JPH09202295A - 船外機のプロペラ保護装置 - Google Patents

船外機のプロペラ保護装置

Info

Publication number
JPH09202295A
JPH09202295A JP3537996A JP3537996A JPH09202295A JP H09202295 A JPH09202295 A JP H09202295A JP 3537996 A JP3537996 A JP 3537996A JP 3537996 A JP3537996 A JP 3537996A JP H09202295 A JPH09202295 A JP H09202295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propeller
casing
guard bar
water
rear end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3537996A
Other languages
English (en)
Inventor
Senju Saito
千寿 斉藤
Yasunari Okamoto
康成 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Marine Co Ltd
Original Assignee
Sanshin Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanshin Kogyo KK filed Critical Sanshin Kogyo KK
Priority to JP3537996A priority Critical patent/JPH09202295A/ja
Publication of JPH09202295A publication Critical patent/JPH09202295A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロペラに水草が巻き付かないようにこれを
保護した場合に、船の推進時の水の抵抗や、操舵時の水
の抵抗が小さく抑えられるようにする。 【解決手段】 船体3の後部に取り付けられる推進ユニ
ット12を設ける。この推進ユニット12から後方に向
って突設されるパイプ状ケーシング17を設ける。この
ケーシング17と同じ軸心20上でこのケーシング17
にプロペラ軸18を嵌入する。このプロペラ軸18をそ
の軸心20回りに回転自在となるよう上記ケーシング1
7に支承させる。同上プロペラ軸18の前端部を上記推
進ユニット12の出力部側に連動連結し、後端にプロペ
ラ19を取り付ける。上記ケーシング17から上記プロ
ペラ19の回転軌跡のほぼ下端に向うように突出し、か
つ、後方に向うに従い上記ケーシング17から漸次離れ
るようほぼ直接的に延びるガードバー47を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船推進用のプロペ
ラに水草が絡み付かないようにする船外機のプロペラ保
護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船外機は、通常、船体の後部に取り付け
られる推進ユニットを備え、この推進ユニットから後方
に向ってパイプ状ケーシングが突設されている。このケ
ーシングと同じ軸心上でこのケーシングにプロペラ軸が
嵌入され、このプロペラ軸がその軸心回りに回転自在と
なるよう上記ケーシングに支承され、同上プロペラ軸の
前端部が上記推進ユニットの出力部側に連動連結され、
後端にプロペラが取り付けられている。
【0003】そして、上記プロペラ軸の後端をプロペラ
と共に水没させた状態で、上記推進ユニットを駆動させ
れば、上記プロペラ軸がその軸心回りに回転し、かつ、
これに連動する上記プロペラが水中で回転し、これによ
り、船が前進させられるようになっている。
【0004】ところで、船が河川や海岸などの水深の浅
いところを前進する場合で、その水底の土壌に水草が生
えている場合には、上記ケーシングの長手方向の中途部
に水草が絡み付くことがある。この場合、この水草は船
の前進に伴って、上記ケーシングに沿って後方に移動
し、回転している上記プロペラに巻き付き、もって、船
の円滑な前進が阻害されるおそれがある。
【0005】そこで、第1の従来の技術として、上記ケ
ーシングから下方に向うように突出し、その上下の幅寸
法が後方に向うに従い大きくなる三角形状のガードプレ
ートを設け、このガードプレートの後部下端を上記プロ
ペラの回転軌跡の下縁よりもわずかに下方に位置させた
ものが提案されている。
【0006】これによれば、船の前進時に、ケーシング
に絡み付こうとする水草は上記ガードプレートに絡み付
き、船の前進に伴い上記ガードプレートの後下がりの前
下縁に案内されて、このガードプレートの後部下端に達
し、ここから後下方に向って水中に解放される。このよ
うにして、上記水草が上記プロペラに巻き付くことが防
止される。
【0007】また、第2の従来の技術として、ケーシン
グから下方に向って突出するガードバーを設け、このガ
ードバーをプロペラの前方近傍に位置させたものが提案
されている。
【0008】これによれば、船の前進時に、水草がケー
シングに絡み付いたとき、その水草は船の前進に伴い上
記ケーシングに沿って後方に移動するが、上記プロペラ
に巻き付こうとする手前で、上記ガードバーによりそれ
以上の後方移動が阻止され、これにより、水草がプロペ
ラに巻き付くことが防止される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した第1
の従来の技術によると、ガードプレートは側面視の面積
が大きいため、船の推進時における水の抵抗が大きくな
る。また、特に、船を操舵させようとして、推進ユニッ
トと共に、ケーシング、プロペラ軸、およびプロペラを
左右のいずれかに回動させようとするとき、これと共
に、回動させられるガードプレートの水の抵抗が極めて
大きくなるという問題がある。
【0010】また、前記した第2の従来の技術による
と、ガードバーには短時間に大量の水草が急速に絡み付
くおそれがあって、この場合には、水草はガードバーか
ら外れにくくなり、このため、上記第1の従来の技術と
同じように、推進時や操舵時の水の抵抗が大きくなると
いう問題がある。
【0011】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、プロペラに水草が巻き付かないようにこ
れを保護した場合に、船の推進時の水の抵抗や、操舵時
の水の抵抗が小さく抑えられるようにすることを課題と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の船外機のプロペラ保護装置は、次の如くであ
る。
【0013】請求項1の発明は、船体3の後部に取り付
けられる推進ユニット12を設け、この推進ユニット1
2から後方に向って突設されるパイプ状ケーシング17
を設け、このケーシング17と同じ軸心20上でこのケ
ーシング17にプロペラ軸18を嵌入し、このプロペラ
軸18をその軸心20回りに回転自在となるよう上記ケ
ーシング17に支承させ、同上プロペラ軸18の前端部
を上記推進ユニット12の出力部側に連動連結し、後端
にプロペラ19を取り付けた船外機において、上記ケー
シング17から上記プロペラ19の回転軌跡のほぼ下端
に向うように突出し、かつ、後方に向うに従い上記ケー
シング17から漸次離れるようほぼ直接的に延びるガー
ドバー47を設けたものである。
【0014】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、ガードバー47よりも後方で、ケーシング17から
下方に向って突出する他のガードバー48を設け、この
他のガードバー48をプロペラ19の前方近傍に位置さ
せたものである。
【0015】請求項3の発明は、請求項2の発明に加え
て、他のガードバー48の下端を後方に向って折り曲
げ、この折り曲げ部48aをプロペラ19の回転軌跡の
下方近傍に位置させると共に、同上折り曲げ部48aの
後端を上記プロペラ19の回転軌跡の後面よりも後側に
位置させたものである。
【0016】請求項4の発明は、請求項2、もしくは3
の発明に加えて、ガードバー47の後端47aと、他の
ガードバー48の下端との間に隙間50を設けたもので
ある。
【0017】請求項5の発明は、船体3の後部に取り付
けられる推進ユニット12を設け、この推進ユニット1
2から後方に向って突設されるパイプ状ケーシング17
を設け、このケーシング17と同じ軸心20上でこのケ
ーシング17にプロペラ軸18を嵌入し、このプロペラ
軸18をその軸心20回りに回転自在となるよう上記ケ
ーシング17に支承させ、同上プロペラ軸18の前端部
を上記推進ユニット12の出力部側に連動連結し、後端
にプロペラ19を取り付け、このプロペラ19を上記プ
ロペラ軸18の後端に外嵌されて固着される円筒状のボ
ス部19bと、このボス部19bの外周面から外方に突
設されるプロペラ本体19cとで構成した船外機4にお
いて、上記ケーシング17の後端17aに上記ボス部1
9bの前端を嵌入させ、上記プロペラ本体19cにおけ
る上記ボス部19bとの結合部の前縁を、上記ケーシン
グ17の後端17aの近傍に位置させたものである。
【0018】以下、本発明の実施の形態を図面により説
明する。
【0019】図において、符号1は船であり、矢印Fr
はこの船1の前方を示している。なお、下記する左右と
は上記前方に向っての船1の幅方向をいうものとする。
【0020】上記船1は、河川や海岸など水深の浅いと
ころの水面2上に浮かべられたカヌー等のFRP製の船
体3と、この船体3を前、後進可能に推進させる船外機
4とで構成されている。
【0021】上記船外機4につき説明すると、上記船体
3の後部に第1ブラケット5が固着されている。この第
1ブラケット5は上記船体3の後部上面6に着脱自在に
固着された基部ブラケット7と、上記船体3の後部の後
方近傍で、上記基部ブラケット7の後部から下方に向っ
て突出する突出ブラケット8とで構成されている。この
突出ブラケット8の下端部には第2ブラケット10が取
り付けられ、この第2ブラケット10に軸心が左右に延
びる枢支軸11により、推進ユニット12が上下に回動
自在に枢支されている。
【0022】上記第2ブラケット10は、上記突出ブラ
ケット8の下端部に取り付けられた基部ブラケット14
と、この基部ブラケット14に支持されて軸心がほぼ垂
直の操舵軸15と、この操舵軸15により上記基部ブラ
ケット14に対し左右に回動自在に枢支される回動ブラ
ケット16とで構成されている。この回動ブラケット1
6は上記操舵軸15側から後方に向って突出し、この突
出端部が上記操舵軸15回りで左右に回動する回動端と
なっている。そして、上記回動ブラケット16の回動端
に前記した枢支軸11により推進ユニット12が枢支さ
れている。これにより、上記船体3の後部に対し、上記
操舵軸15により推進ユニット12が左右に回動自在に
枢支されている。
【0023】上記推進ユニット12から後方に向って直
線的に突設される円形パイプ状の金属製ケーシング17
が設けられ、このケーシング17の前端部は上記推進ユ
ニット12のケース31に固着されている。このケーシ
ング17と同じ軸心20で、このケーシング17にプロ
ペラ軸18が嵌入され、このプロペラ軸18はその軸心
20回りに回転自在となるよう軸受21により上記ケー
シング17に支承されている。
【0024】上記プロペラ軸18の前端部は上記推進ユ
ニット12の出力部側に連動連結され、同上プロペラ軸
18の後端にはプロペラ19が取り付けられている。こ
のプロペラ19は、上記プロペラ軸18の後端にスプラ
インにより外嵌して締結具19aにより着脱自在に固着
される円筒状のボス部19bと、このボス部19bの外
周面からほぼ径方向の外方に向って突設されるプロペラ
本体19cとで構成されている。上記ケーシング17、
プロペラ軸18、およびプロペラ19は上記枢支軸11
と操舵軸15のそれぞれの軸心回りで上記推進ユニット
12と共に一体的に回動可能とされている。
【0025】上記推進ユニット12は、駆動源であって
内燃機関であるエンジン22と、このエンジン22から
出力される動力を上記プロペラ軸18に伝達する動力伝
達装置23とを備えている。上記エンジン22はクラン
クケース24と、このクランクケース24内でこのクラ
ンクケース24に支承される軸心がほぼ垂直のクランク
軸25と、上記クランクケース24から前方に向って突
設されるシリンダ26と、このシリンダ26内に摺動自
在に嵌入されるピストン27と、このピストン27を上
記クランク軸25に連結させる連接棒28とを備えてい
る。また、上記エンジン22に対し燃料を供給する燃料
タンク29が設けられている。
【0026】上記動力伝達装置23は、上下方向に長い
筒状のケース31を有し、このケース31の上端は上記
クランクケース24に固着されている。また、同上ケー
ス31の下端部は、上記枢支軸11により第2ブラケッ
ト10の回動ブラケット16の突出端部に枢支されてい
る。上記ケース31内には軸心がほぼ垂直で上記クラン
ク軸25と同軸上に動力伝達軸32が設けられ、この動
力伝達軸32はその軸心回りに回転自在となるよう上記
ケース31に支承されている。そして、上記動力伝達軸
32の上端は上記クランク軸25に連動連結されてい
る。
【0027】上記動力伝達装置23は、前記推進ユニッ
ト12の出力部側である上記動力伝達軸32の下端部
に、上記回転軸34の前端部を連動連結させるベベルギ
ヤ組である連動手段36を備えている。この連動手段3
6は、上記動力伝達軸32の下端に取り付けられる駆動
ギヤ37と、上記回転軸34の前端部に支承される前後
一対の正転ギヤ38と逆転ギヤ39とで構成され、これ
ら正、逆転ギヤ38,39は上記軸心20回りで互いに
相対回転自在とされている。これら正転ギヤ38と逆転
ギヤ39とは上記駆動ギヤ37に噛合させられて、軸心
20回りで互いに逆回転することとされている。上記正
転ギヤ38と逆転ギヤ39のいずれか一方だけを選択的
に上記回転軸34に連結させるドッグクラッチ式の切り
替え手段40が設けられている。
【0028】上記推進ユニット12のシリンダ26の突
出端から前方に向って直線的に突出する操作ハンドル4
2が設けられている。この操作ハンドル42の前端に操
作用の把持部43が設けられている。
【0029】上記把持部43の近傍で、操作ハンドル4
2にはレバー式のエンジン操作部44と、レバー式の
前、後進操作部45とが取り付けられている。上記エン
ジン操作部44は不図示のワイヤーにより上記エンジン
22の気化器のスロットル弁に連結され、上記前、後進
操作部45はロッド46により上記切り替え手段40に
連結されている。
【0030】上記ケーシング17には、その長手方向中
途部から後下方に向って突出するガードバー47と、同
上ケーシング17の後端から下方に向って突出する他の
ガードバー48とが設けられている。これらガードバー
47と他のガードバー48は、上記プロペラ軸18とプ
ロペラ19に水草が絡み付くことを防止して、このプロ
ペラ19を水草から保護する。
【0031】上記船1の操作につき説明する。
【0032】図は、推進ユニット12と共にケーシング
17、プロペラ軸18、およびプロペラ19を上方に回
動させて、このプロペラ19を水面2上に位置させた状
態を示し、上記回動は、船1を停止させた時や、上記ケ
ーシング17やプロペラ軸18に絡み付いた水草を除去
する際になされる。
【0033】船1を推進させようとするときには、乗員
が上記操作ハンドル42の把持部43を把持して上方に
回動操作することにより、上記推進ユニット12と共に
ケーシング17、プロペラ軸18、およびプロペラ19
を下方に回動させ、上記ケーシング17とプロペラ軸1
8を後下がりの姿勢にさせ、これらケーシング17とプ
ロペラ軸18の各後端をプロペラ19と共に水面2下に
水没させる。
【0034】そして、エンジン22を駆動させ、エンジ
ン操作部44の操作によりその動力の大きさを調整する
と共に、上記前、後進操作部45を操作してエンジン2
2の動力を上記動力伝達装置23の動力伝達軸32、駆
動ギヤ37、および正転ギヤ38を介してプロペラ軸1
8に伝達させる。すると、このプロペラ軸18がその軸
心20回りで所定の正転方向に回転し、これに連動して
上記プロペラ19が水中で正転し、船1が前進させられ
る。
【0035】一方、上記前、後進操作部45を操作して
エンジン22の動力を上記動力伝達装置23の動力伝達
軸32、駆動ギヤ37、および逆転ギヤ39を介してプ
ロペラ軸18に伝達させる。すると、このプロペラ軸1
8はその軸心20回りで前記した所定方向とは逆に回転
し、これに連動して上記プロペラ19が水中で逆転し、
船1が後進させられる。
【0036】また、上記した船1の推進時に、この船1
を操舵させようとするときには、同上操作ハンドル42
の把持部43を把持して、左右のいずれかに回動操作す
る。すると、上記推進ユニット12と共にケーシング1
7、プロペラ軸18、およびプロペラ19が左右のいず
れかに回動し、これにより、船1は左右の所望方向へ操
舵される。
【0037】上記構成において、ケーシング17の長手
方向の中途部であるその前部下面から上記プロペラ19
のプロペラ本体19cの回転軌跡のほぼ下端に向うよう
突出する断面円形の金属製ガードバー47が設けられて
いる。このガードバー47は後方に向うに従い上記ケー
シング17から漸次離れるようほぼ直線的に延び、その
後端47aは自由端となっている。また、上記軸心20
を水平にみたとき、上記ガードバー47の後端47aは
上記プロペラ本体19cの回転軌跡よりも下側に位置し
ている。
【0038】このため、船1の前進時に、ケーシング1
7に絡み付こうとする水草は上記ガードバー47に絡み
付き、この水草は船1の前進に伴う水流の力で上記ガー
ドバー47に沿って直線的に、つまり、円滑に案内され
ながらこのガードバー47の後端47aに向い、この後
端47aに達した水草は、ここから後下方に向って水中
に解放される。これにより、上記水草が上記プロペラ1
9に巻き付くことが防止される。
【0039】そして、上記の場合、側面視で、ガードバ
ー47は従来のガードプレートに比べて面積が十分に小
さいものであるため、船1の推進時における水の抵抗は
小さく抑えられる。また、特に、船1を操舵させようと
して、推進ユニット12と共にケーシング17、プロペ
ラ軸18、およびプロペラ19を左右のいずれかに回動
させようとするとき、これと共に回動するガードバー4
7の水の抵抗も小さく抑えられる。
【0040】上記の場合、ケーシング17の軸心20と
ガードバー47とがなす交角θは、20°以下であるこ
とが好ましく、このようにすれば、ガードバー47に絡
み付いた水草は、より円滑にその後端47aに案内さ
れ、プロペラ19への巻き付きがより確実に防止され
る。
【0041】上記ガードバー47よりも後方で、同上ケ
ーシング17の後端17aの下面から下方に向って突出
する断面円形の金属製の他のガードバー48が設けられ
ている。この他のガードバー48は上記プロペラ19の
プロペラ本体19cの回転軌跡の前面の前方近傍に位置
させられている。
【0042】このため、船1の前進時に、ガードバー4
7の長手方向の中途部から外れたり、逸れたりした水草
がプロペラ19に向うことは上記他のガードバー48に
よって防止される。
【0043】なお、上記した他のガードバー48はガー
ドバー47の後方に位置していて、水草の絡み付きが抑
制されるため、短時間に多量に絡み付くことは防止され
る。よって、上記他のガードバー48に絡み付いた水草
は、時間の経過と共に、その重み等で他のガードバー4
8の下端側に円滑に案内され、かつ、その下端から順次
後下方に解放される。この結果、上記プロペラ19への
水草の巻き付きはより確実に防止される。
【0044】そして、上記の場合、他のガードバー48
も面積が十分に小さいものであるため、船1の推進時
や、操舵時における水の抵抗は小さく抑えられる。
【0045】上記他のガードバー48の下端は後方に向
って折り曲げられ、この折り曲げ部48aはプロペラ1
9の回転軌跡の下方近傍に位置させられている。また、
同上折り曲げ部48aの後端は上記プロペラ19の回転
軌跡の後面よりも後側に位置させられている。
【0046】このため、上記した他のガードバー48に
絡み付いた水草がその重み等で、上記他のガードバー4
8の下端に達したとき、その水草は上記折り曲げ部48
aに案内されて、より確実にプロペラ19に向わないよ
うにされつつ、その後端から後下方に向って解放され
る。
【0047】また、プロペラ19が水底の岩等に接触す
ることは、上記折り曲げ部48aによって確実に防止さ
れ、このため、プロペラ19の損傷が防止される。
【0048】上記ガードバー47の後端47aと、他の
ガードバー48の下端とは前後に離れて偏位していて、
これらの間には隙間50が設けられている。
【0049】このため、両ガードバー47,48のうち
いずれか一方のガードバーに絡み付いて、その後端側、
もしくは下端側に案内されてきた水草は、もう一方のガ
ードバーに邪魔されることなく、上記隙間50を通して
そのガードバーから円滑に解放される。
【0050】上記の場合、ケーシング17の軸心20を
水平にみたときの上下方向で、この軸心20からガード
バー47の後端47aに至る寸法を第1寸法L1 とし、
同上軸心20から他のガードバー48の折り曲げ部48
aに至る寸法を第2寸法L2とすれば、L1 ≧L2 とさ
れている。
【0051】このため、ガードバー47の後端47aに
達した水草がこの後端47aから水中に解放されると
き、この水草が上記折り曲げ部48aに絡み付くという
ことが防止される。
【0052】上記ケーシング17の軸心20上で、この
ケーシング17の後端17aに、上記ボス部19bの前
端が嵌入され、上記プロペラ本体19cの基部、つま
り、プロペラ本体19cにおける上記ボス部19bとの
結合部の前縁は、上記ケーシング17の後端17aの近
傍に位置させられている。この場合、ケーシング17の
後端17aの内周面と、ボス部19bの前端の外周面と
の間の空間は極めて小さくされている。
【0053】この構成によれば、プロペラ19が水中に
露出する部分がより少なくされ、つまり、回転部分の露
出量が少なくなって、その分、このプロペラ19への水
草の巻き付きがより確実に防止される。
【0054】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0055】請求項1の発明は、船体の後部に取り付け
られる推進ユニットを設け、この推進ユニットから後方
に向って突設されるパイプ状ケーシングを設け、このケ
ーシングと同じ軸心上でこのケーシングにプロペラ軸を
嵌入し、このプロペラ軸をその軸心回りに回転自在とな
るよう上記ケーシングに支承させ、同上プロペラ軸の前
端部を上記推進ユニットの出力部側に連動連結し、後端
にプロペラを取り付けた船外機において、上記ケーシン
グから上記プロペラの回転軌跡のほぼ下端に向うように
突出し、かつ、後方に向うに従い上記ケーシングから漸
次離れるようほぼ直接的に延びるガードバーを設けてあ
る。
【0056】このため、船の前進時に、ケーシングに絡
み付こうとする水草は上記ガードバーに絡み付き、この
水草は船の前進に伴う水流の力で上記ガードバーに沿っ
て直線的に、つまり、円滑に案内されながらこのガード
バーの後端に向い、この後端に達した水草は、ここから
後下方に向って水中に解放される。これにより、上記水
草が上記プロペラに巻き付くことが防止される。
【0057】そして、上記の場合、側面視で、ガードバ
ーは従来のガードプレートに比べて面積が十分に小さい
ものであるため、船の推進時における水の抵抗は小さく
抑えられる。また、特に、船を操舵させようとして推進
ユニットと共にケーシング、プロペラ軸、およびプロペ
ラを左右のいずれかに回動させようとするとき、これと
共に回動させられるガードバーの水の抵抗も小さく抑え
られる。
【0058】請求項2の発明は、ガードバーよりも後方
で、ケーシングから下方に向って突出する他のガードバ
ーを設け、この他のガードバーをプロペラの前方近傍に
位置させてある。
【0059】このため、船の前進時に、ガードバーの長
手方向の中途部から外れたり、逸れたりした水草がプロ
ペラに向うことは上記他のガードバーによって防止され
る。
【0060】よって、上記水草が上記プロペラに巻き付
くことはより確実に防止される。
【0061】なお、上記した他のガードバーはガードバ
ーの後方に位置していて、水草の絡み付きが抑制される
ため、短時間に多量に絡み付くことは防止される。よっ
て、上記他のガードバーに絡み付いた水草は、時間の経
過と共に、その重み等で他のガードバーの下端側に円滑
に案内され、かつ、その下端から順次後下方に解放され
る。この結果、上記プロペラへの水草の巻き付きは更に
確実に防止される。
【0062】そして、上記他のガードバーもガードプレ
ートに比べて面積が十分に小さいものであるため、船の
推進時や、操舵時における水の抵抗は小さく抑えられ
る。
【0063】請求項3の発明は、他のガードバーの下端
を後方に向って折り曲げ、この折り曲げ部をプロペラの
回転軌跡の下方近傍に位置させると共に、同上折り曲げ
部の後端を上記プロペラの回転軌跡の後面よりも後側に
位置させてある。
【0064】このため、上記した他のガードバーに絡み
付いた水草がその重み等で、上記他のガードバーの下端
に達したとき、その水草は上記折り曲げ部に案内され
て、より確実にプロペラに向わないようにされつつ、そ
の後端から後下方に向って解放される。
【0065】よって、上記水草が上記プロペラに巻き付
くことは、更に確実に防止される。
【0066】また、プロペラが水底の岩等に接触するこ
とは、上記折り曲げ部によって確実に防止され、このた
め、プロペラの損傷が防止されるという効果もある。
【0067】請求項4の発明は、ガードバーの後端と、
他のガードバーの下端との間に隙間を設けてある。
【0068】このため、両ガードバーのうちいずれか一
方のガードバーに絡み付いて、その後端側、もしくは下
端側に案内されてきた水草は、もう一方のガードバーに
邪魔されることなく、上記隙間を通してそのガードバー
から円滑に解放される。
【0069】よって、水草がプロペラに巻き付くことが
防止されると共に、船の推進時や操舵時における水の抵
抗は小さく抑えられる。
【0070】請求項5の発明は、船体の後部に取り付け
られる推進ユニットを設け、この推進ユニットから後方
に向って突設されるパイプ状ケーシングを設け、このケ
ーシングと同じ軸心上でこのケーシングにプロペラ軸を
嵌入し、このプロペラ軸をその軸心回りに回転自在とな
るよう上記ケーシングに支承させ、同上プロペラ軸の前
端部を上記推進ユニットの出力部側に連動連結し、後端
にプロペラを取り付け、このプロペラを上記プロペラ軸
の後端に外嵌されて固着される円筒状のボス部と、この
ボス部の外周面から外方に突設されるプロペラ本体とで
構成した船外機において、上記ケーシングの後端に上記
ボス部の前端を嵌入させ、上記プロペラ本体における上
記ボス部との結合部の前縁を、上記ケーシングの後端の
近傍に位置させてある。
【0071】このため、プロペラが水中に露出する部分
がより少なくされ、つまり、回転部分の露出量が少なく
なって、その分、このプロペラへの水草の巻き付きがよ
り確実に防止される。
【0072】そして、上記した水草の巻き付き防止のた
めの構成は、単に、ケーシングの後端にプロペラのボス
部の前端を嵌入させただけのものであるため、水草の巻
き付きの防止が簡単な構成で達成されると共に、別途の
部材がケーシングから突設されない分、船の推進時や、
操舵時の水の抵抗が小さく抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、図2の部分拡大図である。
【図2】図2は、船外機の全体側面図である。
【符号の説明】
1 船 2 水面 3 船体 4 船外機 6 上面 11 枢支軸 12 推進ユニット 15 操舵軸 17 ケーシング 17a 後端 18 プロペラ軸 19 プロペラ 19b ボス部 19c プロペラ本体 20 軸心 22 エンジン 23 動力伝達装置 42 操作ハンドル 43 把持部 47 ガードバー 47a 後端 48 他のガードバー 48a 折り曲げ部 50 隙間 L1 第1寸法 L2 第2寸法

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船体の後部に取り付けられる推進ユニッ
    トを設け、この推進ユニットから後方に向って突設され
    るパイプ状ケーシングを設け、このケーシングと同じ軸
    心上でこのケーシングにプロペラ軸を嵌入し、このプロ
    ペラ軸をその軸心回りに回転自在となるよう上記ケーシ
    ングに支承させ、同上プロペラ軸の前端部を上記推進ユ
    ニットの出力部側に連動連結し、後端にプロペラを取り
    付けた船外機において、 上記ケーシングから上記プロペラの回転軌跡のほぼ下端
    に向うように突出し、かつ、後方に向うに従い上記ケー
    シングから漸次離れるようほぼ直接的に延びるガードバ
    ーを設けた船外機のプロペラ保護装置。
  2. 【請求項2】 ガードバーよりも後方で、ケーシングか
    ら下方に向って突出する他のガードバーを設け、この他
    のガードバーをプロペラの前方近傍に位置させた請求項
    1に記載の船外機のプロペラ保護装置。
  3. 【請求項3】 他のガードバーの下端を後方に向って折
    り曲げ、この折り曲げ部をプロペラの回転軌跡の下方近
    傍に位置させると共に、同上折り曲げ部の後端を上記プ
    ロペラの回転軌跡の後面よりも後側に位置させた請求項
    2に記載の船外機のプロペラ保護装置。
  4. 【請求項4】 ガードバーの後端と、他のガードバーの
    下端との間に隙間を設けた請求項2、もしくは3に記載
    の船外機のプロペラ保護装置。
  5. 【請求項5】 船体の後部に取り付けられる推進ユニッ
    トを設け、この推進ユニットから後方に向って突設され
    るパイプ状ケーシングを設け、このケーシングと同じ軸
    心上でこのケーシングにプロペラ軸を嵌入し、このプロ
    ペラ軸をその軸心回りに回転自在となるよう上記ケーシ
    ングに支承させ、同上プロペラ軸の前端部を上記推進ユ
    ニットの出力部側に連動連結し、後端にプロペラを取り
    付け、このプロペラを上記プロペラ軸の後端に外嵌され
    て固着される円筒状のボス部と、このボス部の外周面か
    ら外方に突設されるプロペラ本体とで構成した船外機に
    おいて、 上記ケーシングの後端に上記ボス部の前端を嵌入させ、
    上記プロペラ本体における上記ボス部との結合部の前縁
    を、上記ケーシングの後端の近傍に位置させた船外機の
    プロペラ保護装置。
JP3537996A 1996-01-29 1996-01-29 船外機のプロペラ保護装置 Pending JPH09202295A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3537996A JPH09202295A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 船外機のプロペラ保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3537996A JPH09202295A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 船外機のプロペラ保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09202295A true JPH09202295A (ja) 1997-08-05

Family

ID=12440271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3537996A Pending JPH09202295A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 船外機のプロペラ保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09202295A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108263587A (zh) * 2018-04-03 2018-07-10 中国科学院大气物理研究所 具有切割功能的无人艇推进装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108263587A (zh) * 2018-04-03 2018-07-10 中国科学院大气物理研究所 具有切割功能的无人艇推进装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1166089A (en) Mounting for marine propulsion device located aft of boat transom
JP5927980B2 (ja) 船外機
US5145427A (en) Steering mechanism for outboard motor
JPS6315200B2 (ja)
JP4297398B2 (ja) 船外機の格納構造
JP4220970B2 (ja) 船舶推進構造および船舶駆動装置
JP3470547B2 (ja) 船外機
US20070123119A1 (en) Outboard motor
KR102284213B1 (ko) 착탈 방식의 포터블 워터 젯 추진기
JP4283627B2 (ja) 船外機
JPH11321791A (ja) 船外機
US5741165A (en) Marine propulsion system
US4838817A (en) Trolling motor having pivotal foot element
US5376027A (en) Marine propulsion mechanism for water craft
JPH09202298A (ja) 船外機
US4030442A (en) Marine propulsion device
JP3326055B2 (ja) 海苔養殖用作業船などの進路制御装置
US6790108B1 (en) Boat propulsion system
JP4279636B2 (ja) 船外機
JP2005105859A (ja) 船外機
JPS6134960Y2 (ja)
JP2021070456A (ja) 船舶
US5697820A (en) Outboard marine propulsion system
JP2020090160A (ja) 船舶、船舶の航行方法
JP4279634B2 (ja) 船外機