JPH092010A - キャスター並びにそのキャスターを用いた移動案内装置 - Google Patents

キャスター並びにそのキャスターを用いた移動案内装置

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JPH092010A
JPH092010A JP15810495A JP15810495A JPH092010A JP H092010 A JPH092010 A JP H092010A JP 15810495 A JP15810495 A JP 15810495A JP 15810495 A JP15810495 A JP 15810495A JP H092010 A JPH092010 A JP H092010A
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JP
Japan
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caster
support frame
wheel
chair
housing
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JP15810495A
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English (en)
Inventor
Koichiro Hayashi
航一郎 林
Yoichiro Shimooka
陽一郎 下岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIMOOKA KK
Itoki Crebio Corp
Original Assignee
SHIMOOKA KK
Itoki Crebio Corp
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Publication date
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Publication of JPH092010A publication Critical patent/JPH092010A/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/002Chair or stool bases
    • A47C7/006Chair or stool bases with castors

Landscapes

  • Legs For Furniture In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、例えば学童用椅子に取り付け、着
座時には移動しないように椅子が固定され、着座しない
時には椅子をあらゆる方向に対して自由に移動させるこ
とができ、しかもこうした動きが可能であるにもかかわ
らず、ねじれに対する強度等にも優れ、更に簡単に取り
付けることができるキャスター並びにそのキャスターを
用いた移動案内装置である。 【構成】 本発明は、下方に向けて開放した筐体本体12
の側方に学童用椅子3の横桟5等の内側面に取り付ける
取付部13を設けた筐体6内に、先端部に支持枠8を回動
自在に枢着した主軸7を軸心方向に設け、該主軸7に対
して車輪11の軸心を偏心させて位置させるとともに、支
持枠8に対して車輪11を弾性体9にて下方へ弾性附勢し
て保持し、車輪11の一部を筐体6から下方へ突出させた
状態に設定したことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、学童用椅子、ワゴンテ
ーブル等の家具に取り付けられるキャスター並びにその
キャスターを用いた移動案内装置に関し、更に詳しく
は、例えば学童用椅子に取り付け、着座時には移動しな
いように椅子が固定され、着座しない時には椅子を容易
に且つ自由な方向に移動できるキャスター並びにそのキ
ャスターを用いた移動案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば学童用椅子に取り付けるキ
ャスターとしては、本出願人が、実開平4−10840
2号等にて開示したものがあり、具体的には、下方に向
けて開放した筐体内に支持枠に枢支した車輪を収納して
一部が突出するように弾性附勢したものがある。そし
て、椅子に着座した時には、重みで車輪が筐体内に押し
込まれて筐体の開口端が床面に当接して椅子が固定した
状態に保持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のキャス
ターにあっては、単に筐体内を車輪が出没する構造であ
るので、着座しない時には、椅子を直線状に移動させる
ことは容易に行えるが、斜め方向に椅子を移動させるこ
とはできないという問題点があった。また、従来のキャ
スターにあっては、筐体の側面からプロテクター用突部
を突出させた一体構造であるので、このキャスターを学
童用椅子の横桟に取り付ける場合、横桟に切欠部を設け
てキャスターの筐体の一部を該切欠部に位置させてネジ
で取り付ける必要があるため、作業としては大変に面倒
であるという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、例えば学童用椅子に取
り付け、着座時には移動しないように椅子が固定され、
着座しない時には椅子をあらゆる方向に対して自由に移
動させることができ、しかもこうした動きが可能である
にもかかわらず、ねじれに対する強度等にも優れ、更に
簡単に取り付けることができるキャスター並びにそのキ
ャスターを用いた移動案内装置を提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、下方に向けて開放した筐体本体の側方に学童用椅子
の横桟等の内側面に取り付ける取付部を設けた筐体内
に、先端部に支持枠を回動自在に枢着した主軸を軸心方
向に設け、該主軸に対して車輪の軸心を偏心させて位置
させるとともに、支持枠に対して車輪を弾性体にて下方
へ弾性附勢して保持し、車輪の一部を筐体から下方へ突
出させた状態に設定したことを特徴とするものである。
【0006】更に、支持枠に対して、先端部に車輪を枢
支した回動部材の基端部を枢着するとともに、支持枠と
回動部材の間に弾性体を介在させて回動部材を下方斜め
に保持し、車輪の一部を筐体から下方へ突出させた状態
とした構造であり、主軸先端部と支持枠の枢着点を挟ん
で、支持枠と回動部材の枢着点及び車輪の枢支点を位置
させる方が好ましい。
【0007】また、後述する効果により、例えば支持枠
表面と接触する筐体本体内面に当接リブを設け方がより
好ましい。
【0008】更に、下方に向けて開放した筐体本体の側
方に取付部を設けた筐体内面に、先端部に支持枠を回動
自在に枢着した主軸を軸心方向に設け、主軸に対して車
輪の軸心を偏心させて位置させるとともに、支持枠に対
して車輪を弾性体にて下方へ弾性附勢して保持し、車輪
の一部を筐体から下方へ突出させた状態に設定したキャ
スターと、プロテクター突部の側方に取付部を設けたプ
ロテクターを用い、キャスターの取付部を利用して学童
用椅子の横桟等の内側面にキャスターを取り付け、該キ
ャスターの取り付け位置と反対側の横桟の外側面に、プ
ロテクターの取付部を利用してプロテクターを取り付け
たことを特徴とするものを採用することができる。
【0009】
【作用】以上の如く本発明に係わる請求項1記載のキャ
スターによれば、例えば学童用椅子の横桟に取り付ける
場合、まずキャスターの取付部を横桟の内側面に当接さ
せた状態で例えばビス止めすることにより、キャスター
を横桟に取り付けることができる。そして、キャスター
を取り付けた学童用椅子によれば、着座しないときに
は、キャスターにおいては車輪の一部が筐体から下方へ
突出した状態で椅子全体が支持されており、移動方向に
椅子に力を加えると、車輪を有する支持枠は主軸を中心
に自由に回転しながら、車輪により椅子をあらゆる方向
に移動させることができる。更に、着座した時には、着
座者の体重が車輪にかかり、主軸に対して偏心させた位
置に設けた車輪が弾性体に反して上方に押し込まれて筐
体内に車輪が位置し、筐体の開口端が床面に当接して移
動しないように椅子が固定される。また、席を離れる
と、キャスターにおける筐体の支持枠に対して弾性体に
て下方に附勢され、車輪が突出した状態に保持され、元
の状態に復帰される。
【0010】請求項2記載のキャスターによれば、着座
した時には、着座者の体重が車輪にかかり、支持枠と回
動部材基端部の枢着点を中心に回動部材が回動して筐体
内に車輪が弾性体に反して押し込まれ、キャスターにお
ける筐体本体の開口端が床面に当接して移動しないよう
に椅子が固定される。また、席を離れると、キャスター
における筐体内の回動部材が、支持枠に対して枢着点を
中心に弾性体にて下方に附勢され、車輪が突出した状態
に保持され、元の状態に復帰される。
【0011】請求項3記載のキャスターによれば、筐体
本体内面に設けた当接リブと支持枠表面が接触しなが
ら、車輪が360°回転する。
【0012】請求項4記載の移動案内装置によれば、学
童用椅子の内側面に取り付けたキャスターと対面する横
桟の外側面に、プロテクターの取付部を横桟の外側面に
当接させた状態で例えばビス止めすることにより、プロ
テクターを取り付けることができ、移動案内装置を椅子
に組み込むことができる。
【0013】
【実施例】本発明の詳細を更に図示した実施例により説
明する。図1は、本発明に係る代表的実施例の移動案内
装置を組み込んだ状態を示す学童用椅子の斜視図であ
り、移動案内装置Aは、キャスター1とプロテクター2
とで構成され、学童用椅子3の前後の脚4,4下端間を
連結する横桟5の対面する内側面及び外側面にそれぞれ
取り付けられるのであり、4組の移動案内装置Aが取り
付けられている。尚、以下学童用椅子3を例に挙げて説
明するが、移動案内装置A、他にワゴンテーブル等の家
具に取り付けて利用することも可能である。
【0014】まず、キャスター1は、図2乃至図4に示
すように、主として筐体6、主軸7、支持枠8、弾性体
9、回動部材10、車輪11とで構成されている。
【0015】筐体6は、図4に示すように、下方を開放
した筐体本体12の側方に、学童用椅子3の横桟5底面及
び内側面に当接するように、側片13a及び係止片13bを
有する断面L字型の取付部13を設けたものである。更
に、筐体本体12の上面に、筐体本体12の中心部に突部14
を設け、この突部14に有底の支持孔15を穿設し、また筐
体本体12内面に、該支持孔15を中心に接触面を平らにし
且つやや幅広のリング状の第1当接リブ16aを設けると
ともに、該第1当接リブ16aの外側に離間して、接触面
を丸くしたリング状の第2当接リブ16bを設け、筐体6
全体を例えば合成樹脂にて一体成形したものである。図
中17は、ビス孔である。尚、上述した例では、リング状
の第1当接リブ16a及び第2当接リブ16bを設けている
が、いずれかの一方でもよく、また適所に突部を設けた
ものであってもよい。
【0016】支持枠8は、図4に示すように、連結片18
の両側辺より挟持片19,19を下設したコ字状部材であ
り、対面する挟持片19,19にそれぞれ、図中右側から順
に枢着ピン20を挿入するための孔21、止めピン22を挿入
するための孔23を穿設し、図中左側下端に切欠部19aを
設けたものである。
【0017】更に、主軸7先端部を前記支持枠8の連結
片18に貫通して枢着することにより、主軸7に対して支
持枠8を360°回動自在に取り付け、主軸7の上部表
面には前記筐体6の支持孔15表面に周設した嵌合用凸条
24と嵌合可能な嵌合用凹条25が周設されている。
【0018】回動部材10は、図4に示すように、前記支
持枠8の挟持片19,19の間に位置する距離だけ離間して
一対の保持片26,26を並行配設し、底部の片側が開放す
るように下片27で連結し、更に保持片26,26の略中央部
に、前記支持枠8の止めピン22の動きを規制する案内孔
28を穿設し、この案内孔28の両側にそれぞれ枢着ピン20
を枢支するための孔29、ローラ軸30を取り付けるための
孔31を穿設している。
【0019】弾性体9には、図4に示すように、枢着ピ
ン20に巻回しうる大きさのコイル部32の両端からL字形
の弾片33をそれぞれ上下に向けて延設したキックばねを
用いている。
【0020】枢着ピン20は、支持枠8に対して回動部材
10を枢支するための軸体である。
【0021】ローラ軸30は、車輪11を枢支するための軸
体である。
【0022】キャスター1の組み立ては、図4に示すよ
うに、車輪11を枢支したローラ軸30を先端部に取り付け
るとともに、孔29,29の間に弾性体9を介在させた状態
の回動部材10の基端部を、支持枠8の挟持片19,19の間
に位置させ、枢着ピン20及び止めピン22を挿入すること
により、枢着ピン20にて支持枠8に対して回動部材10を
回動自在に枢着し、且つ弾性体9の弾片33,33が、それ
ぞれ支持枠8の連結片18及び回動部材10の下片27に当接
して車輪11が下方に位置するように弾性附勢され、しか
も止めピン22が回動部材10の案内孔28内に位置して回動
部材10の動きが規制される。更に、主軸7上端部を、筐
体6の突部14に穿設した支持孔15に圧入して嵌合用凹条
25と嵌合用凸条24に嵌合させて組み立てることができ、
図2及び図3に示すように、支持枠8に枢着された回動
部材10は、弾性体9にて開く方向に弾性附勢され、車輪
11の一部を筐体6から下方へ突出させた状態に保持され
る。即ち、図例のキャスター1は、主軸7に対して車輪
11は偏心した位置にあり、主軸7先端部と支持枠8の枢
着点を挟んで、支持枠8と回動部材10の枢着点及び車輪
11の枢支点が位置するように設定されている。尚、上述
の例では、弾性体9に、金属製又は樹脂製のコイルバネ
を用いているが、板バネを用いてもよく、またゴム等の
軟質部材を用いることも可能である。
【0023】次に、プロテクター2は、図5及び図6に
示すように、平面視を略半円形状とし、全体を球状に湾
曲させて膨らみを持たせてプロテクター用突部34とし、
該プロテクター用突部34下端から内側に係止片35aを延
設するとともに、プロテクター用突部34の外縁から外方
に向かって鍔部35bを延設して取付部35を形成し、この
鍔部35bにはビス止めするためのビス孔36を穿設したも
のである。このプロテクター2を学童用椅子の横桟5の
外側面に設けることにより、椅子3の移動により、当該
椅子3や他の家具等を傷付けることを防止するための役
割を果たすのである。
【0024】そして、キャスター1及びプロテクター2
で構成された移動案内装置Aを、学童用椅子3の横桟5
に取り付ける場合、図1に示すように、まずキャスター
1の取付部13における係止片13b及び側片13aを、横桟
5の底面及び内側面に当接させた状態でビス孔17を利用
してビス止めすることにより、合計4個のキャスター1
を横桟5に取り付けることができ、更にそれぞれのキャ
スター1と対面する横桟5の外側面に、プロテクター2
の係止片35a及び鍔部35bを、横桟5の底面及び外側面
に当接させた状態でビス止めすることにより、プロテク
ター2を取り付けることができ、移動案内装置Aを椅子
3に組み込むことができる。
【0025】本実施例の移動案内装置Aを取り付けた学
童用椅子3によれば、着座しないときには、キャスター
1においては車輪11の一部が筐体6から下方へ突出した
状態で椅子3全体が支持されており、移動方向に椅子3
に力を加えると、主軸7を中心に車輪11を有する支持枠
8は自由に回転しながら、車輪11により椅子3をあらゆ
る方向に移動させることができる。更に、着座した時に
は、図3に示すように、着座者の体重が車輪11にかか
り、支持枠8に対して回動部材10が枢着点を中心に回動
して筐体6内に車輪11が弾性体9に反して押し込まれ、
キャスター1における筐体本体12の開口端と取付部13の
係止片13b、及びプロテクター2の係止片35aが床面に
当接して移動しないように椅子3が固定される。また、
席を離れると、キャスター1における筐体6内の回動部
材10が、支持枠8に対して枢着点を中心に弾性体9にて
下方に附勢され、止めピン22が案内孔28内に当接して車
輪11が突出した状態に保持され、元の状態に復帰され
る。
【0026】従って、本実施例の移動案内装置Aによれ
ば、着座しない時は、キャスター1においては車輪11の
一部が筐体6から下方へ突出した状態で椅子3全体が支
持されており、移動方向に椅子3に力を加えると、主軸
7を中心に車輪11を有する支持枠8は自由に回転しなが
ら、車輪11により椅子3をあらゆる方向に簡単に移動さ
せることができる。
【0027】また、着座した時には、図3に示すよう
に、弾性体9に反して車輪11が押し込まれると、回動部
材10における車輪11のローラ軸30と枢着ピン20の間に歪
みが生じ、この歪みが主軸7にかかると、主軸7に対し
て支持枠8が傾くことにより吸収され、主軸7に集中荷
重がかかるのを防止することができ、強度的に優れたも
のとなる。しかも、筐体6に対して主軸7は固定されて
おり、車輪11の上下動に伴って主軸7が動くことがない
ので、がたつき等が生じることがない。
【0028】更に、本実施例の移動案内装置Aを椅子3
に取り付ける場合、図1及び図2に示すように、キャス
ター1の取付部13の係止片13b及び側片13aを、横桟5
の底面及び内側面に当接させた状態でビス孔17を利用し
てビス止めすることにより、キャスター1を取り付ける
ことができ、更に横桟5の外側面に、プロテクター2の
係止片35a及び鍔部35bを、横桟5の底面及び外側面に
当接させた状態でビス孔36を利用してビス止めすること
により、プロテクター2を取り付けることができる。従
って、従来のキャスターのように,椅子3の横桟5に切
欠部を設ける必要がなく、しかもビスのみでキャスター
1及びプロテクター2のいずれも取り付けることができ
るので、移動案内装置Aの組み込み作業を簡単に行うこ
とができる。
【0029】また、筐体6における筐体本体12内面に第
1当接リブ16a及び第2当接リブ16bを設けているの
で、主軸7を中心に回動する支持枠8の連結片18と筐体
本体内面の摩擦を小さくすることができ、従って筐体6
に対する車輪11の回転を滑らかに行うことができる。し
かも、第1当接リブ16a及び第2当接リブ16bによって
筐体6の強度も向上する。
【0030】更に、本実施例の移動案内装置Aによれ
ば、椅子3の横桟5表面にプロテクター2を設けている
ので、該プロテクター2により椅子3を机の下等に収納
する場合等に椅子3がこれらの机その他の家具と接触し
て互いに傷つけ合うことを防止することができる。
【0031】次に、図7及び図8に基づいて他の実施例
のキャスターについて説明する。図例のキャスター1
は、主軸7に対して支持枠8を回動自在に枢着し、主軸
7に対して車輪11を偏心させ、支持枠8に対して車輪11
を上下動可能としている点では同じ構造であるが、車輪
11を枢支したコ字状の保持部材37の側面から支持軸38を
立設するとともに、支持枠8に長孔の案内孔28を穿設
し、車輪11を有する保持部材37を支持枠8に対して上下
にスライド可能とし、保持部材37と支持枠8の間に車輪
11と支持枠8の間にコイルバネである弾性体9を介在さ
せて、筐体6から車輪11の一部を突出させた状態に保持
したものである。このキャスター1を用いることによ
り、キャスター1に荷重がかかって弾性体9に反して車
輪11が押し込まれても、主軸7に対して支持枠8が傾く
ことにより歪みが吸収されるので、主軸7に集中荷重が
かかるのを防止することができ、強度的に優れたものと
なる。
【0032】最後に、移動案内装置の組み込みに工夫を
施した学童用椅子について説明する。即ち、図9に示す
ように、椅子3の横桟5の底面に、対面して設けるキャ
スター1の係止片13b及びプロテクター2の係止片35a
を位置させるために横桟5の途中を切り欠いて固定凹所
39を設けた例であり、固定凹所39の深さは、キャスター
1の係止片13b及びプロテクター2の係止片35aの厚み
と略同じ又は深く設定されている。このように、椅子3
の横桟5の底面に、固定凹所39を設けてキャスター1及
びプロテクター2を取り付けることにより、椅子3の横
桟5の底面から、キャスター1の係止片13bやプロテク
ター2の係止片35aが突出するのを防止することがで
き、しかもキャスター1やプロテクター2を取り付ける
時の位置決めを容易に行うことができ、加えてキャスタ
ー1やプロテクター2を椅子3の横桟5に対して強固に
固定することができるように配慮されているのである。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。請求項1記載のキャス
ターによれば、例えば学童用椅子に取り付けることによ
り、着座しない時は、キャスターにおいては車輪の一部
が筐体から下方へ突出した状態で椅子全体が支持されて
おり、移動方向に椅子に力を加えると、主軸を中心に車
輪を有する支持枠は自由に回転しながら、車輪により椅
子をあらゆる方向に簡単に移動させることができる。ま
た、主軸に対して支持枠を回動自在とし、該主軸に対し
て車輪を偏心させているので、キャスターに荷重がかか
って弾性体に反して車輪が押し込まれても、主軸に対し
て支持枠が傾くことにより歪みが吸収されるので、主軸
に集中荷重がかかるのを防止することができ、強度的に
優れたものとなる。しかも、筐体に対して主軸は固定さ
れており、車輪の上下動に伴って主軸が動くことがない
ので、がたつき等が生じることがない。
【0034】請求項2記載のキャスターによれば、椅子
に着座すると、弾性体に反して車輪が押し込まれると、
車輪の枢支点と支持枠と回動部材の枢着点の間に歪みが
生じ、この歪みが主軸にかかると、主軸に対して支持枠
が傾くことにより吸収され、主軸に集中荷重がかかるの
を防止することができ、強度的に優れたものとなる。し
かも、筐体に対して主軸は固定されており、車輪の上下
動に伴って主軸が動くことがないので、がたつき等が生
じることがない。
【0035】請求項3記載のキャスターによれば、筐体
本体内面に設けた当接リブにより、主軸を中心に回動す
る支持枠と筐体本体内面の摩擦を小さくすることができ
るので、筐体に対する車輪の回転を滑らかに行うことが
でき、しかも当接リブにより筐体の強度も向上する。
【0036】請求項4記載の移動案内装置によれば、例
えば学童用椅子に取り付ける場合、キャスターの取付部
を、横桟の内側面に当接させた状態で例えばビス止めす
ることにより、キャスターを取り付けることができ、更
に横桟の外側面に、プロテクターの取付部を、横桟の内
側面に当接させた状態で例えばビス止めすることによ
り、プロテクターを取り付けることができる。従って、
従来のキャスターのように椅子の横桟に切欠部を設ける
必要がなく、しかもビスのみでキャスター及びプロテク
ターのいずれも取り付けることができるので、移動案内
装置の組み込み作業を簡単に行うことができる。更に、
椅子の横桟表面にプロテクターを設けているので、該プ
ロテクターにより椅子を机の下等に収納する場合等に椅
子がこれらの机その他の家具と接触して互いに傷つけ合
うことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る代表的実施例の移動案内装置を組
み込んだ状態を示す学童用椅子の斜視図
【図2】移動案内装置を組み込んだ状態の横桟の拡大縦
断面図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】キャスターの分解斜視図
【図5】プロテクターの正面図
【図6】プロテクターの側面図
【図7】他の例のキャスターの縦断面図
【図8】図7のB−B断面図
【図9】移動案内装置の組み込みに工夫を施した学童用
椅子の斜視図
【符号の説明】
A 移動案内装置 1 キャスター 2 プロテクタ
ー 3 椅子 4 脚 5 横桟 6 筐体 7 主軸 8 支持枠 9 弾性体 10 回動部材 11 車輪 12 筐体本体 13 取付部 14 突部 15 支持孔 16 当接リブ 17 ビス孔 18 連結片 19 挟持片 20 枢着ピン 21 孔 22 止めピン 23 孔 24 嵌合用凸条 25 嵌合用凹条 26 保持片 27 下片 28 案内孔 29 孔 30 ローラ軸 31 孔 32 コイル部 33 弾片 34 プロテクタ
ー用突部 35 取付部 36 ビス孔 37 保持部材 38 支持軸 39 固定凹所

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に向けて開放した筐体本体の側方に
    学童用椅子の横桟等の内側面に取り付ける取付部を設け
    た筐体内に、先端部に支持枠を回動自在に枢着した主軸
    を軸心方向に設け、該主軸に対して車輪の軸心を偏心さ
    せて位置させるとともに、支持枠に対して車輪を弾性体
    にて下方へ弾性附勢して保持し、車輪の一部を筐体から
    下方へ突出させた状態に設定したことを特徴とするキャ
    スター。
  2. 【請求項2】 支持枠に対して、先端部に車輪を枢支し
    た回動部材の基端部を枢着するとともに、支持枠と回動
    部材の間に弾性体を介在させて回動部材を下方斜めに保
    持し、車輪の一部を筐体から下方へ突出させた状態とし
    た構造であり、主軸先端部と支持枠の枢着点を挟んで、
    支持枠と回動部材の枢着点及び車輪の枢支点を位置させ
    てなる請求項1記載のキャスター
  3. 【請求項3】 支持枠表面と接触する筐体本体内面に当
    接リブを設けた請求項2記載のキャスター。
  4. 【請求項4】 下方に向けて開放した筐体本体の側方に
    取付部を設けた筐体内面に、先端部に支持枠を回動自在
    に枢着した主軸を軸心方向に設け、主軸に対して車輪の
    軸心を偏心させて位置させるとともに、支持枠に対して
    車輪を弾性体にて下方へ弾性附勢して保持し、車輪の一
    部を筐体から下方へ突出させた状態に設定したキャスタ
    ーと、プロテクター突部の側方に取付部を設けたプロテ
    クターを用い、キャスターの取付部を利用して学童用椅
    子の横桟等の内側面にキャスターを取り付け、該キャス
    ターの取り付け位置と反対側の横桟の外側面に、プロテ
    クターの取付部を利用してプロテクターを取り付けたこ
    とを特徴とする移動案内装置。
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