JPH09201543A - 機械式粉砕装置 - Google Patents

機械式粉砕装置

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JPH09201543A
JPH09201543A JP27217996A JP27217996A JPH09201543A JP H09201543 A JPH09201543 A JP H09201543A JP 27217996 A JP27217996 A JP 27217996A JP 27217996 A JP27217996 A JP 27217996A JP H09201543 A JPH09201543 A JP H09201543A
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liner
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幸良 山田
Satoshi Akiyama
聡 秋山
Takahiro Ichikawa
孝博 市川
Hideo Okabe
英雄 岡部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】粒径が小さく、しかも粗大粒子の混入がなく、
かつシャープな粒度分布幅の粉砕物を高効率で製造する
ことのできる、樹脂または樹脂を主成分とする粉体の微
粉砕用として好適な機械式粉砕装置を提供する。 【解決手段】回転軸に支持され、外周面に複数の溝が形
成されたロータと、このロータの外側に、このロータの
回周面と所望の間隙を有するように嵌装され、その内周
面に複数の溝が形成されたライナとを備え、ロータおよ
びライナの少なくとも一方の溝が、回転軸に平行な方向
に対し被粉砕物の流れを妨げる方向に傾斜しており、間
隙で被粉砕物を粉砕処理することにより、上記目的を達
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂または樹脂を
主成分とする粉体の製造、特に、乾式トナーや粉体塗料
の製造における乾式の粉砕処理に好適な機械式粉砕装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】乾式トナーや粉体塗料等の製造において
は、最終製品の粒径の調整や、粒度分布の調整のために
乾式の機械的粉砕処理がなされており、それに用いる機
械式粉砕装置が種々提案されている。従来、このような
被粉砕物を微粉砕するための回転型機械式粉砕装置とし
て、特開昭59−105853号公報および特公平3−
15489号公報に記載の微粉砕機が知られている。図
13に示すように、この微粉砕機50は、外周面に母線
と平行な多数の凹凸部54を周方向に連続させた円筒状
の回転子(ロータ)54を回転軸56で支持し、この回
転子54の外周面と微小な間隙58をおいて、内周面に
母線と平行な多数の凹凸部60を周方向に連続させた円
筒状の固定子(ライナ)62を回転子54の外側に嵌装
し、その間隙58を粉砕室とするものである。
【0003】そして、この微粉砕機50においては、回
転子54を高速で回転するとともにケーシング51の図
中右上側面部に設けられた製品排出口64から吸引送風
機(図示せず)などによって吸引することにより、ケー
シング51の図中左下部に設けられた被粉砕物の供給口
66から供給された被粉砕物を空気流とともに微小間隙
58からなる粉砕室に送り込み、この時に回転子54お
よび固定子62の凹凸により生じる渦流により効果的に
この凹凸面に衝突させ、あるいは回転子54および固定
子62の両凸部間で磨砕することにより、微細粒子とす
る粉砕処理を行った後、微小間隙から流出した微細粒子
を製品排出口から機外に排出するものである。なお、こ
のような微粉砕機50においては、間隙58からの粗大
粒子の流出を防止し、微細粒子のみを流出させるため
に、固定子62の上端部にその凹凸部60の凹部を塞ぐ
分級リング68を設けている。この微粉砕機50におい
ては、粉砕室に相当する間隙58の間隔を1mm以下と
し、回転子54を高速回転させることにより、固定子6
2および回転子54の両凹凸面からこれらの凹部内に定
常的に発生する渦流によって被粉砕物が互いに衝突し、
剪断力を受けて、微粉砕が効果的に行われ、ミクロンオ
ーダーから10数ミクロンオーダーの比較的粒度分布巾
の狭い粉砕物が得られるとされている。
【0004】このような微粉砕機50では、回転子54
の凹凸部52と固定子62の凹凸部60との組み合わせ
として、図14(a)、(b)、(c)および(d)に
示すものが提案されている。これらの図において、凹凸
部52aおよび凹凸部60aは横断面形状が方形状のも
ので、凹凸部52bおよび凹凸部60bは横断面形状が
三角形状のものであるが、これらの組み合わせのうち図
14(d)に示す三角形状凹凸部52bおよび凹凸部6
0bの組み合わせにより、優れた粉砕性能が得られるこ
とが知られている。
【0005】また、特開平7−155628号公報に
は、図15(a)および(b)に示すように、上述の微
粉砕機50のような回転子54の外周面および固定子
(筒体)62の内周面の母線と平行な多数の凹凸部に加
え、回転子54の外周面に、および回転子54の外周面
と固定子62の内周面に、母線と直交する方向の多数の
凹凸部72、および凹凸部72と74を母線の方向に連
続して形成した機械式粉砕装置70、および71が提案
されている。これらの機械式粉砕装置70および71
は、母線と平行な方向とこれに直交する方向の両方向に
凹凸部を形成することにより、水平方向に加えて上下方
向の渦流を発生させることができ、それにより粉砕機能
が向上される結果、粒径が数十ミクロンオーダーの粉砕
物が得られるとしている。
【0006】なお、この他、回転型機械式粉砕装置とし
ては、例えば、特公平4−12190号公報および同4
−12191号公報に記載の各種鉱物、セラミックス、
大豆、石、砂利などの堅い材料を粉砕する粉砕装置、特
公昭58−14822号公報および同58−14822
号公報に記載の複写用カーボンや顔料の微粒子を得る微
粉砕機、特公昭61−36457号公報および同61−
36459号公報に記載の数ミクロンオーダーの超微粒
子を得る超微粉砕機および特開平5−184960号公
報に記載の粉砕装置などが知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、樹脂または
樹脂を主成分とする粉体、より具体的には、乾式トナー
や粉体塗料等においては、高品質を目指してより粒径の
小さい粉体や粒度の揃った、すなわち粒度分布の幅のシ
ャープな粉体が要求されている。ところが、上記従来の
機械式粉砕装置では、小粒径の粉砕品を得ようとする場
合、ロータの回転数を上げなければならず、エネルギー
効率、軸受寿命、騒音、振動、空気排気温度の上昇等の
面で問題となっている。また、ロータの回転数を上げる
のにも限界があり、目標の粒子径に粉砕できないという
問題があった。また、例えば、乾式トナーの場合には、
目標粒径より過度に細かい粒子は、製品品質向上のため
分級手段によって除去して粒度分布を調整するが、ロー
タの回転数が高い場合、目標粒径より過粉砕してしまう
粒子が多く発生するため、不要粒子が多く歩留りが悪く
問題となっている。
【0008】また、特開昭59−105853号公報お
よび特公平3−15489号公報に記載の微粉砕機50
では、粗大粒子の通過を防止するため、回転子54と固
定子62の間の粉砕室を狭くする機構が取られている、
たとえば、粉砕室となる上記間隙58の間隔を1mm以下
に設定している。しかしながら、このように粉砕室を狭
くすると処理能力が低下し、処理量が少なくなるという
問題のほか、原料の供給量によっては、特に処理能力を
越えるような供給量では、粉砕時の摩擦熱等により粉砕
室の温度が過度に上昇するという問題が生じる恐れがあ
る。そして、そのような場合には原料粉体が粉砕室内部
で融着を起こしてしまい、それ以上の粉砕処理の続行が
困難もしくは不可能となるという問題があった。
【0009】また、特開平7−155628号公報に記
載の機械式粉砕装置では、回転子54の外周面および固
定子62の内周面に母線と平行な凹凸部に加え、母線に
直交する凹凸部72、74が形成されていることによ
り、これらの凸部により水平方向に加えて上下方向にも
渦流を発生させているために、過度な渦流が発生し、ま
た過度に粒子が衝突を起こし、特に回転子54の凹部に
過度に粒子が衝突し、過粉砕が生じ、空気排気温度が過
度に上昇するという問題があった。
【0010】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消し、粒径が小さく、しかも粗大粒子の混入がなく、
かつシャープな粒度分布幅の粉砕物を高効率で製造する
ことのできる、樹脂または樹脂を主成分とする粉体の微
粉砕用として好適な機械式粉砕装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、回転軸に支持され、外周面に複数の溝が
形成されたロータと、このロータの外側に、このロータ
の外周面と所望の間隙を有するように嵌装され、その内
周面に複数の溝が形成されたライナとを備え、前記間隙
で被粉砕物を粉砕処理する機械式粉砕装置であって、前
記ロータおよび前記ライナの少なくとも一方の前記溝
が、前記回転軸に平行な方向に対し被粉砕物の流れを妨
げる方向に傾斜していることを特徴とする機械式粉砕装
置を提供するものである。
【0012】ここで、前記ライナは、さらにその内周面
に前記回転軸に平行な方向に対し前記被粉砕物の流れを
妨げる方向と逆方向に傾斜している溝を有するのが好ま
しい。また、前記ロータは、さらにその外周面に前記回
転軸に平行な方向に対し前記被粉砕物の流れを妨げる方
向と逆方向に傾斜している溝を有するのが好ましい。前
記ロータの溝および前記ライナの溝のいずれか一方の溝
の、前記回転軸に平行な方向に対する傾斜角度が、5度
以上90度未満であるのが好ましい。
【0013】また、前記ロータの溝が、前記回転軸に平
行な方向に対し被粉砕物の流れを妨げる方向と、その逆
方向に傾斜している溝の両者を有し、その傾斜角度が5
度以上45度以下であるのが好ましい。また、前記ロー
タの溝の方向に直角な方向における前記溝の断面形状
は、前記ロータの回転方向に対する前側の面が、前記ロ
ータの半径方向に対し前記ロータの回転方向と逆方向に
30度から前記ロータの回転方向に30度までの範囲内
の角度に傾斜し、前記ロータの回転方向に対する後側の
面が、前記ロータの半径方向に対し前記ロータの回転方
向とは逆方向に30度から70度までの範囲内の角度に
傾斜しているのが好ましい。
【0014】また、前記ライナの溝が、前記ロータの回
転軸に平行な方向に対し被粉砕物の流れを妨げる方向に
傾斜している溝およびその逆方向に傾斜している溝を有
し、その傾斜角度が5度〜45度であるのが好ましい。
さらに前記ライナの溝の方向に直角な方向における前記
溝の断面形状は、前記ロータの回転方向に対する前側の
面が、前記ロータの中心方向に対し前記ロータの回転方
向に30度から70度までの範囲内の角度に傾斜し、前
記ロータの回転方向に対する後側の面が、前記ロータの
中心方向に対し前記ロータの回転方向と逆方向に30度
から前記ロータの回転方向に30度までの範囲内の角度
に傾斜しているのが好ましい。
【0015】
【作用】本発明の機械式粉砕装置では、ロータとライナ
との間の間隙からなる粉砕室において原料粉体は微粉砕
されるが、運転時、製品を排出するための製品排出口か
ら吸引されており、原料供給口から供給された原料粉体
と共に流入した空気がロータまたはライナの母線方向、
すなわちロータの回転軸に平行な方向に流れているた
め、粉砕室となるロータとライナとの間の間隙に空気流
に乗って入った原料粉体は、ロータの回転により、この
空気流と直交する方向の力を受け、ロータの回転方向に
流される。ところが、本発明の粉砕装置においては、こ
の原料粉体が流される方向にその流れを妨げるように、
回転軸方向に傾斜した複数の溝がロータまたはライナも
しくは両者の周面に形成されているので、ロータとライ
ナの間の間隙に入った粉砕粒子は排出口への通過速度が
低下し、また、ロータの溝の凸部によって、供給口側に
飛ばされることから、間隙の間隔、すなわち粉砕室の空
間を広く保ったままでも、粉砕粒子が粉砕室に滞留する
時間を長くとれる。このため、本発明によれば、過度の
渦流の発生を防止し、過度の衝突を防止することができ
るので、過粉砕を防止できると共に、粉砕粒子の滞留時
間を長くとれるので、粒子径を小さくでき、同時に粗大
粒子の発生を防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る機械式粉砕装
置を添付の図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明
するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。図1は、本発明の機械式粉砕装置の一実施例の断面
模式図である。これらの図面においては、簡略化のた
め、一部ハッチングを省略している。
【0017】同図に示すように、機械式粉砕装置(以
下、粉砕装置という)10は、横型粉砕装置であって、
ケーシング11と、ケーシング11に回転自在に支持さ
れる回転軸12と、回転軸12に支持かつ固定される複
数、図示例では4つのロータユニット14からなるロー
タ16と、ケーシング11に支持され、ロータ16の外
側に、ロータ16の外周面と所望の一定の間隙を有する
ように嵌挿されるライナ18とを有する。ケーシング1
1には、図中左側に、粉砕原料(被粉砕物)を供給する
原料供給口20および図中右側に、粉砕された粉砕製品
を排出する製品排出口22が設けられている。
【0018】機械式粉砕装置10においては、回転軸1
2は、この機械式粉砕装置10の取付面に対して平行
に、すなわち水平に配設され、ケーシング11の図中左
右両側壁面に軸受24aおよび24bを介して支承され
る。そして回転軸12の一端部、図示例では右端部(軸
受24b側)は、図示されていないプーリーおよび伝動
ベルトなどの巻掛伝動機構や歯車伝動機構などを介し
て、モータなどの駆動装置に連結されている。
【0019】4個のロータユニット14は、図示しない
キーによって回転軸12に固定され、4個のロータユニ
ット14を両側から挟持する円形側板26aおよび26
bによって一体化され、ロータ16を構成する。図示例
では、ロータ16は、その長さ方向に分割された4つの
ロータユニット14から構成されているが、これは製造
上の便宜のためであり、本発明はこれに限定されず、構
成するロータユニット14の個数に制限がないのはもち
ろん、全体を一体で製造した一本のロータで構成するこ
ともできるのはいうまでもない。
【0020】ロータ16の外側には、その外周面と一定
の間隙をおくようにしてライナ18が嵌装されている
が、このロータ16の外周面とライナ18の内周面との
間に画成される間隙28が、原料の粉砕室となる。ライ
ナ18は、ケーシング11の中央の円筒胴部内に嵌着固
定される。また、ケーシング11の両側は、ライナ18
(およびロータ16)の両外側に適当な大きさの空間が
形成されるように、その容積および形状が設定され、図
中左側の空間は原料供給口20に通じ、図中右側の空間
は製品(粉砕物)排出口22に通じている。そして、製
品排出口22は図示しないブロアなどの空気吸引装置に
よって吸引されており、原料供給口20から供給された
被粉砕物を空気と共に吸引し、装置内で粉砕されて得ら
れた製品を空気と共に製品排出口22から排出する。さ
らに、ケーシング11の下面には脚部を有し、図示しな
い据付台に取り付けられる。
【0021】本発明の機械式粉砕装置10の基本構造は
以上であるが、本発明は図1に示す横型粉砕装置に限定
されるものではなく、例えば、図2に示すように、回転
軸12およびこれに支持されるロータ16ならびにこれ
に所定間隙をおいて嵌挿されるライナ18が垂設され、
ライナ18の下側のケーシング下部に原料供給口20、
ライナ18の上側のケーシング上部に製品排出口22を
設ける構造の縦型粉砕装置30であってもよいなど、同
様な基本構成要素を有しているものであればどのような
粉砕装置であってもよく、公知技術の構造に基づいて適
宜改変することができる。
【0022】本発明の機械式粉砕装置10において、最
も特徴的な部分は、ロータ16の外周面およびライナ1
8の内周面のいずれか一方、もしくは両方に複数の溝が
形成され、かつ、これら溝が、回転軸12に平行な方向
に対し被粉砕物の流れを妨げる方向に傾斜していること
である。すなわち、図3に示すように、ライナ18の内
周面には一点鎖線で示される回転軸12の回転中心(中
心線)12aに平行な方向に対して、その包絡線のみが
点線で示されているロータ16の回転方向(図中矢印b
で示す)の逆方向に傾斜する溝32が形成されている。
ここで、図3においては、ライナ18は、その6分の1
を構成するライナユニットのみが示され、他は点線でそ
の包絡線が示されている。もちろん、本発明において、
ライナ18を構成するライナユニットの数には制限はな
いし、ライナ18を1個の円管状体で構成できることは
いうまでもない。なお、本発明において、回転軸12に
平行な方向とは、回転軸12の回転中心12aに平行な
方向であって、図中矢印aで示す空気の流れの方向を意
味し、従ってロータ16またはライナ18の長手方向お
よびその母線方向に等しい。
【0023】ところで、本発明においてはロータ16の
外周面の溝34およびライナ18の内周面の溝32の少
なくとも一方の溝は回転軸12に平行な方向に対し被粉
砕物(粒子)の流れを妨げる方向に傾斜している必要が
ある。図4に展開して模式的に示すように、ロータ16
の外周面とライナ18の内周面との間の間隙28を移動
する被粉砕物の移動速度ベクトル(粒子の流れの速度ベ
クトル)は、ロータ16の回転の速度ベクトル(向き:
回転方向b、長さ:速度)と空気の流れの速度ベクトル
(向き:流れ方向a、長さ:速度)との合成ベクトルで
与えられる。そこで、ライナ18内周面の溝32は、得
られた粒子の流れの速度ベクトルの方向(図中矢印cで
示す)に対して交差する方向、好ましくは直交する方向
に設けられる。すなわち、図4において、溝32は空気
流方向aに対して傾斜するように設けられる。ここで、
空気流方向aに対する溝32の傾斜角度θは、溝32が
粒子流を妨げる方向に鋭角に傾斜していれば特に制限は
ないが、好ましくは5度以上90度未満であり、より好
ましくは5度〜60度、さらに好ましくは5度〜45
度、最も好ましくは10度〜30度であるのがよい。
【0024】このようにライナ18の内周面に空気流方
向aに対し傾斜する溝(以下、傾斜溝という)32の形
状および幅、深さ、ピッチなどを含む寸法は特に限定さ
れず、例えば、ライナ18の溝32の方向と直交する断
面での傾斜溝32の形状が、鋸歯状、台形状、矩形状、
円弧状などのいずれであってもよいが、特に、図5
(a)に示すように一辺がロータ16の中心に向き、他
辺がこの一辺と45〜60度の角度をなしロータ16の
回転方向(b)後方が低くなる三角形状(特公平3−1
5489号公報に開示されたような)となるのが好まし
い。
【0025】例えば、図5(b)および(c)にライナ
18の傾斜溝32の方向と直交する断面におけるライナ
18の傾斜溝32の断面形状の代表例を示す。図5
(b)および(c)に示すように、ライナ18の溝32
の断面形状においては、ロータ16の回転方向bに対す
る前側の面32aは、ロータ16の中心方向、すなわち
図中一点鎖線Rで示す方向に対しロータ16の回転方向
bに所定角度αだけ傾斜し、回転方向bに対する後側の
面32bは、中心方向Rに対し回転方向bあるいはその
逆方向に所定角度βだけ傾斜している。ここで、溝32
の断面傾斜角αおよびβは、回転方向bに対して、それ
ぞれ30度〜70度および−30度〜30度(回転方向
bと逆方向に30度から回転方向bに30度まで)の範
囲内にあるのが好ましい。また、図5(b)および
(c)において、ライナ18の溝32の底部32cおよ
び隣接する溝32間のライナ18の凸部32dはいずれ
も、溝32のピッチpの1/2以下であるのが好まし
い。なお、ライナ18の溝32の底部32cは、図5
(b)および(c)に示すように直線部を形成せず、三
角形の頂点をなすか、丸みを帯び、例えば図5(a)に
示すように円弧状をなすのがより好ましい。
【0026】以上の説明のように、ライナ18の内周面
にこのような傾斜溝32を形成することにより、粉砕室
を構成するロータ16とライナ18との間の間隙28で
粉砕され、ライナ18の傾斜溝32に入った被粉砕物粒
子は、製品排出口22からブロアなどによって吸引され
ている空気の流れの方向に移動しにくくなり、粉砕室の
空間を広く保ったまま粉砕室中に滞留する時間を長くと
ることができる。
【0027】本発明においては、傾斜溝はライナ18の
内周面に形成される傾斜溝32に限定されず、ロータ1
6の外周面およびライナ18の内周面のいずれか一方に
形成されていればよいが、両方の周面に形成することも
できる。図6に示すように、ロータ16の外周面に傾斜
溝34を形成する場合には、ロータ16を構成する4個
のロータユニット14の隣合うロータユニット14の接
合面において、傾斜溝34に位置ずれを生じず、傾斜溝
32が滑らかに連続するように、回転軸12に固定する
ための4個のロータユニット14のキー溝(図示せず)
を正確に位置合わせしておくのが好ましい。なお、ロー
タ16の傾斜溝34の傾斜角度については、ライナ18
の傾斜溝32と同様にとくに制限はなく、また好適条件
についても全く同様である。なお、ロータ16の傾斜溝
34の形状および寸法についても、ライナ18の傾斜溝
32と同様にとくに制限はなく、どのような形状であっ
てもよいが、特に、図5(a)に示すようにロータ16
の溝の方向と直交する断面での傾斜溝34の形状が、ロ
ータ16の中心に向う半径に対しロータ16の回転方向
(b)後方側に、一辺が5〜25度、他辺が45〜60
度の角度をなす三角形状となるのが好ましい。
【0028】例えば、図5(d)および(e)にロータ
16の傾斜溝34の方向と直交する断面におけるロータ
16の傾斜溝34の断面形状の代表例を示す。図5
(d)および(e)に示すように、ロータ16の溝34
の断面形状においてはその回転方向bに対する前側の面
34aは、ロータ16の半径方向、すなわち図中一点鎖
線Rで示す方向に対しロータ16の回転方向bあるいは
その逆方向に所定角度γだけ傾斜し、回転方向bに対す
る後側の面34bは、半径方向Rに対し回転方向bに所
定角度δだけ傾斜している。ここで、傾斜溝34の断面
傾斜角γおよびδは、回転方向bに対して、それぞれ−
30度〜30度、すなわち回転方向bと逆方向に30度
から回転方向bに30度までの範囲内および−70度〜
−30度、すなわち回転方向と逆方向に30度〜70度
の範囲内にあるのが好ましい。また、図5(d)および
(e)において、ロータ16の溝34の底部34cおよ
び隣接する溝34間のロータ16の凸部34dはいずれ
も、溝34のピッチpの1/2以下であるのが好まし
い。なお、ロータ16の溝34の底部34cは、図5
(d)および(e)に示すように直線部を形成せず、三
角形の頂点をなすか、丸みを帯び、例えば図5(a)に
示すように円弧状をなすのがより好ましい。
【0029】以下に、本発明の好ましい態様として、溝
32および34の断面形状を限定する理由について説明
する。本発明の粉砕機では、過度な排気温度の上昇すな
わち粉砕温度の上昇や粉砕動力の上昇を防ぐために、ロ
ータの回転で流れを過度に乱すことなく、図5(a)に
示す模式図のように、ライナ18およびロータ16の溝
32および34中に適切な強さの渦を形成することが、
粉砕性能向上のためには、必要である。ここで、参照符
号32sは、ロータ16の回転により生じるライナ18
の溝32中の流線のイメージを、参照符号34sはロー
タ16の溝34中の流線のイメージを示している。
【0030】粉砕室28に投入された被粉砕物粒子は、
ロータ16の溝34に生じる渦によりロータ16の溝3
4中に取り込まれ、面34bにぶつかって、ライナ18
の方向にはじき飛ばされ、ライナ18の32a面に衝突
して粉砕される(図5f参照)。粉砕された粒子のうち
粗いものは、ライナ18の溝32中の渦の流れに乗れず
再び粉砕室28に放出され、同じ作用を受ける。一方細
かい粒子は、ライナ18の溝32またはロータ16の溝
34の中の流れに乗って溝32および34内にとどま
り、ロータ16およびライナ18の溝32および34の
山、谷が交互に高速ですれ違うことで生じる圧力の変動
によりある細かさまで粉砕される。以上の粉砕の過程を
考え、好ましい溝断面形状は、次のように決められる。
【0031】ロータ16の溝34の後側面34bは、流
れを過度に乱さず、排気温度の上昇を防止し、面に衝突
する被粉砕物粒子をライナ18の方向にはじき飛ばせる
ように、傾斜角δはロータ16の回転方向bとは逆方向
に30度以上、70度以下が好ましい。ライナ18の溝
32の前側面32aは、ロータ16によりはじき飛ばさ
れた被粉砕物粒子が衝突したときに適切な衝撃が与えら
れるように、傾斜角αは回転方向に30度以上、70度
以下が好ましい。ロータ16の溝34およびライナ18
の溝32中の渦は、適切な渦度の大きさで、空間が広
く、安定していることが重要であり、ロータ16の溝3
4の前側面34aの傾斜角γおよびライナ18の溝32
の後側面32bの傾斜角βの角度をそれぞれ0度以上お
よび0度以下にすることで、溝32および34の空間を
広くとれる。
【0032】しかし、ロータ16の溝34の前側面34
aは、回転方向bとは逆に傾斜角γを大きくとると主渦
以外にも渦が生じてしまい、溝34から放出されるべき
大きな粒子も、溝34の中に留まり、製品中に粗大粒子
が混入してしまう。ここで主渦とは、主に粉砕の作用を
粒子に与える渦であり、図5aに参照符号32s,34
sで示すものである(図5g参照)。また、傾斜角γを
回転方向bに大きくとると溝34中に生じた渦の主流中
への放出が起こり不安定になったり、主流が溝34中に
入り込み、渦の大きさが小さくなったりする。これらの
ことを考慮して、傾斜角γは回転方向bに−30度以
上、かつ30度以下、すなわち回転方向bと逆方向に3
0度から回転方向bに30度までの範囲内であるのが好
ましい。ライナ18の溝32の後側面32bの傾斜角β
も同様な理由から、回転方向bに−30度以上かつ30
度以下、すなわち回転方向bと逆方向に30度から回転
方向bに30度までの範囲内であるのが好ましい。
【0033】次に、本発明において好ましい溝のピッチ
について説明する。同じロータ16の径では、溝ピッチ
pを小さくすると、溝(32,34)の数が多くなり、
溝(32,34)の壁面(32a,32b,34a,3
4b)に衝突する確率が高くなり細かい粒度を得るため
には好ましい。しかし、溝(32,34)の深さが、安
定した適切な強さの渦を生成し、かつ主渦以外の渦の発
生を抑えるために好適な範囲があるので、溝ピッチpを
小さくすると溝の空間が狭くなり、処理能力が低下する
等の問題がある。溝ピッチpは、被粉砕物の種類、原料
粒径、目的の製品粒度等に依存するが本発明の場合に
は、2mm〜10mm程度が好ましい。また、溝(32,3
4)の深さは、ピッチの1/5倍以上、3倍以下が好ま
しい。なお、溝ピッチpおよび深さは、ロータ16の溝
34とライナ18の溝32とで同じにするのが好ましい
が、両者の溝32と34とで異なっていてもよい。
【0034】また、以上の説明のように、ロータ16の
外周面にこのような傾斜溝34を形成することにより、
粉砕室を構成するロータ16とライナ18との間の間隙
28に入り、ロータ16の傾斜溝34によって形成され
た凸部34d(図5(d)および(e)参照)へ衝突し
た被粉砕物粒子は、製品排出口22からブロアなどによ
って吸引されている空気の流れの方向とは逆の方向(原
料供給口20側)へはじき飛ばされるため、粉砕室中に
滞留する時間を長くとることができる。
【0035】また、前述したように、ロータ16の外周
面およびライナ18の内周面のいずれか一方の周面にの
み傾斜溝を形成した場合には、他方の周面は回転軸12
の中心線12aに平行な溝にすることもできる。さら
に、いずれか一方の周面または両方の周面を、回転軸1
2の中心線12a(長手方向)に対して同一または異な
る傾斜角度で交差する複数の傾斜溝、すなわち、図7
(a)に示すライナ18および図7(b)に示すロータ
16のように正面視がメッシュ状となるような傾斜溝3
6にすることもできる。なお、このような傾斜溝の形成
方法は、特に制限はなく、周面に切削等により凹部を形
成する方法または鋳造等により凸部を形成する方法な
ど、公知の形成方法のいずれの方法も適用することがで
き、さらに、その際には必要に応じて耐摩耗処理をする
こともできる。ところで、本発明においても、粉砕室と
なるロータ16の外周面とライナ20の内周面の間隙2
8の間隔は、特に制限的ではなく、被粉砕物の種類や原
料および製品の粒度分布に応じて適宜選択することがで
きるが、本発明においては特に、その特徴的な傾斜溝の
存在により、従来より大きくすることができ、最大で3
mm幅に設定することができる。
【0036】本発明の機械式粉砕装置は基本的に以上の
ように構成されるものであるが、以下にその作用を図1
および図3〜図7に基づいて詳細に説明する。まず、製
品排出口22に粉砕製品回収用フィルタを介して接続さ
れた吸引送風機(図示せず)を送風運転を開始し、原料
供給口20から流入した空気が装置内を図1中左方から
右方へ流れる空気流となる。次いで、ロータ16を図3
中の矢印b方向に回転させる。次に、原料供給口32か
ら所望量の原料粉体が連続的または断続的に供給され
る。すると、供給された原料粉体は空気流とともに吸引
され、粉砕室であるロータ16とライナ18との間の間
隙28に到達する。そして、傾斜溝32,34のの両凸
部の間での摩砕を受け、傾斜溝32,34の凸部面への
衝突や凹部内に生じた渦流による凹部面への衝突を繰り
返し、また互いに衝突を繰り返し、適度に粉砕されなが
ら徐々に右方に移動し、粉砕製品となって製品排出口3
0から吸引、排出され、装置外で、粉砕製品回収用フィ
ルタにより捕捉される。
【0037】この粉砕過程において傾斜溝は、図4に示
すように作用する。すなわち、図4において矢印で示し
たとおり、ロータ16の回転方向bは空気流の方向aと
直交する方向となっているため、空気流に乗って、ロー
タ16とライナ18との間の間隙28に入った原料粉体
粒子は回転方向bに流され、おおよそc方向に進行する
ことになる。したがって、原料粉体粒子はライナ18の
傾斜溝32やロータ16の傾斜溝34に、直接もしくは
これらの傾斜溝32や34に生じる渦流によって、引き
込まれ、あるいは取り込まれ、または衝突して逆方向に
はじき飛ばされ、空気流の方向aへの移動を妨げられ
る。このため、空気流の方向aへの円滑な移動が妨げら
れ、間隙28からなる粉砕室における滞留時間を長くす
ることができる。このように傾斜溝32や34が粉砕室
内の原料粉体粒子の流れを妨げるように作用するため、
粉砕室の容積(間隙28の間隔)を大きくとることがで
き(間隙の間隔が最大で3mm)、処理量を多くした場合
でも、十分な粉砕時間を確保することができる。このよ
うに粉砕室の空間を広く取ることにより、傾斜溝32や
34により生じる渦流に過度に激しい乱れや不規則な乱
れを含ましめず、原料粉体粒子を緩やかに粉砕すること
ができるので、粉砕室における滞留時間を長くとるにも
かかわらず、原料粉体の過粉砕を防止することができ
る。なお、本発明の機械式粉砕装置10においては、吸
引送風機による吸引力とロータ16の回転速度は、円滑
な粉砕処理ができように、粉砕される原料粉体(被粉砕
物)の種類、粒度、処理量、ロータ16およびライナの
寸法、形状、傾斜溝の形状、寸法、粉砕室となる間隙の
間隔などに応じて適宜選択し、設定することが好まし
い。例えば、ロータの直径約250mm、軸方向の長さ約
250mmの機械式粉砕装置では、吸引送風機の風量が約
4〜6m3/min で、ロータ16の回転速度は約6,00
0〜13,000rpm が適当である。
【0038】
【実施例】
(実施例1)図1に示す構造の機械式粉砕装置10を用
い、平均粒径が500μm の一成分トナーを原料粉体と
して、下記の条件で粉砕を行った。ここで、ライナ18
の内周面には、図3および4に示すように複数の傾斜溝
32を形成し、その傾斜角度θを10度とした。一方、
ロータ16の外周面には、その母線方向に平行な溝(以
下、この溝を「平行溝」という)を形成した。さらに、
これらの傾斜溝32と平行溝の断面形状はいずれも図5
に示すとおりであり、傾斜溝32および平行溝とも溝の
ピッチは4mm、溝の深さは2mmに設定した。また、ロー
タ16の直径は242mm、長さは240mmで、ロータ1
6とライナ18との間隔は2mmとした。この機械式粉砕
装置10の製品排出口22には粉砕製品回収用フィルタ
を介して吸引用ブロワを接続し、原料トナーはスクリュ
ーフィーダにより、原料供給口20から供給した。
【0039】この機械式粉砕装置10をロータ16の回
転数10,000rpm 、吸引用ブロワの風量4m3/min
で運転し、原料トナーの処理量(供給速度)を10、2
0および30kg/h と変えて、粉砕処理を行った。製品
排出口22から排出された粉処理後の粉砕物は、平均細
孔径約3μm の粉砕製品回収用フィルタにより粉砕製品
として捕捉、回収した。こうして得られた粉砕製品の平
均粒子径を測定し、供給速度に対してプロットした結果
を図8に示す。
【0040】(比較例1)また、比較例として、ライナ
18の内周面を平行溝にした以外は実施例1とまったく
同一の機械式粉砕装置(溝は特公平3−15489号公
報に記載の装置と同様である。)を用い、実施例1と同
一の条件で同様の粉砕を行った。その結果も図8に合わ
せて示す。
【0041】図8から明らかなように、本発明の機械式
粉砕装置を用いた場合の本発明例1には、比較例1と比
べて平均粒子径が小さな粉砕物が得られることがわか
る。また、本発明例1では、粉砕用の溝を傾斜させるこ
とによる機械式粉砕装置の動力の上昇や、粉砕温度の上
昇は認められなかった。
【0042】(実施例2および比較例2)実施例2とし
て実施例1と同一の機械式粉砕装置および比較例2とし
て比較例1と同様の機械式粉砕装置を用い、原料トナー
の処理量(供給速度)を10kg/h に固定し、ロータ1
6の回転数を10,000rpm 〜13,000rpm に変
化させたほかは実施例1と同様にして、原料トナーを粉
砕し、粉砕製品を得た。得られた粉砕製品の平均粒子径
と粉砕製品に含まれている5μm 以下の粒子の体積割合
を測定した。その結果を図9に示す。図9から明らかな
ように、同じ平均粒子径の粉砕製品では、比較例2の粉
砕装置による粉砕製品に比べ、本発明例2の機械式粉砕
装置による粉砕製品のほうが5μm 以下の粒子の含有割
合が小さかった。この結果から、本発明の機械式粉砕装
置によれば、過粉砕が少なくなることがわかる。
【0043】(実施例3、実施例4および比較例3)図
2に示す機械式粉砕装置30を用い、平均粒径が200
μm の一成分トナーを原料粉体として、下記の条件で粉
砕を行った。ここで、実施例3としてロータ16の外周
面には、図4および6に示すように複数の傾斜溝34を
形成し、その傾斜角度θを10度とした。次いで、実施
例4としてロータ16の外周面には、図7(b)に示す
ように複数の傾斜溝36をメッシュ状に形成し、交差す
る傾斜溝の角度θをロータ16の母線方向に対し±10
度とした。比較例3としてロータ16の外周面には、そ
の母線方向に平行な平行溝を形成した。一方、いずれの
場合もライナ18の内周面にはその母線方向に平行な平
行溝を形成した。さらに、これらの傾斜溝34および3
6と平行溝の溝の方向と直交する断面形状および寸法
は、実施例1と同一とした。
【0044】この機械式粉砕装置30をロータ16の回
転数を10,000rpm 、11,000rpm 、12,0
00rpm と変え、吸引用ブロワの風量を4m3/min とし
て運転し、原料トナーの処理量(供給速度)を10kg/
h として、粉砕処理を行った。この他の粉砕条件および
粉砕後の粉砕物は処理も実施例1と全く同一とした。こ
うして得られた粉砕製品の平均粒子径を測定し、ロータ
回転数に対してプロットした結果を図10に示す。
【0045】図10から明らかなように、本発明例3の
機械式粉砕装置により粉砕した場合は、比較例3の機械
式粉砕装置により粉砕した場合に比べて、いずれのロー
タ回転数においても、粒径の小さな粉砕製品が得られる
ことがわかる。本発明例4の機械式粉砕装置により粉砕
した場合には、比較例3との差が一層顕著となることが
わかる。また、本発明例3および4でも、粉砕用の溝を
傾斜させることによる機械式粉砕装置の動力の上昇や、
粉砕温度の上昇は認められなかった。
【0046】(実施例5)図2に示す構造の機械式粉砕
装置30を用い、最大粒子径2mmの一成分トナーを原料
粉体として、下記の条件で粉砕を行った。ここで、実施
例5としてライナ18の内周面には、回転軸に平行な方
向に複数の平行溝を形成し、その断面形状は一辺がロー
タ16の中心に向き、他辺がこの一辺と45度の角度を
なし、ロータ16の回転方向後方が低くなる三角形状
(特公平3−15489号公報に開示されたような)と
した。一方、ロータ16の外周面には、回転軸に平行な
方向に対し被粉砕物の流れを妨げる方向とその逆方向に
傾斜している溝の両者を設け、その傾斜角度をそれぞれ
5度、10度、20度、45度とした。すなわち、図7
(b)に示すロータ16のように正面図がメッシュ状と
なるような傾斜溝とした。これらの平行溝および傾斜溝
ともに溝のピッチは4mm、溝の深さは2mmに設定した。
また、ロータ16の直径は242mm、長さは240mm
で、ロータ16とライナ18との間隔は2mmとした。こ
の機械式粉砕装置30の製品排出口22には粉砕製品回
収用フィルタを介して吸引用ブロワを接続し、原料トナ
ーはスクリューフィーダーにより、原料供給口20から
供給した。吸入用ブロワの風量4m3/min で運転し、原
料トナーの処理量(供給速度20kg/h として、粉砕品
の粒径が12μm になるようにロータ16の回転数を調
節した。
【0047】(比較例4)また、比較例4として、ロー
タ16の外周面の溝傾斜角度を0度、すなわち回転軸と
平行な溝を設けたロータ16でも同様な運転条件で試験
を行った。
【0048】原料トナーを平均粒径12μm に粉砕する
ためには、ロータ16の外周面の溝傾斜角度に応じてロ
ータ16の回転数を以下のように調節した。すなわち、
傾斜角0度のときはロータ回転数を11,000rpm
に、傾斜角5度のときはロータ回転数を10,500rp
m に、傾斜角10度および20度のときはロータ回転数
を10,000rpm に、傾斜角45度のときにはロータ
回転数を9,800rpm に調節した。こうして得られた
粉砕品に含まれる18μm 以上の、いわゆる粗大粒子の
体積割合とロータ溝の傾斜角度との関係をプロットした
結果を図11に示す。また、粉砕品に含まれる8μm 以
下の、いわゆる過粉砕粒子の体積割合とロータ溝の傾斜
角度との関係をプロットした結果を図12に示す。
【0049】図11および図12から明らかなように本
発明例5の機械式粉砕装置により粉砕した場合は、比較
例4の機械式粉砕装置により粉砕した場合に比べて、ロ
ータ16の外周面の溝傾斜角度が5度から45度の範囲
において、過粉砕防止と粗大粒子混入防止の両方の点で
の効果が大きいことが分かる。
【0050】(実施例6)図2に示す構造の機械式粉砕
機30を用いて、最大粒子径2mmの一成分トナーを原料
粉体として試験を行った。ライナ18の内周面には、ロ
ータ16の回転軸方向に平行な方向に複数の溝32を形
成し、溝のピッチ4mm、溝の深さ2mm、図5(c)の角
度αが45度、角度βが15度、32dが1mmである。
【0051】一方ロータ16は、直径242mm、長さ2
40mmであり、回転軸に平行な方向に対し被粉砕物の流
れを妨げる方向に10度、またその逆方向に10度傾斜
している溝を設け、その溝を切った方向に垂直な断面の
形状が、図5(d)の角度δが45度、角度γが15
度、34dが1.4mmで、溝のピッチ4mm、溝の深さ2
mmのものを用いた。ライナ18とロータ16との間のす
き間28は2mmとした。
【0052】この装置30でロータ回転数10,000
rpm 、吸引用ブロワの風量4m3/min 、原料供給速度1
0kg/h で目標平均粒径12μm として原料粉体の粉砕
処理を行った。ただし、粉砕物はバグフィルタにより回
収した。得られた粉砕品の粒度を測定したところ、平均
粒径が11.8μm 、18μm以上の粒子を含む体積割
合が0.8%、7μm 以下の粒子を含む体積割合が2.
1%であった。
【0053】(比較例5)比較のため、ライナ18の内
周面およびロータ16の外周面にロータ16の回転軸方
向に平行な方向に、複数の溝32および34を形成し、
溝32および34の断面形状を実施例5のライナ18の
もの(特公平3−15489号公報に記載のもの)と同
じにし、その他は実施例6と同一な装置で、実施例6と
同一な条件で粉砕処理を行った。得られた粉砕品の平均
粒径は12.8μm で、実施例6に比べ1μm 粗くな
り、18μm 以上の粒子を含む体積割合は6.4%で、
実施例6の8倍に増加し、7μm 以下の粒子を含む体積
割合は3.6%で1.7倍に増加した。
【0054】(実施例7)ライナ18の溝の断面形状を
図5(b)の角度αが60度、角度βが15度とし、そ
れ以外は実施例6と同一な装置を用いて、同一な原料を
同一な条件で処理した。得られた製品は、実施例6の製
品と同様であり、比較例5に比べて、平均粒径が小さ
く、粒度分布がシャープであった。
【0055】(実施例8)ロータ16の溝34の溝を切
った方向と垂直な断面の形状を、図5(e)の角度δが
50度、角度γが15度で、それ以外は実施例6と同一
な装置を用いて、同一な原料を同一な条件で処理した。
得られた粉砕品は、実施例6の粉砕品と同様であり、比
較例5にくらべ、平均粒径が小さく、粒度分布がシャー
プであった。
【0056】以上、本発明の機械式粉砕装置について詳
細に説明したが、本発明は上記実施例に限定はされず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良お
よび変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ロータの外周面またはライナの内周面もしくはその両者
に、ロータの回転軸に平行な方向に対し被粉砕物となる
原料粉体の流れを妨げる方向に傾斜して形成された複数
の溝を有していることから、これらの溝によりロータと
ライナとの間に形成される間隙からなる粉砕室における
原料粉体の通過を妨げ、原料粉体の粉砕室内における滞
留時間を長くすることができるので、粗大粒子を含ま
ず、小さな平均粒径、例えば5〜15μm オーダーの平
均粒径を持ち、粒度分布の幅が狭くてシャープな高品質
な微粉体を得ることができる。
【0058】また、本発明によれば、粗大粒子の発生が
防止されると共に、緩やかな粉砕条件で粉砕されるた
め、過粉砕が防止され、必要以上に粒径の小さい、例え
ば5μm 以下あるいは数μm 以下の微粒子の発生を低減
することができる。さらに、本発明によれば、粉砕室の
容積を大きくできるため、処理量も多くすることができ
る。従って、本発明の機械式粉砕装置は、樹脂およびそ
れを主成分として含む粉体の粉砕用として好適であり、
特に、乾式トナーや粉体塗料の粉砕用として好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機械式粉砕装置の一実施例の断面
模式図である。
【図2】本発明に係る機械式粉砕装置の別の実施例の断
面模式図である。
【図3】図1に示す機械式粉砕装置に用いられるライナ
の一実施例の斜視図である。
【図4】本発明に係る機械式粉砕装置のロータまたはラ
イナ上における傾斜溝の形成角度を説明するための模式
図である。
【図5】(a)は、図1におけるV−V線に沿った、ロ
ータおよびライナの溝中の流線の模式的なイメージを含
む溝方向に直交する断面における部分断面矢視図であ
り、(b)および(c)は、各々(a)に示すライナの
溝の、溝方向と直交する断面形状の一例を示す部分断面
図であり、(d)および(e)は、各々(a)に示すロ
ータの溝の、溝方向と直交する断面形状の一例を示す部
分断面図であり、(f)は、ロータおよびライナの溝に
よる被粉砕物の粉砕作用の一例を示す模式図であり、
(g)は、ロータの溝中に生じる渦の一例を示す模式図
である。
【図6】図1に示す機械式粉砕装置に用いられるロータ
の一実施例の斜視図である。
【図7】(a)および(b)は、それぞれ本発明の機械
式粉砕装置に用いられるライナおよびロータの別の実施
例の正面模式図である。
【図8】実施例1および比較例1の結果を示すグラフで
ある。
【図9】実施例2および比較例2の結果を示すグラフで
ある。
【図10】実施例3、実施例4および比較例3の結果を
示すグラフである。
【図11】実施例5および比較例4の結果を示すグラフ
である。
【図12】実施例5および比較例4の結果を示すグラフ
である。
【図13】従来の回転型機械式粉砕装置の断面模式図で
ある。
【図14】(a)、(b)、(c)および(d)は、そ
れぞれ図13に示す従来の粉砕装置における回転子およ
びケーシングの各々別の構造を示す部分断面図である。
【図15】(a)および(b)は、それぞれ図13に示
す従来の粉砕装置における回転子およびケーシングのさ
らに別の構造を示す部分断面図である。
【符号の説明】
10、30 機械式粉砕装置 11 ケーシング 12 回転軸 14 ロータユニット 16 ロータ 18 ライナ 20 原料供給口 22 製品排出口 24a,24b 軸受 26a,26b 側板 28 間隙 32,34,36 傾斜溝 32a,32b,34a,34b 傾斜溝の壁面 32c,34c 傾斜溝の底部 32d,34d 傾斜溝の凸部 32S,34S 主渦 α,β,γ,δ 傾斜溝の断面傾斜角 a 空気流の方向(回転軸に平行な方向) b ロータの回転方向 c 粉砕粒子(被粉砕物)の移動方向
フロントページの続き (72)発明者 岡部 英雄 大阪府大阪市淀川区宮原3−5−36 新大 阪第2森ビル 日清エンジニアリング株式 会社大阪営業所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸に支持され、外周面に複数の溝が形
    成されたロータと、このロータの外側に、このロータの
    外周面と所望の間隙を有するように嵌装され、その内周
    面に複数の溝が形成されたライナとを備え、前記間隙で
    被粉砕物を粉砕処理する機械式粉砕装置であって、 前記ロータおよび前記ライナの少なくとも一方の前記溝
    が、前記回転軸に平行な方向に対し被粉砕物の流れを妨
    げる方向に傾斜していることを特徴とする機械式粉砕装
    置。
  2. 【請求項2】前記ライナは、さらにその内周面に前記回
    転軸に平行な方向に対し前記被粉砕物の流れを妨げる方
    向と逆方向に傾斜している溝を有する請求項1に記載の
    機械式粉砕装置。
  3. 【請求項3】前記ロータは、さらにその外周面に前記回
    転軸に平行な方向に対し前記被粉砕物の流れを妨げる方
    向と逆方向に傾斜している溝を有する請求項1または2
    に記載の機械式粉砕装置。
  4. 【請求項4】前記ロータの溝および前記ライナの溝のい
    ずれか一方の溝の、前記回転軸に平行な方向に対する傾
    斜角度が、5度以上90度未満である請求項1ないし3
    に記載の機械式粉砕装置。
  5. 【請求項5】前記ロータの溝が、前記回転軸に平行な方
    向に対し被粉砕物の流れを妨げる方向と、その逆方向に
    傾斜している溝の両者を有し、その傾斜角度が5度以上
    45度以下である請求項1ないし4に記載の機械式粉砕
    装置。
  6. 【請求項6】前記ロータの溝の方向に直角な方向におけ
    る前記溝の断面形状は、前記ロータの回転方向に対する
    前側の面が、前記ロータの半径方向に対し前記ロータの
    回転方向と逆方向に30度から前記ロータの回転方向に
    30度までの範囲内の角度に傾斜し、前記ロータの回転
    方向に対する後側の面が、前記ロータの半径方向に対し
    前記ロータの回転方向とは逆方向に30度から70度ま
    での範囲内の角度に傾斜している請求項1〜5のいずれ
    かに記載の機械式粉砕装置。
  7. 【請求項7】前記ライナの溝が、前記ロータの回転軸に
    平行な方向に対し被粉砕物の流れを妨げる方向に傾斜し
    ている溝およびその逆方向に傾斜している溝を有し、そ
    の傾斜角度が5度〜45度である請求項1〜6のいずれ
    かに記載の機械式粉砕装置。
  8. 【請求項8】前記ライナの溝の方向に直角な方向におけ
    る前記溝の断面形状は、前記ロータの回転方向に対する
    前側の面が、前記ロータの中心方向に対し前記ロータの
    回転方向に30度から70度までの範囲内の角度に傾斜
    し、前記ロータの回転方向に対する後側の面が、前記ロ
    ータの中心方向に対し前記ロータの回転方向と逆方向に
    30度から前記ロータの回転方向に30度までの範囲内
    の角度に傾斜している請求項1〜7のいずれかに記載の
    機械式粉砕装置。
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