JPH0920055A - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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Publication number
JPH0920055A
JPH0920055A JP17358895A JP17358895A JPH0920055A JP H0920055 A JPH0920055 A JP H0920055A JP 17358895 A JP17358895 A JP 17358895A JP 17358895 A JP17358895 A JP 17358895A JP H0920055 A JPH0920055 A JP H0920055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
drum
printing drum
press roller
shaft
Prior art date
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Application number
JP17358895A
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English (en)
Inventor
Takao Kawabe
隆男 川辺
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Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
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Publication date
Application filed by Riso Kagaku Corp filed Critical Riso Kagaku Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】印刷画像の濃度の全体的な調整と部分的な調整
を共通の簡単な機構で行う。 【構成】印刷ドラム2は自身の中心軸線の周りに回動可
能であり、印刷ドラム軸7によって回転駆動される。印
刷ドラム内のスキージローラは周壁の内周面に接して印
刷ドラムに同期して駆動される。印刷ドラムの下方にプ
レスローラが配置される。プレスローラの回転軸の両端
は、それぞれ押圧機構22で保持される。印刷用紙は印
刷ドラムとプレスローラに挟まれて印刷される。押圧機
構22は回転軸21の支持部材23とばね30と調整ね
じ29を有する。調整ねじ29によってプレスローラ2
0が印刷ドラム2に向けて押圧される力を調整する。両
調整ねじ29を同じ状態に保ちながら調整すれば、印刷
画像の濃度を全体的に調整できる。両調整ねじ29の調
整量に差を設ければ、プレスローラ20の押圧力が回転
軸21の方向について変化し、印刷画像の濃度の部分的
な調整ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷ドラムを有
し、印刷画像の濃度の全体的な調整と部分的な調整を簡
単な機構で行えるようにした孔版印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9に従来の孔版印刷装置の一
例を示す。この孔版印刷装置100は円筒状の印刷ドラ
ム101を有している。印刷ドラム101は、インク通
過性の周壁102を有し、自身の中心軸線の周りに回転
可能とされている。印刷ドラム101の周壁102の外
側には、クランプベース103が固定され、該クランプ
ベース103には回動自在にクランパ104が設けられ
ている。図示しない製版装置によって製版された孔版印
刷用原紙は、その先端を該クランパ104とクランプベ
ース103の間に保持され、印刷ドラム101の周壁1
02に巻き付けられる。
【0003】前記印刷ドラム101の内部にはインク供
給装置105が設けられ、印刷ドラム101の底部にお
いて周壁102の内面に孔版印刷用のインクを供給して
いる。このインク供給装置105において、図示しない
インク供給パイプから出たインクは、図8に示すように
印刷ドラム101の最低部に位置する周壁102の内面
にスキージローラ106によって供給される。このスキ
ージローラ106は印刷ドラム101の中心軸線に略平
行に配置されている。まず、スキージローラ106はア
ーム107に軸を介して回動可能に取り付けられてい
る。このアーム107は印刷ドラム101内の図示しな
い固定部材に対し、軸をもって揺動自在に取り付けられ
ている。アーム107は図示しない付勢手段によって印
刷ドラム101の内周面から離れる方向に付勢されてい
る。印刷ドラム101内には軸を中心に回動するカム1
08が設けられ、該カム108は前記アーム107に接
している。
【0004】軸を中心に回動するカム108を適当な位
置に設定すれば、アーム107に取り付けられたスキー
ジローラ106と印刷ドラム101の周壁102との接
触状態を適当に設定することができる。即ち、スキージ
ローラ106と周壁102との接触圧を任意に定めるこ
とができる。
【0005】図9に示すように、前記印刷ドラム101
の外側には、押圧部材としてのプレスローラ109が設
けられている。プレスローラ109は、前記印刷ドラム
101の中心軸線に平行な回転軸を有している。回転軸
の一端には、アーム110の一端が連結されている。こ
のアーム110は中央部を軸110aで回動自在に支持
されている。このアーム110の他端には、他のアーム
111の一端が軸をもって回動自在に連結されている。
このアーム111の中央部には長孔112が設けられ、
この長孔112には印刷ドラム101の中心軸線に一致
した軸113が挿通している。このアーム111にはカ
ムフォロア114が取り付けられ、またアーム111は
アーム111aとアーム111bに分割され、それらの
間には引き合うばね117が設けられている。カムフォ
ロア114は印刷ドラム101に同期して回転するカム
115に係合している。カムフォロア114が設けられ
たアーム111の他端は、他のアーム116の一端に軸
をもって連結されている。このアーム116の他端は軸
116aをもって回動自在に支持されている。
【0006】印刷ドラム101が回転してカム115が
回れば、カムフォロア114が設けられたアーム111
はカムフォロア114の移動に伴って移動し、該アーム
111は軸110aを中心としてアーム110を揺動さ
せる。該アーム110の先端に設けられたプレスローラ
109は、印刷ドラム101に向けて上昇し、また印刷
ドラム101から離れる方向に下降する動作を所定のタ
イミングで繰り返す。
【0007】印刷ドラム101を回動し、印刷ドラム1
01の回動に同期して印刷ドラム101とプレスローラ
109との間に印刷用紙を送り込む。印刷ドラム101
の内部に設けられた前記インク供給装置105が、印刷
ドラム101の周壁102のインク通過性の部分と印刷
ドラム101に巻かれた孔版印刷用原紙の穿孔部を介し
て外部にインクを押し出すと共に、前記プレスローラ1
09が前記孔版印刷用原紙に印刷用紙を押し付ける。印
刷用紙にインクが転移し、孔版印刷が行われる。
【0008】上述した従来の孔版印刷装置100におい
て、印刷用紙に印刷する画像の濃度を全体として変化さ
せるには、プレスローラ109の押圧機構に設けられた
前記ばね117のばね力を変化させて、プレスローラ1
09が印刷ドラム101を押圧する押圧力を変化させれ
ばよい。
【0009】上述した従来の孔版印刷装置100におい
て、印刷用紙に印刷する画像の濃度を部分的に変化させ
るには、印刷ドラム101内に設けられたインク供給装
置105の位置を変え、印刷ドラム101の周壁102
との接触面積を変化させる。例えば、インク供給装置1
05と印刷ドラム101の中心軸との距離を広げると、
インク供給装置105が印刷ドラム101の中心から見
て外側に移動し、スキージローラ106が印刷ドラム1
01の周壁102に接する面積が増加し、印刷ドラム1
01及び孔版印刷用原紙を介してインクが印刷用紙に転
移する量が増加し、その結果画像濃度が濃くなる。印刷
画像を部分的に薄くする場合は、前述した操作とは逆の
操作を行えばよい。
【0010】一般的にスキージローラ106と印刷ドラ
ム101の周壁102との距離を変化させる内部位置調
整機構(前記カム108等)は、印刷ドラム101の中
心軸線方向についてインク供給装置105の両端部に設
置される。このため印刷ドラム101の中心軸の両端部
付近の画像濃度をそれぞれ部分的に変化させるような場
合は、各内部位置調整機構をそれぞれ調整し、画像の濃
度を変化させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】印刷ドラム101に対
するプレスローラ109の押圧力を調整する前記押圧力
調整機構は、最大の押圧力で印刷する場合を想定し、こ
の最大の押圧力に対応した荷重や衝撃に対応する部品を
使用しなければならない。さらに先述の通り押圧力調整
機構は印刷機内の一箇所に集中して配置されているた
め、印刷時に生じる衝撃は押圧力調整機構部に集中す
る。以上のような事情から、従来の孔版印刷装置におけ
る押圧力調整機構の部品は、大型化・重量化する傾向に
あった。
【0012】また、スキージローラ106の位置調整機
構は、構造上印刷ドラム101内に搭載しなければなら
ず、この結果、印刷ドラム101の重量増加と部品点数
の増加を招いた。さらに実際の内部位置調整機構を調整
する使用者が印刷ドラム101内のわずかな空間を覗き
込みながら調整しなければならない煩わしさがある。
【0013】本発明は、従来の孔版印刷装置の問題を解
決し、印刷画像の濃度の全体的な調整と部分的な調整
を、簡単かつ操作しやすい機構で行えるようにした孔版
印刷機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された孔
版印刷装置は、インク通過性の周壁を有し、自身の中心
軸線の周りに回転可能とされ、製版された孔版印刷用原
紙が前記周壁に巻き付けられる印刷ドラムと、前記印刷
ドラムの内部に設けられ、前記周壁の内面にインクを供
給するインク供給装置と、前記印刷ドラムの外側に設け
られ、前記印刷ドラムに巻き付けられた孔版印刷用原紙
に印刷用紙を押し付けて該印刷用紙にインクを転移させ
る押圧部材と、前記押圧部材の両端部を支持する一対の
支持部材を、それぞれ任意に設定された付勢力で前記印
刷ドラム方向に付勢して前記押圧部材を前記印刷ドラム
に押圧する押圧機構とを具備している。
【0015】請求項2に記載された孔版印刷装置は、請
求項1記載の孔版印刷装置において、前記押圧機構が、
前記各支持部材をそれぞれ付勢する弾性部材と、前記各
弾性部材をそれぞれ押圧する調整部材とを有している。
【0016】請求項3に記載された孔版印刷装置は、請
求項1記載の孔版印刷装置において、前記押圧機構が、
前記一対の支持部材を連結する弾性部材と、前記印刷ド
ラムの回転に同期して所定位置で回動する駆動軸と、前
記駆動軸と前記弾性部材を連結して前記駆動軸の回動を
前記弾性部材に伝えると共に、前記駆動軸と前記弾性部
材に対して前記駆動軸の軸方向についての位置をそれぞ
れ任意に設定できる一対の連結部材とを有している。
【0017】本発明において、押圧機構を調整し、押圧
部材の両端部を支持する一対の支持部材を、それぞれ任
意に設定した付勢力で印刷ドラムの方向に向けて押圧す
る。各支持部材ごとに押圧力を調整することにより、印
刷画像の全体的な濃度の調整と印刷画像の部分的な濃度
の調整が同時にできる。従来、押圧部材を印刷ドラムに
押圧する機構の一箇所に集中していた荷重が、押圧部材
の回転軸の両端部に分散され、部品を小型化することが
できる。従来印刷ドラム内に設けられていたインク供給
装置の内部位置調整機構部品を省略することが可能であ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の第1
の例である孔版印刷装置1を示す。印刷ドラム2は、少
なくとも一部がインク通過性である円筒形の周壁3と、
該周壁3の両端に互いに平行に設けられた一対の円盤形
の支持板4,4を有している。周壁3の外側の一部に
は、孔版印刷用原紙の係止手段であるクランパ5が設け
られている。図示しない製版装置によって製版された孔
版印刷用原紙は、その先端を該クランパ5によって保持
され、印刷ドラム2の周壁3に巻き付けられる。
【0019】印刷ドラム2の内部には、略円筒形の印刷
ドラム枠6が配置されている。この印刷ドラム枠6は、
印刷ドラム2の一方の支持板4に形成された開口部4a
から印刷ドラム2外に突出しており、本印刷装置1の図
示しない不動部分に固定されている。図1において、印
刷ドラム2外の印刷ドラム枠6の右側端部にはフランジ
6aが形成されている。該フランジ6aには複数個のガ
イドローラ6bが設けられており、前記印刷ドラム2の
一方の支持板4の外周面を案内保持している。図1にお
いて、印刷ドラム2内の印刷ドラム枠6の左側端部に
は、図示しない駆動源に連動連結された印刷ドラム軸7
の一端部が軸受け6cを介して回動自在に支持されてい
る。
【0020】前記印刷ドラム軸7は、印刷ドラム2の他
方の支持板4の中心に支持体8を介して連結されてい
る。印刷ドラム2の中心軸線と印刷ドラム軸7の軸心は
一致しており、印刷ドラム軸7を駆動すれば印刷ドラム
2は自身の中心軸線の周りに回転駆動する。
【0021】前記印刷ドラム枠6の内部には、インク供
給装置9の一部が構成されている。即ち、印刷ドラム枠
6は、ガイドローラ6bが設けられている側の端面が開
口しており、その開口から内部にインクボトル10を装
着できるようになっている。インクボトル10は孔版印
刷用のインクを収納している。印刷ドラム枠6の内部に
はインクポンプ11が設けられている。印刷ドラム枠6
の内部にインクボトル10を装着すれば、インクボトル
10の先端に設けられたボトルノズル10aが該インク
ポンプ11の吸入孔11aに連結される。インクポンプ
11の吐出孔11bは、インクパイプ12に連通してい
る。インクパイプ12は印刷ドラム枠6の外側に導出さ
れ、印刷ドラム2の内部において印刷ドラム2の中心軸
線と略平行に延設されている。インクパイプ12には多
数のインク供給孔が形成されており、前記インクポンプ
11の作用によってインクボトル10内のインクを後述
するスキージローラ13に供給する。
【0022】前記印刷ドラム2内であって、前記印刷ド
ラム枠6の外側の位置には、インク供給装置9の他の一
部であるスキージローラ13が一対の固定部14,14
によって回動自在に設けられている。スキージローラ1
3の回転軸15は、印刷ドラム2の中心軸線と略平行で
ある。スキージローラ13は印刷ドラム2の周壁3の内
周面に接している。印刷ドラム2の内部において、前記
印刷ドラム軸7には駆動歯車16が設けられている。ス
キージローラ13の回転軸15には従動歯車17が設け
られている。前記駆動歯車16と前記従動歯車17には
駆動ベルト18が掛け回されている。印刷時、印刷ドラ
ム軸7が回転して印刷ドラム2が回転すると、スキージ
ローラ13も印刷ドラム2の内周面に摺接した状態で回
転する。
【0023】前記印刷ドラム2の外側の下方には、前記
印刷ドラム2の中心軸線に平行な回転軸を有する押圧部
材としてプレスローラ20が設けられている。また、こ
のプレスローラ20を前記印刷ドラム2側に押圧するた
めの押圧機構22が設けられている。押圧機構22によ
り、前記プレスローラ20は、前記印刷ドラム2に巻き
付けられた孔版印刷用原紙に印刷用紙を押し付け、該印
刷用紙にインクを転移させる。
【0024】図2に示すように、プレスローラ20の回
転軸21の両端部は一対の支持部材23によって回転可
能に支持されている。支持部材23は内周面によって回
転軸をささえる軸受け部24と、該軸受け部25の下側
に固定された棒状の支持材25とを有している。前記プ
レスローラ20の下方には、本印刷装置1の不動部分で
ある底板26が設けられている。底板26の上面側には
箱状の案内部材27が固定されている。案内部材27の
上面には案内筒28が形成されている。前記支持部材2
3の支持材25は、案内部材27の案内筒28に上下方
向に摺動可能となるように保持されている。底板26の
底面側から、案内部材27の内部に向けて調整部材とし
ての調整ねじ29がねじ込まれている。案内部材27の
内部において、調整ねじ29の上端部と、前記支持部材
23の支持材25の下端部との間には、弾性部材として
のコイルばね30が介装されている。31は調整ねじ2
9のゆるみ防止機構としてのナットである。
【0025】各調整ねじ29を回して各調整ねじ29が
底板26の上方に突出する量を調整すれば、各コイルば
ね30を介して各支持部材23に加わる付勢力を増減さ
せることができ、プレスローラ20が印刷ドラム2に向
けて押圧される力が変化する。両調整ねじ29の底板2
6の上方に突出する量が同じであれば、プレスローラ2
0は印刷ドラム2を接触部分の全面にわたって均一に押
圧する。両調整ねじ29を同じ量だけ調整すれば、プレ
スローラ20が印刷ドラム2を押圧する力は均一に保た
れながら全体として増減する。従って、プレスローラ2
0と印刷ドラム2の間に挟まれて印刷用紙に形成される
印刷画像の濃度を、全体的に調整することができる。
【0026】また、一対の調整ねじ29の調整量に違い
を設ければ、回転軸21の各端部が印刷ドラム2に向け
て押圧される力に相違が生じ、プレスローラ20の印刷
ドラム2に対する押圧力がプレスローラ20の回転軸2
1の方向について変化するように設定することができ
る。即ち、回転軸21の両端部を支持する一対の支持部
材23を、それぞれ独立に設定した付勢力で前記印刷ド
ラム2方向に付勢し、前記プレスローラ20の前記印刷
ドラム2に対する押圧力を回転軸21の軸方向について
任意のバランスで設定することができる。このように、
本例によれば、プレスローラ20が印刷ドラム2に向け
て押圧される力を、プレスローラ20の回転軸21の両
端部ごとに調整できる。
【0027】前記一対の支持板4,4には、印刷ドラム
2の回転方向について前記クランパ5が形成されている
位置に相当する位置に、カム32が形成されている。ま
た前記プレスローラ20の回転軸21の両端部には、前
記カム32に接触するカムフォロア33が回転可能に設
けられている。印刷時、プレスローラ20の回転軸21
の両端部は押圧機構22によりそれぞれ所定の力で印刷
ドラム2に向けて押され、プレスローラ20は印刷用紙
を挟んで印刷ドラム2を押圧している。印刷ドラム2が
回転してクランパ5がプレスローラ20の位置に来た時
には、支持板4のカム32がプレスローラ20の回転軸
21のカムフォロア33を押し、前記コイルばね30を
縮退させてプレスローラ20を下降させる。このため、
印刷中にプレスローラ20がクランパ5に触れることは
ない。
【0028】以上の構成において、図示されていない孔
版印刷用原紙設置部から新規の孔版印刷用原紙が排出さ
れ、図示されていない製版部がこれを画像穿孔する。製
版済みの孔版印刷用原紙は、印刷ドラム2のクランパ5
により先端を固定される。印刷ドラム軸7が駆動される
と、印刷ドラム2が回転する。前記製版済みの孔版印刷
用原紙は、印刷ドラム2に巻かれる。印刷ドラム2が駆
動され、スキージローラ13が印刷ドラム2と同期して
回転し、印刷ドラム2の内面に一定量の孔版印刷用イン
クを供給する。スキージローラ13に供給されるインク
はインクボトル10に貯容されているが、必要に応じて
ボトルノズル10aを通じてインクポンプ11によりイ
ンクパイプ12からスキージローラ13に供給される。
印刷ドラム2の駆動に同期して、プレスローラ20と印
刷ドラム2の間に印刷用紙が供給されると共にプレスロ
ーラ20が該印刷用紙を印刷ドラム2に押圧する。印刷
ドラム2内のスキージローラ13から供給されるインク
が印刷用紙に転移し、印刷が行われる。
【0029】本例の孔版印刷装置1によれば、印刷ドラ
ム2の外側にあるプレスローラ20に設けた押圧機構2
2を調整することにより、印刷用紙に形成される画像の
濃度を全体的に又は部分的に調整することができる。ま
ず、押圧機構22の2本の調整ねじ29,29をそれぞ
れ調整し、プレスローラ20の回転軸21の両端部を印
刷ドラム2に向けて押圧する力を、回転軸21の端部毎
にそれぞれ設定する。プレスローラ20は、それぞれ任
意に設定した付勢力で印刷ドラム2の方向に向けて押圧
される一対の支持部材23,23に両端を支えられてい
るので、プレスローラ20が印刷ドラム2に与える押圧
力の軸線方向の分布状態は任意に設定できる。また、プ
レスローラ20が印刷ドラム2に与える押圧力の軸線方
向の分布状態を一定にしながら、プレスローラ20が印
刷ドラム2に与える押圧力の値を全体として増減するこ
ともできる。即ち、各支持部材23ごとに押圧力を調整
することにより、印刷画像の全体的な濃度の調整と印刷
画像の部分的な濃度の調整を同時に行うことができる。
【0030】従来、プレスローラ20を印刷ドラム2に
押圧する押圧機構はプレスローラ20の回転軸21の一
端部のみに設けられ、当該部分に荷重が集中していた
が、本例ではプレスローラ20の押圧機構22を回転軸
21の両端部に配置したので、加わる荷重が小さくなり
部品を小型化することができた。また、従来印刷ドラム
2内に設けられていたスキージローラ13の位置調整機
構を省略することができ、構造が簡素化された。
【0031】図3及び図4は本発明の実施の形態の第2
の例である孔版印刷装置41を示す。第1の例と機能上
同一又は略同一の構成部分には、記述上の煩雑さを避け
るため、図1乃至図2と同一の符号を付して説明を省略
する。本例の孔版印刷装置41は、回転する印刷ドラム
2に設けられたクランパ5との干渉を避けるため、印刷
ドラム2の回動に同期してプレスローラ20を昇降させ
る機構に特徴がある。
【0032】まず、本例の底板部42は可動部材であ
り、その両端部にはフランジ43,43が設けられてい
る。印刷ドラム2の中心軸線と平行な支点軸44が該フ
ランジ43の略中央部を回動可能に挿通して底板部42
を回動可能に支えている。底板部42の上には、第1の
例の押圧機構22と略同一の構造・機能を有する押圧機
構22aが設けられている。第1の例と同様に、この押
圧機構22aの支持部材23がプレスローラ20の回転
軸21の両端部を支えている。この押圧機構22aと前
記支点軸44は互いに干渉しない位置にある。底板部4
2の一方のフランジ43の上隅には、カムフォロア45
が設けられている。前記支点軸44に関し、カムフォロ
ア45と押圧機構22aは互いに反対の位置にある。
【0033】印刷ドラム2の一方の支持板4の外側には
カム板46が設けられている。このカム板46は印刷ド
ラム軸7に連結されている。カム板46は前記カムフォ
ロア45に常時接している。カム板46の形状は、印刷
ドラム2の回転方向において印刷領域に対応する部分よ
りも、非印刷領域であるクランパ5付近において外方へ
の突出寸法が小さくなっている。従って、図4に示す印
刷時にはカムフォロア45が下方に押され、プレスロー
ラ20が持ち上がって印刷ドラム2に接する。またクラ
ンパ5がプレスローラ20の位置に来た時には、カムフ
ォロア45が上がってプレスローラ20が下がり、クラ
ンパ5とプレスローラ20との干渉が回避される。
【0034】印刷ドラム2の内部には、インク供給装置
9の一部である板状のスキージ手段であるスキージ板4
7が、印刷ドラム枠6に固定部14を介して取り付けら
れている。スキージ板47は印刷ドラム2の周壁3の内
周面に接している。
【0035】カムフォロア45は印刷ドラム2のカム板
46に常に摺接しているので、印刷ドラム2の回動に伴
って押圧機構22aとカムフォロア45は支点軸44を
中心とした対称運動を行う。従って、カムフォロア45
に接触するカム板46の半径は、プレスローラ20がク
ランパ5に近ずいた時には印刷領域に対応する部分のカ
ム板46の半径より小さくなり、プレスローラ20は印
刷ドラム2から離れる方向に移動する。プレスローラ2
0がクランパ5に触れることなく印刷することができ
る。
【0036】なお図3のカムフォロア45は印刷ドラム
2のカム板46に対して低負荷で接する必要がある。こ
のためカムフォロア45として低負荷用の軸受けを使用
することが好ましい。また図3ではスキージ板47を用
いており、スキージ板47は回転させる必要が無いの
で、第1の例に比べて印刷ドラム2内の部品数をさらに
減少させることが出来る。
【0037】図5は本発明の実施の形態の第3の例であ
る孔版印刷装置51を示す。第1の例と機能上同一又は
略同一の構成部分には、記述上の煩雑さを避けるため、
図1乃至図2と同一の符号を付して説明を一部省略す
る。本例の孔版印刷装置51では、印刷ドラム枠6の代
わりに中空の印刷ドラム中心軸52が設けられており、
印刷ドラム2は印刷ドラム中心軸52の周りに回転可能
に設けられている。即ち、印刷ドラム中心軸52は、印
刷ドラム2の一対の支持板4,4の各中央に、軸受け5
3,53を介して回転可能な状態に取り付けられてい
る。
【0038】印刷ドラム2を回転運動させるための動力
は、印刷ドラム2の外側上方に印刷ドラム中心軸52と
平行に設けた駆動伝達軸54によって与えられる。駆動
伝達軸54には一対の駆動歯車55,55が設けられて
いる。印刷ドラム2の一対の支持板4,4の外周には、
前記各駆動歯車55,55にかみ合う従動歯車56,5
6がそれぞれ設けられている。駆動伝達軸54を回転さ
せれば、印刷ドラム2の一対の円盤形の支持板4,4を
同時に回転駆動することができる。
【0039】印刷ドラム2の内部において、印刷ドラム
中心軸52には、一対の固定部14,14を介してスキ
ージローラ13が回転可能に設けられている。スキージ
ローラ13の回転軸15の一端には従動歯車17が設け
られている。一方の支持板4の内側には内部小歯車57
が設けられている。スキージローラ13の従動歯車17
と内部小歯車57との間には駆動ベルト58が掛け回さ
れており、印刷ドラム2の回転力がスキージローラ13
に伝達されるようになっている。
【0040】インクは印刷ドラム2の外側から印刷ドラ
ム中心軸52の中に設置したインクパイプ12を通じて
供給され、スキージローラ13の周面に供給される。
【0041】印刷ドラム2の外側下方に設けられたプレ
スローラ20は、印刷ドラム2の周壁3の外周面に向け
て押圧される。その押圧力は支持部材23毎に調整でき
る。印刷ドラム2の支持板4にはカム32が形成され、
クランパ5が来た時にはカム32がカムフォロア33を
押し下げてプレスローラ20を下降させ、両者の干渉を
防止している。
【0042】本例の構成の場合、印刷ドラム中心軸52
の両端が印刷ドラム2の両端に取り付けられ、駆動力が
印刷ドラム2の両端に加えられるので、前述した各例に
比べ、駆動時に生じる印刷ドラム2のねじれがより少な
くて済むという利点がある。
【0043】図6及び図7は本発明の実施の形態の第4
の例である孔版印刷装置61を示す。本例の孔版印刷装
置61における印刷ドラム2及びその駆動機構と、イン
ク供給装置9(スキージローラ13又はスキージ板47
等)と、押圧部材(プレスローラ20)は、前述した各
例の対応部分と略同一の構成である。本例は、押圧部材
(プレスローラ20)の押圧機構62に特徴を有する。
【0044】プレスローラ20の回転軸21の両端部
は、矩形の支持部材である一対の支持アーム63,63
の各先端部に取り付けられている。プレスローラ20
は、これら両支持アーム63,63上で回転可能とされ
ている。印刷ドラム2の下方の所定位置には、前記プレ
スローラ20の回転軸21と平行に、駆動軸64が回動
可能に設けられている。駆動軸64は後述する機構によ
って回転駆動される。この駆動軸64は、プレスローラ
20を支持している前記両支持アーム63,63の基端
部を挿通している。支持アーム63と駆動軸64は固定
されておらず、駆動軸64の回転力が支持アーム63に
直接伝達されることはない。
【0045】両支持アーム63,63の各中央部間に
は、弾性部材としてのトーションバー65が固定されて
いる。このトーションバー65と前記駆動軸64との間
には、矩形板状の一対の連結部材66,66が取り付け
られている。連結部材66は、トーションバー65と駆
動軸64に対して軸方向に移動自在であり、軸方向の任
意の位置に設定できる。連結部材66の先端部に設けら
れた案内孔66aをトーションバー65が挿通してお
り、連結部材66はトーションバー65に対して軸方向
に移動できる。連結部材66の後端部は駆動軸64に対
して軸線方向に移動できるが、駆動軸64に対して回転
方向には固定されており、連結部材66は駆動軸64の
回転と共に回転する。
【0046】前記支持アーム63の外側の位置におい
て、駆動軸64には駆動アーム67の一端部が固定され
ている。駆動アーム67の他端部には、連結アーム68
の一端部が回動可能に連結されている。連結アーム68
の他端部には長孔69が形成されており、この長孔69
は印刷ドラム軸7に移動可能に係合している。連結アー
ム68の略中央部には、カムフォロア70が軸71を介
して回転可能に設けられている。カムフォロア70は、
印刷ドラム軸7に設けられたカム72に係合している。
カムフォロア70の軸71と印刷ドラム軸7との間に
は、付勢手段としてのばね73が設けられており、ばね
73は連結アーム68を印刷ドラム軸7方向に引き寄せ
る方向に付勢している。
【0047】これら駆動アーム67、連結アーム68、
カム72、カムフォロア70、ばね73等からなる前記
駆動軸64の駆動機構は、各支持部材23ごとに設けら
れている。即ち、前記駆動軸64の駆動機構は、駆動軸
64乃至プレスローラ20の回転軸21の両端部に対応
して対で設けられている。前記カム72は略円形であ
り、印刷ドラム2の非印刷領域であるクランパ5に対応
する部分には切り欠き74が設けられている。
【0048】以上の構成において、印刷ドラム2を回転
させ、印刷ドラム2とプレスローラ20の間に所定のタ
イミングで印刷用紙を供給して印刷を行う。前記カムフ
ォロア70がカム72の切り欠き74に接している時、
即ち非印刷領域がプレスローラ20に近い位置にある非
印刷時には、連結アーム68はばね73によって印刷ド
ラム軸7方向に引かれ、駆動アーム67を持ち上げて駆
動軸64を図7において反時計周り方向に回転させ、プ
レスローラ20を印刷ドラム2から離れる方向に移動さ
せる。従って、印刷ドラム2のクランパ5とプレスロー
ラ20は干渉しない。
【0049】前記カムフォロア70がカム72の円形の
周面に接している時、即ち印刷時には、連結アーム68
は印刷ドラム軸7から離れる方向に移動し、駆動アーム
67を押し下げて駆動軸64を図7において時計周り方
向に回転させ、プレスローラ20を印刷ドラム2に向け
て押圧する。印刷用紙はプレスローラ20によって印刷
ドラム2の印刷領域にある孔版印刷用原紙に押し付けら
れ、印刷用紙には孔版印刷が施される。
【0050】印刷時に駆動軸64が回転した時、駆動軸
64の回転力は連結部材66からトーションバー65に
伝わり、トーションバー65から支持アーム63を介し
てプレスローラ20に伝達される。プレスローラ20が
印刷用紙を介して前記印刷ドラム2に押し付けられた状
態で駆動軸64が回転すると、駆動軸64がねじれる。
駆動軸64のねじれ角に応じて連結部材66が回動し、
支持アーム63と連結部材66の間に位置する長さL
1,L2のトーションバー65の一部分を弾性変形させ
る。弾性変形したトーションバー65による弾性力は支
持アーム63を介してプレスローラ20の両端部に加わ
る。
【0051】前記一対の連結部材66,66は、トーシ
ョンバー65乃至駆動軸64の軸方向の位置をそれぞれ
任意に設定できる。即ち、駆動軸64がねじれた時に弾
性変形するトーションバー65の一部分の長さL1,L
2を、任意に設定することができる。トーションバー6
5の弾性変形部分の長さL1,L2を調整すれば、両支
持アーム63からプレスローラ20の回転軸21の両端
部に加わる力がそれぞれ変化する。従って、プレスロー
ラ20が印刷ドラム2に向けて押圧される力の大きさ
や、プレスローラ20の回転軸21の軸方向に関する前
記力のバランスを任意に設定することができる。
【0052】例えば、2個の連結部材66,66を駆動
軸64の中央に設定すれば、プレスローラ20の回転軸
21の両端部には同じ力が働く。また、L1=L2を保
ちながら、2個の連結部材66,66を駆動軸64に沿
って外側の各支持アーム63,63に近づければ、プレ
スローラ20の回転軸21の両端には同じ力が加わり、
その力は(大きく/小さく)なる。また、L1≠L2と
すれば、プレスローラ20の回転軸21の両端部に働く
力は異なってくる。
【0053】
【発明の効果】本発明の孔版印刷装置は、印刷ドラム内
にあるインク供給装置の位置調整機構を必要としない簡
単かつ操作しやすい機構であり、印刷画像の濃度を調整
する際に従来のように印刷ドラム内を覗き込みながら調
整する煩わしさがなく、印刷ドラム外の押圧機構を調整
するだけで印刷画像の全体の濃度と部分的な濃度の調整
が可能になる。また、孔版印刷装置全体としての部品点
数を従来よりも少なくでき、孔版印刷装置全体を小型化
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の例における断面図
である。
【図2】本発明の実施の形態の第1の例における押圧機
構付近の拡大断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の第2の例における断面図
である。
【図4】本発明の実施の形態の第2の例における押圧機
構付近の拡大断面図である。
【図5】本発明の実施の形態の第3の例における断面図
である。
【図6】本発明の実施の形態の第4の例における斜視図
である。
【図7】本発明の実施の形態の第4の例における側面図
である。
【図8】従来の孔版印刷装置におけるインク供給装置の
構成を示す断面図である。
【図9】従来の孔版印刷装置における押圧部材とその押
圧機構を示す断面図である。
【符号の説明】
1,41,51,61 孔版印刷装置 2 印刷ドラム 3 周壁 9 インク供給装置 13 インク供給装置の一部としてのスキージローラ 20 押圧部材としてのプレスローラ 22,62 押圧機構 23 支持部材 29 調整部材としての調整ねじ 30 弾性部材としてのコイルばね 63 支持部材としての支持アーム 65 弾性部材としてのトーションバー 66 連結部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク通過性の周壁を有し、自身の中心
    軸線の周りに回転可能とされ、製版された孔版印刷用原
    紙が前記周壁に巻き付けられる印刷ドラムと、 前記印刷ドラムの内部に設けられ、前記周壁の内面にイ
    ンクを供給するインク供給装置と、 前記印刷ドラムの外側に設けられ、前記印刷ドラムに巻
    き付けられた孔版印刷用原紙に印刷用紙を押し付けて該
    印刷用紙にインクを転移させる押圧部材と、 前記押圧部材の両端部を支持する一対の支持部材を、そ
    れぞれ任意に設定された付勢力で前記印刷ドラム方向に
    付勢して前記押圧部材を前記印刷ドラムに押圧する押圧
    機構と、 を具備する孔版印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧機構が、前記各支持部材をそれ
    ぞれ付勢する弾性部材と、前記各弾性部材をそれぞれ押
    圧する調整部材とを有する請求項1記載の孔版印刷装
    置。
  3. 【請求項3】 前記押圧機構が、前記一対の支持部材を
    連結する弾性部材と、前記印刷ドラムの回転に同期して
    所定位置で回動する駆動軸と、前記駆動軸と前記弾性部
    材を連結して前記駆動軸の回動を前記弾性部材に伝える
    と共に、前記駆動軸と前記弾性部材に対して前記駆動軸
    の軸方向についての位置をそれぞれ任意に設定できる一
    対の連結部材と、を有する請求項1記載の孔版印刷装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002113935A (ja) * 2000-10-10 2002-04-16 Tohoku Ricoh Co Ltd 印圧ばねユニット、印圧ばね調整装置および印刷装置
JP2005279945A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Tohoku Ricoh Co Ltd 孔版印刷装置
JP2009000876A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Tohoku Ricoh Co Ltd 押圧装置、印刷装置、シート押圧方法及び画像形成方法
CN103434266A (zh) * 2013-08-30 2013-12-11 西安航天华阳印刷包装设备有限公司 一种壁纸圆网直压式托辊装置

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