JPH092021A - 方向性傾斜ブロックを有する高運動性能空気入りタイヤ - Google Patents
方向性傾斜ブロックを有する高運動性能空気入りタイヤInfo
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- JPH092021A JPH092021A JP7152080A JP15208095A JPH092021A JP H092021 A JPH092021 A JP H092021A JP 7152080 A JP7152080 A JP 7152080A JP 15208095 A JP15208095 A JP 15208095A JP H092021 A JPH092021 A JP H092021A
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- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 9
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/13—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
- B60C11/1376—Three dimensional block surfaces departing from the enveloping tread contour
- B60C11/1392—Three dimensional block surfaces departing from the enveloping tread contour with chamfered block edges
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/0302—Tread patterns directional pattern, i.e. with main rolling direction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/0306—Patterns comprising block rows or discontinuous ribs
- B60C11/0309—Patterns comprising block rows or discontinuous ribs further characterised by the groove cross-section
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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- B60C2011/0337—Tread patterns characterised by particular design features of the pattern
- B60C2011/0339—Grooves
- B60C2011/0374—Slant grooves, i.e. having an angle of about 5 to 35 degrees to the equatorial plane
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 スポーツ走行にも対応できる高運動性能タイ
ヤであって、しかも耐偏摩耗性能やドライ路面上での操
縦安定性能を低下することなく、ウエット路面での操縦
安定性やハイドロ・プレーニング特性の優れた、トレッ
ド・パターンを提供する。 【構成】 周方向に連続して延びる少なくとも1本の周
方向リブ1と、周方向リブから周方向に対して傾斜して
延び、周方向に間隔を置いて設けられた多数の方向性傾
斜ブロック2,3とを備えた方向性トレッド・パターン
を有する空気入りタイヤにおいて、方向性傾斜ブロック
2,3の一部が、周方向リブ1の周方向連続性を損なう
ことなしに、食い込むように配置され、先端隅部は先細
鋭角形状であり、先端隅部のブロック高さが、周方向リ
ブ1に食い込むにしたがい徐々に低くなり、リブの高さ
の0乃至20%で終端する。
ヤであって、しかも耐偏摩耗性能やドライ路面上での操
縦安定性能を低下することなく、ウエット路面での操縦
安定性やハイドロ・プレーニング特性の優れた、トレッ
ド・パターンを提供する。 【構成】 周方向に連続して延びる少なくとも1本の周
方向リブ1と、周方向リブから周方向に対して傾斜して
延び、周方向に間隔を置いて設けられた多数の方向性傾
斜ブロック2,3とを備えた方向性トレッド・パターン
を有する空気入りタイヤにおいて、方向性傾斜ブロック
2,3の一部が、周方向リブ1の周方向連続性を損なう
ことなしに、食い込むように配置され、先端隅部は先細
鋭角形状であり、先端隅部のブロック高さが、周方向リ
ブ1に食い込むにしたがい徐々に低くなり、リブの高さ
の0乃至20%で終端する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乗用車用空気入りタイヤ
に関するもので、特に、スポーツ走行にも対応できる運
動性能を重視した乗用車用高運動性能空気入りタイヤに
関するものである。
に関するもので、特に、スポーツ走行にも対応できる運
動性能を重視した乗用車用高運動性能空気入りタイヤに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】高運動性能乗用車用空気入りタイヤのト
レッド・パターンの典型的な従来例を図8に示す。従来
のタイヤは、図示のように、数本(図示の例では4本、
一般的には2乃至8本程度)の周方向溝と周方向に間隔
を置いて配置された多数の方向性傾斜溝よりなるトレッ
ド・パターンを備えている。本明細書において、「周方
向溝」とは、周方向に連続して延びる溝を意味し、「周
方向リブ」とは、周方向に連続して延びるリブを意味
し、「方向性傾斜溝」とは、周方向に対して傾斜して延
びる溝であって、タイヤの正転時に、該溝の傾斜して延
びる部分のタイヤ赤道面に近い側が先に接地して、赤道
面に遠い側が後に接地するように車両に装着する際のタ
イヤの回転方向が指定されている、いわゆる方向性トレ
ッド・パターンが形成される溝を意味し、「方向性傾斜
ブロック」とは、該方向性傾斜溝によって形成される、
周方向に対して傾斜して延びるブロックであって、タイ
ヤの正転時に、該ブロックの傾斜して延びる部分のタイ
ヤ赤道面に近い側が先に接地して、赤道面に遠い側が後
に接地するように車両に装着する際のタイヤの回転方向
が指定されている、いわゆる方向性トレッド・パターン
が形成されるブロックを意味する。
レッド・パターンの典型的な従来例を図8に示す。従来
のタイヤは、図示のように、数本(図示の例では4本、
一般的には2乃至8本程度)の周方向溝と周方向に間隔
を置いて配置された多数の方向性傾斜溝よりなるトレッ
ド・パターンを備えている。本明細書において、「周方
向溝」とは、周方向に連続して延びる溝を意味し、「周
方向リブ」とは、周方向に連続して延びるリブを意味
し、「方向性傾斜溝」とは、周方向に対して傾斜して延
びる溝であって、タイヤの正転時に、該溝の傾斜して延
びる部分のタイヤ赤道面に近い側が先に接地して、赤道
面に遠い側が後に接地するように車両に装着する際のタ
イヤの回転方向が指定されている、いわゆる方向性トレ
ッド・パターンが形成される溝を意味し、「方向性傾斜
ブロック」とは、該方向性傾斜溝によって形成される、
周方向に対して傾斜して延びるブロックであって、タイ
ヤの正転時に、該ブロックの傾斜して延びる部分のタイ
ヤ赤道面に近い側が先に接地して、赤道面に遠い側が後
に接地するように車両に装着する際のタイヤの回転方向
が指定されている、いわゆる方向性トレッド・パターン
が形成されるブロックを意味する。
【0003】上記のような従来のタイヤでウエット路面
での操縦安定性やハイドロ・プレーニング特性を高める
ためには、溝本数や溝幅を増やしてネガティブ比率(ト
レッド接地面の面積に対する溝表面の面積の割合)を増
加させること、特に、方向性傾斜溝のネガティブ比率を
高めることが効果的であって、頻繁に採用される設計手
法である。しかしながら、この手法で設計されたウエッ
ト性能に優れた方向性トレッド・パターンを備えた空気
入りタイヤでは、耐偏摩耗性能やドライ路面上での操縦
安定性能が低下する。逆に、上記のような従来のタイヤ
で耐偏摩耗性能やドライ路面上での操縦安定性能を確保
しようとすると、ウエット路面での操縦安定性やハイド
ロ・プレーニング特性を高めることが困難であった。
での操縦安定性やハイドロ・プレーニング特性を高める
ためには、溝本数や溝幅を増やしてネガティブ比率(ト
レッド接地面の面積に対する溝表面の面積の割合)を増
加させること、特に、方向性傾斜溝のネガティブ比率を
高めることが効果的であって、頻繁に採用される設計手
法である。しかしながら、この手法で設計されたウエッ
ト性能に優れた方向性トレッド・パターンを備えた空気
入りタイヤでは、耐偏摩耗性能やドライ路面上での操縦
安定性能が低下する。逆に、上記のような従来のタイヤ
で耐偏摩耗性能やドライ路面上での操縦安定性能を確保
しようとすると、ウエット路面での操縦安定性やハイド
ロ・プレーニング特性を高めることが困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スポ
ーツ走行にも対応できる運動性能を重視した高運動性能
タイヤであって、しかも耐偏摩耗性能やドライ路面上で
の操縦安定性能を低下することなく、ウエット路面での
操縦安定性やハイドロ・プレーニング特性の優れた、乗
用車用空気入りタイヤに用いられる新規なトレッド・パ
ターンを提供することである。
ーツ走行にも対応できる運動性能を重視した高運動性能
タイヤであって、しかも耐偏摩耗性能やドライ路面上で
の操縦安定性能を低下することなく、ウエット路面での
操縦安定性やハイドロ・プレーニング特性の優れた、乗
用車用空気入りタイヤに用いられる新規なトレッド・パ
ターンを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の乗用車用空気入りタイヤは、周方向に連
続して延びる少なくとも1本の周方向リブと、該周方向
リブから周方向に対して傾斜して延び、周方向に間隔を
置いて設けられた多数の方向性傾斜ブロックとを備えた
方向性トレッド・パターンを有する空気入りタイヤにお
いて、(1)該方向性傾斜ブロックの一部が、該周方向
リブの周方向連続性を損なうことなしに、該周方向リブ
に食い込むように配置され、(2)該方向性傾斜ブロッ
クの該周方向リブに食い込んでいる先端隅部は先細鋭角
形状であり、(3)該方向性傾斜ブロックの少なくとも
該周方向リブに食い込んでいる先端隅部のブロック高さ
が、該周方向リブに食い込むにしたがい徐々に低くな
り、該周方向リブの高さの0乃至20%で終端すること
を特徴とする空気入りタイヤである。
めに、本発明の乗用車用空気入りタイヤは、周方向に連
続して延びる少なくとも1本の周方向リブと、該周方向
リブから周方向に対して傾斜して延び、周方向に間隔を
置いて設けられた多数の方向性傾斜ブロックとを備えた
方向性トレッド・パターンを有する空気入りタイヤにお
いて、(1)該方向性傾斜ブロックの一部が、該周方向
リブの周方向連続性を損なうことなしに、該周方向リブ
に食い込むように配置され、(2)該方向性傾斜ブロッ
クの該周方向リブに食い込んでいる先端隅部は先細鋭角
形状であり、(3)該方向性傾斜ブロックの少なくとも
該周方向リブに食い込んでいる先端隅部のブロック高さ
が、該周方向リブに食い込むにしたがい徐々に低くな
り、該周方向リブの高さの0乃至20%で終端すること
を特徴とする空気入りタイヤである。
【0006】上記の目的を達成するために、該方向性傾
斜ブロックの、該周方向リブに食い込んでいて、先細鋭
角形状を形成している先端隅部の角度が20乃至90度
であることが好ましく、30乃至70度であることがさ
らに好ましい。また、該方向性傾斜ブロックが該周方向
リブの中央部まで食い込んで終端することが好ましい。
斜ブロックの、該周方向リブに食い込んでいて、先細鋭
角形状を形成している先端隅部の角度が20乃至90度
であることが好ましく、30乃至70度であることがさ
らに好ましい。また、該方向性傾斜ブロックが該周方向
リブの中央部まで食い込んで終端することが好ましい。
【0007】上記の目的を達成するために、該周方向リ
ブがパターン・センターに配置されて中央周方向リブを
形成し、該方向性傾斜ブロックが該中央周方向リブの左
右に配置されていることが好ましく、該方向性傾斜ブロ
ックが該中央周方向リブの左右に、周方向に半ピッチず
れて配置されていることがさらに好ましい。
ブがパターン・センターに配置されて中央周方向リブを
形成し、該方向性傾斜ブロックが該中央周方向リブの左
右に配置されていることが好ましく、該方向性傾斜ブロ
ックが該中央周方向リブの左右に、周方向に半ピッチず
れて配置されていることがさらに好ましい。
【0008】上記の目的を達成するために、該方向性傾
斜ブロックが該中央周方向リブの左右からトレッド両端
部まで連続して延び、該方向性傾斜ブロックのブロック
中心線が、トレッド内側領域では周方向に対して20乃
至40度程度の低い角度で傾斜して延び、トレッド外側
領域では周方向に対して60乃至70度程度の高い角度
で傾斜して延びていることが好ましい。
斜ブロックが該中央周方向リブの左右からトレッド両端
部まで連続して延び、該方向性傾斜ブロックのブロック
中心線が、トレッド内側領域では周方向に対して20乃
至40度程度の低い角度で傾斜して延び、トレッド外側
領域では周方向に対して60乃至70度程度の高い角度
で傾斜して延びていることが好ましい。
【0009】上記の目的を達成するために、該周方向リ
ブがパターン・センターとトレッド両端部の中間点近傍
に配置されて2本の中間周方向リブを形成し、該方向性
傾斜ブロックが該中間周方向リブのトレッド端部側に配
置され、該中央周方向リブの左右に配置された該方向性
傾斜ブロックと該中間周方向リブとの間に周方向溝が形
成されていること、または、該方向性傾斜ブロックが該
中間周方向リブの左右に配置され、該中央周方向リブの
左右に配置された該方向性傾斜ブロックと該中間周方向
リブのパターン・センター側に配置された該方向性傾斜
ブロックとの間に周方向溝が形成されていることが好ま
しい。
ブがパターン・センターとトレッド両端部の中間点近傍
に配置されて2本の中間周方向リブを形成し、該方向性
傾斜ブロックが該中間周方向リブのトレッド端部側に配
置され、該中央周方向リブの左右に配置された該方向性
傾斜ブロックと該中間周方向リブとの間に周方向溝が形
成されていること、または、該方向性傾斜ブロックが該
中間周方向リブの左右に配置され、該中央周方向リブの
左右に配置された該方向性傾斜ブロックと該中間周方向
リブのパターン・センター側に配置された該方向性傾斜
ブロックとの間に周方向溝が形成されていることが好ま
しい。
【0010】
【作用】本発明の乗用車用空気入りタイヤでは、周方向
に連続して延びる少なくとも1本の周方向リブと、該周
方向リブから周方向に対して傾斜して延び、周方向に間
隔を置いて設けられた多数の方向性傾斜ブロックとを備
えた方向性トレッド・パターンを有する空気入りタイヤ
において、該方向性傾斜ブロックの該周方向リブに食い
込んでいる先端隅部は先細鋭角形状であるので、水膜へ
の接地抵抗が減少して、排水性能に優れたタイヤが得ら
れる。しかし、ブロックの先端隅部を先細鋭角形状にす
ると剛性が低くなって、偏摩耗が発生しやすくなる。本
発明の乗用車用空気入りタイヤでは、該方向性傾斜ブロ
ックの先端隅部のブロック高さが徐々に低くなり、該周
方向リブの高さの0乃至20%で終端するようにし、少
なくともブロックの先端隅部を面取りしてあるので、偏
摩耗の発生を防止または抑制している。ブロックの先端
隅部を面取りすることで排水性能がさらに改良される。
しかし、面取りブロックが集中すると、接地面積が減少
しトレッド剛性が低下するので、耐摩耗性能や操縦安定
性能が低下する。そこで、本発明の乗用車用空気入りタ
イヤでは、該方向性傾斜ブロックの一部が、該周方向リ
ブの周方向連続性を損なうことなしに、該周方向リブに
食い込むように配置し、該方向性傾斜ブロックの少なく
とも該周方向リブに食い込んでいる先端隅部のブロック
高さが、該周方向リブに食い込むにしたがい徐々に低く
なり、該周方向リブの高さの0乃至20%で終端するよ
うにし、少なくともブロックの先端隅部を面取りした。
これによって、接地面積とトレッド剛性を確保し、耐摩
耗性能や操縦安定性能の低下を防止している。なお、ブ
ロックの先端隅部の幅広部分は面取り量が少なくても剛
性を確保できるが、ブロックの先端隅部の狭幅部分は面
取り量が少ないと剛性不足になるので深く面取りしてあ
る。
に連続して延びる少なくとも1本の周方向リブと、該周
方向リブから周方向に対して傾斜して延び、周方向に間
隔を置いて設けられた多数の方向性傾斜ブロックとを備
えた方向性トレッド・パターンを有する空気入りタイヤ
において、該方向性傾斜ブロックの該周方向リブに食い
込んでいる先端隅部は先細鋭角形状であるので、水膜へ
の接地抵抗が減少して、排水性能に優れたタイヤが得ら
れる。しかし、ブロックの先端隅部を先細鋭角形状にす
ると剛性が低くなって、偏摩耗が発生しやすくなる。本
発明の乗用車用空気入りタイヤでは、該方向性傾斜ブロ
ックの先端隅部のブロック高さが徐々に低くなり、該周
方向リブの高さの0乃至20%で終端するようにし、少
なくともブロックの先端隅部を面取りしてあるので、偏
摩耗の発生を防止または抑制している。ブロックの先端
隅部を面取りすることで排水性能がさらに改良される。
しかし、面取りブロックが集中すると、接地面積が減少
しトレッド剛性が低下するので、耐摩耗性能や操縦安定
性能が低下する。そこで、本発明の乗用車用空気入りタ
イヤでは、該方向性傾斜ブロックの一部が、該周方向リ
ブの周方向連続性を損なうことなしに、該周方向リブに
食い込むように配置し、該方向性傾斜ブロックの少なく
とも該周方向リブに食い込んでいる先端隅部のブロック
高さが、該周方向リブに食い込むにしたがい徐々に低く
なり、該周方向リブの高さの0乃至20%で終端するよ
うにし、少なくともブロックの先端隅部を面取りした。
これによって、接地面積とトレッド剛性を確保し、耐摩
耗性能や操縦安定性能の低下を防止している。なお、ブ
ロックの先端隅部の幅広部分は面取り量が少なくても剛
性を確保できるが、ブロックの先端隅部の狭幅部分は面
取り量が少ないと剛性不足になるので深く面取りしてあ
る。
【0011】本発明の乗用車用空気入りタイヤでは、方
向性傾斜ブロックの、周方向リブに食い込んでいて、先
細鋭角形状を形成している先端隅部の角度が20乃至9
0度であることが好ましく、30乃至70度であること
がさらに好ましい。先端隅部の角度が上記の値より小さ
くなると、剛性が低くなり過ぎて、それを補うために充
分に深く面取りすると接地面積が不足し、逆に、上記の
値より大きくなると、先細鋭角形状を形成してハイドロ
・プレーニング特性を高めることが困難となる。また、
本発明の乗用車用空気入りタイヤでは、方向性傾斜ブロ
ックが周方向リブの中央部まで食い込んで終端すること
が、周方向リブの接地圧を高め、ハイドロ・プレーニン
グ特性の優れたタイヤが得られるので、本発明の目的を
達成するために好ましい。
向性傾斜ブロックの、周方向リブに食い込んでいて、先
細鋭角形状を形成している先端隅部の角度が20乃至9
0度であることが好ましく、30乃至70度であること
がさらに好ましい。先端隅部の角度が上記の値より小さ
くなると、剛性が低くなり過ぎて、それを補うために充
分に深く面取りすると接地面積が不足し、逆に、上記の
値より大きくなると、先細鋭角形状を形成してハイドロ
・プレーニング特性を高めることが困難となる。また、
本発明の乗用車用空気入りタイヤでは、方向性傾斜ブロ
ックが周方向リブの中央部まで食い込んで終端すること
が、周方向リブの接地圧を高め、ハイドロ・プレーニン
グ特性の優れたタイヤが得られるので、本発明の目的を
達成するために好ましい。
【0012】本発明の乗用車用空気入りタイヤでは、周
方向リブがパターン・センターに配置されて中央周方向
リブを形成し、方向性傾斜ブロックが中央周方向リブの
左右に配置されていることが好ましく、方向性傾斜ブロ
ックが中央周方向リブの左右に、周方向に半ピッチずれ
て配置されていることがさらに好ましい。このような構
成によって、タイヤの転動時の入力を左右で分散して、
タイヤ騒音が低減される。
方向リブがパターン・センターに配置されて中央周方向
リブを形成し、方向性傾斜ブロックが中央周方向リブの
左右に配置されていることが好ましく、方向性傾斜ブロ
ックが中央周方向リブの左右に、周方向に半ピッチずれ
て配置されていることがさらに好ましい。このような構
成によって、タイヤの転動時の入力を左右で分散して、
タイヤ騒音が低減される。
【0013】本発明の乗用車用空気入りタイヤでは、方
向性傾斜ブロックが中央周方向リブの左右からトレッド
両端部まで連続して延び、方向性傾斜ブロックのブロッ
ク中心線が、トレッド内側領域では周方向に対して20
乃至40度程度の低い角度で傾斜して延び、トレッド外
側領域では周方向に対して60乃至70度程度の高い角
度で傾斜して延びていることが好ましい。トレッド内側
領域が方向性傾斜溝だけで構成されたパターンでは十分
なブロック剛性を確保しにくいので操縦安定性能に難点
が生じる。本発明の乗用車用空気入りタイヤでは、上記
のように方向性傾斜溝とパターン・センターに設けられ
た中央周方向リブとでパターンが構成されているので、
この周方向リブによってトレッド・パターンに剛性が付
与され、微小舵角時のハンドル手応えが強くなり、ドラ
イバーに与えるいわゆる”しっかり感”が高まり、直進
安定性が向上する。この中央周方向リブは、通常は、ト
レッド中央部のタイヤ赤道線上に設けられた、いわゆる
センター・リブを指すが、左右非対称トレッド・パター
ンの場合にはトレッド幅の1/3程度まで片寄って周方
向リブを設けることも可能で、けだし、「パターン・セ
ンターに設けられた中央周方向リブ」と表現される所以
である。さらに、トレッド中央部に2本の周方向リブを
設け、いわゆるセンター・グルーブとすることも可能で
ある。
向性傾斜ブロックが中央周方向リブの左右からトレッド
両端部まで連続して延び、方向性傾斜ブロックのブロッ
ク中心線が、トレッド内側領域では周方向に対して20
乃至40度程度の低い角度で傾斜して延び、トレッド外
側領域では周方向に対して60乃至70度程度の高い角
度で傾斜して延びていることが好ましい。トレッド内側
領域が方向性傾斜溝だけで構成されたパターンでは十分
なブロック剛性を確保しにくいので操縦安定性能に難点
が生じる。本発明の乗用車用空気入りタイヤでは、上記
のように方向性傾斜溝とパターン・センターに設けられ
た中央周方向リブとでパターンが構成されているので、
この周方向リブによってトレッド・パターンに剛性が付
与され、微小舵角時のハンドル手応えが強くなり、ドラ
イバーに与えるいわゆる”しっかり感”が高まり、直進
安定性が向上する。この中央周方向リブは、通常は、ト
レッド中央部のタイヤ赤道線上に設けられた、いわゆる
センター・リブを指すが、左右非対称トレッド・パター
ンの場合にはトレッド幅の1/3程度まで片寄って周方
向リブを設けることも可能で、けだし、「パターン・セ
ンターに設けられた中央周方向リブ」と表現される所以
である。さらに、トレッド中央部に2本の周方向リブを
設け、いわゆるセンター・グルーブとすることも可能で
ある。
【0014】本発明の乗用車用空気入りタイヤでは、周
方向リブがパターン・センターとトレッド両端部の中間
点近傍に配置されて2本の中間周方向リブを形成し、該
方向性傾斜ブロックが該中間周方向リブのトレッド端部
側に配置され、該中央周方向リブの左右に配置された該
方向性傾斜ブロックと該中間周方向リブとの間に周方向
溝が形成されていること、または、該方向性傾斜ブロッ
クが該中間周方向リブの左右に配置され、該中央周方向
リブの左右に配置された該方向性傾斜ブロックと該中間
周方向リブのパターン・センター側に配置された該方向
性傾斜ブロックとの間に周方向溝が形成されていること
が好ましい。パターン・センターとトレッド両端部の中
間点近傍に2本の中間周方向リブが形成されると、パタ
ーン・センターからトレッド両端部に向けた横方向の排
水が妨げられるので、これを補うために、中間周方向リ
ブのパターン・センター側に周方向溝を形成して、前後
方向への排水機能を高めている。
方向リブがパターン・センターとトレッド両端部の中間
点近傍に配置されて2本の中間周方向リブを形成し、該
方向性傾斜ブロックが該中間周方向リブのトレッド端部
側に配置され、該中央周方向リブの左右に配置された該
方向性傾斜ブロックと該中間周方向リブとの間に周方向
溝が形成されていること、または、該方向性傾斜ブロッ
クが該中間周方向リブの左右に配置され、該中央周方向
リブの左右に配置された該方向性傾斜ブロックと該中間
周方向リブのパターン・センター側に配置された該方向
性傾斜ブロックとの間に周方向溝が形成されていること
が好ましい。パターン・センターとトレッド両端部の中
間点近傍に2本の中間周方向リブが形成されると、パタ
ーン・センターからトレッド両端部に向けた横方向の排
水が妨げられるので、これを補うために、中間周方向リ
ブのパターン・センター側に周方向溝を形成して、前後
方向への排水機能を高めている。
【0015】
【実施例】本発明に従う実施例について図面を参照して
説明すると、図1は本発明に従う乗用車用空気入りタイ
ヤの実施例1のトレッド・パターンであって、図2はA
−A断面図、図3はB−B断面図で、タイヤ・サイズは
225/50R16で、トレッド幅TWは200mmで
ある。図1に示す実施例1の空気入りタイヤは、パター
ン・センターであるタイヤ赤道線E上に設けられた中央
周方向リブ1と、中央周方向リブ1から左右のトレッド
端TEまで周方向に対して傾斜して延びる多数の方向性
傾斜ブロック2、3とを備えて、タイヤの回転方向Rが
指定されている。方向性傾斜ブロック2、3は、トレッ
ド内側領域ではブロック中心線が周方向に対して25度
の低い角度θ1 で傾斜して延び、トレッド外側領域では
ブロック中心線が周方向に対して60度の高い角度θ2
で傾斜して延びている。方向性傾斜ブロック3の一部
が、周方向リブ1の周方向連続性を損なうことなしに、
周方向リブ1に食い込むように配置され、方向性傾斜ブ
ロック1の周方向リブに食い込んでいる先端隅部は先細
鋭角形状であり、その角度θ3 は35度である。図2の
A−A断面図に示すように、方向性傾斜ブロック3の少
なくとも周方向リブに食い込んでいる先端隅部のブロッ
ク高さが、周方向リブ1に食い込むにしたがい徐々に低
くなり、周方向リブの高さの20%で終端している。方
向性傾斜ブロック2、3は中央周方向リブ1の左右に、
周方向に半ピッチずれて配置されている。図2のA−A
断面図に示すように、内側広幅ブロック3のブロック高
さが、トレッド内側領域で中央周方向リブ1と同じ高さ
で、トレッド外側領域で中央周方向リブ1の高さの20
%であって、図3のB−B断面図に示すように、外側広
幅ブロック2のブロック高さが、トレッド外側領域で中
央周方向リブ1と同じ高さで、トレッド内側領域で中央
周方向リブ1の高さの20%である。図2乃至3に示す
ように、方向性傾斜ブロックの高さが、パターン・セン
ターであるタイヤ赤道線Eからトレッド端TEまでの距
離のおよそ40乃至70%の位置で、中央周方向リブ1
と同じ高さから中央周方向リブの高さの20%まで徐々
に変化し、外側広幅ブロック2と内側広幅ブロック3と
が同じ位置で逆方向にブロックの高さを変化することに
よって、周方向に連続する周方向溝6を形成している。
外側広幅ブロック2のブロック高さが中央周方向リブ1
の近傍で徐々に増加し周方向リブ1と同じ高さとなり、
内側広幅ブロック3のブロック高さが中央周方向リブ1
の近傍で徐々に減少し中央周方向リブ1の高さの20%
となっている。
説明すると、図1は本発明に従う乗用車用空気入りタイ
ヤの実施例1のトレッド・パターンであって、図2はA
−A断面図、図3はB−B断面図で、タイヤ・サイズは
225/50R16で、トレッド幅TWは200mmで
ある。図1に示す実施例1の空気入りタイヤは、パター
ン・センターであるタイヤ赤道線E上に設けられた中央
周方向リブ1と、中央周方向リブ1から左右のトレッド
端TEまで周方向に対して傾斜して延びる多数の方向性
傾斜ブロック2、3とを備えて、タイヤの回転方向Rが
指定されている。方向性傾斜ブロック2、3は、トレッ
ド内側領域ではブロック中心線が周方向に対して25度
の低い角度θ1 で傾斜して延び、トレッド外側領域では
ブロック中心線が周方向に対して60度の高い角度θ2
で傾斜して延びている。方向性傾斜ブロック3の一部
が、周方向リブ1の周方向連続性を損なうことなしに、
周方向リブ1に食い込むように配置され、方向性傾斜ブ
ロック1の周方向リブに食い込んでいる先端隅部は先細
鋭角形状であり、その角度θ3 は35度である。図2の
A−A断面図に示すように、方向性傾斜ブロック3の少
なくとも周方向リブに食い込んでいる先端隅部のブロッ
ク高さが、周方向リブ1に食い込むにしたがい徐々に低
くなり、周方向リブの高さの20%で終端している。方
向性傾斜ブロック2、3は中央周方向リブ1の左右に、
周方向に半ピッチずれて配置されている。図2のA−A
断面図に示すように、内側広幅ブロック3のブロック高
さが、トレッド内側領域で中央周方向リブ1と同じ高さ
で、トレッド外側領域で中央周方向リブ1の高さの20
%であって、図3のB−B断面図に示すように、外側広
幅ブロック2のブロック高さが、トレッド外側領域で中
央周方向リブ1と同じ高さで、トレッド内側領域で中央
周方向リブ1の高さの20%である。図2乃至3に示す
ように、方向性傾斜ブロックの高さが、パターン・セン
ターであるタイヤ赤道線Eからトレッド端TEまでの距
離のおよそ40乃至70%の位置で、中央周方向リブ1
と同じ高さから中央周方向リブの高さの20%まで徐々
に変化し、外側広幅ブロック2と内側広幅ブロック3と
が同じ位置で逆方向にブロックの高さを変化することに
よって、周方向に連続する周方向溝6を形成している。
外側広幅ブロック2のブロック高さが中央周方向リブ1
の近傍で徐々に増加し周方向リブ1と同じ高さとなり、
内側広幅ブロック3のブロック高さが中央周方向リブ1
の近傍で徐々に減少し中央周方向リブ1の高さの20%
となっている。
【0016】図4は本発明に従う乗用車用空気入りタイ
ヤの実施例2のトレッド・パターンで、図5はそのC−
C断面図で、実施例1と同様、タイヤ・サイズは225
/50R16で、トレッド幅TWは200mmである。
実施例2のトレッド・パターンは、パターン・センター
であるタイヤ赤道線Eとトレッド両端部TEの中間点近
傍に中間周方向リブ5が配置され、方向性傾斜ブロック
7が中間周方向リブ5のトレッド端部TE側に配置さ
れ、中央周方向リブ1の左右に配置された方向性傾斜ブ
ロック6と該中間周方向リブとの間に周方向溝8が形成
されていることを除き、実施例1のトレッド・パターン
とほぼ同様である。図6は本発明に従う乗用車用空気入
りタイヤの実施例3のトレッド・パターンで、図7はそ
のD−D断面図で、実施例1乃至2と同様、タイヤ・サ
イズは225/50R16で、トレッド幅TWは200
mmである。実施例3のトレッド・パターンは、方向性
傾斜ブロック7、9が中間周方向リブ5の左右に配置さ
れ、中央周方向リブ1の左右に配置された方向性傾斜ブ
ロック6と中間周方向リブ5のパターン・センター側に
配置された方向性傾斜ブロック9との間に周方向溝8が
形成されていることを除き、実施例1のトレッド・パタ
ーンとほぼ同様である。
ヤの実施例2のトレッド・パターンで、図5はそのC−
C断面図で、実施例1と同様、タイヤ・サイズは225
/50R16で、トレッド幅TWは200mmである。
実施例2のトレッド・パターンは、パターン・センター
であるタイヤ赤道線Eとトレッド両端部TEの中間点近
傍に中間周方向リブ5が配置され、方向性傾斜ブロック
7が中間周方向リブ5のトレッド端部TE側に配置さ
れ、中央周方向リブ1の左右に配置された方向性傾斜ブ
ロック6と該中間周方向リブとの間に周方向溝8が形成
されていることを除き、実施例1のトレッド・パターン
とほぼ同様である。図6は本発明に従う乗用車用空気入
りタイヤの実施例3のトレッド・パターンで、図7はそ
のD−D断面図で、実施例1乃至2と同様、タイヤ・サ
イズは225/50R16で、トレッド幅TWは200
mmである。実施例3のトレッド・パターンは、方向性
傾斜ブロック7、9が中間周方向リブ5の左右に配置さ
れ、中央周方向リブ1の左右に配置された方向性傾斜ブ
ロック6と中間周方向リブ5のパターン・センター側に
配置された方向性傾斜ブロック9との間に周方向溝8が
形成されていることを除き、実施例1のトレッド・パタ
ーンとほぼ同様である。
【0017】図8に示す従来例の空気入りタイヤは、従
来の空気入りタイヤのトレッド・パターンの典型的な例
であって、図示のように5本の周方向溝と多数の方向性
傾斜溝が周方向に間隔を置いて配置されている。タイヤ
・サイズは225/50R16で、トレッド幅TWは約
200mmであって、いずれも上記実施例と同じであ
る。トレッド中央に設けられた周方向溝(63)は幅4
mmの狭い溝であるが、その左右に溝幅11mmの一対
の周方向溝(62、64)が設けられ、さらに、トレッ
ド両端部からトレッド中央部に向かってトレッド幅の約
1/4に相当する個所に溝幅10mmの一対の周方向溝
(61、65)が設けられ、この4本の太い周方向溝と
多数の方向性傾斜溝(71、72、73、74、75、
76)が濡れた路面上をタイヤが走行するときの排水性
に大きく寄与することを狙ったタイヤである。
来の空気入りタイヤのトレッド・パターンの典型的な例
であって、図示のように5本の周方向溝と多数の方向性
傾斜溝が周方向に間隔を置いて配置されている。タイヤ
・サイズは225/50R16で、トレッド幅TWは約
200mmであって、いずれも上記実施例と同じであ
る。トレッド中央に設けられた周方向溝(63)は幅4
mmの狭い溝であるが、その左右に溝幅11mmの一対
の周方向溝(62、64)が設けられ、さらに、トレッ
ド両端部からトレッド中央部に向かってトレッド幅の約
1/4に相当する個所に溝幅10mmの一対の周方向溝
(61、65)が設けられ、この4本の太い周方向溝と
多数の方向性傾斜溝(71、72、73、74、75、
76)が濡れた路面上をタイヤが走行するときの排水性
に大きく寄与することを狙ったタイヤである。
【0018】図1乃至7に示す上記本発明に従う実施例
1乃至3の乗用車用空気入りタイヤと図8に示す上記従
来例の乗用車用空気入りタイヤについて、ハイドロ・プ
レーニング特性、耐偏摩耗特性およびドライ路面での操
縦安定性の評価試験を実施した。テスト条件はタイヤ内
圧2.3Kg/cm2 、直線ハイドロ・プレーニング特
性は水深5mmのウエット路面走行時のテスト・ドライ
バーによるハイドロ・プレーニングの発生限界速度のフ
ィーリング評価、コーナリング時のハイドロ・プレーニ
ング特性は水深5mmの半径80mのテスト・コース路
面通過時の限界横Gの測定値とテスト・ドライバーによ
るハイドロ・プレーニングの発生限界速度のフィーリン
グ評価との総合評価、耐偏摩耗特性は高速道路、山坂路
および市街地路を含めた1万km走行後の隣接ブロック
間の段差測定値と目視評価との総合評価、ドライ路面で
の操縦安定性はドライ状態のサーキット・コースを種々
の走行モードによりスポーツ走行したときのテスト・ド
ライバーのフィーリング評価結果である。
1乃至3の乗用車用空気入りタイヤと図8に示す上記従
来例の乗用車用空気入りタイヤについて、ハイドロ・プ
レーニング特性、耐偏摩耗特性およびドライ路面での操
縦安定性の評価試験を実施した。テスト条件はタイヤ内
圧2.3Kg/cm2 、直線ハイドロ・プレーニング特
性は水深5mmのウエット路面走行時のテスト・ドライ
バーによるハイドロ・プレーニングの発生限界速度のフ
ィーリング評価、コーナリング時のハイドロ・プレーニ
ング特性は水深5mmの半径80mのテスト・コース路
面通過時の限界横Gの測定値とテスト・ドライバーによ
るハイドロ・プレーニングの発生限界速度のフィーリン
グ評価との総合評価、耐偏摩耗特性は高速道路、山坂路
および市街地路を含めた1万km走行後の隣接ブロック
間の段差測定値と目視評価との総合評価、ドライ路面で
の操縦安定性はドライ状態のサーキット・コースを種々
の走行モードによりスポーツ走行したときのテスト・ド
ライバーのフィーリング評価結果である。
【0019】評価結果は従来例の空気入りタイヤの結果
を100とした指数表示で示してあり、数字が大きいほ
ど性能が優れていることを示している。評価結果のまと
めを表1に示す。
を100とした指数表示で示してあり、数字が大きいほ
ど性能が優れていることを示している。評価結果のまと
めを表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】表1に示された結果から、本発明に従う実
施例の乗用車用空気入りタイヤは上記従来例の乗用車用
空気入りタイヤに比べて、ドライ路面での操縦安定性お
よび耐偏摩耗特性のいずれにおいても同等または優れた
性能を維持しながら、ハイドロ・プレーニング特性では
優れていることが分かった。
施例の乗用車用空気入りタイヤは上記従来例の乗用車用
空気入りタイヤに比べて、ドライ路面での操縦安定性お
よび耐偏摩耗特性のいずれにおいても同等または優れた
性能を維持しながら、ハイドロ・プレーニング特性では
優れていることが分かった。
【0022】
【発明の効果】本発明では、スポーツ走行にも対応でき
る運動性能を重視した高運動性能タイヤであって、しか
も耐偏摩耗性能やドライ路面上での操縦安定性能を低下
することなく、ウエット路面での操縦安定性やハイドロ
・プレーニング特性の優れた、乗用車用空気入りタイヤ
に用いられる新規なトレッド・パターンを提供すること
が可能となった。
る運動性能を重視した高運動性能タイヤであって、しか
も耐偏摩耗性能やドライ路面上での操縦安定性能を低下
することなく、ウエット路面での操縦安定性やハイドロ
・プレーニング特性の優れた、乗用車用空気入りタイヤ
に用いられる新規なトレッド・パターンを提供すること
が可能となった。
【図1】本発明による空気入りタイヤのトレッド・パタ
ーン図である。
ーン図である。
【図2】上記トレッド・パターンのA−A断面図であ
る。
る。
【図3】上記トレッド・パターンのB−B断面図であ
る。
る。
【図4】本発明による空気入りタイヤのトレッド・パタ
ーン図である。
ーン図である。
【図5】上記トレッド・パターンのC−C断面図であ
る。
る。
【図6】本発明による空気入りタイヤのトレッド・パタ
ーン図である。
ーン図である。
【図7】上記トレッド・パターンのD−D断面図であ
る。
る。
【図8】従来の典型的な空気入りタイヤのトレッド・パ
ターン図である。
ターン図である。
TD パターン・センターからトレッド端までの距離 E タイヤ赤道線 R タイヤの回転方向 TE トレッド端 TW トレッド幅 θ1 トレッド内側領域における周方向に対するブロッ
ク中心線の角度 θ2 トレッド外側領域における周方向に対するブロッ
ク中心線の角度 θ3 方向性傾斜ブロック先端隅部の角度 1 中央周方向リブ 2 方向性傾斜ブロック 3 方向性傾斜ブロック 4 周方向溝 5 中間周方向リブ 6 方向性傾斜ブロック 7 方向性傾斜ブロック 8 周方向溝 9 方向性傾斜ブロック
ク中心線の角度 θ2 トレッド外側領域における周方向に対するブロッ
ク中心線の角度 θ3 方向性傾斜ブロック先端隅部の角度 1 中央周方向リブ 2 方向性傾斜ブロック 3 方向性傾斜ブロック 4 周方向溝 5 中間周方向リブ 6 方向性傾斜ブロック 7 方向性傾斜ブロック 8 周方向溝 9 方向性傾斜ブロック
Claims (9)
- 【請求項1】 周方向に連続して延びる少なくとも1本
の周方向リブと、該周方向リブから周方向に対して傾斜
して延び、周方向に間隔を置いて設けられた多数の方向
性傾斜ブロックとを備えた方向性トレッド・パターンを
有する空気入りタイヤにおいて、(1)該方向性傾斜ブ
ロックの一部が、該周方向リブの周方向連続性を損なう
ことなしに、該周方向リブに食い込むように配置され、
(2)該方向性傾斜ブロックの該周方向リブに食い込ん
でいる先端隅部は先細鋭角形状であり、(3)該方向性
傾斜ブロックの少なくとも該周方向リブに食い込んでい
る先端隅部のブロック高さが、該周方向リブに食い込む
にしたがい徐々に低くなり、該周方向リブの高さの0乃
至20%で終端することを特徴とする空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 該方向性傾斜ブロックの、該周方向リブ
に食い込んでいて、先細鋭角形状を形成している先端隅
部の角度が20乃至90度であることを特徴とする請求
項1記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項3】 該方向性傾斜ブロックの、該周方向リブ
に食い込んでいて、先細鋭角形状を形成している先端隅
部の角度が30乃至70度であることを特徴とする請求
項1乃至2記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項4】 該方向性傾斜ブロックが該周方向リブの
中央部まで食い込んで終端することを特徴とする請求項
1乃至3記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項5】 該周方向リブがパターン・センターに配
置されて中央周方向リブを形成し、該方向性傾斜ブロッ
クが該中央周方向リブの左右に配置されていることを特
徴とする請求項1乃至4記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項6】 該方向性傾斜ブロックが該中央周方向リ
ブの左右に、周方向に半ピッチずれて配置されているこ
とを特徴とする請求項5記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項7】 該方向性傾斜ブロックが該中央周方向リ
ブの左右からトレッド両端部まで連続して延び、該方向
性傾斜ブロックのブロック中心線が、トレッド内側領域
では周方向に対して20乃至40度程度の低い角度で傾
斜して延び、トレッド外側領域では周方向に対して60
乃至70度程度の高い角度で傾斜して延びていることを
特徴とする請求項5乃至6記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項8】 該周方向リブがパターン・センターとト
レッド両端部の中間点近傍に配置されて2本の中間周方
向リブを形成し、該方向性傾斜ブロックが該中間周方向
リブのトレッド端部側に配置され、該中央周方向リブの
左右に配置された該方向性傾斜ブロックと該中間周方向
リブとの間に周方向溝が形成されていることを特徴とす
る請求項5乃至6記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項9】 該周方向リブがパターン・センターとト
レッド両端部の中間点近傍に配置されて2本の中間周方
向リブを形成し、該方向性傾斜ブロックが該中間周方向
リブの左右に配置され、該中央周方向リブの左右に配置
された該方向性傾斜ブロックと該中間周方向リブのパタ
ーン・センター側に配置された該方向性傾斜ブロックと
の間に周方向溝が形成されていることを特徴とする請求
項5乃至6記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7152080A JPH092021A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 方向性傾斜ブロックを有する高運動性能空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7152080A JPH092021A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 方向性傾斜ブロックを有する高運動性能空気入りタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH092021A true JPH092021A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15532622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7152080A Pending JPH092021A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 方向性傾斜ブロックを有する高運動性能空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH092021A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002114009A (ja) * | 2000-10-10 | 2002-04-16 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
| JP2002240513A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-28 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
| JP2003025810A (ja) * | 2001-05-11 | 2003-01-29 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
| US6799616B2 (en) * | 2000-01-17 | 2004-10-05 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire including auxiliary land part having slope |
| EP1386758A4 (en) * | 2001-05-11 | 2005-01-19 | Bridgestone Corp | TIRE |
| EP1506884A1 (de) * | 2003-08-09 | 2005-02-16 | Continental Aktiengesellschaft | Laufflächenprofil eines Fahrzeugluftreifens |
| JP2006076349A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-23 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
| JP2013091432A (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-16 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
-
1995
- 1995-06-19 JP JP7152080A patent/JPH092021A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6799616B2 (en) * | 2000-01-17 | 2004-10-05 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire including auxiliary land part having slope |
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| EP1386758A4 (en) * | 2001-05-11 | 2005-01-19 | Bridgestone Corp | TIRE |
| US7281554B2 (en) | 2001-05-11 | 2007-10-16 | Bridgestone Corproation | Pneumatic tire with tread having blocks including highland portions and convex surface that is smoothly chamfered and defines line edge at the top of block sidewall |
| CN100441430C (zh) * | 2001-05-11 | 2008-12-10 | 株式会社普利司通 | 充气轮胎 |
| EP1506884A1 (de) * | 2003-08-09 | 2005-02-16 | Continental Aktiengesellschaft | Laufflächenprofil eines Fahrzeugluftreifens |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040113 |