JPH09200502A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH09200502A
JPH09200502A JP8288562A JP28856296A JPH09200502A JP H09200502 A JPH09200502 A JP H09200502A JP 8288562 A JP8288562 A JP 8288562A JP 28856296 A JP28856296 A JP 28856296A JP H09200502 A JPH09200502 A JP H09200502A
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Toshihisa Motosugi
敏久 本杉
Hiroyuki Deyama
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Minolta Co Ltd
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
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  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手のよい複写機を提供する。 【解決手段】 イメージリーダにより原稿のスキャンが
行なわれ、画像の2値化処理が行なわれる(S20
1)。読取られた原稿画像の総画素数Snに含まれるカ
ラー画素数Cnの割合が基準値以上であるかが判別され
る(S202,S203)。YESであれば、画面上に
カラー原稿用の操作画面が表示される(S204)。N
Oであれば、画面上にモノクロ原稿用操作画面が表示さ
れる(S205)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像処理装置に関
し、特に原稿画像を読取り、読取られた原稿画像を加工
し、プリント出力する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より原稿を画像データとして読取
り、その読取られた画像データを画面上に表示し、その
表示に基づいて編集などの処理を行なう画像処理装置が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明はそのような
従来の画像処理装置の使い勝手を向上させることをその
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のある局面に従うと、画像処理装置は、原
稿画像を読取り、画像データを発生する読取手段と、複
数の画像編集モードから所望の画像編集モードを選択す
るための選択画面を表示する表示手段と、読取手段によ
って読取られた画像の種別を判別する判別手段と、判別
手段によって判別された種別に応じて、画面を選択し、
選択した画面を表示手段に表示させる表示制御手段と、
表示手段に表示された選択された画面から選択された画
像編集モードに応じて、読取手段から出力される画像デ
ータに対して画像処理を施す画像編集手段とを備え、選
択画面は、互いに異なる画像編集モードを選択可能な複
数の画面を有する。
【0005】この発明に従うと、読取られた画像の種別
が判別され、判別された種別に応じて画面が選択され、
選択された画面が表示手段に表示されるため、オペレー
タは必要な事項が記載された画面を見ることができる。
これにより画像処理装置の使い勝手が向上する。
【0006】さらに好ましくは、判別手段は、画像がカ
ラー画像か、モノカラー画像かを判別する。
【0007】さらに好ましくは、判別手段は、画像が写
真画像か文字画像かを判別する。この発明の他の局面に
従うと、画像処理装置は、原稿を読取り、画像データを
出力する読取手段と、読取手段によって読取られる原稿
の向きを判別する判別手段と、判別手段によって判別さ
れた原稿の向きに基づいて、読取手段から出力される画
像データを回転させる回転手段と、回転手段によって回
転させた画像データに基づいて、原稿画像を表示する表
示手段とを備える。
【0008】この発明に従うと、読取られる原稿の向き
が判別され、判別された原稿の向きに基づいて読取手段
から出力される画像データは回転され、表示される。こ
れにより原稿の向きに基づいて適切な方向に原稿画像を
表示することができるため、画像処理装置の使い勝手が
向上する。
【0009】さらに好ましくは、判別手段は、原稿画像
中の文字の向きを判別する。さらに好ましくは、回転手
段は、判別手段によって判別された文字の向きに応じ
て、表示手段に表示される原稿画像中の文字が、オペレ
ータに対して正立するように、画像データを回転させ
る。
【0010】さらに好ましくは、表示手段は、原稿画像
とともに原稿画像を編集するための入力画面を表示し、
表示された原稿画像の向きに応じて、入力画面の表示位
置を変更する。
【0011】この発明のさらに他の局面に従うと、画像
処理装置は、第1画像と第2画像とを同時に表示する表
示手段と、第1画像と第2画像の面積を算出する手段
と、算出された面積を比較する比較手段と、比較手段に
よる比較結果に基づいて、第1画像と第2画像のうち一
方の画像を他方の画像に対して優先して表示するよう表
示手段を制御する制御手段とを備える。
【0012】この発明に従うと、第1画像と第2画像の
面積に基づいて表示の優先順位が制御される。これによ
りオペレータに対して見やすい表示を行なうことがで
き、画像処理装置の使い勝手が向上する。
【0013】さらに好ましくは、制御手段は、第1画像
と第2画像とを重ねて合わせて表示する場合、優先する
画像を他の画像の上に表示するよう表示手段を制御す
る。
【0014】さらに好ましくは、制御手段は、面積の小
さい画像を大きい画像に対して優先させる。
【0015】さらに好ましくは、画像処理装置は、表示
手段に表示された第1画像と第2画像との相対位置に基
づいて、第1画像の画像データと第2画像の画像データ
を合成し、合成した画像データをプリントするプリント
手段を備える。
【0016】
【発明の実施の形態】
1.複写機の全体構成 図1は、本発明の実施の形態におけるデジタルカラー複
写機の斜視図である。
【0017】図を参照して、デジタルカラー複写機10
0は、大量の原稿を取り扱うための自動原稿送り装置2
00(以下、ADF200と称する)と、コピー用紙を
仕分けるためのソータ400と、フィルム原稿から複写
を行なうためのフィルムプロジェクタ500と、読取ら
れた原稿画像を表示し、オペレータからの操作指示を受
け付けるスクリーンエディタ600と、パーソナルコン
ピュータやEWS(ワークステーション)などを接続す
ることによってカラープリンタとして本複写機を使用す
るためのプリンタコントローラ700とを備える。
【0018】スクリーンエディタ600には、原稿を読
取って表示したり、オペレータへの操作指示を行なうた
めに各種操作メニュー画面を表示するカラー液晶表示装
置115(以下、カラーLCD115と称する)が含ま
れる。さらに、このカラーLCD115の上には、オペ
レータにより指示された座標を検出するための透明タブ
レット116(以下、ペン入力タブレット116と称す
る)が積層されており、ペン800によるオペレータか
らの入力により、カラーLCD115上の座標をダイレ
クトに入力することが可能である。
【0019】図2は、図1のデジタルカラー複写機10
0の機構を説明するための正面断面図である。なお、図
2においては、図1で示したADF200、ソータ40
0、フィルムプロジェクタ500、スクリーンエディタ
600、プリンタコントローラ700の図示は省略して
いる。
【0020】図2を参照して、複写機は大きくはイメー
ジリーダ30とプリンタ20とから構成される。以下そ
の各々について説明する。
【0021】(a) イメージリーダ30について イメージリーダ30は、原稿を載置するための原稿台3
1と、原稿の露光走査を行なうためのスキャナ32と、
原稿からの反射光を電気信号に変換するためのイメージ
センサ(CCDラインセンサ)201と、イメージセン
サ201からの信号を処理する画像信号処理部330
と、画像信号処理部330からの信号に基づいてプリン
タ20へ画像信号を出力するプリントヘッド制御部33
5と、スキャナ32を駆動するためのパルスモータ35
とを備える。
【0022】原稿台31上に積載された原稿の画像はス
キャナ32によって露光走査され、その画像の反射光は
イメージセンサ201により光電変換される。光電変換
された信号は画像信号処理部330において所定の処理
が施され、レーザダイオード駆動用のデジタル画像デー
タが生成される。生成されたデジタル画像データはプリ
ントヘッド制御部335へ伝送される。
【0023】(b) プリンタ20について プリンタ20は、大きくは作像部および用紙処理部から
構成される。以下その内容を説明する。作像部は、イメ
ージリーダ30から送られたデジタル画像データに基づ
いて駆動されるレーザ装置21と、静電潜像を書込むた
めの感光体ドラム4と、トナーによる現像を行なう現像
ユニット6と、用紙の表面に画像を転写する転写ドラム
10と、感光体ドラムおよび転写ドラムを駆動するドラ
ム駆動モータ22とを備える。
【0024】プリントヘッド制御部335から入力され
たデジタル画像データによりレーザ装置21は駆動され
る。レーザ装置21の駆動により感光体ドラム4の表面
に静電潜像が形成される。静電潜像は現像ユニット6に
よりトナー現像され、転写ドラム10上に保持された用
紙の表面に転写される。
【0025】なお、このとき感光体ドラム4および転写
ドラム10はドラム駆動モータ22によって同期して駆
動される。
【0026】現像ユニット6は、マゼンタトナーでの現
像を行なうマゼンタ現像器6Mと、シアントナーでの現
像を行なうシアン現像器6Cと、イエロートナーでの現
像を行なうイエロー現像器6Yと、ブラックトナーでの
現像を行なうブラック現像器6Kと、その各々の現像器
の上部に設けられた、現像器の各々に対応する色のトナ
ーを供給するための4つのトナーホッパーと、現像器ユ
ニット6の上下方向の移動を行なうための現像ユニット
モータ61とから構成される。
【0027】用紙処理部は、プリントのための用紙を収
納する収納カセット42〜44と、用紙を一時的に収納
する中間収納部50と、用紙を反転させる反転装置51
とから構成される。
【0028】収納カセット42〜44のいずれかのカセ
ットから給紙された用紙、または中間収納部50から給
紙された用紙は、搬送ローラ群により転写ドラム10に
搬送され、転写ドラム10に巻付けられる。その後その
用紙には感光体ドラム4上のトナー像が順次(最大4色
分)転写される。
【0029】転写の行なわれた用紙は、その後転写ドラ
ム10から分離され、定着装置48にて画像定着が行な
われ、排紙トレイ49において排紙される。
【0030】なお、用紙の搬送時にレジストタイミング
をとるためのタイミングローラ対45と、搬送ベルト4
7とが装置には設けられており、前記搬送ローラ群およ
び搬送ベルト47は、メインモータ41により駆動され
る。
【0031】さらに、転写ドラム10には、用紙先端を
チャッキングするための先端チャック爪と、用紙を転写
ドラム10に静電吸着させるための吸着チャージャ11
と、用紙を押さえるための用紙押さえローラ12と、感
光体ドラム上に顕像化されているトナー像を用紙上に転
写させるための転写チャージャ14と、トナー像の転写
終了後(フルカラー現像の場合には4色分のトナー像の
転写終了後)に、転写ドラムを除電して用紙を分離させ
るための除電チャージャ16,17と、用紙を転写ドラ
ムから剥離するための分離爪18とが配設されている。
【0032】中間収納部50へは、前記プリント工程を
一旦終了した用紙が導入される。プリント工程を一旦終
了した用紙が、排紙トレイ49に搬送されるか、中間収
納部50へ搬送されるかは、定着処理を終えた紙の搬送
経路内に配設された搬送経路切換部53の切換により選
択される。
【0033】搬送経路切換部53から中間収納部50へ
向かう搬送路内には、さらに搬送経路切換部54が配置
されている。搬送経路切換部54により、搬送されてき
た用紙が反転装置51でスイッチバック搬送された後、
中間収納部50に収納されるか、あるいは直接中間収納
部50に収納されるかが選択される。
【0034】この選択は中間収納部50から給紙された
用紙が、転写ドラムに再び搬送されるときに、既に印字
が行なわれた用紙面と同じ面に画像が転写されるか、あ
るいは裏面に転写が行なわれるかを選択するために行な
われる。
【0035】転写ドラム10には、さらに転写ドラムの
基準位置を検出するための基準位置センサ13と、基準
位置センサを作動させるためのアクチュエータ板13a
とが配設されている。
【0036】2.画像編集モード この複写機においては、種々の画像編集が可能である。
図3、図4は、モノクロ原稿(白黒原稿)およびカラー
原稿に対する、編集モードを選択するための操作画面を
示す図であり、これらの操作画面は、カラーLCD11
5上に表示される。ここで、図3、図4を用いて、この
複写機で実行可能な各編集モードについて説明する。
【0037】(a) モノクロ原稿に対する画像編集モ
ード 先ず図3を参照して、モノクロ原稿に対しては、原稿色
付けモード、ネガポジ反転モード(NP反転モード)、
イレースモード、トリミングモード、合成モード、マー
カー編集モードの各種編集モードが選択可能である。
【0038】各編集モードの機能は以下の通りである。 原稿色付けモード:ペン入力タブレット116で指定さ
れた原稿上の編集領域、あるいは、ペン入力タブレット
116での編集領域の指定がない場合は原稿全域に対し
て、原稿画像(白黒原稿を前提としているので黒部分)
あるいは、背景部分(白黒原稿を前提としているので白
部分)を、指定した所定の色に変換して、原稿をプリン
トするモード。
【0039】ネガポジ反転モード(NP反転モード):
ペン入力タブレット116で指定された原稿上の編集領
域、あるいは、ペン入力タブレット116での編集領域
の指定がない場合は原稿全域に対して、ネガポジ反転処
理を実行して、原稿をプリントするモード。
【0040】イレースモード:ペン入力タブレット11
6で指定された原稿上の編集領域内の画像を消去して、
原稿画像をプリントするモード。
【0041】トリミングモード:ペン入力タブレット1
16で指定された原稿上の編集領域外の画像を消去し
て、原稿画像をプリントするモード。
【0042】合成モード:ペン入力タブレット116で
指定された原稿上の2つの編集領域を合成して、1枚の
用紙上にプリントするモード。
【0043】マーカー編集モード:オペレータが、原稿
画像上の編集を施したい領域を、所定の色のカラーマー
カーで囲むことによって編集領域を設定する。マーカー
で囲まれた編集領域を、複写機が自動判別し、編集領域
内の原稿画像に所定の編集処理を施してプリントする。
カラーマーカーの色は最大8色まで使用可能であり、各
色毎に、任意の編集モードを設定することができる。色
毎に設定可能な編集モードとしては、原稿色付けモー
ド、ネガポジ反転モード、イレースモード、トリミング
モードがある。なお、詳細については後述するが、マー
カーで指定した編集エリアの修正および追加は、ペン入
力タブレット116によって行なうことができる。
【0044】(b) カラー原稿に対する画像編集モー
ド 次に、図4を参照して、カラー原稿に対して、設定可能
な各種の編集モードについて説明する。カラー原稿に対
しては、前述したモノクロ原稿の場合と同様に、ネガポ
ジ反転モード(NP反転モード)、イレースモード、ト
リミングモード、合成モードの設定が可能である。これ
らの各編集モードの機能は、カラー原稿の場合もモノク
ロ原稿の場合と同じである。さらに、カラー原稿に対し
ては、原稿色付けモードに代えて、カラー編集モードの
設定が可能である。カラー編集モードの機能は以下の通
りである。
【0045】カラー編集モード:ペン入力タブレット1
16で指定された原稿上の編集領域、あるいは、ペン入
力タブレット116での編集領域の指定がない場合は原
稿全域に対して、指定した原稿画像上の色を指定した所
定の色に変換し、プリントするモード。
【0046】なお、カラー原稿においては、原稿画像そ
のものが着色されているため、カラーマーカーによる編
集領域の判定が困難であることから、マーカー編集モー
ドの設定はできない。
【0047】3.制御回路 図5は、画像信号処理部330を中心とした、図1の複
写機が備える画像処理のための制御回路のブロック図で
ある。
【0048】図を参照して、画像処理のための制御回路
は、イメージリーダ30と、イメージリーダ30により
取得された画像データ(RGBの各画素8ビット)を所
定の単色のデータに置換えるモノカラー処理を行なうモ
ノカラー処理部102と、モノカラー処理部102によ
り出力された信号中の特定の色画像データを別の色画像
データに置換える色変換処理を行なう色変換処理部10
3と、色変換処理部103より出力された信号のNP
(ネガポジ)反転処理を行なうNP反転処理部104
と、NP反転処理部104より出力された信号の一部を
イレースするイレース処理部105と、2つの画像デー
タを1つの画像データに合成する合成処理部106と、
その他の画像処理を行なうための画像処理部107とを
備え、画像処理部107より出力された画像データは、
プリンタ20に出力されプリントされる。
【0049】また、原稿を読取ってカラーLCD115
に表示し、編集を行なうためのブロックとして、イメー
ジリーダ30より出力された画像データの2値化処理を
行なう2値化処理部108と、2値化処理された画像デ
ータの明度のヒストグラムを作成することにより、入力
された画像がカラー画像であるかモノクロ画像であるか
を判別するカラー/モノクロ判別部120と、カラー/
モノクロ判別部120を介して出力された画像データを
ブラック、レッド、グリーンおよびブルーの各々の色に
よる画像データに分割して記憶する4面分のメモリから
なる原稿読取メモリ109と、合成のためのに画像デー
タを一時的に記憶する合成用の画像メモリ130と、読
取られた画像および出力される画像の制御を行なう制御
CPU110と、カラーLCD115に表示される内容
を記録する表示用メモリ114と、カラーLCD115
と、カラーLCD115上に積載されたペン入力タブレ
ット116と、画像データの編集のために用いられる8
画面分のメモリより構成される編集メモリ117と、ワ
ーキングエリアを構成する2画面分のメモリよりなるワ
ークメモリ118と、編集メモリ117に記録されたデ
ータに基づいてモノカラー処理部102、色変換処理部
103、NP反転処理部104、イレース処理部10
5、合成処理部106のいずれを有効とするかを制御す
る編集機能デコーダ119とを備える。
【0050】制御CPU110は、カラーLCD115
に対して読取られた原稿画像を表示するために画像を縮
小する画像縮小処理部111と、ペン入力タブレット1
16より入力された座標データに基づいて編集機能を設
定する編集機能設定処理部112と、同じく入力された
座標データに基づいて編集を行なう領域の描画処理を行
なう描画処理部113とを含む。
【0051】なお、画像縮小処理部111、編集機能設
定処理部112、描画処理部113は、制御CPU11
0が実行するプログラムの各機能を処理部として表した
もので、制御CPU110が、各処理部に対応して、各
機能を達成するための専用のハードロジック回路を有し
ているものではない。
【0052】4.制御回路の処理の流れ 続いて図5に示されるブロックにおける処理の流れを説
明する。処理の流れは大きく2つあり、1つは原稿を読
取ってカラーLCD115に表示する処理の流れであ
り、もう1つは読取られた画像データをプリンタ20に
よりプリントする処理の流れである。
【0053】原稿表示処理においては、イメージリーダ
30により読取られた画像データは、2値化処理部10
8、カラー/モノクロ判別部120、原稿読取メモリ1
09、制御CPU110、表示用メモリ114を介して
カラーLCD115上に表示される。
【0054】一方、プリント処理においては、イメージ
リーダ30より読取られた画像データは、モノカラー処
理部102、色変換処理部103、NP反転処理部10
4、イレース処理部105、合成処理部106および画
像処理部107を介してプリンタ20に出力される。
【0055】(a) 原稿画像の表示 次に原稿表示処理における処理の流れについて詳述す
る。
【0056】原稿表示処理においてイメージリーダ30
より出力されたデジタル画像データは、2値化処理部1
08により2値化処理される。イメージリーダ30より
出力されるデジタル画像データはR、G、Bの各画素8
ビット、400DPIのフルカラー画像データである。
これらのデータを、そのままメモリに格納するには膨大
なメモリ容量が必要となる。したがって、イメージリー
ダ30より出力されたデジタル画像データは、2値化処
理部108において2値化され、かつ解像度も400D
PIから100DPIへ下げられる。これにより情報量
の削減が行なわれる。
【0057】次に2値化されたデータは、カラー/モノ
クロ判別部120に入力される。カラー/モノクロ判別
部120においては、原稿の全画素の明度ヒストグラム
と原稿中の無彩色画素の明度ヒストグラムとが算出され
る。この2種類のヒストグラムにもとづいて、原稿画像
がカラーであるかモノクロであるかが判別される。カラ
ー/モノクロ判別部120で行なわれる処理の詳細につ
いては後述する。
【0058】カラー/モノクロ判別部120より出力さ
れた画像データは、原稿読取メモリ109に格納され
る。原稿読取メモリ109は、ブラック、レッド、グリ
ーンおよびブルーの4プレーン(4面)の構成から成り
立っている。原稿がカラー原稿である場合、読取った原
稿の画像データが、レッド、グリーンおよびブルー毎に
各メモリに格納される、原稿が、モノクロ原稿である場
合には、ブラック用のメモリに画像データが格納され
る。但し、先に説明したように、マーカー編集によって
カラーマーカーによって編集領域を指定された原稿の場
合、モノクロ原稿であっても、レッド、グリーン、ブル
ーのメモリが使用される。
【0059】つまり、マーカー編集モードでは、カラー
マーカーで編集領域の指定のために描かれたカラーマー
カーの像に対応する画像データが、レッド、グリーン、
ブルーのメモリに格納される。ここで記憶される画像デ
ータは、あくまでもカラーマーカーの像に対応するもの
で、カラーマーカーで指定された編集領域の原稿画像の
画像データではない。カラーマーカーとしては、レッ
ド、グリーン、ブルーおよび、これらの組合せによって
表される計8色が使用可能であり、マーカーの色に応じ
て、レッド、グリーン、ブルーのいずれか1つ、あるい
は、複数のメモリが組合されて使用される。
【0060】次に、画像読取メモリ109内に記憶され
た画像データは、制御CPU110の内部にある画像縮
小処理部111に送られ、さらに解像度が下げられる。
原稿読取メモリ109内の画像データが100DPIの
解像度を持つのに対し、カラーLCD115上での表示
は30〜50DPI程度(この解像度は表示する大きさ
によって異なる)であるので、さらなる画像縮小が必要
となるため、ここで解像度が下げられる。
【0061】画像縮小処理部111により縮小された画
像データは表示用メモリ114に格納される。表示用メ
モリ114に格納された画像データは直接カラーLCD
115へ表示される。
【0062】カラーLCD115上にはペン入力タブレ
ット116が積層されている。ペン入力タブレット11
6上でオペレータはペン入力を行なうことにより、操作
メニュー選択や編集領域の指定などを簡単に行なうこと
が可能である。
【0063】この操作メニューの選択や編集領域の設定
などのオペレータによる操作は制御CPU110により
処理される。
【0064】そして、ペン入力タブレット116より入
力される座標データに基づいて、操作メニュー画面が連
続してカラーLCD115に表示されることにより、対
話形式でオペレータは各種設定を行なうことが可能であ
る。また、階層的に構成された複数の操作メニューを連
続してカラーLCD115上に出力することにより、操
作者は所望のモードを選択することが可能である。
【0065】オペレータによりペン入力タブレット11
6を介して入力された画像編集のための指示(画像編集
モード設定、編集領域の設定など)が確定すると、それ
らの指示は制御CPU110に含まれる編集機能設定処
理部112および描画処理部113により処理される。
【0066】編集機能設定処理部112は、オペレータ
操作によって確定した画像編集モードに応じて、モノカ
ラー処理部102、色変換処理部103、NP反転処理
部104、イレース処理部105および合成処理部10
6に対して設定信号を出力し、これらの処理部を能動化
する。これによりイメージリーダ30より入力されたデ
ジタル画像データに対して各種処理が選択的に行なわれ
ることとなる。
【0067】具体的には、原稿色付けモードが設定され
ている場合にはモノカラー処理部102を、ネガポジ反
転モードが設定されている場合にはNP反転処理部10
4を、イレースモードあるいはトリミングモードが設定
されている場合にはイレース処理部105を、合成モー
ドが設定されている場合には合成処理部106を、カラ
ー編集モードが設定されている場合には色変換処理部1
03を能動化する。なお、マーカー編集モードが設定さ
れている場合には、マーカー編集モードにおける、各マ
ーカー色に応じて、モノカラー処理部102、NP反転
処理部104、イレース処理部105のいずれか1つあ
るいは複数が能動化される。
【0068】一方、描画処理部113ではオペレータ操
作によって確定した編集領域(マーカーによる指定およ
びペン入力タブレット116による指定で確定した編集
領域)を判別する処理が行なわれる。
【0069】具体的には、描画処理部113は、編集メ
モリ117とワークメモリ118とを用いて画像の編集
領域の設定を行なう。編集メモリ117は8面のメモリ
により構成されており、設定された編集モード毎に対象
となる編集領域の情報が、各面のメモリに記憶される。
メモリには、マーカーあるいはペン入力タブレット11
6で指定された編集領域内を塗りつぶした図形として、
編集領域が記憶される。すなわち編集メモリ117に記
録された塗りつぶされた図形の部分のみが設定された編
集モードによる編集の対象となる。
【0070】編集機能デコーダ119は編集メモリ11
7に記録された図形に基づくエリア信号を入力し、これ
に基づいて、設定された編集領域に対応する画像データ
がイメージリーダ30より出力されるタイミングにおい
て、モノカラー処理部102、色変換処理部103、N
P反転処理部104およびイレース処理部105に有効
信号を出力する。これによって、先に説明した編集機能
設定処理部112によって能動化された処理部が、編集
領域の画像データに対して、所定の画像処理を施すこと
になる。
【0071】2面からなるワークメモリ118は編集メ
モリ117に対して描画処理を行なうときの作業用メモ
リとして使用される。
【0072】画像処理されたデータはプリンタ20によ
り、電子写真方式によって、用紙上にプリントされる。
【0073】5.マーカー編集の具体例 次に、マーカー編集モードにおける編集の具体例をあげ
て、前述の制御回路の動作を説明する。
【0074】たとえば、オペレータが、マーカー編集モ
ードにおいて、レッドのマーカーで囲まれた編集領域に
対して、ネガポジ反転モードを、グリーンのマーカーで
囲まれた編集領域に対して、原稿色付けモードを、ブル
ーのマーカーで囲まれた編集領域に対して、イレースモ
ードを設定し、図6Aで示すように、原稿にレッドR、
グリーンG、ブルーBのマーカーでマーキングをしたと
仮定する。
【0075】この原稿はイメージリーダ30により読取
られ、2値化処理部108において2値化された後、カ
ラー/モノクロ判別部120を介して原稿読取メモリ1
09に格納される。
【0076】このとき原稿読取メモリ109内では図6
Bに示されるように、ブラックのデータを記録する面2
01においては、原稿の白黒部分のみのデータが格納さ
れる。
【0077】これに対して、レッドR、グリーンGおよ
びブルーBの各々のデータを記録する面においては、符
号202〜204に示されるように、原稿に付されたマ
ーカーの色に対応した部分の画像のみが記録される。
【0078】これら原稿読取メモリ109に格納された
原稿画像は、制御CPU110を介して表示用メモリ1
14に転送され、カラーLCD115に表示されること
となる。
【0079】このとき、オペレータにおける設定やある
いは装置による自動設定によって、読取られた原稿をそ
のまま表示するか、あるいはマーカーの指示により画像
処理が行なわれた後の画像を表示するかの何れかが選択
される。
【0080】より詳しくは、図7Aを参照して、マーカ
ーにより記入された図形を原稿画像と併せてそのまま表
示するモード(マーカー位置表示モード)が選択されて
いる場合には、符号205に示されるように読取られた
原稿画像と同じ画像がカラーLCD115上には表示さ
れる。
【0081】これに対して、マーカーの指示による画像
処理の効果を表示するモード(画像処理が行なわれた後
を表示するモード)が選択されている場合にあっては、
符号207に示されるようにマーカーの色およびその記
入位置をもとに各編集領域に画像編集処理が行なわれた
後の画像が表示されることになる。
【0082】なお符号205に示されるマーカー位置表
示モードにおける画面が表示されている状態で、ペン入
力タブレット116を介してオペレータはさらに表示さ
れている画面に対してマーカーによる記入を行なうこと
も可能である。
【0083】たとえば、図7Aの符号205に示されて
いる状態から、オペレータはペン入力タブレット116
を介して符号206に示されるように新たに編集領域1
および編集領域2を追加することが可能である。
【0084】すなわちカラーLCD115を介してオペ
レータは画像処理が行なわれる前の状態、および画像処
理が行なわれた後の状態を知ることができ、さらには画
像処理のためのマーカーによる記入をペン入力タブレッ
ト116から直接行なうことができ、これにより装置の
使い勝手は向上する。
【0085】編集メモリ117内の各々の面にはオペレ
ータのマーカーによる記入やペン入力タブレット116
からの入力により設定された、編集領域を示す図形が格
納される。
【0086】たとえば図7Aの符号206に示されるよ
うな編集領域が設定されている場合を想定する。
【0087】このとき、図7Bを参照して、編集メモリ
の第1面208にはモノクロ原稿に記入されたレッドマ
ーカーで囲まれた編集領域Rがその領域の内部が塗りつ
ぶされた状態で格納される。
【0088】同様に編集メモリ内の第2面209および
第3面210には、それぞれグリーンマーカーで囲まれ
た編集領域G、およびブルーマーカーで囲まれた編集領
域Bがその内部を塗りつぶされた状態で格納される。
【0089】また編集メモリの第4面211には、ペン
入力タブレット116より入力された編集領域1が、そ
の内部が塗りつぶされた状態で格納され、編集メモリの
第5面212には、ペン入力タブレット116より入力
された編集領域2が、その内部が塗りつぶされた状態で
格納される。
【0090】編集機能デコーダ119はこれらの編集メ
モリに格納された内部が塗りつぶされた領域を認識する
ことにより、画像処理を行なう領域を識別し、各処理部
102〜106に信号を出力する。
【0091】6.フローチャートに基づく制御手順の説
明 (a) メインルーチン 次に、図5の制御回路が実行する編集処理の手順を、図
8のフローチャートに基づいて説明する。
【0092】先ず、ステップS1において、編集モード
を設定するための操作メニュー画面をカラーLCD11
5に表示するための表示切換サブルーチンが実行され
る。ここでの処理については、図9を用いて後で詳細に
説明する。
【0093】次に、ステップS2において、ステップS
1で選択された編集モードを判別し、各編集モードに対
応した処理に分岐する。
【0094】編集モードとして、原稿色付けモードが選
択された場合には、ステップS3〜S7の処理が実行さ
れる。具体的には、ステップS3において、プレスキャ
ンによって読取った原稿画像がカラーLCD115に表
示され、表示内容をオペレータが確認して、必要に応じ
て、編集領域の修正、追加を行なう。この処理により編
集領域が確定し、オペレータがスタートキーを押下する
と、本スキャンが実行され原稿の読取が開始される。読
取が終了したことがステップS4で判定されると、ステ
ップS5において、前述したように編集領域の画像デー
タに対して、モノカラー処理部102が画像処理を施
し、原稿画像を所定の色に変換する。その後、引き続い
て、ステップS6においてプリント処理が実行され、色
付けがなされた原稿画像がプリンタ30によって用紙上
にプリントされる。ステップS7で、プリントの終了が
判定されると、次の複写に備えて再び、ステップS1の
処理に戻る。なお、ステップS3で実行される原稿表示
処理サブルーチンについては、図14を用いて、後で詳
細に説明する。
【0095】編集モードとして、マーカー編集モードが
選択された場合には、ステップS8〜S14の処理が実
行される。具体的には、ステップS8において、プレス
キャンによって読取った原稿画像をカラーLCD115
に表示するか否かを判定するためのマーカー編集表示切
換サブルーチンを実行し、ステップS9、S10におい
て、その判定結果に応じて原稿画像をカラーLCD11
5に表示する。なお、ステップS8のマーカー編集表示
切換サブルーチンについては、図16を用いて、後で詳
細に説明する。また、ステップS10で示される原稿表
示処理サブルーチンについては、先に説明のステップS
3と同様に処理を行なうものであり、図14を用いて、
後で詳細に説明する。原稿画像がカラーLCD115に
表示されると、表示内容をオペレータが確認して、必要
に応じて、編集領域の修正、追加を行なう。この処理に
より編集領域が確定し、オペレータがスタートキーを押
下すると、本スキャンが実行され原稿の読取が開始され
る。読取が終了したことがステップS11で判定される
と、ステップS12において、前述したようにマーカー
あるいはペン入力タブレット116で設定された編集領
域の画像データに対して、処理部102〜105が選択
的に画像処理を施し、マーカー色毎に設定された画像編
集が実行される。その後、引き続いて、ステップS13
においてプリント処理が実行され、プリンタ30によっ
て画像編集がなされた原稿画像が用紙上にプリントされ
る。ステップS14で、プリントの終了が判定される
と、次の複写に備えて再び、ステップS1の処理に戻
る。
【0096】編集モードとして、合成モードが選択され
た場合には、ステップS15〜S18の処理が実行され
る。具体的には、ステップS15において、読取った2
つの原稿画像がカラーLCD115に表示され、オペレ
ータがペン入力タブレット116を用いて表示された2
つの原稿画像を表示画面上で移動させ、合成位置を確定
する。この処理により合成位置が確定し、オペレータが
スタートキーを押下すると、ステップS16において、
合成用画像メモリ130および原稿読取メモリ109か
ら画像データが読出され、合成処理部106で2つの原
稿画像が合成される。その後、引き続いて、ステップS
17においてプリント処理が実行され、プリンタ30に
よって合成画像が用紙上にプリントされる。ステップS
18で、プリントの終了が判定されると、次の複写に備
えて再び、ステップ1の処理に戻る。なお、ステップS
15で実行される合成原稿読取サブルーチンについて
は、図23を用いて、後で詳細に説明する。
【0097】編集モードとして、ネガポジ反転モード、
イレースモード、トリミングモードが選択された場合に
は、先に説明した原稿色付けモードの場合(ステップS
3〜S7)と同様の手順で処理がなされる。但し、ステ
ップS5に対応する処理において、各編集モードに対応
した編集処理がなされることになる。ここでは、これら
の処理は、ステップS19〜23で、その他の編集処理
モードとしてまとめて図示するに留める。
【0098】(b) 表示切換サブルーチン 図9は、図8のステップS1で示した表示切換サブルー
チンを示すフローチャートである。この表示切換サブル
ーチンにおいては、図3のカラー/モノクロ判別部12
0において、読取られた原稿画像が写真等のカラー原稿
であるか、文字画像等のモノクロ原稿であるかを判別
し、その判別結果に応じて、表示される編集モードを選
択するための操作画面を切換える。
【0099】具体的には、ステップS201において、
イメージリーダ20によるプレスキャンが実行され、原
稿の画像データが出力される。
【0100】ステップS202において、原稿がカラー
原稿であるか否かの判断が、カラー/モノクロ判別部1
20によって行なわれ、カラー原稿であると判別された
とき(ステップS203でYES)は、ステップS20
4で、カラーLCD115上にカラー原稿編集用の操作
画面(図4)が表示される。
【0101】ステップS202で原稿がカラー原稿でな
いと判断されたとき(ステップS203でNO)は、ス
テップS205で、カラーLCD115上にモノクロ原
稿用の操作画面(図3) が表示される。
【0102】つまり原稿がカラー原稿であるかあるいは
モノクロ原稿であるかに基づき、表示される編集モード
選択のための操作画面が自動的に切換えられる。これに
より、オペレータのモード選択の手間を軽減することが
できる。ステップS206でオペレータにより指定され
たモードを選択する。
【0103】なお、操作画面の自動切換を行なうか否か
を操作パネルにより選択できるようにしてもよい。たと
えばオペレータの機能設定などにより、この選択が行な
われることにより、オペレータの好みに応じた複写機の
動作が可能となる。
【0104】ここで、ステップS202で示したカラー
/モノクロ判別について説明する。原稿がカラー原稿で
あるかまたはモノクロ原稿であるかは、前述したように
図5のカラー/モノクロ判別部120により判定され
る。カラー/モノクロ判別部120は2つのヒストグラ
ムを記録するヒストグラムメモリを有する。図10を参
照して、ヒストグラムの1つは読取られた画像データの
中に含まれるすべての画素の明度のヒストグラムh1
(n)であり、もう1つは読取られた画像データの中に
含まれる無彩色画素の明度ヒストグラムh2(n)であ
る。
【0105】なお、nの値は画素の明度を示し、0から
255の値をとり得る。nが0である画素はもっとも明
度の低い画素であり、nが255である画素は最も明度
の高い画素である。
【0106】すなわちヒストグラムのh1(n)の値と
しては、nの明度を有する画素の数が記録される。
【0107】またヒストグラムh1(n)からヒストグ
ラムh2(n)の値を減算することにより、図11に示
される原稿に含まれる有彩色の画素の明度ヒストグラム
h3(n)が作成される。
【0108】画像データに含まれる画素の1つが有彩色
画素であるか、無彩色画素であるかはその画素の有する
色データであるRデータ、GデータおよびBデータのう
ちの最大値と最小値とを識別し、その最大値から最小値
を減算した値に基づいて判定される。この減算した値が
所定値(SREF)以下であればその画素は無彩色画素
であると判定され、無彩色画素の数のみがヒストグラム
h2(n)に記録される。
【0109】これらのヒストグラムに基づいて、以下の
式(1)から原稿内の下地(白)領域を構成する画素数
Wn、白黒の中間調(グレー)領域の画素数Mn、黒領
域の画素数Bn、カラー領域の画素数Cnおよびすべて
の画素の明度ヒストグラムの総度数和Sn(原稿サイズ
内の総画素数を示す)が算出される。
【0110】
【数1】
【0111】なお、式(1)においてμ1は無彩色画素
を明度により白画素と中間調画素とに分けるためのしき
い値を示し、μ2は無彩色画素を中間調画素と黒画素と
に分けるためのしきい値を示す。
【0112】またb1,b2は無彩色画素に含まれない
画素のうち、画素をカラー領域の画素とみなすための明
度の上限値と下限値とを示す。
【0113】図12は、前記変数Wn、Mn、Bnおよ
びCnのカウント対象となる、明度と色相により作られ
る領域を示した図である。
【0114】図を参照して、横軸は画素の有する色デー
タであるRデータ、GデータおよびBデータのうちの最
大値と最小値の差を示し、縦軸は画素の明度を示す。
【0115】画素が有彩色であるか無彩色であるかは、
横軸のしきい値SREFの値で区切られる。
【0116】しきい値SREFで区切られた無彩色の領
域(図面左側の領域)に属する画素のうち、明度μ1と
μ2とを境界として、白画素、グレー画素および黒画素
が識別される。
【0117】また、有彩色の領域にある画素のうち、明
度がb2からb1の範囲にある画素がカラー領域の画素
であると識別される。
【0118】カラー/モノクロ判別部120において、
変数SnおよびCnにより、原稿がモノクロ原稿である
かカラー原稿であるかが判別される。
【0119】より具体的には、Cn/Snの値が基準値
以下であれば、原稿はモノクロ原稿として判断され、基
準値よりも大きければカラー原稿として判断される。
【0120】このようにして判別された原稿の特性(カ
ラー原稿であるかモノクロ原稿であるか)に基づいて、
制御CPU110は表示用メモリ114に書込まれるオ
ペレータによる編集モード選択のための操作画面を切換
える。
【0121】(c) 原稿表示処理サブルーチン 次に、図8のステップS3、S10、S19で示した原
稿表示処理について説明する。
【0122】原稿表示処理においては、イメージリーダ
30により原稿を読取った際に、読取られた原稿の文字
の向きと、原稿の向き(原稿が縦長であるか横長である
か)を判別し、その判別結果に基づきカラーLCD11
5に表示される原稿画像の表示姿勢を変化させる。
【0123】図13を参照して、読取られる原稿の種類
として、(1)に示されるポートレート原稿(縦長の原
稿)と、(2)に示されるランドスケープ原稿(横長の
原稿)とがある。
【0124】これらの原稿の画像データが原稿読取メモ
リ109に書込まれたときに、原稿台での原稿の載置方
向、すなわち、イメージリーダ30の読取方向に対する
原稿の向きによって、メモリでの原稿画像の格納状態
(姿勢)は異なる。
【0125】ポートレート原稿の場合、図13(a)〜
(d)のいずれかの状態でメモリに格納され、ランドス
ケープ原稿の場合(e)〜(h)のいずれかの状態でメ
モリに格納されることとなる。
【0126】これら原稿読取メモリ109に格納された
データは、従来の複写機においては、そのままの状態で
カラーLCD115に表示されていた。
【0127】したがって、たとえば(c)や(g)の状
態で原稿画像が表示された場合には、オペレータにとっ
て原稿の状態を確認することが困難であり、その後の編
集操作に支障をきたすこととなっていた。
【0128】そこで、原稿表示処理では、文字の向きと
原稿の向きとを判別し、判別結果に基づいて原稿の向き
をオペレータにとって見やすいようにして表示する。
【0129】具体的には、読取られた原稿がポートレー
トであると判定されたときには、読取られた原稿の向き
がいかなる方向であっても、カラーLCD115に表示
される原稿画像は、縦長に表示され、かつ文字の方向が
オペレータに対して正立した状態で表示される。
【0130】また原稿がランドスケープである場合に
は、読取られた原稿の向きがいかなる方向であっても、
原稿画像は、カラーLCD115に横長に表示され、文
字の方向もオペレータに対して正立した状態で表示され
る。
【0131】図14は、この原稿表示処理サブルーチン
の処理手順を示すフローチャートである。
【0132】ステップS302において、先のプレスキ
ャンによって得られた画像データを、原稿読取メモリ1
09より読出し、原稿画像に含まれる文字の向きが判定
される。文字の向きを判定する処理として、特開平4−
229763号公報等に開示された技術を用いることが
可能である。
【0133】図15を参照して、文字の向きとして、表
示が行なわれたときオペレータに対して正立した文字と
なる向きを0°とし、0°の状態から左に90°回転し
た状態、左に180°回転した状態および左に270°
回転した状態のいずれであるかがステップS302で判
断される。
【0134】0°であればステップS303からの処理
が行なわれ、左向き90°、左向き180°または左向
き270°のいずれかであれば、ステップS304、S
305またはS306のそれぞれにおいて処理が行なわ
れる。
【0135】ステップS303〜306の各々において
は、原稿の方向がランドスケープであるかポートレート
であるかが判別される。
【0136】文字の向きが0°である場合に、ステップ
S303で原稿の方向が縦方向(ポートレート原稿)で
あると判定されたときには、ステップS307で原稿画
像の回転は行なわれず、そのまま画像データは原稿読取
メモリ109から読出され、表示メモリ114へ格納さ
れて、原稿は縦長方向に表示される。
【0137】ステップS303で原稿が横方向(ランド
スケープ)であると判定されたときには、ステップS3
08で原稿画像の回転は行なわれず、そのまま画像デー
タは原稿読取メモリ109から読出され、表示メモリ1
14へ格納されて、原稿は横長方向に表示される。
【0138】ステップS304でも同様に、ポートレー
ト、またはランドスケープに対応して、ステップS30
9またはS310で原稿画像の縦長または横長の表示が
なされる。このとき、文字がオペレータに対して正立す
るように、画像データは右側へ90°回転されて表示メ
モリ114に格納される。
【0139】同様に、ステップS305、S306での
処理の後、原稿画像はランドスケープまたはポートレー
トに対応して表示される。このとき文字がオペレータに
対して正立するように、画像データは、右側へ180°
あるいは270°回転されて表示メモリ114に格納さ
れる。
【0140】これらの処理により、原稿画像の文字は常
にオペレータに対して正立するように表示され、またラ
ンドスケープ、ポートレートに応じた原稿画像の表示を
行なうことが可能となる。
【0141】(d) マーカー編集表示切換サブルーチ
ン 次に、図8のステップS8で示したマーカー編集表示切
換サブルーチンについて説明する。図16が、マーカー
編集表示切換サブルーチンの処理手順を示すフローチャ
ートである。
【0142】まず、先に説明したように、図8のステッ
プS1で表示される、編集モードの選択のための操作画
面でマーカー編集モードが選択されると、図16のステ
ップS100にて、使用するカラーマーカーの色、およ
び、これに対する編集モードを設定するための画面がカ
ラーLCD115上に表示される。
【0143】図17は、この時に表示される画面を示す
図であり、この画面での操作によって、マーカーの色
と、そのマーカーの色に対応した編集モードとの組合せ
を、オペレータが任意に選択することが可能である。
【0144】図17を参照して、オペレータは1から8
の枠で囲まれたマーカーの色とその色に対応する処理の
うち所望のものを任意に選択することが可能である。す
なわち1から8に示された枠のそれぞれの内部において
は、左側にマーカーの色を示す8種類の色が、右側に
は、設定可能な4種類の編集モードとカラーパレットが
表示される。
【0145】すなわち1から8の枠内において所望のも
のをオペレータが選択することにより、マーカーの色と
その色に対応する編集モードとの設定を簡単に行なうこ
とができる。
【0146】たとえば、1番の枠において、オペレータ
が左側のマーカーの色を示す色から1色(たとえば赤)
を選択し、その枠内の右側の編集モードから「トリミン
グ」を選択することにより、赤色のマーカーに対応する
処理として、トリミングが設定される。同様に2番の枠
において、特定のマーカー色に対応する特定の処理を設
定することができる。
【0147】このとき、たとえば1番、2番の枠のそれ
ぞれにおいて赤のマーカー色を選択し、1番の枠で「N
P反転」を選択し、2番の枠で「トリミング」を選択す
ることにより、赤のマーカー色に「NP反転」と「トリ
ミング」の2つの機能を付与することができる。
【0148】また、たとえば1番、2番の枠のそれぞれ
において「イレース」を選択し、1番の枠で赤のマーカ
ー色を選択し、2番の枠で青のマーカー色を選択するこ
とにより、赤のマーカー色および青のマーカー色のいず
れによってもイレースの処理を実現することができる。
【0149】マーカーの色数が8色であり、枠も8個用
意されているので、それぞれのマーカー色に対し少なく
とも1つの処理を割付けることができる。
【0150】編集モードとしては、マーカー編集モード
において設定可能な、ネガポジ反転、トリミング、イレ
ース、原稿色付けの各モードが表示されており、原稿色
付けモードを選択した場合には、さらにその下に表示さ
れた、「背景に色を付ける」、「文字に色を付ける」の
どちらか一方を選択するとともに、表示されたカラーパ
レットを用いて変換色を指定する。これにより、指定さ
れた原稿の背景部あるいは文字部が、指定された変換色
に変換されることとなる。
【0151】また、図17に示される画面の状態から、
オペレータが画面上側の「プリント」ボタンをペンによ
り指示することにより、現在表示されている図17の画
面の画像がプリンタ20によってプリントされる。
【0152】オペレータはこのプリント出力を見ること
によって、複写機の前にいなくともどのようなマーカー
による編集の種類があるかを知ることができる。これに
より机の上などでマーカーによる色付けの作業を簡単に
行なうことができる。
【0153】また、カラーLCD115上での画面表示
と、実際にプリントされたハードコピーとでは微妙にマ
ーカーの色調が異なる。通常はハードコピーの方が現実
のマーカーの色に近い表示を行なうことができる。した
がって、ハードコピーを参照すれば、オペレータはより
現実のマーカー色に近い色とその色に対応した処理との
関係を知ることができる。
【0154】各マーカーの色および編集モードを設定
し、その後、図17の画面右上の「登録」の部分をペン
により指示することにより、図18に示される画面がカ
ラーLCD115上に表示される。 図18を参照し
て、画面には左には、先の画面で指定した各マーカーに
対する設定条件を示す画面が表示され、中央には、原稿
のマーキング方法を示したサンプル例が表示され、画面
右に原稿台への原稿のセット方法を示す画像が表示され
る。
【0155】図18の表示画面からオペレータが画面右
下の「確認」の部分をペンにより指示することにより、
イメージリーダ30による原稿の読取が開始される。
【0156】こうして原稿の読取が開始されると、再び
図16を参照して、ステップS101において、ADF
200を使用して、マーキングされた原稿がプラテンに
セットされたかどうかが判定される。ステップS101
でNOであれば、ステップS102において原稿中のマ
ーカー指定された編集領域の数が少ないかが判定され
る。ステップS102でNOであれば、ステップS10
3においてそのマーカー指示の色数が少ないかが判定さ
れる。ステップS103でNOであれば、ステップS1
04で、読取ったマーキングされた原稿を表示すること
が決定される。この決定を基に、先に説明した図8のス
テップS9、ステップS10の処理で原稿画像がカラー
LCD115上に表示される。この表示は、マーカーで
の指定に対して追加、修正を可能とするために原稿画像
をカラーLCD115に表示するものである。なお、詳
しくは後で説明する。
【0157】これに対して、ADF200を使用してい
る場合(ステップS101でYES)、編集領域が少な
い場合(ステップS102でYES)、マーカーの色数
が少ない場合(ステップS103でYES)は、ステッ
プS105で表示をしないことが決定される。
【0158】つまり、ADF200を使用する場合と
は、大量の原稿をコピー出力する場合である可能性が高
く、各原稿ごとにその原稿画像をカラーLCD115に
表示していたのでは、コピーの生産性が著しく低下する
ことから、ステップS10の原稿表示処理を実行しな
い。
【0159】また、マーカーで指定された編集領域の数
あるいはマーカー色数のどちらかが少なければ、オペレ
ータによるマーキング作業が単純であったことを意味す
る。その単純なマーカー指定に対して、一々原稿表示を
し、追加、修正の有無を確認することは、オペレータ操
作を煩わしくする。したがって、マーカーの編集領域数
あるいはマーカー色数のどちらかが少ない場合には、ス
テップS10の原稿表示処理を行なわない。
【0160】図19〜図22は、ステップS10で実行
される原稿表示処理でカラーLCD115上に表示され
る画面を示す図である。ステップS10での処理は、基
本的には先に説明した図14の処理と同じである。図1
4の処理で、原稿画像が、原稿の向き、原稿中の文字向
きに応じて、オペレータに対して正立した状態で表示さ
れている。
【0161】図19は、最初に表示される画面を示して
いる。図19を参照して、画面には左に各マーカーに対
する編集モードの設定状態を示す画像が表示されてお
り、右側に読取が行なわれた原稿が表示される。
【0162】なお、画面右側に表示される原稿画像は、
読取られたままの原稿画像のほか、マーカーによる指定
に基づいて編集処理が行なわれた結果、どのように画像
が変化するかを示す画像処理後の表示を行なうことも可
能である。この編集処理が行なわれた後の原稿の表示を
見ることにより、オペレータはマーカー指定による編集
が確実に行なわれていることを確認することができる。
【0163】オペレータが原稿画像を確認した結果、そ
の状態でコピー出力をしてよい場合には、画面右上の
「OK」ボタンをペンにより指示することにより、図2
0に示される画面がカラーLCD115上に表示され
る。
【0164】図20に示される画面において、オペレー
タはコピー枚数を入力し、スタートキーを押すことによ
り、イメージリーダ20により再び原稿の読取が実行さ
れ、図8のステップS11〜S14の処理によって、マ
ーカーによって指定された編集領域に対して、指定され
た編集処理が施された原稿画像のコピーを得ることがで
きる。
【0165】一方、図19に示される画面において、オ
ペレータが原稿の表示を確認した結果、その内容に不都
合を発見し、マーカーによる指示の追加や変更などを行
なう場合には、画面上側の「修正」ボタンをペンにより
指示することにより、図21に示される画面がカラーL
CD115上に表示される。
【0166】図21を参照して、画面左には、ペン入力
タブレット116によって、編集領域等の修正、追加を
行なうためのメニューパレット301が表示され、中央
には、現在の各マーカーの色と編集モードの対応を修正
するためのメニュー302が表示され、右には読取られ
た原稿画像303が表示される。この画面において、オ
ペレータはペン入力タブレット116のペン操作によ
り、マーカーで設定された編集領域の修正、編集領域の
追加、マーカー色に対応する編集モードの修正などを行
なうことができる。
【0167】なお、読取られた原稿がランドスケープで
ある場合には、図22に示される原稿修正画面が出力さ
れる。
【0168】すなわち、メニューパレット301、メニ
ュー302の表示位置は読取られた原稿が縦長であるか
横長であるかにより変更される。
【0169】このように原稿の向き、方向に対応して操
作メニューなどの位置を変更して表示することにより、
少しでもカラーLCD115上に原稿を大きく表示する
ことが可能となる。
【0170】なお、マーカーにより指定された原稿をカ
ラーLCD115上に表示するか否かは、オペレータに
よりマニュアルで切換えるようにしても良い。
【0171】(e) 合成原稿読取サブルーチン 次に、図8のステップS15で示した合成原稿読取サブ
ルーチンについて説明する。
【0172】ここでの処理においては、合成の対象とな
る読取った複数の原稿画像を、カラーLCD115上に
表示し、表示された原稿画像を、カラーLCD115上
でオペレータがペン入力タブレット116のペン操作で
移動させ、2つの画像を合成する処理が実行される。こ
のとき原稿画像の各々の面積が算出され、面積の大きさ
に基づいてカラーLCD115上での表示における表示
の優先順位が決定される。たとえば、第1の原稿画像に
対して、第1の原稿画像よりも小さい第2の原稿画像を
ペーストするような合成を行なう場合には、ペースト先
の原稿(第1の原稿)とペーストする原稿(第2の原
稿)をカラーLCD115上に表示し、両原稿の画像面
積を算出する。そして、この面積の大小関係より、ペー
スト先の原稿画像とペーストする原稿画像を自動的に判
別して、面積の小さい画像(ペーストする原稿画像)
を、面積の大きい画像(ペースト先の原稿画像)よりも
優先して、すなわち、原稿画像が重なった場合には面積
の小さいペースとする原稿画像を上にして表示する。こ
れは、面積の大きい画像(ペースト先の原稿画像)の上
に面積の小さい画像(ペースとする原稿画像)を重ねて
表示することにより、表示画面上で、ペーストする原稿
画像がペースト先の原稿画像の下になり、画面上から消
えてしまうことを防止するためである。これによりオペ
レータは面積の小さい画像を表示画面上で見失うことが
なくなる。
【0173】図23は、この合成原稿読取サブルーチン
の処理手順を示すフローチャートである。先ず、ステッ
プS401の処理で2枚目の原稿の画像を読取り、読取
った画像データを合成メモリ130に記憶する。ここで
2枚目の原稿を読取るとしたのは、先に説明した図8の
ステップS1の処理で、既に1枚目の原稿が読取られて
原稿読取メモリ109に記憶されているためである。な
お、以下の説明においては、図8のステップS1の処理
で読取った原稿を原稿Aと称し、2枚目の原稿を原稿B
と称する。
【0174】ステップS402において、原稿画像Aの
面積と原稿画像Bの面積とが算出される。ステップS4
03において原稿画像Aの面積が原稿画像Bの面積より
大きいか否かが判定される。ステップS403でYES
であれば、ステップS404でカラーLCD115上で
原稿画像Bは優先して表示される。一方ステップS40
3でNOであれば、ステップS405でカラーLCD1
15上で原稿画像Aは優先して表示される。
【0175】さらに詳しく、ステップS404およびス
テップS405の処理について説明する。図24は、カ
ラーLCD115に合成モードにおける原稿画像の表示
がなされている場合を示す。
【0176】この状態において、オペレータはペン等に
よる編集操作により表示されている原稿画像304、3
05の各々を移動させることが可能である。
【0177】図24に示される状態から、オペレータが
編集操作によって棒グラフの表示されている面積の小さ
い原稿画像305をエリア面積の大きい原稿画像304
へと移動させることにより、2つの原稿画像が重ね合さ
れたとき、面積の小さい原稿画像305が、ペーストす
る原稿画像であると判定されて、原稿画像304よりも
優先して、すなわち、原稿画像304の上に重ねて表示
される(図25)。オペレータは、このように原稿画像
を、カラーLCD115上で移動させ、所望の任意の位
置に原稿画像をペーストする。
【0178】すなわち、前記説明では、面積の小さい原
稿画像305を移動させてペーストする場合を示した
が、逆に、面積の大きい原稿画像304を移動させてペ
ーストを行なうこともできる。この場合も同様に、面積
の小さい原稿画像305が画面上では優先して表示され
る。
【0179】こうして画面上でペーストが終了するとオ
ペレータは、画面の右上の「OK」の表示をペンで押下
する。これにより、図8のステップS16の処理におい
て、合成用画像メモリ130、原稿読取メモリ109か
ら画像データが読出され、カラーLCD115で合成さ
れた画像と同じ関係になるように、読出された画像デー
タが合成され、さらに、ステップS17で合成された画
像データを基にプリントが実行され、合成画像がプリン
トアウトされる。
【0180】なお、前記説明においては、読取った原稿
画像の全領域をペーストの対象とした画像合成について
説明したが、図24に示されるメニューパレット301
を用い、読取った原稿画像の一部を領域指定し、指定さ
れた編集領域の原稿画像を合成することも可能である。
この場合は、指定された原稿の編集領域の面積が比較さ
れ、この結果に基づいて、表示の優先順位が決定され
る。
【0181】7.変形例 (a) 表示切換サブルーチンの変形例 図9に示した表示切換サブルーチンを、図26に示すも
のに変形することも可能である。図9では、カラーかモ
ノクロ原稿かの判別を行ない、これによって画像編集モ
ードを選択する画面表示を切換えていたが、図26で
は、文字画像か写真画像かを判定して画面表示を切換え
る。ここで、文字画像とは、白および黒からなる中間調
画像を含まない画像を指し、写真画像とは、階調を有す
る画像を指す。
【0182】画像に応じて選択可能な編集モードも、判
別される画像の種類に応じて変更する。たとえば、文字
原稿の画像編集モードとしては、指定した所望の位置に
アンダーラインを引くアンダーライン編集、所望の文字
列に網掛け画像を重ねる網掛け編集等を用意し、写真原
稿の画像編集モードとしては、セピア調の画像に原稿画
像の色調を変換するセピアコピーモード等を用意する。
【0183】(b) 原稿表示処理サブルーチンの変形
例 図14に示した原稿表示処理サブルーチンを、図27に
示すものに変更することも可能である。図27において
は、ステップS501で、読取った原稿の原稿サイズ、
向きを判定し、判定した原稿の向きに応じてステップS
502〜S506の処理において、常に、原稿画像をカ
ラーLCD115上で、横長になるように表示する。し
たがって、ポートレートの原稿は、オペレータに対して
原稿が倒れた状態で表示されることになる。しかしなが
ら、カラーLCD115の表示画面が横長であることか
ら、原稿画像を横長に表示することによって、表示画面
を有効に使用することができ、原稿画像を大きく表示す
ることが可能である。次に、ステップS507におい
て、オペレータが画像を指示したかどうかを判定し、ス
テップS508、S509において、指示された回転角
度に応じて、カラーLCD115上で、原稿画像を回転
させる。これにより、ステップS502〜S503の処
理で倒れて表示されていた原稿画像を、オペレータは、
必要に応じて正立状態に表示を変更させることが可能と
なる。
【0184】なお、ステップS507にて判断されるオ
ペレータからの指示は、ペン入力タブレット116から
の入力によってなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つにおけるデジタル複
写機の外観を示す斜視図である。
【図2】図1のデジタルカラー複写機100の機構を説
明するための断面図である。
【図3】モノクロ原稿(白黒原稿)に対する編集モード
を選択するための操作画面を示す図である。
【図4】カラー原稿に対する編集モードを選択するため
の操作画面を示す図である。
【図5】図1の複写機が備える画像処理のための制御回
路のブロック図である。
【図6】マーカー編集モードにおける編集の具体例を示
す第1の図である。
【図7】マーカー編集モードにおける編集の具体例を示
す第2の図である。
【図8】図5の制御回路が実行する編集処理の手順を示
すフローチャートである。
【図9】図8の表示切換ルーチン(S1)での処理を示
すフローチャートである。
【図10】カラー/モノクロ判別部120に含まれるヒ
ストグラムメモリでのすべての画素の明度のヒストグラ
ムh1(n)と、無彩色画素の明度ヒストグラムh2
(n)を示す図である。
【図11】カラー/モノクロ判別部120に含まれるヒ
ストグラムメモリでの有彩色の画素の明度ヒストグラム
h3(n)を示す図である。
【図12】画素の分類の基準について説明するための図
である。
【図13】読取られる原稿と、表示される原稿の向きと
を説明するための図である。
【図14】図8の原稿表示処理(S3、S10またはS
19)での処理を示すフローチャートである。
【図15】文字の向きを説明するための図である。
【図16】図8のマーカー編集表示切換ルーチン(S
8)での処理を示すフローチャートである。
【図17】マーカーに対する編集内容を指定する画面を
示す図である。
【図18】マーカーで色付けが行なわれた原稿の読取を
行なう画面を示す図である。
【図19】図18の状態から原稿が読取られた後の状態
を示す図である。
【図20】図19の状態からオペレータがOKの部分を
押下した状態を示す図である。
【図21】エディタによるマーカー領域の追加修正画面
を示す図である。
【図22】読取られた原稿がランドスケープである場合
のエディタによるマーカー領域の追加修正画面を示す図
である。
【図23】図8の合成原稿読取ルーチン(S15)での
処理を示すフローチャートである。
【図24】原稿の合成処理を行なう画面を示す図であ
る。
【図25】図24の状態から原稿305を原稿304の
上に移動させた状態を示す図である。
【図26】図9のフローチャートの変形例を示すフロー
チャートである。
【図27】図14のフローチャートの変形例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
30 イメージリーダ 100 カラー複写機本体 108 2値化処理部 120 カラー/モノクロ判別部 109 原稿読取メモリ 115 カラーLCDディスプレイ 116 ペン入力タブレット 117 編集メモリ 200 自動原稿送り装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読取り、画像データを発生す
    る読取手段と、 複数の画像編集モードから所望の画像編集モードを選択
    するための選択画面を表示する表示手段と、 前記読取手段によって読取られた画像の種別を判別する
    判別手段と、 前記判別手段によって判別された種別に応じて、画面を
    選択し、選択した画面を前記表示手段に表示させる表示
    制御手段と、 前記表示手段に表示された選択された画面から選択され
    た画像編集モードに応じて、前記読取手段から出力され
    る画像データに対して画像処理を施す画像編集手段とを
    備え、 前記選択画面は、互いに異なる画像編集モードを選択可
    能な複数の画面を有する、画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、画像がカラー画像か、
    モノカラー画像かを判別する、請求項1に記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段は、画像が写真画像か文字
    画像かを判別する、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 原稿を読取り、画像データを出力する読
    取手段と、 前記読取手段によって読取られる原稿の向きを判別する
    判別手段と、 前記判別手段によって判別された原稿の向きに基づい
    て、前記読取手段から出力される画像データを回転させ
    る回転手段と、 前記回転手段によって回転させた画像データに基づい
    て、原稿画像を表示する表示手段とを備えた、画像処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記判別手段は、原稿画像中の文字の向
    きを判別する、請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記回転手段は、前記判別手段によって
    判別された文字の向きに応じて、前記表示手段に表示さ
    れる原稿画像中の文字が、オペレータに対して正立する
    ように、画像データを回転させる、請求項5に記載の画
    像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、原稿画像とともに前記
    原稿画像を編集するための入力画面を表示し、表示され
    た原稿画像の向きに応じて、前記入力画面の表示位置を
    変更する、請求項4に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 第1画像と第2画像とを同時に表示する
    表示手段と、 前記第1画像と前記第2画像の面積を算出する手段と、 前記算出された面積を比較する比較手段と、 前記比較手段による比較結果に基づいて、前記第1画像
    と前記第2画像のうち一方の画像を他方の画像に対して
    優先して表示するよう前記表示手段を制御する制御手段
    とを備えた、画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記第1画像と前記第
    2画像とを重ねて合わせて表示する場合、優先する画像
    を他の画像の上に表示するよう前記表示手段を制御す
    る、請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、面積の小さい画像を
    大きい画像に対して優先させる、請求項9に記載の画像
    処理装置。
  11. 【請求項11】 さらに前記表示手段に表示された前記
    第1画像と前記第2画像との相対位置に基づいて、前記
    第1画像の画像データと前記第2画像の画像データを合
    成し、合成した画像データをプリントするプリント手段
    を有する、請求項10に記載の画像処理装置。
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