JPH09205222A - 光検出用半導体装置 - Google Patents
光検出用半導体装置Info
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- JPH09205222A JPH09205222A JP8010899A JP1089996A JPH09205222A JP H09205222 A JPH09205222 A JP H09205222A JP 8010899 A JP8010899 A JP 8010899A JP 1089996 A JP1089996 A JP 1089996A JP H09205222 A JPH09205222 A JP H09205222A
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F99/00—Subject matter not provided for in other groups of this subclass
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y20/00—Nanooptics, e.g. quantum optics or photonic crystals
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F77/00—Constructional details of devices covered by this subclass
- H10F77/10—Semiconductor bodies
- H10F77/14—Shape of semiconductor bodies; Shapes, relative sizes or dispositions of semiconductor regions within semiconductor bodies
- H10F77/146—Superlattices; Multiple quantum well structures
- H10F77/1465—Superlattices; Multiple quantum well structures including only Group IV materials, e.g. Si-SiGe superlattices
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光吸収効率が向上し、生産性向上のためにフ
ォトダイオード作製に要する時間が短縮された光検出用
半導体装置を提供する。 【解決手段】 フォトダイオードの光吸収層に、シリコ
ン基板1の表面に平行な層を形成するSi/SiGe超
格子層6と、Si/SiGe超格子層をはさんで上部及
び下部にSi/SiGe超格子層6中のGeの含有率よ
りも低いGeを含んだP型低Ge濃度SiGeエピタキ
シアル層5、7とを有し、また、上部のSiGeエピタ
キシアル層7の直上に、高濃度のP+ 型Siコンタクト
層8を有し、下部のSiGeエピタキシアル層5の直下
に高濃度のN+ 型エピタキシャル層を有している。上部
及び下部のSiGeエピタキシアル層5、7中のGe濃
度は、少なくとも1%以上であることが望ましい。
ォトダイオード作製に要する時間が短縮された光検出用
半導体装置を提供する。 【解決手段】 フォトダイオードの光吸収層に、シリコ
ン基板1の表面に平行な層を形成するSi/SiGe超
格子層6と、Si/SiGe超格子層をはさんで上部及
び下部にSi/SiGe超格子層6中のGeの含有率よ
りも低いGeを含んだP型低Ge濃度SiGeエピタキ
シアル層5、7とを有し、また、上部のSiGeエピタ
キシアル層7の直上に、高濃度のP+ 型Siコンタクト
層8を有し、下部のSiGeエピタキシアル層5の直下
に高濃度のN+ 型エピタキシャル層を有している。上部
及び下部のSiGeエピタキシアル層5、7中のGe濃
度は、少なくとも1%以上であることが望ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコン基板上に
形成される光検出用の半導体装置に関する。
形成される光検出用の半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非常に高速で、かつ長距離の光ファイバ
通信を行なうためには、波長1.3μm帯に感度のある
受光器が必要である。従来はGaAs等の化合物系を用
いた受光器が主に用いられていたが、1.3μm帯に感
度を持つSiGeを光吸収層に用いることで、シリコン
プロセスを適用可能な、低コストな受光器が実現可能に
なってきた。例えば、B.Jalaiらの1994、J
ounal of Lightwave Techno
logy、pp930〜935、あるいは、A.spl
ettらのIEEE Photonics Techn
ology Letter、vol.6、No.1、J
anuary 1994、pp59〜61には、SiG
eを用いたフォトダイオードが報告されている。
通信を行なうためには、波長1.3μm帯に感度のある
受光器が必要である。従来はGaAs等の化合物系を用
いた受光器が主に用いられていたが、1.3μm帯に感
度を持つSiGeを光吸収層に用いることで、シリコン
プロセスを適用可能な、低コストな受光器が実現可能に
なってきた。例えば、B.Jalaiらの1994、J
ounal of Lightwave Techno
logy、pp930〜935、あるいは、A.spl
ettらのIEEE Photonics Techn
ology Letter、vol.6、No.1、J
anuary 1994、pp59〜61には、SiG
eを用いたフォトダイオードが報告されている。
【0003】これらのフォトダイオードは、SiとSi
Geを交互に重ねた超格子構造として光吸収層を成長さ
せた後、電極となる高濃度不純物層を成長させ、メサ型
にエッチングを行ないフォトダイオードを製造してい
る。Si上に直接SiGeを厚く成長させることは、格
子不整合のために難しいが、超格子構造によってSiG
eの光吸収層の総膜厚を厚くすることが可能となり、光
の吸収率を増加できる。図8は、B.Jalaiらによ
る光検出器の構成を示す断面図である。図中符号61は
N+ シリコン基板、62はi型Siエピタキシアル層、
63はi型Si/SiGe超格子層、64はi型Siエ
ピタキシアル層、65はP+ 型Siエピタキシアル層、
66はシリコン酸化膜、67はアルミ電極を示す。
Geを交互に重ねた超格子構造として光吸収層を成長さ
せた後、電極となる高濃度不純物層を成長させ、メサ型
にエッチングを行ないフォトダイオードを製造してい
る。Si上に直接SiGeを厚く成長させることは、格
子不整合のために難しいが、超格子構造によってSiG
eの光吸収層の総膜厚を厚くすることが可能となり、光
の吸収率を増加できる。図8は、B.Jalaiらによ
る光検出器の構成を示す断面図である。図中符号61は
N+ シリコン基板、62はi型Siエピタキシアル層、
63はi型Si/SiGe超格子層、64はi型Siエ
ピタキシアル層、65はP+ 型Siエピタキシアル層、
66はシリコン酸化膜、67はアルミ電極を示す。
【0004】この光検出器は、N+ シリコン基板61上
にi型Siエピタキシアル層62を形成し、その後i型
Si/SiGe超格子層63とi型Siエピタキシアル
層64とP+ 型Siエピタキシアル層65を形成した
後、メサ状にP+ 型Siエピタキシアル層65、i型S
iエピタキシアル層64及びi型Si/SiGe超格子
層63をエッチングすることにより、光導波路を形成し
ている。
にi型Siエピタキシアル層62を形成し、その後i型
Si/SiGe超格子層63とi型Siエピタキシアル
層64とP+ 型Siエピタキシアル層65を形成した
後、メサ状にP+ 型Siエピタキシアル層65、i型S
iエピタキシアル層64及びi型Si/SiGe超格子
層63をエッチングすることにより、光導波路を形成し
ている。
【0005】また、図9は、A.Splettらによる
光検出器の構成を示す断面図である。図中符号71はP
型シリコン基板、72はP型SiGeエピタキシアル
層、73はi型Si/SiGe超格子層、74はP型S
iバッファ層、75はN+ 型Siコンタクト層、76は
シリコン酸化膜、77はアルミ電極を示す。
光検出器の構成を示す断面図である。図中符号71はP
型シリコン基板、72はP型SiGeエピタキシアル
層、73はi型Si/SiGe超格子層、74はP型S
iバッファ層、75はN+ 型Siコンタクト層、76は
シリコン酸化膜、77はアルミ電極を示す。
【0006】この光検出器は、P型シリコン基板71上
にP型SiGeエピタキシアル層72を設けた後、i型
Si/SiGe超格子層73とP型Siバッファ層74
とN + 型Siコンタクト層75を形成した後、P型Si
Geエピタキシアル層72に到達するように、メサ状に
N+ 型Siコンタクト層75、P型Siバッファ層74
及びi型Si/SiGe超格子層73をエッチングする
ことにより、リブ状に光導波路が形成されている。
にP型SiGeエピタキシアル層72を設けた後、i型
Si/SiGe超格子層73とP型Siバッファ層74
とN + 型Siコンタクト層75を形成した後、P型Si
Geエピタキシアル層72に到達するように、メサ状に
N+ 型Siコンタクト層75、P型Siバッファ層74
及びi型Si/SiGe超格子層73をエッチングする
ことにより、リブ状に光導波路が形成されている。
【0007】これらの光検出器は、いずれもシリコンチ
ップ端側から光を入射するメサ型フォトダイオードであ
る。超格子層を用いたとしても、SiGeの光吸収層厚
は合計1μm位と薄いので、コア径10μmの光ファイ
バからの光を、効率良く光吸収層に導く必要がある。
ップ端側から光を入射するメサ型フォトダイオードであ
る。超格子層を用いたとしても、SiGeの光吸収層厚
は合計1μm位と薄いので、コア径10μmの光ファイ
バからの光を、効率良く光吸収層に導く必要がある。
【0008】B.Jalaiらによる光検出器の場合、
メサ型フォトダイオードのへき開面に直接光を入射して
いるが、光吸収層の上部と下部にi型のSiエピタキシ
アル層を等幅に積層することでクラッドを形成し、光を
閉じ込める工夫を行なっている。
メサ型フォトダイオードのへき開面に直接光を入射して
いるが、光吸収層の上部と下部にi型のSiエピタキシ
アル層を等幅に積層することでクラッドを形成し、光を
閉じ込める工夫を行なっている。
【0009】一方A.Splettらによる光検出器の
場合、光の入射面とフォトダイオードとの間に光導波路
を設けて、光吸収層に対するエバネセント(evane
scent)波結合を形成して、光を効率良く導いてい
る。
場合、光の入射面とフォトダイオードとの間に光導波路
を設けて、光吸収層に対するエバネセント(evane
scent)波結合を形成して、光を効率良く導いてい
る。
【0010】また、本出願人は、特願平5−31953
8号において、側壁に絶縁膜が形成されている凹部をシ
リコン基板表面に設け、この凹部内に超高真空CVD法
(UHVCVD法)によってSi/SiGe超格子層を
成膜してフォトダイオードの光吸収層とする技術を開示
した。
8号において、側壁に絶縁膜が形成されている凹部をシ
リコン基板表面に設け、この凹部内に超高真空CVD法
(UHVCVD法)によってSi/SiGe超格子層を
成膜してフォトダイオードの光吸収層とする技術を開示
した。
【0011】図10は特願平5−319538号に示さ
れる光検出器の構成を示す平面図、図11は図10のX
−X′線での断面図、図12は図10のY−Y′線での
断面図である。ただし図10では素子表面に形成された
シリコン酸化膜を表示していない。図中符号81はシリ
コン基板、82はN+ 型埋込層、83はN型エピタキシ
アル層、84は分離領域、85はP型Siエピタキシア
ル層、86はSi/SiGe超格子層、87はP型Si
バッファ層、88はP+ 型Siコンタクト層、89はシ
リコン酸化膜、90はコンタクト、91はN+ 引き出し
層、92はアルミ電極、93は光ファイバ固定溝、94
は光ファイバ、95はシリコンチップである。
れる光検出器の構成を示す平面図、図11は図10のX
−X′線での断面図、図12は図10のY−Y′線での
断面図である。ただし図10では素子表面に形成された
シリコン酸化膜を表示していない。図中符号81はシリ
コン基板、82はN+ 型埋込層、83はN型エピタキシ
アル層、84は分離領域、85はP型Siエピタキシア
ル層、86はSi/SiGe超格子層、87はP型Si
バッファ層、88はP+ 型Siコンタクト層、89はシ
リコン酸化膜、90はコンタクト、91はN+ 引き出し
層、92はアルミ電極、93は光ファイバ固定溝、94
は光ファイバ、95はシリコンチップである。
【0012】この光検出器は、光ファイバ94からの入
射光をSi/SiGe超格子層86に横から入射させよ
うとするものである。P型シリコン基板81上にN+ 型
埋込層82とN型エピタキシアル層83を形成し、N型
エピタキシアル層83の表面からN+ 型埋込層82に達
するように分離領域84が設けられている。分離領域8
4で区画された領域内のN型エピタキシアル層83を取
り除きN+ 型埋込層82上にP型Siエピタキシアル層
85、Si/SiGe超格子層86、P型Siバッファ
層87、P+ 型Siコンタクト層88を続けて選択エピ
タキシアル成長させた構成となっている。また、光ファ
イバ94が約半分まで埋め込まれる深さの光ファイバ固
定溝93が形成され、光ファイバの出射端とSi/Si
Ge超格子層86の端部が対向配置された構造により光
を導入している。
射光をSi/SiGe超格子層86に横から入射させよ
うとするものである。P型シリコン基板81上にN+ 型
埋込層82とN型エピタキシアル層83を形成し、N型
エピタキシアル層83の表面からN+ 型埋込層82に達
するように分離領域84が設けられている。分離領域8
4で区画された領域内のN型エピタキシアル層83を取
り除きN+ 型埋込層82上にP型Siエピタキシアル層
85、Si/SiGe超格子層86、P型Siバッファ
層87、P+ 型Siコンタクト層88を続けて選択エピ
タキシアル成長させた構成となっている。また、光ファ
イバ94が約半分まで埋め込まれる深さの光ファイバ固
定溝93が形成され、光ファイバの出射端とSi/Si
Ge超格子層86の端部が対向配置された構造により光
を導入している。
【0013】また、N型エピタキシアル層83を貫通し
てN+ 型埋込層82に達するN+ 引き出し層91を設け
てN領域側の端子が引き出されている。表面のシリコン
酸化膜89に開口して、P+ 型Siコンタクト層88と
N+ 引き出し層91がアルミ電極92に接続されてい
る。この光検出器は完全プレーナ型で構成され、光導波
路は含まれていない。
てN+ 型埋込層82に達するN+ 引き出し層91を設け
てN領域側の端子が引き出されている。表面のシリコン
酸化膜89に開口して、P+ 型Siコンタクト層88と
N+ 引き出し層91がアルミ電極92に接続されてい
る。この光検出器は完全プレーナ型で構成され、光導波
路は含まれていない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述のB.Jalai
らによる光検出器では、Si/SiGe超格子層の上部
と下部に1μm以上のi型Siエピタキシアル層を必要
とするため成長時間が長くかかるという問題点がある。
これはSiGe層に比べてSiエピタキシアル層の成長
速度が遅いためである。またこのi型Siエピタキシア
ル層は1.3μm帯の光に対する感度がないので光吸収
には寄与していない。
らによる光検出器では、Si/SiGe超格子層の上部
と下部に1μm以上のi型Siエピタキシアル層を必要
とするため成長時間が長くかかるという問題点がある。
これはSiGe層に比べてSiエピタキシアル層の成長
速度が遅いためである。またこのi型Siエピタキシア
ル層は1.3μm帯の光に対する感度がないので光吸収
には寄与していない。
【0015】上述のA.Splettらによる光検出器
においても、Si/SiGe超格子層の上部に設けられ
ているP型Siバッファ層がシリコンには1.3μm帯
の光に対する感度がないので光吸収には寄与していない
という問題点がある。
においても、Si/SiGe超格子層の上部に設けられ
ているP型Siバッファ層がシリコンには1.3μm帯
の光に対する感度がないので光吸収には寄与していない
という問題点がある。
【0016】本発明の目的は、光吸収効率が向上し、生
産性向上のためにフォトダイオード作製に要する時間が
短縮された光検出用半導体装置を提供することにある。
産性向上のためにフォトダイオード作製に要する時間が
短縮された光検出用半導体装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の光検出用半導体
装置は、シリコン基板上にフォトダイオードが形成され
た光検出用半導体装置において、フォトダイオードの光
吸収層に、シリコン基板の表面に平行な層を形成するS
i/SiGe超格子層と、Si/SiGe超格子層をは
さんで上部及び下部にSiGeエピタキシアル層とを有
し、SiGeエピタキシアル層中のGe濃度が、Si/
SiGe超格子層のGe濃度よりも低い。
装置は、シリコン基板上にフォトダイオードが形成され
た光検出用半導体装置において、フォトダイオードの光
吸収層に、シリコン基板の表面に平行な層を形成するS
i/SiGe超格子層と、Si/SiGe超格子層をは
さんで上部及び下部にSiGeエピタキシアル層とを有
し、SiGeエピタキシアル層中のGe濃度が、Si/
SiGe超格子層のGe濃度よりも低い。
【0018】また、上部のSiGeエピタキシアル層の
直上に、高濃度第1導電型エピタキシアル層を有し、下
部のSiGeエピタキシアル層の直下に高濃度第2導電
型エピタキシャル層を有してもよい。
直上に、高濃度第1導電型エピタキシアル層を有し、下
部のSiGeエピタキシアル層の直下に高濃度第2導電
型エピタキシャル層を有してもよい。
【0019】上部及び下部のSiGeエピタキシアル層
中のGe濃度は、少なくとも1%以上であることが望ま
しい。
中のGe濃度は、少なくとも1%以上であることが望ま
しい。
【0020】Si/SiGe超格子層ならびに上部及び
下部のSiGeエピタキシアル層の不純物濃度がノンド
ーブを含む1×1016cm-3以下の低濃度であってもよ
い。
下部のSiGeエピタキシアル層の不純物濃度がノンド
ーブを含む1×1016cm-3以下の低濃度であってもよ
い。
【0021】さらに、フォトダイオードはプレーナ構造
であってもよく、メサ構造であっても構わない。
であってもよく、メサ構造であっても構わない。
【0022】Si/SiGe超格子層をはさむように、
上部及び下部にそれぞれSiGeエピタキシアル層を設
け、かつ、Si/SiGe超格子層中のGe濃度よりも
上部及び下部のSiGeエピタキシアル層中のGe濃度
が低く設定されているので、光吸収層の外側に向って屈
折率が小さくなるような構造を有している。このため、
フォトダイオード中で光を閉じ込めることが可能とな
り、さらに、Si/SiGe超格子層のみでなく上部及
び下部のSiGeエピタキシアル層も光吸収に寄与す
る。従って、フォトダイオード全体の量子効率を向上さ
せることができる。
上部及び下部にそれぞれSiGeエピタキシアル層を設
け、かつ、Si/SiGe超格子層中のGe濃度よりも
上部及び下部のSiGeエピタキシアル層中のGe濃度
が低く設定されているので、光吸収層の外側に向って屈
折率が小さくなるような構造を有している。このため、
フォトダイオード中で光を閉じ込めることが可能とな
り、さらに、Si/SiGe超格子層のみでなく上部及
び下部のSiGeエピタキシアル層も光吸収に寄与す
る。従って、フォトダイオード全体の量子効率を向上さ
せることができる。
【0023】さらに、SiGeエピタキシアル層中のG
e含有率を少なくとも1%以上にすることで、Siエピ
タキシアル層に比べて成長速度が速くなるので、フォト
ダイオード作製にかかる時間が短縮でき生産性を向上さ
せることができる。
e含有率を少なくとも1%以上にすることで、Siエピ
タキシアル層に比べて成長速度が速くなるので、フォト
ダイオード作製にかかる時間が短縮でき生産性を向上さ
せることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態の半導体装置の平面図であり、図2は図1のA−
A′線での断面図である。図1では引き出しアルミ電極
と表面に被覆するシリコン酸化膜を省略している。図中
符号1はシリコン基板、2は高濃度第2導電型エピタキ
シアル層であるN+ 型埋込層、3はN型エピタキシアル
層、4はシリコン酸化膜、5は下部P型低Ge濃度Si
Geエピタキシアル層、6はSi/SiGe超格子層、
7は上部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル層、8
は高濃度第1導電型エピタキシアル層であるP+ 型Si
コンタクト層、9はシリコン酸化膜、10はコンタク
ト、11はアルミ電極、12は光ファイバ固定溝、13
は光ファイバ、14はシリコンチップ、21はフォトダ
イオード部を示す。
て図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態の半導体装置の平面図であり、図2は図1のA−
A′線での断面図である。図1では引き出しアルミ電極
と表面に被覆するシリコン酸化膜を省略している。図中
符号1はシリコン基板、2は高濃度第2導電型エピタキ
シアル層であるN+ 型埋込層、3はN型エピタキシアル
層、4はシリコン酸化膜、5は下部P型低Ge濃度Si
Geエピタキシアル層、6はSi/SiGe超格子層、
7は上部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル層、8
は高濃度第1導電型エピタキシアル層であるP+ 型Si
コンタクト層、9はシリコン酸化膜、10はコンタク
ト、11はアルミ電極、12は光ファイバ固定溝、13
は光ファイバ、14はシリコンチップ、21はフォトダ
イオード部を示す。
【0025】この半導体装置は、光ファイバ13から入
射する光を検出する光検出器であり、シリコンチップ1
4内に、フォトダイオード部21が完全プレーナ構造で
形成されている。シリコン基板1上にN+ 型埋込層2と
N型エピタキシアル層3を順次成長させて、その後フォ
トダイオード部21を形成している。シリコンチップ1
4の一端には光ファイバ13を固定するための光ファイ
バ固定溝12が形成されている。光ファイバ固定溝12
の深さは、光ファイバ13の半径より少し深くすること
で、光ファイバのコア部分がちょうどフォトダイオード
のSi/SiGe超格子層6と対向する位置に来る。
射する光を検出する光検出器であり、シリコンチップ1
4内に、フォトダイオード部21が完全プレーナ構造で
形成されている。シリコン基板1上にN+ 型埋込層2と
N型エピタキシアル層3を順次成長させて、その後フォ
トダイオード部21を形成している。シリコンチップ1
4の一端には光ファイバ13を固定するための光ファイ
バ固定溝12が形成されている。光ファイバ固定溝12
の深さは、光ファイバ13の半径より少し深くすること
で、光ファイバのコア部分がちょうどフォトダイオード
のSi/SiGe超格子層6と対向する位置に来る。
【0026】次に、フォトダイオード部21について説
明する。N型エピタキシアル層3の表面からN+ 型埋込
層2に達するような長方形の枠型にシリコン酸化膜4に
囲まれた凹部を形成して、この凹部に下部P型低Ge濃
度SiGeエピタキシアル層5及びSi/SiGe超格
子層6、次いで上部P型低Ge濃度SiGeエピタキシ
アル層7、P+ 型Siコンタクト層8を順次成長させて
充填させた構成となっている。
明する。N型エピタキシアル層3の表面からN+ 型埋込
層2に達するような長方形の枠型にシリコン酸化膜4に
囲まれた凹部を形成して、この凹部に下部P型低Ge濃
度SiGeエピタキシアル層5及びSi/SiGe超格
子層6、次いで上部P型低Ge濃度SiGeエピタキシ
アル層7、P+ 型Siコンタクト層8を順次成長させて
充填させた構成となっている。
【0027】シリコンチップ14の表面には、保護膜と
してシリコン酸化膜9を形成する。さらに、シリコン酸
化膜9に設けられたコンタクト10を介してフォトダイ
オードのアルミ電極11が設けられている。
してシリコン酸化膜9を形成する。さらに、シリコン酸
化膜9に設けられたコンタクト10を介してフォトダイ
オードのアルミ電極11が設けられている。
【0028】次に、本発明の半導体装置の製造工程につ
いて図を用いて説明する。図3、図4は本発明の第1の
実施の形態の半導体装置の製造工程を示す正面断面図で
あり、図3(a)はシリコン基板にN+ 型埋込層とN型
エピタキシアル層を順次成長させた状態、図3(b)は
N型エピタキシアル層の表面からN+ 型埋込層に達する
ような長方形の枠型にシリコン酸化膜4に囲まれた凹部
を形成した状態、図4(a)は凹部にフォトダイオード
部を形成した状態、図4(b)はアルミ電極とマスク用
の感光性ポリイミド膜を形成した状態を示す。図中16
はシリコン酸化膜、17はダイオード形成用凹部を示
し、図2と同一の部分については同一の符号で表示され
ている。
いて図を用いて説明する。図3、図4は本発明の第1の
実施の形態の半導体装置の製造工程を示す正面断面図で
あり、図3(a)はシリコン基板にN+ 型埋込層とN型
エピタキシアル層を順次成長させた状態、図3(b)は
N型エピタキシアル層の表面からN+ 型埋込層に達する
ような長方形の枠型にシリコン酸化膜4に囲まれた凹部
を形成した状態、図4(a)は凹部にフォトダイオード
部を形成した状態、図4(b)はアルミ電極とマスク用
の感光性ポリイミド膜を形成した状態を示す。図中16
はシリコン酸化膜、17はダイオード形成用凹部を示
し、図2と同一の部分については同一の符号で表示され
ている。
【0029】先ず図3(a)に示すように、P型シリコ
ン基板1の上にN+ 型埋込層2を形成し、さらにN型エ
ピタキシアル層3を成長させる。厚さは例えば3〜4μ
m程度とする。
ン基板1の上にN+ 型埋込層2を形成し、さらにN型エ
ピタキシアル層3を成長させる。厚さは例えば3〜4μ
m程度とする。
【0030】続いて図3(b)に示すようにフォトダイ
オード部21を形成する位置にN型エピタキシアル層3
に対してシリコンエッチングを行ない約3〜4μmの深
さのダイオード形成用凹部17を形成する。そして、ダ
イオード形成用凹部17の側壁にシリコン酸化膜4を形
成する。この際、N型エピタキシアル層3の表面には、
すべてシリコン酸化膜4が形成されるようにする。
オード部21を形成する位置にN型エピタキシアル層3
に対してシリコンエッチングを行ない約3〜4μmの深
さのダイオード形成用凹部17を形成する。そして、ダ
イオード形成用凹部17の側壁にシリコン酸化膜4を形
成する。この際、N型エピタキシアル層3の表面には、
すべてシリコン酸化膜4が形成されるようにする。
【0031】次に図4(a)に示されるように、ダイオ
ード形成用凹部17の底部に露出しているN+ 型埋込層
2上に、酸化膜選択を利用して、下部P型低Ge濃度S
iGeエピタキシアル層5及びSi/SiGe超格子層
6、次いで上部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル
層7、P+ 型Siコンタクト層8を連続して選択成長さ
せる。ここで下部及び上部P型低Ge濃度SiGeエピ
タキシアル層5、7の厚さは約1μm、Ge含有率は約
1〜2%とする。この場合のSi/SiGe超格子層6
中のGe含有率は約30%とする。
ード形成用凹部17の底部に露出しているN+ 型埋込層
2上に、酸化膜選択を利用して、下部P型低Ge濃度S
iGeエピタキシアル層5及びSi/SiGe超格子層
6、次いで上部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル
層7、P+ 型Siコンタクト層8を連続して選択成長さ
せる。ここで下部及び上部P型低Ge濃度SiGeエピ
タキシアル層5、7の厚さは約1μm、Ge含有率は約
1〜2%とする。この場合のSi/SiGe超格子層6
中のGe含有率は約30%とする。
【0032】そして、表面に被膜しているシリコン酸化
膜16およびシリコン酸化膜4の一部を例えばウエット
エッチングで除去した後、シリコンチップ14の表面の
保護膜として全面にシリコン酸化膜9を成長させる。
膜16およびシリコン酸化膜4の一部を例えばウエット
エッチングで除去した後、シリコンチップ14の表面の
保護膜として全面にシリコン酸化膜9を成長させる。
【0033】次いで図4(b)に示されるように、開口
されたシリコン酸化膜9にアルミ電極11を設ける。次
の工程のエッチングが比較的深いので感光性ポリイミド
膜18をマスク材料として成膜してパターニングを行な
い、最後に図2に示すような光ファイバ固定溝12をエ
ッチングで形成する。この時、光ファイバ13が1.3
μm帯用シングルモードファイバであるならば、ファイ
バ径は約125μmであるから、光ファイバ固定溝12
の深さは約65μmとして、光ファイバ13のコア部が
光吸収層に対応するようにする。
されたシリコン酸化膜9にアルミ電極11を設ける。次
の工程のエッチングが比較的深いので感光性ポリイミド
膜18をマスク材料として成膜してパターニングを行な
い、最後に図2に示すような光ファイバ固定溝12をエ
ッチングで形成する。この時、光ファイバ13が1.3
μm帯用シングルモードファイバであるならば、ファイ
バ径は約125μmであるから、光ファイバ固定溝12
の深さは約65μmとして、光ファイバ13のコア部が
光吸収層に対応するようにする。
【0034】以上のような工程の後に、光ファイバ13
を光ファイバ固定溝12に固定することで光検出器が完
成する。
を光ファイバ固定溝12に固定することで光検出器が完
成する。
【0035】次に本発明の実施の形態の半導体装置の動
作について図7を参照して詳細に説明する。図7は屈折
率と光の強度分布の関係を示すグラフであり、(a)は
光ファイバにおける関係を示し、(b)は本発明の半導
体装置における関係を示す。図中図1、2と同じ部分は
同じ符号で表示されている。
作について図7を参照して詳細に説明する。図7は屈折
率と光の強度分布の関係を示すグラフであり、(a)は
光ファイバにおける関係を示し、(b)は本発明の半導
体装置における関係を示す。図中図1、2と同じ部分は
同じ符号で表示されている。
【0036】一般に、光ファイバ中を光が伝わるときに
は、図7(a)に示すように、コアの中心が最も強度が
強く、外側に向うほど弱くなるような、ある一定の強度
分布を持っている。これは、光ファイバのコア中心から
外側に向って、屈折率が小さくなるような構造になって
いることによる。
は、図7(a)に示すように、コアの中心が最も強度が
強く、外側に向うほど弱くなるような、ある一定の強度
分布を持っている。これは、光ファイバのコア中心から
外側に向って、屈折率が小さくなるような構造になって
いることによる。
【0037】SiGe内のGeの含有率をxとすると屈
折率h=3.5+0.38xとなるので、同様に、フォ
トダイオード内部でも、本発明のように、Si/SiG
e超格子層をはさみ込むようにP型低Ge濃度SiGe
エピタキシアル層を成長させると、光はフォトダイオー
ド内部に図7(b)に示すような強度分布をもって閉じ
込められる。
折率h=3.5+0.38xとなるので、同様に、フォ
トダイオード内部でも、本発明のように、Si/SiG
e超格子層をはさみ込むようにP型低Ge濃度SiGe
エピタキシアル層を成長させると、光はフォトダイオー
ド内部に図7(b)に示すような強度分布をもって閉じ
込められる。
【0038】ここで、従来技術のように、上部及び下部
にシリコン層を成長させた場合は、1.3μm帯の光に
全く感度がないため、図7(b)の分布の裾の部分は、
全く光吸収に関与しない。しかし、本発明のように、G
eを含むことで、裾の部分も光の吸収が可能となり、フ
ォトダイオードの量子効率を向上させることができる。
にシリコン層を成長させた場合は、1.3μm帯の光に
全く感度がないため、図7(b)の分布の裾の部分は、
全く光吸収に関与しない。しかし、本発明のように、G
eを含むことで、裾の部分も光の吸収が可能となり、フ
ォトダイオードの量子効率を向上させることができる。
【0039】ここで、P型低Ge濃度SiGeエピタキ
シアル層5、7中のGe含有量が1%以上であれば、S
iエピタキシアル層より成長速度が大幅に速くなるの
で、生産性の向上に寄与できる。
シアル層5、7中のGe含有量が1%以上であれば、S
iエピタキシアル層より成長速度が大幅に速くなるの
で、生産性の向上に寄与できる。
【0040】さらに、回路設計上の制約を受けにくくす
るためには、1V程度の低電圧で、光吸収に関与する部
分であるSi/SiGe超格子層6並びにP型低Ge濃
度SiGeエピタキシアル層5、7が空乏化する必要が
あり、それらの不純物濃度は、ノンドーブあるいは1×
1016cm-3以下の低濃度であることが望ましい。
るためには、1V程度の低電圧で、光吸収に関与する部
分であるSi/SiGe超格子層6並びにP型低Ge濃
度SiGeエピタキシアル層5、7が空乏化する必要が
あり、それらの不純物濃度は、ノンドーブあるいは1×
1016cm-3以下の低濃度であることが望ましい。
【0041】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。図5は本発明の第2の実施の
形態の半導体装置の断面図であり、図6は本発明の第2
の実施の形態の半導体装置の製造工程を示す正面断面図
であり、(a)はシリコン基板上に、下部P型低Ge濃
度SiGeエピタキシアル層、Si/SiGe超格子
層、上部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル層及び
N+ Siコンタクト層を順次成長させた状態、(b)は
下部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル層55まで
メサ型にエッチングした後、シリコン酸化膜54で被覆
した状態であり、図中51はP+ 型シリコン基板、54
はシリコン酸化膜、55は下部P型低Ge濃度SiGe
エピタキシアル層、56はSi/SiGe超格子層、5
7は上部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル層、5
8はN+ Siコンタクト層、61はアルミ電極を示す。
図面を参照して説明する。図5は本発明の第2の実施の
形態の半導体装置の断面図であり、図6は本発明の第2
の実施の形態の半導体装置の製造工程を示す正面断面図
であり、(a)はシリコン基板上に、下部P型低Ge濃
度SiGeエピタキシアル層、Si/SiGe超格子
層、上部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル層及び
N+ Siコンタクト層を順次成長させた状態、(b)は
下部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル層55まで
メサ型にエッチングした後、シリコン酸化膜54で被覆
した状態であり、図中51はP+ 型シリコン基板、54
はシリコン酸化膜、55は下部P型低Ge濃度SiGe
エピタキシアル層、56はSi/SiGe超格子層、5
7は上部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル層、5
8はN+ Siコンタクト層、61はアルミ電極を示す。
【0042】第2の実施の形態では、フォトダイオード
部がメサ状にパターンされている光検出器が構成されて
いる。P+ 型シリコン基板51上に、下部P型低Ge濃
度SiGeエピタキシアル層55、Si/SiGe超格
子層56、上部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル
層57及びN+ Siコンタクト層58を順次成長させた
後、下部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル層55
までメサ状にエッチングした後、シリコン酸化膜54で
被覆し、シリコン酸化膜54をN+ Siコンタクト層5
8上で開口し、アルミ電極61が設けられている。
部がメサ状にパターンされている光検出器が構成されて
いる。P+ 型シリコン基板51上に、下部P型低Ge濃
度SiGeエピタキシアル層55、Si/SiGe超格
子層56、上部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル
層57及びN+ Siコンタクト層58を順次成長させた
後、下部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル層55
までメサ状にエッチングした後、シリコン酸化膜54で
被覆し、シリコン酸化膜54をN+ Siコンタクト層5
8上で開口し、アルミ電極61が設けられている。
【0043】光を導入する端面は、シリコンチップをへ
き開することによって得られる。この場合、第1の実施
の形態と異なるのは、選択成長の必要がなく、製造は比
較的容易である。また、光の閉じ込め効果や光吸収に対
する効果は第1の実施の形態とほぼ同様に得られる。
き開することによって得られる。この場合、第1の実施
の形態と異なるのは、選択成長の必要がなく、製造は比
較的容易である。また、光の閉じ込め効果や光吸収に対
する効果は第1の実施の形態とほぼ同様に得られる。
【0044】次にこの第2の実施の形態の半導体装置の
製造工程について図面を用いて説明する。まず図6
(a)に示すように、P+ 型シリコン基板51上に下部
P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル層55、Si/
SiGe超格子層56、上部P型低Ge濃度SiGeエ
ピタキシアル層57及びN+ Siコンタクト層58を順
次成長させる。
製造工程について図面を用いて説明する。まず図6
(a)に示すように、P+ 型シリコン基板51上に下部
P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル層55、Si/
SiGe超格子層56、上部P型低Ge濃度SiGeエ
ピタキシアル層57及びN+ Siコンタクト層58を順
次成長させる。
【0045】次に図6(b)に示すように、フォトダイ
オードを形成する場所に、表面のN + Siコンタクト層
58から下部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル層
55に達するまでメサ状にエッチングした後、全体にシ
リコン酸化膜54を成長させる。その後、N+ Siコン
タクト層58上のシリコン酸化膜54を開口し、上部電
極としてアルミ電極61を設ける。
オードを形成する場所に、表面のN + Siコンタクト層
58から下部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル層
55に達するまでメサ状にエッチングした後、全体にシ
リコン酸化膜54を成長させる。その後、N+ Siコン
タクト層58上のシリコン酸化膜54を開口し、上部電
極としてアルミ電極61を設ける。
【0046】その後、光の入射面を出すために、フォト
ダイオードを図6(b)の矢印の部分からへき開して図
5の構造に作製する。
ダイオードを図6(b)の矢印の部分からへき開して図
5の構造に作製する。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、Si/
SiGe超格子層をはさむように上部と下部にP型低G
e濃度SiGeエピタキシアル層を設け、Si/SiG
e超格子層中のGe濃度よりも上部及び下部のSiGe
エピタキシアル層中のGe濃度が低く設定されているの
で、光吸収層の外側に向って屈折率が小さくなるような
構造を有しており、このため、フォトダイオード中で光
を閉じ込めることが可能となるという効果が得られる。
即ち、SiGe層中のGe含有率が増加するほど屈折率
は大きくなるので、光吸収層に導波する光が外側に逃げ
にくくなる。
SiGe超格子層をはさむように上部と下部にP型低G
e濃度SiGeエピタキシアル層を設け、Si/SiG
e超格子層中のGe濃度よりも上部及び下部のSiGe
エピタキシアル層中のGe濃度が低く設定されているの
で、光吸収層の外側に向って屈折率が小さくなるような
構造を有しており、このため、フォトダイオード中で光
を閉じ込めることが可能となるという効果が得られる。
即ち、SiGe層中のGe含有率が増加するほど屈折率
は大きくなるので、光吸収層に導波する光が外側に逃げ
にくくなる。
【0048】さらに、Si/SiGe超格子層のみでな
く上部及び下部のSiGeエピタキシアル層も光吸収に
寄与する。従って、フォトダイオード全体の量子効率を
向上させるという効果も得られる。従来例のSiでは光
吸収に寄与しない。
く上部及び下部のSiGeエピタキシアル層も光吸収に
寄与する。従って、フォトダイオード全体の量子効率を
向上させるという効果も得られる。従来例のSiでは光
吸収に寄与しない。
【0049】また、SiGeエピタキシアル層中のGe
含有率を少なくとも1%以上にすることにより、従来例
のSiエピタキシアル層の成長速度に比べて成長速度を
著しく増加させることができるので、フォトダイオード
作製にかかる時間が短縮でき生産性を向上させることが
できるという効果もある。
含有率を少なくとも1%以上にすることにより、従来例
のSiエピタキシアル層の成長速度に比べて成長速度を
著しく増加させることができるので、フォトダイオード
作製にかかる時間が短縮でき生産性を向上させることが
できるという効果もある。
【図1】本発明の第1の実施の形態の半導体装置の平面
図である。
図である。
【図2】図1のA−A′線での断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の半導体装置の製造
工程を示す正面断面図である。(a)はシリコン基板に
N+ 型埋込層とN型エピタキシアル層を順次成長させた
状態である。(b)はN型エピタキシアル層の表面から
N+ 型埋込層に達するような長方形の枠型にシリコン酸
化膜4に囲まれた凹部を形成した状態である。
工程を示す正面断面図である。(a)はシリコン基板に
N+ 型埋込層とN型エピタキシアル層を順次成長させた
状態である。(b)はN型エピタキシアル層の表面から
N+ 型埋込層に達するような長方形の枠型にシリコン酸
化膜4に囲まれた凹部を形成した状態である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の半導体装置の製造
工程を示す正面断面図である。(a)は凹部にフォトダ
イオード部を形成した状態である。(b)はアルミ電極
とマスク用の感光性ポリイミド膜を形成した状態であ
る。
工程を示す正面断面図である。(a)は凹部にフォトダ
イオード部を形成した状態である。(b)はアルミ電極
とマスク用の感光性ポリイミド膜を形成した状態であ
る。
【図5】本発明の第2の実施の形態の半導体装置の断面
図である。
図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の半導体装置の製造
工程を示す正面断面図である。(a)はシリコン基板上
に、下部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル層、S
i/SiGe超格子層、上部P型低Ge濃度SiGeエ
ピタキシアル層及びN + Siコンタクト層を順次成長さ
せた状態である。(b)は下部P型低Ge濃度SiGe
エピタキシアル層55までメサ型にエッチングした後、
シリコン酸化膜54で被覆した状態である。
工程を示す正面断面図である。(a)はシリコン基板上
に、下部P型低Ge濃度SiGeエピタキシアル層、S
i/SiGe超格子層、上部P型低Ge濃度SiGeエ
ピタキシアル層及びN + Siコンタクト層を順次成長さ
せた状態である。(b)は下部P型低Ge濃度SiGe
エピタキシアル層55までメサ型にエッチングした後、
シリコン酸化膜54で被覆した状態である。
【図7】屈折率と光の強度分布の関係を示すグラフであ
る。(a)は光ファイバにおける関係を示す。(b)は
本発明の半導体装置における関係を示す。
る。(a)は光ファイバにおける関係を示す。(b)は
本発明の半導体装置における関係を示す。
【図8】B.Jalaiらによる光検出器の構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図9】A.Splettらによる光検出器の構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【図10】特願平5−319538号に示される光検出
器の構成を示す平面図である。
器の構成を示す平面図である。
【図11】図10のX−X′線での断面図である。
【図12】図10のY−Y′線での断面図である。
1、81 シリコン基板 2、82 N+ 型埋込層 3、83 N型エピタキシアル層 4、54、66、76 シリコン酸化膜 5、55 下部P型低Ge濃度SiGeエピタキシア
ル層 6、56、86 Si/SiGe超格子層 7、57 上部P型低Ge濃度SiGeエピタキシア
ル層 8、88 P+ 型Siコンタクト層 9、16、89 シリコン酸化膜 10、90 コンタクト 11、61、67、77、92 アルミ電極 12、93 光ファイバ固定溝 13、94 光ファイバ 14、95 シリコンチップ 17 ダイオード形成用凹部 21 フォトダイオード部 51 P+ 型シリコン基板 58 N+ Siコンタクト層 61 N+ シリコン基板 62 i型Siエピタキシアル層 63、73 i型Si/SiGe超格子層 64 i型Siエピタキシアル層 65 P+ 型Siエピタキシアル層 71 P型シリコン基板 72 P型SiGeエピタキシアル層 74 P型Siバッファ層 75 N+ 型Siコンタクト層 84 分離領域 85 P型Siエピタキシアル層 87 P型Siバッファ層 91 N+ 引き出し層
ル層 6、56、86 Si/SiGe超格子層 7、57 上部P型低Ge濃度SiGeエピタキシア
ル層 8、88 P+ 型Siコンタクト層 9、16、89 シリコン酸化膜 10、90 コンタクト 11、61、67、77、92 アルミ電極 12、93 光ファイバ固定溝 13、94 光ファイバ 14、95 シリコンチップ 17 ダイオード形成用凹部 21 フォトダイオード部 51 P+ 型シリコン基板 58 N+ Siコンタクト層 61 N+ シリコン基板 62 i型Siエピタキシアル層 63、73 i型Si/SiGe超格子層 64 i型Siエピタキシアル層 65 P+ 型Siエピタキシアル層 71 P型シリコン基板 72 P型SiGeエピタキシアル層 74 P型Siバッファ層 75 N+ 型Siコンタクト層 84 分離領域 85 P型Siエピタキシアル層 87 P型Siバッファ層 91 N+ 引き出し層
Claims (6)
- 【請求項1】 シリコン基板上にフォトダイオードが形
成された光検出用半導体装置において、 前記フォトダイオードの光吸収層に、前記シリコン基板
の表面に平行な層を形成するSi/SiGe超格子層
と、前記Si/SiGe超格子層をはさんで上部及び下
部にSiGeエピタキシアル層とを有し、 前記上部及び下部のSiGeエピタキシアル層中のGe
濃度が、前記Si/SiGe超格子層のGe濃度よりも
低いことを特徴とする光検出用半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光検出用半導体装置に
おいて、 前記上部のSiGeエピタキシアル層の直上に、高濃度
第1導電型エピタキシアル層を有し、前記下部のSiG
eエピタキシアル層の直下に高濃度第2導電型エピタキ
シャル層を有することを特徴とする光検出用半導体装
置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の光検出
用半導体装置において、 前記上部及び下部のSiGeエピタキシアル層中のGe
濃度が、少なくとも1%以上であることを特徴とする光
検出用半導体装置。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
記載の光検出用半導体装置において、 前記Si/SiGe超格子層ならびに前記上部及び下部
のSiGeエピタキシアル層の不純物濃度がノンドーブ
を含む1×1016cm-3以下の低濃度であることを特徴
とする光検出用半導体装置。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
記載の光検出用半導体装置において、 前記フォトダイオードがプレーナ構造であることを特徴
とする光検出用半導体装置。 - 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
記載の光検出用半導体装置において、 前記フォトダイオードがメサ構造であることを特徴とす
る光検出用半導体装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8010899A JP2748914B2 (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 光検出用半導体装置 |
| US08/777,350 US5796118A (en) | 1996-01-25 | 1996-12-27 | Photodetection semiconductor device |
| DE19700520A DE19700520A1 (de) | 1996-01-25 | 1997-01-09 | Halbleiter-Fotodetektorvorrichtung |
| KR1019970001282A KR100244046B1 (ko) | 1996-01-25 | 1997-01-17 | 광검출용 반도체장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8010899A JP2748914B2 (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 光検出用半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09205222A true JPH09205222A (ja) | 1997-08-05 |
| JP2748914B2 JP2748914B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=11763156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8010899A Expired - Fee Related JP2748914B2 (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 光検出用半導体装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5796118A (ja) |
| JP (1) | JP2748914B2 (ja) |
| KR (1) | KR100244046B1 (ja) |
| DE (1) | DE19700520A1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009110632A1 (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-11 | 日本電気株式会社 | SiGeフォトダイオード |
| JP2016207835A (ja) * | 2015-04-22 | 2016-12-08 | 住友電気工業株式会社 | 半導体積層体および受光素子 |
| KR20200012816A (ko) * | 2018-07-27 | 2020-02-05 | 타이완 세미콘덕터 매뉴팩쳐링 컴퍼니 리미티드 | 이미지 센서에서 암전류를 줄이기 위한 캡핑 구조 |
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