JPH09202433A - 搬送物の姿勢変更装置 - Google Patents

搬送物の姿勢変更装置

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JPH09202433A
JPH09202433A JP1125996A JP1125996A JPH09202433A JP H09202433 A JPH09202433 A JP H09202433A JP 1125996 A JP1125996 A JP 1125996A JP 1125996 A JP1125996 A JP 1125996A JP H09202433 A JPH09202433 A JP H09202433A
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roller
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Tsutomu Matsumaru
勉 松丸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段ボール箱等の搬送物を、例えば横置きから
縦置き状態に自動的に姿勢変更させることのできる姿勢
変更装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本姿勢変更装置は、互いに所定の間隔を
おいて配置された第1及び第2のローラ(16,18)
と、これらのローラのそれぞれを正逆いずれかの方向に
選択的に回転駆動させる駆動手段(28,30)と、こ
の駆動手段を制御する制御装置(40)とを備えてい
る。制御装置は、搬送物の前部が第1及び第2のローラ
間に落ち込んだ場合には、第1及び第2のローラを逆回
転させる。これにより、搬送物に第1及び第2のローラ
により回転力が加えられ、姿勢を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送物の姿勢を、
例えば横置き状態から縦置き状態に変えるための姿勢変
更装置に関する。
【0002】
【従来の技術】荷取扱い作業においては、横置き状態で
搬送されてくる段ボール箱を4分の1回転させて縦置き
状態とし、上面側となった部分のフラップをスーテプラ
ー等で封緘する等の作業を行う場合がある。このような
作業で搬送物の姿勢を変える装置としては、特開昭51
−10564号公報に記載されたようなものがある。こ
の装置は、ローラコンベヤ等の搬送装置の途中に、特殊
形状の支持面を有する転倒部材を配置したものであり、
搬送物が転倒部材の支持面に倣って徐々に転倒するよう
に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来装置において、転倒部材の支持面の形状は搬送物の
大きさや重量、重心位置等により定められるため、種々
の搬送物に対応させるためには、複数の転倒部材を予め
用意しておく必要があり、転倒部材の交換にも手間がか
かるという問題点があった。
【0004】また、上記の装置は、自動的に搬送物の姿
勢を変えることはできず、作業員の補助力が必要であっ
た。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、種々の搬送物に対応可能で自動的
に搬送物の姿勢を変えることができる姿勢変更装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、搬送物の姿勢を変える姿勢変更装置であ
って、互いに所定の間隔をおいて配置された第1及び第
2のローラと、これらのローラのそれぞれを正逆いずれ
かの方向に選択的に回転駆動させる駆動手段と、この駆
動手段を制御する制御手段とを備えたものを特徴として
いる。特に、制御装置は、第1のローラから第2のロー
ラに向かう方向に搬送されてくる搬送物の前部が第1の
ローラと第2のローラとの間に落ち込んだ場合には、搬
送物が後退する方向に第1及び第2のローラを回転さ
せ、搬送物の前部が第2のローラを越えた後、当該搬送
物の後部が第1のローラと第2のローラとの間に落ち込
んだ場合には、搬送物が前進する方向に第1及び第2の
ローラを回転させるよう、駆動手段を制御するよう構成
されている。また、本発明による姿勢変更装置は、搬送
物の前部又は後部が第1のローラと第2のローラとの間
に落ち込んだことを制御手段に認識させる認識手段も備
えている。
【0007】このような構成において、第1のローラと
第2のローラとの間の間隔を、通常の直方体形状の搬送
物の前面から重心までの長さよりも大きく設定した場
合、搬送物の前部が第1のローラと第2のローラとの間
に落ち込み、搬送物の前面は第2のローラにより支持さ
れ、下面は第1のローラにより支持される。かかる状態
において、上記構成では第1及び第2のローラが搬送物
の後退方向に回転されるが、その際、搬送物の下面は第
1のローラにより上方に引き上げられる。そして、最終
的には、搬送物の前面であった面が第1及び第2のロー
ラにより支持され、搬送物は90度回転されたこととな
る。
【0008】また、例えば搬送物の重心が後部側に偏っ
ており、第1及び第2のローラ間の間隔が、搬送物の重
心から前面までの長さよりも大きいが、搬送物の重心か
ら後面までの長さよりも小さい場合、当該搬送物は第1
及び第2のローラ間には落ち込まず、第2のローラを越
えて進もうとする。しかし、搬送物の後部は第1及び第
2のローラ間に落ち込み、搬送物の後面が第1のローラ
により支持され、下面が第2のローラにより支持される
状態となる。この場合、第1及び第2のローラは順転す
るため、第2のローラにより搬送物の下面が引き上げら
れ、搬送物の後面であった面が下面となる。
【0009】なお、制御手段が、搬送物の一部がローラ
間に落ち込んだことを認識する手段としては、作業員か
らのキー入力による手段も考えられるが、光センサ等の
検知器を適所に配し、そこからの信号に基づき搬送物の
状態を認識できるようにするのが好適である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の好適な
実施形態について詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明に従って構成された荷姿勢
変更装置の一実施形態を示している。図示の荷姿勢変更
装置は基本的にはローラコンベヤから成るものであり、
互いに対向配置された1対のサイドフレーム10(一方
のみ示す)間に所定の間隔で横架された多数のローラ1
2,14,16,18を備えている。ローラ12〜18
は上流側と下流側との2つの群に分けられており、両者
間には間隙部20が設けられている。ここで、間隙部2
0の両側に位置する2本のローラのうち、上流側のもの
を第1のローラ16、下流側のものを第2のローラ18
と称することとする。
【0012】ローラ12〜18の下側には1本の駆動軸
22が配置され、一方のサイドフレーム10に沿ってそ
のほぼ全長にわたって延びている。駆動軸22にはロー
ラ12〜18と同数のプーリ24が、対応のローラ12
〜18の直下にて固定されている。第1及び第2のロー
ラ16,18を除く各ローラ12,14と対応のプーリ
24との間には無端状のベルト26が掛け渡されてい
る。従って、駆動軸22に駆動源(図示せず)を接続し
て回転させると、ローラ12,14は全て同一方向に回
転駆動され、その上に載置された搬送物Pは矢印A方向
に搬送されることとなる。
【0013】第1及び第2のローラ16,18について
は、それぞれ、駆動軸22のプーリ24に対して回転方
向切換装置28,30を介して連結されている。より詳
細には、回転方向切換装置28,30の入力軸28a,
30aのプーリ32と駆動軸22のプーリ24とがベル
ト34で連結され、出力軸28b,30bのプーリ36
とローラ16,18とがベルト38により連結されてい
る。回転方向切換装置28,30は、図示しないが、例
えばクラッチと複数の歯車とを備える周知の構造であ
り、制御信号を受けることにより出力軸28b,30b
の回転方向を切り換えることができるようになってい
る。また、この回転方向切換装置28,30は、所定の
制御信号を受けると、入力軸28a,30aと出力軸2
8b,30bとの間の動力伝達経路が切り離され、出力
軸28b,30bが回転自在となるよう構成されてい
る。
【0014】回転方向切換装置28,30に対する制御
信号はマイクロコンピュータ等の制御装置40から発せ
られる。制御装置40は搬送物Pの挙動に応じて制御信
号を発するが、搬送物Pの挙動を認識するために、図示
実施形態の荷姿勢変更装置においては複数の光センサ4
2,44,46が設置され、それぞれの出力端子が制御
装置40の入力部に接続されている。
【0015】光センサの数及び設置位置は種々考えられ
るが、この実施形態では3個の光センサが用いられてい
る。第1の光センサ42は、搬送物Pが第1のローラ1
6に到達したことを検知するためのもので、第1のロー
ラ16の上方に配置されている。また、第2の光センサ
44は、搬送物Pが第2のローラ18を通過したことを
検知するためのものであり、第2のローラ18の上方、
やや下流側に配置されている。第3の光センサ46は、
搬送物Pの一部が間隙部20に落ち込んだことを検知す
るためのもので、間隙部20であって搬送面よりも下方
の適所に取り付けられている。
【0016】なお、第1及び第2のローラ16,18
は、搬送物Pとの間に適当な摩擦が生じるよう、ゴム等
のライニングが施されている。
【0017】このような構成の姿勢変更装置を用いて、
略直方体形状の搬送物Pを横置き状態から縦置き状態に
する場合について次に説明する。この場合、適用される
搬送物Pは、空の段ボール箱のように重心が中心にある
ものであり、図1の実線で示す状態において、前面S1
から重心Gまでの水平方向の長さが第1及び第2のロー
ラ16,18間の間隔よりも小さく、且つ、高さが前記
間隔よりも大きいものとする。
【0018】まず、駆動軸22に接続された駆動源(図
示せず)を作動させると、その駆動力は駆動軸22及び
丸ベルト26を経てローラ12,14に伝えられ、ロー
ラ12,14は全て同一方向に回転され、ローラ12,
14上の搬送物Pは矢印A方向に搬送される。この際、
第1及び第2のローラ16,18に係る回転方向切換装
置28,30は非伝動状態にあり、第1及び第2のロー
ラ16,18は回転自在となっている。
【0019】ローラ12により搬送されてきた搬送物P
の先端が第1の光センサ42を横切ると、第1の光セン
サ42からの出力信号が変化し、制御装置40は搬送物
Pが第1のローラ16に達したことを認識する。
【0020】この後、搬送物Pの重心Gが第1のローラ
16を通り過ぎると、搬送物Pは第1のローラ16の中
心軸線を中心として矢印B方向に回転し、前部が間隙部
20に落ち込むと共に、前面S1が第2のローラ18に
当接する。この時、搬送物Pは第3の光センサ46を横
切るが、第2の光センサ44には達していないので、両
光センサ44,46からの出力信号により制御装置40
は搬送物Pが図1の二点鎖線P′で示す状態にあること
を認識する。制御装置40は、搬送物Pの前部が間隙部
20に落ち込んだことを認識すると、回転方向切換装置
28,30に制御信号を発し、第1及び第2のローラ1
6,18の回転方向を、搬送物Pが後退する方向、すな
わち図1において時計回り(逆回転方向)となるよう
に、これらのローラ16,18を回転させる。
【0021】P′で示す状態でローラ16,18を回転
させると、搬送物Pの下面S2は第1のローラ16によ
り後方且つ斜め上方に押動され、また、搬送物Pの前面
S1は第2のローラ18により後方且つ斜め下方に押動
される。これにより、搬送物P全体は矢印C方向に回転
し、やがて、搬送物Pの前面であった面S1が第1のロ
ーラ16上に載り上げ、図1の符号P″で示す縦置き状
態となる。制御装置40は、この状態になったことを第
3の光センサ46からの出力信号により認識し、回転方
向切換装置28,30に制御信号を発して第1及び第2
のローラ16,18の回転を停止する。なお、図示しな
いが、姿勢変更時、慣性により搬送物Pが転倒してしま
うのを防止するために、転倒防止バー等を設けることが
好適である。このようにして搬送物Pの姿勢が変更され
たならば、次工程、例えば搬送物Pの上部開口部の封緘
作業等を行うこととなる。
【0022】次に、図2に示すような、重心G′から一
方の面S1までの長さが第1及び第2のローラ16,1
8間の間隔よりも大きく、且つ、重心G′から他方の面
S3までの長さがローラ16,18間の間隔よりも小さ
い搬送物P1の姿勢を変更する場合について説明する。
このような搬送物P1の場合、面S3を搬送方向に向く
ように配置したときは、上述と同様な動作により姿勢が
変更されることは、当業者ならば理解されよう。
【0023】一方、面S3が後面となるような搬送形態
においては、重心G′が第1のローラ16を越える前
に、搬送物P1の先端が第2のローラ18に達し、搬送
物P1はそのまま前進を続ける。従って、搬送物P1は
第2の光センサ44を横切るため、搬送物P1の前部が
間隙部20に落ち込まなかったことを制御装置40は第
2の光センサ44からの信号により認識することができ
る。
【0024】更に搬送を続けると、搬送物P1の後端が
第1のローラ16から離れる。この時、重心G′が後側
にあるため、図2において符号P1′で示す如く、搬送
物P1は第2のローラ18の中心軸線を中心として矢印
D方向に回転し、後部が間隙部20に落ち込むと共に、
後面S3が第1のローラに当接する。制御装置40は、
この時の状態を第3の光センサ46からの信号により認
識したならば、第1及び第2のローラ16,18を正回
転方向に回転すべく回転方向切換装置28,30に制御
信号を発する。
【0025】第1及び第2のローラ16,18が正回転
方向、すなわち搬送物P1を前進させる方向に回転され
ると、搬送物P1の下面S2が第2のローラ18により
引き上げられ、後面S3が第1のローラ16により下方
に押される。これにより、搬送物P2は矢印E方向に回
転し、最終的には搬送物P1の面S3が第1及び第2の
ローラ16,18上に載り、縦置き状態に姿勢を変更す
る(P1″の状態)。姿勢変更が完了したならば、上述
と同様に、制御装置40は回転方向切換装置28,30
に制御信号を発してローラ16,18の回転を停止す
る。
【0026】このように、本発明による姿勢変更装置
は、第1及び第2のローラ16,18間の間隔により定
まる条件及び所定の寸法範囲内にある搬送物ならば、ど
のようなものでも自動的に姿勢変更することができる。
また、極めて大きな搬送物に対しても、例えば作業員が
適当なタイミングで搬送物の上面を軽く押え付けて第1
及び第2のローラ16,18間に搬送物の一部を落とし
込めば、これらのローラ16,18の作用により容易に
姿勢を変えることが可能となる。
【0027】以上、本発明の好適な実施形態について説
明したが、本発明は上記実施形態に限られないことはい
うまでもない。例えば、上記実施形態は、姿勢変更完了
後に搬送物を下流側のローラ14により搬送することは
想定していないが、図1に符号50で示すプレートを第
1及び第2のローラ16,18間に配置し、下方の初期
位置から姿勢変更完了後に搬送面まで持ち上げて搬送物
Pの下面S2を支持できるようにすれば、搬送物Pをそ
の上を滑らせて下流側のローラ14に送り出すことが可
能となる。また、このプレート50の押圧力を姿勢変更
のための補助力として利用することも可能である。
【0028】更に、上記実施形態における姿勢変更装置
は複数のローラ12〜18を有しているが、荷姿勢変更
装置として機能させるには第1及び第2のローラ16,
18があれば足り、他のローラ12,14の部分につい
てはベルトコンベヤ等に置き換えることも可能である。
【0029】また、上記実施形態では、第1及び第2の
ローラ16,18の駆動力を駆動軸22から取っている
が、第1及び第2のローラは別個独立の駆動手段により
駆動されるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、搬
送物の姿勢を自動的に変更することが可能であり、姿勢
変更に要する手間が大幅に軽減される。
【0031】また、本発明による姿勢変更装置は第1の
ローラと第2のローラとの間の間隔を一定にした状態で
も種々の搬送物に対応可能であり、しかも、第1及び第
2のローラ間の間隔を変えれば、あらゆる搬送物に対応
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による姿勢変更装置を概略的に示す断面
部分図であり、通常の搬送物の姿勢変更動作を示す図で
ある。
【図2】図1の姿勢変更装置を用いて、重心が偏ってい
る搬送物の姿勢を変更する場合の動作を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
10…サイドフレーム、16…第1のローラ、18…第
2のローラ、20…間隙部、22…駆動軸、28,30
…回転方向切換装置、40…制御装置、42,44,4
6…光センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送物の姿勢を変更する姿勢変更装置で
    あって、 互いに所定の間隔をおいて配置された第1及び第2のロ
    ーラ(16,18)と、 前記第1及び第2のローラ(16,18)のそれぞれを
    正逆いずれかの方向に選択的に回転駆動させる駆動手段
    (22,28,30)と、 前記第1のローラ(16)から前記第2のローラ(1
    8)に向かう方向に搬送されてくる搬送物の前部が前記
    第1のローラ(16)と前記第2のローラ(18)との
    間に落ち込んだ場合には、搬送物が後退する方向に前記
    第1及び第2のローラ(16,18)を回転させ、前記
    搬送物の前部が前記第2のローラ(18)を越えた後、
    当該搬送物の後部が前記第1のローラ(16)と前記第
    2のローラ(18)との間に落ち込んだ場合には、搬送
    物が前進する方向に前記第1及び第2のローラ(16,
    18)を回転させるよう、前記駆動手段(22,28,
    30))を制御する制御手段(40)と、 搬送物の前部又は後部が前記第1のローラ(16)と前
    記第2のローラ(18)との間に落ち込んだことを前記
    制御手段(40)に認識させる認識手段(42,44,
    46)と、を備えることを特徴とする搬送物の姿勢変更
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115367419A (zh) * 2022-07-29 2022-11-22 广西广盛新材料科技有限公司 辊式设备控制方法、装置、设备及介质
CN117125447A (zh) * 2023-09-08 2023-11-28 烟台胜地汽车零部件制造有限公司 一种箱体定位翻转装置

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