JPH09201885A - タイヤベルト部材の自動巻き付けの良否を検出する方法 - Google Patents
タイヤベルト部材の自動巻き付けの良否を検出する方法Info
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- JPH09201885A JPH09201885A JP8089442A JP8944296A JPH09201885A JP H09201885 A JPH09201885 A JP H09201885A JP 8089442 A JP8089442 A JP 8089442A JP 8944296 A JP8944296 A JP 8944296A JP H09201885 A JPH09201885 A JP H09201885A
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- winding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タイヤのベルト部材を自動的に巻き付ける作
業を行う際に、ベルト部材が確実にまた正確に巻き付け
られたか否かを自動的に検出し、不良タイヤができるの
を未然に防止する方法を提供する。 【解決手段】 サービサーの左右の先端部付近に、ベル
ト部材の側端部を検出するセンサーをそれぞれ配置し、
それらのセンサーが、一本のベルト部材を巻き付ける動
作に連動して下記の4つの順序、すなわち、(1)ベル
ト部材の巻き出し開始直前には、いずれか一方の片側の
センサーは「切」、他の片側のセンサーは「入」、
(2)ベルト部材の巻き出し開始後には、両側のセンサ
ーが「切」、(3)ベルト部材の巻き付け終了直前に
は、前記片側のセンサーは「入」、前記他の片側のセン
サーは「切」、(4)ベルト部材の巻き付け終了後に
は、両側のセンサーが「入」、であることを制御装置に
より確認し、上記(1)から(4)の順序通りに確認し
た場合は良と判定し、順序通りでないと確認した場合は
不良と判定する。
業を行う際に、ベルト部材が確実にまた正確に巻き付け
られたか否かを自動的に検出し、不良タイヤができるの
を未然に防止する方法を提供する。 【解決手段】 サービサーの左右の先端部付近に、ベル
ト部材の側端部を検出するセンサーをそれぞれ配置し、
それらのセンサーが、一本のベルト部材を巻き付ける動
作に連動して下記の4つの順序、すなわち、(1)ベル
ト部材の巻き出し開始直前には、いずれか一方の片側の
センサーは「切」、他の片側のセンサーは「入」、
(2)ベルト部材の巻き出し開始後には、両側のセンサ
ーが「切」、(3)ベルト部材の巻き付け終了直前に
は、前記片側のセンサーは「入」、前記他の片側のセン
サーは「切」、(4)ベルト部材の巻き付け終了後に
は、両側のセンサーが「入」、であることを制御装置に
より確認し、上記(1)から(4)の順序通りに確認し
た場合は良と判定し、順序通りでないと確認した場合は
不良と判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ成型機にお
いて、タイヤのベルト部材を自動的に巻き付ける作業を
行う際に、当該ベルト部材が確実にまた正確に巻き付け
られたか否かを自動的に検出し、不良タイヤができるの
を未然に防止する方法に関する。
いて、タイヤのベルト部材を自動的に巻き付ける作業を
行う際に、当該ベルト部材が確実にまた正確に巻き付け
られたか否かを自動的に検出し、不良タイヤができるの
を未然に防止する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤのベルト部材をタイヤ成型
機のドラム上に自動的に巻き付ける作業においては、あ
らかじめタイヤ一本分の長さに定長切断されたベルト部
材が、ベルトサービサーによりタイヤ成型機のドラム上
に自動供給され自動的に巻き付けられる。この際、ベル
ト部材がサービサーからドラム上に移行したことを検出
する方法として、ベルトサービサーの中央付近に一対の
光電子スイッチを配置し、当該光電子スイッチがベルト
部材の通過により遮光され、ベルト部材が通過した後に
は通光することを検出し、これによりベルト部材がサー
ビサーから巻き出されドラム上に正しく供給されている
ものと判断していた。また、巻き付けられる1または2
以上のベルト部材の角度の方向(右上がり、左上がり)
が正しいことを検出する方法として、作業者が巻き付け
前にプロセスカードで指定されたベルト角度の方向とサ
ービサー上のベルト部材の角度の方向とをその都度照合
するようにしていた。
機のドラム上に自動的に巻き付ける作業においては、あ
らかじめタイヤ一本分の長さに定長切断されたベルト部
材が、ベルトサービサーによりタイヤ成型機のドラム上
に自動供給され自動的に巻き付けられる。この際、ベル
ト部材がサービサーからドラム上に移行したことを検出
する方法として、ベルトサービサーの中央付近に一対の
光電子スイッチを配置し、当該光電子スイッチがベルト
部材の通過により遮光され、ベルト部材が通過した後に
は通光することを検出し、これによりベルト部材がサー
ビサーから巻き出されドラム上に正しく供給されている
ものと判断していた。また、巻き付けられる1または2
以上のベルト部材の角度の方向(右上がり、左上がり)
が正しいことを検出する方法として、作業者が巻き付け
前にプロセスカードで指定されたベルト角度の方向とサ
ービサー上のベルト部材の角度の方向とをその都度照合
するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術は、次に述べる欠点があった。すなわち、一対
の光電子スイッチでベルト部材が通過する際に遮光と通
光を検出しても、何らかの原因によりベルト部材がサー
ビサーの途中に引っかかり、伸ばされることによりベル
ト部材の幅が狭くなった場合や、斜めになった状態でド
ラム上に供給された場合、引っかかったまま送られない
状態、または、折り重なった状態であるにもかかわらず
光電子スイッチが通光した場合等を正常と誤判断する欠
点があった。また、人手によるベルト部材の角度の方向
の照合作業は、作業者の勘違いや思いこみなどによる照
合ミスを招く危険性があった。
来の技術は、次に述べる欠点があった。すなわち、一対
の光電子スイッチでベルト部材が通過する際に遮光と通
光を検出しても、何らかの原因によりベルト部材がサー
ビサーの途中に引っかかり、伸ばされることによりベル
ト部材の幅が狭くなった場合や、斜めになった状態でド
ラム上に供給された場合、引っかかったまま送られない
状態、または、折り重なった状態であるにもかかわらず
光電子スイッチが通光した場合等を正常と誤判断する欠
点があった。また、人手によるベルト部材の角度の方向
の照合作業は、作業者の勘違いや思いこみなどによる照
合ミスを招く危険性があった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ベルト部材がサービサーの途中に引っかかり、伸ば
されることによりベルト部材の幅が狭くなった場合や、
斜めになった状態でドラム上に供給された場合、引っか
かったまま送られない状態、または、折り重なった状態
の場合、さらにはベルト部材の角度の方向違いを正確に
認識し、不良タイヤができるのを未然に防止する検出方
法を提供することを目的とする。
で、ベルト部材がサービサーの途中に引っかかり、伸ば
されることによりベルト部材の幅が狭くなった場合や、
斜めになった状態でドラム上に供給された場合、引っか
かったまま送られない状態、または、折り重なった状態
の場合、さらにはベルト部材の角度の方向違いを正確に
認識し、不良タイヤができるのを未然に防止する検出方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、まず、請求項1
記載の発明を図1を参照して説明する。すなわち、タイ
ヤ成型機のドラム上Dに、巻き付け方向に対して始端部
と終端部が斜め方向に角度をもってタイヤ一本分の所定
の長さに切断されている平行四辺形をしたベルト部材B
を自動的に巻き付ける作業において、サービサーSの先
端部又はその付近に、ベルト部材の左右の側端の部分に
自身の作動領域の中心線K1、K2が通るようにしたベ
ルト部材の側端部を検出するセンサー1、2をそれぞれ
配置し、それらのセンサーが、一本のベルト部材を巻き
付ける動作に連動して下記の4つの順序、すなわち、
(1)ベルト部材の巻き出し開始直前には、いずれか一
方の片側のセンサーは「切」、他の片側のセンサーは
「入」、(2)ベルト部材の巻き出し開始後には、両側
のセンサーが「切」、(3)ベルト部材の巻き付け終了
直前には、前記片側のセンサーは「入」、前記他の片側
のセンサーは「切」、(4)ベルト部材の巻き付け終了
後には、両側のセンサーが「入」、であることを制御装
置により確認し、上記(1)から(4)の順序通りに確
認した場合は良と判定し、順序通りでないと確認した場
合は不良と判定することを特徴とするタイヤベルト部材
の自動巻き付けの良否を検出する方法とした。
記載の発明を図1を参照して説明する。すなわち、タイ
ヤ成型機のドラム上Dに、巻き付け方向に対して始端部
と終端部が斜め方向に角度をもってタイヤ一本分の所定
の長さに切断されている平行四辺形をしたベルト部材B
を自動的に巻き付ける作業において、サービサーSの先
端部又はその付近に、ベルト部材の左右の側端の部分に
自身の作動領域の中心線K1、K2が通るようにしたベ
ルト部材の側端部を検出するセンサー1、2をそれぞれ
配置し、それらのセンサーが、一本のベルト部材を巻き
付ける動作に連動して下記の4つの順序、すなわち、
(1)ベルト部材の巻き出し開始直前には、いずれか一
方の片側のセンサーは「切」、他の片側のセンサーは
「入」、(2)ベルト部材の巻き出し開始後には、両側
のセンサーが「切」、(3)ベルト部材の巻き付け終了
直前には、前記片側のセンサーは「入」、前記他の片側
のセンサーは「切」、(4)ベルト部材の巻き付け終了
後には、両側のセンサーが「入」、であることを制御装
置により確認し、上記(1)から(4)の順序通りに確
認した場合は良と判定し、順序通りでないと確認した場
合は不良と判定することを特徴とするタイヤベルト部材
の自動巻き付けの良否を検出する方法とした。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、タイヤ成
型機のドラム上に、巻き付け方向に対して始端部と終端
部が斜め方向に角度をもってタイヤ一本分の所定の長さ
に切断されている平行四辺形をしたベルト部材を自動的
に巻き付ける作業において、サービサーの先端部又はそ
の付近に、ベルト部材の左右の側端の部分に自身の作動
領域の中心線が通るようにしたベルト部材の側端部を検
出するセンサーをそれぞれ配置し、それらのセンサー
が、一本のベルト部材の巻き出し動作に連動し、ベルト
部材の巻き出し開始直前に、いずれか一方の片側のセン
サーは「切」、他の片側のセンサーは「入」であること
を制御装置により確認し、正常な状態として予め制御装
置にインプットされたベルト部材の角度の方向の条件と
一致する場合は良と判定し、一致しない場合は不良と判
定することを特徴とするタイヤベルト部材の自動巻き付
けの良否を検出する方法とした。
型機のドラム上に、巻き付け方向に対して始端部と終端
部が斜め方向に角度をもってタイヤ一本分の所定の長さ
に切断されている平行四辺形をしたベルト部材を自動的
に巻き付ける作業において、サービサーの先端部又はそ
の付近に、ベルト部材の左右の側端の部分に自身の作動
領域の中心線が通るようにしたベルト部材の側端部を検
出するセンサーをそれぞれ配置し、それらのセンサー
が、一本のベルト部材の巻き出し動作に連動し、ベルト
部材の巻き出し開始直前に、いずれか一方の片側のセン
サーは「切」、他の片側のセンサーは「入」であること
を制御装置により確認し、正常な状態として予め制御装
置にインプットされたベルト部材の角度の方向の条件と
一致する場合は良と判定し、一致しない場合は不良と判
定することを特徴とするタイヤベルト部材の自動巻き付
けの良否を検出する方法とした。
【0007】請求項1記載の発明によれば、センサー
1、2の「入」と「切」の状態が(1)〜(4)の順序
通りであれば良と判定し、順序通りでない場合は不良と
判定する。また、請求項2に記載の発明によれば、ベル
ト部材の巻き出し開始直前のセンサー1、2の「入」と
「切」の状態が予め制御装置にインプットしておいたベ
ルト部材の角度の方向における正常な状態の条件通りで
あれば良と判定し、条件通りでなければ不良と判定す
る。
1、2の「入」と「切」の状態が(1)〜(4)の順序
通りであれば良と判定し、順序通りでない場合は不良と
判定する。また、請求項2に記載の発明によれば、ベル
ト部材の巻き出し開始直前のセンサー1、2の「入」と
「切」の状態が予め制御装置にインプットしておいたベ
ルト部材の角度の方向における正常な状態の条件通りで
あれば良と判定し、条件通りでなければ不良と判定す
る。
【0008】これらの作用について図3〜図6を用いて
説明する。図3は、請求項1記載の順序(1)に相当す
る、ベルト部材巻き出し開始直前のセンサーの「入」
(白丸で表示)と「切」(黒丸で表示)の状態を示す図
である。同様に、図4は請求項1記載の順序(2)の状
態を、図5は請求項1記載の順序(3)の状態を、図6
は請求項1記載の順序(4)の状態を示した図である。
説明する。図3は、請求項1記載の順序(1)に相当す
る、ベルト部材巻き出し開始直前のセンサーの「入」
(白丸で表示)と「切」(黒丸で表示)の状態を示す図
である。同様に、図4は請求項1記載の順序(2)の状
態を、図5は請求項1記載の順序(3)の状態を、図6
は請求項1記載の順序(4)の状態を示した図である。
【0009】これらの図に示した(1)〜(4)の順序
におけるそれぞれのセンサー1、2の「入」と「切」の
状態は、正常にベルト部材Bが巻き付けられた場合の状
態としてあらかじめ制御装置にインプットされており、
良否を判定する基準となる。図1を参照すると、ベルト
部材Bは、自動的にベルト部材Bの先端部BSがドラム
D上に接着されて巻き出しが開始され、サービサーSの
コンベヤ5が矢印E2の方向に回転してベルト部材Bを
ドラムD上に送り出し、ドラムDが矢印E1の方向に回
転することによりドラムD上に巻き付けられる。このド
ラムDがほぼ一回転して、一本のベルト部材Bの巻き付
けが終了する。巻き出し開始時点から巻き付け終了時点
までの(1)〜(4)の各順序の進行状況は、前記ドラ
ムDがほぼ一回転する内の回転角度を認識する装置や、
コンベヤ5が回転する回転数と回転角度を認識する装置
を介して制御装置に認識されている。従って、前記良否
を判定するための基準となる各順序のセンサーの
「入」、「切」の状態と、ドラムDの回転運動やコンベ
ヤ5の回転運動により認識された進行状況とを制御装置
内で連動させ、(1)〜(4)の各順序通りであったか
否かを判定することにより、ベルト部材Bの自動巻き付
けの良否を検出することができる。
におけるそれぞれのセンサー1、2の「入」と「切」の
状態は、正常にベルト部材Bが巻き付けられた場合の状
態としてあらかじめ制御装置にインプットされており、
良否を判定する基準となる。図1を参照すると、ベルト
部材Bは、自動的にベルト部材Bの先端部BSがドラム
D上に接着されて巻き出しが開始され、サービサーSの
コンベヤ5が矢印E2の方向に回転してベルト部材Bを
ドラムD上に送り出し、ドラムDが矢印E1の方向に回
転することによりドラムD上に巻き付けられる。このド
ラムDがほぼ一回転して、一本のベルト部材Bの巻き付
けが終了する。巻き出し開始時点から巻き付け終了時点
までの(1)〜(4)の各順序の進行状況は、前記ドラ
ムDがほぼ一回転する内の回転角度を認識する装置や、
コンベヤ5が回転する回転数と回転角度を認識する装置
を介して制御装置に認識されている。従って、前記良否
を判定するための基準となる各順序のセンサーの
「入」、「切」の状態と、ドラムDの回転運動やコンベ
ヤ5の回転運動により認識された進行状況とを制御装置
内で連動させ、(1)〜(4)の各順序通りであったか
否かを判定することにより、ベルト部材Bの自動巻き付
けの良否を検出することができる。
【0010】図3に示すごとく、まず順序(1)におい
ては、センサー2は「切」、センサー1は「入」の状態
が正常の状態と認識される。これは、ベルト部材Bがド
ラムDへの巻き付け方向に対して始端部と終端部が斜め
方向に角度をもって切断されている平行四辺形であるた
め、かならず片側のセンサーが「入」となり他の片側の
センサーは「切」となるので、あらかじめベルト部材B
を正しく巻き付ける条件として、ベルト部材Bの先端部
BSを左右の正しい側に設定した時のセンサーの
「入」、「切」の状態を制御装置にインプットしておけ
ば良い。たとえば図3の実線のベルト部材Bのベルト角
度は「右上がり」の方向であり、この「右上がり」が正
常の状態として制御装置にインプットされる。ここで、
まさしく図3の実線のベルト部材Bのようにベルト角度
が「右上がり」の方向でサービサーSに挿入された場合
はセンサー1は「入」、センサー2は「切」と言う「右
上がり」の条件と一致するので、良と判定される。一
方、図3に破線で示したようなベルト部材B1のごとく
誤って裏返しとなりベルト角度が「左上がり」の方向で
サービサーSに挿入された場合は、センサー1は
「切」、センサー2は「入」となって「右上がり」の条
件と一致しないので、不良と判定される。
ては、センサー2は「切」、センサー1は「入」の状態
が正常の状態と認識される。これは、ベルト部材Bがド
ラムDへの巻き付け方向に対して始端部と終端部が斜め
方向に角度をもって切断されている平行四辺形であるた
め、かならず片側のセンサーが「入」となり他の片側の
センサーは「切」となるので、あらかじめベルト部材B
を正しく巻き付ける条件として、ベルト部材Bの先端部
BSを左右の正しい側に設定した時のセンサーの
「入」、「切」の状態を制御装置にインプットしておけ
ば良い。たとえば図3の実線のベルト部材Bのベルト角
度は「右上がり」の方向であり、この「右上がり」が正
常の状態として制御装置にインプットされる。ここで、
まさしく図3の実線のベルト部材Bのようにベルト角度
が「右上がり」の方向でサービサーSに挿入された場合
はセンサー1は「入」、センサー2は「切」と言う「右
上がり」の条件と一致するので、良と判定される。一
方、図3に破線で示したようなベルト部材B1のごとく
誤って裏返しとなりベルト角度が「左上がり」の方向で
サービサーSに挿入された場合は、センサー1は
「切」、センサー2は「入」となって「右上がり」の条
件と一致しないので、不良と判定される。
【0011】以上述べて来たのと同様にして、予め正常
な状態としてインプットされた(1)〜(4)の各順序
と、巻き付け過程における実際のそれぞれのセンサーの
「入」、「切」の状態とを比較判定することにより、図
4に示すごとく例えば符号B2のベルト部材のように斜
めになった状態で供給された場合や符号B3のベルト部
材のようにコンベヤの途中で引っかかり折り重なった状
態となった場合、図5に示すごとく例えば符号B5のベ
ルト部材のように所定の長さより長い場合や符号B4の
ベルト部材のように所定の長さより短い場合、ベルト角
度の方向違い等の、ベルト部材をドラム上に自動的に巻
き付ける作業において発生する種々の不良を確実に検出
して、不良のタイヤが成型されるのを未然に防止するこ
とができる。
な状態としてインプットされた(1)〜(4)の各順序
と、巻き付け過程における実際のそれぞれのセンサーの
「入」、「切」の状態とを比較判定することにより、図
4に示すごとく例えば符号B2のベルト部材のように斜
めになった状態で供給された場合や符号B3のベルト部
材のようにコンベヤの途中で引っかかり折り重なった状
態となった場合、図5に示すごとく例えば符号B5のベ
ルト部材のように所定の長さより長い場合や符号B4の
ベルト部材のように所定の長さより短い場合、ベルト角
度の方向違い等の、ベルト部材をドラム上に自動的に巻
き付ける作業において発生する種々の不良を確実に検出
して、不良のタイヤが成型されるのを未然に防止するこ
とができる。
【0012】図2は、図1に示す矢印Aの方向からベル
トガイド3、4の先端部を示した矢視図である。請求項
3に記載の装置の構成を図2を参照して説明する。請求
項2記載の発明は、サービサーSに設けられている左右
のベルトガイド3、4の先端部に、ベルト部材の側端部
を検出するセンサーとして、ベルト部材Bの左右の側端
の部分をベルト部材Bの表面に対しほぼ直角方向に遮光
する位置に自身の光軸K3、K4が通るようにした2対
の光電子スイッチ1A、2Aをそれぞれ配置した構成と
した。この様な構成としたのは、ベルトガイド3、4の
先端部に直接光電子スイッチ1A、2Aを固着すること
により設備がコンパクトの収まると共に、これらの光電
子スイッチとベルト部材Bとの距離が近いので検出精度
が上がると言う利点があるためである。ベルト部材の自
動巻き付けの良否を検出する方法は、前述と全く同様で
ある。
トガイド3、4の先端部を示した矢視図である。請求項
3に記載の装置の構成を図2を参照して説明する。請求
項2記載の発明は、サービサーSに設けられている左右
のベルトガイド3、4の先端部に、ベルト部材の側端部
を検出するセンサーとして、ベルト部材Bの左右の側端
の部分をベルト部材Bの表面に対しほぼ直角方向に遮光
する位置に自身の光軸K3、K4が通るようにした2対
の光電子スイッチ1A、2Aをそれぞれ配置した構成と
した。この様な構成としたのは、ベルトガイド3、4の
先端部に直接光電子スイッチ1A、2Aを固着すること
により設備がコンパクトの収まると共に、これらの光電
子スイッチとベルト部材Bとの距離が近いので検出精度
が上がると言う利点があるためである。ベルト部材の自
動巻き付けの良否を検出する方法は、前述と全く同様で
ある。
【0013】請求項4に記載の発明は、一本のベルト部
材Bを巻き付ける動作と、センサーが感知する(1)〜
(4)の順序とを連動させるための方法である。すなわ
ち、所定の長さに切断されている一本のベルト部材B
は、自動的にベルト部材Bの先端部BSがドラムD上に
接着されて巻き出しが開始され、サービサーSのコンベ
ヤ5が矢印E2の方向に回転してベルト部材Bをドラム
D上に送り出し、ドラムDが矢印E1の方向にほぼ一回
転することによりドラムD上に巻き付けられる。従っ
て、巻き出し開始後から巻き付け終了直前迄、および、
巻き付け終了直前から巻き付け終了迄の動作に相当す
る、第一の要素としてのドラムDの回転運動の量、第二
の要素としてのサービサーSのコンベヤ5の回転運動の
量、第三の要素としての予め設定した巻き付け時間の
内、少なくとも一つの要素、あるいは二つ以上の要素を
条件として制御装置に予めインプットしておき、当該制
御装置内でセンサーの「入」、「切」の条件と一本のベ
ルト部材Bを巻き付ける動作の条件とが連動して認識で
きるようになっている。この作用により、請求項1の
(1)〜(4)の順序通りであるか否かの判定を下すこ
とができる。
材Bを巻き付ける動作と、センサーが感知する(1)〜
(4)の順序とを連動させるための方法である。すなわ
ち、所定の長さに切断されている一本のベルト部材B
は、自動的にベルト部材Bの先端部BSがドラムD上に
接着されて巻き出しが開始され、サービサーSのコンベ
ヤ5が矢印E2の方向に回転してベルト部材Bをドラム
D上に送り出し、ドラムDが矢印E1の方向にほぼ一回
転することによりドラムD上に巻き付けられる。従っ
て、巻き出し開始後から巻き付け終了直前迄、および、
巻き付け終了直前から巻き付け終了迄の動作に相当す
る、第一の要素としてのドラムDの回転運動の量、第二
の要素としてのサービサーSのコンベヤ5の回転運動の
量、第三の要素としての予め設定した巻き付け時間の
内、少なくとも一つの要素、あるいは二つ以上の要素を
条件として制御装置に予めインプットしておき、当該制
御装置内でセンサーの「入」、「切」の条件と一本のベ
ルト部材Bを巻き付ける動作の条件とが連動して認識で
きるようになっている。この作用により、請求項1の
(1)〜(4)の順序通りであるか否かの判定を下すこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図6を参照して説明する。図1は、本発明に係わる
装置の構成を示す斜視図である。図1において、符号D
はタイヤ成型機のドラムであり、符号C1はドラムDの
軸芯を示している。ドラムDは軸芯C1を中心として矢
印E1の方向に回転するようになっている。符号Sはベ
ルト部材BをドラムD上に供給するためのサービサーで
ある。符号5はベルト部材BをドラムD上に送り出すた
めのコンベヤであり、コンベヤ5はその軸芯C2を中心
として矢印E2の方向に回転する。符号3は右側のベル
トガイド、符号4は左側のベルトガイドを示している。
これらのベルトガイド3、4は、ベルト部材Bの左右の
側端部にわずかに接するようにしてベルト部材Bをガイ
ドすることにより、ベルト部材Bを、巻き付け方向であ
るドラムの軸芯C1に対して直角方向に、正確にドラム
D上に供給できるようになっている。
乃至図6を参照して説明する。図1は、本発明に係わる
装置の構成を示す斜視図である。図1において、符号D
はタイヤ成型機のドラムであり、符号C1はドラムDの
軸芯を示している。ドラムDは軸芯C1を中心として矢
印E1の方向に回転するようになっている。符号Sはベ
ルト部材BをドラムD上に供給するためのサービサーで
ある。符号5はベルト部材BをドラムD上に送り出すた
めのコンベヤであり、コンベヤ5はその軸芯C2を中心
として矢印E2の方向に回転する。符号3は右側のベル
トガイド、符号4は左側のベルトガイドを示している。
これらのベルトガイド3、4は、ベルト部材Bの左右の
側端部にわずかに接するようにしてベルト部材Bをガイ
ドすることにより、ベルト部材Bを、巻き付け方向であ
るドラムの軸芯C1に対して直角方向に、正確にドラム
D上に供給できるようになっている。
【0015】また、サービサーSの先端部又はその付近
には、ベルト部材Bの左右の側端の部分に自身の作動領
域の中心線K1、K2が通るようにしたセンサー1、2
が、図示していないフレームにそれぞれ固着されてい
る。これらのセンサー1、2は、ベルト部材Bの側端か
らわずか数mmの位置に取り付けられており、ベルト部
材Bがその巻き付け方向の中心に対してわずか数mmの
ずれを起こしても検出できるようになっている。これら
のセンサー1、2には、光電子スイッチあるいは磁気式
センサーを採用している。光電子スイッチの場合は、自
身の光軸がベルト部材の左右の端部の表面に対しほぼ直
角方向に遮光する位置に取り付けられており、投光部と
その投光部の向かい側に位置する受光部と一対となって
いるタイプでも、投光部と受光部が一体となっておりそ
の投受光部の向かい側に位置する反射板と一対になって
いるタイプでもどちらでも良い。磁気式センサーの場合
は、ベルト部材Bがゴムと鋼製のワイヤーの複合体であ
ることを利用し、このワイヤーの左右両端部を正確に検
出するように自身の作動領域の中心線がベルト部材Bの
左右の側端部分の表面に当たるように取り付けられてい
る。
には、ベルト部材Bの左右の側端の部分に自身の作動領
域の中心線K1、K2が通るようにしたセンサー1、2
が、図示していないフレームにそれぞれ固着されてい
る。これらのセンサー1、2は、ベルト部材Bの側端か
らわずか数mmの位置に取り付けられており、ベルト部
材Bがその巻き付け方向の中心に対してわずか数mmの
ずれを起こしても検出できるようになっている。これら
のセンサー1、2には、光電子スイッチあるいは磁気式
センサーを採用している。光電子スイッチの場合は、自
身の光軸がベルト部材の左右の端部の表面に対しほぼ直
角方向に遮光する位置に取り付けられており、投光部と
その投光部の向かい側に位置する受光部と一対となって
いるタイプでも、投光部と受光部が一体となっておりそ
の投受光部の向かい側に位置する反射板と一対になって
いるタイプでもどちらでも良い。磁気式センサーの場合
は、ベルト部材Bがゴムと鋼製のワイヤーの複合体であ
ることを利用し、このワイヤーの左右両端部を正確に検
出するように自身の作動領域の中心線がベルト部材Bの
左右の側端部分の表面に当たるように取り付けられてい
る。
【0016】図2は、図1に示す矢印Aの方向からベル
トガイド3、4の先端部を示した矢視図である。請求項
2に記載の装置の構成を図2を参照して説明すると、右
側のベルトガイド3の先端には、一対の光電子スイッチ
1Aが、当該光電子スイッチの光軸K3がベルト部材B
の表面に対し直角方向に通るように固着されている。ベ
ルト部材Bの右側端面と光電子スイッチ1Aの光軸K3
との距離F1は、概ね2〜3mmに設定されている。全
く同様にベルト部材の中心に対し対称的に、左側のベル
トガイド4の先端には、一対の光電子スイッチ2Aが、
当該光電子スイッチの光軸K4がベルト部材Bの表面に
対し直角方向に通るように固着されている。ベルト部材
Bの左側端面と光電子スイッチ2Aの光軸K4との距離
F2は、同様に概ね2〜3mmに設定されている。
トガイド3、4の先端部を示した矢視図である。請求項
2に記載の装置の構成を図2を参照して説明すると、右
側のベルトガイド3の先端には、一対の光電子スイッチ
1Aが、当該光電子スイッチの光軸K3がベルト部材B
の表面に対し直角方向に通るように固着されている。ベ
ルト部材Bの右側端面と光電子スイッチ1Aの光軸K3
との距離F1は、概ね2〜3mmに設定されている。全
く同様にベルト部材の中心に対し対称的に、左側のベル
トガイド4の先端には、一対の光電子スイッチ2Aが、
当該光電子スイッチの光軸K4がベルト部材Bの表面に
対し直角方向に通るように固着されている。ベルト部材
Bの左側端面と光電子スイッチ2Aの光軸K4との距離
F2は、同様に概ね2〜3mmに設定されている。
【0017】次に、請求項4に記載の、一本のベルト部
材を巻き付ける動作を認識する方法について述べる。ベ
ルト部材Bは、前記段落
材を巻き付ける動作を認識する方法について述べる。ベ
ルト部材Bは、前記段落
【0013】に述べたように、ドラムDがほぼ一回転す
ることにより自動的に巻き付けられる。このドラムDが
回転運動する時の回転角度は、例えばエンコーダー装置
等を介して制御装置に認識されている。そして、当該制
御装置に、請求項1記載の(2)〜(4)に示すベルト
部材の巻き出し開始後から巻き付け終了までの各順序の
状態に相当する所定の回転角度を予めインプットしてお
くことにより、制御装置内でセンサーの「入」、「切」
の条件と、成型機のドラムが一回転してベルト部材を巻
き付ける回転運動とが連動して認識されるようになって
いる。コンベヤ5の場合は、所定の長さに切断されたベ
ルト部材BをドラムD上に送り出す時の回転数と回転角
度は、ベルト部材Bの長さにより予め決められている。
コンベヤ5の回転数と回転角度は、例えばエンコーダー
装置等を介して制御装置に認識されている。従って、ド
ラムDの回転運動の場合と同様に一本のベルト部材を巻
き付ける動作を認識することができる。さらに、一本の
ベルト部材BがドラムD上に巻き付けられる巻き出し開
始から巻き付け終了迄の時間は、ベルト部材Bの長さに
より予め決められている。従って、例えばタイマーの様
な装置によりこの時間を計測し制御装置に送り込み、予
め設定した時間と比較することにより、一本のベルト部
材を巻き付ける動作を認識することができる。これらの
一本のベルト部材を巻き付ける動作を認識する第一の要
素であるドラムDの回転運動の量と、第二の要素である
コンベヤ5の回転運動の量、および第三の要素である巻
き付け時間の内、少なくとも一つの要素を使用すること
により一本のベルト部材を巻き付ける動作を認識するこ
とが可能である。これらの要素を二つ以上組み合わせて
使用すれば、さらに認識の精度を上げることができる。
ることにより自動的に巻き付けられる。このドラムDが
回転運動する時の回転角度は、例えばエンコーダー装置
等を介して制御装置に認識されている。そして、当該制
御装置に、請求項1記載の(2)〜(4)に示すベルト
部材の巻き出し開始後から巻き付け終了までの各順序の
状態に相当する所定の回転角度を予めインプットしてお
くことにより、制御装置内でセンサーの「入」、「切」
の条件と、成型機のドラムが一回転してベルト部材を巻
き付ける回転運動とが連動して認識されるようになって
いる。コンベヤ5の場合は、所定の長さに切断されたベ
ルト部材BをドラムD上に送り出す時の回転数と回転角
度は、ベルト部材Bの長さにより予め決められている。
コンベヤ5の回転数と回転角度は、例えばエンコーダー
装置等を介して制御装置に認識されている。従って、ド
ラムDの回転運動の場合と同様に一本のベルト部材を巻
き付ける動作を認識することができる。さらに、一本の
ベルト部材BがドラムD上に巻き付けられる巻き出し開
始から巻き付け終了迄の時間は、ベルト部材Bの長さに
より予め決められている。従って、例えばタイマーの様
な装置によりこの時間を計測し制御装置に送り込み、予
め設定した時間と比較することにより、一本のベルト部
材を巻き付ける動作を認識することができる。これらの
一本のベルト部材を巻き付ける動作を認識する第一の要
素であるドラムDの回転運動の量と、第二の要素である
コンベヤ5の回転運動の量、および第三の要素である巻
き付け時間の内、少なくとも一つの要素を使用すること
により一本のベルト部材を巻き付ける動作を認識するこ
とが可能である。これらの要素を二つ以上組み合わせて
使用すれば、さらに認識の精度を上げることができる。
【0018】次に、タイヤベルト部材の自動巻き付けの
良否を検出する方法を述べる。図1に示すように、ベル
ト部材Bは、サービサーS上にベルト部材巻き出し開始
直前の状態で待機している。図3は、ベルト部材巻き出
し開始直前のセンサーの「入」(白丸で表示)と「切」
(黒丸で表示)の状態を示す図であり、ベルト部材Bは
ベルト角度が「右上がり」の方向をもって矢印Gの方向
に進みドラムD上に巻き付けられる。図3に示すごと
く、ベルト部材Bの巻き出し開始直前には、ベルト部材
Bの左側端部に自身の作動領域の中心線が通っているセ
ンサー2が「切」の状態であり、ベルト部材Bの右側端
部に自身の作動領域の中心線が通るようになっているセ
ンサー1が「入」の状態となっている。このように、片
側のセンサーが「切」となり他の片側のセンサーが
「入」となる状態に区別できるのは、ベルト部材Bがド
ラムDへの巻き付け方向に対して始端部と終端部が斜め
方向に角度をもって切断されている平行四辺形をしてい
ることによる。これらのセンサー1、2の「切」、
「入」の状態は、例えばシーケンサーのような制御装置
により認識され、あらかじめ当該制御装置にインプット
されている請求項1記載の(1)〜(4)の順序に照ら
し合わせて良否の判定を下すようになっている。もし誤
ってベルト部材が図3に破線で示したベルト部材B1の
ごとく裏返しになってベルト角度が「左上がり」の方向
をもってサービサーS上に挿入されていた場合は、セン
サー2は「入」、センサー1は「切」となるため、予め
インプットされている順序または条件と一致しないので
直ちに不良と判定され、その時点でブザー等の警報音を
発したりタイヤ成型機の操作盤上に不良である旨を表示
したりして成型作業者に知らせると共に、タイヤ成型機
は停止するようになっている。
良否を検出する方法を述べる。図1に示すように、ベル
ト部材Bは、サービサーS上にベルト部材巻き出し開始
直前の状態で待機している。図3は、ベルト部材巻き出
し開始直前のセンサーの「入」(白丸で表示)と「切」
(黒丸で表示)の状態を示す図であり、ベルト部材Bは
ベルト角度が「右上がり」の方向をもって矢印Gの方向
に進みドラムD上に巻き付けられる。図3に示すごと
く、ベルト部材Bの巻き出し開始直前には、ベルト部材
Bの左側端部に自身の作動領域の中心線が通っているセ
ンサー2が「切」の状態であり、ベルト部材Bの右側端
部に自身の作動領域の中心線が通るようになっているセ
ンサー1が「入」の状態となっている。このように、片
側のセンサーが「切」となり他の片側のセンサーが
「入」となる状態に区別できるのは、ベルト部材Bがド
ラムDへの巻き付け方向に対して始端部と終端部が斜め
方向に角度をもって切断されている平行四辺形をしてい
ることによる。これらのセンサー1、2の「切」、
「入」の状態は、例えばシーケンサーのような制御装置
により認識され、あらかじめ当該制御装置にインプット
されている請求項1記載の(1)〜(4)の順序に照ら
し合わせて良否の判定を下すようになっている。もし誤
ってベルト部材が図3に破線で示したベルト部材B1の
ごとく裏返しになってベルト角度が「左上がり」の方向
をもってサービサーS上に挿入されていた場合は、セン
サー2は「入」、センサー1は「切」となるため、予め
インプットされている順序または条件と一致しないので
直ちに不良と判定され、その時点でブザー等の警報音を
発したりタイヤ成型機の操作盤上に不良である旨を表示
したりして成型作業者に知らせると共に、タイヤ成型機
は停止するようになっている。
【0019】図4は、ベルト部材の巻き出し開始後から
巻き付け終了直前までの間のセンサーの「入」、「切」
の状態を示す図である。図4に示すように、ベルト部材
の巻き出し開始後から巻き付け終了までの間は、センサ
ー1、2とも「切」の状態となっている。もし図4で示
したベルト部材B2、B3のごとく、この間にあって、
何らかの原因によりベルト部材がサービサーの途中に引
っかかり、伸ばされることによりベルト部材の幅が狭く
なった場合や、斜めになった状態でドラム上に供給され
た場合、引っかかったまま送られない状態の場合、また
は、折り重なった状態の場合等の不良が発生し、センサ
ー2が「入」となったような場合は、段落
巻き付け終了直前までの間のセンサーの「入」、「切」
の状態を示す図である。図4に示すように、ベルト部材
の巻き出し開始後から巻き付け終了までの間は、センサ
ー1、2とも「切」の状態となっている。もし図4で示
したベルト部材B2、B3のごとく、この間にあって、
何らかの原因によりベルト部材がサービサーの途中に引
っかかり、伸ばされることによりベルト部材の幅が狭く
なった場合や、斜めになった状態でドラム上に供給され
た場合、引っかかったまま送られない状態の場合、また
は、折り重なった状態の場合等の不良が発生し、センサ
ー2が「入」となったような場合は、段落
【0018】で述べたごとく制御装置が不良と判定し、
ブザー等の警報音を発したりタイヤ成型機の操作盤上に
不良である旨を表示したりして成型作業者に知らせると
共に、タイヤ成型機は停止する。
ブザー等の警報音を発したりタイヤ成型機の操作盤上に
不良である旨を表示したりして成型作業者に知らせると
共に、タイヤ成型機は停止する。
【0020】図5は、ベルト部材の巻き付け終了直前の
センサーの「入」、「切」の状態を示す図である。図5
に示すように、べルト部材Bの巻き付け終了直前の場合
においては、センサー1は「切」、センサー2は「入」
の状態となっている。もし符号B4で示したベルト部材
のように所定の長さより短い場合は、センサー1、2と
も「入」の状態となり、もし符号B3で示したベルト部
材のように所定の長さより長い場合や、途中で引っかか
りドラム上に正常な状態で巻き付けられなかった場合
は、センサー1、2とも「切」の状態となり、いずれの
場合も予めインプットされている順序と一致しないた
め、前述のごとく不良と検出される。
センサーの「入」、「切」の状態を示す図である。図5
に示すように、べルト部材Bの巻き付け終了直前の場合
においては、センサー1は「切」、センサー2は「入」
の状態となっている。もし符号B4で示したベルト部材
のように所定の長さより短い場合は、センサー1、2と
も「入」の状態となり、もし符号B3で示したベルト部
材のように所定の長さより長い場合や、途中で引っかか
りドラム上に正常な状態で巻き付けられなかった場合
は、センサー1、2とも「切」の状態となり、いずれの
場合も予めインプットされている順序と一致しないた
め、前述のごとく不良と検出される。
【0021】図6は、ベルト部材の巻き付け終了後のセ
ンサーの「入」、「切」の状態を示す図である。図6に
示すように、ベルト部材の巻き付けが終了した時点でセ
ンサー1、2とも「入」の状態となっている。もし符号
B5で示したベルト部材のように定長切断がうまく行か
ず、次に供給されるべきベルト部材が今巻き付けを終了
したベルト部材の直後に連なって来たような場合等があ
ると、センサー1、2とも「入」の状態とは異なる状態
となるため、不良と検出される。さらに、1枚目のベル
ト部材の巻き付け終了後、2枚目(または2枚目以降)
のベルト部材を巻き付ける場合には、予め制御装置に設
定されているプロセスで定められたベルト角度の方向の
条件と2つのセンサーで検出されたベルト角度の方向の
条件とを制御装置が照合し、良・不良の判定を行う。
ンサーの「入」、「切」の状態を示す図である。図6に
示すように、ベルト部材の巻き付けが終了した時点でセ
ンサー1、2とも「入」の状態となっている。もし符号
B5で示したベルト部材のように定長切断がうまく行か
ず、次に供給されるべきベルト部材が今巻き付けを終了
したベルト部材の直後に連なって来たような場合等があ
ると、センサー1、2とも「入」の状態とは異なる状態
となるため、不良と検出される。さらに、1枚目のベル
ト部材の巻き付け終了後、2枚目(または2枚目以降)
のベルト部材を巻き付ける場合には、予め制御装置に設
定されているプロセスで定められたベルト角度の方向の
条件と2つのセンサーで検出されたベルト角度の方向の
条件とを制御装置が照合し、良・不良の判定を行う。
【0022】以上述べてきたように、ベルト部材をドラ
ム上に自動的に巻き付ける作業において、請求項1記載
の(1)〜(4)の順序通りにセンサー1、2の「入」
と「切」の状態が確認された場合のみ正常に巻き付けら
れたわけであり、(1)〜(4)の順序通りでないと確
認された場合、またはベルト角度の方向が予めインプッ
トされていた条件と一致しないと確認された場合におい
ては、ベルト部材をドラム上に自動的に巻き付ける作業
において発生する種々の不良の殆ど全てを検出すること
ができる。この検出により成型機が停止して、警報音が
発せられたりタイヤ成型機の操作盤上に不良である旨を
表示したりして成型作業者に知らせることにより、成型
作業者により適切な処置がなされ、不良のタイヤが成型
されるのを未然に防止することができる。
ム上に自動的に巻き付ける作業において、請求項1記載
の(1)〜(4)の順序通りにセンサー1、2の「入」
と「切」の状態が確認された場合のみ正常に巻き付けら
れたわけであり、(1)〜(4)の順序通りでないと確
認された場合、またはベルト角度の方向が予めインプッ
トされていた条件と一致しないと確認された場合におい
ては、ベルト部材をドラム上に自動的に巻き付ける作業
において発生する種々の不良の殆ど全てを検出すること
ができる。この検出により成型機が停止して、警報音が
発せられたりタイヤ成型機の操作盤上に不良である旨を
表示したりして成型作業者に知らせることにより、成型
作業者により適切な処置がなされ、不良のタイヤが成型
されるのを未然に防止することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、従来技術では発見でき
なかった、例えば、ベルト部材がサービサーの途中に引
っかかり伸ばされることによりベルト部材の幅が狭くな
った場合や、斜めになった状態でドラム上に供給された
場合、引っかかったまま送られない状態の場合、また
は、折り重なった状態の場合、ベルト部材の角度の方向
違い等のドラム上に自動的に巻き付ける作業において発
生する種々の不良を確実に検出し、また、人間による照
合ミスの発生を防止し、不良のタイヤが成型されるのを
未然に防止することができた。
なかった、例えば、ベルト部材がサービサーの途中に引
っかかり伸ばされることによりベルト部材の幅が狭くな
った場合や、斜めになった状態でドラム上に供給された
場合、引っかかったまま送られない状態の場合、また
は、折り重なった状態の場合、ベルト部材の角度の方向
違い等のドラム上に自動的に巻き付ける作業において発
生する種々の不良を確実に検出し、また、人間による照
合ミスの発生を防止し、不良のタイヤが成型されるのを
未然に防止することができた。
【図1】本発明の装置の構成を示す斜視図、
【図2】ベルトガイドの先端部を示す矢視図、
【図3】ベルト部材の巻き出し開始直前の状態を示す説
明図、
明図、
【図4】ベルト部材の巻き出し開始後の状態を示す説明
図、
図、
【図5】ベルト部材の巻き付け終了直前の状態を示す説
明図、
明図、
【図6】ベルト部材の巻き付け終了後の状態を示す説明
図である。
図である。
1、2:センサー 1A、2A:光
電子スイッチ 3:右側のベルトガイド 4:左側のベル
トガイド 5:コンベヤ A、G、E1、
E2:矢印 B、B1、B2、B3、B4、B5、B6:ベルト部材 BS:ベルト部材の先端部 C1:ドラムの
軸芯 C2:コンベヤの軸芯 D:ドラム K1、K2:センサーの作動領域の中心線 K3:K4:光電子スイッチの光軸 F1、F2:ベルト部材の側端面と光電子スイッチの光
軸との距離 S:サービサー
電子スイッチ 3:右側のベルトガイド 4:左側のベル
トガイド 5:コンベヤ A、G、E1、
E2:矢印 B、B1、B2、B3、B4、B5、B6:ベルト部材 BS:ベルト部材の先端部 C1:ドラムの
軸芯 C2:コンベヤの軸芯 D:ドラム K1、K2:センサーの作動領域の中心線 K3:K4:光電子スイッチの光軸 F1、F2:ベルト部材の側端面と光電子スイッチの光
軸との距離 S:サービサー
Claims (4)
- 【請求項1】タイヤ成型機のドラム上に、巻き付け方向
に対して始端部と終端部が斜め方向に角度をもってタイ
ヤ一本分の所定の長さに切断されている平行四辺形をし
たベルト部材を自動的に巻き付ける作業において、 サービサーの先端部又はその付近に、ベルト部材の左右
の側端の部分に自身の作動領域の中心線が通るようにし
たベルト部材の側端部を検出するセンサーをそれぞれ配
置し、 それらのセンサーが、一本のベルト部材を巻き付ける動
作に連動して下記の4つの順序、すなわち、(1)ベル
ト部材の巻き出し開始直前には、いずれか一方の片側の
センサーは「切」、他の片側のセンサーは「入」、
(2)ベルト部材の巻き出し開始後には、両側のセンサ
ーが「切」、(3)ベルト部材の巻き付け終了直前に
は、前記片側のセンサーは「入」、前記他の片側のセン
サーは「切」、(4)ベルト部材の巻き付け終了後に
は、両側のセンサーが「入」、であることを制御装置に
より確認し、 上記(1)から(4)の順序通りに確認した場合は良と
判定し、順序通りでないと確認した場合は不良と判定す
ることを特徴とするタイヤベルト部材の自動巻き付けの
良否を検出する方法。 - 【請求項2】タイヤ成型機のドラム上に、巻き付け方向
に対して始端部と終端部が斜め方向に角度をもってタイ
ヤ一本分の所定の長さに切断されている平行四辺形をし
たベルト部材を自動的に巻き付ける作業において、 サービサーの先端部又はその付近に、ベルト部材の左右
の側端の部分に自身の作動領域の中心線が通るようにし
たベルト部材の側端部を検出するセンサーをそれぞれ配
置し、 それらのセンサーが、一本のベルト部材の巻き出し動作
に連動し、 ベルト部材の巻き出し開始直前に、いずれか一方の片側
のセンサーは「切」、他の片側のセンサーは「入」であ
ることを制御装置により確認し、 予め制御装置にインプットされたベルト部材の角度の方
向についての正常な状態の条件と一致する場合は良と判
定し、一致しない場合は不良と判定することを特徴とす
るタイヤベルト部材の自動巻き付けの良否を検出する方
法。 - 【請求項3】サービサーに設けられている左右のベルト
ガイドの先端部に、ベルト部材の側端部を検出するセン
サーとして、ベルト部材の左右の側端の部分をベルト部
材の表面に対しほぼ直角方向に遮光する位置に自身の光
軸が通るようにした光電子スイッチをそれぞれ配置した
ことを特徴とする、請求項1または2に記載のタイヤベ
ルト部材の自動巻き付けの良否を検出する方法。 - 【請求項4】請求項1記載の(1)から(4)の順序
は、一本のベルト部材を巻き付ける動作として、ドラム
の回転運動、サービサーのコンベヤの回転運動、ベルト
部材の予め設定した巻き付け時間の内から選択される1
または2以上の要素に連動させたことを特徴とする、請
求項1記載のタイヤベルト部材の自動巻き付けの良否を
検出する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8089442A JPH09201885A (ja) | 1995-11-22 | 1996-04-11 | タイヤベルト部材の自動巻き付けの良否を検出する方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-304412 | 1995-11-22 | ||
| JP30441295 | 1995-11-22 | ||
| JP8089442A JPH09201885A (ja) | 1995-11-22 | 1996-04-11 | タイヤベルト部材の自動巻き付けの良否を検出する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09201885A true JPH09201885A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=26430868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8089442A Pending JPH09201885A (ja) | 1995-11-22 | 1996-04-11 | タイヤベルト部材の自動巻き付けの良否を検出する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09201885A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009006599A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Bridgestone Corp | タイヤ部材の巻付方法 |
| JP2019119109A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | Toyo Tire株式会社 | タイヤ構成部材の製造方法及びタイヤ構成部材の製造装置 |
| US11345106B2 (en) | 2017-12-28 | 2022-05-31 | Toyo Tire Corporation | Manufacturing method of tire component and manufacturing device of tire component |
-
1996
- 1996-04-11 JP JP8089442A patent/JPH09201885A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009006599A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Bridgestone Corp | タイヤ部材の巻付方法 |
| JP2019119109A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | Toyo Tire株式会社 | タイヤ構成部材の製造方法及びタイヤ構成部材の製造装置 |
| US11318694B2 (en) | 2017-12-28 | 2022-05-03 | Toyo Tire Corporation | Manufacturing method of tire component and manufacturing device of tire component |
| US11345106B2 (en) | 2017-12-28 | 2022-05-31 | Toyo Tire Corporation | Manufacturing method of tire component and manufacturing device of tire component |
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