JPH09203046A - 飛砂浸食防止シート - Google Patents
飛砂浸食防止シートInfo
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Landscapes
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 土木、建設工事の現場(切土、盛土、裸地、
貯留地等)における地盤の表面の飛砂、浸食の防止の為
に付設するシートにおいて、現場の緑化の際にシートを
取り除く必要をなくして作業を軽減すると共に、シート
を放置したままでも自然環境を破壊することがない飛砂
浸食防止シートを提供する。 【解決手段】 綿、麻等の天然繊維、レーヨン等の再生
繊維、自然分解性の合成繊維等の自然分解可能な繊維か
らなる不織布をベースとした飛砂浸食防止シートとす
る。
貯留地等)における地盤の表面の飛砂、浸食の防止の為
に付設するシートにおいて、現場の緑化の際にシートを
取り除く必要をなくして作業を軽減すると共に、シート
を放置したままでも自然環境を破壊することがない飛砂
浸食防止シートを提供する。 【解決手段】 綿、麻等の天然繊維、レーヨン等の再生
繊維、自然分解性の合成繊維等の自然分解可能な繊維か
らなる不織布をベースとした飛砂浸食防止シートとす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木、建設工事の
現場(切土、盛土、裸地、貯留地等)における地盤の表
面の飛砂、浸食の防止、及び近隣の環境保護に関する。
現場(切土、盛土、裸地、貯留地等)における地盤の表
面の飛砂、浸食の防止、及び近隣の環境保護に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、土木、建設工事の現場(切土、盛
土、裸地、貯留地等)では、そのまま地盤表面を露出さ
せておくと、風による飛砂や雨による土壌の流出が発生
して、地盤表面の浸食や、近隣への環境破壊が問題とな
るため、地盤の表面に合成樹脂製のシートやゴム製のシ
ートを被せて前述の問題の発生を防止していた。
土、裸地、貯留地等)では、そのまま地盤表面を露出さ
せておくと、風による飛砂や雨による土壌の流出が発生
して、地盤表面の浸食や、近隣への環境破壊が問題とな
るため、地盤の表面に合成樹脂製のシートやゴム製のシ
ートを被せて前述の問題の発生を防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】合成樹脂製のシートや
ゴム製のシートは安価に入手でき、かつ風による飛砂の
防止に効果が大きいので、前述の目的によく用いられて
いる。
ゴム製のシートは安価に入手でき、かつ風による飛砂の
防止に効果が大きいので、前述の目的によく用いられて
いる。
【0004】ところで、近年、土木、建設工事において
は、自然環境の破壊が問題となっており、土木、建設工
事の現場(切土、盛土、裸地、貯留地等)を工事の完成
と共に、表面を緑化して環境を保全することが強く要求
されている。この緑化について説明すると、盛土等の工
事は、大抵はその現場以外の場所から土砂を搬入して工
事が行われる。そのため必ずしも緑化するのに適した土
壌とはいえず、通常は、工事の終了時に盛土等の表面に
植物の発芽、及び育成に適した土(以下、扶養土)を被
せて植物の種子を播いて行われる。この扶養土は植物の
発芽と成長の初期段階が維持できる程度の量(厚みで2
cm〜10cm程度)が被せられる。
は、自然環境の破壊が問題となっており、土木、建設工
事の現場(切土、盛土、裸地、貯留地等)を工事の完成
と共に、表面を緑化して環境を保全することが強く要求
されている。この緑化について説明すると、盛土等の工
事は、大抵はその現場以外の場所から土砂を搬入して工
事が行われる。そのため必ずしも緑化するのに適した土
壌とはいえず、通常は、工事の終了時に盛土等の表面に
植物の発芽、及び育成に適した土(以下、扶養土)を被
せて植物の種子を播いて行われる。この扶養土は植物の
発芽と成長の初期段階が維持できる程度の量(厚みで2
cm〜10cm程度)が被せられる。
【0005】しかし、前述の合成樹脂製のシートやゴム
製のシートは、シートを敷いたままでは、後から扶養土
を被せても盛土部まで植物が根を生やすことができず、
育たないため、広大な面積に敷いているシートを取り除
く必要があり、作業工程が増えるという問題がある。ま
た取り除いた後も、合成樹脂製のシートやゴム製のシー
トは不燃ごみであり、廃棄上の問題がある。
製のシートは、シートを敷いたままでは、後から扶養土
を被せても盛土部まで植物が根を生やすことができず、
育たないため、広大な面積に敷いているシートを取り除
く必要があり、作業工程が増えるという問題がある。ま
た取り除いた後も、合成樹脂製のシートやゴム製のシー
トは不燃ごみであり、廃棄上の問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を達成するた
めに本発明では、
めに本発明では、
【0007】地盤の表面に敷かれる飛砂浸食防止シート
において、該シートが自然分解可能な不織布からなる飛
砂浸食防止シートとする。
において、該シートが自然分解可能な不織布からなる飛
砂浸食防止シートとする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0009】本発明の飛砂浸食防止シートは、自然分解
可能な繊維からなる不織布により製造される。この自然
分解可能な繊維には、綿、麻等の天然繊維、レーヨン等
の再生繊維、自然分解性の合成繊維等が使用される。こ
れらの中で綿がコスト、及び強度等から好適である。
可能な繊維からなる不織布により製造される。この自然
分解可能な繊維には、綿、麻等の天然繊維、レーヨン等
の再生繊維、自然分解性の合成繊維等が使用される。こ
れらの中で綿がコスト、及び強度等から好適である。
【0010】前述の不織布の製造方法としては、水流交
絡法、空気交絡法、ニードルパンチ法、ケミカルボンド
法等が使用できるが、この中でも不織布を構成する繊維
を上下左右に絡み合わせる交絡法である水流交絡法、又
は空気交絡法により製造される不織布が、バインダーを
必要とせず柔軟性を有すると共に、乾燥時、湿潤時の引
張強さ等が経緯方向共に優れたものが得られるので好適
である。
絡法、空気交絡法、ニードルパンチ法、ケミカルボンド
法等が使用できるが、この中でも不織布を構成する繊維
を上下左右に絡み合わせる交絡法である水流交絡法、又
は空気交絡法により製造される不織布が、バインダーを
必要とせず柔軟性を有すると共に、乾燥時、湿潤時の引
張強さ等が経緯方向共に優れたものが得られるので好適
である。
【0011】また、本発明の飛砂浸食防止シートは、長
期間、風雨に晒されるため、簡単にシートが破れないよ
うに充分な強度が必要であり、この為には、不織布の目
付を30g/m2 以上、好ましくは40g/m2 以上と
するのがよい。
期間、風雨に晒されるため、簡単にシートが破れないよ
うに充分な強度が必要であり、この為には、不織布の目
付を30g/m2 以上、好ましくは40g/m2 以上と
するのがよい。
【0012】本発明では、前述の自然分解可能な繊維の
みで不織布が製造されることが好ましいが、飛砂浸食防
止シートの使用環境に合わせて、本発明の目的を損なわ
ない範囲で、不織布の強度や対腐敗性の向上のためにポ
リエステル、ポリプロピレン等の短繊維を混合しても良
い。混合量は不織布全重量の50重量%以下とする。混
合量が50%以下であれば、使用時に、自然分解性繊維
は分解するので不織布全体としては分解し、本発明の目
的を達成することができる。
みで不織布が製造されることが好ましいが、飛砂浸食防
止シートの使用環境に合わせて、本発明の目的を損なわ
ない範囲で、不織布の強度や対腐敗性の向上のためにポ
リエステル、ポリプロピレン等の短繊維を混合しても良
い。混合量は不織布全重量の50重量%以下とする。混
合量が50%以下であれば、使用時に、自然分解性繊維
は分解するので不織布全体としては分解し、本発明の目
的を達成することができる。
【0013】次に土木等の現場で飛砂浸食防止シートを
付設した場合、本発明の目的である飛砂等を防止するこ
とと、シートが破れることを防止すること、及び再度シ
ートを付設する作業を軽減するために、風によるシート
の巻き上げが少ないことが望まれる。この為、本発明で
は、飛砂浸食防止シートに、適度に空気が通り抜けられ
るように適宜メッシュ加工を施すことが好ましい。メッ
シュ加工を施すことにより、飛砂を防止すると共に風に
よるシートの巻き上げを防止することができる。
付設した場合、本発明の目的である飛砂等を防止するこ
とと、シートが破れることを防止すること、及び再度シ
ートを付設する作業を軽減するために、風によるシート
の巻き上げが少ないことが望まれる。この為、本発明で
は、飛砂浸食防止シートに、適度に空気が通り抜けられ
るように適宜メッシュ加工を施すことが好ましい。メッ
シュ加工を施すことにより、飛砂を防止すると共に風に
よるシートの巻き上げを防止することができる。
【0014】さらに、メッシュ加工により、緑化する際
に、シートの自然分解速度より植物の根の成長速度が早
い場合は、植物は飛砂浸食防止シートのメッシュ孔に容
易に根を通すことができ、飛砂浸食防止シートを敷いた
ままでも容易に飛砂浸食防止シートの下の切土、盛土等
に根を生やすことができる。
に、シートの自然分解速度より植物の根の成長速度が早
い場合は、植物は飛砂浸食防止シートのメッシュ孔に容
易に根を通すことができ、飛砂浸食防止シートを敷いた
ままでも容易に飛砂浸食防止シートの下の切土、盛土等
に根を生やすことができる。
【0015】前述のメッシュの孔の形状は、円、楕円、
多角形形状等が使用でき特に限定しない。図3にメッシ
ュ孔の形状例を示す。メッシュ孔の大きさは、現場の土
砂の大きさにもよるが、孔の形状が円形6の場合は、直
径を0.5mm〜4.0mmとするのが好ましい。他の
形状7〜10等の場合もこれに準じた大きさとする。直
径が0.5mm未満では、通気性が充分でなく風による
シートの巻き上げが起こりやすくなると共に、植物の根
を通しにくくする。また直径が4.0mmより大きい場
合は、メッシュ孔を容易に砂が通ってしまい、飛砂防止
効果が充分できなくなる。
多角形形状等が使用でき特に限定しない。図3にメッシ
ュ孔の形状例を示す。メッシュ孔の大きさは、現場の土
砂の大きさにもよるが、孔の形状が円形6の場合は、直
径を0.5mm〜4.0mmとするのが好ましい。他の
形状7〜10等の場合もこれに準じた大きさとする。直
径が0.5mm未満では、通気性が充分でなく風による
シートの巻き上げが起こりやすくなると共に、植物の根
を通しにくくする。また直径が4.0mmより大きい場
合は、メッシュ孔を容易に砂が通ってしまい、飛砂防止
効果が充分できなくなる。
【0016】また、メッシュ加工は、メッシュ孔の面積
の合計が不織布全体の面積の略5%〜70%になるよう
に施すのが好ましい。さらに略20%〜50%になるよ
うに施されていれば通気性と強度が両立できるので最適
である。5%未満では、飛砂浸食防止シート全体として
の通気性が充分得られず、風によるシートの巻き上げが
起こりやすくなると共に、植物の根を通しにくくする。
70%以上では、シートの強度が低下するので好ましく
ない。
の合計が不織布全体の面積の略5%〜70%になるよう
に施すのが好ましい。さらに略20%〜50%になるよ
うに施されていれば通気性と強度が両立できるので最適
である。5%未満では、飛砂浸食防止シート全体として
の通気性が充分得られず、風によるシートの巻き上げが
起こりやすくなると共に、植物の根を通しにくくする。
70%以上では、シートの強度が低下するので好ましく
ない。
【0017】また、本発明では、飛砂浸食防止シートの
使用環境に合わせて、本発明の目的を損なわない範囲
で、飛砂浸食防止シートを補強するために適宜補強ネッ
トを縫い付ける、或は接着する等して取付けてもよい。
使用する補強ネットは、使用環境に合わせて素材を選定
するが、綿、麻等の自然分解性繊維からなる糸を用いた
ものが、緑化後に自然分解するので好ましい。補強ネッ
トの網目のサイズは特に限定はしないが、不織布の補強
の点や、シートの自然分解速度より植物の根の成長速度
が早い場合を考慮して、10mm角〜100mm角程度
の網目とする。この中でも20mm角〜40mm角程度
の編目のものが、植物の根の成長を妨げずに十分な補強
が行えるので最適である。
使用環境に合わせて、本発明の目的を損なわない範囲
で、飛砂浸食防止シートを補強するために適宜補強ネッ
トを縫い付ける、或は接着する等して取付けてもよい。
使用する補強ネットは、使用環境に合わせて素材を選定
するが、綿、麻等の自然分解性繊維からなる糸を用いた
ものが、緑化後に自然分解するので好ましい。補強ネッ
トの網目のサイズは特に限定はしないが、不織布の補強
の点や、シートの自然分解速度より植物の根の成長速度
が早い場合を考慮して、10mm角〜100mm角程度
の網目とする。この中でも20mm角〜40mm角程度
の編目のものが、植物の根の成長を妨げずに十分な補強
が行えるので最適である。
【0018】さらに、図4に示す補強ネットを不織布に
内包した飛砂浸食防止シート11であれば、後で補強ネ
ットを取付けるための工程をなくすことが出来ると共
に、不織布自体が経緯とも十分な強度が得られ破れにく
いため、本発明の用途に好適である。使用する補強ネッ
ト12は、前述と同様に、使用環境に合わせて素材、網
目のサイズ等を選定する。補強ネット12を不織布に内
包する方法は、特に製造方法を限定しないものの、ネッ
トの周囲を不織布を構成する繊維が上下左右に絡み合っ
ている交絡法により製造されたものであれば、ネットの
織り込みが容易であると共に十分な強度が得られる。
内包した飛砂浸食防止シート11であれば、後で補強ネ
ットを取付けるための工程をなくすことが出来ると共
に、不織布自体が経緯とも十分な強度が得られ破れにく
いため、本発明の用途に好適である。使用する補強ネッ
ト12は、前述と同様に、使用環境に合わせて素材、網
目のサイズ等を選定する。補強ネット12を不織布に内
包する方法は、特に製造方法を限定しないものの、ネッ
トの周囲を不織布を構成する繊維が上下左右に絡み合っ
ている交絡法により製造されたものであれば、ネットの
織り込みが容易であると共に十分な強度が得られる。
【0019】補強ネットを取付けることにより、使用環
境が過酷な場所(風が強い地区、湿潤な地区等)でもシ
ートが破れること等を防止できるので、本発明の飛砂浸
食防止シート使用範囲を広げることが可能になる。さら
に飛砂浸食防止シートが風等により破れた場合でも、補
強ネットによりシートの破片が剥離しないようにするこ
とが出来るので、飛砂浸食防止シートの付設の際は、押
さえのラス金網が不要となり、シートの付設を容易にす
ることができる。
境が過酷な場所(風が強い地区、湿潤な地区等)でもシ
ートが破れること等を防止できるので、本発明の飛砂浸
食防止シート使用範囲を広げることが可能になる。さら
に飛砂浸食防止シートが風等により破れた場合でも、補
強ネットによりシートの破片が剥離しないようにするこ
とが出来るので、飛砂浸食防止シートの付設の際は、押
さえのラス金網が不要となり、シートの付設を容易にす
ることができる。
【0020】次に飛砂浸食防止シートの付設方法の一例
をを示す。図1に本発明の飛砂浸食防止シート1をロー
ル状に巻いたものを示す。図2は盛土に本発明の飛砂浸
食防止シート1を使用した場合であり、飛砂浸食防止シ
ート1は盛土全体に上方からロール状シートを展開する
ことにより敷かれ、シートの継ぎ目をテープ5等で止
め、U字型アンカ4又はL字型アンカ3の個数を増やす
等により固定する。本発明においては、飛砂浸食防止シ
ート1のみを使用することでもよいが、地盤が凹み易い
現場や砂地等の場合には、このシートの上に、軟鋼製の
ラス金網2を張りL字型アンカ3により固定することが
好ましい。ラス金網2の網目のサイズは飛砂浸食防止シ
ート1が破れた場合でも破片が剥離しないようにする為
及び、緑化の際、被覆した扶養土が乾燥し、亀裂、剥離
して飛散することを防止する為に20mm〜40mm程
度とすることが好ましい。
をを示す。図1に本発明の飛砂浸食防止シート1をロー
ル状に巻いたものを示す。図2は盛土に本発明の飛砂浸
食防止シート1を使用した場合であり、飛砂浸食防止シ
ート1は盛土全体に上方からロール状シートを展開する
ことにより敷かれ、シートの継ぎ目をテープ5等で止
め、U字型アンカ4又はL字型アンカ3の個数を増やす
等により固定する。本発明においては、飛砂浸食防止シ
ート1のみを使用することでもよいが、地盤が凹み易い
現場や砂地等の場合には、このシートの上に、軟鋼製の
ラス金網2を張りL字型アンカ3により固定することが
好ましい。ラス金網2の網目のサイズは飛砂浸食防止シ
ート1が破れた場合でも破片が剥離しないようにする為
及び、緑化の際、被覆した扶養土が乾燥し、亀裂、剥離
して飛散することを防止する為に20mm〜40mm程
度とすることが好ましい。
【0021】土木、建設工事の現場(切土、盛土、裸
地、貯留地)の緑化は、前述の飛砂浸食防止シート1の
上に扶養土を2cm〜10cmの厚みで被せて、所要と
する植物の種子を播く。飛砂浸食防止シート1は自然分
解性の不織布で製造されているため、やがて土中で自然
分解される。このため緑化の際にシートを取り外す必要
がなく、廃棄の問題が生じない。
地、貯留地)の緑化は、前述の飛砂浸食防止シート1の
上に扶養土を2cm〜10cmの厚みで被せて、所要と
する植物の種子を播く。飛砂浸食防止シート1は自然分
解性の不織布で製造されているため、やがて土中で自然
分解される。このため緑化の際にシートを取り外す必要
がなく、廃棄の問題が生じない。
【0022】また、予め飛砂浸食防止シート1に植物の
種子を付着させておけば、後から種子を播く工程を省く
ことができると共に、植物が安定して根付くことが出来
る為、被せる扶養土の量を少なくできる。
種子を付着させておけば、後から種子を播く工程を省く
ことができると共に、植物が安定して根付くことが出来
る為、被せる扶養土の量を少なくできる。
【0023】
【実施例】次に実施例により本発明を具体的に説明す
る。実施例は、水流交絡法により製造した不織布を使用
して飛砂浸食防止シートを作成した。この飛砂浸食防止
シートの諸特性は以下の通りである。
る。実施例は、水流交絡法により製造した不織布を使用
して飛砂浸食防止シートを作成した。この飛砂浸食防止
シートの諸特性は以下の通りである。
【0024】
【表1】 飛砂浸食防止シートの諸特性を示す表
【0025】この飛砂浸食防止シートを使用して土木工
事の道路建設現場の盛土をカバーしたところ、施工性及
び飛砂、浸食の防止共に良好であり、風によるシートの
巻き上げが少なく、かつ飛砂浸食防止シートを取り外す
ことなく現場の緑化が可能であった。
事の道路建設現場の盛土をカバーしたところ、施工性及
び飛砂、浸食の防止共に良好であり、風によるシートの
巻き上げが少なく、かつ飛砂浸食防止シートを取り外す
ことなく現場の緑化が可能であった。
【0026】さらに、実施により、強い雨の時はメッシ
ュシートの表面を雨水が流れて盛土表土の浸食が防止さ
れ、弱い雨の時は、メッシュシートが雨水の浸透を許
し、盛土締め固めを助長することが分かった。
ュシートの表面を雨水が流れて盛土表土の浸食が防止さ
れ、弱い雨の時は、メッシュシートが雨水の浸透を許
し、盛土締め固めを助長することが分かった。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述のようであるので、以下の
優れた効果を有する。 (1)自然分解可能な不織布を用いているため、土木建
設工事現場(切土、盛土、裸地、貯留地)の土壌表土の
風雨による飛砂、浸食の防止を確実に行える上、表面緑
化の際にシートを取り除く必要がないので、作業を軽減
することができると共に、廃棄上の問題がない。 (2)不織布自体が、保水性、保温性を持つので、植物
の成長を促進することができる。 (3)不織布が交絡法により製造されている場合は、不
織布を構成する繊維が上下左右に絡み合っているので湿
潤時の強度の低下が少なく、また、少ない目付で必要な
強度の飛砂浸食防止シートを得ることができるので経済
的である。 (4)不織布にメッシュ加工を施した場合は、飛砂を防
止すると共に風によるシートの巻き上げを低減すること
ができ、再度シートを付設する作業を軽減することがで
きる。 (5)また、メッシュ加工の際に、メッシュの孔の直径
を0.5mm〜4.0mmとし、メッシュ孔の面積の合
計が不織布全体の面積の5%〜70%となるように加工
すると、飛砂を防止すると共に風によるシートの巻き上
げを更に低減することができ、かつ緑化する際に、不織
布の自然分解速度より植物の根の成長速度が早い場合
は、植物は飛砂浸食防止シートのメッシュ孔に容易に根
を通すことができ、植物の成長を妨げることがなく、自
然な緑化が可能になる。 (6)シートに補強ネットを取付けた場合は、使用環境
が過酷な場所でもシートが破れること等を防止できるの
で、シートの付設を容易にすることができると共に、本
発明の飛砂浸食防止シートの使用範囲を広げることが可
能になる。 (7)シートが、補強ネットが不織布に内包されている
不織布とした場合は、後で補強ネットを取付けるための
工程をなくすことが出来ると共に、シートの付設を容易
にすることができるので、飛砂浸食防止シートの付設を
安価に行うことが出来る。 (8)不織布に種子を付着させた場合は、緑化の際、後
から種子を播く工程を省くことが出来ると共に、植物が
安定して根付くことが出来る為、被せる扶養土の量を少
なくすることが出来る。
優れた効果を有する。 (1)自然分解可能な不織布を用いているため、土木建
設工事現場(切土、盛土、裸地、貯留地)の土壌表土の
風雨による飛砂、浸食の防止を確実に行える上、表面緑
化の際にシートを取り除く必要がないので、作業を軽減
することができると共に、廃棄上の問題がない。 (2)不織布自体が、保水性、保温性を持つので、植物
の成長を促進することができる。 (3)不織布が交絡法により製造されている場合は、不
織布を構成する繊維が上下左右に絡み合っているので湿
潤時の強度の低下が少なく、また、少ない目付で必要な
強度の飛砂浸食防止シートを得ることができるので経済
的である。 (4)不織布にメッシュ加工を施した場合は、飛砂を防
止すると共に風によるシートの巻き上げを低減すること
ができ、再度シートを付設する作業を軽減することがで
きる。 (5)また、メッシュ加工の際に、メッシュの孔の直径
を0.5mm〜4.0mmとし、メッシュ孔の面積の合
計が不織布全体の面積の5%〜70%となるように加工
すると、飛砂を防止すると共に風によるシートの巻き上
げを更に低減することができ、かつ緑化する際に、不織
布の自然分解速度より植物の根の成長速度が早い場合
は、植物は飛砂浸食防止シートのメッシュ孔に容易に根
を通すことができ、植物の成長を妨げることがなく、自
然な緑化が可能になる。 (6)シートに補強ネットを取付けた場合は、使用環境
が過酷な場所でもシートが破れること等を防止できるの
で、シートの付設を容易にすることができると共に、本
発明の飛砂浸食防止シートの使用範囲を広げることが可
能になる。 (7)シートが、補強ネットが不織布に内包されている
不織布とした場合は、後で補強ネットを取付けるための
工程をなくすことが出来ると共に、シートの付設を容易
にすることができるので、飛砂浸食防止シートの付設を
安価に行うことが出来る。 (8)不織布に種子を付着させた場合は、緑化の際、後
から種子を播く工程を省くことが出来ると共に、植物が
安定して根付くことが出来る為、被せる扶養土の量を少
なくすることが出来る。
【図1】本発明の表面保護シートをロール状に巻いた斜
視図
視図
【図2】本発明の飛砂浸食防止シートの付設方法の一例
【図3】本発明のメッシュ孔の形状例
【図4】補強ネットを不織布に内包した本発明の飛砂浸
食防止シート
食防止シート
1 飛砂浸食防止シート 2 ラス金網 3 L字型アンカ 4 U字型アンカ 5 テープ 6 メッシュ加工の孔の形状例 7 メッシュ加工の孔の形状例 8 メッシュ加工の孔の形状例 9 メッシュ加工の孔の形状例 10 メッシュ加工の孔の形状例 11 補強ネットを内包した飛砂浸食防止シート 12 補強ネット
Claims (8)
- 【請求項1】 地盤の表面に敷かれる飛砂浸食防止シー
トにおいて、該シートが自然分解可能な不織布からなる
ことを特徴とする飛砂浸食防止シート。 - 【請求項2】 不織布が、交絡法により製造されている
ことを特徴とする請求項1の飛砂浸食防止シート。 - 【請求項3】 不織布の目付が30g/m2 以上である
ことを特徴とする請求項1の飛砂浸食防止シート。 - 【請求項4】 不織布にメッシュ加工を施したことを特
徴とする請求項1乃至請求項3の飛砂浸食防止シート。 - 【請求項5】 メッシュの孔の直径が0.5mm〜4.
0mmで、メッシュ孔の面積の合計が不織布全体の面積
の5%〜70%となるように加工されていることを特徴
とする請求項4の飛砂浸食防止シート。 - 【請求項6】 補強ネットを取付けた不織布である請求
項1乃至請求項4の飛砂浸食防止シート。 - 【請求項7】 補強ネットを不織布に内包したことを特
徴とする請求項1乃至請求項4の飛砂浸食防止シート。 - 【請求項8】 不織布に種子を付着させたことを特徴と
する請求項1乃至請求項7の飛砂浸食防止シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3015196A JPH09203046A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 飛砂浸食防止シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3015196A JPH09203046A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 飛砂浸食防止シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09203046A true JPH09203046A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=12295767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3015196A Pending JPH09203046A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 飛砂浸食防止シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09203046A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003105776A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Nissho Kk | 基礎構造体の養生シート |
| JP2014201942A (ja) * | 2013-04-04 | 2014-10-27 | 日本植生株式会社 | 侵食防止材及び侵食防止方法 |
-
1996
- 1996-01-25 JP JP3015196A patent/JPH09203046A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003105776A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Nissho Kk | 基礎構造体の養生シート |
| JP2014201942A (ja) * | 2013-04-04 | 2014-10-27 | 日本植生株式会社 | 侵食防止材及び侵食防止方法 |
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