JPH09201237A - 耐震用学童机 - Google Patents

耐震用学童机

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JPH09201237A
JPH09201237A JP20748796A JP20748796A JPH09201237A JP H09201237 A JPH09201237 A JP H09201237A JP 20748796 A JP20748796 A JP 20748796A JP 20748796 A JP20748796 A JP 20748796A JP H09201237 A JPH09201237 A JP H09201237A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上に物が倒れて来ても容易には圧壊しない強
度を有し、合わせて机の下に避難した学童の身体、生命
の安全性に充分配慮した耐震用学童机を提供する。 【解決手段】 骨組を金属製の材料で構成し、上部に天
板と棚板を取り付けると共に、脚部の回わりの全部、或
は一部をその前部を除いて保護板で囲う。その際に前記
天板、或は棚板の下方にはつかまり手段を設けたり、或
は脚部に所定範囲の傾斜角度において動作する滑車を設
けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地震の際に学童
の生命、身体を守ることのできる耐震用学童机に関す
る。
【0002】
【従来の技術】学校の教室における授業中に地震に遭遇
した際には、学童はまず座っている机の下に避難するこ
とが安全対策として説明され、また、地震を想定した初
動時の避難訓練の際にも、このことが訓練として実行さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そうすると、学童机は
当然に簡単には圧壊しないような充分に強度を有するも
のとしなくてはならない上に、机の下に避難した学童の
安全性をも充分に配慮したものとしなくてはならない。
【0004】この発明の目的は、上に物が倒れて来ても
容易には圧壊しない強度を有し、合わせて机の下に避難
した学童の身体、生命の安全性に充分配慮した耐震用学
童机を提供せんとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ためにこの発明は、骨組を金属製の材料で構成し、上部
に天板と棚板を取り付けると共に、脚部の回わりの全
部、或は一部をその前方を除いて保護板で囲ったもので
ある。
【0006】この発明はまた、骨組を金属製の材料で構
成し、上部に天板と棚板を取り付けると共に、脚部の回
わりの全部、或は一部をその前方を除いて保護板で囲う
と共に、前記天板、或は棚板の下方にはつかまり手段を
設けるものである。
【0007】その際にこの発明は、金属製の材料で骨組
を構成するに当り、脚部と桁部材は金属製のパイプで構
成すると共に、この脚部同志の中間部と下端部の全部、
或は一部を前部を除いて金属製の材料の連結部材を取り
付けることができる。
【0008】この発明はさらに、前記保護板を金属製の
プレートとしたり、この保護板を、多数のパンチ孔を設
けたものとすることができる。
【0009】この発明はさらに、脚部の下端部に取り付
けた左右一対の連結部材の後端部に、学童机の所定範囲
の傾斜角度によって動作する滑車を取り付けたものであ
る。
【0010】この発明はまた、4本の脚部と、この脚部
を固着しその上部両側部と後部上方に囲設した枠体と、
この各枠体に張設させた多数のパンチ孔を有する保護板
と、前記枠体に固着された棚板と、この棚板に固着され
た天板と、この天板、或は棚板の下方に設けられたつか
まり手段と、前記脚部の両側に連結した連結部材と、こ
の連結部材の後端に取り付けたところの脚部の所定範囲
の傾斜角度において動作する滑車とで構成したものであ
る。
【0011】
【作用】骨組を金属製の材料としたことにより、強度が
増大すると共に、脚部の回わりの全部、或は一部にはそ
の前方を除いて保護板を取り付けたので、この保護板に
より外部より物が飛び込んでくるのを阻止して学童机の
下に避難した学童にぶつかるのを防止することができる
ものである。
【0012】天板の下方へ該天板或は骨組に取り付けて
つかまり棒を設けると、地震の際に机の下に避難してこ
のつかまり棒へつかまっていることにより、激しい揺れ
で身体が机の外へ放り出されたり、或は机が身体より離
れてしまうのを有効に防止できる。
【0013】保護板を金属製のプレートとし、多数のパ
ンチ孔を設けたものにすると、軽量化を図ることができ
た上で、骨組の耐圧強度や引張強度が大幅に向上する。
【0014】脚部にその傾斜角度によって動作する滑車
を設けると、平常時には滑車は動作しないが学童机の移
動の際にこれを傾斜させることにより滑車が動作するこ
とになる。
【0015】
【発明の実施の形態】図面はこの発明の一実施例を示
し、1は前部方向を空けて平面略コの字形状となるよう
に形成させた例えばスチール丸パイプ製の桁部材であ
る。勿論、この桁部材1は平面四角形状の枠体を形成す
るように構成しても良い。材料もスチール丸パイプのも
のでなく、ステンレス、アルミニウム、その他の金属
製、或は強度のある合成樹脂等さまざまなものが考えら
れる。パイプの断面形状も丸形に限定されず、三角、四
角等その他の多角形状とすることができる。2は後述す
る棚板6と共に桁部材1上に固着されている天板であ
る。
【0016】桁部材1の下部には、4本の桁部材1と同
じ材料で構成したスチールパイプ製の脚部3が垂下され
ている。この各脚部3は桁部材1に上端部を固着させた
第1脚部3aと、この第1脚部3a内へ嵌縮自在に挿入
された該第1脚部3aよりも若干小径の第2脚部3bと
から構成されている。脚部3は第1脚部3aの軸方向に
設けた複数の調節孔3cへボルト3dを介して第2脚部
3bを固定させることにより、その高さ方向を自在に調
節できるようになっている。各第1脚部の間は、前方部
を除いて連結部材4が固着されると共に、第2脚部3b
の両側部を形成するもの同志は、連結部材5で連結され
ている。尚、脚部の断面形状、材料等については、桁部
材のところで述べたことと同じことが当てはまる。
【0017】桁部材1の間で脚部3に囲まれた部分には
該桁部材1に固着されて前部開放の棚板6が設けられて
いる。そして、各脚部3の上部は前部方向を除いて、多
数の小孔7aを設けたスチールプレート製の保護板7に
よって囲われている。尚、この保護板7は、スチール製
には限定されず、ステンレス、アルミニウム等の金属プ
レート、或は強度のある合成樹脂製プレートによって代
えることができる。また、保護板7で脚部3を囲う部分
はその上下方向全部を前方部分だけ除いて覆うようにし
ても良い。
【0018】桁部材1や脚部3を構成するスチール製パ
イプは、あまり小径であると強度的に問題があるので、
実施例のものは桁部材1と第1脚部3aを31.8φの
外径のもので肉厚1.2mmのものを用い、第2脚部3
bと連結部材5には外径が28.6φで肉厚が1.2m
mのものを用いた。
【0019】図6は地震の際に学童がこの発明に係る学
童机の下へ避難した状態を示す。学童机は金属製或は強
度のある合成樹脂製のパイプで強化されているので、多
少の荷重が上より加えられても圧壊してしまうことがな
く、学童机の下に避難した学童に向けて物が飛んで来て
も、保護板によって学童へぶつかるのを阻止することが
できるものである。
【0020】図7乃至図11は他の実施例を示し、10
は4本のスチール丸パイプ製の脚部である。この4本の
脚部10はその両側部と後部の上部側に囲設したスチー
ル角パイプ製の長短の枠部材11a,11bから成る平
面矩形状の枠体11の短い枠部材11bに溶着等の手段
で固着されている。この各枠体11には、多数のパンチ
孔12aを設けたスチール板製の保護板12が同じく溶
着、或はビス止め等の手段で張設されている。13は両
側部の枠体11の上部に溶着、或はビス止めされて固着
されたスチールプレートを凹状にプレス加工して成る棚
板である。この棚板13に設けたフランジ部13aに
は、例えばプライウッド強化板製の天板14が図示して
ない取付ビス或はボルト等で固着されている。棚板13
と後部の枠体11の長い枠部材11aとの間には、所定
間隔を空けて一対のつかまり棒から成るつかまり手段1
5,15が取り付けられている。脚部10の両側部下端
部には、スチール角パイプ製の連結部材16,16が連
結されると共に、この連結部材16,16の後端部の脚
部10,10の下端部より突出させた部分に設けた取付
枠体17,17に滑車18,18が回転自在に取り付け
られている。この滑車18,18は通常時は接地してな
いが、図10に想像線(a)で示したように、学童机1
9而して脚部10をある程度15°〜20°程度傾ける
ことによって接地し、回転することによって学童机19
の移動を容易とするものであり、傾斜角度を大きくする
と、今度は同じく図10に想像線(b)で示したように
取付枠体17,17の先端が接地して、滑車18,18
の回転を阻止するように構成されている。尚、20,2
0はカバン等を掛けるフックである。
【0021】図8はとくにこの実施例に係る地震用学童
机の使用例を示し、地震が来た際には、この学童机19
の下に逃げ込み、つかまり棒から成るつかまり手段1
5,15にしがみついていることにより、地震の際に身
体が学童机19の下より外へ放り出されてしまうのを可
及的に防止することができるものである。尚、つかまり
手段の形状、構造、取付方法等は実施例のものに限定さ
れない。それはリング状のものであっても良いし、U字
形状のものであっても良い。
【0022】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
学校の教室で地震に遭遇した場合でも学童がこの発明に
係る学童机の下へ避難することにより、極めて大きな確
率で学童の身体、生命の保護を図ることができるという
効果を奏し得る。
【0023】学童机の天板の下方につかまり手段を設け
ると、地震の際に学童机の下部に避難しつかまり手段に
つかまっていることにより、激しい揺れに対しても身体
が学童机の外へ放り出されてしまうことがないので、安
全性がより高くなるものである。
【0024】また、脚部に該脚部而して学童机の傾斜角
度によって動作する滑車を設けたことにより、学童机全
体を持ち上げなくとも容易に移動させることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る耐震用学童用机の斜視図であ
る。
【図2】図1に示した耐震用学童机の分解斜視図であ
る。
【図3】図1に示した耐震用学童机の正面図である。
【図4】図1に示した耐震用学童机の脚部の部分の拡大
断面図である。
【図5】図1に示した耐震用学童机の通常時の使用例を
示す側面図である。
【図6】図1に示した耐震用学童机の地震時における使
用例を示す側面図である。
【図7】この発明に係る耐震用学童机の他の実施例を示
す正面図である。
【図8】図7に示した耐震用学童机の側面図である。
【図9】図7に示した耐震用学童机の一部省略の正面図
である。
【図10】図7に示した耐震用学童机の滑車の部分の拡
大断面図である。
【図11】図7に示した耐震用学童机の滑車の使用例を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 桁部材 2,14 天板 3a 第1脚部 3b 第2脚部 4 連結部材 5,16 連結部材 6,13 棚板 7,12 保護板 10 脚部 11 枠体 12a パンチ孔 15 つかまり手段 17 取付枠体 18 滑車

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨組を金属製の材料で構成し、上部に天
    板と棚板を取り付けると共に、脚部の回わりの全部、或
    は一部をその前部を除いて保護板で囲ったことを特徴と
    する、耐震用学童机。
  2. 【請求項2】 骨組を金属製の材料で構成し、上部に天
    板と棚板を取り付けると共に、脚部の回わりの全部、或
    は一部をその前方を除いて保護板で囲うと共に、前記天
    板或は棚板の下方にはつかまり手段を設けたことを特徴
    とする、耐震用学童机。
  3. 【請求項3】 金属製の材料で骨組を構成するに当り、
    脚部と桁部材は金属製のパイプで構成すると共に、この
    脚部同志の中間部と下端部の全部、或は一部を前部を除
    いて金属製の材料の連結部材を取り付けたことを特徴と
    する、請求項1乃至2のいずれかに記載の耐震用学童
    机。
  4. 【請求項4】 前記保護板が金属製の板であることを特
    徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の耐震用学
    童机。
  5. 【請求項5】 前記保護板が金属製であり、多数のパン
    チ孔を設けたものであることを特徴とする、請求項1乃
    至4のいずれかに記載の耐震用学童机。
  6. 【請求項6】 脚部の下端部に取り付けた左右一対の連
    結部材の後端部には、学童机の所定範囲の傾斜角度によ
    って動作する滑車を取り付けたことを特徴とする、請求
    項3乃至5のいずれかに記載の耐震用学童机。
  7. 【請求項7】 4本の脚部と、この脚部を固着しその上
    部両側部と後部上方に囲設した枠体と、この各枠体に張
    設させた多数のパンチ孔を有する保護板と、前記枠体に
    固着された棚板と、この棚板に固着された天板と、この
    天板、或は棚板の下方に設けられたつかまり手段と、前
    記脚部の両側に連結した連結部材と、この連結部材の後
    端に取り付けたところの脚部の所定範囲の傾斜角度にお
    いて動作する滑車とで構成したことを特徴とする、耐震
    用学童机。
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