JPH09205472A - 電気通信機器におけるバックグラウンドノイズを低減する装置および電気信号の増幅を制御する方法 - Google Patents

電気通信機器におけるバックグラウンドノイズを低減する装置および電気信号の増幅を制御する方法

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JPH09205472A
JPH09205472A JP9003506A JP350697A JPH09205472A JP H09205472 A JPH09205472 A JP H09205472A JP 9003506 A JP9003506 A JP 9003506A JP 350697 A JP350697 A JP 350697A JP H09205472 A JPH09205472 A JP H09205472A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックグラウンドノイズを抑制可能な装置お
よび方法を提供する。 【解決手段】 本発明の電気通信機器におけるバックグ
ラウンドノイズを低減するための装置は、音声信号およ
びバックグラウンドノイズ信号を含む音響信号を受信
し、それから対応する電気信号を生成するマイクロフォ
ンを含む。また、電気信号を増幅する増幅器を含む。こ
の増幅器は、第1の利得レベルおよび第2の利得レベル
における増幅を提供する。第1の利得レベルは第2の利
得レベルよりも大きい。増幅器の出力に接続され、増幅
器の動作を制御するフィードバック回路も含む。このフ
ィードバック回路は、しきい値よりも大きい振幅を有す
る増幅された電気信号を受け取った場合に、第1の利得
レベルにおける増幅を増幅器に提供させ、しきい値より
も小さい振幅を有する電気信号を受け取った場合、第2
の利得レベルにおける増幅を増幅器に提供させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話技術分野に係
り、特に、加入者セットマイクロフォンに提供される可
聴音声信号の検出に基づく、バックグラウンドノイズ低
減の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】電話技術に本質的な問題は、バックグラ
ウンドノイズの存在である。一般に、電話機のマイクロ
フォンは、音声信号およびマイクロフォンが配置される
環境中で発生するバックグラウンドノイズの両者に対し
て感受性がある。バックグラウンドノイズは、発呼者を
悩ませるだけではなく、被呼者も、バックグラウンドノ
イズが被呼者が受け取る音声信号にのるような影響によ
って妨げられる。会議通話において、各会議参加者は、
全ての会議参加者の結合されたバックグラウンドノイズ
にさらされ、したがってバックグラウンドノイズは特に
じゃまをする。
【0003】発呼者についてのバックグラウンドノイズ
の問題は、「サイドトーン」として知られている加入者
セット内のフィードバックにも影響を与える。サイドト
ーンは、電話機の受話器にフィードバックされる発呼者
の音声信号の小さな部分であり、電話機が発呼者にとっ
て「不通」に聞こえることを防止する。サイドトーン
は、話者がその音声を所望のレベルに調整することを可
能にする。この方法で、発呼者の耳の一方が、発呼者の
音声信号を空気を通して受信されることが阻止されてい
ても、会話が発呼者に普通に聞こえる。
【0004】しかし、発呼者が話していない場合、被呼
者の音声信号を聞く発呼者の能力を妨害し得る発呼者の
環境からのバックグラウンドノイズをフィードバックす
るようにサイドトーンは働く。本能的に、発呼者は、手
で電話機ハンドセットが当てられていない他の耳を手で
覆い、バックグラウンドノイズをブロックすることがで
きる。この方法は、サイドトーンがバックグラウンドノ
イズを電話機の受話器を通して発呼者の聞いている耳に
伝達することを許容するので、うまく行かない。
【0005】バックグラウンドノイズに関連する問題を
最小化または除去するために様々な装置および方法が開
発されてきた。例えば、米国特許第3,691,311
号には、加入者セットのマイクロフォンにより受信され
る増幅信号に可変レベルの減衰(または利得)が与えら
れる電話機セットが開示されている。具体的には、信号
の減衰は、音声信号が検出されるときは低く(高い利得
である)、発呼者がマイクロフォンに向かって話してい
ないときは、有効にバックグラウンドノイズを抑制する
ために、音声信号がない場合に信号の減衰を大きく(低
利得に)する。発呼者が話していないときにバックグラ
ウンドノイズを抑制するための別の電話機が、米国特許
第5,235,637号に開示されている。
【0006】別の装置、AT&T社の Universal Voice
-Signal Conditioner chip, Part No. LB1068AC/AW
(コンディショナー)は、商用スピーカホーンと共に使
用することを意図されており、マイクロフォン信号の強
さに基づいて減衰のレベルを変化させることにより、サ
イドトーンおよびバックグラウンドノイズの抑制を調整
する。コンディショナーは、音声信号またはバックグラ
ウンドノイズの存在を検出するかどうかに基づいて異な
るレベルの利得を与える可変利得増幅器を含む。
【0007】AT&T社のコンディショナーにおいて、
検出回路は、入力信号が単純にバックグラウンドノイズ
の音声信号であるかどうかを決定する。次に、入力信号
は可変利得増幅器に与えられる。検出回路は、増幅器の
利得レベルを設定する。検出回路は、入力信号と共に動
作するので、検出回路は、入力信号を検出のために適切
なレベルに予め増幅しなければならない。この目的のた
めに、コンディショナーは、検出回路パス中に前置増幅
器を含む。
【0008】アタック時間と呼ばれる、高利得から低利
得に切り変えるためにコンディショナーが必要とする時
間は、14ミリ秒である。その様な比較的短いアタック
時間が商用スピーカホーンおよび他の用途において受け
入れ可能である一方で、音声にとって、音声の音節の間
で抑制されることが可能である。AT&T社のコンディ
ショナーのようなノイズサプレッサが低利得から高利得
に切り換えるために必要とする時間は、減衰時間と呼ば
れ、これも重要である。減衰時間が長すぎる場合、音声
が望ましくない抑制により弱い音になる可能性がある。
したがって、音声を抑制する結果とならないアタック時
間および減衰時間を有するノイズサプレッサを提供する
ことは望ましい。
【0009】米国特許第4,847,897号の電話機
は、偶然の音声抑制を取り除くことを試みている。米国
特許第4,847,897号は、ノイズ検出器、伸長
器、および音声または単なるバックグラウンドノイズが
検出されるかどうかに基づいて可変レベルの増幅を提供
する可変利得増幅器を有する電話機を開示する。ノイズ
検出器は、マイクロフォンから放射される電気信号の時
間平均特性を検査することにより、バックグラウンドノ
イズを音声信号から区別する。伸長器は、バックグラウ
ンドノイズの検出に応じて、増幅器の利得を減少させ、
音声信号の検出に応じて、増幅器の利得を増加させる。
【0010】より具体的には、米国特許第4,847,
897号の電話機は、音声は通常4秒よりも長く継続せ
ず、音声における中断は50ミリ秒を超えないので、マ
イクロフォン信号の短時間平均(約50ミリ秒)と、マ
イクロフォン信号の長時間平均(約4秒)と比較する回
路を提供することにより、音声抑制を防止することを試
みている。しかし、AT&T社のコンディショナーのよ
うに、信号が可変利得増幅器を通る前に、ノイズ検出は
マイクロフォン信号を使用して実行される。また、時間
平均技術は、平均化の実行における浪費時間に加えて、
電話機に対する追加的なコストを招く。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって、安価に製
造することができ、その抑制方法が効率的かつ実行する
ために単純であるノイズサプレッサを提供することが望
まれている。また、様々な環境において使用することが
可能なノイズ抑制装置も望まれている。例えば、バック
グラウンドノイズが特に被呼者を悩ませる可能性のある
商用スピーカホーンのような商用電話機についてのノイ
ズを抑制することが可能でなければならない。この装置
は、住居の電話機、伝統的な電話機およびコードレス電
話機の両方のために適応可能でなければならない。さら
に、ノイズ抑制装置がセルラ電話に対しても有用である
ことが望まれる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声信号が存
在するかどうかに基づいて利得調節を行うマイクロフォ
ン伸長器を提供する。特に、信号は、検出されたマイク
ロフォン信号のレベルに基づいて、高利得レベルまたは
低利得レベルにより増幅される。このマイクロフォン信
号は、利得調節が行われた後に検出され、必要とされる
回路構成部品を減少することができ、さらにヒステリシ
ス効果も提供することができる。
【0013】本発明の好ましい一実施形態は、電気通信
機器におけるバックグラウンドノイズを低減するための
装置である。電気通信機器は、音声信号およびバックグ
ラウンドノイズ信号の両方を受信するマイクロフォンを
含む。マイクロフォンは、音声信号およびバックグラウ
ンドノイズ信号を電気信号に変換するように動作する。
この装置は、電気信号を受け取る入力および出力を有す
る増幅器を含み、この増幅器はその入力において電気信
号を受け取り、その電気信号に対する増幅を行い、増幅
された電気信号を生成する。
【0014】この増幅器は、第1の利得レベルおよび第
2の利得レベルにおける増幅を行う。ここで、第1の利
得レベルは第2の利得レベルよりも大きい。この装置
は、また増幅器の出力に接続されたフィードバック装置
を含み、増幅器の動作を制御するように接続されてい
る。フィードバック装置は、その出力において所定のし
きい値よりも大きい振幅を有する増幅電気信号を受け取
った時に、増幅器が第1の利得レベルにおいて増幅を行
い、その出力において所定のしきい値よりも小さい振幅
を有する増幅電気信号を受け取った時に、増幅器が第2
の利得レベルで増幅を行うように動作する。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態によ
る電話機ハンドセット10のブロック図を示す。この実
施形態において、電話機ハンドセット10は、電話機ベ
ースユニット11と共に使用するコードレス電話機ハン
ドセットを含み、機能的にマイクロフォン部分12およ
び受話器部分14に分割される。電話機ハンドセット1
0は、発呼者からの音響信号および環境中にあるバック
グラウンドノイズを受け取り、それから電気信号を生成
するための通常のマイクロフォン16を含む。
【0016】マイクロフォン16からの電気信号は、オ
ーディオ増幅器17により増幅され、マイクロフォン伸
長器18に与えられる。ハンドセット10は、無線周波
数即ちRF信号によりこれと通信するベースユニット1
1との組み合わせで動作するように設計されている。ベ
ースユニット11は、図示されていない電気通信ネット
ワークにも接続されている。
【0017】一般に、マイクロフォン伸長器18は、増
幅器18aおよびフィードバック回路18bを含む。増
幅器18aは、電気信号を受け取るための入力および圧
縮器20に接続された出力を有する可変利得増幅器であ
る。本発明による増幅器18aは、電気信号を受け取
り、受け取った電気信号を第1の利得レベルおよび第2
の利得レベルにおいて増幅するように動作する。この第
1の利得レベルは、第2の利得レベルよりも大きい。
【0018】フィードバック回路18bは、増幅器の出
力に接続されており、さらに増幅器18aの動作を制御
するように接続されている。具体的には、フィードバッ
ク回路18bは、実質的に所定のしきい値よりも大きい
振幅を有する増幅電気信号をその出力において受け取っ
た場合に、増幅器18aに第1の利得レベルで増幅を行
わせる。同様に、フィードバック回路18bは、実質的
に所定のしきい値よりも小さい振幅を有する増幅電気信
号をその出力において受け取った場合に、増幅器18a
に第2の利得レベルにおける増幅を行わせる。
【0019】図2および図3により以下に詳細に説明す
る好ましい一実施形態において、フィードバック回路1
8bは、所定のしきい値にほぼ等しい振幅を有する増幅
電気信号をその出力において受け取った場合に、増幅器
に第3の利得レベルにおける増幅を行わせる。
【0020】マイクロフォン伸長器18により生成され
る増幅電気信号は、公知の手段および装置による圧縮器
20および周波数整形器22によりそれぞれ圧縮され、
整形される。そして、圧縮され、整形された信号は、R
F送信機24によりハンドセット10のマイクロフォン
部分12からベースユニット11へ送信される。ベース
ユニットは、この技術分野において良く知られているよ
うに、典型的にはRF受信機、RF送信機、周波数整形
器、オーディオ増幅器およびハイブリッド回路を含む。
ベースユニット11は、送信された信号を電気通信ネッ
トワークに与え、この電気通信ネットワークは、その信
号を図示されていない別の電話機に与える。
【0021】ベースユニット11は、他の電話機からの
信号を電気通信ネットワークを介して受信する。これら
の信号は、ハンドセット10の受話器部分14に送信さ
れる。受話器部分14は、この技術分野において良く知
られている部品により構成される。具体的には、ハンド
セット10の受話器部分14は、ベースユニット11に
より生成されるRF信号を受信するためのアンテナ26
およびRF受信機28を含む。そして、受信された信号
は、周波数整形器30および伸長器32により、それぞ
れ整形され、伸長される。受話器部分14において整形
され、伸長された信号は、オーディオ増幅器34を介し
て、発呼者に音響信号を提供するためのイヤピース17
に与えられる。
【0022】さらに、発呼者は、マイクロフォン16に
より生成された自分自身の声をサイドトーン結合により
聞くことができる。マイクロフォン部分12において発
呼者により生成された信号は、上述したようにRF送信
機24によりベースユニット11に提供される。ベース
ユニット11内の回路は、送信された信号の一部分を受
話器部分14に結合させ、送り返すことで、サイドトー
ンを提供する。
【0023】図2において、本発明の一実施形態による
マイクロフォン伸長器18の部分的構成図が示されてい
る。増幅器18aの基本的な構成要素は、抵抗器RA,
RB,およびRFと、演算増幅器(オペアンプ)44と
を含む。フィードバック回路18bは、トリガ回路4
0、ローパスフィルタ、および整流器42を含む。マイ
クロフォン伸長器18は、入力INおよび出力OUTを
含む。オペアンプ44は、第1の入力段45、第2の入
力段46、および共通の出力段47を有する。一般に、
伸長器18は、無音期間の間、即ち発呼者がマイクロフ
ォンに向かって話していないときに、バックグラウンド
ノイズの低減を行うように設計されている。
【0024】ローパスフィルタは、抵抗器51およびキ
ャパシタ52からなり、整流器42とトリガ回路40と
の間に接続されている。この実施形態において、トリガ
回路40は、差動ペア構成の2個のバイポーラ接合トラ
ンジスタ(差動ペア)を含む。トリガ回路40は、入力
54において基準電圧VREF に接続されており、以下に
より詳細に説明する方法で、第1の入力段45の活性化
と第2の入力段46の活性化との間の切り換えを制御で
きるようにオペアンプ44に接続されている。即ち、ト
リガ回路40は、マイクロフォン伸長器18により与え
られる利得を制御するために接続されている。
【0025】第1および第2の入力段45,46は、そ
れぞれ反転構成となっており、同じ出力段47を共有す
る。フィードバック抵抗器RFは、第1の入力段45の
反転入力IN1に出力OUTを接続する。第1の入力段
45の反転入力IN1は、抵抗器RBに接続されてお
り、抵抗器RBは、別の直列接続抵抗器RAを通して入
力INに接続されている。また、抵抗器RAとRBの接
続点と、第2の入力段46の反転入力IN2との間に、
接続線49がある。このように接続されているので、第
1のフィードバックパスは、この実施形態においては、
RFにより形成され、第2のフィードバックパスは、R
FおよびRBにより形成される。
【0026】入力INから出力OUTへの利得は、フィ
ードバックパスの有効フィードバック抵抗を有効入力抵
抗で割った比により決定される。トリガ回路40により
入力段45または46のどちらが選択されるかに基づい
て、利得は以下の関係にしたがって、設定される。 低利得に対して: G=RF/(RA+RB) 高利得に対して: G=(RF+RB)/RA ここで、VOUT =VING
【0027】動作において、マイクロフォン伸長器18
は、入力INにおけるマイクロフォン回路からの電気的
音声信号からなる電気的入力信号VINを受け取り、増幅
電気信号からなる出力信号VOUT をその出力OUTにお
いて生成する。増幅電気信号を生成するために、マイク
ロフォン伸長器VOUT は、高利得レベルまたは低利得レ
ベルの2つの利得レベルの内の1つによりVINを増幅す
る。どちらの利得レベルが適用されるかの選択は、2つ
の入力段45,46の内の1つを選択的に活性化するト
リガ回路40またはこれとの何らかの組み合わせにより
実行される。
【0028】オペアンプ44は、第1の入力段45が不
活性状態であり、第2の入力段46が活性状態である場
合、低利得レベルを提供し、第1の入力段45が活性状
態であり、第2の入力段46が不活性状態である場合、
高利得レベルを提供する。一般に、マイクロフォン伸長
器18は、活動的な音声または会話を示す所定のしきい
値を超える出力信号VOUT をその出力において検出した
場合に、高利得レベルを提供する。対象的に、音声がな
い状態、即ち会話の中断を示すしきい値よりも低い出力
信号VOUTを検出した場合、低利得レベルを提供す
る。
【0029】入力信号VINは、それぞれ入力IN1およ
びIN2において入力段45および46のそれぞれに与
えられる。適切なバイアス信号VCOM は、入力段45お
よび46のそれぞれの非反転入力に与えられる。オペア
ンプ44は、活性状態の入力段45および46のいずれ
かに関連づけられた利得レベルにより増幅された音声信
号をその出力OUTに提供する。この実施形態によれ
ば、高利得レベルは6dBであり、低利得レベルは0d
Bである。
【0030】この高利得と低利得との間の6dBの差
は、これよりも大きな利得差での音響遷移を滑らかにす
るために提供される。特に、利得差がより大きい場合、
例えば20dBの場合、高利得と低利得との間の遷移
は、もっと目立つことになる。また、大きな利得差を使
用することは、オペアンプ出力OUTにおいてアクティ
ブな会話をノイズから区別することをより困難にする可
能性がある。それにもかかわらず、伸長器18がスピー
カホーン内に設けられる場合、20dBの利得差が、高
い抑制レベルを達成するためにより適切である可能性が
ある。
【0031】出力OUTにおける増幅電気信号VOUT
は、整流器42、本実施形態においては半波整流器を通
してフィードバックとして提供される。そして、ローパ
スフィルタは、出力OUTにおいて提供される信号V
OUT の振幅レベルを示す実質的に直流の電圧レベルV
RMS を提供するために、整流された信号を平滑する。こ
の直流電圧レベルVRMS は、この信号を基準電圧レベル
VREF と比較するトリガ回路40の入力53に与えられ
る。この実施形態において、半波整流器は、反転された
整流出力を与え、したがって、VRMS は、より大きな振
幅のVOUT 信号に対してより低く(よりネガティブに)
なる。
【0032】結果として、VRMS がVREF よりも実質的
に低い場合、VOUT は所定のしきい値よりも大きい振幅
を有し、第1の入力段45を活性状態にする信号をトリ
ガ回路40が線56に提供する。しかし、VRMS が実質
的にVREF よりも大きい場合、第1の入力段45を不活
性状態にし、第2の入力段46を活性状態にする信号を
オペアンプ44の入力56に与える。VRMS のレベルが
VREF のレベルに幾分近い場合、トリガ回路40は、高
利得レベルと低利得レベルとの間の利得レベルを有効に
提供する第1および第2の入力段45,46の組み合わ
せを活性状態にする。特に、第1および第2の入力段4
5,46が共に活性状態である場合、VINの一部は低利
得増幅を受け、VINの一部は高利得増幅を受け、高利得
レベルと低利得レベルの間の総合利得レベルを提供す
る。
【0033】適切なVREF およびVCOM 電圧レベルの選
択は、アクティブな音声およびバックグラウンドノイズ
入力信号の両者に対する測定された振幅の出力信号を含
む特定の具現化に必ず基づくことになる。当業者は、こ
れらの具現化のための適切なレベルを容易に決定するこ
とができる。
【0034】整流器42としての反転整流器の使用は、
単なる例示であることに留意すべきである。当業者は、
非反転整流器を使用することも容易にでき、VRMS がV
REFよりも大きい場合に、トリガ回路40は第1の入力
段45を活性化するように構成されることになる。
【0035】図3は、VRMS とVREF の差に対するオペ
アンプ44の利得を示す。VRMS <<VREF およびVRMS
>>VREF の点の間の曲線は、低利得レベルと高利得レベ
ルとの間の滑らかな遷移を可能にする。この滑らかな遷
移は、もしそうでなければ電話の会話をむらがあるよう
に聞こえさせる可能性のある断絶的な利得切り換えを小
さくする。図3に示された応答は、主に図2のトリガ回
路40の出力応答に起因する。
【0036】図4との関係で、以下に詳細に説明する実
施形態によるトリガ回路40は、そのエミッタを共通に
接続された2個のバイポーラ接合トランジスタを含む。
バイポーラ接合トランジスタの差動ペアの応答の性質
は、典型的には図3に示された形を有する。別の実施形
態において、トリガ回路40は、用途により滑らかな遷
移が必要とされない場合には、ステップ応答を適切に有
することもある。
【0037】図3に示されていない本発明の別の利点
は、伸長増幅器18aの出力においてマイクロフォン信
号強度を測定することにより作られるヒステリシスであ
る。アクティブな会話を示す大きな振幅を有する信号が
入力INに与えられており、増幅器が高利得を提供して
いる場合を考える。信号強度の小さな下向きの変動また
はわずかな減少は、第2の入力段46の活性化(利得の
減少)を引き起こさない。これは、わずかに減少した信
号は、VRMS が充分にVREF よりも低いようにVOU T を
高レベルに維持する高利得を受けるからである。本当の
低振幅信号がINに与えられた場合、VRMS はVREF よ
りも上に上昇し、伸長器18は、第2の入力段46を活
性化する。このヒステリシスは、高利得レベルと低利得
レベルとの間の偶然のまたは望ましくない遷移の回数を
減少させることにより、改善された動作を提供する。
【0038】また、ノイズ抑制の適用についてのアタッ
ク時間および減衰時間も、バックグラウンドノイズ抑制
に重要である。図2および図3の実施形態において、減
衰時間およびアタック時間は、共に100ミリ秒であ
る。このアタック時間および減衰時間は、抵抗器51お
よびキャパシタ52により作られるローパスフィルタの
時定数により決定される。好ましいアタック時間および
減衰時間は、人間の主観を使用して、様々な時間での主
観的な判断を得ることにより実験的に決定される。
【0039】本発明のマイクロフォン伸長器18は、従
来技術によるものよりもかなり短いアタック時間および
減衰時間を有することに留意すべきである。例えば、上
述したAT&T社のコンディショナーは、14ミリ秒の
アタック時間および140ミリ秒の減衰時間を有してい
る。したがって、本発明による分解能は、従来技術によ
る分解能よりもより精細であり、従来技術による場合よ
りも所定の音声パターンにおけるバックグラウンドノイ
ズの抑制は、より多く生じることになる。速い応答性
は、望ましくない音声の抑制を少なくする結果となる。
【0040】図4は、本発明の第1の実施例によるマイ
クロフォン伸長器18の詳細を示す。適切な場合には、
図2において使用した参照符号は、図4中の対応する回
路構成要素を示すためにも使用される。他のものである
と述べない限り、以下に説明するトランジスタは、この
技術分野において知られているようにそれぞれがベー
ス、コレクタおよびエミッタを有するバイポーラ接合ト
ランジスタである。図4に示された構成要素は、単一の
半導体基板上に適切に集積化され得る。しかし、他の実
施形態においては、フィードバック抵抗器RA,RBお
よびRFは基板上に集積化されておらず、回路設計者に
より利得レベルを調節可能にするために、外部的に接続
されている。
【0041】以下に説明する回路構成要素に加えて、伸
長器18は、電圧バイアスポイントCC,FF(接
地),COM,およびBA,信号ポイントIN1,IN
2,RCT,RMS,およびREFを含む。図4に示さ
れた伸長器18は、第1および第2の電流ミラー53,
54を含む。伸長器の半導体による具現化において、バ
イアスポイント電圧は、全て外部的に直接供給されるか
または例えばピン接続により間接的に供給される。以下
の説明において、バイアスポイントまたは信号ポイント
の電圧は、VX として表現され、ここでxは、バイアス
ポイントまたは、信号ポイントを示すために使用される
符号である。例えば、VCOM は、ポイントCOMにおけ
る電圧を表す。
【0042】トリガ回路40は、それらの各々のエミッ
タを共通に接続されたトランジスタQ1およびQ2を含
む。このトリガ回路40は、さらに別のトランジスタQ
4を含み、そのコレクタは、トランジスタQ1およびQ
2のエミッタに接続されている。Q4のエミッタは、接
地に接続されている。トランジスタQ1のベースは、ポ
イントREFに接続されている。
【0043】ポイントREFは、R1を介してCOMに
接続されており、トランジスタQ3を介してFF(接
地)に接続されており、抵抗器R2AおよびR2Bに直
列に接続されている。トランジスタQ3のベースは、基
準電圧ポイントBAに接続されている。このように接続
されているので、電圧VBAは、トランジスタQ3を順バ
イアスし、トランジスタQ3のエミッタおよび抵抗器R
1AおよびR2Aにより得られる電圧効果は、トランジ
スタQ3のコレクタ・エミッタ接合を通る電流レベルを
設定する。
【0044】この電流レベルは、抵抗器R1を通る電流
を決定し、抵抗器R1の端子間の電圧降下を決定する。
したがって、VCOM から抵抗器R1の電圧効果を引いた
ものに等しいVREF は、抵抗値R1の値を変化させるこ
とにより設定され得る。例えば、R1の抵抗値を増加さ
せることにより、R1の端子間の電圧降下は増大し、V
REF は減少する。
【0045】この実施形態において、抵抗器R1,R2
AおよびR2Bは、それぞれ25kオームである。さら
に、トランジスタQ3のベースからエミッタへの電圧降
下は、約0.75ボルトである。また、VCOM は、約
1.8ボルトであり、VBAは約1.0ボルトであり、
これらの全ては、外部的に与えられる。この実施例にお
いて、R2およびR2を通る電流は、R1を通る電流と
同様に、約5マイクロアンペアである。結果として、V
REF は、1.8−(5×10-6)(25k)、即ち1.
675ボルトである。
【0046】トリガ回路40の出力は、トランジスタQ
1およびQ2のコレクタの組み合わせである。出力の一
部、トランジスタQ1のコレクタは、第1の電流ミラー
53に接続されている。出力の他の部分、トランジスタ
Q2のコレクタは、第2の電流ミラー54に接続されて
いる。第1の電流ミラー53は、第1の入力段45に接
続されており、第2の電流ミラー54は、さらに第2の
入力段46に接続されている。
【0047】より詳細には、第1の電流ミラー53は、
2個のPNPトランジスタQ5およびQ12からなり、
それらのエミッタはCCに接続されており、それらのベ
ースは、互いに接続されている。トランジスタQ5のコ
レクタは、差動ペア出力に接続されており、特に、トラ
ンジスタQ1のコレクタに接続されている。トランジス
タQ5のベースおよびコレクタは、さらに互いに接続さ
れている。第2の電流ミラー54は、2個のPNPトラ
ンジスタQ6およびQ7からなり、それらのエミッタ
は、バイアスポイントCCに接続されており、それらの
ベースは互いに接続されている。トランジスタQ6のベ
ースおよびコレクタは、さらに互いに接続されている。
さらに、トランジスタQ4のコレクタは、トリガ回路4
0の出力に接続されており、特にトランジスタQ2のコ
レクタに接続されている。
【0048】第1の入力段45は、差動ペア形式で接続
された2個のトランジスタQ10およびQ11からな
り、一方の差動ペア入力、トランジスタQ10のベース
は、非反転入力を形成し、他方の差動ペア入力、トラン
ジスタQ11のベースは、反転入力を形成する。非反転
入力は、COMに接続されており、反転入力はIN1に
接続されている。第2の入力段46は、第2の入力段の
反転入力がIN2に接続されていることを除けば、第1
の入力段45と、同様の方法で構成された2個のトラン
ジスタQ8およびQ9を含む。第1および第2の入力段
45および46は、それぞれオペアンプ出力段47に接
続された出力を有する。
【0049】この実施形態における整流器42は、以下
の構造を有する。この整流器は、PNPトランジスタQ
R2およびQR3の差動ペアを含み、それらのエミッタ
は互いに接続されている。トランジスタQR2のベース
は、抵抗器RR1を介して、OUTに接続されている。
QR3のベースは、抵抗器RR4を介してCOMに接続
されており、抵抗器RR3を介してRCTに接続されて
いる。QR2およびQR3のコレクタは、それぞれ2個
のNPNトランジスタQR4およびQR5から構成され
る電流ミラーの入力に接続されている。
【0050】トランジスタQR2のコレクタは、さらに
NPNトランジスタQXのベースに接続されている。ト
ランジスタQXのエミッタは、接地FFに接続されてお
り、トランジスタQXのコレクタは、ツェナーダイオー
ドZ1のアノードに接続されている。キャパシタCCR
は、トランジスタQXのベースとコレクタ間に接続され
ている。ツェナーダイオードZ1のカソードは、RCT
に接続されている。QR2およびQR3のエミッタは、
互いに接続されており、バイアストランジスタQR1の
エミッタに接続されている。
【0051】本発明の好ましい実施例において、抵抗器
RR1は8.6kオームの抵抗器であり、抵抗器RR3
は45kオームの抵抗器であり、抵抗器RR4は10k
オームの抵抗器である。キャパシタCCRは、2pfの
キャパシタである。
【0052】動作において、整流器42は、オペアンプ
の出力信号VOUT を受け取り、その出力ポイントVRCT
において、その整流されたものを生成する。この実施形
態における整流出力信号は、本質的にVOUT の負のサイ
クルからなる。そして、ローパスフィルタは、この負の
サイクルを平均値、より具体的には、VOUT の負のサイ
クルの2乗平均根を表すほぼ直流電圧レベルに平滑す
る。この2乗平均根電圧VRMS は、トリガ回路40の一
方の入力に与えられる。そして、上述したように、トリ
ガ回路40は、VRMS とVREF との差に基づいて、第1
の入力段45、第2の入力段46、または双方のある割
合のいずれかを活性化する。
【0053】さらに詳細には、アクティブな音声に対応
する大きな出力信号VOUT を考える。この大きな出力信
号は、負のサイクルにおける電圧の大きな負の振動を含
むことになる。これらの負の振動の間に、QR2はQR
3よりも大きな範囲までターンオンしようとする。結果
として、QR2を通るエミッタ・コレクタ電流は、トラ
ンジスタQXをターンオンさせようとする。QXが、タ
ーンオンされているので、大きな電流がツェナーダイオ
ードZ1を通って流れ、電圧VRCT は引き下げられる。
【0054】具体的には、ツェナーダイオードZ1を通
る電流は、抵抗器RR3およびRR4によりCOMから
大きな電圧降下を生じさせ、結果として、VRCT はV
COM と比べて比較的低くなる。低電圧VRCT は、ローパ
スフィルタを通り、VCOM に比べて低いVRMS を生成す
る。VREF はVCOM よりもわずかに低いので、上述した
ように、Q2のベースにおける低いVRMS は、トランジ
スタQ2をターンオフさせようとし、トランジスタQ1
をターンオンさせようとする。この条件の下で、トラン
ジスタQ1は、トランジスタQ5を通って電流を流し、
トランジスタQ12を通して電流を流す。
【0055】このトランジスタQ12を通る電流は、ト
ランジスタQ10およびQ11のエミッタへのバイアス
電流を提供し、このバイアス電流は、第1の入力段45
の差動入力をアクティブにする。しかし、トランジスタ
Q2は、Q6のコレクタから流れる電流をほとんどまた
は全く流さず、これはトランジスタQ6およびQ7の両
方をターンオフさせようとする。トランジスタQ7がタ
ーンオフされているので、トランジスタQ7およびQ8
のエミッタへは電流は流れず、これは入力段46を不活
性化する。
【0056】結果として、大きな負の電流振動を有する
出力VOUT における大きな信号は、第1の入力段45を
活性化しようとする。第1の入力段45が活性化された
場合、反転入力IN1に与えられる入力VIN1 は、図2
の抵抗器RA,RBおよびRFにより決定される高い利
得レベルを提供する。したがって、バックグラウンドノ
イズとは反対に、典型的にアクティブな会話に関連付け
られた大きな信号は、伸長器18に、高い利得レベルを
入力から出力に提供させる。
【0057】バックグラウンドノイズのみが存在する場
合に存在する可能性があるような出力OUTにおける小
さな信号の場合、トランジスタQR2は、少ない程度ま
でターンオンしようとする。したがって、トランジスタ
QR3は大きな程度までターンオンしようとし、トラン
ジスタQR4およびQR5により形成される電流ミラー
に、トランジスタQXのベース電圧を引き下げさせる。
この条件の下でトランジスタQXは、ターンオフしよう
とし、または少なくとも電流を少ない程度導通する。結
果として、小さな電流がツェナーダイオードZ1を通し
て供給され、電圧VRCT はVCOM に向かって上昇しよう
とする。
【0058】この比較的高いVCRT 電圧は、ローパスフ
ィルタを通り、VCOM のレベルに近付く電圧VRMS を提
供する。VRMS は、VCOM に接近しており、VREF はV
COMよりもわずかに小さいので、電圧VRMS はトランジ
スタQ2をターンオンさせようとし、トランジスタQ1
をターンオフさせようとする。トランジスタQ2は、第
2の入力段46を活性化する電流ミラー54から流れる
電流を流すことを許容する。しかし、トランジスタQ1
は、電流ミラー53から流れる電流はほとんどまたは全
く許容せず、これは第1の入力段45を不活性化する。
図2を参照して上述したように、第2の入力段46は、
図2の抵抗器RA,RBおよびRFの構成のために、入
力IN2から出力OUTへの低利得を提供する。
【0059】例示的な整流回路42およびローパスフィ
ルタを出力信号を直流電圧レベルに変換するための代替
的な手段で置き換えることが好ましいこともある。特
に、並列抵抗・キャパシタ回路に加算される電流出力を
有する全波整流器が、図4に示された例示的な整流器4
2およびローパスフィルタの代わりに使用することがで
きる。適切な全波整流器の一例は、Motorola および Si
gnetics により製造されているような多くの商業的に入
手可能なコンパンダ(組み合わされた圧縮器および伸長
器)集積回路の中に見つけることができる。
【0060】図1の実施形態は、住宅用のコードレス電
話機セットを含んでいるが、当業者であれば、本発明の
マイクロフォン伸長器およびバックグラウンドノイズ抑
制方法は、その主な使用が住宅用か商業用かどちらを意
図されているかに拘らず、いかなる電話機セットに使用
可能であることが分かるであろう。当業者は、適切な減
衰レベルおよび特定の電話機およびその意図された環境
に対する適切なアタック時間および減衰時間を容易に決
定することができる。一度その様な適切なレベルが決定
されると、回路は容易に適切に修正され得る。
【0061】マイクロフォン伸長器18が、図1に示さ
れているように電話機ハンドセット内に存在する必要が
ないことが分かるであろう。生のマイクロフォン信号が
電話機ベースに送信される必要がないように、その様な
配置がコードレス電話機にとって好ましいが、マイクロ
フォン伸長器がハンドセット内にあるという要求はな
い。また、伝統的なコード電話機のようなその電子回路
の大部分がベース内に配置されている電話機に対して
は、マイクロフォン伸長器18を電話機ベース内に置く
ことは好ましい。同様に、マイクロフォンを含む全ての
電子部品は、セルラ電話機におけるように電話機ハンド
セットに存在することができる。
【0062】本発明のマイクロフォン伸長器は、製造安
価であり、効率的に動作することがわかるであろう。ノ
イズ抑制は、伸長器の出力において決定されるので、従
来技術において必要とされたようなマイクロフォンに接
続されたオーディオ増幅器と伸長器との間に前置増幅器
は必要とされない。前置増幅器の除去は、装置のコスト
を低減するだけではなく、従来技術の伸長器内において
も前置増幅が起きるので、冗長な機能も除去することが
できる。さらに、この装置の応答は、マイクロフォンに
より受信された信号を平均化する時間を必要としないの
で、非常に効率的である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
安価に製造可能で、かつ効率的にバックグラウンドノイ
ズを抑制可能な装置および方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による電話機のハンドセッ
トを示すブロック図
【図2】本発明の一実施形態によるマイクロフォン伸長
器を示すブロック図
【図3】図2のマイクロフォン伸長器回路において使用
される演算増幅器の利得の環境を示す図
【図4】図2のマイクロフォン伸長器の詳細を示す回路
図
【符号の説明】
10 電話機ハンドセット 11 電話機ベースユニット 12 マイクロフォン部分 14 受話器部分 16 マイクロフォン 17 音響増幅器 18 マイクロフォン伸長器 18a 増幅器 18b フィードバック回路 20 圧縮器 22 周波数整形器 24 RF送信機 26 アンテナ 28 RF受信機 30 周波数整形器 32 伸長器 34 音響増幅器 17 イヤピース
フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 マイケル フランコン アメリカ合衆国、95123 カリフォルニア、 サンジョゼ、コロニー フィールド ドラ イブ 5436

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号およびバックグラウンドノイズ
    信号を含む音響信号を受信し、この音響信号を対応する
    電気信号に変換するように動作可能なマイクロフォンを
    含む電気通信機器におけるバックグラウンドノイズを低
    減する装置において、 a)前記電気信号を受け取るための入力および出力を有
    し、前記入力でマイクロフォンからの対応する電気信号
    を受け取り、前記対応する電気信号を増幅し、増幅され
    た電気信号をその出力において生成するものであって、
    第1の利得レベルおよび第2の利得レベルにおける増幅
    を行い、前記第1の利得レベルが第2の利得レベルより
    も大きい増幅器と、 b)前記増幅器の出力に接続されており、前記増幅器の
    動作を制御するために接続されており、所定のしきい値
    よりも大きい振幅を有する増幅された電気信号を出力に
    おいて受け取った場合に、前記増幅器に第1の利得レベ
    ルにおける増幅を行わせ、前記所定のしきい値よりも小
    さい振幅を有する増幅された電気信号をその出力におい
    て受け取った場合に、前記増幅器に第2の利得レベルに
    おける増幅を行わせるフィードバック回路とを有するこ
    とを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記増幅器は、前記入力に接続された第
    1の入力段および前記入力に接続された第2の入力段を
    さらに含み、 前記増幅器は、前記第1の入力段が活性状態であり、か
    つ第2の入力段が不活性状態である場合に、前記第1の
    利得レベルを提供し、前記第2の入力段が活性状態であ
    り、かつ前記第1の入力段が不活性状態である場合に、
    前記第2の利得レベルを提供することを特徴とする請求
    項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記増幅器は、演算増幅器をさらに含
    み、 その出力は、第1のフィードバックパスを介して前記第
    1の入力段に接続されており、 その出力は、さらに第2のフィードバックパスを介して
    第2の入力段に接続されており、 前記第1のフィードバックパスは、前記第1の利得レベ
    ルに影響を与え、 前記第2のフィードバックパスは、前記第2の利得レベ
    ルに影響を与えることを特徴とする請求項2記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 前記フィードバック回路は、前記増幅さ
    れた電気信号を直流電圧レベルに変換するための手段を
    含み、前記直流電圧レベルおよび直流基準電圧レベルを
    使用して、前記増幅された電気信号が所定のしきい値以
    下であるかどうかにより、前記第1の利得レベルおよび
    第2の利得レベルの内の選択された1つにおける増幅を
    前記増幅器に行わせることを特徴とする請求項1記載の
    装置。
  5. 【請求項5】 増幅された電気信号を直流電圧レベルに
    変換するための手段は、整流器およびローパスフィルタ
    を含むことを特徴とする請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記フィードバック回路は、前記増幅さ
    れた電気信号を直流電圧レベルに変換するための手段を
    含み、前記直流電圧レベルおよび直流基準電圧レベルを
    使用して、第1の入力段および第2の入力段の内の選択
    された1つを活性化するように動作可能であることを特
    徴とする請求項2記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記フィードバック回路は、第1の入力
    段、第2の入力段、および前記増幅された電気信号を直
    流電圧レベルに変換するための手段に接続されたトリガ
    回路をさらに含み、 前記トリガ回路は、前記直流電圧レベルが直流基準電圧
    レベルよりも大きいかどうかに基づいて、第1の入力段
    および第2の入力段を制御可能かつ交互に活性化および
    非活性化することを特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記トリガ回路は、それぞれがベース、
    コレクタおよびエミッタを有する第1および第2のバイ
    ポーラ接合トランジスタ(BJT)を含み、 前記第1のBJTのエミッタは、第2のBJTのエミッ
    タに接続され、 第1のBJTのベースは直流基準電圧源に接続され、 前記第2のBJTのベースは、増幅された電気信号を直
    流電圧レベルに変換するための手段に接続されているこ
    とを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 第1の利得レベルが、第2の利得レベル
    よりも約6dB大きいことを特徴とする請求項1記載の
    装置。
  10. 【請求項10】 前記ローパスフィルタが、抵抗器およ
    びキャパシタを含むことを特徴とする請求項5記載の装
    置。
  11. 【請求項11】 前記ローパスフィルタが、約100マ
    イクロ秒の時定数を有することを特徴とする請求項10
    記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記演算増幅器およびフィードバック
    回路が、単一の半導体装置に集積されていることを特徴
    とする請求項3記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記増幅器が単一の半導体素子に集積
    されていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  14. 【請求項14】 マイクロフォンを有する電気通信機器
    において電気信号の増幅を制御する方法において、 a)電気信号を前記マイクロフォンから増幅器に提供す
    るステップと、 b)高利得レベルおよび低利得レベルを含む少なくとも
    2つの利得レベルの内の1つを使用して、前記電気信号
    を増幅するために前記増幅器を使用するステップと、 c)前記増幅された電気信号をフィードバック回路に提
    供するステップと、 d)前記増幅された電気信号の振幅と所定のしきい値と
    の間の関係を決定するために、前記フィードバック回路
    を使用するステップと、 e)前記増幅された電気信号の振幅が前記所定のしきい
    値よりも大きい場合に、前記高利得レベルを使用して、
    前記増幅器にその後の信号を増幅させるステップとを有
    することを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 f)前記所定のしきい値が前記増幅さ
    れた電気信号の振幅よりも大きい場合に、前記低利得レ
    ベルを使用して前記増幅器にその後の信号を増幅させる
    ステップをさらに含むことを特徴とする請求項14記載
    の方法。
  16. 【請求項16】 g)前記増幅された電気信号の振幅が
    前記所定のしきい値とほぼ等しい場合に、前記低利得レ
    ベルおよび高利得レベルの組み合わせを使用して、前記
    増幅器にその後の信号を増幅させるステップをさらに含
    むことを特徴とする請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記(d)増幅された電気信号と所定
    のしきい値との間の関係を決定するステップが、(d
    1)前記増幅された電気信号を前記増幅された電気信号
    の振幅を示す直流電圧レベルに変換するステップと、
    (d2)前記直流電圧レベルを前記所定のしきい値を示
    す直流基準電圧レベルと比較するステップとを含むこと
    を特徴とする請求項14記載の方法。
  18. 【請求項18】 音声信号およびバックグラウンドノイ
    ズ信号を含む音響信号を受信し、前記音響信号を対応す
    る電気信号に変換するように動作可能なマイクロフォン
    を含む電気通信機器におけるバックグラウンドノイズを
    低減するための装置において、 a)前記電気信号を受け取るために接続された第1の入
    力段、前記電気信号を受け取るために接続された第2の
    入力段、および出力を有し、 出力において増幅された電気信号を生成するために、前
    記電気信号に対する増幅を提供し、前記第1の入力段が
    活性状態であり、かつ前記第2の入力段が不活性状態で
    ある場合に、第1の利得レベルにおける増幅を提供し、
    前記第2の入力段が活性状態にあり、かつ前記第1の入
    力段が不活性状態である場合に、第2の利得レベルにお
    ける増幅を提供する演算増幅器と、 b)前記演算増幅器の出力に接続されており、増幅され
    た電気信号を受け取り、その整流された信号を生成する
    整流器と、 c)前記整流された信号を受け取るために前記整流器に
    接続されており、前記増幅された電気信号の大きさを表
    す直流電圧レベルをそれから生成するように動作可能な
    ローパスフィルタと、 d)前記直流電圧レベルを受け取るために前記ローパス
    フィルタに接続されており、第1の入力段および第2の
    入力段のそれぞれの活性化および不活性化を制御するた
    めに接続され、前記直流電圧レベルが直流基準電圧レベ
    ルよりも大きいかどうかに基づいて、第1の入力段およ
    び第2の入力段を制御可能にかつ交互に活性化および不
    活性化するトリガ回路とを有することを特徴とする装
    置。
  19. 【請求項19】 前記トリガ回路が、それぞれベース、
    コレクタおよびエミッタを有する第1および第2のバイ
    ポーラ接合トランジスタ(BJT)を含み、前記第1の
    BJTのエミッタが、前記第2のBJTのエミッタに接
    続されており、前記第1のBJTのベースが直流基準電
    圧源に接続されており、前記第2のBJTのベースが前
    記ローパスフィルタに動作可能に接続されていることを
    特徴とする請求項18記載の装置。
  20. 【請求項20】 a)音声信号およびバックグラウンド
    ノイズ信号を含む音響信号を受信し、この音響信号を対
    応する電気信号に変換するように動作可能なマイクロフ
    ォンと、 b)前記電気信号を受信するための入力および出力を有
    し、前記入力において前記マイクロフォンからの対応す
    る電気信号を受け取るように動作可能であり、その出力
    において増幅された電気信号を生成するために対応する
    電気信号の増幅を提供し、第1の利得レベルが第2の利
    得レベルよりも大きい前記第1の利得レベルおよび第2
    の利得レベルにおける増幅を提供するように動作可能な
    増幅器と、 c)前記増幅器の出力に接続されており、前記増幅器の
    動作を制御するために接続され、所定のしきい値よりも
    大きい振幅を有する増幅された電気信号をその出力にお
    いて受け取った場合に、前記第1の利得レベルにおける
    増幅を前記増幅器に提供させ、前記しきい値よりも小さ
    い振幅を有する増幅された電気信号をその出力において
    受け取った場合、第2の利得レベルにおける増幅を前記
    増幅器に提供させるフィードバック回路と、 d)前記増幅された電気信号を電気通信ネットワークに
    提供するための手段と、 e)前記電気通信ネットワークから信号を受け取るため
    の手段と、 f)前記受け取った信号を音響信号形式で表示するため
    の手段とを有するバックグラウンドノイズを低減させる
    ために動作可能な電気通信機器ハンドセット。
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