JPH0920770A - 環状スピロ〔フルオレン−[2h]−ベンゾピラン〕類およびそれらの眼科光学における使用方法 - Google Patents

環状スピロ〔フルオレン−[2h]−ベンゾピラン〕類およびそれらの眼科光学における使用方法

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JPH0920770A
JPH0920770A JP7081002A JP8100295A JPH0920770A JP H0920770 A JPH0920770 A JP H0920770A JP 7081002 A JP7081002 A JP 7081002A JP 8100295 A JP8100295 A JP 8100295A JP H0920770 A JPH0920770 A JP H0920770A
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Jean L Pozzo
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Robert Guglielmetti
ギュグリエルミェッテ ロベール
Andre Samat
サマ アンドレ
Vladimir Lokshin
ロクシン ブラジミル
Guenaelle Harie
アリエ ゲナーレ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】環状スピロ〔フルオレン−[2H]−ベンゾピ
ラン〕類およびそれらの眼科光学における使用方法の提
供。 【構成】式(I): 〔式中、R,R,Rは水素原子、アルキル基、ア
リール基、水酸基、アルコキシ基、カルボキシ基、アル
コキシカルボニル基、NO,CN等を示し、n,mは
1〜4の全数をPは1,2を示す。Hは5,6位または
6,7位で縮合する5員または6員を有する芳香族複素
環または芳香族炭素環である〕で示されるフォトクロミ
ック化合物およびそれらを含有する組成物、並びに眼科
光学における使用方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なフォトクロミッ
ク化合物に関する。詳細には、スピロsp3炭素を有す
るクロメン環を含むフォトクロミック化合物およびフル
オレン環を含むフォトクロミック化合物、ならびに眼科
学、特に眼科用のレンズ中および/または眼科用のレン
ズ上におけるそれらの用途に関する。
【0002】
【従来の技術】フォトクロミズムは、長年知られた現象
である。紫外領域にある特定の波長を有する光を照射す
ると変色し、照射が終了すると本来の色に戻る場合、そ
の化合物はフォトクロミックであると言われる。この現
象を利用した多くの用途があるが、最も重要な用途の1
つが眼科光学である。これらの化合物は、光の強度の関
数としての光を濾波する(フィルターする)眼鏡用のレ
ンズを製造するのに使用することができる。フォトクロ
ミック化合物を、眼科用のレンズを構成する有機材料に
取り込むと、フォトクロミック剤としてハロゲン化銀を
含む鉱物性のガラスの通常のレンズに比べ相当軽量化し
た眼鏡を製造することができる。有機材料中へのそれら
の組み込みは常に困難な技術的問題を含んできた。
【0003】しかしながら、全てのフォトクロミック化
合物が眼科光学に使用されることが可能であるというこ
とではない。事実、フォトクロミック化合物は、かなり
の基準を満足しなけらばならない。なかでも、 −高着色性。異性化の後に強力な色を生じるフォトクロ
ミック化合物の可能性の尺度。 −フォトクロミック化合物を、それだけで、または他の
フォトクロミック化合物と組み合わせて眼科用のメガネ
またはレンズに用いるのに適切な光吸収後の色。
【0004】−初期の形態での着色の無さまたは僅かな
着色。 −迅速な着色および退色力学(kinetics) 。 −最も幅広い可能な温度範囲、特に0℃〜40℃の間で
起こるフォトクロミズム。
【0005】現在使用されている公知の有機フォトクロ
ミック化合物は、一般に、温度の上昇に伴いフォトクロ
ミズムの減少を示す。したがって、フォトクロミズム
は、0℃付近の温度で特に顕著であるが、一方、眼鏡が
達する温度、特に日光に曝されている時の40℃台の温
度で、非常に弱まるか、または存在しなくさえなる。従
来のフォトクロミック化合物についての別の問題は、そ
られのライフタイムである。ある先行技術の生成物は、
比較的短いライフタイムを有することが示されている。
特定数の着色および退色のサイクルの後、そのフォトク
ロミック化合物は、一般に酸化生成物に転換し、もはや
可逆なフォトクロミック特性を示さなくなる。
【0006】多くのクロメン系フォトクロミック化合物
が合成されている。例えば、欧州特許出願EP−A−0
246 114号公報は、一連のフォトクロミック化
合物について記載してあり、その中でアダマンタン基が
ベンゾピラン環またはナフトピラン環の2位に導入され
ている。国際出願(特許)WO 90/07507号公
報は、環状ベンゾピラン系またはナフトピラン系化合物
の2位に結合した2つのシクロプロピル基について記載
してある。同一発明者のWO91/00861号公報に
は、同一の系のフォトクロミック化合物の2位にノルカ
ンファー(norcamphor、サンテノン)または
トリシクロデカン基を導入することについて記載してい
る。
【0007】米国特許US−A−3 567 605号
公報は、ピラン環の2位に置換したフォトクロミックベ
ンゾピラン系およびナフトピラン系の誘導体について記
載している。しかしながら、これらの化合物は、比較的
遅い(低い)光力学的退色係数を有する。
【0008】EP−A−0 401 958号公報は、
低い光力学的退色定数を有し、直視(envisage
d)用途にほとんど適しないフォトクロミック誘導体を
記載している。
【0009】我々のフランス特許出願FR−A−2 6
88 782号で、我々は、2つのフェニル基をベンゾ
ピラン環の2位に有する複素環ベンゾピラン・フォトク
ロミック化合物を提唱した。これらの化合物は、青色を
生じるフォトクロミック化合物と一緒に眼科光学に使用
されることができるよう赤色領域で優れた着色性を示
し、光に照射されると自然な最終的な色を生じる。さら
に、それら(の化合物)は、初期段階で着色がないかま
たは非常に僅かな着色を呈し、0℃〜40℃台の温度で
迅速な着色および退色機構を示す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、40℃台の温度でも退色せず、ライフタイムが
長く、着色と退色が迅速に起こるフォトクロミック化合
物を提供することにある。本発明は、上述の目的の少な
くとも1つを達成しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の発明者ら(出願
人)は、フォトクロミック特性を特に興味深く示すフル
オレン環に結合したスピロ炭素を含有する新規の複素環
クロメンを驚くべきことに発見した。本発明のスピロフ
ルオレン化合物は、赤色領域で、先に引用した2,2−
ジフェニル−[2H]クロメン類より高い着色性を有す
る。
【0012】すなわち、本発明は、下記式(I):
【化4】 〔式中、Ra 、Rb およびRc は、独立に水素原子、ア
ルキル基、アリール基、またはOR基、SR基、COR
基またはCOOR基{ここで、Rは、水素原子、アルキ
ル基、アリール基、式NR1 2 で示されるアミノ基
(ここで、R1 およびR2 は、独立に水素原子、アルキ
ル基、シクロアルキル基、またはアリール基を示し、R
1 およびR2 は窒素原子を伴う4〜7員を含む複素環を
形成することができ、窒素、酸素、硫黄、ハロゲン原
子、モノ−またはポリハロアルキル基からなる群から選
ばれる1つまたはそれ以上の異種原子を含有してもよ
い。)}、NO2 基、CN基またはSCN基を示す。n
およびmは、該環での置換の数に応じて1〜4の全数を
示す。さらに、pは該環での置換の数に応じて1または
2を示す。Ra 、Rb およびRc の基は、m、nおよび
pが1より大きく、かつ該環内の位置によって、異なる
意味を有してもよい。Hは、5員または6員を有する芳
香族複素環であって、5、6位または6、7位で縮合
し、酸素、セレニウム、硫黄および窒素からなる群から
選ばれる少なくとも1つの異種原子を有するか、また
は、7、8位で縮合して5〜6員を含有する芳香族炭素
環である。該炭素環または複素環のHは、少なくとも1
つのアルキル基、アルコキシ基、アミノ基、アリール基
またはアラルキル基によって置換されるか、または5〜
10員を含有する別の環と縮合されることができる。〕
で示されるフォトクロミック化合物を提供する。
【0013】式(I)中、アルキル基(ラジカル)がC
1 〜C6 の基であって、シクロアルキル基が3〜7の炭
素原子を有し、アリール基がフェニル基で、ハロゲンが
塩素、フッ素または臭素を表し、ポリハロアルキル基が
CF3 基を表すのが好ましい。
【0014】7、8位で縮合された前記芳香族炭素環H
がベンゼン環であるのが好ましい。
【0015】5、6位または6、7位で縮合された前記
複素環Hが、下記式(II)または(III):
【化5】
【0016】(式中、XはNまたはCR4 基を表し、そ
の窒素原子または炭素原子が隣接の原子と2重結合で結
合して、式(I)を有するベンゾピラン環に縮合された
複素環の芳香族性を増強している。rは0または1であ
る。YおよびZは、独立にNR5 、S、O、Seを表す
かまたは、NまたはCR6 を表し、互いに隣接の原子と
2重結合で結合して、式(I)を有するベンゾピラン環
に縮合された複素環の芳香族性を増強している。R5
よびR6 は、独立に水素原子、C1 〜C6 のアルキル基
またはフェニル基を表す。C−R3 は隣接の原子と2重
結合によって結合し、式(I)を有するベンゾピラン環
に縮合された複素環の芳香族性を増強している。R
3 は、水素原子、C1 〜C6 のアルキル基またはフェニ
ル基、あるいはR5 基またはR6 基の1つと、環Cを形
成していてもよく、Cは、5〜10員、好ましくは6〜
7員を含む芳香族または芳香族でなく、前述に定義した
a 基の1つまたは2以上で任意に置換されていてもよ
い。X、YおよびZの内の1つがN、O、S、Seまた
はNR5 を表す。)から選ばれるものである化合物を提
供する。
【0017】式(II)または(III)中、環Cがベ
ンゼン、シクロヘキサンまたはシクロヘプタンを表すの
が好ましい。6、7位、または5、6位で縮合された前
記複素環Hが、ベンゾフラン環、シクロヘプタノフラン
環、シクロヘキサノフラン環、またはピリミジン環、ピ
ラジン環、ピロール環、ピリジン環、オキサゾール環ま
たはチアゾール環であり、これらは置換されていてもよ
い。
【0018】式(I)で示されるベンゾピラン環の5、
6位または6、7位で縮合された5員を有する複素環H
を含有するのが好ましい。式(I)で示されるベンゾピ
ラン環の6、7位で縮合された5員を含む複素環Hを含
むのが好ましい。
【0019】下記式(A)〜(G):
【化6】 から選ばれる1つである化合物を提供する。
【0020】眼科光学用のフォトクロミック化合物とし
て用いる上述の化合物の使用方法を提供する。上述に定
義された少なくとも1つのフォトクロミック化合物を、
十分量含有し、材料を紫外線照射に曝して変色させう
る、透明な有機高分子材料に使用するかまたは導入する
ための組成物を提供する。
【0021】組成物が、適切な溶剤に基づく媒体中に、
上述の溶解されるかまたは分散されたフォトクロミック
化合物を含有する液状の形態であるのが好ましい。
【0022】好適な有機溶剤中の透明な高分子類、コポ
リマー類またはポリマーの混合物の無色または透明な溶
液によって構成され、前述に定義された少なくとも1種
のフォトクロミック化合物を、十分な量で含有して、紫
外線照射に曝されると有機高分子材料を変色させうる透
明な有機高分子材料に使用するかまたは導入するための
組成物を提供する。
【0023】その表面に、および/またはその中に、前
述に定義された少なくとも1種のフォトクロミック化合
物を、十分な量で含有し、紫外線照射に曝されると材料
の色を変えさせうる眼科用のレンズを製造するための透
明な固形材料を提供する。
【0024】重量で0.01%〜20%のフォトクロミ
ック化合物を含有するのが好ましい。上述に定義された
フォトクロミック化合物と、異なる着色を生じる他のフ
ォトクロミック化合物とが組み合わせて使用される組成
物または透明な固形材料を提供する。上述に定義された
少なくとも1種の化合物を含有する転写ラッカー(tran
sferlacquer) を提供する。上述に定義された透明な固
形材料から成形される眼科用のレンズを提供する。
【0025】事実、出願人は、フルオレン基が、先に記
載した2,2−ジフェニル[2H]クロメン類の吸収ス
ペクトルに比べて着色形成の吸収スペクトルにおいて、
(赤色波長の方向に向かう)深色シフトを生じることを
発見している。これらの特性のため、本発明の化合物類
は、青色を生じるフォトクロミック化合物類と共に、眼
科光学にいっそう少ない量で使用して、光に曝される
と、自然な最終の色を生じることができる。さらに、本
発明の化合物類は、初期段階で着色が無いか、またはほ
んの僅かな着色を呈し、迅速な着色および退色運動を非
常に幅広い温度範囲、特に0℃〜40℃の間で示す。出
願人は、これらの化合物が特に長いライフタイムを持つ
ことも示している。
【0026】これらの特性は、眼科光学に用いる場合
に、特に眼科用のレンズ中におよび/またはレンズ上に
用いる場合にこれらの新規化合物が特に好ましいことを
意味する。本発明の範囲で眼科用のレンズの語は、眼鏡
レンズ類、特にサングラス用のレンズ類、およびコンタ
クトレンズ類を意味する。
【0027】したがって、本発明の1つの目的は、新規
フォトクロミック化合物を提供することにある。本発明
の別の目的は、眼科光学におけるそれらの(化合物の)
使用によって構成される。本発明のさらに別の目的は、
眼科用のレンズを被覆するのに使用するか、またはこれ
らのレンズに含まれるための組成物を提供することにあ
る。本発明のさらに別の目的は、以下の説明および実施
例から明確になるであろう。
【0028】本発明のフォトクロミック化合物類は、下
記一般式(I):
【化7】 を示すことを本質的に特徴とする。
【0029】ここで、Ra 、Rb およびRc は、独立に
水素原子、アルキル基、アリール基、またはOR基、S
R基、COR基またはCOOR基〔ここで、Rは、水素
原子、アルキル基、アリール基、式NR1 2 で示され
るアミノ基(ここで、R1 およびR2 は、独立に水素原
子、アルキル基、シクロアルキル基、またはアリール基
を示し、R1 およびR2 は窒素原子を伴う4〜7員を含
む複素環を形成することができ、窒素、酸素、硫黄、ハ
ロゲン原子、モノ−またはポリハロアルキル基からなる
群から選ばれる少なくとも1つの異種原子を有すること
ができる。)〕、NO2 、CNまたはSCN基、あるい
は式NR1 2 で示されるアミノ基(ここで、R1 およ
びR2 は、上述の意味を示す。)を表す。
【0030】nおよびmは環での置換の数に応じて1〜
4の全数のそれぞれを示す。さらに、pは環での置換の
数に応じて、1または2を示す。Ra 、Rb およびRc
は、それぞれm、nおよびpが1より大きい場合、ま
た、環内の位置に応じて同じでもよく、また異なる意味
を有することもできる。
【0031】Hは、5員または6員を有する芳香族複素
環基であって、5、6位または6、7位で縮合し、酸
素、セレニウム、硫黄および窒素からなる群から選ばれ
る1つまたはそれ以上の異種原子を有するか、または、
7、8位で縮合して5〜6員を含む芳香族炭素環であ
る。その炭素環または複素環のHは、1つまたはそれ以
上のアルキル基、アルコキシ基、アミノ基、アリール基
またはアラルキル基によって置換されるか、または5〜
10員を有する別の環とさらに縮合していてもよい。
【0032】上述の式(I)で、アルキル基の語は、好
ましくは、1〜6の炭素原子を含む。シクロアルキル基
は、好ましくは、3〜7の炭素原子を含む。アリール基
は、好ましくは、フェニル基を表す。ハロゲンは、好ま
しくは、塩素、臭素またはフッ素を表す。さらに、ポリ
ハロアルキル基は、好ましくは、CF3 基を表す。
【0033】ベンゾピラン環上の5、6位または6、7
位で縮合した複素環Hの環は、特に式(II)または式
(III):
【0034】
【化8】 で示される。
【0035】式中、XはNまたはCR4 基を表し、窒素
原子または炭素原子が隣接の原子と2重結合で結合し、
式(I)を有する前記ベンゾピラン環に縮合された複素
環の芳香族性を増強している。ここで、R4 は、水素原
子、C1 〜C6 のアルキル基またはフェニル基であって
よい。rは0または1である。
【0036】YおよびZは、独立にNR5 、S、O、S
eを示すかまたは、NまたはCR6を示し、互いに隣接
の原子と2重結合で結合し、式(I)を有するベンゾピ
ラン環に縮合された複素環の芳香族性を増強している。
5 およびR6 は、独立に水素原子、C1 〜C6 のアル
キル基またはフェニル基を表す。
【0037】C−R3 は隣接の原子と2重結合によって
結合し、前記式(I)を有するベンゾピラン環に縮合さ
れた複素環の芳香族性を増強している。R3 は、水素原
子、C1 〜C6 のアルキル基またはフェニル基、あるい
はR5基またはR6 基の1つと、環Cを形成していても
よく、Cは、5〜10員、好ましくは6〜7員を含む芳
香族であってもまたは芳香族でなくてもよく、水素原
子、アルキル基、アリール基、またはOR、SR、CO
RまたはCOOR基〔ここで、Rは、水素原子、アルキ
ル基、アリール基、式NR1 2 で示されるアミノ基
(ここで、R1 およびR2 は、独立に水素原子、アルキ
ル基、シクロアルキル基、またはアリール基を示し、R
1 およびR2 は窒素原子を伴う4〜7員を含む複素環を
形成することができ、窒素、酸素、硫黄、ハロゲン原
子、モノ−またはポリハロアルキル基からなる群から選
ばれる1つまたはそれ以上の異種原子を含有してもよ
い。)〕、NO2 、CNまたはSCN基、あるいは式N
1 2 で示されるアミノ基(ここで、R1 およびR2
は、上述の意味を示す。)の少なくとも1つで置換され
ていてもよい。X、YおよびZの内の1つがN、O、
S、SeまたはNR5 を表す。
【0038】上記式(II)または(III)で、環C
は、ベンゼン、シクロヘキサンまたはシクロヘプタンか
ら選ばれるのが好ましい。式(II)または(III)
を有する複素環Hは、置換されていてもよいピリミジン
環、ピラジン環、ピリジン環、オキサゾール環、ピロー
ル環、チアゾール環であるか、またはベンゾフラン環、
シクロヘプタノフラン環、シクロヘキサノフラン環のよ
うな、環に縮合したフラン類であるのが好ましい。
【0039】本発明のスピロ[フルオレン−クロメン]
化合物は、赤色領域でそれらの2,2−ジフェニル−
[2H]クロメン類縁体より強い着色性を示す。ジフェ
ニル基と比較すると、フルオレン環は、目的とする極大
吸収バンド(λ1 )の深色シフトを+10nm〜+30
nmの桁で誘導する。本発明のスピロ[フルオレン−ク
ロメン]化合物の特に好ましい基は、Hが5員を含み、
ベンゾピラン環と5、6位または6、7位で縮合してい
る式(I)を示す化合物によって構成される。これらの
特定の化合物の着色された形態は、+500nm台の吸
収ピーク(λ3 )に相当する新しいバンドを含む吸収ス
ペクトルを有する。
【0040】この化合物中のこの基で、複素環が6、7
位で縮合している式(I)を有する化合物は、第2(2
次)の吸収極大(λ2 )の発現とともに(λ1 )に対応
する主要バンドを広げるよう6、7位で、複素環H中に
環を形成するのが特に好ましい。さらに、複素環Hの
6、7位での環形成は、第2(2次)の吸収バンド(λ
3 )を15nm〜30nmシフトさせる。したがって、
照射状態で、着色が赤色の方にさらにシフトし、強度が
実質的により高いクロメン化合物が生成される。本発明
に使用される式(I)を有する化合物の例は、以下の化
学式(A)〜(G)を有する化合物である。
【0041】
【化9】
【0042】本発明の化合物は、以下の反応略図:
【化10】 を用いて製造することができる。
【0043】この反応略図にしたがって、式(1)(式
中、Ra 、Rb 、mおよびnは前述の意味を示す。)を
有する9−エチニル−9−フルオレノールの誘導体を、
p−トルエンスルホン酸(PTSA)の存在下で、式
(2)(式中、RC 、pおよびHは、前述の意味を示
す。)を有するフェノールと反応させる。本発明の化合
物は、以下の反応略図を用いることによっても製造する
ことができる。
【0044】本発明の化合物は、下記反応略図:
【化11】
【0045】この反応略図中、式(1’)、(2’)お
よび(3’)中、基Ra 、Rb 、R c 、およびm、nお
よびpは前述の意味を示す。本発明のフォトクロミック
化合物は、フォトクロミック性の眼科用のレンズを製造
するのに使用できる。本発明の化合物は、透明な有機高
分子材料に使用(添加)するかまたは導入するための組
成物に添加(導入)されて、透明なフォトクロミック成
形体を製造できる。これらの化合物は、プラスチック製
のフィルム、プレートおよびレンズのような固形の組成
物に添加(導入)され、眼科用のレンズ類、サングラス
類、遮光面類(visors)、フィルム/ビデオカメ
ラの光学機器類およびフィルター類として使用する材料
を成形することもできる。本発明の化合物に、下記の媒
体、その他の添加剤を加えて混合し、本発明の組成物を
得ることができる。本発明の組成物は、特に、液状の形
態である液状組成物であるのが好ましい。
【0046】本発明の液状組成物は、本発明の組成物
が、透明なポリマー材料に使用されるかまたは導入され
るのに適した溶剤を基にした媒体中に溶解されまたは分
散されて含有されることを本質的に特徴とする。使用さ
れ得る特有の溶剤は、ベンゼン、トルエン、クロロホル
ム、酢酸エチル、メチルエチルケトン、アセトン、エチ
ルアルコール、メチルアルコール、アセトニトリル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、メチレングリコールの
メチルエステル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、メチルセロソルブ、モルフォリンおよびエチ
レングリコールから選ばれる少なくとも1つの有機溶剤
である。本発明の化合物を分散させる場合、媒体は水を
含有することもできる。
【0047】本発明の別の態様で、本発明の化合物は、
適切な有機溶剤中で、透明なポリマー類、コポリマー
類、ポリマー類の混合物から製造される無色または透明
な溶液中に導入し、さらに好ましくは溶解させる。これ
によって、高分子材料に使用するための組成物を製造す
ることができる。これらの溶液の例は、アセトニトリル
中のニトロセルロース、アセトン中のポリビニルアセテ
ート、メチルエチルケトン中のポリビニルクロライド、
アセトン中のポリメチルア(メタ)クリレート、ジメチ
ルホルムアミド中の酢酸セルロース、アセトニトリル中
のポリビニルピロリドン、ベンゼン中のポリスチレン、
およびメチレンクロライド中のエチルセルロースの溶液
が挙げられる。
【0048】これらの組成物を、ポリエチレングリコー
ルテレフタレート、ボリル含有(含浸)紙、またはセル
ローストリアセテートのような透明な支持体に用いて乾
燥して、紫外線照射の存在下で着色し、かつ、照射源の
非存在下でその無色で透明な状態に戻るフォトクロミッ
ク材料を得ることができる。本発明のフォトクロミック
化合物または上で定義したものを含有する組成物は、眼
科用のレンズのような眼科用の要素またはサングラス、
遮光面(visors)、フィルム/ビデオカメラの光
学機器およびフィルターに用いるのに適切な材料である
固形の透明な重合された有機材料に導入されたり、用い
られたりすることができる。
【0049】本発明による眼科用のレンズを製造するた
めに使用し得る透明な固形材料の例は、ポリオール(ア
リルカーボネート)、ポリアクリレート、ポリメチルア
(メタ)クリレート類のようなポリ(アルキルアクリレ
ート)化合物類、セルロースアセテート、セルロースト
リアセテート、セルロース−アセテート−プロピネー
ト、セルロース−アセテート−ブチレート、ポリ(ビニ
ルアセテート)、ポリ(ビニルアルコール)、ポリウレ
タン類、ポリカーボネート類、ポリエチレンテレフタレ
ート類、ポリスチレン類、ポリ(スチレン−メチル−メ
タ(ア)クリレート)化合物類、スチレンとアクリロニ
トリルのコポリマー類、およびポリビニルブチレート類
などのポリマー類である。
【0050】また、透明のコポリマー類または透明のポ
リマー類の混合物は、このような材料を製造するのに適
切でもある。それらの例は、ポリ(4,4’−ジオキシ
−2,2−ジフェノールプロパン)のようなポリカーボ
ネート類、ポリメチルア(メタ)クリレート、特にジエ
チレングリコール ビス(アリルカーボネート)のよう
なポリオール(アリルカーボネート)化合物類、ビニル
アセテートとジエチレングリコール ビス(アリルカー
ボネート)との共重合体類から製造される材料が挙げら
れる。好ましい例は、ジエチレングリコール ビス(ア
リルカーボネート)とビニルアセテートとのコポリマー
類(80−90/10−20)、並びにビニルアセテー
トを有するジエチレングリコールビス(アリルカーボネ
ート)およびセルロース−アセテート−プロピオネート
とセルロース−アセテート−ブチレートとのコポリマー
(80−85/15−20)である。
【0051】ポリオール(アリルカーボネート)化合物
類は、例えば、ビスアリルカーボネートまたはアルキレ
ンビス(アリルカーボネート)化合物の脂肪族グリコー
ル類のような脂肪族または芳香族の直鎖または分枝鎖、
液状ポリオール類のアリルカーボネート類を使用するこ
とで製造される。本発明で透明な固形材料を製造するた
めに使用し得るポリオール(アリルカーボネート)化合
物の例は、
【0052】エチレングリコール ビス(アリルカーボ
ネート)、ジエチレングリコール ビス(2−メタアリ
ルカーボネート)、ジエチレングリコール ビス(アリ
ルカーボネート)、エチレングリコール ビス(2−ク
ロロアリルカーボネート)、トリエチレングリコール
ビス(アリルカーボネート)、1,3−プロパンジオー
ル ビス(アリルカーボネート)、プロピレングリコー
ル ビス(2−エチルアリルカーボネート)、1,3−
ブタンジオール ビス(アリルカーボネート)、1,4
−ブタンジオール ビス(2−ブロモアリルカーボネー
ト)、ジプロピレングリコール ビス(アリルカーボネ
ート)、トリメチレングリコール ビス(2−エチルア
リルカーボネート)、ペンタメチレングリコール ビス
(アリルカーボネート)、およびイソプロピレンビスフ
ェノール ビス(アリルカーボネート)である。
【0053】最も重要な生成物は、ジエチレングリコー
ルビス(アリルカーボネート)であって、商品名CR3
9として知られている。
【0054】本発明の組成物に、あるいは固形支持体
に、導入される場合に使用される本発明のフォトクロミ
ック化合物の量は、限定されず、一般的に、本発明の組
成物が照射に曝されることで材料に与えることができる
色強度に左右される。一般的に、フォトクロミック化合
物を加えるほど、照射された時に着色はより深くなる。
本発明によれば、照射に曝された時に、処理された材料
に、変色する特性に応じて十分な量が使用される。フォ
トクロミック化合物の(添加あるいは導入)量は、一般
に、光学材料または組成物の総重量に対して、重量で
0.01%〜20%、特に重量で0.05%〜10%の
間であるのが好ましい。
【0055】特にUS−A−4 286 957または
US−A−4 880 667の特許に記載されている
ように、本発明のフォトクロミック化合物を、暫定的な
移行支持体〔テンポラリートランスファーサポート( te
mporary transfer support)(基材の上に被覆を形成す
るラッカー等)〕に導入し、そして基材に熱的に移行す
ることもできる。
【0056】これらの化合物は、青や緑のような異なる
着色を与えるフォトクロミック化合物のように、当業界
に公知の他のフォトクロミック化合物とともに使用する
ことができる。したがって、当業界に良く知られたスピ
ロ(インドリン−オキサジン類)を使用することができ
る。
【0057】いったん、眼科用の材料に使用されるかま
たはこれらの材料に導入されると、UV照射に曝される
ことに追従して着色の現象が見られ、次いでUV照射に
対する照射が停止されると本来の色または透明度に戻
る。本発明の化合物類は、この色の変化が多数回、0℃
〜40℃の間の温度の範囲で起こる利点を持っている。
【0058】
〔合成例〕
(実施例1) スピロ[フルオレン−9,2’−[2H]ナフト[1,
2−b]−ピラン]
【0059】
【化12】
【0060】3.09gの9−エチニル−9−フルオレ
ノール(15ミリモル)と、2.49gの1−ナフトー
ル(17.25ミリモル)とを、不活性雰囲気下、還流
下で30mlの無水トルエン中に溶解させた。さらに、
0.03gのPTSAを加えた。反応混合物を、不活性
雰囲気下で2時間30分間還流した。室温に戻しなが
ら、その混合物を10%苛性ソーダ水溶液中に注いだ。
デカンテーション後、水相をジクロロメタンを用いて連
続して抽出した。有機相を合わせて、硫酸マグネシウム
上で乾燥させた。溶剤を減圧下で除去した。ヘキサンを
用いて、化合物を沈殿させて、トルエンから再結晶させ
た。
【0061】収 率 22% 分子量 333.41g 融 点 137℃
【0062】(実施例2) スピロ[3H−ベンゾフラノ−[3,2−g]クロメン
−3,9’−フルオレン]
【0063】
【化13】
【0064】1.03gの9−エチニル−9−フルオレ
ノール(5ミリモル)と、1.06gの2−ヒドロキシ
ジベンゾフラン(5.75ミリモル)とを、不活性雰囲
気下、還流下で15mlの無水トルエン中に溶解させ
た。さらに、0.01gのPTSAを加えた。反応混合
物を、不活性雰囲気下で2時間還流した。室温に戻しな
がら、その混合物を10%苛性ソーダ水溶液中に注い
だ。デカンテーション後、水相をジクロロメタンを用い
て連続して抽出した。有機相を合わせて、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥させた。溶剤を減圧下で除去した。99%
ペンタン−1%エチルエーテルを溶出剤として使用する
フラッシュクロマトグラフィによって、化合物を精製し
た。そして、減圧下で溶剤を除去した後に得られた固形
物をヘキサンで洗浄した。
【0065】収 率 41% 分子量 372.43g 融 点 151℃
【0066】(実施例3) スピロ[7H−ベンゾフラノ−[3,2−g]−クロメ
ン−7,9’−フルオレン]
【0067】
【化14】
【0068】1.03gの9−エチニル−9−フルオレ
ノール(5ミリモル)と、1.06gの2−ヒドロキシ
ジベンゾフラン(5.75ミリモル)とを、不活性雰囲
気下、還流下で15mlの無水トルエン中に溶解させ
た。さらに、0.01gのPTSAを加えた。反応混合
物を、不活性雰囲気下で2時間還流した。室温に戻しな
がら、その混合物を10%苛性ソーダ水溶液中に注い
だ。デカンテーション後、水相をジクロロメタンを用い
て連続して抽出した。有機相を合わせて、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥させた。溶剤を減圧下で除去した。98%
ペンタン−2%エチルエーテルを溶出剤として使用して
フラッシュクロマトグラフィによって化合物を精製し、
さらに数回、ヘプタンから再結晶させた。
【0069】収 率 21% 分子量 372.43g 融 点 195℃
【0070】(実施例4) 8’,9’−テトラメチレン−スピロ[フルオレン−
9,3’−[3H]−フラノ[3,2−f]クロメン]
【0071】
【化15】
【0072】1.44gの9−エチニル−9−フルオレ
ノール(7ミリモル)と、1.52gの2,3−テトラ
メチレン−5−ヒドロキシベンゾフラン(8.05ミリ
モル)とを、不活性雰囲気下、還流下で20mlの無水
トルエン中に溶解させた。さらに、0.015gのPT
SAを加えた。反応混合物を、不活性雰囲気下で3時間
還流した。室温に戻しながら、その混合物を10%苛性
ソーダ水溶液中に注いだ。デカンテーション後、水相を
ジクロロメタンを用いて連続して抽出した。有機相を合
わせて、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶剤を減圧
下で除去した。フラッシュクロマトグラフィ(100%
ペンタン)を用いて化合物を精製した。さらに、ヘキサ
ン−ベンゼン混合物から再結晶させた。
【0073】収 率 37% 分子量 376.46g 融 点 201℃
【0074】(実施例5) 8’,9’−ペンタメチレン−スピロ[フルオレン−
9,3’−[3H]−フラノ[3,2−f]クロメン]
【0075】
【化16】
【0076】1.44gの9−エチニル−9−フルオレ
ノール(7ミリモル)と、1.62gの2,3−ペンタ
メチレン−5−ヒドロキシベンゾフラン(8ミリモル)
とを、不活性雰囲気下、還流下で20mlの無水トルエ
ン中に溶解させた。さらに、0.015gのPTSAを
加えた。反応混合物を、不活性雰囲気下で3時間還流し
た。室温に戻しながら、その混合物を10%苛性ソーダ
水溶液中に注いだ。デカンテーション後、水相をジクロ
ロメタンを用いて持続して抽出した。有機相を合わせ
て、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶剤を減圧下で
除去した。フラッシュクロマトグラフィ(100%ペン
タン)を用いて化合物を精製した。さらに、ヘキサン−
ベンゼン混合物から再結晶させた。
【0077】収 率 41% 分子量 390.49g 融 点 189℃
【0078】(実施例6) スピロ[フルオレン−9,8’−[8H]−ピラノ
[3,2−f]キノリン]
【0079】
【化17】
【0080】0.5gの6−ヒドロキシキノリン(3.
4ミリモル)を、不活性雰囲気下、室温で、17mlの
無水トルエンに溶解させた。4mlの無水トルエン中に
溶解した0.79gのテトラエチル−オルトチタネート
(3.4ミリモル)の溶液を滴加した。反応混合物を、
不活性雰囲気下で30分間還流した。そして、それを蒸
留して溶媒から生じたエタノールを取り除いた。回収さ
れた量は、7mlであった。室温に戻しながら、14m
lの無水トルエンに溶解した0.8gの9−フルオロエ
ニリデンアセトアルデヒド(3.9ミリモル)の溶液を
不活性雰囲気下でゆっくりと添加した。そして、反応溶
液を2時間還流した。室温に混合物を戻しながら、その
混合物を2M苛性ソーダ水溶液中に注いだ。デカンテー
ション後、水相をジクロロメタンを用いて連続して抽出
した。有機相を合わせて、硫酸マグネシウム上で乾燥さ
せた。溶剤を減圧下で除去した。カラムクロマトグラフ
ィ(95%ジクロロメタン、5%エチルアセテート)に
よって化合物を精製した。さらに、ジクロロメタンから
化合物を再結晶させた。
【0081】収 率 62% 分子量 333.39g 融 点 185℃
【0082】(実施例7) 2’−メトキシスピロ−[7H−ベンゾフラノ[3,2
−g]クロメン]−7,9’−フルオレン
【0083】
【化18】
【0084】1.77gの9−エチニル−2−メトキシ
−9−フルオレノール(8ミリモル)と1.52gの2
−ヒドロキシジベンゾフラン(8.1ミリモル)とを、
不活性雰囲気下、60℃で、20mlの無水トルエンに
溶解させた。さらに、0.019gのPTSAを加え
た。反応混合物を、不活性雰囲気下、60℃で2時間放
置した。室温に戻しながら、反応混合物を、10%苛性
ソーダ水溶液中に注いだ。デカンテーション後、水相を
ジクロロメタンを用いて連続して抽出した。有機相を合
わせて、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶剤を減圧
下で除去した。カラムクロマトグラフィ(95%ペンタ
ン、5%ジエチルエーテル)によって化合物を精製し
た。さらに、ヘプタンから化合物を再結晶させた。
【0085】収 率 30% 分子量 402.45g 融 点 176℃
【0086】(実施例1〜7の化合物の分光キネチック
値の研究)2.5×10-5(2.5.10-5)Mの濃度
の実施例1〜4の各化合物のトルエンを紫外(UV)光
で照射した。各化合物の吸収スペクトル中の吸収極大λ
1 で各溶液の着色性Aiを測定した。各吸収スペクトル
における異なる吸収極大(λ1 、λ2 、λ3 )も測定し
た(nmで表示)。25℃(±0.2℃、外部フーベル
ト−ミニスタット サーモスタット(external Hubert-m
inistat thermostat) によって制御した)で、円筒形の
水晶セルで、10mmセクション(section)で、光の波
長10cm)で測定を行った。
【0087】コンデンサーのバッテリーによって供給さ
れる放電管を使用して試料を光分解した。 −閃光(フラッシュ)エネルギー:60J台 −閃光耐久性:50μs Aは、フラッシュ後、時間t、トルエン中のフォトクロ
ミック化合物の濃度2.5×10-5(2.5.10-5
Mで、溶液の最大光学濃度を表した。熱力学的退色係数
(thremal decolouration kinetic constant) kΔ(s
-1で表す)および熱的退色(thremal decolouration) の
対応する振幅(パーセントで表す)を、照射後に得られ
た極大着色(Ai)から開始して、測定した。結果を下
記表1に示す。
【0088】
【表1】
【0089】(比較視感試験)本発明のフォトクロミッ
ク溶液について視感着色試験を行った。トルエン溶液
で、2.5×10-5モル/lの濃度で、水晶セル中で試
験を行った。実施例の熱力学的定数〔サーモキネチック
パラメータ(thermokinetic parameter)〕の測定と同様
の条件で試料に照射した。EP−A−0 561 91
5の2つの公知化合物を対照として使用した。 式
【0090】
【化19】 を示す化合物A’
【0091】式
【0092】
【化20】 を示す化合物B’
【0093】本発明のフォトクロミック化合物の試料を
化合物A’およびB’と比較した。結果を下記表2に示
す。照射後の着色強度を目視で判断した。 +:対照化合物の色に対応した。 ++:対照化合物の色より暗い着色に対応した。 +++:対照化合物の色よりさらに暗い着色に対応し
た。
【0094】
【0095】
【発明の効果】本発明のフォトクロミック化合物は、広
い範囲の温度で使用でき、着色・退色の速度が速く、多
数回使用することができるので、眼鏡、コンタクトレン
ズ、サングラスに用いるのに有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/15 KAW C08K 5/15 KAW 5/3432 KBH 5/3432 KBH 5/3465 KBJ 5/3465 KBJ 5/353 KBP 5/353 KBP 5/47 KBW 5/47 KBW C09K 9/02 C09K 9/02 B G02B 1/04 G02B 1/04 G02C 7/02 G02C 7/02 G02F 1/17 G02F 1/17 (72)発明者 ロベール ギュグリエルミェッテ フランス国 F−13009 マルセイユ ブ ールバール デ アリジェ (番地なし) バット. ベー3 レジデンス デ ア リジェ (72)発明者 アンドレ サマ フランス国 F−13013 マルセイユ ラ グラーブ、 シュマン デ ラ ローズ 316 (72)発明者 ブラジミル ロクシン フランス国 F−13009 マルセイユ ア ベニュ ド ルミニイ 45 アハ・エル・ エム ルミニイ バット. アハ43 (72)発明者 ゲナーレ アリエ フランス国 F−13008 マルセイユ リ ュ ジャン メルモ 55

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式(I): 【化1】 〔式中、Ra 、Rb およびRc は、独立に水素原子、ア
    ルキル基、アリール基、またはOR基、SR基、COR
    基またはCOOR基{ここで、Rは、水素原子、アルキ
    ル基、アリール基、式NR1 2 で示されるアミノ基
    (ここで、R1 およびR2 は、独立に水素原子、アルキ
    ル基、シクロアルキル基、またはアリール基を示し、R
    1 およびR2 は窒素原子を伴う4〜7員を含む複素環を
    形成することができ、窒素、酸素、硫黄、ハロゲン原
    子、モノ−またはポリハロアルキル基からなる群から選
    ばれる1つまたはそれ以上の異種原子を含有してもよ
    い。)}、NO2 基、CN基またはSCN基を示す。n
    およびmは、該環での置換の数に応じて1〜4の全数を
    示す。さらに、pは該環での置換の数に応じて1または
    2を示す。Ra 、Rb およびRc の基は、m、nおよび
    pが1より大きく、かつ該環内の位置によって、異なる
    意味を有してもよい。Hは、5員または6員を有する芳
    香族複素環であって、5、6位または6、7位で縮合
    し、酸素、セレニウム、硫黄および窒素からなる群から
    選ばれる少なくとも1つの異種原子を有するか、また
    は、7、8位で縮合して5〜6員を含有する芳香族炭素
    環である。該炭素環または複素環のHは、少なくとも1
    つのアルキル基、アルコキシ基、アミノ基、アリール基
    またはアラルキル基によって置換されるか、または5〜
    10員を含有する別の環と縮合されることができる。〕
    で示されるフォトクロミック化合物。
  2. 【請求項2】前記式(I)中、前記アルキル基(ラジカ
    ル)がC1 〜C6 の基であって、前記シクロアルキル基
    が3〜7の炭素原子を有し、前記アリール基がフェニル
    基で、ハロゲンが塩素、フッ素または臭素を表し、前記
    ポリハロアルキル基がCF3基を表す請求項1に記載の
    化合物。
  3. 【請求項3】7、8位で縮合された前記芳香族炭素環H
    がベンゼン環である請求項1または2に記載の化合物。
  4. 【請求項4】5、6位または6、7位で縮合された前記
    複素環Hが、下記式(II)または(III): 【化2】 (式中、XはNまたはCR4 基を表し、その窒素原子ま
    たは炭素原子が隣接の原子と2重結合で結合して、式
    (I)を有するベンゾピラン環に縮合された複素環の芳
    香族性を増強している。rは0または1である。Yおよ
    びZは、独立にNR5 、S、O、Seを表すかまたは、
    NまたはCR6 を表し、互いに隣接の原子と2重結合で
    結合して、式(I)を有するベンゾピラン環に縮合され
    た複素環の芳香族性を増強している。R5 およびR
    6 は、独立に水素原子、C1 〜C6 のアルキル基または
    フェニル基を表す。C−R3 は隣接の原子と2重結合に
    よって結合し、式(I)を有するベンゾピラン環に縮合
    された複素環の芳香族性を増強している。R3 は、水素
    原子、C1 〜C6 のアルキル基またはフェニル基、ある
    いはR5 基またはR6 基の1つと、環Cを形成していて
    もよく、Cは、5〜10員、好ましくは6〜7員を含む
    芳香族または芳香族でなく、請求項1に定義したRa
    の1つまたは2以上で任意に置換されていてもよい。
    X、YおよびZの内の1つがN、O、S、SeまたはN
    5 を表す。)から選ばれるものであることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の化合物。
  5. 【請求項5】前記式(II)または(III)中、環C
    がベンゼン、シクロヘキサンまたはシクロヘプタンを表
    す請求項4に記載の化合物。
  6. 【請求項6】6、7位、または5、6位で縮合された前
    記複素環Hが、ベンゾフラン環、シクロヘプタノフラン
    環、シクロヘキサノフラン環、またはピリミジン環、ピ
    ラジン環、ピロール環、ピリジン環、オキサゾール環ま
    たはチアゾール環であり、これらは置換されていてもよ
    い請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
  7. 【請求項7】式(I)で示されるベンゾピラン環の5、
    6位または6、7位で縮合された5員を有する複素環H
    を含有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1
    項に記載の化合物。
  8. 【請求項8】式(I)で示されるベンゾピラン環の6、
    7位で縮合された5員を含む複素環Hを含むことを特徴
    とする請求項7に記載の化合物。
  9. 【請求項9】下記式(A)〜(G): 【化3】 から選ばれる1つであることを特徴とする請求項1〜6
    のいずれか1項に記載の化合物。
  10. 【請求項10】眼科光学用のフォトクロミック化合物と
    して用いる請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物
    の使用方法。
  11. 【請求項11】請求項1〜9のいずれか1項に定義され
    た少なくとも1つのフォトクロミック化合物を、十分量
    含有し、材料を紫外線照射に曝して変色させうる、透明
    な有機高分子材料に使用するかまたは導入するための組
    成物。
  12. 【請求項12】前記組成物が、適切な溶剤に基づく媒体
    中に、請求項1〜9のいずれか1項に記載の溶解される
    かまたは分散されたフォトクロミック化合物を含有する
    液状の形態であることを特徴とする請求項11に記載の
    組成物。
  13. 【請求項13】好適な有機溶剤中の透明な高分子類、コ
    ポリマー類またはポリマーの混合物の無色または透明な
    溶液によって構成され、請求項1〜9のいずれか1項に
    定義された少なくとも1種のフォトクロミック化合物
    を、十分な量で含有して、紫外線照射に曝されると有機
    高分子材料を変色させうることを特徴とする透明な有機
    高分子材料に使用するかまたは導入するための組成物。
  14. 【請求項14】その表面に、および/またはその中に、
    請求項1〜9のいずれか1項に定義された少なくとも1
    種のフォトクロミック化合物を、十分な量で含有し、紫
    外線照射に曝されると材料の色を変えさせうることを特
    徴とする眼科用のレンズを製造するための透明な固形材
    料。
  15. 【請求項15】重量で0.01%〜20%のフォトクロ
    ミック化合物を含有することを特徴とする請求項14に
    記載の透明な固形材料。
  16. 【請求項16】請求項1〜9のいずれか1項に定義され
    たフォトクロミック化合物と、異なる着色を生じる他の
    フォトクロミック化合物とが組み合わせて使用されるこ
    とを特徴とする請求項11〜15のいずれか1項に記載
    の組成物または透明な固形材料。
  17. 【請求項17】請求項1〜9のいずれか1項に定義され
    た少なくとも1種の化合物を含有することを特徴とする
    転写ラッカー(transfer lacquer) 。
  18. 【請求項18】請求項14または請求項15に定義され
    た透明な固形材料から成形されることを特徴とする眼科
    用のレンズ。
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