JPH1127422A - ダイヤルアップ接続式ipルーティング網電話システムおよびダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ - Google Patents

ダイヤルアップ接続式ipルーティング網電話システムおよびダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ

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JPH1127422A
JPH1127422A JP9179246A JP17924697A JPH1127422A JP H1127422 A JPH1127422 A JP H1127422A JP 9179246 A JP9179246 A JP 9179246A JP 17924697 A JP17924697 A JP 17924697A JP H1127422 A JPH1127422 A JP H1127422A
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JP9179246A
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Inventor
Kaoru Ishimaru
薫 石丸
Takayasu Akashi
貴靖 明石
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Nakayo Telecommunications Inc
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Nakayo Telecommunications Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IPルーティング網を介してダイヤルアップ
による接続を可能としたIPルーティング網電話システ
ムを提供する。 【解決手段】 発信側端末装置32−1と、着信側端末
装置32−4と、公衆網2と、IPルーティング網1か
らなるダイヤルアップ接続式IPルーティング網電話シ
ステムにおいて、端末装置32−1がIPルーティング
網1からダイヤルアップによって取得した発信側IPア
ドレスを公衆網2のISDN呼制御メッセージに搭載し
て端末装置32−4に通知し、該端末装置32−4がダ
イヤルアップによってIPルーティング網1における着
信側IPアドレス取得し、取得した着信側IPアドレス
を公衆網2のISDN呼制御メッセージに搭載して前記
端末装置32−1に通知し、双方の端末装置が自己のI
Pアドレスと相手のIPアドレスを用いてIPルーティ
ング網1を介して通話するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オープンコンピュ
ータネットワークサービス(OCN)やインターネット
等のIP(インターネットプロトコル)パケットを伝送
するIPルーティング網を介した電話システムに関し、
特に、ダイヤルアップによって公衆網を介して相手側電
話機に接続を通知し、通知を受けてIPアドレスを取得
し、取得したIPアドレスを用いてIPルーティング網
を介して相手側電話機と通話するようにしたダイヤルア
ップ接続式IPルーティング網電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】OCNやインターネット等のIPパケッ
トを伝送するIPルーティング網を利用して長距離電話
や国際電話サービスを行うIPルーティング網電話シス
テムが普及しつつある。このようなIPルーティング網
電話システムは、図16に示す構成を有している。すな
わち、このシステムは、OCNもしくはインターネット
等のIPルーティング網1と、このIPルーティング網
1にアクセスポイントルータ12を介して接続されたサ
ービス総合ディジタル網(ISDN:Integrated Servi
ces Digital Network)や電話網からなる公衆網2と、
この公衆網2に接続される端末装置(電話機)31−1
〜31−4と、専用線4を介してIPルーティング網1
に接続されたサーバ11とから構成される。IPルーテ
ィング網1には、複数のアクセスポイントルータ(A
P)12−1〜12−4が設けられている。専用線4を
介してIPルーティング網1に接続されたサーバ11は
固定されたIPアドレスを有している。一方、公衆網2
を介して接続される端末装置31は、固定されたIPア
ドレスを有しておらず、アクセスポイントルータ12に
ダイヤルアップしてアクセスする度にIPルーティング
網からIPアドレスが付与され、付与されたアドレスが
端末装置に通知される。
【0003】このような、端末装置31−1からIPル
ーティング網1にダイヤルアップ接続して端末装置31
−4に電話接続する場合には、以下のような処理を行っ
ていた。先ず、OCNもしくはインターネット等のIP
ルーティング網を使用して通話したい端末装置31−1
は、IPルーティング網1のアクセスポイントルータ1
2−1にISDN網2を介してダイヤルアップ接続し
(S201)、IPルーティング網1からIPアドレス
を取得する(S202)。次いで、IPルーティング網
1にダイヤルアップ接続された端末装置を管理している
サーバ11にアクセスして、自己の電話番号と取得した
IPアドレスを登録する(S203)。一方、相手方の
端末装置31−4も同様な手順によって、アクセスポイ
ントルータ12−4からIPアドレスを取得し(S20
1),(S202)、自己の電話番号と取得したIPア
ドレスをサーバ11に登録しておく(S203)。次い
で、発信側端末装置31−1は、相手の電話番号をサー
バ11へ通知することによって(S204)、サーバ1
1から相手端末装置31−4のIPアドレスを取得する
(S205)。発信側端末装置31−1は、取得した相
手IPアドレスを着信先IPアドレスにセットしたIP
パケットをIPルーティング網1のアクセスポイントル
ータ12−1へ送出する(S206)。
【0004】ここで、IPパケットのフォーマット(I
Pデータグラム)を図17を用いて説明する。IPパケ
ットは、4bitのバージョンデータと、4bitのヘ
ッダ長データと、8bitのサービス・タイプデータ
と、16bitのパケット全長データと、16bitの
識別値と、3bitのフラグと、13bitのフラグメ
ント・オフセットデータと、8bitの生存時間データ
と、8bitのプロトコル番号と、16bitのヘッダ
・チェックサムと、32bitの発信元アドレスデータ
と、32bitの着信先(宛先)アドレスデータからな
るヘッダと、0〜40オクテットのオプションと、任意
長のユーザデータとから構成される。
【0005】以下、IPパケットの各パラメータを説明
する。バージョン(Version)データは、IPパケット
のIPのバージョンの値を示す。ヘッダ長(IHL)デ
ータは、データ部を除くヘッダ部分の長さを32bit
単位で表し、データ部分の始まりを示す。ヘッダ長の範
囲は、5以上15以下とされる。サービス・タイプ(Ty
pe of Service)データは、データの優先度等のサービ
スの質を表す抽象的なパラメータとしてユーザ指定、ア
プリケーションプロトコルの特性によって特定の値を設
定する。パケット全長(Total Length)データは、IP
パケットのヘッダ部とデータ部を含む全長をオクテット
単位に表す。識別値(Identification)は、分割された
IPパケットを再構成するときに、分割前のIPパケッ
トを識別できるように発信元が割り当てる。フラグ(Fl
ag)は、IPパケットを分割する場合に参照される値で
ある。フラグメント・オフセット(Flagment Offset)
データは、フラグメントの元のIPパケット上の位置を
示し、8オクテットを単位とする値で表される。生存時
間(Time to Live)データは、IPパケットが存在でき
る最大の時間を示し8bitの整数値で示される。プロ
トコル番号(Protocol)は、IPの上位プロトコルを識
別するための値を示す。ヘッダ・チェックサム(Header
Checksum)には、IPパケットのヘッダ部のチェック
サムが挿入される。
【0006】発信元アドレス(Source Address)には、
IPパケットの発信元を示すIPアドレスを挿入する。
着信先アドレス(Destination Address)には、IPパ
ケットの宛先を示すIPアドレスを挿入する。オプショ
ン(Option)には、発信元による経路指定など特別なオ
プションパラメータを挿入する。ユーザ・データ(Dat
a)は、IPパケットによって運ばれるデータが搭載さ
れ、内容はIPの上位プロトコルが解釈する。
【0007】ダイヤルアップ接続では、端末装置とIP
ルーティング網間のネットワークレイヤプロトコルは、
RFC791で規定されているIPに準拠して行われ
る。また、IPのサブセットとしてRFC792で規定
されているICMPをサポートしている。IPは、コネ
クションレス型のデータ通信プロトコルで、パケットを
指定されたアドレスに基づいてネットワーク内のノード
やネットワーク間を転送して、最終的な宛先まで配信す
る機能を持っている。
【0008】IPルーティング網1は、発信側端末装置
31−1から送られてきたIPパケットの着信先IPア
ドレスを参照して、このIPパケットを相手先端末装置
31−4が接続されたアクセスポイントルータ12−4
へ転送する(S207)。アアクセスポイントルータ1
2−4は、転送されたIPパケットの着信先アドレスを
参照して相手先端末装置31−4へ転送する(S20
8)。このようにして、発信側端末装置31−1から着
信側端末装置31−4へのダイヤルアップ接続によるI
Pルーティング網1を介したIPルーティング網電話が
可能となる。
【0009】上記の手順に示すように、従来のダイヤル
アップ接続式IPルーティング網電話は、IPルーティ
ング網1に接続されており、かつサーバ11に自分のI
Pアドレスを登録している端末装置間でのみ電話するこ
とが可能であり、IPルーティング網1に接続されてお
らず、ダイヤルアップ接続によってサーバ11に自己の
IPアドレスを登録していない端末装置に接続すること
ができなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解決するもので、相手端末装置がOCN/
インターネット等のIPルーティング網に接続されてお
らず、自己のIPアドレスを取得していない場合でも、
IPルーティング網を介してダイヤルアップによる接続
を可能としたダイヤルアップ接続式IPルーティング網
電話システム、および、該IPルーティング網電話シス
テムに用いるダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ
を提供することを目的とする。さらに本発明は、ダイヤ
ルアップ接続式IPルーティング網電話システムにおい
て、64KbpsのBチャネル1本で複数チャネルの音
声を同時に伝送することができるIPルーティング網電
話システムに用いるダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、発信側端末装置と、公衆網と、OCN
/インターネットなどのIPパケットを伝送するIPル
ーティング網と、公衆網と、着信側端末装置からなるダ
イヤルアップ接続式IPルーティング網電話システムに
おいて、発信側端末装置がIPルーティング網からダイ
ヤルアップによって取得した発信側IPアドレスを公衆
網のISDN呼制御メッセージに搭載して着信側端末装
置に通知し、発信側IPアドレスを受信した着信側端末
装置がダイヤルアップによってIPルーティング網にお
ける着信側IPアドレスを取得し、取得した着信側IP
アドレスを公衆網のISDN呼制御メッセージに搭載し
て発信側端末装置に通知し、双方の端末装置が自己のI
Pアドレスと相手のIPアドレスを用いてIPルーティ
ング網を介して通話するようにした。
【0012】さらに、本発明は、上記ダイヤルアップ接
続式IPルーティング網電話システムにおいて、IPア
ドレスを、ISDN網におけるISDN呼制御メッセー
ジのユーザ・ユーザ情報(以下、UUIという)要素、
または、ISDN呼制御メッセージのサブアドレス情報
要素に搭載して通知するようにした。
【0013】また、上記課題を解決するために、本発明
は、発信側端末装置が接続されるターミナルアダプタ
と、公衆網と、OCN/インターネットなどのIPパケ
ットを伝送するIPルーティング網と、公衆網と、着信
側端末装置が接続されるターミナルアダプタとからなる
ダイヤルアップ接続式IPルーティング網電話システム
に用いるダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタにお
いて、接続された端末装置からダイヤル発信されるとI
Pルーティング網からIPアドレスを取得し、取得した
IPアドレスを公衆網のISDN呼制御メッセージに搭
載して着信側ターミナルアダプタに通知するとともに、
着信側ターミナルアダプタから受信したISDN呼制御
メッセージに搭載された着信側ターミナルアダプタのI
Pアドレスを取得し、それぞれのIPアドレスを用いて
IPルーティング網を介して通信する機能を設けた。
【0014】さらに、本発明は、発信側端末装置が接続
されるターミナルアダプタと、公衆網と、OCN/イン
ターネットなどのIPパケットを伝送するIPルーティ
ング網と、公衆網と、着信側端末装置が接続されるター
ミナルアダプタとからなるダイヤルアップ接続式IPル
ーティング網電話システムに用いるダイヤルアップ接続
式ターミナルアダプタにおいて、ISDN網を介してI
Pアドレスの取得を指示され、かつ、端末装置がオフフ
ックしたときにIPルーティング網からIPアドレスを
取得し、取得したIPアドレスをISDN呼制御メッセ
ージに搭載して通知する機能を設けた。
【0015】さらに、本発明は、上記ダイヤルアップ接
続式ターミナルアダプタにおいて、複数の低ビットレー
ト音声コーデックと、複数のIPパケット化アンパケッ
ト化機能と、IPパケット多重分離機能とを設けた。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明にかかるダイヤルアップ接
続式IPルーティング網電話システムの構成を図1を用
いて説明する。すなわち、本発明にかかるダイヤルアッ
プ接続式IPルーティング網電話システムは、OCNも
しくはインターネット等のIPパケットを伝送するIP
ルーティング網1と、このIPルーティング網1にアク
セスポイントルータ12を介して接続されたISDN網
や電話網からなる公衆網2と、この公衆網2に接続され
るダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ32−1〜
32−4と、該ターミナルアダプタ32に接続された端
末装置(電話機)31−1〜31−4とから構成され
る。IPルーティング網1には、複数のアクセスポイン
トルータ(AP)12−1〜12−4が設けられてい
る。
【0017】例えば、発信側ダイヤルアップ接続式ター
ミナルアダプタ32−1にはTT−TTTTの電話番号
が付与されており、着信側のターミナルアダプタ32−
4にはRR−RRRRの電話番号が付与されている。ま
た、発信側ターミナルアダプタ32−1が接続されるア
クセスポイントルータ12−1には、AT−TTTTの
電話番号が付与されており、着信側のターミナルアダプ
タ32−4が接続されるアクセスポイントルータ12−
4にはAR−RRRRの電話番号が付与されている。公
衆網2を介して接続されるターミナルアダプタ32は、
固定されたIPアドレスを有しておらず、ダイヤルアッ
プしてアクセスポイントルータ12にアクセスする度に
IPアドレスが付与される。
【0018】図2を用いて本発明にかかるダイヤルアッ
プ接続式ターミナルアダプタ32の構成の概要を説明す
る。ダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ32は、
複数のアナログ内線インタフェース部321と、複数の
低ビットレート音声コーデック322と、複数のIPパ
ケット化アンパケット化部323と、IPパケット多重
分離部324と、IPパケット化アンパケット化部32
5と、制御部326と、ISDN−BRI回線インタフ
ェース部327とを有して構成されている。各アナログ
内線インタフェース部321には、それぞれアナログ内
線電話機31−a〜31−dが接続されている。
【0019】アナログ内線インタフェース部321は、
電話機31からのダイヤル信号を受信する機能、電話機
31に対して着信信号を送出する機能、電話機31に対
して直流電流を供給する機能、直流ループ回路のオン/
オフを監視する機能を有するとともに、アナログ内線と
のインタフェースを取り、アナログ内線電話機31から
のアナログ信号を64Kbpsのディジタル信号に変換
して低ビットレート音声コーデック322へ送出し、ま
た、低ビットレート音声コーデック322からの64K
bpsのディジタル信号をアナログ信号に変換してアナ
ログ内線電話機31へ送出する機能を有している。
【0020】低ビットレート音声コーデック322は、
64Kbpsの音声データを8Kbpsの音声データに
圧縮し、8Kbpsに圧縮された音声データを64Kb
psの音声データに伸長する機能を有している。
【0021】IPパケット化アンパケット化部323
は、圧縮された音声データを図17に示すIPパケット
のフォーマットで宛先毎にIPパケット化してIPパケ
ット多重分離部324へ送出し、IPパケット多重分離
部324から送られてきたIPパケットから圧縮された
音声データを取り出して低ビットレート音声コーデック
322へ送り出す機能を有している。
【0022】IPパケット多重分離部324は、複数の
IPパケット化アンパケット化部323,325からの
IPパケットを多重化してISDN−BRI回線インタ
フェース部327へ送り出す機能と、ISDN−BRI
回線インタフェース部327から送られてきた多重化さ
れたIPパケットを分離してIPパケット化アンパケッ
ト化部323,325へ送り出す機能を有している。
【0023】IPパケット化アンパケット化部325
は、制御部326から送られてきた制御信号を図17に
示すIPパケットのフォーマットで宛先毎にIPパケッ
ト化してIPパケット多重分離部324へ送出し、IP
パケット多重分離部324から送られてきたIPパケッ
トから制御信号を取り出して制御部326へ送り出す機
能を有している。
【0024】制御部326は、アナログ内線インタフェ
ース321、IPパケット化アンパケット化部323,
325、IPパケット多重分離部324、ISDN−B
RI回線インタフェース部327を制御するとともに、
制御信号をDチャネルを介してISDN−BRI回線イ
ンタフェース部327へ送り出す機能を有している。
【0025】ISDN−BRI回線インタフェース部3
27は、ITU−T勧告I.430に準拠したレイヤ1
フレーミング処理およびデフレーミング処理を行う機能
を有している。
【0026】本発明に用いられる、IPパケットに搭載
されるユーザ・データの構成を図3を用いて説明する。
図3(A)に示されるデータフォーマットは、図17に
示したIPパケットのユーザー・データ・フィールドに
搭載され、音声データか制御データかを識別する識別子
と、データ部とから構成される。音声データのより具体
的なフォーマットを図3(B)に示す。音声データは、
音声データを表す識別子と、ダイヤルアップ接続式ター
ミナルアダプタに複数の電話機が接続される場合に電話
機を識別するチャネル識別子と、データ長を表す長さフ
ィールドと、音声データが搭載されるデータフィールド
から構成される。音声データが続くときには、図3
(C)に示すように、音声データを表す識別子と、チャ
ネル識別子と、長さフィールドと、データフィールドに
続けて、チャネル識別子と、長さフィールドと、データ
フィールドを繰り返して設けることができる。
【0027】制御データのより具体的なフォーマットを
図3(D)に示す。制御データは、制御データを表す識
別子と、ダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタに複
数の電話機が接続される場合に電話機を識別するチャネ
ル識別子と、制御コマンドが搭載されるコマンドフィー
ルドとから構成される。制御データが続くときには、図
3(E)に示すように、制御データを表す識別子と、チ
ャネル識別子と、コマンドフィールドに続けて、チャネ
ル識別子と、コマンドフィールドを繰り返して設けるこ
とができる。
【0028】以下、このようなダイヤルアップ接続式タ
ーミナルアダプタを用いたIPルーティング網電話シス
テムにおけるUUIを用いたダイヤルアップ接続手順
を、図1および図4を用いて説明する。発信側のダイヤ
ルアップ接続式ターミナルアダプタ32−1に接続され
た電話機31−1をオフフックするとターミナルアダプ
タ32−1の直流ループ回路が閉成(オン)し、ターミ
ナルアダプタ32−1からダイヤルトーンが電話機31
−1へ送出される。ダイヤルトーンを確認したユーザ
は、電話機31−1から着信側ダイヤルアップ接続式タ
ーミナルアダプタ32−4の電話番号RR−RRRRを
ダイヤルする(S1)。
【0029】発信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−1は、前記ダイヤル信号を受信すると、該
ターミナルアダプタ32−1に予め登録されている電話
番号AT−TTTTをダイヤルしてDチャネルを用いて
ISDN呼制御を行いIPルーティング網1のアクセス
ポイントルータ12−1にアクセスして(S2)、ユー
ザの認証と該ターミナルアダプタが使用するIPアドレ
ス(IP_S)の割当てを要求し、IPアドレス(IP
_S)を取得する(S3)。
【0030】IPアドレスを取得した発信側ダイヤルア
ップ接続式ターミナルアダプタ32−1は、ISDN網
2のDチャネルを経由して前記着信側ターミナルアダプ
タ32−4の電話番号(RR−RRRR)に発呼する。
このとき、発信側ターミナルアダプタ32−1が取得し
たIPアドレス(IP_S)を呼設定(SETUP)メ
ッセージのUUI要素にセットして、着信側ターミナル
アダプタ32−4に通知する(S4)。
【0031】着信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−4は、発信側からのSETUPメッセージ
を受信すると、このメッセージのUUI要素から発信側
ターミナルアダプタのIPアドレス(IP_S)を取得
し、メモリに記憶するとともに、着信側ターミナルアダ
プタ32−4に接続された電話機31−4に対して着信
信号(ベル信号)を送出する(S5)。さらに、着信側
ターミナルアダプタ32−4は、呼出(ALERT)メ
ッセージを発信側ターミナルアダプタ32−1へ送出す
る(S6)。このALERTメッセージを受信した発信
側ターミナルアダプタ32−1は、接続された電話機3
1−1に呼出表示を送出する。
【0032】着信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−4は、該着信側ターミナルアダプタ32−
4に接続された電話機31−4がオフフックして応答す
る(S7)と、前記着信信号の送出を停止する。
【0033】着信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−4に接続された電話機31−4がオフフッ
クして応答すると、着信側ターミナルアダプタ32−4
は、予め設定されているIPルーティング網1のアクセ
スポイントルータ12−4の番号AR−RRRRにDチ
ャネルを経由してISDN呼制御を行い、回線を接続し
(S8)、着信側ターミナルアダプタ32−4のユーザ
の認証と該着信側ターミナルアダプタが使用するIPア
ドレス(IP_R)を取得する(S9)。
【0034】着信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−4は、自己のIPを取得すると、前記発信
側ターミナルアダプタ32−1からの呼設定に対するレ
スポンスとして、呼を切断する切断(DISC)メッセ
ージを送出する。このとき、取得した着信側IPアドレ
ス(IP_R)をDISCメッセージのUUI要素に搭
載して、ISDN網2を径由して発信側ターミナルアダ
プタ32−1へ通知する(S10)。
【0035】ISDN網2は、着信側ダイヤルアップ接
続式ターミナルアダプタ32−4に対して解放(RE
L)メッセージを送出し、これを受けた着信側ターミナ
ルアダプタ32−4は呼接続を解放する処理を実行した
後、解放完了(REL_COMP)メッセージをISD
N網2へ送出する(S11)。
【0036】一方、前記DISCメッセージを受信した
発信側ダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ32−
1は、DISCメッセージのUUI要素から着信側IP
アドレス(IP_R)を取得し、メモリに記憶するとと
もに、呼出表示を停止して着信側端末装置が応答したこ
とをユーザに知らせ、さらに、ISDN網2に対してR
ELメッセージを送出する。ISDN網2は、呼接続を
解放する処理を行い、REL_COMPメッセージを発
信側ターミナルアダプタ32−1へ送出する(S1
2)。
【0037】以上の手続が完了すると、発信側ダイヤル
アップ接続式ターミナルアダプタ32−1および着信側
ターミナルアダプタ32−4は、ともに自己のIPアド
レスおよび相手のIPアドレスを取得しているので、こ
れ以降、IPパケットヘッダに発信元IPアドレスと着
信先IPアドレスをセットし、音声信号をIPパケット
化してIPルーティング網1へ送出することによって、
発信側電話機31−1と着信側電話機31−4との間で
IPルーティング網1を経由して相互通話が可能となる
(S13)。
【0038】ここで、PPPフレームの構造を図5を用
いて説明する。PPPフレームは、ISO3309で規
定したデータリンク制御手順(HDLC)のフォーマッ
ト構成であり、HDLCフレームの情報フィールドにP
PP独自の2バイトのプロトコルフィールドを設けて使
用する。PPPフレームは、1バイトのフラグと、1バ
イトのアドレスフィールドと、1バイトの制御フィール
ドと、2バイトのプロトコル識別子と、可変長の情報フ
ィールドと、2バイトのFCSフィールドと、1バイト
のフラグフィールドから構成される。フラグフィールド
は、’01111110’に、アドレスフィールドは’1111111
1'に、制御フィールドは’00000011’に固定して使用さ
れる。プロトコルフィールドには、情報フィールドに格
納されるデータのプロトコル種別を示すプロトコル識別
子が挿入される。情報フィールドには、LCPパケッ
ト,PAPパケット,IPCPパケットが格納され、P
PPネゴシエーションが完了すると図17に示したIP
パケットのフォーマットが格納される。
【0039】図6を用いて、発信側ダイヤルアップ接続
式ターミナルアダプタ32におけるユーザの認証とIP
アドレスの取得シーケンスの具体例を説明する。この認
証およびIPアドレス取得シーケンスは、着信側ターミ
ナルアダプタにおいても同様に行われる。図4のステッ
プS1において、電話機31−1がオフフックして着信
側ターミナルアダプタ32−4の電話番号(RR−RR
RR)をダイヤルすると、図4のステップS2において
発信側ターミナルアダプタ32−1は、IPルーティン
グ網1のアクセスポイントルータ(電話番号AT−TT
TT)12−1にアクセスする。ターミナルアダプタ3
2は、アクセスポイントルータ12にLCPコンフィグ
レーション・オプションの指定を要求する(S21)。
【0040】アクセスポイントルータ12は、IPルー
ティング網1が受け入れ可能なコンフィグレーション・
オプションをターミナルアダプタ32へ返送する(S2
2)。LCPパケットを用いたこの処理によって、ター
ミナルアダプタ32とアクセスポイントルータ12との
間のデータリンクが確立し、以後のPAPパケット、I
PCPパケットの伝送が可能となる。
【0041】データリンクが確立されるとダイヤルアッ
プ接続式ターミナルアダプタ32は、アクセスポイント
ルータ12にユーザIDおよびパスワードを送信するこ
とによって、ユーザの確認と認証を要求する(Authenti
cate-Request)(S23)。アクセスポイントルータ1
2は、受信したユーザIDおよびパスワードをIPルー
ティング網1が持つデータと比較してユーザの確認がで
きたときには、認証が正常になされたことを知らせる認
証容認(Authenticate-Ack)メッセージを返送する(S
24)。このことによって、PAPパケットを用いて利
用者の確認と認証が正常になされる。
【0042】次いで、アクセスポイントルータ12は、
IPルーティング網1側のIPアドレス、すなわちアク
セスポイントルータ12のIPアドレスをダイヤルアッ
プ接続式ターミナルアダプタ32に通知する(S2
5)。ターミナルアダプタ32は、IPアドレスの受信
を通知した(S26)後、ユーザが使用するIPアドレ
スを要求する(S27)。この要求は、ターミナルアダ
プタ32が自ら仮のIPアドレス、例えば’0000’を付
与してアクセスポイントルータ12へ向けて送信し、こ
れに対する回答を待つ形態で行なわれる。アクセスポイ
ントルータ12は、ユーザにIPアドレスを割り当て、
拒否回答(Nak)とともにこのIPアドレス情報をタ
ーミナルアダプタ32へ返送する(S28)。ターミナ
ルアダプタ32は、受信した自己のIPアドレスを記憶
するとともに、そのIPアドレスをアクセスポイントル
ータ12へ通知する(S29)。アクセスポイントルー
タ12は、ターミナルアダプタから送られてきたIPア
ドレスが正しいか否かを確認し、正しいと確認できたと
きには、確認(Configure-Ack)メッセージをターミナ
ルアダプタ32へ送信する(S30)。このときからI
Pルーティングサービスの課金が始まる。
【0043】これらの処理によって、IPCPパケット
によるIPアドレスの取得処理がなされ、PPPネゴシ
エーションを完了し、これ以降、IPルーティング網1
を介したIP通信が開始可能となる。
【0044】図7を用いてサブアドレスまたはUUI使
用時のユーザ・データのフォーマットを説明する。図7
(A)は、ユーザデータの内容を示し、サブアドレスま
たはUUIを使用したコマンドであることを示す識別子
部と、コマンドの種類を示すコマンドフィールドと、デ
ータフィールドとから構成される。コマンドには、例え
ば、IPアドレス要求コマンド、IPアドレス通知コマ
ンド、切断コマンド、IPアドレス要求−Ack(許
諾)コマンド等がある。図7(B)は、IPアドレス通
知コマンドのフォーマットであり、コマンドフィールド
には、IPアドレス通知コマンドが、データフィールド
にはIPアドレスが搭載される。図7(C)は切断コマ
ンドのフォーマットであり、コマンドフィールドには切
断コマンドが、データフィールドにはチャネル識別子が
搭載される。図7(D)は、IPアドレス要求/IPア
ドレス要求−Ackコマンドのフォーマットであり、コ
マンドフィールドにIPアドレス要求またはIPアドレ
ス要求−Ackコマンドが搭載され、データフィールド
は設けられない。
【0045】次に、UUIを利用した切断シーケンスに
ついて図8を用いて説明する。図4に示したIPパケッ
トを用いたIPルーティング網1を介しての通話(S1
3)が終了して、いずれかの端末装置例えば発信側の電
話機31−1がオンフックすると、発信側ダイヤルアッ
プ接続式ターミナルアダプタ32−1の直流ループ回路
が開放(オフ)となり、発信側電話機31−1と発信側
ターミナルアダプタ32−1との接続が切断されるとと
もに、発信側ターミナルアダプタ32−1からISDN
網2を介して着信側ターミナルアダプタ32−4へ、切
断を指示するコマンドをUUI要素に搭載したSETU
Pメッセージが送られる(S14)。
【0046】切断を指示するコマンドをUUI要素に搭
載したSETUPメッセージを受信した着信側ダイヤル
アップ接続式ターミナルアダプタ32−4は、電話機3
1−4に対して話中音を送出し(S15)、REL_C
OMPメッセージをISDN網2へ送出する(S1
6)。ISDN網2は、発信側ターミナルアダプタ32
−1へDISCメッセージを送出する(S17)。
【0047】ISDN網2から、DISCメッセージを
受信した発信側ダイヤルアップ接続式ターミナルアダプ
タ32−1は、解放処理を行いRELメッセージをIS
DN網2へ送出する。ISDN網2は、REL_COM
Pメッセージを発信側ターミナルアダプタ32−1へ送
出する(S18)。
【0048】発信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−1は、該ターミナルアダプタ32−1とI
Pルーティング網1のアクセスポイントルータ12−1
間のダイヤルアップ接続を切断する処理を行い(S1
9)、同様に着信側ターミナルアダプタ32−4は、該
ターミナルアダプタ32−4とIPルーティング網1の
アクセスポイントルータ12−4間のダイヤルアップ接
続を切断する(S20)。ステップS19およびステッ
プS20の詳細なシーケンスは、後に図10を用いて詳
述する。
【0049】これらの切断処理のメッセージは、ISD
N網2のDチャネルを介してUUI要素に搭載されて伝
送される。電話機31−4がオンフックすると、着信側
ダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ32−4のル
ープ回路がオフとなり、話中音の送出を停止する。
【0050】以上の実施の形態では、切断の通知はDチ
ャネル上でUUIを使用して通知する例を示したが、以
下、図9を用いてBチャネル上のIPパケットに切断メ
ッセージを載せてIPルーティング網1経由で通知する
実施の形態を説明する。発信側ダイヤルアップ接続式タ
ーミナルアダプタ32−1と着信側ターミナルアダプタ
32−4との間でIPルーティング網1を介してIPパ
ケットを用いて通話が行われている状態で、いずれかの
ターミナルアダプタ32、例えば発信側ターミナルアダ
プタ32−1に接続された電話機31−1がオンフック
すると、これを検知した発信側ターミナルアダプタ32
−1からBチャネル上に切断を指示するデータを搭載し
たIPパケットを流して相手側ターミナルアダプタ32
−4に切断を通知する(S41)。オンフックした側の
ターミナルアダプタ32−1は、ISDN網2に対し、
該ターミナルアダプタ32−1とIPルーティング網1
のアクセスポイントルータ12−1間のダイヤルアップ
接続を切断する処理を行い(S42)、同様に着信側タ
ーミナルアダプタ32−4は、該ターミナルアダプタ3
2−4とIPルーティング網1のアクセスポイントルー
タ12−4間のダイヤルアップ接続を切断する(S4
3)。この切断処理の詳細は、図10に示される。
【0051】図10を用いて、ダイヤルアップ接続切断
シーケンス、および、該ダイヤルアップ接続切断シーケ
ンスに障害が生じた場合の自動切断シーケンスについて
説明する。IPパケット通信中(S13)に、ダイヤル
アップ接続を切断するときには、IPパケット通信を終
了するために、ダイヤルアップ接続式ターミナルアダプ
タ32は、LCPのTerminate-Requestパケットをアク
セスポイントルータ12へ送信して、PPPデータリン
クの終結処理を起動する(S61)。アクセスポイント
ルータ12は、Terminate-Requestパケットを受信する
とIPルーティングサービスの課金を終了し、Terminat
e-Ackをターミナルアダプタ32へ返送する(S6
2)。これにより、PPPデータリンクが終結する。
【0052】次いで、ダイヤルアップ接続式ターミナル
アダプタ32は、DISCメッセージをISDN網2へ
送出する(S63)。ISDN網2は、DISCメッセ
ージをアクセスポイントルータ12へ転送する(S6
4)とともに、ターミナルアダプタ32との接続を解放
する処理を実行した後、RELメッセージをターミナル
アダプタ32へ返送する(S66)。RELメッセージ
を受信したターミナルアダプタ32は、REL_COM
PメッセージをISDN網2へ送出して(S67)切断
処理を終了する。一方、DISCメッセージを受信した
アクセスポイントルータ12は、ISDN網2との接続
を解放する処理を実行した後、RELメッセージをIS
DN網2へ送出する(S65)。ISDN網2は、RE
L_COMPメッセージをアクセスポイントルータ12
へ転送して(S68)切断処理を終了する。
【0053】しかしながら、PPPデータリンク終結処
理が完了してステップ62のIPルーティングサービス
課金終了の後、通話回線の切断監視を行い所定の時間が
過ぎてもダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ32
から通話回線が切断されないときには、アクセスポイン
トルータ12は、DISCメッセージをISDN網2へ
送出する(S71)。ISDN網2は、DISCメッセ
ージをターミナルアダプタ32へ転送する(S72)と
ともに、アクセスポイントルータ12との接続を解放す
る処理を実行した後、RELメッセージをアクセスポイ
ントルータ12へ送出する(S74)。RELメッセー
ジを受信したアクセスポイントルータ12は、REL_
COMPメッセージをISDN網2へ送出する(S7
5)。一方、DISCメッセージを受信したターミナル
アダプタ32は、ISDN網2との接続を解放する処理
を実行した後、RELメッセージをISDN網2へ送出
する(S73)。ISDN網2はREL_COMPメッ
セージをターミナルアダプタ32へ送出して(S76)
切断処理を終了する。
【0054】このようにして、PPPデータリンク終結
の後所定の時間が経過してもダイヤルアップ接続式ター
ミナルアダプタ32側から切断処理が実行されない場合
には、アクセスポイントルータ12側から通話路を切断
することができる。
【0055】次に、図11を用いて第4の実施の形態で
あるDチャンネルを用いてサブアドレスを付加したSE
TUPメッセージを送信し、発信元電話番号を着信側ダ
イヤルアップ接続式ターミナルアダプタ32に知らせた
後、それぞれのターミナルアダプタ32がアクセスポイ
ントルータ12からIPアドレスを取得し、このIPア
ドレスを相手側ターミナルアダプタ32に通知してIP
ルーティング網接続する接続シーケンスを説明する。発
信側の電話機31−1がオフフックすると発信側ターミ
ナルアダプタ32−1の直流ループ回路がオンとなりダ
イヤルトーンを電話機31−1へ送出する(S81)。
ユーザが相手の電話番号をダイヤルすると、ダイヤル信
号がダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ32−1
へ送出される(S82)。
【0056】発信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−1は、着信側ターミナルアダプタ32−4
に対するIPアドレス要求コマンドをサブアドレスに搭
載したSETUPメッセージをISDN網2へ送出する
(S83)。ISDN網2は、IPアドレス要求コマン
ドをサブアドレスに搭載したSETUPメッセージを着
信側ターミナルアダプタ32−4へ転送する(S8
4)。着信側ターミナルアダプタ32−4は、この呼制
御を解放し、REL_COMPメッセージをISDN網
2へ送出する(S85)。ISDN網2は、DISCメ
ッセージを発信側ターミナルアダプタ32−1へ送出
し、発信側ターミナルアダプタ32−1は、RELメッ
セージをISDN網2へ送出する。ISDN網2は、呼
制御を切断しREL_COMPメッセージを発信側ター
ミナルアダプタ32−1へ送出する(S86)。この処
理によって呼の切断が終了される。一方、SETUPメ
ッセージを受信した着信側ターミナルアダプタ32−4
は、ISDN網2の発信者番号通知サービスにより発信
元電話番号を取得し記憶するとともに、サブアドレスを
参照してIPアドレス要求コマンドを受信し、さらに、
電話機31−4に着信表示を送り(S88)、電話機3
1−4はベルを鳴動して着信を知らせる。
【0057】着信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−4は、発信側ターミナルアダプタ32−1
に対するIPアドレス要求−Ackコマンドをサブアド
レスにセットしたSETUPメッセージをDチャネルを
介してISDN網2へ送出する(S87)。ISDN網
2は、IPアドレス要求−Ackコマンドをサブアドレ
スにセットしたSETUPメッセージを発信側ダイヤル
アップ接続式ターミナルアダプタ32−1へ転送する
(S89)。発信側ターミナルアダプタ32−1は、I
SDN網2の発信者番号通知サービスにより発信元電話
番号を取得し記憶するとともに、サブアドレスを参照し
て着信側ターミナルアダプタ32−4がIPアドレス要
求を受け入れたことを確認し、電話機31−1に呼出表
示を送る(S90)。次いで、発信側ターミナルアダプ
タ32−1は、この呼制御を解放しREL_COMPメ
ッセージをISDN網2へ送出する(S91)。
【0058】ISDN網2と着信側ダイヤルアップ接続
式ターミナルアダプタ32−4間では、発信側ターミナ
ルアダプタ32−1から受け取った解放完了メッセージ
によって呼制御の切断処理が実行される(S94)。
【0059】発信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−1は、ISDN網2を介してアクセスポイ
ントルータ12−1との間で、接続処理(S92)と、
ユーザの認証およびIPアドレス(IP_S)の取得を
行う(S93)。
【0060】着信側電話機31−4がオフフックする
と、着信側ダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ3
2−4の直流ループ回路がオンとなり(S95)、着信
側ターミナルアダプタ32−4は、ISDN網2を介し
てIPルーティング網1のアクセスポイントルータ12
−4との間で、接続処理が実行され(S96)、ユーザ
の認証とIPアドレス(IP_R)の取得がなされる
(S97)。ステップS93とステップS97における
ユーザの認証とIPアドレスの取得は、図6に示したユ
ーザの認証とIPアドレス取得シーケンスと同様に行わ
れる。
【0061】着信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−4は、ステップS97で取得したIPアド
レス(IP_R)を図7(B)に示したIPアドレス通
知フォーマットでサブアドレスに搭載したSETUPメ
ッセージを、発信側ターミナルアダプタ32−1へ通知
する(S98)。着信側ターミナルアダプタ32−4の
IPアドレス(IP_R)をSETUPメッセージのサ
ブアドレスから取得した発信側ターミナルアダプタ32
−1は、着信側ターミナルアダプタのIPアドレス(I
P_R)をメモリに格納するとともに、ISDN網2と
の呼制御の解放処理を実行し、REL_COMPメッセ
ージをISDN網2へ送出する(S99)。上記REL
_COMPメッセージに基づいてISDN網2と着信側
ダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ32−4との
間の呼制御を切断する処理が実行される(S100)。
【0062】次いで、発信側ダイヤルアップ接続式ター
ミナルアダプタ32−1は、ステップS93で取得した
IPアドレス(IP_S)を図7(B)に示したIPア
ドレス通知フォーマットでサブアドレスに搭載したSE
TUPメッセージを、ISDN網2へ送出し(S10
1)、ISDN網2は、このSETUPメッセージを着
信側ターミナルアダプタ32−4へ転送する(S10
2)。着信側ターミナルアダプタ32−4は、このSE
TUPメッセージのサブアドレスから発信側ターミナル
アダプタ32−1のIPアドレス(IP_S)を取得す
る。着信側ターミナルアダプタ32−4は、発信側ター
ミナルアダプタのIPアドレスを受信すると、ISDN
網2との呼制御を解放する処理を実行し、REL_CO
MPメッセージをISDN網2へ送出する(S10
3)。このREL_COMPメッセージを受信したIS
DN網2は、DISCメッセージを発信側ターミナルア
ダプタ32−1へ送出し、発信側ターミナルアダプタ3
2−1との呼制御を切断する処理を実行する(S10
4)。発信側ターミナルアダプタ32−1は、電話機3
1−1に対する呼出表示を停止する(S105)。
【0063】これらの一連の処理によって、双方のダイ
ヤルアップ接続式ターミナルアダプタは自己のIPアド
レスを取得するとともに、相手側のIPアドレスを取得
することができるので、これ以降、UUIによるIPア
ドレス取得による通話と同様に、電話機31−1→発信
側ターミナルアダプタ32−1→ISDN網2→IPル
ーティング網1→ISDN網2→着信側ターミナルアダ
プタ32−4→電話機31−4の経路でIPパケットに
よる通話をすることができる(S106)。
【0064】次に、図12を用いて、サブアドレスを用
いた通話の切断シーケンスを説明する。IPルーティン
グ網1を介してIPパケットを用いた通話(S106)
がなされておりこの通話を終了しようとして、一方の電
話機、例えば発信側電話機31−1がオンフックする
と、発信側ダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ3
2−1の直流ループ回路がオフとなり(S107)、こ
の直流ループ回路のオフを検知した発信側ターミナルア
ダプタ32−1は、着信側ターミナルアダプタ32−4
への図7(C)に示した切断コマンドをサブアドレスに
搭載したSETUPメッセージを、ISDN網2へ送出
する(S108)。ISDN網2は、着信側ターミナル
アダプタ32−4に前記切断コマンドをサブアドレスに
搭載したSETUPメッセージを転送する(S10
9)。SETUPメッセージのサブアドレスから切断メ
ッセージを取得した着信側ターミナルアダプタ32−4
は、SETUPメッセージに対する応答として、REL
_COMPメッセージをISDN網2へ送出する(S1
10)。
【0065】REL_COMPメッセージを受信したI
SDN網2は、ISDN網2と発信側ダイヤルアップ接
続式ターミナルアダプタ32−1間の接続を切断する処
理を実行し(S111)、図10に示したダイヤルアッ
プ接続切断シーケンスによって、ターミナルアダプタ3
2とアクセスポイントルータ12間の接続を切断する処
理がなされ、前記電話機31−1と電話機31−4間の
接続が切断される(S112)。
【0066】以上の処理によって、切断コマンドをサブ
アドレスに搭載したSETUPメッセージを着信側ダイ
ヤルアップ接続式ターミナルアダプタ32−4へ伝送す
ることによって、前記電話機31−1と電話機31−4
間のIPルーティング網1を介した通話を、切断するこ
とができる。
【0067】図13を用いて、IPアドレスを既に取得
しているダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタへの
UUIを用いた接続シーケンスを説明する。この実施の
形態は、前記図4に示した第1の実施の形態と共通する
部分は、同一のステップ番号で示している。いま、着信
側ダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ32−4に
接続された電話機31−4’が、IPルーティング網1
とダイヤルアップ接続されてIPパケットを用いた通話
中であった(S120)とする。このとき、着信側ター
ミナルアダプタ32−4は、既にIPアドレス(IP_
R)を取得している。この状態で、発信側ターミナルア
ダプタ32−1に接続された電話機31−1がオフフッ
クしたとすると、図4に示した実施の形態と同様に、タ
ーミナルアダプタ32−1の直流ループ回路がオンし、
ターミナルアダプタ32−1からダイヤルトーンが電話
機31−1へ送出される。ユーザは、電話機31−1か
ら着信側ターミナルアダプタ32−4の電話番号RR−
RRRRをダイヤルする(S1)。
【0068】発信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−1は、前記ダイヤル信号を受信すると、D
チャネルを用いてISDN呼制御を行い該ターミナルア
ダプタ32−1に予め登録されている電話番号AT−T
TTTをダイヤルしてIPルーティング網1のアクセス
ポイントルータ12−1にアクセスし(S2)、ユーザ
の認証とIPアドレス(IP_S)の割当てを要求し、
IPアドレス(IP_S)を取得する(S3)。
【0069】IPアドレス(IP_S)を取得した発信
側ダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ32−1
は、ISDN網2のDチャネルを経由して前記着信側タ
ーミナルアダプタ32−4の電話番号(RR−RRR
R)に発呼する。このときのSETUPメッセージに
は、発信側ターミナルアダプタ32−1が取得したIP
アドレス(IP_S)を図7(B)に示したIPアドレ
ス通知フォーマットでUUI要素に搭載したSETUP
メッセージを着信側ターミナルアダプタ32−4に通知
する(S4)。
【0070】着信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−4は、発信側からのSETUPメッセージ
を受信すると、このメッセージにセットされたUUI要
素から発信側ターミナルアダプタ32−1のIPアドレ
ス(IP_S)を取得し、メモリに記憶し、着信側ター
ミナルアダプタ32−4に接続された電話機31−4に
対して着信信号(ベル信号)を送出する(S5)。さら
に、着信側ターミナルアダプタ32−4は、ALERT
メッセージを発信側ターミナルアダプタ32−1へ送出
する(S6)。ALERTメッセージを受信した発信側
ターミナルアダプタ32−1は、電話機31−1に呼出
表示を送出する。
【0071】着信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−4に接続された電話機31−4がオフフッ
クして応答する(S7)と、前記着信信号の送出を停止
する。
【0072】着信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−4に接続された電話機31−4がオフフッ
クして応答すると、着信側ターミナルアダプタ32−4
は、既に取得している自己のIPアドレス(IP_R)
をUUI要素に搭載したDISCメッセージを送出し、
ISDN網2を径由して発信側ターミナルアダプタ32
−1へ通知する(S121)。
【0073】前記DISCメッセージを受信した発信側
ダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ32−1は、
DISCメッセージのUUI要素から着信側IPアドレ
ス(IP_R)を取得し、メモリに記憶し、呼出表示を
停止して着信側が応答したことをユーザに知らせるとと
もに、ISDN網2に対してRELメッセージを送出す
る。ISDN網2は、呼接続を解放する処理を行い、R
EL_COMPメッセージを送出する(S122)。こ
のようにして呼制御が切断されると、発信側ターミナル
アダプタ32−1は、アクセスポイントルータ(電話番
号AT−TTTT)12−1に対して、宛先IPアドレ
スと発信元IPアドレスとを搭載したIPパケットを送
出して、発信側端末装置31−1と着信側端末装置31
−4との間で、IPルーティング網1を介したIPパケ
ットによる通話を開始する(S123)。
【0074】図14を用いて、IPアドレスを既に取得
しているダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタへの
サブアドレスを用いた接続シーケンスを説明する。この
実施の形態は、前記図11に示した実施の形態と共通す
る部分は、同一のステップ番号で示している。いま、着
信側ターミナルアダプタ32−4に接続された電話機3
1−4’が、IPルーティング網1とダイヤルアップ接
続されてIPパケットを用いた通話中であった(S12
0)とする。このとき、着信側ターミナルアダプタ32
−4は、既にIPアドレス(IP_R)を取得してい
る。
【0075】発信側の電話機31−1がオフフックする
と発信側ダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ32
−1の直流ループ回路がオンとなりダイヤルトーンを電
話機31−1へ送出する(S81)。ユーザは相手の電
話番号をダイヤルし、ダイヤル信号が発信側ターミナル
アダプタ32−1へ送出される(S82)。
【0076】発信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−1は、着信側ターミナルアダプタ32−4
に対して図7(D)に示したIPアドレス要求コマンド
をサブアドレスに搭載したSETUPメッセージをIS
DN網2へ送出する(S83)。ISDN網2は、サブ
アドレスが付加されたSETUPメッセージを着信側タ
ーミナルアダプタ32−4へ転送する(S84)。IP
アドレス要求コマンドをサブアドレスに搭載したSET
UPメッセージを受信した着信側ターミナルアダプタ3
2−4は、この呼制御を解放し解放完了メッセージ(R
EL_COMP)をISDN網2へ送出する(S8
5)。ISDN網2と発信側ターミナルアダプタ32−
1の間では、着信側ターミナルアダプタ32−4から受
け取った解放完了メッセージによって呼制御の切断処理
が実行される(S86)。さらに、着信側ターミナルア
ダプタ32−4は、ISDN網2の発信者番号通知サー
ビスにより、発信元電話番号を取得し記憶するととも
に、サブアドレスを参照してIPアドレス要求コマンド
であることを確認し、電話機31−4に着信表示を送り
(S88)、電話機31−4はベルを鳴動して着信を知
らせる。
【0077】着信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−4は、発信側ターミナルアダプタ32−1
に対して図7(D)のIPアドレス要求−Ackコマン
ドをサブアドレスに搭載したSETUPメッセージをI
SDN網2へ送出する(S87)。ISDN網2は、こ
のIPアドレス要求−Ackコマンドをサブアドレスに
搭載したSETUPメッセージを発信側ターミナルアダ
プタ32−1へ転送する(S89)。発信側ターミナル
アダプタ32−1は、ISDN網2の発信者番号通知サ
ービスにより発信元電話番号を取得し記憶するととも
に、サブアドレスを参照してIPアドレス要求−Ack
コマンドを確認し、電話機31−1に呼出表示を送る
(S90)。発信側ターミナルアダプタ32−1は、こ
の呼制御を解放し解放完了メッセージ(REL_COM
P)をISDN網2へ送出する(S91)。
【0078】発信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−1は、ISDN網2を介してIPルーティ
ング網1のアクセスポイントルータ(電話番号AT−T
TTT)12−1との間で接続処理を実行し(S9
2)、ユーザの認証とIPアドレス(IP_S)の取得
がなされる(S93)。この認証とIPアドレスの取得
は、図6に示したユーザの認証とIPアドレスの取得シ
ーケンスと同様に行われる。
【0079】発信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−1からREL_COMPメッセージを受け
取ったISDN網2は、着信側ターミナルアダプタ32
−4にDISCメッセージを送出し、ISDN網2と着
信側ターミナルアダプタ32−4との間の呼制御の切断
処理が実行される(S94)。
【0080】次に、着信側電話機31−4がオフフック
すると、着信側ダイヤルアップ接続式ターミナルアダプ
タ32−4の直流ループ回路がオンとなる(S95)。
このとき、着信側ターミナルアダプタ32−4は既にI
Pアドレス(IP_R)を取得してネットワークと通話
中であるので、新たなIPアドレスの取得は行わない。
【0081】着信側ダイヤルアップ接続式ターミナルア
ダプタ32−4は、既に取得しているIPアドレス(I
P_R)を図7(B)に示したIPアドレス通知コマン
ドのフォーマットでサブアドレスに搭載したSETUP
メッセージをISDN網2へ送出して、発信側ターミナ
ルアダプタ32−1へ通知する(S98)。受信したS
ETUPメッセージから着信側ターミナルアダプタ32
−4のIPアドレス(IP_R)を取得した発信側ター
ミナルアダプタ32−1は、取得したIPアドレス(I
P_R)をメモリに格納するとともに、ISDN網2と
の呼制御の解放処理を実行し、REL_COMPメッセ
ージをISDN網2へ送出する(S99)。上記REL
_COMPメッセージに基づいてISDN網2と着信側
ターミナルアダプタ32−4との間の呼制御を切断する
処理が実行される(S100)。
【0082】次いで、発信側ダイヤルアップ接続式ター
ミナルアダプタ32−1は、ステップS93で取得した
自己のIPアドレス(IP_S)を図7(B)に示した
IPアドレス通知コマンドフォーマットでサブアドレス
に搭載したSETUPメッセージをISDN網2へ送出
し(S101)、着信側ターミナルアダプタ32−4
は、このSETUPメッセージに付加されたサブアドレ
スを参照して発信側ターミナルアダプタ32−1のIP
アドレス(IP_S)を取得する(S102)。着信側
ターミナルアダプタ32−4は、発信側ターミナルアダ
プタ32−1のIPアドレスを受信するとISDN網2
との呼制御を解放する処理を実行し、REL_COMP
メッセージをISDN網2へ送出する(S103)。こ
のREL_COMPメッセージを受信したISDN網2
は、発信側ターミナルアダプタ32−1との呼制御を切
断する処理を実行する(S104)。発信側ターミナル
アダプタ32−1は、電話機31−1に対する呼出表示
を停止する(S105)。
【0083】これらの一連の処理によって、双方のダイ
ヤルアップ接続式ターミナルアダプタは自己のIPアド
レスを取得するとともに、相手側のIPアドレスを取得
することができるので、これ以降、UUIによる通話と
同様に、電話機31−1→発信側ターミナルアダプタ3
2−1→ISDN網2→IPルーティング網1→ISD
N網2→着信側ターミナルアダプタ32−4→電話機3
1−4の経路でIPパケットによる通話をすることがで
きる(S106)。
【0084】このように、相手側が既にIPアドレスを
取得しているときには、同一の音声データを有するそれ
ぞれ異なる相手側のIPアドレスを搭載したIPパケッ
トをIPルーティング網1へ送り出すことによって、複
数の相手側に対して同一の音声データを配信することが
でき、3者通話(OCN電話会議システム)が可能とな
る。図15を用いて、3者間での通話の例を説明する。
OCN/インタネットなどのIPルーティング網1は、
電話番号AA−APAAのアクセスポイントルータ12
−1と、電話番号AB−APBBのアクセスポイントル
ータ12−2と、電話番号AC−APCCのアクセスポ
イントルータ12−3を有しており、これらのアクセス
ポイントルータはISDN網2に収容されている。IS
DN網2には、電話番号TA−AAAAのダイヤルアッ
プ接続式ターミナルアダプタ32−1と、電話番号TB
−BBBBのターミナルアダプタ32−2と、電話番号
TC−CCCCのターミナルアダプタ32−3が収容さ
れている。それぞれのターミナルアダプタ32−1,3
2−2,32−3には、それぞれ電話機31−1,31
−2,31−3が収容されている。
【0085】それぞれのダイヤルアップ接続式ターミナ
ルアダプタ32−1,32−2,32−3は、上述の手
順でそれぞれIPアドレス(IP_A),(IP_
B),(IP_C)を取得しており、収容された電話機
からの音声データを通話対象となる相手側ターミナルア
ダプタの数だけIPパケット化して送出する。図のよう
に、ターミナルアダプタ32−1,32−2,32−3
がIPルーティング網1を介して接続されているとき
に、例えば、ターミナルアダプタ32−1は、電話機3
1−1からの音声データAをターミナルアダプタ32−
2宛のIPパケット(IPAB)と、ターミナルアダプ
タ32−3宛のIPパケット(IPAC)の二つのIP
パケットに構成してアクセスポイントルータ12−1へ
順次送出する。このとき、IPパケット(IPAB)と
IPパケット(IPAC)には同じ音声データAが搭載
される。同様に、ターミナルアダプタ32−2は、電話
機31−2からの音声データBをターミナルアダプタ3
2−1宛のIPパケット(IPBA)と、ターミナルア
ダプタ32−3宛のIPパケット(IPBC)の二つの
パケットに構成してアクセスポイントルータ12−2へ
送出し、ターミナルアダプタ32−3は、電話機31−
3からの音声データCをターミナルアダプタ32−1宛
のIPパケット(IPCA)と、ターミナルアダプタ3
2−2宛のIPパケット(IPCB)の二つのIPパケ
ットに構成してアクセスポイントルータ12−3へ送出
する。
【0086】IPルーティング網1は、それぞれIPア
ドレスを付与したダイヤルアップ接続式ターミナルアダ
プタ32から送られてきたIPパケットをその宛先IP
アドレスを参照して、該当するアクセスポイントルータ
12へルーティングする。例えば、IPルーティング網
1は、アクセスポイントルータ12−1からのIPパケ
ット(IPAB)をアクセスポイントルータ12−2へ
ルーティングし、IPパケット(IPAC)をアクセス
ポイントルータ12−3へルーティングする。また、I
Pルーティング網1は、アクセスポイントルータ12か
らの他のアクセスポイントルータから送られてきたIP
パケットをその宛先IPアドレスを参照して、該当する
ターミナルアダプタ32へルーティングする。例えば、
IPルーティング網1は、アクセスポイントルータ12
からのIPパケット(IPBA)およびIPパケット
(IPCA)をターミナルアダプタ32−1へルーティ
ングする。ターミナルアダプタ32−1は、受信した二
つのIPパケットの音声信号データを合成して電話機3
1−1へ伝送する。このようにして、OCN/インター
ネット等のIPルーティング網1を介して3者が同時に
通話することができる。
【0087】以上の説明では、3者間の通話を例とした
が、伝送速度の許すかぎりにおいて、同様の考え方でn
者の間での同時通話も可能となる。
【0088】以上説明した本発明の実施の形態では、ダ
イヤルアップ接続式ターミナルアダプタを電話機等の端
末装置から独立した機能として示したが、該ターミナル
アダプタの機能を端末装置自体に備えて本発明にかかる
ダイヤルアップ接続式IPルーティング網電話システム
を構成することも可能である。さらに、上記の説明で
は、音声を伝送する電話を例にとって説明したが、本発
明は、電話に限らずファクシミリなどの端末装置間のあ
らゆるデータの伝送に対しても、ダイヤルアップ接続に
よるIPルーティング網電話(通信)をすることができ
る。
【0089】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、端末装置
31→ISDNなどの公衆網2→OCN/インターネッ
トなどのIPルーティング網1→公衆網2→端末装置3
1との経路で通話するIPルーティング網電話システム
において、相手方の端末装置がOCN/インターネット
などのIPルーティング網1に接続されていないときで
も、発信側端末装置がIPルーティング網1にダイヤル
アップ接続してIPアドレスを取得し、このIPアドレ
スを公衆網のISDN呼設定メッセージのUUI要素ま
たはサブアドレス要素に搭載して相手側端末装置に通知
し、相手側端末装置がIPルーティング網1にダイヤル
アップ接続してIPアドレスを取得し、このIPアドレ
スを公衆網のISDN呼設定メッセージのUUI要素ま
たはサブアドレス要素に搭載して発信側端末装置に通知
することによって、双方のIPアドレスをISDN呼制
御によって得ることが出きるので、それ以後、IPアド
レスを用いてOCN/インターネットなどのIPルーテ
ィング網1上で通話することができる。
【0090】さらに、このようなIPルーティング網電
話システムに用いるターミナルアダプタを得ることがで
き、安価な通話を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるダイヤルアップ接続式IPルー
ティング網電話システムの構成の概要を説明する概念
図。
【図2】本発明にかかるダイヤルアップ接続式IPルー
ティング網電話システムに用いられるダイヤルアップ接
続式ターミナルアダプタの構成の概要を示すブロック
図。
【図3】本発明にかかるダイヤルアップ接続式IPルー
ティング網電話システムに用いられるユーザ・データの
フォーマットを説明する図。
【図4】本発明にかかるダイヤルアップ接続式IPルー
ティング網電話システムのUUI通知サービスを利用し
た接続シーケンス図。
【図5】本発明にかかるダイヤルアップ接続式IPルー
ティング網電話システムに用いられるPPPフレームの
フォーマットを説明する図。
【図6】本発明にかかるダイヤルアップ接続式IPルー
ティング網電話システムにおけるユーザの認証とIPア
ドレスの取得の詳細シーケンス図。
【図7】本発明にかかるダイヤルアップ接続式IPルー
ティング網電話システムに用いられるサブアドレスまた
はUUI使用時のユーザデータのフォーマットを説明す
る図。
【図8】本発明にかかるダイヤルアップ接続式IPルー
ティング網電話システムのUUIを利用した切断シーケ
ンスを説明する図。
【図9】本発明にかかるダイヤルアップ接続式IPルー
ティング網電話システムに用いられるBチャネル上の制
御IPパケットにより切断を通知するシーケンスを説明
する図。
【図10】本発明にかかるダイヤルアップ接続式IPル
ーティング網電話システムに用いられるダイヤルアップ
接続を切断する切断シーケンスを説明する図。
【図11】本発明にかかるダイヤルアップ接続式IPル
ーティング網電話システムに用いられるサブアドレスを
用いた接続シーケンスを説明する図。
【図12】本発明にかかるダイヤルアップ接続式IPル
ーティング網電話システムに用いられるサブアドレスを
用いた切断シーケンスを説明する図。
【図13】本発明にかかるダイヤルアップ接続式IPル
ーティング網電話システムに用いられるUUIを用いた
既にIPアドレスを取得しているターミナルアダプタへ
の接続シーケンスを説明する図。
【図14】本発明にかかるダイヤルアップ接続式IPル
ーティング網電話システムに用いられるサブアドレスを
用いた既にIPアドレスを取得しているターミナルアダ
プタへの接続シーケンスを説明する図。
【図15】本発明にかかるダイヤルアップ接続式IPル
ーティング網電話システムを利用した3者間通話の構成
を説明する概念図。
【図16】従来のダイヤルアップ接続式IPルーティン
グ網電話システムの構成を説明する概念図。
【図17】ダイヤルアップ接続式IPルーティング網電
話システムに用いられるIPパケットのフォーマット
(IPデータグラム)を説明する図。
【符号の説明】
1 OCN/インターネット等のIPルーティング網 2 ISDN網などの公衆網 4 専用線 11 インターネットサーバ 12 アクセスポイントルータ 31 端末装置(電話機) 32 ダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ 321 アナログ内線インタフェース機能部 322 低ビットレート音声コーデック 323 IPパケット化アンパケット化機能部 324 IPパケット多重分離部 325 IPパケット化アンパケット化機能部 326 制御部 327 ISDN−BRI回線インターフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 3/42 H04L 11/20 B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信側端末装置と、公衆網と、OCN/
    インターネットなどのIPパケットを伝送するIPルー
    ティング網と、公衆網と、着信側端末装置からなるダイ
    ヤルアップ接続式IPルーティング網電話システムにお
    いて、発信側端末装置がIPルーティング網からダイヤ
    ルアップによって取得した発信側IPアドレスを公衆網
    のISDN呼制御メッセージに搭載して着信側端末装置
    に通知し、 発信側IPアドレスを受信した着信側端末装置がダイヤ
    ルアップによってIPルーティング網における着信側I
    Pアドレスを取得し、取得した着信側IPアドレスを公
    衆網のISDN呼制御メッセージに搭載して発信側端末
    装置に通知し、双方の端末装置が自己のIPアドレスと
    相手のIPアドレスを用いてIPルーティング網を介し
    て通話するようにしたことを特徴とするダイヤルアップ
    接続式IPルーティング網電話システム。
  2. 【請求項2】 IPアドレスをISDN呼制御メッセー
    ジのユーザ・ユーザ情報(UUI)要素に搭載して通知
    する請求項1記載のダイヤルアップ接続式IPルーティ
    ング網電話システム。
  3. 【請求項3】 IPアドレスをISDN呼制御メッセー
    ジのサブアドレス情報要素に搭載して通知する請求項1
    記載のダイヤルアップ接続式IPルーティング網電話シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 発信側端末装置が接続されるターミナル
    アダプタと、公衆網と、OCN/インターネットなどの
    IPパケットを伝送するIPルーティング網と、公衆網
    と、着信側端末装置が接続されるターミナルアダプタと
    からなるダイヤルアップ接続式IPルーティング網電話
    システムに用いるダイヤルアップ接続式ターミナルアダ
    プタにおいて、 接続された端末装置からダイヤル発信されるとIPルー
    ティング網からIPアドレスを取得し、取得したIPア
    ドレスを公衆網のISDN呼制御メッセージに搭載して
    着信側ターミナルアダプタに通知するとともに、着信側
    ターミナルアダプタから受信したISDN呼制御メッセ
    ージに搭載された着信側ターミナルアダプタのIPアド
    レスを取得し、それぞれのIPアドレスを用いてIPル
    ーティング網を介して通信する機能を有することを特徴
    とするダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ。
  5. 【請求項5】 発信側端末装置が接続されるターミナル
    アダプタと、公衆網と、OCN/インターネットなどの
    IPパケットを伝送するIPルーティング網と、公衆網
    と、着信側端末装置が接続されるターミナルアダプタと
    からなるダイヤルアップ接続式IPルーティング網電話
    システムに用いるダイヤルアップ接続式ターミナルアダ
    プタにおいて、ISDN網を介してIPアドレスの取得
    を指示され、かつ、端末装置がオフフックしたときにI
    Pルーティング網からIPアドレスを取得し、取得した
    IPアドレスをISDN呼制御メッセージに搭載して通
    知する機能を有することを特徴とするダイヤルアップ接
    続式ターミナルアダプタ。
  6. 【請求項6】 複数の低ビットレート音声コーデック
    と、複数のIPパケット化アンパケット化機能と、IP
    パケット多重分離機能とを有する請求項4または請求項
    5記載のダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ。
JP9179246A 1997-07-04 1997-07-04 ダイヤルアップ接続式ipルーティング網電話システムおよびダイヤルアップ接続式ターミナルアダプタ Pending JPH1127422A (ja)

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