JPH09202014A - プリンタ - Google Patents
プリンタInfo
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- JPH09202014A JPH09202014A JP8031446A JP3144696A JPH09202014A JP H09202014 A JPH09202014 A JP H09202014A JP 8031446 A JP8031446 A JP 8031446A JP 3144696 A JP3144696 A JP 3144696A JP H09202014 A JPH09202014 A JP H09202014A
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- Japan
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- speed
- motor
- traveling
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- print head
- Prior art date
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Links
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 abstract description 64
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 description 16
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
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- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J19/00—Character- or line-spacing mechanisms
- B41J19/18—Character-spacing or back-spacing mechanisms; Carriage return or release devices therefor
- B41J19/20—Positive-feed character-spacing mechanisms
- B41J19/202—Drive control means for carriage movement
Landscapes
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インク吐出によるキャリッジ質量の減少等を
主要因とする印刷ヘッドの走行速度の変動を走行毎に逐
次補正して印刷の精度を高める。 【解決手段】 印刷ヘッドを搭載するキャリッジの一走
行毎に、今回の加速時および定速時におけるPWM値が
適正であったか否かを判定し、たとえば、ステップ10
0で今回の加速時の速度V1 を第1の目標走行速度VO1
と比較し、速度V1 の方が小さい場合には、ステップ1
10で次回の加速時にCRモータに供給されるPWM信
号のON時間が長くなるようにPWM値を1加算する。
また、定速区間では、たとえば、今回の定速走行におけ
る最大および最小速度を求め、第2の目標走行速度ある
いは許容される最小および最大の速度と比較し、その比
較結果に応じて次回の定速走行時のPWM値を補正す
る。
主要因とする印刷ヘッドの走行速度の変動を走行毎に逐
次補正して印刷の精度を高める。 【解決手段】 印刷ヘッドを搭載するキャリッジの一走
行毎に、今回の加速時および定速時におけるPWM値が
適正であったか否かを判定し、たとえば、ステップ10
0で今回の加速時の速度V1 を第1の目標走行速度VO1
と比較し、速度V1 の方が小さい場合には、ステップ1
10で次回の加速時にCRモータに供給されるPWM信
号のON時間が長くなるようにPWM値を1加算する。
また、定速区間では、たとえば、今回の定速走行におけ
る最大および最小速度を求め、第2の目標走行速度ある
いは許容される最小および最大の速度と比較し、その比
較結果に応じて次回の定速走行時のPWM値を補正す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被印刷媒体に印刷
を行う印刷ヘッドの走行速度の変動を補正して印刷品質
を高めることができるプリンタに関する。
を行う印刷ヘッドの走行速度の変動を補正して印刷品質
を高めることができるプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえばサーマル式のシリアルプ
リンタでは、印字ヘッドの搭載されたキャリッジをPW
M制御されたDCモータにより走行させており、そのD
Cモータの加速時および定速運転時の速度制御は、上記
DCモータに供給されるパルス信号のデューティ比を変
化させて行われている。上記DCモータの回転速度と時
間との関係を図10に示す。同図に示すように、上記D
Cモータは、停止時(T=0)から目標速度VO (T=
T0 )に達するまでの加速区間では、一定のデューティ
比で駆動され、その後は、目標速度VOを超えたとき
は、そのデューティ比のOFF時間に対するON時間の
比率を小さくし、目標速度VO を下回ったときは、逆に
上記比率を大きくなるようにフィードバック制御を行っ
ている。そして、上記デューティ比は、速度とデューテ
ィ比との関係を定めた制御パラメータの記憶されたメモ
リから必要に応じて読み出して決定されている。
リンタでは、印字ヘッドの搭載されたキャリッジをPW
M制御されたDCモータにより走行させており、そのD
Cモータの加速時および定速運転時の速度制御は、上記
DCモータに供給されるパルス信号のデューティ比を変
化させて行われている。上記DCモータの回転速度と時
間との関係を図10に示す。同図に示すように、上記D
Cモータは、停止時(T=0)から目標速度VO (T=
T0 )に達するまでの加速区間では、一定のデューティ
比で駆動され、その後は、目標速度VOを超えたとき
は、そのデューティ比のOFF時間に対するON時間の
比率を小さくし、目標速度VO を下回ったときは、逆に
上記比率を大きくなるようにフィードバック制御を行っ
ている。そして、上記デューティ比は、速度とデューテ
ィ比との関係を定めた制御パラメータの記憶されたメモ
リから必要に応じて読み出して決定されている。
【0003】ところで、上記プリンタでは、上記印字ヘ
ッドに備えられたインクリボンの巻取抵抗の変化、油切
れなどによる軸受部分の摩擦増大などのキャリッジ駆動
機構の負荷の変動が生じるため、上記のように固定され
た制御パラメータによる制御では、上記負荷の変動に追
従できない。そのため、たとえばキャリッジが、印字開
始位置に達するまでに目標の速度に到達できないことに
より、印字位置がずれるという問題があった。
ッドに備えられたインクリボンの巻取抵抗の変化、油切
れなどによる軸受部分の摩擦増大などのキャリッジ駆動
機構の負荷の変動が生じるため、上記のように固定され
た制御パラメータによる制御では、上記負荷の変動に追
従できない。そのため、たとえばキャリッジが、印字開
始位置に達するまでに目標の速度に到達できないことに
より、印字位置がずれるという問題があった。
【0004】そこで、上記制御パラメータをプリンタに
設けられたテストスイッチを押すことにより書き換え可
能な状態とし、測定された速度に基づいて新たな制御パ
ラメータを書き込むことにより、上記負荷の変動に追従
できるようにしたものが知られている。
設けられたテストスイッチを押すことにより書き換え可
能な状態とし、測定された速度に基づいて新たな制御パ
ラメータを書き込むことにより、上記負荷の変動に追従
できるようにしたものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のも
のでは、制御パラメータを書き換えることができるが、
上記テストスイッチを押したときにのみ書換え可能とな
ることから、キャリッジの移動毎に発生する微妙な負荷
の変動に対応したキャリッジの速度制御ができないとい
う問題がある。
のでは、制御パラメータを書き換えることができるが、
上記テストスイッチを押したときにのみ書換え可能とな
ることから、キャリッジの移動毎に発生する微妙な負荷
の変動に対応したキャリッジの速度制御ができないとい
う問題がある。
【0006】特に、インクの液滴を被印刷媒体へ吐出し
て印刷を行うインクジェットプリンタでは、インクカー
トリッジなどの、印刷ヘッドにインクを供給する部分が
キャリッジに設けられているため、インクの量が変動す
ると、キャリッジの質量も変動する。たとえば、印刷ヘ
ッドからインクが吐出される毎に、キャリッジの質量は
減少し、キャリッジ駆動用のDCモータの負荷も減少す
る。
て印刷を行うインクジェットプリンタでは、インクカー
トリッジなどの、印刷ヘッドにインクを供給する部分が
キャリッジに設けられているため、インクの量が変動す
ると、キャリッジの質量も変動する。たとえば、印刷ヘ
ッドからインクが吐出される毎に、キャリッジの質量は
減少し、キャリッジ駆動用のDCモータの負荷も減少す
る。
【0007】したがって、DCモータの負荷の減少によ
り、次回の印刷時のDCモータの立ち上がり速度が速く
なるため、印刷位置にずれが生じるという問題がある。
特に、インクカートリッジ内のインクが満タンであると
きのキャリッジの重量は、空のときの重量の約3倍であ
り、上記DCモータの負荷の変動が大きいため、上記問
題が顕著に現れる。
り、次回の印刷時のDCモータの立ち上がり速度が速く
なるため、印刷位置にずれが生じるという問題がある。
特に、インクカートリッジ内のインクが満タンであると
きのキャリッジの重量は、空のときの重量の約3倍であ
り、上記DCモータの負荷の変動が大きいため、上記問
題が顕著に現れる。
【0008】そこで、本発明は、上述した課題を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、キャリッジの走行毎にその走行速度が目標速度にな
るように補正して、印刷品質を高めることにある。
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、キャリッジの走行毎にその走行速度が目標速度にな
るように補正して、印刷品質を高めることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、被印刷媒体に
沿って走行しながら前記被印刷媒体に印刷を行う印刷ヘ
ッドと、この印刷ヘッドを走行させるモータと、このモ
ータの回転速度を制御するモータ制御手段と、前記印刷
ヘッドの走行速度を検出する走行速度検出手段と、この
走行速度検出手段により検出された前記印刷ヘッドの走
行速度と予め定められた目標走行速度とを比較するとと
もに、その比較結果に基づいて、次回の印刷時の前記モ
ータ制御手段によるモータの回転速度を補正する補正手
段と、が備えられるという技術的手段を採用する。
成するため、請求項1に記載の発明では、被印刷媒体に
沿って走行しながら前記被印刷媒体に印刷を行う印刷ヘ
ッドと、この印刷ヘッドを走行させるモータと、このモ
ータの回転速度を制御するモータ制御手段と、前記印刷
ヘッドの走行速度を検出する走行速度検出手段と、この
走行速度検出手段により検出された前記印刷ヘッドの走
行速度と予め定められた目標走行速度とを比較するとと
もに、その比較結果に基づいて、次回の印刷時の前記モ
ータ制御手段によるモータの回転速度を補正する補正手
段と、が備えられるという技術的手段を採用する。
【0010】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のプリンタにおいて、前記補正手段には、前記印刷ヘ
ッドの走行開始から所定の距離に達するまでの最大走行
速度と予め定められた第1の目標走行速度とを比較する
とともに、その比較結果に基づいて、次回の印刷時の前
記印刷ヘッドの走行開始から所定の距離に達するまでの
前記モータの回転速度を補正する第1の補正手段と、前
記印刷ヘッドが前記所定の距離に達した後の走行速度と
予め定められた第2の目標走行速度とを比較するととも
に、その比較結果に基づいて、次回の印刷時の前記印刷
ヘッドの走行開始から所定の距離に達した後の前記モー
タの回転速度を補正する第2の補正手段と、が備えられ
るという技術的手段を採用する。
載のプリンタにおいて、前記補正手段には、前記印刷ヘ
ッドの走行開始から所定の距離に達するまでの最大走行
速度と予め定められた第1の目標走行速度とを比較する
とともに、その比較結果に基づいて、次回の印刷時の前
記印刷ヘッドの走行開始から所定の距離に達するまでの
前記モータの回転速度を補正する第1の補正手段と、前
記印刷ヘッドが前記所定の距離に達した後の走行速度と
予め定められた第2の目標走行速度とを比較するととも
に、その比較結果に基づいて、次回の印刷時の前記印刷
ヘッドの走行開始から所定の距離に達した後の前記モー
タの回転速度を補正する第2の補正手段と、が備えられ
るという技術的手段を採用する。
【0011】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載のプリンタにおいて、前記モータは、パルス
信号によって駆動されるものであり、前記補正手段にお
ける補正は、前記パルス信号のデューティ比を変化させ
て行われるものであるという技術的手段を採用する。
は2に記載のプリンタにおいて、前記モータは、パルス
信号によって駆動されるものであり、前記補正手段にお
ける補正は、前記パルス信号のデューティ比を変化させ
て行われるものであるという技術的手段を採用する。
【0012】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し3のいずれか1つに記載のプリンタにおいて、前記次
回の印刷は、前記印刷ヘッドの走行方向が同じ印刷であ
るという技術的手段を採用する。
し3のいずれか1つに記載のプリンタにおいて、前記次
回の印刷は、前記印刷ヘッドの走行方向が同じ印刷であ
るという技術的手段を採用する。
【0013】請求項5に記載の発明では、請求項1ない
し4のいずれか1つに記載のプリンタにおいて、前記印
刷ヘッドは、この印刷ヘッドに供給するインクが収容さ
れたインク収容体を備えるとともに、前記インクを前記
被印刷媒体に向けて吐出して印刷を行うインクジェット
ヘッドであるという技術的手段を採用する。
し4のいずれか1つに記載のプリンタにおいて、前記印
刷ヘッドは、この印刷ヘッドに供給するインクが収容さ
れたインク収容体を備えるとともに、前記インクを前記
被印刷媒体に向けて吐出して印刷を行うインクジェット
ヘッドであるという技術的手段を採用する。
【0014】
【作用】請求項1ないし5に記載の発明では、上記印刷
ヘッドの走行速度と、予め定められた目標走行速度とを
比較するとともに、その比較結果に基づいて、次回の印
刷時の上記モータの回転速度を補正することができる。
つまり、上記印刷ヘッドの走行速度が変動した場合であ
っても、その変動の大きさに応じて次回の印刷時の上記
モータの回転速度、すなわち上記印刷ヘッドの走行速度
を補正することができる。これにより、1回の移動毎に
発生する印刷ヘッドの微妙な走行速度変化を補正して目
標速度にすることができるため、移動毎に発生する印刷
位置のずれをなくして印刷品質を高めることができる。
なお、上記次回の印刷時とは、上記印刷ヘッドが現在行
っている1走査分の印刷が終了した後に行う次の1走査
分の印刷を行う時という意味である。
ヘッドの走行速度と、予め定められた目標走行速度とを
比較するとともに、その比較結果に基づいて、次回の印
刷時の上記モータの回転速度を補正することができる。
つまり、上記印刷ヘッドの走行速度が変動した場合であ
っても、その変動の大きさに応じて次回の印刷時の上記
モータの回転速度、すなわち上記印刷ヘッドの走行速度
を補正することができる。これにより、1回の移動毎に
発生する印刷ヘッドの微妙な走行速度変化を補正して目
標速度にすることができるため、移動毎に発生する印刷
位置のずれをなくして印刷品質を高めることができる。
なお、上記次回の印刷時とは、上記印刷ヘッドが現在行
っている1走査分の印刷が終了した後に行う次の1走査
分の印刷を行う時という意味である。
【0015】特に、請求項2に記載の発明では、上記補
正手段による補正を、上記印刷ヘッドの走行開始から上
記所定の距離に達する間の第1の補正と、その所定の距
離に達した後における第2の補正との2段階に分けて行
うことができる。したがって、上記印刷ヘッドの走行開
始から、上記所定の距離に達した以後を通じて1回の補
正を行う場合よりも、精度の高い補正を行うことができ
る。
正手段による補正を、上記印刷ヘッドの走行開始から上
記所定の距離に達する間の第1の補正と、その所定の距
離に達した後における第2の補正との2段階に分けて行
うことができる。したがって、上記印刷ヘッドの走行開
始から、上記所定の距離に達した以後を通じて1回の補
正を行う場合よりも、精度の高い補正を行うことができ
る。
【0016】たとえば、後述する発明の実施の形態で述
べるように、上記印刷ヘッドの走行開始から上記所定の
距離に達するまでの間を上記印刷ヘッドの走行開始か
ら、印刷開始位置に到達するまでのモータの加速区間と
し、上記所定の距離以後をモータの定速区間とした場
合、上記モータの負荷変動は、加速時より小さいトルク
で駆動する上記定速区間において大きく影響するから、
制御パラメータをモータの加速時と定速時とでは別個に
した方が望ましく、その制御パラメータによる補正を上
記2段階にすることにより、精度の高い速度制御が可能
となり、印刷品質をより一層高めることが可能となる。
べるように、上記印刷ヘッドの走行開始から上記所定の
距離に達するまでの間を上記印刷ヘッドの走行開始か
ら、印刷開始位置に到達するまでのモータの加速区間と
し、上記所定の距離以後をモータの定速区間とした場
合、上記モータの負荷変動は、加速時より小さいトルク
で駆動する上記定速区間において大きく影響するから、
制御パラメータをモータの加速時と定速時とでは別個に
した方が望ましく、その制御パラメータによる補正を上
記2段階にすることにより、精度の高い速度制御が可能
となり、印刷品質をより一層高めることが可能となる。
【0017】また、請求項3に記載の発明では、上記モ
ータは、パルス信号によって駆動されるものであり、上
記補正手段における補正は、上記パルス信号のデューテ
ィ比を変化させて行われるものであるため、そのデュー
ティ比を変化させることにより、上記モータの回転速度
を変化させて上記印刷ヘッドの走行速度を上記目標速度
にすることができる。
ータは、パルス信号によって駆動されるものであり、上
記補正手段における補正は、上記パルス信号のデューテ
ィ比を変化させて行われるものであるため、そのデュー
ティ比を変化させることにより、上記モータの回転速度
を変化させて上記印刷ヘッドの走行速度を上記目標速度
にすることができる。
【0018】ところで、後述する発明の実施の形態で述
べるように、印刷ヘッドの搭載されたキャリッジは、無
端ベルトの一部に連結されており、その無端ベルトは、
モータの回転軸に取付けられたモータプーリと他のアイ
ドルプーリとに掛けられているため、フォワード印刷時
では、たとえば、モータがキャリッジをモータプーリを
介して引張る形となり、逆にリバース印刷時では、モー
タがキャリッジをアイドルプーリを介して引張る形とな
る。したがって、印刷方向によってプーリを介してモー
タに掛かる負荷の掛かり方が異なるため、両印刷方向に
同じ制御パラメータを用いたのでは、正確なフィードバ
ック制御を行うことができない。そこで、請求項4に記
載の発明では、上記次回の印刷は、上記印刷ヘッドの走
行方向が同じ印刷であるという技術的手段を採用するた
め、印刷方向に応じて補正値を設定することにより、モ
ータの回転速度を正確に補正することができる。
べるように、印刷ヘッドの搭載されたキャリッジは、無
端ベルトの一部に連結されており、その無端ベルトは、
モータの回転軸に取付けられたモータプーリと他のアイ
ドルプーリとに掛けられているため、フォワード印刷時
では、たとえば、モータがキャリッジをモータプーリを
介して引張る形となり、逆にリバース印刷時では、モー
タがキャリッジをアイドルプーリを介して引張る形とな
る。したがって、印刷方向によってプーリを介してモー
タに掛かる負荷の掛かり方が異なるため、両印刷方向に
同じ制御パラメータを用いたのでは、正確なフィードバ
ック制御を行うことができない。そこで、請求項4に記
載の発明では、上記次回の印刷は、上記印刷ヘッドの走
行方向が同じ印刷であるという技術的手段を採用するた
め、印刷方向に応じて補正値を設定することにより、モ
ータの回転速度を正確に補正することができる。
【0019】さらに、請求項5に記載の発明では、請求
項1ないし4のいずれか1つに記載の発明は、上記イン
クを上記被印刷媒体に向けて吐出して印刷を行うインク
ジェットヘッドを備えたプリンタにも適用することがで
きる。
項1ないし4のいずれか1つに記載の発明は、上記イン
クを上記被印刷媒体に向けて吐出して印刷を行うインク
ジェットヘッドを備えたプリンタにも適用することがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図を参照して説明する。なお、本実施形態では、プリ
ンタとして、インク吐出口から被印刷体へインクを吐出
して印刷を行うインクジェットプリンタ(以下、プリン
タと略称する)を代表に説明する。また、ここでは、3
60dpi(ドット・パー・インチ)および720dp
iの解像度で印刷を行うものとする。図1は上記プリン
タの一部機構を取り出して示す外観斜視図であり、図2
は図1に示すプリンタの制御系の主要構成を示すブロッ
ク図である。
て図を参照して説明する。なお、本実施形態では、プリ
ンタとして、インク吐出口から被印刷体へインクを吐出
して印刷を行うインクジェットプリンタ(以下、プリン
タと略称する)を代表に説明する。また、ここでは、3
60dpi(ドット・パー・インチ)および720dp
iの解像度で印刷を行うものとする。図1は上記プリン
タの一部機構を取り出して示す外観斜視図であり、図2
は図1に示すプリンタの制御系の主要構成を示すブロッ
ク図である。
【0021】図1に示すように、上記プリンタには、印
刷ヘッド20が設けられている。この印刷ヘッド20
は、インク室に設けられた圧電素子に電圧を印加してイ
ンク室の容積を変化させることにより、インク室内のイ
ンクをノズルから被印刷媒体である印刷用紙12に向け
て吐出させて印字を行う、いわゆるインクジェット式の
ヘッドである。印刷ヘッド20は、キャリッジ14の上
に搭載されており、そのキャリッジ14には、印刷用紙
12の幅方向に設けられたガイド軸16が挿通されてい
る。
刷ヘッド20が設けられている。この印刷ヘッド20
は、インク室に設けられた圧電素子に電圧を印加してイ
ンク室の容積を変化させることにより、インク室内のイ
ンクをノズルから被印刷媒体である印刷用紙12に向け
て吐出させて印字を行う、いわゆるインクジェット式の
ヘッドである。印刷ヘッド20は、キャリッジ14の上
に搭載されており、そのキャリッジ14には、印刷用紙
12の幅方向に設けられたガイド軸16が挿通されてい
る。
【0022】キャリッジ14は、ガイド軸16に沿って
その下方に設けられた無端ベルト17に連結されてお
り、その無端ベルト17は、CRモータ18のプーリ2
2と他のアイドルプーリ(図示せず)との間に掛けられ
ている。つまり、キャリッジ14は、CRモータ18の
回転により、ガイド軸16に沿って印刷用紙12の幅方
向に往復動するようになっている。また、ガイド軸16
に沿ってその下方には、1インチの中に90個のスリッ
トが印されており、透光性材料で形成されたリニア型の
タイミングスリット24が設けられている。また、キャ
リッジ14の前面下部には、タイミングスリット24に
印されたスリットの間隔を読み取ってキャリッジ14の
位置に対応したパルス信号を出力するセンサ素子26が
設けられている。
その下方に設けられた無端ベルト17に連結されてお
り、その無端ベルト17は、CRモータ18のプーリ2
2と他のアイドルプーリ(図示せず)との間に掛けられ
ている。つまり、キャリッジ14は、CRモータ18の
回転により、ガイド軸16に沿って印刷用紙12の幅方
向に往復動するようになっている。また、ガイド軸16
に沿ってその下方には、1インチの中に90個のスリッ
トが印されており、透光性材料で形成されたリニア型の
タイミングスリット24が設けられている。また、キャ
リッジ14の前面下部には、タイミングスリット24に
印されたスリットの間隔を読み取ってキャリッジ14の
位置に対応したパルス信号を出力するセンサ素子26が
設けられている。
【0023】このセンサ素子26は、互いの位相を3/
4周期ずらした2個の発光素子と受光素子とから成るフ
ォトカプラである。つまり、この2組の素子から出力さ
れるパルスの位相差により、キャリッジ14の移動方向
を検出する。タイミングスリット24とセンサ素子26
とで、リニアエンコーダ55(図2および図3参照)を
構成する。なお、センサ素子26から出力されるパルス
の周期は、タイミングスリット24のスリット間の間隔
およびキャリッジ14の移動速度に対応する。
4周期ずらした2個の発光素子と受光素子とから成るフ
ォトカプラである。つまり、この2組の素子から出力さ
れるパルスの位相差により、キャリッジ14の移動方向
を検出する。タイミングスリット24とセンサ素子26
とで、リニアエンコーダ55(図2および図3参照)を
構成する。なお、センサ素子26から出力されるパルス
の周期は、タイミングスリット24のスリット間の間隔
およびキャリッジ14の移動速度に対応する。
【0024】また、印刷用紙12は、紙送り用のLFモ
ータ58(図2参照)により回転される給紙ローラ(図
示省略)と、この給紙ローラと対に設けられた押さえロ
ーラ28、28との間に挾まれて上下方向に送られる。
なお、CRモータ18には、PWM制御により回転速度
が制御されるDCモータが用いられ、LFモータ58に
はステップモータが用いられる。
ータ58(図2参照)により回転される給紙ローラ(図
示省略)と、この給紙ローラと対に設けられた押さえロ
ーラ28、28との間に挾まれて上下方向に送られる。
なお、CRモータ18には、PWM制御により回転速度
が制御されるDCモータが用いられ、LFモータ58に
はステップモータが用いられる。
【0025】次に、上記プリンタの制御系の主要構成に
ついて図2を参照して説明する。プリンタ10には、後
述する各種演算処理を行うCPU50が備えられてい
る。このCPU50には、ホストコンピュータ51から
出力される印刷データなどの信号を受信するためのイン
ターフェース52と、各種演算処理プログラムやテーブ
ルなどが記憶されたROM53およびRAM54と、上
記センサ素子26からのパルス信号のカウントや、その
パルス周期の計測などを行うゲートアレイ56とがそれ
ぞれ接続されている。
ついて図2を参照して説明する。プリンタ10には、後
述する各種演算処理を行うCPU50が備えられてい
る。このCPU50には、ホストコンピュータ51から
出力される印刷データなどの信号を受信するためのイン
ターフェース52と、各種演算処理プログラムやテーブ
ルなどが記憶されたROM53およびRAM54と、上
記センサ素子26からのパルス信号のカウントや、その
パルス周期の計測などを行うゲートアレイ56とがそれ
ぞれ接続されている。
【0026】ROM53に記憶されたテーブルとは、後
述するように、キャリッジ14の走行速度がフィードバ
ック制御を始める速度(第1の目標走行速度)に達する
までの目標立上げ距離に対して許容できる最小値および
最大値がそれぞれ設定された立上げ距離許容差テーブル
(以下、距離テーブルと略称する)と、キャリッジ14
が上記フィードバック制御を始める第1の目標走行速度
に達した後、略一定の速度で定速走行を行う場合の第2
の目標走行速度にする許容差が設定された目標速度許容
差テーブル(以下、速度テーブルと略称する)と、CR
モータ18に供給されるPWM信号のデューティ比を補
正するための補正値テーブルなどである。なお、上記各
テーブルは、前述のように、正確な制御を行うために、
360dpi(ドットパーインチ)あるいは720dp
iの各解像度毎にフォワード印刷とリバース印刷とで別
個に設定されている。
述するように、キャリッジ14の走行速度がフィードバ
ック制御を始める速度(第1の目標走行速度)に達する
までの目標立上げ距離に対して許容できる最小値および
最大値がそれぞれ設定された立上げ距離許容差テーブル
(以下、距離テーブルと略称する)と、キャリッジ14
が上記フィードバック制御を始める第1の目標走行速度
に達した後、略一定の速度で定速走行を行う場合の第2
の目標走行速度にする許容差が設定された目標速度許容
差テーブル(以下、速度テーブルと略称する)と、CR
モータ18に供給されるPWM信号のデューティ比を補
正するための補正値テーブルなどである。なお、上記各
テーブルは、前述のように、正確な制御を行うために、
360dpi(ドットパーインチ)あるいは720dp
iの各解像度毎にフォワード印刷とリバース印刷とで別
個に設定されている。
【0027】上記CPU50は、ホストコンピュータ5
1からインターフェース52を介して受信された印刷デ
ータをRAM54の所定のバッファ領域に格納するとと
もに、予め上記ROM53に記憶している印刷プログラ
ムにしたがって、LFモータ58、CRモータ18を駆
動するために必要な各種制御信号を出力する演算制御動
作と、印刷ヘッド20を駆動するためのデータ編集など
とを行う。そして、上記制御信号のうち、LFモータ5
8を駆動するためのLFモータ駆動制御信号は、LF駆
動回路57に入力され、このLF駆動回路57から出力
されるLFモータ駆動信号(パルス信号)に従ってLF
モータ58が駆動される。つまり、このLFモータ58
の駆動により、印刷用紙12の縦方向への紙送りが行わ
れる。
1からインターフェース52を介して受信された印刷デ
ータをRAM54の所定のバッファ領域に格納するとと
もに、予め上記ROM53に記憶している印刷プログラ
ムにしたがって、LFモータ58、CRモータ18を駆
動するために必要な各種制御信号を出力する演算制御動
作と、印刷ヘッド20を駆動するためのデータ編集など
とを行う。そして、上記制御信号のうち、LFモータ5
8を駆動するためのLFモータ駆動制御信号は、LF駆
動回路57に入力され、このLF駆動回路57から出力
されるLFモータ駆動信号(パルス信号)に従ってLF
モータ58が駆動される。つまり、このLFモータ58
の駆動により、印刷用紙12の縦方向への紙送りが行わ
れる。
【0028】また、上記制御信号のうち、CRモータ1
8を駆動するためのCRモータ駆動制御信号は、CR駆
動回路59に入力され、このCR駆動回路59から出力
されるCRモータ駆動信号(PWM信号)に従ってCR
モータ18が駆動される。このCRモータ18の駆動に
より、キャリッジ14が往復動され、このキャリッジ1
4の位置は、リニアエンコーダ55によって検出され
る。そして、そのリニアエンコーダ55から出力された
パルス信号は、ゲートアレイ56に入力されて、CPU
50において後述する補正演算などが行われる。
8を駆動するためのCRモータ駆動制御信号は、CR駆
動回路59に入力され、このCR駆動回路59から出力
されるCRモータ駆動信号(PWM信号)に従ってCR
モータ18が駆動される。このCRモータ18の駆動に
より、キャリッジ14が往復動され、このキャリッジ1
4の位置は、リニアエンコーダ55によって検出され
る。そして、そのリニアエンコーダ55から出力された
パルス信号は、ゲートアレイ56に入力されて、CPU
50において後述する補正演算などが行われる。
【0029】また、CPU50において上記キャリッジ
14の移動に伴い、所定のタイミングでRAM54から
読出された印刷データが、ヘッド駆動回路60に入力さ
れ、このヘッド駆動回路60から出力されるヘッド駆動
信号に従って印刷ヘッド20が駆動される。つまり、印
刷ヘッド20に上記ヘッド駆動信号が入力されると、印
刷ヘッドの各エレメントを構成する圧電素子に電圧が印
加され、その圧電素子が設けられたキャビティ(インク
室)の振動板が変位し、キャビティ内のインクが加圧さ
れてノズルから吐出される。
14の移動に伴い、所定のタイミングでRAM54から
読出された印刷データが、ヘッド駆動回路60に入力さ
れ、このヘッド駆動回路60から出力されるヘッド駆動
信号に従って印刷ヘッド20が駆動される。つまり、印
刷ヘッド20に上記ヘッド駆動信号が入力されると、印
刷ヘッドの各エレメントを構成する圧電素子に電圧が印
加され、その圧電素子が設けられたキャビティ(インク
室)の振動板が変位し、キャビティ内のインクが加圧さ
れてノズルから吐出される。
【0030】さらに、CPU50は、LFモータ58の
駆動信号たるパルス信号をカウントして、LFモータ5
8および紙送り機構62により実行される、印刷用紙の
送り量のカウント、パージング機構35を駆動するカム
の回転量のカウントなどを行う。また、パージング機構
35には、キャリッジ14が原点に復帰していることを
検出するHP(ホームポジション)センサ63が、紙送
り機構62には、印刷用紙12が挿入されたことを検出
するPE(ペーパーエンプティ)センサ64がそれぞれ
設けられている。
駆動信号たるパルス信号をカウントして、LFモータ5
8および紙送り機構62により実行される、印刷用紙の
送り量のカウント、パージング機構35を駆動するカム
の回転量のカウントなどを行う。また、パージング機構
35には、キャリッジ14が原点に復帰していることを
検出するHP(ホームポジション)センサ63が、紙送
り機構62には、印刷用紙12が挿入されたことを検出
するPE(ペーパーエンプティ)センサ64がそれぞれ
設けられている。
【0031】ここで、ゲートアレイ56について図3を
参照して説明する。図3は、上記図2に示した制御系の
中のゲートアレイ56を説明するブロック図である。図
3に示すように、ゲートアレイ56は、リニアエンコー
ダ55から発生したエンコーダ信号のエッジ(立ち上が
り)を検出するとともに、その検出タイミングで基準パ
ルスを発生するエッジ検出回路65と、このエッジ検出
回路65から出力された基準パルスに基づいて、そのパ
ルス周期(エンコーダ信号のエッジ間隔)から割出した
速度データや、印刷ヘッドを駆動するための印字(印
刷)タイミングパルスを発生する印字(印刷)タイミン
グ発生回路66とから構成されている。
参照して説明する。図3は、上記図2に示した制御系の
中のゲートアレイ56を説明するブロック図である。図
3に示すように、ゲートアレイ56は、リニアエンコー
ダ55から発生したエンコーダ信号のエッジ(立ち上が
り)を検出するとともに、その検出タイミングで基準パ
ルスを発生するエッジ検出回路65と、このエッジ検出
回路65から出力された基準パルスに基づいて、そのパ
ルス周期(エンコーダ信号のエッジ間隔)から割出した
速度データや、印刷ヘッドを駆動するための印字(印
刷)タイミングパルスを発生する印字(印刷)タイミン
グ発生回路66とから構成されている。
【0032】そして、CPU50は、印字タイミング発
生回路66から出力される速度データ(エンコーダ信号
の各エッジ間の時間間隔値)を入力してフィードバック
PWM制御を実行するとともに、次回の速度制御のため
のPWM信号、つまりCRモータ18の駆動信号のパル
ス幅の補正演算を行う。また、CPU50は、エッジ検
出回路41から出力された位置制御用パルス(基準パル
ス)を入力してキャリッジ14の現在位置の演算を行
う。さらに、CPU50は、印刷方向が逆転した場合に
印刷位置のズレを補正するためのディレイカウント値や
印刷スタート信号の許可などを行うデータをゲートアレ
イ56内の所定のレジスタに書き込む。
生回路66から出力される速度データ(エンコーダ信号
の各エッジ間の時間間隔値)を入力してフィードバック
PWM制御を実行するとともに、次回の速度制御のため
のPWM信号、つまりCRモータ18の駆動信号のパル
ス幅の補正演算を行う。また、CPU50は、エッジ検
出回路41から出力された位置制御用パルス(基準パル
ス)を入力してキャリッジ14の現在位置の演算を行
う。さらに、CPU50は、印刷方向が逆転した場合に
印刷位置のズレを補正するためのディレイカウント値や
印刷スタート信号の許可などを行うデータをゲートアレ
イ56内の所定のレジスタに書き込む。
【0033】次に、CPU50によるキャリッジ14の
速度制御、特にPWM制御のための補正演算について、
図4ないし図9を参照して説明する。なお、本実施形態
においては、キャリッジ14がフォワード方向、あるい
はリバース方向のいずれに移動する場合であっても、走
行開始位置からフィードバック制御を始めた位置(第1
の目標走行速度に達した位置)までの距離D1 と、加速
区間における最大速度VMAX のデータ、および、定速区
間(フィードバック制御を行う区間)における最大速度
V2MAXと最小速度V2MINのデータを、ゲートアレイ56
内の所定のレジスタなどに格納しておき(CPU50な
いしはRAM54の所定の領域に格納するようにしても
よい)、その移動停止時に、今回の加速時のPWM値
(PWM信号のデューティ比を示す値で、ここでは一定
の周期に対するON時間の割合)αと、定速時のPWM
値βが適正であったかを判定し、必要があればその各P
WM値を適宜補正するようにして、次回の同じ方向への
移動時には、その補正後のPWM値でキャリッジ14を
走行させるものである。したがって、上記補正は、キャ
リッジ14の走行開始から定速走行になるまでの加速区
間と、定速区間とに分けて行われる。また、加速区間で
フィードバックPWM制御を行うと、制御が複雑とな
り、CPU50の負担が大きくなることから、加速区間
ではフィードバックPWM制御は行わない。
速度制御、特にPWM制御のための補正演算について、
図4ないし図9を参照して説明する。なお、本実施形態
においては、キャリッジ14がフォワード方向、あるい
はリバース方向のいずれに移動する場合であっても、走
行開始位置からフィードバック制御を始めた位置(第1
の目標走行速度に達した位置)までの距離D1 と、加速
区間における最大速度VMAX のデータ、および、定速区
間(フィードバック制御を行う区間)における最大速度
V2MAXと最小速度V2MINのデータを、ゲートアレイ56
内の所定のレジスタなどに格納しておき(CPU50な
いしはRAM54の所定の領域に格納するようにしても
よい)、その移動停止時に、今回の加速時のPWM値
(PWM信号のデューティ比を示す値で、ここでは一定
の周期に対するON時間の割合)αと、定速時のPWM
値βが適正であったかを判定し、必要があればその各P
WM値を適宜補正するようにして、次回の同じ方向への
移動時には、その補正後のPWM値でキャリッジ14を
走行させるものである。したがって、上記補正は、キャ
リッジ14の走行開始から定速走行になるまでの加速区
間と、定速区間とに分けて行われる。また、加速区間で
フィードバックPWM制御を行うと、制御が複雑とな
り、CPU50の負担が大きくなることから、加速区間
ではフィードバックPWM制御は行わない。
【0034】最初に、加速区間の補正について図4ない
し図6を参照して説明する。図4は、加速区間における
補正の演算内容を示すフローチャートであり、図5およ
び図6は、その補正内容を説明するグラフである。ま
ず、キャリッジ14が走行開始位置から目標立上げ距離
(たとえば、30mm)だけ離れた位置に達したときの
走行速度V1 が、フィードバックPWM制御を開始する
第1の目標走行速度VO1に達していたか否かが判定され
る(ステップ100)。ここで、図5に示すように、キ
ャリッジ14が、まだ第1の目標走行速度VO1に達して
いなかった場合には、そのまま補正を行わずに次回の同
方向の印刷を行うと、再び第1の目標走行速度VO1に達
しないことが推定されるため、加速時のPWM値αを1
加算して、次回の同方向への加速時に使用するPWM値
とし、CRモータ18の加速度を高める補正を行う(ス
テップ110)。
し図6を参照して説明する。図4は、加速区間における
補正の演算内容を示すフローチャートであり、図5およ
び図6は、その補正内容を説明するグラフである。ま
ず、キャリッジ14が走行開始位置から目標立上げ距離
(たとえば、30mm)だけ離れた位置に達したときの
走行速度V1 が、フィードバックPWM制御を開始する
第1の目標走行速度VO1に達していたか否かが判定され
る(ステップ100)。ここで、図5に示すように、キ
ャリッジ14が、まだ第1の目標走行速度VO1に達して
いなかった場合には、そのまま補正を行わずに次回の同
方向の印刷を行うと、再び第1の目標走行速度VO1に達
しないことが推定されるため、加速時のPWM値αを1
加算して、次回の同方向への加速時に使用するPWM値
とし、CRモータ18の加速度を高める補正を行う(ス
テップ110)。
【0035】つまり、フィードバックPWM制御を行う
ためには、少なくとも、印刷開始位置に到達するまで
に、キャリッジ14が第1の目標走行速度VO1に達して
いることが必要とされるため、その条件を満たしていな
かった場合には、次回の印刷時には、その条件を満たす
ように補正を行う。たとえば、今回のCRモータ18に
供給されたPWM信号のデューティ比(ON時間とOF
F時間との比)が、30:70であった場合には、PW
M値(ON時間の割合を示す値)を1加算して、(30
+1):(70−1)=31:69に補正する。これに
より、次回の印刷時のCRモータ18の加速度を増加さ
せて、少なくとも印刷開始位置に到達するまでに第1の
目標走行速度VO1に到達させることができるようにな
る。
ためには、少なくとも、印刷開始位置に到達するまで
に、キャリッジ14が第1の目標走行速度VO1に達して
いることが必要とされるため、その条件を満たしていな
かった場合には、次回の印刷時には、その条件を満たす
ように補正を行う。たとえば、今回のCRモータ18に
供給されたPWM信号のデューティ比(ON時間とOF
F時間との比)が、30:70であった場合には、PW
M値(ON時間の割合を示す値)を1加算して、(30
+1):(70−1)=31:69に補正する。これに
より、次回の印刷時のCRモータ18の加速度を増加さ
せて、少なくとも印刷開始位置に到達するまでに第1の
目標走行速度VO1に到達させることができるようにな
る。
【0036】一方、ステップ100において、キャリッ
ジ14の今回の走行速度V1 が、第1の目標走行速度V
O1以上になっていた場合には、次のステップ120以降
の処理により、フィードバック制御を始めたとき、すな
わち、上記第1の目標走行速度VO1に達したときの走行
開始位置からの距離D1 が、許容範囲内(たとえば、2
3mmないし28mm)であるか否かを判定する。つま
り、あまりに短い距離で上記第1の目標走行速度VO1に
達していた場合には、その後の定速区間において、オー
バーシュートを招くおそれがあるため、妥当な加速をし
ているかを判定する。まず、ステップ120において、
今回のキャリッジ14の速度(解像度に基づいて求めら
れている)および走行方向に対応する許容値の最大値
(以下、最大許容距離DMAX と略称する)および最小値
(以下、最小許容距離DMIN と略称する)をROM53
の距離テーブルから読みだす。
ジ14の今回の走行速度V1 が、第1の目標走行速度V
O1以上になっていた場合には、次のステップ120以降
の処理により、フィードバック制御を始めたとき、すな
わち、上記第1の目標走行速度VO1に達したときの走行
開始位置からの距離D1 が、許容範囲内(たとえば、2
3mmないし28mm)であるか否かを判定する。つま
り、あまりに短い距離で上記第1の目標走行速度VO1に
達していた場合には、その後の定速区間において、オー
バーシュートを招くおそれがあるため、妥当な加速をし
ているかを判定する。まず、ステップ120において、
今回のキャリッジ14の速度(解像度に基づいて求めら
れている)および走行方向に対応する許容値の最大値
(以下、最大許容距離DMAX と略称する)および最小値
(以下、最小許容距離DMIN と略称する)をROM53
の距離テーブルから読みだす。
【0037】続いて、上記距離D1 と最大許容距離D
MAX (たとえば、28mm)とを比較し(ステップ13
0)、距離D1 の方が最大許容距離DMAX よりも大きい
場合には、キャリッジ14は、第1の目標走行速度VO1
に達するまでに最大許容距離DMAX よりも長い距離を要
していたため、次回の印刷時のキャリッジの加速度を増
大させて、上記距離D1 を短縮する必要があることか
ら、加速時のPWM値(ON時間の値)αを1加算し
て、次回の同方向への加速時に使用するPWM値とする
補正を行う(ステップ140)。つまり、次回の印刷時
のCRモータ18の加速度を高める。
MAX (たとえば、28mm)とを比較し(ステップ13
0)、距離D1 の方が最大許容距離DMAX よりも大きい
場合には、キャリッジ14は、第1の目標走行速度VO1
に達するまでに最大許容距離DMAX よりも長い距離を要
していたため、次回の印刷時のキャリッジの加速度を増
大させて、上記距離D1 を短縮する必要があることか
ら、加速時のPWM値(ON時間の値)αを1加算し
て、次回の同方向への加速時に使用するPWM値とする
補正を行う(ステップ140)。つまり、次回の印刷時
のCRモータ18の加速度を高める。
【0038】一方、上記ステップ130において、距離
D1 の方が最大許容距離DMAX よりも小さい場合には、
ステップ150へ進み、距離D1 は、最小許容距離D
MIN (たとえば、23mm)よりも小さいか否かを判定
し、距離D1 の方が最小許容距離DMIN よりも小さい場
合には、キャリッジ14は、最小許容距離DMIN よりも
短い距離で第1の目標走行速度VO1に達していたため、
加速時のPWM値αを1減算(−1を加算)する補正を
行う(ステップ160)。つまり、CRモータ18の加
速度を低くする。
D1 の方が最大許容距離DMAX よりも小さい場合には、
ステップ150へ進み、距離D1 は、最小許容距離D
MIN (たとえば、23mm)よりも小さいか否かを判定
し、距離D1 の方が最小許容距離DMIN よりも小さい場
合には、キャリッジ14は、最小許容距離DMIN よりも
短い距離で第1の目標走行速度VO1に達していたため、
加速時のPWM値αを1減算(−1を加算)する補正を
行う(ステップ160)。つまり、CRモータ18の加
速度を低くする。
【0039】次に、キャリッジ14が、加速区間におい
て、第1の目標走行速度VO1に達するまでの距離D
1 が、最大許容距離DMAX より小さいか、あるいは、最
小許容距離DMIN より大きいかにかかわらず、目標立上
げ距離(30mm)よりも手前で第1の目標走行速度V
O1に達していた場合には、さらに精度の高い(オーバー
シュートのない)制御を可能とするため、次のステップ
170以降の処理を行う。ステップ170では、今回の
キャリッジ14の速度および走行方向に対応する目標速
度許容差ΔVをROM53の速度テーブルから読み出
し、今回の加速区間における最大走行速度VMAX が、フ
ィードバック制御の目標速度、すなわち、第2の目標走
行速度V02に目標速度許容差ΔVを加算した速度(後述
の許容最大速度VPMAX)よりも大きいか否かの判定が行
われる(ステップ180)。
て、第1の目標走行速度VO1に達するまでの距離D
1 が、最大許容距離DMAX より小さいか、あるいは、最
小許容距離DMIN より大きいかにかかわらず、目標立上
げ距離(30mm)よりも手前で第1の目標走行速度V
O1に達していた場合には、さらに精度の高い(オーバー
シュートのない)制御を可能とするため、次のステップ
170以降の処理を行う。ステップ170では、今回の
キャリッジ14の速度および走行方向に対応する目標速
度許容差ΔVをROM53の速度テーブルから読み出
し、今回の加速区間における最大走行速度VMAX が、フ
ィードバック制御の目標速度、すなわち、第2の目標走
行速度V02に目標速度許容差ΔVを加算した速度(後述
の許容最大速度VPMAX)よりも大きいか否かの判定が行
われる(ステップ180)。
【0040】ここで、図6に示すように、上記最大走行
速度VMAX が、第2の目標走行速度V02に目標速度許容
差ΔVを加算した速度よりも大きい場合には、加速時の
PWM値αを1減算してCRモータ18の回転速度を遅
くし、オーバーシュートが発生しないようにする(ステ
ップ190)。つまり、加速時に速度オーバーの傾向が
強いと、その後の定速走行時に大きなオーバーシュート
が発生して共振を招き、ヘッドのインク吐出動作にむら
が生じる虞があるため、そのような事態を未然に防止す
るためである。
速度VMAX が、第2の目標走行速度V02に目標速度許容
差ΔVを加算した速度よりも大きい場合には、加速時の
PWM値αを1減算してCRモータ18の回転速度を遅
くし、オーバーシュートが発生しないようにする(ステ
ップ190)。つまり、加速時に速度オーバーの傾向が
強いと、その後の定速走行時に大きなオーバーシュート
が発生して共振を招き、ヘッドのインク吐出動作にむら
が生じる虞があるため、そのような事態を未然に防止す
るためである。
【0041】なお、上記各ステップにおけるPWM値α
の補正値は、印刷データの解像度に基づいて決められて
いるキャリッジ14の移動速度毎にROM53に補正値
テーブルとして記憶されており、予め実験などにより求
められた最適値が設定される。また、ステップ170に
おける目標速度許容差ΔVは、第2の目標走行速度V02
に所定の比率を乗じて求められており、たとえば、解像
度が360dpiである場合には、5%であり、720
dpiである場合には、3%である。つまり、解像度の
高い印刷を行う場合には、印刷の位置合わせのために、
より一層高い精度が要求されるからである。また、上記
ステップ120ないし160では、距離に関するパラメ
ータにより演算を行っているが、速度に関するパラメー
タにより演算することもできる。
の補正値は、印刷データの解像度に基づいて決められて
いるキャリッジ14の移動速度毎にROM53に補正値
テーブルとして記憶されており、予め実験などにより求
められた最適値が設定される。また、ステップ170に
おける目標速度許容差ΔVは、第2の目標走行速度V02
に所定の比率を乗じて求められており、たとえば、解像
度が360dpiである場合には、5%であり、720
dpiである場合には、3%である。つまり、解像度の
高い印刷を行う場合には、印刷の位置合わせのために、
より一層高い精度が要求されるからである。また、上記
ステップ120ないし160では、距離に関するパラメ
ータにより演算を行っているが、速度に関するパラメー
タにより演算することもできる。
【0042】次に、定速走行時の補正について図7ない
し図9を参照して説明する。図7および図8は、その補
正の演算内容を示すフローチャートであり、図9は、補
正内容を説明するグラフである。まず、今回の定速走行
時の速度および方向に対応する目標速度許容差ΔVを速
度テーブルから読み出し(ステップ200)、今回の定
速走行時における最大速度V2MAXが、第2の目標走行速
度V02から目標速度許容差ΔVを減算した速度(以下、
許容最小速度VPMINと略称する)よりも小さいか否かを
判定する(ステップ210)。ここで、キャリッジ14
の定速走行時の最大速度V2MAXが、許容最小速度VPMIN
よりも小さい場合、すなわち、第2の目標走行速度V02
よりも、かなり遅かった場合には、定速走行時にCRモ
ータ18に供給されるパルス信号のPWM値βを2加算
して、次回の同方向への定速走行時に使用するPWM値
とする補正を行う(ステップ220)。つまり、第2の
目標走行速度V02に近付くようにCRモータ18の回転
速度を速くして、定速走行区間における印刷位置のずれ
を防止する。
し図9を参照して説明する。図7および図8は、その補
正の演算内容を示すフローチャートであり、図9は、補
正内容を説明するグラフである。まず、今回の定速走行
時の速度および方向に対応する目標速度許容差ΔVを速
度テーブルから読み出し(ステップ200)、今回の定
速走行時における最大速度V2MAXが、第2の目標走行速
度V02から目標速度許容差ΔVを減算した速度(以下、
許容最小速度VPMINと略称する)よりも小さいか否かを
判定する(ステップ210)。ここで、キャリッジ14
の定速走行時の最大速度V2MAXが、許容最小速度VPMIN
よりも小さい場合、すなわち、第2の目標走行速度V02
よりも、かなり遅かった場合には、定速走行時にCRモ
ータ18に供給されるパルス信号のPWM値βを2加算
して、次回の同方向への定速走行時に使用するPWM値
とする補正を行う(ステップ220)。つまり、第2の
目標走行速度V02に近付くようにCRモータ18の回転
速度を速くして、定速走行区間における印刷位置のずれ
を防止する。
【0043】一方、キャリッジ14の定速走行時の最大
速度V2MAXが、許容最小速度VPMIN以上である場合に
は、大きな遅れがなかったものと判断してステップ23
0へ進み、今回の定速走行時における最小速度V
2MINが、第2の目標走行速度V02に目標速度許容差ΔV
を加算した速度(以下、許容最大速度VPMAXと略称す
る)よりも小さいか否かを判定し(ステップ230)、
最大速度V2MAXが、許容最大速度VPMAXよりも大きい場
合、すなわち、第2の目標走行速度V02よりも、かなり
速かった場合には、定速走行時にCRモータ18に供給
されるパルス信号のPWM値βを2減算する補正を行う
(ステップ240)。つまり、第2の目標走行速度V02
に近付くようにCRモータ18の回転速度を遅くして、
定速走行区間における印刷位置のずれを防止する。
速度V2MAXが、許容最小速度VPMIN以上である場合に
は、大きな遅れがなかったものと判断してステップ23
0へ進み、今回の定速走行時における最小速度V
2MINが、第2の目標走行速度V02に目標速度許容差ΔV
を加算した速度(以下、許容最大速度VPMAXと略称す
る)よりも小さいか否かを判定し(ステップ230)、
最大速度V2MAXが、許容最大速度VPMAXよりも大きい場
合、すなわち、第2の目標走行速度V02よりも、かなり
速かった場合には、定速走行時にCRモータ18に供給
されるパルス信号のPWM値βを2減算する補正を行う
(ステップ240)。つまり、第2の目標走行速度V02
に近付くようにCRモータ18の回転速度を遅くして、
定速走行区間における印刷位置のずれを防止する。
【0044】次に、今回の定速走行時における最大速度
V2MAXが、上記許容される範囲内にある場合には、次の
ステップ250以降の処理により、より一層精度の高い
補正を行う。まず、ステップ250において、今回の定
速走行時における最小速度V2MINが、目標速度V02の3
/4の速度よりも小さいか否かを判定して、その後の補
正処理を2種類に分けて行う。つまり、最小速度V2MIN
が、目標速度V02の3/4の速度よりも小さい場合に
は、その測定された最小速度V2MINは、信頼できない
(そのまま補正処理を進めても正しい補正が望めない)
として、図8に示すステップ260以降の処理を行う。
V2MAXが、上記許容される範囲内にある場合には、次の
ステップ250以降の処理により、より一層精度の高い
補正を行う。まず、ステップ250において、今回の定
速走行時における最小速度V2MINが、目標速度V02の3
/4の速度よりも小さいか否かを判定して、その後の補
正処理を2種類に分けて行う。つまり、最小速度V2MIN
が、目標速度V02の3/4の速度よりも小さい場合に
は、その測定された最小速度V2MINは、信頼できない
(そのまま補正処理を進めても正しい補正が望めない)
として、図8に示すステップ260以降の処理を行う。
【0045】なお、上記信頼できない測定結果が出る場
合としては、上記タイミングスリット24の上に塵芥が
付着しており、センサ素子26がスリットの間隔を正確
に検出できなかった場合などが考えられる。この場合、
エンコーダ信号のエッジ間隔の周期から求められる速度
データは、1つのパルス信号の欠落により、正常な速度
データの1/2になることから、このような誤りのデー
タであるか否かが、第2の目標走行速度V02の3/4の
速度をしきい値として判断することができる。
合としては、上記タイミングスリット24の上に塵芥が
付着しており、センサ素子26がスリットの間隔を正確
に検出できなかった場合などが考えられる。この場合、
エンコーダ信号のエッジ間隔の周期から求められる速度
データは、1つのパルス信号の欠落により、正常な速度
データの1/2になることから、このような誤りのデー
タであるか否かが、第2の目標走行速度V02の3/4の
速度をしきい値として判断することができる。
【0046】ここで、ステップ260へ進んだとする
と、ステップ260では、上記測定された最小速度V
2MINは信頼できる値である(エンコーダ信号にパルスの
欠落はなかった)ため、補正処理を行うための新たな速
度データとして、平均速度VAVを算出する(ステップ2
60)。つまり、最小速度V2MINに最大速度V2MAXを加
算した速度を2で除算して平均速度VAVを算出して、こ
れを補正処理の基準とする。
と、ステップ260では、上記測定された最小速度V
2MINは信頼できる値である(エンコーダ信号にパルスの
欠落はなかった)ため、補正処理を行うための新たな速
度データとして、平均速度VAVを算出する(ステップ2
60)。つまり、最小速度V2MINに最大速度V2MAXを加
算した速度を2で除算して平均速度VAVを算出して、こ
れを補正処理の基準とする。
【0047】続いて、上記算出された平均速度VAVが、
目標速度V02より大きいか否かが判定され(ステップ2
70)、平均速度VAVが、目標速度V02より大きい場合
には、定速走行時のPWM値βを1減算して、次回の同
方向への定速走行時のCRモータ18の回転速度を遅く
するようにする。一方、ステップ270において、平均
速度VAVが、目標速度V02以下であると判定された場合
には、ステップ290に進み、最小速度V2MINが最小許
容速度VPMINよりも小さいか否かの判定が行われ(ステ
ップ290)、最小速度V2MINが最小許容速度VPMINよ
りも小さい場合には、次回の定速走行時のPWM値βを
1加算して、次回の同方向への定速走行時のCRモータ
18の回転速度を速くするようにする。なお、ステップ
290において、最小速度V2MINが最小許容速度VPMIN
以上であった場合には、PWM値βを補正する必要がな
く、今回と同じPWM値が次回の同方向への定速走行時
にも使用される。
目標速度V02より大きいか否かが判定され(ステップ2
70)、平均速度VAVが、目標速度V02より大きい場合
には、定速走行時のPWM値βを1減算して、次回の同
方向への定速走行時のCRモータ18の回転速度を遅く
するようにする。一方、ステップ270において、平均
速度VAVが、目標速度V02以下であると判定された場合
には、ステップ290に進み、最小速度V2MINが最小許
容速度VPMINよりも小さいか否かの判定が行われ(ステ
ップ290)、最小速度V2MINが最小許容速度VPMINよ
りも小さい場合には、次回の定速走行時のPWM値βを
1加算して、次回の同方向への定速走行時のCRモータ
18の回転速度を速くするようにする。なお、ステップ
290において、最小速度V2MINが最小許容速度VPMIN
以上であった場合には、PWM値βを補正する必要がな
く、今回と同じPWM値が次回の同方向への定速走行時
にも使用される。
【0048】一方、上記ステップ250において、YE
Sと判定された場合、つまり測定された最小速度V2MIN
の値が信頼できないと判定された場合には、ステップ3
20以降の処理を行って、最小速度V2MINを使用しない
補正処理を行う。まず、ステップ320において、測定
された最大速度V2MAXが、第2の目標走行速度V02に目
標速度許容差ΔVの1/2を加算した速度、つまり第2
の目標走行速度V02と許容最大速度VPMAXとの中間の速
度(以下、目標速度近似値と略称する)よりも大きいか
否かが判定される。つまり、最大速度V2MAXが、目標速
度V02にどのくらい近いかを判定する。
Sと判定された場合、つまり測定された最小速度V2MIN
の値が信頼できないと判定された場合には、ステップ3
20以降の処理を行って、最小速度V2MINを使用しない
補正処理を行う。まず、ステップ320において、測定
された最大速度V2MAXが、第2の目標走行速度V02に目
標速度許容差ΔVの1/2を加算した速度、つまり第2
の目標走行速度V02と許容最大速度VPMAXとの中間の速
度(以下、目標速度近似値と略称する)よりも大きいか
否かが判定される。つまり、最大速度V2MAXが、目標速
度V02にどのくらい近いかを判定する。
【0049】ここで、上記最大速度V2MAXが、上記目標
速度近似値より大きい場合には、定速走行時のPWM値
βを1減算する補正を行う(ステップ330)。つま
り、次回の同方向への定速走行時のCRモータ18の回
転速度を遅くするようにする。一方、ステップ320に
おいて、最大速度V2MAXが、上記目標速度近似値以下で
あると判定された場合には、ステップ340に進み、最
大速度V2MAXが、目標速度近似値より小さく、かつ目標
速度V02より大きいか否かの判定が行われる。
速度近似値より大きい場合には、定速走行時のPWM値
βを1減算する補正を行う(ステップ330)。つま
り、次回の同方向への定速走行時のCRモータ18の回
転速度を遅くするようにする。一方、ステップ320に
おいて、最大速度V2MAXが、上記目標速度近似値以下で
あると判定された場合には、ステップ340に進み、最
大速度V2MAXが、目標速度近似値より小さく、かつ目標
速度V02より大きいか否かの判定が行われる。
【0050】そして、上記ステップ340において、最
大速度V2MAXが、目標速度近似値より小さく、かつ目標
速度V02より大きい場合には、補正処理は行われず(ス
テップ350)、最大速度V2MAXが、目標速度V02以下
である場合には、定速走行時のPWM値βを1加算する
補正を行う(ステップ360)。
大速度V2MAXが、目標速度近似値より小さく、かつ目標
速度V02より大きい場合には、補正処理は行われず(ス
テップ350)、最大速度V2MAXが、目標速度V02以下
である場合には、定速走行時のPWM値βを1加算する
補正を行う(ステップ360)。
【0051】以上のように、本実施形態のプリンタによ
れば、今回の印刷時におけるキャリッジの走行速度の変
化を次回の同方向への印刷時の走行に反映させることに
より、走行速度の過不足を速やかに補正することができ
る。つまり、キャリッジが1回の走行を行う毎に、目標
の走行速度に達するように補正を行うことができるた
め、印刷位置を高い精度で一致させることができる。特
に、インクジェットプリンタのように、インクの吐出に
より、キャリッジの質量が逐次変動するプリンタであっ
ても、その変動を逐次補正することができるため、印刷
の精度を高めることができる。
れば、今回の印刷時におけるキャリッジの走行速度の変
化を次回の同方向への印刷時の走行に反映させることに
より、走行速度の過不足を速やかに補正することができ
る。つまり、キャリッジが1回の走行を行う毎に、目標
の走行速度に達するように補正を行うことができるた
め、印刷位置を高い精度で一致させることができる。特
に、インクジェットプリンタのように、インクの吐出に
より、キャリッジの質量が逐次変動するプリンタであっ
ても、その変動を逐次補正することができるため、印刷
の精度を高めることができる。
【0052】ところで、上記実施形態においては、第1
の目標走行速度、すなわち、加速時にフィードバック制
御を始める目標速度VO1として、定速走行時の許容最小
速度VPMIN、すなわち、フィードバック制御の目標速度
(第2の目標走行速度)V02より目標許容速度差ΔVを
減じた速度を採用しているが、これに限定されることな
く、たとえば、フィードバック制御の目標速度V02を、
そのまま第1の目標走行速度VO1として採用するように
してもよい。
の目標走行速度、すなわち、加速時にフィードバック制
御を始める目標速度VO1として、定速走行時の許容最小
速度VPMIN、すなわち、フィードバック制御の目標速度
(第2の目標走行速度)V02より目標許容速度差ΔVを
減じた速度を採用しているが、これに限定されることな
く、たとえば、フィードバック制御の目標速度V02を、
そのまま第1の目標走行速度VO1として採用するように
してもよい。
【0053】なお、本発明は、上記プリンタの他に、ワ
イヤードットプリンタ、サーマルプリンタなどにも好適
に用いることができる。また、上記発明の実施形態にお
いて、エンコーダ55、ゲートアレイ56、CPU50
およびCR駆動回路59が、本発明に係る走行速度検出
手段、モータ制御手段に相当し、ステップ100ないし
190、およびステップ200ないし360が補正手段
に、ステップ100ないし190が第1の補正手段に、
ステップ200ないし360が第2の補正手段にそれぞ
れ相当する。
イヤードットプリンタ、サーマルプリンタなどにも好適
に用いることができる。また、上記発明の実施形態にお
いて、エンコーダ55、ゲートアレイ56、CPU50
およびCR駆動回路59が、本発明に係る走行速度検出
手段、モータ制御手段に相当し、ステップ100ないし
190、およびステップ200ないし360が補正手段
に、ステップ100ないし190が第1の補正手段に、
ステップ200ないし360が第2の補正手段にそれぞ
れ相当する。
【0054】
【発明の効果】以上記述したように本発明によれば、今
回の印刷時における印刷ヘッドの走行速度の過不足を補
正して、次回の印刷時には印刷ヘッドを目標走行速度で
走行させることができるため、印刷位置を高い精度で一
致させることができる。したがって、印刷の品質を高め
ることができる。
回の印刷時における印刷ヘッドの走行速度の過不足を補
正して、次回の印刷時には印刷ヘッドを目標走行速度で
走行させることができるため、印刷位置を高い精度で一
致させることができる。したがって、印刷の品質を高め
ることができる。
【図1】本発明実施形態のプリンタの内部機構の一部を
取り出して示す外観斜視図である。
取り出して示す外観斜視図である。
【図2】図1に示すプリンタの制御系の主要構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】図2に示した制御系の中のゲートアレイ56を
説明するブロック図である。
説明するブロック図である。
【図4】加速区間における補正の演算内容を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】加速区間における補正内容を説明するグラフで
ある。
ある。
【図6】加速区間における補正内容を説明するグラフで
ある。
ある。
【図7】定速区間における補正の演算内容を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図8】図7に示すフローチャートの続きである。
【図9】定速区間における補正内容を説明するグラフで
ある。
ある。
【図10】DCモータの回転速度と時間との関係を示す
グラフである。
グラフである。
10 プリンタ 14 キャリッジ 18 CRモータ 20 印刷ヘッド 24 タイミングスリット 26 センサ素子 50 CPU(モータ制御手段、補正手段) 53 ROM 54 RAM 55 エンコーダ(走行速度検出手段) 56 ゲートアレイ 59 CR駆動回路(モータ制御手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 プリンタ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被印刷媒体に印刷
を行う印刷ヘッドの走行速度の変動を補正して印刷品質
を高めることができるプリンタに関する。
を行う印刷ヘッドの走行速度の変動を補正して印刷品質
を高めることができるプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえばサーマル式のシリアルプ
リンタでは、印字ヘッドの搭載されたキャリッジをPW
M制御されたDCモータにより走行させており、そのD
Cモータの加速時および定速運転時の速度制御は、上記
DCモータに供給されるパルス信号のデューティ比を変
化させて行われている。
リンタでは、印字ヘッドの搭載されたキャリッジをPW
M制御されたDCモータにより走行させており、そのD
Cモータの加速時および定速運転時の速度制御は、上記
DCモータに供給されるパルス信号のデューティ比を変
化させて行われている。
【0003】上記DCモータの回転速度と時間との関係
を図10に示す。同図に示すように、上記DCモータ
は、停止時(T=0)から目標速度VO (T=T0 )に
達するまでの加速区間では、一定のデューティ比で駆動
され、その後は、目標速度VOを超えたときは、そのデ
ューティ比のOFF時間に対するON時間の比率を小さ
くし、目標速度VO を下回ったときは、逆に上記比率を
大きくなるようにフィードバック制御を行っている。そ
して、上記デューティ比は、速度とデューティ比との関
係を定めた制御パラメータの記憶されたメモリから必要
に応じて読み出して決定されている。
を図10に示す。同図に示すように、上記DCモータ
は、停止時(T=0)から目標速度VO (T=T0 )に
達するまでの加速区間では、一定のデューティ比で駆動
され、その後は、目標速度VOを超えたときは、そのデ
ューティ比のOFF時間に対するON時間の比率を小さ
くし、目標速度VO を下回ったときは、逆に上記比率を
大きくなるようにフィードバック制御を行っている。そ
して、上記デューティ比は、速度とデューティ比との関
係を定めた制御パラメータの記憶されたメモリから必要
に応じて読み出して決定されている。
【0004】ところで、上記プリンタでは、上記印字ヘ
ッドに備えられたインクリボンの巻取抵抗の変化、油切
れなどによる軸受部分の摩擦増大などのキャリッジ駆動
機構の負荷の変動が生じるため、上記のように固定され
た制御パラメータによる制御では、上記負荷の変動に追
従できない。そのため、たとえばキャリッジが、印字開
始位置に達するまでに目標の速度に到達できないことに
より、印字位置がずれるという問題があった。
ッドに備えられたインクリボンの巻取抵抗の変化、油切
れなどによる軸受部分の摩擦増大などのキャリッジ駆動
機構の負荷の変動が生じるため、上記のように固定され
た制御パラメータによる制御では、上記負荷の変動に追
従できない。そのため、たとえばキャリッジが、印字開
始位置に達するまでに目標の速度に到達できないことに
より、印字位置がずれるという問題があった。
【0005】そこで、上記制御パラメータをプリンタに
設けられたテストスイッチを押すことにより書き換え可
能な状態とし、測定された速度に基づいて新たな制御パ
ラメータを書き込むことにより、上記負荷の変動に追従
できるようにしたものが知られている。
設けられたテストスイッチを押すことにより書き換え可
能な状態とし、測定された速度に基づいて新たな制御パ
ラメータを書き込むことにより、上記負荷の変動に追従
できるようにしたものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のも
のでは、制御パラメータを書き換えることができるが、
上記テストスイッチを押したときにのみ書換え可能とな
ることから、キャリッジの移動毎に発生する微妙な負荷
の変動に対応したキャリッジの速度制御ができないとい
う問題がある。
のでは、制御パラメータを書き換えることができるが、
上記テストスイッチを押したときにのみ書換え可能とな
ることから、キャリッジの移動毎に発生する微妙な負荷
の変動に対応したキャリッジの速度制御ができないとい
う問題がある。
【0007】特に、インクの液滴を被印刷媒体へ吐出し
て印刷を行うインクジェットプリンタでは、インクカー
トリッジなどの、印刷ヘッドにインクを供給する部分が
キャリッジに設けられているため、インクの量が変動す
ると、キャリッジの質量も変動する。たとえば、印刷ヘ
ッドからインクが吐出される毎に、キャリッジの質量は
減少し、キャリッジ駆動用のDCモータの負荷も減少す
る。
て印刷を行うインクジェットプリンタでは、インクカー
トリッジなどの、印刷ヘッドにインクを供給する部分が
キャリッジに設けられているため、インクの量が変動す
ると、キャリッジの質量も変動する。たとえば、印刷ヘ
ッドからインクが吐出される毎に、キャリッジの質量は
減少し、キャリッジ駆動用のDCモータの負荷も減少す
る。
【0008】したがって、DCモータの負荷の減少によ
り、次回の印刷時のDCモータの立ち上がり速度が速く
なるため、印刷位置にずれが生じるという問題がある。
り、次回の印刷時のDCモータの立ち上がり速度が速く
なるため、印刷位置にずれが生じるという問題がある。
【0009】特に、インクカートリッジ内のインクが満
タンであるときのキャリッジの重量は、空のときの重量
の約3倍であり、上記DCモータの負荷の変動が大きい
ため、上記問題が顕著に現れる。
タンであるときのキャリッジの重量は、空のときの重量
の約3倍であり、上記DCモータの負荷の変動が大きい
ため、上記問題が顕著に現れる。
【0010】そこで、本発明は、上述した課題を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、キャリッジの走行毎にその走行速度が目標速度にな
るように補正して、印刷品質を高めることにある。
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、キャリッジの走行毎にその走行速度が目標速度にな
るように補正して、印刷品質を高めることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、被印刷媒体に
沿って走行しながら前記被印刷媒体に印刷を行う印刷ヘ
ッドと、この印刷ヘッドを走行させるモータと、このモ
ータの回転速度を制御するモータ制御手段と、前記印刷
ヘッドの走行速度を検出する走行速度検出手段と、この
走行速度検出手段により検出された前記印刷ヘッドの走
行速度と予め定められた目標走行速度とを比較するとと
もに、その比較結果に基づいて、次回の印刷時の前記モ
ータ制御手段によるモータの回転速度を補正する補正手
段と、が備えられるという技術的手段を採用する。
成するため、請求項1に記載の発明では、被印刷媒体に
沿って走行しながら前記被印刷媒体に印刷を行う印刷ヘ
ッドと、この印刷ヘッドを走行させるモータと、このモ
ータの回転速度を制御するモータ制御手段と、前記印刷
ヘッドの走行速度を検出する走行速度検出手段と、この
走行速度検出手段により検出された前記印刷ヘッドの走
行速度と予め定められた目標走行速度とを比較するとと
もに、その比較結果に基づいて、次回の印刷時の前記モ
ータ制御手段によるモータの回転速度を補正する補正手
段と、が備えられるという技術的手段を採用する。
【0012】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のプリンタにおいて、前記補正手段には、前記印刷ヘ
ッドの走行開始から所定の距離に達するまでの最大走行
速度と予め定められた第1の目標走行速度とを比較する
とともに、その比較結果に基づいて、次回の印刷時の前
記印刷ヘッドの走行開始から所定の距離に達するまでの
前記モータの回転速度を補正する第1の補正手段と、前
記印刷ヘッドが前記所定の距離に達した後の走行速度と
予め定められた第2の目標走行速度とを比較するととも
に、その比較結果に基づいて、次回の印刷時の前記印刷
ヘッドの走行開始から所定の距離に達した後の前記モー
タの回転速度を補正する第2の補正手段と、が備えられ
るという技術的手段を採用する。
載のプリンタにおいて、前記補正手段には、前記印刷ヘ
ッドの走行開始から所定の距離に達するまでの最大走行
速度と予め定められた第1の目標走行速度とを比較する
とともに、その比較結果に基づいて、次回の印刷時の前
記印刷ヘッドの走行開始から所定の距離に達するまでの
前記モータの回転速度を補正する第1の補正手段と、前
記印刷ヘッドが前記所定の距離に達した後の走行速度と
予め定められた第2の目標走行速度とを比較するととも
に、その比較結果に基づいて、次回の印刷時の前記印刷
ヘッドの走行開始から所定の距離に達した後の前記モー
タの回転速度を補正する第2の補正手段と、が備えられ
るという技術的手段を採用する。
【0013】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載のプリンタにおいて、前記モータは、パルス
信号によって駆動されるものであり、前記補正手段にお
ける補正は、前記パルス信号のデューティ比を変化させ
て行われるものであるという技術的手段を採用する。
は2に記載のプリンタにおいて、前記モータは、パルス
信号によって駆動されるものであり、前記補正手段にお
ける補正は、前記パルス信号のデューティ比を変化させ
て行われるものであるという技術的手段を採用する。
【0014】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し3のいずれか1つに記載のプリンタにおいて、前記次
回の印刷は、前記印刷ヘッドの走行方向が同じ印刷であ
るという技術的手段を採用する。
し3のいずれか1つに記載のプリンタにおいて、前記次
回の印刷は、前記印刷ヘッドの走行方向が同じ印刷であ
るという技術的手段を採用する。
【0015】請求項5に記載の発明では、請求項1ない
し4のいずれか1つに記載のプリンタにおいて、前記印
刷ヘッドは、この印刷ヘッドに供給するインクが収容さ
れたインク収容体を備えるとともに、前記インクを前記
被印刷媒体に向けて吐出して印刷を行うインクジェット
ヘッドであるという技術的手段を採用する。
し4のいずれか1つに記載のプリンタにおいて、前記印
刷ヘッドは、この印刷ヘッドに供給するインクが収容さ
れたインク収容体を備えるとともに、前記インクを前記
被印刷媒体に向けて吐出して印刷を行うインクジェット
ヘッドであるという技術的手段を採用する。
【0016】
【作用】請求項1ないし5に記載の発明では、上記印刷
ヘッドの走行速度と、予め定められた目標走行速度とを
比較するとともに、その比較結果に基づいて、次回の印
刷時の上記モータの回転速度を補正することができる。
ヘッドの走行速度と、予め定められた目標走行速度とを
比較するとともに、その比較結果に基づいて、次回の印
刷時の上記モータの回転速度を補正することができる。
【0017】つまり、上記印刷ヘッドの走行速度が変動
した場合であっても、その変動の大きさに応じて次回の
印刷時の上記モータの回転速度、すなわち上記印刷ヘッ
ドの走行速度を補正することができる。これにより、1
回の移動毎に発生する印刷ヘッドの微妙な走行速度変化
を補正して目標速度にすることができるため、移動毎に
発生する印刷位置のずれをなくして印刷品質を高めるこ
とができる。
した場合であっても、その変動の大きさに応じて次回の
印刷時の上記モータの回転速度、すなわち上記印刷ヘッ
ドの走行速度を補正することができる。これにより、1
回の移動毎に発生する印刷ヘッドの微妙な走行速度変化
を補正して目標速度にすることができるため、移動毎に
発生する印刷位置のずれをなくして印刷品質を高めるこ
とができる。
【0018】なお、上記次回の印刷時とは、上記印刷ヘ
ッドが現在行っている1走査分の印刷が終了した後に行
う次の1走査分の印刷を行う時という意味である。
ッドが現在行っている1走査分の印刷が終了した後に行
う次の1走査分の印刷を行う時という意味である。
【0019】特に、請求項2に記載の発明では、上記補
正手段による補正を、上記印刷ヘッドの走行開始から上
記所定の距離に達する間の第1の補正と、その所定の距
離に達した後における第2の補正との2段階に分けて行
うことができる。
正手段による補正を、上記印刷ヘッドの走行開始から上
記所定の距離に達する間の第1の補正と、その所定の距
離に達した後における第2の補正との2段階に分けて行
うことができる。
【0020】したがって、上記印刷ヘッドの走行開始か
ら、上記所定の距離に達した以後を通じて1回の補正を
行う場合よりも、精度の高い補正を行うことができる。
ら、上記所定の距離に達した以後を通じて1回の補正を
行う場合よりも、精度の高い補正を行うことができる。
【0021】たとえば、後述する発明の実施の形態で述
べるように、上記印刷ヘッドの走行開始から上記所定の
距離に達するまでの間を上記印刷ヘッドの走行開始か
ら、印刷開始位置に到達するまでのモータの加速区間と
し、上記所定の距離以後をモータの定速区間とした場
合、上記モータの負荷変動は、加速時より小さいトルク
で駆動する上記定速区間において大きく影響するから、
制御パラメータをモータの加速時と定速時とでは別個に
した方が望ましく、その制御パラメータによる補正を上
記2段階にすることにより、精度の高い速度制御が可能
となり、印刷品質をより一層高めることが可能となる。
べるように、上記印刷ヘッドの走行開始から上記所定の
距離に達するまでの間を上記印刷ヘッドの走行開始か
ら、印刷開始位置に到達するまでのモータの加速区間と
し、上記所定の距離以後をモータの定速区間とした場
合、上記モータの負荷変動は、加速時より小さいトルク
で駆動する上記定速区間において大きく影響するから、
制御パラメータをモータの加速時と定速時とでは別個に
した方が望ましく、その制御パラメータによる補正を上
記2段階にすることにより、精度の高い速度制御が可能
となり、印刷品質をより一層高めることが可能となる。
【0022】また、請求項3に記載の発明では、上記モ
ータは、パルス信号によって駆動されるものであり、上
記補正手段における補正は、上記パルス信号のデューテ
ィ比を変化させて行われるものであるため、そのデュー
ティ比を変化させることにより、上記モータの回転速度
を変化させて上記印刷ヘッドの走行速度を上記目標速度
にすることができる。
ータは、パルス信号によって駆動されるものであり、上
記補正手段における補正は、上記パルス信号のデューテ
ィ比を変化させて行われるものであるため、そのデュー
ティ比を変化させることにより、上記モータの回転速度
を変化させて上記印刷ヘッドの走行速度を上記目標速度
にすることができる。
【0023】ところで、後述する発明の実施の形態で述
べるように、印刷ヘッドの搭載されたキャリッジは、無
端ベルトの一部に連結されており、その無端ベルトは、
モータの回転軸に取付けられたモータプーリと他のアイ
ドルプーリとに掛けられているため、フォワード印刷時
では、たとえば、モータがキャリッジをモータプーリを
介して引張る形となり、逆にリバース印刷時では、モー
タがキャリッジをアイドルプーリを介して引張る形とな
る。
べるように、印刷ヘッドの搭載されたキャリッジは、無
端ベルトの一部に連結されており、その無端ベルトは、
モータの回転軸に取付けられたモータプーリと他のアイ
ドルプーリとに掛けられているため、フォワード印刷時
では、たとえば、モータがキャリッジをモータプーリを
介して引張る形となり、逆にリバース印刷時では、モー
タがキャリッジをアイドルプーリを介して引張る形とな
る。
【0024】したがって、印刷方向によってプーリを介
してモータに掛かる負荷の掛かり方が異なるため、両印
刷方向に同じ制御パラメータを用いたのでは、正確なフ
ィードバック制御を行うことができない。
してモータに掛かる負荷の掛かり方が異なるため、両印
刷方向に同じ制御パラメータを用いたのでは、正確なフ
ィードバック制御を行うことができない。
【0025】そこで、請求項4に記載の発明では、上記
次回の印刷は、上記印刷ヘッドの走行方向が同じ印刷で
あるという技術的手段を採用するため、印刷方向に応じ
て補正値を設定することにより、モータの回転速度を正
確に補正することができる。さらに、請求項5に記載の
発明では、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の発
明は、上記インクを上記被印刷媒体に向けて吐出して印
刷を行うインクジェットヘッドを備えたプリンタにも適
用することができる。
次回の印刷は、上記印刷ヘッドの走行方向が同じ印刷で
あるという技術的手段を採用するため、印刷方向に応じ
て補正値を設定することにより、モータの回転速度を正
確に補正することができる。さらに、請求項5に記載の
発明では、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の発
明は、上記インクを上記被印刷媒体に向けて吐出して印
刷を行うインクジェットヘッドを備えたプリンタにも適
用することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図を参照して説明する。
て図を参照して説明する。
【0027】なお、本実施形態では、プリンタとして、
インク吐出口から被印刷体へインクを吐出して印刷を行
うインクジェットプリンタ(以下、プリンタと略称す
る)を代表に説明する。また、ここでは、360dpi
(ドット・パー・インチ)および720dpiの解像度
で印刷を行うものとする。
インク吐出口から被印刷体へインクを吐出して印刷を行
うインクジェットプリンタ(以下、プリンタと略称す
る)を代表に説明する。また、ここでは、360dpi
(ドット・パー・インチ)および720dpiの解像度
で印刷を行うものとする。
【0028】図1は上記プリンタの一部機構を取り出し
て示す外観斜視図であり、図2は図1に示すプリンタの
制御系の主要構成を示すブロック図である。
て示す外観斜視図であり、図2は図1に示すプリンタの
制御系の主要構成を示すブロック図である。
【0029】図1に示すように、上記プリンタには、印
刷ヘッド20が設けられている。この印刷ヘッド20
は、インク室に設けられた圧電素子に電圧を印加してイ
ンク室の容積を変化させることにより、インク室内のイ
ンクをノズルから被印刷媒体である印刷用紙12に向け
て吐出させて印字を行う、いわゆるインクジェット式の
ヘッドである。
刷ヘッド20が設けられている。この印刷ヘッド20
は、インク室に設けられた圧電素子に電圧を印加してイ
ンク室の容積を変化させることにより、インク室内のイ
ンクをノズルから被印刷媒体である印刷用紙12に向け
て吐出させて印字を行う、いわゆるインクジェット式の
ヘッドである。
【0030】印刷ヘッド20は、キャリッジ14の上に
搭載されており、そのキャリッジ14には、印刷用紙1
2の幅方向に設けられたガイド軸16が挿通されてい
る。
搭載されており、そのキャリッジ14には、印刷用紙1
2の幅方向に設けられたガイド軸16が挿通されてい
る。
【0031】キャリッジ14は、ガイド軸16に沿って
その下方に設けられた無端ベルト17に連結されてお
り、その無端ベルト17は、CRモータ18のプーリ2
2と他のアイドルプーリ(図示せず)との間に掛けられ
ている。つまり、キャリッジ14は、CRモータ18の
回転により、ガイド軸16に沿って印刷用紙12の幅方
向に往復動するようになっている。また、ガイド軸16
に沿ってその下方には、1インチの中に90個のスリッ
トが印されており、透光性材料で形成されたリニア型の
タイミングスリット24が設けられている。また、キャ
リッジ14の前面下部には、タイミングスリット24に
印されたスリットの間隔を読み取ってキャリッジ14の
位置に対応したパルス信号を出力するセンサ素子26が
設けられている。
その下方に設けられた無端ベルト17に連結されてお
り、その無端ベルト17は、CRモータ18のプーリ2
2と他のアイドルプーリ(図示せず)との間に掛けられ
ている。つまり、キャリッジ14は、CRモータ18の
回転により、ガイド軸16に沿って印刷用紙12の幅方
向に往復動するようになっている。また、ガイド軸16
に沿ってその下方には、1インチの中に90個のスリッ
トが印されており、透光性材料で形成されたリニア型の
タイミングスリット24が設けられている。また、キャ
リッジ14の前面下部には、タイミングスリット24に
印されたスリットの間隔を読み取ってキャリッジ14の
位置に対応したパルス信号を出力するセンサ素子26が
設けられている。
【0032】このセンサ素子26は、互いの位相を3/
4周期ずらした2個の発光素子と受光素子とから成るフ
ォトカプラである。つまり、この2組の素子から出力さ
れるパルスの位相差により、キャリッジ14の移動方向
を検出する。タイミングスリット24とセンサ素子26
とで、リニアエンコーダ55(図2および図3参照)を
構成する。
4周期ずらした2個の発光素子と受光素子とから成るフ
ォトカプラである。つまり、この2組の素子から出力さ
れるパルスの位相差により、キャリッジ14の移動方向
を検出する。タイミングスリット24とセンサ素子26
とで、リニアエンコーダ55(図2および図3参照)を
構成する。
【0033】なお、センサ素子26から出力されるパル
スの周期は、タイミングスリット24のスリット間の間
隔およびキャリッジ14の移動速度に対応する。
スの周期は、タイミングスリット24のスリット間の間
隔およびキャリッジ14の移動速度に対応する。
【0034】また、印刷用紙12は、紙送り用のLFモ
ータ58(図2参照)により回転される給紙ローラ(図
示省略)と、この給紙ローラと対に設けられた押さえロ
ーラ28、28との間に挾まれて上下方向に送られる。
なお、CRモータ18には、PWM制御により回転速度
が制御されるDCモータが用いられ、LFモータ58に
はステップモータが用いられる。
ータ58(図2参照)により回転される給紙ローラ(図
示省略)と、この給紙ローラと対に設けられた押さえロ
ーラ28、28との間に挾まれて上下方向に送られる。
なお、CRモータ18には、PWM制御により回転速度
が制御されるDCモータが用いられ、LFモータ58に
はステップモータが用いられる。
【0035】次に、上記プリンタの制御系の主要構成に
ついて図2を参照して説明する。
ついて図2を参照して説明する。
【0036】プリンタ10には、後述する各種演算処理
を行うCPU50が備えられている。このCPU50に
は、ホストコンピュータ51から出力される印刷データ
などの信号を受信するためのインターフェース52と、
各種演算処理プログラムやテーブルなどが記憶されたR
OM53およびRAM54と、上記センサ素子26から
のパルス信号のカウントや、そのパルス周期の計測など
を行うゲートアレイ56とがそれぞれ接続されている。
を行うCPU50が備えられている。このCPU50に
は、ホストコンピュータ51から出力される印刷データ
などの信号を受信するためのインターフェース52と、
各種演算処理プログラムやテーブルなどが記憶されたR
OM53およびRAM54と、上記センサ素子26から
のパルス信号のカウントや、そのパルス周期の計測など
を行うゲートアレイ56とがそれぞれ接続されている。
【0037】ROM53に記憶されたテーブルとは、後
述するように、キャリッジ14の走行速度がフィードバ
ック制御を始める速度(第1の目標走行速度)に達する
までの目標立上げ距離に対して許容できる最小値および
最大値がそれぞれ設定された立上げ距離許容差テーブル
(以下、距離テーブルと略称する)と、キャリッジ14
が上記フィードバック制御を始める第1の目標走行速度
に達した後、略一定の速度で定速走行を行う場合の第2
の目標走行速度にする許容差が設定された目標速度許容
差テーブル(以下、速度テーブルと略称する)と、CR
モータ18に供給されるPWM信号のデューティ比を補
正するための補正値テーブルなどである。
述するように、キャリッジ14の走行速度がフィードバ
ック制御を始める速度(第1の目標走行速度)に達する
までの目標立上げ距離に対して許容できる最小値および
最大値がそれぞれ設定された立上げ距離許容差テーブル
(以下、距離テーブルと略称する)と、キャリッジ14
が上記フィードバック制御を始める第1の目標走行速度
に達した後、略一定の速度で定速走行を行う場合の第2
の目標走行速度にする許容差が設定された目標速度許容
差テーブル(以下、速度テーブルと略称する)と、CR
モータ18に供給されるPWM信号のデューティ比を補
正するための補正値テーブルなどである。
【0038】なお、上記各テーブルは、前述のように、
正確な制御を行うために、360dpi(ドットパーイ
ンチ)あるいは720dpiの各解像度毎にフォワード
印刷とリバース印刷とで別個に設定されている。
正確な制御を行うために、360dpi(ドットパーイ
ンチ)あるいは720dpiの各解像度毎にフォワード
印刷とリバース印刷とで別個に設定されている。
【0039】上記CPU50は、ホストコンピュータ5
1からインターフェース52を介して受信された印刷デ
ータをRAM54の所定のバッファ領域に格納するとと
もに、予め上記ROM53に記憶している印刷プログラ
ムにしたがって、LFモータ58、CRモータ18を駆
動するために必要な各種制御信号を出力する演算制御動
作と、印刷ヘッド20を駆動するためのデータ編集など
とを行う。そして、上記制御信号のうち、LFモータ5
8を駆動するためのLFモータ駆動制御信号は、LF駆
動回路57に入力され、このLF駆動回路57から出力
されるLFモータ駆動信号(パルス信号)に従ってLF
モータ58が駆動される。つまり、このLFモータ58
の駆動により、印刷用紙12の縦方向への紙送りが行わ
れる。
1からインターフェース52を介して受信された印刷デ
ータをRAM54の所定のバッファ領域に格納するとと
もに、予め上記ROM53に記憶している印刷プログラ
ムにしたがって、LFモータ58、CRモータ18を駆
動するために必要な各種制御信号を出力する演算制御動
作と、印刷ヘッド20を駆動するためのデータ編集など
とを行う。そして、上記制御信号のうち、LFモータ5
8を駆動するためのLFモータ駆動制御信号は、LF駆
動回路57に入力され、このLF駆動回路57から出力
されるLFモータ駆動信号(パルス信号)に従ってLF
モータ58が駆動される。つまり、このLFモータ58
の駆動により、印刷用紙12の縦方向への紙送りが行わ
れる。
【0040】また、上記制御信号のうち、CRモータ1
8を駆動するためのCRモータ駆動制御信号は、CR駆
動回路59に入力され、このCR駆動回路59から出力
されるCRモータ駆動信号(PWM信号)に従ってCR
モータ18が駆動される。このCRモータ18の駆動に
より、キャリッジ14が往復動され、このキャリッジ1
4の位置は、リニアエンコーダ55によって検出され
る。そして、そのリニアエンコーダ55から出力された
パルス信号は、ゲートアレイ56に入力されて、CPU
50において後述する補正演算などが行われる。
8を駆動するためのCRモータ駆動制御信号は、CR駆
動回路59に入力され、このCR駆動回路59から出力
されるCRモータ駆動信号(PWM信号)に従ってCR
モータ18が駆動される。このCRモータ18の駆動に
より、キャリッジ14が往復動され、このキャリッジ1
4の位置は、リニアエンコーダ55によって検出され
る。そして、そのリニアエンコーダ55から出力された
パルス信号は、ゲートアレイ56に入力されて、CPU
50において後述する補正演算などが行われる。
【0041】また、CPU50において上記キャリッジ
14の移動に伴い、所定のタイミングでRAM54から
読出された印刷データが、ヘッド駆動回路60に入力さ
れ、このヘッド駆動回路60から出力されるヘッド駆動
信号に従って印刷ヘッド20が駆動される。
14の移動に伴い、所定のタイミングでRAM54から
読出された印刷データが、ヘッド駆動回路60に入力さ
れ、このヘッド駆動回路60から出力されるヘッド駆動
信号に従って印刷ヘッド20が駆動される。
【0042】つまり、印刷ヘッド20に上記ヘッド駆動
信号が入力されると、印刷ヘッドの各エレメントを構成
する圧電素子に電圧が印加され、その圧電素子が設けら
れたキャビティ(インク室)の振動板が変位し、キャビ
ティ内のインクが加圧されてノズルから吐出される。
信号が入力されると、印刷ヘッドの各エレメントを構成
する圧電素子に電圧が印加され、その圧電素子が設けら
れたキャビティ(インク室)の振動板が変位し、キャビ
ティ内のインクが加圧されてノズルから吐出される。
【0043】さらに、CPU50は、LFモータ58の
駆動信号たるパルス信号をカウントして、LFモータ5
8および紙送り機構62により実行される、印刷用紙の
送り量のカウント、パージング機構35を駆動するカム
の回転量のカウントなどを行う。また、パージング機構
35には、キャリッジ14が原点に復帰していることを
検出するHP(ホームポジション)センサ63が、紙送
り機構62には、印刷用紙12が挿入されたことを検出
するPE(ペーパーエンプティ)センサ64がそれぞれ
設けられている。
駆動信号たるパルス信号をカウントして、LFモータ5
8および紙送り機構62により実行される、印刷用紙の
送り量のカウント、パージング機構35を駆動するカム
の回転量のカウントなどを行う。また、パージング機構
35には、キャリッジ14が原点に復帰していることを
検出するHP(ホームポジション)センサ63が、紙送
り機構62には、印刷用紙12が挿入されたことを検出
するPE(ペーパーエンプティ)センサ64がそれぞれ
設けられている。
【0044】ここで、ゲートアレイ56について図3を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0045】図3は、上記図2に示した制御系の中のゲ
ートアレイ56を説明するブロック図である。
ートアレイ56を説明するブロック図である。
【0046】図3に示すように、ゲートアレイ56は、
リニアエンコーダ55から発生したエンコーダ信号のエ
ッジ(立ち上がり)を検出するとともに、その検出タイ
ミングで基準パルスを発生するエッジ検出回路65と、
このエッジ検出回路65から出力された基準パルスに基
づいて、そのパルス周期(エンコーダ信号のエッジ間
隔)から割出した速度データや、印刷ヘッドを駆動する
ための印字(印刷)タイミングパルスを発生する印字
(印刷)タイミング発生回路66とから構成されてい
る。
リニアエンコーダ55から発生したエンコーダ信号のエ
ッジ(立ち上がり)を検出するとともに、その検出タイ
ミングで基準パルスを発生するエッジ検出回路65と、
このエッジ検出回路65から出力された基準パルスに基
づいて、そのパルス周期(エンコーダ信号のエッジ間
隔)から割出した速度データや、印刷ヘッドを駆動する
ための印字(印刷)タイミングパルスを発生する印字
(印刷)タイミング発生回路66とから構成されてい
る。
【0047】そして、CPU50は、印字タイミング発
生回路66から出力される速度データ(エンコーダ信号
の各エッジ間の時間間隔値)を入力してフィードバック
PWM制御を実行するとともに、次回の速度制御のため
のPWM信号、つまりCRモータ18の駆動信号のパル
ス幅の補正演算を行う。また、CPU50は、エッジ検
出回路41から出力された位置制御用パルス(基準パル
ス)を入力してキャリッジ14の現在位置の演算を行
う。さらに、CPU50は、印刷方向が逆転した場合に
印刷位置のズレを補正するためのディレイカウント値や
印刷スタート信号の許可などを行うデータをゲートアレ
イ56内の所定のレジスタに書き込む。
生回路66から出力される速度データ(エンコーダ信号
の各エッジ間の時間間隔値)を入力してフィードバック
PWM制御を実行するとともに、次回の速度制御のため
のPWM信号、つまりCRモータ18の駆動信号のパル
ス幅の補正演算を行う。また、CPU50は、エッジ検
出回路41から出力された位置制御用パルス(基準パル
ス)を入力してキャリッジ14の現在位置の演算を行
う。さらに、CPU50は、印刷方向が逆転した場合に
印刷位置のズレを補正するためのディレイカウント値や
印刷スタート信号の許可などを行うデータをゲートアレ
イ56内の所定のレジスタに書き込む。
【0048】次に、CPU50によるキャリッジ14の
速度制御、特にPWM制御のための補正演算について、
図4ないし図9を参照して説明する。
速度制御、特にPWM制御のための補正演算について、
図4ないし図9を参照して説明する。
【0049】なお、本実施形態においては、キャリッジ
14がフォワード方向、あるいはリバース方向のいずれ
に移動する場合であっても、走行開始位置からフィード
バック制御を始めた位置(第1の目標走行速度に達した
位置)までの距離D1 と、加速区間における最大速度V
MAX のデータ、および、定速区間(フィードバック制御
を行う区間)における最大速度V2MAXと最小速度V2MIN
のデータを、ゲートアレイ56内の所定のレジスタなど
に格納しておき(CPU50ないしはRAM54の所定
の領域に格納するようにしてもよい)、その移動停止時
に、今回の加速時のPWM値(PWM信号のデューティ
比を示す値で、ここでは一定の周期に対するON時間の
割合)αと、定速時のPWM値βが適正であったかを判
定し、必要があればその各PWM値を適宜補正するよう
にして、次回の同じ方向への移動時には、その補正後の
PWM値でキャリッジ14を走行させるものである。
14がフォワード方向、あるいはリバース方向のいずれ
に移動する場合であっても、走行開始位置からフィード
バック制御を始めた位置(第1の目標走行速度に達した
位置)までの距離D1 と、加速区間における最大速度V
MAX のデータ、および、定速区間(フィードバック制御
を行う区間)における最大速度V2MAXと最小速度V2MIN
のデータを、ゲートアレイ56内の所定のレジスタなど
に格納しておき(CPU50ないしはRAM54の所定
の領域に格納するようにしてもよい)、その移動停止時
に、今回の加速時のPWM値(PWM信号のデューティ
比を示す値で、ここでは一定の周期に対するON時間の
割合)αと、定速時のPWM値βが適正であったかを判
定し、必要があればその各PWM値を適宜補正するよう
にして、次回の同じ方向への移動時には、その補正後の
PWM値でキャリッジ14を走行させるものである。
【0050】したがって、上記補正は、キャリッジ14
の走行開始から定速走行になるまでの加速区間と、定速
区間とに分けて行われる。また、加速区間でフィードバ
ックPWM制御を行うと、制御が複雑となり、CPU5
0の負担が大きくなることから、加速区間ではフィード
バックPWM制御は行わない。
の走行開始から定速走行になるまでの加速区間と、定速
区間とに分けて行われる。また、加速区間でフィードバ
ックPWM制御を行うと、制御が複雑となり、CPU5
0の負担が大きくなることから、加速区間ではフィード
バックPWM制御は行わない。
【0051】最初に、加速区間の補正について図4ない
し図6を参照して説明する。
し図6を参照して説明する。
【0052】図4は、加速区間における補正の演算内容
を示すフローチャートであり、図5および図6は、その
補正内容を説明するグラフである。
を示すフローチャートであり、図5および図6は、その
補正内容を説明するグラフである。
【0053】まず、キャリッジ14が走行開始位置から
目標立上げ距離(たとえば、30mm)だけ離れた位置
に達したときの走行速度V1 が、フィードバックPWM
制御を開始する第1の目標走行速度VO1に達していたか
否かが判定される(ステップ100)。ここで、図5に
示すように、キャリッジ14が、まだ第1の目標走行速
度VO1に達していなかった場合には、そのまま補正を行
わずに次回の同方向の印刷を行うと、再び第1の目標走
行速度VO1に達しないことが推定されるため、加速時の
PWM値αを1加算して、次回の同方向への加速時に使
用するPWM値とし、CRモータ18の加速度を高める
補正を行う(ステップ110)。
目標立上げ距離(たとえば、30mm)だけ離れた位置
に達したときの走行速度V1 が、フィードバックPWM
制御を開始する第1の目標走行速度VO1に達していたか
否かが判定される(ステップ100)。ここで、図5に
示すように、キャリッジ14が、まだ第1の目標走行速
度VO1に達していなかった場合には、そのまま補正を行
わずに次回の同方向の印刷を行うと、再び第1の目標走
行速度VO1に達しないことが推定されるため、加速時の
PWM値αを1加算して、次回の同方向への加速時に使
用するPWM値とし、CRモータ18の加速度を高める
補正を行う(ステップ110)。
【0054】つまり、フィードバックPWM制御を行う
ためには、少なくとも、印刷開始位置に到達するまで
に、キャリッジ14が第1の目標走行速度VO1に達して
いることが必要とされるため、その条件を満たしていな
かった場合には、次回の印刷時には、その条件を満たす
ように補正を行う。たとえば、今回のCRモータ18に
供給されたPWM信号のデューティ比(ON時間とOF
F時間との比)が、30:70であった場合には、PW
M値(ON時間の割合を示す値)を1加算して、(30
+1):(70−1)=31:69に補正する。これに
より、次回の印刷時のCRモータ18の加速度を増加さ
せて、少なくとも印刷開始位置に到達するまでに第1の
目標走行速度VO1に到達させることができるようにな
る。
ためには、少なくとも、印刷開始位置に到達するまで
に、キャリッジ14が第1の目標走行速度VO1に達して
いることが必要とされるため、その条件を満たしていな
かった場合には、次回の印刷時には、その条件を満たす
ように補正を行う。たとえば、今回のCRモータ18に
供給されたPWM信号のデューティ比(ON時間とOF
F時間との比)が、30:70であった場合には、PW
M値(ON時間の割合を示す値)を1加算して、(30
+1):(70−1)=31:69に補正する。これに
より、次回の印刷時のCRモータ18の加速度を増加さ
せて、少なくとも印刷開始位置に到達するまでに第1の
目標走行速度VO1に到達させることができるようにな
る。
【0055】一方、ステップ100において、キャリッ
ジ14の今回の走行速度V1 が、第1の目標走行速度V
O1以上になっていた場合には、次のステップ120以降
の処理により、フィードバック制御を始めたとき、すな
わち、上記第1の目標走行速度VO1に達したときの走行
開始位置からの距離D1 が、許容範囲内(たとえば、2
3mmないし28mm)であるか否かを判定する。つま
り、あまりに短い距離で上記第1の目標走行速度VO1に
達していた場合には、その後の定速区間において、オー
バーシュートを招くおそれがあるため、妥当な加速をし
ているかを判定する。
ジ14の今回の走行速度V1 が、第1の目標走行速度V
O1以上になっていた場合には、次のステップ120以降
の処理により、フィードバック制御を始めたとき、すな
わち、上記第1の目標走行速度VO1に達したときの走行
開始位置からの距離D1 が、許容範囲内(たとえば、2
3mmないし28mm)であるか否かを判定する。つま
り、あまりに短い距離で上記第1の目標走行速度VO1に
達していた場合には、その後の定速区間において、オー
バーシュートを招くおそれがあるため、妥当な加速をし
ているかを判定する。
【0056】まず、ステップ120において、今回のキ
ャリッジ14の速度(解像度に基づいて求められてい
る)および走行方向に対応する許容値の最大値(以下、
最大許容距離DMAX と略称する)および最小値(以下、
最小許容距離DMIN と略称する)をROM53の距離テ
ーブルから読みだす。
ャリッジ14の速度(解像度に基づいて求められてい
る)および走行方向に対応する許容値の最大値(以下、
最大許容距離DMAX と略称する)および最小値(以下、
最小許容距離DMIN と略称する)をROM53の距離テ
ーブルから読みだす。
【0057】続いて、上記距離D1 と最大許容距離D
MAX (たとえば、28mm)とを比較し(ステップ13
0)、距離D1 の方が最大許容距離DMAX よりも大きい
場合には、キャリッジ14は、第1の目標走行速度VO1
に達するまでに最大許容距離DMAX よりも長い距離を要
していたため、次回の印刷時のキャリッジの加速度を増
大させて、上記距離D1 を短縮する必要があることか
ら、加速時のPWM値(ON時間の値)αを1加算し
て、次回の同方向への加速時に使用するPWM値とする
補正を行う(ステップ140)。つまり、次回の印刷時
のCRモータ18の加速度を高める。
MAX (たとえば、28mm)とを比較し(ステップ13
0)、距離D1 の方が最大許容距離DMAX よりも大きい
場合には、キャリッジ14は、第1の目標走行速度VO1
に達するまでに最大許容距離DMAX よりも長い距離を要
していたため、次回の印刷時のキャリッジの加速度を増
大させて、上記距離D1 を短縮する必要があることか
ら、加速時のPWM値(ON時間の値)αを1加算し
て、次回の同方向への加速時に使用するPWM値とする
補正を行う(ステップ140)。つまり、次回の印刷時
のCRモータ18の加速度を高める。
【0058】一方、上記ステップ130において、距離
D1 の方が最大許容距離DMAX よりも小さい場合には、
ステップ150へ進み、距離D1 は、最小許容距離D
MIN (たとえば、23mm)よりも小さいか否かを判定
し、距離D1 の方が最小許容距離DMIN よりも小さい場
合には、キャリッジ14は、最小許容距離DMIN よりも
短い距離で第1の目標走行速度VO1に達していたため、
加速時のPWM値αを1減算(−1を加算)する補正を
行う(ステップ160)。つまり、CRモータ18の加
速度を低くする。
D1 の方が最大許容距離DMAX よりも小さい場合には、
ステップ150へ進み、距離D1 は、最小許容距離D
MIN (たとえば、23mm)よりも小さいか否かを判定
し、距離D1 の方が最小許容距離DMIN よりも小さい場
合には、キャリッジ14は、最小許容距離DMIN よりも
短い距離で第1の目標走行速度VO1に達していたため、
加速時のPWM値αを1減算(−1を加算)する補正を
行う(ステップ160)。つまり、CRモータ18の加
速度を低くする。
【0059】次に、キャリッジ14が、加速区間におい
て、第1の目標走行速度VO1に達するまでの距離D
1 が、最大許容距離DMAX より小さいか、あるいは、最
小許容距離DMIN より大きいかにかかわらず、目標立上
げ距離(30mm)よりも手前で第1の目標走行速度V
O1に達していた場合には、さらに精度の高い(オーバー
シュートのない)制御を可能とするため、次のステップ
170以降の処理を行う。ステップ170では、今回の
キャリッジ14の速度および走行方向に対応する目標速
度許容差ΔVをROM53の速度テーブルから読み出
し、今回の加速区間における最大走行速度VMAX が、フ
ィードバック制御の目標速度、すなわち、第2の目標走
行速度V02に目標速度許容差ΔVを加算した速度(後述
の許容最大速度VPMAX)よりも大きいか否かの判定が行
われる(ステップ180)。
て、第1の目標走行速度VO1に達するまでの距離D
1 が、最大許容距離DMAX より小さいか、あるいは、最
小許容距離DMIN より大きいかにかかわらず、目標立上
げ距離(30mm)よりも手前で第1の目標走行速度V
O1に達していた場合には、さらに精度の高い(オーバー
シュートのない)制御を可能とするため、次のステップ
170以降の処理を行う。ステップ170では、今回の
キャリッジ14の速度および走行方向に対応する目標速
度許容差ΔVをROM53の速度テーブルから読み出
し、今回の加速区間における最大走行速度VMAX が、フ
ィードバック制御の目標速度、すなわち、第2の目標走
行速度V02に目標速度許容差ΔVを加算した速度(後述
の許容最大速度VPMAX)よりも大きいか否かの判定が行
われる(ステップ180)。
【0060】ここで、図6に示すように、上記最大走行
速度VMAX が、第2の目標走行速度V02に目標速度許容
差ΔVを加算した速度よりも大きい場合には、加速時の
PWM値αを1減算してCRモータ18の回転速度を遅
くし、オーバーシュートが発生しないようにする(ステ
ップ190)。
速度VMAX が、第2の目標走行速度V02に目標速度許容
差ΔVを加算した速度よりも大きい場合には、加速時の
PWM値αを1減算してCRモータ18の回転速度を遅
くし、オーバーシュートが発生しないようにする(ステ
ップ190)。
【0061】つまり、加速時に速度オーバーの傾向が強
いと、その後の定速走行時に大きなオーバーシュートが
発生して共振を招き、ヘッドのインク吐出動作にむらが
生じる虞があるため、そのような事態を未然に防止する
ためである。
いと、その後の定速走行時に大きなオーバーシュートが
発生して共振を招き、ヘッドのインク吐出動作にむらが
生じる虞があるため、そのような事態を未然に防止する
ためである。
【0062】なお、上記各ステップにおけるPWM値α
の補正値は、印刷データの解像度に基づいて決められて
いるキャリッジ14の移動速度毎にROM53に補正値
テーブルとして記憶されており、予め実験などにより求
められた最適値が設定される。また、ステップ170に
おける目標速度許容差ΔVは、第2の目標走行速度V02
に所定の比率を乗じて求められており、たとえば、解像
度が360dpiである場合には、5%であり、720
dpiである場合には、3%である。
の補正値は、印刷データの解像度に基づいて決められて
いるキャリッジ14の移動速度毎にROM53に補正値
テーブルとして記憶されており、予め実験などにより求
められた最適値が設定される。また、ステップ170に
おける目標速度許容差ΔVは、第2の目標走行速度V02
に所定の比率を乗じて求められており、たとえば、解像
度が360dpiである場合には、5%であり、720
dpiである場合には、3%である。
【0063】つまり、解像度の高い印刷を行う場合に
は、印刷の位置合わせのために、より一層高い精度が要
求されるからである。
は、印刷の位置合わせのために、より一層高い精度が要
求されるからである。
【0064】また、上記ステップ120ないし160で
は、距離に関するパラメータにより演算を行っている
が、速度に関するパラメータにより演算することもでき
る。
は、距離に関するパラメータにより演算を行っている
が、速度に関するパラメータにより演算することもでき
る。
【0065】次に、定速走行時の補正について図7ない
し図9を参照して説明する。
し図9を参照して説明する。
【0066】図7および図8は、その補正の演算内容を
示すフローチャートであり、図9は、補正内容を説明す
るグラフである。
示すフローチャートであり、図9は、補正内容を説明す
るグラフである。
【0067】まず、今回の定速走行時の速度および方向
に対応する目標速度許容差ΔVを速度テーブルから読み
出し(ステップ200)、今回の定速走行時における最
大速度V2MAXが、第2の目標走行速度V02から目標速度
許容差ΔVを減算した速度(以下、許容最小速度VPMIN
と略称する)よりも小さいか否かを判定する(ステップ
210)。ここで、キャリッジ14の定速走行時の最大
速度V2MAXが、許容最小速度VPMINよりも小さい場合、
すなわち、第2の目標走行速度V02よりも、かなり遅か
った場合には、定速走行時にCRモータ18に供給され
るパルス信号のPWM値βを2加算して、次回の同方向
への定速走行時に使用するPWM値とする補正を行う
(ステップ220)。
に対応する目標速度許容差ΔVを速度テーブルから読み
出し(ステップ200)、今回の定速走行時における最
大速度V2MAXが、第2の目標走行速度V02から目標速度
許容差ΔVを減算した速度(以下、許容最小速度VPMIN
と略称する)よりも小さいか否かを判定する(ステップ
210)。ここで、キャリッジ14の定速走行時の最大
速度V2MAXが、許容最小速度VPMINよりも小さい場合、
すなわち、第2の目標走行速度V02よりも、かなり遅か
った場合には、定速走行時にCRモータ18に供給され
るパルス信号のPWM値βを2加算して、次回の同方向
への定速走行時に使用するPWM値とする補正を行う
(ステップ220)。
【0068】つまり、第2の目標走行速度V02に近付く
ようにCRモータ18の回転速度を速くして、定速走行
区間における印刷位置のずれを防止する。
ようにCRモータ18の回転速度を速くして、定速走行
区間における印刷位置のずれを防止する。
【0069】一方、キャリッジ14の定速走行時の最大
速度V2MAXが、許容最小速度VPMIN以上である場合に
は、大きな遅れがなかったものと判断してステップ23
0へ進み、今回の定速走行時における最小速度V
2MINが、第2の目標走行速度V02に目標速度許容差ΔV
を加算した速度(以下、許容最大速度VPMAXと略称す
る)よりも小さいか否かを判定し(ステップ230)、
最小速度V2MIN が、許容最大速度VPMAXよりも大きい場
合、すなわち、第2の目標走行速度V02よりも、かなり
速かった場合には、定速走行時にCRモータ18に供給
されるパルス信号のPWM値βを2減算する補正を行う
(ステップ240)。
速度V2MAXが、許容最小速度VPMIN以上である場合に
は、大きな遅れがなかったものと判断してステップ23
0へ進み、今回の定速走行時における最小速度V
2MINが、第2の目標走行速度V02に目標速度許容差ΔV
を加算した速度(以下、許容最大速度VPMAXと略称す
る)よりも小さいか否かを判定し(ステップ230)、
最小速度V2MIN が、許容最大速度VPMAXよりも大きい場
合、すなわち、第2の目標走行速度V02よりも、かなり
速かった場合には、定速走行時にCRモータ18に供給
されるパルス信号のPWM値βを2減算する補正を行う
(ステップ240)。
【0070】つまり、第2の目標走行速度V02に近付く
ようにCRモータ18の回転速度を遅くして、定速走行
区間における印刷位置のずれを防止する。
ようにCRモータ18の回転速度を遅くして、定速走行
区間における印刷位置のずれを防止する。
【0071】次に、今回の定速走行時における最大速度
V2MAXが、上記許容される範囲内にある場合には、次の
ステップ250以降の処理により、より一層精度の高い
補正を行う。
V2MAXが、上記許容される範囲内にある場合には、次の
ステップ250以降の処理により、より一層精度の高い
補正を行う。
【0072】まず、ステップ250において、今回の定
速走行時における最小速度V2MINが、目標速度V02の3
/4の速度よりも小さいか否かを判定して、その後の補
正処理を2種類に分けて行う。つまり、最小速度V2MIN
が、目標速度V02の3/4の速度よりも小さい場合に
は、その測定された最小速度V2MINは、信頼できない
(そのまま補正処理を進めても正しい補正が望めない)
として、ステップ320以降の処理を行い、また、最小
速度V2MINが、目標速度V02の3/4の速度よりも小さ
くない場合には、その測定された最小速度V2MINは、信
頼できるとして、図8に示すステップ260以降の処理
を行う。
速走行時における最小速度V2MINが、目標速度V02の3
/4の速度よりも小さいか否かを判定して、その後の補
正処理を2種類に分けて行う。つまり、最小速度V2MIN
が、目標速度V02の3/4の速度よりも小さい場合に
は、その測定された最小速度V2MINは、信頼できない
(そのまま補正処理を進めても正しい補正が望めない)
として、ステップ320以降の処理を行い、また、最小
速度V2MINが、目標速度V02の3/4の速度よりも小さ
くない場合には、その測定された最小速度V2MINは、信
頼できるとして、図8に示すステップ260以降の処理
を行う。
【0073】なお、上記信頼できない測定結果が出る場
合としては、上記タイミングスリット24の上に塵芥が
付着しており、センサ素子26がスリットの間隔を正確
に検出できなかった場合などが考えられる。この場合、
エンコーダ信号のエッジ間隔の周期から求められる速度
データは、1つのパルス信号の欠落により、正常な速度
データの1/2になることから、このような誤りのデー
タであるか否かが、第2の目標走行速度V02の3/4の
速度をしきい値として判断することができる。ここで、
ステップ260へ進んだとすると、ステップ260で
は、上記測定された最小速度V2MINは信頼できる値であ
る(エンコーダ信号にパルスの欠落はなかった)ため、
補正処理を行うための新たな速度データとして、平均速
度VAVを算出する(ステップ260)。つまり、最小速
度V2MINに最大速度V2MAXを加算した速度を2で除算し
て平均速度VAVを算出して、これを補正処理の基準とす
る。
合としては、上記タイミングスリット24の上に塵芥が
付着しており、センサ素子26がスリットの間隔を正確
に検出できなかった場合などが考えられる。この場合、
エンコーダ信号のエッジ間隔の周期から求められる速度
データは、1つのパルス信号の欠落により、正常な速度
データの1/2になることから、このような誤りのデー
タであるか否かが、第2の目標走行速度V02の3/4の
速度をしきい値として判断することができる。ここで、
ステップ260へ進んだとすると、ステップ260で
は、上記測定された最小速度V2MINは信頼できる値であ
る(エンコーダ信号にパルスの欠落はなかった)ため、
補正処理を行うための新たな速度データとして、平均速
度VAVを算出する(ステップ260)。つまり、最小速
度V2MINに最大速度V2MAXを加算した速度を2で除算し
て平均速度VAVを算出して、これを補正処理の基準とす
る。
【0074】続いて、上記算出された平均速度VAVが、
目標速度V02より大きいか否かが判定され(ステップ2
70)、平均速度VAVが、目標速度V02より大きい場合
には、定速走行時のPWM値βを1減算して、次回の同
方向への定速走行時のCRモータ18の回転速度を遅く
するようにする。一方、ステップ270において、平均
速度VAVが、目標速度V02以下であると判定された場合
には、ステップ290に進み、最小速度V2MINが最小許
容速度VPMINよりも小さいか否かの判定が行われ(ステ
ップ290)、最小速度V2MINが最小許容速度VPMINよ
りも小さい場合には、次回の定速走行時のPWM値βを
1加算して、次回の同方向への定速走行時のCRモータ
18の回転速度を速くするようにする。
目標速度V02より大きいか否かが判定され(ステップ2
70)、平均速度VAVが、目標速度V02より大きい場合
には、定速走行時のPWM値βを1減算して、次回の同
方向への定速走行時のCRモータ18の回転速度を遅く
するようにする。一方、ステップ270において、平均
速度VAVが、目標速度V02以下であると判定された場合
には、ステップ290に進み、最小速度V2MINが最小許
容速度VPMINよりも小さいか否かの判定が行われ(ステ
ップ290)、最小速度V2MINが最小許容速度VPMINよ
りも小さい場合には、次回の定速走行時のPWM値βを
1加算して、次回の同方向への定速走行時のCRモータ
18の回転速度を速くするようにする。
【0075】なお、ステップ290において、最小速度
V2MINが最小許容速度VPMIN以上であった場合には、P
WM値βを補正する必要がなく、今回と同じPWM値が
次回の同方向への定速走行時にも使用される。
V2MINが最小許容速度VPMIN以上であった場合には、P
WM値βを補正する必要がなく、今回と同じPWM値が
次回の同方向への定速走行時にも使用される。
【0076】一方、上記ステップ250において、YE
Sと判定された場合、つまり測定された最小速度V2MIN
の値が信頼できないと判定された場合には、ステップ3
20以降の処理を行って、最小速度V2MINを使用しない
補正処理を行う。
Sと判定された場合、つまり測定された最小速度V2MIN
の値が信頼できないと判定された場合には、ステップ3
20以降の処理を行って、最小速度V2MINを使用しない
補正処理を行う。
【0077】まず、ステップ320において、測定され
た最大速度V2MAXが、第2の目標走行速度V02に目標速
度許容差ΔVの1/2を加算した速度、つまり第2の目
標走行速度V02と許容最大速度VPMAXとの中間の速度
(以下、目標速度近似値と略称する)よりも大きいか否
かが判定される。つまり、最大速度V2MAXが、目標速度
V02にどのくらい近いかを判定する。
た最大速度V2MAXが、第2の目標走行速度V02に目標速
度許容差ΔVの1/2を加算した速度、つまり第2の目
標走行速度V02と許容最大速度VPMAXとの中間の速度
(以下、目標速度近似値と略称する)よりも大きいか否
かが判定される。つまり、最大速度V2MAXが、目標速度
V02にどのくらい近いかを判定する。
【0078】ここで、上記最大速度V2MAXが、上記目標
速度近似値より大きい場合には、定速走行時のPWM値
βを1減算する補正を行う(ステップ330)。つま
り、次回の同方向への定速走行時のCRモータ18の回
転速度を遅くするようにする。一方、ステップ320に
おいて、最大速度V2MAXが、上記目標速度近似値以下で
あると判定された場合には、ステップ340に進み、最
大速度V2MAXが、目標速度近似値より小さく、かつ目標
速度V02より大きいか否かの判定が行われる。
速度近似値より大きい場合には、定速走行時のPWM値
βを1減算する補正を行う(ステップ330)。つま
り、次回の同方向への定速走行時のCRモータ18の回
転速度を遅くするようにする。一方、ステップ320に
おいて、最大速度V2MAXが、上記目標速度近似値以下で
あると判定された場合には、ステップ340に進み、最
大速度V2MAXが、目標速度近似値より小さく、かつ目標
速度V02より大きいか否かの判定が行われる。
【0079】そして、上記ステップ340において、最
大速度V2MAXが、目標速度近似値より小さく、かつ目標
速度V02より大きい場合には、補正処理は行われず(ス
テップ350)、最大速度V2MAXが、目標速度V02以下
である場合には、定速走行時のPWM値βを1加算する
補正を行う(ステップ360)。
大速度V2MAXが、目標速度近似値より小さく、かつ目標
速度V02より大きい場合には、補正処理は行われず(ス
テップ350)、最大速度V2MAXが、目標速度V02以下
である場合には、定速走行時のPWM値βを1加算する
補正を行う(ステップ360)。
【0080】以上のように、本実施形態のプリンタによ
れば、今回の印刷時におけるキャリッジの走行速度の変
化を次回の同方向への印刷時の走行に反映させることに
より、走行速度の過不足を速やかに補正することができ
る。
れば、今回の印刷時におけるキャリッジの走行速度の変
化を次回の同方向への印刷時の走行に反映させることに
より、走行速度の過不足を速やかに補正することができ
る。
【0081】つまり、キャリッジが1回の走行を行う毎
に、目標の走行速度に達するように補正を行うことがで
きるため、印刷位置を高い精度で一致させることができ
る。特に、インクジェットプリンタのように、インクの
吐出により、キャリッジの質量が逐次変動するプリンタ
であっても、その変動を逐次補正することができるた
め、印刷の精度を高めることができる。
に、目標の走行速度に達するように補正を行うことがで
きるため、印刷位置を高い精度で一致させることができ
る。特に、インクジェットプリンタのように、インクの
吐出により、キャリッジの質量が逐次変動するプリンタ
であっても、その変動を逐次補正することができるた
め、印刷の精度を高めることができる。
【0082】ところで、上記実施形態においては、第1
の目標走行速度、すなわち、加速時にフィードバック制
御を始める目標速度VO1として、定速走行時の許容最小
速度VPMIN、すなわち、フィードバック制御の目標速度
(第2の目標走行速度)V02より目標許容速度差ΔVを
減じた速度を採用しているが、これに限定されることな
く、たとえば、フィードバック制御の目標速度V02を、
そのまま第1の目標走行速度VO1として採用するように
してもよい。
の目標走行速度、すなわち、加速時にフィードバック制
御を始める目標速度VO1として、定速走行時の許容最小
速度VPMIN、すなわち、フィードバック制御の目標速度
(第2の目標走行速度)V02より目標許容速度差ΔVを
減じた速度を採用しているが、これに限定されることな
く、たとえば、フィードバック制御の目標速度V02を、
そのまま第1の目標走行速度VO1として採用するように
してもよい。
【0083】なお、本発明は、上記プリンタの他に、ワ
イヤードットプリンタ、サーマルプリンタなどにも好適
に用いることができる。
イヤードットプリンタ、サーマルプリンタなどにも好適
に用いることができる。
【0084】また、上記発明の実施形態において、エン
コーダ55、ゲートアレイ56、CPU50およびCR
駆動回路59が、本発明に係る走行速度検出手段、モー
タ制御手段に相当し、ステップ100ないし190、お
よびステップ200ないし360が補正手段に、ステッ
プ100ないし190が第1の補正手段に、ステップ2
00ないし360が第2の補正手段にそれぞれ相当す
る。
コーダ55、ゲートアレイ56、CPU50およびCR
駆動回路59が、本発明に係る走行速度検出手段、モー
タ制御手段に相当し、ステップ100ないし190、お
よびステップ200ないし360が補正手段に、ステッ
プ100ないし190が第1の補正手段に、ステップ2
00ないし360が第2の補正手段にそれぞれ相当す
る。
【0085】
【発明の効果】以上記述したように本発明によれば、今
回の印刷時における印刷ヘッドの走行速度の過不足を補
正して、次回の印刷時には印刷ヘッドを目標走行速度で
走行させることができるため、印刷位置を高い精度で一
致させることができる。
回の印刷時における印刷ヘッドの走行速度の過不足を補
正して、次回の印刷時には印刷ヘッドを目標走行速度で
走行させることができるため、印刷位置を高い精度で一
致させることができる。
【0086】したがって、印刷の品質を高めることがで
きる。
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のプリンタの内部機構の一部を
取り出して示す外観斜視図である。
取り出して示す外観斜視図である。
【図2】図1に示すプリンタの制御系の主要構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】図2に示した制御系の中のゲートアレイ56を
説明するブロック図である。
説明するブロック図である。
【図4】加速区間における補正の演算内容を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】加速区間における補正内容を説明するグラフで
ある。
ある。
【図6】加速区間における補正内容を説明するグラフで
ある。
ある。
【図7】定速区間における補正の演算内容を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図8】図7に示すフローチャートの続きである。
【図9】定速区間における補正内容を説明するグラフで
ある。
ある。
【図10】DCモータの回転速度と時間との関係を示す
グラフである。
グラフである。
【符号の説明】 10 プリンタ 14 キャリッジ 18 CRモータ 20 印刷ヘッド 24 タイミングスリット 26 センサ素子 50 CPU(モータ制御手段、補正手段) 53 ROM 54 RAM 55 エンコーダ(走行速度検出手段) 56 ゲートアレイ 59 CR駆動回路(モータ制御手段)
Claims (5)
- 【請求項1】 被印刷媒体に沿って走行しながら前記被
印刷媒体に印刷を行う印刷ヘッドと、 この印刷ヘッドを走行させるモータと、 このモータの回転速度を制御するモータ制御手段と、 前記印刷ヘッドの走行速度を検出する走行速度検出手段
と、 この走行速度検出手段により検出された前記印刷ヘッド
の走行速度と予め定められた目標走行速度とを比較する
とともに、その比較結果に基づいて、次回の印刷時の前
記モータ制御手段によるモータの回転速度を補正する補
正手段と、 が備えられたことを特徴とするプリンタ。 - 【請求項2】 前記補正手段には、 前記印刷ヘッドの走行開始から所定の距離に達するまで
の最大走行速度と予め定められた第1の目標走行速度と
を比較するとともに、その比較結果に基づいて、次回の
印刷時の前記印刷ヘッドの走行開始から所定の距離に達
するまでの前記モータの回転速度を補正する第1の補正
手段と、 前記印刷ヘッドが前記所定の距離に達した後の走行速度
と予め定められた第2の目標走行速度とを比較するとと
もに、その比較結果に基づいて、次回の印刷時の前記印
刷ヘッドの走行開始から所定の距離に達した後の前記モ
ータの回転速度を補正する第2の補正手段と、 が備えられたことを特徴とする請求項1に記載のプリン
タ。 - 【請求項3】 前記モータは、パルス信号によって駆動
されるものであり、前記補正手段における補正は、前記
パルス信号のデューティ比を変化させて行われるもので
あることを特徴とする請求項1または2に記載のプリン
タ。 - 【請求項4】 前記次回の印刷は、前記印刷ヘッドの走
行方向が同じ印刷であることを特徴とする請求項1ない
し3のいずれか1つに記載のプリンタ。 - 【請求項5】 前記印刷ヘッドは、この印刷ヘッドに供
給するインクが収容されたインク収容体を備えるととも
に、前記インクを前記被印刷媒体に向けて吐出して印刷
を行うインクジェットヘッドであることを特徴とする請
求項1ないし4のいずれか1つに記載のプリンタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8031446A JPH09202014A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | プリンタ |
| US08/766,345 US5748206A (en) | 1996-01-24 | 1996-12-16 | Printer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8031446A JPH09202014A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | プリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09202014A true JPH09202014A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=12331489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8031446A Pending JPH09202014A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | プリンタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5748206A (ja) |
| JP (1) | JPH09202014A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002307792A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-23 | Seiko Instruments Inc | インクジェットプリンタ |
| US6729712B2 (en) | 2001-05-17 | 2004-05-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus and printing control method |
| JP2004237501A (ja) * | 2003-02-04 | 2004-08-26 | Brother Ind Ltd | キャリッジ駆動装置及びモータ制御方法 |
| US6823132B2 (en) * | 2001-05-17 | 2004-11-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for controlling motor |
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