JPH09206727A - アルミニウムドロス残灰の処理方法 - Google Patents
アルミニウムドロス残灰の処理方法Info
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- JPH09206727A JPH09206727A JP8044252A JP4425296A JPH09206727A JP H09206727 A JPH09206727 A JP H09206727A JP 8044252 A JP8044252 A JP 8044252A JP 4425296 A JP4425296 A JP 4425296A JP H09206727 A JPH09206727 A JP H09206727A
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- aluminum dross
- dross residual
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アルミニウムドロス残灰を加熱処理する際
に、効率的かつ確実に金属アルミニウムおよび窒化アル
ミニウムを酸化するとともに、塩化物も気化させること
ができて当該アルミニウムドロス残灰の無害化処理を行
なうことが可能となるアルミニウムドロス残灰の処理方
法を得る。 【解決手段】 アルミニウムドロス残灰を、加熱バーナ
によって最終的に1100℃以上の温度範囲で加熱し
て、上記アルミニウムドロス残灰中の残留金属アルミニ
ウムを酸化するとともに、窒素成分および塩素成分を除
去するに際して、上記アルミニウムドロス残灰の加熱雰
囲気が850℃以上の温度に昇温した際に、当該加熱と
並行して上記アルミニウムドロス残灰を破砕する。ま
た、この際の加熱バーナとして酸素バーナを用いる。
に、効率的かつ確実に金属アルミニウムおよび窒化アル
ミニウムを酸化するとともに、塩化物も気化させること
ができて当該アルミニウムドロス残灰の無害化処理を行
なうことが可能となるアルミニウムドロス残灰の処理方
法を得る。 【解決手段】 アルミニウムドロス残灰を、加熱バーナ
によって最終的に1100℃以上の温度範囲で加熱し
て、上記アルミニウムドロス残灰中の残留金属アルミニ
ウムを酸化するとともに、窒素成分および塩素成分を除
去するに際して、上記アルミニウムドロス残灰の加熱雰
囲気が850℃以上の温度に昇温した際に、当該加熱と
並行して上記アルミニウムドロス残灰を破砕する。ま
た、この際の加熱バーナとして酸素バーナを用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】アルミニウム溶解工程等で生
成されるアルミニウムドロスの処理方法に関するもので
ある。
成されるアルミニウムドロスの処理方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】通常アルミニウムの製造工程では、溶解
炉におけるアルミニウムの溶解時や保持炉において、残
留アルミニウム、アルミニウムの酸化物、窒化物、塩化
物等を含んだアルミニウムドロスが生成される。このア
ルミニウムドロスは、再度回転羽根式のしぼり機等によ
り、さらに40%程度のアルミニウム成分の回収がなさ
れて、残留金属アルミニウムを50重量%以下、一般に
は30重量%程度含むアルミニウムドロス残灰とされた
のち、産業廃棄物として廃棄処理されることが殆どであ
るが、このアルミニウムドロス残灰中に残存する窒化ア
ルミニウム等が水と反応し、 AlN+3H2O → AL(OH)3 +NH3 で表わされるように、室温のもとで湿気、雨水等の水分
により加水分解してアンモニアを発生し、悪臭等の公害
を生じることから、その無公害化処理ならびに再利用が
種々検討されている。
炉におけるアルミニウムの溶解時や保持炉において、残
留アルミニウム、アルミニウムの酸化物、窒化物、塩化
物等を含んだアルミニウムドロスが生成される。このア
ルミニウムドロスは、再度回転羽根式のしぼり機等によ
り、さらに40%程度のアルミニウム成分の回収がなさ
れて、残留金属アルミニウムを50重量%以下、一般に
は30重量%程度含むアルミニウムドロス残灰とされた
のち、産業廃棄物として廃棄処理されることが殆どであ
るが、このアルミニウムドロス残灰中に残存する窒化ア
ルミニウム等が水と反応し、 AlN+3H2O → AL(OH)3 +NH3 で表わされるように、室温のもとで湿気、雨水等の水分
により加水分解してアンモニアを発生し、悪臭等の公害
を生じることから、その無公害化処理ならびに再利用が
種々検討されている。
【0003】そこで、本発明者等は、先に上記アルミニ
ウムドロス残灰を1000℃以上の温度範囲で加熱処理
することにより、残留金属アルミニウムを、 2Al+3/2・O2 → Al2O3 で表されるように、酸化してアルミナとし、かつ窒化ア
ルミニウムも、 2AlN+3/2・O2 → Al2O3 +N2 で表されるようにアルミナと窒素ガスに化学変化させる
とともに、上記塩素成分を効率的に気化して除去するこ
とにより、上記アルミニウムドロス残灰を無公害化処理
することができるとの知見を得た。
ウムドロス残灰を1000℃以上の温度範囲で加熱処理
することにより、残留金属アルミニウムを、 2Al+3/2・O2 → Al2O3 で表されるように、酸化してアルミナとし、かつ窒化ア
ルミニウムも、 2AlN+3/2・O2 → Al2O3 +N2 で表されるようにアルミナと窒素ガスに化学変化させる
とともに、上記塩素成分を効率的に気化して除去するこ
とにより、上記アルミニウムドロス残灰を無公害化処理
することができるとの知見を得た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、アルミニウ
ムドロス残灰は比較的細かい粒子であって、金属アルミ
ニウムを含んだ酸化物粒子と回収できなかった金属アル
ミニウム粒子とによって構成されており、上記金属アル
ミニウムの含有量は、上述したように高い場合には40
%以上残存している。このため、上記アルミニウムドロ
ス残灰を回転炉内においてゆっくり回転させながら、上
述したような高い温度範囲で加熱処理を行なおうとする
と、金属アルミニウムを含んだ粒子が互いに溶着し、結
果的に大きな粒状の焼結体を生じようとし、この大きな
固まりが数センチの厚さで上記回転炉の内壁面のほぼ全
周にわたって付着してしまうという現象をみた。
ムドロス残灰は比較的細かい粒子であって、金属アルミ
ニウムを含んだ酸化物粒子と回収できなかった金属アル
ミニウム粒子とによって構成されており、上記金属アル
ミニウムの含有量は、上述したように高い場合には40
%以上残存している。このため、上記アルミニウムドロ
ス残灰を回転炉内においてゆっくり回転させながら、上
述したような高い温度範囲で加熱処理を行なおうとする
と、金属アルミニウムを含んだ粒子が互いに溶着し、結
果的に大きな粒状の焼結体を生じようとし、この大きな
固まりが数センチの厚さで上記回転炉の内壁面のほぼ全
周にわたって付着してしまうという現象をみた。
【0005】そして、加熱処理終了後にこの固まりを突
き棒によって崩して調査したところ、上記固まりは、そ
の表面部が溶融金属アルミニウムが酸化され、急激に温
度が上昇して半溶融した固い緻密なアルミナ主体の焼結
層で覆われてしまっており、この結果上記固まりの内部
においては、この緻密な表面層によって、金属アルミニ
ウムおよび窒化アルミニウムが充分酸化されず残存して
しまうとともに、塩化物も気化されずに残存しているこ
とが認められ、よって上記加熱処理によっては、所望の
無害化処理を円滑に行なうことが難しいという結論をみ
た。
き棒によって崩して調査したところ、上記固まりは、そ
の表面部が溶融金属アルミニウムが酸化され、急激に温
度が上昇して半溶融した固い緻密なアルミナ主体の焼結
層で覆われてしまっており、この結果上記固まりの内部
においては、この緻密な表面層によって、金属アルミニ
ウムおよび窒化アルミニウムが充分酸化されず残存して
しまうとともに、塩化物も気化されずに残存しているこ
とが認められ、よって上記加熱処理によっては、所望の
無害化処理を円滑に行なうことが難しいという結論をみ
た。
【0006】そこで、本発明者等は、このようなアルミ
ニウムドロス残灰を加熱処理する際に生じる現実的な諸
問題の解決方法について鋭意研究を重ねたところ、アル
ミニウムドロス残灰を、加熱バーナによって高温加熱す
ることにより上記アルミニウムドロス残灰中の残留金属
アルミニウムを酸化し、かつ窒素成分および塩素成分を
除去するに際して、上記アルミニウムドロス残灰の加熱
雰囲気が850℃以上の温度に昇温した際に、当該加熱
と並行して上記アルミニウムドロス残灰を破砕して固形
化を防止することにより、上述したような表面が緻密な
アルミナによって覆われた固まりの発生を有効に防止す
ることができ、よって効率的に金属アルミニウムおよび
窒化アルミニウムを酸化するとともに、塩化物も気化さ
せることができるという知見を得るに至った。
ニウムドロス残灰を加熱処理する際に生じる現実的な諸
問題の解決方法について鋭意研究を重ねたところ、アル
ミニウムドロス残灰を、加熱バーナによって高温加熱す
ることにより上記アルミニウムドロス残灰中の残留金属
アルミニウムを酸化し、かつ窒素成分および塩素成分を
除去するに際して、上記アルミニウムドロス残灰の加熱
雰囲気が850℃以上の温度に昇温した際に、当該加熱
と並行して上記アルミニウムドロス残灰を破砕して固形
化を防止することにより、上述したような表面が緻密な
アルミナによって覆われた固まりの発生を有効に防止す
ることができ、よって効率的に金属アルミニウムおよび
窒化アルミニウムを酸化するとともに、塩化物も気化さ
せることができるという知見を得るに至った。
【0007】本発明は、このような知見に基づいてなさ
れたもので、アルミニウムドロス残灰を加熱処理する際
に、効率的かつ確実に金属アルミニウムおよび窒化アル
ミニウムを酸化するとともに、塩化物も気化させること
ができて当該アルミニウムドロス残灰の無害化処理を行
なうことが可能となるアルミニウムドロス残灰の処理方
法を提供することを目的とするものである。
れたもので、アルミニウムドロス残灰を加熱処理する際
に、効率的かつ確実に金属アルミニウムおよび窒化アル
ミニウムを酸化するとともに、塩化物も気化させること
ができて当該アルミニウムドロス残灰の無害化処理を行
なうことが可能となるアルミニウムドロス残灰の処理方
法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
に係るアルミニウムドロス残灰の処理方法は、アルミニ
ウムドロス残灰を、加熱バーナによって最終的に110
0℃以上の温度範囲、好ましくは1100℃〜1500
℃の温度範囲で加熱して、上記アルミニウムドロス残灰
中の残留金属アルミニウムを酸化するとともに、窒素成
分および塩素成分を除去するに際して、上記アルミニウ
ムドロス残灰の加熱雰囲気が850℃以上の温度に昇温
した際に、当該加熱と並行して上記アルミニウムドロス
残灰を破砕して固形化を防止することを特徴とするもの
である。
に係るアルミニウムドロス残灰の処理方法は、アルミニ
ウムドロス残灰を、加熱バーナによって最終的に110
0℃以上の温度範囲、好ましくは1100℃〜1500
℃の温度範囲で加熱して、上記アルミニウムドロス残灰
中の残留金属アルミニウムを酸化するとともに、窒素成
分および塩素成分を除去するに際して、上記アルミニウ
ムドロス残灰の加熱雰囲気が850℃以上の温度に昇温
した際に、当該加熱と並行して上記アルミニウムドロス
残灰を破砕して固形化を防止することを特徴とするもの
である。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、上記請求
項1に記載の発明において、アルミニウムドロス残灰
を、上記加熱温度に対して耐熱性を有する破砕ボールと
ともに回転炉内に投入し、上記加熱バーナにより昇温さ
せて上記加熱雰囲気の温度が850℃以上になった際
に、上記回転炉を2rpm以上の回転数で回転させるこ
とにより、上記破砕ボールによってアルミニウムドロス
残灰を破砕して固形化を防止することを特徴とするもの
であり、さらに請求項3に記載の発明は、上記破砕ボー
ルとして、アルミナ耐火物、炭化ケイ素、窒化ケイ素ま
たは酸化チタンからなる球または立方体を用いたことを
特徴とするものである。
項1に記載の発明において、アルミニウムドロス残灰
を、上記加熱温度に対して耐熱性を有する破砕ボールと
ともに回転炉内に投入し、上記加熱バーナにより昇温さ
せて上記加熱雰囲気の温度が850℃以上になった際
に、上記回転炉を2rpm以上の回転数で回転させるこ
とにより、上記破砕ボールによってアルミニウムドロス
残灰を破砕して固形化を防止することを特徴とするもの
であり、さらに請求項3に記載の発明は、上記破砕ボー
ルとして、アルミナ耐火物、炭化ケイ素、窒化ケイ素ま
たは酸化チタンからなる球または立方体を用いたことを
特徴とするものである。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、上記請求
項1〜3のいずれかに記載の発明においてアルミニウム
ドロス残灰を破砕する際に、上記加熱バーナを、停止さ
せることを特徴とするものであり、請求項5に記載の発
明は、上記加熱バーナを停止させた際に、さらに酸素ガ
スを雰囲気中に吹き込むことを特徴とするものである。
次いで、請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜5の
いずれかに記載の加熱バーナが、30%以上の酸素濃度
で燃料を燃焼させる酸素バーナであることを特徴とする
ものであり、さらに請求項7に記載の発明は、上記加熱
バーナが、90%以上の酸素濃度で燃料を燃焼させる酸
素バーナであることを特徴とするものである。ここで、
上記燃料としては、LPG、灯油、軽油、重油、LNG
等が使用可能である。そして、請求項8に記載の発明
は、上記請求項1〜7のいずれかに記載のアルミニウム
ドロス残灰が、50重量%以下の金属アルミニウムを含
むことを特徴とするものである。
項1〜3のいずれかに記載の発明においてアルミニウム
ドロス残灰を破砕する際に、上記加熱バーナを、停止さ
せることを特徴とするものであり、請求項5に記載の発
明は、上記加熱バーナを停止させた際に、さらに酸素ガ
スを雰囲気中に吹き込むことを特徴とするものである。
次いで、請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜5の
いずれかに記載の加熱バーナが、30%以上の酸素濃度
で燃料を燃焼させる酸素バーナであることを特徴とする
ものであり、さらに請求項7に記載の発明は、上記加熱
バーナが、90%以上の酸素濃度で燃料を燃焼させる酸
素バーナであることを特徴とするものである。ここで、
上記燃料としては、LPG、灯油、軽油、重油、LNG
等が使用可能である。そして、請求項8に記載の発明
は、上記請求項1〜7のいずれかに記載のアルミニウム
ドロス残灰が、50重量%以下の金属アルミニウムを含
むことを特徴とするものである。
【0011】請求項1ないし8のいずれかに記載のアル
ミニウムドロス残灰の処理方法にあっては、上記アルミ
ニウムドロス残灰を加熱処理する場合に、加熱雰囲気が
昇温して約850℃で残留アルミニウムの酸化が生じる
ことが観察されたことから、上記加熱雰囲気が850℃
以上の温度に昇温した際に、当該加熱と並行して上記ア
ルミニウムドロス残灰を破砕して固形化を防止すること
により、金属アルミニウムを含んだ粒子が互いに溶着し
て大きな粒状の焼結体を生じることが抑制され、この結
果効率的かつ確実に金属アルミニウムおよび窒化アルミ
ニウムを酸化するとともに、塩化物も気化させることが
できる。
ミニウムドロス残灰の処理方法にあっては、上記アルミ
ニウムドロス残灰を加熱処理する場合に、加熱雰囲気が
昇温して約850℃で残留アルミニウムの酸化が生じる
ことが観察されたことから、上記加熱雰囲気が850℃
以上の温度に昇温した際に、当該加熱と並行して上記ア
ルミニウムドロス残灰を破砕して固形化を防止すること
により、金属アルミニウムを含んだ粒子が互いに溶着し
て大きな粒状の焼結体を生じることが抑制され、この結
果効率的かつ確実に金属アルミニウムおよび窒化アルミ
ニウムを酸化するとともに、塩化物も気化させることが
できる。
【0012】この際に、請求項2に記載の発明によれ
ば、回転炉を用いてアルミニウムドロス残灰を焼成処理
する場合に、当該アルミニウムドロス残灰を破砕ボール
とともに回転炉内に投入して、上記加熱バーナにより昇
温させて残留アルミニウムの酸化が発生する850℃以
上の上記加熱雰囲気において、上記回転炉を通常の焼成
時の回転数よりも高速となる2rpm以上の回転数で回
転させ、アルミニウムドロス残灰を破砕しているので、
一連の焼成と並行して上記アルミニウムドロス残灰を破
砕することによる固形化の防止を行なうことができ、よ
って処理効率が向上するとともに、上記破砕ボールによ
って、アルミニウムドロス残灰を破砕する作用と、炉壁
に沿って揺動する破砕ボールによって、当該炉壁に付着
するアルミニウムドロス残灰を剥離させる作用とを同時
に奏することができるために、残留アルミニウムおよび
窒化アルミニウムの酸化および塩化物の気化を効率的か
つ確実に促進することが可能となる。
ば、回転炉を用いてアルミニウムドロス残灰を焼成処理
する場合に、当該アルミニウムドロス残灰を破砕ボール
とともに回転炉内に投入して、上記加熱バーナにより昇
温させて残留アルミニウムの酸化が発生する850℃以
上の上記加熱雰囲気において、上記回転炉を通常の焼成
時の回転数よりも高速となる2rpm以上の回転数で回
転させ、アルミニウムドロス残灰を破砕しているので、
一連の焼成と並行して上記アルミニウムドロス残灰を破
砕することによる固形化の防止を行なうことができ、よ
って処理効率が向上するとともに、上記破砕ボールによ
って、アルミニウムドロス残灰を破砕する作用と、炉壁
に沿って揺動する破砕ボールによって、当該炉壁に付着
するアルミニウムドロス残灰を剥離させる作用とを同時
に奏することができるために、残留アルミニウムおよび
窒化アルミニウムの酸化および塩化物の気化を効率的か
つ確実に促進することが可能となる。
【0013】ここで、上記破砕ボールとしては、100
0℃以上の加熱雰囲気下での耐熱性および所望の強度を
有するものとして、請求項3に記載の発明のように、ア
ルミナ耐火物、炭化ケイ素、窒化ケイ素または酸化チタ
ンからなる球または立方体を用いれば好適である。ま
た、上記加熱と並行して破砕を行なうことにより、焼成
により得られたアルミナが微細粒子化して、バーナの火
炎により飛散し、排気ダクトから排出されてフィルタ等
に捕集される等、その回収率が低下したり回収に手間を
要したりする虞がある。この点、請求項4に記載の発明
によれば、アルミニウムドロス残灰を破砕する際に、上
記バーナを停止させているので、回転炉内からの直接の
回収率を向上させることができる。
0℃以上の加熱雰囲気下での耐熱性および所望の強度を
有するものとして、請求項3に記載の発明のように、ア
ルミナ耐火物、炭化ケイ素、窒化ケイ素または酸化チタ
ンからなる球または立方体を用いれば好適である。ま
た、上記加熱と並行して破砕を行なうことにより、焼成
により得られたアルミナが微細粒子化して、バーナの火
炎により飛散し、排気ダクトから排出されてフィルタ等
に捕集される等、その回収率が低下したり回収に手間を
要したりする虞がある。この点、請求項4に記載の発明
によれば、アルミニウムドロス残灰を破砕する際に、上
記バーナを停止させているので、回転炉内からの直接の
回収率を向上させることができる。
【0014】さらに、請求項6または7に記載の発明に
あっては、上記バーナとして、30%以上の酸素濃度、
望ましくは90%以上の酸素濃度で上述したLPG、灯
油等の燃料を燃焼させる酸素バーナを用いているので、
2500℃以上のフレーム温度を得ることができ、よっ
て容易にアルミニウムドロス残灰に対する高温の加熱処
理を行なうことができるとともに、燃焼制御が正確で炉
内の加熱雰囲気を容易に制御することが可能となり、し
かも燃焼排ガス量が少ないために、粉塵の発生を減少さ
せることができる。加えて、通常の空気バーナと比較し
て燃焼ガス中の窒素を大幅に減少させることができ、特
に請求項7に記載の発明によれば、上記窒素が殆ど含ま
れていないために、雰囲気中の窒素分圧が低くなり、こ
の結果高温加熱時において窒化アルミニウム(AlN)
の生成を防止することができるうえ、さらに排ガス中の
NOx を低減化させることができるため、再燃焼設備や
水洗設備等の排ガス処理設備が不要となるといった効果
が得られる。
あっては、上記バーナとして、30%以上の酸素濃度、
望ましくは90%以上の酸素濃度で上述したLPG、灯
油等の燃料を燃焼させる酸素バーナを用いているので、
2500℃以上のフレーム温度を得ることができ、よっ
て容易にアルミニウムドロス残灰に対する高温の加熱処
理を行なうことができるとともに、燃焼制御が正確で炉
内の加熱雰囲気を容易に制御することが可能となり、し
かも燃焼排ガス量が少ないために、粉塵の発生を減少さ
せることができる。加えて、通常の空気バーナと比較し
て燃焼ガス中の窒素を大幅に減少させることができ、特
に請求項7に記載の発明によれば、上記窒素が殆ど含ま
れていないために、雰囲気中の窒素分圧が低くなり、こ
の結果高温加熱時において窒化アルミニウム(AlN)
の生成を防止することができるうえ、さらに排ガス中の
NOx を低減化させることができるため、再燃焼設備や
水洗設備等の排ガス処理設備が不要となるといった効果
が得られる。
【0015】ここで、上記バーナにおける酸素濃度を3
0%以上としたのは、通常の空気バーナにあっては、一
般的にそのフレーム温度が1400℃程度で、加熱雰囲
気温度を1100℃程度に加熱することが限度あるのに
対して、上記酸素濃度が30%以上で燃料を燃焼する酸
素バーナによれば、2000℃以上のフレーム温度が得
られ、この結果加熱雰囲気の温度を容易に1500℃以
上の温度まで昇温・制御することができて好適だからで
ある。
0%以上としたのは、通常の空気バーナにあっては、一
般的にそのフレーム温度が1400℃程度で、加熱雰囲
気温度を1100℃程度に加熱することが限度あるのに
対して、上記酸素濃度が30%以上で燃料を燃焼する酸
素バーナによれば、2000℃以上のフレーム温度が得
られ、この結果加熱雰囲気の温度を容易に1500℃以
上の温度まで昇温・制御することができて好適だからで
ある。
【0016】また、酸素分圧が高く、かつ加熱雰囲気の
温度が1000℃を超えているために、アルミニウムド
ロス残灰中に約10%含まれる窒化アルミニウムの分解
によって生成されるアンモニア(NH3 )も、 NH3 +O2 →N2 +3H2O で表されるように、容易に酸化燃焼させて除去すること
ができる。ちなみに、各種のアンモニア塩は、いずれも
1050℃以上の加熱雰囲気下においてほぼ100%の
分解率が得られることが知られている。また特に、過剰
酸素で燃焼させることにより、一層容易かつ確実に、 2Al+3/2・O2 → Al2O3 2AlN+3/2・O2 → Al2O3 +N2 で表されるように、残留アルミナと窒化アルミニウムと
を酸化させて無害なアルミナに焼成することが可能とな
る。
温度が1000℃を超えているために、アルミニウムド
ロス残灰中に約10%含まれる窒化アルミニウムの分解
によって生成されるアンモニア(NH3 )も、 NH3 +O2 →N2 +3H2O で表されるように、容易に酸化燃焼させて除去すること
ができる。ちなみに、各種のアンモニア塩は、いずれも
1050℃以上の加熱雰囲気下においてほぼ100%の
分解率が得られることが知られている。また特に、過剰
酸素で燃焼させることにより、一層容易かつ確実に、 2Al+3/2・O2 → Al2O3 2AlN+3/2・O2 → Al2O3 +N2 で表されるように、残留アルミナと窒化アルミニウムと
を酸化させて無害なアルミナに焼成することが可能とな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明に係る
アルミニウムドロス残灰の処理方法の一実施形態を行な
うための処理装置を示すもので、図中符号1が上記処理
装置を示すものである。この処理装置1は、アルミニウ
ムドロス残灰Dが投入されるとともに、このアルミニウ
ムドロス残灰Dを攪拌しつつ加熱するロータリーキルン
(回転炉)2と、未処理のアルミニウムドロス残灰Dが
貯留されるとともに、このアルミニウムドロス残灰Dを
後述する破砕ボール10…とともに、上記ロータリーキ
ルン2にその一端側から投入するドロス残灰ホッパー3
と、ロータリーキルン2の他端側に配設され、その内部
を過剰酸素の燃焼によって加熱する酸素バーナ(バー
ナ)4と、この酸素バーナ4に燃料用酸素を送る供給設
備5と、前記酸素バーナ4およびロータリーキルン2の
他端部開口部を覆って配置された回収ボックス6とによ
って概略構成されており、上記ロータリーキルン2は、
耐熱煉瓦によって構成された炉壁2aが鉄板2bによっ
て覆われている。
アルミニウムドロス残灰の処理方法の一実施形態を行な
うための処理装置を示すもので、図中符号1が上記処理
装置を示すものである。この処理装置1は、アルミニウ
ムドロス残灰Dが投入されるとともに、このアルミニウ
ムドロス残灰Dを攪拌しつつ加熱するロータリーキルン
(回転炉)2と、未処理のアルミニウムドロス残灰Dが
貯留されるとともに、このアルミニウムドロス残灰Dを
後述する破砕ボール10…とともに、上記ロータリーキ
ルン2にその一端側から投入するドロス残灰ホッパー3
と、ロータリーキルン2の他端側に配設され、その内部
を過剰酸素の燃焼によって加熱する酸素バーナ(バー
ナ)4と、この酸素バーナ4に燃料用酸素を送る供給設
備5と、前記酸素バーナ4およびロータリーキルン2の
他端部開口部を覆って配置された回収ボックス6とによ
って概略構成されており、上記ロータリーキルン2は、
耐熱煉瓦によって構成された炉壁2aが鉄板2bによっ
て覆われている。
【0018】上記ロータリーキルン2は、一端側が上方
となるように所定角度で傾斜して設けられており、この
傾斜と軸線回りの回転に伴って、一端側から投入された
アルミニウムドロス残灰Dを攪拌するとともに、他端側
へ向けて搬送するようになっている。また、ロータリー
キルン2の他端側には、排気ダクト7が連設されてい
る。なお、図中符号8は、上記ロータリーキルン2を回
転させるためのモータであり、このモータ8によって、
上記ロータリーキルン2は、通常の加熱時に約0.1r
pmで回転駆動され、さらに酸素バーナ4によって内部
の加熱雰囲気が850℃以上の温度に昇温した際に、2
rpm以上の回転数で回転駆動されるようになってい
る。
となるように所定角度で傾斜して設けられており、この
傾斜と軸線回りの回転に伴って、一端側から投入された
アルミニウムドロス残灰Dを攪拌するとともに、他端側
へ向けて搬送するようになっている。また、ロータリー
キルン2の他端側には、排気ダクト7が連設されてい
る。なお、図中符号8は、上記ロータリーキルン2を回
転させるためのモータであり、このモータ8によって、
上記ロータリーキルン2は、通常の加熱時に約0.1r
pmで回転駆動され、さらに酸素バーナ4によって内部
の加熱雰囲気が850℃以上の温度に昇温した際に、2
rpm以上の回転数で回転駆動されるようになってい
る。
【0019】次いで、このように構成された処理装置1
の作用とともに本発明のアルミニウムドロス残灰の処理
方法の一実施形態について説明する。まず、図3に示す
ように、ドロス残灰ホッパー3よりアルミニウムドロス
残灰Dに破砕ボール10…を加えて投入した後に、一旦
ロータリーキルン2を軸回りに2rpm以上、例えば5
rpm程度の高速の回転速度で回転させて、図2に示す
ように炉壁2aの内壁面に沿って揺動させることによ
り、上記破砕ボール10でアルミニウムドロス残灰を破
砕し、次いで上記回転数を0.1rpm程度に減速させ
ておく。なお、上記破砕ボール10としては、外径が2
0φ〜150φである球か、あるいは一辺が同様の長さ
寸法である立方体を使用する。上記破砕ボール10の材
質としては、加熱温度が1100℃を超えることから、
当該加熱温度に対して耐熱性を有するアルミナ耐火物、
炭化ケイ素、窒化ケイ素または酸化チタンが好適であ
り、アルミニウムドロス残灰に対して5〜100%の量
を加える。
の作用とともに本発明のアルミニウムドロス残灰の処理
方法の一実施形態について説明する。まず、図3に示す
ように、ドロス残灰ホッパー3よりアルミニウムドロス
残灰Dに破砕ボール10…を加えて投入した後に、一旦
ロータリーキルン2を軸回りに2rpm以上、例えば5
rpm程度の高速の回転速度で回転させて、図2に示す
ように炉壁2aの内壁面に沿って揺動させることによ
り、上記破砕ボール10でアルミニウムドロス残灰を破
砕し、次いで上記回転数を0.1rpm程度に減速させ
ておく。なお、上記破砕ボール10としては、外径が2
0φ〜150φである球か、あるいは一辺が同様の長さ
寸法である立方体を使用する。上記破砕ボール10の材
質としては、加熱温度が1100℃を超えることから、
当該加熱温度に対して耐熱性を有するアルミナ耐火物、
炭化ケイ素、窒化ケイ素または酸化チタンが好適であ
り、アルミニウムドロス残灰に対して5〜100%の量
を加える。
【0020】次いで、上記酸素バーナ4に過剰酸素を送
ってその焚き量を増加させることによりロータリーキル
ン2内の雰囲気温度を昇温させ、最終的に1100℃〜
1500℃の温度範囲に保持して上記アルミニウムドロ
ス残灰を焼成する。この際に、上記加熱雰囲気の温度が
850℃以上(図では1350℃)になった状態で、上
記回転炉を例えば5rpm程度の2rpm以上の回転数
で回転させることにより、図2に点線で示すように、上
記破砕ボール10によってアルミニウムドロス残灰Dを
破砕する。なお、上記回転数を高速に切り換えてアルミ
ニウムドロス残灰を破砕する際に、上記酸素バーナ4を
停止させる。すると、上記アルミニウムドロス残灰D
は、高温の雰囲気中において焼成され、これと並行して
金属アルミニウムを含んだ粒子が互いに溶着して大きな
粒状の焼結体を生じることが抑制されるとともに、ロー
タリーキルン2の炉壁に付着しようとするアルミニウム
ドロス残灰Dが上記破砕ボール10…によって当該炉壁
から剥離させる。またこの際に、酸素バーナ4を停止さ
せているので、粉砕および酸化によって得られたアルミ
ナの微細粉末の飛散が防止される。
ってその焚き量を増加させることによりロータリーキル
ン2内の雰囲気温度を昇温させ、最終的に1100℃〜
1500℃の温度範囲に保持して上記アルミニウムドロ
ス残灰を焼成する。この際に、上記加熱雰囲気の温度が
850℃以上(図では1350℃)になった状態で、上
記回転炉を例えば5rpm程度の2rpm以上の回転数
で回転させることにより、図2に点線で示すように、上
記破砕ボール10によってアルミニウムドロス残灰Dを
破砕する。なお、上記回転数を高速に切り換えてアルミ
ニウムドロス残灰を破砕する際に、上記酸素バーナ4を
停止させる。すると、上記アルミニウムドロス残灰D
は、高温の雰囲気中において焼成され、これと並行して
金属アルミニウムを含んだ粒子が互いに溶着して大きな
粒状の焼結体を生じることが抑制されるとともに、ロー
タリーキルン2の炉壁に付着しようとするアルミニウム
ドロス残灰Dが上記破砕ボール10…によって当該炉壁
から剥離させる。またこの際に、酸素バーナ4を停止さ
せているので、粉砕および酸化によって得られたアルミ
ナの微細粉末の飛散が防止される。
【0021】このようにして、上記加熱雰囲気中におい
て、アルミニウムドロス残灰Dは、ロータリーキルン2
の回転によって上方へ掻き上げられたのちに落下させら
れる操作を繰り返し受け、その残留アルミニウムおよび
窒化アルミニウムの酸化および塩化物の気化が効率的か
つ確実に促進されつつ、ロータリーキルン2の傾斜によ
って順次他端側へ送り込まれてゆく。そして、上記加熱
が完了した後に、以上の加熱処理によりロータリーキル
ン2の他端部まで搬送されたアルミニウムドロス残灰D
は、その約80%以上がαーアルミナになっており、こ
のロータリーキルン2から回収ボックス6へ落とし込ま
れて回収され、無害化処理されるとともに、例えばセメ
ントの酸化アルミニウム原料等として再利用される。
て、アルミニウムドロス残灰Dは、ロータリーキルン2
の回転によって上方へ掻き上げられたのちに落下させら
れる操作を繰り返し受け、その残留アルミニウムおよび
窒化アルミニウムの酸化および塩化物の気化が効率的か
つ確実に促進されつつ、ロータリーキルン2の傾斜によ
って順次他端側へ送り込まれてゆく。そして、上記加熱
が完了した後に、以上の加熱処理によりロータリーキル
ン2の他端部まで搬送されたアルミニウムドロス残灰D
は、その約80%以上がαーアルミナになっており、こ
のロータリーキルン2から回収ボックス6へ落とし込ま
れて回収され、無害化処理されるとともに、例えばセメ
ントの酸化アルミニウム原料等として再利用される。
【0022】以上のように、上記アルミニウムドロス残
灰の処理方法によれば、ロータリーキルン2を用いてア
ルミニウムドロス残灰Dを焼成処理する際に、残留アル
ミニウムの酸化が発生する850℃以上の上記加熱雰囲
気において、上記ロータリーキルン2を通常の焼成時の
0.1rpm程度の回転数よりも高速となる2rpm以
上の回転数で回転させているので、上記破砕ボール10
…によって、アルミニウムドロス残灰Dを破砕し、かつ
炉壁2aの内壁面に付着するアルミニウムドロス残灰D
を剥離させることができるために、残留アルミニウムお
よび窒化アルミニウムの酸化および塩化物の気化を効率
的かつ確実に促進することができる。
灰の処理方法によれば、ロータリーキルン2を用いてア
ルミニウムドロス残灰Dを焼成処理する際に、残留アル
ミニウムの酸化が発生する850℃以上の上記加熱雰囲
気において、上記ロータリーキルン2を通常の焼成時の
0.1rpm程度の回転数よりも高速となる2rpm以
上の回転数で回転させているので、上記破砕ボール10
…によって、アルミニウムドロス残灰Dを破砕し、かつ
炉壁2aの内壁面に付着するアルミニウムドロス残灰D
を剥離させることができるために、残留アルミニウムお
よび窒化アルミニウムの酸化および塩化物の気化を効率
的かつ確実に促進することができる。
【0023】また、加熱と並行してアルミニウムドロス
残灰Dを破砕する際に、上記酸素バーナ4を停止させて
いるので、破砕および焼成により得られたアルミナが微
細粒子化しても、酸素バーナ4の火炎により飛散するこ
とがなく、よってロータリーキルン2内からの直接の回
収率を向上させることができる。加えて、上記ロータリ
ーキルン2内の加熱を、100%の酸素濃度で燃料を燃
焼させる酸素バーナ4によって行なっているので、当該
バーナ4において2500℃以上のフレーム温度を得る
ことができ、よって容易にアルミニウムドロス残灰Dに
対する高温の加熱処理を行なうことができるとともに、
燃焼制御が正確で炉内の加熱雰囲気を容易に制御するこ
とができ、しかも燃焼排ガス量が少ないために、粉塵の
発生を減少させることができる。
残灰Dを破砕する際に、上記酸素バーナ4を停止させて
いるので、破砕および焼成により得られたアルミナが微
細粒子化しても、酸素バーナ4の火炎により飛散するこ
とがなく、よってロータリーキルン2内からの直接の回
収率を向上させることができる。加えて、上記ロータリ
ーキルン2内の加熱を、100%の酸素濃度で燃料を燃
焼させる酸素バーナ4によって行なっているので、当該
バーナ4において2500℃以上のフレーム温度を得る
ことができ、よって容易にアルミニウムドロス残灰Dに
対する高温の加熱処理を行なうことができるとともに、
燃焼制御が正確で炉内の加熱雰囲気を容易に制御するこ
とができ、しかも燃焼排ガス量が少ないために、粉塵の
発生を減少させることができる。
【0024】しかも、通常の空気バーナと比較して窒素
(N2 )が殆ど含まれていないために、雰囲気中の窒素
分圧が低くなり、この結果高温加熱時において窒化アル
ミニウム(AlN)の生成を防止することができるう
え、さらに排ガス中のNOx を低減化させることができ
るため、再燃焼設備や水洗設備等の排ガス処理設備が不
要となる。また、加熱雰囲気が過剰酸素であるうえに、
加熱雰囲気の温度が1000℃を超えているために、ア
ルミニウムドロス残灰中に約10%含まれる窒化アルミ
ニウムの分解によって生成されるアンモニア(NH3 )
も、容易に酸化燃焼させて除去することができ、かつ残
留アルミナと窒化アルミニウムとを酸化させて無害なア
ルミナに焼成することが可能となる。
(N2 )が殆ど含まれていないために、雰囲気中の窒素
分圧が低くなり、この結果高温加熱時において窒化アル
ミニウム(AlN)の生成を防止することができるう
え、さらに排ガス中のNOx を低減化させることができ
るため、再燃焼設備や水洗設備等の排ガス処理設備が不
要となる。また、加熱雰囲気が過剰酸素であるうえに、
加熱雰囲気の温度が1000℃を超えているために、ア
ルミニウムドロス残灰中に約10%含まれる窒化アルミ
ニウムの分解によって生成されるアンモニア(NH3 )
も、容易に酸化燃焼させて除去することができ、かつ残
留アルミナと窒化アルミニウムとを酸化させて無害なア
ルミナに焼成することが可能となる。
【0025】
【実施例】図1および図2に示す処理装置を用いて、ア
ルミニウムドロス残灰の加熱処理、すなわち焼成を行な
った。ここで、用いたロータリーキルン2の炉壁2aの
内径は1140mmであり、アルミニウムドロス残灰と
して、いずれも平均粒径が1mm以下のものを用いた。
先ず比較例1として、アルミニウムドロス残灰に破砕ボ
ールを加えずに、図5の上欄に示すように、ロータリー
キルンを常時通常の0.1rpmで回転させて、上記ア
ルミニウムドロス残灰の破砕を行なわずにその焼成を行
なったところ、当該アルミニウムドロス残灰が炉壁にへ
ばり付き、これを突き棒で剥がしたところ、内部はアル
ミニウムドロス残灰の焼成前と同様の酸化されていない
黒色を呈していることが確認された。そこで、上記アル
ミニウムドロス残灰に、そのアルミニウム含有量を相対
的に減少させて固形化を抑制するための水酸化アルミニ
ウム(Al(OH)3 )をほぼ同量加えて、同じ様にアル
ミニウムドロス残灰の破砕を行なわずにその焼成を行な
ったが、同図下欄に示すように、炉壁に付着する現象は
みられなかったものの、ブロック状の塊が多数生成さ
れ、かつ未だ充分に酸化されていない黒色部分が多く認
められた。
ルミニウムドロス残灰の加熱処理、すなわち焼成を行な
った。ここで、用いたロータリーキルン2の炉壁2aの
内径は1140mmであり、アルミニウムドロス残灰と
して、いずれも平均粒径が1mm以下のものを用いた。
先ず比較例1として、アルミニウムドロス残灰に破砕ボ
ールを加えずに、図5の上欄に示すように、ロータリー
キルンを常時通常の0.1rpmで回転させて、上記ア
ルミニウムドロス残灰の破砕を行なわずにその焼成を行
なったところ、当該アルミニウムドロス残灰が炉壁にへ
ばり付き、これを突き棒で剥がしたところ、内部はアル
ミニウムドロス残灰の焼成前と同様の酸化されていない
黒色を呈していることが確認された。そこで、上記アル
ミニウムドロス残灰に、そのアルミニウム含有量を相対
的に減少させて固形化を抑制するための水酸化アルミニ
ウム(Al(OH)3 )をほぼ同量加えて、同じ様にアル
ミニウムドロス残灰の破砕を行なわずにその焼成を行な
ったが、同図下欄に示すように、炉壁に付着する現象は
みられなかったものの、ブロック状の塊が多数生成さ
れ、かつ未だ充分に酸化されていない黒色部分が多く認
められた。
【0026】そこで、次に比較例2として、図6に示す
ように、アルミニウムドロス残灰に上記破砕ボールを加
えて、投入時(雰囲気温度570℃以下)にロータリー
キルンを10rpmの高速で回転させることにより、焼
成前のアルミニウムドロス残灰を破砕し、次いで再び回
転数を通常の0.1rpmに戻して、雰囲気温度を14
00℃まで昇温させることにより上記アルミニウムドロ
ス残灰の焼成を行なった。しかしながら、同図に示すよ
うに、各温度のサンプルは大きな塊状を呈しており、こ
れを分析したところ、依然として高い残留アルミニウム
(Al)および窒化アルミニウム(AlN)を示し、充
分な焼成が行なわれていないことが判明した。
ように、アルミニウムドロス残灰に上記破砕ボールを加
えて、投入時(雰囲気温度570℃以下)にロータリー
キルンを10rpmの高速で回転させることにより、焼
成前のアルミニウムドロス残灰を破砕し、次いで再び回
転数を通常の0.1rpmに戻して、雰囲気温度を14
00℃まで昇温させることにより上記アルミニウムドロ
ス残灰の焼成を行なった。しかしながら、同図に示すよ
うに、各温度のサンプルは大きな塊状を呈しており、こ
れを分析したところ、依然として高い残留アルミニウム
(Al)および窒化アルミニウム(AlN)を示し、充
分な焼成が行なわれていないことが判明した。
【0027】また比較例3として、図7に示すように、
予めボールミルでアルミニウムドロス残灰を破砕し、こ
れをロータリーキルンに投入して焼成を行なってみた
が、当該焼成によっても、各温度のサンプルは大きな塊
状を呈し、かつ分析結果も依然として高いアルミニウム
および窒化アルミニウムの含有率を示した。
予めボールミルでアルミニウムドロス残灰を破砕し、こ
れをロータリーキルンに投入して焼成を行なってみた
が、当該焼成によっても、各温度のサンプルは大きな塊
状を呈し、かつ分析結果も依然として高いアルミニウム
および窒化アルミニウムの含有率を示した。
【0028】次に、本発明に係るアルミニウムドロス残
灰の実施例として、アルミニウムドロス残灰に破砕ボー
ルを加えてロータリーキルンに投入し、図4に示すよう
な各種の実験を行なった。図4において、最上欄〜第3
欄および第5欄は、いずれもアルミニウムドロス残灰投
入時と、加熱雰囲気温度が850℃以上において、ロー
タリーキルンを10rpmの高速に回転させることによ
り、合計2度の破砕を行なったものであり、このうち第
2欄および第3欄は、1000℃において5分おきにバ
ーナ燃焼と回転を交互に繰り返したものである。また、
第4欄は、上記破砕を投入時と、加熱中間(温度850
℃以上)と、最終段階(温度850℃以上)との合計3
度行なったものであり、第5欄は、バーナをオフにし、
かつ雰囲気中に酸素ガスを吹き込んだものである。
灰の実施例として、アルミニウムドロス残灰に破砕ボー
ルを加えてロータリーキルンに投入し、図4に示すよう
な各種の実験を行なった。図4において、最上欄〜第3
欄および第5欄は、いずれもアルミニウムドロス残灰投
入時と、加熱雰囲気温度が850℃以上において、ロー
タリーキルンを10rpmの高速に回転させることによ
り、合計2度の破砕を行なったものであり、このうち第
2欄および第3欄は、1000℃において5分おきにバ
ーナ燃焼と回転を交互に繰り返したものである。また、
第4欄は、上記破砕を投入時と、加熱中間(温度850
℃以上)と、最終段階(温度850℃以上)との合計3
度行なったものであり、第5欄は、バーナをオフにし、
かつ雰囲気中に酸素ガスを吹き込んだものである。
【0029】これらの実験において、それぞれサンプル
を採取して観察したところ、塊は認められずに全体が酸
化された白色となっており、残留アルミニウムおよび窒
化アルミニウムもほぼゼロになっていた。そこで、さら
に最下欄に示すように、投入時の破砕を行なわずに、8
50℃以上の加熱雰囲気下においてのみ、5rpmの回
転数で破砕を行なってみたところ、同様に充分な焼成結
果が得られることが認められた。なお、同図には明示さ
れていないが、上記破砕時の回転数は、2rpm以上で
あれば同様の効果が得られることも、併せて確認した。
また、最上欄〜第3欄までの実験において、焼成体の回
収率が低かったことから、第5欄および最下欄に示す実
験においては、破砕時に酸素バーナをオフにしたとこ
ろ、同欄にみられるように、回収率が飛躍的に向上し
た。ちなみに、これらの回収率が100%を超えている
のは、アルミニウムの酸化増量によるものである。
を採取して観察したところ、塊は認められずに全体が酸
化された白色となっており、残留アルミニウムおよび窒
化アルミニウムもほぼゼロになっていた。そこで、さら
に最下欄に示すように、投入時の破砕を行なわずに、8
50℃以上の加熱雰囲気下においてのみ、5rpmの回
転数で破砕を行なってみたところ、同様に充分な焼成結
果が得られることが認められた。なお、同図には明示さ
れていないが、上記破砕時の回転数は、2rpm以上で
あれば同様の効果が得られることも、併せて確認した。
また、最上欄〜第3欄までの実験において、焼成体の回
収率が低かったことから、第5欄および最下欄に示す実
験においては、破砕時に酸素バーナをオフにしたとこ
ろ、同欄にみられるように、回収率が飛躍的に向上し
た。ちなみに、これらの回収率が100%を超えている
のは、アルミニウムの酸化増量によるものである。
【0030】以上の実験から、アルミニウムドロス残灰
に破砕ボールを加え、酸素バーナを用いた加熱によって
残留アルミニウムの酸化が発生する850℃以上の上記
加熱雰囲気において、ロータリーキルンを通常の焼成時
の回転数よりも高速となる2rpm以上の回転数で回転
させることにより、残留アルミニウムおよび窒化アルミ
ニウムの酸化および塩化物の気化を効率的かつ確実に行
ない得ることが確認された。また、この際に発生するN
Ox 濃度は、50ppmであり、またアンモニアの発生
は0であった。ちなみに、通常の空気バーナを用いた場
合には、NOx 濃度は、200ppmであり、かつアン
モニアの発生量は8ppmであった。
に破砕ボールを加え、酸素バーナを用いた加熱によって
残留アルミニウムの酸化が発生する850℃以上の上記
加熱雰囲気において、ロータリーキルンを通常の焼成時
の回転数よりも高速となる2rpm以上の回転数で回転
させることにより、残留アルミニウムおよび窒化アルミ
ニウムの酸化および塩化物の気化を効率的かつ確実に行
ない得ることが確認された。また、この際に発生するN
Ox 濃度は、50ppmであり、またアンモニアの発生
は0であった。ちなみに、通常の空気バーナを用いた場
合には、NOx 濃度は、200ppmであり、かつアン
モニアの発生量は8ppmであった。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし8
のいずれかに記載のアルミニウムドロス残灰の処理方法
によれば、金属アルミニウムを含んだ粒子が互いに溶着
して大きな粒状の焼結体を生じることを有効に抑制し
て、効率的かつ確実に金属アルミニウムおよび窒化アル
ミニウムを酸化するとともに、塩化物も気化させること
ができる。特に、請求項2または3に記載の発明によれ
ば、回転炉を用いてアルミニウムドロス残灰を焼成処理
する場合に、一連の焼成と並行して上記アルミニウムド
ロス残灰の破砕を行なうことができ、よって処理効率が
向上するとともに、上記破砕ボールによって、アルミニ
ウムドロス残灰を破砕する作用と、炉壁に沿って揺動す
る破砕ボールによって、当該炉壁に付着するアルミニウ
ムドロス残灰を剥離・粉砕する作用とを同時に奏するこ
とができるために、残留アルミニウムおよび窒化アルミ
ニウムの酸化および塩化物の気化を、より一層効率的か
つ確実に促進することが可能となる。この際に、請求項
4に記載の発明によれば、焼成によって得られたアルミ
ナの回収率を向上させることができる。
のいずれかに記載のアルミニウムドロス残灰の処理方法
によれば、金属アルミニウムを含んだ粒子が互いに溶着
して大きな粒状の焼結体を生じることを有効に抑制し
て、効率的かつ確実に金属アルミニウムおよび窒化アル
ミニウムを酸化するとともに、塩化物も気化させること
ができる。特に、請求項2または3に記載の発明によれ
ば、回転炉を用いてアルミニウムドロス残灰を焼成処理
する場合に、一連の焼成と並行して上記アルミニウムド
ロス残灰の破砕を行なうことができ、よって処理効率が
向上するとともに、上記破砕ボールによって、アルミニ
ウムドロス残灰を破砕する作用と、炉壁に沿って揺動す
る破砕ボールによって、当該炉壁に付着するアルミニウ
ムドロス残灰を剥離・粉砕する作用とを同時に奏するこ
とができるために、残留アルミニウムおよび窒化アルミ
ニウムの酸化および塩化物の気化を、より一層効率的か
つ確実に促進することが可能となる。この際に、請求項
4に記載の発明によれば、焼成によって得られたアルミ
ナの回収率を向上させることができる。
【0032】さらに、請求項6または7に記載の発明に
よれば、容易にアルミニウムドロス残灰に対する高温の
加熱処理を行なうことができるとともに、燃焼制御が正
確で炉内の加熱雰囲気を容易に制御することが可能とな
り、しかも燃焼排ガス量が少ないために、粉塵量を減少
させ、さらに雰囲気中の窒素分圧が低いために、高温加
熱時において窒化アルミニウムの生成を防止し、かつ排
ガス中のNOx を低減化させることができ、よって再燃
焼設備や水洗設備等の排ガス処理設備が不要となるとい
った効果が得られる。また、過剰酸素で燃焼させ、かつ
加熱雰囲気の温度が1000℃を超えているために、ア
ルミニウムドロス残灰中に含まれる窒化アルミニウムの
分解によって生成されるアンモニア(NH3 )も、容易
に酸化燃焼させて除去することができることにより、一
層容易かつ確実に残留アルミナと窒化アルミニウムとを
酸化させて無害なアルミナに焼成することが可能とな
る。
よれば、容易にアルミニウムドロス残灰に対する高温の
加熱処理を行なうことができるとともに、燃焼制御が正
確で炉内の加熱雰囲気を容易に制御することが可能とな
り、しかも燃焼排ガス量が少ないために、粉塵量を減少
させ、さらに雰囲気中の窒素分圧が低いために、高温加
熱時において窒化アルミニウムの生成を防止し、かつ排
ガス中のNOx を低減化させることができ、よって再燃
焼設備や水洗設備等の排ガス処理設備が不要となるとい
った効果が得られる。また、過剰酸素で燃焼させ、かつ
加熱雰囲気の温度が1000℃を超えているために、ア
ルミニウムドロス残灰中に含まれる窒化アルミニウムの
分解によって生成されるアンモニア(NH3 )も、容易
に酸化燃焼させて除去することができることにより、一
層容易かつ確実に残留アルミナと窒化アルミニウムとを
酸化させて無害なアルミナに焼成することが可能とな
る。
【図1】本発明の方法の一実施形態を実施するための処
理装置を示す要部を断面視した概略正面図である。
理装置を示す要部を断面視した概略正面図である。
【図2】図1の側断面図である。
【図3】図1に示す処理装置を用いたアルミニウムドロ
ス残灰の処理方法における回転数等の因子の変動を示す
グラフである。
ス残灰の処理方法における回転数等の因子の変動を示す
グラフである。
【図4】本発明に係るアルミニウムドロス残灰の処理方
法の実験結果を示す図表である。
法の実験結果を示す図表である。
【図5】比較例1の実験結果を示す図表である。
【図6】比較例2の実験結果を示す図表である。
【図7】比較例3の実験結果を示す図表である。
1 処理装置 2 ロータリーキルン(回転炉) 4 酸素バーナ(バーナ) 10 破砕ボール D アルミニウムドロス残灰
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 洋児 静岡県裾野市平松85 三菱アルミニウム株 式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 アルミニウムドロス残灰を、加熱バーナ
によって最終的に1100℃以上の温度範囲で加熱し
て、上記アルミニウムドロス残灰中の残留金属アルミニ
ウムを酸化するとともに、窒素成分および塩素成分を除
去するに際して、上記アルミニウムドロス残灰の加熱雰
囲気が850℃以上の温度に昇温した際に、当該加熱と
並行して上記アルミニウムドロス残灰を破砕することを
特徴とするアルミニウムドロス残灰の処理方法。 - 【請求項2】 上記アルミニウムドロス残灰を、上記加
熱温度に対して耐熱性を有する破砕ボールとともに回転
炉内に投入し、上記加熱バーナにより昇温させて上記加
熱雰囲気の温度が850℃以上になった際に、上記回転
炉を2rpm以上の回転数で回転させることにより、上
記破砕ボールによってアルミニウムドロス残灰を破砕す
ることを特徴とする請求項1に記載のアルミニウムドロ
ス残灰の処理方法。 - 【請求項3】 上記破砕ボールは、アルミナ耐火物、炭
化ケイ素、窒化ケイ素または酸化チタンからなる球また
は立方体であることを特徴とする請求項2に記載のアル
ミニウムドロス残灰の処理方法。 - 【請求項4】 上記アルミニウムドロス残灰を破砕する
際に、上記加熱バーナを、停止させることを特徴とする
請求項1〜3のいずれかに記載のアルミニウムドロス残
灰の処理方法。 - 【請求項5】 上記アルミニウムドロス残灰を破砕する
際に、上記加熱バーナを、停止させるとともに、さらに
酸素ガスを雰囲気中に吹き込むことを特徴とする請求項
1〜3のいずれかに記載のアルミニウムドロス残灰の処
理方法。 - 【請求項6】 上記加熱バーナは、30%以上の酸素濃
度で燃料を燃焼させる酸素バーナであることを特徴とす
る請求項1〜5のいずれかに記載のアルミニウムドロス
残灰の処理方法。 - 【請求項7】 上記加熱バーナは、90%以上の酸素濃
度で燃料を燃焼させる酸素バーナであることを特徴とす
る請求項6に記載のアルミニウムドロス残灰の処理方
法。 - 【請求項8】 上記アルミニウムドロス残灰は、50重
量%以下の金属アルミニウムを含むことを特徴とする請
求項1〜7のいずれかに記載のアルミニウムドロス残灰
の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8044252A JPH09206727A (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | アルミニウムドロス残灰の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8044252A JPH09206727A (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | アルミニウムドロス残灰の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09206727A true JPH09206727A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=12686347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8044252A Pending JPH09206727A (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | アルミニウムドロス残灰の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09206727A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016124763A (ja) * | 2015-01-06 | 2016-07-11 | ▲蒋▼世傑 | 高周波プラズマ合成方法 |
| CN117344144A (zh) * | 2023-10-09 | 2024-01-05 | 云南云铝涌鑫铝业有限公司 | 一种铸造铝合金热铝灰余热利用方法 |
-
1996
- 1996-02-06 JP JP8044252A patent/JPH09206727A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016124763A (ja) * | 2015-01-06 | 2016-07-11 | ▲蒋▼世傑 | 高周波プラズマ合成方法 |
| CN117344144A (zh) * | 2023-10-09 | 2024-01-05 | 云南云铝涌鑫铝业有限公司 | 一种铸造铝合金热铝灰余热利用方法 |
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