JPH09199893A - 部品装着装置と部品装着方法 - Google Patents

部品装着装置と部品装着方法

Info

Publication number
JPH09199893A
JPH09199893A JP8027342A JP2734296A JPH09199893A JP H09199893 A JPH09199893 A JP H09199893A JP 8027342 A JP8027342 A JP 8027342A JP 2734296 A JP2734296 A JP 2734296A JP H09199893 A JPH09199893 A JP H09199893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
negative pressure
vacuum
pressure
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8027342A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Ono
勝彦 大野
Jun Kiuchi
純 木内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8027342A priority Critical patent/JPH09199893A/ja
Publication of JPH09199893A publication Critical patent/JPH09199893A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品を実装する際の時間を短縮して確実に部
品の装着ができる電子部品の装着装置と電子部品の装着
方法を提供すること。 【解決手段】 陰圧により部品PAを吸着して保持する
部品吸着部10と、部品吸着部10を対象物PBの所定
の位置に位置決めして装着する移動手段20と、部品吸
着部10に陰圧を付与する陰圧発生源40と、陰圧発生
源40により付与されている部品吸着部内の陰圧を破壊
する陰圧破壊手段50と、部品吸着部10の陰圧を検出
するための圧力検出手段70と、部品PAを対象物PB
に装着する時に、圧力検出手段70の信与に基いて部品
吸着部10内の陰圧破壊を開始してから所定の圧力に戻
るまでの遅延時間Tbnを測定して、その遅延時間分、
部品吸着部10の部品PAが対象物PBに到達する以前
に部品吸着部内の陰圧破壊の開始を行う制御部100
と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品のような
部品を、プリント基板のような対象物に対して装着する
ための部品装着装置と部品装着方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】たとえばプリント基板(回路基板)に対
して電子部品を実装する場合には、図10に示すよう
に、電子部品PAは実装装置のノズルNに吸着した状態
で上端位置P1から下端位置P2プリント基板PB上に
降ろす。そしてノズルNの電子部品PAがプリント基板
PBに到着した時に、ノズルN内の真空圧が切られて、
多少の正圧をかけて真空破壊を行って、その真空破壊を
行うことによって、吸着されている電子部品PAがノズ
ルNから離れる。従来このようにノズルNの電子部品P
Aがプリント基板PBに載った時から、電子部品PAが
ノズルNより離れるまでの所要時間を、作業者がタイマ
ーを用いて測定して、その所要時間の測定の結果に基づ
いて、作業者はノズルNから電子部品PAが離れたと判
断してノズルNを電子部品PAから上昇させるようにし
ている。
【0003】その時の変化の状態は、図11で示してい
る。図11(A)のノズルNの上下動操作を示すタイム
チャートでは、ノズルNが上端位置P1に位置された状
態から、下降を始めて、ノズルNが下端位置P2まで達
し、更にノズルNが再び上昇して上端位置P1にまで上
昇される様子を示している。上述したタイマーは、ノズ
ルNを下端位置P2に位置決めしておくべき時間T1を
測定している。図11の(B)は、真空破壊の切り替え
動作のタイムチャートを示しており、時点t1におい
て、真空破壊が開始される。図11(C)はノズルN内
の真空度の変化を示しており、真空破壊の切り替え動作
が時点t1で開始されると、真空度を切り替える電磁弁
には応答遅れDtが生じるので、その応答遅れDt以後
に除々に真空度が低下して大気圧に近くなり時間DL後
に真空破壊が完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の部品の実装装置
では、図10のノズルNの電子部品PAがプリント基板
PBに降りた後に、吸着用の真空経路を真空破壊エアー
用の経路に切り替えるので、切り替えの電磁弁の応答遅
れDt、真空破壊にかかる遅れの時間DLを加えた時間
の分、すなわち時間T1の分だけ、ノズルNは下端位置
P2に必ず位置決めしておかなければならず、その分タ
イマーによる時間T1を長く設定しなければならない。
【0005】従って、電子部品のプリント基板に対する
装着のタクトタイムが長くなり、部品の装着作業性の向
上が図りにくいという問題がある。また電子部品PAが
ノズルNから離れるのをタイマーを用いて作業者が管理
しているために、使用する実装装置における電磁弁の応
答遅れDtに差があることを考慮して、タイマーによる
設定時間T1に余裕を持たせて長めに設定する必要があ
るので、この点からも部品の実装作業におけるタクトタ
イムが長くなってしまうという問題がある。そこで本発
明は上記課題を解消するためになされたものであり、部
品を実装する際の時間を短縮して確実に部品の装着がで
きる電子部品の装着装置と電子部品の装着方法を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、陰圧により部品を吸着して保持して、その陰圧
を破壊して部品を対象物に対して装着するための部品装
着装置であり、陰圧により部品を吸着して保持する部品
吸着部と、部品吸着部を対象物の所定の位置に位置決め
して装着する移動手段と、部品吸着部に陰圧を付与する
陰圧発生源と、陰圧発生源により付与されている部品吸
着部内の陰圧を破壊する陰圧破壊手段と、部品を対象物
に装着する時に、陰圧が破壊されて部品がノズルより離
れる時点を検出するための圧力検出手段と、部品が部品
吸着部より離れる時点を検出した圧力検出手段からの信
号を受けて、部品吸着部の移動手段を作動させて、部品
吸着部を対象物側から離す制御部と、を備える部品装着
装置により、達成される。
【0007】本発明によれば、陰圧により部品を吸着し
て保持して、その陰圧を破壊して部品を対象物に対して
装着する際に、陰圧発生源が部品吸着部に陰圧を付与し
て陰圧により部品を吸着して保持する。部品を対象物に
装着する時には、制御部が、部品吸着部内の陰圧破壊を
開始してから所定の圧力に戻るまでの遅延時間を測定す
る。制御部は、その遅延時間分、部品吸着部の部品が対
象物に到達する以前に、部品吸着部内の陰圧破壊の開始
をする。このように部品吸着部の部品が対象物に到着す
る以前に、あらかじめ部品吸着部の陰圧の破壊を開始で
きることから、部品が対象物に到着する時にはほぼ部品
吸着部から部品を離すことができ、その直後に部品吸着
部を対象物より離すことができる。したがって、陰圧破
壊応答の遅れによる無駄な時間を排除して装着タクトを
短縮できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。図1と図2は、本発明の部品装着装置の好ましい実
施の形態を示している。図1と図2において、部品装着
装置は、陰圧(負圧)である真空圧により部品を吸着し
て保持して運び、その真空圧を破壊して部品を対象物に
対して装着する。部品装着装置は、部品吸着部としての
吸着ノズル10、吸着ノズル10の移動手段20、真空
発生源40、真空破壊手段50、圧力検出手段である真
空圧センサー70、そして制御部100、部品供給部カ
セット120等を有している。
【0009】まず吸着ノズル10は、中空状のノズルで
あって、その下端部11は、図2に示すように電子部品
PAを真空吸着して保持できる部分である。この吸着ノ
ズル10は、真空ポンプのような真空発生源40に対し
て、真空/真空破壊切り替え電磁弁51を介して接続さ
れている。真空発生源40が作動しかつ、切り替え電磁
弁51が真空発生源40側に切り替えられると、吸着ノ
ズル10の下端11は、電子部品PAを吸着して保持す
ることができる。次に、移動手段20は、ベース21の
上方に間隔をあけて配置されている。つまり移動手段2
0は、支持部22に設定されている。この移動手段20
は、3軸(X,Y,H)制御形のものであり、吸着ノズ
ル10を、X軸,Y軸、そしてH軸に沿って移動でき
る。これらのX軸,Y軸,H軸は、互いに直交してい
る。移動手段20は、ガイド25,25、移動ガイド2
6および移動ヘッド27aを備えている。
【0010】ガイド25,25は、矢印Y方向に沿って
所定間隔をおいて平行に配置されている。これらのガイ
ド25,25が支持部22に固定されている。従ってガ
イド25,25の間は、ベース21側に通じている。
【0011】移動ガイド26は、X軸方向に配置されて
おり、この移動ガイド26はガイド25,25に沿っ
て、Y軸方向に移動するものである。つまりガイド2
5,25はそれぞれモータ27を備えており、このモー
タ27の送りネジ28が移動ガイド26のナット29,
29に噛み合っている。従ってモータ27,27が作動
すると、移動ガイド26はY軸方向に移動して位置決め
可能である。移動ヘッド27は、移動ガイド26におい
て、X軸方向に移動可能である。つまりモータ30の送
りネジ31は、移動ヘッド27aのナット32に噛み合
っており、モータ30が作動して送りネジ31が回転す
ると、移動ヘッド27aはX軸方向に移動して位置決め
可能である。
【0012】移動ヘッド27aは、吸着ノズルヘッド3
4を、矢印H方向に移動して位置決めできるものであ
る。つまりモータ34aの送りネジ35が回転すると、
吸着ノズルヘッド34は、H方向に移動して位置決めで
きる。この際吸着ノズルヘッド34はガイドレール36
に沿って移動する。このようにして、吸着ノズル10
は、移動手段20の作動により、3軸、つまりX,Y,
Hの方向に移動して位置決めすることができる。ベース
21の上には、コンベアの2本の送りベルト37,37
が平行に一定の間隔をおいて配置されている。この送り
ベルト37,37は、対象物であるプリント基板PBを
矢印R方向に移動し、かつ実装位置JPに位置決めでき
る装置である。この送りベルト37,37は、図示しな
いモータのようなアクチュエータにより矢印R方向にた
とえばエンドレス状に移動する。
【0013】プリント基板PBは、その送りベルト3
7,37により実装位置JPに運ばれて、ノズル34の
作用により、各種の電子部品がプリント基板PBの所定
位置に装着される。図1の部品供給部カセット120
は、各種の電子部品を収容しているカセットであり、部
品毎に別々のカセットC1,C2‥‥Cnが並べられて
いる。吸着ノズル10は、チューブ42を介して、真空
/真空破壊切り替え電磁弁51の一端側に接続されてい
る。そして真空/真空破壊切り替え電磁弁51の他端側
は、上述した真空発生源40と、真空破壊用低圧源52
に接続されている。この真空破壊用低圧源52と、真空
/真空破壊切り替え電磁弁51は、上述した真空破壊手
段50を構成している。この真空破壊手段50は、真空
発生源40により付与されている部品ノズル10内の真
空圧を破壊して大気圧に戻すための手段である。
【0014】真空/真空破壊切り替え電磁弁51は、吸
着ノズル10側のチューブ42を、真空発生源40ある
いは真空破壊低圧源52に選択的に切り替えることがで
きるものである。真空圧センサー70は、アナログ出力
形式のセンサーであり、チューブ42の途中に、つまり
真空経路の途中にチューブ44を介して接続されてい
る。この真空圧センサー70のアナログ出力は、制御部
100に対して送るための圧力検出信号S1である。つ
まりチューブ42内の真空度に比例した電圧を、真空圧
センサー70が制御部100に送ることができる。この
真空圧センサー70の種類としては、一例として拡散型
半導体圧力トランスジューサを採用することができる。
【0015】図3は、真空/真空破壊切り替え電磁弁5
1、真空発生源40、真空破壊用低圧源52、真空圧セ
ンサー70および吸着ノズル10の接続関係を示してい
る。真空破壊用低圧源52は、たとえばエアー源であ
り、ミストセパレーター52aを介して切り替え弁51
に接続されている。また真空圧発生源40も切り替え弁
51に接続されている。従って切り替え弁51が、図3
の状態では、真空破壊用低圧源52が吸着ノズル10側
にフィルター10aを介して接続され、切り替え弁51
が矢印E方向に切り換わると、真空圧発生源40が吸着
ノズル10側に接続されるようになっている。なお真空
圧発生源40は、たとえば真空ポンプを用いることがで
きる。
【0016】図4は、制御部100と、上述した真空圧
センサー70、電磁弁51および吸着ノズル10の上下
動用のモータ(サーボモータ)34aの接続関係を示し
ている。吸着ノズル10の上下動用モータ34aは、サ
ーボコントローラ34bを介して駆動される。また真空
圧センサー70の圧力検出信号S1はアナログ値である
ので、A/Dコンバータ(アナログ/デジタル変換器)
70aを介してデジタル値にして制御部100に送られ
るようになっている。
【0017】その他、図1の各モータ27,30等も、
サーボコントローラを介して制御される。また送りベル
ト37,37は、やはり図示しないその駆動アクチュエ
ータが制御部100により制御されることで駆動する。
制御部100は、演算部170と記憶部180を有して
いる。演算部170は、後で説明する時間の演算(時間
計測)を行うことができる。記憶部180は、演算した
時間を記憶する部分である。
【0018】次に、図5〜図9を参照しながら、上述し
た部品装着装置による部品装着方法について図9を参照
して説明する。 (1)一枚目のプリント基板PBに、第1の部品群を装
着するプロセス 制御部100の指令により、移動手段20は、吸着ノズ
ル10を部品供給部カセット120の所定のカセットに
対応させて位置決めし、たとえばカセットC1の電子部
品を吸着して保持する。この場合には移動手段20は、
モータ27,30および34aを作動させることで、吸
着ノズル10がカセットC1に接近してカセットC1の
電子部品PAを吸着することができる。この時、吸着ノ
ズル10が電子部品PAを陰圧(真空圧)で吸着して保
持するために、電磁弁51は真空発生源40側に切り替
えられており、吸着ノズル10は真空引きされている。
【0019】制御部100の指令により、移動手段20
の各モータ27,30が作動されて、吸着ノズル10
は、プリント基板PBの所定の位置たとえばPP1まで
移動して、図5の(A)で示すように、プリント基板P
Bの位置PP1の上方に位置決めする。そして図9のス
テップS1では制御部100はモータ34aを作動し
て、吸着ノズル10と電子部品PAが矢印H1方向に下
がり、電子部品PAが図5(B)に示すようにプリント
基板PBの上に装着される。この時図9のステップS2
と図6(A)のように電子部品PAが上端位置PUから
下端位置PLに至るまでの所要の時間Tanを図2の制
御部100の演算部170で測定し、図2の記憶部18
0に記憶する。
【0020】吸着ノズル10が上端位置PUから下端位
置PLに下がるまでの距離は、電子部品PAの背の高さ
によって異なる。しかも、吸着ノズル10がH1方向に
降下するスピードも、その電子部品PAの種類によっ
て、つまり電子部品PAの背の高さに合せた吸着ノズル
の下降制御を行うために、その降下に必要な時間Tan
は、電子部品PAの種類によって異なる。
【0021】たとえばn番目に吸着ノズル10が吸着し
た電子部品PAが、図5(A)における上端位置PUか
ら下端位置PLに至るまでの時間をTanとすると、図
6(A)のように図示することができる。この吸着ノズ
ル10の下降操作で上端位置PUから下端位置PLに至
ると(図9のステップS3)、図3の電磁弁51が切り
替わり、吸着ノズル10は真空破壊用低圧源52に接続
される。この様子を図6(B)と図5(B)に示してお
り、制御部100から電磁弁51に与えられる真空破壊
切り替え信号CSがHigh状態からLow状態にな
る。つまり吸着ノズル10の降下の終了とともに電磁弁
51が切り替えられて、吸着ノズル10内の真空破壊が
開始する(ステップS4)。これと同時に、図3の真空
圧センサー70はチューブ42内および吸着ノズル10
内の真空度の測定を開始し、図6(C)に示すように真
空度が基準真空度に達するまでの遅延時間Tbnを測定
する(ステップS5)。この遅延時間Tbnは、図6
(C)に示すように、真空破壊切り替え信号CSが発生
した時から、真空度が基準真空度SBに達した時点まで
の時間である。この基準真空度SBとは、この真空度ま
で下がっても電子部品PAが吸着ノズル10から離れな
い程度の基準となる真空度のことをいう。
【0022】この遅延時間Tbnは、(1)電子部品P
Aの種類(形状が異なる)、(2)吸着ノズル10の形
状が異なったり、あるいは(3)電子部品PAの種類に
よっては電子部品の上面と吸着ノズル10の下端部11
の間にエアーリークが発生することが原因となって、そ
の時その時によって値が異なってしまう。
【0023】たとえばn番目の電子部品PAの時に、真
空度が基準真空度SBに達するまでに必要であった時間
をTbnとする。図5(C)のように真空圧センサー7
0によって吸着ノズル10内の真空度が下がり、ほぼ大
気圧に戻ったのを確認した(ステップS6)時に、制御
部100は真空圧センサー70からの圧力検出信号S1
に基づいて、モータ34aを作動して図5(D)に示す
ように吸着ノズル10を電子部品PAから上昇して離す
(ステップS7)。この要領で複数個の電子部品PAに
ついて所要の時間Tanと遅延時間Tbnを演算部17
0で測定し、それらの時間を記憶部180に記憶する。
このようなステップS1〜ステップS7を経て、電子部
品PAの対象物である一枚目のプリント基板PBに対す
る全電子部品からなる第1の部品群の装着が完了するこ
とになる。
【0024】上述したような要領で、一枚目のプリント
基板PBに対して複数個の電子部品PAを所定の箇所に
それぞれ装着し終わる。 (2)二枚目以降のプリント基板PBに、第2の部品群
を装着するプロセス 次に、一枚目のプリント基板PBと同じ二枚目のプリン
ト基板PBに対して、一枚のプリント基板PBに装着し
た複数個の電子部品PAからなる第1の部品群と同じ第
2の部品群を装着する場合について、図9のステップS
11〜S18により説明する。上述したように一枚目の
プリント基板PBに対して各種電子部品PAを装着し終
わると、装着した全ての電子部品PAに対する図6に示
すような所要の時間Tanと遅延時間Tbnのデータ
が、図2の制御部100の記憶部180に記憶されて蓄
積されていることになる。
【0025】二枚目のプリント基板PBに対して各種電
子部品を装着するシーケンスを図7と図8に示してい
る。たとえばn番目の電子部品PAを、図1の部品供給
部カセット120のカセットC1から吸着した吸着ノズ
ル10は、移動手段20のモータ27とモータ30を作
動することにより、XY座標においてプリント基板PB
の所定の位置PP1に図7(A)に示すように位置決め
される。
【0026】そして図7(B)に示すように、図1の制
御部100がモータ34aに作動して、吸着ノズル10
を矢印H1方向に下降を始めて(ステップS11)、電
子部品PAがプリント基板PBに接する以前において、
制御部100は図6の時間Tbn分遡った時点tR(T
an−Tbn)で図8(B)に示す真空破壊切り替え信
号CS1を発生する。
【0027】つまり図8(A)のノズル上下動操作にお
いて、吸着ノズル10の下降開始時間(Tan−Tb
n)後に、真空破壊切り替え信号CS1を発生して、図
1の電磁弁51を切り替えて吸着ノズル10を真空発生
源40から真空破壊用低圧源52に接続する(ステップ
S12)。これにより、電子部品PAが図7(B)から
図7(C)で示すようにプリント基板PBに接する時点
では、図8の(A)、(C)で示すように吸着ノズル1
0内の真空度は、基準真空度SBに達することになる。
そして、吸着ノズル10が下端位置PLに達するまでの
所要時間TanXを図20の演算部170が計測して記
憶部190に記憶する。この所要時間TanXを毎回計
測することで、吸着ノズル10の図8(A)の下降所要
時間を更新して、三枚目以降のプリント基板に電子部品
を装着するのに用いることができる。吸着ノズル10が
下端位置PLに達すると吸着ノズル10内が基準真空度
になるまでの遅延時間TbnXを計測する(ステップS
14,S15)。この遅延時間TbnXを測定すること
で、三枚目以降のプリント基板に電子部品を装着する際
に用いることができる。
【0028】更に吸着ノズル10内の真空度が下がっ
て、真空圧センサー70からの信与により吸着ノズル1
0内がほぼ大気圧に戻ったところで、即座に図7(D)
に示すように制御部100はモータ34aを作動して、
吸着ノズル10を矢印H2の方向に上昇して電子部品P
Aから離れる(ステップS16,S17)。これによ
り、電子部品PAのプリント基板PBに対する装着が完
了したことになる。このように電子部品をプリント基板
PBに装着する度に、図8の上述した時間TanXと時
間TbnXを測定して、常に最新の値に更新する。
【0029】つまり、図9のステップS18に示すよう
に、新しく装着する電子部品PAに対応する所要時間T
anXを、時間Tanに代入し、かつ新しい電子部品に
対応する遅延時間TbnXを時間Tbnに代入して更新
していくことで、学習機能を持たせている(ステップS
18)。
【0030】図6のように吸着ノズル10が上端位置P
Uから下端位置PLまでに達する所要時間Tanと、真
空破壊切り替え信号CSが与えられた時点tRから、電
磁弁51が作動するまでの応答遅れ時間Dtを含む遅延
時間Tbn(真空破壊切り替え信号CS1の発生時点か
ら基準真空度SBまでの時間)を更新していくことによ
り、(1)吸着ノズルのサイズが所定のサイズからばら
ついている場合、(2)真空破壊切り替え用の電磁弁の
動作時間のばらつき、(3)電子部品の上面と吸着ノズ
ル10の下端部11間のエアーリークによるばらつきに
影響されることなく、吸着ノズル10は電子部品PAを
プリント基板PBに対して最短の時間で装着することが
できる。
【0031】つまり真空破壊応答の遅れである真空破壊
切り替え信号CSから基準真空度SBに達するまでの図
6の遅延時間Tbnは、異なる種類の電子部品PAをプ
リント基板PBに対して装着する度に測定し、その遅延
時間Tbn分だけ、吸着ノズル10の電子部品PAがプ
リント基板PBに接するのに先行して真空破壊切り替え
信号CSを発生するようにしているので、吸着ノズル1
0の下端部11の電子部品PAがプリント基板PBに接
する時点では既にほぼ吸着ノズル10内は基準真空度S
B以下になっている。このことから、その後さらに真空
破壊が進めば吸着ノズルを部品から即座に離すことがで
き、電子部品の装着作業時のタクトを高速化することが
できる。
【0032】また従来のタイマーを用いて電子部品から
吸着ノズルを上げる従来の方式と異なり、本発明の実施
の形態では、常に真空破壊の遅れ時間である遅延時間T
bnを、制御部100に対してフィードバックしている
ために、時間経過して切り替え性能の変化した電磁弁5
1の応答時間の変化(応答時間が長くなる)に追従する
ことができるので、部品装着の安定性および確実性を向
上することができる。なお上述した三枚目以降のプリン
ト基板に対して同様にして同じ複数の電子部品を装着す
る場合のシーケンスは、図9のステップS11〜ステッ
プS18のループをくり返せばよい。
【0033】ここでは一枚目のプリント基板に電子部品
PAを装着する場合の時間データを使用して、二枚目以
降のプリント基板に電子部品を装着する場合に時間デー
タをフィードバックする方法を示しているが、たとえば
一枚目のプリント基板から二枚目のプリント基板までの
数枚に対する電子部品の装着時における所要時間Tan
と遅延Tbnについてそれぞれ平均値を取って、三枚目
以降のプリント基板に対して電子部品を装着する作業に
フィードバックすることもできる。また各プリント基板
において、真空破壊の遅れの時間のばらつきが大きい場
合には、数回の間における一番大きい遅延時間Tbn
を、次回以降のプリント基板に電子部品を装着する時の
シーケンスにフィードバックすることもできる。
【0034】以上説明したように、本発明の実施の形態
ではプリント基板に電子部品を装着する時の真空破壊応
答の遅れによる無駄な時間を排除することができ、吸着
ノズルによる電子部品のプリント基板に対する装着タク
トの短縮が可能である。また、常に真空破壊応答の遅れ
をフィードバックすることにより、吸着ノズルの形状の
ばらつきや、時間経過による電磁弁動作速度の変化(動
作速度の低下)等に影響されることなく、常に最適な条
件で電子部品の装着を行うことができる。また真空圧に
限らず、陰圧を用いれば良い。
【0035】なお、上述した実施の形態では部品として
電子部品を用いて、かつ対象物としてプリント基板(回
路基板)を用いているが、これに限らず他の種類の部品
を、別の種類の対象物に対して装着する場合にも、本発
明の部品装着装置および装着方法は適用することができ
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
部品を実装する際の時間を短縮して確実に部品の装着が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部品装着装置の好ましい実施の形態を
示す斜視図。
【図2】図1の部品装着装置を示す正面図。
【図3】部品装着装置の空気圧回路系の一例を示す図。
【図4】部品装着装置の制御ブロックの一例を示す図。
【図5】一枚目のプリント基板に対して電子部品群を装
着する場合の動作を示す図。
【図6】図5の動作における吸着ノズル上下動操作、真
空破壊切り替え信号の発生および真空度の変化を示す
図。
【図7】二枚目以降のプリント基板に対して電子部品群
を装着する場合の動作を示す図。
【図8】図7の動作における吸着ノズル上下動操作、真
空破壊切り替え信号の発生および真空度の変化を示す
図。
【図9】図5〜図8の動作を示す動作フロー図。
【図10】従来の電子部品の装着例を示す図。
【図11】図10の電子部品の装着例を示す吸着ノズル
上下動操作、真空破壊切り替え信号の発生および真空度
の変化を示す図。
【符号の説明】
10 吸着ノズル(部品吸着部) 20 移動手段 40 真空発生源(陰圧発生源) 50 真空破壊手段(陰圧破壊手段) 51 真空/真空破壊切り替え電磁弁(陰圧/陰圧破
壊切り替え手段) 52 真空破壊用低圧源 70 真空圧センサー(圧力検出手段) 100 制御部 PA 電子部品(部品) PB プリント基板(回路基板、対象物) Tbn 遅延時間 TD 部品が吸着ノズルより離れる時点

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰圧により部品を吸着して保持して、そ
    の陰圧を破壊して部品を対象物に対して装着するための
    部品装着装置であり、 陰圧により部品を吸着して保持する部品吸着部と、 部品吸着部を対象物の所定の位置に位置決めして装着す
    る移動手段と、 部品吸着部に陰圧を付与する陰圧発生源と、 陰圧発生源により付与されている部品吸着部内の陰圧を
    破壊する陰圧破壊手段と、 部品吸着部の陰圧を検出するための圧力検出手段と、 部品を対象物に装着する時に、圧力検出手段の信与に基
    いて部品吸着部内の陰圧破壊を開始してから所定の圧力
    に戻るまでの遅延時間を測定して、その遅延時間分、部
    品吸着部の部品が対象物に到達する以前に部品吸着部内
    の陰圧破壊の開始を行う制御部と、を備えることを特徴
    とする部品装着装置。
  2. 【請求項2】 部品を対象物に装着する時に、部品吸着
    部内の陰圧がほぼ大気圧に戻って部品が部品吸着部より
    離れる時点で、移動手段は制御部の指令により対象物側
    から部品吸着部を移動する請求項1に記載の部品装着装
    置。
  3. 【請求項3】 制御部は、部品吸着部の種類、陰圧/陰
    圧破壊切り替え手段の切り替え動作時間の変動範囲、部
    品吸着部と部品の吸着面の間でのエアーの漏れの程度に
    基づいて、部品吸着部の部品が対象物に到達する以前に
    部品吸着部内の陰圧破壊の開始を行う時点を変更する請
    求項1に記載の部品装着装置。
  4. 【請求項4】 陰圧発生源は真空発生源であり、部品は
    電子部品であり、対象物はプリント基板である請求項1
    に記載の部品装着装置。
  5. 【請求項5】 陰圧により部品を吸着して保持して、そ
    の陰圧を破壊して部品を対象物に対して装着するための
    部品装着方法であり、 陰圧発生源が部品吸着部に陰圧を付与して陰圧により部
    品を吸着して保持し、 部品を対象物に装着する時に、制御部が、部品吸着部内
    の陰圧破壊を開始してから所定の圧力に戻るまでの遅延
    時間を測定して、 その遅延時間分、部品吸着部の部品が対象物に到達する
    以前に部品吸着部内の陰圧破壊の開始を行うための陰圧
    /陰圧破壊切り替え手段を操作する、ことを特徴とする
    部品装着方法。
  6. 【請求項6】 複数個の部品から成る第1の部品群を、
    第1の対象物の所定位置にそれぞれ装着する際に、各部
    品についての陰圧の破壊を開始してから所定の圧力に戻
    るまでの遅延時間を測定し、 複数個の部品から成る第2の部品群を、第1の対象物と
    同じ第2の対象物の所定位置にそれぞれ装着する際に
    は、測定した各部品についての遅延時間分、部品吸着部
    の部品が第2の対象物に到着する以前に部品吸着部内の
    陰圧破壊を開始する請求項5に記載の部品装着方法。
  7. 【請求項7】 陰圧は真空圧であり、部品は電子部品で
    あり、対象物はプリント基板である請求項5に記載の部
    品装着方法。
JP8027342A 1996-01-22 1996-01-22 部品装着装置と部品装着方法 Pending JPH09199893A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8027342A JPH09199893A (ja) 1996-01-22 1996-01-22 部品装着装置と部品装着方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8027342A JPH09199893A (ja) 1996-01-22 1996-01-22 部品装着装置と部品装着方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09199893A true JPH09199893A (ja) 1997-07-31

Family

ID=12218384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8027342A Pending JPH09199893A (ja) 1996-01-22 1996-01-22 部品装着装置と部品装着方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09199893A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000151192A (ja) * 1998-11-16 2000-05-30 Yamaha Motor Co Ltd 表面実装機
JP2001230599A (ja) * 2000-02-17 2001-08-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装方法
SG90097A1 (en) * 1999-02-18 2002-07-23 Johnson & Johnson Vision Care Contact lens transfer and material removal system
JP2011014811A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Juki Corp 電子部品実装装置
CN103104810A (zh) * 2013-01-24 2013-05-15 中国科学院自动化研究所 一种正/负压气路发生装置
CN103620513A (zh) * 2011-07-11 2014-03-05 富士机械制造株式会社 触发发生装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000151192A (ja) * 1998-11-16 2000-05-30 Yamaha Motor Co Ltd 表面実装機
SG90097A1 (en) * 1999-02-18 2002-07-23 Johnson & Johnson Vision Care Contact lens transfer and material removal system
JP2001230599A (ja) * 2000-02-17 2001-08-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装方法
JP2011014811A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Juki Corp 電子部品実装装置
CN103620513A (zh) * 2011-07-11 2014-03-05 富士机械制造株式会社 触发发生装置
CN103620513B (zh) * 2011-07-11 2016-05-04 富士机械制造株式会社 触发发生装置
CN103104810A (zh) * 2013-01-24 2013-05-15 中国科学院自动化研究所 一种正/负压气路发生装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7546678B2 (en) Electronic component mounting apparatus
JP2009130334A (ja) 部品移載装置
KR101126437B1 (ko) 전자 부품 장착 장치
JP4695954B2 (ja) 電子部品装着装置
JPH09199893A (ja) 部品装着装置と部品装着方法
JP5154999B2 (ja) 電子部品装着装置
KR101122356B1 (ko) 기판 위치 결정 장치 및 기판 위치 결정 방법
JP4733499B2 (ja) 電子部品装着装置
WO2007037005A1 (ja) ワーク収納装置
JP3987648B2 (ja) 表面実装機
JP3537510B2 (ja) 電子部品自動装着装置及び電子部品の装着方法
JP7308628B2 (ja) 部品実装装置
JPH09148790A (ja) 電子部品装着装置
JP4651595B2 (ja) 部品実装方法、マルチ装着ヘッドの制御条件決定方法、部品実装機および制御条件決定装置
JP2022143132A (ja) 高さ測定装置及び部品実装装置
JPH0936595A (ja) 部品装着機
JP3942217B2 (ja) 電子部品装着装置および電子部品装着方法
JP2006261367A (ja) 電子部品装着装置及び電子部品装着方法
JP3568008B2 (ja) キャップ給送装置
JP2002134589A (ja) 半導体素子の保持方法および装置
JP2004022745A (ja) 導電性ボール除去装置
JPH091486A (ja) ワークの真空吸着装置
JP2003078290A (ja) 部品実装装置および部品実装方法
JPH04164397A (ja) 部品装着装置および部品装着方法
JP2006203081A (ja) 部品搬送装置及びこれを有する表面実装機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050706

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050906