JPH09202158A - 車輌制御装置 - Google Patents
車輌制御装置Info
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- JPH09202158A JPH09202158A JP8012313A JP1231396A JPH09202158A JP H09202158 A JPH09202158 A JP H09202158A JP 8012313 A JP8012313 A JP 8012313A JP 1231396 A JP1231396 A JP 1231396A JP H09202158 A JPH09202158 A JP H09202158A
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- throttle opening
- time
- control device
- pulse width
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 制御量を設定するに際し、制御装置を接続す
るパルス幅変調信号用通信ラインが断線、或いはスロッ
トル開度センサ系が故障した場合であっても、制御対象
を安全サイドで制御可能とする。 【解決手段】 エンジン制御装置(第1の制御装置)で
は、スロットル開度センサによるスロットル開度THθ
に基づき、パルス幅変調(PWM)信号のON時間TON
をスロットル開度THθに対して減少関数的な値に設定
し(ステップS15)、このパルス幅変調信号をスロッ
トル開度情報をスロットル開度情報として変速機制御装
置(第2の制御装置)へ出力する。従って、エンジン制
御装置から変速機制御装置にスロットル開度情報として
出力されるPWM信号のON時間TONはスロットル開度
THθが大きいほど短くなる。そして、変速機制御装置
では、PWM信号のON時間に基づいて制御対象として
の電磁粉式クラッチに対するクラッチ制御電流値Isを
設定する。
るパルス幅変調信号用通信ラインが断線、或いはスロッ
トル開度センサ系が故障した場合であっても、制御対象
を安全サイドで制御可能とする。 【解決手段】 エンジン制御装置(第1の制御装置)で
は、スロットル開度センサによるスロットル開度THθ
に基づき、パルス幅変調(PWM)信号のON時間TON
をスロットル開度THθに対して減少関数的な値に設定
し(ステップS15)、このパルス幅変調信号をスロッ
トル開度情報をスロットル開度情報として変速機制御装
置(第2の制御装置)へ出力する。従って、エンジン制
御装置から変速機制御装置にスロットル開度情報として
出力されるPWM信号のON時間TONはスロットル開度
THθが大きいほど短くなる。そして、変速機制御装置
では、PWM信号のON時間に基づいて制御対象として
の電磁粉式クラッチに対するクラッチ制御電流値Isを
設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の制御装置で
読込んだスロットル開度データを、パルス幅変調(PW
M)信号に変換して第2の制御装置へ出力する車輌制御
装置に関する。
読込んだスロットル開度データを、パルス幅変調(PW
M)信号に変換して第2の制御装置へ出力する車輌制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンからの動力を電磁クラッ
チ等の電子制御式クラッチ、及び電子制御式無段変速機
を介して駆動輪へ伝達する車輌駆動系では、電子制御式
クラッチの係合力を、エンジン回転数、アクセル開度等
に基づいて設定し、又、無段変速機の変速比をアクセル
開度、セレクトレバーのセレクトポジジョン、及び入力
軸の回転数等に基づいて設定する。
チ等の電子制御式クラッチ、及び電子制御式無段変速機
を介して駆動輪へ伝達する車輌駆動系では、電子制御式
クラッチの係合力を、エンジン回転数、アクセル開度等
に基づいて設定し、又、無段変速機の変速比をアクセル
開度、セレクトレバーのセレクトポジジョン、及び入力
軸の回転数等に基づいて設定する。
【0003】上記電子制御式クラッチ、及び電子制御式
無段変速機は、変速機制御装置からの制御信号に従って
制御動作されるものであるが、この変速機制御装置に入
力されるパラメータの中で、スロットル開度等、エンジ
ン制御装置で算出されるパラメータは、エンジン制御装
置側で演算したデータを読込む場合が多い。
無段変速機は、変速機制御装置からの制御信号に従って
制御動作されるものであるが、この変速機制御装置に入
力されるパラメータの中で、スロットル開度等、エンジ
ン制御装置で算出されるパラメータは、エンジン制御装
置側で演算したデータを読込む場合が多い。
【0004】例えば、特開平6−87358号公報に
は、変速機制御装置において、エンジン制御装置に入力
されたスロットル開度センサの出力値Th/Sを読込
み、この出力値Th/Sに基づいて、エンジントルク特
性に応じたスロットル開度制御値TVOを設定し、この
スロットル開度制御値TVOと車速等に基づいて変速機
の変速比等を設定する技術が開示されている。
は、変速機制御装置において、エンジン制御装置に入力
されたスロットル開度センサの出力値Th/Sを読込
み、この出力値Th/Sに基づいて、エンジントルク特
性に応じたスロットル開度制御値TVOを設定し、この
スロットル開度制御値TVOと車速等に基づいて変速機
の変速比等を設定する技術が開示されている。
【0005】ところで、第1の制御装置としてのエンジ
ン制御装置で読込まれたスロットル開度データを第2の
制御装置としての変速機制御装置へ出力する場合の通信
方式として、パルス幅変調(PWM)方式を採用するも
のがある。図12に示すように、PWM信号は、一定周
期Tに対し、ON時間TONに対応するパルス幅をスロッ
トル開度データに従って可変設定するもので、この場
合、図13に示すように、スロットル開度の増加に比例
してPWM信号のON時間TONを長く設定する。
ン制御装置で読込まれたスロットル開度データを第2の
制御装置としての変速機制御装置へ出力する場合の通信
方式として、パルス幅変調(PWM)方式を採用するも
のがある。図12に示すように、PWM信号は、一定周
期Tに対し、ON時間TONに対応するパルス幅をスロッ
トル開度データに従って可変設定するもので、この場
合、図13に示すように、スロットル開度の増加に比例
してPWM信号のON時間TONを長く設定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のPWM
信号を用いたスロットル開度データの通信方式には、以
下に示す問題がある。
信号を用いたスロットル開度データの通信方式には、以
下に示す問題がある。
【0007】1)エンジン制御装置(第1の制御装置)
にはスロットル開度センサ系が正常に動作しているかを
判断する故障診断機能が一般に備えられているが、変速
機制御(第2の制御装置)側では、エンジン制御装置か
らフェイルセーフ信号が出力されるまで、スロットル開
度データを正常値と見なして読込まれる。そのため、ス
ロットル開度データを読込む際に故障が発生した場合、
エンジン制御装置側では直ちに対応することができる
が、変速機制御装置では、スロットル開度センサ系の故
障が検出できず、エンジン制御装置と変速機制御装置と
の間で制御タイミングにずれが生じる。
にはスロットル開度センサ系が正常に動作しているかを
判断する故障診断機能が一般に備えられているが、変速
機制御(第2の制御装置)側では、エンジン制御装置か
らフェイルセーフ信号が出力されるまで、スロットル開
度データを正常値と見なして読込まれる。そのため、ス
ロットル開度データを読込む際に故障が発生した場合、
エンジン制御装置側では直ちに対応することができる
が、変速機制御装置では、スロットル開度センサ系の故
障が検出できず、エンジン制御装置と変速機制御装置と
の間で制御タイミングにずれが生じる。
【0008】この対策として、変速機制御装置に故障診
断機能を組込むことも考えられるが、コスト高になるば
かりか、エンジン制御装置側との故障判定タイミングに
ずれが生じてしまう等、制御上の問題が生じるため、実
現性に乏しい。
断機能を組込むことも考えられるが、コスト高になるば
かりか、エンジン制御装置側との故障判定タイミングに
ずれが生じてしまう等、制御上の問題が生じるため、実
現性に乏しい。
【0009】2)変速機制御装置において、スロットル
開度データ以外にアイドル判定データを必要とする場
合、一般的には、変速機制御装置ヘスロットル開度デー
タとは別個にアイドル判定デー夕を出力したり、変速機
制御装置側でスロットル開度データに基づいてアイドル
を独自に判断する等の手段が考えられるが、前者では、
変速機制御装置側に入力回路を増設する必要がありコス
ト高となる不都合がある。後者はアイドル判定がエンジ
ン制御装置側とは別個に行われるため、判定タイミング
にずれが生じてしまう難点がある。
開度データ以外にアイドル判定データを必要とする場
合、一般的には、変速機制御装置ヘスロットル開度デー
タとは別個にアイドル判定デー夕を出力したり、変速機
制御装置側でスロットル開度データに基づいてアイドル
を独自に判断する等の手段が考えられるが、前者では、
変速機制御装置側に入力回路を増設する必要がありコス
ト高となる不都合がある。後者はアイドル判定がエンジ
ン制御装置側とは別個に行われるため、判定タイミング
にずれが生じてしまう難点がある。
【0010】3)図14に示すような信号出入力回路に
よりエンジン制御装置(ECU)40から変速機制御装
置(TCU)50ヘ、図13に示すような右上がり特性
のスロツトル開度に比例するON時間TONに相当するパ
ルス幅のPWM信号を出力する場合、例えば、ECU4
0とTCU50との間の通信ラインが断線すると、TC
U50に入力されるPWM信号のパルス幅(ON時間T
ON)が0msに近い値となり、スロットル開度が小、或い
は全閉と誤判定されてしまう。
よりエンジン制御装置(ECU)40から変速機制御装
置(TCU)50ヘ、図13に示すような右上がり特性
のスロツトル開度に比例するON時間TONに相当するパ
ルス幅のPWM信号を出力する場合、例えば、ECU4
0とTCU50との間の通信ラインが断線すると、TC
U50に入力されるPWM信号のパルス幅(ON時間T
ON)が0msに近い値となり、スロットル開度が小、或い
は全閉と誤判定されてしまう。
【0011】TCU50において、スロットル開度デー
タとエンジン回転数等に基づき無段変速機の変速比、及
び電磁クラッチのクラッチトルクを制御している場合、
実際のスロットル開度が大きいにも拘わらず、通信ライ
ンの断線によりスロットル開度小、或いはスロットル弁
全閉と誤判定されてしまうと、変速比が運転者の意に反
して大きい方へ制御されたり、或いは、クラッチトルク
が必要以上に弱くなるためにクラッチが滑ってしまう
等、走行性能の低下を招く。
タとエンジン回転数等に基づき無段変速機の変速比、及
び電磁クラッチのクラッチトルクを制御している場合、
実際のスロットル開度が大きいにも拘わらず、通信ライ
ンの断線によりスロットル開度小、或いはスロットル弁
全閉と誤判定されてしまうと、変速比が運転者の意に反
して大きい方へ制御されたり、或いは、クラッチトルク
が必要以上に弱くなるためにクラッチが滑ってしまう
等、走行性能の低下を招く。
【0012】又、第2の制御装置としてトラクション制
御装置、クルーズ制御装置(定速走行制御装置)等を採
用した場合においても、上記1)〜3)と同様の不都合
が生じ、トラクション制御装置、クルーズ制御装置の制
御対象とするスロットル弁の開度制御に支障を来たし、
同様に走行性能の低下を招く不都合がある。
御装置、クルーズ制御装置(定速走行制御装置)等を採
用した場合においても、上記1)〜3)と同様の不都合
が生じ、トラクション制御装置、クルーズ制御装置の制
御対象とするスロットル弁の開度制御に支障を来たし、
同様に走行性能の低下を招く不都合がある。
【0013】本発明は、上記事情に鑑み、コストの高騰
を抑制しつつ、第2の制御装置側でもスロットル開度セ
ンサ系の故障、或いはアイドル判定を、故障診断機能、
或いはアイドル判定回路を増設することなく第1の制御
装置に同期して認識することができ、その上、通信ライ
ンが断線した場合であっても第2の制御装置において
は、その制御対象を安全サイドで制御可能とすることの
できる車輌制御装置を提供することを目的とする。
を抑制しつつ、第2の制御装置側でもスロットル開度セ
ンサ系の故障、或いはアイドル判定を、故障診断機能、
或いはアイドル判定回路を増設することなく第1の制御
装置に同期して認識することができ、その上、通信ライ
ンが断線した場合であっても第2の制御装置において
は、その制御対象を安全サイドで制御可能とすることの
できる車輌制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、図1(a)の基本構成図に示す
ように、第1の制御装置に、スロットル開度信号に基づ
き、パルス幅変調信号のON時間をスロットル開度に対
して減少関数的な値に設定するON時間設定手段と、上
記ON時間に相当するパルス幅のパルス幅変調信号を第
2の制御装置へ出力するパルス幅変調信号出力手段とを
備え、第2の制御装置に、少なくとも上記パルス幅変調
信号のON時間に基づいて制御対象に対する制御量を設
定する制御量設定手段を備えたことを特徴とする。
請求項1記載の発明は、図1(a)の基本構成図に示す
ように、第1の制御装置に、スロットル開度信号に基づ
き、パルス幅変調信号のON時間をスロットル開度に対
して減少関数的な値に設定するON時間設定手段と、上
記ON時間に相当するパルス幅のパルス幅変調信号を第
2の制御装置へ出力するパルス幅変調信号出力手段とを
備え、第2の制御装置に、少なくとも上記パルス幅変調
信号のON時間に基づいて制御対象に対する制御量を設
定する制御量設定手段を備えたことを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明は、図1(b)の基本
構成図に示すように、第1の制御装置に、スロットル開
度信号に基づきスロットル開度センサ系の故障を診断す
るスロットル開度センサ系故障検出手段と、スロットル
開度信号に基づきパルス幅変調信号のON時間をスロッ
トル開度に対して減少関数的な値に設定すると共に、ス
ロットル開度センサ系の故障を検出したときは上記パル
ス幅変調信号のON時間をスロットル全開側の通常使用
しない短い時間に設定するON時間設定手段と、上記O
N時間に相当するパルス幅のパルス幅変調信号を第2の
制御装置へ出力するパルス幅変調信号出力手段とを備
え、第2の制御装置に、少なくとも上記パルス幅変調信
号のON時間に基づいて制御対象に対する制御量を設定
すると共に、上記ON時間がスロットル全開側の通常使
用しない短い時間のときは上記制御量を故障時に対応し
得る値に設定する制御量設定手段を備えたことを特徴と
する。
構成図に示すように、第1の制御装置に、スロットル開
度信号に基づきスロットル開度センサ系の故障を診断す
るスロットル開度センサ系故障検出手段と、スロットル
開度信号に基づきパルス幅変調信号のON時間をスロッ
トル開度に対して減少関数的な値に設定すると共に、ス
ロットル開度センサ系の故障を検出したときは上記パル
ス幅変調信号のON時間をスロットル全開側の通常使用
しない短い時間に設定するON時間設定手段と、上記O
N時間に相当するパルス幅のパルス幅変調信号を第2の
制御装置へ出力するパルス幅変調信号出力手段とを備
え、第2の制御装置に、少なくとも上記パルス幅変調信
号のON時間に基づいて制御対象に対する制御量を設定
すると共に、上記ON時間がスロットル全開側の通常使
用しない短い時間のときは上記制御量を故障時に対応し
得る値に設定する制御量設定手段を備えたことを特徴と
する。
【0016】請求項3記載の発明は、図1(c)の基本
構成図に示すように、第1の制御装置に、スロットル開
度信号に基づきアイドル状態か否かを判断するアイドル
状態検出手段と、非アイドル状態時にはスロットル開度
信号に基づきパルス幅変調信号のON時間をスロットル
開度に対して減少関数的な値に設定すると共に、アイド
ル状態時には上記パルス幅変調信号のON時間をスロッ
トル全閉側の通常使用しない長い時間に設定するON時
間設定手段と、上記ON時間に相当するパルス幅のパル
ス幅変調信号を第2の制御装置へ出力するパルス幅変調
信号出力手段とを備え、第2の制御装置に、少なくとも
上記パルス幅変調信号のON時間に基づいて制御対象に
対する制御量を設定すると共に、上記ON時間がスロッ
トル全閉側の通常使用しない長い時間のときは上記制御
量をアイドル時に対応する値に設定する制御量設定手段
を備えたことを特徴とする。
構成図に示すように、第1の制御装置に、スロットル開
度信号に基づきアイドル状態か否かを判断するアイドル
状態検出手段と、非アイドル状態時にはスロットル開度
信号に基づきパルス幅変調信号のON時間をスロットル
開度に対して減少関数的な値に設定すると共に、アイド
ル状態時には上記パルス幅変調信号のON時間をスロッ
トル全閉側の通常使用しない長い時間に設定するON時
間設定手段と、上記ON時間に相当するパルス幅のパル
ス幅変調信号を第2の制御装置へ出力するパルス幅変調
信号出力手段とを備え、第2の制御装置に、少なくとも
上記パルス幅変調信号のON時間に基づいて制御対象に
対する制御量を設定すると共に、上記ON時間がスロッ
トル全閉側の通常使用しない長い時間のときは上記制御
量をアイドル時に対応する値に設定する制御量設定手段
を備えたことを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明は、図1(d)の基本
構成図に示すように、第1の制御装置に、スロットル開
度信号に基づきスロットル開度センサ系の故障を診断す
るスロットル開度センサ系故障検出手段と、スロットル
開度信号に基づきアイドル状態か否かを判断するアイド
ル状態検出手段と、非アイドル状態時にはスロットル開
度信号に基づきパルス幅変調信号のON時間をスロット
ル開度に対して減少関数的な値に設定すると共に、スロ
ットル開度センサ系の故障を検出したときは上記ON時
間をスロットル全開側の通常使用しない短い時間に設定
し、又アイドル状態時には上記ON時間をスロットル全
閉側の通常使用しない長い時間に設定するON時間設定
手段と、上記ON時間に相当するパルス幅のパルス幅変
調信号を第2の制御装置へ出力するパルス幅変調信号出
力手段とを備え、第2の制御装置に、少なくとも上記パ
ルス幅変調信号のON時間に基づいて制御対象に対する
制御量を設定すると共に、上記ON時間がスロットル全
開側の通常使用しない短い時間のときは上記制御量を故
障時に対応し得る値に設定し、又上記ON時間がスロッ
トル全閉側の通常使用しない長い時間のときは上記制御
量をアイドル時に対応する値に設定する制御量設定手段
を備えたことを特徴とする。
構成図に示すように、第1の制御装置に、スロットル開
度信号に基づきスロットル開度センサ系の故障を診断す
るスロットル開度センサ系故障検出手段と、スロットル
開度信号に基づきアイドル状態か否かを判断するアイド
ル状態検出手段と、非アイドル状態時にはスロットル開
度信号に基づきパルス幅変調信号のON時間をスロット
ル開度に対して減少関数的な値に設定すると共に、スロ
ットル開度センサ系の故障を検出したときは上記ON時
間をスロットル全開側の通常使用しない短い時間に設定
し、又アイドル状態時には上記ON時間をスロットル全
閉側の通常使用しない長い時間に設定するON時間設定
手段と、上記ON時間に相当するパルス幅のパルス幅変
調信号を第2の制御装置へ出力するパルス幅変調信号出
力手段とを備え、第2の制御装置に、少なくとも上記パ
ルス幅変調信号のON時間に基づいて制御対象に対する
制御量を設定すると共に、上記ON時間がスロットル全
開側の通常使用しない短い時間のときは上記制御量を故
障時に対応し得る値に設定し、又上記ON時間がスロッ
トル全閉側の通常使用しない長い時間のときは上記制御
量をアイドル時に対応する値に設定する制御量設定手段
を備えたことを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項1ないし請
求項4記載の発明において、上記第1の制御装置はエン
ジン制御装置であり、第2の制御装置は変速機制御装置
であり、上記制御対象は動力伝達手段であることを特徴
とする。
求項4記載の発明において、上記第1の制御装置はエン
ジン制御装置であり、第2の制御装置は変速機制御装置
であり、上記制御対象は動力伝達手段であることを特徴
とする。
【0019】すなわち、請求項1記載の発明では、第1
の制御装置においてスロットル開度情報をパルス幅変調
信号によって第2の制御装置ヘ出力するに際し、パルス
幅変調信号のON時間をスロットル開度に対して減少関
数的な値に設定して該パルス幅変調信号を第2の制御装
置へ出力する。従って、第1の制御装置から第2の制御
装置にスロットル開度情報として出力されるパルス幅変
調信号のON時間はスロットル開度が大きいほど短くな
る。そして、第2の制御装置では、少なくとも上記パル
ス幅変調信号のON時間に基づいて制御対象に対する制
御量を設定する。
の制御装置においてスロットル開度情報をパルス幅変調
信号によって第2の制御装置ヘ出力するに際し、パルス
幅変調信号のON時間をスロットル開度に対して減少関
数的な値に設定して該パルス幅変調信号を第2の制御装
置へ出力する。従って、第1の制御装置から第2の制御
装置にスロットル開度情報として出力されるパルス幅変
調信号のON時間はスロットル開度が大きいほど短くな
る。そして、第2の制御装置では、少なくとも上記パル
ス幅変調信号のON時間に基づいて制御対象に対する制
御量を設定する。
【0020】請求項2記載の発明では、第1の制御装置
においてスロットル開度情報をパルス幅変調信号によっ
て第2の制御装置へ出力するに際し、スロットル開度信
号に基づきスロットル開度センサ系の故障を診断し、ス
ロットル開度センサ系の正常時にはパルス幅変調信号の
ON時間をスロットル開度に対して減少関数的な値に設
定して該パルス幅変調信号を第2の制御装置へ出力し、
又、スロットル開度センサ系の故障時にはパルス幅変調
信号のON時間をスロットル全開側の通常使用しない短
い時間に設定して該パルス幅変調信号を第2の制御装置
へ出力する。従って、第1の制御装置から第2の制御装
置にスロットル開度情報として出力されるパルス幅変調
信号のON時間はスロットル開度が大きいほど短くな
り、又、スロットル開度センサ系の故障時には更に短い
通常使用しない値に設定される。そして、第2の制御装
置では、少なくとも上記パルス幅変調信号のON時間に
基づいて制御対象に対する制御量を設定し、上記パルス
幅変調信号のON時間が通常使用しない短い時間のとき
には制御対象に対する制御量を故障時に対応し得る値に
設定する。
においてスロットル開度情報をパルス幅変調信号によっ
て第2の制御装置へ出力するに際し、スロットル開度信
号に基づきスロットル開度センサ系の故障を診断し、ス
ロットル開度センサ系の正常時にはパルス幅変調信号の
ON時間をスロットル開度に対して減少関数的な値に設
定して該パルス幅変調信号を第2の制御装置へ出力し、
又、スロットル開度センサ系の故障時にはパルス幅変調
信号のON時間をスロットル全開側の通常使用しない短
い時間に設定して該パルス幅変調信号を第2の制御装置
へ出力する。従って、第1の制御装置から第2の制御装
置にスロットル開度情報として出力されるパルス幅変調
信号のON時間はスロットル開度が大きいほど短くな
り、又、スロットル開度センサ系の故障時には更に短い
通常使用しない値に設定される。そして、第2の制御装
置では、少なくとも上記パルス幅変調信号のON時間に
基づいて制御対象に対する制御量を設定し、上記パルス
幅変調信号のON時間が通常使用しない短い時間のとき
には制御対象に対する制御量を故障時に対応し得る値に
設定する。
【0021】請求項3記載の発明では、第1の制御装置
においてスロットル開度情報をパルス幅変調信号によっ
て第2の制御装置へ出力するに際し、スロットル開度信
号に基づきアイドル状態か否かを判断し、非アイドル状
態時にはパルス幅変調信号のON時間をスロットル開度
に対して減少関数的な値に設定して該パルス幅変調信号
を第2の制御装置ヘ出力し、又、アイドル状態時にはパ
ルス幅変調信号のON時間をスロットル全閉側の通常使
用しない長い時間に設定して該パルス幅変調信号を第2
の制御装置へ出力する。従って、第1の制御装置から第
2の制御装置にスロットル開度情報として出力されるパ
ルス幅変調信号のON時間はスロットル開度が大きいほ
ど短くなり、又、アイドル状態時には通常使用しない長
い値に設定される。そして、第2の制御装置では、少な
くとも上記パルス幅変調信号のON時間に基づいて制御
対象に対する制御量を設定し、上記パルス幅変調信号の
ON時間が通常使用しない長い時間のときには制御対象
に対する制御量をアイドル時に対応する値に設定する。
においてスロットル開度情報をパルス幅変調信号によっ
て第2の制御装置へ出力するに際し、スロットル開度信
号に基づきアイドル状態か否かを判断し、非アイドル状
態時にはパルス幅変調信号のON時間をスロットル開度
に対して減少関数的な値に設定して該パルス幅変調信号
を第2の制御装置ヘ出力し、又、アイドル状態時にはパ
ルス幅変調信号のON時間をスロットル全閉側の通常使
用しない長い時間に設定して該パルス幅変調信号を第2
の制御装置へ出力する。従って、第1の制御装置から第
2の制御装置にスロットル開度情報として出力されるパ
ルス幅変調信号のON時間はスロットル開度が大きいほ
ど短くなり、又、アイドル状態時には通常使用しない長
い値に設定される。そして、第2の制御装置では、少な
くとも上記パルス幅変調信号のON時間に基づいて制御
対象に対する制御量を設定し、上記パルス幅変調信号の
ON時間が通常使用しない長い時間のときには制御対象
に対する制御量をアイドル時に対応する値に設定する。
【0022】請求項4記載の発明では、第1の制御装置
においてスロットル開度情報をパルス幅変調信号によっ
て第2の制御装置へ出力するに際し、スロットル開度信
号に基づきスロットル開度センサ系の故障を診断すると
共に、スロットル開度信号に基づきアイドル状態か否か
を判断し、スロットル開度センサ系の正常時且つ非アイ
ドル状態時にはパルス幅変調信号のON時間をスロット
ル開度に対して減少関数的な値に設定して該パルス幅変
調信号を第2の制御装置ヘ出力し、又、スロットル開度
センサ系の故障時にはパルス幅変調信号のON時間をス
ロットル全開側の通常使用しない短い時間に設定して該
パルス幅変調信号を第2の制御装置へ出力し、更に、ア
イドル状態時にはパルス幅変調信号のON時間をスロッ
トル全閉側の通常使用しない長い時間に設定して該パル
ス幅変調信号を第2の制御装置へ出力する。従って、第
1の制御装置から第2の制御装置にスロットル開度情報
として出力されるパルス幅変調信号のON時間は、スロ
ットル開度センサ系の正常時且つ非アイドル状態時には
スロットル開度が大きいほど短くなり、又、スロットル
開度センサ系の故障時には更に短い通常使用しない値に
設定され、アイドル状態時には通常使用しない長い値に
設定される。そして、第2の制御装置では、少なくとも
上記パルス幅変調信号のON時間に基づいて制御対象に
対する制御量を設定し、上記パルス幅変調信号のON時
間が通常使用しない短い時間のときには制御対象に対す
る制御量を故障時に対応し得る値に設定し、又、上記パ
ルス幅変調信号のON時間が通常使用しない長い時間の
ときには制御対象に対する制御量をアイドル時に対応す
る値に設定する。
においてスロットル開度情報をパルス幅変調信号によっ
て第2の制御装置へ出力するに際し、スロットル開度信
号に基づきスロットル開度センサ系の故障を診断すると
共に、スロットル開度信号に基づきアイドル状態か否か
を判断し、スロットル開度センサ系の正常時且つ非アイ
ドル状態時にはパルス幅変調信号のON時間をスロット
ル開度に対して減少関数的な値に設定して該パルス幅変
調信号を第2の制御装置ヘ出力し、又、スロットル開度
センサ系の故障時にはパルス幅変調信号のON時間をス
ロットル全開側の通常使用しない短い時間に設定して該
パルス幅変調信号を第2の制御装置へ出力し、更に、ア
イドル状態時にはパルス幅変調信号のON時間をスロッ
トル全閉側の通常使用しない長い時間に設定して該パル
ス幅変調信号を第2の制御装置へ出力する。従って、第
1の制御装置から第2の制御装置にスロットル開度情報
として出力されるパルス幅変調信号のON時間は、スロ
ットル開度センサ系の正常時且つ非アイドル状態時には
スロットル開度が大きいほど短くなり、又、スロットル
開度センサ系の故障時には更に短い通常使用しない値に
設定され、アイドル状態時には通常使用しない長い値に
設定される。そして、第2の制御装置では、少なくとも
上記パルス幅変調信号のON時間に基づいて制御対象に
対する制御量を設定し、上記パルス幅変調信号のON時
間が通常使用しない短い時間のときには制御対象に対す
る制御量を故障時に対応し得る値に設定し、又、上記パ
ルス幅変調信号のON時間が通常使用しない長い時間の
ときには制御対象に対する制御量をアイドル時に対応す
る値に設定する。
【0023】請求項5記載の発明では、請求項1ないし
請求項4記載の発明において、上記第1の制御装置をエ
ンジン制御装置、第2の制御装置を変速機制御装置と
し、又、上記制御対象を動力伝達手段とする。
請求項4記載の発明において、上記第1の制御装置をエ
ンジン制御装置、第2の制御装置を変速機制御装置と
し、又、上記制御対象を動力伝達手段とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図2〜図11に基づいて本
発明の実施の一形態を説明する。図9に本実施の形態で
採用するエンジンの全体概略図を示す。エンジン1のシ
リンダヘッド2には、各気筒の燃焼室に連通する吸気ポ
ート2aと排気ポート2bとが形成され、この各吸気ポ
ート2aに連通する吸気マニホルド3がエアチャンバ4
に集合されている。更に、このエアチャンバ4が吸気管
5に連通され、この吸気管5の空気取り入れ口にエアク
リーナ6が取り付けられている。又、上記吸気管5の中
途にスロットル弁7が介装されており、このスロットル
弁7の上流と下流とをバイパス接続するバイパス通路8
に、主にアイドル時の吸入空気量を制御するISC(ア
イドル回転数制御)弁9が介装されている。更に、上記
エアチャンバ4に吸気温センサ10が臨まされていると
共に、スロットル弁7下流の吸気管圧力を絶対圧により
検出する絶対圧センサ11が連通されている。
発明の実施の一形態を説明する。図9に本実施の形態で
採用するエンジンの全体概略図を示す。エンジン1のシ
リンダヘッド2には、各気筒の燃焼室に連通する吸気ポ
ート2aと排気ポート2bとが形成され、この各吸気ポ
ート2aに連通する吸気マニホルド3がエアチャンバ4
に集合されている。更に、このエアチャンバ4が吸気管
5に連通され、この吸気管5の空気取り入れ口にエアク
リーナ6が取り付けられている。又、上記吸気管5の中
途にスロットル弁7が介装されており、このスロットル
弁7の上流と下流とをバイパス接続するバイパス通路8
に、主にアイドル時の吸入空気量を制御するISC(ア
イドル回転数制御)弁9が介装されている。更に、上記
エアチャンバ4に吸気温センサ10が臨まされていると
共に、スロットル弁7下流の吸気管圧力を絶対圧により
検出する絶対圧センサ11が連通されている。
【0025】又、上記スロットル弁7にスロットル開度
に応じた電圧値を出力するスロットル開度センサ12が
連設され、又、上記吸気マニホルド3の各気筒の吸気ポ
ート2a直上流にインジェクタ13が臨まされ、上記シ
リンダヘッド2には、先端を燃焼室に露呈する点火プラ
グ14が気筒毎に取り付けられている。更に、エンジン
1のシリンダブロック1aにノックセンサ15が取り付
けられ、冷却水通路16に水温センサ17が臨まされて
いる。
に応じた電圧値を出力するスロットル開度センサ12が
連設され、又、上記吸気マニホルド3の各気筒の吸気ポ
ート2a直上流にインジェクタ13が臨まされ、上記シ
リンダヘッド2には、先端を燃焼室に露呈する点火プラ
グ14が気筒毎に取り付けられている。更に、エンジン
1のシリンダブロック1aにノックセンサ15が取り付
けられ、冷却水通路16に水温センサ17が臨まされて
いる。
【0026】一方、排気系としては、上記シリンダヘッ
ド2の排気ポート2bに連通する排気マニホルド18が
下流方向で合流され、この合流部に連通する排気管19
がマフラ20に連通されている。上記排気管19の排気
マニホルド18の合流部に触媒コンバータ21が介装さ
れ、その上流にO2 センサ22が配設されている。
ド2の排気ポート2bに連通する排気マニホルド18が
下流方向で合流され、この合流部に連通する排気管19
がマフラ20に連通されている。上記排気管19の排気
マニホルド18の合流部に触媒コンバータ21が介装さ
れ、その上流にO2 センサ22が配設されている。
【0027】一方、エンジン1のカムシャフトにディス
トリビュータ23とシグナルロータ24とが連設され、
このシグナルロータ24にクランク角検出及び気筒判別
用のクランク角センサ25が対設されている。更に、上
記ディストリビュータ23には、各気筒の上記点火プラ
グ14が接続されており、後述するエンジン制御装置
(ECU)40により演算された点火時期に対応して該
ECU40から出力される点火信号によりイグナイタ3
2が作動し、点火コイル33により昇圧された高電圧が
上記ディストリビュータ23を介し点火対象気筒の点火
プラグ14に配電されて該当気筒の点火プラグ14が点
火される。
トリビュータ23とシグナルロータ24とが連設され、
このシグナルロータ24にクランク角検出及び気筒判別
用のクランク角センサ25が対設されている。更に、上
記ディストリビュータ23には、各気筒の上記点火プラ
グ14が接続されており、後述するエンジン制御装置
(ECU)40により演算された点火時期に対応して該
ECU40から出力される点火信号によりイグナイタ3
2が作動し、点火コイル33により昇圧された高電圧が
上記ディストリビュータ23を介し点火対象気筒の点火
プラグ14に配電されて該当気筒の点火プラグ14が点
火される。
【0028】図11に示すように、第1の制御装置の一
例としての上記エンジン制御装置(ECU)40は、C
PU41、ROM42、RAM43、バックアップRA
M44、及びI/Oインターフェイス45がバスライン
46を介して互いに接続されたマイクロコンピュータを
中心として構成され、その他、安定化電圧を各部に供給
する定電圧回路47、上記I/Oインターフェイス45
の出力ポートからの信号によりアクチュエータ類を駆動
する駆動回路48、センサ類からのアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換器49等の周辺回路が内
蔵されている。
例としての上記エンジン制御装置(ECU)40は、C
PU41、ROM42、RAM43、バックアップRA
M44、及びI/Oインターフェイス45がバスライン
46を介して互いに接続されたマイクロコンピュータを
中心として構成され、その他、安定化電圧を各部に供給
する定電圧回路47、上記I/Oインターフェイス45
の出力ポートからの信号によりアクチュエータ類を駆動
する駆動回路48、センサ類からのアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換器49等の周辺回路が内
蔵されている。
【0029】上記定電圧回路37は、ECU電源リレー
34の第1の接点を介してバッテリ電源に接続され、上
記ECU電源リレー34のリレーコイルがイグニッショ
ンスイッチIGを介してバッテリに接続されている。
34の第1の接点を介してバッテリ電源に接続され、上
記ECU電源リレー34のリレーコイルがイグニッショ
ンスイッチIGを介してバッテリに接続されている。
【0030】尚、上記定電圧回路47は、上記ECU電
源リレー34の第1のリレー接点を介してバッテリ電源
に接続される他、直接、上記バッテリ電源に接続されて
おり、上記イグニッションスイッチIGがONされてE
CU電源リレー34のリレー接点が閉となったとき、各
部へ電源を供給する一方、上記イグニッションスイッチ
IGのON,OFFに拘らず、常時、上記バックアップ
RAM44にバックアップ用の電源を供給する。
源リレー34の第1のリレー接点を介してバッテリ電源
に接続される他、直接、上記バッテリ電源に接続されて
おり、上記イグニッションスイッチIGがONされてE
CU電源リレー34のリレー接点が閉となったとき、各
部へ電源を供給する一方、上記イグニッションスイッチ
IGのON,OFFに拘らず、常時、上記バックアップ
RAM44にバックアップ用の電源を供給する。
【0031】又、上記I/Oインターフェイス45の入
力ポートには、クランク角センサ25、ノックセンサ1
5等が接続されると共に、絶対圧センサ11、スロット
ル開度センサ12、冷却水温センサ17、O2 センサ2
2、吸気温センサ10等が上記A/D変換器49を介し
て接続され、更に、このA/D変換器49に、上記バッ
テリ電源の電圧VB が入力されてモニタされる。一方、
上記I/Oインターフェイス45の出力ポー卜には、上
記駆動回路48を介してISC弁9及びインジェクタ1
3が接続され、更にイグナイタ32が直接接続され、こ
のイグナイタ32に点火コイル33の一次側が接続され
ている。更に、上記I/Oインターフェイス45の出力
ポートには、後述する変速機制御装置(TCU)50に
設けたI/Oインターフェイス69の入力ポートが接続
され、ECU40からTCU50へ、スロットル開度セ
ンサ12の出力信号に基づいて検出したスロットル開度
に対応するON時間に相当するパルス幅のパルス幅変調
(PWM)信号が出力される。
力ポートには、クランク角センサ25、ノックセンサ1
5等が接続されると共に、絶対圧センサ11、スロット
ル開度センサ12、冷却水温センサ17、O2 センサ2
2、吸気温センサ10等が上記A/D変換器49を介し
て接続され、更に、このA/D変換器49に、上記バッ
テリ電源の電圧VB が入力されてモニタされる。一方、
上記I/Oインターフェイス45の出力ポー卜には、上
記駆動回路48を介してISC弁9及びインジェクタ1
3が接続され、更にイグナイタ32が直接接続され、こ
のイグナイタ32に点火コイル33の一次側が接続され
ている。更に、上記I/Oインターフェイス45の出力
ポートには、後述する変速機制御装置(TCU)50に
設けたI/Oインターフェイス69の入力ポートが接続
され、ECU40からTCU50へ、スロットル開度セ
ンサ12の出力信号に基づいて検出したスロットル開度
に対応するON時間に相当するパルス幅のパルス幅変調
(PWM)信号が出力される。
【0032】上記ROM42には、エンジン制御プログ
ラムや各種マップ等の固定データが記憶されており、
又、上記RAM43には、各センサ・スイッチ類の出力
信号を処理した後のデータ、及び上記CPU41で演算
処理したデータが格納される。又、上記バックアップR
AM44には、各種学習マップ、制御用データ、自己診
断機能により検出した故障部位に対応するトラブルデー
タ等がストアされ、上記イグニッションスイッチIGが
OFFのときにもデータが保持される。
ラムや各種マップ等の固定データが記憶されており、
又、上記RAM43には、各センサ・スイッチ類の出力
信号を処理した後のデータ、及び上記CPU41で演算
処理したデータが格納される。又、上記バックアップR
AM44には、各種学習マップ、制御用データ、自己診
断機能により検出した故障部位に対応するトラブルデー
タ等がストアされ、上記イグニッションスイッチIGが
OFFのときにもデータが保持される。
【0033】上記CPU41は上記ROM42に記憶さ
れている制御プログラムに従い、燃料噴射制御、点火時
期制御等のエンジン制御を所定周期毎、或いは所定クラ
ンクパルス入力毎に実行すると共に、スロットル開度情
報をPWM信号に変換し該PWM信号をTCU50へ出
力させる。
れている制御プログラムに従い、燃料噴射制御、点火時
期制御等のエンジン制御を所定周期毎、或いは所定クラ
ンクパルス入力毎に実行すると共に、スロットル開度情
報をPWM信号に変換し該PWM信号をTCU50へ出
力させる。
【0034】次に、第2の制御装置の一例としての上記
変速機制御装置(TCU)50による変速機制御系につ
いて図10に基づき説明する。同図の符号51は電磁粉
式クラッチ52、前後進切換装置53、電子制御式無段
変速機(ECVT)54を主体に構成した動力伝達シス
テムで、上記電磁粉式クラッチ52のドライブメンバ5
2aがエンジン1の出力軸1bに直結されており、又、
この電磁粉式クラッチ52のドリブンメンバ52bの出
力軸に、前後進切換装置53を介してECVT54のプ
ライマリシャフト56aが連設されている。上記電磁粉
式クラッチ52のドリブンメンバ52bにはクラッチコ
イル52cが内蔵されており、このクラッチコイル52
cに対してクラッチ電源が供給されると、両メンバ52
a,52b間の間隙に電磁粉が鎖状に結合して集積し、
この電磁粉によるクラッチ係合力によりエンジントルク
が上記前後進切換装置53を介して、上記ECVT54
に伝達される。
変速機制御装置(TCU)50による変速機制御系につ
いて図10に基づき説明する。同図の符号51は電磁粉
式クラッチ52、前後進切換装置53、電子制御式無段
変速機(ECVT)54を主体に構成した動力伝達シス
テムで、上記電磁粉式クラッチ52のドライブメンバ5
2aがエンジン1の出力軸1bに直結されており、又、
この電磁粉式クラッチ52のドリブンメンバ52bの出
力軸に、前後進切換装置53を介してECVT54のプ
ライマリシャフト56aが連設されている。上記電磁粉
式クラッチ52のドリブンメンバ52bにはクラッチコ
イル52cが内蔵されており、このクラッチコイル52
cに対してクラッチ電源が供給されると、両メンバ52
a,52b間の間隙に電磁粉が鎖状に結合して集積し、
この電磁粉によるクラッチ係合力によりエンジントルク
が上記前後進切換装置53を介して、上記ECVT54
に伝達される。
【0035】上記前後進切換装置53はセレクトレバー
55に連設されており、このセレクトレバー55のセレ
クト操作により中立位置、前進位置、後進位置が選択さ
れる。
55に連設されており、このセレクトレバー55のセレ
クト操作により中立位置、前進位置、後進位置が選択さ
れる。
【0036】又、上記ECVT54の、互いに平行に配
設するプライマリシャフト56aとセカンダリシャフト
56bとに、溝幅を可変自在なプライマリプーリ57と
セカンダリプーリ58とが軸支され、この両プーリ5
7,58間にスチールベルト59が巻装され、更に、上
記セカンダリシャフト56bが終減速歯車群60、デフ
ァレンシャル装置61を介して駆動輪62に連設されて
いる。
設するプライマリシャフト56aとセカンダリシャフト
56bとに、溝幅を可変自在なプライマリプーリ57と
セカンダリプーリ58とが軸支され、この両プーリ5
7,58間にスチールベルト59が巻装され、更に、上
記セカンダリシャフト56bが終減速歯車群60、デフ
ァレンシャル装置61を介して駆動輪62に連設されて
いる。
【0037】上記ECVT54のプライマリプーリ57
とセカンダリプーリ58とに、この各プーリ57,58
の溝幅を可変動作させる油庄シリンダ57a,58aが
連設されている。この両油圧シリンダ57a,58aに
供給されるオイルポンプ(図示せず)からの油圧が油圧
制御装置63にて制御される。すなわち、この油圧制御
装置63には、TCU50から変速制御信号とライン圧
制御信号とが入力され、変速制御信号に基づいて、プラ
イマリプーリ57側の油圧シリンダ57aに対するプラ
イマリ油圧を制御し、プライマリプーリ57の溝幅を変
化させて変速比を設定し、又、ライン圧制御信号に基づ
いてセカンダリプーリ58側の油圧シリンダ58aに対
するライン圧を制御して、セカンダリプーリ58の上記
スチールベルト59に対するプーリ押し付け力を設定す
る。
とセカンダリプーリ58とに、この各プーリ57,58
の溝幅を可変動作させる油庄シリンダ57a,58aが
連設されている。この両油圧シリンダ57a,58aに
供給されるオイルポンプ(図示せず)からの油圧が油圧
制御装置63にて制御される。すなわち、この油圧制御
装置63には、TCU50から変速制御信号とライン圧
制御信号とが入力され、変速制御信号に基づいて、プラ
イマリプーリ57側の油圧シリンダ57aに対するプラ
イマリ油圧を制御し、プライマリプーリ57の溝幅を変
化させて変速比を設定し、又、ライン圧制御信号に基づ
いてセカンダリプーリ58側の油圧シリンダ58aに対
するライン圧を制御して、セカンダリプーリ58の上記
スチールベルト59に対するプーリ押し付け力を設定す
る。
【0038】上記油圧制御装置63に対する変速制御信
号、ライン圧制御信号、及び電磁粉式クラッチ52のク
ラッチコイル52cに対するクラッチ制御信号は、上記
TCU50から出力される。図11に示すように、上記
TCU50は、CPU66、ROM67、RAM68、
及びI/Oインターフェイス69がバスライン70を介
して互いに接続されたマイクロコンピュータを中心とし
て構成され、その他、安定化電圧を各部に供給する定電
圧回路71、上記I/Oインターフェイス69の出力ポ
ートからの信号によりアクチュエータ類を駆動する駆動
回路72等の周辺回路が内蔵されている。
号、ライン圧制御信号、及び電磁粉式クラッチ52のク
ラッチコイル52cに対するクラッチ制御信号は、上記
TCU50から出力される。図11に示すように、上記
TCU50は、CPU66、ROM67、RAM68、
及びI/Oインターフェイス69がバスライン70を介
して互いに接続されたマイクロコンピュータを中心とし
て構成され、その他、安定化電圧を各部に供給する定電
圧回路71、上記I/Oインターフェイス69の出力ポ
ートからの信号によりアクチュエータ類を駆動する駆動
回路72等の周辺回路が内蔵されている。
【0039】定電圧回路71は、TCU電源リレー73
の接点を介してバッテリ電源に接続され、TCU電源リ
レー73のリレーコイルがイグニッションスイッチIG
を介してバッテリに接続されている。又、上記I/Oイ
ンターフェイス69の入力ポートには、車速センサ7
4、アクセルペダル踏み込みでONするアクセルスイッ
チ75、セレクトレバー55に連設して、ドライブ
(D)レンジ、スポーツドライブ(Ds)レンジ、リバ
ース(R)レンジ、パーキング(P)レンジ、ニュート
ラル(N)レンジ等の各ポジションを検出するポジショ
ンセンサ76、ECVT54に設けたプライマリプーリ
57の回転数を検出するプライマリプーリ回転数センサ
77、セカンダリプーリ58の回転数を検出するセカン
ダリプーリ回転数センサ78が接続されている。更に、
上記I/Oインターフェイス69の入力ポートには、イ
グナイタ32が接続されてイグニッションパルスがモニ
タされると共に、ECU40から出力されるPWM信号
が入力される。一方、上記I/Oインターフェイス69
の出力ポートには、駆動回路72を介して電磁粉式クラ
ッチ52のクラッチコイル52cが接続され、更に、変
速制御信号ラインとライン圧制御信号ラインとが油圧制
御装置63に接続されている。
の接点を介してバッテリ電源に接続され、TCU電源リ
レー73のリレーコイルがイグニッションスイッチIG
を介してバッテリに接続されている。又、上記I/Oイ
ンターフェイス69の入力ポートには、車速センサ7
4、アクセルペダル踏み込みでONするアクセルスイッ
チ75、セレクトレバー55に連設して、ドライブ
(D)レンジ、スポーツドライブ(Ds)レンジ、リバ
ース(R)レンジ、パーキング(P)レンジ、ニュート
ラル(N)レンジ等の各ポジションを検出するポジショ
ンセンサ76、ECVT54に設けたプライマリプーリ
57の回転数を検出するプライマリプーリ回転数センサ
77、セカンダリプーリ58の回転数を検出するセカン
ダリプーリ回転数センサ78が接続されている。更に、
上記I/Oインターフェイス69の入力ポートには、イ
グナイタ32が接続されてイグニッションパルスがモニ
タされると共に、ECU40から出力されるPWM信号
が入力される。一方、上記I/Oインターフェイス69
の出力ポートには、駆動回路72を介して電磁粉式クラ
ッチ52のクラッチコイル52cが接続され、更に、変
速制御信号ラインとライン圧制御信号ラインとが油圧制
御装置63に接続されている。
【0040】ここで、上記ECU40は、第1の制御装
置の機能としてスロットル開度センサ系故障検出手段、
アイドル状態検出手段、ON時間設定手段、パルス幅変
調信号出力手段を備え、又、上記TCU50は第2の制
御装置の機能として制御量設定手段を備えている。
置の機能としてスロットル開度センサ系故障検出手段、
アイドル状態検出手段、ON時間設定手段、パルス幅変
調信号出力手段を備え、又、上記TCU50は第2の制
御装置の機能として制御量設定手段を備えている。
【0041】具体的には、イグニッションスイッチIG
のONにより各制御装置40,50に電源が投入される
と、ECU40では、システムイニシャライズによりR
AM43に格納される各データ、フラグ値がクリアされ
(バックアップRAM44に格納されているデータ、フ
ラグは除く)、システムイニシャライズ後、図2〜図3
に示すON時間設定ルーチンが所定時間毎に実行され、
スロットル開度センサ12の出力電圧THVに基づい
て、スロットル開度センサ系の故障診断を行うと共に、
アイドル判定を行い、スロットル開度センサ系が正常
で、しかも非アイドル状態のときは、上記スロットル開
度センサ12の出力電圧THVに基づきテーブル検索に
より、パルス幅変調(PWM)信号のON時間TONをス
ロットル開度に対して減少関数的な値に設定し、スロッ
トル開度センサ系が故障のときは、上記ON時間をスロ
ットル全開側の通常使用しない短い時間TONDI(本実施
の形態では0.4ms)に固定し、又、アイドル状態のと
きは、上記ON時間TONをスロットル全閉側の通常使用
しない長い時間TONAI(本実施の形態では4ms)に固定
し、この各ON時間TONに相当するパルス幅のPWM信
号をTCU50へ出力する。
のONにより各制御装置40,50に電源が投入される
と、ECU40では、システムイニシャライズによりR
AM43に格納される各データ、フラグ値がクリアされ
(バックアップRAM44に格納されているデータ、フ
ラグは除く)、システムイニシャライズ後、図2〜図3
に示すON時間設定ルーチンが所定時間毎に実行され、
スロットル開度センサ12の出力電圧THVに基づい
て、スロットル開度センサ系の故障診断を行うと共に、
アイドル判定を行い、スロットル開度センサ系が正常
で、しかも非アイドル状態のときは、上記スロットル開
度センサ12の出力電圧THVに基づきテーブル検索に
より、パルス幅変調(PWM)信号のON時間TONをス
ロットル開度に対して減少関数的な値に設定し、スロッ
トル開度センサ系が故障のときは、上記ON時間をスロ
ットル全開側の通常使用しない短い時間TONDI(本実施
の形態では0.4ms)に固定し、又、アイドル状態のと
きは、上記ON時間TONをスロットル全閉側の通常使用
しない長い時間TONAI(本実施の形態では4ms)に固定
し、この各ON時間TONに相当するパルス幅のPWM信
号をTCU50へ出力する。
【0042】TCU50では、システムイニシャライズ
によりRAM68に格納される各データ、フラグ値がク
リアされ、システムイニシャライズ後、図4〜図5に示
すクラッチ制御ルーチンが所定時間毎に実行され、上記
ECU40から出力されるPWM信号のパルス幅からO
N時間TONを算出し、このON時間TONが、スロットル
開度センサ系の故障を示す値TONDI(0.4ms)でない
ときは、上記ON時間TONとエンジン回転数NE とに基
づき、通常時直結モードマップを検索し制御量として通
常時のクラッチ制御電流値Isを設定し、又、PWM信
号のON時間TONが、スロットル開度センサ系の故障を
示す値TONDI(0.4ms)のときは、スロットル開度セ
ンサ系の故障であるため、エンジン回転数NE に基づい
て故障時直結モードテーブルを参照してクラッチ制御電
流値Isを故障時に対応し得る値、すなわち安全サイド
を見込んでスロットル弁全開に対応する値に設定し、制
御対象とする電磁粉式クラッチ52のクラッチコイル5
2cに出力する。上記通常時直結モードマップにはアイ
ドル運転時のクラッチ制御電流値Isも格納されてお
り、アイドル時のON時間TONAI(4ms)とエンジン関
数数NE とに基づいてアイドルに対応するクラッチ制御
電流値Isが設定される。
によりRAM68に格納される各データ、フラグ値がク
リアされ、システムイニシャライズ後、図4〜図5に示
すクラッチ制御ルーチンが所定時間毎に実行され、上記
ECU40から出力されるPWM信号のパルス幅からO
N時間TONを算出し、このON時間TONが、スロットル
開度センサ系の故障を示す値TONDI(0.4ms)でない
ときは、上記ON時間TONとエンジン回転数NE とに基
づき、通常時直結モードマップを検索し制御量として通
常時のクラッチ制御電流値Isを設定し、又、PWM信
号のON時間TONが、スロットル開度センサ系の故障を
示す値TONDI(0.4ms)のときは、スロットル開度セ
ンサ系の故障であるため、エンジン回転数NE に基づい
て故障時直結モードテーブルを参照してクラッチ制御電
流値Isを故障時に対応し得る値、すなわち安全サイド
を見込んでスロットル弁全開に対応する値に設定し、制
御対象とする電磁粉式クラッチ52のクラッチコイル5
2cに出力する。上記通常時直結モードマップにはアイ
ドル運転時のクラッチ制御電流値Isも格納されてお
り、アイドル時のON時間TONAI(4ms)とエンジン関
数数NE とに基づいてアイドルに対応するクラッチ制御
電流値Isが設定される。
【0043】以下、TCU50で実行されるクラッチ制
御ルーチンの説明に先立ち、図2〜図3に示すECU4
0にて実行されるON時間設定ルーチンについて説明す
る。このON時間設定ルーチンは、設定時間毎に実行さ
れ、ステップS1で、スロットル開度センサ12の出力
電圧THVを読込み、ステップS2〜S9で故障診断を
行う。
御ルーチンの説明に先立ち、図2〜図3に示すECU4
0にて実行されるON時間設定ルーチンについて説明す
る。このON時間設定ルーチンは、設定時間毎に実行さ
れ、ステップS1で、スロットル開度センサ12の出力
電圧THVを読込み、ステップS2〜S9で故障診断を
行う。
【0044】先ず、ステップS2で、上記スロットル開
度センサ12の出力電圧THVと予め設定された通常で
は取り得ない出力電圧の下限地THVL とを比較し、T
HV>THVL のときはステップS3へ進み、上記出力
電圧THVを予め設定された通常では取り得ない出力電
圧の上限値THVH と比較する。図6にスロットル開度
THθとスロットル開度センサ12の出力電圧THVと
の関係を示す。同図に示すように、上記スロットル開度
センサ12の出力電圧THVは、スロットル開度THθ
(deg)と比例関係にあり、下限値THVL がスロットル
全閉(0deg)時の出力電圧THVよりも低い値(例え
ば、0.1V)に設定されており、又、上限値THVH
が、スロットル全開(84deg)時の出力電圧よりも高い
値(例えば、4.9V)に設定されている。従って、T
HV≦THVL のときにはスロットル開度センサ系に断
線等の異常が、又、THV≧THVH のときにはスロッ
トル開度センサ系にショート等の異常が生じていると判
断することができる。
度センサ12の出力電圧THVと予め設定された通常で
は取り得ない出力電圧の下限地THVL とを比較し、T
HV>THVL のときはステップS3へ進み、上記出力
電圧THVを予め設定された通常では取り得ない出力電
圧の上限値THVH と比較する。図6にスロットル開度
THθとスロットル開度センサ12の出力電圧THVと
の関係を示す。同図に示すように、上記スロットル開度
センサ12の出力電圧THVは、スロットル開度THθ
(deg)と比例関係にあり、下限値THVL がスロットル
全閉(0deg)時の出力電圧THVよりも低い値(例え
ば、0.1V)に設定されており、又、上限値THVH
が、スロットル全開(84deg)時の出力電圧よりも高い
値(例えば、4.9V)に設定されている。従って、T
HV≦THVL のときにはスロットル開度センサ系に断
線等の異常が、又、THV≧THVH のときにはスロッ
トル開度センサ系にショート等の異常が生じていると判
断することができる。
【0045】そして、上記ステップS2で、THV>T
HVL と判断され、且つ、ステップS3で、THV<T
HVH と判断されたとき、すなわち、上記スロットル開
度センサ12の出力電圧THVが通常の出力範囲に収ま
っているときは(THVL <THV<THVH )、スロ
ットル開度センサ系が正常と判断し、ステップS4へ進
み、バックアップRAM44の所定アドレスにストアさ
れスロットル開度センサ系に故障が生じていることを示
すためのスロットル開度センサNGフラグFTHVNG をク
リアし、ステップS5でスロットル開度センサ系の異常
状態の継続時間を計時するカウント値Cをクリアして、
ステップS10へ進み、ステップS10〜S18でスロ
ットル開度センサ系正常時の処理を行う。
HVL と判断され、且つ、ステップS3で、THV<T
HVH と判断されたとき、すなわち、上記スロットル開
度センサ12の出力電圧THVが通常の出力範囲に収ま
っているときは(THVL <THV<THVH )、スロ
ットル開度センサ系が正常と判断し、ステップS4へ進
み、バックアップRAM44の所定アドレスにストアさ
れスロットル開度センサ系に故障が生じていることを示
すためのスロットル開度センサNGフラグFTHVNG をク
リアし、ステップS5でスロットル開度センサ系の異常
状態の継続時間を計時するカウント値Cをクリアして、
ステップS10へ進み、ステップS10〜S18でスロ
ットル開度センサ系正常時の処理を行う。
【0046】一方、ステップS2で、THV≦THVL
のスロットル開度センサ系の断線と判断され、或いはス
テップS3で、THV≧THVH のスロットル開度セン
サ系のショートと判断されるときは、ステップS6へ分
岐し、スロットル開度センサNGフラグFTHVNG の値を
参照する。このスロットル開度センサNGフラグFTHVN
G は、イニシャルセット値が0であり、且つスロットル
開度センサ12の出力電圧THVが上述の下限値THV
L と上限値THVH とにより定まる正常(通常)の範囲
に収まっているときクリアされ(ステップS4)、又、
THV≦THVL の状態が設定時間以上継続したとき、
或いはTHV≧THVH の状態が設定時間以上継続した
ときにスロットル開度センサ系の故障と確定してセット
される。従って、上記ステップS6でスロットル開度セ
ンサNGフラグFTHVNG がFTHVNG =0のときには、ス
ロットル開度センサ系の故障が未確定の状態であり、ス
テップS7へ進み、THV≦THVL 或いはTHV≧T
HVH の継続時間を計時するカウント値Cを上記設定時
間を定める設定値CS (例えば2ms相当値)と比較し、
C<CS のときには、ステップS8で、上記カウント値
をカウントアップしてステップS10へ進み、一方、C
≧CS のときは、THV≦THVL の状態が設定時間以
上継続し、或いはTHV≧THVH の状態が設定時間以
上継続したときでありスロットル開度センサ系の故障と
確定して、ステップS9で、スロットル開度センサNG
フラグFTHVNG をセットし(FTHVNG ←1)、ステップ
S19へ進み、ステップS19以下でスロットル開度セ
ンサ系の故障時に対応する処理を行う。又、上記ステッ
プS6においてFTHVNG =1であり既にスロットル開度
センサ系の故障が確定しているときには、ステップS6
からステップS19へジャンプする。
のスロットル開度センサ系の断線と判断され、或いはス
テップS3で、THV≧THVH のスロットル開度セン
サ系のショートと判断されるときは、ステップS6へ分
岐し、スロットル開度センサNGフラグFTHVNG の値を
参照する。このスロットル開度センサNGフラグFTHVN
G は、イニシャルセット値が0であり、且つスロットル
開度センサ12の出力電圧THVが上述の下限値THV
L と上限値THVH とにより定まる正常(通常)の範囲
に収まっているときクリアされ(ステップS4)、又、
THV≦THVL の状態が設定時間以上継続したとき、
或いはTHV≧THVH の状態が設定時間以上継続した
ときにスロットル開度センサ系の故障と確定してセット
される。従って、上記ステップS6でスロットル開度セ
ンサNGフラグFTHVNG がFTHVNG =0のときには、ス
ロットル開度センサ系の故障が未確定の状態であり、ス
テップS7へ進み、THV≦THVL 或いはTHV≧T
HVH の継続時間を計時するカウント値Cを上記設定時
間を定める設定値CS (例えば2ms相当値)と比較し、
C<CS のときには、ステップS8で、上記カウント値
をカウントアップしてステップS10へ進み、一方、C
≧CS のときは、THV≦THVL の状態が設定時間以
上継続し、或いはTHV≧THVH の状態が設定時間以
上継続したときでありスロットル開度センサ系の故障と
確定して、ステップS9で、スロットル開度センサNG
フラグFTHVNG をセットし(FTHVNG ←1)、ステップ
S19へ進み、ステップS19以下でスロットル開度セ
ンサ系の故障時に対応する処理を行う。又、上記ステッ
プS6においてFTHVNG =1であり既にスロットル開度
センサ系の故障が確定しているときには、ステップS6
からステップS19へジャンプする。
【0047】先ず、ステップS10〜S18のスロット
ル開度センサ系の正常時、或いはスロットル開度センサ
系の故障未確定時の処理について説明すると、ステップ
S10で、上記スロットル開度センサ12の出力電圧T
HVに基づいてスロットル開度THθを、テーブル検
索、或いは演算により算出し、ステップS11ないしス
テップS13によりアイドル判定を行う。
ル開度センサ系の正常時、或いはスロットル開度センサ
系の故障未確定時の処理について説明すると、ステップ
S10で、上記スロットル開度センサ12の出力電圧T
HVに基づいてスロットル開度THθを、テーブル検
索、或いは演算により算出し、ステップS11ないしス
テップS13によりアイドル判定を行う。
【0048】すなわち、ステップS11で、RAM43
の所定アドレスにストアされているアイドル判別フラグ
FTHの値を参照し、前回ルーチン実行時のアイドル判定
結果を調べる。上記アイドル判別フラグFTHは、スロッ
トル弁全閉時のアイドル時にクリアされ、スロットル弁
開の非アイドル時にセットされる。従って、上記ステッ
プS11においてFTH=0で前回ルーチン実行時におけ
るアイドル判定結果がアイドルのときには、ステップS
12へ進み、上記ステップS10において算出したスロ
ットル弁開度THθと第1のアイドル判定値THAI1 と
比較し、THθ≦THAI1 のときにはアイドル状態と判
定し、THθ>THAI1 のときには非アイドル状態と判
定する。又、上記ステップS11においてFTH=1で前
回ルーチン実行時におけるアイドル判定結果が非アイド
ルのときには、ステップS13へ進み、スロットル開度
THθと上記第1のアイドル判定値THAI1 より小さい
値の第2のアイドル判定値THAI2 とを比較し、THθ
≦THAI2 のときアイドル状態と判定し、THθ>TH
AI2 のとき非アイドル状態と判定する。
の所定アドレスにストアされているアイドル判別フラグ
FTHの値を参照し、前回ルーチン実行時のアイドル判定
結果を調べる。上記アイドル判別フラグFTHは、スロッ
トル弁全閉時のアイドル時にクリアされ、スロットル弁
開の非アイドル時にセットされる。従って、上記ステッ
プS11においてFTH=0で前回ルーチン実行時におけ
るアイドル判定結果がアイドルのときには、ステップS
12へ進み、上記ステップS10において算出したスロ
ットル弁開度THθと第1のアイドル判定値THAI1 と
比較し、THθ≦THAI1 のときにはアイドル状態と判
定し、THθ>THAI1 のときには非アイドル状態と判
定する。又、上記ステップS11においてFTH=1で前
回ルーチン実行時におけるアイドル判定結果が非アイド
ルのときには、ステップS13へ進み、スロットル開度
THθと上記第1のアイドル判定値THAI1 より小さい
値の第2のアイドル判定値THAI2 とを比較し、THθ
≦THAI2 のときアイドル状態と判定し、THθ>TH
AI2 のとき非アイドル状態と判定する。
【0049】上記第1のアイドル判定値THAI1 及び第
2のアイドル判定値THAI2 は、図7に示すように、ス
ロットル開度THθによるアイドル判定にヒステリシス
を与えハンチングを防止するためのものであり、例え
ば、第1のアイドル判定値THAI1 は1.7deg 、第2
のアイドル判定値THAI2 は1.0deg にそれぞれ設定
される。
2のアイドル判定値THAI2 は、図7に示すように、ス
ロットル開度THθによるアイドル判定にヒステリシス
を与えハンチングを防止するためのものであり、例え
ば、第1のアイドル判定値THAI1 は1.7deg 、第2
のアイドル判定値THAI2 は1.0deg にそれぞれ設定
される。
【0050】そして、上記ステップS12或いはステッ
プS13において非アイドル状態と判定されたときに
は、ステップS14へ進み、アイドル判別フラグFTHを
セットして(FTH←1)、続くステップS15で、スロ
ットル開度THθに基づきテーブル検索或いは演算によ
りPWM信号のON時間TONを設定する。ここで、図8
に示すように、非アイドル状態時には上記ON時間TON
は、スロットル開度に対し減少関数的な値に設定され、
スロットル開度THθの増大に応じて減少され、スロッ
トル弁全開(例えば、84deg)で本実施の形態において
は0.812msに設定される。
プS13において非アイドル状態と判定されたときに
は、ステップS14へ進み、アイドル判別フラグFTHを
セットして(FTH←1)、続くステップS15で、スロ
ットル開度THθに基づきテーブル検索或いは演算によ
りPWM信号のON時間TONを設定する。ここで、図8
に示すように、非アイドル状態時には上記ON時間TON
は、スロットル開度に対し減少関数的な値に設定され、
スロットル開度THθの増大に応じて減少され、スロッ
トル弁全開(例えば、84deg)で本実施の形態において
は0.812msに設定される。
【0051】次いで、ステップS16へ進み、上記ON
時間TONをセットしてルーチンを抜ける。その結果、非
アイドル状態時には、上記ステップS15でスロットル
開度THθに応じて減少関数的な値に設定されたON時
間TONのPWM信号がECU40のI/Oインターフェ
イス45の所定出力ポートからTCU50へ出力され
る。
時間TONをセットしてルーチンを抜ける。その結果、非
アイドル状態時には、上記ステップS15でスロットル
開度THθに応じて減少関数的な値に設定されたON時
間TONのPWM信号がECU40のI/Oインターフェ
イス45の所定出力ポートからTCU50へ出力され
る。
【0052】又、上記ステップS12或いはステップS
13においてアイドル状態と判定されたときには、ステ
ップS17へ進み、アイドル判別フラグFTHをクリアし
て(FTH←0)、ステップS18で、PWM信号のON
時間TONを設定値TONAIにより設定し(TON←TONA
I)、上記ステップS16へ戻り、上記ステップS18
において設定されたON時間TONをセットしてルーチン
を抜ける。
13においてアイドル状態と判定されたときには、ステ
ップS17へ進み、アイドル判別フラグFTHをクリアし
て(FTH←0)、ステップS18で、PWM信号のON
時間TONを設定値TONAIにより設定し(TON←TONA
I)、上記ステップS16へ戻り、上記ステップS18
において設定されたON時間TONをセットしてルーチン
を抜ける。
【0053】ここで、上記設定値TONAIは、本実施の形
態においては例えば4.0msに設定される。従って、ア
イドル状態時には、図8に示すように、PWM信号のO
N時間TONが、スロットル全閉側の通常使用しない長い
時間(4.0ms)に設定され、このON時間TONのPW
M信号がECU40のI/Oインターフェイス45の所
定出力ポートからTCU50に出力される。
態においては例えば4.0msに設定される。従って、ア
イドル状態時には、図8に示すように、PWM信号のO
N時間TONが、スロットル全閉側の通常使用しない長い
時間(4.0ms)に設定され、このON時間TONのPW
M信号がECU40のI/Oインターフェイス45の所
定出力ポートからTCU50に出力される。
【0054】一方、スロットル開度センサNGフラグF
THVNG のセットにより前記ステップS9或いはステップ
S6からステップS19へ進み、ステップS19以下で
スロットル開度センサ系の故障時に対応する処理を行
う。ステップS19では、スロットル開度THθを設定
値THθS に固定し、続くステップS20で、PWM信
号のON時間TONを設定値TONDIにより設定し(TON←
TONDI)、前記ステップS16へ戻り、上記ステップS
20において設定されたON時間TONをセットしてルー
チンを抜ける。
THVNG のセットにより前記ステップS9或いはステップ
S6からステップS19へ進み、ステップS19以下で
スロットル開度センサ系の故障時に対応する処理を行
う。ステップS19では、スロットル開度THθを設定
値THθS に固定し、続くステップS20で、PWM信
号のON時間TONを設定値TONDIにより設定し(TON←
TONDI)、前記ステップS16へ戻り、上記ステップS
20において設定されたON時間TONをセットしてルー
チンを抜ける。
【0055】上記設定値THθS は、予め実験等により
求めたフェイルセーフ値であり、例えば6.4deg であ
る。従って、スロットル開度センサ系の故障時には、E
CU40におけるスロットル開度THθのデータが設定
値THθS (6.4deg)によりクランプされ、ECU4
0において、非アイドルに対応し且つ上記設定値THθ
S によるスロットル開度データを用いて燃料噴射量、点
火時期等の各種演算処理が行われ、フェイルセーフが実
行されて必要最低限の車輌走行が確保される。
求めたフェイルセーフ値であり、例えば6.4deg であ
る。従って、スロットル開度センサ系の故障時には、E
CU40におけるスロットル開度THθのデータが設定
値THθS (6.4deg)によりクランプされ、ECU4
0において、非アイドルに対応し且つ上記設定値THθ
S によるスロットル開度データを用いて燃料噴射量、点
火時期等の各種演算処理が行われ、フェイルセーフが実
行されて必要最低限の車輌走行が確保される。
【0056】又、スロットル開度センサ系の故障時にお
いてPWM信号のON時間TONを設定する上記設定値T
ONDIは、本実施の形態においては例えば0.4msに設定
される。従って、スロットル開度センサ系の故障時に
は、図8に示すように、PWM信号のON時間TONが、
上記設定値TONDIによってスロットル全開側の通常使用
しない短い時間(0.4ms)に設定され、このON時間
TONのPWM信号がECU40のI/Oインターフェイ
ス45の所定出力ポートからTCU50に出力される。
いてPWM信号のON時間TONを設定する上記設定値T
ONDIは、本実施の形態においては例えば0.4msに設定
される。従って、スロットル開度センサ系の故障時に
は、図8に示すように、PWM信号のON時間TONが、
上記設定値TONDIによってスロットル全開側の通常使用
しない短い時間(0.4ms)に設定され、このON時間
TONのPWM信号がECU40のI/Oインターフェイ
ス45の所定出力ポートからTCU50に出力される。
【0057】次に、上記PWM信号が入力されるTCU
50における処理について図4〜図5に基づき説明す
る。TCU50では、図4〜図5に示す制御ルーチンに
おいて、上記PWM信号のパルス幅からON時間TONを
算出し、このON時間TONとエンジン回転数NE とに基
づき電磁粉式クラッチ52のクラッチコイル52cに対
する制御電流値Isを設定する。
50における処理について図4〜図5に基づき説明す
る。TCU50では、図4〜図5に示す制御ルーチンに
おいて、上記PWM信号のパルス幅からON時間TONを
算出し、このON時間TONとエンジン回転数NE とに基
づき電磁粉式クラッチ52のクラッチコイル52cに対
する制御電流値Isを設定する。
【0058】このクラッチ制御ルーチンは所定時間毎に
実行され、先ず、ステップS21,S22で、ポジショ
ンセンサ76の出力信号に基づいてセレクトレバー55
のセレクト位置を検出し、P(パーキング)レンジ或い
はN(ニュートラル)レンジのときは、ステップS23
へ進み、電磁粉式クラッチ52のクラッチコイル52c
に対する制御電流値Isを、逆励磁モードを選択する逆
向きの微小電流値−ISRにより設定して(Is←−IS
R)、ステップS24へ進み、上記ステップS23で設
定した制御電流値Isをセットしてルーチンを抜ける。
実行され、先ず、ステップS21,S22で、ポジショ
ンセンサ76の出力信号に基づいてセレクトレバー55
のセレクト位置を検出し、P(パーキング)レンジ或い
はN(ニュートラル)レンジのときは、ステップS23
へ進み、電磁粉式クラッチ52のクラッチコイル52c
に対する制御電流値Isを、逆励磁モードを選択する逆
向きの微小電流値−ISRにより設定して(Is←−IS
R)、ステップS24へ進み、上記ステップS23で設
定した制御電流値Isをセットしてルーチンを抜ける。
【0059】従って、Pレンジ或いはNレンジが選択さ
れているときには、TCU50のI/Oインターフェイ
ス69の出力ポートから駆動回路72を介して電磁粉式
クラッチ52のクラッチコイル52cに対して逆微小電
流値−ISRによる制御電流が供給され、微小逆励磁電流
により電磁粉式クラッチ52の残留磁気が除去されクラ
ッチが完全に遮断される。
れているときには、TCU50のI/Oインターフェイ
ス69の出力ポートから駆動回路72を介して電磁粉式
クラッチ52のクラッチコイル52cに対して逆微小電
流値−ISRによる制御電流が供給され、微小逆励磁電流
により電磁粉式クラッチ52の残留磁気が除去されクラ
ッチが完全に遮断される。
【0060】又、上記ステップS21,S22におい
て、セレクト位置がNレンジ及びPレンジ以外で、D
(ドライブ)レンジ、Ds(ドライブスポーツ)レン
ジ、或いはR(リバース)レンジの走行レンジのときに
は、ステップS25へ進み、アクセルスイッチ75の出
力信号に基づきアクセルスイッチ75のOFFによるア
クセル開放か否かを判断する。
て、セレクト位置がNレンジ及びPレンジ以外で、D
(ドライブ)レンジ、Ds(ドライブスポーツ)レン
ジ、或いはR(リバース)レンジの走行レンジのときに
は、ステップS25へ進み、アクセルスイッチ75の出
力信号に基づきアクセルスイッチ75のOFFによるア
クセル開放か否かを判断する。
【0061】そして、アクセルスイッチ75のOFFに
よるアクセル開放時には、ステップS26へ進み、車速
センサ74による車速VSPと第1の車速設定値VSP
1 (例えば、8km/h)とを比較し、VSP≦VSP1 の
車輌低速時には、ステップS27で、電磁粉式クラッチ
52のクラッチコイル52cに対する制御電流値Is
を、ドラッグモードを選択する微小電流(例えば、約
0.2A)を与えるための設定値ISDにより設定して
(Is←ISD)、前記ステップS24へ戻り、上記ステ
ップS27で設定した制御電流値Isをセットしてルー
チンを抜ける。
よるアクセル開放時には、ステップS26へ進み、車速
センサ74による車速VSPと第1の車速設定値VSP
1 (例えば、8km/h)とを比較し、VSP≦VSP1 の
車輌低速時には、ステップS27で、電磁粉式クラッチ
52のクラッチコイル52cに対する制御電流値Is
を、ドラッグモードを選択する微小電流(例えば、約
0.2A)を与えるための設定値ISDにより設定して
(Is←ISD)、前記ステップS24へ戻り、上記ステ
ップS27で設定した制御電流値Isをセットしてルー
チンを抜ける。
【0062】従って、走行レンジにおけるアクセル開放
状態で、VSP≦VSP1 の車輌停止或いは車輌低速時
には、TCU50のI/Oインターフェイス69の出力
ポートから駆動回路72を介して電磁粉式クラッチ52
のクラッチコイル52cに対して上記設定値ISDによる
微小電流が供給され、この微小電流によりECVT54
にひきづりトルク(ドラッグトルク)を与えてスチール
ベルト59を構成するスチールブロック(コマ)間のガ
タ詰め等を行い、発進および低速ノロノロ走行に良好な
運転性を維持するようにしている。
状態で、VSP≦VSP1 の車輌停止或いは車輌低速時
には、TCU50のI/Oインターフェイス69の出力
ポートから駆動回路72を介して電磁粉式クラッチ52
のクラッチコイル52cに対して上記設定値ISDによる
微小電流が供給され、この微小電流によりECVT54
にひきづりトルク(ドラッグトルク)を与えてスチール
ベルト59を構成するスチールブロック(コマ)間のガ
タ詰め等を行い、発進および低速ノロノロ走行に良好な
運転性を維持するようにしている。
【0063】一方、走行レンジ選択状態で車輌発進或い
は加速によりアクセルペダルが踏み込まれると、アクセ
ルスイッチ75がONし、上記ステップS21,S2
2,S25を介してステップS28へ分岐し、ステップ
S28で、Dレンジか否かを判断する。
は加速によりアクセルペダルが踏み込まれると、アクセ
ルスイッチ75がONし、上記ステップS21,S2
2,S25を介してステップS28へ分岐し、ステップ
S28で、Dレンジか否かを判断する。
【0064】そして、Dレンジが選択されているときに
はステップS29へ進み、車速VSPと第5の車速設定
値VSP5 とを比較する。上記第5の車速設定値VSP
5 は、Dレンジにおける車輌発進状態を判断するもので
あり、例えばVSP5 =25km/hに設定されている。従
って、Dレンジ選択においてVSP≦VSP5 の車輌発
進時には、ステップS30へ進み、エンジン回転数NE
をパラメータとしてDレンジ選択による車輌発進時に適
合するテーブルを検索し補間計算によってクラッチコイ
ル52cに対する制御電流値Isを設定する。尚、上記
テーブルは、Dレンジによる車輌発進時における電磁粉
式クラッチ52による必要伝達トルクをエンジン回転数
NE をパラメータとして予め実験等により求め電磁粉式
クラッチ52のクラッチコイル52cに対する適正な制
御電流値Isをテーブル値としてROM67の一連のア
ドレスにストアされているものであり、ステップS30
中に図示するように所定のエンジン回転数に達するまで
は急激に立ち上がり、所定のエンジン回転数以上ではエ
ンジン回転数の上昇に応じ制御電流値Isが緩やかに上
昇するように設定される。
はステップS29へ進み、車速VSPと第5の車速設定
値VSP5 とを比較する。上記第5の車速設定値VSP
5 は、Dレンジにおける車輌発進状態を判断するもので
あり、例えばVSP5 =25km/hに設定されている。従
って、Dレンジ選択においてVSP≦VSP5 の車輌発
進時には、ステップS30へ進み、エンジン回転数NE
をパラメータとしてDレンジ選択による車輌発進時に適
合するテーブルを検索し補間計算によってクラッチコイ
ル52cに対する制御電流値Isを設定する。尚、上記
テーブルは、Dレンジによる車輌発進時における電磁粉
式クラッチ52による必要伝達トルクをエンジン回転数
NE をパラメータとして予め実験等により求め電磁粉式
クラッチ52のクラッチコイル52cに対する適正な制
御電流値Isをテーブル値としてROM67の一連のア
ドレスにストアされているものであり、ステップS30
中に図示するように所定のエンジン回転数に達するまで
は急激に立ち上がり、所定のエンジン回転数以上ではエ
ンジン回転数の上昇に応じ制御電流値Isが緩やかに上
昇するように設定される。
【0065】そして、ステップS24へ戻り、上記ステ
ップS30で設定した制御電流値Isをセットしてルー
チンを抜ける。
ップS30で設定した制御電流値Isをセットしてルー
チンを抜ける。
【0066】従って、Dレンジ選択時、アクセルペダル
の踏み込みによりエンジン回転数が増加すると、TCU
50のI/Oインターフェイス69の出力ポートから駆
動回路72を介して電磁粉式クラッチ52のクラッチコ
イル52cに対し、エンジン回転数NE の増加に比例し
てクラッチ制御電流が増大され、発進時に対応したクラ
ッチトルク制御が行われ、アクセルペダルの踏み込みに
応じた発進性能が得られる。
の踏み込みによりエンジン回転数が増加すると、TCU
50のI/Oインターフェイス69の出力ポートから駆
動回路72を介して電磁粉式クラッチ52のクラッチコ
イル52cに対し、エンジン回転数NE の増加に比例し
てクラッチ制御電流が増大され、発進時に対応したクラ
ッチトルク制御が行われ、アクセルペダルの踏み込みに
応じた発進性能が得られる。
【0067】又、上記ステップS29においてVSP>
VSP5 のときには、ステップS31へ進み、ECU4
0からのPWM信号のパルス幅からON時間TONを求
め、このON時間TONがスロットル全開側の通常使用し
ない短い時間、すなわち、スロットル開度センサ系の故
障を示す前述と同様の設定値TONDI(0.4ms)と等し
いか否かを判断し、TON≠TONDIのときにはスロットル
開度センサ系が正常であると判断して、ステップS32
へ進み、上記ON時間TON及びエンジン回転数NE をパ
ラメータとして通常時直結モードマップを参照して補間
計算により電磁粉式クラッチ52のクラッチコイル52
cに対する制御電流値Isを設定する。すなわち、Dレ
ンジが選択されアクセルペダルが踏み込まれているとき
には、VSP>VSP5 の一定車速以上になると電磁粉
式クラッチ52のクラッチコイル52cに定格電流を通
電し、クラッチが直結状態になるようにする。
VSP5 のときには、ステップS31へ進み、ECU4
0からのPWM信号のパルス幅からON時間TONを求
め、このON時間TONがスロットル全開側の通常使用し
ない短い時間、すなわち、スロットル開度センサ系の故
障を示す前述と同様の設定値TONDI(0.4ms)と等し
いか否かを判断し、TON≠TONDIのときにはスロットル
開度センサ系が正常であると判断して、ステップS32
へ進み、上記ON時間TON及びエンジン回転数NE をパ
ラメータとして通常時直結モードマップを参照して補間
計算により電磁粉式クラッチ52のクラッチコイル52
cに対する制御電流値Isを設定する。すなわち、Dレ
ンジが選択されアクセルペダルが踏み込まれているとき
には、VSP>VSP5 の一定車速以上になると電磁粉
式クラッチ52のクラッチコイル52cに定格電流を通
電し、クラッチが直結状態になるようにする。
【0068】上記通常時直結モードマップは、直結時に
おいて必要とする電磁粉式クラッチ52による伝達トル
クをエンジン回転数NE 、及びスロットル開度THθに
対応する上記ON時間TONをパラメータとして予め実験
等により求め電磁粉式クラッチ52のクラッチコイル5
2cに対する適正な制御電流値Isをマップ値としてR
OM67の一連のアドレスにストアされているものであ
り、ステップS32中に示すようにPWM信号のON時
間TONが小さくスロットル開度THθが大きいほど必要
とする伝達トルクが大きくなるため電磁粉式クラッチ5
2の直結状態を維持すべくクラッチコイル52に対する
制御電流値Isが大きい値に設定され、且つエンジン回
転数NE の上昇に応じて制御電流値Isが増大設定され
る。尚、上記通常時直結モードマップは詳しくは後述す
るが、アクセル開放の設定車速以上のときにも参照さ
れ、通常時直結モードマップには、スロットル弁全閉の
アイドル状態時のクラッチ制御電流値Isも格納されて
おり、上記ON時間TONがTON=TONAI(4ms)のスロ
ットル弁全閉のアイドル時には、このアイドル時のON
時間TON(=TONAI)とエンジン回転数NE とに基づい
てアイドル時に対応するクラッチ制御電流値Isが設定
される。
おいて必要とする電磁粉式クラッチ52による伝達トル
クをエンジン回転数NE 、及びスロットル開度THθに
対応する上記ON時間TONをパラメータとして予め実験
等により求め電磁粉式クラッチ52のクラッチコイル5
2cに対する適正な制御電流値Isをマップ値としてR
OM67の一連のアドレスにストアされているものであ
り、ステップS32中に示すようにPWM信号のON時
間TONが小さくスロットル開度THθが大きいほど必要
とする伝達トルクが大きくなるため電磁粉式クラッチ5
2の直結状態を維持すべくクラッチコイル52に対する
制御電流値Isが大きい値に設定され、且つエンジン回
転数NE の上昇に応じて制御電流値Isが増大設定され
る。尚、上記通常時直結モードマップは詳しくは後述す
るが、アクセル開放の設定車速以上のときにも参照さ
れ、通常時直結モードマップには、スロットル弁全閉の
アイドル状態時のクラッチ制御電流値Isも格納されて
おり、上記ON時間TONがTON=TONAI(4ms)のスロ
ットル弁全閉のアイドル時には、このアイドル時のON
時間TON(=TONAI)とエンジン回転数NE とに基づい
てアイドル時に対応するクラッチ制御電流値Isが設定
される。
【0069】そして、ステップS24へ戻り、上記ステ
ップS32で設定した制御電流値Isをセットしてルー
チンを抜ける。
ップS32で設定した制御電流値Isをセットしてルー
チンを抜ける。
【0070】従って、Dレンジが選択されアクセルペダ
ルが踏み込まれているときには、VSP>VSP5 の一
定車速以上になると、TCU50のI/Oインターフェ
イス69の出力ポートから駆動回路72を介して電磁粉
式クラッチ52のクラッチコイル52cに対し、上記O
N時間によるスロットル開度THθとエンジン回転数N
E とに応じて設定される制御電流値Isによる定格電流
が通電されて、電磁粉式クラッチ52が直結状態となる
よう制御される。
ルが踏み込まれているときには、VSP>VSP5 の一
定車速以上になると、TCU50のI/Oインターフェ
イス69の出力ポートから駆動回路72を介して電磁粉
式クラッチ52のクラッチコイル52cに対し、上記O
N時間によるスロットル開度THθとエンジン回転数N
E とに応じて設定される制御電流値Isによる定格電流
が通電されて、電磁粉式クラッチ52が直結状態となる
よう制御される。
【0071】又、上記ステップS31において、TON=
TONDIのスロットル開度センサ系の故障と判断されると
きには、ステップS33へ進み、エンジン回転数NE を
パラメータとして故障時直結モードテーブルを参照して
クラッチ制御電流値Isを設定する。
TONDIのスロットル開度センサ系の故障と判断されると
きには、ステップS33へ進み、エンジン回転数NE を
パラメータとして故障時直結モードテーブルを参照して
クラッチ制御電流値Isを設定する。
【0072】この故障時直結モードテーブルは、ステッ
プS33中に示すように、スロットル開度センサ系の故
障時に対応し得る値として、スロットル弁全開時におい
て電磁粉式クラッチ52を直結状態に維持し得るクラッ
チ制御電流値Isがエンジン回転数NE をパラメータと
してROM67の一連のアドレスにストアされるもので
あり、上記通常時直結モードマップにおけるスロットル
全開に対応するクラッチ制御電流値Isがストアされて
いる。
プS33中に示すように、スロットル開度センサ系の故
障時に対応し得る値として、スロットル弁全開時におい
て電磁粉式クラッチ52を直結状態に維持し得るクラッ
チ制御電流値Isがエンジン回転数NE をパラメータと
してROM67の一連のアドレスにストアされるもので
あり、上記通常時直結モードマップにおけるスロットル
全開に対応するクラッチ制御電流値Isがストアされて
いる。
【0073】そして、ステップS24へ戻り、上記ステ
ップS33で設定した制御電流値Isをセットしてルー
チンを抜ける。
ップS33で設定した制御電流値Isをセットしてルー
チンを抜ける。
【0074】従って、TON=TONDIのスロットル開度セ
ンサ系の故障時は、直結モード選択時には常時、TCU
50のI/Oインターフェイス69の出力ポートから駆
動回路72を介して電磁粉式クラッチ52のクラッチコ
イル52cに対し、スロットル弁全開に対応する高い値
の制御電流値Isによる定格電流が通電されて、例えス
ロットル弁が全開の最大トルク伝達要求時であっても電
磁粉式クラッチ52の直結状態が維持されてクラッチの
滑りが確実に防止される。
ンサ系の故障時は、直結モード選択時には常時、TCU
50のI/Oインターフェイス69の出力ポートから駆
動回路72を介して電磁粉式クラッチ52のクラッチコ
イル52cに対し、スロットル弁全開に対応する高い値
の制御電流値Isによる定格電流が通電されて、例えス
ロットル弁が全開の最大トルク伝達要求時であっても電
磁粉式クラッチ52の直結状態が維持されてクラッチの
滑りが確実に防止される。
【0075】一方、上記ステップS28で、Dsレンジ
或いはRレンジのときには、ステップS34へ進み、車
速VSPと第4の車速設定値VSP4 とを比較する。こ
の第4の車速設定値VSP4 は、Dsレンジ或いはRレ
ンジにおける車輌発進状態を判断するものであり、Ds
レンジ或いはRレンジのときにはDレンジに対して最終
減速比が大きいため、Dレンジにおける車輌発進状態を
判断するための上記第5の車速設定値VSP5 よりも低
い値に設定され、例えばVSP4 =18km/hに設定され
ている。従って、Dsレンジ或いはRレンジ選択におい
てVSP≦VSP4 の車輌発進時には、ステップS35
へ進み、エンジン回転数NE をパラメータとしてDs,
Rレンジ選択による車輌発進時に適合するテーブルを検
索し補間計算によってクラッチコイル52cに対するク
ラッチ制御電流値Isを設定する。尚、上記テーブル
は、Ds,Rレンジによる車輌発進時における電磁粉式
クラッチ52による必要伝達トルクをエンジン回転数N
E をパラメータとして予め実験等により求め電磁粉式ク
ラッチ52のクラッチコイル52cに対する適正な制御
電流値Isをテーブル値としてROM67の一連のアド
レスにストアされているものであり、Dレンジよりも必
要伝達トルクが高いためステップS35中に示すように
Dレンジの時に選択されるテーブル(ステップS30参
照)よりもクラッチ制御電流値Isが相対的に高い値に
設定されている。
或いはRレンジのときには、ステップS34へ進み、車
速VSPと第4の車速設定値VSP4 とを比較する。こ
の第4の車速設定値VSP4 は、Dsレンジ或いはRレ
ンジにおける車輌発進状態を判断するものであり、Ds
レンジ或いはRレンジのときにはDレンジに対して最終
減速比が大きいため、Dレンジにおける車輌発進状態を
判断するための上記第5の車速設定値VSP5 よりも低
い値に設定され、例えばVSP4 =18km/hに設定され
ている。従って、Dsレンジ或いはRレンジ選択におい
てVSP≦VSP4 の車輌発進時には、ステップS35
へ進み、エンジン回転数NE をパラメータとしてDs,
Rレンジ選択による車輌発進時に適合するテーブルを検
索し補間計算によってクラッチコイル52cに対するク
ラッチ制御電流値Isを設定する。尚、上記テーブル
は、Ds,Rレンジによる車輌発進時における電磁粉式
クラッチ52による必要伝達トルクをエンジン回転数N
E をパラメータとして予め実験等により求め電磁粉式ク
ラッチ52のクラッチコイル52cに対する適正な制御
電流値Isをテーブル値としてROM67の一連のアド
レスにストアされているものであり、Dレンジよりも必
要伝達トルクが高いためステップS35中に示すように
Dレンジの時に選択されるテーブル(ステップS30参
照)よりもクラッチ制御電流値Isが相対的に高い値に
設定されている。
【0076】そして、ステップS24へ戻り、上記ステ
ップS35で設定した制御電流値Isをセットしてルー
チンを抜ける。
ップS35で設定した制御電流値Isをセットしてルー
チンを抜ける。
【0077】従って、Dsレンジ或いはRレンジ選択
時、アクセルペダルの踏み込みによりエンジン回転数が
増加すると、TCU50のI/Oインターフェイス69
の出力ポートから駆動回路72を介して電磁粉式クラッ
チ52のクラッチコイル52cに対し、エンジン回転数
NE の増加に比例したDレンジ選択時よりも高い値のク
ラッチ制御電流が通電され、必要伝達トルクの高いDs
或いはRレンジにおける発進時に対応したクラッチトル
ク制御が行われ、アクセルペダルの踏み込みに応じたレ
スポンスの良い発進加速性能が得られる。
時、アクセルペダルの踏み込みによりエンジン回転数が
増加すると、TCU50のI/Oインターフェイス69
の出力ポートから駆動回路72を介して電磁粉式クラッ
チ52のクラッチコイル52cに対し、エンジン回転数
NE の増加に比例したDレンジ選択時よりも高い値のク
ラッチ制御電流が通電され、必要伝達トルクの高いDs
或いはRレンジにおける発進時に対応したクラッチトル
ク制御が行われ、アクセルペダルの踏み込みに応じたレ
スポンスの良い発進加速性能が得られる。
【0078】又、Ds或いはRレンジにおいてアクセル
ペダルが踏み込まれており、上記ステップS34におい
てVSP>VSP4 の一定車速以上になると、上述のス
テップS31へ進み、ステップS31ないしS33の処
理により、同様に、ECU40からのPWM信号のON
時間TONに基づいてスロットル開度センサ系の故障を判
断し、TON≠TONDIのスロットル開度センサ系の正常時
には通常時直結モードマップを参照して電磁粉式クラッ
チ52のクラッチコイル52cに対する制御電流値Is
を設定し、TON=TONDIのスロットル開度センサ系の故
障と判断されるときには故障時直結モードテーブルを参
照して常時スロットル弁全開に対応する高い値のクラッ
チ制御電流値Isを設定してフェイルセーフを行う。
ペダルが踏み込まれており、上記ステップS34におい
てVSP>VSP4 の一定車速以上になると、上述のス
テップS31へ進み、ステップS31ないしS33の処
理により、同様に、ECU40からのPWM信号のON
時間TONに基づいてスロットル開度センサ系の故障を判
断し、TON≠TONDIのスロットル開度センサ系の正常時
には通常時直結モードマップを参照して電磁粉式クラッ
チ52のクラッチコイル52cに対する制御電流値Is
を設定し、TON=TONDIのスロットル開度センサ系の故
障と判断されるときには故障時直結モードテーブルを参
照して常時スロットル弁全開に対応する高い値のクラッ
チ制御電流値Isを設定してフェイルセーフを行う。
【0079】一方、走行レンジによる車輌走行時におい
てアクセルペダルが開放されると、アクセルスイッチ7
5のOFFにより、ステップS21,S22,S25を
介して前記ステップS26へ進み、車速VSPと前記第
1の車速設定値(8km/h)とを比較し、VSP>VSP
1 のときには、ステップS36へ分岐し、ステップS3
6で、Dレンジか否かを判断する。
てアクセルペダルが開放されると、アクセルスイッチ7
5のOFFにより、ステップS21,S22,S25を
介して前記ステップS26へ進み、車速VSPと前記第
1の車速設定値(8km/h)とを比較し、VSP>VSP
1 のときには、ステップS36へ分岐し、ステップS3
6で、Dレンジか否かを判断する。
【0080】そして、Dレンジが選択されているときに
はステップS37へ進み、車速VSPと第3の車速設定
値VSP3 とを比較する。上記第3の車速設定値VSP
3 は、Dレンジにおける車輌処理状態を判断するもので
あり、例えばVSP3 =21km/hに設定されている。従
って、Dレンジ選択においてVSP≦VSP3 の車輌減
速時には、アクセル開放後、直結モードから上述のドラ
ッグモードへの移行に備え、ステップS38へ進み、電
磁粉式クラッチ52のクラッチコイル52cに対するク
ラッチ制御電流値Isを零に設定し(Is←0)、ステ
ップS24へ戻り、上記ステップS38で設定した制御
電流値Isをセットしてルーチンを抜ける。
はステップS37へ進み、車速VSPと第3の車速設定
値VSP3 とを比較する。上記第3の車速設定値VSP
3 は、Dレンジにおける車輌処理状態を判断するもので
あり、例えばVSP3 =21km/hに設定されている。従
って、Dレンジ選択においてVSP≦VSP3 の車輌減
速時には、アクセル開放後、直結モードから上述のドラ
ッグモードへの移行に備え、ステップS38へ進み、電
磁粉式クラッチ52のクラッチコイル52cに対するク
ラッチ制御電流値Isを零に設定し(Is←0)、ステ
ップS24へ戻り、上記ステップS38で設定した制御
電流値Isをセットしてルーチンを抜ける。
【0081】従って、Dレンジによるアクセル開放時、
車速VSPが低下してVSP≦VSP3 になると、TC
U50のI/Oインターフェイス69の出力ポートから
駆動回路72を介して電磁粉式クラッチ52のクラッチ
コイル52cに通電されるクラッチ制御電流が零とな
り、上述のドラッグモードへの移行に備えられる。
車速VSPが低下してVSP≦VSP3 になると、TC
U50のI/Oインターフェイス69の出力ポートから
駆動回路72を介して電磁粉式クラッチ52のクラッチ
コイル52cに通電されるクラッチ制御電流が零とな
り、上述のドラッグモードへの移行に備えられる。
【0082】又、Dレンジが選択されアクセル開放状態
であっても、上記ステップS37においてVSP>VS
P3 で、車速VSPが第3の車速設定値VSP3 に低下
するまでは、上記ステップS31へ進み、直結モードを
維持し、ステップS31ないしS33の処理により、同
様に、ECU40からのPWM信号のON時間TONに基
づいてスロットル開度センサ系の故障を判断し、TON≠
TONDIのスロットル開度センサ系の正常時には通常時直
結モードマップを参照して電磁粉式クラッチ52のクラ
ッチコイル52cに対する制御電流値Isを設定し、T
ON=TONDIのスロットル開度センサ系の故障と判断され
るときには故障時直結モードテーブルを参照して常時ス
ロットル弁全開に対応する高い値のクラッチ制御電流値
Isを設定してフェイルセーフを行う。
であっても、上記ステップS37においてVSP>VS
P3 で、車速VSPが第3の車速設定値VSP3 に低下
するまでは、上記ステップS31へ進み、直結モードを
維持し、ステップS31ないしS33の処理により、同
様に、ECU40からのPWM信号のON時間TONに基
づいてスロットル開度センサ系の故障を判断し、TON≠
TONDIのスロットル開度センサ系の正常時には通常時直
結モードマップを参照して電磁粉式クラッチ52のクラ
ッチコイル52cに対する制御電流値Isを設定し、T
ON=TONDIのスロットル開度センサ系の故障と判断され
るときには故障時直結モードテーブルを参照して常時ス
ロットル弁全開に対応する高い値のクラッチ制御電流値
Isを設定してフェイルセーフを行う。
【0083】一方、上記ステップS36で、Dsレンジ
或いはRレンジのときには、ステップS39へ進み、車
速VSPと第2の車速設定値VSP2 とを比較する。こ
の第2の車速設定値VSP2 は、Dsレンジ或いはRレ
ンジにおける車輌減速状態を判断するものであり、Ds
或いはRレンジのときにはDレンジに対して最終減速比
が大きいため、Dレンジににおける車輌減速状態を判断
するための上記第3の車速設定値VSP3 よりも低い値
に設定され、例えばVSP2 =12km/hに設定されてい
る。従って、Ds或いはRレンジ選択におけるアクセル
開放の車輌減速時においてVSP≦VSP2 となると、
同様にアクセル開放後、直結モードからドラッグモード
への移行に備え、上記ステップS38へ進み、電磁粉式
クラッチ52のクラッチコイル52cに対するクラッチ
制御電流値Isを零に設定する(Is←0)。
或いはRレンジのときには、ステップS39へ進み、車
速VSPと第2の車速設定値VSP2 とを比較する。こ
の第2の車速設定値VSP2 は、Dsレンジ或いはRレ
ンジにおける車輌減速状態を判断するものであり、Ds
或いはRレンジのときにはDレンジに対して最終減速比
が大きいため、Dレンジににおける車輌減速状態を判断
するための上記第3の車速設定値VSP3 よりも低い値
に設定され、例えばVSP2 =12km/hに設定されてい
る。従って、Ds或いはRレンジ選択におけるアクセル
開放の車輌減速時においてVSP≦VSP2 となると、
同様にアクセル開放後、直結モードからドラッグモード
への移行に備え、上記ステップS38へ進み、電磁粉式
クラッチ52のクラッチコイル52cに対するクラッチ
制御電流値Isを零に設定する(Is←0)。
【0084】又、Ds或いはRレンジが選択されアクセ
ル開放状態であっても、上記ステップS39においてV
SP>VSP2 で、車速VSPが第2の車速設定値VS
P2に低下するまでは、上記ステップS31へ進み、ス
テップS31ないしS33の処理により、同様に、直結
モードを維持し、ECU40からのPWM信号のON時
間TONに基づいてスロットル開度センサ系の故障を判断
し、TON≠TONDIのスロットル開度センサ系の正常時に
は通常時直結モードマップを参照して電磁粉式クラッチ
52のクラッチコイル52cに対する制御電流値Isを
設定し、TON=TONDIのスロットル開度センサ系の故障
と判断されるときには故障時直結モードテーブルを参照
して常時スロットル弁全開に対応する高い値のクラッチ
制御電流値Isを設定してフェイルセーフを行う。
ル開放状態であっても、上記ステップS39においてV
SP>VSP2 で、車速VSPが第2の車速設定値VS
P2に低下するまでは、上記ステップS31へ進み、ス
テップS31ないしS33の処理により、同様に、直結
モードを維持し、ECU40からのPWM信号のON時
間TONに基づいてスロットル開度センサ系の故障を判断
し、TON≠TONDIのスロットル開度センサ系の正常時に
は通常時直結モードマップを参照して電磁粉式クラッチ
52のクラッチコイル52cに対する制御電流値Isを
設定し、TON=TONDIのスロットル開度センサ系の故障
と判断されるときには故障時直結モードテーブルを参照
して常時スロットル弁全開に対応する高い値のクラッチ
制御電流値Isを設定してフェイルセーフを行う。
【0085】ところで、ECU40からTCU50へス
ロットル開度データとしてPWM信号を送信するPWM
信号用通信ラインが断線した場合、TCU50に入力さ
れるPWM信号のON時間TONは0msないし0ms近傍の
値を示し、TCU50においてこのON時間TONとエン
ジン回転数NE とに基づいて設定する電磁粉式クラッチ
52のクラッチコイル52cに対するクラッチ制御電流
値Isは、PWM信号のON時間TONが小さいほど大き
い値に設定されるため、スロットル弁全開に相当する大
きい値に設定される(ステップS32参照)。従って、
ECU40からTCU50へのPWM信号用通信ライン
が断線した場合であっても、直結モード選択時には常
時、TCU50のI/Oインターフェイス69の出力ポ
ートから駆動回路72を介して電磁粉式クラッチ52の
クラッチコイル52cに対し、スロットル弁全開に対応
する高い値の制御電流値Isによる定格電流が通電され
て、例えばスロットル弁が全開の最大トルク伝達要求時
であっても電磁粉式クラッチ52の直結状態が維持され
てクラッチの滑りが確実に防止されることになる。
ロットル開度データとしてPWM信号を送信するPWM
信号用通信ラインが断線した場合、TCU50に入力さ
れるPWM信号のON時間TONは0msないし0ms近傍の
値を示し、TCU50においてこのON時間TONとエン
ジン回転数NE とに基づいて設定する電磁粉式クラッチ
52のクラッチコイル52cに対するクラッチ制御電流
値Isは、PWM信号のON時間TONが小さいほど大き
い値に設定されるため、スロットル弁全開に相当する大
きい値に設定される(ステップS32参照)。従って、
ECU40からTCU50へのPWM信号用通信ライン
が断線した場合であっても、直結モード選択時には常
時、TCU50のI/Oインターフェイス69の出力ポ
ートから駆動回路72を介して電磁粉式クラッチ52の
クラッチコイル52cに対し、スロットル弁全開に対応
する高い値の制御電流値Isによる定格電流が通電され
て、例えばスロットル弁が全開の最大トルク伝達要求時
であっても電磁粉式クラッチ52の直結状態が維持され
てクラッチの滑りが確実に防止されることになる。
【0086】又、ECU40においてスロットル開度T
Hθに基づきスロットル弁全閉のアイドル状態と判断さ
れたときには、PWM信号のON時間TONがスロットル
全閉側の通常使用しない長い時間TONAIに設定され(T
ON=4.0ms)、TCU50側においてはこのPWM信
号のON時間TONに基づきアイドル状態か否かを判断す
ることが可能となり、電磁粉式クラッチ52のクラッチ
コイル52cに対するクラッチ制御電流値Isをアイド
ル時に対応する値に設定することができ、スロットル弁
全閉のアイドル状態をECU40と同期して認識するこ
とができて、ECU40とTCU50との制御タイミン
グのずれが生じることなく、信頼性の高い良好な制御性
能が得られる。
Hθに基づきスロットル弁全閉のアイドル状態と判断さ
れたときには、PWM信号のON時間TONがスロットル
全閉側の通常使用しない長い時間TONAIに設定され(T
ON=4.0ms)、TCU50側においてはこのPWM信
号のON時間TONに基づきアイドル状態か否かを判断す
ることが可能となり、電磁粉式クラッチ52のクラッチ
コイル52cに対するクラッチ制御電流値Isをアイド
ル時に対応する値に設定することができ、スロットル弁
全閉のアイドル状態をECU40と同期して認識するこ
とができて、ECU40とTCU50との制御タイミン
グのずれが生じることなく、信頼性の高い良好な制御性
能が得られる。
【0087】更に、ECU40においてスロットル開度
センサ系の故障と判断されたときには、PWM信号のO
N時間TONがスロットル全開側の通常使用しない短い時
間TONDIに設定され(TON=0.4ms)、TCU50側
においてはこのPWM信号のON時間TONに基づきTON
=TONDIか否かによりスロットル開度センサ系の故障を
判断することが可能となって、スロットル開度センサ系
の故障をECU40と同期して認識することができ、電
磁粉式クラッチ52のクラッチコイル52cに対するク
ラッチ制御電流値Isをスロットル開度センサ系の故障
時に対応し得る値としてスロットル弁全開に対応する高
い値に設定してフェイルセーフを行い安全サイドに制御
が行われ、この場合においても、ECU40とTCU5
0との制御タイミングのずれが生じることなく、信頼性
の高い良好な制御性能が得られる。
センサ系の故障と判断されたときには、PWM信号のO
N時間TONがスロットル全開側の通常使用しない短い時
間TONDIに設定され(TON=0.4ms)、TCU50側
においてはこのPWM信号のON時間TONに基づきTON
=TONDIか否かによりスロットル開度センサ系の故障を
判断することが可能となって、スロットル開度センサ系
の故障をECU40と同期して認識することができ、電
磁粉式クラッチ52のクラッチコイル52cに対するク
ラッチ制御電流値Isをスロットル開度センサ系の故障
時に対応し得る値としてスロットル弁全開に対応する高
い値に設定してフェイルセーフを行い安全サイドに制御
が行われ、この場合においても、ECU40とTCU5
0との制御タイミングのずれが生じることなく、信頼性
の高い良好な制御性能が得られる。
【0088】又、TCU50においては、電磁粉式クラ
ッチ52に対する上述のクラッチトルク制御以外に、E
CVT54のプライマリプーリ57とセカンダリプーリ
58との溝幅を、スロットル開度THθを表すPWM信
号のON時間TONとエンジン回転数NE とに基づき可変
設定して、エンジン運転状態に応じた変速比制御を行っ
ており、スロットル開度センサ系の故障と判断されると
きには(TON=TONDI)、ECVT54に対してもフェ
イルセーフが実行されることになる。
ッチ52に対する上述のクラッチトルク制御以外に、E
CVT54のプライマリプーリ57とセカンダリプーリ
58との溝幅を、スロットル開度THθを表すPWM信
号のON時間TONとエンジン回転数NE とに基づき可変
設定して、エンジン運転状態に応じた変速比制御を行っ
ており、スロットル開度センサ系の故障と判断されると
きには(TON=TONDI)、ECVT54に対してもフェ
イルセーフが実行されることになる。
【0089】尚、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、第1の制御装置を変速機制御装置(TCU)とし、
第2の制御装置をエンジン制御装置(ECU)として、
変速機制御装置にスロットル開度センサからの信号を入
力し、変速機制御装置からスロットル開度情報をPWM
信号によってエンジン制御装置に出力するようにし、エ
ンジン制御装置においてこのPWM信号のON時間に基
づきスロットル開度情報を判断して燃料噴射量制御等に
用いるようにしても良い。更に、トラクション制御装
置、或いはクルーズ制御装置等に対してスロットル開度
情報をPWM信号によって与えるものにおいても適用で
きるのは勿論である。
ず、第1の制御装置を変速機制御装置(TCU)とし、
第2の制御装置をエンジン制御装置(ECU)として、
変速機制御装置にスロットル開度センサからの信号を入
力し、変速機制御装置からスロットル開度情報をPWM
信号によってエンジン制御装置に出力するようにし、エ
ンジン制御装置においてこのPWM信号のON時間に基
づきスロットル開度情報を判断して燃料噴射量制御等に
用いるようにしても良い。更に、トラクション制御装
置、或いはクルーズ制御装置等に対してスロットル開度
情報をPWM信号によって与えるものにおいても適用で
きるのは勿論である。
【0090】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第1の制
御装置においてスロットル開度情報をパルス幅変調信号
によって第2の制御装置へ出力するに際し、パルス幅変
調信号のON時間をスロットル開度に対して減少関数的
な値に設定して該パルス幅変調信号を第2の制御装置へ
出力し、第2の制御装置では、少なくとも上記パルス幅
変調信号のON時間に基づいて制御対象に対する制御量
を設定するので、第1の制御装置から第2の制御装置に
スロットル開度情報として出力されるパルス幅変調信号
のON時間はスロットル開度が大きいほど短くなり、第
1の制御装置と第2の制御装置とを接続するパルス幅変
調信号通信用ラインが断線した場合には、スロットル全
開時よりも短いON時間に相当するパルス幅のパルス幅
変調信号が第2の制御装置に入力し、第2の制御装置に
おける制御対象に対する制御量がスロットル弁全開に対
応する値に設定され、従って、制御対象を安全サイドで
制御することができる。
御装置においてスロットル開度情報をパルス幅変調信号
によって第2の制御装置へ出力するに際し、パルス幅変
調信号のON時間をスロットル開度に対して減少関数的
な値に設定して該パルス幅変調信号を第2の制御装置へ
出力し、第2の制御装置では、少なくとも上記パルス幅
変調信号のON時間に基づいて制御対象に対する制御量
を設定するので、第1の制御装置から第2の制御装置に
スロットル開度情報として出力されるパルス幅変調信号
のON時間はスロットル開度が大きいほど短くなり、第
1の制御装置と第2の制御装置とを接続するパルス幅変
調信号通信用ラインが断線した場合には、スロットル全
開時よりも短いON時間に相当するパルス幅のパルス幅
変調信号が第2の制御装置に入力し、第2の制御装置に
おける制御対象に対する制御量がスロットル弁全開に対
応する値に設定され、従って、制御対象を安全サイドで
制御することができる。
【0091】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、第1の制御装置においてスロッ
トル開度情報をパルス幅変調信号によって第2の制御装
置へ出力するに際し、スロットル開度信号に基づきスロ
ットル開度センサ系の故障を診断し、スロットル開度セ
ンサ系の正常時にはパルス幅変調信号のON時間をスロ
ットル開度に対して減少関数的な値に設定して該パルス
幅変調信号を第2の制御装置へ出力し、又、スロットル
開度センサ系の故障時にはパルス幅変調信号のON時間
をスロットル全開側の通常使用しない短い時間に設定し
て該パルス幅変調信号を第2の制御装置へ出力し、第2
の制御装置では、少なくとも上記パルス幅変調信号のO
N時間に基づいて制御対象に対する制御量を設定し、上
記パルス幅変調信号のON時間が通常使用しないスロッ
トル全開側の短い時間のときには制御対象に対する制御
量を故障時に対応し得る値に設定するので、第1の制御
装置から第2の制御装置にスロットル開度情報として出
力されるパルス幅変調信号のON時間はスロットル開度
が大きいほど短くなり、又、スロットル開度センサ系の
故障時には更に短い通常使用しない値に設定され、第2
の制御装置においては、このパルス幅変調信号のON時
間に基づき容易にスロットル開度センサ系の故障を判断
することが可能となって、スロットル開度センサ系の故
障を第1の制御装置と同期して認識することができ、制
御対象に対する制御量をスロットル開度センサ系の故障
時に対応し得る値に設定してフェイルセーフを行い安全
サイドに制御が行われ、第1の制御装置と第2の制御装
置との間で故障判定のずれが生じることなく、第1の制
御装置と第2の制御装置との制御タイミングが一致し
て、信頼性の高い良好な制御性能が得られる。
載の発明の効果に加え、第1の制御装置においてスロッ
トル開度情報をパルス幅変調信号によって第2の制御装
置へ出力するに際し、スロットル開度信号に基づきスロ
ットル開度センサ系の故障を診断し、スロットル開度セ
ンサ系の正常時にはパルス幅変調信号のON時間をスロ
ットル開度に対して減少関数的な値に設定して該パルス
幅変調信号を第2の制御装置へ出力し、又、スロットル
開度センサ系の故障時にはパルス幅変調信号のON時間
をスロットル全開側の通常使用しない短い時間に設定し
て該パルス幅変調信号を第2の制御装置へ出力し、第2
の制御装置では、少なくとも上記パルス幅変調信号のO
N時間に基づいて制御対象に対する制御量を設定し、上
記パルス幅変調信号のON時間が通常使用しないスロッ
トル全開側の短い時間のときには制御対象に対する制御
量を故障時に対応し得る値に設定するので、第1の制御
装置から第2の制御装置にスロットル開度情報として出
力されるパルス幅変調信号のON時間はスロットル開度
が大きいほど短くなり、又、スロットル開度センサ系の
故障時には更に短い通常使用しない値に設定され、第2
の制御装置においては、このパルス幅変調信号のON時
間に基づき容易にスロットル開度センサ系の故障を判断
することが可能となって、スロットル開度センサ系の故
障を第1の制御装置と同期して認識することができ、制
御対象に対する制御量をスロットル開度センサ系の故障
時に対応し得る値に設定してフェイルセーフを行い安全
サイドに制御が行われ、第1の制御装置と第2の制御装
置との間で故障判定のずれが生じることなく、第1の制
御装置と第2の制御装置との制御タイミングが一致し
て、信頼性の高い良好な制御性能が得られる。
【0092】又、第2の制御装置にスロットル開度セン
サ系の故障判定するための特殊な故障診断機能を組み込
むことなく実現できる効果を有する。
サ系の故障判定するための特殊な故障診断機能を組み込
むことなく実現できる効果を有する。
【0093】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、第1の制御装置においてスロッ
トル開度情報をパルス幅変調信号によって第2の制御装
置へ出力するに際し、スロットル開度信号に基づきアイ
ドル状態か否かを判断し、非アイドル状態時にはパルス
幅変調信号のON時間をスロットル開度に対して減少関
数的な値に設定して該パルス幅変調信号を第2の制御装
置へ出力し、又、アイドル状態時にはパルス幅変調信号
のON時間をスロットル全閉側の通常使用しない長い時
間に設定して該パルス幅変調信号を第2の制御装置へ出
力し、第2の制御装置では、少なくとも上記パルス幅変
調信号のON時間に基づいて制御対象に対する制御量を
設定し、上記パルス幅変調信号のON時間が通常使用し
ない長い時間のときには制御対象に対する制御量をアイ
ドル時に対応する値に設定するので、第1の制御装置か
ら第2の制御装置にスロットル開度情報として出力され
るパルス幅変調信号のON時間はスロットル開度が大き
いほど短くなり、又、アイドル状態時には通常使用しな
い長い値に設定され、第2の制御装置においては、この
パルス幅変調信号のON時間に基づき容易にスロットル
弁全閉のアイドル状態を判断することが可能となって、
アイドル状態を第1の制御装置と同期して認識すること
ができ、制御対象に対する制御量をアイドル時に対応し
て適正な値に設定することができて、第1の制御装置と
第2の制御装置との間でアイドル判定のずれが生じるこ
となく、第1の制御装置と第2の制御装置との制御タイ
ミングが一致して、信頼性の高い良好な制御性能が得ら
れる。
載の発明の効果に加え、第1の制御装置においてスロッ
トル開度情報をパルス幅変調信号によって第2の制御装
置へ出力するに際し、スロットル開度信号に基づきアイ
ドル状態か否かを判断し、非アイドル状態時にはパルス
幅変調信号のON時間をスロットル開度に対して減少関
数的な値に設定して該パルス幅変調信号を第2の制御装
置へ出力し、又、アイドル状態時にはパルス幅変調信号
のON時間をスロットル全閉側の通常使用しない長い時
間に設定して該パルス幅変調信号を第2の制御装置へ出
力し、第2の制御装置では、少なくとも上記パルス幅変
調信号のON時間に基づいて制御対象に対する制御量を
設定し、上記パルス幅変調信号のON時間が通常使用し
ない長い時間のときには制御対象に対する制御量をアイ
ドル時に対応する値に設定するので、第1の制御装置か
ら第2の制御装置にスロットル開度情報として出力され
るパルス幅変調信号のON時間はスロットル開度が大き
いほど短くなり、又、アイドル状態時には通常使用しな
い長い値に設定され、第2の制御装置においては、この
パルス幅変調信号のON時間に基づき容易にスロットル
弁全閉のアイドル状態を判断することが可能となって、
アイドル状態を第1の制御装置と同期して認識すること
ができ、制御対象に対する制御量をアイドル時に対応し
て適正な値に設定することができて、第1の制御装置と
第2の制御装置との間でアイドル判定のずれが生じるこ
となく、第1の制御装置と第2の制御装置との制御タイ
ミングが一致して、信頼性の高い良好な制御性能が得ら
れる。
【0094】又、第2の制御装置にアイドル判定を行う
ための回路を、別途組込むことなく、構成簡素にして実
現できる効果を有する。
ための回路を、別途組込むことなく、構成簡素にして実
現できる効果を有する。
【0095】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、第1の制御装置においてスロッ
トル開度情報をパルス幅変調信号によって第2の制御装
置へ出力するに際し、スロットル開度信号に基づきスロ
ットル開度センサ系の故障を診断すると共に、スロット
ル開度信号に基づきアイドル状態か否かを判断し、スロ
ットル開度センサ系の正常時且つ非アイドル状態時には
パルス幅変調信号のON時間をスロットル開度に対して
減少関数的な値に設定して該パルス幅変調信号を第2の
制御装置へ出力し、又、スロットル開度センサ系の故障
時にはパルス幅変調信号のON時間をスロットル全開側
の通常使用しない短い時間に設定して該パルス幅変調信
号を第2の制御装置へ出力し、更に、アイドル状態時に
はパルス幅変調信号のON時間をスロットル全閉側の通
常使用しない長い時間に設定して該パルス幅変調信号を
第2の制御装置へ出力し、第2の制御装置では、少なく
とも上記パルス幅変調信号のON時間に基づいて制御対
象に対する制御量を設定し、上記パルス幅変調信号のO
N時間が通常使用しない短い時間のときには制御対象に
対する制御量を故障時に対応し得る値に設定し、又、上
記パルス幅変調信号のON時間が通常使用しない長い時
間のときには制御対象に対する制御量をアイドル時に対
応する値に設定するので、第1の制御装置から第2の制
御装置にスロットル開度情報として出力されるパルス幅
変調信号のON時間は、スロットル開度センサ系の正常
時且つ非アイドル状態時にはスロットル開度が大きいほ
ど短くなり、又、スロットル開度センサ系の故障時には
更に短い通常使用しない値に設定され、アイドル状態時
には通常使用しない長い値に設定され、第2の制御装置
においては、このパルス幅変調信号のON時間に基づき
容易にスロットル開度センサ系の故障、或いはスロット
ル弁全閉のアイドル状態を判断することが可能となっ
て、スロットル開度センサ系の故障、或いはアイドル状
態を第1の制御装置と同期して認識することができ、ス
ロットル開度センサ系の故障時には、制御対象に対する
制御量をスロットル開度センサ系の故障時に対応し得る
値に設定してフェイルセーフを行い安全サイドに制御が
行われ、第1の制御装置と第2の制御装置との間で故障
判定のずれが生じることなく、第1の制御装置と第2の
制御装置との制御タイミングが一致し、又、アイドル時
には、制御対象に対する制御量をアイドル時に対応して
適正な値に設定することができて、第1の制御装置と第
2の制御装置との間でアイドル判定のずれが生じること
なく、第1の制御装置と第2の制御装置との制御タイミ
ングが一致して、信頼性の良好な制御性能が得られる。
載の発明の効果に加え、第1の制御装置においてスロッ
トル開度情報をパルス幅変調信号によって第2の制御装
置へ出力するに際し、スロットル開度信号に基づきスロ
ットル開度センサ系の故障を診断すると共に、スロット
ル開度信号に基づきアイドル状態か否かを判断し、スロ
ットル開度センサ系の正常時且つ非アイドル状態時には
パルス幅変調信号のON時間をスロットル開度に対して
減少関数的な値に設定して該パルス幅変調信号を第2の
制御装置へ出力し、又、スロットル開度センサ系の故障
時にはパルス幅変調信号のON時間をスロットル全開側
の通常使用しない短い時間に設定して該パルス幅変調信
号を第2の制御装置へ出力し、更に、アイドル状態時に
はパルス幅変調信号のON時間をスロットル全閉側の通
常使用しない長い時間に設定して該パルス幅変調信号を
第2の制御装置へ出力し、第2の制御装置では、少なく
とも上記パルス幅変調信号のON時間に基づいて制御対
象に対する制御量を設定し、上記パルス幅変調信号のO
N時間が通常使用しない短い時間のときには制御対象に
対する制御量を故障時に対応し得る値に設定し、又、上
記パルス幅変調信号のON時間が通常使用しない長い時
間のときには制御対象に対する制御量をアイドル時に対
応する値に設定するので、第1の制御装置から第2の制
御装置にスロットル開度情報として出力されるパルス幅
変調信号のON時間は、スロットル開度センサ系の正常
時且つ非アイドル状態時にはスロットル開度が大きいほ
ど短くなり、又、スロットル開度センサ系の故障時には
更に短い通常使用しない値に設定され、アイドル状態時
には通常使用しない長い値に設定され、第2の制御装置
においては、このパルス幅変調信号のON時間に基づき
容易にスロットル開度センサ系の故障、或いはスロット
ル弁全閉のアイドル状態を判断することが可能となっ
て、スロットル開度センサ系の故障、或いはアイドル状
態を第1の制御装置と同期して認識することができ、ス
ロットル開度センサ系の故障時には、制御対象に対する
制御量をスロットル開度センサ系の故障時に対応し得る
値に設定してフェイルセーフを行い安全サイドに制御が
行われ、第1の制御装置と第2の制御装置との間で故障
判定のずれが生じることなく、第1の制御装置と第2の
制御装置との制御タイミングが一致し、又、アイドル時
には、制御対象に対する制御量をアイドル時に対応して
適正な値に設定することができて、第1の制御装置と第
2の制御装置との間でアイドル判定のずれが生じること
なく、第1の制御装置と第2の制御装置との制御タイミ
ングが一致して、信頼性の良好な制御性能が得られる。
【0096】又、第2の制御装置に、スロットル開度セ
ンサ系の故障判定するための特殊な故障診断機能、及び
アイドル判定を行うための回路を、別途組込むことな
く、構成簡素にして実現できる効果を有する。
ンサ系の故障判定するための特殊な故障診断機能、及び
アイドル判定を行うための回路を、別途組込むことな
く、構成簡素にして実現できる効果を有する。
【0097】請求項5記載の発明では、請求項1ないし
請求項4記載の発明において、上記第1の制御装置をエ
ンジン制御装置、第2の制御装置を変速機制御装置と
し、又、上記制御対象を動力伝達手段とするので、各請
求項に対応して下記の効果がある。
請求項4記載の発明において、上記第1の制御装置をエ
ンジン制御装置、第2の制御装置を変速機制御装置と
し、又、上記制御対象を動力伝達手段とするので、各請
求項に対応して下記の効果がある。
【0098】1)請求項1記載の発明において、第1の
制御装置をエンジン制御装置、第2の制御装置を変速機
制御装置とし、又、上記制御対象を動力伝達手段とすれ
ば、エンジン制御装置では、入力されたスロットル開度
信号に基づいて設定するパルス幅変調信号のON時間
が、スロットル開度に対して減少関数的な値に設定され
るので、エンジン制御装置と変速機制御装置とを接続す
るパルス幅変調信号用通信ラインが断線した場合であっ
ても、変速機制御装置には、スロットル全閉時よりも短
いON時間に相当するパルス幅の変調信号が入力される
ため、動力伝達手段に対する制御量がスロットル弁全開
に対応する値に設定され、従って、動力伝達手段を安全
サイドで制御することができ、フェイルセーフを行うこ
とが可能となる。
制御装置をエンジン制御装置、第2の制御装置を変速機
制御装置とし、又、上記制御対象を動力伝達手段とすれ
ば、エンジン制御装置では、入力されたスロットル開度
信号に基づいて設定するパルス幅変調信号のON時間
が、スロットル開度に対して減少関数的な値に設定され
るので、エンジン制御装置と変速機制御装置とを接続す
るパルス幅変調信号用通信ラインが断線した場合であっ
ても、変速機制御装置には、スロットル全閉時よりも短
いON時間に相当するパルス幅の変調信号が入力される
ため、動力伝達手段に対する制御量がスロットル弁全開
に対応する値に設定され、従って、動力伝達手段を安全
サイドで制御することができ、フェイルセーフを行うこ
とが可能となる。
【0099】2)請求項2記載の発明において、第1の
制御装置をエンジン制御装置、第2の制御装置を変速機
制御装置とし、又、上記制御対象を動力伝達手段とすれ
ば、エンジン制御装置では、入力されたスロットル開度
信号に基づきスロットル開度センサ系の故障を診断し、
スロットル開度センサ系が故障と判断されるときには、
変速機制御装置へスロットル開度情報を与えるパルス幅
変調信号のON時間を、スロットル全開側の通常使用し
ない短い時間に設定するので、パルス幅変調信号のON
時間に基づき動力伝達手段に対する制御量を設定する変
速機制御装置では、このパルス幅変調信号のON時間に
より容易にスロットル開度センサ系の故障をエンジン制
御装置に同期して認識することができ、従って、エンジ
ン制御装置と変速機制御装置との間で、故障判定のタイ
ミングにずれが生じることなく、フェイルセーフを同時
に行うことが可能となり、信頼性の高い良好な制御性能
が得られ、又、変速機制御装置にスロットル開度センサ
系の故障判定するための特殊な故障診断機能を組み込む
ことなく実現することができる。
制御装置をエンジン制御装置、第2の制御装置を変速機
制御装置とし、又、上記制御対象を動力伝達手段とすれ
ば、エンジン制御装置では、入力されたスロットル開度
信号に基づきスロットル開度センサ系の故障を診断し、
スロットル開度センサ系が故障と判断されるときには、
変速機制御装置へスロットル開度情報を与えるパルス幅
変調信号のON時間を、スロットル全開側の通常使用し
ない短い時間に設定するので、パルス幅変調信号のON
時間に基づき動力伝達手段に対する制御量を設定する変
速機制御装置では、このパルス幅変調信号のON時間に
より容易にスロットル開度センサ系の故障をエンジン制
御装置に同期して認識することができ、従って、エンジ
ン制御装置と変速機制御装置との間で、故障判定のタイ
ミングにずれが生じることなく、フェイルセーフを同時
に行うことが可能となり、信頼性の高い良好な制御性能
が得られ、又、変速機制御装置にスロットル開度センサ
系の故障判定するための特殊な故障診断機能を組み込む
ことなく実現することができる。
【0100】3)請求項3記載の発明において、第1の
制御装置をエンジン制御装置、第2の制御装置を変速機
制御装置とし、又、上記制御対象を動力伝達手段とすれ
ば、エンジン制御装置では、入力されたスロットル開度
信号に基づいてスロットル弁全閉のアイドル状態を判断
し、アイドル状態時には、変速機制御装置へスロットル
開度情報を与えるパルス幅変調信号のON時間を、スロ
ットル全閉側の通常使用しない長い時間に設定するの
で、パルス幅変調信号のON時間に基づき動力伝達手段
に対する制御量を設定する変速制御装置では、このパル
ス幅変調信号のON時間により容易にアイドル状態をエ
ンジン制御装置に同期して認識することができ、従っ
て、エンジン制御装置と変速機制御装置との間で、アイ
ドル判定のタイミングにずれが生じることなく、スロッ
トル弁全閉のアイドル状態に対応した制御を同時に行う
ことが可能となり、信頼性の高い良好な制御性能が得ら
れ、又、変速機制御装置にアイドル判定を行うための回
路を、別途組込むことなく、構成簡素にして実現するこ
とができる。
制御装置をエンジン制御装置、第2の制御装置を変速機
制御装置とし、又、上記制御対象を動力伝達手段とすれ
ば、エンジン制御装置では、入力されたスロットル開度
信号に基づいてスロットル弁全閉のアイドル状態を判断
し、アイドル状態時には、変速機制御装置へスロットル
開度情報を与えるパルス幅変調信号のON時間を、スロ
ットル全閉側の通常使用しない長い時間に設定するの
で、パルス幅変調信号のON時間に基づき動力伝達手段
に対する制御量を設定する変速制御装置では、このパル
ス幅変調信号のON時間により容易にアイドル状態をエ
ンジン制御装置に同期して認識することができ、従っ
て、エンジン制御装置と変速機制御装置との間で、アイ
ドル判定のタイミングにずれが生じることなく、スロッ
トル弁全閉のアイドル状態に対応した制御を同時に行う
ことが可能となり、信頼性の高い良好な制御性能が得ら
れ、又、変速機制御装置にアイドル判定を行うための回
路を、別途組込むことなく、構成簡素にして実現するこ
とができる。
【0101】4)請求項4記載の発明において、第1の
制御装置をエンジン制御装置、第2の制御装置を変速機
制御装置とし、又、上記制御対象を動力伝達手段とすれ
ば、エンジン制御装置では、入力されたスロットル開度
信号に基づきスロットル開度センサ系の故障を診断する
と共にアイドル状態を判断し、スロットル開度センサ系
が故障と判断されるときには、変速機制御装置へスロッ
トル開度情報を与えるパルス幅変調信号のON時間を、
スロットル全開側の通常使用しない短い時間に設定し、
一方、アイドル状態時には、上記ON時間をスロットル
全閉側の通常使用しない長い時間に設定するので、パル
ス幅変調信号のON時間に基づき動力伝達手段に対する
制御量を設定する変速制御装置では、このパルス幅変調
信号のON時間により容易にスロットル開度センサ系の
故障、或いはアイドル状態をエンジン制御装置に同期し
て認識することができる。従って、エンジン制御装置と
変速機制御装置との間で、故障判定のタイミングにずれ
が生じることなく、フェイルセーフを同時に行うことが
可能となり、又、アイドル判定のタイミングについても
ずれが生じることなく、スロットル弁全閉のアイドル状
態に対応した制御を同時に行うことが可能となり、何れ
においても信頼性の高い良好な制御性能を得ることがで
き、しかも変速機制御装置に、スロットル開度センサ系
の故障判定するための特殊な故障診断機能、及びアイド
ル判定を行うための回路を、別途組込むことなく、構成
簡素にして実現することができる。
制御装置をエンジン制御装置、第2の制御装置を変速機
制御装置とし、又、上記制御対象を動力伝達手段とすれ
ば、エンジン制御装置では、入力されたスロットル開度
信号に基づきスロットル開度センサ系の故障を診断する
と共にアイドル状態を判断し、スロットル開度センサ系
が故障と判断されるときには、変速機制御装置へスロッ
トル開度情報を与えるパルス幅変調信号のON時間を、
スロットル全開側の通常使用しない短い時間に設定し、
一方、アイドル状態時には、上記ON時間をスロットル
全閉側の通常使用しない長い時間に設定するので、パル
ス幅変調信号のON時間に基づき動力伝達手段に対する
制御量を設定する変速制御装置では、このパルス幅変調
信号のON時間により容易にスロットル開度センサ系の
故障、或いはアイドル状態をエンジン制御装置に同期し
て認識することができる。従って、エンジン制御装置と
変速機制御装置との間で、故障判定のタイミングにずれ
が生じることなく、フェイルセーフを同時に行うことが
可能となり、又、アイドル判定のタイミングについても
ずれが生じることなく、スロットル弁全閉のアイドル状
態に対応した制御を同時に行うことが可能となり、何れ
においても信頼性の高い良好な制御性能を得ることがで
き、しかも変速機制御装置に、スロットル開度センサ系
の故障判定するための特殊な故障診断機能、及びアイド
ル判定を行うための回路を、別途組込むことなく、構成
簡素にして実現することができる。
【図1】本発明の基本構成図
【図2】エンジン制御装置において実行されるON時間
設定ルーチンを示すフローチャート
設定ルーチンを示すフローチャート
【図3】エンジン制御装置において実行されるON時間
設定ルーチンを示すフローチャート(続き)
設定ルーチンを示すフローチャート(続き)
【図4】変速機制御装置において実行されるクラッチ制
御ルーチンを示すフローチャート
御ルーチンを示すフローチャート
【図5】変速機制御装置において実行されるクラッチ制
御ルーチンを示すフローチャート(続き)
御ルーチンを示すフローチャート(続き)
【図6】スロットル開度とスロットル開度センサの出力
電圧との関係を示す説明図
電圧との関係を示す説明図
【図7】スロットル開度に基づくアイドル判定のヒステ
リシスを示す説明図
リシスを示す説明図
【図8】アイドル判定時、スロットル開度センサ系の故
障時、並びにスロットル開度と、パルス幅変調信号のO
N時間との関係を示す説明図
障時、並びにスロットル開度と、パルス幅変調信号のO
N時間との関係を示す説明図
【図9】エンジンの全体概略図
【図10】車輌の動力伝達系の全体概略図
【図11】エンジン制御装置及び変速機制御装置の回路
構成図
構成図
【図12】パルス幅変調信号の説明図
【図13】従来例に係わり、スロットル開度とパルス幅
変調信号のON時間との関係を示す説明図
変調信号のON時間との関係を示す説明図
【図14】従来例に係わり、エンジン制御装置と変速機
制御装置との通信ラインの接続を示す説明図
制御装置との通信ラインの接続を示す説明図
【符号の説明】 7 スロットル弁 12 スロットル開度センサ 40 エンジン制御装置(第1の制御装置) 50 変速機制御装置(第2の制御装置) 52 電磁粉式クラッチ(制御対象) THθ スロットル開度 TON パルス幅変調信号のON時間 Is クラッチ制御電流値(制御量)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // F16H 59:24
Claims (5)
- 【請求項1】 第1の制御装置に、 スロットル開度信号に基づき、パルス幅変調信号のON
時間をスロットル開度に対して減少関数的な値に設定す
るON時間設定手段と、 上記ON時間に相当するパルス幅のパルス幅変調信号を
第2の制御装置へ出力するパルス幅変調信号出力手段と
を備え、 第2の制御装置に、 少なくとも上記パルス幅変調信号のON時間に基づいて
制御対象に対する制御量を設定する制御量設定手段を備
えたことを特徴とする車輌制御装置。 - 【請求項2】 第1の制御装置に、 スロットル開度信号に基づきスロットル開度センサ系の
故障を診断するスロットル開度センサ系故障検出手段
と、 スロットル開度信号に基づきパルス幅変調信号のON時
間をスロットル開度に対して減少関数的な値に設定する
と共に、スロットル開度センサ系の故障を検出したとき
は上記パルス幅変調信号のON時間をスロットル全開側
の通常使用しない短い時間に設定するON時間設定手段
と、 上記ON時間に相当するパルス幅のパルス幅変調信号を
第2の制御装置へ出力するパルス幅変調信号出力手段と
を備え、 第2の制御装置に、 少なくとも上記パルス幅変調信号のON時間に基づいて
制御対象に対する制御量を設定すると共に、上記ON時
間がスロットル全開側の通常使用しない短い時間のとき
は上記制御量を故障時に対応し得る値に設定する制御量
設定手段を備えたことを特徴とする車輌制御装置。 - 【請求項3】 第1の制御装置に、 スロットル開度信号に基づきアイドル状態か否かを判断
するアイドル状態検出手段と、 非アイドル状態時にはスロットル開度信号に基づきパル
ス幅変調信号のON時間をスロットル開度に対して減少
関数的な値に設定すると共に、アイドル状態時には上記
パルス幅変調信号のON時間をスロットル全閉側の通常
使用しない長い時間に設定するON時間設定手段と、 上記ON時間に相当するパルス幅のパルス幅変調信号を
第2の制御装置へ出力するパルス幅変調信号出力手段と
を備え、 第2の制御装置に、 少なくとも上記パルス幅変調信号のON時間に基づいて
制御対象に対する制御量を設定すると共に、上記ON時
間がスロットル全閉側の通常使用しない長い時間のとき
は上記制御量をアイドル時に対応する値に設定する制御
量設定手段を備えたことを特徴とする車輌制御装置。 - 【請求項4】 第1の制御装置に、 スロットル開度信号に基づきスロットル開度センサ系の
故障を診断するスロットル開度センサ系故障検出手段
と、 スロットル開度信号に基づきアイドル状態か否かを判断
するアイドル状態検出手段と、 非アイドル状態時にはスロットル開度信号に基づきパル
ス幅変調信号のON時間をスロットル開度に対して減少
関数的な値に設定すると共に、スロットル開度センサ系
の故障を検出したときは上記ON時間をスロットル全開
側の通常使用しない短い時間に設定し、又アイドル状態
時には上記ON時間をスロットル全閉側の通常使用しな
い長い時間に設定するON時間設定手段と、 上記ON時間に相当するパルス幅のパルス幅変調信号を
第2の制御装置へ出力するパルス幅変調信号出力手段と
を備え、 第2の制御装置に、 少なくとも上記パルス幅変調信号のON時間に基づいて
制御対象に対する制御量を設定すると共に、上記ON時
間がスロットル全開側の通常使用しない短い時間のとき
は上記制御量を故障時に対応し得る値に設定し、又上記
ON時間がスロットル全閉側の通常使用しない長い時間
のときは上記制御量をアイドル時に対応する値に設定す
る制御量設定手段を備えたことを特徴とする車輌制御装
置。 - 【請求項5】 上記第1の制御装置はエンジン制御装置
であり、第2の制御装置は変速機制御装置であり、上記
制御対象は動力伝達手段であることを特徴とする請求項
1ないし請求項4の何れかに記載の車輌制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8012313A JPH09202158A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 車輌制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8012313A JPH09202158A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 車輌制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09202158A true JPH09202158A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11801837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8012313A Pending JPH09202158A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 車輌制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09202158A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006090301A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Robert Bosch Gmbh | 自動車のアクセルペダルの位置を知らせるセンサ信号の評価装置及び方法 |
| JP2009235925A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Honda Motor Co Ltd | 後輪トー角可変車両 |
| JP2010249221A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP8012313A patent/JPH09202158A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006090301A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Robert Bosch Gmbh | 自動車のアクセルペダルの位置を知らせるセンサ信号の評価装置及び方法 |
| US7848859B2 (en) | 2004-09-22 | 2010-12-07 | Robert Bosch Gmbh | Device and method for evaluating a sensor signal indicating a position of an accelerator pedal of a motor vehicle |
| JP2009235925A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Honda Motor Co Ltd | 後輪トー角可変車両 |
| JP2010249221A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040323 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040713 |