JPH09206576A - 混合装置 - Google Patents

混合装置

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JPH09206576A
JPH09206576A JP8039073A JP3907396A JPH09206576A JP H09206576 A JPH09206576 A JP H09206576A JP 8039073 A JP8039073 A JP 8039073A JP 3907396 A JP3907396 A JP 3907396A JP H09206576 A JPH09206576 A JP H09206576A
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Katsuyasu Nagahama
勝保 長濱
Hiroshi Nishikawa
洋 西川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉砕されやすい粒状若しくは塊状の被混合物
を、粉砕を押えつつ効率よく混合できるようにする。 【解決手段】 被混合物を、外羽根1で外周部のから中
心部へ移動させると共に、内羽根2で中心部から外周部
へ移動させる混合装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術用分野】本発明は、例えば結晶体、
焼成体等、粉砕されやすい粒状若しくは塊状の被混合物
の混合に適した混合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、食品製造工程、化粧品製造工
程、セラミックス製造工程等においては、最終製品の配
合、調合、秤量等の目的で粉体の混合が行われる他、特
にセラミックス製造工程においては、粉砕、混練、造
粒、反応、焼結等の前処理操作として粉体の混合が行わ
れる。
【0003】従来、上記粉体の混合装置としては、容器
回転式と称せられる「V型混合機」、機械攪拌式と称せ
られる「リボン型混合機」、「円錐型スクリュー混合
機」、「攪拌型混合機」、気流式と称せられる「気流攪
拌式混合機」等が一般に知られている。特に、機械攪拌
式の混合装置では、一般に棒状や平板状の混合用の羽根
を有するものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の混合装置の場合、例えばブリケットのような粉砕さ
れやすい粒状若しくは塊状の被混合物の混合に用いた場
合、被混合物が粉砕され、多くの粉を発生してしまい、
歩留が悪くなる問題がある。特に容器回転式の混合装置
の場合、被混合物の充填率が低く、処理する被混合物の
量に対して装置の占める空間及び作業面積が大きくなる
問題がある。また、気流式の混合装置の場合、高圧で多
量の気流が必要となることに加え、気体と被混合物及び
発生する粉末との分離装置が必要となり、しかも被混合
物の装入率が低いことから、やはり処理する被混合物の
量に対して装置の占める空間及び作業面積が大きくなる
問題がある。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、例えばブリケットのような粉砕され
やすい粒状若しくは塊状の被混合物を、粉砕を押えつつ
効率よく混合できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために本発明では、
例えば図1及び図2に示されるように、外周部の被混合
物を中心部へ移動させる外羽根1と、中心部の被混合物
を外周部へ移動させる内羽根2とを有する混合装置とし
ているものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
(1)第1の実施の形態(図1及び図2) 図1及び図2に基づいて、本発明の第1の実施の形態を
説明する。
【0008】図中、1は外羽根、2は内羽根、3混合容
器である。
【0009】混合容器3は底付円筒状をなすもので、こ
の混合容器3内の中心部には、上方から回転軸4が垂下
されている。回転軸4は図1中矢印で示される方向にゆ
っくり回転されるものである。尚、回転軸4は、上記の
ように上方から垂下されたものの他、混合容器3の底部
から突出されたものとすることもできる。
【0010】上記回転軸4には、外羽根1と内羽根2が
夫々2枚ずつ取り付けられている。外羽根1はロッド5
を介して回転軸4に取り付けられており、外羽根1の内
端と回転軸4の間に間隔が持たされている。また、内羽
根2はその内端が直接回転軸4に取り付けられている一
方、その先端と混合容器3の内面との間には間隔が持た
されている。尚、外羽根1と内羽根2は、図示されるも
ののように2枚ずつ設ける他、3枚以上とすることもで
き、混合容器3の大きさ等に応じて選択すればよい。
【0011】外羽根1と内羽根2の材質は、特に制限は
なく、被混合物の種類や混合条件等に応じて選択すれば
足る。例えば、混合を非酸化性雰囲気下で行う場合には
SS400、SUS310S、SUS304、SUS3
04L、SUS316L、SUS309S、SUS31
6等の金属の他、合成樹脂を用いることもできる。ま
た、硼酸蒸気雰囲気下等、酸化性で高温の雰囲気下での
混合については、三菱マテリアル社製MCアロイ、ハス
テロイC22、ヘインズアロイ214、ヘインズアロイ
23C、MA600、HR−160等の特殊耐酸化性材
料を用いることができる。
【0012】外羽根1は、図中点線で仕切って示してあ
るように、正方形部1aと直角三角形部1bとからなる
形状の平板で、正方形部1aの角部を回転方向に向けて
取り付けられている。直角三角形部1bは、正方形部1
aの外周側の2辺に対して夫々一体的に設けられている
ものである。この直角三角形部1bは、外羽根1と混合
容器3の内面とに間の隙間をできるだけ小さくし、この
隙間に挟まって被混合物が粉砕されるのを防止するため
のものである。
【0013】外羽根1は、回転方向と中心方向の2方向
に傾斜した状態で取り付けられている。即ち、外羽根1
は、回転方向に傾斜していることにより、回転と共に被
混合物を掻き上げる一方、中心方向にも傾斜しているこ
とにより、この掻き上げた被混合物を中心部へと移動さ
せるものである。特に外羽根1は、ロッド5によって、
回転軸4から間隔をあけて外周寄りに位置していること
から、外周部の被混合物を掻き上げて中心部へと移動さ
せるものとなっている。この外周部から中心部への被混
合物の移動を確実にするために、外羽根1は、回転方向
及び中心方向共に5〜80°の傾斜で取り付けられてい
ることが好ましく、30〜45°の傾斜で取り付けられ
ていることが特に好ましい。
【0014】外羽根1は、外周部の被混合物を中心部へ
と移動させることができるものであれば、その形状は上
記のような形状に限られるものではなく、正方形、長方
形、台形等の他、靴べら状等とすることができる。この
外羽根1の他の形状については、後述する他の実施の形
態において説明する。また、外羽根1の厚さは、その材
質にもよるが、被混合物との抵抗を小さくするために2
〜3mm程度とすることが好ましい。
【0015】内羽根2は、湾曲した長方形の板状のもの
で、回転方向前面が凸面となるように取り付けられてい
る。即ち、内羽根2は、回転方向前面が凸面であること
により、回転と共に被混合物を外周部へと押し出し移動
させるものとなっている。特に内羽根2は、回転軸4か
ら直接突出し、その先端と混合容器3の内面との間には
間隔が開けられていて、中心部寄りに位置していること
から、中心部の被混合物を外周部へ移動させるものとな
っている。この中心部から外周部への被混合物の移動を
確実にするために、内羽根2は、その内端の凸面側接線
が、混合容器3の径方向と一致若しくは混合容器3の径
方向より回転方向後方に傾斜して取り付けられているこ
とが好ましい。
【0016】内羽根2は、中心部の被混合物を外周部へ
と移動させることができるものであれば、その形状は上
記のような形状に限られるものではなく、正方形、三角
形、台形等の板を湾曲させたものや、正方形、長方形、
三角形、台形等の平板を混合容器3の径方向に対して傾
斜して取り付けたものとすることもできる。しかし、少
ない回転数で中心部の被混合物を外周部へ移動させるた
めには、上記の形状、つまり湾曲した長方形の板状が最
も好ましい。また、内羽根2の厚さは、特に制限はない
が、2〜3mm程度とすることが好ましくい。更に、内
羽根2の湾曲状態は、一般的には円弧状であるが、楕円
弧状、その他の湾曲状態とすることもできる。
【0017】外羽根1は被混合物を掻き上げるようにし
て移動させるものであり、この移動が内羽根2による被
混合物の移動によって妨げられることなく行われるよう
にするために、外羽根1が内羽根2の上方に位置してい
ることが好ましい。また、内羽根2による被混合物の移
動を効果的に行うためには、外羽根1の回転方向後端が
内羽根2のほぼ真上に位置していることが好ましい。こ
のようにすると、外羽根1で被混合物が内周部に移動さ
れた直後の外周部に内羽根2で被混合物を押し出し移動
させることになり、内羽根2による被混合物の移動を効
果的に行うことができる。
【0018】(2)第2の実施の形態(図3及び図4) 図3及び図4に示されるように、外羽根1が台形状の平
板で、内周側が短辺(上底)、外周側が長辺(下底)と
なっている。この外羽根1は、外周側の方が内周側より
掻き上げ力が強いことから、回転に伴って、外周側で掻
き上げた被混合物を内周側、つまり中心部へと移動させ
ることになる。この外羽根1以外は第1の実施の形態で
説明したものと同様で、同じ符号は同様の部材を示すも
のである。
【0019】このような外羽根1とした場合、外羽根1
の形状及びその取り付け状態が単純であるので、外羽根
1の作製及び取り付けが容易となる。
【0020】(3)第3の実施の形態(図5及び図6) 図5及び図6に示されるように、外羽根1は、その外周
側の辺が混合容器3の内面に沿った湾曲辺となってお
り、その回転方向前方の辺が総て曲線で構成された平坦
な靴べら状の形状をなしていて、回転方向と中心方向の
2方向に傾斜した状態で取り付けられている。この外羽
根1は、図1及び図2のもののようにロッド5を介して
回転軸4に取り付けられているのではなく、その回転方
向後端部が支持板6を介して内羽根2上に取り付けられ
ていることで、回転軸4と共に回転されるものとなって
いる。尚、これらの点以外は第1の実施の形態で説明し
たものと同様で、同じ符号は同様の部材を示すものであ
る。
【0021】上記外羽根1は、図1及び図2の外羽根1
と同様に、その傾きによって被混合物を掻き上げて中心
部へ移動させるものであるが、混合容器3の内面との間
にほとんど隙間がないので、外羽根1と混合容器3の間
に被混合物が挟まって粉砕されることがない。しかも回
転方向前方の辺が曲線で構成されており、回転に伴う被
混合物との摩擦も軽減されるので、粉砕を抑制しやすい
利点がある。
【0022】(4)第4の実施の形態(図7及び図8) 図7及び図8に示されるように、外羽根1は、基本的に
は図5及び図6に示される外羽根1と同様であるが、図
5及び図6に示される外羽根1に比して、回転方向前方
の辺を構成する曲線が更に丸みを有するものとなってい
る。尚、この点以外は第3の実施の形態で説明したもの
と同様で、同じ符号は同様の部材を示すものである。
【0023】上記外羽根1の場合、回転に伴う被混合物
との摩擦が更に軽減されることから、より高い粉砕抑制
効果を得ることができる。
【0024】
【実施例】
実施例1〜4 高さ50cm、内径23cmのアクリル樹脂製の透明な
円筒容器内の中央部に、先端に攪拌用の羽根を有する回
転軸を垂下し、円筒容器の中心部(直径10mmの範
囲)に赤色に着色したアーモンド状硼酸ブリケットを充
填した。更にこの周囲に、白色に着色した同じ大きさの
アーモンド状硼酸ブリケットを充填し、手動で、上方か
ら見て時計回りに回転軸を1〜8回回転させ、各回転毎
に中心部から外周部へ移動した赤色ブリケットの数を目
視にて数え、ブリケットの混合性を評価した。この評価
は、攪拌用の羽根を第1〜第4の実施の形態で説明した
ものに順次変えて、夫々について行った。
【0025】使用したブリケットの形状及び大きさを図
9に示す。また、ブリケットの充填状態を図10に示
す。
【0026】また、上記と同じ形状及び大きさで無着色
のアーモンド状硼酸ブリケットを、先端に攪拌用の羽根
を有する回転軸を中心部に垂下させた円筒容器内に充填
し、上記と同様に8回回転させた後、円筒容器内のブリ
ケットを粉末と塊とに分け、次式によって粉の発生率を
評価した。
【0027】
【数1】
【0028】この評価も、攪拌用の羽根を第1〜第4の
実施の形態で説明したものに順次変えて、夫々について
行った。
【0029】ブリケットの混合性の結果を表1に、粉の
発生率の結果を表2に夫々示す。両表において、第1の
実施の形態で説明した羽根を「A」、第2の実施の形態
で説明した羽根を「B」、第3の実施の形態で説明した
羽根を「C」、第4の実施の形態で説明した羽根を
「D」とした。
【0030】比較例1 攪拌用の羽根を、第1の実施の形態で説明した内羽根の
み(外羽根とロッドを取り外した形態)とし(表1及び
表2における羽根「a」)、実施例1〜4と同様にし
て、ブリケットの混合性と粉の発生率を評価した。結果
を表1及び表2に示す。
【0031】比較例2 攪拌用の羽根を、第2の実施の形態で説明した外羽根の
み(内羽根を取り外した状態)とし(表1及び表2にお
ける羽根「b」)、実施例1〜4と同様にして、ブリケ
ットの混合性と粉の発生率を評価した。結果を表1及び
表2に示す。
【0032】比較例3 市販のリボン式攪拌混合機(内容量100リットル、フ
ジ産業社製)に実施例1〜4で用いたものと同じ無着色
のアーモンド状硼酸ブリケットを、混合容器の1/2ま
で充填し、1分間混合後、粉の発生率を実施例1〜4と
同様にして評価した。結果を表2に示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りのものであ
り、粉砕を押えつつ少ない回転数で良好な混合状態を得
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る混合装置の第1の例を示す平面図
である。
【図2】図1に示される混合用の羽根部分の正面図であ
る。
【図3】本発明に係る混合装置の第2の例を示す平面図
である。
【図4】図3に示される混合用の羽根部分の正面図であ
る。
【図5】本発明に係る混合装置の第3の例を示す平面図
である。
【図6】図5に示される混合用の羽根部分の正面図であ
る。
【図7】本発明に係る混合装置の第4の例を示す平面図
である。
【図8】図7に示される混合用の羽根部分の正面図であ
る。
【図9】実施例で用いたブリケットの形状及び大きさを
示す図である。
【図10】実施例で行ったブリケットの充填状態を示す
図である。
【符号の説明】
1 外羽根 1a 正方形部 1b 直角三角形部 2 内羽根 3 混合容器 4 回転軸 5 ロッド 6 支持板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部の被混合物を中心部へ移動させる
    外羽根と、中心部の被混合物を外周部へ移動させる内羽
    根とを有することを特徴とする混合装置。
  2. 【請求項2】 外羽根が、回転方向に傾斜し、内周側が
    短辺、外周側が長辺となった台形の板状であることを特
    徴とする請求項1の混合装置。
  3. 【請求項3】 外羽根が、回転方向と中心方向に傾斜し
    た板状であることを特徴とする請求項1の混合装置。
  4. 【請求項4】 外羽根が、外周側が混合容器内面に沿っ
    た湾曲辺で、しかも少なくとも回転方向前方の辺が総て
    曲線で構成されていることを特徴とする請求項3の混合
    装置。
  5. 【請求項5】 内羽根が、回転方向前面が凸面となった
    湾曲した板状であり、外羽根の下方に位置していること
    を特徴とする請求項1〜4いずれかのの混合装置。
  6. 【請求項6】 回転方向に対し、外羽根の後端が内羽根
    のほぼ真上に位置していることを特徴とする請求項5の
    混合装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101039869B1 (ko) * 2010-11-26 2011-06-09 지엘이엔씨 주식회사 콘크리트 조성물에 투수성 및 보수성을 확보하여 물순환구조를 가능케 하는데 적용되는 콘크리트 조성물의 혼합 믹서기
CN108602115A (zh) * 2016-03-02 2018-09-28 株式会社Posco 注入熔融材料用的装置、用此装置的铸造设备和铸造方法
CN109262840A (zh) * 2018-11-16 2019-01-25 庆阳鹏达新型保温材料有限公司 一种生产保温砌块的混料设备

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