JPH0920138A - 車両用サンバイザー及びその製造方法 - Google Patents

車両用サンバイザー及びその製造方法

Info

Publication number
JPH0920138A
JPH0920138A JP17251195A JP17251195A JPH0920138A JP H0920138 A JPH0920138 A JP H0920138A JP 17251195 A JP17251195 A JP 17251195A JP 17251195 A JP17251195 A JP 17251195A JP H0920138 A JPH0920138 A JP H0920138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sun visor
resin material
cavity
vehicle
soft resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17251195A
Other languages
English (en)
Inventor
Norifumi Tanaka
典文 田中
Shigeru Yabutani
茂 薮谷
Akiyoshi Nagano
昭義 永野
Kazumichi Shigeno
一道 重野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP17251195A priority Critical patent/JPH0920138A/ja
Publication of JPH0920138A publication Critical patent/JPH0920138A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コストの低減及び製造に際しての作業性の向上
を図ることができるとともに、形状復元性に優れたサン
バイザー及びその製造方法を提供する。 【解決手段】サンバイザー1は、カードバンド、ミラー
等を備えたサンバイザー本体2及び軸体3等から構成さ
れる。サンバイザー本体2は発泡ポリプロピレン製のコ
ア層5及びゴム入りポリプロピレン製のスキン層6より
構成され、軸体3を金型装置にセットした状態でサンド
イッチ成形法により成形される。このため、部品点数の
多かった従来技術に比べ、著しく備品点数が低減され、
サンドイッチ成形という一連の射出工程を経るだけで、
軸体3を伴ったサンバイザー1が得られることとなる。
また、サンバイザー本体2は可撓性を有するため、多少
の応力が加わって変形したとしても、サンバイザー本体
2は容易に元の状態に復元しうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用サンバイザー
に係り、詳しくは、車両室内の上部前方等に開閉可能に
設けられる車両用サンバイザー及びその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のサンバイザーとしては、
例えば図16,17に示すようなものが知られている。
すなわち、これらの図に示すように、サンバイザー71
は、平面略矩形状のサンバイザー本体72と、平面L字
状の金属製の軸体73とを備えている。軸体73の一端
は、サンバイザー本体72内に挿入されているととも
に、その他端には、図示しない取着部が設けられてい
る。サンバイザー71は、当該取着部において車両に対
し取付けられるとともに、取着部側の軸体73は、図中
小さい矢印方向に回動可能となっている。
【0003】前記サンバイザー本体72は、段ボール製
の基材74と、基材74の周囲を囲むようにして設けら
れた芯材よりなるフレーム75と、両者74,75を接
合するテープ76と、前記軸体73の一端を被覆する金
属製の被覆プレート77と、これら74〜77を上下か
ら被覆する2枚のスポンジ78と、さらにそのスポンジ
78を覆うポリ塩化ビニル製の表皮シート79とを備え
ている。
【0004】前記被覆プレート77は軸体73の一端に
対し摺動しながら回動可能となっている。つまり、サン
バイザー本体72が軸体73の一端に対し回動可能とな
っている。そして、被覆プレート77には板バネ80が
かしめられており、当該サンバイザー本体72の回動に
際しては、ある程度の操作荷重が付与されるようになっ
ている。さらに、前記スポンジ78及び表皮シート79
により、柔軟性が付与され、触感の向上が図られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなサンバイザー71においては、次に示すような問
題があった。すなわち、上記サンバイザー71を構成す
るに際しては、基材74、フレーム75、テープ76、
被覆プレート77、スポンジ78、表皮シート79、板
バネ80、取着部等の多くの部品を必要としていた。こ
のため、部品点数の増大を招き、コストの増大を招来し
ていた。また、これらの部品を組付けるためには多大な
工数を必要とし、作業性の悪化をも招来していた。
【0006】さらに、上記サンバイザー71は、基材7
2が段ボールよりなっていたため、何らかの応力が加わ
って自身が変形した場合には、元の形状に復元させるこ
とが困難であった。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、コストの低減及び製造
に際しての作業性の向上を図ることができるとともに、
形状復元性に優れた車両用サンバイザー及びその製造方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、硬質樹脂素材よ
りなるコア層及び前記コア層を被覆する軟質樹脂素材よ
りなるスキン層を備えたサンバイザー本体と、一端が前
記コア層内部に回動可能にインサートされ、他端には車
両本体に取付けられる取着部を有してなる軸体とを備
え、少なくとも前記サンバイザー本体はサンドイッチ成
形法により成形されてなることを特徴とする車両用サン
バイザーをその要旨としている。
【0009】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の車両用サンバイザーにおいて、前記サンバイ
ザー本体に対し、薄肉のヒンジ部を介して帯状部材を一
体的に成形するとともに、当該帯状部材のほぼ先端部及
び前記サンバイザー本体には相互に係合されうる係合手
段を一体的に成形したことをその要旨としている。
【0010】さらに、請求項3に記載の発明では、請求
項1又は2に記載の車両用サンバイザーにおいて、前記
サンバイザー本体には、前記軸体の延出方向に突出し、
かつ、前記軸体を挟持する挟持片を一体的に成形すると
ともに、前記軸体の少なくとも当該挟持片に挟持された
部分の断面形状を非円形状としたことをその要旨として
いる。
【0011】併せて、請求項4に記載の発明では、請求
項1〜3のいずれかに記載の車両用サンバイザーにおい
て、前記軸体が前記取着部に対し回動可能となるよう前
記取着部もサンドイッチ成形法により成形されていると
ともに、前記取着部には、前記軸体の延出方向に突出
し、かつ、前記軸体を挟持する挟持片を一体的に成形す
るとともに、前記軸体の少なくとも当該挟持片に挟持さ
れた部分の断面形状を非円形状としたことをその要旨と
している。
【0012】加えて、請求項5に記載の発明では、請求
項1〜4のいずれかに記載の車両用サンバイザーにおい
て、少なくとも一部が表面に露出している金属製のミラ
ーを、その周縁部が前記サンバイザー本体に埋設させら
れるようにして設けたことをその要旨としている。
【0013】また、請求項6に記載の発明においては、
硬質樹脂素材よりなるコア層及び前記コア層を被覆する
軟質樹脂素材よりなるスキン層を備えたサンバイザー本
体と、一端が前記コア層内部に回動可能にインサートさ
れ、他端には車両本体に取付けられる取着部を有してな
る軸体とを備えてなる車両用サンバイザーの製造方法で
あって、金型装置によって、前記サンバイザー本体の形
状をなすようキャビティを構成するとともに、当該キャ
ビティ内には、前記軸体の一端を設置する工程と、前記
金型装置に設けられ、前記キャビティに開口するゲート
より、可塑化された軟質樹脂素材を射出する工程と、少
なくとも前記軟質樹脂素材を射出した後、前記ゲートよ
り可塑化された硬質樹脂素材を射出する工程と、前記キ
ャビティ内に前記硬質樹脂素材及び軟質樹脂素材を充填
した後、これらを固化させ、前記金型装置から取り出す
工程とを備えたことをその要旨としている。
【0014】さらに、請求項7に記載の発明において
は、硬質樹脂素材よりなるコア層及び前記コア層を被覆
する軟質樹脂素材よりなるスキン層を備えたサンバイザ
ー本体と、一端が前記コア層内部に回動可能にインサー
トされ、他端には車両本体に取付けられる取着部を有し
てなる軸体と、前記サンバイザー本体に対し、薄肉のヒ
ンジ部を介して一体的に形成された帯状部材とを備えて
なる車両用サンバイザーの製造方法であって、金型装置
によって、前記サンバイザー本体並びにヒンジ部及び帯
状部材の形状をなすようキャビティを構成するととも
に、当該キャビティ内には、前記軸体の一端を設置する
工程と、前記金型装置に設けられ、前記キャビティに開
口するゲートより、可塑化された軟質樹脂素材を射出す
る工程と、少なくとも前記軟質樹脂素材を射出した後、
前記ゲートより可塑化された硬質樹脂素材を射出する工
程と、前記キャビティ内に前記硬質樹脂素材及び軟質樹
脂素材を充填した後、前記金型装置のうちのスライドコ
アを前記キャビティ内に突出せしめ、ヒンジ部に相当す
る部分を薄肉に形成する工程と、前記キャビティ内の前
記硬質樹脂素材及び軟質樹脂素材を固化させ、前記金型
装置から取り出す工程とを備えたことをその要旨として
いる。
【0015】併せて、請求項8に記載の発明において
は、硬質樹脂素材よりなるコア層及び前記コア層を被覆
する軟質樹脂素材よりなるスキン層を備えたサンバイザ
ー本体と、一端が前記コア層内部に回動可能にインサー
トされ、他端には車両本体に取付けられる取着部を有し
てなる軸体と、少なくとも一部が表面に露出しており、
周縁部が前記サンバイザー本体に埋設された金属製のミ
ラーとを備えてなる車両用サンバイザーの製造方法であ
って、金型装置によって、前記サンバイザー本体の形状
をなすようキャビティを構成するとともに、当該キャビ
ティ内には、前記軸体の一端を設置し、かつ、少なくと
も前記金型装置のうちのスライドピンを用いて前記ミラ
ーを支持固定する工程と、前記金型装置に設けられ、前
記キャビティに開口するゲートより、可塑化された軟質
樹脂素材を射出する工程と、少なくとも前記軟質樹脂素
材を射出した後、前記ゲートより可塑化された硬質樹脂
素材を射出する工程と、前記キャビティ内に前記硬質樹
脂素材及び軟質樹脂素材をほぼ充填した後、前記スライ
ドピンを前記キャビティから退出せしめ、当該退出部分
に前記硬質樹脂素材及び軟質樹脂素材を充填する工程
と、前記キャビティ内の前記硬質樹脂素材及び軟質樹脂
素材を固化させ、前記金型装置から取り出す工程とを備
えたことをその要旨としている。
【0016】加えて、請求項9に記載の発明では、請求
項7に記載の前記スライドコアを前記キャビティ内に突
出せしめる工程と、請求項8に記載の前記スライドピン
を前記キャビティから退出せしめる工程とを同一の駆動
機構を用いて同時に行うようにしたことをその要旨とし
ている。
【0017】さて、上記請求項1に記載の発明によれ
ば、硬質樹脂素材よりなるコア層及び前記コア層を被覆
する軟質樹脂素材よりなるスキン層を備えたサンバイザ
ー本体の、特にコア層内部に、軸体の一端が回動可能に
インサートされる。その軸体の他端に設けられた取着部
が、車両本体に取付けられることにより、サンバイザー
は車両本体に対し取付けられる。サンバイザーは、その
収納状態から自身を軸体に対し回動させることにより、
日光等を遮る役割を果たす。
【0018】さて、本発明では、少なくとも、上記サン
バイザー本体はサンドイッチ成形法により成形される。
このため、部品点数の多かった従来技術に比べ、著しく
備品点数が低減されることとなる。これとともに、サン
ドイッチ成形という一連の射出工程を経るだけで、軸体
を伴ったサンバイザーが得られることとなる。
【0019】さらに、サンバイザー本体は、硬質樹脂素
材及び軟質樹脂素材よりなっているため、段ボールの如
き復元性を有しない素材が用いられていた従来技術とは
異なり、比較的可撓性を有する。このため、多少の応力
が加わったとしてもサンバイザー本体は容易に元の状態
に復元しうる。
【0020】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記請求項1に記載の発明の作用に加えて、前記サンバイ
ザー本体に対し、薄肉のヒンジ部を介して帯状部材が一
体的に成形される。この帯状部材のほぼ先端部及びサン
バイザー本体には相互に係合されうる係合手段が一体的
に成形される。このため、カード等を挟み込む際に使用
される帯状部材までもが、サンバイザー本体に容易に一
体成形されうる。
【0021】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
請求項1及び2に記載の発明の作用に加えて、前記サン
バイザー本体には、軸体の延出方向に突出し、かつ、軸
体を挟持する挟持片が一体的に成形されるとともに、軸
体の少なくとも当該挟持片に挟持された部分の断面形状
が非円形状となっているため、軸体に対し、サンバイザ
ー本体を相対回動させる際には、所定の操作荷重が加わ
ることとなる。このため、別途の操作荷重を付与するた
めの付勢手段等を設けなくて済む。
【0022】併せて、請求項4に記載の発明によれば、
請求項1〜3に記載の発明の作用に加えて、軸体が取着
部に対し回動可能となるよう取着部もサンドイッチ成形
法により成形される。このため、取着部もサンバイザー
本体等と同時に成形されうることとなる。また、取着部
には、軸体の延出方向に突出し、かつ、軸体を挟持する
挟持片が一体的に成形されるとともに、軸体の少なくと
も当該挟持片に挟持された部分の断面形状が非円形状と
なっている。このため、取着部に対し、軸体を相対回動
させる際には、所定の操作荷重が加わることとなる。こ
のため、別途の操作荷重を付与するための付勢手段等を
設けなくて済む。
【0023】加えて、請求項5に記載の発明によれば、
請求項1〜4に記載の発明の作用に加えて、サンドイッ
チ成形に際し、少なくとも一部が表面に露出している金
属製のミラーがの周縁部がサンバイザー本体に埋設され
る。従って、ミラーまでもが、サンバイザー本体に容易
に一体化されうる。
【0024】また、請求項6に記載の発明によれば、金
型装置によって、サンバイザー本体の形状をなすようキ
ャビティが構成されるとともに、当該キャビティ内に
は、軸体の一端が設置される。次に、金型装置に設けら
れ、キャビティに開口するゲートより、可塑化された軟
質樹脂素材がキャビティ内に射出される。続いて、少な
くとも軟質樹脂素材が射出された後、前記ゲートより可
塑化された硬質樹脂素材が射出される。これにより、硬
質樹脂素材は先に射出された軟質樹脂素材に覆われるよ
うにしてキャビティ内を流動してゆく。そして、キャビ
ティ内に硬質樹脂素材及び軟質樹脂素材が充填された
後、これらが固化し、当該固化したものを金型装置から
取り出されることにより、硬質樹脂素材よりなるコア層
及び前記コア層を被覆する軟質樹脂素材よりなるスキン
層を備えたサンバイザー本体と、一端がコア層内部に回
動可能にインサートされ、他端には車両本体に取付けら
れる取着部を有してなる軸体とを備えてなる車両用サン
バイザーが製造される。
【0025】従って、基本的には、請求項1に記載の発
明と同等の作用を奏することとなる。さらに、請求項7
に記載の発明によれば、上記請求項6に記載の発明の作
用に加えて、特に、キャビティ内に硬質樹脂素材及び軟
質樹脂素材が充填された後、金型装置のうちのスライド
コアがキャビティ内に突出し、これにより、ヒンジ部に
相当する部分が薄肉に形成される。このため、サンバイ
ザー本体に対し、薄肉のヒンジ部を介して帯状部材が容
易に一体的に形成されることとなる。
【0026】併せて、請求項8に記載の発明によれば、
上記請求項6に記載の発明の作用に加えて、特に、少な
くとも金型装置のうちのスライドピンが用いられてミラ
ーが支持固定される。この支持固定された状態で、サン
ドイッチ成形が行われる。このため、樹脂圧によってミ
ラーが移動等してしまうことがない。そして、各樹脂素
材の射出がほぼ完了した後、前記スライドピンがキャビ
ティから退出させられ、当該退出部分に硬質樹脂素材及
び軟質樹脂素材が充填される。このため、少なくとも一
部が表面に露出しており、周縁部が前記サンバイザー本
体に埋設されるようにして金属製のミラーが容易に設け
られることとなる。
【0027】加えて、請求項9に記載の発明では、請求
項7に記載のスライドコアがキャビティ内に突出させら
れる工程と、請求項8に記載のスライドピンがキャビテ
ィから退出させられる工程とが同一の駆動機構が用いら
れることにより、同時に行われる。このため、サンバイ
ザー本体に対し、薄肉のヒンジ部を介して帯状部材を設
けることと、ミラーを設けることとを共に行うような場
合には、比較的簡素に装置を構成することができ、成形
に際しての工程数の低減が図られうる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を図1〜図15に基づいて説明する。図1,2に示
すように、サンバイザー1は、平面略矩形状のサンバイ
ザー本体2と、平面L字状の金属製の軸体3とを備えて
いる。軸体3の一端は、サンバイザー本体2内にインサ
ートされているとともに、その他端には、取着部4が設
けられている。サンバイザー1は、当該取着部4におい
て車両室内の前方上部に対し取付けられる。
【0029】前記サンバイザー本体2は、硬質樹脂素材
としての発泡ポリプロピレン(以下、「発泡PP」とい
う)よりなるコア層5と、該コア層5を被覆するように
して設けられた軟質樹脂素材としてのゴムの混入された
ポリプロピレン(以下、「ゴム入りPP」という)より
なるスキン層6とを備えている。これらコア層5及びス
キン層6は、後述するサンドイッチ成形法により成形さ
れたものである。また、ここでは詳述しないが、前記取
着部4についても、サンバイザー本体2と同様コア層5
及びスキン層6を備え、サンドイッチ成形法により成形
されている。
【0030】前記軸体3の一端は、サンバイザー本体2
のコア層5内部にインサートされている。この軸体3の
一端には、抜け止めのためのフランジ3aが一体形成さ
れている。そして、サンバイザー本体2は、軸体3の一
端に対し回動可能となっている。
【0031】本実施の形態では、この回動操作が行われ
るに際し、所定の操作荷重が付与されるようになってい
る。すなわち、図2及び図3(a),(b)に示すよう
に、サンバイザー本体2には、軸体3の延出方向に突出
し、かつ、該軸体3を挟持する挟持片7が一体成形され
ている。また、軸体3の少なくとも当該挟持片7に挟持
された部分の断面形状は非円形状(小判形状:円の両側
が削ぎおとされた形状)となっている。このため、図3
(b)に示す収納状態から、サンバイザー1が使用に供
される際には、サンバイザー本体2が軸体3に対し摺動
しながら相対回動され、例えば「90°」回動された時
点でいわゆるクリック感が付与されるようになってい
る。また、前記取着部4に関しても、軸体3の他端側を
挟持する挟持片8が一体成形されており、軸体3の少な
くとも当該挟持片8に挟持された部分の断面形状は非円
形状となっている。このため、軸体3を取着部4に対し
相対回動させる場合にも、上記と同様、操作荷重及び回
動時のクリック感が付与されるようになっている。
【0032】また、図2,4,5に示すように、サンバ
イザー本体2には、薄肉のヒンジ部9を介して帯状部材
としてカードバンド11が一体的に成形されている。こ
のカードバンド11のほぼ先端部には係合手段を構成す
る一対の係合突起12が一体形成されており、これら係
合突起12は拡径部12aを有している。一方、サンバ
イザー本体2の前記係合突起12に対応する位置には、
係合手段を構成する係合凹部13が形成されている。そ
して、使用時においては、図5に示すように、ヒンジ部
9を回動中心としてカードバンド11がサンバイザー本
体2に向けて回動され、係合突起12が係合凹部13に
対し嵌め込まれる。この嵌め込みにより、カード等がカ
ードバンド11及びサンバイザー本体2間に保持されう
ることとなり、カードバンド11としての機能が発揮さ
れるようになっている。
【0033】さらに、図2,6に示すように、サンバイ
ザー本体2には、金属板よりなるミラー14が設けられ
ている。より詳しくは、ミラー14は、その周縁部がサ
ンバイザー本体2内に埋設されており、その周縁部を除
く表面部分がサンバイザー本体2の表面に露出した状態
となっている。
【0034】次に、上記のように構成されてなるサンバ
イザー1を製造するための金型装置21について説明す
る。図7に示すように、金型装置21は、固定型22及
び可動型23を備えている。固定型22及び可動型23
に形成された成形凹部により、サンバイザー本体2を形
成するためのキャビティ24が構成される。また、この
キャビティ24に開口するようにして、ゲート25が設
けられ、このゲート25より、可塑化された樹脂素材が
キャビティ24内に射出されるようになっている。
【0035】また、図8は、金型装置21のうち、前記
カードバンド11を成形するための部分を示す断面図で
ある。同図に示すように、キャビティ24のうちサンバ
イザー本体2とカードバンド11とを形成するための部
分の境界部分、すなわちヒンジ部9を形成するための部
分に対応する位置において、固定型22(可動型23で
もよい)には、スライドコア26がキャビティ24に対
し出没可能に設けられている。このスライドコア26は
図示しない油圧式のシリンダ等により駆動されるように
なっている。
【0036】さらに、図9は、金型装置21のうち、前
記ミラー14を配設するための部分を示す断面図であ
る。同図に示すように、可動型23(固定型22でもよ
い)には、入れ子27が配設されている。この入れ子2
7は複数の透孔28を有しており、透孔28には、棒状
のマグネット29が挿通されている。一方、固定型22
(可動型23でもよい)には、前記入れ子27に対向す
るようにしてスライドピン31が出没可能に設けられて
いる。本実施の形態において、このスライドピン31
は、上記油圧式のシリンダ等によりスライドコア26と
同時に駆動されるようになっている。
【0037】次に、上記のように構成されてなる金型装
置21を用いて、サンバイザー1を製造するに際しての
製造方法及び製造時の作用効果について説明する。ま
ず、図7に示すように、金型装置21によって、サンバ
イザー本体2の形状をなすようキャビティ24を構成す
るとともに、当該キャビティ24内には、軸体3の一端
を設置固定する。但し、この段階においては、図8に示
すように、前記スライドコア26のキャビティ24側の
面は、固定型22の成形面のうち、カードバンド11を
形成するための面と面一とする。さらに、キャビティ2
4内の所定箇所に、金属製のミラー14を設置する。す
なわち、図9に示すように、マグネット29にミラー1
4を当接させることにより、その磁力でもってミラー1
4を固定するとともに、反対側からのスライドピン31
でもって、ミラー14を変形しない程度に押圧し、ミラ
ー14を確実に支持固定する。
【0038】次に、図10に示すように、前記ゲート2
5より、まず可塑化されたゴム入りPPをキャビティ2
4に向けて射出する。続いて、前記ゴム入りPPを所定
量射出した後、図11に示すように、同じゲート25よ
り、可塑化された発泡PPをキャビティ24に向けて射
出する。より詳しくは、予めPPに発泡剤を添加してお
き、射出とともにその発泡剤を発泡させる。
【0039】さらに、必要な場合には、射出の最後に、
再度ゲート25より、ゴム入りPPを射出する。そし
て、図12に示すように、キャビティ24内にゴム入り
PP及び発泡PPがほとんど充填されたならば、前記油
圧式のシリンダを作動させる。すなわち、図13に示す
ように、キャビティ24内にゴム入りPP及び発泡PP
が充填される時点では、上述したようにスライドコア2
6のキャビティ24側の面は、固定型22の成形面のう
ち、カードバンド11を形成するための面と面一となっ
ている。このため、ゴム入りPP及び発泡PPの流動に
際しての充分な流通断面積が確保されることとなり、カ
ードバンド11を形成するためのキャビティ24内に
も、ゴム入りPP及び発泡PPが円滑かつ確実に充填さ
れることとなる。そして、この状態から、図14に示す
ように、シリンダを作動させることにより、スライドコ
ア26をキャビティ24内に(図の上方に)突出せしめ
る。すると、ヒンジ部9に相当する部分が薄肉に形成さ
れるのである。
【0040】また、キャビティ24内にゴム入りPP及
び発泡PPが充填される時点では、前記ミラー14は、
マグネット29に固定されているとともに、反対側から
のスライドピン31でもって支持固定されている。この
ため、ゴム入りPP及び発泡PPがキャビティ24内に
充填される際に、ミラー14がその樹脂圧でもって移動
して位置ずれを起こしてしまうおそれがない。そして、
この状態から、図15に示すように、シリンダを作動さ
せることにより、スライドピン31は、キャビティ24
から退出する。但し、この退出は、スライドピン31の
端面が、固定型22の成形面と面一となるところまで行
われる。すると、当該退出部分には、ゴム入りPP及び
発泡PPが流れ込み、充填される。
【0041】そして、かかる動作が完了した後、ゴム入
りPP及び発泡PPを冷却固化させる。すると、上述し
たサンバイザー本体2が成形されることとなる。その
後、金型装置21を型開きし、かかるサンバイザー本体
2等を取り出すことにより、サンバイザー1が得られる
のである。
【0042】以上説明したように、本実施の形態におけ
るサンバイザー1は、取着部4が車両本体に対し取付け
られる。サンバイザー1は、その収納状態から自身を軸
体に対し回動させることにより、日光等を遮る役割を果
たす。
【0043】さて、本実施の形態、すなわち、サンバイ
ザー1及びその製造方法では、少なくとも、サンバイザ
ー本体2はサンドイッチ成形法により成形される。この
ため、部品点数の多かった従来技術に比べ、著しく備品
点数が低減されることとなる。これとともに、サンドイ
ッチ成形という一連の射出工程を経るだけで、軸体3を
伴ったサンバイザー1が得られることとなる。このた
め、著しいコストの低減を図ることができるとともに、
製造に際しての飛躍的な作業性の向上を図ることができ
る。
【0044】さらに、サンバイザー本体2は、サンドイ
ッチ成形法により得られた発泡PP製のコア層5及びゴ
ム入りPP製のスキン層6より構成される。このため、
段ボールの如き復元性を有しない素材が用いられていた
従来技術とは異なり、サンバイザー本体2は可撓性を有
する。従って、多少の応力が加わって変形したとして
も、サンバイザー本体2は容易に元の状態に復元しう
る。つまり、本実施の形態のサンバイザー1は形状復元
性に優れたものであるということができる。
【0045】併せて、本実施の形態のサンバイザー本体
2は、発泡PP製のコア層5及びゴム入りPP製のスキ
ン層6を基本として構成される。このため、芯材等の設
けられていた従来技術とは異なり、著しい軽量化をも図
ることができる。
【0046】加えて、サンバイザー本体2に対し、薄肉
のヒンジ部9を介してカードバンド11を一体的に成形
するようにした。ここで、ヒンジ部9を成形するに際し
ては、上述の如きスライドコア26を用いて流動性を確
保した上でヒンジ部9を成形するようにした。このた
め、上記の構成を有するヒンジ部9及びカードバンド1
1が容易、かつ、確実に成形することができる。
【0047】また、係合突起12及び係合凹部13を一
体的に成形するようにした。このため、これらを相互に
係合させることにより容易に使用に供せられる。これら
のことから、カード等を挟み込む際に使用されるカード
バンド11までもが、サンバイザー本体2に対し容易に
設けることができる。
【0048】また、サンバイザー本体2及び取着部4に
は、軸体3の延出方向に突出し、かつ、軸体3を挟持す
る挟持片7,8を一体的に成形するとともに、軸体3の
少なくとも当該挟持片7,8に挟持された部分の断面形
状が非円形状とするようにした。このため、別途の操作
荷重を付与するための付勢手段等を設けなくとも、操作
時における操作荷重及び回動時のクリック感を付与せし
めることができる。
【0049】さらに、本実施の形態では、上記製造方法
を用いたので、ミラー14までもが、サンバイザー本体
2に容易に一体化させることができる。併せて、本実施
の形態では、スライドコア26がキャビティ24内に突
出させられる工程と、スライドピン31がキャビティ2
4から退出させられる工程とが同一の駆動機構が用いら
れることにより同時に行われるようにした。このため、
サンバイザー本体2に対し、薄肉のヒンジ部9を介して
カードバンド11を設けることと、ミラー14を設ける
こととを共に行うような場合には、比較的簡素に装置を
構成することができ、成形に際しての工程数の低減が図
られうる。その結果、さらなるコストの低減及びさらな
る作業性の向上を図ることができる。
【0050】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、例えば次の如く構成してもよい。 (1)前記実施の形態では、サンバイザー本体2の形状
を平面矩形状としたが、必ずしもそのような形状に限定
されるものではなく、例えば楕円、長円形状等いかなる
形状を有していてもよい。
【0051】(2)前記実施の形態では、軸体3を取着
部4に対し相対回動可能としたが、そのような構成とし
なくてもよい。 (3)前記実施の形態では、軟質樹脂素材としてゴム入
りPPを、硬質樹脂素材として発泡PPをそれぞれ採用
したが、必ずしもこれらの素材に限定されるものではな
い。例えば、硬質樹脂素材として単なるPPを用いても
よい。また、軟質樹脂素材として熱可塑性エラストマー
等を用いてもよい。
【0052】(4)前記実施の形態では、取着部4につ
いてもサンドイッチ成形法により成形するようにした
が、この取着部4は別部材を取付けることにより構成し
てもよい。
【0053】(5)前記実施の形態では、軸体3の挟持
片7,8に対応する部分の断面をを小判形状としたが、
かかる形状に限定されるものではない。また、場合によ
っては断面を円形状としてもよい。
【0054】(6)前記実施の形態では、帯状部材とし
てカードバンド11を一体成形する場合に具体化した
が、ポケット状のケース等の付いたバンド等であっても
よい。 (7)前記実施の形態における係合突起12及び係合凹
部13の関係を相互逆にしてもよい。また、係合手段は
上記突起−凹部の関係に限定されるものではなく、例え
ば突起−透孔、突起−把持部等の関係であってもよい。
【0055】(8)前記実施の形態におけるカードバン
ド11、挟持片7,8及びミラー14のうちいずれか又
は全てを省略する構成としてもよい。 (9)前記実施の形態における固定型22及び可動型2
3の関係を相互逆にしてもよい。
【0056】(10)前記実施の形態におけるマグネッ
ト29、入れ子27等を省略する構成としてもよい。 (11)前記実施の形態では、スライドコア26及びス
ライドピン31は同一の駆動手段で同時駆動されるよう
な構成としたが、必ずしもそうでなくてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の車両用サ
ンバイザー及びその製造方法よれば、著しいコストの低
減及び製造に際しての飛躍的な作業性の向上を図ること
ができるとともに、形状復元性に優れるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のサンバイザーを示す図2のA−A
線断面図である。
【図2】実施の形態におけるサンバイザーを示す斜視図
である
【図3】図2のB−B線断面図であって、(a),
(b)は軸体と挟持片とを相対回動させた状態を示して
いる。
【図4】図2のC−C線断面図である。
【図5】係合手段を拡大して示す部分断面図である。
【図6】図2のD−D線断面図である。
【図7】金型装置の主要部を示す断面図である。
【図8】ヒンジ部成形用の部分を示す金型装置の拡大断
面図である。
【図9】ミラー設置部分を示す金型装置の部分断面図で
ある。
【図10】スキン層形成用樹脂素材を射出した状態を示
す断面図である。
【図11】コア層形成用樹脂素材を射出した状態を示す
断面図である。
【図12】キャビティに樹脂素材を充填した状態を示す
断面図である。
【図13】ほぼ充填完了時点のヒンジ部成形用の部分を
示す金型装置の拡大断面図である。
【図14】図14の状態からスライドコアを移動した状
態を示す拡大断面図である。
【図15】ほぼ充填完了後、スライドピンを移動させた
ときのミラー設置部分を示す金型装置の部分断面図であ
る。
【図16】従来技術におけるサンバイザーを示す一部破
断斜視図である。
【図17】従来技術におけるサンバイザーを示す模式的
な断面図である。
【符号の説明】
1…サンバイザー、2…サンバイザー本体、3…軸体、
4…取着部、5…コア層、6…スキン層、7,8…挟持
片、9…ヒンジ部、11…帯状部材としてのカードバン
ド、12…係合手段を構成する係合突起、13…係合手
段を構成する係合凹部、14…ミラー、21…金型装
置、24…キャビティ、25…ゲート、26…スライド
コア、31…スライドピン。
フロントページの続き (72)発明者 永野 昭義 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内 (72)発明者 重野 一道 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質樹脂素材よりなるコア層(5)及び
    前記コア層(5)を被覆する軟質樹脂素材よりなるスキ
    ン層(6)を備えたサンバイザー本体(2)と、 一端が前記コア層(5)内部に回動可能にインサートさ
    れ、他端には車両本体に取付けられる取着部(4)を有
    してなる軸体(3)とを備え、少なくとも前記サンバイ
    ザー本体(2)はサンドイッチ成形法により成形されて
    なることを特徴とする車両用サンバイザー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用サンバイザーに
    おいて、 前記サンバイザー本体(2)に対し、薄肉のヒンジ部
    (9)を介して帯状部材(11)を一体的に成形すると
    ともに、当該帯状部材(11)のほぼ先端部及び前記サ
    ンバイザー本体(2)には相互に係合されうる係合手段
    (12,13)を一体的に成形したことを特徴とする車
    両用サンバイザー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の車両用サンバイ
    ザーにおいて、 前記サンバイザー本体(2)には、前記軸体(3)の延
    出方向に突出し、かつ、前記軸体(3)を挟持する挟持
    片(7)を一体的に成形するとともに、前記軸体(3)
    の少なくとも当該挟持片(7)に挟持された部分の断面
    形状を非円形状としたことを特徴とする車両用サンバイ
    ザー。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の車両用
    サンバイザーにおいて、 前記軸体(3)が前記取着部(4)に対し回動可能とな
    るよう前記取着部(4)もサンドイッチ成形法により成
    形されているとともに、前記取着部(4)には、前記軸
    体(3)の延出方向に突出し、かつ、前記軸体(3)を
    挟持する挟持片(8)を一体的に成形するとともに、前
    記軸体(3)の少なくとも当該挟持片(8)に挟持され
    た部分の断面形状を非円形状としたことを特徴とする車
    両用サンバイザー。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の車両用
    サンバイザーにおいて、 少なくとも一部が表面に露出している金属製のミラー
    (14)を、その周縁部が前記サンバイザー本体(2)
    に埋設させられるようにして設けたことを特徴とする車
    両用サンバイザー。
  6. 【請求項6】 硬質樹脂素材よりなるコア層(5)及び
    前記コア層(5)を被覆する軟質樹脂素材よりなるスキ
    ン層(6)を備えたサンバイザー本体(2)と、 一端が前記コア層(5)内部に回動可能にインサートさ
    れ、他端には車両本体に取付けられる取着部(4)を有
    してなる軸体(3)とを備えてなる車両用サンバイザー
    の製造方法であって、 金型装置(21)によって、前記サンバイザー本体
    (2)の形状をなすようキャビティ(24)を構成する
    とともに、当該キャビティ(24)内には、前記軸体
    (3)の一端を設置する工程と、 前記金型装置(21)に設けられ、前記キャビティ(2
    4)に開口するゲート(25)より、可塑化された軟質
    樹脂素材を射出する工程と、 少なくとも前記軟質樹脂素材を射出した後、前記ゲート
    (25)より可塑化された硬質樹脂素材を射出する工程
    と、 前記キャビティ(24)内に前記硬質樹脂素材及び軟質
    樹脂素材を充填した後、これらを固化させ、前記金型装
    置(21)から取り出す工程とを備えたことを特徴とす
    る車両用サンバイザーの製造方法。
  7. 【請求項7】 硬質樹脂素材よりなるコア層(5)及び
    前記コア層(5)を被覆する軟質樹脂素材よりなるスキ
    ン層(6)を備えたサンバイザー本体(2)と、 一端が前記コア層(5)内部に回動可能にインサートさ
    れ、他端には車両本体に取付けられる取着部(4)を有
    してなる軸体(3)と、 前記サンバイザー本体(2)に対し、薄肉のヒンジ部
    (9)を介して一体的に形成された帯状部材(11)と
    を備えてなる車両用サンバイザーの製造方法であって、 金型装置(21)によって、前記サンバイザー本体
    (2)並びにヒンジ部(9)及び帯状部材(11)の形
    状をなすようキャビティ(24)を構成するとともに、
    当該キャビティ(24)内には、前記軸体(3)の一端
    を設置する工程と、 前記金型装置(21)に設けられ、前記キャビティ(2
    4)に開口するゲート(25)より、可塑化された軟質
    樹脂素材を射出する工程と、 少なくとも前記軟質樹脂素材を射出した後、前記ゲート
    (25)より可塑化された硬質樹脂素材を射出する工程
    と、 前記キャビティ(24)内に前記硬質樹脂素材及び軟質
    樹脂素材を充填した後、前記金型装置(21)のうちの
    スライドコア(26)を前記キャビティ(24)内に突
    出せしめ、ヒンジ部(9)に相当する部分を薄肉に形成
    する工程と、 前記キャビティ(24)内の前記硬質樹脂素材及び軟質
    樹脂素材を固化させ、前記金型装置(21)から取り出
    す工程とを備えたことを特徴とする車両用サンバイザー
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 硬質樹脂素材よりなるコア層(5)及び
    前記コア層(5)を被覆する軟質樹脂素材よりなるスキ
    ン層(6)を備えたサンバイザー本体(2)と、 一端が前記コア層(5)内部に回動可能にインサートさ
    れ、他端には車両本体に取付けられる取着部(4)を有
    してなる軸体(3)と、 少なくとも一部が表面に露出しており、周縁部が前記サ
    ンバイザー本体(2)に埋設された金属製のミラー(1
    4)とを備えてなる車両用サンバイザーの製造方法であ
    って、 金型装置(21)によって、前記サンバイザー本体
    (2)の形状をなすようキャビティ(24)を構成する
    とともに、当該キャビティ(24)内には、前記軸体
    (3)の一端を設置し、かつ、少なくとも前記金型装置
    (21)のうちのスライドピン(31)を用いて前記ミ
    ラー(14)を支持固定する工程と、 前記金型装置(21)に設けられ、前記キャビティ(2
    4)に開口するゲート(25)より、可塑化された軟質
    樹脂素材を射出する工程と、 少なくとも前記軟質樹脂素材を射出した後、前記ゲート
    (25)より可塑化された硬質樹脂素材を射出する工程
    と、 前記キャビティ(24)内に前記硬質樹脂素材及び軟質
    樹脂素材をほぼ充填した後、前記スライドピン(31)
    を前記キャビティ(24)から退出せしめ、当該退出部
    分に前記硬質樹脂素材及び軟質樹脂素材を充填する工程
    と、 前記キャビティ(24)内の前記硬質樹脂素材及び軟質
    樹脂素材を固化させ、前記金型装置(21)から取り出
    す工程とを備えたことを特徴とする車両用サンバイザー
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の前記スライドコア(2
    6)を前記キャビティ(24)内に突出せしめる工程
    と、請求項8に記載の前記スライドピン(31)を前記
    キャビティ(24)から退出せしめる工程とを同一の駆
    動機構を用いて同時に行うようにしたことを特徴とする
    車両用サンバイザーの製造方法。
JP17251195A 1995-07-07 1995-07-07 車両用サンバイザー及びその製造方法 Pending JPH0920138A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17251195A JPH0920138A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 車両用サンバイザー及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17251195A JPH0920138A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 車両用サンバイザー及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0920138A true JPH0920138A (ja) 1997-01-21

Family

ID=15943321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17251195A Pending JPH0920138A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 車両用サンバイザー及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0920138A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101286416B1 (ko) * 2012-12-22 2013-07-19 박동운 결합력이 강화된 선 바이저의 지지봉의 제조방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101286416B1 (ko) * 2012-12-22 2013-07-19 박동운 결합력이 강화된 선 바이저의 지지봉의 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3336325B2 (ja) 表皮層を有する樹脂製品及びその製造方法
EP1645391B1 (en) Window assembly-producing method and window plate
CA2307007A1 (en) Method of making a dual durometer water shield
GB2244449A (en) Moulding a garnishing protection around the edge of a vehicle protective air bag cover
US20050227043A1 (en) Two-shot polymeric component with wrapped edge and a method of producing same
CN101646542B (zh) 具有衬垫部位的部件以及制造具有衬垫部位的部件的方法
JP3956065B2 (ja) 表皮一体樹脂成形品の成形方法
WO2002002291A3 (en) Automotive trim component having an elastomeric skin with a foam core and method for making same
JP2010131828A (ja) 二層発泡成形方法および装置並びに二層発泡成形品
JP3018282B2 (ja) インストルメントパネルの製造方法
JPH0920139A (ja) 車両用サンバイザー及びその製造方法
JP3627929B2 (ja) 表皮一体発泡品の製造方法
JPH08281670A (ja) 表皮一体発泡樹脂成形品およびその製造方法
JPS6157318A (ja) 自動車用内装部品及びその製造方法
JP3432129B2 (ja) 発泡成形体の成形方法
JPS6368420A (ja) シヤツタ−バルブの成形方法
JP4051679B2 (ja) 車両内装部材のシール構造
JP3727363B2 (ja) ソフトパッド付き製品及びその製造方法
JP3332179B2 (ja) 表皮一体発泡品の製造方法
JPH0742673Y2 (ja) 弾性パッド
JP2527154B2 (ja) ヘッドレスト成形型のステ―シ―ル部の形成方法
JP2007160685A (ja) 成形パネル及び成形型
JP2894476B2 (ja) 発泡成形品
JPH1119935A (ja) 成形用金型、積層成形品の製造方法および積層成形品
JP3111800B2 (ja) 樹脂製品の成形方法及び成形用金型装置