JPH09204292A - 音声入力装置およびそのカード - Google Patents
音声入力装置およびそのカードInfo
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- JPH09204292A JPH09204292A JP3126896A JP3126896A JPH09204292A JP H09204292 A JPH09204292 A JP H09204292A JP 3126896 A JP3126896 A JP 3126896A JP 3126896 A JP3126896 A JP 3126896A JP H09204292 A JPH09204292 A JP H09204292A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 音声データの集中管理を不要とし、システム
の大型化を招くことなく迅速かつ正確に音声を認識でき
る音声入力装置(10、11)およびそのカード10を
提供する。 【解決手段】 肉声の認識のためにこれと比較されるカ
ード処理機構11の記憶部18に格納された標準パター
ンとなる音声データを、カード利用者の肉声についての
音声データが予め格納されたカード10をカード処理機
構11で処理する度毎に、利用者自身の肉声についての
音声データに更新する。
の大型化を招くことなく迅速かつ正確に音声を認識でき
る音声入力装置(10、11)およびそのカード10を
提供する。 【解決手段】 肉声の認識のためにこれと比較されるカ
ード処理機構11の記憶部18に格納された標準パター
ンとなる音声データを、カード利用者の肉声についての
音声データが予め格納されたカード10をカード処理機
構11で処理する度毎に、利用者自身の肉声についての
音声データに更新する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関に設置さ
れる自動化機器(ATM)に組み込んで使用するのに好
適な音声入力装置およびそれに使用されるICカードの
ような取引用カードに関する。
れる自動化機器(ATM)に組み込んで使用するのに好
適な音声入力装置およびそれに使用されるICカードの
ような取引用カードに関する。
【0002】
【従来の技術】銀行のような金融機関に設置された自動
化機器(ATM)によれば、その表示装置に示される案
内画面に沿って、顧客が取引内容を選択し、必要に応じ
て顧客の識別コードが格納されたキャッシュカードのよ
うな取引カードを自動化機器のカード挿入口へ挿入し、
その後、顧客の暗証番号を入力し、選択した取引内容に
応じた必要な情報を入力するという、顧客自身による自
動化機器の一連の操作により、選択した取引を行うこと
ができる。
化機器(ATM)によれば、その表示装置に示される案
内画面に沿って、顧客が取引内容を選択し、必要に応じ
て顧客の識別コードが格納されたキャッシュカードのよ
うな取引カードを自動化機器のカード挿入口へ挿入し、
その後、顧客の暗証番号を入力し、選択した取引内容に
応じた必要な情報を入力するという、顧客自身による自
動化機器の一連の操作により、選択した取引を行うこと
ができる。
【0003】この自動化機器への情報の入力は、キーボ
ードあるいは表示装置の画面に示されるタッチキーの操
作によって行われており、キー操作に不馴れな者にとっ
て、キー操作による入力操作は、極めて時間のかかる作
業となる。特に、振込先名称、受取人名称等の比較的複
雑な情報入力を求められる振り込み取引では、50音仮
名キーおよび英数字キーを駆使できない者にとっては、
情報の迅速な入力操作は容易ではない。複雑なキー操作
を不要とするために、自動化機器に音声認識装置を組み
込み、複雑なキー操作による情報の入力に代えて、顧客
自身の肉声により、必要とする情報を入力することが考
えられる。
ードあるいは表示装置の画面に示されるタッチキーの操
作によって行われており、キー操作に不馴れな者にとっ
て、キー操作による入力操作は、極めて時間のかかる作
業となる。特に、振込先名称、受取人名称等の比較的複
雑な情報入力を求められる振り込み取引では、50音仮
名キーおよび英数字キーを駆使できない者にとっては、
情報の迅速な入力操作は容易ではない。複雑なキー操作
を不要とするために、自動化機器に音声認識装置を組み
込み、複雑なキー操作による情報の入力に代えて、顧客
自身の肉声により、必要とする情報を入力することが考
えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、音声認
識装置は、現状では、不特定多数の肉声を正確に認識す
ることは容易ではない。肉声の認識率の向上のために音
声の標準パターンを用い、この標準パターンと肉声との
比較により、肉声を判定することによって、認識率の向
上を図ることができる。この標準パターンを用いる方法
では、比較する標準パターンのパターン数が多くなる
程、適正な標準パターンの選択が可能となり、究極的に
は、自動化機器の利用者個々に応じた標準パターンを用
意することにより、最も認識率が高められる。ところ
が、自動化機器のような不特定多数の人が利用する機器
において、このような多数の標準パターンを用いる方法
によって認識率を高めるには、自動化機器の利用者数に
応じた数の標準パターンのデータが必要となり、莫大な
量の音声データの中から該当する1個人の標準パターン
についてのデータの検索作業が必要となり、多量のデー
タの取り扱いが必要になることから、迅速な処理が困難
となる。しかも、自動化機器のデータ記憶部の大型化あ
るいは膨大な量の音声データの集中管理が必要となり、
自動化機器あるいは自動化機器を含むシステム全体の大
型化を招いてしまう。
識装置は、現状では、不特定多数の肉声を正確に認識す
ることは容易ではない。肉声の認識率の向上のために音
声の標準パターンを用い、この標準パターンと肉声との
比較により、肉声を判定することによって、認識率の向
上を図ることができる。この標準パターンを用いる方法
では、比較する標準パターンのパターン数が多くなる
程、適正な標準パターンの選択が可能となり、究極的に
は、自動化機器の利用者個々に応じた標準パターンを用
意することにより、最も認識率が高められる。ところ
が、自動化機器のような不特定多数の人が利用する機器
において、このような多数の標準パターンを用いる方法
によって認識率を高めるには、自動化機器の利用者数に
応じた数の標準パターンのデータが必要となり、莫大な
量の音声データの中から該当する1個人の標準パターン
についてのデータの検索作業が必要となり、多量のデー
タの取り扱いが必要になることから、迅速な処理が困難
となる。しかも、自動化機器のデータ記憶部の大型化あ
るいは膨大な量の音声データの集中管理が必要となり、
自動化機器あるいは自動化機器を含むシステム全体の大
型化を招いてしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、基本的には、肉声を認識するための
比較となる標準パターンとして、肉声から得た個々の音
声データを利用するために、個々のカードの所有者の肉
声についての音声データをこのカードのメモリに予め格
納することを特徴とする。
を解決するために、基本的には、肉声を認識するための
比較となる標準パターンとして、肉声から得た個々の音
声データを利用するために、個々のカードの所有者の肉
声についての音声データをこのカードのメモリに予め格
納することを特徴とする。
【0006】カードに格納された肉声についての音声デ
ータは、カード利用者がこのカードを利用する度毎に、
カードを取り扱う処理機構により読み取られ、標準パタ
ーンとして一時的に処理機構の記憶部に格納される。カ
ード利用者が発する肉声と比較される標準パターンは、
記憶部に一時的に格納されたカード利用者自身の肉声に
ついての音声データであることから、高い精度で正確に
肉声を判定し、これにより肉声を正確に認識できる。
ータは、カード利用者がこのカードを利用する度毎に、
カードを取り扱う処理機構により読み取られ、標準パタ
ーンとして一時的に処理機構の記憶部に格納される。カ
ード利用者が発する肉声と比較される標準パターンは、
記憶部に一時的に格納されたカード利用者自身の肉声に
ついての音声データであることから、高い精度で正確に
肉声を判定し、これにより肉声を正確に認識できる。
【0007】また、処理機構の記憶部に格納された標準
パターンは、カードの処理操作毎に、このカードに格納
されたカード所有者の肉声から得られた音声データに代
えられることから、処理機構の側に多数の音声データを
予め格納しておく必要はない。 従って、多数の音声デ
ータを集中管理する必要はなく、また、このような多数
の音声データの中から該当する音声データを選択する作
業を経ることがないことから、処理機構を含むシステム
全体の大型化を招くことなく、迅速かつ正確な音声認識
作業が可能となる。
パターンは、カードの処理操作毎に、このカードに格納
されたカード所有者の肉声から得られた音声データに代
えられることから、処理機構の側に多数の音声データを
予め格納しておく必要はない。 従って、多数の音声デ
ータを集中管理する必要はなく、また、このような多数
の音声データの中から該当する音声データを選択する作
業を経ることがないことから、処理機構を含むシステム
全体の大型化を招くことなく、迅速かつ正確な音声認識
作業が可能となる。
【0008】カードの音声データを格納するメモリとし
て、IC(集積回路)チップからなるICメモリを用い
ることができ、カードとして、ICメモリが組み込まれ
たいわゆるICカードを採用することができる。ICカ
ードの音声データが格納されるICメモリの一部を、従
来の磁気ストライプ付キャシュカードの磁気ストライプ
に格納されていた顧客用識別情報の格納に利用すること
ができる。
て、IC(集積回路)チップからなるICメモリを用い
ることができ、カードとして、ICメモリが組み込まれ
たいわゆるICカードを採用することができる。ICカ
ードの音声データが格納されるICメモリの一部を、従
来の磁気ストライプ付キャシュカードの磁気ストライプ
に格納されていた顧客用識別情報の格納に利用すること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に沿って詳細に説明する。図1は本発明に係る取引用I
Cカード10およびカード処理機構11を概略的に示す
斜視図であり、このICカード10およびカード処理機
構11からなる音声入力装置を図2に示す自動化機器
(ATM)12に組み込んで使用する例について説明す
る。
に沿って詳細に説明する。図1は本発明に係る取引用I
Cカード10およびカード処理機構11を概略的に示す
斜視図であり、このICカード10およびカード処理機
構11からなる音声入力装置を図2に示す自動化機器
(ATM)12に組み込んで使用する例について説明す
る。
【0010】図1(A)に示されるICカード10は、
例えば矩形の薄型プラスチック板からなるカード基板1
3と、この基板13の表面に埋設されたIC(集積)メ
モリーチップからなるICメモリ14と、カード基板1
3の表面に設けられた磁気ストライプからなる磁気メモ
リ15とを備える。ICカード10のメモリ部を構成す
る磁気メモリ15には、従来のキャシュカードにおける
と同様なカード利用者である顧客の口座番号、暗証番号
等の自動化機器での取引のために必要な所定の識別情報
が格納されている。この磁気メモリ15からなるメモリ
部の情報の読取りは磁気的に行われる。
例えば矩形の薄型プラスチック板からなるカード基板1
3と、この基板13の表面に埋設されたIC(集積)メ
モリーチップからなるICメモリ14と、カード基板1
3の表面に設けられた磁気ストライプからなる磁気メモ
リ15とを備える。ICカード10のメモリ部を構成す
る磁気メモリ15には、従来のキャシュカードにおける
と同様なカード利用者である顧客の口座番号、暗証番号
等の自動化機器での取引のために必要な所定の識別情報
が格納されている。この磁気メモリ15からなるメモリ
部の情報の読取りは磁気的に行われる。
【0011】他方、ICカード10の他のメモリ部を構
成するICメモリ14には、ICカード10の利用者の
肉声についての音声データが格納されている。この音声
データとして、例えば50音等のそれぞれの音声波形に
ついての特徴データをデジタル音声データとして格納し
ておくことができるが、後述するパターンマッチング等
のデータ処理の簡素化を図る上で、各特徴データは、単
語単位で取り扱うことが望ましい。このような登録され
る単語として、例えば自動化機器では、比較的複雑な情
報入力を必要とされる振り込み手続きに使用される振込
先名称、受取人名称のような取引に必要とされる単語で
ある。
成するICメモリ14には、ICカード10の利用者の
肉声についての音声データが格納されている。この音声
データとして、例えば50音等のそれぞれの音声波形に
ついての特徴データをデジタル音声データとして格納し
ておくことができるが、後述するパターンマッチング等
のデータ処理の簡素化を図る上で、各特徴データは、単
語単位で取り扱うことが望ましい。このような登録され
る単語として、例えば自動化機器では、比較的複雑な情
報入力を必要とされる振り込み手続きに使用される振込
先名称、受取人名称のような取引に必要とされる単語で
ある。
【0012】ICメモリ14へのデータの読み書きは、
ICメモリ14の表面に露出して形成された電気接点1
6を経てなされる。このICメモリ14の記憶容量に余
裕がある場合、磁気メモリ15内の格納データをICメ
モリ14に格納することができ、これにより磁気メモリ
15を不要とすることができる。
ICメモリ14の表面に露出して形成された電気接点1
6を経てなされる。このICメモリ14の記憶容量に余
裕がある場合、磁気メモリ15内の格納データをICメ
モリ14に格納することができ、これにより磁気メモリ
15を不要とすることができる。
【0013】図1(B)に示されたカード処理機構11
は、ICメモリ14に格納された音声データを読み取る
データ読取り部17と、このデータ読取り部17で読み
取ったデジタル音声データを一時的に記憶しておくため
の書換可能な記憶部18とを備える。このカード処理機
構11には、ICカード10の利用者が発した肉声によ
る入力情報を電気信号に変換するマイクロホンのような
集音機構19が設けられている。この集音機構19によ
り得られたアナログ音声信号による入力情報は、デジタ
ル処理部20によりデジタル音声信号に変換された後、
パターンマッチング部21に送られる。
は、ICメモリ14に格納された音声データを読み取る
データ読取り部17と、このデータ読取り部17で読み
取ったデジタル音声データを一時的に記憶しておくため
の書換可能な記憶部18とを備える。このカード処理機
構11には、ICカード10の利用者が発した肉声によ
る入力情報を電気信号に変換するマイクロホンのような
集音機構19が設けられている。この集音機構19によ
り得られたアナログ音声信号による入力情報は、デジタ
ル処理部20によりデジタル音声信号に変換された後、
パターンマッチング部21に送られる。
【0014】パターンマッチング部21は、データ読取
り部17から読み取られかつ記憶部18に格納された音
声データを標準データとして、この標準データとの比較
により、デジタル処理部20から入力された音声信号を
判別する。このような標準データとの比較による音声信
号の判別技術は、従来の音声識別装置におけると同様で
あり、ここではその詳細は省略するが、種々のアルゴリ
ズムを適用することができる。
り部17から読み取られかつ記憶部18に格納された音
声データを標準データとして、この標準データとの比較
により、デジタル処理部20から入力された音声信号を
判別する。このような標準データとの比較による音声信
号の判別技術は、従来の音声識別装置におけると同様で
あり、ここではその詳細は省略するが、種々のアルゴリ
ズムを適用することができる。
【0015】パターンマッチング部21による判定作業
では、ICカード10のメモリ部であるICメモリ14
から記憶部18に読み取られたICカード10利用者の
肉声についての音声データが標準データとして利用され
る。そのため、集音機構19を経て得られた音声信号に
よる入力情報の判別精度は極めて高く、適正に認識され
た音声データに対応したデータ信号すなわち集音機構1
9を通して入力された音声情報に正確に対応するデータ
信号がデータ変換部22から出力信号として引き続く信
号処理部に出力される。
では、ICカード10のメモリ部であるICメモリ14
から記憶部18に読み取られたICカード10利用者の
肉声についての音声データが標準データとして利用され
る。そのため、集音機構19を経て得られた音声信号に
よる入力情報の判別精度は極めて高く、適正に認識され
た音声データに対応したデータ信号すなわち集音機構1
9を通して入力された音声情報に正確に対応するデータ
信号がデータ変換部22から出力信号として引き続く信
号処理部に出力される。
【0016】取り扱う音声データを一音毎とすることが
できるが、この場合、データ変換部22等において各音
声を一つの単語毎にまとめる機能を付与する必要があ
り、構成の複雑化を招くが、先に述べたとおり、取り扱
う音声データを単語単位に限定することにより、各音声
を単語毎にまとめる機能が不要となることから、構成の
簡素化を図ることができる。
できるが、この場合、データ変換部22等において各音
声を一つの単語毎にまとめる機能を付与する必要があ
り、構成の複雑化を招くが、先に述べたとおり、取り扱
う音声データを単語単位に限定することにより、各音声
を単語毎にまとめる機能が不要となることから、構成の
簡素化を図ることができる。
【0017】図2は、本発明に係るICカード10およ
びカード処理機構11が組み込まれる自動化機器(AT
M)12の概略図である。自動化機器(ATM)12に
は、従来におけると同様、通帳を取り扱うための通帳挿
入・排出口23、カードを取り扱うためのカード挿入・
排出口24、現金の受け渡たしのための硬貨挿入・排出
口25および紙幣挿入・排出口26、さらには表示装置
27が設けられている。利用者の肉声についての音声デ
ータが予めICメモリ14に格納されたICカード10
を取り扱うカード処理機構11のデータ読取り部17
は、カード挿入・排出口24に関連して設けられてい
る。また、カード処理機構11の集音機構19は自動化
機器(ATM)12の前面に適宜配置されている。
びカード処理機構11が組み込まれる自動化機器(AT
M)12の概略図である。自動化機器(ATM)12に
は、従来におけると同様、通帳を取り扱うための通帳挿
入・排出口23、カードを取り扱うためのカード挿入・
排出口24、現金の受け渡たしのための硬貨挿入・排出
口25および紙幣挿入・排出口26、さらには表示装置
27が設けられている。利用者の肉声についての音声デ
ータが予めICメモリ14に格納されたICカード10
を取り扱うカード処理機構11のデータ読取り部17
は、カード挿入・排出口24に関連して設けられてい
る。また、カード処理機構11の集音機構19は自動化
機器(ATM)12の前面に適宜配置されている。
【0018】顧客であるICカード10の利用者が、表
示装置27に表示される案内画面に沿って、この案内画
面上に表示された取引種目の中から例えば振り込み取引
を選択すると、カードの挿入を求められる。この求めに
沿って、ICカード10がカード挿入・排出口24に挿
入されると、カード挿入・排出口24に挿入されたIC
カード10の磁気メモリ15の磁気データが読み取ら
れ、またICメモリ14の音声データがデータ読取り部
17により読み取られ、この音声データが記憶部18に
格納される。従って、記憶部18に他のカード利用者に
ついての音声データが格納されていても、この新たなI
Cカード10の読取りにより、記憶部18に格納される
音声データは、現在取り扱り扱っているICカード10
のICメモリ14に格納されている音声データに常に更
新される。
示装置27に表示される案内画面に沿って、この案内画
面上に表示された取引種目の中から例えば振り込み取引
を選択すると、カードの挿入を求められる。この求めに
沿って、ICカード10がカード挿入・排出口24に挿
入されると、カード挿入・排出口24に挿入されたIC
カード10の磁気メモリ15の磁気データが読み取ら
れ、またICメモリ14の音声データがデータ読取り部
17により読み取られ、この音声データが記憶部18に
格納される。従って、記憶部18に他のカード利用者に
ついての音声データが格納されていても、この新たなI
Cカード10の読取りにより、記憶部18に格納される
音声データは、現在取り扱り扱っているICカード10
のICメモリ14に格納されている音声データに常に更
新される。
【0019】カード10の挿入後、暗証番号の入力が求
められる。この暗証番号の入力は、一般的には数字の列
であることから、従来におけると表示装置27のタッチ
キー等により比較的容易に入力することができる。
められる。この暗証番号の入力は、一般的には数字の列
であることから、従来におけると表示装置27のタッチ
キー等により比較的容易に入力することができる。
【0020】この暗証番号の入力を音声で行うこともで
きる。暗証番号の入力を音声で行う場合、ICカード1
0には、他の音声データにおけると同様に、予めICカ
ード10利用者の肉声で暗証番号についての音声データ
が格納される。これらの音声データは、データ読取り部
17での読取りにより、記憶部18に格納されることか
ら、集音機構19を経て暗証番号が肉声で入力される
と、その音声データは、記憶部18に格納された暗証番
号についての音声データを標準データとして、比較され
る。従って、この集音機構19を経て入力された暗証番
号を正確に判定できることに加えて、その集音機構19
を通して入力された肉声が予めICカード10に格納さ
れた暗証番号についての本人の音声データのそれに一致
しているか否かをも判定することができ、これにより現
カード取扱者が本人であるか否かについての照合機能を
持たせることもできる。
きる。暗証番号の入力を音声で行う場合、ICカード1
0には、他の音声データにおけると同様に、予めICカ
ード10利用者の肉声で暗証番号についての音声データ
が格納される。これらの音声データは、データ読取り部
17での読取りにより、記憶部18に格納されることか
ら、集音機構19を経て暗証番号が肉声で入力される
と、その音声データは、記憶部18に格納された暗証番
号についての音声データを標準データとして、比較され
る。従って、この集音機構19を経て入力された暗証番
号を正確に判定できることに加えて、その集音機構19
を通して入力された肉声が予めICカード10に格納さ
れた暗証番号についての本人の音声データのそれに一致
しているか否かをも判定することができ、これにより現
カード取扱者が本人であるか否かについての照合機能を
持たせることもできる。
【0021】暗証番号の照合後、表示装置27には、振
り込みを振り込みカードで行うか否かの振り込み方法の
選択、振込先の情報の入力、受取人についての情報の入
力、依頼人についての情報入力等が、音声によって入力
できる旨の案内が順次表示される。従って、顧客は、表
示装置27に表示される案内に沿って、求めらた情報を
集音機構19から肉声により入力することができる。こ
の集音機構19から入力された肉声による音声データ
は、順次記憶部18に格納された本人の音声データのう
ちの対応する音声データと比較される。従って、高い精
度で集音機構19からの肉声を判別することができるこ
とから、複雑なキー操作による情報の入力操作を行うこ
となく容易に必要な情報を正確かつ迅速に入力すること
ができる。その結果、自動化機器(ATM)12の取り
扱いが容易となり、自動化機器(ATM)12の稼働率
の向上をも図ることが可能となる。
り込みを振り込みカードで行うか否かの振り込み方法の
選択、振込先の情報の入力、受取人についての情報の入
力、依頼人についての情報入力等が、音声によって入力
できる旨の案内が順次表示される。従って、顧客は、表
示装置27に表示される案内に沿って、求めらた情報を
集音機構19から肉声により入力することができる。こ
の集音機構19から入力された肉声による音声データ
は、順次記憶部18に格納された本人の音声データのう
ちの対応する音声データと比較される。従って、高い精
度で集音機構19からの肉声を判別することができるこ
とから、複雑なキー操作による情報の入力操作を行うこ
となく容易に必要な情報を正確かつ迅速に入力すること
ができる。その結果、自動化機器(ATM)12の取り
扱いが容易となり、自動化機器(ATM)12の稼働率
の向上をも図ることが可能となる。
【0022】ICカード10のICメモリ14への音声
データの入力は、例えば金融機関の窓口に設置された入
力装置を通して、予め使用するであろう振り込み人先の
情報等の音声データを入力することにより、行うことが
できる。また、自動化機器(ATM)12によって、I
Cカード10への音声データの入力を行うことができ
る。この自動化機器(ATM)12でのICカード10
への音声データの登録には、例えば暗証番号の入力後、
案内画面に「音声登録」の案内表示を行い、この音声登
録の選択後、キー操作による情報の入力毎に、逐次その
情報を肉声で発するように案内表示し、これに沿って得
られた音声データをICメモリ14に書き込ませること
ができる。
データの入力は、例えば金融機関の窓口に設置された入
力装置を通して、予め使用するであろう振り込み人先の
情報等の音声データを入力することにより、行うことが
できる。また、自動化機器(ATM)12によって、I
Cカード10への音声データの入力を行うことができ
る。この自動化機器(ATM)12でのICカード10
への音声データの登録には、例えば暗証番号の入力後、
案内画面に「音声登録」の案内表示を行い、この音声登
録の選択後、キー操作による情報の入力毎に、逐次その
情報を肉声で発するように案内表示し、これに沿って得
られた音声データをICメモリ14に書き込ませること
ができる。
【0023】本発明に係る音声入力装置(10、11)
を備える自動化機器(ATM)12では、ICカード1
0のICメモリ14に格納された肉声についての音声デ
ータが、このICカード10を利用する度毎に、カード
を取り扱うカード処理機構11の記憶部18に標準パタ
ーンとして格納される。このことから、記憶部18に格
納される標準パターンは、ICカード10の処理操作毎
に、このICカード10のデータでICカード10利用
者本人の音声データに更新される。従って、予め記憶部
18に多人数分の音声データを格納しておくことなく、
常に、カード利用者本人の肉声による音声データを標準
パターンとして利用することができ、カード利用者が発
する肉声を高い精度で正確に判定し、これによりその肉
声を正確に認識することができることから、自動化機器
(ATM)12への迅速、正確かつ容易な情報の入力が
可能となる。
を備える自動化機器(ATM)12では、ICカード1
0のICメモリ14に格納された肉声についての音声デ
ータが、このICカード10を利用する度毎に、カード
を取り扱うカード処理機構11の記憶部18に標準パタ
ーンとして格納される。このことから、記憶部18に格
納される標準パターンは、ICカード10の処理操作毎
に、このICカード10のデータでICカード10利用
者本人の音声データに更新される。従って、予め記憶部
18に多人数分の音声データを格納しておくことなく、
常に、カード利用者本人の肉声による音声データを標準
パターンとして利用することができ、カード利用者が発
する肉声を高い精度で正確に判定し、これによりその肉
声を正確に認識することができることから、自動化機器
(ATM)12への迅速、正確かつ容易な情報の入力が
可能となる。
【0024】また、処理機構の記憶部に格納される標準
パターンは、カード10の処理操作毎に、このカード1
0に格納されたカード所有者の肉声から得られた音声デ
ータに代えられることから、処理機構の側に多数の音声
データを予め格納しておく必要はない。従って、標準パ
ターンとして多数の音声データを集中管理する必要はな
く、また、このような多数の音声データの中から該当す
る音声データを選択する作業を経ることがないことか
ら、処理機構を含むシステム全体の大型化を招くことな
く、迅速かつ正確な音声認識作業に基づく自動化機器
(ATM)12での迅速な作業処理が可能となる。
パターンは、カード10の処理操作毎に、このカード1
0に格納されたカード所有者の肉声から得られた音声デ
ータに代えられることから、処理機構の側に多数の音声
データを予め格納しておく必要はない。従って、標準パ
ターンとして多数の音声データを集中管理する必要はな
く、また、このような多数の音声データの中から該当す
る音声データを選択する作業を経ることがないことか
ら、処理機構を含むシステム全体の大型化を招くことな
く、迅速かつ正確な音声認識作業に基づく自動化機器
(ATM)12での迅速な作業処理が可能となる。
【0025】本発明は以上の実施例に限定されない。本
発明に係る音声入力装置は、券売機のような種々の自動
化機器に適用することができる。また、本発明に係る音
声入力装置は、ワークステーションあるいはパーソナル
コンピュータの入力装置としても利用することができ、
その他、入退室管理システムの音声による識別装置とし
ても、広く利用できる。また、本発明のカードとして、
ICメモリの情報の読み書き等を非接触状態で行ういわ
ゆるコンタクトレスICカードを採用することができ
る。このようなコンタクトレスICカードでは、ICメ
モリの情報の読み書きは、ICメモリ接点に代えて、例
えば光、磁気および電波等の非接触手段が用いられる。
発明に係る音声入力装置は、券売機のような種々の自動
化機器に適用することができる。また、本発明に係る音
声入力装置は、ワークステーションあるいはパーソナル
コンピュータの入力装置としても利用することができ、
その他、入退室管理システムの音声による識別装置とし
ても、広く利用できる。また、本発明のカードとして、
ICメモリの情報の読み書き等を非接触状態で行ういわ
ゆるコンタクトレスICカードを採用することができ
る。このようなコンタクトレスICカードでは、ICメ
モリの情報の読み書きは、ICメモリ接点に代えて、例
えば光、磁気および電波等の非接触手段が用いられる。
【0026】
【発明の効果】以上に説明した本発明の音声入力装置で
は、標準パターンとなる処理機構の記憶部に格納される
音声データは、カード処理機構によるカード処理操作の
度に、このカードに格納されたカード利用者当人の音声
データに更新されることから、多数の音声データを集中
管理する必要はなく、また、このような多数の音声デー
タの中から該当する音声データを選択する作業を経るこ
とがないことから、処理機構を含むシステム全体の大型
化を招くことなく、迅速かつ正確な音声認識作業が可能
となる。
は、標準パターンとなる処理機構の記憶部に格納される
音声データは、カード処理機構によるカード処理操作の
度に、このカードに格納されたカード利用者当人の音声
データに更新されることから、多数の音声データを集中
管理する必要はなく、また、このような多数の音声デー
タの中から該当する音声データを選択する作業を経るこ
とがないことから、処理機構を含むシステム全体の大型
化を招くことなく、迅速かつ正確な音声認識作業が可能
となる。
【図1】本発明に係る取引用ICカードおよびカード処
理機構を備える音声入力装置を示す概略図である。
理機構を備える音声入力装置を示す概略図である。
【図2】図1に示した音声入力装置が設けられる自動化
機器の外観を示す概略図である。
機器の外観を示す概略図である。
10 ICカード 11 カード処理機構 12 自動化機器(ATM) 14 (ICメモリ)メモリ 17 データ読取り部 18 記憶部 19 集音機構 21 パターンマッチング部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10L 3/00 551 G06F 15/30 350 G06K 19/00 Q
Claims (5)
- 【請求項1】 音声を電気信号に変換する集音機構と、
音声データを予め格納するメモリが設けられたカード
と、該カードを取り扱うカード処理機構とを含み、該カ
ード処理機構は、前記カードの音声データを読み取るデ
ータ読取り部と、該データ読取り部で読み取った音声デ
ータを一時的に記憶する書換可能な記憶部と、前記集音
機構で得られた音声信号と前記記憶部の音声データとを
比較して前記集音機構からの音声を判定し、認識した音
声データ信号を出力するパターンマッチング部とを備え
ることを特徴とする音声入力装置。 - 【請求項2】 音声を電気信号に変換する集音機構と、
音声データおよび取引のための所定の識別情報を予め格
納するメモリが設けられたカードと、自動化機器に関連
して設けられ前記カードを取り扱うカード処理機構とを
含み、前記カード処理機構は、前記カードの音声データ
を読み取るデータ読取り部と、該データ読取り部で読み
取った音声データを一時的に記憶する書換可能な記憶部
と、前記集音機構で得られた音声信号と前記記憶部の音
声データとを比較して前記集音機構からの音声を判別
し、認識した音声データ信号を出力するパターンマッチ
ング部とを備えることを特徴とする、自動化機器用音声
入力装置。 - 【請求項3】 自動化機器を通しての取引のための所定
の識別情報が格納された取引用カードであって、所定の
音声データが予め格納されたメモリ部が設けられている
ことを特徴とする取引用カード。 - 【請求項4】 前記カードの音声データを格納する前記
メモリ部は、音声波形パターンの特徴データがデジタル
信号として入力されたICメモリである請求項3記載の
取引用カード。 - 【請求項5】 前記特徴データは、各単語を単位として
構成されていることを特徴とする請求項4記載の取引用
カード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3126896A JPH09204292A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 音声入力装置およびそのカード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3126896A JPH09204292A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 音声入力装置およびそのカード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09204292A true JPH09204292A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=12326599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3126896A Pending JPH09204292A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 音声入力装置およびそのカード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09204292A (ja) |
-
1996
- 1996-01-24 JP JP3126896A patent/JPH09204292A/ja active Pending
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