JPH09203639A - 角速度検出装置 - Google Patents

角速度検出装置

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JPH09203639A
JPH09203639A JP8012228A JP1222896A JPH09203639A JP H09203639 A JPH09203639 A JP H09203639A JP 8012228 A JP8012228 A JP 8012228A JP 1222896 A JP1222896 A JP 1222896A JP H09203639 A JPH09203639 A JP H09203639A
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JP
Japan
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frequency
natural frequency
angular velocity
circuit
bandpass filter
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JP8012228A
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English (en)
Inventor
Kimihisa Tsuji
公壽 辻
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品のばらつき、温度変化があっても、角速
度を常に精度よく検出できるようにする。 【解決手段】 駆動用圧電素子14a,14b、モニタ
用圧電素子15a,15b及び自励振回路30は、音叉
型振動子をその軸線方向と直交する方向に固有振動数か
つ一定振幅で振動させる。検出用圧電素子16a,16
bは、音叉型振動子の軸線回りの角速度に比例したコリ
オリ力によって発生する振動を検出する。バンドパスフ
ィルタ回路50はスイッチドキャパシタンスフィルタで
構成され、検出信号に含まれる周波数成分のうちで固有
振動数近傍の周波数成分のみを抽出して出力する。フェ
ーズロックドループ回路40は、自励振回路30から固
有振動数に等しい周波数の電気信号を入力するともとも
に、同信号の周波数を逓倍してバンドパスフィルタ回路
50の中心周波数を固有振動数に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固有振動数を有す
る振動子を用いて物体の角速度を検出する角速度検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば特開平3
−172711号公報に示されているように、固有振動
数を有する音叉型の振動子をその軸線方向と直交する第
1方向へ固有振動数で振動させておくとともに軸線回り
にある角速度で回転させると、振動子が前記角速度に比
例した大きさのコリオリ力により前記軸線方向及び第1
方向の両方向に直交する第2方向へ前記固有振動数で振
動する原理を用い、前記第2方向の振動子の振動を電気
信号として取り出して、同取り出した電気信号の振幅値
の大きさにより振動子を固定した物体の前記軸線回りの
角速度を検出するようにしている。また、この従来の装
置においては、前記取り出した電気信号を中心周波数を
振動子の固有振動数に合わせたバンドパスフィルタを通
過させて、同取り出した電気信号に含まれるノイズ成分
を除去して、角速度の検出精度を良好にするようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置にあっては、振動子及びバンドパスフィルタの部品の
ばらつき、温度変化などの環境変化により、振動子の固
有振動数とバンドパスフィルタの中心周波数との間にず
れが生じて、バンドパスフィルタを通過した電気信号の
振幅が変動し、このために角速度の検出精度が悪化する
という問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、角速度を常に
精度よく検出できるようにすることを目的としてなされ
たもので、その構成上の特徴は、コリオリ力によって発
生する振動子の振動を表す電気信号を通過させるバンド
パスフィルタをその中心周波数を可変に構成するととも
に、バンドパスフィルタの中心周波数を振動子の固有振
動数と一致するように制御するフィルタ制御手段を設け
たことにある。
【0005】
【発明の作用及び効果】上記のように構成した本発明に
よれば、フィルタ制御手段がバンドパスフィルタの中心
周波数を振動子の固有振動数と一致するように制御する
ので、振動子又はバンドパスフィルタの部品がばらつい
ても、温度変化などの環境が変化しても、バンドパスフ
ィルタの中心周波数と振動子の固有振動数は常に一致
し、振動子を固定した物体の角速度を表す電気信号が常
に精度よく取り出されて同角速度が常に精度よく検出で
きるようになる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明すると、図1は同実施形態に係る角速度検
出装置を構成する音叉型振動子10を斜視図により示し
ている。
【0007】この音叉型振動子10は、角速度の検出さ
れる物体に固定した基台11上に平行に立設した一対の
振動片12,13を備えている。振動片12,13の下
部には駆動用圧電素子14a,14b及びモニタ用圧電
素子15a,15bがそれぞれ固着されている。駆動用
圧電素子14a,14bは振動片12,13をX軸方向
に励振する機能を有し、モニタ用圧電素子15a,15
bは振動片12,13のX軸方向の振動を検出して同振
動を表す電気信号を取り出す機能を有する。また、振動
片12,13の上部には検出用圧電素子16a,16b
がそれぞれ固着されており、同素子16a,16bは振
動片12,13のY軸方向の振動を検出するとともに同
振動を電気信号として取り出す電気信号取り出し手段と
して機能する。なお、X軸及びY軸は、互いに直交して
いるとともに、音叉型振動子10の軸線L1方向である
Z軸に対してもそれぞれ直交している。
【0008】図2に示すように、駆動用圧電素子14
a,14b及びモニタ用圧電素子15a,15bは、こ
れらの素子14a,14b,15a,15bと共に自励
振手段を構成する自励振回路30にバッファアンプ2
1,22を介してそれぞれ接続されている。この自励振
回路30は、バッファアンプ23を介してフェーズロッ
クドループ回路(フィルタ制御手段)40に接続されて
いる。また、検出用圧電素子16a,16bは、バッフ
ァアンプ24,25及び差動増幅回路26を介してバン
ドパスフィルタ回路50に接続されている。
【0009】自励振回路30は、駆動用圧電素子14
a,14bに駆動信号を供給して振動片12,13をX
軸方向に励振させるもので、乗算器31、ローパスフィ
ルタ32、反転増幅器33及び電圧制御型増幅器34を
備えている。乗算器31はモニタ用圧電素子15a,1
5bからの電気信号を整流するために同電気信号を2乗
して出力し、ローパスフィルタ32は乗算器31からの
電気信号を積分する。これにより、振動片12,13の
X軸方向の振動の振幅を表す電圧信号が得られる。反転
増幅器33はローパスフィルタ32からの前記電圧信号
にほぼ反比例する電圧信号を出力し、電圧制御型増幅器
34はモニタ用圧電素子15a,15bから入力した電
気信号の利得を反転増幅器33からの電圧信号に応じて
制御して、駆動用圧電素子14a,14bに出力する。
これにより、振動片12,13は、一定振幅でかつ音叉
型振動子10の固有振動数でX軸方向に振動し続ける。
【0010】フェーズロックドループ回路(フィルタ制
御手段)40は、音叉型振動子10の固有振動数を逓倍
して出力する逓倍回路を構成するもので、電圧制御型発
振器41、分周器42、位相比較器43及びローパスフ
ィルタ44からなる。位相比較器43には自励振回路3
0から音叉型振動子10の固有振動数に等しい周波数の
電気信号が入力されており、同電気信号の周波数を所定
数だけ逓倍した周波数を有するクロック信号が電圧制御
型発振器41から出力される。
【0011】バンドパスフィルタ回路50は、検出用圧
電素子16a,16bにより取り出された電気信号に含
まれる周波数成分のうちで音叉型振動子10の固有振動
数近傍の周波数成分のみを抽出するものである。このバ
ンドパスフィルタ回路50は、コンデンサC1〜C6、
オペアンプOP1,OP2及びスイッチング回路SW1
〜SW3からなってその中心周波数を可変とするスイッ
チドキャパシタンスフィルタで構成されており、スイッ
チング回路SW1〜SW3が、電圧制御型発振器41か
ら供給されるクロック信号のハイローレベルに応じて切
り換えられて、バンドパスフィルタ回路50の中心周波
数を同クロック信号の周波数に応じて変更する機能を有
する。この場合、スイッチング回路SW1〜SW3が音
叉型振動子10の固有振動数を前記所定数だけ逓倍した
周波数のクロック信号により切り換えられたとき、この
バンドパスフィルタ回路50の中心周波数が前記固有振
動数に等しくなるように調整されている。
【0012】このバンドパスフィルタ回路50の出力に
は振幅検出回路60が接続されており、同回路60はバ
ンドパスフィルタ回路50からY軸方向の振動を表す電
気信号の振幅値を検出して同振幅値を表す信号を出力す
る。
【0013】上記のように構成した角速度検出装置にお
いては、駆動用圧電素子14a,14b、モニタ用圧電
素子15a,15b及び自励振回路30の作用により、
振動片12,13はX軸方向に音叉型振動子10の固有
振動数で振動する。この場合、振動片12,13の振動
の振幅は、自励振回路30によりほぼ一定に制御され
る。この状態で、基台11の固定された物体が音叉型振
動子10の軸線L1(Z軸)回りに回転すると、同回転
の角速度に比例したコリオリ力が振動片12,13のY
軸方向に発生し、同振動片12,13はY軸方向に振動
する。この場合の振動片12,13の振動の周波数は音
叉型振動子10の固有振動数に等しく、同振動の振幅は
前記物体の回転角速度に比例する。
【0014】この振動片12,13のY軸方向の振動は
検出用圧電素子16a,16bにより検出されるととも
に電気信号として取り出されて、バンドパスフィルタ回
路50に供給される。一方、電圧制御型発振器41は音
叉型振動子10の固有振動数を前記所定数だけ逓倍した
周波数を有するクロック信号を出力しており、バンドパ
スフィルタ回路50の中心周波数はこのクロック信号に
より前記固有振動数に等しく制御されているので、振動
片12,13のY軸方向の振動を表す電気信号は音叉型
振動子10の固有振動数に等しい中心周波数を有するバ
ンドパスフィルタ回路50を介して振幅検出回路60に
出力される。そして、振幅検出回路60にて振動片1
2,13のY軸方向の振動を表す電気信号の振幅値が検
出されるので、音叉型振動子10を固定した物体の軸線
L1(Z軸)回りの角速度が前記振幅値として検出され
る。
【0015】この場合、自励振回路30は振動片12,
13を常に一定振幅で励振させるように作用する。ま
た、フェーズロックドループ回路(フィルタ制御手段)
40がバンドパスフィルタ回路50の中心周波数を音叉
型振動子10の固有振動数に一致させるように制御する
ので、音叉型振動子10又はバンドパスフィルタ回路4
0のコンデンサC1〜C6、オペアンプOP1,OP2
などの製造精度にばらつきがあっても、温度変化などの
環境が変化しても、バンドパスフィルタ回路50の中心
周波数と音叉型振動子10の固有振動数は常に一致し、
音叉型振動子10を固定した物体の角速度を表す電気信
号が常に精度よく取り出され、同角速度を常に精度よく
検出できるようになる。
【0016】また、上記実施形態においては、バンドパ
スフィルタ回路50をスイッチドキャパシタンスフィル
タで構成するようにしたので、同フィルタ回路50を集
積回路化し易くなり、角速度検出装置の回路部分を小さ
く構成できるようになるとともに量産化し易くなる。そ
して、このバンドパスフィルタ回路50の中心周波数を
音叉型振動子10の固有振動数に等しく制御するための
クロック信号であって同固有振動数より少なくとも高い
周波数を有するクロック信号を得るために、フェーズロ
ックドループ回路40を用い、同回路40が同固有振動
数に等しい周波数を有する電気信号を音叉型振動子10
の自励振回路30から入力するとともに、同入力した電
気信号の周波数を逓倍するようにしたので、精度よくバ
ンドパスフィルタ回路50の中心周波数を音叉型振動子
10の固有振動数に等しく制御できる。
【0017】なお、上記実施形態においては、音叉型振
動子10の振動片12,13をX軸方向に駆動用圧電素
子14a,14bによって励振させるとともに、同振動
片12,13のX軸方向及びY軸方向の各振動をモニタ
用圧電素子15a,15b及び検出用圧電素子16a,
16bでそれぞれ検出して電気信号として取り出すよう
にした。しかし、図3に示すように、音叉型振動子70
自体を水晶などの圧電材料で構成するようにしてもよ
い。この場合には、圧電素子を用いて音叉型振動子70
の振動片72,73を励振させたり、同振動片72,7
3の振動を電気信号に変換したりする必要がないので、
上記実施形態の2つの駆動用圧電素子14aと14bと
に代えて、振動片72,73をX軸方向に励振させるた
めの2組の駆動用電極74a1,74a2と74b1、
74b2とを音叉型振動子70に設けるようにすればよ
い。また、上記実施形態の2つのモニタ用圧電素子15
aと15bとに代えて、振動片72,73のX軸方向の
振動を電気信号として取り出すための電気信号取り出し
手段としての2組のモニタ用電極75a1,75a2と
75b1,75b2とを音叉型振動子70に設けるよう
にすればよい。さらに、上記実施形態の1組の検出用圧
電素子16a,16bに代えて、振動片72,73のY
軸方向の振動を電気信号として取り出すための電気信号
取り出し手段として1組の検出用電極76a,76bを
音叉型振動子70に設けるようにすればよい。
【0018】そして、この場合、2組の駆動用電極74
a1,74a2と74b1,74b2のうちで各組の一
方の電極をそれぞれ接地して、各組の他方の電極を上記
図2の検出用圧電素子14a,14bに代えてバッファ
アンプ21にそれぞれ接続するようにすればよい。ま
た、2組のモニタ用電極75a1,75a2と75b
1,75b2のうちで各組の一方の電極をそれぞれ接地
して、各組の他方の電極を上記図2のモニタ用圧電素子
15a,15bに代えてバッファアンプ22にそれぞれ
接続するようにすればよい。さらに、1組の検出用電極
76a,76bを上記図2の1組の検出用圧電素子16
a,16bに代えてバッファアンプ24,25にそれぞ
れ接続するようにすればよい。このように構成した変形
例においては、上記実施形態と同様に動作するとともに
同様な効果が期待されるのに加えて、音叉型振動子70
自体を小さく構成できるので、角速度検出装置全体をコ
ンパクトに構成できる。
【0019】また、上記実施形態及び変形例において
は、モニタ用圧電素子15a,15b及びモニタ用電極
75a1,75a2,75b1,75b2により変換し
た電気信号を自励振回路30に入力するとともに、フィ
ルタ制御手段としてのフェーズロックドループ回路40
にも入力するようにした。しかし、自励振回路30のた
めのモニタ用圧電素子(又はモニタ用電極)と、フェー
ズロックドループ回路40のためのモニタ用圧電素子
(又はモニタ用電極)をそれぞれ別個に設けて、各モニ
タ用圧電素子(又は各電極)にてそれぞれ変換した各電
気信号を自励振回路30及びフェーズロックドループ回
路40にそれぞれ供給するようにしてもよい。
【0020】また、上記実施形態及び変形例において
は、駆動用圧電素子及び一対の駆動用電極、並びにモニ
タ用圧電素子及び一対のモニタ用電極をそれぞれ2組ず
つ設けるようにしたが、充分に大きな振動及び電気信号
が得られる場合には、駆動用圧電素子及び一対の駆動用
電極、並びにモニタ用圧電素子及び一対のモニタ用電極
をそれぞれ1組ずつ設けるようにしてもよい。
【0021】さらに、上記実施形態及びその変形例にお
いて、固有振動数を有する振動子として音叉型振動子を
例にして説明したが、この振動子としては、音叉型に限
らず、H型、他の形をした種々の振動子を利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の角速度検出装置の一実施形態に係る
音叉型振動子の概略斜視図である。
【図2】 同角速度検出装置の一実施形態に係る回路部
分のブロック線図である。
【図3】 同実施形態の変形例に係る音叉型振動子の概
略斜視図である。
【符号の説明】
10…音叉型振動子、12,13…振動片、14a,1
4b…駆動用圧電素子、15a,15b…モニタ用圧電
素子、16a,16b…検出用圧電素子、30…自励振
回路、40…フェーズドロックドループ回路、50…バ
ンドパスフィルタ回路、60…振幅検出回路、70…音
叉型振動子、72,73…振動片、74a1,74a
2,74b1,74b2…駆動用電極、75a1,75
a2,75b1,75b2…モニタ用電極、76a,7
6b…検出用電極。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の固有振動数を有する振動子と、 前記振動子を一軸線方向と直交する第1方向へ前記固有
    振動数で振動させる自励振手段と、 前記一軸線方向と前記第1方向との両方向に直交する第
    2方向への前記振動子の振動を電気信号として取り出す
    電気信号取り出し手段と、 前記電気信号取り出し手段に接続されて前記取り出され
    た電気信号に含まれる周波数成分のうちで前記固有振動
    数近傍の周波数成分のみを抽出するバンドパスフィルタ
    とを備え、前記バンドパスフィルタの出力信号に基づい
    て前記一軸線回りの角速度を検出する角速度検出装置に
    おいて、 前記バンドパスフィルタをその中心周波数を可変に構成
    するとともに、 前記バンドパスフィルタの中心周波数を前記振動子の固
    有振動数と一致するように制御するフィルタ制御手段を
    設けたことを特徴とする角速度検出装置。
JP8012228A 1996-01-26 1996-01-26 角速度検出装置 Pending JPH09203639A (ja)

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