JPH09200271A - インターワーク装置およびその制御方法 - Google Patents

インターワーク装置およびその制御方法

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JPH09200271A
JPH09200271A JP8027414A JP2741496A JPH09200271A JP H09200271 A JPH09200271 A JP H09200271A JP 8027414 A JP8027414 A JP 8027414A JP 2741496 A JP2741496 A JP 2741496A JP H09200271 A JPH09200271 A JP H09200271A
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Atsushi Mizuno
敦之 水野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザにとって確実な通信を行うことが可能
なインターワーク装置、この装置を用いた通信システム
およびこの装置の制御方法を提供する。 【解決手段】 端末111により、インターワーク装置
1を介してLAN102に接続された端末112〜11
4のいずれかに接続要求が行われると、回線制御部2に
より受信されたSETUPメッセージから、システム制
御部4により着信端末情報が取得され、この着信端末情
報を検索キーとして、LAN端末情報メモリ5から該当
する端末の通信能力およびLANアドレスが取得され
る。さらに、受信したSETUPメッセージから発信端
末1111が希望している通信属性が識別されて取得さ
れ、発信端末111の通信属性と着信端末の通信属性と
が比較され、その比較結果に応じて、発信端末111お
よび着信端末に最適な通信が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる種類のネッ
トワーク間においてのプロトコル変換などのインターワ
ークを行うインターワーク装置、この装置を用いた通信
システム、およびこの装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近来、通信技術が進歩し、通信端末装置
(以下、「端末」という)と端末間で通信を行う場合
に、単一のネットワーク内だけではなく、異なる種別の
ネットワークに接続された端末との通信を行うことがで
きるようになってきた。
【0003】あるネットワークにおいて通信を行う場
合、その通信接続性を確保するために、通信は、通信プ
ロトコル(通信規約)に則って行われる。ISDN(In
tegrated Services Digital Network)などの公衆回線
では、この通信プロトコルはITU(国際電気通信連
合)などの標準化団体で定められている。
【0004】例えば、ISDNでは端末−端末間の接続
手順および切断手順は、ITU−T勧告Q.931で規
定されているが、LANでは各ベンダや各団体で独自の
プロトコルを使用しており、ネットワークごとに異なっ
ていることが多い。
【0005】そのため、ISDNとLANなどといっ
た、異なる種別のネットワークに接続されている端末間
で通信を行う場合には、通常「ゲートウェイ」や「ルー
タ」などと呼ばれるインターワーク装置を用いる。つま
り、インターワーク装置は、プロトコル変換など、ネッ
トワーク−ネットワーク間においてのインターワークを
行うための装置である。
【0006】そのようなインターワーク装置において、
単にプロトコル変換のみを行うだけでは、ユーザや端末
が、そのネットワーク間の相違を意識してなくてはなら
ない。また、LANにおいては、ユーザがどの端末を使
用するかが事前にわからないため、LAN外から特定の
ユーザを指定して通信を行うことは容易ではなかった。
そのような問題を一部解決するために、インターワーク
装置に、よりインテリジェントな機能を持たせることも
考えられている。
【0007】図10は、かかるインターワーク装置を用
いた従来の通信システム、すなわち異なる種別のネット
ワークに接続された端末間で通信する通信システムの概
略構成を示す図である。
【0008】同図において、101は、ISDN回線で
あり、該ISDN101には、ISDN101へのイン
ターフェースを有する端末111が接続されている。ま
た、102は、イーサネットなどのLANであり、該L
AN102には、LAN102へのインターフェースを
有する複数個(例えば3個)の端末112〜114が接
続されている。
【0009】さらに、ISDN101とLAN102に
は、LAN102内の各端末112〜114の管理情報
を有し、ISDN101とLAN102とのインターワ
ークを行うインターワーク装置121が接続されてい
る。
【0010】ユーザ131は端末111を使用し、ユー
ザ112〜113は、それぞれ端末112〜114を使
用してLAN102にログインしている。
【0011】次に、従来の通信システムが実行する動作
手順を説明する。動作処理の概要は、端末111を使用
しているユーザ131が、インターワーク装置121を
介して、端末112〜114のいずれかを使用している
と思われるユーザ132〜134に発信し、通信を行う
ものである。以下、端末111を発信端末とし、端末1
12〜114のいずれかの端末を着信端末として説明す
る。
【0012】まず、発信端末である端末111の動作を
説明する。
【0013】図11は、端末111の動作の手順を示す
フローチャートである。
【0014】ユーザ131の指示により発信が要求され
ると、ステップS101でSETUPメッセージを作成
する。SETUPメッセージなどの呼制御メッセージは
ITU−T勧告Q.931で規定されており、図12に
各呼制御メッセージの意味が示されている。またSET
UPメッセージの具体的なデータフォーマットは、例え
ば図13のような構造となっている。インターワーク装
置121のISDNアドレスは着番号情報要素に、着信
ユーザを指定するための情報(LAN内でユーザを識別
するための名称、一般にログイン名)は着サブアドレス
情報要素に、発信端末の通信属性や通信能力は伝達能力
情報要素、高位レイヤ整合性情報要素および低位レイヤ
整合情報要素に、それぞれ符号化される。
【0015】次に、ステップS102では、SETUP
メッセージを送信してインターワーク装置121に対し
て発呼し、ステップS103では、ALERTメッセー
ジを受信する。
【0016】続くステップS104では、ISDN10
1から受信したメッセージを判別し、その受信メッセー
ジがCONNメッセージある場合には、インターワーク
装置121との接続が受け付けられたこととなり、ステ
ップS105では、CONNACKメッセージを送信
し、インターワーク装置121との接続処理を完了す
る。
【0017】一方、ステップS104の判別で、受信し
たメッセージがDISCメッセージである場合には、イ
ンターワーク装置121との接続が拒否されたこととな
り、ステップS106で、RELメッセージを送信し、
ステップS107で、RELCOMPメッセージを受信
することにより、インターワーク装置121との接続拒
否処理を完了する。
【0018】次に、インターワーク装置121の動作を
説明する。
【0019】図14は、インターワーク装置121の動
作の手順を示すフローチャートであり、図15は、図1
4のステップS117〜S120でなされる信号の送受
信の概略を示すシーケンス図であり、図16は、図14
のステップS121〜S123でなされる信号の送受信
の概略を示すシーケンス図である。
【0020】図14において、まずステップS111で
SETUPメッセージを受信すると、ステップS112
でALERTメッセージを送信する。
【0021】次に、ステップS113で前記受信したS
ETUPメッセージの着サブアドレス情報要素から着信
ユーザ情報を取得し、ステップS114でLAN102
からLAN102のアクセス状況情報を取得し、ステッ
プS115で、ステップS113で取得した着信ユーザ
情報を検索キーとして、ステップS114で取得したア
クセス状況情報を検索する。
【0022】次に、ステップS116で、ステップS1
15での検索結果から該当ユーザが見つかったか否かを
判別し、該当ユーザが見つかった場合にはステップS1
17に進み、一方、該当ユーザが見つからなかった場合
には、ステップS121に進む。
【0023】ステップS117では、その着信ユーザの
使用している端末のLANアドレスをLAN管理情報か
ら検索して取得し、ステップS118では、ステップS
114で検索したその着信端末の当該LANアドレスを
利用して、インターワーク装置121とその着信端末と
の間でコネクションを確立する。さらに、ステップS1
19では、CONNメッセージを送信して端末111と
の接続を受け付けることを示し、ステップS120で
は、CONN ACKメッセージを受信することによ
り、端末111との接続を完了する。
【0024】ステップS121では、インターワーク装
置121は、DISCメッセージを送信して端末111
との接続を拒否することを示し、ステップS122で
は、RELメッセージを受信し、ステップS123で
は、REL COMPメッセージを送信することによ
り、端末111との接続拒否処理を完了する。
【0025】このようにして上記インターワーク装置1
21を利用すると、発信端末−インターワーク装置間お
よびインターワーク装置−着信端末間の接続が自動的に
確立され、ユーザや端末の負荷が軽減される。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の通
信システムでは、発信端末と着信端末が接続する過程
が、発信端末−インターワーク装置間の接続およびイン
ターワーク装置−着信端末間の接続の二段階に分かれて
いるため、発信端末−インターワーク装置との接続が確
立された後でのみ、インターワーク装置から先のネット
ワークの情報が得られることになり、発信端末と通信可
能なアプリケーションを着信端末が有しているかどうか
は、上記のような発信端末と着信端末との接続が確立さ
れてからでないとわからない。
【0027】例えば、発信端末側で映像や音声を用いた
通信を行いたいにもかかわらず、着信端末側がそのよう
な機能やアプリケーションを有していないために、通信
経路が確保されても、事実上通信による意思伝達が不可
能となるような場合が考えられる。このような場合、異
常な通信状況が発生し、ユーザには不可解な現象が起こ
ることも予想される。
【0028】また、発信端末と着信端末との間での通信
機能や通信時に起動可能なアプリケーションの交渉は、
上記各接続が確立された後に行われることになるため
に、着信端末が目的となる機能やアプリケーションを有
していない場合には、通信路は接続されても事実上通信
は不可能となり、発信端末−インターワーク装置間の公
衆回線の接続料金が無駄になってしまうという問題があ
った。
【0029】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、ユーザにとって確実な通信を行うことが可能なイン
ターワーク装置、この装置を用いた通信システムおよび
この装置の制御方法を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のインターワーク装置は、公衆回線およびLAN
の双方に接続され、該公衆回線に接続された通信端末お
よび該LANに接続された複数の通信端末間の相互接続
を行うインターワーク装置において、前記LANに接続
された各通信端末の通信属性を記憶する通信属性記憶手
段と、前記公衆回線に接続された通信端末を発信端末と
し、前記LANに接続されたいずれかの通信端末を着信
端末として、該発信端末が該通信端末に通信接続を要求
した場合に、該発信端末が通信時に希望する通信属性を
識別する通信属性識別手段と、前記通信接続が要求され
た着信端末の通信属性を前記通信属性記憶手段から取得
する通信属性取得手段と、該取得された通信属性と前記
識別された通信属性との整合性をチェックする端末整合
性チェック手段とを有することを特徴とする。
【0031】また、好ましくは、前記端末整合性チェッ
ク手段によりチェックされた整合性に応じて、前記発信
端末および前記着信端末間の通信を制御する通信制御手
段を有することを特徴とする。
【0032】さらに、好ましくは、前記端末整合性チェ
ック手段によりチェックされた整合性が不一致である場
合に、前記発信端末との接続を続行して、該発信端末が
発信するデータを留守録する留守録手段を有することを
特徴とする。
【0033】また、本発明の通信システム公衆回線に接
続された通信端末と、LANに接続された通信端末と、
前記公衆回線および前記LANの双方に接続され、該公
衆回線および該LANに接続された通信端末間の相互接
続を行うインターワーク装置とを含む通信システムにお
いて、前記インターワーク装置は、請求項1乃至3記載
のインターワーク装置の少なくとも1つであることを特
徴とする。
【0034】また、本発明のインターワーク方法は、公
衆回線およびLANの双方に接続され、該公衆回線に接
続された通信端末および該LANに接続された複数の通
信端末間の相互接続を行うインターワーク装置の制御方
法において、前記LANに接続された各通信端末の通信
属性を通信属性記憶手段に記憶し、前記公衆回線に接続
された通信端末を発信端末とし、前記LANに接続され
たいずれかの通信端末を着信端末として、該発信端末が
該通信端末に通信接続を要求した場合に、該発信端末が
通信時に希望する通信属性を識別し、前記通信接続が要
求された着信端末の通信属性を前記通信属性記憶手段か
ら取得し、該取得された通信属性と前記識別された通信
属性との整合性をチェックすることを特徴する。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0036】図1は、本発明の実施の第1形態に係るイ
ンターワーク装置を用いた通信システムの概略構成を示
すブロック図である。本実施の形態の通信システムは、
前記従来の通信システムに対して、インターワーク装置
の構成が異なるのみであるので、図1中、前記図6と同
様の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0037】図1において、端末111は、ユーザ13
1からの指定により着信端末情報や着信ユーザ情報を回
線制御部111bに伝達するなど、端末111全体のシ
ステムの制御を行うシステム制御部111aと、ITU
−T勧告Qシリーズ等のISDNユーザ・網インターフ
ェースに従って接続要求メッセージであるSETUPメ
ッセージを送信するなど、回線の制御を行う回線制御部
111bとにより主として構成されている。
【0038】インターワーク装置1は、ITU−T勧告
Qシリーズ等のISDNユーザ・網インターフェースに
従って、ISDN101側の通信プロトコル処理を行う
回線制御部2と、接続されたLAN102で用いられて
いるインタフェースに従って、LAN102側の通信プ
ロトコル処理を行うLAN制御部3と、回線制御部2か
ら得られた発信端末や着信端末の情報をハンドリング
し、端末間の整合性のチェックを行うなど、インターワ
ーク装置1全体の制御を行うシステム制御部4と、LA
N102に接続されている他の端末112〜114のL
ANアドレスや通信属性など、端末に関する情報を記憶
するLAN端末情報メモリ5とにより構成されている。
【0039】図2は、LAN端末情報メモリ5に記憶さ
れる情報のデータフォーマットの一例を示す図である。
【0040】LAN端末情報メモリ5には、LAN10
2に接続された各端末の情報が蓄積されている。各端末
の情報は、ISDN回線102から端末を識別するため
に割り当てられた端末番号フィールド11、LAN10
2内において各端末を識別するために与えられている端
末名称フィールド12、LAN101内において各端末
に割り当てられた端末のLANアドレスフィールド1
3、および、各端末において、音声、映像、データ通信
といった、どのような通信が可能であり、どのような機
能を有しているかをそれぞれについて記している通信属
性フィールド14等の複数のフィールドに分けられ記憶
される。
【0041】以上のように構成された本実施の形態の通
信システムが実行する動作を、以下、図3〜5を参照し
て説明する。動作の概要は、前記従来例と同様に端末1
11を使用しているユーザ131が、インターワーク装
置1を介して、端末112〜114のいずれかに発呼
し、通信を行うものである。以下、端末111を発信端
末とし、端末112〜114のいずれかの端末を着信端
末として説明する。
【0042】図3は、インターワーク装置1が実行する
動作の手順を示すフローチャートであり、このフローチ
ャートで示される動作処理プログラムは、例えばインタ
ーワーク装置1が有するメモリ(図示せず)に格納され
る。なお、図3中、前記図14と同様の処理を行うステ
ップには同一番号を付し、その説明を省略する。
【0043】図4は、インターワーク装置1が着信端末
との接続を行う場合に、発信端末111、ISDN10
2およびインターワーク装置1間の信号の送受信の概略
を示すシーケンス図であり、図5は、インターワーク装
置1が着信端末との接続を行わない場合に、発信端末1
11、ISDN102およびインターワーク装置1間の
信号の送受信の概略を示すシーケンス図である。
【0044】図3において、ステップS113では、回
線制御部2は、受信したSETUPメッセージの着サブ
アドレス情報要素(図13参照)から着信ユーザ(端
末)情報を取得し、システム制御部4に伝達し、ステッ
プS1では、システム制御部4は、上記取得した着信端
末情報を検索キーとして、LAN端末情報メモリ5から
該当する端末の通信能力およびLANアドレスを取得す
る。
【0045】次に、ステップS2では、上記受信したS
ETUPメッセージの伝達能力情報要素、高位レイヤ識
別子情報要素および低位レイヤ識別子情報要素などか
ら、発信端末1111が希望している通信属性を識別し
て取得し、ステップS3では、その通信属性を判別す
る。
【0046】ステップS3の判別で、発信端末の通信属
性が「テレビ電話」であればステップS4に進み、「音
声電話」であればステップS11に進み、「データ通
信」であればステップS14に進む。
【0047】ステップS4では、上記取得した着信端末
の通信能力を判別し、音声通信が可能であればステップ
S5に進み、不可能であればステップS10に進む。
【0048】ステップS5では、上記取得した着信端末
の通信能力を判別し、映像通信が可能であればステップ
S6に進み、不可能であればステップS8に進む。
【0049】ステップS6では、CONNメッセージを
送信して着呼を受け付け、ステップS7では、映像およ
び音声を使って通信を行うことを発信端末111に通知
し、通信を開始する。
【0050】ステップS8では、CONNメッセージを
送信して、着呼を受け付け、ステップS9では、映像な
し、音声のみを使った通信を行うことを発信端末111
に通知し、通信を開始する。
【0051】ステップS10では、DISCメッセージ
を送信して着呼を拒否する。
【0052】ステップS11では、上記取得した着信端
末の通信能力を判別し、音声通信が可能であればステッ
プS12に進み、不可能であればステップS13に進
む。
【0053】ステップS12では、CONNメッセージ
を送信して着呼を受け付け、通信を開始する。
【0054】ステップS13では、DISCメッセージ
を送信して着呼を拒否する。
【0055】ステップS14では、CONNメッセージ
を送信して着呼を受け付け、通信を開始する。
【0056】以上説明したように本実施の形態では、端
末111がインターワーク装置1を介してLAN102
に接続された端末に接続要求を行った場合に、インター
ワーク装置1は、その接続要求された着信端末の能力を
判断し、その能力に応じた処理を行うように構成したの
で、ユーザにとって確実な通信を行うことができ、これ
により通信料金の無駄を省くことができる。
【0057】なお、本実施の形態では、着信端末の指定
にSETUPメッセージの着サブアドレス情報要素を利
用したが、ユーザ情報要素を利用するようにしてもよ
い。
【0058】次に、本発明の実施の第2形態に係る通信
システムを説明する。
【0059】図6は、本実施の形態の通信システムの概
略構成を示すブロック図であり、本実施の形態の通信シ
ステムは、前記実施の第1形態の通信システムに対し
て、留守録蓄積メモリを付加した点が異なるのみである
ので、図6中、図1と対応する構成要素には同一符号を
付し、その説明を省略する。
【0060】図6において、21は留守録蓄積メモリで
あり、回線制御部2から受信した音声、映像などの受信
データを蓄積するためのものである。
【0061】以上のように構成された通信システムのう
ち、インターワーク装置1が実行する動作を、以下、図
7〜9を参照して説明する。
【0062】図7は、インターワーク装置1の動作手順
を示すフローチャートであり、図8は、図7のステップ
S117〜S120でなされる信号の送受信の概略を示
すシーケンス図であり、図9は、図7のステップS26
〜S28でなされる信号の送受信の概略を示すシーケン
ス図である。なお、図7中、前記図14と同様の処理を
行うステップには同一番号を付し、その説明を省略す
る。
【0063】図7において、ステップS116の判別
で、該当ユーザが見つかった場合にはステップS21に
進み、見つからなかった場合にはステップS26に進
む。
【0064】ステップS21では、その着信ユーザの使
用している端末(=着信端末)の端末名またはLANア
ドレスを、ステップS114で取得した状況情報から検
索して取得し、ステップS22では、その着信端末の通
信属性を、LAN端末情報メモリ5の通信属性フィール
ド14(図2参照)から取得する。
【0065】続くステップS23では、発信端末の通信
属性を、ステップS111で受信したSETUPメッセ
ージの伝達能力方法要素、高位レイヤ整合性情報要素お
よび低位レイヤ整合性情報要素から取得し、ステップS
24では、前記ステップS22で取得した着信端末の通
信属性と、ステップS22で取得した発信端末の通信属
性との整合性をチェックする。
【0066】次に、ステップS25で、上記整合性が一
致するか否かを判別し、一致するときにはステップS1
17に進み、整合性が一致しないときにはステップS2
6に進む。
【0067】ステップS26では、回線制御部2は、C
ONNメッセージを送信して端末111との接続を受け
付け、ステップS27ではCONN ACKメッセージ
を受信して、インターワーク装置1と端末111との間
で接続を完了し、ステップS28では、システム制御部
4は、通信属性に応じて留守録を開始し、回線制御部2
からのデータを留守録蓄積メモリ21へ蓄積する。
【0068】以上説明したように本実施の形態では、発
信端末111がインターワーク装置1を介してLAN1
02に接続された着信端末に接続要求を行ったときに、
発信端末111と当該着信端末との整合性が一致してい
ない場合には、インターワーク装置1は、端末111が
送信するデータを留守録するように構成したので、整合
性が一致していない場合でも、発信端末111は、イン
ターワーク装置1を介して間接的に当該着信端末にデー
タを送信することができ、これにより、データを送信で
きる着信端末の幅を拡げることができるとともに、通信
料金の無駄も省くことができる。
【0069】なお、本実施の形態では、LAN102内
の着信端末の通信属性を、LAN端末情報という静的な
形態でインターワーク装置内に有するように構成した
が、この方法だと、LAN端末の構成が変更されるたび
にLAN端末情報を修正する必要があるので、端末整合
性チェック時にインターワーク装置−着信端末間の接続
を先に行い、着信端末の通信属性を問い合わせるシステ
ムにすることも考えられる。このようなシステムであれ
ば、LAN端末構成の変更にも動的に対応することが可
能である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に依れば、
発信端末から通信端末に通信接続が要求された場合に、
該発信端末が通信時に希望する通信属性が識別され、前
記通信接続が要求された着信端末の通信属性が前記通信
属性記憶手段から取得され、この取得された通信属性と
前記識別された通信属性との整合性がチェックされるの
で、ユーザにとって確実な通信を行うことが可能となる
効果を奏する。
【0071】好ましくは、前記チェックされた整合性に
応じて、発信端末および着信端末間の通信が制御される
ので、通信料金の無駄を省くことができる。
【0072】また、好ましくは、前記チェックされた整
合性が不一致である場合に、発信端末との接続が続行さ
れ、発信端末からの発信されるデータが留守録されるの
で、データを送信できる着信端末の幅を拡げることがで
きるとともに、通信料金の無駄も省くことができる。
【0073】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。さらに、本発明はシステム或いはプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは云うまでもない。この場合、本発明を達成す
るためのソフトウェアによって表されるプログラムを格
納した記憶媒体を該システム或いは装置に読み出すこと
によって、そのシステム或いは装置が、本発明の効果を
享受することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係るインターワーク
装置を用いた通信システムの概略構成を示すブロック図
である。
【図2】図1のLAN端末情報メモリに記憶される情報
のデータフォーマットの一例を示す図である。
【図3】図1のインターワーク装置が実行する動作の手
順を示すフローチャートである。
【図4】図1のインターワーク装置が着信端末との接続
を行う場合に、発信端末、ISDNおよびインターワー
ク装置間の信号の送受信の概略を示すシーケンス図であ
る。
【図5】図1のインターワーク装置が着信端末との接続
を行わない場合に、発信端末、ISDNおよびインター
ワーク装置間の信号の送受信の概略を示すシーケンス図
である。
【図6】本発明の実施の第2形態に係るインターワーク
装置を用いた通信システムの概略構成を示すブロック図
である。
【図7】図6のインターワーク装置の動作手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】図7のステップS117〜S120でなされる
信号の送受信の概略を示すシーケンス図である。
【図9】図7のステップS26〜S28でなされる信号
の送受信の概略を示すシーケンス図である。
【図10】従来のインターワーク装置を用いた通信シス
テムの概略構成を示す図である。
【図11】図10の端末111の動作の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図12】各呼制御メッセージの意味を示す図である。
【図13】図12のSETUPメッセージのデータフォ
ーマットの一例を示す図である。
【図14】図10のインターワーク装置121の動作の
手順を示すフローチャートである。
【図15】図14のステップS117〜S120でなさ
れる信号の送受信の概略を示すシーケンス図である。
【図16】図14のステップS121〜S123でなさ
れる信号の送受信の概略を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
2 回線制御部(通信制御手段) 3 LAN制御部(通信制御手段) 4 システム制御部(通信属性識別手段、通信属性取得
手段、端末整合性チェック手段、通信制御手段) 5 LAN端末メモリ(通信属性記憶手段) 21 留守録蓄積メモリ(留守録手段) 101 ISDN(公衆回線) 102 LAN 111〜114 通信端末

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線およびLANの双方に接続さ
    れ、該公衆回線に接続された通信端末および該LANに
    接続された複数の通信端末間の相互接続を行うインター
    ワーク装置において、 前記LANに接続された各通信端末の通信属性を記憶す
    る通信属性記憶手段と、 前記公衆回線に接続された通信端末を発信端末とし、前
    記LANに接続されたいずれかの通信端末を着信端末と
    して、該発信端末が該通信端末に通信接続を要求した場
    合に、該発信端末が通信時に希望する通信属性を識別す
    る通信属性識別手段と、 前記通信接続が要求された着信端末の通信属性を前記通
    信属性記憶手段から取得する通信属性取得手段と、 該取得された通信属性と前記識別された通信属性との整
    合性をチェックする端末整合性チェック手段とを有する
    ことを特徴とするインターワーク装置。
  2. 【請求項2】 前記端末整合性チェック手段によりチェ
    ックされた整合性に応じて、前記発信端末および前記着
    信端末間の通信を制御する通信制御手段を有することを
    特徴とする請求項1記載のインターワーク装置。
  3. 【請求項3】 前記端末整合性チェック手段によりチェ
    ックされた整合性が不一致である場合に、前記発信端末
    との接続を続行して、該発信端末が発信するデータを留
    守録する留守録手段を有することを特徴とする請求項1
    記載のインターワーク装置。
  4. 【請求項4】 公衆回線に接続された通信端末と、LA
    Nに接続された通信端末と、前記公衆回線および前記L
    ANの双方に接続され、該公衆回線および該LANに接
    続された通信端末間の相互接続を行うインターワーク装
    置とを含む通信システムにおいて、 前記インターワーク装置は、請求項1乃至3記載のイン
    ターワーク装置の少なくとも1つであることを特徴とす
    る通信システム。
  5. 【請求項5】 公衆回線およびLANの双方に接続さ
    れ、該公衆回線に接続された通信端末および該LANに
    接続された複数の通信端末間の相互接続を行うインター
    ワーク装置の制御方法において、 前記LANに接続された各通信端末の通信属性を通信属
    性記憶手段に記憶し、 前記公衆回線に接続された通信端末を発信端末とし、前
    記LANに接続されたいずれかの通信端末を着信端末と
    して、該発信端末が該通信端末に通信接続を要求した場
    合に、該発信端末が通信時に希望する通信属性を識別
    し、 前記通信接続が要求された着信端末の通信属性を前記通
    信属性記憶手段から取得し、 該取得された通信属性と前記識別された通信属性との整
    合性をチェックすることを特徴するインターワーク装置
    の制御方法。
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