JPH09206931A - コンスタントヒート式ヒーター装置およびこのヒーター装置を用いた半田接合方法 - Google Patents
コンスタントヒート式ヒーター装置およびこのヒーター装置を用いた半田接合方法Info
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- JPH09206931A JPH09206931A JP1741396A JP1741396A JPH09206931A JP H09206931 A JPH09206931 A JP H09206931A JP 1741396 A JP1741396 A JP 1741396A JP 1741396 A JP1741396 A JP 1741396A JP H09206931 A JPH09206931 A JP H09206931A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パルスヒート式ヒーターを用いた方式と同一
の方式による半田付け接合が可能なコンスタントヒート
式ヒーター装置を得る。 【解決手段】 コンスタント熱源12を有したヒーター
部材10に取り付けられたヒーターヘッド20を電子部
品60のリード61に当接させて半田を溶融させ、半田
接合を行わせる。このヒーターヘッド20を熱伝導性の
高い材料(例えば、アルミニウム、アルミニウム合金な
ど)から形成する。さらに、このヒーターヘッド20
を、ヒーター部材10に接合された取付部21と、リー
ド61に当接される当接部23と、取付部21と当接部
23を繋ぐ部分に形成されて取付部21に供給される熱
を当接部に伝達する伝熱部22とから構成する。また、
ヒーターヘッド20における少なくとも当接部23の近
傍を冷却するための冷却通路25や、エアーノズル30
を設けている。
の方式による半田付け接合が可能なコンスタントヒート
式ヒーター装置を得る。 【解決手段】 コンスタント熱源12を有したヒーター
部材10に取り付けられたヒーターヘッド20を電子部
品60のリード61に当接させて半田を溶融させ、半田
接合を行わせる。このヒーターヘッド20を熱伝導性の
高い材料(例えば、アルミニウム、アルミニウム合金な
ど)から形成する。さらに、このヒーターヘッド20
を、ヒーター部材10に接合された取付部21と、リー
ド61に当接される当接部23と、取付部21と当接部
23を繋ぐ部分に形成されて取付部21に供給される熱
を当接部に伝達する伝熱部22とから構成する。また、
ヒーターヘッド20における少なくとも当接部23の近
傍を冷却するための冷却通路25や、エアーノズル30
を設けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント基板の導電
バッド(配線パターン)上にこの基板上に載置された電
子部品(ICモジュール、コネクタ等)のリードを半田
付け接合するためなどに用いられるヒーター装置および
このヒーター装置により半田付け接合する方法に関す
る。特に、熱源としてコンスタントヒート式ヒーターを
用いたヒーター装置および半田接合方法に関する。
バッド(配線パターン)上にこの基板上に載置された電
子部品(ICモジュール、コネクタ等)のリードを半田
付け接合するためなどに用いられるヒーター装置および
このヒーター装置により半田付け接合する方法に関す
る。特に、熱源としてコンスタントヒート式ヒーターを
用いたヒーター装置および半田接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、プリント基板200
の導電パッドに電子部品210,220のリード21
1,221を半田付けする方法としては、クリーム半田
を炉内で加熱溶融させるリフロー法や、パルスヒーター
を用いる方法等が従来から良く知られている。リフロー
法を用いる場合には、導電パッド上にクリーム半田を塗
布した上でこの上に各対応リードが位置するようにして
電子部品をプリント基板上に載置し、この状態のままプ
リント基板を加熱炉内で加熱し、クリーム半田を溶融さ
せて導電パッド上に各リードを半田接合する。
の導電パッドに電子部品210,220のリード21
1,221を半田付けする方法としては、クリーム半田
を炉内で加熱溶融させるリフロー法や、パルスヒーター
を用いる方法等が従来から良く知られている。リフロー
法を用いる場合には、導電パッド上にクリーム半田を塗
布した上でこの上に各対応リードが位置するようにして
電子部品をプリント基板上に載置し、この状態のままプ
リント基板を加熱炉内で加熱し、クリーム半田を溶融さ
せて導電パッド上に各リードを半田接合する。
【0003】リフロー法を用いればプリント基板上に多
数の電子部品を同時に半田付けできるため作業効率が良
いという利点がある。しかし、プリント基板およびその
上に載置された電子部品全体が加熱されるため、加熱に
よりプリント基板にゆがみが生じやすいという問題や、
半田溶融温度までの加熱に耐えうる程度の耐熱性がある
電子部品でないと適用できないという問題がある。さら
に、電子部品のリードの一部が変形しており電子部品を
基板上に載置した状態でそのリードが導電パッドから離
れるような場合には(図9に示すリード211aのよう
な場合)、このリードは半田接合できず接合不良となる
という問題もある。
数の電子部品を同時に半田付けできるため作業効率が良
いという利点がある。しかし、プリント基板およびその
上に載置された電子部品全体が加熱されるため、加熱に
よりプリント基板にゆがみが生じやすいという問題や、
半田溶融温度までの加熱に耐えうる程度の耐熱性がある
電子部品でないと適用できないという問題がある。さら
に、電子部品のリードの一部が変形しており電子部品を
基板上に載置した状態でそのリードが導電パッドから離
れるような場合には(図9に示すリード211aのよう
な場合)、このリードは半田接合できず接合不良となる
という問題もある。
【0004】一方、パルスヒーターを用いる場合にはヒ
ーターヘッドをリード上に押しつけてこの部分のみを加
熱して半田付けを行うため、上記のような問題は生じな
い。このパルスヒーターを用いる方法を図9に示してい
る。パルスヒーターヘッド250は図示のように下端当
接部251の断面積が最も小さくなっており、電線25
5を介して電流制御装置260からヘッド250に低圧
高電流(例えば、3V,1000A程度の電流)を流
す。これにより、断面積が最も小さくて電気抵抗が最も
大きな当接部251を局部的に発熱させ、この当接部2
51をリード211に押しつけて半田接合を行う。
ーターヘッドをリード上に押しつけてこの部分のみを加
熱して半田付けを行うため、上記のような問題は生じな
い。このパルスヒーターを用いる方法を図9に示してい
る。パルスヒーターヘッド250は図示のように下端当
接部251の断面積が最も小さくなっており、電線25
5を介して電流制御装置260からヘッド250に低圧
高電流(例えば、3V,1000A程度の電流)を流
す。これにより、断面積が最も小さくて電気抵抗が最も
大きな当接部251を局部的に発熱させ、この当接部2
51をリード211に押しつけて半田接合を行う。
【0005】具体的には、基板200の導電パッド20
1上に予めクリーム半田202(予備半田もしくは溶融
前半田)が塗布され、且つ電子部品210のリード21
1は半田メッキ(金メッキ)されており、導電パッド2
01の上にリード211を載置させた上でこのリード2
11の上に当接部251を押しつけて、半田を溶融させ
て半田付けを行う。このようなパルスヒーターを用いた
半田接合を行えば、リード部周辺すなわち半田接合部の
みが加熱されるだけであるため、基板200が熱変形す
るおそれがなく、また、変形したリード211aがあっ
ても当接部251を押しつけてこの変形をもとに戻した
状態で半田付けが可能であるという利点がある。
1上に予めクリーム半田202(予備半田もしくは溶融
前半田)が塗布され、且つ電子部品210のリード21
1は半田メッキ(金メッキ)されており、導電パッド2
01の上にリード211を載置させた上でこのリード2
11の上に当接部251を押しつけて、半田を溶融させ
て半田付けを行う。このようなパルスヒーターを用いた
半田接合を行えば、リード部周辺すなわち半田接合部の
みが加熱されるだけであるため、基板200が熱変形す
るおそれがなく、また、変形したリード211aがあっ
ても当接部251を押しつけてこの変形をもとに戻した
状態で半田付けが可能であるという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パルス
ヒーターを用いる場合には、ヒーターヘッドに高電流を
流す必要があるため、容量の大きな(太い)電線255
を使用するとともに高価な電流制御装置260を用いる
必要があり、大型・複雑な装置が必要で装置コストが非
常に高価となるという問題がある。さらに、このような
高電流が流れる当接部251を電子部品210のリード
211に当接させるため、電子部品210が高電流を受
けて損傷するおそれがあるという問題もある。
ヒーターを用いる場合には、ヒーターヘッドに高電流を
流す必要があるため、容量の大きな(太い)電線255
を使用するとともに高価な電流制御装置260を用いる
必要があり、大型・複雑な装置が必要で装置コストが非
常に高価となるという問題がある。さらに、このような
高電流が流れる当接部251を電子部品210のリード
211に当接させるため、電子部品210が高電流を受
けて損傷するおそれがあるという問題もある。
【0007】また、パルスヒーターヘッド250は下端
部に断面積の小さな当接部251を設ける必要があると
ともに容量の大きな電線を接続する必要があるといった
理由から、ヘッド形状を複雑化することが難しい。この
ため、一つの装置電源のみを有するパルスヒーターヘッ
ドにより一度に加熱できるのは1列のリードのみであ
る。図8に示す電子部品210のように周囲4箇所にそ
れぞれ1列に並んだリード211を有する場合には、一
つの電子部品210を取り付けるだけで4回の作業を行
う必要があり、作業効率が良くないという問題もある。
部に断面積の小さな当接部251を設ける必要があると
ともに容量の大きな電線を接続する必要があるといった
理由から、ヘッド形状を複雑化することが難しい。この
ため、一つの装置電源のみを有するパルスヒーターヘッ
ドにより一度に加熱できるのは1列のリードのみであ
る。図8に示す電子部品210のように周囲4箇所にそ
れぞれ1列に並んだリード211を有する場合には、一
つの電子部品210を取り付けるだけで4回の作業を行
う必要があり、作業効率が良くないという問題もある。
【0008】図9に示すように一部のリード211aが
変形した場合でも、当接部251を押しつけて変形を戻
した状態で半田を加熱溶融させることができる。しか
し、この半田が固まった後に当接部251を持ち上げな
いと、半田が溶融した状態のまま持ち上げたのではリー
ド211aは弾性力により変形状態に戻って導電パッド
201から離れ、接続不良が生じるおそれがある。この
ため、当接部251をリード211の上に押しつけて通
電加熱した後、通電をカットして当接部251の温度を
下げ、溶融半田が固まった後、ヘッド250を持ち上げ
て半田接合を完了するようにしている。このため、ヘッ
ド250の温度検出の必要があり、ヘッド先端近傍に熱
電対253が溶接などにより取り付けられている。
変形した場合でも、当接部251を押しつけて変形を戻
した状態で半田を加熱溶融させることができる。しか
し、この半田が固まった後に当接部251を持ち上げな
いと、半田が溶融した状態のまま持ち上げたのではリー
ド211aは弾性力により変形状態に戻って導電パッド
201から離れ、接続不良が生じるおそれがある。この
ため、当接部251をリード211の上に押しつけて通
電加熱した後、通電をカットして当接部251の温度を
下げ、溶融半田が固まった後、ヘッド250を持ち上げ
て半田接合を完了するようにしている。このため、ヘッ
ド250の温度検出の必要があり、ヘッド先端近傍に熱
電対253が溶接などにより取り付けられている。
【0009】この場合に、パルスヒーターヘッド250
においては、通電時に発熱するのは下端に位置する当接
部251のみであるため、通電開始後からこの部分が所
定温度まで上昇する時間および通電カット後からこの部
分の温度が低下する時間は比較的短い(約5〜6秒程
度)。このため、パルスヒーターを用いて上記のような
半田接合を比較的短時間で行うことができる。これがパ
ルスヒーターを用いる主たる理由である。
においては、通電時に発熱するのは下端に位置する当接
部251のみであるため、通電開始後からこの部分が所
定温度まで上昇する時間および通電カット後からこの部
分の温度が低下する時間は比較的短い(約5〜6秒程
度)。このため、パルスヒーターを用いて上記のような
半田接合を比較的短時間で行うことができる。これがパ
ルスヒーターを用いる主たる理由である。
【0010】逆に言えば、リード部を加熱してその部分
の半田を溶融させるだけで良いのであれば、コンスタン
トヒート式のヒーター(いわゆるニクロム線を用いたヒ
ーター)を用いても良く、コンスタントヒート式ヒータ
ーの方が装置コストがずっと低廉で制御も簡単であると
いう利点がある。しかしながら、コンスタントヒート式
ヒーターはヒーターヘッド全体を加熱するものであるた
め、通電をカットしてもヒーターヘッドの温度が低下す
るのに長い時間がかかる。このため、ヒーターヘッドを
リードに押しつけて半田を溶融させた後、通電をカット
してヒーターヘッドの温度が下がって半田が固まるまで
長時間待つ必要がある。このようにコンスタントヒート
式ヒーターでは作業時間が極端に長くなり、これを用い
ることはほとんど不可能であった。
の半田を溶融させるだけで良いのであれば、コンスタン
トヒート式のヒーター(いわゆるニクロム線を用いたヒ
ーター)を用いても良く、コンスタントヒート式ヒータ
ーの方が装置コストがずっと低廉で制御も簡単であると
いう利点がある。しかしながら、コンスタントヒート式
ヒーターはヒーターヘッド全体を加熱するものであるた
め、通電をカットしてもヒーターヘッドの温度が低下す
るのに長い時間がかかる。このため、ヒーターヘッドを
リードに押しつけて半田を溶融させた後、通電をカット
してヒーターヘッドの温度が下がって半田が固まるまで
長時間待つ必要がある。このようにコンスタントヒート
式ヒーターでは作業時間が極端に長くなり、これを用い
ることはほとんど不可能であった。
【0011】本発明はこのような問題に鑑み、パルスヒ
ート式ヒーターを用いた方式と同一の方式による半田付
け接合が可能となるようなコンスタントヒート式ヒータ
ー装置およびこの装置を用いた半田接合方法を提供する
ことを目的とする。
ート式ヒーターを用いた方式と同一の方式による半田付
け接合が可能となるようなコンスタントヒート式ヒータ
ー装置およびこの装置を用いた半田接合方法を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明のコンスタントヒート式ヒーター装置におい
ては、コンスタント熱源を有したヒーター部材に取り付
けられたヒーターヘッドを半田接合部に当接させて半田
を溶融させ、この半田接合部の半田接合を行わせるよう
になっており、ヒーターヘッドを熱伝導性の高い材料
(例えば、アルミニウム、アルミニウム合金など)から
形成する。さらに、このヒーターヘッドを、ヒーター部
材に接合された取付部と、半田接合部に当接される当接
部と、取付部と当接部を繋ぐ部分に形成されてヒーター
部材から取付部に供給される熱を当接部に伝達する伝熱
部とから構成し、ヒーターヘッドにおける少なくとも当
接部近傍を冷却する冷却手段を設けている。
め、本発明のコンスタントヒート式ヒーター装置におい
ては、コンスタント熱源を有したヒーター部材に取り付
けられたヒーターヘッドを半田接合部に当接させて半田
を溶融させ、この半田接合部の半田接合を行わせるよう
になっており、ヒーターヘッドを熱伝導性の高い材料
(例えば、アルミニウム、アルミニウム合金など)から
形成する。さらに、このヒーターヘッドを、ヒーター部
材に接合された取付部と、半田接合部に当接される当接
部と、取付部と当接部を繋ぐ部分に形成されてヒーター
部材から取付部に供給される熱を当接部に伝達する伝熱
部とから構成し、ヒーターヘッドにおける少なくとも当
接部近傍を冷却する冷却手段を設けている。
【0013】なお、冷却手段としては、当接部の近傍外
面に冷却エアーを吹き付ける冷却エア吹き付け手段や、
ヒーターヘッドにおける当接部の近傍に形成された冷却
孔に冷却流体を流す冷却流体供給手段等を用いることが
できる。
面に冷却エアーを吹き付ける冷却エア吹き付け手段や、
ヒーターヘッドにおける当接部の近傍に形成された冷却
孔に冷却流体を流す冷却流体供給手段等を用いることが
できる。
【0014】本発明に係る半田接合方法は、上記のよう
なコンスタントヒート式ヒーター装置において、当接部
を半田接合部に当接させて半田を溶融させ、半田接合部
の半田接合を行わせる半田接合方法であり、まずコンス
タント熱源によりヒーター部材を加熱し、当接部の温度
が半田融点より高い第1設定温度まで上昇した後に、ヒ
ーターヘッドを移動させて当接部を半田接合部に当接さ
せ、半田接合部の半田が溶融した後に、冷却手段により
ヒーターヘッドにおける少なくとも当接部近傍を冷却
し、当接部の温度が半田融点より低い第2設定温度まで
下降した後に、ヒーターヘッドを移動させて当接部を半
田接合部から離すようになっている。
なコンスタントヒート式ヒーター装置において、当接部
を半田接合部に当接させて半田を溶融させ、半田接合部
の半田接合を行わせる半田接合方法であり、まずコンス
タント熱源によりヒーター部材を加熱し、当接部の温度
が半田融点より高い第1設定温度まで上昇した後に、ヒ
ーターヘッドを移動させて当接部を半田接合部に当接さ
せ、半田接合部の半田が溶融した後に、冷却手段により
ヒーターヘッドにおける少なくとも当接部近傍を冷却
し、当接部の温度が半田融点より低い第2設定温度まで
下降した後に、ヒーターヘッドを移動させて当接部を半
田接合部から離すようになっている。
【0015】このときに、当接部が空気中にある状態で
コンスタント熱源によりヒーター部材を加熱したとき
に、ヒーター部材から取付部に伝達される供給熱量Q1
とヒーターヘッドからの放熱熱量Q2とがバランスした
ときにおける当接部の温度がほぼ第1設定温度となるよ
うに構成するのが望ましい。
コンスタント熱源によりヒーター部材を加熱したとき
に、ヒーター部材から取付部に伝達される供給熱量Q1
とヒーターヘッドからの放熱熱量Q2とがバランスした
ときにおける当接部の温度がほぼ第1設定温度となるよ
うに構成するのが望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。図1に示すように、本発明
に係るヒーター装置1はヒーター部材10とヒーターヘ
ッド20とから構成され、このヒーター装置1により、
プリント基板50の上に載置された電子部品60のリー
ド61が導電パッド51に半田付け接合される。
を図面を参照して説明する。図1に示すように、本発明
に係るヒーター装置1はヒーター部材10とヒーターヘ
ッド20とから構成され、このヒーター装置1により、
プリント基板50の上に載置された電子部品60のリー
ド61が導電パッド51に半田付け接合される。
【0017】ヒーター部材10はアルミニウム製の矩形
状ボディ11内に2本のコンスタント熱源12を有して
構成される。熱源12は一般的なニクロム線から成るヒ
ーターであり、100V,3A程度の通電を受けて発熱
する。ボディ11の側面にはヒーター部材10の温度を
検出する熱電対15が取り付けられている。ヒーターヘ
ッド20はアルミニウムもしくはアルミニウム合金等の
ような熱伝導率の高い材料により作られ、断面T字状を
している。ヒーターヘッド20は、その上部にヒーター
部材10の下面に接合される取付部21を有し、中間部
に平板上で左右に広い放熱面22aを有する伝熱部22
を有し、下端に半田接合部と当接する当接面23を有す
る。
状ボディ11内に2本のコンスタント熱源12を有して
構成される。熱源12は一般的なニクロム線から成るヒ
ーターであり、100V,3A程度の通電を受けて発熱
する。ボディ11の側面にはヒーター部材10の温度を
検出する熱電対15が取り付けられている。ヒーターヘ
ッド20はアルミニウムもしくはアルミニウム合金等の
ような熱伝導率の高い材料により作られ、断面T字状を
している。ヒーターヘッド20は、その上部にヒーター
部材10の下面に接合される取付部21を有し、中間部
に平板上で左右に広い放熱面22aを有する伝熱部22
を有し、下端に半田接合部と当接する当接面23を有す
る。
【0018】放熱部22の当接面23に近接する部分
に、横方向に貫通する冷却孔25が形成されており、こ
の冷却孔25の両端にそれぞれ繋がれた冷却パイプ35
から冷却孔25に冷却流体(冷却エアーもしくは冷却
水)を流すことができるようになっている。さらに、放
熱部22の下部に向かって冷却エアーを吹き付けるため
のエアノズル30も配設されている。
に、横方向に貫通する冷却孔25が形成されており、こ
の冷却孔25の両端にそれぞれ繋がれた冷却パイプ35
から冷却孔25に冷却流体(冷却エアーもしくは冷却
水)を流すことができるようになっている。さらに、放
熱部22の下部に向かって冷却エアーを吹き付けるため
のエアノズル30も配設されている。
【0019】ここで、図2(a)に示すように、ヒータ
ー部材10の下面にヒーターヘッド20が接合され、ヒ
ーターヘッド20の当接面23が空気中にある状態(半
田接合部と当接していない状態)での熱量バランスを考
える。なお、このとき、冷却孔25に冷却流体は流され
ていない。この状態では、熱源12により加熱されたヒ
ーター部材10から取付部21を通ってヒーターヘッド
20に熱量Q1が伝達されてヒーターヘッド20が加熱
される。一方、ヒーターヘッド20から(主として放熱
面22aから)は熱量Q2が放熱される。ヒーターヘッ
ド20の温度が高くなるにつれて、ヒーター部材10か
らの供給熱量Q1は小さくなり、ヒーターヘッド20か
らの放熱熱量Q2は大きくなるため、ヒーターヘッド2
0が所定温度まで高まったときに、両熱量がバランスす
る。このようにバランスしたときの当接面23の温度T
1が半田の融点(例えば、摂氏約180〜200度)よ
り高くなるように、熱源12の容量や、ヒーターヘッド
20の形状等が設定されている。
ー部材10の下面にヒーターヘッド20が接合され、ヒ
ーターヘッド20の当接面23が空気中にある状態(半
田接合部と当接していない状態)での熱量バランスを考
える。なお、このとき、冷却孔25に冷却流体は流され
ていない。この状態では、熱源12により加熱されたヒ
ーター部材10から取付部21を通ってヒーターヘッド
20に熱量Q1が伝達されてヒーターヘッド20が加熱
される。一方、ヒーターヘッド20から(主として放熱
面22aから)は熱量Q2が放熱される。ヒーターヘッ
ド20の温度が高くなるにつれて、ヒーター部材10か
らの供給熱量Q1は小さくなり、ヒーターヘッド20か
らの放熱熱量Q2は大きくなるため、ヒーターヘッド2
0が所定温度まで高まったときに、両熱量がバランスす
る。このようにバランスしたときの当接面23の温度T
1が半田の融点(例えば、摂氏約180〜200度)よ
り高くなるように、熱源12の容量や、ヒーターヘッド
20の形状等が設定されている。
【0020】図3(a)に示すように、プリント基板5
0の表面に形成された導電パッド51の上面にはクリー
ム半田55(予備半田または溶融前半田)が塗布され、
この半田層55の上にリード61が載置される。この状
態で、上記のように供給熱量Q1と放熱熱量Q2とがバ
ランスした状態のヒーターヘッド20が下動されてその
当接面23が、図2(b)に示すようにリード61の上
に押しつけられる。これにより当接面23から熱量Q3
がリード61を通って半田55に供給され、半田55が
溶融される。
0の表面に形成された導電パッド51の上面にはクリー
ム半田55(予備半田または溶融前半田)が塗布され、
この半田層55の上にリード61が載置される。この状
態で、上記のように供給熱量Q1と放熱熱量Q2とがバ
ランスした状態のヒーターヘッド20が下動されてその
当接面23が、図2(b)に示すようにリード61の上
に押しつけられる。これにより当接面23から熱量Q3
がリード61を通って半田55に供給され、半田55が
溶融される。
【0021】このようにして半田55が溶融された後、
冷却パイプ35から冷却孔25に冷却流体(冷却エアー
もしくは冷却水)を流し、且つエアノズル30から当接
面23の周囲に冷却エアーを吹き付ける。これにより、
ヒーターヘッド20の下部および導電パッド51の周辺
が冷却され、この部分の温度が低下し、当接面23の温
度も低下する。なお、ここで、リード61および導電パ
ッド51は金属であり、空気に比べて熱伝達率がずっと
大きいため、当接面23が空気中にあるときに比べて、
リード61を通って伝達される伝達熱量Q3だけヒータ
ーヘッド20からの放熱量が増加し、それだけ当接面2
3の温度低下が加速される。
冷却パイプ35から冷却孔25に冷却流体(冷却エアー
もしくは冷却水)を流し、且つエアノズル30から当接
面23の周囲に冷却エアーを吹き付ける。これにより、
ヒーターヘッド20の下部および導電パッド51の周辺
が冷却され、この部分の温度が低下し、当接面23の温
度も低下する。なお、ここで、リード61および導電パ
ッド51は金属であり、空気に比べて熱伝達率がずっと
大きいため、当接面23が空気中にあるときに比べて、
リード61を通って伝達される伝達熱量Q3だけヒータ
ーヘッド20からの放熱量が増加し、それだけ当接面2
3の温度低下が加速される。
【0022】この結果、一旦溶融した半田が再度固ま
り、この状態でヒーターヘッド20を持ち上げれば、半
田付けを完了させることができる。この半田付け完了状
態を図3(b)に示しており、溶融半田55がリード6
1を囲むようにしてフィレットを形成し、リード61を
導電パッド51に確実に接合させている。
り、この状態でヒーターヘッド20を持ち上げれば、半
田付けを完了させることができる。この半田付け完了状
態を図3(b)に示しており、溶融半田55がリード6
1を囲むようにしてフィレットを形成し、リード61を
導電パッド51に確実に接合させている。
【0023】
【実施例】上記半田付け作業を図4のフローチャートを
参照して説明する。なお、このときの当接面23の温度
変化を図5に示している。図5では横軸に時間tの経過
を示し、縦軸に当接面23の温度Tの変化を示してい
る。
参照して説明する。なお、このときの当接面23の温度
変化を図5に示している。図5では横軸に時間tの経過
を示し、縦軸に当接面23の温度Tの変化を示してい
る。
【0024】半田付け作業を行うときには、まず、ヒー
ター熱源12の通電が開始され、この熱源12の発熱に
よりヒーターヘッド20が加熱され(ステップS1)、
当接面23の温度も上昇する(時間t1〜t2)。この
とき当接面23は空気中にあり、時間t2において供給
熱量Q1と放熱熱量Q2とがバランスして当接面23の
温度は半田融点温度Tmより高い温度TH(これを第1
設定温度とする)となる。
ター熱源12の通電が開始され、この熱源12の発熱に
よりヒーターヘッド20が加熱され(ステップS1)、
当接面23の温度も上昇する(時間t1〜t2)。この
とき当接面23は空気中にあり、時間t2において供給
熱量Q1と放熱熱量Q2とがバランスして当接面23の
温度は半田融点温度Tmより高い温度TH(これを第1
設定温度とする)となる。
【0025】ここで当接面23の温度が熱電対15の検
出値から演算もしくは推定されており、当接面温度が第
1設定温度以上となったことが検出されると(ステップ
S2〜3)、半田付け作動を行っても良いことを表示す
るランプを点灯させる(ステップS4)。これに応じて
時間t3において作動スイッチをオンにすると(ステッ
プS5)、ヒーターヘッド20が下動されて当接面23
が基板50上に載置された電子部品60のリード61に
当接する(ステップS6)。
出値から演算もしくは推定されており、当接面温度が第
1設定温度以上となったことが検出されると(ステップ
S2〜3)、半田付け作動を行っても良いことを表示す
るランプを点灯させる(ステップS4)。これに応じて
時間t3において作動スイッチをオンにすると(ステッ
プS5)、ヒーターヘッド20が下動されて当接面23
が基板50上に載置された電子部品60のリード61に
当接する(ステップS6)。
【0026】このリード61との当接により当接面23
からリード61に熱量が伝達されて半田55が溶融され
る。半田の溶融が完了(ステップS7)した後、冷却パ
イプ35から冷却孔25に冷却流体を流し、且つエアノ
ズル30から当接面23の周囲に冷却エアーを吹き付
け、ヒーターヘッド20の下部および導電パッド51の
周辺を冷却する(ステップS8)。なお、ヒーターヘッ
ド20には放熱面22aが設けられているため、ヒータ
ー部材10の熱源12からの発熱は継続したままでも、
このような強制冷却により当接面23の周辺部のみを急
速に冷却させることができる。なお、このときにも当接
面温度が検出されており、当接面23の温度が半田融点
温度Tmより低い温度TL(これを第2設定温度とす
る)になったとき(時間t4)から所定時間後(時間t
5)にヒーターヘッド20を上昇させる(ステップS1
0)。
からリード61に熱量が伝達されて半田55が溶融され
る。半田の溶融が完了(ステップS7)した後、冷却パ
イプ35から冷却孔25に冷却流体を流し、且つエアノ
ズル30から当接面23の周囲に冷却エアーを吹き付
け、ヒーターヘッド20の下部および導電パッド51の
周辺を冷却する(ステップS8)。なお、ヒーターヘッ
ド20には放熱面22aが設けられているため、ヒータ
ー部材10の熱源12からの発熱は継続したままでも、
このような強制冷却により当接面23の周辺部のみを急
速に冷却させることができる。なお、このときにも当接
面温度が検出されており、当接面23の温度が半田融点
温度Tmより低い温度TL(これを第2設定温度とす
る)になったとき(時間t4)から所定時間後(時間t
5)にヒーターヘッド20を上昇させる(ステップS1
0)。
【0027】このとき同時に冷却流体の供給および冷却
エアーの吹き付けが止められ、当接面23の温度は徐々
に上昇して時間t6において第1設定温度THまで上昇
する。これで1回の半田接合作動が完了し、図3(b)
に示すような半田付け接合が完了する。なお、この時点
では次の作動が可能であり、この後上記と同様の作動
(ステップS5〜S10の作動)を行って半田付け接合
作業を繰り返して行うことができる。
エアーの吹き付けが止められ、当接面23の温度は徐々
に上昇して時間t6において第1設定温度THまで上昇
する。これで1回の半田接合作動が完了し、図3(b)
に示すような半田付け接合が完了する。なお、この時点
では次の作動が可能であり、この後上記と同様の作動
(ステップS5〜S10の作動)を行って半田付け接合
作業を繰り返して行うことができる。
【0028】上記のような作業において、ヒーターヘッ
ド20がアルミなどの熱伝導率が高い材料で作られると
ともに放熱面22aが設けられており、且つ当接面23
が強制冷却されるため、ヒーターヘッド20をリード6
1に当接させて半田を溶融させた後、当接面23の温度
が第2設定温度TLまで低下する時間は短時間である。
このため、本例の装置では、熱源としてコンスタントヒ
ート式ヒーターを用いているが、半田付け作業を効率よ
く行うことができる。
ド20がアルミなどの熱伝導率が高い材料で作られると
ともに放熱面22aが設けられており、且つ当接面23
が強制冷却されるため、ヒーターヘッド20をリード6
1に当接させて半田を溶融させた後、当接面23の温度
が第2設定温度TLまで低下する時間は短時間である。
このため、本例の装置では、熱源としてコンスタントヒ
ート式ヒーターを用いているが、半田付け作業を効率よ
く行うことができる。
【0029】なお、この半田付け作業ではヒーターヘッ
ド20の当接面23をリード61に押しつけるため、一
部のリード61aが図2(a)に示すように変形してい
る場合も問題なく半田付けを行うことができる。すなわ
ち、変形リード61aも図2(b)に示すように、当接
面23により導電パッド51上に押しつけられるため、
変形リード61aも導電パッド51と当接した状態で半
田55が溶融される。この後、当接面23により押しつ
けられた状態のまま半田55が固まるため、この状態で
はヒーターヘッド20が持ち上げられて当接面23が離
れても変形リード61aは導電パッド51に当接したま
まの状態で保持される。
ド20の当接面23をリード61に押しつけるため、一
部のリード61aが図2(a)に示すように変形してい
る場合も問題なく半田付けを行うことができる。すなわ
ち、変形リード61aも図2(b)に示すように、当接
面23により導電パッド51上に押しつけられるため、
変形リード61aも導電パッド51と当接した状態で半
田55が溶融される。この後、当接面23により押しつ
けられた状態のまま半田55が固まるため、この状態で
はヒーターヘッド20が持ち上げられて当接面23が離
れても変形リード61aは導電パッド51に当接したま
まの状態で保持される。
【0030】なお、ヒーターヘッド20は放熱面22a
を有するため、当接面23がリード61に当接したとき
に当接面温度が急速に低下し、取付部21から当接面2
3の方に伝達される熱量が不足して半田55を十分に溶
融させることができないことも考えられる。このため、
図6に示すように、当接面23に外側に膨出する形状の
蓄熱部22bを設け、この蓄熱部22bに蓄熱した熱量
により半田55を確実に溶融させることができるように
しても良い。また、放熱面22aからの放熱熱量Q2を
調節する調節孔22cを形成しても良い。
を有するため、当接面23がリード61に当接したとき
に当接面温度が急速に低下し、取付部21から当接面2
3の方に伝達される熱量が不足して半田55を十分に溶
融させることができないことも考えられる。このため、
図6に示すように、当接面23に外側に膨出する形状の
蓄熱部22bを設け、この蓄熱部22bに蓄熱した熱量
により半田55を確実に溶融させることができるように
しても良い。また、放熱面22aからの放熱熱量Q2を
調節する調節孔22cを形成しても良い。
【0031】上記例においては、ヒーターヘッド23は
一列に並んだリード61を半田接合するようになってい
るが、複数列のリードを同時に半田接合できるようにす
ることもできる。例えば、図7に示すように、ヒーター
部材30の下面に矩形状に4個のヒーターヘッド31,
32,33,34を取り付け、各当接面31a,32
a,33a,34aにより電子部品の周囲4列のリード
を同時に半田接合するようにしても良い。なお、4個の
ヒーターヘッドを用いる変わりにこれらを一体にした1
個のヒーターヘッドを用いても良い。このときには、各
ヒーターヘッドの冷却孔を直列に繋ぐ冷却パイプ35’
を設ける。なお、ヒーターヘッドの形状はこのような矩
形状配列に限られるものではなく、接合対象の形状に合
わせて自由に設定することができる。
一列に並んだリード61を半田接合するようになってい
るが、複数列のリードを同時に半田接合できるようにす
ることもできる。例えば、図7に示すように、ヒーター
部材30の下面に矩形状に4個のヒーターヘッド31,
32,33,34を取り付け、各当接面31a,32
a,33a,34aにより電子部品の周囲4列のリード
を同時に半田接合するようにしても良い。なお、4個の
ヒーターヘッドを用いる変わりにこれらを一体にした1
個のヒーターヘッドを用いても良い。このときには、各
ヒーターヘッドの冷却孔を直列に繋ぐ冷却パイプ35’
を設ける。なお、ヒーターヘッドの形状はこのような矩
形状配列に限られるものではなく、接合対象の形状に合
わせて自由に設定することができる。
【0032】従来用いられているパルスヒーター方式の
場合には、ヒーターヘッドに通電させて発熱させるもの
であり、ヒーターヘッドは電極からなるため、ヒーター
ヘッドの交換は容易ではない。しかしながら、本発明の
ヒーター装置の場合には、ヒーター部材の下面にヒータ
ーヘッドを取り付けるだけであるため、ヒーターヘッド
の交換はきわめて簡単である。このため、ヒーターヘッ
ドを交換して種々の形状の電子部品の半田接合を簡単に
行うことができる。また、ヒーターヘッドには通電され
ないため、電子部品に電流が流れるようなこともない。
また、熱電通をヒーター部材に取り付けてもヒーターヘ
ッドの温度検出は可能であり、このようにすれば、ヒー
ターヘッドの交換時でも熱電対の交換は不要となり、ヒ
ーターヘッドの交換が非常に容易である。
場合には、ヒーターヘッドに通電させて発熱させるもの
であり、ヒーターヘッドは電極からなるため、ヒーター
ヘッドの交換は容易ではない。しかしながら、本発明の
ヒーター装置の場合には、ヒーター部材の下面にヒータ
ーヘッドを取り付けるだけであるため、ヒーターヘッド
の交換はきわめて簡単である。このため、ヒーターヘッ
ドを交換して種々の形状の電子部品の半田接合を簡単に
行うことができる。また、ヒーターヘッドには通電され
ないため、電子部品に電流が流れるようなこともない。
また、熱電通をヒーター部材に取り付けてもヒーターヘ
ッドの温度検出は可能であり、このようにすれば、ヒー
ターヘッドの交換時でも熱電対の交換は不要となり、ヒ
ーターヘッドの交換が非常に容易である。
【0033】上記の例においては、冷却手段として、冷
却流体を流す冷却孔と、冷却エアーを吹き付けるエアー
ノズルとを用いているが、これらのいずれかのみを用い
て冷却手段を構成しても良い。また、図4の例では、ヒ
ーターヘッドの上下動、強制冷却を自動的に行わせるよ
うにしているが、これを手動で行っても良いのは無論で
ある。
却流体を流す冷却孔と、冷却エアーを吹き付けるエアー
ノズルとを用いているが、これらのいずれかのみを用い
て冷却手段を構成しても良い。また、図4の例では、ヒ
ーターヘッドの上下動、強制冷却を自動的に行わせるよ
うにしているが、これを手動で行っても良いのは無論で
ある。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヒーターヘッドを熱伝導性の高い材料(例えば、アルミ
ニウム、アルミニウム合金など)から形成し、且つこの
ヒーターヘッドを、ヒーター部材に接合された取付部
と、半田接合部に当接される当接部と、取付部と当接部
を繋ぐ部分に形成されてヒーター部材から取付部に供給
される熱を当接部に伝達する伝熱部とから構成し、ヒー
ターヘッドにおける少なくとも当接部近傍を冷却する冷
却手段を設けているので、ヒーターヘッドが取り付けら
れたヒーター部材のコンスタント熱源からの熱により取
付部を半田の融点温度以上まで加熱した後、これを半田
接合部に当接させて半田接合部の半田を溶融させること
ができ、次に、冷却手段により半田接合部周辺を冷却し
て溶融半田を再固化させた後、ヒーターヘッドを離せ
ば、半田付け接合を迅速且つ確実に行うことができる。
ヒーターヘッドを熱伝導性の高い材料(例えば、アルミ
ニウム、アルミニウム合金など)から形成し、且つこの
ヒーターヘッドを、ヒーター部材に接合された取付部
と、半田接合部に当接される当接部と、取付部と当接部
を繋ぐ部分に形成されてヒーター部材から取付部に供給
される熱を当接部に伝達する伝熱部とから構成し、ヒー
ターヘッドにおける少なくとも当接部近傍を冷却する冷
却手段を設けているので、ヒーターヘッドが取り付けら
れたヒーター部材のコンスタント熱源からの熱により取
付部を半田の融点温度以上まで加熱した後、これを半田
接合部に当接させて半田接合部の半田を溶融させること
ができ、次に、冷却手段により半田接合部周辺を冷却し
て溶融半田を再固化させた後、ヒーターヘッドを離せ
ば、半田付け接合を迅速且つ確実に行うことができる。
【0035】本発明に係る半田接合方法は、上記のコン
スタントヒート式ヒーター装置を用いて半田接合を行う
方法であり、まずコンスタント熱源によりヒーター部材
を加熱し、当接部の温度が半田融点より高い第1設定温
度まで上昇した後に、ヒーターヘッドを移動させて当接
部を半田接合部に当接させ、半田接合部の半田が溶融し
た後に、冷却手段によりヒーターヘッドにおける少なく
とも当接部近傍を冷却し、当接部の温度が半田融点より
低い第2設定温度まで下降した後に、ヒーターヘッドを
移動させて当接部を半田接合部から離すようになってお
り、これにより、迅速且つ確実な半田接合を行うことが
できる。
スタントヒート式ヒーター装置を用いて半田接合を行う
方法であり、まずコンスタント熱源によりヒーター部材
を加熱し、当接部の温度が半田融点より高い第1設定温
度まで上昇した後に、ヒーターヘッドを移動させて当接
部を半田接合部に当接させ、半田接合部の半田が溶融し
た後に、冷却手段によりヒーターヘッドにおける少なく
とも当接部近傍を冷却し、当接部の温度が半田融点より
低い第2設定温度まで下降した後に、ヒーターヘッドを
移動させて当接部を半田接合部から離すようになってお
り、これにより、迅速且つ確実な半田接合を行うことが
できる。
【図1】本発明に係るヒーター装置およびこれにより半
田接合されるプリント基板等を示す断面斜視図である。
田接合されるプリント基板等を示す断面斜視図である。
【図2】上記ヒーター装置による半田接合前および半田
接合中の状態を示す正面図である。
接合中の状態を示す正面図である。
【図3】プリント基板の導電パッド上に載置した電子部
品リードを、半田接合前および後の状態で示す断面図で
ある。
品リードを、半田接合前および後の状態で示す断面図で
ある。
【図4】上記ヒーター装置を用いて半田接合を行う半田
接合方法を示すフローチャートである。
接合方法を示すフローチャートである。
【図5】上記ヒーター装置による半田接合を行ったとき
の当接面の温度変化を示すグラフである。
の当接面の温度変化を示すグラフである。
【図6】本発明に係るヒーター装置の異なる例を示す正
面図および側面図である。
面図および側面図である。
【図7】本発明に係るヒーター装置の異なる例を示す斜
視図である。
視図である。
【図8】電子部品を載置したプリント基板を示す斜視図
である。
である。
【図9】従来用いられているパルスヒート式ヒーター装
置を示す正面概念図である。
置を示す正面概念図である。
10 ヒーター部材 12 コンスタント熱源 20 ヒーターヘッド 21 取付部 22 放熱部 23 当接面 25 冷却孔 30 エアーノズル 35 冷却パイプ 50 プリント基板 51 導電パッド 55 半田 60 電子部品 61 リード
Claims (6)
- 【請求項1】 コンスタント熱源を有したヒーター部材
と、このヒーター部材に取り付けられたヒーターヘッド
と、このヒーターヘッドを冷却する冷却手段とからな
り、ヒーターヘッドを半田接合部に当接させて半田を溶
融させ、前記半田接合部の半田接合を行わせるコンスタ
ントヒート式ヒーター装置であって、 前記ヒーターヘッドが熱伝導性の高い材料から作られる
とともに、前記ヒーター部材に取り付けられる取付部
と、前記半田接合部に当接される当接部と、前記取付部
と前記当接部を繋ぐ部分に形成されて前記ヒーター部材
から前記取付部に供給される熱を前記当接部に伝達する
伝熱部とから構成され、 前記冷却手段は、前記ヒーターヘッドにおける少なくと
も前記当接部近傍を冷却することを特徴とするコンスタ
ントヒート式ヒーター装置。 - 【請求項2】 前記ヒーターヘッドがアルミニウムもし
くはアルミニウム合金から作られていることを特徴とす
る請求項1に記載のコンスタントヒート式ヒーター装
置。 - 【請求項3】 前記冷却手段が前記当接部の近傍外面に
冷却エアーを吹き付ける冷却エア吹き付け手段であるこ
とを特徴とする請求項1もしくは2に記載のコンスタン
トヒート式ヒーター装置。 - 【請求項4】 前記冷却手段が、前記ヒーターヘッドに
おける前記当接部の近傍に形成された冷却孔と、この冷
却孔に冷却流体を流す冷却流体供給手段とからなること
を特徴とする請求項1もしくは2に記載のコンスタント
ヒート式ヒーター装置。 - 【請求項5】 コンスタント熱源を有したヒーター部
材、このヒーター部材に取り付けられたヒーターヘッド
およびこのヒーターヘッドを冷却する冷却手段を有し、
このヒーターヘッドが熱伝導性の高い材料から作られる
とともに、前記ヒーター部材に取り付けられる取付部
と、前記半田接合部に当接される当接部と、前記取付部
と前記当接部を繋ぐ部分に形成されて前記ヒーター部材
から前記取付部に供給される熱を前記当接部に伝達する
伝熱部とから構成され、前記冷却手段により前記ヒータ
ーヘッドにおける少なくとも前記当接部近傍を冷却可能
であるコンスタントヒート式ヒーター装置において、 前記当接部を半田接合部に当接させて半田を溶融させ、
前記半田接合部の半田接合を行わせる半田接合方法であ
って、 前記コンスタント熱源により前記ヒーター部材を加熱
し、 前記当接部の温度が半田融点より高い第1設定温度まで
上昇した後に、前記ヒーターヘッドを移動させて前記当
接部を前記半田接合部に当接させ、 前記半田接合部の半田が溶融した後に、前記冷却手段に
より前記ヒーターヘッドにおける少なくとも前記当接部
近傍を冷却し、 前記当接部の温度が半田融点より低い第2設定温度まで
下降した後に、前記ヒーターヘッドを移動させて前記当
接部を前記半田接合部から離すことを特徴とするコンス
タントヒート式ヒーター装置を用いた半田接合方法。 - 【請求項6】 前記当接部が空気中にある状態で前記コ
ンスタント熱源によりヒーター部材を加熱したときに、
前記ヒーター部材から前記取付部に伝達される供給熱量
Q1と前記ヒーターヘッドからの放熱熱量Q2とがバラ
ンスしたときにおける前記当接部の温度がほぼ前記第1
設定温度となるように構成されていることを特徴とする
請求項5に記載のコンスタントヒート式ヒーター装置を
用いた半田接合方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1741396A JPH09206931A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | コンスタントヒート式ヒーター装置およびこのヒーター装置を用いた半田接合方法 |
| TW086201261U TW367147U (en) | 1996-02-02 | 1997-01-24 | Constant-heat type heating device and soldering method and soldering apparatus with heating device |
| US08/792,011 US5927588A (en) | 1996-02-02 | 1997-01-31 | Constant-heat type heating device and soldering method and soldering apparatus with heating device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1741396A JPH09206931A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | コンスタントヒート式ヒーター装置およびこのヒーター装置を用いた半田接合方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09206931A true JPH09206931A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11943330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1741396A Pending JPH09206931A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | コンスタントヒート式ヒーター装置およびこのヒーター装置を用いた半田接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09206931A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016004846A (ja) * | 2014-06-14 | 2016-01-12 | 株式会社アンド | 半田処理装置 |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP1741396A patent/JPH09206931A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016004846A (ja) * | 2014-06-14 | 2016-01-12 | 株式会社アンド | 半田処理装置 |
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