JPH09199710A - トレンチ内にオン−電界効果トランジスタを備えた金属酸化膜半導体制御サイリスタ - Google Patents
トレンチ内にオン−電界効果トランジスタを備えた金属酸化膜半導体制御サイリスタInfo
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- JPH09199710A JPH09199710A JP9004247A JP424797A JPH09199710A JP H09199710 A JPH09199710 A JP H09199710A JP 9004247 A JP9004247 A JP 9004247A JP 424797 A JP424797 A JP 424797A JP H09199710 A JPH09199710 A JP H09199710A
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Abstract
リスタであって、降伏電圧を低下させず、ミラー・キャ
パシタンスを増加させず、セル密度を増加させることが
可能なものを提供する。 【解決手段】 トレンチ62内にオン−FETを配置
し、かつプレーン94上方のP形ロワー・ベース領域6
6の一部68を延在させることによって、セルの寸法を
各辺約20ミクロンから各辺約5ミクロンに減少させる
ことが出来る。更に、トレンチ62はP形ロワー・ベー
ス領域66およびN形アッパー・ベース領域70間のブ
ロッキング接合部86に向かって下降させる必要がな
い。N形アッパー・ベース領域の実質的区分104はゲ
ート88をブロッキング接合部86から遮蔽する。その
結果、降伏電圧が低下することはなく、そしてゲート・
キャパシタンス、特にミラー・キャパシタンスは殆ど増
加しない。
Description
御サイリスタ(MCT)10が図1中に例示されてい
る。MCT10はPNPトランジスタ12、NPNトラ
ンジスタ14、Nチャネルオフ−FET16およびPチ
ャネルオン−FET18を含んでいる。オフ−FET1
6およびオフ−FET18のゲートG1およびG2は互
いに連結されている。PNPトランジスタ12のアッパ
ー・エミッタUEは陽極Aに、オフ−FET16のソー
スS1およびオン−FET18のソースS2に接続され
ている。PNPトランジスタ12のアッパー・ベースU
Bはオフ−FET16のドレインD1に、そしてNPN
トランジスタ14のロワー・コレクタLCに連結されて
いる。PNPトランジスタ12のアッパー・コレクタU
Cはオン−FET18のドレインD2に、そしてNPN
トランジスタ14のロワー・ベースLBに接続されてい
る。NPNトランジスタ14のロワー・エミッタLEは
陰極Cに接続されている。
オンまたはオフの一方において作動する。オン−FET
スレッショルド電圧より一層負の電圧がゲートG1およ
びG2に入力されると、P形MCT10はターンオンさ
れる。この電圧はオン−FET18をターンオンさせ、
これが電流をNPNトランジスタ14のロワー・ベース
LBに供給して、NPNトランジスタ14をターンオン
する。一度、NPNトランジスタ14がオンになると、
NPNトランジスタ14のロワー・コレクタLCはPN
Pトランジスタ12のアッパー・ベースUBから電流を
引き出(draw)しPNPトランジスタ12をターンオン
する。オフ−FETスレッショルド電圧より一層正の電
圧がゲートG1およびG2に入力されると、P形MCT
10はターンオフされる。この正電圧はオフ−FET1
6をターンオンし、これがアッパー・ベースUBのアッ
パー・エミッタUEを短絡させ、PNPトランジスタ1
2をターンオフし、これがNPNトランジスタ14をタ
ーンオンする。MCTの一例が米国特許第4,816,892 号
中に開示されている。
する現在の研究の一領域はMCTのセル密度を増加させ
得る探索方法にある。MCTのセル密度を増加させる
と、より以上の電流を制御することができる。セル密度
を増加させる一つの方法は、トレンチ内にオフ−FET
を配置することである。トレンチ中にオフ−FETを配
置することが多くの問題をもたらすことはない。図1中
に示すように、ターンオンする際、オフ−FETはPN
Pトランジスタ12のアッパー・エミッタUEをPNP
トランジスタ12のアッパー・ベースUBに接続するこ
とを要する。P形MCT10を形成する半導体ウエハ中
のアッパー・エミッタUEおよびアッパー・ベースUB
に関する領域は、その半導体ウエハの上面近傍に典型的
に配置されているので、トレンチは2、3ミクロンの深
さを必要とするに過ぎない。この浅いトレンチはPNP
トランジスタ12のアッパー・ベースUBおよびNPN
トランジスタ14のロワー・ベースLB間のブロッキン
グ接合部を貫通することはなく、従って降伏電圧あるい
はP形MCTのミラー・キャパシタンスに影響を及ぼす
ことはない。ところが、オフ−FETとは異なり、トレ
ンチ内にオン−FETを配置することは問題をもたら
す。
レンチ22内に配置されたオン−FETを備えるP形M
CT22が、トレンチ内にオン−FETを配置する問題
を例示するために示されている。この例において、P形
MCT20は対向する上面および下面24および26を
備える半導体ウエハを含んでいる。陰極CはN形ロワー
・エミッタ領域28に接続されている。N形ロワー・エ
ミッタ領域28はウエハの下面26に沿って存在する。
P形ロワー・ベース、アッパー・コレクタおよびオン−
FETドレイン領域(P形ロワー・領域)30はN形ロ
ワー・エミッタ領域28およびN+形アッパー・ベー
ス、ロワー・コレクタ上に配置されており、またオフ−
FETドレイン領域(N形アッパー・ベース領域)32
はP形ロワー・ベース領域30上に配置されている。P
形アッパー・エミッタ領域34は、P形アッパー・エミ
ッタ領域34上に配置されたP+形オン−FETソース
領域36と共にN形アッパー・エミッタ領域34上に配
置されている。P+形オン−FETソース領域36の一
部は上面24に延びている。複数個のN+形オフ−FE
Tソース領域38は上面24に沿って配置され、かつP
+形オン−FETソース領域36のくぼみに下方へ延び
ている。誘電体層40はP+形オン−FETソース領域
36およびN+形オフ−FETソース領域を覆ってい
る。陽極(図示せず)はP+形オン−FETソース領域
およびN+形オフ−FET領域38の各部分に接続され
ており、前記領域38は誘電体層40を経由してエッチ
ングした開口部(図示せず)を介し上面24に沿って配
置されている。
形MCT10用のオン−FET18はアッパー・エミッ
タUEをロワー・ベースLBに接続することを要する。
従って、オン−FET用のトレンチ22はウエハの上面
24からP形ロワー・ベース領域30に延在せねばなら
ない。図2に示すように、底部42および側壁44を備
えたトレンチ22は、上面24に対しほぼ垂直方向にあ
るウエハ内へ延び、N+形オフ−FETソース領域3
8、P+形オン−FETソース領域、P形アッパー・エ
ミッタ領域34およびN形アッパー・ベース領域32を
下方へ延在し、そして部分的にP形ロワー・ベース領域
30内に延びている。ゲート酸化物層46は底部42お
よび側壁44に沿って並び、そしてトレンチ44内のド
ープされたポリシリコン領域をN+形オフ−FETソー
ス、P+形オン−FETソース、P形アッパー・エミッ
タおよびN形アッパー・ベース、更にP形ロワー・ベー
ス領域38、36、34、32および30から分離す
る。残念なことに、トレンチ22がこれらの領域38、
36、34、32および30を介して延在する場合、ト
レンチ22もまたMCT20用の高圧ブロッキング接合
部48を経由して延びる。ブロッキング接合部48はN
形アッパー・ベース領域32およびP形ロワー・ベース
領域30間に配置され、そしてもし、MCT20がトリ
ガされなければ、降伏電圧までの電圧に耐える。MCT
20のP形ロワー・ベース領域30へ下るエッチング・
トレンチ22はロワー・トレンチコーナーを下降させて
ロワー・ベースの降伏電圧を低下させ、そしてゲートキ
ャパシタンス、特にミラー・キャパシタンスを実質的に
増加させる。更に、エッチングせねばならないそれぞれ
の付加的な領域はMCTの製造における時間、費用およ
び困難性を付加するものである。
−FETを備えたMCTであって、降伏電圧を低下させ
ず、ミラー・キャパシタンスを増加させず、あるいはM
CT製造の困難性または費用を付加することなしに、M
CTのセル密度を増加させることが可能なものについて
のニーズが存在する。
半導体制御サイリスタの一実施態様は、対向する第一お
よび第二表面を有する半導体ウエハを含んでいる。この
ウエハは第一乃至第六の連続的な領域を有しており、こ
れらは相互に上下に重ねて配置されている。第一領域は
ウエハの第二表面を含み、そして第二乃至第六領域は第
一表面まで延びる少なくとも一部を有している。第一、
第三および第六領域は第一のタイプの導電率を有し、ま
た第二、第四および第五領域は第二のタイプの導電率を
有している。底部および側壁を備えるトレンチは第一表
面から延びて、第四、第五および第六領域を貫通し、そ
して第三領域中に延在する。誘電体物質をトレンチの底
部および側壁に塗布し、また導電性物質はトレンチの残
部を充填している。
域は第一表面まで延びる部分を少なくとも有しており、
第一、第四および第六領域は第一のタイプの導電性を有
しており、第二、第三および第五領域は第二のタイプの
導電性を有し、そしてトレンチは第一表面から延び、か
つ第五および第六領域を貫通し、そして第四領域内に延
びている。
た金属酸化膜半導体制御サイリスタ(MCT)は数多く
の利点を提供する。本発明によって、トレンチ内にオン
−FETを備えていないMCTにおけるよりも大きなセ
ル密度を有するMCTを達成することが出来る。MCT
のセル密度における増加は降伏電圧に悪影響を及ぼさ
ず、あるいは実質的にゲート・キャパシタンス、特にミ
ラー・キャパシタンスを増加させることなく達成され
る。それはトレンチがブロッキング接合部を貫通せず、
またブロッキング接合部の近傍に配置されることがない
からである。MCT用のオン−FETについてのトレン
チは数多くの領域を貫通することを要しないので、MC
Tはエッチング、再充填および平坦化することが一層容
易である。
する半導体ウエハを備えるMCTを包含し、前記ウエハ
は第一乃至第六の連続する領域を含んで成り、これらは
相互に上下に重なり合って配置され、前記第一領域は第
二表面を含み、そして第二乃至第六領域のそれぞれは第
一表面まで延びる部分を少なくとも有しており、ここに
おいて、前記第一、第三および第六領域は第一のタイプ
の導電性を有し、また前記第二、第四および第五領域は
第二のタイプの導電性を有しており、そして底部および
側壁を備えたトレンチは第一表面から延び、かつ前記第
四、第五および第六領域を貫通し、更に前記第三領域内
に延び、誘電性物質をもって前記底部および側壁を塗布
し、導電性物質が前記トレンチを充填している。
付図面を参照しながら説明する。本発明によるP形金属
酸化膜半導体制御サイリスタ(MCT)50の一実施態
様が図3に例示されている。MCT50はトレンチ62
内のオン−FETを包含し、これは降伏電圧に悪影響を
及ぼすことなく、あるいはゲートキャパシタンス、そし
て特にミラー・キャパシタンスを増加させずにトレンチ
内にオン−FETを備えていないMCTのそれより大き
なセル密度の獲得を可能とするものである。MCT50
のオン−FET用トレンチ62は数多くの領域を貫通す
ることを要しないので、MCT50はエッチング、再充
填および平坦化するのが容易である。トレンチ62中に
オン−FETを備えたP形MCT50を例示したが、本
発明はまた、他の実施態様、たとえば図7に示すP形M
CT110およびトレンチ内にオン−FETを備えたN
形MCTをもカバーするものである。
する第一および第二表面54および56を有する半導体
ウエハ52を含んでいる。この特定の実施態様におい
て、陰極60はN形ロワー・エミッタ領域64に接続さ
れており、この領域はウエハ52の第二表面56を形成
している。P形ロワー・ベース、アッパー・コレクタお
よびオン−FETドレイン領域(P形ロワー・ベース領
域)66は、ウエハ52の第一表面54まで延びるP形
ロワー・ベース領域66の一部66を伴うN形ロワー・
エミッタ領域64の上方に配置されている。N形アッパ
ー・ベース、ロワー・コレクタおよびオン−FETドレ
イン領域(N形アッパー・ベース領域)70はP形ロワ
ー・ベース領域66であって、第一表面54の下方にあ
り、かつ第一表面54に延びる部分72を含むものの部
分上方に配置されている。P形アッパー・エミッタ領域
74はN形アッパー・ベース領域70であって、第一表
面54の下方にあり、かつまた第一表面54に延びる部
分76をも含むものの部分上方に配置されている。P形
オン−FETソース領域はP形アッパー・エミッタ領域
78であって、第一表面54の下方にあり、かつ第一表
面54に延びる部分80を含むものの部分上方に配置さ
れている。複数個のN+形オン−FETソース領域82
は第一表面54に暴露され、かつP+形ソースオン−F
ET領域78あるいはP+形ソースオン−FET領域7
8およびP形アッパー・エミッタ領域74のいずれか上
方に配置されている。誘電体層84は第一表面54に沿
ってP形ロワー・ベース領域66、N形アッパー・ベー
ス領域70、P形アッパー・エミッタ領域74、P+形
オン−FETソース領域78およびN+形オン−FET
ソース領域82の上方に配置される。陽極(図示せず)
はP形アッパー・エミッタ領域およびP+形オン−FE
Tソース領域の部分76、80に、また誘電体層84介
してエッチングされた開口部(図示せず)を経由してN
+形オフ−FETソース領域82に接続されることにな
ろう。
はP形ロワー・ベース領域66およびN形アッパー・ベ
ース領域70間に配置される。もし、MCTがトリガさ
れなければ、ブロッキング接合部86が降伏電圧までの
電圧に耐える。P形MCT50において、ゲート88は
底部90および側壁92(一方の側壁のみが示されてい
る)を備えたトレンチ62内に配置される。トレンチ6
2は第一表面54にほぼ垂直な方向において、かつN+
形オフ−FETソース領域82、P+形オン−FETソ
ース領域78およびP形アッパー・エミッタ領域74を
経由し、更にN形アッパー・ベース領域70中に延びて
いる。この特定の実施態様において、トレンチ62はN
形アッパー・ベース領域70をほぼ中間点まで通過して
延在する。トレンチ62の底部90はプレーン94に載
っており、またトレンチ62の側壁92の一方はN+形
オフ−FETソース領域82、P+形オン−FETソー
ス領域78、P形アッパー・エミッタ領域74、更にN
形アッパー・ベース領域70に載っている。プレーン9
4は図3および5において破線によって示されている。
図3に戻ると、トレンチ62はゲート酸化物層96また
は他の適切な誘電体、たとえば窒化珪素によりライニン
グされており、次いで導電性物質、たとえばドープされ
たポリシリコン98によって充填される。ドープされた
ポリシリコンがトレンチ62を充填するために用いられ
ているが、他のタイプの導電性物質、たとえば金属を使
用することも可能である。トレンチ62の頂部100は
誘電体層84により覆われているが、トレンチ62内の
ゲート88をエッチングして他のコネクタと接続させる
ように出来る。
ワー・ベース領域66の一部68はウエハ52の第一表
面54まで延びている。この部分66はプレーン94上
方まで延在していなければならない。プレーン94上方
の部分68は、酸化物層96によってライニングされ、
かつドープされたポリシリコン98で充填されたトレン
チ62の側壁92の一方に載っている。図3において部
分68はプレーン94の上方で第一表面54まで延びて
いるが、図6中に示すように、N形アッパー・ベース領
域70のストリップ102はP形ロワー・ベース領域6
6の部分68を第一表面54から分離してもよい。
かつプレーン94上方のP形ロワー・ベース領域66の
一部68を延在させることによって、先に論述した問題
を伴うことなく、トレンチ内にオン−FETを備えてい
ないMCTのそれよりも大きなセル密度を有するMCT
を得ることが出来る。特に、そのMCTセルの寸法を各
辺約20ミクロンから各辺約5ミクロンに減少させるこ
とが出来る。更に、この発明のトレンチ62はP形ロワ
ー・ベース領域66およびN形アッパー・ベース領域7
0間のブロッキング接合部86に向かって下降させる必
要がない。N形アッパー・ベース領域の実質的区分10
4はゲート88をブロッキング接合部86から遮蔽す
る。その結果、降伏電圧が低下することはなく、そして
ゲート・キャパシタンス、特にミラー・キャパシタンス
は殆ど増加しない。この特定の実施態様において、縦型
の装置が示されているが、本発明はまた横型装置にも適
用される。
ンチ62中にオン−FETを設けたP形MCT50の作
用が例示されている。図4中に示されるように、負電圧
がゲート88に印加されると、ゲート88の酸化物層9
6近傍のN形アッパー・ベース領域70内の電子が追い
払われて、アッパー・エミッタ領域74およびP+形オ
ン−FETソース領域78からP形ロワー・ベース領域
66に至るPチャネル106(矢印により示す)をトレ
ンチ62の側壁92に沿って提供する。次いで、図4−
6に示すように、オン−FET電流がアッパー・エミッ
タ領域74およびP+形オン−FETソース領域78か
ら矢印の方向においてP形ロワー・ベース領域66に対
し流れる。図1に関して先に述べたように、電流がP形
ロワー・ベース領域66に達すると、その電流がNPN
トランジスタ14をターンオンする。一度、NPNトラ
ンジスタ14がターンオンされると、NPNトランジス
タ14のロワー・コレクタLCはPNPトランジスタ1
2のN形アッパー・ベース領域70から電圧を得て、P
NPトランジスタ12をターンオンし、その結果P形M
CT50をターンオンする。
正の電圧がゲート88に印加されると、P形MCT50
はターンオフされる。ゲート88における正電圧はゲー
ト88の酸化物層96に向かうP形アッパー・エミッタ
領域74およびP+形オン−FETソース領域78にお
いて電子を得て、Nチャネルをトレンチ62の側壁92
に沿って、N+形オフ−FETソース領域82およびN
+形オフ−FETドレイン領域70間に形成する。次
に、オン−FET電流がN+形オフ−FETソース領域
82からN+形オフ−FETドレイン領域70へ流れ、
P形アッパー・エミッタ領域74をN形アッパー・ベー
ス領域70に短絡させる。図1に関して先に述べたよう
に、P形アッパー・エミッタ領域74がN形アッパー・
ベース領域70に短絡されると、PNPトランジスタ1
2はターンオフされ、これは次いで、NPNトランジス
タ14をターンオフし、その結果P形MCT50をター
ンオフする。
する他の実施態様が例示されている。図7中で対応する
エレメントは図3−6において用いられたそれらの参照
符号に対応する参照符号を示すものとし、また再度説明
はしない。P形MCT110は対向する第一および第二
表面112および114を備えている。この特定の実施
態様において、陰極60はN+形ロワー・エミッタ領域
65に接続され、これは第二表面114を形成する。P
形領域67はN+形ロワー・エミッタ領域65上方に配
置される。P形ロワー・ベース、アッパー・コレクタお
よびP形ロワー・ベース領域69の一部と共にオン−F
ETドレイン領域(P形ロワー・ベース領域)69は第
一表面112に向かって延在しているが、(図6に示す
実施態様のように)第一表面112に達してはいない。
N形アッパー・ベース、ロワー・コレクタおよびオン−
FETドレイン領域(N形アッパー・ベース領域)71
はP形ロワー・ベース領域69であって、第一表面54
の下方にあり、かつN形アッパー・ベース領域の一部を
含むものの上に配置され、これは第一表面112に延び
ている。P形アッパー・エミッタおよびオン−FETソ
ース領域(P形アッパー・エミッタ領域)74はN形ア
ッパー・ベース領域71であって、第一表面112の下
方にあり、かつまた一部分を含むものの区分上方に配置
され、これは第一表面112に延在している。複数個の
N+形オン−FETソース領域82は第一表面112に
対し暴露されており、またそれらはP形アッパー・エミ
ッタ領域74の上方に配置されている。誘電体層84は
第一表面112に沿って、P形ロワー・ベース領域6
9、N形アッパー・ベース領域71、P形アッパー・エ
ミッタ領域74およびN+形オフ−FETソース領域8
2の上方に配置されている。陽極116は、誘電体層8
4を介してエッチングされた開口部を経由してP形アッ
パー・エミッタ領域74に、そしてまたN+形オン−F
ETソース領域82に接続されている。
8はP形ロワー・ベース領域69およびN形アッパー・
ベース領域71間に設けられる。もし、MCT110が
トリガされなければ、ブロッキング接合部118は降伏
電圧までの電圧に耐える。ドープされたポリシリコンま
たはゲート98はP形MCT110におけるトレンチ6
2内に配置される。トレンチ62は第一表面112に対
しほぼ垂直な方向に延び、そしてN+形オフ−FETソ
ース領域82、P形アッパー・エミッタ領域74を経由
し、更にN形アッパー・ベース領域71中に延在する。
トレンチ62はゲート酸化物層96または他の適切な誘
電体、たとえば窒化珪素によりライニングされ、次いで
導電性物質、たとえばドープされたポリシリコン98を
もって充填される。ドープされたポリシリコンがトレン
チ62を充填するために使用されるが、他のタイプの導
電性物質、たとえば金属を用いることも可能である。ト
レンチ62の頂部はゲート酸化物層96によって覆わ
れ、次いで誘電体層でカバーされ、そしてこれをエッチ
ングしてトレンチ内のドープされたポリシリコン98を
他のコネクタと接続させることも出来る。
形MCT110の作用はP形MCT50と同じである。
オン−FETスレッショルド電圧より一層負の電圧がド
ープされたポリシリコン98に印加されると、ドープさ
れたポリシリコン98の酸化物層96近傍のN形アッパ
ー・ベース領域71内の電子が追い払われ、これがP形
アッパー・エミッタ領域74からP形ロワー・ベース領
域66に至るPチャネル106をトレンチ62の側壁に
沿って提供する。次いで、オン−FET電流がP形アッ
パー・エミッタ領域74からP形ロワー・ベース領域6
6に対し流れる。図1に関して先に述べたように、電流
がP形ロワー・ベース領域69に達すると、その電流が
NPNトランジスタ14をターンオンする。一度、NP
Nトランジスタ14がターンオンされると、NPNトラ
ンジスタ14のロワー・コレクタLCはPNPトランジ
スタ12のN形アッパー・ベース領域71から電圧を得
て、PNPトランジスタ12をターンオンし、その結果
P形MCT110をターンオンする。
正の電圧がドープされたポリシリコン98に印加される
と、P形MCT110はターンオフされる。この正電圧
はドープされたポリシリコン98の酸化物層96に向か
うP形アッパー・エミッタ領域74において電子を得
て、Nチャネルをトレンチ62の側壁に沿って、N+形
オフ−FETソース領域82およびN形オフ−FETド
レイン領域71間に形成する。次に、オン−FET電流
がN+形オフ−FETソース領域82からN形オフ−F
ETドレイン領域71へ流れ、P形アッパー・エミッタ
領域74をN形アッパー・ベース領域71に短絡させ
る。図1に関して先に述べたように、P形アッパー・エ
ミッタ領域74がN形アッパー・ベース領域71に短絡
されると、PNPトランジスタ12はターンオフされ、
これは次いで、NPNトランジスタ14をターンオフ
し、その結果P形MCT110をターンオフする。
する第一および第二表面を備える半導体ウエハを有して
いる。このウエハは第一乃至第六の連続する領域であっ
て、相互に上下に重なり合って配置されたものを含んで
いる。第一領域はウエハの第二表面を含み、そして第二
乃至第六領域のそれぞれは第一表面まで延びる一部分を
少なくとも有している。第一、第三および第六領域は第
一のタイプの導電性を有し、また第二、第四および第五
領域は第二のタイプの導電性を有している。底部および
側壁を備えるトレンチは第一表面から延び、そして第
四、第五および第六領域を通過し、更に第三領域内に延
びている。誘電体物質がトレンチの底部および側壁に塗
布され、更に導電性物質がトレンチの残部を充填する。
好ましくは、第三乃至第六領域は第一表面まで延在する
一部分を少なくとも有し、第一、第四および第六領域は
第一のタイプの導電性を有し、第二、第三および第五領
域は第二タイプの導電性を有し、またトレンチは第一表
面から延びて、第五および第六領域を通過し、そして第
四領域内に延びるものとする。
タを示す回路図である。
ンジスタ(オン−FET)を備えたMCTを示す斜視図
である。
MCTの一実施態様を示す斜視図である。
である。
面図である。
的横断面の区分についての他の実施例を示す図である。
MCTの他の実施態様を示す斜視図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 対向する第一および第二表面を有する半
導体ウエハは第一乃至第六の連続する領域を含んで成
り、これらは相互に上下に重なり合って配置され、前記
第一領域は第二表面を含み、そして第二乃至第六領域の
それぞれは第一表面まで延びる部分を少なくとも有し、
ここにおいて前記第一、第三および第六領域は第一のタ
イプの導電性を有し、また前記第二、第四および第五領
域は第二のタイプの導電性を有し、そして底部および側
壁を備えたトレンチは第一表面から延び、かつ前記第
四、第五および第六領域を貫通し、かつ前記第三領域内
に延び、誘電性物質をもって前記底部および側壁を塗布
し、また導電性物質が前記トレンチを充填することを特
徴とする金属酸化膜半導体制御サイリスタ。 - 【請求項2】 前記トレンチが第一表面から前記ウエハ
内に延び、そして第二領域および第三領域間のブロッキ
ング接合部の上方で終結する請求項1記載のサイリス
タ。 - 【請求項3】 対向する第一および第二表面を有する半
導体ウエハを含んで成り、前記ウエハは第一乃至第六の
連続する領域を含み、これらは相互に上下に重なり合っ
て配置され、前記第一領域は第二表面を包含し、そして
第二乃至第六領域のそれぞれは第一表面まで延びる部分
を少なくとも有し、ここにおいて前記第一、第三および
第六領域は第一のタイプの導電性を有し、また前記第
二、第四および第五領域は第二のタイプの導電性を有す
る金属酸化膜半導体制御サイリスタを製造する方法にお
いて、 前記ウエハ内に、前記第一表面において始まり、そして
前記第四、第五および第六領域を貫通し、更に前記第三
領域内に至るトレンチをエッチングする工程と、 前記トレンチを誘電体物質で塗布する工程と、 前記トレンチを前記トレンチ充填用導電性物質で充填す
る工程とを含んで成ることを特徴とする方法。 - 【請求項4】 前記トレンチ内の前記誘電体物質と共に
前記導電性物質がオン−電界効果トランジスタおよびオ
フ−電界効果トランジスタ用のゲートを形成し、前記第
二領域はドレイン領域であり、また前記第五領域は前記
オン−電界効果トランジスタ用のソース領域であり、前
記第三領域はドレイン領域であり、また前記第六領域は
前記オフ−電界効果トランジスタ用のソース領域である
請求項3記載のサイリスタあるいは方法。 - 【請求項5】 前記第一領域がロワー・エミッタ領域で
あり、前記第二領域はロワー・ベース領域であり、そし
て前記第三領域はNPNトランジスタ用ロワー・コレク
タ領域であり、また前記第二領域はアッパー・コレクタ
領域であり、前記第三領域はアッパー・ベース領域であ
り、そして前記第四領域がPNPトランジスタ用アッパ
ー・エミッタ領域である請求項3または4記載のサイリ
スタあるいは方法。 - 【請求項6】 第一表面に延びている前記第二領域の部
分が前記第三領域のストリップによって覆われ、前記第
二領域の部分は前記トレンチの底部上方に延びている請
求項3、4または5項のいずれかに記載の方法。 - 【請求項7】 対向する第一および第二表面を有する半
導体ウエハであって、第一乃至第六の連続する領域を含
んで成り、これらの領域は相互に上下に重なり合って配
置され、前記第一領域は第二表面を含み、そして第三乃
至第六領域のそれぞれは第一表面まで延びる部分を少な
くとも有し、ここにおいて前記第一、第四および第六領
域は第一のタイプの導電性を有し、また前記第二、第三
および第五領域は第二のタイプの導電性を有しでおり、
そして底部および側壁を備えたトレンチは第一表面から
延び、かつ前記第五および第六領域を貫通し、かつ前記
第四領域内に延び、誘電性物質によって前記底部および
側壁が塗布され、また導電性物質を前記トレンチに充填
することを特徴とする金属酸化膜半導体制御サイリス
タ。 - 【請求項8】 前記トレンチが第一表面から前記ウエハ
内に延び、そして第三領域および第四領域間のブロッキ
ング接合部の上方で終結する請求項7記載の金属酸化膜
半導体制御サイリスタ。 - 【請求項9】 対向する第一および第二表面を有する半
導体ウエハを含んで成り、前記ウエハは第一乃至第六の
連続する領域を含み、これらは相互に上下に重なり合っ
て配置され、前記第一領域は第二表面を包含し、そして
第三乃至第六領域のそれぞれは第一表面まで延びる部分
を少なくとも有し、ここにおいて前記第一、第四および
第六領域は第一のタイプの導電性を有し、また前記第
二、第三および第五領域は第二のタイプの導電性を有す
る金属酸化膜半導体制御サイリスタを製造する方法にお
いて、 前記ウエハ内に、前記第一表面において始まり、そして
前記第五および第六領域を貫通し、更に前記第四領域内
に至るトレンチをエッチングする工程と、 前記トレンチを誘電体物質で塗布する工程と、 前記トレンチを前記トレンチ充填用導電性物質で充填す
る工程とを含んで成ることを特徴とする方法。 - 【請求項10】 前記トレンチ内の前記誘電体物質と共
に前記導電性物質がオン−電界効果トランジスタおよび
オフ−電界効果トランジスタ用のゲートを形成し、前記
第三領域はドレイン領域であり、また前記第五領域は前
記オン−電界効果トランジスタ用のソース領域であり、
前記第四領域はドレイン領域であり、また前記第六領域
は前記オフ−電界効果トランジスタ用のソース領域であ
る請求項9記載の方法。 - 【請求項11】 前記第一領域がロワー・エミッタ領域
であり、前記第三領域はロワー・ベース領域であり、そ
して前記第四領域はNPNトランジスタ用ロワー・コレ
クタ領域であり、また前記第三領域はアッパー・コレク
タ領域であり、前記第四領域はアッパー・ベース領域で
あり、そして前記第五領域がPNPトランジスタ用アッ
パー・エミッタ領域である請求項1または2記載のサイ
リスタ。 - 【請求項12】 第一表面に延びている前記第三領域の
部分が前記第四領域のストリップによって覆われ、ここ
において前記第三領域の部分が前記トレンチ内の底部上
方に延びている請求項11記載の方法。 - 【請求項13】 前記トレンチが前記第四領域を経由し
て中間点よりは延びない請求項11または12記載のサ
イリスタ。
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