JPH09205965A - 薬剤加熱蒸散装置 - Google Patents

薬剤加熱蒸散装置

Info

Publication number
JPH09205965A
JPH09205965A JP1525296A JP1525296A JPH09205965A JP H09205965 A JPH09205965 A JP H09205965A JP 1525296 A JP1525296 A JP 1525296A JP 1525296 A JP1525296 A JP 1525296A JP H09205965 A JPH09205965 A JP H09205965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
chemical
heating
bottle
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1525296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3915039B2 (ja
Inventor
Hideo Kawamori
英夫 河盛
Toshio Abe
敏夫 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fumakilla Ltd
Original Assignee
Fumakilla Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fumakilla Ltd filed Critical Fumakilla Ltd
Priority to JP01525296A priority Critical patent/JP3915039B2/ja
Publication of JPH09205965A publication Critical patent/JPH09205965A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3915039B2 publication Critical patent/JP3915039B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬剤加熱蒸散装置に発熱体に通電するコード
を収納するコード収納部を形成する際に、コード収納部
が突出するのをなくして装置全体の大型化を防止する。 【解決手段】 上部小径部23を有し上方に吸液芯26
を突出した薬液ボトル21を内部に収納し、該ボトル2
1の吸液芯26を発熱体37で加熱して薬剤を蒸散させ
る薬剤加熱蒸散装置において、前記薬液ボトル21を内
部に収納する下部本体1と、該下部本体1に対して回転
自在となり内部に前記薬液ボトル21の吸液芯26を加
熱する発熱体37を設けた上部本体2とからなり、前記
下部本体1における薬液ボトル21の上部小径部23に
相対する上下位置を含むこの位置から上方側に前記上部
本体2内に設けた発熱体37に接続するコード20を収
納するコード収納部43を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、殺虫、殺菌、殺ダ
ニ、防虫、忌避、芳香、消臭等を目的として、薬剤を収
納しかつ吸液芯を具備した薬液ボトルの該吸液芯上側面
を発熱体により加熱して、薬剤を蒸散させる薬剤加熱蒸
散装置で、特に薬剤加熱蒸散装置にコード収納部を形成
した薬剤加熱蒸散装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、薬剤加熱蒸散装置としては、その
発熱体に通電するためのコードが装着されるようになっ
ており、このコードを収納するためのコード収納部が当
該薬剤加熱蒸散装置に形成されたものがあった。
【0003】このコード収納部においては、実開平3−
95778号や実開平3−99972号に記載されてい
るように、装置本体の側面に巻取方向が垂直方向に向か
うようになるコード収納部が形成されたもの、あるい
は、実開平3−74283号に記載されているように、
装置本体の下部に巻取方向が水平方向に向かうようにな
るコード収納部が形成されたもの等が知られていた。
【0004】また、実開平2−60578号には、巻取
方向が水平方向に向かいかつ環状に巻き取られた中央空
所内に電気加熱蒸散部が設置されるようになるものが知
られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の薬剤加熱蒸散装
置において、実開平3−95778号や実開平3−99
972号または実開平3−74283号に記載されたよ
うなコード収納部の形成にあっては、装置本体の側面が
あるいは下部がそれぞれ突出した形状となり装置の大型
化といった問題が生じると共にデザイン上の制約を受け
てデザイン性が劣るといった問題が生じる恐れがあっ
た。また、実開平2−60578号に記載されたような
コード収納部の形成にあっては、装置本体の下部が水平
方向に大きくなり、やはり装置の大型化やデザイン性が
劣るといった問題が生じる恐れがあった。
【0006】さらに、前述した従来の薬剤加熱蒸散装置
全般にわたっては、回転するコード側と固定状態となる
発熱体側との間に接点部材が必要となり、部品点数の増
加やこの部分での構造の複雑化といった問題も生じる恐
れがあった。本発明は、これらの問題を解消すること
を、その課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題を解
消するため、上部小径部を有し上方に吸液芯を突出した
薬液ボトルを内部に収納し、該ボトルの吸液芯を発熱体
で加熱して薬剤を蒸散させる薬剤加熱蒸散装置におい
て、前記薬液ボトルを内部に収納する下部本体と、該下
部本体に対して回転自在となり内部に前記薬液ボトルの
吸液芯を加熱する発熱体を設けた上部本体とからなり、
前記下部本体における薬液ボトルの上部小径部に相対す
る上下位置を含むこの位置から上方側に前記上部本体内
に設けた発熱体に接続するコードを収納するコード収納
部を形成する。
【0008】
【作 用】当該薬剤加熱蒸散装置よりコード収納部が
突出することをなくし、装置全体の大型化を防止する。
これにより薬剤加熱蒸散装置のコンパクト化を図ること
で、材料費や梱包費あるいは輸送費等の費用の低減を行
うことができる。しかも、コード収納部が突出すること
がないので、これによるデザイン上の制約を受けること
がなく、デザイン性の優れた薬剤加熱蒸散装置を提供す
ることができる。また、コードは従来のようなコード側
と発熱体側との間に接点部材を設けることなく発熱体に
接続するようになるので、接点部材等を不要とし、部品
点数の低減を図りかつ構造の単純化を行うことができ
る。
【0009】
【実 施 例】本発明による薬剤加熱蒸散装置の第一実
施例について説明する。図1、図2及び図3に示すよう
に、薬剤加熱蒸散装置はまず下部本体1と上部本体2と
からなり、該下部本体1と上部本体2とは互いに水平方
向に回転自在に嵌合している。そして、該下部本体1は
インナーボディー3とサイドボディー4とからなり、ま
た、上部本体2は台座5とトップカバー6とからなって
いる。
【0010】前記下部本体1のインナーボディー3は、
大径筒体10とその上部に中板11を介して設けた小径
筒体12とから下方が大きく開口すると共に上方も開口
した形状となり、該大径筒体10の側面下部に内外連通
する開口部13を1カ所以上例えば2カ所形成し、この
2カ所の開口部13それぞれに透明のレンズ体14を装
着する。該レンズ体14は左右に嵌合片14aを有して
中央が湾曲して膨らんだ形状となっている。そして、該
大径筒体10はその下部における他の部分に下部通気口
17を形成すると共に、外周側にコード止め部18を形
成する。該コード止め部18は上下中間に相対向する爪
19を設けたもので、大径筒体10の外周面と2個の爪
19とにコード20をはさむようになっている。また、
前記小径筒体12上端には中央口27と通気口28とを
形成した上板29を固着し、また、小径筒体12上端外
周には複数の嵌合爪30を形成している。なお、前記中
板11の上部には放射状にリブ31を複数形成してい
る。さらに、前記小径筒体12の内周には薬液ボトル2
1を装着するためのネジ部22を形成し、該ネジ部22
に薬液ボトル21の上部小径部23のネジ部24が係合
するようになっており、前記薬液ボトル21は、図4に
示すように容器の上部側に上部小径部23を有して光透
過性となり内部に薬剤を収納しかつ上方に吸液芯26を
突出したものである。
【0011】前記下部本体1のサイドボディー4は、筒
状となり前記インナーボディー3の外周側に着脱自在に
固着するようになる。そして、該サイドボディー4には
前記インナーボディー3の大径筒体10に形成した開口
部13に装着したレンズ体14が外部より見えるように
開口した開口部32を形成すると共に、前記インナーボ
ディー3に形成したコード止め部18に相対する位置に
下方より上方に向かう切り込み部33を形成する。な
お、装置組立て時において該サイドボディー4に形成し
た開口部32付近では中央が湾曲して膨らんだ形状とな
った前記レンズ体14が内側より圧接し、当該サイドボ
ディー4に形成した切り込み部33が若干広がって開口
部32付近が外側に若干膨らむようにして装入され、レ
ンズ体14の底部によってサイドボディー4が確実に嵌
合するように構成されている。
【0012】一方、前記上部本体2の台座5は、前記イ
ンナーボディー3の小径筒体12の外周に位置するよう
になる筒体34を備え、該筒体34の上下中間外周側に
プレート35を備え、該プレート35の上部に発熱体用
やスイッチ用の脚部36を形成すると共に該プレート3
5にスリット50を形成しており、該筒体34の上端に
前記インナーボディー3の小径筒体12の嵌合爪30が
嵌合することで、この台座5の筒体34とインナーボデ
ィー3の小径筒体12とにおいて回転自在となってい
る。また、この台座5のプレート35と前記インナーボ
ディー3の中板11との間には上下方向に間隙が形成さ
れる。そして、該台座5の上方に発熱体37を設け、該
発熱体37は前記台座5の脚部36に固着する保持部3
8と、この保持部38に固着する発熱部39と、この発
熱部39に固着する放熱筒40とからなり、該放熱筒4
0が前記薬液ボトル21の吸液芯26に周隙を有して配
置されるようになっている。
【0013】前記上部本体2のトップカバー6は、略半
球状となりその上部中央に蒸散口41を形成すると共
に、上部側部にスイッチやLED等を装着した操作部4
2を形成しており、前記台座5の上方に発熱体37を覆
うように固着するようになる。また、該トップカバー6
の略下半分の外側には前記サイドボディー4が位置する
ようになり、該サイドボディー4の上端内周がトップカ
バー6に当接することで、前記下部本体1と上部本体2
との回転を若干規制するようになっている。
【0014】そして、このようになる薬剤加熱蒸散装置
において、前記上部本体2の台座5のプレート35と前
記下部本体1のインナーボディー3の中板11との間に
形成された間隙を発熱体37に接続する先端にプラグを
有するコード20を収納するコード収納部43に形成す
る。すなわち、前記下部本体1における薬液ボトル21
の上部小径部23が係合する部分である上部小径部23
に相対する上下位置の外周にコード収納部43を形成す
るようになる。これは、該発熱体37に接続したコード
20が前記台座5のプレート35を上下に貫通して該台
座5の筒体34に巻取方向が水平方向に向かうように巻
き付き、そこから前記下部本体1のサイドボディー4に
形成した切り込み部33の上端より当該薬剤加熱蒸散装
置の外部に出るようになっている。
【0015】この下部本体1における薬液ボトル21の
上部小径部23に相対する上下位置においては、薬液ボ
トル21が一番小径となる部分であり、また他には該薬
液ボトル21が係合する下部本体1のインナーボディー
3の小径筒体12が配置されるのみであり、ここの外周
に当該薬剤加熱蒸散装置を大きくすることなしにコード
収納部43としての空間を形成することが可能となる。
【0016】このような構成により、インナーボディー
3,サイドボディー4からなる下部本体1と、台座5,
トップカバー6からなる上部本体2とが互いに水平方向
に回転自在となることで、下部本体1を固定して上部本
体2を回転すると、前記コード20が巻き込まれて前記
コード収納部43に収納されるようになると共に、該コ
ード20を引っ張ると、上部本体2が下部本体1に対し
て回転して、該コード20が当該薬剤加熱蒸散装置より
引き出されるようになっている。また、引き出したコー
ド20は図5に示すように前記下部本体1のサイドボデ
ィー4に形成したコード止め部18にはさみ込むこと
で、ここでコード20を固定するようになる。なお、こ
のコード20においては、コードの種類、形状、長さ等
は特に限定されるものではないが、コードの長さは50
0mmから1500mm程度が好ましく、800mmか
ら1200mm程度がもっとも好適に用いられる。ま
た、本実施例のように発熱体37への通電を制御する電
気回路部を内蔵するものにあっては、トップカバー6、
もしくは台座5より熱遮断壁49を立設したり、別パー
ツで熱遮断壁を構成することもできる。さらに、別パー
ツで熱遮断壁を構成する場合、電気回路部から発熱体3
7への配線カバーを併設することもできる。
【0017】このようになる薬剤加熱蒸散装置において
は、次のような利点を奏する。使用時に適当な長さだけ
コード20を引き出して使用することができ、使用時の
コード20が邪魔になるといったことをなくして、コー
ド20に引っ掛かる危険性を少なくすることができる。
ちなみにコード20を引っ掛けて当該薬剤加熱蒸散装置
を転倒すると、所期の薬剤蒸散効果が得られないばかり
か、内部に薬剤が付着し、この状態で長時間経過すると
薬剤が液化流出して薬剤による汚染や乳幼児が過って舐
める等の危険が生じると共に、当該薬剤加熱蒸散装置の
内部の電気系統にも悪影響を及ぼすものである。
【0018】前記コード20を当該薬剤加熱蒸散装置内
に完全に収納することができるので使用後の後片付けが
容易ですっきり収納することができる。前記コード収納
部43を前記下部本体1における薬液ボトル21の上部
小径部23に相対する上下位置の外周に形成したこと
で、該コード収納部43が当該薬剤加熱蒸散装置より突
出することがなく、装置全体の大型化をなくして、コン
パクトな設計を可能とし、材料費や梱包費あるいは輸送
費等の費用の低減をすることができる。また、デザイン
上の制約を受けることもなく、デザイン性が大巾に向上
する。
【0019】前記コード20は上部本体2に設けられた
発熱体37に接続しており、従来のようなコード20側
と発熱体37側との間に接点部材を設ける必要もなく、
部品点数の低減やこの部分での構造の単純化を行うこと
ができる。一番重量物となる薬液ボトル21は、下部本
体1側にも上部本体2側どちらにも装着可能であるが、
下部本体1側に装着する方が上部本体2の回転作動がス
ムーズな回転となりコード20の出し入れを容易に行う
ことができて好ましい。
【0020】前記下部本体1のサイドボディー4にコー
ド止め部18を形成したことで、使用時にコード20が
浮くのを防止して使用時の安全性の向上を図る。前記下
部本体1においては内外連通する開口部13を形成しこ
こに透明のレンズ体14を装着したことで、内部に収納
する薬液ボトル21の薬剤残量を容易に確認することが
できる。
【0021】前記レンズ体14がサイドボディー4に形
成した開口部32においてサイドボディー4に良好に嵌
合して前記下部本体1と上部本体2との回転を若干規制
することができる。よって、サイドボディー4とトップ
カバー6との製作時の精度、特にサイドボディー4とト
ップカバー6とが嵌合する部分の精度を高めることな
く、これらを良好に嵌合することができ、製作の容易化
を行えると共に、製作費を安価にすることもできる。
【0022】なお、前述の実施例において、前記コード
収納部43を前記下部本体1における薬液ボトル21の
上部小径部23に相対する上下位置の外周に形成してい
るが、該コード収納部43をこの上下位置から上方側に
形成するようにしても良い。
【0023】また、前記下部本体1における開口部13
に装着したレンズ体14に縮小レンズを用いるようにし
ても良く、この場合、縮小レンズを用いることにより、
拡大レンズを用いた場合には薬液ボトル21が拡大され
て薬剤の液面の位置関係が識別することが困難となった
り、あるいは薬剤の液面の表面張力により液面が二重に
見えたりして液面が不明瞭になる恐れがあったが、縮小
レンズにより薬液ボトル21が縮小されて薬剤の液面の
位置関係が容易に識別可能となると共に、薬剤の液面の
表面張力により液面が二重に見えるのを極力なくして液
面を明瞭にすることができ、薬液ボトル21の薬剤の液
面(残量)を確実に確認することができる。
【0024】さらに、縮小レンズを用いたことで当該レ
ンズ体14を小さくしても薬液ボトル21の薬剤の残量
を容易に確認することができ、このレンズ体14の小形
化により、前記下部本体1における開口部13を小さく
することで該下部本体1の強度を良好にすることが可能
となると共に、レンズ体14のコストを安価にすること
ができ、薬剤加熱蒸散装置全体のコストも安価に提供す
ることが可能となる。ここで第一実施例において、下部
本体と上部本体との回転は、インナーボディー3より突
出させた小径筒体および嵌合爪と台座の筒体34、さら
にサイドボディー4上方内側とトップカバー6下方外側
で規制している例であるが、それぞれ一方のみの規制も
可能である。
【0025】次に、本発明による薬剤加熱蒸散装置の第
二実施例について説明する。図6、図7に示すように、
第一実施例と同様、薬剤加熱蒸散装置は下部本体1と上
部本体2とからなり、該下部本体1と上部本体2とは互
いに水平方向に回転自在に嵌合している。そして、該下
部本体1はインナーボディー3とサイドボディー4とか
らなり、また、上部本体2は台座5とトップカバー6と
からなっている。
【0026】そして、前記下部本体1のインナーボディ
ー3とサイドボディー4とが第一実施例と異なるもので
ある。前記インナーボディー3は、大径筒体10とその
上部に中板11を介して設けた小径筒体12とから下方
が大きく開口すると共に上方も開口した形状となり、該
大径筒体10の側面下部に内外連通する開口部13を対
向する2カ所にそれぞれ形成し、この2カ所の内の一方
の開口部13に透明のレンズ体14を装着すると共に、
他方の開口部13に板状の蓄光体16を装着する。そし
て、該大径筒体10はその下部における他の部分に下部
通気口17を形成する。また、前記小径筒体12上端に
は中央口27と通気口28とを形成した上板29を一体
に形成し、また、小径筒体12上端外周には複数の嵌合
爪30を形成している。なお、前記中板11の上部には
放射状にリブ31を複数形成している。さらに、前記小
径筒体12の内周には薬液ボトル21を装着するための
ネジ部22を形成し、該ネジ部22に薬液ボトル21の
上部小径部23のネジ部24が係合するようになってい
る。
【0027】また、前記蓄光体16としては、太陽光や
蛍光灯などの光を受けてエネルギーを吸収、励起し、吸
収したエネルギーを可視光として、受光停止後も光を徐
々に放出しながらある時間発行し続ける材料であり、こ
の作用が継続して反復されるものであれば特に限定され
るものではない。また、本実施例に用いられる蓄光体1
6は受光した光を周囲に発光する、つまり蓄光体16の
受光面つまり本実施例に用いた場合装置の外側に表れる
面及び該受光面以外の部分つまり本実施例に用いた場合
装置の内側に表れる面からも継続して発光するようにな
ることが求められるので、蓄光材料を樹脂等に練り込ん
だものが最良ではないかと考えられる。
【0028】なお、前述した蓄光の定義としては、一般
に何らかのエネルギーにより刺激を受けた物質が、エネ
ルギー変換して光を放出する際、その刺激を受けている
間だけ発光するのを「蛍光」といい、刺激を受け終わっ
た後も持続して発光するすなわち残光するものを「蓄
光」という。
【0029】また、前記サイドボディー4は、筒状とな
り前記インナーボディー3の外周側に嵌合するようにな
る。そして、該サイドボディー4には前記インナーボデ
ィー3の大径筒体10に形成した開口部に装着したレン
ズ体14と蓄光体16が外部より見えるように開口した
開口部32を形成すると共に、該開口部32に対向する
位置に下方より上方に向かう切り込み部33を形成す
る。
【0030】そして、このようになる薬剤加熱蒸散装置
において、前記上部本体2の台座5のプレート35と前
記下部本体1のインナーボディー3の中板11との間に
形成された間隙を発熱体37に接続する先端にプラグを
有するコード20を収納するコード収納部43に形成す
る。すなわち、前記下部本体1における薬液ボトル21
の上部小径部23が係合する部分である上部小径部23
に相対する上下位置の外周にコード収納部43を形成す
るようになる。
【0031】このような構成により、第一実施例と同様
にインナーボディー3,サイドボディー4からなる下部
本体1と、台座5,トップカバー6からなる上部本体2
とが互いに水平方向に回転自在となることで、下部本体
1を固定して上部本体2を回転すると、前記コード20
が巻き込まれて前記コード収納部43に収納されるよう
になると共に、該コード20を引っ張ると、上部本体2
が下部本体1に対して回転して、該コード20が当該薬
剤加熱蒸散装置より引き出されるようになっている。
【0032】このようになる薬剤加熱蒸散装置において
は、前述の第一実施例と同様の利点を奏すると共に、さ
らに次の利点を奏する。前記下部本体1のインナーボデ
ィー3に蓄光体16を外部より見えるように装着したこ
とで、夜間に当該薬剤加熱蒸散装置の位置確認を容易に
行うことができると共に、イルミネーション効果も得ら
れるようになる。該下部本体1においては蓄光体16の
対向する側に透明のレンズ体14を装着したことで、該
蓄光体16より発した光は薬液ボトル21、レンズ体1
4を経て外部に向かうようになり、これにより、該薬液
ボトル21の薬剤残量を暗闇の中でも容易に確認するこ
とができる。また、前記蓄光体16においては電気的な
部品、配線等を必要とせず容易にしかも安価に提供する
ことができる。
【0033】なお、本実施例においても、前述の第一実
施例と同様に前記下部本体1における開口部13に装着
したレンズ体14に縮小レンズを用いるようにしても良
い。
【0034】次に本発明による薬剤加熱蒸散装置のさら
に他の実施例について説明すると、図8、図9に示すよ
うに、前述の第一実施例や第二実施例の薬剤加熱蒸散装
置とほぼ同じ構成となるが、コード収納部43へのコー
ド20の巻き取りが自動で行えるようになっている。こ
れは、前記上部本体2の台座5において、筒体34の上
部外周側に発熱体用等の脚部36を形成したプレート3
5を備えると共に、該筒体34の上下中間外周側に第二
プレート44を備える。そして、該第二プレート44の
下部に渦巻きバネ45を固着しその一端は前記下部本体
1のインナーボディー3の小径筒体12に固着してい
る。また、第二プレート44の下部における渦巻きバネ
45を固着した反対側にロック駒46及びロックバネ4
7を固着し、該ロック駒46及びロックバネ47におい
ては前記インナーボディー3の中板11外周より立設し
たリング51の内周に形成した係止部48に該ロック駒
46がロックバネ47により係止するようになり、コー
ド20を僅かに引き出すとロック駒46の係合が解除さ
れコード20が渦巻きバネ45により巻き取られるよう
になる。
【0035】このようになることで、前述した第一実施
例あるいは第二実施例における利点を奏すると共に、コ
ード20の巻き取りを自動で行えるので、コード20の
巻き取り作業を容易に行えるといる利点も奏することが
できる。なお、前記ロック駒46及びロックバネ47に
おいてその係合の解除についてはコード20を僅かに引
き出すて解除するのではなく、単にボタンを押してロッ
ク駒46の係合を解除するようにしても良い。
【0036】また、本発明による薬剤加熱蒸散装置にあ
っては、前述した各実施例に限定されるものではなく、
以下に示すような形でも良い。薬剤を収容する薬液ボト
ル21の薬剤加熱蒸散装置への係合は、当該薬剤加熱蒸
散装置への係合およびキャッピング用に兼用できるよう
ネジ部22として例示しているが、特にこれに限定され
るものではなく、例えば、前記下部本体1のインナーボ
ディー3の下端に薬液ボトル保持体を設けこれで薬液ボ
トル21を内部に収納保持するようにしても良い。ま
た、前記薬液ボトル21は前記下部本体1のインナーボ
ディー3に係合するようになっているが、これに限定さ
れるものではなく、例えば、前記上部本体2の台座5に
係合するようにしても良い。
【0037】また、前記薬液ボトル21においては、そ
の上部小径部23の直径寸法は最大部で30mm以下と
なることが好ましいが、該上部小径部23は円形に限定
されるものではない。さらに、薬液ボトル21の上部小
径部23以外の部分の形状も円形に限定されるものでは
なく、円形、楕円形、正方形、長方形等任意であり、こ
れらに限定されるものではない。
【0038】さらに、本発明に用いる薬剤には使用目的
に応じて種々の蒸散性薬剤を使用できる。例えば殺虫を
目的として使用する場合、従来より用いられている各種
蒸散性殺虫剤を用いることができ、ピレスロイド系殺虫
剤、カーバメート系殺虫剤、有機リン系殺虫剤等を挙げ
ることができる。一般に安全性が高いことからピレスロ
イド系殺虫剤が好適に用いられ、例えば、アレスリン、
d1・d−T80−アレスリン、d・d−T80−アレ
スリン、d・d−T80−プラレスリン、フタルスリ
ン、d−T80−レスメトリン、d−T80−フラメト
リン、ペルメトリン、フェノトリン、フェンバレレー
ト、シペルメトリン、シフェノトリン、エンペントリ
ン、テラレスリン、エトフェンプロックス等従来公知の
各種ピレスロイド系殺虫剤を用いることができる。
【0039】また、その使用目的に応じて、殺菌剤、殺
ダニ剤、防虫剤、防カビ材、防錆材、消臭剤、忌避剤、
香料等、従来から用いられている蒸散性薬剤も使用で
き、例えば殺菌、防カビ剤としては、o−フェニルフェ
ノール、イソプロピルメチルフェノール、2−クロロ−
4−フェニルフェノール、チモール等、香料としては、
天然および人工の各種香料を使用でき、例えば動物性、
植物性の天然香料、あるいは炭化水素、アルコール、フ
ェノール、アルデヒド、ケトン、ラクトン、オキシド、
エステル類等の人工香料などが挙げられる。これらの蒸
散性薬剤は1種類を単独で使用できる他、2種以上を混
合して使用することもできる。
【0040】また、発熱体37の発熱手段としては抵抗
ヒーター(セメント抵抗器、酸化金属皮膜抵抗器、炭素
金属皮膜抵抗器、ニクロム線等)・半導体(PTC)を
用いたヒーターに通電する方法等に限定されず、電源コ
ードを有して電気的に加熱するものであれば適用でき
る。また、その形状、用途ともに何ら限定されるもので
はない。
【0041】さらに、前記コード20においては、タイ
マーユニットを介して発熱体37に接続するようにして
も良く、この場合、該タイマーユニットは複数のタイマ
ーモードを有し、モードの切り替わりは操作部42に設
けた複数のLEDにてそれぞれ表示するようになる。ま
た、前記タイマーユニットにはスイッチ操作後の所定時
間経過後に自動的にOFFになったり、あるいは自動的
にONになったり等のモードを任意に設定することがで
きる。なお、タイマーユニットにおいては前述したもの
に限定されるものではない。
【0042】
【発明の効果】前記下部本体における薬液ボトルの上部
小径部に相対する上下位置を含むこの位置から上方側に
上部本体内に設けた発熱体に接続するコードを収納する
コード収納部を形成したことで、当該薬剤加熱蒸散装置
よりコード収納部が突出することをなくし、装置全体の
大型化を防止する。これにより薬剤加熱蒸散装置のコン
パクト化を図ることで、材料費や梱包費あるいは輸送費
等の費用の低減を行うことができる。しかも、コード収
納部が突出することがないので、これによるデザイン上
の制約を受けることがなく、デザイン性の優れた薬剤加
熱蒸散装置を提供することができる。また、コードは従
来のようなコード側と発熱体側との間に接点部材を設け
ることなく発熱体に接続するようになるので、接点部材
等を不要とし、部品点数の低減を図りかつ構造の単純化
を行うことができる。
【0043】また、前記下部本体に内外連通する開口部
を1カ所以上形成し、該開口部にレンズ体を装着したこ
とで、薬液ボトルの薬剤残量を容易に確認することがで
きる。
【0044】さらに、前記下部本体に蓄光体を外部より
見えるように装着したことで、夜間に当該薬剤加熱蒸散
装置の位置確認を容易に行うことができ、夜間使用時の
安全性を向上することができる。また、下部本体におい
て蓄光体の対向する側である反対に透明のレンズ体を装
着したことで、該蓄光体より発した光が薬液ボトル、レ
ンズ体を経て外部に向かうようになり、これにより、該
薬液ボトルの薬剤残量を暗闇の中でも容易に確認するこ
とができる。
【0045】また、前記下部本体に装着したレンズ体に
縮小レンズを用いることで、縮小レンズにより薬液ボト
ルが縮小されて薬剤の液面の位置関係が容易に識別可能
となると共に、薬剤の液面の表面張力により液面が二重
に見えるのを極力なくして液面を明瞭にすることがで
き、薬液ボトルの薬剤の残量を確実に確認することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第一実施例の側面断面図。
【図2】本発明による第一実施例の背面図。
【図3】本発明による第一実施例の分解斜視図。
【図4】薬液ボトルの側面図。
【図5】本発明による第一実施例の使用状態を説明した
側面断面図。
【図6】本発明による第二実施例の分解斜視図。
【図7】本発明による第二実施例の側面断面図。
【図8】本発明による他の実施例の側面断面図。
【図9】図7における概略横断面図。
【符号の説明】
1…下部本体、2…上部本体、3…インナーボディー、
4…サイドボディー、5…台座、6…トップカバー、1
0…大径筒体、11…中板、12…小径筒体、13…開
口部、14…レンズ体、14a…嵌合片、16…蓄光
体、17…下部通気口、18…コード止め部、19…
爪、20…コード、21…薬液ボトル、22…ネジ部、
23…上部小径部、24…ネジ部、26…吸液芯、27
…中央口、28…通気口、29…上板、30…嵌合爪、
31…リブ、32…開口部、33…切り込み部、34…
筒体、35…プレート、36…脚部、37…発熱体、3
8…保持部、39…発熱部、40…放熱筒、41…蒸散
口、42…操作部、43…コード収納部、44…第二プ
レート、45…渦巻きバネ、46…ロック駒、47…ロ
ックバネ、48…係止部、49…熱遮断壁、50…スリ
ット、51…リング。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部小径部23を有し上方に吸液芯26
    を突出した薬液ボトル21を内部に収納し、該ボトル2
    1の吸液芯26を発熱体37で加熱して薬剤を蒸散させ
    る薬剤加熱蒸散装置において、 前記薬液ボトル21を内部に収納する下部本体1と、該
    下部本体1に対して回転自在となり内部に前記薬液ボト
    ル21の吸液芯26を加熱する発熱体37を設けた上部
    本体2とからなり、前記下部本体1における薬液ボトル
    21の上部小径部23に相対する上下位置を含むこの位
    置から上方側に前記上部本体2内に設けた発熱体37に
    接続するコード20を収納するコード収納部43を形成
    したことを特徴とする薬剤加熱蒸散装置。
  2. 【請求項2】 前記下部本体1に内外連通する開口部1
    3を1カ所以上形成し、該開口部13にレンズ体14を
    装着したことを特徴とする請求項1記載の薬剤加熱蒸散
    装置。
  3. 【請求項3】 前記下部本体1に内外連通する開口部1
    3を対向する少なくとも2カ所にそれぞれ形成し、一方
    の開口部13に蓄光体16を装着したことを特徴とする
    請求項1記載の薬剤加熱蒸散装置。
  4. 【請求項4】 前記下部本体1に内外連通する開口部1
    3を対向する少なくとも2カ所にそれぞれ形成し、一方
    の開口部13に蓄光体16を装着すると共に、他方の開
    口部13にレンズ体14を装着したことを特徴とする請
    求項1記載の薬剤加熱蒸散装置。
  5. 【請求項5】 前記レンズ体14に縮小レンズを用いた
    ことを特徴とする請求項2、請求項3、請求項4記載の
    薬剤加熱蒸散装置。
JP01525296A 1996-01-31 1996-01-31 薬剤加熱蒸散装置 Expired - Lifetime JP3915039B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01525296A JP3915039B2 (ja) 1996-01-31 1996-01-31 薬剤加熱蒸散装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01525296A JP3915039B2 (ja) 1996-01-31 1996-01-31 薬剤加熱蒸散装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09205965A true JPH09205965A (ja) 1997-08-12
JP3915039B2 JP3915039B2 (ja) 2007-05-16

Family

ID=11883672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01525296A Expired - Lifetime JP3915039B2 (ja) 1996-01-31 1996-01-31 薬剤加熱蒸散装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3915039B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011045545A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp 加熱蒸散器
JP2011183063A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp 加熱蒸散器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011045545A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp 加熱蒸散器
JP2011183063A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp 加熱蒸散器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3915039B2 (ja) 2007-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101410010B (zh) 带有耗尽指示器的空气处理装置
CA2640287C (en) Fragrance emanation system
US4675504A (en) Electric fogger
CN101389360B (zh) 具有加热挥发散发器的空气处理装置
JP2001072151A (ja) ディスペンサ
OA12825A (en) Volatilizer.
EP2593146B1 (en) Volatile material dispenser and method of attaching a refill or refills to same
US20030160062A1 (en) Insecticide transpiration apparatus
TWI578906B (zh) 藥劑揮散裝置及藥劑揮散方法
JP2002291392A (ja) ファン式薬剤拡散装置
KR100813783B1 (ko) 약제 휘산 장치
ES2577025T3 (es) Recarga y método para insertar una recarga en un dispensador de material volátil
JPH09205965A (ja) 薬剤加熱蒸散装置
EP1352562A1 (en) Insecticide transpiration apparatus
US7459168B2 (en) Insecticide transpiration apparatus
JP4480618B2 (ja) 薬剤揮散装置
JPH0513177U (ja) 加熱蒸散装置
JP3915040B2 (ja) 薬剤加熱蒸散装置
JP4732839B2 (ja) 薬剤揮散用器具
JPH0742309Y2 (ja) 加熱蒸散器
JP3859650B2 (ja) 薬剤揮散用カートリッジ及び薬剤揮散装置
JPH0629981Y2 (ja) 電気燻蒸殺虫器
JP2003158977A (ja) 薬剤揮散器具
JP2002058414A (ja) 加熱蒸散装置
JP3847943B2 (ja) 薬液加熱蒸散装置の薬液容器用吸液芯保持栓

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050408

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070124

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100216

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110216

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120216

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130216

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140216

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term