JPH09207261A - 農業用シート - Google Patents
農業用シートInfo
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- JPH09207261A JPH09207261A JP8016561A JP1656196A JPH09207261A JP H09207261 A JPH09207261 A JP H09207261A JP 8016561 A JP8016561 A JP 8016561A JP 1656196 A JP1656196 A JP 1656196A JP H09207261 A JPH09207261 A JP H09207261A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- ultrafine particles
- agricultural
- synthetic resin
- blocking layer
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Protection Of Plants (AREA)
- Greenhouses (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】農業用シートにおいて、赤外線遮断層の膜厚を
適宜に調整することによって、赤外線、特に近赤外線を
必要とする遮断程度に対応して遮断できるようにして、
栽培条件に対応した農業用シートの容易な使い分けがで
きるようにする。 【解決手段】透明乃至半透明の合成樹脂シート1の少な
くとも片面に無機系超微粒子の分散液をコーティングし
て形成された赤外線遮断層2、汚染防止層3、防露層4
などを備え、少なくとも紫外線を透過し且つ赤外線を遮
断する。
適宜に調整することによって、赤外線、特に近赤外線を
必要とする遮断程度に対応して遮断できるようにして、
栽培条件に対応した農業用シートの容易な使い分けがで
きるようにする。 【解決手段】透明乃至半透明の合成樹脂シート1の少な
くとも片面に無機系超微粒子の分散液をコーティングし
て形成された赤外線遮断層2、汚染防止層3、防露層4
などを備え、少なくとも紫外線を透過し且つ赤外線を遮
断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱光線である赤外
線を遮断して紫外線を透過するシートであって、温室用
の被覆シートなどに使用する農業用シートに関する。
線を遮断して紫外線を透過するシートであって、温室用
の被覆シートなどに使用する農業用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】温室に張られる農業用シートは、地域の
気候や気象条件や、温室で栽培する植物の種類による栽
培に適する温度など、その目的に応じて種々のシートが
開発されている。
気候や気象条件や、温室で栽培する植物の種類による栽
培に適する温度など、その目的に応じて種々のシートが
開発されている。
【0003】例えば、害虫を防ぐために紫外線を遮断可
能なシート、あるいは寒冷地にて保温性を重視したシー
トなどがある。
能なシート、あるいは寒冷地にて保温性を重視したシー
トなどがある。
【0004】上記のように保温性を重視した農業用シー
トは、特に寒冷地では、熱線である赤外線を良好に透過
して、温室内を好適な温度に保温できるように、十分に
赤外線を透過可能なシートであることが必要である。
トは、特に寒冷地では、熱線である赤外線を良好に透過
して、温室内を好適な温度に保温できるように、十分に
赤外線を透過可能なシートであることが必要である。
【0005】しかしながら、このような寒冷地において
使用されるこのような十分に赤外線を透過可能なシート
を温暖地で使用した場合は、温室内の温度が必要以上に
上昇し過ぎる傾向がある。
使用されるこのような十分に赤外線を透過可能なシート
を温暖地で使用した場合は、温室内の温度が必要以上に
上昇し過ぎる傾向がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そのため上記農業用シ
ートを使用する際には、栽培の対象とする植物の好適な
栽培温度条件や、各地域における気候条件や気象条件な
どに適合した農業用シートが選択的に使用されており、
このような栽培条件に対応して農業用シートの使い分け
が容易に行えることが望まれる。
ートを使用する際には、栽培の対象とする植物の好適な
栽培温度条件や、各地域における気候条件や気象条件な
どに適合した農業用シートが選択的に使用されており、
このような栽培条件に対応して農業用シートの使い分け
が容易に行えることが望まれる。
【0007】本発明は、上記のような農業用シートにお
いて、赤外線遮断層の膜厚を適宜に調整することによっ
て、赤外線、特に近赤外線を必要とする遮断程度に対応
して遮断できるようにして、栽培条件に対応した農業用
シートの容易な使い分けができるようにすることにあ
る。
いて、赤外線遮断層の膜厚を適宜に調整することによっ
て、赤外線、特に近赤外線を必要とする遮断程度に対応
して遮断できるようにして、栽培条件に対応した農業用
シートの容易な使い分けができるようにすることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、紫外線透過性
の透明乃至半透明の合成樹脂シートの少なくとも片面に
酸化錫、若しくは酸化錫を主体とする無機系超微粒子の
分散液をコーティングして形成された赤外線遮断層を備
え、少なくとも紫外線を透過し且つ赤外線を遮断するこ
とを特徴とする農業用シートである。
の透明乃至半透明の合成樹脂シートの少なくとも片面に
酸化錫、若しくは酸化錫を主体とする無機系超微粒子の
分散液をコーティングして形成された赤外線遮断層を備
え、少なくとも紫外線を透過し且つ赤外線を遮断するこ
とを特徴とする農業用シートである。
【0009】また本発明は、上記発明の農業用シートに
おいて、前記合成樹脂シート面若しくは前記赤外線遮断
層の表面に、フッ素系樹脂又はシリコーン系樹脂などに
よる汚染防止層を備える農業用シートである。
おいて、前記合成樹脂シート面若しくは前記赤外線遮断
層の表面に、フッ素系樹脂又はシリコーン系樹脂などに
よる汚染防止層を備える農業用シートである。
【0010】また本発明は、上記発明の農業用シートに
おいて、前記合成樹脂シート面若しくは前記赤外線遮断
層の表面に界面活性剤による防露層を備える農業用シー
トである。
おいて、前記合成樹脂シート面若しくは前記赤外線遮断
層の表面に界面活性剤による防露層を備える農業用シー
トである。
【0011】また本発明は、上記発明の農業用シートに
おいて、前記合成樹脂シートが、ポリエチレンテレフタ
レート系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィン
系樹脂のうちのいずれか1種又はこれらの複合によるシ
ートである農業用シートである。
おいて、前記合成樹脂シートが、ポリエチレンテレフタ
レート系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィン
系樹脂のうちのいずれか1種又はこれらの複合によるシ
ートである農業用シートである。
【0012】また本発明は、上記発明の農業用シートに
おいて、前記無機系超微粒子が、酸化錫の超微粒子を主
体とし、これに銅、亜鉛、マグネシウム、アンチモン、
インジウムなどの金属酸化物、又は金、銀などの貴金属
類、又はカーボンブラック、又は周期律表4A、5A、
6Aに属する物質の酸化物のうちのいずれか1種又は複
数種の超微粒子が、それぞれ適量添加されている農業用
シートである。
おいて、前記無機系超微粒子が、酸化錫の超微粒子を主
体とし、これに銅、亜鉛、マグネシウム、アンチモン、
インジウムなどの金属酸化物、又は金、銀などの貴金属
類、又はカーボンブラック、又は周期律表4A、5A、
6Aに属する物質の酸化物のうちのいずれか1種又は複
数種の超微粒子が、それぞれ適量添加されている農業用
シートである。
【0013】また本発明は、上記発明の農業用シートに
おいて、前記無機系超微粒子が、粒径500Å以下であ
る農業用シートである。
おいて、前記無機系超微粒子が、粒径500Å以下であ
る農業用シートである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の農業用シートを、実施の
形態に従って以下に詳細に説明する。
形態に従って以下に詳細に説明する。
【0015】〔実施の形態1〕図1(a)は、本発明の
農業用シートの実施の形態1であり、透明乃至半透明な
紫外線を透過する合成樹脂シート1の少なくとも片面
に、無機系超微粒子の分散液を塗布して、赤外線遮断層
2を設けたものである。
農業用シートの実施の形態1であり、透明乃至半透明な
紫外線を透過する合成樹脂シート1の少なくとも片面
に、無機系超微粒子の分散液を塗布して、赤外線遮断層
2を設けたものである。
【0016】前記赤外線遮断層2は、紫外線(UV)を
透過し、赤外線(IR)を遮断するものである。
透過し、赤外線(IR)を遮断するものである。
【0017】使用する合成樹脂シート1としては、ポリ
エチレンテレフタレート系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂のうちのいずれか1種又はこ
れらの複合によるシートが使用でき、シート1の厚さ
は、本発明においては特に限定されるものではないが、
例えば、50μm〜300μmの範囲のいずれかが適当
である。
エチレンテレフタレート系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂のうちのいずれか1種又はこ
れらの複合によるシートが使用でき、シート1の厚さ
は、本発明においては特に限定されるものではないが、
例えば、50μm〜300μmの範囲のいずれかが適当
である。
【0018】また、赤外線遮断層2を形成する無機系超
微粒子の分散液を構成する無機系超微粒子としては、例
えば粒径が500Å以下の錫、銅、亜鉛、マグネシウ
ム、アンチモン、インジウムなどの金属酸化物、又は粒
径が500Å以下の金、銀などの貴金属類、又は粒径が
500Å以下のカーボンブラック、又は周期律表4A、
5A、6Aに属する酸化物のうちのいずれか1種又はこ
れら酸化物の混合物などの粒径が500Å以下の超微粒
子が使用できる。
微粒子の分散液を構成する無機系超微粒子としては、例
えば粒径が500Å以下の錫、銅、亜鉛、マグネシウ
ム、アンチモン、インジウムなどの金属酸化物、又は粒
径が500Å以下の金、銀などの貴金属類、又は粒径が
500Å以下のカーボンブラック、又は周期律表4A、
5A、6Aに属する酸化物のうちのいずれか1種又はこ
れら酸化物の混合物などの粒径が500Å以下の超微粒
子が使用できる。
【0019】また、赤外線遮断層2の膜厚は、本発明に
おいては特に限定されるものではないが、赤外線(I
R)に対する必要とする遮断程度に応じて、また、赤外
線遮断層2を形成するために塗布する分散液中の無機系
超微粒子と樹脂バインダーを構成する溶剤とバインダー
用樹脂(固形分)とのそれぞれ配合比率に応じて適宜に
設定する。
おいては特に限定されるものではないが、赤外線(I
R)に対する必要とする遮断程度に応じて、また、赤外
線遮断層2を形成するために塗布する分散液中の無機系
超微粒子と樹脂バインダーを構成する溶剤とバインダー
用樹脂(固形分)とのそれぞれ配合比率に応じて適宜に
設定する。
【0020】分散液の組成は、例えば、溶剤成分20〜
50重量部、バインダー用樹脂成分(固形分)40〜6
0重量部、最大粒径500Å以下の無機系超微粒子成分
50〜100重量部の範囲に設定することができ、分散
液の塗布膜厚としては、1〜50μm程度が好ましく、
必要に応じては、100μm以下で、10〜80μmが
適当である。なお、赤外線の完全な遮断性は、前記遮断
層2の膜厚をより厚く設定することによって得られ、赤
外線(IR)を完全に遮断する前記遮断層2の膜厚とし
ては例えば100μm以上が適当である。
50重量部、バインダー用樹脂成分(固形分)40〜6
0重量部、最大粒径500Å以下の無機系超微粒子成分
50〜100重量部の範囲に設定することができ、分散
液の塗布膜厚としては、1〜50μm程度が好ましく、
必要に応じては、100μm以下で、10〜80μmが
適当である。なお、赤外線の完全な遮断性は、前記遮断
層2の膜厚をより厚く設定することによって得られ、赤
外線(IR)を完全に遮断する前記遮断層2の膜厚とし
ては例えば100μm以上が適当である。
【0021】〔実施の形態2〕図1(b)は、本発明の
農業用シートの実施の形態2であり、透明乃至半透明な
紫外線を透過する合成樹脂シート1の少なくとも片面に
無機系超微粒子の分散液を塗布して赤外線遮断層2を設
け、該遮断層2を設けた合成樹脂シート1の少なくとも
片面、又は両面に汚染防止層3を設けたものである。
農業用シートの実施の形態2であり、透明乃至半透明な
紫外線を透過する合成樹脂シート1の少なくとも片面に
無機系超微粒子の分散液を塗布して赤外線遮断層2を設
け、該遮断層2を設けた合成樹脂シート1の少なくとも
片面、又は両面に汚染防止層3を設けたものである。
【0022】使用する合成樹脂シート1、また、赤外線
遮断層2を形成する無機系超微粒子の分散液を構成する
無機系超微粒子としては、上記実施の形態1と同様のも
のが使用できる。
遮断層2を形成する無機系超微粒子の分散液を構成する
無機系超微粒子としては、上記実施の形態1と同様のも
のが使用できる。
【0023】前記汚染防止層3の材料としては、フッ素
系樹脂、又はシリコーン系樹脂などが使用できる。前記
汚染防止層3は、農業用シートの表面に、外界の塵埃、
水分、油分などによる汚れが、吸着したり落ち難くなっ
たりするのを防止するものである。
系樹脂、又はシリコーン系樹脂などが使用できる。前記
汚染防止層3は、農業用シートの表面に、外界の塵埃、
水分、油分などによる汚れが、吸着したり落ち難くなっ
たりするのを防止するものである。
【0024】〔実施の形態3〕図1(c)は、実施の形
態3であり、透明乃至半透明な紫外線を透過する合成樹
脂シート1の少なくとも片面に無機系超微粒子の分散液
を塗布して赤外線遮断層2を設け、該遮断層2を設けた
合成樹脂シート1の少なくとも片面、又は両面に防露層
4を設けたものである。
態3であり、透明乃至半透明な紫外線を透過する合成樹
脂シート1の少なくとも片面に無機系超微粒子の分散液
を塗布して赤外線遮断層2を設け、該遮断層2を設けた
合成樹脂シート1の少なくとも片面、又は両面に防露層
4を設けたものである。
【0025】使用する合成樹脂シート1、また、赤外線
遮断層2を形成する無機系超微粒子の分散液を構成する
無機系超微粒子としては、上記実施の形態1、又は実施
の形態2と同様のものが使用できる。
遮断層2を形成する無機系超微粒子の分散液を構成する
無機系超微粒子としては、上記実施の形態1、又は実施
の形態2と同様のものが使用できる。
【0026】前記防露層4の材料としては界面活性剤が
使用でき、合成樹脂シート1あるいは赤外線遮断層2は
親油性層であり、この親油性表面に界面活性剤の一方の
親油基が吸着し、該界面活性剤の他方の親水基が、農業
用シートの外面側に親水性を付与する。そして、農業用
シートの親水性外面は、外界に発生する霧や結露する露
などを吸着するとともに、その表面張力を低下させ、吸
着した霧や露などを流動性良く流れ落とす作用をするも
のである。
使用でき、合成樹脂シート1あるいは赤外線遮断層2は
親油性層であり、この親油性表面に界面活性剤の一方の
親油基が吸着し、該界面活性剤の他方の親水基が、農業
用シートの外面側に親水性を付与する。そして、農業用
シートの親水性外面は、外界に発生する霧や結露する露
などを吸着するとともに、その表面張力を低下させ、吸
着した霧や露などを流動性良く流れ落とす作用をするも
のである。
【0027】〔実施の形態4〕図1(d)は、実施の形
態4であり、透明乃至半透明な紫外線を透過する合成樹
脂シート1の少なくとも片面に無機系超微粒子の分散液
を塗布して赤外線遮断層2を設け、該遮断層2を設けた
合成樹脂シート1の一方の面に汚染防止層3、他方の面
に防露層4を設けたものである。なお、図1(d)で
は、汚染防止層3が赤外線遮断層2面の側に設けられて
いるが、赤外線遮断層2面と反対面側に設けてもよい。
態4であり、透明乃至半透明な紫外線を透過する合成樹
脂シート1の少なくとも片面に無機系超微粒子の分散液
を塗布して赤外線遮断層2を設け、該遮断層2を設けた
合成樹脂シート1の一方の面に汚染防止層3、他方の面
に防露層4を設けたものである。なお、図1(d)で
は、汚染防止層3が赤外線遮断層2面の側に設けられて
いるが、赤外線遮断層2面と反対面側に設けてもよい。
【0028】使用する合成樹脂シート1、また、赤外線
遮断層2を形成する無機系超微粒子の分散液を構成する
無機系超微粒子としては、上記実施の形態1乃至実施の
形態3と同様のものが使用できる。
遮断層2を形成する無機系超微粒子の分散液を構成する
無機系超微粒子としては、上記実施の形態1乃至実施の
形態3と同様のものが使用できる。
【0029】また、前記汚染防止層3の材料としては、
上記実施の形態2で示した汚染防止層3(図1(b)参
照)の材料と同様のものが使用でき、また、前記防露層
4の材料としては、上記実施の形態3で示した防露層4
(図1(c)参照)の材料と同様のものが使用できる。
上記実施の形態2で示した汚染防止層3(図1(b)参
照)の材料と同様のものが使用でき、また、前記防露層
4の材料としては、上記実施の形態3で示した防露層4
(図1(c)参照)の材料と同様のものが使用できる。
【0030】
【実施例】以下に本発明の農業用シートの具体的実施例
を説明する。
を説明する。
【0031】<実施例1>基材シートとして、厚さ50
μmのポリエチレンテレフタレート製の透明な合成樹脂
シートを用意した。
μmのポリエチレンテレフタレート製の透明な合成樹脂
シートを用意した。
【0032】分散液として、粒径50〜100Å(最大
粒径)の酸化錫の超微粒子を、アクリル系樹脂を有機系
溶剤に溶解した樹脂バインダー中に分散混合したものを
用意した。なお、分散液の組成は、有機系溶剤成分30
重量部、バインダー用樹脂成分(アクリル系樹脂固形
分)50重量部、酸化錫の無機系超微粒子成分70重量
部とした。
粒径)の酸化錫の超微粒子を、アクリル系樹脂を有機系
溶剤に溶解した樹脂バインダー中に分散混合したものを
用意した。なお、分散液の組成は、有機系溶剤成分30
重量部、バインダー用樹脂成分(アクリル系樹脂固形
分)50重量部、酸化錫の無機系超微粒子成分70重量
部とした。
【0033】上記合成樹脂シートの片面に、グラビアコ
ーティング方式にて、上記分散液を所定の塗布量(塗布
膜厚;3μm、又は2.5〜3.5μm)にて塗布し加
熱乾燥させて、赤外線遮断層を形成した。
ーティング方式にて、上記分散液を所定の塗布量(塗布
膜厚;3μm、又は2.5〜3.5μm)にて塗布し加
熱乾燥させて、赤外線遮断層を形成した。
【0034】次に、上記合成樹脂シートの赤外線遮断層
上に、グラビアコーティング方式にてフッ素系樹脂を所
定の塗布量(塗布膜厚;1μm、又は0.5〜1.5μ
m)にて塗布して汚染防止層を形成した。
上に、グラビアコーティング方式にてフッ素系樹脂を所
定の塗布量(塗布膜厚;1μm、又は0.5〜1.5μ
m)にて塗布して汚染防止層を形成した。
【0035】次に、上記合成樹脂シートの赤外線遮断層
と反対側の面に、グラビアコーティング方式にて、界面
活性剤を所定の塗布量(塗布膜厚;1μm、又は0.5
〜1.5μm)にて塗布して防露層を形成して、本発明
の農業用シートを得た。
と反対側の面に、グラビアコーティング方式にて、界面
活性剤を所定の塗布量(塗布膜厚;1μm、又は0.5
〜1.5μm)にて塗布して防露層を形成して、本発明
の農業用シートを得た。
【0036】<測定結果>図2は、上記実施例1により
得られた本発明の農業用シートの分光透過率を示すグラ
フである。
得られた本発明の農業用シートの分光透過率を示すグラ
フである。
【0037】図2によれば、波長400nm未満の紫外
線(UV)及び400〜700nm近辺の可視光線はと
もに良好に透過し、700〜1500nm近辺の赤外線
は透過するものの、1500nm以上の赤外線を良好に
遮断し、特に1800nm以上の赤外線を十分に遮断で
きる。
線(UV)及び400〜700nm近辺の可視光線はと
もに良好に透過し、700〜1500nm近辺の赤外線
は透過するものの、1500nm以上の赤外線を良好に
遮断し、特に1800nm以上の赤外線を十分に遮断で
きる。
【0038】<比較結果>上記実施例1により得られた
本発明の農業用シートと、従来の一般的な農業用シート
(赤外線遮断機能を有するもの)との性能の比較結果で
は、表1に示すように、例えば、午前9時〜午後3時ま
での6時間経過後において、従来の農業用シートを用い
た密閉空間では、空間内温度が73℃まで上昇したのに
対して、本発明の農業用シートを用いた密閉空間では、
58℃までの上昇に抑えることができ、過剰な温度上昇
を回避できた。
本発明の農業用シートと、従来の一般的な農業用シート
(赤外線遮断機能を有するもの)との性能の比較結果で
は、表1に示すように、例えば、午前9時〜午後3時ま
での6時間経過後において、従来の農業用シートを用い
た密閉空間では、空間内温度が73℃まで上昇したのに
対して、本発明の農業用シートを用いた密閉空間では、
58℃までの上昇に抑えることができ、過剰な温度上昇
を回避できた。
【0039】
【表1】
【0040】
【発明の効果】本発明の農業用シートは、赤外線を遮断
するとともに紫外線を透過するため、温室などの過剰な
温度上昇を抑え、植物栽培の好適温度に保持することが
でき、また、紫外線の透過によって植物の栽培が円滑に
行えるなどの効果がある。
するとともに紫外線を透過するため、温室などの過剰な
温度上昇を抑え、植物栽培の好適温度に保持することが
でき、また、紫外線の透過によって植物の栽培が円滑に
行えるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(d)は本発明の農業用シートの実施
の形態を説明する側断面図である。
の形態を説明する側断面図である。
【図2】本発明の農業用シートの実施例における分光透
過率を示すグラフである。
過率を示すグラフである。
1…合成樹脂シート 2…赤外線遮断層 3…汚染防止
層 4…防露層
層 4…防露層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/00 B32B 27/00 Z 27/20 27/20 Z 27/30 27/30 D 101 101 27/32 27/32 Z 27/36 27/36
Claims (6)
- 【請求項1】紫外線透過性の透明乃至半透明の合成樹脂
シートの少なくとも片面に酸化錫、若しくは酸化錫を主
体とする無機系超微粒子の分散液をコーティングして形
成された赤外線遮断層を備え、少なくとも紫外線を透過
し且つ赤外線を遮断することを特徴とする農業用シー
ト。 - 【請求項2】前記合成樹脂シート面若しくは前記赤外線
遮断層の表面に、フッ素系樹脂又はシリコーン系樹脂な
どによる汚染防止層を備える請求項1記載の農業用シー
ト。 - 【請求項3】前記合成樹脂シート面若しくは前記赤外線
遮断層の表面に界面活性剤による防露層を備える請求項
1又は請求項2記載の農業用シート。 - 【請求項4】前記合成樹脂シートが、ポリエチレンテレ
フタレート系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリオレフ
ィン系樹脂のうちのいずれか1種又はこれらの複合によ
るシートである請求項1乃至請求項3記載の農業用シー
ト。 - 【請求項5】前記無機系超微粒子が、酸化錫の超微粒子
を主体とし、これに銅、亜鉛、マグネシウム、アンチモ
ン、インジウムなどの金属酸化物、又は金、銀などの貴
金属類、又はカーボンブラック、又は周期律表4A、5
A、6Aに属する物質の酸化物のうちのいずれか1種又
は複数種の超微粒子が、それぞれ適量添加されている請
求項1乃至請求項4記載の農業用シート。 - 【請求項6】前記無機系超微粒子が、粒径500Å以下
である請求項1乃至請求項5記載の農業用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8016561A JPH09207261A (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 農業用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8016561A JPH09207261A (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 農業用シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09207261A true JPH09207261A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11919704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8016561A Pending JPH09207261A (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 農業用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09207261A (ja) |
-
1996
- 1996-02-01 JP JP8016561A patent/JPH09207261A/ja active Pending
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