JPH09201828A - 樹脂成形品の貫通孔形成方法及びそれに用いられる樹脂成形品成形用金型 - Google Patents

樹脂成形品の貫通孔形成方法及びそれに用いられる樹脂成形品成形用金型

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JPH09201828A
JPH09201828A JP1278496A JP1278496A JPH09201828A JP H09201828 A JPH09201828 A JP H09201828A JP 1278496 A JP1278496 A JP 1278496A JP 1278496 A JP1278496 A JP 1278496A JP H09201828 A JPH09201828 A JP H09201828A
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JP
Japan
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slide core
cavity
molding
cavity surface
molded product
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JP1278496A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Negi
廣志 根木
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Uchihama Kasei Co Ltd
Original Assignee
Uchihama Kasei Co Ltd
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Publication date
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 所望の形状や大きさの貫通孔が形成され得る
と共に、該貫通孔の形成によって生ずる樹脂屑が樹脂成
形品内部に残留するようなことが阻止され得る樹脂成形
品の貫通孔形成方法とそれに用いられる樹脂成形品成形
型を提供する。 【解決手段】 成形キャビティ16内に位置せしめられ
た軟化樹脂層28を該成形キャビティ16のキャビティ
面20に密着せしめ、次いで、スライドコア14におけ
る、該キャビティ面20の一部を構成するキャビティ面
構成部位18に、該軟化樹脂層28を密着させた状態
で、該スライドコア14を該キャビティ面20から後退
移動させて、該スライドコア14のキャビティ面構成部
位18に密着せしめられた前記軟化樹脂層28のスライ
ドコア密着部30の外周縁部32を引き伸ばして薄肉化
せしめ、更にその冷却固化により、かかる薄肉化部位に
おいて、該スライドコア密着部30を該軟化樹脂層28
から切除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、樹脂成形品の貫通孔形成方法及
びそれに用いられる樹脂成形品成形用金型に係り、特
に、樹脂成形品に対して、所望の形状や大きさの貫通孔
を簡便に且つ有利に形成することが出来る技術に関する
ものである。
【0002】
【背景技術】従来から、樹脂成形品の製造方法の一種と
して、金型の成形キャビティ内に位置せしめられた軟化
樹脂層に所定の押圧力を加えて、該軟化樹脂層を該成形
キャビティのキャビティ面に密着させ、その後これを冷
却固化して、目的とする樹脂成形品を得るようにした方
法が知られている。例えば、真空成形手法やブロー成形
手法、圧空成形手法等がそれで、それらの成形手法にお
いては、成形キャビティ内に位置せしめられた軟化樹脂
層に吸引力や空気圧力を加えて、該軟化樹脂層を成形キ
ャビティのキャビティ面に密着せしめた後、冷却固化
し、以て筐や瓶等、各種の形状を有する樹脂成形品が得
られるようになっている。
【0003】ところで、そのような筐形形状や瓶形形状
を有する樹脂成形品においては、空気抜き等の目的で、
貫通孔が形成されることがあるが、上述の如き真空成形
手法、ブロー成形手法、圧空成形手法等を利用した樹脂
成形品の成形手法では、軟化樹脂層が成形キャビティの
キャビティ面に密着せしめられる際に、該キャビティ面
の全面が、軟化樹脂層にて完全に覆われるような状態と
されるところから、通常の金型を用いる場合、樹脂成形
品を成形すると同時に、該樹脂成形品に対して貫通孔を
形成することが出来なかった。
【0004】そのため、それら真空成形手法やブロー成
形手法、圧空成形手法等により得られる樹脂成形品にお
いては、一般に、その成形後に、ホールソーやリュータ
ー等の刃具等を用いた穿設加工が行なわれることによ
り、所定の貫通孔が形成されている。
【0005】しかしながら、そのような刃具を用いて樹
脂成形品に穿設加工を施す場合、切削面の後処理を行わ
なければならず、また該樹脂成形品が瓶等の中空成形品
であると、該成形品内に入り込んだ切屑の除去が困難と
なってしまうのであり、そして何よりも、そのような穿
設加工が樹脂成形品成形後の後加工となるために、樹脂
成形品の製造に要される工程や装置とは別に、貫通孔を
形成するための特別な工程や装置が必要となるばかりで
なく、樹脂成形品の個々のものにおいて、貫通孔の形成
位置にバラツキが生じ易いといった大きな問題があった
のである。
【0006】そこで、それらの問題を解決すべく、従来
から、種々の提案が為されており、例えば、特開平7−
125058号公報には、鋭利な先端部を有するキリ部
材が成形キャビティ内に向かって突出移動可能に配設さ
れてなる中空成形用金型を用い、該成形キャビティ内に
配置される成形材料への空気の吹き込み時に、かかるキ
リ部材を突出移動させて、膨張した成形材料に孔を形成
するようにした中空成形品の孔形成方法が明らかにされ
ている。
【0007】このような手法によれば、中空形状を呈す
る樹脂成形品を得ると同時に、該中空成形品に所定の貫
通孔を形成することが出来、それによって、貫通孔を形
成するための後加工が有利に省略され得て、貫通孔形成
工程の効率化が図られ得ると共に、中空成形品に対し
て、貫通孔が位置精度良く形成され得ることとなるもの
の、かかる貫通孔が、中空成形品の壁面にキリ部材を突
き刺すことによって形成されるものであることから、キ
リ部材を突き刺した際に、貫通孔の周囲が内側に押し込
まれて変形したり、場合によっては、該貫通孔の形成に
よって生ずる樹脂屑が中空成形品内部に入り込んでしま
うといった恐れがあったのである。
【0008】また、実開平4−79625号公報には、
ブロー成形型に、該成形型外側から成形キャビティに挿
通される孔開け用ピンを、その軸方向に進退移動可能
に、且つ該軸回りに回転可能に設けると共に、そのよう
な孔開け用ピンが挿通される、該ブロー成形型のピン挿
通部に、成形キャビティのキャビティ面の一部を構成
し、且つ成形型外側で弾性保持される入子を配設し、更
に孔開け用ピンの先端部に、該ピンに枢着された分割部
を設けて、該分割部を該成形型外からの操作により該ピ
ンの軸直角方向に起立させられ得るように構成したブロ
ー成形品の孔加工装置が開示されている。
【0009】このような装置を用いれば、孔開け用ピン
を突き刺して樹脂成形品に貫通孔を形成した後に、分割
部を起立させた状態で、該ピンを、その軸回りに回転さ
せつつ、成形キャビティから後退移動させることによっ
て、貫通孔の周囲の内側への押込み変形や樹脂屑の成形
品内部への侵入を防ぐことが出来るのであるが、そのよ
うな装置にあっては、ブロー成形型に対して、分割構造
を有する孔開け用ピンや入子が取り付けられてなる、極
めて複雑な構造とされており、また、樹脂成形品に形成
される貫通孔の大きさを大きくする場合、樹脂成形品内
部に押し込まれる部分を出来るだけ小さくするために、
ピン自体の大きさをそのままで、分割部のみを大きくす
る必要があり、また、貫通孔が複雑な形状を有する場
合、分割部の数を増加させたり、その形状を複雑なもの
と為す必要があり、何れの場合にしろ、孔開け用ピンの
構造、ひいてはブロー成形の孔加工装置としてのブロー
成形型自体の構造が更に複雑となり、それに伴って、該
金型の製造コストも高騰してしまうことが避けられない
のである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいて、本発明
は、上述の如き事情を背景にして為されたものであっ
て、その解決課題とするところは、金型成形により樹脂
成形品を成形する際に、使用される金型の構造を複雑化
させることなく、成形される樹脂成形品に対して所望の
形状や大きさの貫通孔を形成することが出来、しかも該
貫通孔の形成によって生ずる樹脂屑が樹脂成形品内部に
残留するようなことが有利に阻止され得る樹脂成形品の
貫通孔形成方法を提供することにある。また、本発明に
あっては、そのような方法にて樹脂成形品に貫通孔を形
成する際に有利に用いられ得る樹脂成形品成形用金型を
提供することをも、その課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】そして、本発明にあって
は、かかる課題の解決のために、成形されるべき樹脂成
形品に対応した形状を有する成形キャビティのキャビテ
ィ面の一部を構成すると共に、該キャビティ面から後退
移動可能に構成されたスライドコアを含んで成る樹脂成
形品成形用金型を用い、かかる金型の成形キャビティ内
に軟化樹脂層を位置せしめた後、該軟化樹脂層に対し
て、該軟化樹脂層を該成形キャビティのキャビティ面に
押圧させる押圧力を加えることにより、該軟化樹脂層を
該成形キャビティのキャビティ面に密着せしめ、次い
で、前記スライドコアのキャビティ面構成部位に該軟化
樹脂層を密着させた状態下において、該スライドコアを
後退移動させ、以て該スライドコアのキャビティ面構成
部位に密着せしめられた前記軟化樹脂層のスライドコア
密着部の外周縁部を引き伸ばして薄肉化せしめ、更にそ
の冷却固化により、かかる薄肉化部位において、該スラ
イドコア密着部を該軟化樹脂層から切除して、成形され
る前記樹脂成形品に対して該スライドコア密着部に応じ
た形状の貫通孔を形成する樹脂成形品の貫通孔形成方法
を、その特徴とするものである。
【0012】要するに、本発明に従う樹脂成形品の貫通
孔形成方法にあっては、樹脂成形品成形用金型として、
成形キャビティのキャビティ面の一部を構成するスライ
ドコアが該キャビティ面から後退移動可能に組み付けら
れてなる金型が用いられており、外部からの操作によっ
て起立させられる分割部を有する孔開け用ピンが、成形
キャビティ内において進退移動可能に、且つ該ピンの軸
回りに回転可能に配設されてなる金型を用いる従来手法
に比して、極めて簡略な構造を有する金型が用いられて
いるのである。また、かかる本発明手法にあっては、そ
のような金型における成形キャビティのキャビティ面に
軟化樹脂層を密着せしめて、樹脂成形品を成形する一
方、前記スライドコアのキャビティ面構成部位に軟化樹
脂層を密着せしめた状態下において、スライドコアをキ
ャビティ面から後退移動させて、該軟化樹脂層のスライ
ドコア密着部の外周縁部を引き伸ばして薄肉化させた
後、かかる薄肉化部位を冷却、固化せしめることによっ
て、該薄肉化部位を収縮せしめて、該軟化樹脂層から切
断し、以て成形される樹脂成形品に対して、該スライド
コア密着部に応じた形状、換言すればスライドコアのキ
ャビティ面構成部位に応じた形状の貫通孔を形成するよ
うにしたものであることから、単に、かかるスライドコ
アのキャビティ面構成部位の形状や大きさを変えるだけ
で、軟化樹脂層におけるスライドコア密着部の形状や大
きさを変更することが出来、それによって、形成される
貫通孔の形状や大きさが容易に変更され得るのである。
【0013】しかも、かかる本発明手法にあっては、上
述の如く、スライドコアをキャビティ面から後退移動さ
せることによって、該スライドコアのキャビティ面構成
部位に密着せしめられた軟化樹脂層のスライドコア密着
部を該軟化樹脂層から切除し、以て該軟化樹脂層にて成
形される樹脂成形品に対して貫通孔が形成されるように
なっていることから、貫通孔を形成する際に生ずる樹脂
屑としてのスライドコア密着部が、軟化樹脂層、ひいて
は樹脂成形品の内部に入り込むようなことが効果的に阻
止され得るのである。
【0014】従って、本発明に従う樹脂成形品の貫通孔
形成方法によれば、金型成形により樹脂成形品を成形す
る際に、比較的簡略な構造の金型を用いて、樹脂成形品
に対して貫通孔を形成することが出来、また、そのよう
な金型の構造を何等複雑化させることなく、かかる貫通
孔の形状や大きさを任意に且つ容易に変更し得、しか
も、かかる貫通孔の形成によって生ずる樹脂屑が樹脂成
形品内部に残留するようなことが有利に阻止され得るの
であり、それによって、使用される金型において、貫通
孔形成機構の付加や、形成される貫通孔の形状や大きさ
の変更に伴う金型構造の変更による金型製造コストの高
騰が可及的に抑制せしめられ得ると共に、樹脂成形品内
部から樹脂屑を除去するための面倒な作業が有利に省略
され得、それらの結果として、従来に比して、樹脂成形
品に貫通孔を形成する際の加工コストの低減と作業効率
の向上とが、何れも効果的に図られ得るのである。
【0015】なお、このような本発明に従う樹脂成形品
の貫通孔形成方法の望ましい態様の一つによれば、前記
貫通孔が形成された樹脂成形品を前記樹脂成形品成形用
金型の成形キャビティから取り出した後、前記スライド
コアを該成形キャビティのキャビティ面構成位置に向か
って前進移動させることにより、前記軟化樹脂層から切
除された前記スライドコア密着部が、該スライドコアか
ら除去せしめられ、それによって、樹脂成形品に貫通孔
を形成せしめた際に生ずる樹脂屑たるスライドコア密着
部が、前記樹脂成形品成形用金型内からも簡単に取り出
され得、以て樹脂成形品に貫通孔を形成するための作業
効率がより一層向上せしめられ得ることとなる。
【0016】また、本発明の好ましい態様の一つによれ
ば、前記スライドコアが、筒形形状を呈し、且つ前記成
形キャビティのキャビティ面から後退移動可能とされた
第一のスライドコアと、該第一のスライドコアの内孔内
に挿通配置されて、該第一のスライドコアと同一方向に
後退移動可能とされた第二のスライドコアとを含んで構
成されると共に、前記成形キャビティのキャビティ面の
一部が、それら第一のスライドコアと第二のスライドコ
アとから構成される前記樹脂成形品成形用金型が用いら
れ、該成形キャビティ内に位置せしめられた前記軟化樹
脂層が該成形キャビティのキャビティ面に押圧されて密
着せしめられた後、前記第一のスライドコアが該キャビ
ティ面から後退移動させられる一方、前記第二のスライ
ドコアが該第一のスライドコアの移動位置よりも更に後
退移動させられて、該成形キャビティのキャビティ面の
一部を構成する該第一のスライドコアの第一のキャビテ
ィ面構成部位に密着せしめられた前記軟化樹脂層の第一
のスライドコア密着部と前記金型との間に空間が形成さ
れるように、該第一のスライドコア密着部が引き伸ばさ
れて薄肉化させられることとなる。
【0017】このような構成とされた樹脂成形品の貫通
孔形成方法が採用される場合にあっては、軟化樹脂層の
第一のスライドコアに対する密着部(第一のスライドコ
ア密着部)が、該密着部と金型との間に空間が形成され
るように引き伸ばされて薄肉化せしめられることから、
かかる空間の存在によって、そのような軟化樹脂層の第
一のスライドコアに対する密着部が金型に接した状態
で、引き伸ばされて薄肉化される場合よりも、その薄肉
化部位が迅速に冷却固化されるばかりでなく、その際
に、より収縮し易くなり、それによって、該薄肉化部位
が、軟化樹脂層から、より迅速に且つ容易に切断され
得、以て成形される樹脂成形品に対して、該スライドコ
ア密着部に応じた形状の貫通孔が、更に一層確実に形成
され得ることとなるのである。
【0018】そして、本発明にあっては、上述の如き樹
脂成形品の貫通孔形成方法に用いられる樹脂成形品成形
用金型において、成形されるべき樹脂成形品に対応した
形状の成形キャビティを有する金型本体と、該金型本体
に対して、該成形キャビティのキャビティ面から後退移
動可能に組み付けられたスライドコアとを含み、該スラ
イドコアが、該金型本体の成形キャビティにおける前記
樹脂成形品の貫通孔形成部位に対応した位置において、
該成形キャビティのキャビティ面の一部を構成している
と共に、該キャビティ面の一部を構成する該スライドコ
アのキャビティ面構成部位が、前記樹脂成形品に形成さ
れる貫通孔に対応した形状を有するように構成したこと
をも、その特徴とするものである。
【0019】すなわち、本発明に従う樹脂成形品成形用
金型にあっては、成形キャビティのキャビティ面から後
退移動可能とされたスライドコアが、該成形キャビティ
における樹脂成形品の貫通孔形成部位に対応した位置に
おいて、該貫通孔に対応した形状をもって、該成形キャ
ビティのキャビティ面の一部を構成するキャビティ面構
成部位を有して構成されているところから、形成される
べき貫通孔の形状や大きさを変更する場合、金型本体の
構造を何等変更することなく、単に、スライドコアのキ
ャビティ面構成部位の形状や大きさを変えるだけで良い
のである。
【0020】従って、本発明に係る樹脂成形品成形用金
型においては、金型全体の構造が何等複雑化せしめられ
ることなく、成形される樹脂成形品に対して、所望の形
状や大きさの貫通孔が簡便に形成され得るのであり、以
て前述の如き樹脂成形品の貫通孔形成方法に対して極め
て有利に適用され得ることとなるのである。
【0021】なお、そのような本発明に従う樹脂成形品
成形用金型の有利な態様の一つによれば、前記スライド
コアが、筒形形状を呈し、且つ前記成形キャビティのキ
ャビティ面から後退移動可能とされた第一のスライドコ
アと、該第一のスライドコアの内孔内に挿通配置され
て、該第一のスライドコアと同一方向に且つ第一のスラ
イドコアよりも長い距離において後退移動可能とされた
第二のスライドコアとを含んで構成される一方、前記金
型本体の成形キャビティにおける前記樹脂成形品の貫通
孔形成部位に対応した位置において、前記成形キャビテ
ィのキャビティ面の一部が、該第一のスライドコアと該
第二のスライドコアとから構成され、更に該キャビティ
面の一部を構成する第一のスライドコアにおける第一の
キャビティ面構成部位と第二のスライドコアにおける第
二のキャビティ面構成部位とにて、前記樹脂成形品に形
成される貫通孔に対応した形状が形成されるように構成
されるのであり、このような構成とされた樹脂成形品成
形用金型にあっても、金型本体構造を何等変更すること
なく、第一のスライドコアにおける第一のキャビティ面
構成部位と第二のスライドコアにおける第二のキャビテ
ィ面構成部位の形状や大きさを変えるだけで、樹脂成形
品に対して、所望の形状や大きさの貫通孔を容易に形成
することが出来、以て前述の如き樹脂成形の貫通孔形成
方法に対して極めて有利に適用され得るのである。
【0022】
【発明の実施の形態・実施例】以下、本発明を更に具体
的に明らかにするために、本発明の幾つかの実施例につ
いて、図面を参照しつつ、詳細に説明することとする。
【0023】先ず、図1には、本発明に従って樹脂成形
品に貫通孔を形成する際に、好適に用いられる樹脂成形
品成形用金型としての真空成形用金型の一例が、概略的
に示されている。かかる図からも明らかなように、真空
成形用金型10は、金型本体12とスライドコア14と
を含んで構成されている。
【0024】また、この真空成形用金型10を構成する
金型本体12は、外方に開口する凹所を有する雌型形状
を呈しており、かかる凹所が、成形される樹脂成形品に
対応する形状の成形キャビティ16とされている。
【0025】一方、スライドコア14は、金型本体12
の成形キャビティ16内に露呈せしめられたキャビティ
面構成部位18において、該成形キャビティ16のキャ
ビティ面20の一部を構成して、該金型本体12に組み
付けられており、また、該成形キャビティ16のキャビ
ティ面20から後退する方向にスライド移動可能に構成
されている。なお、図1には明示されていないが、ここ
では、かかるスライドコア14が丸棒形状を呈してお
り、以てキャビティ面構成部位18が、円形形状をもっ
て構成されている。
【0026】そして、そのような金型本体12には、成
形キャビティ16内に向かって開口し、該成形キャビテ
ィ16の内外を連通する複数の吸引孔22aが設けられ
ており、またスライドコア14にも、それら複数の吸引
孔22aと同様な構成とされた1個の吸引孔22bが設
けられている。また、図示されていはいないが、それら
の吸引孔22a,bは、何れも、成形キャビティ16側
とは反対側の開口部において、吸引パイプを介して真空
ポンプ等の吸引装置に接続されている。
【0027】かくして、かかる真空成形用金型10にあ
っては、図示しない吸引装置の作動に伴って、成形キャ
ビティ16内の空気が、各吸引孔22a,bを通じて吸
引され、それによって、後述する如く、該成形キャビテ
ィ16内に位置せしめられる、目的とする樹脂成形品を
与える軟化樹脂層28が、該成形キャビティ16のキャ
ビティ面20側に吸引されて、該キャビティ面20に密
着せしめられるようになっているのである(図3参
照)。
【0028】そして、かくの如き構造とされた真空成形
用金型10が用いられ、有利には、図2乃至図6に示さ
れる如くして、目的とする樹脂成形品24が成形される
と同時に、その成形される樹脂成形品24に対して貫通
孔40が形成されることとなる。
【0029】すなわち、先ず、図2に示されるように、
加熱され、軟化せしめられた樹脂シートからなる軟化樹
脂層28を、成形キャビティ16の外方への開口部を覆
蓋せしめるようにして、金型本体12上に載置する。
【0030】次いで、そのような軟化樹脂層28の配置
状態下において、図示しない吸引装置を作動させて、金
型本体12における成形キャビティ16のキャビティ面
20と軟化樹脂層28との間の空気を、該金型本体12
に設けられた複数の吸引孔22aと、前記スライドコア
14に形成された1個の吸引孔22bとを通じて吸引す
る。それによって、軟化樹脂層28に対して、該軟化樹
層28を成形キャビティ16のキャビティ面20側に吸
引する吸引力を作用せしめ、以て図3に示される如く、
該軟化樹脂層28を該キャビティ面20と、該キャビテ
ィ面20の一部を構成するスライドコア14の前記キャ
ビティ面構成部位18とに密着させる。つまり、ここで
は、軟化樹脂層28を成形キャビティ16のキャビティ
面20に押圧する押圧力が、吸引装置の作動に伴って生
ずる吸引力によって、発揮されることとなるのである。
【0031】その後、図4に示されるように、スライド
コア14の前記キャビティ面構成部位18に軟化樹脂層
28を密着させた状態下で、該スライドコア14を成形
キャビティ16のキャビティ面20から所定の距離だけ
後退移動させる。即ち、前記吸引装置を継続的に作動さ
せて、軟化樹脂層28に対する吸引力の作用状態を維持
せしめた状態で、スライドコア14を金型本体12に対
してスライド移動させて、該スライドコア14のキャビ
ティ面構成部位18と共に該キャビティ面構成部位18
に密着せしめられた軟化樹脂層28のスライドコア密着
部30を、成形キャビティ16のキャビティ面20から
所定の距離だけ後退させるのである。そして、それによ
って、軟化樹脂層28におけるスライドコア密着部30
の外周縁部をスライドコア14の移動方向に引き伸ばし
て、薄肉化させ、以てかかるスライドコア密着部30全
体を、スライドコア14の移動距離と同一寸法の深さを
有し、該スライドコア密着部30の、薄肉化された外周
縁部にて構成される側壁部32と、その内周部にて構成
される底壁部34とからなる凹所形状と為すのである。
また、その際、かかるスライドコア密着部30にあって
は、凹所形状の側壁部32が金型本体12におけるスラ
イドコア14の摺動部分に接触せしめられる一方、凹所
形状の底壁部34がスライドコア14のキャビティ面構
成部位18に密着せしめられた状態で、位置せしめら
れ、更に凹所形状の開口部36が、スライドコア密着部
30が密着せしめられるスライドコア14のキャビティ
面構成部位18に対応した円形形状とされると共に、そ
の開口周縁部における前記側壁部32において、前記成
形キャビティ16のキャビティ面20に密着せしめられ
た軟化樹脂層28との連結部38が、他の部分に比し
て、最も薄肉化されて、構成されることとなる。
【0032】そして、その後、従来と同様にして、金型
本体12とスライドコア14とを冷却して、金型本体1
2における成形キャビティ16のキャビティ面20に密
着せしめられる軟化樹脂層28と、スライドコア14の
キャビティ面構成部位18に密着せしめられると共に、
金型本体12におけるスライドコア14の摺動部分に接
触せしめられるスライドコア密着部30を冷却固化させ
る。その際、前述の如く、スライドコア密着部30が、
金型本体12における成形キャビティ16のキャビティ
面20に密着せしめられる軟化樹脂層28との連結部3
8において最も薄肉化されて、構成されていることか
ら、かかるスライドコア密着部30の連結部38が、最
も先に冷却固化させられると共に、その冷却に伴って生
ずる収縮により前記軟化樹脂層28から切断される。そ
して、それによって、金型本体12における成形キャビ
ティ16のキャビティ面20に密着せしめられる軟化樹
脂層28が、スライドコア密着部30が切除された状態
で冷却固化せしめられることとなり、以て金型本体12
の成形キャビティ16内に、該成形キャビティ16の形
状に対応する全体形状を有し、且つ軟化樹脂層28のス
ライドコア密着部30に対応する形状、換言すれば、ス
ライドコア14のキャビティ面構成部位18に対応する
円形形状とされた貫通孔40を有する樹脂成形品24が
成形されるのである。
【0033】更にその後、図5に示される如く、上述の
ようにして成形され、且つそれと同時に貫通孔40が形
成されてなる樹脂成形品24を金型本体12の成形キャ
ビティ16内から取り出す。なお、その際には、従来と
同様に、例えば金型本体12の複数の吸引孔22aを通
じて圧縮空気を送入する等して、樹脂成形品24が離型
せしめられることとなる。
【0034】そして、最後に、図6に示される如く、金
型本体12における成形キャビティ16のキャビティ面
構成位置に向かって、スライドコア14を金型本体12
に対してスライド移動させて、該スライドコア14のキ
ャビティ面構成部位18にて成形キャビティ16のキャ
ビティ面20の一部が形成されるように、スライドコア
14を所定の位置に復帰せしめると共に、前記軟化樹脂
層28から切除され、該スライドコア14のキャビティ
面構成部位18に密着せしめられた状態で冷却固化され
たスライドコア密着部30をスライドコア14から除去
せしめて、真空成形用金型10内から取り出す。なお、
そのようなスライドコア密着部30をスライドコア14
から除去する際には、スライドコア14の吸引孔22b
を通じて圧縮空気を送入するようにしても良い。
【0035】このように、本実施例にあっては、成形さ
れる樹脂成形品24に対応した形状の成形キャビティ1
6を有する金型本体12に対して、該成形キャビティ1
6のキャビティ面20の一部を構成するキャビティ面構
成部位18を有するスライドコア14が、該キャビティ
面18から後退する方向にスライド移動可能に組み付け
られてなるだけの比較的簡略な構造を有する真空成形用
金型10が用いられ、金型本体12の成形キャビティ1
6内に樹脂成形品24が成形されると同時に、該樹脂成
形品24に対して、スライドコア14のキャビティ面構
成部位18に対応した形状の貫通孔40が形成されるよ
うになっており、それによって、単に、真空成形用金型
10におけるスライドコア14のキャビティ面構成部位
18の形状や大きさを変えるだけで、形成される貫通孔
40の形状や大きさを容易に変更することが可能とな
り、以て真空成形用金型10の構造を何等複雑化せしめ
ることなく、成形される樹脂成形品24に対して、所望
の形状や大きさを有する貫通孔40を極めて容易に形成
することが出来るのである。
【0036】しかも、本実施例においては、スライドコ
ア14のキャビティ面構成部位18に密着せしめられる
軟化樹脂層28のスライドコア密着部30が、スライド
コア14と共に成形キャビティのキャビティ面20から
所定の距離だけ後退させられることにより、該スライド
コア密着部30の外周縁部が、該スライドコア14の移
動方向と同一方向に引き伸ばされて、薄肉化され、更に
その冷却固化によって、軟化樹脂層28から切除され、
以て成形される樹脂成形品24に対して、貫通孔40が
形成されるようなっていることから、そのようなスライ
ドコア密着部30が、切除後に、軟化樹脂層28の内部
に入り込むようなことが有利に阻止され得るのであり、
またその結果として、貫通孔40を形成する際に生ずる
樹脂屑が、貫通孔40の形成後に、樹脂成形品24内に
残留するようなことが効果的に防止され得るのである。
【0037】従って、本実施例にあっては、樹脂成形品
24に形成される貫通孔40の形状や大きさの変更に伴
って、真空成形用金型10の製作性が低下したり、その
製造コストが高騰するようなことが有効に防止され得る
と共に、樹脂成形品24の成形後に、貫通孔40の形成
によって生ずる樹脂屑を該樹脂成形品24から取り出す
作業を何等行なう必要が皆無ならしめられ得、それらの
結果として、樹脂成形品24に貫通孔40を形成する際
の経済性と作業性とが、何れも効果的に高められ得るの
である。
【0038】また、本実施例においては、成形された樹
脂成形品24が金型本体12の成形キャビティ16内か
ら取り出された後、該成形キャビティ16のキャビティ
面構成位置に向かって、スライドコア14が金型本体1
2に対してスライド移動させられて、軟化樹脂層28か
ら切除され、該スライドコア14のキャビティ面構成部
位18に密着せしめられた状態で冷却固化されたスライ
ドコア密着部30がスライドコア14から除去せしめら
れて、真空成形用金型10内から取り出されるようにな
っていることから、かかるスライドコア密着部30の真
空成形用金型10からの取出しが容易に行なわれ得るの
であり、それによって樹脂成形品24に貫通孔40を形
成するための作業性が、より一層向上せしめられ得てい
るのである。
【0039】ところで、上記実施例では、成形キャビテ
ィ16のキャビティ面20の一部を構成するキャビティ
面構成部位18を備えた、一つの部材からなるスライド
コア14が、金型本体12に対して、該キャビティ面2
0から後退する方向にスライド移動可能に組み付けられ
て、真空成形用金型10が構成されていたが、スライド
コアを二つの部材からなる分割構造と為すと共に、それ
ら二つの部材が、成形キャビティのキャビティ面から後
退移動させられるように構成することも可能である。
【0040】具体的には、図7に示される如く、ここで
用いられる真空成形用金型41は、成形キャビティ16
を有する金型本体12と、該金型本体12に組み付けら
れる第一のスライドコア42と第二のスライドコア44
とを含んで構成されている。また、第一のスライドコア
42は、円筒形状を呈しており、金型本体12における
成形キャビティ16のキャビティ面20から後退する方
向に所定の距離だけスライド移動可能に配置されてい
る。一方、第二のスライドコア44は、丸棒形状を有し
ており、第一のスライドコア42の内孔内に挿通され
て、第一のスライドコア42と同一方向に、且つ該第一
のスライドコア42の移動距離よりも長い距離におい
て、スライド移動可能に配置されている。そして、それ
ら第一のスライドコア42と第二のスライドコア44
は、その移動方向の一端面において、成形キャビティ1
6内に向かって露呈せしめられて、該成形キャビティ1
6のキャビティ面20の一部を構成しており、それによ
って、第一のスライドコア42における前記一端面が、
第一のキャビティ面構成部位46とされている一方、第
二のスライドコア44における前記一端面が、第二のキ
ャビティ面構成部位48とされている。なお、かかる図
7及び後に説明する図8乃至図13においては、前記実
施例と同様な構造とされた部材及び部位について、図
中、それぞれ、前記実施例と同一の符号を付すことによ
り、その詳細な説明は省略した。
【0041】そして、かくの如き構造とされた真空成形
用金型41を用いて、所定の樹脂成形品24を成形する
と同時に、該樹脂成形品24に対して貫通孔40を形成
するには、有利には、先ず、前記実施例と同様に、図8
に示される如く、軟化樹脂層28を金型本体12上に載
置した後、図9に示されるように、吸引装置(図示せ
ず)を作動させて、金型本体12と第二のスライドコア
44に設けられた各吸引孔22a,bを通じて成形キャ
ビティ16内の空気を吸引することにより、軟化樹脂層
28を該成形キャビティ16のキャビティ面20に密着
させる。
【0042】次いで、図10に示される如く、第一のス
ライドコア42における第一のキャビティ面構成部位4
6と第二のスライドコア44における第二のキャビティ
面構成部位48に軟化樹脂層28を密着させた状態下
で、第一のスライドコア42を、成形キャビティ16の
キャビティ面20から所定の距離だけ後退移動させると
共に、第二のスライドコア44を、該第一のスライドコ
ア42の移動位置よりも更に後退移動させて、該第一の
スライドコア42における前記第一のキャビティ面構成
部位46に密着せしめられた軟化樹脂層28の第一のス
ライドコア密着部50と、該第二のスライドコア44に
おける前記第二のキャビティ面構成部位48に密着せし
められた軟化樹脂層28の第二のスライドコア密着部5
2とを、それら第一及び第二のキャビティ面構成部位4
6,48と共に成形キャビティ16のキャビティ面20
からそれぞれ所定の距離だけ後退させる。
【0043】それによって、第一のスライドコア密着部
50の全体と第二のスライドコア密着部52の外周縁部
とを第一のスライドコア42と第二のスライドコア44
の移動方向に引き伸ばして、薄肉化させ、以て第一のス
ライドコア密着部50と第二のスライドコア密着部52
を、全体として、第二のスライドコア44の移動距離と
同一寸法の深さを有し、薄肉化された第一のスライドコ
ア密着部50の全体と第二のスライドコア密着部52の
外周縁部とにて構成される側壁部54と、第二のスライ
ドコア密着部52の内周部にて構成される底壁部56と
からなる凹所形状と為すのである。
【0044】また、特に、ここでは、全体として凹所形
状とされた第一のスライドコア密着部50と第二のスラ
イドコア密着部52とが、その凹所形状の側壁部54に
おいて、第一のスライドコア密着部50全体で構成され
る開口部側の部位を、金型本体12における第一のスラ
イドコア42の摺動部分に、所定の空間57を介した状
態で対向せしめる一方、第二のスライドコア密着部52
の外周縁部にて構成される底部側の部位を、第一のスラ
イドコア42の内壁部分に接触せしめ、更に、第二のス
ライドコア密着部52の内周部にて構成される前記凹所
形状の底壁部56を、第二のスライドコア44における
第二のキャビティ面構成部位48に密着せしめた状態
で、位置せしめられることとなる。更に、それら第一及
び第二のスライドコア密着部50,52にあっては、凹
所形状の開口部58が、該第一のスライドコア密着部5
0と該第二のスライドコア密着部52とが密着せしめら
れる、第一のスライドコア42における第一のキャビテ
ィ面構成部位46と第二のスライドコア44における第
二のキャビティ面構成部位48に対応した円形形状とさ
れると共に、その開口周縁部における前記側壁部54に
おいて、前記成形キャビティ16のキャビティ面20に
密着せしめられた軟化樹脂層28との連結部60が、他
の部分に比して最も薄肉化されて、構成されることとな
るのである。
【0045】そして、その後、前記実施例と同様にし
て、金型本体12と第一及び第二のスライドコア42,
44とを冷却して、金型本体12における成形キャビテ
ィ16のキャビティ面20に密着せしめられる軟化樹脂
層28と、第一及び第二のスライドコア密着部50,5
2とを冷却固化させる。その際、前述の如く、第一のス
ライドコア密着部50と第二のスライドコア密着部52
とが、その凹所形状の側壁部54における開口部側の部
位において、金型本体12との間に空間57を介した状
態で配置され、しかも、かかる部位の前記連結部60に
おいて最も薄肉化されて、構成されていることから、か
かる連結部60が最も先に冷却固化されると共に、その
冷却により生ずる収縮によって、前記軟化樹脂層28か
ら切断される。そして、それによって、金型本体12に
おける成形キャビティ16のキャビティ面20に密着せ
しめられる軟化樹脂層28が、第一及び第二のスライド
コア密着部50,52が切除された状態で冷却固化せし
められることとなり、以て金型本体12の成形キャビテ
ィ16内に、該成形キャビティ16の形状に対応する全
体形状を有し、且つ軟化樹脂層28の第一及び第二のス
ライドコア密着部50,52に対応する形状、換言すれ
ば、第一のスライドコア42における第一のキャビティ
面構成部位46と第二のスライドコア44における第二
のキャビティ面構成部位48とに対応する円形形状とさ
れた貫通孔40を有する樹脂成形品24が成形されるの
である。
【0046】更にその後、図11に示される如く、前記
実施例と同様にして、貫通孔40が形成されてなる樹脂
成形品24を金型本体12の成形キャビティ16内から
取り出す。
【0047】次いで、図12に示される如く、第二のス
ライドコア44のみを、第一のスライドコア42の内孔
内において、金型本体12における成形キャビティ16
のキャビティ面構成位置に向かって前進移動させて、前
記軟化樹脂層28から切除され、冷却固化された第一及
び第二のスライドコア密着部50,52を、第一のスラ
イドコア42の内孔内から押し出し、そしてその後、図
13に示されるように、第一のスライドコア42と第二
のスライドコア44とを、金型本体12における成形キ
ャビティ16のキャビティ面構成位置に向かって一体的
に前進移動させて、それら第一及び第二のスライドコア
42,44における第一及び第二のキャビティ面構成部
位46,48にて成形キャビティ16のキャビティ面2
0の一部が形成されるように、第一のスライドコア42
と第二のスライドコア44とを所定の位置に復帰せしめ
ると共に、前記第一のスライドコア密着部50と第二の
スライドコア密着部52を第一のスライドコア42と第
二のスライドコア44から除去せしめて、真空成形用金
型41から取り出すのである。
【0048】このように、本実施例にあっても、軟化樹
脂層28を第一のスライドコア42における第一のキャ
ビティ面構成部位46と第二のスライドコア44におけ
る第二のキャビティ面構成部位48とに密着せしめた状
態下で、それら第一のスライドコア42と第二のスライ
ドコア44とを、成形キャビティ16のキャビティ面2
0から後退移動させて、軟化樹脂層28における第一の
スライドコア密着部50と第二のスライドコア密着部5
2とを引き伸ばして薄肉化させ、更にその薄肉化部位を
冷却固化させることによって、それら第一及び第二のス
ライドコア密着部50,52を軟化樹脂層28から切除
し、以て樹脂成形品24が成形されると同時に、該樹脂
成形品24に対して、第一のキャビティ面構成部位46
と第二のキャビティ面構成部位48とに対応した形状の
貫通孔40が形成されるようになっていることから、真
空成形用金型41の構造を何等複雑化せしめることな
く、単に、それら第一及び第二のスライドコア42,4
4における第一及び第二のキャビティ面構成部位46,
48の形状や大きさを変えるだけで、成形される樹脂成
形品24に対して、所望の形状や大きさを有する貫通孔
40を極めて容易に形成することが出来るのであり、ま
た、貫通孔40の形成により生ずる樹脂屑としての第一
のスライドコア密着部50と第二のスライドコア密着部
52とが、該貫通孔40の形成後に、樹脂成形品24の
内部に残留するようなことが効果的に阻止され得て、前
記実施例と同様な効果が極めて有効に享受され得るので
ある。
【0049】また、特に、本実施例にあっては、第一及
び第二のスライドコア42,44の、成形キャビティ1
6のキャビティ面20からの後退移動により、引き伸ば
されて薄肉化された第一のスライドコア密着部50と第
二のスライドコア密着部52とにおいて、該第一のスラ
イドコア密着部50が、金型本体12における第一のス
ライドコア42の摺動部分との間に所定の空間57が形
成された状態で配置され、そしてその状態で冷却固化さ
れることによって、第一のスライドコア密着部50と第
二のスライドコア密着部52とが、該第一のスライドコ
ア密着部50の前記連結部60において、成形キャビテ
ィ16のキャビティ面20に密着せしめられた軟化樹脂
層28から切断されるようになっていることから、前記
実施例の如く、そのような軟化樹脂層28からの切断部
位(スライドコア密着部30の連結部38)が、金型
(10)に接触せしめられた状態で配置される場合に比
して、切断部位たる第一のスライドコア密着部50の連
結部60が、迅速に冷却固化されると共に、より収縮し
易くなり、それによって、第一のスライドコア密着部5
0と第二のスライドコア密着部50,52とが、軟化樹
脂層28から、より迅速に且つ容易に切断され得、以て
樹脂成形品24に対して、それら第一及び第二のスライ
ドコア密着部50,52に対応した形状の貫通孔40
が、更に一層確実に形成され得るのである。
【0050】さらに、本実施例にあっては、上述の如く
して引き伸ばされて薄肉化された第二のスライドコア密
着部52のみが、第一のスライドコア42の内孔を構成
する内壁部に接触せしめられて、配置されているところ
から、前記実施例の如く、一つの部材で構成されたスラ
イドコア(14)を成形キャビティ16のキャビティ面
20から後退移動させた際に、スライドコア密着部(3
0)の全体が金型本体12に対して接触せしめられるよ
うに為す場合に比して、第二のスライドコア密着部52
が、前記第一のスライドコア42の内壁部に対して小さ
な面積をもって接触せしめられ得、それによって、軟化
状態の第二のスライドコア密着部52が、該内壁部と第
二のスライドコア42との隙間に入り込んでしまうこと
が可及的に抑制され得るのであり、また前述の如く、第
一のスライドコア密着部50が、金型本体12における
第一のスライドコア42の摺動部分との間に空間57を
介して位置せしめられていることから、第一のスライド
コア42と金型本体12との隙間に、軟化状態の第一の
スライドコア密着部50が入り込んでしまうようなこと
も良好に阻止され得、以て第一及び第二のスライドコア
の、成形キャビティ16のキャビティ面20に向かって
の前進移動時におけるスムーズな作動状態が良好に確保
され得るのである。そして、その結果として、樹脂成形
品24に対する貫通孔40の形成時に生ずる樹脂屑とし
ての第一のスライドコア密着部50と第二のスライドコ
ア密着部52が、真空成形用金型41内から、より簡単
に且つ確実に取り出され得ることとなるのである。
【0051】以上、本発明の二つの実施例について詳述
してきたが、これは文字通りの例示であって、本発明
は、かかる具体例にのみ限定して解釈されるものではな
い。
【0052】例えば、前記実施例では、真空成形用金型
10,41の金型本体12に設けられる成形キャビティ
16が凹所形状をもって構成されていたが、かかる成形
キャビティ16の形状は、何等これに限定されるもので
はなく、成形される樹脂成形品24の形状に応じて、適
宜に決定されるものである。
【0053】また、前記実施例では、かかる金型本体1
2に組み付けられるスライドコア(14,42,44)
が、1個又は2個の部材から構成されていたが、それを
3個以上の部材にて構成することも、勿論可能である。
【0054】さらに、そのようなスライドコア(14,
42,44)が、前記第一の実施例では、丸棒形状をも
って構成される一方、前記第二の実施例では、第一のス
ライドコア42が円筒形状をもって、また第二のスライ
ドコア44が丸棒形状をもって構成されて、それらスラ
イドコア(14,42,44)における各キャビティ面
構成部位(18,46,48)が円形形状を呈するよう
に構成されていたが、該スライドコアの形状は、何等こ
れに限定されるものではなく、各キャビティ面構成部位
(18,46,48)が樹脂成形品24に形成される貫
通孔40に対応した形状を有するように構成されていれ
ば、如何なる形状であっても、何等差し支えないのであ
り、またその大きさも、該貫通孔40の大きさに応じ
て、適宜に決定され得るものである。
【0055】また、前記実施例では、金型本体12と各
スライドコア(14,42,44)を冷却せしめること
によって、成形キャビティ16のキャビティ面20に密
着せしめられる軟化樹脂層28と、各スライドコア(1
4,42,44)のキャビティ面構成部位(18,4
6,48)に密着せしめられる各スライドコア密着部
(30,50,52)とを同時に冷却固化させると共
に、それら各スライドコア密着部(30,50,52)
における前記軟化樹脂層28との連結部(38,60)
を収縮させて、該軟化樹脂層28から切断せしめるよう
になっていたが、金型本体12と各スライドコア(1
4,42,44)を冷却せしめる前に、各スライドコア
密着部(30,50,52)を何等かの方法で冷却固化
させたり、或いは空気との接触等による自然的な冷却固
化によって、それらスライドコア密着部(30,50,
52)の前記連結部(38,60)を収縮させて、軟化
樹脂層28から切断せしめるようにして良い。
【0056】さらに、前記第二の実施例では、冷却固化
された第一及び第二のスライドコア密着部50,52を
第一及び第二のスライドコア42,44から除去せしめ
る際に、先ず、第一のスライドコア42の内孔内におい
て、第二のスライドコア44のみを前進移動させ、その
後、それら第一のスライドコア42と第二のスライドコ
ア44を、成形キャビティ16のキャビティ面構成位置
に向かって一体的に前進移動させるようにしていたが、
そのような段階的な前進移動を行なうことなく、第一の
スライドコア42と第二のスライドコア44とを同時に
前進移動させるようにすることも、勿論可能である。
【0057】加えて、前記実施例では、真空成形用金型
10,41を用いた真空成形手法によって樹脂成形品2
4を成形する方法に、本発明を適用したものの具体例を
示したが、本発明が、ブロー成形手法や圧空成形手法
等、金型の成形キャビティ内に位置せしめられた軟化樹
脂層に所定の押圧力を加えて、該軟化樹脂層を該成形キ
ャビティのキャビティ面に密着させ、その後これを冷却
固化して、目的とする樹脂成形品を成形する方法に対し
ても、有利に適用され得るものであることは、勿論であ
る。
【0058】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【0059】
【発明の効果】上述の説明からも明らかなように、本発
明に従う樹脂成形品の貫通孔形成方法によれば、金型全
体の構造を何等複雑化せしめることなく、成形される樹
脂成形品に対して、所望の形状や大きさの貫通孔を容易
に形成することが出来、しかも、かかる貫通孔の形成に
よって生ずる樹脂屑が樹脂成形品内部に残留するような
ことが有利に阻止され得るのであり、それによって、貫
通孔の形状や大きさの変更による金型構造の変更に伴う
金型の製造コストの高騰が有利に抑制され得ると共に、
貫通孔形成後における樹脂成形品内部からの樹脂屑の除
去作業が皆無ならしめられ得、その結果、樹脂成形品に
貫通孔を形成するに際して、従来よりも優れた経済性と
作業性とが極めて効果的に発揮され得ることとなるので
ある。
【0060】また、本発明に従う樹脂成形品成形用金型
においては、比較的簡略な構造をもって構成され得てい
ると共に、金型全体の構造が何等複雑化せしめられるこ
となく、成形される樹脂成形品に対して、所望の形状や
大きさの貫通孔が簡便に形成され得るのであり、それに
よって、前述の如き樹脂成形品の貫通孔形成方法に対し
て極めて有利に適用され得るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明手法に従って樹脂成形品を成形すると同
時に、該樹脂成形品に対して貫通孔を形成する際に用い
られる樹脂成形品成形用金型の一例を示す要部縦断面説
明図である。
【図2】本発明に従う樹脂成形品の貫通孔形成方法にお
ける一工程を示す説明図であって、図1に示される樹脂
成形品成形用金型の成形キャビティに、軟化樹脂層を配
置した状態を示す。
【図3】本発明に従う樹脂成形品の貫通孔形成方法にお
ける別の工程を示す説明図であって、図1に示される樹
脂成形品成形用金型の成形キャビティのキャビティ面上
に、軟化樹脂層を密着せしめた状態を示す。
【図4】本発明に従う樹脂成形品の貫通孔形成方法にお
ける更に別の工程を示す説明図であって、図1に示され
る樹脂成形品成形用金型のスライドコアにおけるキャビ
ティ面構成部位に軟化樹脂層を密着せしめた状態下で、
該スライドコアを成形キャビティのキャビティ面から後
退移動させた状態を示す。
【図5】本発明に従う樹脂成形品の貫通孔形成方法にお
ける更に別の工程を示す説明図であって、図1に示され
る樹脂成形品成形用金型の成形キャビティから、成形さ
れた樹脂成形品を取り出した状態を示す。
【図6】本発明に従う樹脂成形品の貫通孔形成方法にお
ける更に別の工程を示す説明図であって、軟化樹脂層か
ら切除された部位を、図1に示される樹脂成形品成形用
金型のスライドコアから除去せしめた状態を示す。
【図7】本発明手法に従って樹脂成形品を成形すると同
時に、該樹脂成形品に対して貫通孔を形成する際に用い
られる樹脂成形品成形用金型の別の例を示す図1に対応
する図である。
【図8】図7に示される樹脂成形品成形用金型を用い
て、本発明に従う樹脂成形品の貫通孔形成方法を実施す
る際の一工程を示す図2に対応する図である。
【図9】図7に示される樹脂成形品成形用金型を用い
て、本発明に従う樹脂成形品の貫通孔形成方法を実施す
る際の別の工程を示す図3に対応する図である。
【図10】図7に示される樹脂成形品成形用金型を用い
て、本発明に従う樹脂成形品の貫通孔形成方法を実施す
る際の更に別の工程を示す図4に対応する図である。
【図11】図7に示される樹脂成形品成形用金型を用い
て、本発明に従う樹脂成形品の貫通孔形成方法を実施す
る際の更に別の工程を示す図5に対応する図である。
【図12】図7に示される樹脂成形品成形用金型を用い
て、本発明に従う樹脂成形品の貫通孔形成方法を実施す
る際の更に別の工程を示す説明図であって、軟化樹脂層
から切除された部位を、スライドコアから除去せしめる
途中の過程を示す。
【図13】図7に示される樹脂成形品成形用金型を用い
て、本発明に従う樹脂成形品の貫通孔形成方法を実施す
る際の更に別の工程を示す図6に対応する図である。
【符号の説明】
10,41 真空成形用金型 12 金型本体 14 スライドコア 16 成形キャビ
ティ 18 キャビティ面構成部位 20 キャビティ
面 24 樹脂成形品 28 軟化樹脂層 30 スライドコア密着部 40 貫通孔 42 第一のスライドコア 44 第二のスラ
イドコア 46 第一のキャビティ面構成部位 48 第二のキャ
ビティ面構成部位 50 第一のスライドコア密着部 52 第二のスラ
イドコア密着部 57 空間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形されるべき樹脂成形品に対応した形
    状を有する成形キャビティのキャビティ面の一部を構成
    すると共に、該キャビティ面から後退移動可能に構成さ
    れたスライドコアを含んで成る樹脂成形品成形用金型を
    用い、かかる金型の成形キャビティ内に軟化樹脂層を位
    置せしめた後、該軟化樹脂層に対して、該軟化樹脂層を
    該成形キャビティのキャビティ面に押圧させる押圧力を
    加えることにより、該軟化樹脂層を該成形キャビティの
    キャビティ面に密着せしめ、次いで、前記スライドコア
    のキャビティ面構成部位に該軟化樹脂層を密着させた状
    態下において、該スライドコアを後退移動させ、以て該
    スライドコアのキャビティ面構成部位に密着せしめられ
    た前記軟化樹脂層のスライドコア密着部の外周縁部を引
    き伸ばして薄肉化せしめ、更にその冷却固化により、か
    かる薄肉化部位において、該スライドコア密着部を該軟
    化樹脂層から切除して、成形される前記樹脂成形品に対
    して該スライドコア密着部に応じた形状の貫通孔を形成
    することを特徴とする樹脂成形品の貫通孔形成方法。
  2. 【請求項2】 前記貫通孔が形成された樹脂成形品を前
    記樹脂成形品成形用金型の成形キャビティから取り出し
    た後、前記スライドコアを該成形キャビティのキャビテ
    ィ面構成位置に向かって前進移動させることにより、前
    記軟化樹脂層から切除された前記スライドコア密着部
    を、該スライドコアから除去せしめることを特徴とする
    請求項1に記載の樹脂成形品の貫通孔形成方法。
  3. 【請求項3】 前記スライドコアが、筒形形状を呈し、
    且つ前記成形キャビティのキャビティ面から後退移動可
    能とされた第一のスライドコアと、該第一のスライドコ
    アの内孔内に挿通配置されて、該第一のスライドコアと
    同一方向に後退移動可能とされた第二のスライドコアと
    を含んで構成されると共に、前記成形キャビティのキャ
    ビティ面の一部が、それら第一のスライドコアと第二の
    スライドコアとから構成される前記樹脂成形品成形用金
    型を用い、該成形キャビティ内に位置せしめられた前記
    軟化樹脂層を該成形キャビティのキャビティ面に押圧し
    て密着せしめた後、前記第一のスライドコアを該キャビ
    ティ面から後退移動させる一方、前記第二のスライドコ
    アを該第一のスライドコアの移動位置よりも更に後退移
    動させて、該成形キャビティのキャビティ面の一部を構
    成する該第一のスライドコアの第一のキャビティ面構成
    部位に密着せしめられた前記軟化樹脂層の第一のスライ
    ドコア密着部と前記金型との間に空間が形成されるよう
    に、該第一のスライドコア密着部を引き伸ばして薄肉化
    させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    樹脂成形品の貫通孔形成方法。
  4. 【請求項4】 前記請求項1乃至3の何れかに記載の樹
    脂成形品の貫通孔形成方法に用いられる樹脂成形品成形
    用金型であって、成形されるべき樹脂成形品に対応した
    形状の成形キャビティを有する金型本体と、該金型本体
    に対して、該成形キャビティのキャビティ面から後退移
    動可能に組み付けられたスライドコアとを含み、該スラ
    イドコアが、該金型本体の成形キャビティにおける前記
    樹脂成形品の貫通孔形成部位に対応した位置において、
    該成形キャビティのキャビティ面の一部を構成している
    と共に、該キャビティ面の一部を構成する該スライドコ
    アのキャビティ面構成部位が、前記樹脂成形品に形成さ
    れる貫通孔に対応した形状を有するように構成したこと
    を特徴とする樹脂成形品成形用金型。
  5. 【請求項5】 前記スライドコアが、筒形形状を呈し、
    且つ前記成形キャビティのキャビティ面から後退移動可
    能とされた第一のスライドコアと、該第一のスライドコ
    アの内孔内に挿通配置されて、該第一のスライドコアと
    同一方向に且つ第一のスライドコアよりも長い距離にお
    いて後退移動可能とされた第二のスライドコアとを含ん
    で構成される一方、前記金型本体の成形キャビティにお
    ける前記樹脂成形品の貫通孔形成部位に対応した位置に
    おいて、前記成形キャビティのキャビティ面の一部が、
    該第一のスライドコアと該第二のスライドコアとから構
    成され、更に該キャビティ面の一部を構成する第一のス
    ライドコアにおける第一のキャビティ面構成部位と第二
    のスライドコアにおける第二のキャビティ面構成部位と
    にて、前記樹脂成形品に形成される貫通孔に対応した形
    状が形成されるように構成されていることを特徴とする
    請求項4に記載の樹脂成形品成形用金型。
JP1278496A 1996-01-29 1996-01-29 樹脂成形品の貫通孔形成方法及びそれに用いられる樹脂成形品成形用金型 Pending JPH09201828A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110406036A (zh) * 2019-08-29 2019-11-05 东莞晶彩光学有限公司 一种多边形透镜的光学模仁

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