら
れるか、又はゲート誘電体としてSiO2 及びSi3 N
4 から成り境界面でトラップに電荷キャリヤをしっかり
捕えることのできる二重膜が設けられることによって行
われる。MOSトランジスタの閾値電圧はフローティン
グゲート又はトラップに存在する電荷に依存する。この
性質が電気的プログラミングに利用される(例えばスツ
エ著「半導体装置(S.M.Sze、Semicond
uctor Devices)」ジョン・ウイリー(Jo
hn Wiley) 第486頁〜第490頁参照)。
製造時に行われる。しかしながら多くの用途のために、
データを電気的プログラミングによって書込むことので
きるメモリが必要とされている。電気的にプログラム可
能なメモリセル装置では、情報の記憶は、大抵の場合、
MOSトランジスタのゲートとチャネル領域との間に電
荷を与えることのできるフローティングゲートが設けら
れるか、又はゲート誘電体としてSiO2 及びSi3 N
4 から成り境界面でトラップに電荷キャリヤをしっかり
捕えることのできる二重膜が設けられることによって行
われる。MOSトランジスタの閾値電圧はフローティン
グゲート又はトラップに存在する電荷に依存する。この
性質が電気的プログラミングに利用される(例えばスツ
エ著「半導体装置(S.M.Sze、Semicond
uctor Devices)」ジョン・ウイリー(Jo
hn Wiley) 第486頁〜第490頁参照)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、高い
メモリ密度が得られるとともに僅かな製造工程と高い歩
止まりで製造可能である半導体をベースとした電気的に
プログラム可能なメモリセル装置を提供することにあ
る。さらに本発明の他の課題はこのようなメモリセル装
置の製造方法を提供することにある。
メモリ密度が得られるとともに僅かな製造工程と高い歩
止まりで製造可能である半導体をベースとした電気的に
プログラム可能なメモリセル装置を提供することにあ
る。さらに本発明の他の課題はこのようなメモリセル装
置の製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】これらの課題は本発明に
よれば、電気的にプログラム可能なメモリセル装置に関
しては、半導体基板に多数の個別のメモリセルが設けら
れ、このメモリセルはほぼ平行に延びる行にそれぞれ配
置され、半導体基板の主面には行にほぼ平行に延びる縦
溝が設けられ、行は隣接する縦溝間の主面と縦溝の底部
とにそれぞれ交互に配置され、隣接する行を互いに絶縁
する絶縁構造体が設けられ、メモリセルは少なくとも1
つのMOSトランジスタをそれぞれ含み、異なった行に
沿って配置されたMOSトランジスタのゲート電極にぞ
れぞれ接続されたワード線が行に直角に延在し、MOS
トランジスタはトラップを持つ材料から成るゲート誘電
体を有することによって解決される。
よれば、電気的にプログラム可能なメモリセル装置に関
しては、半導体基板に多数の個別のメモリセルが設けら
れ、このメモリセルはほぼ平行に延びる行にそれぞれ配
置され、半導体基板の主面には行にほぼ平行に延びる縦
溝が設けられ、行は隣接する縦溝間の主面と縦溝の底部
とにそれぞれ交互に配置され、隣接する行を互いに絶縁
する絶縁構造体が設けられ、メモリセルは少なくとも1
つのMOSトランジスタをそれぞれ含み、異なった行に
沿って配置されたMOSトランジスタのゲート電極にぞ
れぞれ接続されたワード線が行に直角に延在し、MOS
トランジスタはトラップを持つ材料から成るゲート誘電
体を有することによって解決される。
【0013】電気的にプログラム可能なメモリセル装置
に関する本発明の実施態様は請求項2乃至7に記載され
ている。
に関する本発明の実施態様は請求項2乃至7に記載され
ている。
【0014】さらに上記の課題は本発明によれば、電気
的にプログラム可能なメモリセル装置の製造方法に関し
ては、半導体基板の主面にほぼ平行に延びる縦溝がエッ
チングされ、行に配置され少なくとも1つのMOSトラ
ンジスタをそれぞれ含む多数のメモリセルが形成され、
その場合行は隣接する縦溝間の主面と縦溝の底部とに交
互に配置され、ゲート誘電体はトラップを持つ材料から
形成され、行に直角に延び異なった行に沿って配置され
たMOSトランジスタのゲート電極にそれぞれ接続され
たワード線が形成され、このワード線をマスクとして使
用してMOSトランジスタのためのソース・ドレイン注
入が実施され、隣接する行のMOSトランジスタを互い
に絶縁する絶縁構造体が形成されることによって解決さ
れる。
的にプログラム可能なメモリセル装置の製造方法に関し
ては、半導体基板の主面にほぼ平行に延びる縦溝がエッ
チングされ、行に配置され少なくとも1つのMOSトラ
ンジスタをそれぞれ含む多数のメモリセルが形成され、
その場合行は隣接する縦溝間の主面と縦溝の底部とに交
互に配置され、ゲート誘電体はトラップを持つ材料から
形成され、行に直角に延び異なった行に沿って配置され
たMOSトランジスタのゲート電極にそれぞれ接続され
たワード線が形成され、このワード線をマスクとして使
用してMOSトランジスタのためのソース・ドレイン注
入が実施され、隣接する行のMOSトランジスタを互い
に絶縁する絶縁構造体が形成されることによって解決さ
れる。
【0015】電気的にプログラム可能なメモリセル装置
の製造方法に関する本発明の実施態様は請求項9以降に
記載されている。
の製造方法に関する本発明の実施態様は請求項9以降に
記載されている。
【0016】本発明によるメモリセル装置では、メモリ
セルは半導体基板の主面のほぼ平行に延びる行にそれぞ
れ配置される。半導体基板の主面には縦溝が設けられ
る。この縦溝は行にほぼ平行に延びる。縦溝は少なくと
も行と同じ長さである。行は隣接する縦溝間と縦溝の底
部とにそれぞれ交互に配置される。半導体基板の主面は
縦溝によってパターン化される。行は一行おきに縦溝の
底部に配置され、縦溝間に配置された行は縦溝を画成す
る材料上に配置される。
セルは半導体基板の主面のほぼ平行に延びる行にそれぞ
れ配置される。半導体基板の主面には縦溝が設けられ
る。この縦溝は行にほぼ平行に延びる。縦溝は少なくと
も行と同じ長さである。行は隣接する縦溝間と縦溝の底
部とにそれぞれ交互に配置される。半導体基板の主面は
縦溝によってパターン化される。行は一行おきに縦溝の
底部に配置され、縦溝間に配置された行は縦溝を画成す
る材料上に配置される。
【0017】MOSトランジスタはトラップを持つ材料
から成るゲート誘電体を有する。トラップ(trap)
は電荷キャリヤ、特に電子を捕獲する性質を持ってい
る。電気的プログラミングのために、MOSトランジス
タは記憶すべき情報に相当する電荷キャリヤがゲート誘
電体内へ到達しトラップによって確実に捕えられるよう
に配線される。電荷キャリヤはトラップ内に捕まるの
で、情報は永久的に記憶される。プログラムされたメモ
リセル装置はそれゆえ固定記憶装置のメモリセル装置に
なる。プログラミングはファウラ−ノルトハイム−トン
ネルによって、ならびにホット電子注入によって行うこ
とができる。ファウラ−ノルトハイム−トンネルの極性
を反転させることによって電荷キャリヤはトラップから
除かれ、それによりメモリセル装置のプログラミングが
変更される。
から成るゲート誘電体を有する。トラップ(trap)
は電荷キャリヤ、特に電子を捕獲する性質を持ってい
る。電気的プログラミングのために、MOSトランジス
タは記憶すべき情報に相当する電荷キャリヤがゲート誘
電体内へ到達しトラップによって確実に捕えられるよう
に配線される。電荷キャリヤはトラップ内に捕まるの
で、情報は永久的に記憶される。プログラムされたメモ
リセル装置はそれゆえ固定記憶装置のメモリセル装置に
なる。プログラミングはファウラ−ノルトハイム−トン
ネルによって、ならびにホット電子注入によって行うこ
とができる。ファウラ−ノルトハイム−トンネルの極性
を反転させることによって電荷キャリヤはトラップから
除かれ、それによりメモリセル装置のプログラミングが
変更される。
【0018】ディジタル形式でデータを記憶するため
に、MOSトランジスタは2つの異なった閾値電圧を有
するようにプログラムされる。メモリセル装置が多値論
理用に使用されなければならない場合には、ゲート誘電
体はプログラミング時に適当な電圧及び時間条件によっ
て異なった電荷キャリヤを与えられ、それによりMOS
トランジスタは格納した情報に応じて3以上の異なった
閾値電圧を有するようになる。
に、MOSトランジスタは2つの異なった閾値電圧を有
するようにプログラムされる。メモリセル装置が多値論
理用に使用されなければならない場合には、ゲート誘電
体はプログラミング時に適当な電圧及び時間条件によっ
て異なった電荷キャリヤを与えられ、それによりMOS
トランジスタは格納した情報に応じて3以上の異なった
閾値電圧を有するようになる。
【0019】ゲート誘電体は、本発明の一実施態様によ
れば、多層膜における少なくとも1つの他の膜に比較し
て高い電荷キャリヤ捕獲断面積を有する少なくとも1つ
の膜を設けられた多層膜として形成される。トラップは
両膜間の境界面に集中させられる。誘電体多層膜がSi
O2 膜、Si3 N4 膜及びSiO2 膜(いわゆるON
O)を有すると有利である。またゲート誘電体は他の材
料から成る多層膜として構成することもでき、その場合
には高い電荷キャリヤ捕獲断面積を持つ膜が例えばSi
3 N4 、Ta2 O5 、Al2 O3 又はTiO2 から形成
され、それに隣接する膜はSiO2 、Si3 N4 又はA
l2 O3 から形成される。さらに多層膜は3層より多い
又は少ない膜を含むことができる。
れば、多層膜における少なくとも1つの他の膜に比較し
て高い電荷キャリヤ捕獲断面積を有する少なくとも1つ
の膜を設けられた多層膜として形成される。トラップは
両膜間の境界面に集中させられる。誘電体多層膜がSi
O2 膜、Si3 N4 膜及びSiO2 膜(いわゆるON
O)を有すると有利である。またゲート誘電体は他の材
料から成る多層膜として構成することもでき、その場合
には高い電荷キャリヤ捕獲断面積を持つ膜が例えばSi
3 N4 、Ta2 O5 、Al2 O3 又はTiO2 から形成
され、それに隣接する膜はSiO2 、Si3 N4 又はA
l2 O3 から形成される。さらに多層膜は3層より多い
又は少ない膜を含むことができる。
【0020】またゲート誘電体は不純物原子、例えば
W、Pt、Cr、Ni、Pd又はIrを貯蔵した例えば
SiO2 から成る誘電体膜を含むこともできる。貯蔵さ
れる不純物原子は注入によって、酸化の場合には添加に
よって又は拡散によって入れることができる。貯蔵され
た不純物原子はこの場合トラップを形成する。
W、Pt、Cr、Ni、Pd又はIrを貯蔵した例えば
SiO2 から成る誘電体膜を含むこともできる。貯蔵さ
れる不純物原子は注入によって、酸化の場合には添加に
よって又は拡散によって入れることができる。貯蔵され
た不純物原子はこの場合トラップを形成する。
【0021】隣接する行は絶縁構造体によって互いに絶
縁される。この絶縁構造体は隣接する行を垂直方向に絶
縁する。絶縁構造体を、縦溝の側壁に沿って配置された
絶縁スペーサと、半導体基板の隣接する縦溝間にそれぞ
れ配置され隣接する行間の半導体基板に導電性チャネル
が形成されるのを阻止するドープされた膜(いわゆるチ
ャネル停止膜)とから形成することは本発明の対象であ
る。
縁される。この絶縁構造体は隣接する行を垂直方向に絶
縁する。絶縁構造体を、縦溝の側壁に沿って配置された
絶縁スペーサと、半導体基板の隣接する縦溝間にそれぞ
れ配置され隣接する行間の半導体基板に導電性チャネル
が形成されるのを阻止するドープされた膜(いわゆるチ
ャネル停止膜)とから形成することは本発明の対象であ
る。
【0022】ドープされた膜が隣接する縦溝間にそれぞ
れ配置された半導体基板の材料に形成され、半導体基板
内に縦溝の深さより浅い深さを有するようにすると有利
である。このような絶縁は隣接する溝間に面を必要とし
ない。半導体基板の主面に平行に隣接する行は直接互い
に並ぶ。半導体基板の主面に垂直に、隣接する行は縦溝
の深さに応じた間隔を有する。
れ配置された半導体基板の材料に形成され、半導体基板
内に縦溝の深さより浅い深さを有するようにすると有利
である。このような絶縁は隣接する溝間に面を必要とし
ない。半導体基板の主面に平行に隣接する行は直接互い
に並ぶ。半導体基板の主面に垂直に、隣接する行は縦溝
の深さに応じた間隔を有する。
【0023】行に沿って配置されたメモリセルのMOS
トランジスタが直列に接続されると有利である。行に沿
って隣接するMOSトランジスタの相互に接続されたソ
ース・ドレイン領域はドープされた連続領域として形成
される。各行は2つの端子を有し、これらの端子間には
行内に配置されたMOSトランジスタが直列に接続され
る。これらの端子を介して、それぞれの行内に存在する
MOSトランジスタはNAND構成となるように駆動さ
れる。
トランジスタが直列に接続されると有利である。行に沿
って隣接するMOSトランジスタの相互に接続されたソ
ース・ドレイン領域はドープされた連続領域として形成
される。各行は2つの端子を有し、これらの端子間には
行内に配置されたMOSトランジスタが直列に接続され
る。これらの端子を介して、それぞれの行内に存在する
MOSトランジスタはNAND構成となるように駆動さ
れる。
【0024】本発明のメモリセル装置が、絶縁スペーサ
と隣接する行間の半導体基板に導電性チャネルが形成さ
れるのを阻止するドープされた膜とを含む絶縁構造体
と、各行において直列に接続されたMOSトランジスタ
とから構成され、そのMOSトランジスタでは相互に接
続されたソース・ドレイン領域がドープされた連続領域
として半導体基板に形成されるようにすると有利であ
る。この実施態様においては、縦溝の幅、隣接する縦溝
の間隔、ドープされた連続領域の面積及びワード線の幅
はその時々の技術での最小パターンサイズFに従って形
成され、それゆえメモリセル当たりの必要面積は2F2
となる。0.4μmの最小パターン幅Fを持つ技術で
は、6.25ビット/μm2 のメモリ密度が得られる。
と隣接する行間の半導体基板に導電性チャネルが形成さ
れるのを阻止するドープされた膜とを含む絶縁構造体
と、各行において直列に接続されたMOSトランジスタ
とから構成され、そのMOSトランジスタでは相互に接
続されたソース・ドレイン領域がドープされた連続領域
として半導体基板に形成されるようにすると有利であ
る。この実施態様においては、縦溝の幅、隣接する縦溝
の間隔、ドープされた連続領域の面積及びワード線の幅
はその時々の技術での最小パターンサイズFに従って形
成され、それゆえメモリセル当たりの必要面積は2F2
となる。0.4μmの最小パターン幅Fを持つ技術で
は、6.25ビット/μm2 のメモリ密度が得られる。
【0025】本発明によるメモリセル装置の製造は自己
調整プロセスを使用して行われ、それゆえメモリセル当
たりの必要スペースを減少させることができる。
調整プロセスを使用して行われ、それゆえメモリセル当
たりの必要スペースを減少させることができる。
【0026】本発明によるメモリセル装置を製造するた
めには、先ず、ほぼ平行に延びる縦溝がエッチングされ
る。全てのMOSトランジスタのためにトラップを持つ
材料からゲート誘電体を形成した後、行に直角に延びる
ワード線が形成され、このワード線が異なった行に沿っ
て配置されたMOSトランジスタのゲート電極をそれぞ
れ形成する。最後に、ワード線をマスクとして使用して
ソース・ドレイン注入が実施され、縦溝の底部に配置さ
れたMOSトランジスタのためのソース・ドレイン領域
と隣接する縦溝間に配置されたMOSトランジスタのた
めのソース・ドレイン領域とが同時に形成される。
めには、先ず、ほぼ平行に延びる縦溝がエッチングされ
る。全てのMOSトランジスタのためにトラップを持つ
材料からゲート誘電体を形成した後、行に直角に延びる
ワード線が形成され、このワード線が異なった行に沿っ
て配置されたMOSトランジスタのゲート電極をそれぞ
れ形成する。最後に、ワード線をマスクとして使用して
ソース・ドレイン注入が実施され、縦溝の底部に配置さ
れたMOSトランジスタのためのソース・ドレイン領域
と隣接する縦溝間に配置されたMOSトランジスタのた
めのソース・ドレイン領域とが同時に形成される。
【0027】縦溝がエッチングマスクとしてSiO2 を
含有する溝マスクを使用してエッチングされると有利で
ある。
含有する溝マスクを使用してエッチングされると有利で
ある。
【0028】ゲート誘電体は、本発明の別の実施態様に
よれば、少なくとも1つの他の膜に比較して高い電荷キ
ャリヤ捕獲断面積を有する少なくとも1つの膜を備えた
多層膜として形成される。またゲート誘電体は不純物原
子を貯蔵した誘電体膜として形成され、その場合貯蔵さ
れた不純物原子は誘電体膜に比較して高い電荷キャリヤ
捕獲断面積を有するようにしても良い。
よれば、少なくとも1つの他の膜に比較して高い電荷キ
ャリヤ捕獲断面積を有する少なくとも1つの膜を備えた
多層膜として形成される。またゲート誘電体は不純物原
子を貯蔵した誘電体膜として形成され、その場合貯蔵さ
れた不純物原子は誘電体膜に比較して高い電荷キャリヤ
捕獲断面積を有するようにしても良い。
【0029】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0030】例えば単結晶シリコンから成る基板1内に
本発明によるメモリセル装置を製造するために、先ず、
図1に示す基板1の主面2に、メモリセル装置の領域を
規定する絶縁構造体が形成される(図示されていな
い)。基板1は1015cm-3のドーパント濃度で例えば
pドープされている。
本発明によるメモリセル装置を製造するために、先ず、
図1に示す基板1の主面2に、メモリセル装置の領域を
規定する絶縁構造体が形成される(図示されていな
い)。基板1は1015cm-3のドーパント濃度で例えば
pドープされている。
【0031】続いて、チャネル停止膜3を形成するため
にホウ素の注入が実施される。このホウ素注入は例えば
6×1013cm-2の量及び例えば120keVのエネル
ギーで行われる。これによって、チャネル停止膜3は主
面2の下で例えば0.2μmの深さのところに0.3μ
mの厚みで形成される(図1参照)。主面2に製造すべ
きMOSトランジスタの閾値電圧を設定するために25
keVで例えば1.5×1012cm-2の第1のチャネル
注入が実施される。
にホウ素の注入が実施される。このホウ素注入は例えば
6×1013cm-2の量及び例えば120keVのエネル
ギーで行われる。これによって、チャネル停止膜3は主
面2の下で例えば0.2μmの深さのところに0.3μ
mの厚みで形成される(図1参照)。主面2に製造すべ
きMOSトランジスタの閾値電圧を設定するために25
keVで例えば1.5×1012cm-2の第1のチャネル
注入が実施される。
【0032】TEOS法によってSiO2 膜を例えば2
00nmの厚みで析出後、ホトリソグラフィー法でこの
SiO2 膜をパターン化することによって溝マスク4が
形成される(図2参照)。
00nmの厚みで析出後、ホトリソグラフィー法でこの
SiO2 膜をパターン化することによって溝マスク4が
形成される(図2参照)。
【0033】エッチングマスクとしてこの溝マスク4を
使用し、例えばCl2 を用いた異方性エッチングによっ
て、縦溝5がエッチングされる。この縦溝5は例えば
0.6μmの深さを有する。縦溝5は基板1内へ達し、
チャネル停止膜3を貫通している。
使用し、例えばCl2 を用いた異方性エッチングによっ
て、縦溝5がエッチングされる。この縦溝5は例えば
0.6μmの深さを有する。縦溝5は基板1内へ達し、
チャネル停止膜3を貫通している。
【0034】縦溝5の幅は0.4μm技術では0.4μ
m、隣接する縦溝5の間隔は同様に0.4μmである。
縦溝5の長さはメモリセル装置の大きさに応じて定ま
り、例えば130μmである。
m、隣接する縦溝5の間隔は同様に0.4μmである。
縦溝5の長さはメモリセル装置の大きさに応じて定ま
り、例えば130μmである。
【0035】縦溝の底部に製造すべきMOSトランジス
タの閾値電圧を設定するために、25keVで例えば
1.5×1012cm-2の第2のチャネル注入が実施され
る。
タの閾値電圧を設定するために、25keVで例えば
1.5×1012cm-2の第2のチャネル注入が実施され
る。
【0036】TEOS法で別のSiO2 膜を析出させ、
続いて異方性エッチングを行うことによって、縦溝5の
側壁にSiO2 から成るスペーサ6が形成される。
続いて異方性エッチングを行うことによって、縦溝5の
側壁にSiO2 から成るスペーサ6が形成される。
【0037】続いて、溝マスク4が例えばNH4 F/H
Fを用いて湿式化学的に除去される。犠牲(sacri
ficial)酸化物の成長及びエッチング除去後、T
EOS法で別のSiO2 膜が析出され、このSiO2 膜
から異方性ドライエッチングによって縦溝5の側壁に再
びSiO2 から成るスペーサ8が形成される(図3参
照)。SiO2 膜は例えば60nmの厚みに析出され
る。エッチバックが例えばCF4 を用いて行われる。
Fを用いて湿式化学的に除去される。犠牲(sacri
ficial)酸化物の成長及びエッチング除去後、T
EOS法で別のSiO2 膜が析出され、このSiO2 膜
から異方性ドライエッチングによって縦溝5の側壁に再
びSiO2 から成るスペーサ8が形成される(図3参
照)。SiO2 膜は例えば60nmの厚みに析出され
る。エッチバックが例えばCF4 を用いて行われる。
【0038】続いてゲート誘電体7が形成される。この
ゲート誘電体7は誘電体内へ注入された電荷キャリヤに
対する高いトラップ密度を持つ材料から形成される。ゲ
ート誘電体7は例えば誘電体多層膜から形成され、この
多層膜には多層膜内の少なくとも1つの他の膜と比較し
て高い電荷キャリヤ捕獲断面積を有する少なくとも1つ
の膜が設けられている。この誘電体多層膜がSiO
2 膜、Si3 N4 膜及びSiO2 膜(いわゆるONO)
を含むようにすると有利である。多層膜内の膜厚は多層
膜のゲート容量が例えば10nmの厚みを持つ熱SiO
2 から成る膜に相当するように設定される。このために
はSiO2 膜にはそれぞれ4nmの膜厚が、そしてSi
3 N4 膜には5nmの膜厚が必要である。
ゲート誘電体7は誘電体内へ注入された電荷キャリヤに
対する高いトラップ密度を持つ材料から形成される。ゲ
ート誘電体7は例えば誘電体多層膜から形成され、この
多層膜には多層膜内の少なくとも1つの他の膜と比較し
て高い電荷キャリヤ捕獲断面積を有する少なくとも1つ
の膜が設けられている。この誘電体多層膜がSiO
2 膜、Si3 N4 膜及びSiO2 膜(いわゆるONO)
を含むようにすると有利である。多層膜内の膜厚は多層
膜のゲート容量が例えば10nmの厚みを持つ熱SiO
2 から成る膜に相当するように設定される。このために
はSiO2 膜にはそれぞれ4nmの膜厚が、そしてSi
3 N4 膜には5nmの膜厚が必要である。
【0039】ゲート誘電体7は他の材料から成る多層膜
として形成することもでき、その場合高い電荷キャリヤ
捕獲断面積を持つ膜は例えばSi3 N4 、Ta2 O5 、
Al2 O3 又はTiO2 から形成され、それに隣接する
膜はSiO2 、Si3 N4 又はAl2 O3 から形成され
る。さらにゲート誘電体7は不純物原子、例えばW、P
t、Cr、Ni、Pd又はIrを貯蔵した例えばSiO
2 から成る誘電体膜を含むことができる。貯蔵された不
純物原子は注入によって、酸化又は拡散の場合には添加
によって取入れることができる。
として形成することもでき、その場合高い電荷キャリヤ
捕獲断面積を持つ膜は例えばSi3 N4 、Ta2 O5 、
Al2 O3 又はTiO2 から形成され、それに隣接する
膜はSiO2 、Si3 N4 又はAl2 O3 から形成され
る。さらにゲート誘電体7は不純物原子、例えばW、P
t、Cr、Ni、Pd又はIrを貯蔵した例えばSiO
2 から成る誘電体膜を含むことができる。貯蔵された不
純物原子は注入によって、酸化又は拡散の場合には添加
によって取入れることができる。
【0040】ゲート誘電体7は縦溝5の底部と縦溝5間
の主面2とに配置されている(図3、この図3のIV−
IV線に沿った断面を示す図4及び図3のV−V線に沿
った断面を示す図5参照。図3に示された断面は図4及
び図5にそれぞれIII−IIIが付されている)。
の主面2とに配置されている(図3、この図3のIV−
IV線に沿った断面を示す図4及び図3のV−V線に沿
った断面を示す図5参照。図3に示された断面は図4及
び図5にそれぞれIII−IIIが付されている)。
【0041】全面にポリシリコン膜が例えば400nm
の厚みで析出される。ホトリソグラフィー工程でこのポ
リシリコン膜をパターン化することによって、主面2に
沿って例えば縦溝5に垂直に延びるワード線9が形成さ
れる。このワード線9は0.4μmの幅を有する。隣接
するワード線9は0.4μmの間隔を有する。ワード線
9の幅及び間隔はそれぞれ最小パターンサイズFに相当
する。
の厚みで析出される。ホトリソグラフィー工程でこのポ
リシリコン膜をパターン化することによって、主面2に
沿って例えば縦溝5に垂直に延びるワード線9が形成さ
れる。このワード線9は0.4μmの幅を有する。隣接
するワード線9は0.4μmの間隔を有する。ワード線
9の幅及び間隔はそれぞれ最小パターンサイズFに相当
する。
【0042】続いて、例えば25keVのエネルギー及
び例えば5×1015cm-2の量で例えばヒ素を用いてソ
ース・ドレイン注入が実施される。このソース・ドレイ
ン注入時に縦溝5の底部ならびに縦溝5間の主面2にド
ープされた領域10が形成される。このドープ領域10
は1つの行に沿って配置された2つの隣接するMOSト
ランジスタのための共通のソース・ドレイン領域として
それぞれ作用する。このソース・ドレイン注入時に同時
にワード線9がドープされる。
び例えば5×1015cm-2の量で例えばヒ素を用いてソ
ース・ドレイン注入が実施される。このソース・ドレイ
ン注入時に縦溝5の底部ならびに縦溝5間の主面2にド
ープされた領域10が形成される。このドープ領域10
は1つの行に沿って配置された2つの隣接するMOSト
ランジスタのための共通のソース・ドレイン領域として
それぞれ作用する。このソース・ドレイン注入時に同時
にワード線9がドープされる。
【0043】別のSiO2 膜の析出及び異方性エッチバ
ックによって、ワード線9の側面がスペーサ11で覆わ
れる。ソース・ドレイン注入はワード線9に対して自己
整合的に行われる。隣接するワード線9の間隔、隣接す
る縦溝5の間隔、ならびに縦溝5の寸法に応じて、主面
2に平行なドープ領域10の面積は最大F×F、すなわ
ち0.4μm×0.4μmとなる。隣接する2つのドー
プ領域10及びその間に配置されたワード線9毎にそれ
ぞれ1つのMOSトランジスタが形成される。縦溝5の
底部ならびに縦溝5間には、2つのドープ領域10とそ
の間に配置されたワード線9とからそれぞれ形成され直
列に接続されたMOSトランジスタの1つの行がそれぞ
れ配置されている。縦溝5の底部に配置されたMOSト
ランジスタは縦溝5間に配置された隣接するMOSトラ
ンジスタからスペーサ8及びチャネル停止膜3によって
絶縁されている。例えば3×1018cm-3のチャネル停
止膜3のドーピングはスペーサ8と共に、縦溝5の側面
に形成された寄生MOSトランジスタの閾値電圧が漏れ
電流を阻止するのに充分な大きさとなることを保証す
る。
ックによって、ワード線9の側面がスペーサ11で覆わ
れる。ソース・ドレイン注入はワード線9に対して自己
整合的に行われる。隣接するワード線9の間隔、隣接す
る縦溝5の間隔、ならびに縦溝5の寸法に応じて、主面
2に平行なドープ領域10の面積は最大F×F、すなわ
ち0.4μm×0.4μmとなる。隣接する2つのドー
プ領域10及びその間に配置されたワード線9毎にそれ
ぞれ1つのMOSトランジスタが形成される。縦溝5の
底部ならびに縦溝5間には、2つのドープ領域10とそ
の間に配置されたワード線9とからそれぞれ形成され直
列に接続されたMOSトランジスタの1つの行がそれぞ
れ配置されている。縦溝5の底部に配置されたMOSト
ランジスタは縦溝5間に配置された隣接するMOSトラ
ンジスタからスペーサ8及びチャネル停止膜3によって
絶縁されている。例えば3×1018cm-3のチャネル停
止膜3のドーピングはスペーサ8と共に、縦溝5の側面
に形成された寄生MOSトランジスタの閾値電圧が漏れ
電流を阻止するのに充分な大きさとなることを保証す
る。
【0044】各行はメモリセル装置の縁部に2つの端子
を備え、これらの端子間には行内に配置されたMOSト
ランジスタが直列に接続されている(図示せず)。
を備え、これらの端子間には行内に配置されたMOSト
ランジスタが直列に接続されている(図示せず)。
【0045】ドープ領域10の各々が隣り合う2個のM
OSトランジスタのソース・ドレイン領域を形成してい
ることを考慮すると、縦溝5の延び方向に平行な各MO
Sトランジスタの長さは2Fである。MOSトランジス
タの幅はそれぞれFである。従って、製造上1つのMO
Sトランジスタから形成された1つのメモリセルの面積
は2F2 である。ワード線9に沿って隣接するメモリセ
ルは、その輪郭Z1、Z2が図6の平面図には太線とし
て示されているが、主面2上へ投影すると直接隣接して
いる。メモリセルZ1は縦溝5の底部に配置され、それ
に対してメモリセルZ2は隣接する2つの縦溝5間の主
面2に配置されている。隣接するメモリセルを高さをず
らせて配置することによって、隣接するメモリセル間の
絶縁を悪化させることなく、実装密度を高めることがで
きる。
OSトランジスタのソース・ドレイン領域を形成してい
ることを考慮すると、縦溝5の延び方向に平行な各MO
Sトランジスタの長さは2Fである。MOSトランジス
タの幅はそれぞれFである。従って、製造上1つのMO
Sトランジスタから形成された1つのメモリセルの面積
は2F2 である。ワード線9に沿って隣接するメモリセ
ルは、その輪郭Z1、Z2が図6の平面図には太線とし
て示されているが、主面2上へ投影すると直接隣接して
いる。メモリセルZ1は縦溝5の底部に配置され、それ
に対してメモリセルZ2は隣接する2つの縦溝5間の主
面2に配置されている。隣接するメモリセルを高さをず
らせて配置することによって、隣接するメモリセル間の
絶縁を悪化させることなく、実装密度を高めることがで
きる。
【0046】メモリセル装置のプログラミングは電子の
注入によりゲート誘電体7内にトラップを充填すること
によって行われる。これによって、プログラムされたM
OSトランジスタの閾値電圧が増大する。その都度の閾
値電圧の増大値はプログラミング中の印加電圧の時間及
び大きさによって調整することができる。
注入によりゲート誘電体7内にトラップを充填すること
によって行われる。これによって、プログラムされたM
OSトランジスタの閾値電圧が増大する。その都度の閾
値電圧の増大値はプログラミング中の印加電圧の時間及
び大きさによって調整することができる。
【0047】メモリセル装置のプログラミングは電子の
ファウラ−ノルトハイム−トンネルによって及びホット
電子注入によって行うことができる。
ファウラ−ノルトハイム−トンネルによって及びホット
電子注入によって行うことができる。
【0048】ファウラ−ノルトハイム−トンネルによっ
て情報を書込むために、プログラムすべきメモリセルが
所属のワード線9及びビット線を介して選択される。こ
の実施例では行に沿って直列に接続されたMOSトラン
ジスタがビット線として作用する。メモリセルのビット
線は低電位、例えば0ボルトを印加される。所属のワー
ド線9はこれに対して高電位、例えばVpr=12ボルト
を印加される。他のビット線は電位VBLに高められる
が、この電位はVpr−VBLがプログラミング電位Vprよ
り明らかに小さくなるように設定されている。他のワー
ド線9はVBL+VT より大きい又は同じ大きさの電位V
WLに高められる。なおVT は閾値電圧である。プログラ
ミングの際、選択されたワード線に交差する全ての他の
ビット線は高電位にあるので、選択されたワード線に接
続されている他のメモリセルはプログラムされない。メ
モリセルはNAND構成に接続される。従ってメモリセ
ルは、ドレイン電流がメモリセルを通って流れないよう
に配線することができる。このことにより、全プログラ
ミング工程を非常に省電力にて実施することができると
いう利点が得られる。
て情報を書込むために、プログラムすべきメモリセルが
所属のワード線9及びビット線を介して選択される。こ
の実施例では行に沿って直列に接続されたMOSトラン
ジスタがビット線として作用する。メモリセルのビット
線は低電位、例えば0ボルトを印加される。所属のワー
ド線9はこれに対して高電位、例えばVpr=12ボルト
を印加される。他のビット線は電位VBLに高められる
が、この電位はVpr−VBLがプログラミング電位Vprよ
り明らかに小さくなるように設定されている。他のワー
ド線9はVBL+VT より大きい又は同じ大きさの電位V
WLに高められる。なおVT は閾値電圧である。プログラ
ミングの際、選択されたワード線に交差する全ての他の
ビット線は高電位にあるので、選択されたワード線に接
続されている他のメモリセルはプログラムされない。メ
モリセルはNAND構成に接続される。従ってメモリセ
ルは、ドレイン電流がメモリセルを通って流れないよう
に配線することができる。このことにより、全プログラ
ミング工程を非常に省電力にて実施することができると
いう利点が得られる。
【0049】ホット電子注入によってプログラミングを
行う場合、プログラムすべきMOSトランジスタには飽
和電圧が印加されなければならない。このために、メモ
リセルに所属するビット線はアース電位と高電位との
間、例えばVBLpr=6ボルトを印加される。メモリセル
に所属するワード線はMOSトランジスタが飽和動作と
なる電位を印加される。ワード線の電位VWLprはVBLpr
より小さく、例えばVWL pr=4ボルトである。他のワー
ド線はVBLpr及びVWLprより大きい高電位、例えばVWL
=7ボルトを印加される。この電圧はファウラ−ノルト
ハイム−トンネルが出現しないようにゲート誘電体7の
厚みに応じて選定される。他の全てのビット線は両端部
に同一電位、例えばVBL=VWLpr/2を印加される。そ
れにより、選択されたワード線に沿って他のビット線に
印加されたメモリセルのプログラミングが阻止され、電
流が流れるのが防止される。高電圧での飽和動作によっ
て、選択されたメモリセルのMOSトランジスタのチャ
ネル領域にはホット電子が生成され、このホット電子は
一部がゲート誘電体7内へ注入される。この電子はトラ
ップによってゲート誘電体7内にしっかり保持され、M
OSトランジスタの閾値電圧を高める。それぞれのメモ
リセル内に書込まれるべき情報に応じてこのようにして
それぞれのMOSトランジスタの閾値電圧が的確に変え
られる。
行う場合、プログラムすべきMOSトランジスタには飽
和電圧が印加されなければならない。このために、メモ
リセルに所属するビット線はアース電位と高電位との
間、例えばVBLpr=6ボルトを印加される。メモリセル
に所属するワード線はMOSトランジスタが飽和動作と
なる電位を印加される。ワード線の電位VWLprはVBLpr
より小さく、例えばVWL pr=4ボルトである。他のワー
ド線はVBLpr及びVWLprより大きい高電位、例えばVWL
=7ボルトを印加される。この電圧はファウラ−ノルト
ハイム−トンネルが出現しないようにゲート誘電体7の
厚みに応じて選定される。他の全てのビット線は両端部
に同一電位、例えばVBL=VWLpr/2を印加される。そ
れにより、選択されたワード線に沿って他のビット線に
印加されたメモリセルのプログラミングが阻止され、電
流が流れるのが防止される。高電圧での飽和動作によっ
て、選択されたメモリセルのMOSトランジスタのチャ
ネル領域にはホット電子が生成され、このホット電子は
一部がゲート誘電体7内へ注入される。この電子はトラ
ップによってゲート誘電体7内にしっかり保持され、M
OSトランジスタの閾値電圧を高める。それぞれのメモ
リセル内に書込まれるべき情報に応じてこのようにして
それぞれのMOSトランジスタの閾値電圧が的確に変え
られる。
【0050】メモリセル装置は中間酸化物、接触孔エッ
チングならびに金属膜の設置及びパターン化によって完
成する。この公知の工程は図示されていない。
チングならびに金属膜の設置及びパターン化によって完
成する。この公知の工程は図示されていない。
【図1】チャネル停止膜の形成後のシリコン基板を示す
概略断面図。
概略断面図。
【図2】溝エッチング後のシリコン基板を示す概略断面
図。
図。
【図3】ワード線の形成後のシリコン基板を示す概略断
面図。
面図。
【図4】図3に示されたシリコン基板のIV−IV線に
沿った概略断面図。
沿った概略断面図。
【図5】図3に示されたシリコン基板のV−V線に沿っ
た概略断面図。
た概略断面図。
【図6】図3に示されたシリコン基板の概略平面図。
1 基板 2 主面 3 チャネル停止膜 4 溝マスク 5 縦溝 6 スペーサ 7 ゲート誘電体 8 スペーサ 9 ワード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランツ ホフマン ドイツ連邦共和国 80995 ミユンヘン ヘルベルクシユトラーセ 25ベー (72)発明者 ハンス ライジンガー ドイツ連邦共和国 82031 グリユーンワ ルト アイプゼーシユトラーセ 14
Claims (13)
- 【請求項1】 半導体基板(1)に多数の個別のメモリ
セルが設けられ、これらのメモリセルはほぼ平行に延び
る行にそれぞれ配置され、半導体基板(1)の主面
(2)には行にほぼ平行に延びる縦溝(5)が設けら
れ、行は隣接する縦溝(5)間の主面(2)と縦溝
(5)の底部とにそれぞれ交互に配置され、隣接する行
を互いに絶縁する絶縁構造体(3、8)が設けられ、メ
モリセルは少なくとも1つのMOSトランジスタ(1
0、9、10)をそれぞれ含み、異なった行に沿って配
置されたMOSトランジスタのゲート電極にぞれぞれ接
続されたワード線(9)が行に直角に延在し、MOSト
ランジスタはトラップを持つ材料から成るゲート誘電体
(7)を有することを特徴とする電気的にプログラム可
能なメモリセル装置。 - 【請求項2】 隣接する行を絶縁するための絶縁構造体
は、縦溝(5)の側壁に沿って配置された絶縁スペーサ
(8)と、半導体基板(1)の隣接する縦溝(5)間に
それぞれ配置され隣接する行間の半導体基板に導電性チ
ャネルが形成されるのを阻止するドープされた膜(3)
とを含むことを特徴とする請求項1記載のメモリセル装
置。 - 【請求項3】 行に沿って配置されたメモリセルのMO
Sトランジスタは直列に接続され、行に沿って隣接する
MOSトランジスタの相互に接続されたソース・ドレイ
ン領域は半導体基板のドープされた連続領域(10)と
して形成され、各行は2つの端子を有し、これらの端子
間には行内に配置されたMOSトランジスタが直列に接
続されていることを特徴とする請求項1又は2記載のメ
モリセル装置。 - 【請求項4】 MOSトランジスタは、ゲート誘電体
(7)として、少なくとも1つの他の膜に比較して高い
電荷キャリヤ捕獲断面積を有する少なくとも1つの膜を
備えた誘電体多層膜を含むことを特徴とする請求項1乃
至3の1つに記載のメモリセル装置。 - 【請求項5】 高い電荷キャリヤ捕獲断面積を持つ膜は
Si3 N4 、Ta2O5 、Al2 O3 又はTiO2 の少
なくとも1つの材料を含み、他の膜はSiO2 、Si3
N4 又はAl2 O3 の少なくとも1つの材料を含むこと
を特徴とする請求項4記載のメモリセル装置。 - 【請求項6】 MOSトランジスタは、ゲート誘電体
(7)として、不純物原子を貯蔵した誘電体膜を含み、
その場合貯蔵された不純物原子は誘電体膜に比較して高
い電荷キャリヤ捕獲断面積を有することを特徴とする請
求項1乃至3の1つに記載のメモリセル装置。 - 【請求項7】 誘電体膜はSiO2 を含み、貯蔵された
不純物原子はW、Pt、Cr、Ni、Pd又はIrの少
なくとも1つの元素を含むことを特徴とする請求項6記
載のメモリセル装置。 - 【請求項8】 半導体基板(1)の主面(2)にほぼ平
行に延びる縦溝(5)がエッチングされ、行に配置され
少なくとも1つのMOSトランジスタをそれぞれ含む多
数のメモリセルが形成され、その場合行は隣接する縦溝
(5)間の主面(2)と縦溝(5)の底部とに交互に配
置され、ゲート誘電体(7)はトラップを持つ材料から
形成され、行に直角に延び異なった行に沿って配置され
たMOSトランジスタのゲート電極にそれぞれ接続され
たワード線(9)が形成され、このワード線(9)をマ
スクとして使用してMOSトランジスタのためのソース
・ドレイン注入が実施され、隣接する行のMOSトラン
ジスタを互いに絶縁する絶縁構造体(3、8)が形成さ
れることを特徴とする電気的にプログラム可能なメモリ
セル装置の製造方法。 - 【請求項9】 半導体基板(1)に絶縁構造体を形成す
るために、縦溝(5)のエッチング時にエッチングされ
隣接する行間の半導体基板(1)に導電性チャネルが形
成されるのを阻止するドープされた膜(3)が形成さ
れ、絶縁構造体を形成するためにさらに縦溝(5)のエ
ッチング後に縦溝(5)の側壁に絶縁スペーサ(8)が
形成されることを特徴とする請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 ゲート誘電体(7)は少なくとも1つ
の他の膜に比較して高い電荷キャリヤ捕獲断面積を有す
る少なくとも1つの膜を備えた多層膜として形成される
ことを特徴とする請求項8又は9記載の方法。 - 【請求項11】 高い電荷キャリヤ捕獲断面積を持つ膜
はSi3 N4 、Ta 2 O5 、Al2 O3 又はTiO2 の
少なくとも1つの材料を含み、他の膜はSiO2 、Si
3 N4 又はAl2 O3 の少なくとも1つの材料を含むこ
とを特徴とする請求項10記載の方法。 - 【請求項12】 ゲート誘電体(7)は不純物原子を貯
蔵した誘電体膜として形成され、その場合貯蔵された不
純物原子は誘電体膜に比較して高い電荷キャリヤ捕獲断
面積を有することを特徴とする請求項8又は9記載の方
法。 - 【請求項13】 誘電体膜はSiO2 を含み、貯蔵され
た不純物原子はW、Pt、Cr、Ni、Pd又はIrの
少なくとも1つの元素を含むことを特徴とする請求項1
2記載の方法。
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