JPH09201811A - 化粧パネルの製造方法 - Google Patents
化粧パネルの製造方法Info
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- JPH09201811A JPH09201811A JP1272596A JP1272596A JPH09201811A JP H09201811 A JPH09201811 A JP H09201811A JP 1272596 A JP1272596 A JP 1272596A JP 1272596 A JP1272596 A JP 1272596A JP H09201811 A JPH09201811 A JP H09201811A
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Landscapes
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エフロレッセンスや塵着を防止して美観を損
なうことのない化粧パネルの製造方法を提供することを
主な目的とする。必要ならば化粧パネルの施工を簡易に
し、作業能率の向上も図れるようにしようというもので
ある。 【解決手段】 型枠1内に、化粧板2を敷き並べ且つそ
れらの間にバックアップ材を挟み、それら化粧板2の裏
面に非透水性の塗材6を施し、その上から鉄筋9の配筋
及びコンクリート10の打ち込みを行い、これを鉄筋入
り裏打ちコンクリート11付きの化粧板とする様式の化
粧パネルの製造方法において、前記鉄筋入り裏打ちコン
クリートの成形に際し、型枠1内に敷き並べた化粧板2
相互間に前記バックアップ材の挟みつけでできた隙間に
ガスケット7を差込む仕様であって、ガスケット7は、
前記隙間に挿入されるプレート状の第1の部分、該第1
の部分の前記化粧板裏面側に相当する端に形成されたフ
ランジ状の第2の部分、及び第1の部分に形成された前
記間隙のためのシール部材を具有し、前記第2の部分
は、前記隙間の幅より広幅とされていることとした。
なうことのない化粧パネルの製造方法を提供することを
主な目的とする。必要ならば化粧パネルの施工を簡易に
し、作業能率の向上も図れるようにしようというもので
ある。 【解決手段】 型枠1内に、化粧板2を敷き並べ且つそ
れらの間にバックアップ材を挟み、それら化粧板2の裏
面に非透水性の塗材6を施し、その上から鉄筋9の配筋
及びコンクリート10の打ち込みを行い、これを鉄筋入
り裏打ちコンクリート11付きの化粧板とする様式の化
粧パネルの製造方法において、前記鉄筋入り裏打ちコン
クリートの成形に際し、型枠1内に敷き並べた化粧板2
相互間に前記バックアップ材の挟みつけでできた隙間に
ガスケット7を差込む仕様であって、ガスケット7は、
前記隙間に挿入されるプレート状の第1の部分、該第1
の部分の前記化粧板裏面側に相当する端に形成されたフ
ランジ状の第2の部分、及び第1の部分に形成された前
記間隙のためのシール部材を具有し、前記第2の部分
は、前記隙間の幅より広幅とされていることとした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建造物の内外装パ
ネルシステムとしての化粧パネルの製造方法に係り、例
えば高層建築物,大スパン建築物,鉄骨住宅等の鉄骨構
造の骨組部分を構成する鋼材に施される化粧パネルであ
って、化粧板とこれに裏打ちコンクリートを具有する化
粧パネルの製造方法に関する。より詳しくは、型枠内
に、化粧板を敷き並べ且つそれらの間にバックアップ材
を挟み、それら化粧板の裏面に非透水性の塗材を施し、
その上から鉄筋の配筋及びコンクリートの打ち込みを行
い、これを鉄筋入り裏打ちコンクリート付きの化粧板と
する様式のいわゆるプレハブタイプの化粧パネルの製造
方法に関する。
ネルシステムとしての化粧パネルの製造方法に係り、例
えば高層建築物,大スパン建築物,鉄骨住宅等の鉄骨構
造の骨組部分を構成する鋼材に施される化粧パネルであ
って、化粧板とこれに裏打ちコンクリートを具有する化
粧パネルの製造方法に関する。より詳しくは、型枠内
に、化粧板を敷き並べ且つそれらの間にバックアップ材
を挟み、それら化粧板の裏面に非透水性の塗材を施し、
その上から鉄筋の配筋及びコンクリートの打ち込みを行
い、これを鉄筋入り裏打ちコンクリート付きの化粧板と
する様式のいわゆるプレハブタイプの化粧パネルの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の化粧パネルの製造方法は既知で
あり、従来法は、図9〜12に概略を示すように、先
ず、型枠51内の定位置に化粧板52を敷き並べる。そ
の際、化粧板52と化粧板52との間に、隙間すなわち
目地を形成するための部材53(図12参照。以下、こ
れを「バックアップ材」という。)を、並列する化粧板
52相互の間に挟む(図9)。該バックアップ材は、目
地の深さも定める。更に、化粧板52の裏面側から目地
にペースト状防水材54を充填し(図10)、しかる
後、該型枠51で鉄筋入り裏打ちコンクリート55を成
形する。こうして得られた未硬化の裏打ちコンクリート
付き化粧パネル50(図11)は、バックアップ材53
付きのままで数日間屋外に放置した後、コンクリートの
養生処理を行うのが通常である。
あり、従来法は、図9〜12に概略を示すように、先
ず、型枠51内の定位置に化粧板52を敷き並べる。そ
の際、化粧板52と化粧板52との間に、隙間すなわち
目地を形成するための部材53(図12参照。以下、こ
れを「バックアップ材」という。)を、並列する化粧板
52相互の間に挟む(図9)。該バックアップ材は、目
地の深さも定める。更に、化粧板52の裏面側から目地
にペースト状防水材54を充填し(図10)、しかる
後、該型枠51で鉄筋入り裏打ちコンクリート55を成
形する。こうして得られた未硬化の裏打ちコンクリート
付き化粧パネル50(図11)は、バックアップ材53
付きのままで数日間屋外に放置した後、コンクリートの
養生処理を行うのが通常である。
【0003】図10,11中、56は、化粧板52に対
する裏打ちコンクリート55の係合を強固にするための
アンカーである。アンカー56は、化粧板52の裏面に
形成された係止溝52aにその爪部56aを係止され、
接着剤57によって化粧板52に固定される。図11
中、58は、化粧パネル50を図外の化粧対象物に施し
た後にシーリングのために目地入れされる目地材であ
る。
する裏打ちコンクリート55の係合を強固にするための
アンカーである。アンカー56は、化粧板52の裏面に
形成された係止溝52aにその爪部56aを係止され、
接着剤57によって化粧板52に固定される。図11
中、58は、化粧パネル50を図外の化粧対象物に施し
た後にシーリングのために目地入れされる目地材であ
る。
【0004】前記放置の工程では、未硬化の裏打ちコン
クリート付き化粧パネルにおける防水材54とバックア
ップ材53との間に空隙部が生じることがよくある。空
隙部が生じると、それに水分が溜まることは当業者に知
られるとおりであり、それに起因してコンクリートの養
生時間が長くなる。
クリート付き化粧パネルにおける防水材54とバックア
ップ材53との間に空隙部が生じることがよくある。空
隙部が生じると、それに水分が溜まることは当業者に知
られるとおりであり、それに起因してコンクリートの養
生時間が長くなる。
【0005】更に、製造された化粧パネルを化粧対象物
に施した後では、目地材58と防水材54との間の空隙
部に雨水等の水分が浸入し、それに起因して目地周辺部
にエフロレッセンスを発生させ(白華現象)、化粧パネ
ルの外観を著しく損なう。
に施した後では、目地材58と防水材54との間の空隙
部に雨水等の水分が浸入し、それに起因して目地周辺部
にエフロレッセンスを発生させ(白華現象)、化粧パネ
ルの外観を著しく損なう。
【0006】このような不具合を除去する手段として、
特開平1-148507号公報の方法があり、同公報には、目地
材兼防水材としてペースト状の注入材を、化粧板表面近
傍まで充填する化粧パネルの製造方法が開示されてい
る。
特開平1-148507号公報の方法があり、同公報には、目地
材兼防水材としてペースト状の注入材を、化粧板表面近
傍まで充填する化粧パネルの製造方法が開示されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報の方法(以下、「後者」という。)では、前記防水材
の種類によっては、化粧パネルの目地周辺部に薄黒い汚
れが生じ、建築物の外観を損ねるという問題が尚残る。
報の方法(以下、「後者」という。)では、前記防水材
の種類によっては、化粧パネルの目地周辺部に薄黒い汚
れが生じ、建築物の外観を損ねるという問題が尚残る。
【0008】前記後者では、防水材のうち、シリコーン
系或いは変成シリコーン系の樹脂は、遊離シリコーン分
子が含まれており、この遊離シリコーン分子が雨水と接
触すると、化粧パネルにおける化粧板の継目周辺部に拡
散し、そこに大気中の浮遊塵が付着して汚れを生じるの
が原因のようである。
系或いは変成シリコーン系の樹脂は、遊離シリコーン分
子が含まれており、この遊離シリコーン分子が雨水と接
触すると、化粧パネルにおける化粧板の継目周辺部に拡
散し、そこに大気中の浮遊塵が付着して汚れを生じるの
が原因のようである。
【0009】また、これらのシリコーン系および変成シ
リコーン系樹脂は、目地入れした後、仕上げとして目地
糞の除去等の掃除や、凹凸等を補修をしなければなら
ず、外観に関るこれらの作業には高度の技術を要し、工
数も嵩み能率が悪く好ましくない。目地材の施工は、小
さな凹凸やはみ出し等の無い仕上がりを要求され、これ
を達成するのは容易ではない。このことは、2液型ポリ
サルファイド系樹脂、弾性エポキシ樹脂、ウレタン樹
脂、ブチルゴム或いは多硫化ゴム等の他のペースト状の
目地材についても同様である。
リコーン系樹脂は、目地入れした後、仕上げとして目地
糞の除去等の掃除や、凹凸等を補修をしなければなら
ず、外観に関るこれらの作業には高度の技術を要し、工
数も嵩み能率が悪く好ましくない。目地材の施工は、小
さな凹凸やはみ出し等の無い仕上がりを要求され、これ
を達成するのは容易ではない。このことは、2液型ポリ
サルファイド系樹脂、弾性エポキシ樹脂、ウレタン樹
脂、ブチルゴム或いは多硫化ゴム等の他のペースト状の
目地材についても同様である。
【0010】本発明は、上記の諸問題を一掃し、エフロ
レッセンスや塵着を防止して美観を損なうことのない化
粧パネルの製造方法を提供することを主な目的とする。
レッセンスや塵着を防止して美観を損なうことのない化
粧パネルの製造方法を提供することを主な目的とする。
【0011】また本発明は、必要ならば化粧パネルの施
工を簡易にし、作業能率の向上も図れるようにしようと
いうものである。
工を簡易にし、作業能率の向上も図れるようにしようと
いうものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る化粧パネルの製造方法は、型枠内に、
化粧板を敷き並べ且つそれらの間にバックアップ材を挟
み、それら化粧板の裏面に非透水性の塗材を施し、その
上から鉄筋の配筋及びコンクリートの打ち込みを行い、
これを鉄筋入り裏打ちコンクリート付きの化粧板とする
様式の化粧パネルの製造方法において、前記鉄筋入り裏
打ちコンクリートの成形に際し、前記型枠内に敷き並べ
た化粧板相互間に前記バックアップ材の挟みつけででき
た隙間にガスケットを差込む仕様であって、前記ガスケ
ットは、前記隙間に挿入されるプレート状の第1の部
分、該第1の部分の前記化粧板裏面側に相当する端に形
成されたフランジ状の第2の部分、及び第1の部分に形
成された前記間隙のためのシール部材を具有し、前記第
2の部分は、前記隙間の幅より広幅とされていることを
特徴とする。
め、本発明に係る化粧パネルの製造方法は、型枠内に、
化粧板を敷き並べ且つそれらの間にバックアップ材を挟
み、それら化粧板の裏面に非透水性の塗材を施し、その
上から鉄筋の配筋及びコンクリートの打ち込みを行い、
これを鉄筋入り裏打ちコンクリート付きの化粧板とする
様式の化粧パネルの製造方法において、前記鉄筋入り裏
打ちコンクリートの成形に際し、前記型枠内に敷き並べ
た化粧板相互間に前記バックアップ材の挟みつけででき
た隙間にガスケットを差込む仕様であって、前記ガスケ
ットは、前記隙間に挿入されるプレート状の第1の部
分、該第1の部分の前記化粧板裏面側に相当する端に形
成されたフランジ状の第2の部分、及び第1の部分に形
成された前記間隙のためのシール部材を具有し、前記第
2の部分は、前記隙間の幅より広幅とされていることを
特徴とする。
【0013】上記の化粧パネルの製造方法において、ガ
スケットとして第1の部分の第2の部分と反対側の端に
化粧板の隙間とほぼ同幅のフランジ状の第3の部分が形
成されたものを充てることが望ましい。
スケットとして第1の部分の第2の部分と反対側の端に
化粧板の隙間とほぼ同幅のフランジ状の第3の部分が形
成されたものを充てることが望ましい。
【0014】また、ガスケットの第2の部分において裏
打ちコンクリートから化粧板への水分浸透防止を十分な
ものにするためには、該第2の部分の表面又は該部分の
長さ方向に延びる縁を覆うように防水材を塗布するとよ
い。
打ちコンクリートから化粧板への水分浸透防止を十分な
ものにするためには、該第2の部分の表面又は該部分の
長さ方向に延びる縁を覆うように防水材を塗布するとよ
い。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る化粧パネルの製造方
法の実施形態につき、以下に図面を参照しつつ説明す
る。
法の実施形態につき、以下に図面を参照しつつ説明す
る。
【0016】型枠1内の所定位置に化粧板2を敷き並べ
る。その際、化粧板2と化粧板2との間に、バックアッ
プ材3を挟む。このバックアップ材3の使用目的は、従
来のそれと同様である。化粧板2には、天然石、陶板
等、公知の材料を充てることができる。敷き並べた化粧
板2の裏面に、従来のものと同様のアンカー4を取付
け、接着剤5にて固定する。
る。その際、化粧板2と化粧板2との間に、バックアッ
プ材3を挟む。このバックアップ材3の使用目的は、従
来のそれと同様である。化粧板2には、天然石、陶板
等、公知の材料を充てることができる。敷き並べた化粧
板2の裏面に、従来のものと同様のアンカー4を取付
け、接着剤5にて固定する。
【0017】敷き並べた化粧板2の裏面に、非透水性の
塗材6を施す。塗材6には、例えば1液型変成シリコー
ン樹脂,2液型弾性エポキシ樹脂,変成エポキシ樹脂等
の公知のものを充てることができる。
塗材6を施す。塗材6には、例えば1液型変成シリコー
ン樹脂,2液型弾性エポキシ樹脂,変成エポキシ樹脂等
の公知のものを充てることができる。
【0018】並列する化粧板2の間の隙間Xに、ガスケ
ット7を差込む(図2)。ガスケット7は、図3に示す
ように、プレート状の第1の部分7a、この第1の部分
7aの化粧板2裏面側に相当する端に形成されたフラン
ジ状の第2の部分7b、及び第1の部分7aに形成され
た間隙Xのための舌状のシール部材7cを具有する。第
1の部分7aの前記第2の部分の反対側には、その幅W
2が目地幅M(図2)と同程度のフランジ状の第3の部
分7dを形成することが好ましい。
ット7を差込む(図2)。ガスケット7は、図3に示す
ように、プレート状の第1の部分7a、この第1の部分
7aの化粧板2裏面側に相当する端に形成されたフラン
ジ状の第2の部分7b、及び第1の部分7aに形成され
た間隙Xのための舌状のシール部材7cを具有する。第
1の部分7aの前記第2の部分の反対側には、その幅W
2が目地幅M(図2)と同程度のフランジ状の第3の部
分7dを形成することが好ましい。
【0019】第1の部分7aは、目地幅Mよりも幅広に
形成されている。第1の部分7aの高さHは、化粧板2
の厚みからバックアップ材3の厚みを引いたのに相当す
る度合、例えば、化粧板2の厚みが13mmであり、バ
ックアップ材3の厚みが5mmである場合には、高さH
は8mmとされる。
形成されている。第1の部分7aの高さHは、化粧板2
の厚みからバックアップ材3の厚みを引いたのに相当す
る度合、例えば、化粧板2の厚みが13mmであり、バ
ックアップ材3の厚みが5mmである場合には、高さH
は8mmとされる。
【0020】第2の部分7bの長さ方向に延びる縁部に
は、化粧板2の裏面に対するシール性を向上させるた
め、下方に突出する凸部7a′を形成することが望まし
い。
は、化粧板2の裏面に対するシール性を向上させるた
め、下方に突出する凸部7a′を形成することが望まし
い。
【0021】シール部材7cは、第1の部分7aの両側
面から第2の部分7bの側に向けて斜めに張り出し、そ
の幅W1が、目地幅Mより少し大きい(例えば、Mが8
mmのとき、W1が11mm)、図3に示すようなもの
を好ましい例として挙げることができる。シール部材7
cは、1対に限られるものではなく、2対(図4)又は
それ以上形成することができる。シール部材7cが1対
の場合は、浅い目地乃至は薄い化粧板に好適であり、複
数対では深い目地乃至は厚い化粧板に好適である。
面から第2の部分7bの側に向けて斜めに張り出し、そ
の幅W1が、目地幅Mより少し大きい(例えば、Mが8
mmのとき、W1が11mm)、図3に示すようなもの
を好ましい例として挙げることができる。シール部材7
cは、1対に限られるものではなく、2対(図4)又は
それ以上形成することができる。シール部材7cが1対
の場合は、浅い目地乃至は薄い化粧板に好適であり、複
数対では深い目地乃至は厚い化粧板に好適である。
【0022】ガスケット7の材料としては、クロロプレ
ンゴムが最も好ましい。ガスケット7は、押出し成形又
は圧縮成形等により成形され得る。押出し成形によるガ
スケット7′を用いるときは、圧縮成形により図5に示
すような平面視十字形状のガスケット7″を成形して、
ガスケット7″の4本の腕の各端面と、ガスケット7′
の端面とを熱溶着等にて固着する。こうして、化粧板2
の目地(間隙X)に適合する格子状のガスケット7を得
ることができる(図6)。
ンゴムが最も好ましい。ガスケット7は、押出し成形又
は圧縮成形等により成形され得る。押出し成形によるガ
スケット7′を用いるときは、圧縮成形により図5に示
すような平面視十字形状のガスケット7″を成形して、
ガスケット7″の4本の腕の各端面と、ガスケット7′
の端面とを熱溶着等にて固着する。こうして、化粧板2
の目地(間隙X)に適合する格子状のガスケット7を得
ることができる(図6)。
【0023】ガスケット7の第1の部分7aは、その基
端面(図3の下面)がバックアップ材3に当接し且つ化
粧板2裏面に第2の部分7bが当接するまで、隙間Xに
圧入される。この時、第1の部分7aに形成されたシー
ル部材7cは、目地の対向する内面間に押込むようにし
て介入される。
端面(図3の下面)がバックアップ材3に当接し且つ化
粧板2裏面に第2の部分7bが当接するまで、隙間Xに
圧入される。この時、第1の部分7aに形成されたシー
ル部材7cは、目地の対向する内面間に押込むようにし
て介入される。
【0024】このように、ガスケット7の隙間Xへの差
込みは、部分7a基端がバックアップ材3に当接する及
び/または部分7bが化粧板2へ当接するのを目安とし
て圧入するという単純な作業で深さを規整できる。
込みは、部分7a基端がバックアップ材3に当接する及
び/または部分7bが化粧板2へ当接するのを目安とし
て圧入するという単純な作業で深さを規整できる。
【0025】裏打ちコンクリートの成形についての既述
した予備的工程に次いで、鉄筋9を配筋し、コンクリー
ト10を打ち込んで、数日間放置した後、蒸気養生又は
オートクレーブ養生し、鉄筋入り裏打ちコンクリート1
1付き化粧パネルを作る。図外の型枠から鉄筋入り裏打
ちコンクリート11付き化粧パネルを出し、図8に示す
化粧パネルが得られる。尚、アンカー5,鉄筋9は、こ
れらの荷重が化粧板2にかからないように、図示しない
周辺型枠から治具等を用いて宙吊り状態にして取り付け
る乃至は配設することが望ましい。
した予備的工程に次いで、鉄筋9を配筋し、コンクリー
ト10を打ち込んで、数日間放置した後、蒸気養生又は
オートクレーブ養生し、鉄筋入り裏打ちコンクリート1
1付き化粧パネルを作る。図外の型枠から鉄筋入り裏打
ちコンクリート11付き化粧パネルを出し、図8に示す
化粧パネルが得られる。尚、アンカー5,鉄筋9は、こ
れらの荷重が化粧板2にかからないように、図示しない
周辺型枠から治具等を用いて宙吊り状態にして取り付け
る乃至は配設することが望ましい。
【0026】本発明の作用について以下に述べる。
【0027】鉄筋入り裏打ちコンクリート付き化粧パネ
ルの上記製造において、敷き並べられた化粧板相互間の
隙間に差込んだガスケットの第1の部分の所定側の端に
形成された、該隙間の幅より広幅のフランジ状の第2の
部分は、下面が化粧板裏面に当接することによって、前
記隙間の裏打ちコンクリート側についてのシールをす
る。このため、化粧板裏面に非透水性の塗材が施されて
いることと共に、化粧板の裏打ちコンクリートに対する
境界は、裏打ちコンクリートから化粧板への及び目地へ
の水分の浸透を阻止される。また、前記化粧板裏面の非
透水性塗膜が変成シリコーン系樹脂の場合でも、それか
らの遊離成分が化粧板表面へ拡散することがない。それ
は、前記ガスケットのシール部材で目地のシールがなさ
れるからである。前記遊離成分の化粧板表面への拡散が
無いため、従来で見られた塵着はない。
ルの上記製造において、敷き並べられた化粧板相互間の
隙間に差込んだガスケットの第1の部分の所定側の端に
形成された、該隙間の幅より広幅のフランジ状の第2の
部分は、下面が化粧板裏面に当接することによって、前
記隙間の裏打ちコンクリート側についてのシールをす
る。このため、化粧板裏面に非透水性の塗材が施されて
いることと共に、化粧板の裏打ちコンクリートに対する
境界は、裏打ちコンクリートから化粧板への及び目地へ
の水分の浸透を阻止される。また、前記化粧板裏面の非
透水性塗膜が変成シリコーン系樹脂の場合でも、それか
らの遊離成分が化粧板表面へ拡散することがない。それ
は、前記ガスケットのシール部材で目地のシールがなさ
れるからである。前記遊離成分の化粧板表面への拡散が
無いため、従来で見られた塵着はない。
【0028】一方、前記ガスケットの第1の部分に形成
されたシール部材は、前記隙間である目地の対向内面間
に対する押込み介入で、該目地についてのシールを行
う。このため外部から目地を通じて雨水等が浸入し、目
地に溜まることがない。
されたシール部材は、前記隙間である目地の対向内面間
に対する押込み介入で、該目地についてのシールを行
う。このため外部から目地を通じて雨水等が浸入し、目
地に溜まることがない。
【0029】更にまた、このように従来と異なり目地材
の充填によることなく、目地のシールを構造的に達成で
きることは、目地材を用いることに起因する既述の種々
の問題も解消する。
の充填によることなく、目地のシールを構造的に達成で
きることは、目地材を用いることに起因する既述の種々
の問題も解消する。
【0030】こうして本発明によれば、化粧パネルの目
地周辺のエフロレッセンスを無くし、また従来で見られ
た目地部における水分溜りとなる空隙部発生に伴う前示
問題も解消され、更には化粧パネルの目地周辺の薄黒い
汚れの発生も無くし得る。
地周辺のエフロレッセンスを無くし、また従来で見られ
た目地部における水分溜りとなる空隙部発生に伴う前示
問題も解消され、更には化粧パネルの目地周辺の薄黒い
汚れの発生も無くし得る。
【0031】本発明ではガスケットの第2の部分の裏面
全体又はその長さ方向に延在する縁を覆って防水材を施
しておくときには、目地についてのシール性が良化され
る。
全体又はその長さ方向に延在する縁を覆って防水材を施
しておくときには、目地についてのシール性が良化され
る。
【0032】ガスケットの第1の部分の所定側の端に、
目地幅とほぼ同幅のフランジ状の第3の部分を形成して
おくときは、該第3の部分が目地内のバックアップ材に
当接するまでガスケットを目地に押し込むことによっ
て、該部分の下面が不陸のない良好な化粧目地としての
役割を果たし、従来の目地材を用いる場合と異なり、前
述した付加的な仕上げ、補修作業を必要とせず、化粧パ
ネルの施工を簡易にし、作業能率の向上を図れる。
目地幅とほぼ同幅のフランジ状の第3の部分を形成して
おくときは、該第3の部分が目地内のバックアップ材に
当接するまでガスケットを目地に押し込むことによっ
て、該部分の下面が不陸のない良好な化粧目地としての
役割を果たし、従来の目地材を用いる場合と異なり、前
述した付加的な仕上げ、補修作業を必要とせず、化粧パ
ネルの施工を簡易にし、作業能率の向上を図れる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る化粧パネルの製造方法によれば、エフロレッセン
スや塵着を防止して美観を損なうことのない化粧パネル
を製造することができる。
に係る化粧パネルの製造方法によれば、エフロレッセン
スや塵着を防止して美観を損なうことのない化粧パネル
を製造することができる。
【0034】また、本発明の請求項2に係る製造方法に
よれば、化粧パネルの施工を簡易にし、作業能率の向上
も図れる。
よれば、化粧パネルの施工を簡易にし、作業能率の向上
も図れる。
【図1】本発明に係る化粧パネルの製造方法の説明図で
あって、その中間工程の状態を示す部分縦断面図であ
る。
あって、その中間工程の状態を示す部分縦断面図であ
る。
【図2】図1に続く工程の説明図であって、部分縦断面
図である。
図である。
【図3】本発明に係る化粧パネルの製造方法に使用する
ガスケットの横断斜視図である。
ガスケットの横断斜視図である。
【図4】ガスケットの他の態様例を示す図3に相当する
一部断面斜視図である。
一部断面斜視図である。
【図5】ガスケットの連結態様を示す平面図である。
【図6】図4の連結態様により連結されたガスケットの
一部を尺度を変えて示す平面図である。
一部を尺度を変えて示す平面図である。
【図7】本発明に係る方法により製造された化粧パネル
の一部を示す縦断面図である。
の一部を示す縦断面図である。
【図8】本発明に係る方法により製造された化粧パネル
の全体を示す斜視図である。
の全体を示す斜視図である。
【図9】従来の化粧パネルの製造方法の説明図であっ
て、その中間工程の状態を示す部分縦断面図である。
て、その中間工程の状態を示す部分縦断面図である。
【図10】図7に続く工程の説明図であって、部分断面
図である。
図である。
【図11】従来の化粧パネルの製造方法によって製造さ
れた化粧パネルを示す部分断面図である。
れた化粧パネルを示す部分断面図である。
【図12】バックアップ材の一部を示す斜視図である。
1 型枠 2 化粧パネル 3 バックアップ材 4 アンカー 5 接着剤 6 非透水性の塗材 7 ガスケット 7a 第1の部分 7b 第2の部分 7c シール部材 7d 第3の部分 8 防水材 9 鉄筋 10 コンクリート 11 鉄筋入りコンクリート成形体
Claims (2)
- 【請求項1】 型枠内に、化粧板を敷き並べ且つそれら
の間にバックアップ材を挟み、それら化粧板の裏面に非
透水性の塗材を施し、その上から鉄筋の配筋及びコンク
リートの打ち込みを行い、これを鉄筋入り裏打ちコンク
リート付きの化粧板とする様式の化粧パネルの製造方法
において、 前記鉄筋入り裏打ちコンクリートの成形に際し、前記型
枠内に敷き並べた化粧板相互間に前記バックアップ材の
挟みつけでできた隙間にガスケットを差込む仕様であっ
て、前記ガスケットは、前記隙間に挿入されるプレート
状の第1の部分、該第1の部分の前記化粧板裏面側に相
当する端に形成されたフランジ状の第2の部分、及び第
1の部分に形成された前記間隙のためのシール部材を具
有し、前記第2の部分は、前記隙間の幅より広幅とされ
ていることを特徴とする化粧パネルの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の化粧パネルの製造方法
において、ガスケットとして第1の部分の第2の部分と
反対側の端に化粧板の隙間とほぼ同幅のフランジ状の第
3の部分が形成されたものを充てることを特徴とする化
粧パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1272596A JP2952754B2 (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 化粧パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1272596A JP2952754B2 (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 化粧パネルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09201811A true JPH09201811A (ja) | 1997-08-05 |
| JP2952754B2 JP2952754B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=11813417
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1272596A Expired - Fee Related JP2952754B2 (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 化粧パネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2952754B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100833093B1 (ko) * | 2007-11-08 | 2008-06-09 | 면 호 이 | 대리석과 콘크리트가 일체형으로 고정된 수목보호대 받침틀의 제조방법 및 그 수목보호대 받침틀 |
-
1996
- 1996-01-29 JP JP1272596A patent/JP2952754B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100833093B1 (ko) * | 2007-11-08 | 2008-06-09 | 면 호 이 | 대리석과 콘크리트가 일체형으로 고정된 수목보호대 받침틀의 제조방법 및 그 수목보호대 받침틀 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2952754B2 (ja) | 1999-09-27 |
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