JPH09206155A - 車両用シートリクライニング装置 - Google Patents

車両用シートリクライニング装置

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JPH09206155A
JPH09206155A JP1555396A JP1555396A JPH09206155A JP H09206155 A JPH09206155 A JP H09206155A JP 1555396 A JP1555396 A JP 1555396A JP 1555396 A JP1555396 A JP 1555396A JP H09206155 A JPH09206155 A JP H09206155A
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JP
Japan
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motor
spring
drive shaft
lock
receiving member
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Application number
JP1555396A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Masaoka
祥史 正岡
Tetsuji Morishita
哲治 森下
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JTEKT Column Systems Corp
Original Assignee
Fuji Kiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロック機構を自動的に作動させる操作手段の
取付位置を自由に設定できるようにすると共に、操作手
段の小型化及びコストの低減化を図ることができるよう
にした車両用シートリクライニング装置を提供すること
を目的としている。 【解決手段】 シートクッションS・Cと、このシート
クッションS・Cに回動可能なシートバックS・Bと、
前記シートクッションS・CとシートバックS・Bとの
間に配設されたロック機構10と、このロック機構10
を作動させる操作手段20を備えた車両用シートリクラ
イニング装置Eであって、操作手段20は、駆動軸22
を軸線方向に往復するモータ21と、このモータ21の
駆動軸22に付勢手段30を介して連結され自由端側を
ロック機構側に連結した連結部材40と、駆動軸22の
移動をその移動終端において自動的に停止する自動停止
手段50から構成されたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロック機構の作
動をモータにより行うようにした車両用シートリクライ
ニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より車両、特に、2ドアタイプの自
動車においては、シートバックの位置調整及びリヤシー
トへの乗員の乗降を容易にするため、フロントシートに
シートリクライニング装置を装着し、シートリクライニ
ング装置のロックを解除することで、シートクッション
に対するシートバックの位置調整を行なうとともに、リ
ヤシートへの乗員が乗降する際にフロントシートのシー
トバックを前傾させて広い乗降通路を形成することが行
われている。
【0003】この種の車両用シートリクライニング装置
は、シートバック側に取付けられるバックアームに設け
られたアッパーツースに係脱可能なロアーツースを作動
させる作動部材を有するロック機構と、このロック機構
を手動で作動する操作レバーを備えており、この操作レ
バーの操作により作動部材を反ロック方向に回動させ、
これによってロック機構のロックを解除してフロントシ
ートのシートバックを前傾させるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
装置では、シートバックの位置調整及びリヤシートの乗
降時に、その都度乗員が操作レバーを操作しなければな
らず、特にリヤシートの乗降時には荷物を持っていて手
が不自由な場合は、操作レバーの操作が困難であり、ま
た降雨時には、操作レバーの操作に手間がかかって体が
雨に濡れやすい等の問題があった。
【0005】そこで、上述した手動操作上の問題点を解
決すべく手動用の操作レバーとは別個にモータを内蔵し
た操作手段を設け、自動的にロック機構を作動させる電
動式シートリクライニング装置が種々提案されている。
【0006】しかし、この電動式シートリクライニング
装置では、ロック機構と操作手段とを連係させるために
操作手段の取付位置が限定され、レイアウト上問題があ
った。さらに、ロック機構を作動させるための操作手段
の構造が複雑となり、特にモータの駆動力を大きくする
必要があるので、操作手段が大型になると共に、重量が
増大し、さらに、コスト高になるという問題があった。
【0007】この発明は、上述した問題を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、ロック機
構を自動的に作動させる操作手段の取付位置を自由に設
定できるようにすると共に、操作手段の小型化及びコス
トの低減化を図ることができるようにした車両用シート
リクライニング装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る請求項1の車両用シートリクライニ
ング装置では、シートクッションと、このシートクッシ
ョンに回動可能なシートバックと、前記シートクッショ
ンとシートバックとの間に配設されたロック機構と、こ
のロック機構を作動させる操作手段を備えた車両用シー
トリクライニング装置であって、前記操作手段は、駆動
軸を軸線方向に往復動するモータと、このモータの駆動
軸に付勢手段を介して連結され自由端側を前記ロック機
構に連結した連結部材とから構成されたことを特徴とし
ている。
【0009】また、請求項2の車両用シートリクライニ
ング装置では、付勢手段は、モータを軸方向に貫通して
左右に移動する駆動軸の連結部材側に取付けたばね受部
材と、このばね受部材の連結部材側に取付けられ筒状に
形成されたばね収納体と、このばね収納体内に収納され
た第1のばねと、前記ばね受部材とモータとの間に介装
された第2のばねとから構成され、前記モータをロック
解除方向に駆動し前記駆動軸をロック解除方向に移動す
ると、前記ばね受部材を介して前記第2のばねが圧縮さ
れると共に、前記ばね収納体を介して前記連結部材を牽
引し前記ロック機構のロック状態を解除し、前記モータ
をロック機構に駆動し、前記駆動軸をロック方向に移動
すると、前記ばね受部材を介して前記第1のばねを圧縮
すると共に、このばね受部材を介して前記連結部材を押
圧し、前記ロック機構をロック状態にするようにしたこ
とを特徴としている。
【0010】また、請求項3の車両用シートリクライニ
ング装置では、付勢手段は、モータを軸方向に貫通して
左右に移動する駆動軸の連結部材側に取付けたばね受部
材と、このばね受部材を摺動可能に前記モータ側に設け
られたばね受部材摺動筒と、このばね受部材摺動筒内に
おいて前記ばね受部材とばね受部材摺動筒の外壁との間
に圧縮状態で収容されたばねとから構成され、前記モー
タをロック解除方向に駆動し前記駆動軸をロック解除方
向に移動すると、前記圧縮状態のばねのばね力と相俟っ
て前記ばね受部材を介して前記連結部材を牽引しロック
機構のロック状態を解除し、前記モータをロック方向に
駆動し、駆動軸をロック方向に移動すると、前記ばね受
部材を介して前記ばねを圧縮する一方、前記ばね受部材
を介して前記連結部材を押圧し前記ロック機構をロック
状態にするようにしたことを特徴としている。
【0011】また、請求項4の車両用シートリクライニ
ング装置では、シートクッションと、このシートクッシ
ョンに回動可能なシートバックと、前記シートクッショ
ンとシートバックとの間に配設されたロック機構と、こ
のロック機構を作動させる操作手段を備えた車両用シー
トリクライニング装置であって、前記操作手段は、駆動
軸を軸線方向に往復動するモータと、このモータの駆動
軸に付勢手段を介して連結され自由端側を前記ロック機
構に連結した連結部材と前記駆動軸の移動をその移動終
端において自動的に停止する自動停止手段から構成さ
れ、自動停止手段は、駆動軸の反連結部材側に連動する
左右2個のリミットスイッチからなり、モータをロック
解除方向に駆動し、駆動軸をロック解除方向に移動し一
方のリミットスイッチを作動すると前記モータが自動的
に停止し、また、前記モータをロック方向に駆動し、前
記駆動軸をロック方向に移動し、他方のリミットスイッ
チを作動すると前記モータが自動的に停止するようにし
たことを特徴としている。
【0012】上述した構成によれば、ロック機構と操作
手段とは連結部材により連結されているので、操作手段
の取付位置を自由に設定することができ、レイアウト上
好適である。
【0013】また、ロック機構のロック及びロック解除
時に、付勢手段により駆動軸が左右に移動するためのモ
ータの駆動力を小さく設定することができる。これによ
って、モータの小型化、ひいては装置全体の小型化及び
軽量化とコストの低減化を図ることができる。
【0014】さらに、モータは2個のリミットスイッチ
を設けた簡単な構成の自動停止手段により駆動軸のロッ
ク位置及びロック解除位置において自動的に停止するよ
うになっているので、コストの低減化を図ることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1
〜図8を参照して説明する。
【0016】まず、図1〜図5を参照し、この発明の第
1実施形態を説明する。
【0017】EはシートクッションS・Cとシートバッ
クS・Bを備えたフロントシートに装着された車両用シ
ートリクライニング装置で、バックアーム11に設けら
れたアッパーツース12に係脱可能なロアーツース13
を作動させる作動部材14と、この作動部材14に一体
的に固定された操作レバー17とを有するロック機構1
0と、このロック機構10を作動させる操作手段20を
備えている。
【0018】そして、この発明は、特に、操作手段20
が駆動軸22を軸線方向に往復するモータ21と、この
モータ21の駆動軸22に付勢手段30を介して連結さ
れ自由端側を操作レバー17に連結した連結部材として
の連結ロッド40と、駆動軸22の移動をその移動終端
において自動的に停止する自動停止手段50から構成さ
れたことを特徴としている。
【0019】また、付勢手段30は、モータ21を軸方
向に貫通して左右に移動する駆動軸22の連結ロッド4
0側に取付けたばね受部材31と、このばね受部材31
の連結ロッド40側に取付けられ筒状に形成されたばね
収納体32と、このばね収納体32内に収納された第1
のばね33と、ばね受部材31とモータ21との間に介
装された第2のばね34とから構成され、モータ21を
ロック解除方向に駆動し駆動軸22をロック解除方向に
移動すると、ばね受部材31を介して第2のばね34が
圧縮されると共に、ばね収納体32を介して連結ロッド
40を牽引しロック機構10のロック状態を解除し、モ
ータ21をロック方向に駆動し、駆動軸22をロック方
向に移動すると、ばね受部材31を介して第1のばね3
3を圧縮すると共に、このばね収納体32を介して連結
ロッド40を押圧し、ロック機構10をロック状態にす
るようにしたことを特徴としている。
【0020】また、自動停止手段50は、駆動軸22の
反連結ロッド40側に連動する左右2個のリミットスイ
ッチ51,52からなり、モータ21をロック解除方向
に駆動し、駆動軸22をロック解除方向に移動し一方の
リミットスイッチ51を作動するとモータ21が自動的
に停止し、また、モータ21をロック方向に駆動し、駆
動軸22をロック方向に移動し他方のリミットスイッチ
52を作動すると、モータ21が自動的に停止するよう
にしたことを特徴としている。
【0021】さらに、この発明の第1実施形態の構成を
詳細に説明する。
【0022】バックアーム11はシートバックS・B側
に取付けられており、シートクッションS・C側に固定
されたベースプレート15に植設したバックアーム取付
軸11aに軸着されている。また、バックアーム取付軸
11aには、渦巻ばね16の基部が巻装係止されてお
り、この渦巻ばね16の自由端側はバックアーム11に
植設した係止ピン11bに係止されている。この渦巻ば
ね16によってバックアーム11は反時計方向に回動す
るように付勢されている。
【0023】アッパーツース12は、バックアーム11
に一体的に固定され、下縁部にバックアーム取付軸11
aを中心とする円弧状の歯部12a及びこの歯部12a
の左端に連続して歯部12aより曲率半径の大きい歯無
部12bが形成されている。
【0024】ロアーツース13は、基部をベースプレー
ト15に植設したロアーツース取付軸13bに軸着して
おり、自由端側上面にアッパーツース12の歯部12a
と噛合し得る歯部13aが形成されている。また、ロア
ーツース13の自由端側下面には、凹部13cを挟んで
左右両側にカム受部13d及び凸部13eが形成されて
いる。
【0025】作動部材14は、基部をベースプレート1
5に植設した枢軸14aに軸着しており、一方の自由端
側にロアーツース13のカム受部13dと当接するカム
部14dが形成され、他方の自由端側に連結ピン14b
が設けられている。また、作動部材14には、枢軸14
aから反ロアーツース側に突出する手動用の操作レバー
17が一体的に固定されている。
【0026】また、バックアーム取付軸11aには、ウ
ォークインレバー60が軸着され、このウォークインレ
バー60の自由端先端部の一方に図示しないシートスラ
イド装置のロック機構に連係するワイヤケーブル61の
一端が係止されており、このウォークインレバー60を
反時計方向に回動させることにより、ワイヤケーブル6
1を牽引してシートスライド装置のロック機構のロック
を解除し、フロント側シートを前方に移動できるように
構成されている。
【0027】モータ21は、シートクッションS・C側
(ベースプレート15)に固定されており、軸線上に軸
方向に貫通して左右に移動する駆動軸22が設けられて
いる。この駆動軸22の連結ロッド40側にはフランジ
部31aを有するばね受部材31が一体的に取付けられ
ており、このばね受部材31とモータ21との間に第2
のばね34が介装されている。また、駆動軸22の反連
結ロッド40側には、2個のリミットスイッチ51,5
2と択一的に接触する接触片53が一体的に取付けられ
ている。
【0028】また、ばね受部材31の連結ロッド40側
には、第1のばね33を収納した筒状に形成されたばね
収納体32が取付けられており、このばね収納体32は
モータ21の連結ロッド40側に設けられたシリンダ3
5内に摺動可能に嵌挿されている。また、ばね収納体3
2には、連結ロッド40の一端が連結ピン32aにより
連結枢支されており、この連結ロッド40の他端は操作
レバー17に連結ピン14bにより連結枢支されてい
る。
【0029】自動停止手段50は、モータ21に一体的
に取付けられており、モータ21のスイッチに電気的に
接続された2個のリミットスイッチ51,52からな
り、この2個のリミットスイッチ51,52に駆動軸2
2に設けた接触片53が択一的に接触することにより、
前述の如くモータ21が自動的に停止するように構成さ
れている。
【0030】なお、図1において符号18はホルダープ
レート(仮想線で示す)で、バックアーム11、ロアー
ツース13及び作動部材14を挟持するようにしてバッ
クアーム取付軸11a、ロアーツース取付軸13b及び
枢軸14aに固定されている。
【0031】つぎに、この発明の第1実施形態の作用を
説明する。
【0032】図1及び図2はロック機構10がロックさ
れているときのロック機構10及び操作手段20の状態
を示したもので、ロアーツース13のカム受部13dに
作動部材14のカム部14dが第1及び第2のばね3
3,34の両ばね力により圧接しており、これによりロ
アーツース13が時計方向に回動し、その歯部13aが
アッパーツース12の歯部12aに噛合してシートバッ
クS・Bの回動をロックしている。このロック状態にお
いては、接触片53は右側のリミットスイッチ52に接
触している。
【0033】このロック機構10のロック状態から自動
的にロックを解除し、シートバックの位置を調節するに
は、車両の運転席、助手席及びリア席の近傍に設けられ
たモータ21のスイッチ(図示せず)を押圧してONに
する。すると、モータ21が正回転し、駆動軸22が、
図4に示すようにばね受部材31を介して第2のばね3
4を圧縮させながら左方向(ロック解除方向)に移動す
る。これにより、ばね受部材31及びばね収納体32を
介して連結ロッド40が左方向に移動すると共に、操作
レバー17と作動部材14が時計方向に回動し、図3に
示すように作動部材14のカム部14dがロアーツース
13のカム受部13dから外れると、直ちにロアーツー
ス13の凸部13eに当接し、ロアーツース13を反時
計方向に回動させる。これによって、アッパーツース1
2とロアーツース13の各歯部12a,13aの噛合が
解かれ、ロック機構10はロック解除状態となり、シー
トバックS・Bは渦巻ばね16のばね力により反時計方
向に回動し、シートクッションに対するシートバックの
位置を調整することが可能となる。ロック解除状態から
ロック機構10を再びロック状態に復帰させるには、モ
ータ21のスイッチの押圧をやめると、再びモータ21
のスイッチがONとなり、モータ21が逆回転し、駆動
軸22が右方向に移動する。そのため第1のばね33
と、第2のばね34のばね力により、収納体32を付し
て連結ロッド40が押され、作動部材14のカム部14
dがロアーツース13のカム受部13dに再び当接し、
シートバックはシートクッションに対しロック状態とな
る。さらに、リヤシートの乗降時にはモータ21のスイ
ッチを押圧してロック機構10のロックを解除すること
で上記のようにシートバックS・Bは前倒し状態とな
り、アッパーツース12の歯無部12bがロアーツース
13の歯部13aに当接した状態になる。また、接触片
53が左側のリミットスイッチ51に接触すると、モー
タ21のスイッチはOFFとなり、駆動軸22の左側へ
の移動も停止する。
【0034】一方、ウォークインレバー60は、バック
アーム11の回動に伴って係止ピン11bを介してウォ
ークインレバー60の自由端先端部の他方を反時計方向
に回動し、ワイヤケーブル61を牽引する。これによっ
て、シートスライド装置のロック機構を解除し、フロン
トシートが前方に移動する。
【0035】このロック状態からロック解除状態に移行
する過程において、ばね収納体32は駆動軸22と一体
的に移動するので、第1のばね33のばね力は全く作用
していない。したがって、モータ21は第2のばね34
のばね力に抗するトルクのみで駆動することができる。
この結果、モータ21のトルクを小さく設定することが
できるので、モータ21の小型化及びコストの低減化を
図ることができる。
【0036】ロック解除状態からロック機構10を再び
ロック状態に復帰させるには、モータ21のスイッチの
押圧をやめると再びモータ21のスイッチがONとな
り、モータ21が逆回転し、駆動軸22が右方向に移動
する。すると、図5に示すように、ばね受部材31によ
り第1のばね33が圧縮され、そのばね力が逐次増大
し、接触片53が右側のリミットスイッチ52に接触す
ると、モータ21のスイッチはOFFとなり駆動軸22
の右側への移動も停止する。
【0037】この状態からシートバックS・Bを手で後
方に起こすと共に、フロントシートを後方に移動させ
る。そして、アッパーツース12の歯部12aとロアー
ツース13の歯部13aとが噛合するに達すると、圧縮
状態にある第1及び第2のばね33,34の両ばね力で
連結ロッド40と操作レバー17とを介して作動部材1
4が反時計方向に回動し、ロアーツース13を時計方向
に回動させる。これによって、アッパーツース12とロ
アーツース13の各歯部12a,13aが噛合し、ロッ
ク機構10をロックすることができる。同時に、ウォー
クインレバー60が時計方向に回動し、シートスライド
装置のロック機構がロックされ、フロントシートを後方
位置にロックすることができる。
【0038】このように、シートバックの位置調整は、
スイッチを押圧及び押圧をやめるという簡単な操作で行
なえるため、手動操作に比べ操作性が向上する。また、
シートバックS・Bの前倒し復元時において、アッパー
ツース12とロアーツース13の各歯部12a,13a
を圧縮された第1及び第2のばね33,34の両ばね力
により強力に噛合させることができるので、歯飛びの発
生を確実に防ぐことができる。さらに、ロック機構のロ
ック及びロック解除時に、付勢手段30により駆動軸2
2が左右に移動するためのモータの駆動力を小さく設定
することができ、これによってモータの小型化、装置全
体の小型化及び軽量化とコスト低減化を図ることができ
る。また、モータ、付勢手段並びに連結部材を取り付け
るだけで良く、既存のロック装置の構造を変更すること
がないので、後付けでも簡単に取付けることができる。
【0039】ロック機構10のロック状態を手動でロッ
ク解除するには、操作レバー17を時計方向に回動させ
る。すると、連結ロッド40及びばね収納体32を介し
て第1及び第2のばね33,34を圧縮させながら作動
部材14が時計方向に回動し、ロック機構10をロック
解除することができる。同時に、バックアーム11の係
止ピン11bを介してウォークインレバー60が反時計
方向に回動し、前述の如く、フロントシートを前方に移
動させることができる。
【0040】ロック解除状態からロック機構10を再び
ロック状態に復帰させるには、シートバックS・Bを手
で後方に起すと共に、フロントシートを後方に移動させ
る。すると、上述した自動の場合と同様の手順によりロ
ック機構10をロックすることができると共に、フロン
トシートを後方位置にロックすることができる。
【0041】また、リヤシートの乗員が降車する際に、
従来からあるリアシート側へのびるリアシート用操作レ
バーや足踏みペダル(図示せず)を操作して前述の如く
ロック機構10をロック解除しシートバックS・Bを前
倒しすることができると共に、フロントシートを前方に
移動させることができる。
【0042】図6〜図8は、この発明の第2実施形態に
係り、この第2実施形態に係る車両用シートリクライニ
ング装置Eの付勢手段30は、モータ21を軸方向に貫
通して左右に移動する駆動軸22の連結部材としての連
結ワイヤ40側に取付けたばね受部材31と、このばね
受部材31を摺動可能にモータ側に設けられたばね受部
材摺動筒36と、このばね受部材摺動筒36内において
ばね受部材31とばね受部材摺動筒36の外壁36aと
の間に圧縮状態で収容されたばね37とから構成され、
モータ21をロック解除方向に駆動し、駆動軸22をロ
ック解除方向に移動すると、圧縮状態のばね37のばね
力と相俟ってばね受部材31を介して連結ワイヤ40を
牽引し、ロック機構10のロック状態を解除し、モータ
21をロック方向に駆動し、駆動軸22をロック方向に
移動すると、ばね受部材31を介してばね37を圧縮す
る一方、ばね受部材31を介して連結ワイヤ40を押圧
し、ロック機構10をロック状態にするようにしたこと
を特徴としている。
【0043】さらに、第1実施形態と異なる第2実施形
態の構成を詳細に説明する。
【0044】図6に示すように、作動部材14とホルダ
ープレート18に形成された係止孔18aに引張ばね1
9の両端フック部が係止されており、この引張ばね19
のばね力によって、操作レバー17と作動部材14は反
時計方向に回動するように付勢すると共に、ロック機構
10のロック解除状態からロック状態に移行する際の歯
飛びを防止している。
【0045】また、連結ワイヤ40の操作レバー17の
連結ピン14bとの連結部40aには、長孔40bが形
成されており、この長孔40bによって操作レバー17
を連結ワイヤ40と無関係に操作することができる。
【0046】また、ロック機構10のロック状態から自
動的にロックを解除する際に、モータ21の駆動軸22
は、図8に示すようにばね37によってロック解除方向
に押圧される。この結果、モータ21のトルクを第1実
施形態と同様、小さく設定することができる。また、ロ
ック機構10と操作手段20はワイヤで連結されている
ため、操作手段20の取付位置はベースプレート15だ
けでなく、シートクッション下部でも良い。そのため、
第1実施形態に対してさらに操作手段20の取付位置を
自由に設定できる。尚、本実施形態では連結部材を操作
レバーへ連結しているが、作動部材へ連結しても良い。
また、本実施形態はシートバックを前傾させるととも
に、シートが前方へ移動する構造であるが、シートバッ
クを前傾させるシートクライニング装置のみの構造でも
良い。さらに、上記ロック機構の構造は、シートバック
側とシートクッション側との間で逆転しても良い。さら
に、本実施形態ではロック機構として、アッパーツース
とロアツースとからなる外歯による噛合を示したが、シ
ートバック又はシートクッションのどちらか一方に内歯
を設け他方に上記内歯と噛合するツース部材を支持して
いる。いわゆる、内歯式のロック構造でも良く、つま
り、シートバックとシートクッションとの相対的な移動
を選択的に許容及び阻止できるロック機構であれば、特
に構造は限定されるものではない。
【0047】その他の構成及び作用は第1実施形態と同
様であり、その説明は省略する。
【0048】
【発明の効果】上述した通り、この発明によれば、ロッ
ク機構と操作手段とは連結部材により連結されているの
で、操作手段の取付位置を自由に設定することができ、
レイアウト上好適である。また、既存のシートクライニ
ング装置の構造を変更することなく、後からロック機構
と操作手段と連結部材を簡単に組み付けることができる
ので、構造が複雑化することがない。
【0049】また、ロック機構のロック及びロック解除
時に、付勢手段により駆動軸が左右に移動するためのモ
ータの駆動力を小さく設定することができる。これによ
って、モータの小型化、ひいては装置全体の小型化及び
軽量化とコストの低減化を図ることができる。
【0050】さらに、モータは2個のリミットスイッチ
を設けた簡単な構成の自動停止手段により駆動軸のロッ
ク位置及びロック解除位置において自動的に停止するよ
うになっているので、コストの低減化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る車両用シートリ
クライニング装置の正面視説明図。
【図2】同操作手段の拡大説明図。
【図3】同ロック機構の動作説明図。
【図4】同操作手段の動作説明図。
【図5】同操作手段の動作説明図。
【図6】この発明の第2実施形態に係る車両用シートリ
クライニング装置の正面視説明図説明図。
【図7】同操作手段の拡大説明図。
【図8】同操作手段の動作説明図。
【符号の説明】
10 ロック機構 11 バックアーム 12 アッパーツース 13 ロアーツース 14 作動部材 20 操作手段 21 モータ 22 駆動軸 30 付勢手段 31 ばね受部材 32 ばね収納体 33 第1のばね 34 第2のばね 36 ばね受部材摺動筒 37 ばね 40 連結部材(連結ロッド,連結ワイヤ) 50 自動停止手段 51 リミットスイッチ 52 リミットスイッチ E 車両用シートリクライニング装置 S.C シートクッション S.B シートバック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションと、このシートクッシ
    ョンに回動可能なシートバックと、前記シートクッショ
    ンとシートバックとの間に配設されたロック機構と、こ
    のロック機構を作動させる操作手段を備えた車両用シー
    トリクライニング装置であって、 前記操作手段は、駆動軸を軸線方向に往復動するモータ
    と、このモータの駆動軸に付勢手段を介して連結され自
    由端側を前記ロック機構に連結した連結部材とから構成
    されたことを特徴とする車両用シートリクライニング装
    置。
  2. 【請求項2】 付勢手段は、モータを軸方向に貫通して
    左右に移動する駆動軸の連結部材側に取付けたばね受部
    材と、このばね受部材の連結部材側に取付けられ筒状に
    形成されたばね収納体と、このばね収納体内に収納され
    た第1のばねと、前記ばね受部材とモータとの間に介装
    された第2のばねとから構成され、前記モータをロック
    解除方向に駆動し前記駆動軸をロック解除方向に移動す
    ると、前記ばね受部材を介して前記第2のばねが圧縮さ
    れると共に、前記ばね収納体を介して前記連結部材を牽
    引し前記ロック機構のロック状態を解除し、前記モータ
    をロック方向に駆動し、前記駆動軸をロック方向に移動
    すると、前記ばね受部材を介して前記第1のばねを圧縮
    すると共に、このばね受部材を介して前記連結部材を押
    圧し、前記ロック機構をロック状態にするようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両用シートリクライニ
    ング装置。
  3. 【請求項3】 付勢手段は、モータを軸方向に貫通して
    左右に移動する駆動軸の連結部材側に取付けたばね受部
    材と、このばね受部材を摺動可能に前記モータ側に設け
    られたばね受部材摺動筒と、このばね受部材摺動筒内に
    おいて前記ばね受部材とばね受部材摺動筒の外壁との間
    に圧縮状態で収容されたばねとから構成され、前記モー
    タをロック解除方向に駆動し前記駆動軸をロック解除方
    向に移動すると、前記圧縮状態のばねのばね力と相俟っ
    て前記ばね受部材を介して前記連結部材を牽引しロック
    機構のロック状態を解除し、前記モータをロック方向に
    駆動し、駆動軸をロック方向に移動すると、前記ばね受
    部材を介して前記ばねを圧縮する一方、前記ばね受部材
    を介して前記連結部材を押圧し前記ロック機構をロック
    状態にするようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    車両用シートリクライニング装置。
  4. 【請求項4】 シートクッションと、このシートクッシ
    ョンに回動可能なシートバックと、前記シートクッショ
    ンとシートバックとの間に配設されたロック機構と、こ
    のロック機構を作動させる操作手段を備えた車両用シー
    トリクライニング装置であって、 前記操作手段は、駆動軸を軸線方向に往復動するモータ
    と、このモータの駆動軸に付勢手段を介して連結され自
    由端側を前記ロック機構に連結した連結部材と前記駆動
    軸の移動をその移動終端において自動的に停止する自動
    停止手段から構成され、自動停止手段は、駆動軸の反連
    結部材側に連動する左右2個のリミットスイッチからな
    り、モータをロック解除方向に駆動し、駆動軸をロック
    解除方向に移動し一方のリミットスイッチを作動すると
    前記モータが自動的に停止し、また、前記モータをロッ
    ク方向に駆動し、前記駆動軸をロック方向に移動し、他
    方のリミットスイッチを作動すると前記モータが自動的
    に停止するようにしたことを特徴とする車両用シートリ
    クライニング装置。
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